女神「あなたが落としたのはこの金の斧ですか?」幼女「ふぇぇ...」 (256)

女神「それともこの銀の斧ですか?」



幼女(な、なんだこいつぅ...泉に斧を落としたら変なやつが出てきたよぅ...)

幼女(...あれ?こんな話をどこかで見たような)

幼女(あっ!これきれいなジャイアンのやつだ!)



幼女「わ、私が落としたのは>>3の斧だよぉ!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1417688715

ちん

幼女「私が落としたのは珍の斧だよぉ!」

幼女(落としたのは普通の斧だけどここはハッタリをかましてみるよぉ)


女神「...あなたは嘘つきですね」

女神「よってこの斧は没収です。ではさようなら」



ブクブクブクッ



幼女「...ふぇ?」


シーン


幼女「あ、あの...落とした斧は返してもらえないの...?」


シーン



幼女「えぇぇ...」

いじわるばあさん「おい幼女!仕事道具の斧をなくすとはどういうことだ!」ゲシッ

幼女「い、痛い...」


いじわるばあさん「両親が死んで身寄りがないお前を住ませてやってるのに恩を仇で返しやがって!」ゲシッ

幼女「へ、変なやつに取られたんだよぅ...」

いじわるばあさん「...なに?どういうことだ?」ピクッ


幼女「かくがくしかじかぁ...」


いじわるばあさん(泉の女神だと...あのきれいなジャイアンのアレか!)

いじわるばあさん(これはもしかしたら一攫千金出来そうだねぇ...)ニヤリ

いじわるばあさん「おい幼女、このことは他の誰かに話したか?」

幼女「ま、まだ誰にも話してないよぅ...」

いじわるばあさん「そうか!このことは誰にも話すんじゃないぞ!」

いじわるばあさん「私はちょっと出かけてくる!帰ってくるまでに食事を用意しておけよ!」ダッ


幼女「ふぇぇ...」


... ......................................................
.....................................



いじわるばあさん「ここがその泉だね」ゼェゼェ

いじわるばあさん「ククク...話の通りなら上手くやれば金と銀が手に入るじゃないか...」




いじわるばあさん「じゃあこの>>8を泉に投げ込んでみるかねぇ!」

ポルナレフ

いじわるばあさん「この道に落ちてたジャン=ピエール・ポルナレフでも投げ込んでみるかねぇ!」ゲシッ



ドッポーン




ブク ブク ブクッ



いじわるばあさん「おお!何かが浮かんでくるよ!」


女神「...」ヌルッ


いじわるばあさん「!!!」



女神「...あなたが落としたのはこの金のポルナレフですか?それともこの銀のポルナレフですか?」


いじわるばあさん「わ、私が落としたのは>>10のポルナレフだ!早くおくれ!」

普通のポルナレフ

いじわるばあさん「私が落としたのは普通のジャン=ピエール・ポルナレフだよ!」


女神「...あなたは正直ですね。ご褒美に金のポルナレフと銀のポルナレフ、そして普通のポルナレフを差し上げましょう」


いじわるばあさん「いや普通のポルナレフはいらないよ」


女神「そうですか。では私が燃えるゴミの日に出しておきます」

いじわるばあさん「助かるね、どうも」

女神「いえいえ女神ですから」








いじわるばあさん「ククク...これで私は大金持ちだぁ!ひゃっほい!」

~~~~1週間後~~~~




TV『今いじわるばあさんランドが開園しました!』


幼女「...いじわるばあさんはあの日から家を飛び出して今はいじわるばあさんランドを開業して大金持ちかぁ」


幼女「どこにそんなお金があったのかなぁ...」



いじわるじいさん「クソッ...ばあさんのやつわしを置いて逃げやがって...」

いじわるじいさん「おい幼女!酒だ!酒を持ってこい!」




幼女「ふぇぇ...」

幼女「はぁ...今日もおじいさんのお酒のお金を稼ぐために木こりの仕事かぁ...」カンッカンッ

幼女「あっ!手が滑った!」ツルッ



ビューン



ドッポーン



幼女「ふぇぇ...泉に斧落としちゃったよぅ...」

幼女「あれ?あそこの泉って...」



ブク ブク ブクッ


女神「...」ヌルッ


幼女(また出てきたよぅ...)



女神「...あなたが落としたのはこの金の斧ですか?それともこの銀の斧ですか?」

幼女(またこのパターンかぁ...)


幼女「わ、私が落としたのは>>16の斧だよぅ...」

普通

幼女「普通の斧だから早く返してぇ...」


女神「...あなたは正直ですね。ご褒美に金の斧と銀の斧を差し上げましょう」


幼女「あ、あのぉ...普通の斧は?」


女神「普通のはいらないという人が増えたのでこちらで処分することになりました」


幼女「えぇぇ...」


女神「では私はこれで」



ブク ブク ブクッ





幼女「普通の斧返してよぉ...」

幼女「お、重い...ただいまぁ...」



いじわるじいさん「遅えぞ幼女!どこに行ってたんだ!」

幼女「実はかくがくしかじかぁ」


いじわるじいさん「あぁん!?そんな話信じるわけないだろうが!」


幼女「これが証拠だよぉ」ドサッ


金の斧 銀の斧『』キラン


いじわるじいさん「!?」


いじわるじいさん「こ、これ本物の金と銀じゃねぇか!」


いじわるじいさん(待てよ?この幼女の話が本物なら...)


いじわるじいさん「わしは少し出かけてくる!帰ってくるまでに食事を用意しておけよ!」ダッ



幼女「ふぇぇ...」

いじわるじいさん「ここがその泉だな...」ゼェゼェ


いじわるじいさん「これを運んでくるのは少し苦労したが...」ゼェゼェ


いじわるじいさん「ふふふ...このサイズの金と銀が手に入るなら安いもんだ!」



いじわるじいさん「それ!」ゲシッ




ドッポーン




いじわるじいさん「金と銀の>>22か...ふふふ...楽しみだな」ニヤァ

幼女

幼女「んーっんーーーむぅ!」バタバタ


いじわるじいさん「ええい黙って泉に飛び込め!」ゲシッ


幼女「んんーーーーーーっ!」



ドッポーン



幼女(ご、ご飯を作っていたと思ったら泉に蹴り落とされた...な...何を言っているのか分からないと思うけど私も分からないよぉ!)


幼女(というかこの状況結構ヤバイよぉ!口を塞がれて手足も動かせないって!)ジタバタ



幼女(あ、あれ...?もしかして私死んじゃうの...?)


幼女(い、息が..........苦しぃ.............)




ブク ブク ブクッ



........................................................
...................................

幼女「...はっ!」バッ


幼女「こ、ここは...!?」キョロキョロ


幼女「な、なんだ夢かぁ!私が泉に蹴り落とされて死にかけるなんてあり得ないよねぇ!」





女神「おや?起きましたか?」


幼女「おぅ...」




女神「とりあえずお茶でもどうぞ」

幼女「は、はぁ...」


幼女「あ、あの...ここは...?」ズズー

女神「泉の中ですね」


幼女「ですよねぇ...」

幼女「ど、どうして泉の中なのに息ができるのぉ?」


女神「ここは少し空間をいじって私が暮らせるスペースになっています」

女神「ほらそこにテレビやパソコンもあるでしょう?」


幼女「き、近代的な女神だねぇ...」



幼女「...私ってもしかして死んじゃった?」


女神「いえ死んではいません。帰りたいならそこの裏口から外に出れますからどうぞご自由に」

幼女「そ、そうなんだぁ!じゃあまたn...」



女神「ただし金と銀の代金を払ってもらいます」


幼女「...ふぇ?」

女神「あなたを落とした人は金の幼女と銀の幼女を手に入れて帰りました」

女神「つまり今のあなたは泉に落とされた物...私の所有物ということです」

女神「帰りたいなら私があげた金と銀並の価値のあるものを貰います」


幼女「そんなぁ...」


女神「このまま私の所有物になってはどうですか?悪いようにはしませんよ?」

幼女「ぜ、絶対いや!!!」


女神「では代金を払ってもらいます」

幼女「お、お金持ってない...」


女神「ではそうですねぇ...今のあなたに払える金と銀以上に価値があるもの...」ジッー




女神「ではあなたの>>30を貰いましょうか」ニコッ

処女

女神「処女でも貰いましょうか」ニコッ


幼女「」ダッ

幼女「あ、開かない!」ガチャガチャ


女神「逃げても無駄です。ここの部屋は私の魔法で管理してるんですから」スタスタ


幼女「誰か助けてぇぇぇぇぇ!!!」ドンドン


女神「安心してください。膜を奪うほど私も悪人ではないですから」スルスル


幼女「い、いやぁ...」







幼女「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」




........................................................
.................................

