男「やった!ついに異種族種付け人員に合格したぞ!」 (62)

男 「異種族種付け機関、それは異種族との民族的交遊を深めるために政府により結成された組織」

男 「異種族種付け人員とはその組織による厳しい検査に合格した種付け用の男性であり」

男 「主な仕事は異種族の長から選ばれた「優れた個体」との交配、種付けである」

男 「なお、出産時に危険を伴わない一部の異種族用に女性の異種族孕み人員もいるが少数である」

獣人のおっさん 「あの」

男 「異種族の、それも選ばれるだけあり美しい個体とのセックスし放題という夢の仕事」

男 「期間は一年、その間は過度の暴力などがない限りどんなマニアックなセックスもし放題」

男 「しかも!種付けが目的なので中だしし放題!これはなるしか無い!!」

男 「そう思った俺は、努力の末体力、知力その他諸々の条件を…少し賄賂やら選定員への脅迫などもしたが…合格したわけだ」

獣人のおっさん 「す、すいません、男さんですよね?異種族種付け人員No.1543の」

男 「うるさいな。免許証は貰ったしまだ交配相手は来ないのか?」

獣人のおっさん 「はい、交配相手ですが」

男 「選定員には巨乳ででもデブじゃなくて可愛らしく奉仕体質な交配相手を命令…頼んでおいたからな、楽しみだ」

獣人のおっさん 「巨乳…(もみもみ)…まぁ、筋肉あるから雄にしては大きいかな?」

男 「おいそこの獣人、さっきから何やってんだ」

獣人のおっさん 「やっと気づいてくれましたね。僕があなたの交配相手であるアークデーモンのドリアルです。よろしく」

男 「ちょっとまてやコラ」

男 「交配相手だよな?」

ドリアル「はい」

男 「お前どう見ても雄だろ」

ドリアル 「僕の種族性別とか無いので」

男 「交配相手だろ」

ドリアル 「は、はい。種付けの方、よろしくお願いします」

男 「うむ。獣人、狼の顔、バイキンマンみたいな尻尾、あと悪魔の羽、筋肉むきむき、よしチェンジ」

男 「…5時間粘ったが、相手の交代を却下されてしまった…」

ドリアル 「わぁ、ここが男さんの家ですか」

男 「交配期間である1年を超えて種付けに失敗した場合、免許の剥奪かまた新しい相手との選定になる」

男 「…最初の相手で失敗するのは残念だが、1年我慢することにしよう。また選定員を脅して再選定に持って行けばいいや…くそ」

ドリアル 「男さーん、僕の部屋ここで大丈夫ですかー?」

男 「おいドリアル、邪魔だから部屋に行けよベッドあるだろ」

ドリアル 「まあまあ、一緒に寝ましょうよ。」ぐいー

男 「おいふざけんな」

ふかふか

男 「(温かくてふかふかで安らぐのがすごい腹立つ)」

ドリアル 「男さんのベッドは小さいですね」

男 「うるさい」


……

男 「ぐぅぐぅ」

ドリアル 「すぅすぅ」

ドリアル 「男さん、ご飯できましたよ」

紫色の肉料理

男 「ぐああああなんだこれぇぇ」

ドリアル 「大陸トカゲの煮込みですけど」

男 「なんか黄色い目がこっち見てるぅぅぅ」

ドリアル 「そうだ、こういう時は」

ドリアル 「男さん、はいあーん」

男 「お前ふざけんな!ああスプーンから青い煙が出てりゅううう」

ドリアル 「男さん、なにを見てるんですか?」

男 「映画借りて来たんだよ、お前も見んの?」



ドリアル 「あはははw変なw顔wwこの映画おもしろい」

男 「いやああ女の子の首がグルングルン回転してるうう」

ドリアル 「うわああ胸に剣が刺さっちゃったぁあ」

男 「ついに魔王倒したか…感動して涙でできた」

ドリアル 「にゃーん」
男 「にゃんこかわいい」
ドリアル 「かわいい」

ドリアル 「男さん、背中流します!」

男 「うわああ風呂入ってくんなああ」

ざぶーん

ドリアル 「男さん、どうですか」

