美玲「ウチが付き合えばいいんだろ。」 (128)

※複数P世界、安価スレ
エロ・鬼畜は安価下
誤字脱字・駄文・亀注意
多少のオリ設定はね…

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Pの家

周子「おなかすいたーん。」

美玲「…そうか。」

周子「ねえねえ美玲ちゃん何か作って。」

美玲「……ナチュラルに人の家で昼飯を食おうとするな。」

周子「いいじゃんさー。けちーっ。」

美玲「はいはい。ウチはケチですよ。」

周子「むー……」

周子「おなかすいたーん!おなかすいたーん!おなかすいたーん!おなか…」

美玲「ああもう、うるさいぞッ!チャーハンでいいなッ!」

周子「美玲ちゃんってなんだかんだ言っていつもご飯作ってくれるから優しいよね。」

美玲「オマエがあんまりにもうるさいからだぞッ!」

周子「んー…じゃあよろしく。あっ、あたしお米パラパラじゃないと…」

美玲「作ってもらう立場で注文とは大したヤツだなッ!」

30分後

周子「いただきまーす。」

美玲「感謝して食べるんだぞ?全く何でウチは毎回毎回周子のために……」

周子「おかわりー!」

美玲「少しは人の話を聞けッ!」

周子「あれ美玲ちゃんまた腕を上げた?」

美玲「オマエほんっとうに肝が座ってるよなッ!ほら、おかわりだッ!」ドン

周子「ありがと。よく言われるんだよね。」モグモグ

美玲「はぁ…コイツは…」

美玲「今日は何の用だ?まさか今日も飯をたかりに来ただけか?」

周子「うーん…まあそうだね。」モグモグ

美玲「いい加減手土産くらい持ってきたらどうだ?」

周子「はいお土産の実家の八つ橋。」

美玲「あ、どうも…ぐぬぬ…うがー!!がるるるる!!」

周子「まあまあ落ち着きなって。」

美玲「誰のせいだと思っているんだッ!」

美玲「はあ…はあ…これは葉っぱじゃないだろうな?」

周子「それは本物だから安心して。あたしはそーいう人を騙すような事には力は使わないから。」

美玲「…そういうところは案外しっかりしてるんだな。」

周子「あたしなりの人間の社会で暮らしていく上でのルール。最低限の事くらいしっかりしなきゃね。美玲ちゃんもそういうのあるでしょ?」

美玲「……確かにな。」

周子「あたしたちは人にひっそりと溶け込んで生きていくのを選んだ一族だからね。」

美玲「毎回思うんだが…ならアイドルなんて目立つ仕事してていいのか?」

周子「そんな事言ったら美玲ちゃんだって。」

美玲「う、ウチは別にあ、亜季と一緒の仕事がしたかっただけで…///ってなに言わせてるんだッ!」

周子「はいはい。亜季さんの事相変わらず大好きだね。」

美玲「そ、そんなんじゃないぞッ!がるるるる!じゃあ周子はなんでアイドルになったんだッ?」

周子「>>11

↑+ダーツのプロ目指して東京来たら成り行きでなった感じかな

周子「んーとね、親に追い出された。」

美玲「…何したんだ?」

周子「実家でごろごろしてただけだよ?そしたら何か少しは世間を見てこいって。」

美玲「正しい判断だな。」

周子「むぅ…それで行く当ても無かったから上京してダーツのプロになろうと思って。ほら、あたしってダーツの腕には自信があったし。でまあ途中で周子Pさんと出会って後は成り行きかな。」