~~~~数週間後~~~~



幼女『...』





村長「まだ幼女は部屋に閉じこもっておるのか...」

村人「そのようですね...」


村長「一緒に住んでたいじわるばあさんといじわるじいさんが消えたのがそんなにショックだったかのぅ...」

村人「それしては少し長い気がしますが...」



村長「そういえば今日は町に出ていた幼女の友達が帰ってくる日じゃなかったか?」


村人「はい...名前は確か>>35だったかと」

紅幼女

村長「あの幼女の妹で赤い子か...今の幼女を見たら少しショックを受けるかもしれないな」

村人「いつも仲良く二人で遊んでましたからねぇ...」


..........................................................
.................................



ピンポーン


紅幼女「お姉ちゃーん!帰ってきたぞー!」


シーン


紅幼女「...あれ?」


紅幼女「おーい出てこーい」ピンポンピンポンピンポンピンポン




幼女「うるさぁい!」ガチャ

ちょっと中断
今回の紅幼女は赤い幼女の妹という設定になります
ごめんなさい

紅幼女「なんだいるじゃないか」


幼女「...」

紅幼女「どうしたんだお姉ちゃん?髪がボサボサだし服もパジャマのままだぞ」


幼女「...」ウルウル


紅幼女「...私と会えたのがそんなに嬉しいの?」



幼女「違ぁう!!!」





紅幼女「ふむふむなるほど...その泉の女神とやらのせいでいじわるコンビが出て行って寂しくて引きこもってたのか」


幼女(さすがにあの件は隠した方がいいよねぇ...)

紅幼女「よし!いじわるコンビの仇を討つためにその女神を倒しに行くぞ!お姉ちゃん!」

幼女「!?」

紅幼女「私が何のために何週間も家を空けていたと思ってるんだ?」


幼女「...回転寿司をお腹いっぱい食べたいとか行って急に出ていった」


紅幼女「い、いや...それもあるけどさぁ...」

紅幼女「なんと!町に行って強くなって来たんだぞ!」


幼女「あっそぅ...」


紅幼女「...信じてないなお姉ちゃん?」

紅幼女「では見よ!これが私の新能力だ!」ゴゴゴゴゴゴゴゴ


幼女「...」ゴクリ


紅幼女「ふん!」ボォォォォォ


幼女「!?」

幼女「く、口から火を出した...?」


紅幼女「町にいたヨガの達人に教わった!口以外からも出せるぞ!」


幼女「...ダルシm」



紅幼女「じゃあ泉の女神のところに行こうか」バサッ

幼女「翼が生えた!?」




紅幼女「ヨガパワーに出来ないことはないんだよ!お姉ちゃん!」バサッ バサッ

紅幼女「ここが泉だね...」バサッ バサッ


幼女「ふ、ふぇぇ...早く降ろしてぇ」


スタッ


紅幼女「到着っと」

紅幼女「...ん?どうしたお姉ちゃん?震えてるぞ」


幼女「な、なんでもないよぉ...」ブルブル


紅幼女「この泉に物を落としたら女神が出てくるんだね!」

幼女「そ、そうだけどぉ...」ブルブル





紅幼女「ふふふ...ではこの>>48をたっぷり入れてみようか...」

回転寿司の寿司

紅幼女「この回転寿司の寿司を入れてみよう」ポチャン


幼女「...なんでお寿司なんて持ってるの?」

紅幼女「えっ?保存用観賞用のお寿司持ち歩いてないの?」


幼女「ふぇぇ...」


紅幼女「あとはこのマイ醤油と...」ボトボト

紅幼女「マイワサビも入れてみようか!」ネリネリ


幼女「...ワサビは辛くて食べられないんじゃなかったの?」


紅幼女「最近ワサビも食べられるようになったんだよ!」

幼女「...ふぅーん」



ブク ブク ブクッ




紅幼女「おっ!何か出てくるよ!」

ちょっと離れます
続きは夜に

幼女「や、やっぱり止めて今からに、逃げない...?」ブルブル

紅幼女「何言ってるのお姉ちゃん!ここまで来たら行くしかないよ!」


紅幼女「それに今の私は究極の力を手に入れたんだよ?」

紅幼女「相手がどんなヤツでも負けないから安心して!」ドヤァ


幼女(嫌な予感がするなぁ...)





女神「...」ヌルッ



幼女「」ビクッ


紅幼女「出てきたな!女神め!」

女神「...神聖な泉に醤油とワサビを入れお馬鹿さんは誰ですか?」



幼女「ひぇぇ...」ブルブル

紅幼女「私だ!馬鹿女神!」


女神「...おや?そこにいるのはこの前可愛がってあげた幼女さんじゃないですか」

女神「もしかしてあの日の出来事が恋しくなりましたか?」


幼女「そ、そんなんじゃないもん!!!」




紅幼女「おい無視するな!お前に決闘を申し込む!」ブルブル


女神「...女神に勝負を挑むなんて馬鹿の中の馬鹿...キングオブ馬鹿ですね」




紅幼女「誰が馬鹿じゃゴラァ!!!」

紅幼女「もう怒ったぞ!」ゴォォォ


紅幼女「死ねぃ!食らえヨガファイア!」ボンッ!!!



女神「...!」




ドッカアアアアアアアアアン




紅幼女「やったか!?」

幼女「...多分やってないと思うよぉ」



パラパラパラ...



女神「...驚きました。まさか普通の人間がここまで出来るとは」




紅幼女「な、なに!?」

幼女「ほらやっぱりぃ...」

紅幼女「ヨガファイア!ヨガファイア!」ボンッボンッ

女神「...今はまだ未熟ですが成長すれば龍レベルの力が手に入るでしょう」ピキーン


紅幼女「なっ...全てかき消されただと...?」

女神「まあ私の敵ではないですけどね」ピカッ


紅幼女「ふぇっ!?」ビリッ

紅幼女「がっ...!が、体が動かない...!」ビリビリ


幼女「べ、紅幼女ちゃん!」



女神「さて女神の泉を汚したものにはお仕置きが必要ですね」

紅幼女「ひっ...」ビクッ


女神「>>58のお仕置きでもしてみますか」


紅幼女「ひぇぇ...」ガクガクブルブル

壁掛け幼女

女神「壁掛け幼女にして私の部屋にでも飾りましょうか」


紅幼女「!?」ビクッ

幼女「!?」


女神「ではさっそく私の部屋に向かいましょう」ピカッ


紅幼女「や、やだぁ...」ズルズル



幼女「紅幼女ちゃん!!!」

紅幼女「お、お姉ちゃ...!」ズルッ



ドッポーン




幼女「う、嘘...」ガクッ

幼女「い、いや...」




幼女「いやぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

幼女「...」トボトボ



村長「どうしたんじゃ幼女!こんな遅くまで帰ってこんくて!」

村長「みんな心配して探しておったんじゃぞ!」


幼女「...」ウルウル


村長「...何かあったのか?」


幼女「うわぁぁぁぁぁぁん!!!」ポロポロ


...........................................................
.....................................