男 「(浴槽が狭いし湿気吸った体毛が俺の肩とかにはりついて気持ち悪い)なんだよ」

ドリアル 「…あの、その」

男 「(っていうかこいつちんこでけえええええ)はっきり言えよ」

ドリアル 「む、むらむらしたり」

男 「ねーよ」

男 「ドリアル、お前妊娠できるんだよな?」

ドリアル 「はい」

男 「ってことは、まんこあるの?ふたなりなの?」

ドリアル 「いえ、直腸の一部が分岐して子宮みたいになってるんですよ」

男 「ニワトリかよ」

ドリアル 「今日の昼ごはんは卵焼きにしましょうか」

ドリアル 「へー、人間の耳って変な形なんですね」

コリコリ

男 「うーいつつ、鼓膜やぶくなよ?」

ドリアル 「はい」

男 「ちょっと首が高くて痛いな…」

コリコリ

ドリアル 「男さん?…寝てる」

男 「おいコラ何するつもりだお前。」

ドリアル 「いやだって、男さん全然交接してくれないし」

男 「とりあえずこれほどけ」

ドリアル 「嫌です」

がちゃがちゃ
ボロン

男 「おい!やめろ馬鹿野郎??」

ドリアル 「…あむっ」

ドリアル 「んちゅっ、んむ、じゅぶっじゅぶっ、うーん」

男 「(勃つわけないだ…ろ…?)あれ!?」

ドリアル 「はは、元気になりましたね」

男 「な、なんで!!?」

ドリアル 「僕らに限らずデーモンの体液っていうのは人間にとって媚薬みたいなものですからね。続けますよ」

じゅる、ぬろぬろじゅるるるる!じゅっぷじゅっぷ

男 「うお、や、やめ、おおおおちんこあづいぃぃ」

どぴゅっ

ドリアル 「ん、づるる…ふう。たくさん出しましたね、えらいえらい」

男 「死にたい…」

ドリアル 「男さん、キスしましょう」

男 「絶対ヤダ」

ドリアル 「…ベロっ」

ドリアル 「ふふふ、油断したあなたが悪い」

男 「う、うわーやったなー(キスっていうより犬に舐められた感じしかしない)」

ドリアル 「男さんはなんで異種族種付け人員になったんですか?」

男「人間の女より異種族の女の方がいいだろ」

ドリアル 「そうですか?」

男 「ああ、異種族の雌は老いも遅く、美しいものが多い!エルフに至っては人間の女では絶対に敵わん!」

男 「それに一途だ!浮気しようものなら村や町から追い出す決まりも多く聞く!」

男 「だから人間の女よりずっと良い!」

ドリアル 「そんなことないですよ、最近は浮気くらいなら」

男 「人間の女なんて、こちらがどんなに愛しても浮気するし、やっと帰って来てくれたと思ったらすぐに病気で死にやがる!」

ドリアル 「…」

男 「異種族の女はいい、きっとすごくいい女がたくさんいるに違いないんだ…」

ドリアル 「…(ぎゅうう)」

男 「おいドリアル、お前もそのふかふかだけは認めてやるよ」

ドリアル 「…(ぽんぽん)」

男 「おいこら、お前うちの家庭菜園になに植えてんだ」

ドリアル 「青空リーフと毒沼根菜ですけど」

男 「菜園が青と紫のマダラになってんだけど!?なんで土も水色になってんだよ!」

ドリアル 「でも、男さん青空リーフの肉巻き好きでしょ、毒沼根菜の煮付けも色に文句いいながらお代わりするし」

男 「…そうだけどさ」

ドリアル 「今日の夕飯何にします?」

男 「桃色怪魚の蒸し焼きが食べたいな」

男 「ドリアルって尻尾にも神経通っているのか?」

ドリアル 「あと2段でトランプタワー完成…」ぷるぷる

男 「ほい」

ぎゅっ

ドリアル 「うぁう!!?」びくん!バラバラバラ

男 「おお」

すりすりきゅっきゅっ

ドリアル 「~っ!!~~っっっ!!」

男 「あ、やっぱ痛いのか」ばっ

ドリアル 「…」

男 「すまんすまんw」

ドリアル 「…」ガシッ

男 「え、ちょ、なにごめんて」

ずるずるずる

男 「待てなに寝室に行こうとしてんだおい待てごめんなさいうわあああ」