美玲「むむむ…説明になっているようないないような…」

周子「説明不足かもしれないけど実際そうなんだから仕方ないかな。あ、おかわり。」

美玲「まだ食うのか…ウチなんかまだ箸をつけて無いぞ…」

周子「いいじゃん。チャーハンだってあたしに食べられてきっと幸せだよ。」

美玲「ウチはいきなり押しかけられた上に昼飯を作らされて不幸だぞ。」

周子「シューコとお話できるよ?」

美玲「何が嬉しいんだ…」

周子「数少ない同族でしょ?助け合わなきゃ。」

美玲「助けてもらった記憶は無いぞ。」

周子「試食してあげたりしてるじゃん?」

美玲「自分が食べたいだけだろッ!」

周子「美玲ちゃんが作ってあたしが食べる。役割分担だね。」

美玲「どこらへんが役割分担なのか教えて欲しいな。ウチが圧倒的に損してる気がするんだが…」

周子「亜季さんだって『美玲ちゃんの御仲間なのですから何時でも来ていただいて構わないであります。』って。」

美玲「せめて似せる努力をしろ…」

美玲「まあいい。昼飯食ったら帰れよ?」

周子「えっ?あたし今日ここに泊まるよ。」

美玲「なっ?!聞いてないぞッ!」

周子「Pさんはいいって。パジャマも歯ブラシもちゃんと持ってきてるよ。」

美玲「Pのヤツめ…」ガチャ

美玲「おいP!なんで周子が泊まるのを許可した?」

P「美玲か?ちゃんとコードネームを…」

美玲「早く答えろッ!」

P「せっかちだなあ…>>17

亜季も拓海も櫂も瑛梨華も泊まりでドラマの撮影で誰も帰ってこないし、一人だと寂しいだろ?