村長「泉に住む女神に紅幼女をさらわれた...か」

幼女「...ぅん」グスン

村長「...伝説で聞いたことはあったがまさか本当に存在するとはな」

幼女「...村長さんはあいつの正体知ってるの?」


村長「うむ...」


村長「あいつの正体は>>62と言われておる...」

クロト

幼女「クロト...?」


村長「 クロートーもしくはクローソー(古希: Κλωθ?, Kl?th?)は、ギリシア神話における「運命の三女神」こと「モイライ」の一柱で、長姉とされる。
その名は、「紡ぐ者」を意味する。日本語では長母音を省略してクロトとも呼ぶ。」

村長「ややこしい設定が色々あるが女神の三姉妹の長女ということだけ覚えればいい」


幼女「う、うん...」


村長「数千年前に神界を飛び出してどこかの泉の女神になったという話を聞いたがまさかこの村の近くの泉とは...」

幼女「...紅幼女ちゃんを助ける方法はないの?」

村長「うーむ...相手は一応神じゃからな...我々人間ではどうすることも...」


幼女「そんなぁ...」


村長「...いや待てよ?あの武器なら可能かもしれん」

幼女「方法があるの!?」



村長「>>66という伝説の武器じゃ...あれなら神を倒すことも...」

チェーンソー

幼女「チェーンソー...?」


村長「科学が生み出した究極の武器じゃ」

村長「何十何百という小さい刃が高速で回転しその武器で切られた物は一瞬で破壊されるという...」


幼女「...」ゴクリ

幼女「その武器はどこで手に入るの?」


村長「すまない...わしにも分からん」


幼女「そっかー...」



村長「...じゃが町に行けば何か情報があるかもしれん」

幼女「...」


村長「行くのか?」



幼女「...うん!紅幼女ちゃんを助けるためだもん!」

村長「そうか...止めはせん」

村長「紅幼女を救うために行ってくるといい」


幼女「ありがとう!村長さん!」


村長「町では金が必要じゃろう」

村長「500円をやる。これだけあれば困らんはずじゃ」


幼女「こ、こんな大金いいのっ!?」


村長「ふっ...わしも見たくなったんじゃよ」

村長「小さな者が起こす奇跡を...な」




幼女「そ...そんちょぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

~~~~翌朝~~~~



村長「では行ってくるがいい。町はこの道をずっと真っ直ぐに行けば夕方には着くはずじゃ」


幼女「うん!ありがとう!絶対に紅幼女ちゃんを助けてくるね!」フリフリ




村長「...若いとは素晴らしいことじゃな」

...........................................................
.....................................




幼女「ぜぇ...ぜぇ...疲れたぁ...」ハァハァ

幼女「ま、まだ出発して一時間...」


幼女「...紅幼女ちゃんはよく町に行けたなぁ」


幼女「...」



幼女「私も頑張らなくちゃ!」ダッ





>>74「ケケッ!こんな人通りのない道で幼女が一人で歩いてるぜ!」

プレデター

幼女「...何か誰かに尾行されてる気がするなぁ」

幼女「...」バッ


幼女「でも後ろには誰もいない..」

幼女「...気のせいかなぁ」


幼女「馬鹿なこと言ってないで先に進もうっと」ダッ










ブゥゥン


プレデター「ヒュー...あいつ俺の気配に気付いてやがるぜ」

プレデター「ここは慎重にあいつが油断したところを狩るか」

幼女「つ、疲れたぁ...」ハァハァ

幼女「村を出てもう三時間かぁ...」ハァハァ


幼女「少しあそこの木陰で休憩しよう...」


プレデター(お?休憩するみたいだな)

プレデター(ククッ...狩るチャンスだ!)



幼女(...やっぱり誰かに見られてるよなぁ)

幼女(カメレオンみたいに姿を隠して私を追ってるぅ...?)

幼女(...少し隙をつくって誘ってみるかぁ)



幼女「...」スゥスゥ



プレデター「どうやら寝たみたいだな...」

プレデター「...チャンスだ!」ダッ




幼女「...」スゥスゥ

プレデター「お命頂戴!」チャキッ

幼女「...!」パチッ


プレデター「なっ...!?」


幼女「ふ、ふぇぇぇぇぇぇ?!?!?!」

幼女(可愛いカメレオンさんかと思ったら網タイツを来た変態だよぉ!)


プレデター「チッ!バレたか!まあいい...死ねぃ!」ブオン

幼女「ふぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」ズサー

幼女(か、刀みたいな武器襲ってきた!?洒落にならいよぉ!)


プレデター「ほう...避けたか」




幼女(えーっと確かこういう時は!!!)


村長『もし町に向かう途中に誰かに襲われたらこれを使うといい』


幼女(そ、そうだ!村長から貰ったこの護身用の>>80で撃退しないと!)

グングニル

幼女「こ、これってただの槍...?私槍なんて使ったことないよぉ!」


プレデター「ふん!」ブオン

幼女「ふぇっ...」カキン!!!


プレデター「槍で受け止めたか...その槍中々強度があるな」


幼女「な、なんかさっきからブツブツ言ってるけど何言ってるか分からないよぉ...」



プレデター「...だがこの速さを捌き切れるか?」ダッ


幼女「こっちにすごい勢いで向かってきたよぉ!」

幼女「...もう知らない!当たれぇ!!!」ビューン



プレデター「ヤケクソで槍を投げて来たか!」

プレデター「しかしどこに向かって投げてるんだ?明後日の方向に飛んで行ってしまったぞ!」

幼女「ふぇぇ!?やっぱり駄目だったよぉ!」


プレデター「もう貴様の手に武器はない!これで最後だ!」


幼女「ひっ...」





グチュッ





幼女「...!!!」

幼女「...あれ?」パチッ

幼女「き、切られてない...?」

幼女「でもさっき何か変な音が...」キョロキョロ


幼女「!?」





プレデター「な、なぜ...あいつの槍が...俺に...ガハッ!」ピチャ

プレデター「あ、あいつの投げた槍が...俺に刺さったのか...?な、なぜ...」バタッ


ビューン


幼女「うわっ!」パシッ

幼女「槍が手に戻ってきた...」




幼女「あ、あのー...もしもーし...」


プレデター「...」


幼女「ち、致命傷は外れてるから多分生きてる...よね?」

幼女「き、傷薬...ここに置いておくから使ってね...」




幼女「じゃ、じゃあさようなら!」ダッ






プレデター「...俺は...mた...幼女に負けt...」

幼女「はぁ...はぁ...」

幼女「び、びっくりしたぁー」


幼女「...この槍一体何なんだろ...ん?」

幼女「持つところに何か書いてある...」







『 グングニル

・この槍は決して壊れない
・この槍は何者も避けられない
・この槍は必ず所持者の元に帰る



¥500』




幼女「...もしかしてすごい武器なのかな?」


幼女「...まあいいや!町まであと少し!頑張ろう!」

今日はここまで
何かどっかで見たようなキャラが居ますが特に意味はないですはい

今日は更新できないですごめんなさい
「べにようじょ」の読み方は紅しょうが食ってる時に適当に考えただけなので
「くれないようじょ」でも「こうようじょ」でも「あかようじょ」でも「レッドアイズ」でも好きなように読んでください
後プレデターが襲ってきた理由はグングニルが持つ魔力に反応した(後付け設定)という理由ですごめんなさい

~~~~町~~~~

ガヤガヤ ザワザワ




幼女「着いたぁー!」

幼女「...途中変態に襲われたからもう夜になってるよぉ」ハァ


幼女「それにしても町は人がいっぱいいるなぁ...夜なのに明るいや」


幼女「とりあえず今日はどこか泊まれるところを探そう!」

.......................................................
......................................