ドリアル 「今日は中間審査会ですね」

男 「ああ、交配期間の中頃にあるパートナーとの不仲、DV、その他の不便など無いか報告する会合だな」

ドリアル 「ちょっと会場遠いですけど、僕が男さんを抱えて飛べばすぐに行けますね」

男 「よし頼んだ、背中に乗ればいいのか」

ドリアル 「じゃあ姫だきするんで来てください」

男 「え」

ドリアル 「どうぞ」

男 「…」

モブ1 「うちの人魚族は基本水の中にいるので、セックス時以外はほほ顔も合わせないですね」

男 「いいなあ人魚」

モブ2 「エルフさんはほんと気位が高くて、俺を奴隷としてみてる気がします…」

男 「いいなあエルフ」

モブ3 「アラクネに血を吸われすぎて死ぬかもしれない、ぜひ相手交換の手続きを」

男 「いいなあアラクネ」

男 「うちのはセックスに積極的で抱きしめられるともふもふして温かいです、料理も独創的ですが美味しく感じられるようになってきました」

モブ123 「いいなあ」

ドリアル 「男さん、気持ちいいですか?」

しゅっしゅっ

男 「うー、ああ、そのままカリのほうもいじってくれ」

ドリアル 「いいですよー」

ぬちゅっぐちぐちぐち

男 「あー」

どぴゅっ

ドリアル 「お疲れ様です」

男 「そういえば、なかなか子供できんな」

ドリアル 「え?」

男 「え、だってお前その精液入れてんだろ、後ろに。前に風呂場で見たぞすぐに目をそらしたけど」

ドリアル 「…はい、ですね」

男 「早くできればいいなw(俺としてはできなくてもいいけど)」

ドリアル 「そ、そうですね」

男 「おいドリアル」

ドリアル 「…」

男 「ドリアール!」

ドリアル 「…!お、男さん、なんでしょう!?」

男 「いや、靴下が片方無いんだが知らないか」

ドリアル 「す、すいません、もしかしたらまだ干してるかも!ちょっとみて来ます!」

男 「なんか最近ぼけっとしてんなぁあいつ」

ドリアル 「男さん、今日こそは種付けして貰いますからね」

男 「むー!むー!(てめえ何しやがる)」

ドリアル 「このまま子供ができなくてもあなたは困りませんが、僕は困ります」

ドリアル 「やっと仕事としてでも子供を作れるチャンスが持てたのに、このまま行けば僕は役立たずとして国に戻されます」

ドリアル 「それだけは嫌です」

男 「(そんなこと言われたって、このまま続けてけばいいじゃん)」

ドリアル 「僕の一族は腸の一部に子宮がありますが、ここが生殖器として活動するのは快楽を感じたときなんですよ」

ドリアル 「一方的な奉仕じゃ子供は作れません」

ぐいぐい、はらっ

男 「ぷわっ」

ドリアル 「どんなに誘っても男さんは僕を抱こうとしないまま、半年が過ぎてしまいました」

男 「だって後ろに入れてただろ…!」

ドリアル 「そりゃ、男さんのことも好きになって来てましたし、オナニーくらいしたいでしょ!」

男 「マ、マジでか」

ドリアル 「見たく無いなら目をつむるか、天井のシミでも数えててくださいよ、すぐに終わらせてやりますから」

男 「ひっ」

ドリアル 「んむ、じゅるるる、じゅっぷじゅっぷ…ははっ、いつも以上に元気になってませんか?」

ドリアル 「それでは」

男 「~!」

ぐぶぶぶぶ…

ドリアル 「は、はははっ、男さんのが入ってくる…!」

ドリアル 「んぐぐ、うっ、つ」

ぐぬ、ぬ

ドリアル 「ぜ、全部入りましたよ。」

男 「き、きつい」

ドリアル 「入った、男さんのが入った…!よ、よし動きますよ!」

ぱんっぱんっぱんっ

ドリアル 「ぐぅぅ、う、あ、がああぁぁ」

男 「き、気持ちいい!ちんこが溶けそうだ!」

ずぶっ、ずぶぶっ!ぱんっぱんっ!

ドリアル 「あ!あー…ひ、ぎぃ!ううう!男さん、男、ざん!!」

ぱんぱんぱんぱんっ!