P「亜季もたくみんも櫂も瑛梨華も泊まりでドラマの撮影で誰も帰ってこないし、一人だと寂しいだろ?」

美玲「ぐっ…寂しくなんか……」

P「でまあ丁度シューコが美玲ちゃんといてあげてもいいって言ってくれたからな。」

美玲「何で上から目線なんだッ!」

周子「てへぺろ。」

P「ま、たまには仲間同士で仲良くするのもいいだろ。じゃ!」

美玲「………」

周子「良かったね。人気アイドルとお泊りだよ?」

美玲「ウチだってアイドルだぞッ!フンッ、ウチにはまだロンメルがいるぞッ!」

周子「今日は動物病院にお泊りってたくみんが涙ながらに言ってたよ。」

美玲「そんな…ウチの唯一の味方が…」ガクッ

周子「あたしがいるよ?」

美玲「うるさいッ!ううう……」

美玲「そうだッ!雫は………佐藤と腰痛に効く温泉巡りだった…」

周子「美玲ちゃんはあたしの事嫌い?」

美玲「誰が好きこのんでオマエみたいな大飯食らいを……」

周子「乙女に向かって大飯食らいってひどくない?」

美玲「家中の米の備蓄を空にするようなヤツをウチは乙女とは呼ばない。」

周子「ここのお米美味しいからさー。仕方ないじゃん。」

美玲「もう観念するしかないのか…何でウチばっかりこんな目に……」

周子「退屈はさせないからさ!」

美玲「ああ…オマエといると退屈しないぞッ…」

周子「褒めてくれてありがと。」

美玲「皮肉だぞッ!」

周子「あ、そうだそうだ美玲ちゃん。>>23しよ?」

美玲「マイペースなヤツめ…」

かいもの

周子「あ、そうだ。買い物行こ?」

美玲「マイペースなヤツだな…」

周子「前々から行きたかったんだけど休みが取れなくてさ。ね、いいでしょ?」

美玲「………」

周子「一生のお願い!」

美玲「それでだいたい300回目だな。」

周子「じゃあただのお願い!」

美玲「……はぁ。」

周子「いいの?やっぱり美玲ちゃんって優しいね。」

美玲「勘違いするなよ!またごねられても面倒だから仕方なく付き合ってやるんだからなッ!別にオマエのためなんかじゃないんだからなッ!」

周子「たくみんにして美玲ちゃんありだね…」

美玲「どういう意味だ?」

周子「別に。いろいろ似てるなと思っただけ。」

美玲「?」

商店街

美玲「すっかりクリスマスムードだな…」

周子「カップルたちが集まる中あたしは美玲ちゃんと2人でお買い物か…」

美玲「何が言いたい?」

周子「いや浮いた話の一つくらいあってもいいのにね。」

美玲「アイドルに浮いた話があったら困るだろ。」

周子「そんな事無いかもよ?」

周子「Pさんと亜季さんの結婚だってファンの人たちもお祝いしてくれたじゃん。」

美玲「確かにそうだな…」

周子「他にも結構アイドルと担当プロデューサーのカップルっているけどファンの人たちから応援されてるじゃん?」

美玲「普通は好きなアイドルに恋人とかできたら嫌じゃないのか?」

周子「皆自分の応援してる子に幸せになってもらいたいんじゃないかな?」

美玲「…たまにはいい事言うな。」

周子「そう?あたしは別に深く考えないで言ったけど。……ねえ、あれって>>29 とそのプロデューサーさんじゃない?」

岸部あやか

周子「あれって彩華さんとそのプロデューサーさんじゃない?」

美玲「むむ…変装してるけど匂いが間違いなく彩華のだな。」

周子「2人で何してるか気にならない?」

美玲「全然気にならないな。」

周子「そう?あたしは気になるなー。ね、こっそりつけてみない?」

美玲「そういうのは良くないぞ?」

周子「ぶー。」

周子「もしかして美玲ちゃん尾行してバレるのが怖いんだ?」

美玲「な?!ウチはそんなヘマはしないぞッ!」

周子「本当かな?だったらあたしと一緒に後をつけてくれるよね?」

美玲「だからウチは……」

周子「やっぱり自信が無いんだ?」

美玲「言ったなッ!よしッ、そこまで言うんだったらウチの尾行術を見せてやるぞッ!」

周子(チョロいね。)