幼女「い、一泊8000円っ!?」

幼女「どうしよう...お金が圧倒的に足りない...」

幼女「はぁ...今日は野宿かぁ」



幼女「...せっかく来たんだし少し町を歩いてみようかな」

幼女「ふぇぇ」



幼女「の、飲み物1つ120円...」

幼女「食事一回で800円...」



幼女「はぁ...500円だと最低限の物しか買えないや」

幼女「早くチェーンソーを見つけないと一文無しなっちゃうよぉ...」


幼女「それにしても...」


ガヤガヤ ザワザワ


幼女「人がすごいなぁ」



>>105「...ん?そこのお嬢さん、一人で夜の町に居るなんてどうしたの?」

ダンディなあんちゃん

幼女「ふぇっ!私ですか...?」


ダンディ男「あぁ、こんな時間に子供が出歩いてるなんて珍しいからな」

ダンディ男「それにその格好...町に住んでいるのではなく田舎から出てきたと見た」


ダンディ男「良かったら一人でいる理由を聞かせてくれないか?俺も暇人なんでな」


幼女「じ、実はぁ...」カクガクシカジカ



ダンディ男「なるほど...妹がさらわれてその女神を倒すためにチェーンソーが必要なのか...」

ダンディ男「...想像以上にヘビーな話だな」


幼女「...チェーンソーがどこにあるか知ってますか?」


ダンディ男「...力になれなくてすまない。名前は聞いたことがあるんだが...」


幼女「そうですかぁ...」

ダンディ男「...今日はどこに泊まるんだ?」

幼女「それが500円しかなくて野宿しようかとぉ...」


ダンディ男「おいおい本気か?夜の町ほど危険なところはないぞ?」

ダンディ男「仕方ない...これを持ってけ」ポンッ


幼女「これは...?」


ダンディ男「俺の財布だ。今日は賭けに負けたんで少ししかないが安いホテルぐらいなら泊まれるはずだ」


幼女「い、いいんですかぁ!?」


ダンディ男「フッ...気にするな。お前の妹が無事に帰ってくることを祈っているぞ」

ダンディ男「じゃあな」スタスタ



幼女「あっ...ありがとうございますぅ!!!」

~~~~翌朝~~~~





幼女「んん~~いい朝だぁ!」


幼女「ダンディな人から貰ったお金のおかげでホテルでゆっくり休めたし!」

幼女「少し余ったお金でおいしいご飯も食べれたから元気100%だよぉ!」



幼女「さっそくチェーンソーのことについて聞き込みに行こう!きっと知ってる人がいるはず!」



幼女「まずは人が多そうな>>111に出発ぅ!」

カジノ

~~~~カジノ~~~~


ザワザワ... ザワザワ...


幼女「人生の出発点でもあり墓場でもあるカジノ!」

幼女「ここなら表の情報から闇の情報まで転がってるよぉ!」


幼女「じゃあさっそくカジノに入ろっと!」



黒服「待て・・・!そこの幼女・・・!」

幼女「ふぇ?」

黒服「ここは未成年は立ち入り禁止だ・・・!」


幼女「...え?」





幼女「どうしても私はカジノに入りたいんだよぉ!」

黒服「うるさいっ・・・!さっさと帰れ・・・!」


>>115「何の騒ぎですか?」

黒服「支配人・・・実はこの幼女が・・・」

いじわるじいさん

いじわるじいさん「...幼女だと?」


幼女「あっ!おじいさん!」


いじわるじいさん「おぉ久しぶりだなぁ!幼女!」

いじわるじいさん「お前のおかげで俺は今カジノ支配人だよガッハッハ!」


幼女(...そういえば私はこいつに泉に沈められてとんでもないことになったっけ)