男 「ドリア、ル!もっと、動いてくれぇ!」

ドリアル 「は、い!もっともっと、男さん、も!気持ち、気持ちよくぅ、あああー!」

ドリアル 「ず、ずみまぜん!も、僕は、僕、イッイク!」

どびゅるるるる

男 「うううう!」

びゅぐぐっ

ドリアル 「(ま、まだイッてる…交配って気持ちがいい…)」

ドリアル 「(そうだ、終わったのだから早く男さんを解放しなくては)」ぷるぷる

ぶちぶちっ

ドリアル 「お、お疲れ様でした…シャワー浴びてきても…」

男 「 」ギンギン

男 「 」ぐいぐい

ドリアル 「男さん、ちょっと」

男 「 」押し倒し

ドリアル 「昔、身体の相性がいいと意識飛ぶレベルの快感になるって聞いたことはあるけど」

ドリアル 「もしかして、男さん?おーい」

男 「 」ちんこギンギン

ドリアル 「きゅ、休憩しましょうよ」

男 「どりあ、る」

ずぶぶぶっ!

ドリアル 「ぐ、ぅぅう!まっ、待って!」

ずぶっ、ずっ、ぱんっぱんっ、ぱんっぱんっ!!

ドリアル 「あ、が、ううううう!男さ、あああ!やめっ、いまっ、まだイッて、ひぎっ!?」

ドリアル 「ごわれっ、るっ!ぎもち、よすぎて!ごわれまずっ、うぁあ!あ、がぁぁあ!!」

ぬずっ、ぱんぱんぱんぱんっ

ドリアル 「ぅうう!あああイグ!イッてるのにまた、またイグぅうう!!」

男 「…、…め」

ぱんぱんっ

ドリアル 「うぁっ、おおお、ぐあぁぁぁ!!男、さん!おとこ、さ」

男 「…め、…あ、る…らめ」

ドリアル 「があっ、あああああーー!!」

男 「孕め!ドリアル!!」

びゅるるる!!!

男 「あの、なんかすいませんでした」

ドリアル 「いやあの、こちらこそ無理やりレイプしてこめんなさい」

男 「で、でも結局朝までぶっ続けで犯したの俺だし」

ドリアル 「ごめんなさい、家柄が底辺すぎて子供作れそうになかったんで少しハッスルしすぎましたごめんなさい」

男 「家柄の問題なの?」

ドリアル 「じいちゃんがいろいろやらかしてほぼ村八分というか」

男 「異種族も大変なんだな…」

ドリアル 「ごめんなさい」

男 「まあ、疲れたし寝るか」

ふかふか

ドリアル 「そうですね」

ぎゅう

男 「できたらいいな、子供」

ドリアル 「そうですね、男さんとの子供欲しいです」

男 「できなかったら…またやるか…zzz」

ドリアル 「はい、またやりましょzzz」

ドリアル 「あと数日で交配期日の一年ですね」

男 「そうだな」

ドリアル 「やりすぎちゃいましたね」

男 「知らん、夜這いするお前が悪い」

ドリアル 「まさか三つ子とは」

男 「回数の問題じゃ無いと思うんだ」

ドリアル 「男さん、今までありがとうございました」

男 「それにしても村八分とか挨拶に行くの怖いんだが」

ドリアル 「この子たちは僕が責任をとって育てて」

男 「まあ国から補助金もでるし今回の報酬と合わせりゃなんとかなるだろ」

ドリアル 「…あの、男さん」

男 「家も3人増えるとなると改築しないと…なんだ」

ドリアル 「え?だってこれ仕事、え?」

男 「異種族と孕ませの末結婚とかロマンだろ」

ドリアル 「いやでも狼顔獣人バイキンマン尻尾悪魔の羽ですよ?」

男 「でもふかふかだからな。行くぞ。」

ドリアル 「はい」ニコニコ


正直風呂入る話辺りでドリアルがスマホ変換でドリあるになりいちいち直すイライラが頂点に達しかけて逃げようか迷った
読んでくれてありがとう

ドリアルのイメージはぎんぎつねのぎんたろうの目をおっとりした感じにして洋風の服着せて羽と尻尾つけたかんじでイメージしていた

なお、最初のオチは

男 「ホモになるところだったぜ危ない危ない、子供できたけど俺はホモじゃ無いです(迫真)」

選定員 「脅迫の嫌がらせに男みたいなのと組ませたのにクリアしやがった、でも、あれがいけるならもっとひどいのでもいいだろw」

でぶのおっさん異種族 「よろしく二キーwww」

男 「いやああああ」

という因果応報オチだったが気がついたらホモになっていた
怖い

前にも「男「サキュバスと間違えてインキュバスを召喚してしまった」」とか「おっさん「おっ、こんなところに食ザー専門店ができてる!」」とかおーぷんでいくつかSS書いたのでよかったら読んでみてくれると嬉しいです(全部マジキチ系ですが)
おやすみなさい

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