美玲「ウチが本気を出せば気配を消すくらい簡単だからなッ!」

周子「いやあ…やっぱりたくみんにして美玲ちゃんありだね…さっ、尾行開始。」

美玲「すっかり油断してるな。まさかこの距離から尾行されてるなんて気付くわけがないからな。」

周子「(美玲ちゃん扱いやすいな。流石にちょっと心配かも…)ん、なんか彩華さんが言ってるよ?」

美玲「ふむふむ…『>>35』か。」

腹減った

美玲「ふむふむ…『あやかおなか減っちゃったんだけどぉ。』か。」

周子「似てるね。」

美玲「七海から習った。周子も聞こえてるだろ。」

周子「まあね。なになに…『じゃあどこかで食べてくかい?』」

美玲「『あやかはぁパスタとかがいいかな〜。ねえ彩華Pさんおごってぇ〜』」

周子「『勿論さ。美味しいパスタの店を知ってるんだそこに行こう。』だって。」

美玲「尾けるぞ。」

OSRなレストラン

美玲「あそこだな。」

周子「よしあたしたちも入ろっか。」

美玲「いや、ウチらが入れるような雰囲気じゃ…」

周子「シューコだよ。入れて。」

店員「塩見様でございますね。中にご案内します。」

美玲「…よく来るのか?」

周子「周子Pさんによくここでおごってもらうんだ。」

美玲「周子P…可哀想に…」

店内

店員「御座席の方はどうされますか?」

周子「あの二人組が見える席ね。訳は聞かない方がいいよ?」

店員「…かしこまりました。」

周子「それからあたしたちが来ている事も内緒にね。」

店員「心得ております。ではごゆっくりどうぞ。」

周子「よろしくね〜。」

美玲「店員慣れすぎだろ…」

周子「まあまあ細かい事は気にしない方がいいよ。」

周子「折角だしなんか食べよっか?」

美玲「えっ?さっき昼飯食べたばっかりだぞッ?!」

周子「あ、これとこれとこれ…それからこれとこれも。領収書ちょうだい。」

ウェイター「以上でお決まりでしょうか?」

周子「じゃあ全部2個ずつで。」

美玲「………全部食べるのか?」

周子「残したら勿体無いじゃん。」

美玲「みちるといいオマエといい…一体どこに入ってるんだ…」

周子「秘密♪さて盗み聞きを再開しますか。」

美玲「盗み聞き…なんだか彩華に悪い気がしてきたぞ…」

周子「しっ、今いいところなんだからえっと…『実は彩華に話したい事があるんだ。』」

美玲「……『なになにぃ?新しいお仕事の話?』」

周子「『…違う。だけど大事な話だ。』…この流れは…」

美玲「『………だったら彩華もぉ、大事な話があるのぉ。』…『>>43』」

今日はここまでとさせていただきます

おやすみなさい

私…杏Pさんのことが気になってるんだ…

再開します

美玲「『あやかね〜……杏Pさんのことが気になってるのぉ』…間違いないな…」

周子「『…そうか。じゃあ私も大事な話をしよう……この女子会ってのは私には合わないんだが…』…完全に女子会だね。」

美玲「『彩華Pさんだって女の子なんだからぁ〜、たまにはぁ恋バナとかでぇ〜盛り上がらなきゃだめぇ。』…やっぱり女二人を尾けても意味なかったんじゃないか?」

周子「だって普段女子会になんて縁が無さそうな彩華Pさんが女子会だよ?気になるじゃん?」

美玲「ウチは別に…あの2人は性格は正反対だけど仲良いからよく変装して岩盤浴とか行ってるからな。」

周子「えっ、何それ初耳。」

美玲「知らなかったのか?」

周子「うん。いやーなんか意外だね。」

美玲「はぁ…付き合って損したぞッ!」

ウェイター「お待たせしました。」

周子「お、来た来た。美玲ちゃんもたべる?」

美玲「ウチは見てるだけで満腹だぞ…」

周子「じゃ、いっただきまーす。」

周子「んー、美味しい!さて次のも…」カラン

美玲「どうしたッ?!」

周子「なんだか急に体が痺れて…」

美玲「ぐっ…ウチもだぞ……料理に毒が…」

周子「多分違うね…原因はこのあたしたちの周りに漂っている…」バタッ

美玲「ぐっ…気づかなかった…!これは蝶の…りんぷ…?」バタッ

ウェイター「お客様?!」

美玲「はっ!彩華たちは…?おい、起きろ周子!」ユサユサ

周子「ううーん…あたしたち気を失ってたみたいだね…」

美玲「でもどうして…?」

ウェイター「気が付かれましたか。申し訳ありませんが先程のお客様からメッセージをお預かりしております。」

周子「メッセージ?」

ウェイター「はい。『後をつける悪い狼さんと狐さんたちによろしく。』だそうです。」