幼女(駄目...!今は怒りを抑えないとぉ...!)グッ

幼女「へ、へぇ!それは良かったね!」


いじわるじいさん「ところで何でお前みたいな田舎臭いやつがここにいるんだ?」


幼女「...」ピキッ

幼女「そ、それがねぇ!かくがくしかじか!」



いじわるじいさん「紅幼女がさらわれた...?」

いじわるじいさん「ハッ!あいつは生意気だったからな!いい気味だ!」


幼女「...」ピキピキッ

幼女「そ、それでねぇ!さらったやつ倒すために伝説の武器のチェーンソーが必要なのぉ!」

幼女「どこにあるのか知らないかなぁ?」


いじわるじいさん「チェーンソー...?」

いじわるじいさん「あぁ!確かうちの商品にあったな!」


幼女「!?」


幼女「そ、それ譲ってもらえないっ!?」

いじわるじいさん「あぁん!?駄目に決まってるだろ!あれはうちの目玉商品なんだぞ!」


幼女「お願いしますぅ!何でもしますからぁ!」

いじわるじいさん「...何でもだと?」


いじわるじいさん「...おいチェーンソーが商品のやつって確か」ボソッ

黒服「地下闘技場デスマッチですね・・・」ボソッ



いじわるじいさん「ククッ!これは金になりそうだ!!!」

いじわるじいさん「...いいだろう!お前にチェーンソーをくれてやる!」

幼女「ほんとっ!?」


いじわるじいさん「ただしあるアトラクションをクリアすることが条件だ!」

幼女「や、やりますぅ!何でもやりますぅ!」


いじわるじいさん「じゃあここにある書類にサインをしろ」

幼女「え?何で?」


いじわるじいさん「もしお前に何があってもうちの店は何も関係ないという誓約書だ」

いじわるじいさん「この書類にサインできないならチェーンソーは諦めるんだな」



幼女「書くよ!書けばいいんでしょっ!」カキカキ

幼女「はいっ!これでいい?」


いじわるじいさん「...OKだ」ペラッ

いじわるじいさん「しかし挑戦者が幼女一人だけだと少し物足りないな...」

いじわるじいさん「おい」

黒服「はっ!」

いじわるじいさん「奴隷の中に一人獣人の娘がいただろ。あいつを連れてこい」



幼女「...何を話してたの?」

いじわるじいさん「あぁ...お前だけだと客が盛り上がらないだろうからな」


いじわるじいさん「お前には獣人の娘と一緒にアトラクションを盛り上げてもらう」

幼女「じゅ、獣人...?」

いじわるじいさん「知らないのか?人と獣が合体したみたいなやつらのことだ」


いじわるじいさん「確かあいつは...>>123がベースの獣人だったはずだ」

縞栗鼠

幼女「縞、 縞栗鼠...」


いじわるじいさん「シマリスって読むんだよ馬鹿」



黒服「連れてきました・・・」

リス娘「...」


いじわるじいさん「よし!役者は揃った!」

いじわるじいさん「お前ら二人は待合室で待ってろ!アトラクションが用意でき次第呼ぶからな」



幼女「はいはーい」

リス娘「...」





幼女(やっとチェーンソーが手に入る!待っててね紅幼女ちゃん!)

~~~~待合室~~~~



幼女「...」

リス娘「...」



幼女(き、気まずい)

幼女(こっちから何か喋った方がいいのかな...?)


幼女「あのー...」


リス娘「」ビクッ

リス娘「...いぢめる?」


幼女「い、いじめないよぉ!」


幼女「そ、その...リス娘ちゃんの好きな食べ物は?」


リス娘「...あなた今から何をされるのか分かっているのでぃすか?」

幼女「えっ?何ってアトラクションでしょ?」


リス娘「これから殺されるっていうのに呑気でぃすねぇ...」

幼女「えっ?ころ?」


リス娘「...私の好物はころっとした胡桃なのでぃす」

幼女「そ、そうなんだ!クルミっておいしいよね!」


リス娘「もう食べられないでぃすけどね...」

幼女「えっ?どうして?」


ガチャ


いじわるじいさん「おい!準備ができたぞ!」

リス娘「」ビクッ




リス娘「...まだ死にたくないのでぃす」ブルブル

幼女(アトラクションって何だろうなぁ...?ジェットコースターとか?)

『さあ始まります地下闘技場デスマッチッッ!』

『ルールは簡単ッッ!四天王を倒しチャンピオンを倒せれば見事伝説の武器ゲットだあああああああッッ!!!』

『ただし挑戦者は文字通り死ぬまで降参はできません..........さて今回の挑戦者はこの二人だぁ!!!』


いじわるじいさん「ほら手を振りながら歩いて行け!」



リス娘「...」ブルブル

幼女(うわぁ...人がいっぱいいるなぁ...)

幼女(手を振ればいいんだよね?)フリフリ



ウォォォォォォォォォ!!!!!



『これは可愛らしい挑戦者さんだぁ!』

『ではみなさん...我らが四天王の登場です...』

『四天王の一人...別名ザ・フジミ...土属性ィィィィィィィッッ!!!!』


四天王(土)「...」ドスンドスン



ウォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!

『みなさんご存じの通り土属性の別名はザ・フジミ...10回刺さないと死にません...』

『さてこの強敵に挑戦者はどう挑むでしょうか...』


幼女「あのー!」


『ん?どうしたのかな幼女ちゃん?』



幼女「まだ何するかよく分からないんですけどー!」



『そうだね...簡単に言うとそこにいる土で出来たゴツい人を倒せばいいんだよ』



幼女「...武器を使うのってありですかぁー?」



『HAHAHA!かまわないよ好きな武器を使ってね!』

『ではそろそろ始めましょう...』



リス娘「あぁ...私はこれから死ぬのでぃす...」

リス娘「短い人生だったのでぃす...」



幼女「えーっと確か使い方は...」チャキッ


リス娘(あれは槍でぃすか...?無駄でぃす...どんな武器を使ったってあいつには勝てないでぃす...)




四天王(土)「......」フシュー





『では試合開始ッッ!!!!!』

幼女「え、えいっ!」


グングニル「」ビューン



四天王(土)「さあ来い幼女ォ!オレは実は一回刺されただけで死ぬぞォォ!」


グサッ


四天王(土)「グアアアアアア!こ、このザ・フジミと呼ばれる四天王の土属性が...こんな女に...バ、バカなアアアアア!」



ビューン


グアアアアアアア


四天王(火)「土属性がやられたようだな...」

四天王(風)「フフフ...やつは四天王の中でも最弱...」

四天王(水)「幼女ごときに負けるとは四天王の面汚しよ...」


ビューン


グサ


四天王(火)(風)(水)「グアアアアアアア!!!」

幼女「よし!」ガッツポーズ



リス娘「...............」



『....................』



四天王(土)(火)(風)(水)「...」ピクピクッ




リス娘「...え?」




『...は?』



『な、なんと挑戦者ッッ!四天王全員を串刺しにしたぁぁぁぁぁぁ!!!』



ウォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!



ビューン


幼女「ほいっと」パシッ

幼女「ありがとう!グングニル!」

今日はここまで
ぶっちゃけ闘技場の一連の流れは四天王ネタやりたかっただけですごめんなさい

『こ、これはとんでもない展開になりました...』

『なんと四天王が一瞬で倒されるとは...』



リス娘「あ、あり得ないでぃす...」


幼女「...うーん何か足りないなぁ」



『し、しかし!四天王はあくまで前座!』



リス娘「も、もしかして死ななくてもすむかも...?」


幼女「...必殺技名とか考えた方がいいのかなぁ?」



『では登場していただきましょうッッ!我らが最強にして最凶のチャンピオンッッ!』



『チャンピオン>>147ッッ!!!!!』.

プレデター

『チャンピオンプレデターああああああああああああッッ!!!』


プレデター「...」ドン




リス娘「プ、プレデターでぃすか!?」


『皆さんご存じの通り戦闘民族の中では二番目くらいに強い種族です!』

『強力な装備に強力な肉体ッッ!まさに隙がありません!』


『しかも!このチャンピオンのプレデターは普通のプレデターの中でも1000年に一人現れる伝説の超プレデター!!!』

『戦闘力はなんと普通のプレデターの50倍!』



ウォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!


リス娘「さすがにもう無理でぃす...私はここで死ぬんでぃす...」

幼女「名前...名前...」ブツブツ



『では始めましょう...死のバトルを...』


プレデター「...」フシュー


『試合開始ッッ!』



幼女「よし!決まったぁ!」

プレデター「...」ダッ



リス娘「イヤァァァァァ!!!死にたくないでぃぃぃぃぃす!!!」シクシク




幼女「行くよぉ!私の新必殺技ぁ!」

幼女「投げグニル!!!」バッ




ビューン



プレデター「...!?」



グサッ




プレデター「」ピクピクッ




幼女「よし!決まったぁ!」ガッツポーズ




『...................................ですよねー』

『チャンピオン敗れたあああああああああああああッッ!!!』


ウォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!


『勝者は幼女とリス娘ペアだああああああああああああああああッッ!!!』


リス娘「...」ブルブル

リス娘「...あれ?」


幼女「やったぁ!チェーンソーゲットだぁ!」






いじわるじいさん「チッ...まさかあいつが地下闘技場デスマッチを勝ち抜くとは...」


いじわるじいさん「...まあいい!闘技場の売り上げでまたチェーンソーが入荷出来るからな!結果的にはプラスだ!」


いじわるじいさん「おい!あいつにチェーンソーをくれてやれ!」


黒服「はっ・・・!」

黒服「幼女様・・・おめでとうございます・・・」

黒服「こちら約束のチェーンソーです・・・どうぞご確認ください・・・」



チェーンソー『』キラン



幼女「こ、これが伝説の...!」ゴクリ



黒服「・・・おい、お前はこっち来るんだ・・・!」グイッ

リス娘「い、痛いでぃす...」


幼女「ちょ、ちょっとぉ!リス娘ちゃんに何するのぉ!」


黒服「お言葉ですが幼女様・・・!こいつはカジノで買い取った奴隷なのです・・・!」

黒服「奴隷に人権はない・・・!この奴隷をどう扱おうとあなたには関係ない話です・・・!」


幼女「そ、そんな...」


黒服「・・・さあ早く着いてこい!」グイッ

リス娘「...」スタスタ



幼女「リ、リス娘ちゃん!」

幼女「...奴隷なんて酷すぎるよ」

幼女「た、助けてあげなくちゃ...でもどうやって...」


幼女「...そうだぁ!」



..........................................................
........................................


いじわるじいさん「カッカッカッ!気分がいい!」

いじわるじいさん「これで俺は一生勝ち組だ!もうあんな生活とはおさらばだ!」


いじわるじいさん「さて晩飯でも食うか。そうだな...今日は高級ステーキにするか!」




ドッカアアアアアアアアアアアアアン



いじわるじいさん「!? な、なんの音だ!」


黒服「いじわるじいさん様!た、大変です!」バッ

いじわるじいさん「どうした!何があった!?」


黒服「カジノが何者かに攻撃されてます!早く避難を!」


いじわるじいさん「な、なんだとおおおおおおおおおおおおお!?」