美玲「最初から気付かれていたのかッ?!」

周子「……もうこんな事は辞めるよ。」

美玲「ウチもだぞ…」

周子「あ、領収書は周子Pさんでよろしく。」

ウェイター「かしこまりました。」

美玲「………」

周子「はぁ…早くお家帰ろ。」

美玲「オマエの家じゃないぞ…」

周子「今日はあたしの家でもあるんだからね。まずは家に帰ったらまず>>52しよっか。」

手洗いうがい

周子「まずは手洗いうがいをしよっか。」

美玲「ここに来て真面目だな…」

周子「なんか今のでちょっとは周子Pさんの言い付けも守ってあげよっかなって…」

美玲「アイツ…こんなヤツを拾ったばっかりに…手洗いうがいをさせるのにも苦労させてるのか…」

周子「何さー。たまには真面目シューコなのに。」

美玲「手洗いうがいは普通だぞ。」

Pの家

周子「ただいま。」

美玲「だからオマエの家じゃないぞッ!それから少しは荷物を持てッ!」

周子「いいじゃん。そのコロッケ食べていいからさ。揚げたてだよ?」

美玲「肉屋のおばちゃんからタダでもらったヤツじゃないかッ!」

周子「あたしお年寄りには人気あるんだよね。」

周子「商店街とか行くと、いつも色んなものが貰えるんだよね。」

美玲「まあすごい人気だったな…」

周子「これも人徳ってやつかな。」

美玲「食べ物をもらうプロだな。」

周子「失敬だな。向こうがくれるっていってるんだから貰ってあげなきゃ失礼じゃん。」

美玲「皆嬉しそうだったからいいけど…」」

周子「ねえ洗面所あっちだよね?」

美玲「……お湯は右に捻るんだからな。」

周子「あったかーい。」ジャー

美玲「蛇口はちゃんとお湯を出す時だけ開けろッ!水が勿体無いぞッ!」

周子「ほーい。」ジャー

美玲「がるるるる!」

周子「いちいち細かいなあ…」

美玲「うちにいる以上はうちのルールに従ってもらうぞッ!」

周子「細かい事ばっかり気にしてたら>>58だよ?」

胸が大きくならない

周子「細かい事ばっかり気にしてたら胸が大きくならいよ?」

美玲「何…だと…?!」

周子「例えば瑛梨華ちゃんとか雫ちゃんとかさー。」

美玲「た、確かに…2人とも細かい事は気にしない…そんな…今まで知らなかった…ウチは何て事を…」

周子「そんなに気にしてるの?」

美玲「ううう…常に敗北感を抱えながら暮らすのが周子には分かるのかッ!」

周子「…………」

美玲「急に黙るなッ!」

周子「ハンカチ使う?」

美玲「優しくするなッ!ううう……ウチだってそのうち……」

周子「多分もう無理だね。」

美玲「?!」

周子「多分もう細かい事を気にしすぎてなんかホルモン的なのが止まっちゃってるからね。」

美玲「…………」ガクッ

美玲「ううう……ウチは…ウチは……」

周子「まあ全部適当なんだけどね。」

美玲「な?!よくも騙したなッ!」

周子「いやこんな簡単に引っかかるとは思わなくてさ。ごめんごめん。」

美玲「許さないぞッ!がるるるる!うがあ!」ズバア ボン

周子「あ、それ分身だから。」

美玲「がるるる!分身は卑怯だぞッ!」

周子「だって痛いの嫌いだもん。」

5分後

美玲「はぁ…はぁ…はぁ……」

周子「落ち着いた?練習してもう2体出せるようになったんだ。」

美玲「はぁ…はぁ…その技術をどうして他の事に使えないんだ…」

周子「ちゃんと周子Pさんにお説教される時に代わりに分身を置いてるよ。」

美玲「なんて説教しがいのないヤツなんだ……」

周子「この前バレて大目玉食らっちゃった。」

美玲「自業自得だな。」

周子「あの時は反省するまでご飯はお預けって言われちゃってね…焦ったよ…」

美玲「犬みたいだな。」

周子「狐だよ。まあ普通のキツネはイヌ科らしいから半分くらいは正解かな。」

美玲「そう言う事を言ってるんじゃ無いぞッ!」

周子「ちゃんと仲直りしたから安心して。あたしも周子Pさんに嫌われたくないもん。」

美玲「オマエが執着を持つなんて珍しいな?」

周子「>>66だからね。」

あたしの実力を見せつけて見返したい

周子「あたしの実力を見せつけて見返したいからね。」

美玲「ふーん…ますますらしくないな?」

周子「周子Pさんったらいっつもお説教ばっかりしてくるからね。だから周子Pさんがお説教できなくなるくらいの実力を見せつけてやるんだ。」

美玲「ちゃんとするという選択肢は無いのか?」

周子「その発想は無かった…」

美玲「おい!」

周子「そう簡単に生き方は変えられないよ。」

美玲「そんな大した物じゃないぞッ!」

周子「これがあたしの生き方なんだけどなー。適当でいいじゃん。」

美玲「周子Pも手のかかるアイドルを担当してるな。」

周子「うん……周子Pさんはあたしの事は手のかかる担当アイドルとしか思ってないんだ…」

美玲「?」

美玲「残念そうだな?」

周子「…気のせいだよ。さっ、早くおこたに入ろう!」

美玲「電源切ってたから温まるまでしばらく時間かかるぞ。」

周子「えー…付けっ放しで良かったのに…」

美玲「電気代が勿体無いだろッ!」

周子「はいはい。」

居間

周子「あー…あったかくなってきた…みかんとって。」

美玲「オマエにもうみかんはやらないぞッ!」

周子「じゃあ自分で取るからいいもん。えいっ。」ボン

分身「…」ヒョイ

周子「いや分身って便利だね。」モグモグ

美玲「孫の手感覚か…」

周子「使えるんだから使っておかないと。」

美玲「人前ではやってないだろうな?」

周子「大丈夫、大丈夫。美玲ちゃんたち意外には見せてないよ。」

美玲「人間にバレたらまずいからな…」

周子「あんまりいい事にならないのは確かだね。」モグモグ

美玲「……周子は人間に混じって一人で生活するのは寂しくないか?」

周子「さあね。美玲ちゃんは?」

美玲「>>75

一時中断します

普通だぞ、馴染みつつある

再開します

美玲「普通だぞ。馴染みつつある。」

周子「ちょっとは寂しいんだ?」

美玲「……ちょっとだけだぞ。」

周子「そっか……」

美玲「でも今はここがウチの居場所だからな。それにウチが居なかったら常識人がいなくなる。」

周子「美玲ちゃんこの家の中だと常識人すぎて影が薄いもんね。」

美玲「う、薄くないぞッ!薄くなんか……」

美玲「とにかくこの家の連中には常識が無いからなッ!亜季は別だぞ?この前なんかどっちが瑛梨華と風呂に入るかで拓海と櫂が大乱闘をして…」

周子「結局どうなったの?」

美玲「止めに入ったPが巻き添えを食らって2人とも亜季にめちゃくちゃ怒られた。」

周子「何というか…御愁傷様。」

美玲「なんの関係も無いウチからしたらいい迷惑だぞッ!」

周子「でもそうやって話をしてるのはすごく楽しそうだけどね。」

美玲「そ、そんな事は無いぞッ!ちっとも毎日賑やかで楽しいなんて思って無いんだからなッ!」

周子「はいはい。分かりやすいツンデレだね。」

美玲「がるるるる!ツンデレじゃないぞッ!」

周子「そういう事にしといてあげる。」

美玲「しておいてやるとは何だッ!」

周子「ただ…あたしらと人間では寿命が全然違うっていうのだけは覚えといてね。」

美玲「……言われなくても分かってるぞ。」

周子「……どんなに絆を育んでも人は先に行っちゃう…あたしも人間だったら良かったな…」

美玲「………」

周子「……周子Pさんもあたしより先に行っちゃうのかな…?やだよ…そんなの……」ポロポロ

美玲「急にどうした?!」

周子「やだよ……ずっとお説教して欲しいよ…シューコって呼んで欲しいよ…」ポロポロ

美玲「………」

周子「……ごめん。こんなのあたしらしく無かったね。でも話してたらて急に悲しくなってきて…自分から言い出したのにね…」

美玲「…ウチらは所詮は人間とは違う理で生きてるモノだからな…」

周子「うん……きっといつか今までみたいに別れなくちゃいけないんだよね………」

美玲「>>84

亜季や拓海、瑛梨華や櫂、それにPも含めて全員で家族なんだ、私は自分から絶対に別れないし、何があっても別れないぞ

美玲「亜季や拓海、瑛梨華や櫂、それにPも含めて全員で家族なんだ。ウチは自分から絶対に別れないし、何があっても別れないぞッ!」

周子「あたしだって別れたくなんかないよ……もう誰とも別れたくない…」

美玲「……周子は人間に混じって暮らしてきた分たくさんの人間を見てきたんだな……」

周子「今でも一人一人はっきり思い出せる……みんなあたしにご飯おごってシューコって呼んでくれた……」

美玲「………」

周子「新しい人と出会う度にこの人もあたしを置いて行っちゃうんだって分かってるのに……」

美玲「……隠れ里で暮らしてきたウチには分からないな……」

周子「……分からない方が幸せだよ。でも、あたしにダーツを教えてくれた人はシューコが自分を覚えててくれればいいって……」

美玲「………」

周子「忘れられるわけ無いのにね……」