幼女「遠くからグングニルで狙いを定めて...」ググッ


幼女「投げるっ!」ポイッ




ビュウウウウウウウウウウウン



幼女「これでグングニルは超スピードでカジノに当たる!加速したグングニルのスピードで攻撃力はミサイル並ぃ!」

幼女「遠くから狙ってるから私の位置はバレないしグングニルの性質で何回でも撃てる!」


幼女「まさに完璧な作戦だよぉ!」




ドンガラガッシャーン



幼女「...ん?どうやらカジノが耐えきれなくなって崩れたのかな?」

幼女「これでカジノは潰れて奴隷達も解放される!あと私の個人的な恨みも晴らせたし一石二鳥!」



幼女「さあチェーンソーも手に入ったし一度村に戻ろっと!」

いじわるじいさん「あぁぁ...私のカジノがぁ...」


黒服「た、大変です・・・!奴隷達が逃げ出しました・・・!」


いじわるじいさん「うるさい!そんなことはどうでもいい!」

いじわるじいさん「わ、私はこれからどうすればいいんだ...貯金なんてしてないぞ...!」






リス娘「はぁ...はぁ...」タッタッタ

リス娘「な、何が起きたか知りませんが混乱に乗じて逃げ去れたでぃす...」


リス娘「でも一体何があったんでぃすかね...?」


ビューン


リス娘「ん?あの空に飛んでるのは流れ星...?いやあれはどこかでみたことあるよな形でぃすね...」


リス娘「あっ!あの幼女が持ってた槍!」

リス娘「...そういうことでぃすか...」



リス娘「ありがとうございます...幼女...」

村長「...幼女のやつは無事じゃろうか」

村長「もう村を出て二日...まだ町でチェーンソーを探しているんじゃろうか」


村長「...やっぱりケチらずに1万円くらい渡すべきじゃったかのぅ」



オーイ ソンチョー



村長「こ、この声は...!」






幼女「ただいまぁー!帰ってきたよぉー!」

村長「無事じゃったか幼女!」



幼女「ほら!チェーンソーも手に入ったよ!」


村長「おお!よくやった!」

幼女「さっそく紅幼女ちゃんを助けに行ってくるよぉ!」

村長「...まあ待て、わしも一緒に行く」


幼女「えっ?村長さんも来るの?危ないよぉ...もういい歳なんだし...」


村長「ふっ...わしはそのグングニルの元所持者じゃぞ?足手まといにはならんよ」

幼女「...確かに」

村長「少し待っておれ。戦闘準備をしてくる」スタスタ

.......................................................
....................................

幼女「遅いなぁ...もう一時間も帰ってこないや」


「待たせたな幼女」


幼女「もう!遅いっt...」


村長「すまないな。この相棒を起こすのに時間がかかった」ムキムキ

幼女「ム、ムキムキになってる...」


村長「紹介しよう。わしの相棒の武器...>>160じゃ」

小林

村長「小林じゃ」

小林「...」


幼女「それが武器?」


村長「おい小林、ソードモードに変形するんじゃ」

小林「...」コクッ


ウィーガシャン


幼女「ひ、人が剣に!?」


村長「この小林は色んな武器に変形できる生物兵器なんじゃ」

村長「女神の力は未知数じゃからな。汎用性が高いこの武器を持っていくことにした」

村長「では行くとしようか...やつを倒しに...」


幼女「...うん!」


幼女(紅幼女ちゃん...待っててね...今すぐ助けてあげるから!)

ちょっと短いですが今日はここまで
多分この先安価が少なくなると思いますごめんなさい

村長「ここが泉じゃな...」

幼女「...」


村長「ではさっそく女神を呼び出すとしようかのう」ガソゴソ

幼女「...何を持ってきたのぉ?」

村長「宣戦布告じゃからな。最初が肝心じゃ」




村長「この>>171を泉にぶちこむんじゃ」


幼女「...ふぇぇ」

一円玉3000枚入り貯金箱

女神「ふんーふーふふーん♪」ポチポチ

女神「...む。課金アイテムが尽きてしまいましたね」


女神「また適当に金と銀を作って換金しますか」



紅幼女「...12時だよ...お昼だよ....」クルッポークルッポー



女神「あれ?もうそんな時間ですか」

女神「いやーそれにしても便利ですねぇ...壁掛け幼女時計」


女神「今日は自炊する気分ではないので出前を取りましょうか」


紅幼女「...」ピクッ



女神「あ?もしもし?うな重特上を一人前お願いします」


紅幼女「...」ズーン

女神「...それにしても気になってましたが」

紅幼女「...」


女神「紅幼女さん...でしたっけ?何か最初に比べて少し黒くなってませんか?」


紅幼女「...」


女神「おかしいですねぇ...一応食事もちゃんとあげてるのに」

女神「...何か特別な物を食べないといけないのでしょうか?」



ドッポーン


女神「...む、誰か泉に物を落としたみたいですね」

女神「落とした相手は...またあの幼女ですか...」ハァ

女神「...仕方ありませんね。これも仕事です」


女神「では少し留守番をお願いしますね。出前が来たらここにあるお金を払っておいてください」チャリン




シュン




紅幼女「...」


紅幼女「.....................ぃ」



紅幼女「......ぅ........ぃ.............」



バチバチバチバチッッ!!!!!



紅黒幼女「...............................」シュゥゥゥゥゥゥゥ

幼女「どうして一円玉3000枚入り貯金箱なの?」


村長「だって金に変えてもらったら金貨が3000も手に入るじゃろ!」


幼女「遊びに来たんじゃないんだよ?村長ぉ...?」ゴゴゴゴゴゴ

村長「じょ、冗談じゃよ...」



ブク ブク ブクッ


幼女「!?」

村長「来たか...」


村長「...準備はいいか?幼女」

幼女「...うん!」チャキッ





女神「...」ヌルッ

ちょっと中断
今日中に完結...かも?

ごめんなさい今日は更新出来そうにないです
マジでごめんなさい

女神「あなたが落としたのはこの金の...」



村長「...わしらが来た理由くらいお主も分かってるはずじゃろ?」

幼女「...」


女神「はぁ...あの紅幼女を連れ戻しに来たんですか...」

女神「先に言っておきますがやめた方がいいですよ?怪我をするだけです」


村長「偉そうなことを言ってられるのも今のうちじゃ!小林!ガンモード!」


村長(...作戦は分かっておるな?幼女)チラッ


幼女(...大丈夫!)グッ


幼女「...投げグニル!」ブオン



ビューン




女神「...少し痛い目に合わないと分かりませんか」

村長『さて女神を倒す作戦の説明じゃが...』

幼女『投げグニルで倒せないの?』

村長『やつは恐らく自分に魔法で無数の障壁を重ねてあらゆるダメージをカットしてるはずじゃ』

村長『まずはわしの小林と幼女のグングニルでその障壁を減らすんじゃ』

村長『そして障壁が0になった時にチェーンソーで一気に押し切る!』


幼女『...その障壁って目に見える物なの?』

村長『普通は無理じゃがグングニルを使えるお主なら可能じゃろう』

村長『攻撃を当てた時に目に力を入れてみるんじゃ』






ビューン


女神「...おや?その槍もしかして...」ピキーン




幼女「...!」クワッ

幼女(み、見えた!女神の障壁の数はひーふーみー...>>189枚!)

893

幼女(は...は...893枚っ!?)

幼女(お、多すぎだよぉ!さっきの投げグニルで1枚は削れたけどそれでも残り892枚って...!)


幼女「そ、そんちょぉ!」


村長「ふむ...想像以上じゃな」

村長「...じゃが諦めるのはまだ早いぞ幼女」チャキッ



女神(神の槍グングニルのレプリカですか...少しは楽しめそうですね)



村長「小林!フルバーストじゃあああああああああああああ!!!!」


バンッバンッバンッバンッバンッバンッ!!!!!


女神「...っ」


幼女「す、すごい!一気に10枚も削った!」


村長「次弾装填してる暇はない!小林!そのままソードモードじゃ!!」ダッ

村長「幼女はそのまま投げグニルで攻撃を頼む!」


幼女「う、うん!」チャキッ

女神「...はぁっ!」シュィィィン


村長「...ふん!」サッ



幼女「す、すごい!女神の攻撃をあんな簡単に避けてる!」


村長「そこじゃぁぁぁ!!!」ザン


女神「くっ...」ピキーン


村長「フッ...わしもまだ戦えるのう...」



女神(...幼女が後方からグングニルで援護)

女神(このお爺さんは武器を切り替えて状況に応じて攻撃してくる...)

女神(素晴らしいコンビネーションですね。やはり二体一は色々めんどくさいです)



女神(...ではこちらも数を増やしますか)

女神「................」シュインシュイン


村長「...っ!?」

村長(こ、この感じ...泉に力を与えてるのか...?)


女神「...泉の精霊さん達!やっちゃいなさい!」



泉の精霊「............」ヌルッ



幼女「い、泉から気持ち悪い生き物が!」


村長「...厄介じゃな」

村長「あの精霊...力は弱いが数が多い...」

村長「わしなら問題なく戦えるが幼女は...」チラッ



幼女「こっちに来ないでよぅ!投げグニル!」ビューン


泉の精霊「...」グサッ

泉の精霊「...」バタッ

泉の精霊「...」ヌルッ


幼女「ふぇっ!?また生えてきた!」



村長「やはり相性が悪いか...」

村長「幼女!お主は泉の精霊を倒すことに集中しておれっ!!!」


幼女「で、でも村長一人で女神を相手にすることに...」


村長「わしをなめてんのか!あんなやつ一人でも問題ない!」

村長「まずは自分を優先するんじゃ!」




幼女「...分かった!投げグニル!」ビューン

泉の精霊「...」グサッ




女神「...いいんですか?一人で私と戦うなんて」


村長「...それはこっちのセリフじゃ!」ダッ

女神「...!」キュインキュイン


村長「小林!斧モード!」


女神「はぁっ!」バシューン



村長「オラアアアアアアア!!!」バチンッ!!!



女神「...正面から私の攻撃を打ち消しますか」


村長「はぁ...はぁ...」

村長(やはり一人じゃと防戦一方じゃな...)ゼェゼェ

村長(体力的に少し厳しいわい...)



女神「...次は少し数が増えますよ?」キュィィィン


村長「くっ...!」


村長(...温存なんてしてる場合じゃないか)


村長「小林!>>198モード!」

アームストロングサイクロンジェットアームストロング砲

村長「アームストロングサイクロンジェットアームストロング砲モードじゃ!」



女神「...!?」


村長「...これはわしの体力を食う武器なんじゃが威力は絶大じゃ」

ギュィィィィィィィン


村長「照準よし!撃てぃ!!!」




ドッカアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!


女神「...」





ズドオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!



幼女「な、なにこの音!?」


泉の精霊「...」スゥ


幼女「あれ?精霊が消えて...」


幼女「も、もしかして!」ダッ

幼女「村長!」


村長「...」フラッ

幼女「だ、大丈夫!?」


村長「すまない...少し動けそうにない...」

幼女「や、やったの...?」


村長「分からん...だがあれでやれなかったら...」



「...アームストロングサイクロンジェットアームストロング砲ですか」