周子「……あたしがどんな気持ちかも考えないで……」

美玲「…じゃあソイツらと会わなければ良かったか?」

周子「……ううん。」

美玲「……ウチもみんなと会えて良かった……ううう……」ポロポロ

周子「何で美玲ちゃんまで泣いちゃうの……?折角あたしだって…」ポロポロ

美玲「オマエがそんな話するからだぞッ!うわああああん!」ポロポロ

美玲「うわああああん!嫌だ…別れたくないぞ……!」

周子「……ごめん。湿っぽい話しちゃったね。」ギュッ

美玲「ぐすっ、謝るくらいなら最初から話すなッ!うわああああん!」

周子「……あたしの方が年上なのにね…ごめん…」

美玲「ううう…うう…ぐすっ……」

周子「…でも誰かに聞いて欲しかったんだ…」

美玲「……>>90

ならもうPさんと結婚したら良い、家族になれ

美玲「ならもう周子Pと結婚したら良い、家族になれ。」

周子「…無理だよ…人間と家庭を持つなんて……」

美玲「…周子Pと結婚したい事は否定しないんだな。」

周子「なんかもうバレちゃってるし隠しても無駄みたいだからね。」

美玲「……好きなんだな?」

周子「………」

周子「…周子Pさんにとってあたしはただの担当アイドルだもん。それにもし断られたら…一緒に居られなくなっちゃうよ…それだったら今のままがいい!」

美玲「………」

周子「……あたしが人間じゃないって知ったら不気味がってあたしから離れちゃうかもしれない……やだよ……」

美玲「……周子Pはそんなヤツじゃないぞ…」

周子「……それはそうだけど…でも…」

美玲「……なら直接聞いたらどうだ?」

周子「…え?」

ガチャ
周子P「ごめんね美玲ちゃん。うちの周子が迷惑かけて。」

周子「…嘘……何でいるの?」

美玲「ウチがオマエが買い物に夢中になってる間に周子を引き取りに来いって電話した。」

周子P「食費はここに置いて行くから。ほら、帰る…」

周子「…周子Pさん!」

周子P「うわっ?!どうした?新手の飯をたかる方法か?」ダキッ

周子P「……泣いてるのか?」

周子「………」

周子P「美玲ちゃん、何かあったの?」

美玲「…男だろ。自分で聞け。」

周子P「……どうしたシューコ?」

周子「………」

周子P「泣いてたら分からないぞ?」

周子「……>>96

私の嫁になってくれ

周子「……あたしの嫁になって。」

周子P「…………は?」

周子「だからあたしのお嫁さんになってよ。」

周子P「……えっと…話が飲み込めないんだが…」

周子「あたしがトップアイドルになってお金を稼ぐから…だから…周子さんはずっとあたしといてよ…お願い…」

周子P「…やる気があるなんて周子らしくないぞ?熱でもあるんじゃないのか?」

美玲「……手のかかる男だな…」

周子P「おいおい。冗談にしても普通逆だ…」

美玲「……」ズバッ

周子P「…ドアが?!今のは一体…?!」

美玲「周子をこれ以上泣かせたらウチはオマエを許さないぞ。」

周子「………」

周子P「美玲ちゃん…?」

美玲「……次は当てるぞ。」

周子P「………」

美玲「そうか…それがオマエの返事か…」スッ

周子P「?!」

美玲「……」ガキン

周子「…辞めて。」

美玲「……何故邪魔をする?コイツはオマエを泣かせる。ウチは友達を泣かせるヤツは許さない。」

周子「…………」

周子「………」ボン

周子P「…その耳と尻尾は…?」

美玲「成る程…それが真の姿だったな。」

周子「…周子Pさんを傷つけるなら手加減できないよ。」ゴッ

美玲「………」

周子P「…おい……」

周子「ごめんね周子Pさん…あたし人間じゃないんだ…」

周子「…美玲ちゃんを止めたら周子Pさんの前からはいなくなるから。お仕事はキツイかもしれないけど…まああたしの代わりならいるよ。」

周子P「………嫌だ。」ボソッ

周子「危ないから下がってて。」

周子P「嫌だ…シューコがいなくなったら俺はどうすればいいんだ…そんなつまらない毎日は堪えられない…シューコが何でもいい…だから…だから俺の前からいなくなるなんて言わないでくれ…」

周子「…周子Pさん?」

周子P「>>104

俺は君が欲しい

周子P「…俺は君が欲しい。」

美玲「……」

周子P「正直今何が起こっているかはさっぱり分からない…ただ一つだけ確かなのは…俺はずっとシューコと居たい。例えシューコが悪魔だったとしても構わない!シューコと居られるんだったら何でもする!」