幼女 村長「!!!」


女神「神の兵器に限りなく近い完成度...ちょっとびっくりしました」

女神「精霊に使った力を防御に使うくらいは...ね」



村長「...やはり駄目じゃったか」

幼女「で、でも障壁の数は減らせてる...」クワッ




幼女「うそ......残りの障壁625枚......?」

幼女「あんなに攻撃してもまだ半分も削れてないなんて...」

村長「幼女...わしを置いて逃げろ...」


幼女「!?」


村長「もうわしは動けん...お前一人ではあいつには勝てない...」


幼女「...やだ」

村長「わがままを言うな...あいつの恐ろしさはお前が一番知ってるはずじゃ...」


幼女「やだぁ!!!」



幼女「私はみんなと一緒に帰るの!紅幼女ちゃんと村長と...みんなで村に帰るの!」



村長「幼女...」



幼女「待っててね...あんなやつすぐ倒してくるから!」ダッ


村長「ま、待て!行くな!...ゲホッゲホッ!」

女神「...次はあなた一人ですか?」


幼女「...」


女神「もうあなたも分かってるはずです。自分では勝てないことに」


幼女「...」


女神「あのお爺さんを置いて逃げた方が賢い選択だと思いますよ?それともまた可愛がってあげましょうか?」



幼女「うるさぁい!!!」


幼女「私はお前に勝ってみんなと一緒に帰るんだぁ!」

幼女「行け!投げグニルゥ!!!」ブオン



ビューン



女神「...はぁ」ガシッ


幼女「グ、グングニルが受け止められた...」

女神「どうやら馬鹿は体で教えないと直らないようですね...」

女神「...この槍を今からあなたに投げ返します」


幼女「!!!」


女神「大丈夫です。致命傷には当たらないようにしますから」


女神「...少し痛いですけどね」ブン



ビューン



幼女(...グングニルの槍は絶対避けられない)

幼女(逃げても無駄...かぁ)


幼女(ごめんね。紅幼女ちゃん...村長...私...負けちゃったよ)ギュッ















「お姉ちゃん!危ない!」ゴォォォ

幼女「!?」



女神「!?」




「はぁぁぁぁ!!!」ボゥ


女神「なっ...グングニルの槍を燃やし尽くした...?」




「...怪我はない?お姉ちゃん」


幼女「あ、あなたは...」


女神「...なぜあなたがここに」






紅黒幼女「...地獄から舞い戻ってきたぞ!女神!」

幼女「べ、紅幼女ちゃんだよね...?」


紅黒幼女「うん!そうだよ!」


幼女「な、なんか黒くなってない...?」


紅黒幼女「生まれて初めて寿司を丸一日食べない経験をしたからね!黒化しちゃった!」

紅黒幼女「でもそのおかげで覚醒できた...今の私は以前の私とは別人だよ!」


女神「どうやってあの部屋から脱出を...」


紅黒幼女「あぁん?あんなもん全部燃やしてやったぞ!」

紅黒幼女「おまえの大切にしてたPCもスマホも全部だ!」



女神「!?」


女神「...許しません。私の大切なデータを...」


女神「絶対に許しませんよ...虫けら共!!!一人たりとも逃がしません!!!」ギュィィィン

紅黒幼女「上等だゴラァ!かかってこい!」


女神「塵に...なりなさい!」シュンシュンシュン!!!



幼女「紅幼女ちゃん!危ない!」


紅黒幼女「...女神の魔法もその程度か」


マグロ
紅黒幼女「...紅色ノ炎」






ドッカアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!





女神「この威力は...!」ピキーン





幼女「す、すごい...女神の魔法を打ち消した上に女神の障壁を100も削ってる...」

幼女「これが紅幼女ちゃんの力...!」



紅黒幼女「さあ来い女神!お前の力はその程度か!」

女神「くっ...行きなさい!泉の精霊さん達!」


泉の精霊「...」ヌルッ



紅黒幼女「なんだこの気持ち悪い生き物...」

幼女「紅幼女ちゃん気を付けて!そいつ何度倒しても復活するよ!」


紅黒幼女「なるほど...一気に倒さないと駄目か」



泉の精霊達「...!」ダッ


紅黒幼女「じゃあ次は...」




タマゴ
紅黒幼女「黄金色ノ炎!」





泉の精霊「!?」




ゴォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!



泉の精霊「...」スゥ




女神「い、一瞬で精霊達が...」

スマホからやったらズレてた...
()にしますごめんなさい

幼女「こ、この力なら...!」

幼女「紅幼女ちゃん!女神の障壁を一気に0にできる?」


紅黒幼女「...障壁?あぁ、あの膜みたいなやつ?」

紅黒幼女「大技使えば出来ないこともないと思うけど...」



幼女「お願い!あの障壁を何とかすれば女神を倒せるの!」


紅黒幼女「...分かった!やってみる!」



女神「この...」キィィィン



紅黒幼女「遅い!異界の触手(うどん)!」



ニュルニュルニュル




女神「なっ...う、動けない...!」

女神「くっ...このっ...!」グッ



紅黒幼女「はぁぁぁぁぁぁ........」ゴォォォ


女神「こ、このままでは...」



紅黒幼女「...食らえ!最強の奥義!」



紅黒幼女「紅黒色ノ炎(てっかまき)!」



ゴォォォォォォォォォ!!!!!!



女神「障壁が...!?」ピキピキ



ガシャーン



紅黒幼女「お姉ちゃん!障壁全部壊したよ!」





幼女「ありがとう!紅幼女ちゃん!」ダッ

女神「今すぐ障壁を作らなくては...」ピキーン


幼女「女神ぃぃぃぃぃ!!!」ダッ


女神「!?」



ピキーン



幼女「はぁぁぁぁぁぁ!!!」グググ


女神「そ、即席の障壁とはいえただの剣では破れません!」



幼女「チェーンソー!スイッチオン!!!」ポチッ



ギュリイイイイイイイイイイン!!!!!!!!!


ガリガリガリッ!!!!


女神「障壁が削り取られっ......!」


幼女「いっけぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」


女神「...」



ピキッ.......




幼女「や、やった!障壁にヒビが...!」

紅黒幼女「!? 違うお姉ちゃん!チェーンソーの方を見て!」


幼女「...えっ?」



女神「...」キュゥゥゥ



ギュリイイイイイイイイイイ...ガッ!!!


ガガガガガガガッ...!!!


ピキンッ...



女神「...ふぅ」シュイン


幼女「チェ...チェーンソーの刃が...」


紅黒幼女「折れた...?」



女神「...まさか全力を使わせられるとは思いませんでしたよ」

女神「人間の進化とは恐ろしいものですね...まあ私の敵ではないですが」




幼女「ぜ、全力...?」


幼女「い、今まで手を抜いてたの...?」

女神「えぇ、今までは5分の1ぐらいの力でした」


幼女「ご...5分の1...?」

幼女「つまり今は...」


女神「はい。今までの5倍強いです」



幼女「...」ヘナヘナッ


紅黒幼女「お姉ちゃん!」ダッ



紅黒幼女「ふん!5倍が何だ!」

紅黒幼女「今の私は最強だ!誰にも負けない!」


紅黒幼女「食らえ!紅色ノ炎!(まぐろ)!」スカッ



紅黒幼女「あ、あれ...?」


紅黒幼女「紅色ノ炎(まぐろ)!紅色ノ炎(まぐろ)!」スカッスカッ



女神「...どうやら燃料切れのようですね」

紅黒幼女「ど、どうして...?」


紅黒幼女「えーと確か出した炎はまぐろ(100円)にたまご(100円)に...」


紅黒幼女「うどん(130円)に鉄火巻き(100円)...」


紅黒幼女「もしかして私の炎500円までしか出ない...?」


ボンッ


紅幼女「へ、変身が...」




女神「さて...反撃タイムと行きますか」



紅幼女「ふぇっ...」ビクッ

女神「2人...いえそこで気絶してるお爺さんも含めたら3人ですか」


村長「」


女神「あなた達はよく頑張りました。そこは認めます」

女神「でも私の部屋を荒らした罪は償ってもらいますよ?」


女神「...体でね」ニコッ


紅幼女「ひ、ひぇぇ...」ガクガクブルブル

幼女「...」


女神「では一緒に行きましょうか」


幼女「...待って」


女神「...何ですか?」


幼女「村長は見逃してあげて...お願い...」


女神「...いいでしょう。私もお爺さんをいたぶる趣味はないですからね」

女神「あの人は特別に見逃がしてあげます」

幼女「...良かった」


紅幼女「お、お姉ちゃん...」

幼女「ごめんね紅幼女ちゃん...せっかく抜け出せたのに...」


紅幼女「わ、私こそ...紅黒幼女の時に二人を抱えて飛んで逃げればこんなことには...」



女神「ふふっ...素晴らしい姉妹愛ですね」

女神「では二人仲良く私と一緒に暮らしましょうか」

女神「...永遠にね」



幼女「紅幼女ちゃん...」ギュッ

紅幼女ちゃん「お姉ちゃん...」ギュッ










「待てぃ!!!」








女神「もう!次は誰ですか!」

少女「やっと見つけましたよ!女神ぃ!」




幼女「...誰?」

紅幼女「...知らない」



女神「!?」

女神「ど、どうしてあなた様が.......こ、ここに............」ブルブル


女神「か、神様っ!!!」ブルブル



幼女「かみ...」

紅幼女「...さま?」



少女「突然「もう仕事なんてしたくないです!」と神界を飛び出して数千年...とうとう見つけました!」


幼女「あっ...」


村長『数千年前に神界を飛び出してどこかの泉の女神になったという話を聞いたがまさかこの村の近くの泉とは...』


幼女「あれかぁ!」

少女「さあ!帰りますよ!」


女神「い、嫌です!あんなブラック会社には帰りたくありません!」


少女「うるさいですニート!妹達は毎日ちゃんと働いてるのにあなたって人はこんなところで毎日遊んで!」


女神「わ、私だって仕事をしてました!泉に物を落とす人に金を落としたか銀を落としたか聞いて正直者には金を...」

少女「そんな楽な仕事があるんなら私がしたいですよ!!!」


女神「ひっ...」



少女「とにかく帰りますよ!開け神界の門よ!」



ギィィィィィィィィィィ



女神「い、いや!帰りたくないです!あそこだけは!」


少女「天使さん達!連れて行きなさい!」


ゾロゾロゾロ


女神「い、いやぁぁぁぁぁぁ!!!あそこだけはぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


バタン



少女「まったくこれだからニートは...」

少女「さて...」チラッ



幼女「...」ポカーン

紅幼女「...」ポカーン


少女「ありがとうございます!あなた達があのニートを本気にさせたことであいつの魔力を感知できました!」


幼女「は、はぁ...」

紅幼女「そ、そうですかぁ...」



少女「何かご褒美をあげないといけませんね...」ガサゴソ


少女「あった!あなた達姉妹にはこれをあげます!」スッ


幼女「これは...?」



少女「>>239です!」

天界(和民)

少女「天界にある和民をあげます!」

少女「では私はこれで!」シュン






幼女「...」ポカーン

紅幼女「...」ポカーン


幼女「...和民って何?」

紅幼女「...居酒屋のあれじゃない?」

幼女「...天界ってどこ?」

紅幼女「...知らない」







「「.................」」










幼女「えっ?これで終わり?」

~~~~数週間後~~~~



TV『いじわるばあさんが死体で発見されました』

TV『警察はマフィアに殺されたと見て調査を...』



紅幼女「...あいつ死んだのか」

紅幼女「貧乏人が急に金を手に入れても幸せになるとは限らない...か」


幼女「木こりの仕事に行ってくるねぇ」


紅幼女「いってらっしゃい!お姉ちゃん!」ダキッ



幼女「ふぇぇ...い、いちいち抱きつかないでよぉ...」




幼女(女神との戦いも終わっていつもの日々に私達は戻りました)

幼女(今は紅幼女ちゃんと二人で一緒に暮らしてます)



村長「おっ!幼女!きこりの仕事か?」ムキムキ


幼女「うん!」

幼女(...村長さんも復活して今ではいつでもムキムキ状態です)

幼女「よいしょ...よいしょ...」カンカン

幼女「ふぅ...疲れた」


幼女「あと少し...あっ!手が滑った!」ツルッ


ビューン



ドッポーン



幼女「あの泉は...」

幼女「...はぁ、もう女神もいないから斧は泉の沈んだままかぁ」

幼女「あーあ!女神がいたら斧を返してもらえるのになー!」チラッ



シーン



幼女「...良かった。やっぱり消えたんだ」

幼女「さ、家に戻って新しい斧取ってこよっと!」










ブク ブク ブクッ



幼女「!?」ビクッ

女神「...久しぶりですね」ヌルッ


幼女「!?」

幼女「ど、どうして...消えたんじゃ...」


女神「あぁ、あれですか?お見苦しいところを見せましたね」

女神「...私の能力は知ってますよね?」


幼女「き、金と銀を作る能力...」


女神「実はもうひとつ秘密の能力がありましてね...」

女神「なんと!きれいなものを作る能力です!」


幼女「!!!」


女神「ふっふっふ...私もうっかりしてましたよ」

女神「こんな簡単なことに気付かないなんて...」


幼女「な、なら神様は...!」


女神「あぁ神様ですか?それなら今頃...」

..........................................................
....................................

少女「女神ー!こっちの仕事しまーす!」


きれいな女神「はい!喜んで!」


女神妹「お姉さまーこっちもお願ーい!」


きれいな女神「はい!喜んで!」



女神妹2「姉貴ー!こっちもー!」





きれいな女神「はい!喜んでぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

...........................................................
....................................



女神「とかなってるんじゃないですか?多分」


幼女「えぇぇ...」

女神「まあこれで私も自由の身!これで仕事をせずに済みます」ドヤァ


幼女「...」グッ


女神「あれ?何を身構えてるんですか?」

女神「あー安心してください。もうあなた達姉妹には手を出しませんよ」

女神「また神様に来られたらめんどうですしね」



幼女「そ、そう...」




幼女「じゃあ私はこれでぇ!」ダッ

幼女(今すぐ紅幼女ちゃんと村長さん知らせなくちゃ!あと神様!)


女神「あっ!待ってください!」

幼女「」ギクッ



幼女「な、なんですか?」


女神「あなたまた泉に斧落としましたよね?」


幼女「は、はい...」








女神「あなたが落としたのはこの金の斧ですか?」







幼女「ふぇぇ...」









おわり

はい終わりです
短編を書こうと思ったらまた長くなってしまった
あと前作の設定ズルズルでごめんなさい

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