周子「……」

美玲「…さっきウチの攻撃を止めたって事はあれは本体だったんだな。」

周子「…そうだよ。」

美玲「もしウチが本気だったら後ろのビルごと真っ二つだったぞ。はぁ…全く本当に何でウチばっかりこんな役目を……」

周子「……来ないの?」

美玲「来て欲しいのか?」

周子「そうじゃないけど……」

美玲「ウチはいい人間には爪は振るわないようにしてるんだ。ウチのルールだな。」

周子「…………」

美玲「試すような真似をして悪かったな。上がれ。シチューくらいは作ってやるぞ。」

周子P「…許してくれるのかい?」

美玲「フンッ、周子にこれからは感謝するんだなッ!」

周子P「…ありがとう美玲ちゃん。」

美玲「……ビーフシチューとクリームシチューのどっちがいい?」

周子「……ならあたしビーフ。」

美玲「分かった。しばらく待ってろ。」

周子「……あたし…」

周子P「すまん!」ギュッ

周子「……」

周子P「俺はずっとシューコの気持ちに気づいてやれなかった。不甲斐ない男だな。」

周子「………周子Pさんはあたしが怖くないの?」

周子P「怖いもんか。綺麗だよ。」

周子「>>110

さすが…

周子「さすが…」

周子P「何がだ?」

周子「ううん…昔あたしに同じ事を言ってくれた人がいたんだ…」

周子P「……一体本当はいくつなんだ?」

周子「秘密。女の子に歳を聞いちゃダメ。」

周子P「…そうだったな。」

周子「……初恋の人だったかな…」

周子P「初恋は俺じゃないのか…少し残念だな…」

周子「…まだ周子Pさんのお父さんも生まれてない時の話だからね。」

周子P「………」

周子「まあ初恋は実らないって言うしね。その人は戦争で死んじゃった。」

周子P「今でも好きか…?」

周子「…もうよく覚えてない。」

周子P「…そうか。」

周子「だから…周子Pさんは…あたしにさよならも言わないでいなくならないで……あたしを1人にしないで…」

周子P「後60年くらいなら一緒に居てやる。」

周子「…約束だからね。」

周子P「俺はシューコに嘘はつかない。」

周子「…そうだったね。」

周子「はぁ…真面目な話をしたら疲れちゃった。で、どうだった?現役アイドルを抱きしめた感想は?」

周子P「こら!すぐにそうやって人をからかおうとする!」

周子「うへー…またお説教が始まった…」

周子P「俺はシューコのためを思ってだな…」

周子「はいはい。」

周子P「真面目に聞け!」

周子「ふふふ……」

周子P「何がおかしい!」

周子「>>116

嬉し過ぎて泣きそう

周子「嬉しすぎて泣きそう…」

周子P「何だ?ついに説教されすぎて説教マニアになったか。」

周子「ううん。こうやっていつもみたいにお説教してくれるのが……ぐすっ…」

周子P「あー、もうほら泣くな。説教ならこれから毎日でもしてやるから。」

周子「あ、それは嫌。」

周子P「おい!」

美玲「いつまでも惚け話をしてないで早く入ってこい。」

周子「火の番をしなくていいの?」

美玲「もう煮込むだけだからな。なんでもいいから早く入ってこい。ドアが無いから寒いんだぞッ!」

周子「自分で真っ二つにしたんじゃん。」

美玲「あれは仕方なく……」

周子P「仕方なくはないよ?もし周りに他に人がいたら…」クドクド

美玲「あーあー!うるさいぞッ!」

周子P「む、その言い方は無いんじゃないかな?だいたい美玲ちゃんは行動が女の子にしては…」クドクド

美玲「ウチはオマエと周子をくっつけるために……」

周子「やっぱり美玲ちゃん優しいね。」

美玲「や、優しいなんか無いぞッ!ウチはただ……」///

周子「また照れちゃって。」

美玲「うがー!がるるるる!」

周子P「む、美玲ちゃんも美玲ちゃんだがそうやってからかうのは……」

周子「あーあー!聞こえなーい!」

美玲「この説教男のどこがいいんだ……」

周子「いや意外といいとこあるんだよ?」

周子P「だいたいお前はいつもいつも…」クドクド

周子「スイッチ入っちゃったか……」



おなかすいたーん

いいですよね…ケモ娘…
少なくとも>>1は大好きです

いろんなプロデューサーを考えるのが楽しみになりつつあります

次は何を書きましょうかね…

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