カネキ「やれやれ」 (91)
R18注意
最初わりと地の分アリです
休日、僕はたまたま喫茶店で知り合った美人のコを本屋デートに連れて行った。
本屋デートというものに正直興味は湧かなかったけれど。興味があったのはデートの相手、神代リゼという女の子だ。
彼女は本好きだった。だから僕も、思わず本が好きですなんて言って、こうして休日を本屋巡りに費やしている。
本のことは嫌いじゃない。形によるけれど。
ハードカバーの背表紙のざらつく感触。
ページをめくったときの、はらりと小さく刻む音。
僕にしか聴こえない、僕にしか感じられない。そういうところは嫌いじゃない。
リゼ「カネキさんのオススメ小説ってなんですか」
カネキ「なんだろう、やっぱりハルキかな。『チーズ・ケーキのような形をした僕の貧乏』とか…」
リゼ「村上春樹? へぇ、ちょっと意外です」
カネキ(単に小説で読んだことあるの、これだけなんだよ)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1417265766
リゼ「でも面白いですよね。わざわざ騒音で悩まされるに決まってる場所に住もうって発想が…」
リゼ「……」
カネキ「どうしたの?」
せっかく僕が喋らなくても本の内容を語ってくれてたのに。
黙られると、今度は僕から話題を振らなくちゃいけなくなる。困ったな。
リゼ「あの、このへんで前に事件があったじゃないですか」
カネキ「ごめん。ニュースは見なくて」
リゼ「えっと…そ、そうですか。その、この通りで喰種の殺人事件があって…」
リゼ「それで不安で…。カネキさん、送ってもらえませんか?」
僕はもちろん快諾した。これで彼女の家までいける。
彼女の家まで送ったら、申し訳ないけどベランダを使わせてもらおう。
なんといっても僕は今タバコを吸いたくて仕方ない。今日一日我慢していたせいだ。
リゼ「…カネキさん」
リゼ「私、カネキさんが『あんてぃく』で私を見てたこと、気づいてたの」
人通りのない場所で、リゼさんがしがみつくように抱きついてきた。
呼吸が荒い。目も潤んでる。
家まで我慢できないんだね。僕もだ。
背中に回した手で、服の上からブラのホックを外した。
その瞬間、強烈な痛みが僕を襲った。
ガブリと噛みついたリゼさん。
その唇から血が滴り落ちる。僕の血だった。
リゼ「ふふ、気づかなかったでしょう?」
リゼ「私が喰種だなんて!」
くちゃくちゃと美味しそうに肩肉を噛んで、その白い喉で嚥下する。
勃起した。
カネキ「う、うわああああああーッ!」ドッピュ
リゼ「あはぁ、待って……え?」ビチャ
リゼ「………」ボーゼン
リゼさんは不思議そうに白濁液を眺めている。くんくんと鼻で嗅いだ。現実を受け止めきれないみたいだ。
僕の性癖はこうだ。一度出すと、尿道の奥の残りが出るまでしごく。
また勃たせるのが苦じゃない。おかずは目の前にある。
僕のものを浴びて臭くなったリゼさんだ。
カネキ「うッ、ふぅ…」シコシコシコ
やれやれ。僕は地面にへたり込んだリゼさんに一物をこすりつけてマスターベーションした。
ヒュンッ ザクウウウウゥゥ
リゼさんの腰あたりから突き出た触手がうねって僕の腹部を貫いた。
凄まじいパワーで工事中のビルの壁に体ごと叩きつけられる。
カネキ「いきなり刺すだなんて。穏やかじゃないね」
リゼ「死ね」
リゼさんは怒り心頭の面持ちで近づいてくる。
もはや僕を食べようという考えはないらしい。触手を爪状にして一気に僕へ振り下ろそうと…。
ブチッ…ブチッ…
ゴシャアアアアンッ!
リゼ「あっ、あああぁッ!」
突如、空から降ってきた鉄骨に押し潰されるリゼさん。
何百キロもある鉄骨の下敷きになったら、いかに喰種でも耐え切れないのか。断末魔も上げられず事切れる。
即死かな。即死だろう。
リゼ「ぁ…ぎぃ…ッ」
生きてた。たいした生命力、ゴキブリ並みだ。
僕は軽く引いた。
さて、他人のことを観察してる場合じゃない。僕だって腹に穴が開いてるんだ。死にかけさ。
救急車を呼んで間に合うだろうか。
いや、臓器がダメになってる可能性が高い。よっぽど幸運でなきゃ助からないだろう。
目の前の神代リゼという喰種を見る。
リゼ「ぎいぃ…!」ウネウネ
原理はよくわからないが体が再生をはじめている。
なるほど。喰種はまさしく生命の理を逸脱している。それを納得させる光景。
つまりこの体を利用すれば、生き残れる可能性は高い。
カネキ「赫包……それさえ僕の体に移植すれば」クチュクチュ
リゼ「ひぎっ! やめ、やめてぇ! あたしの体いじりまわさないでえ!」
ズブリ。
思ったよりもあっさり、リゼさんのお腹の奥へ手が入った。
やわらかい。女の子の体だ。
喰種の体はもっと堅くて強張ったイメージがあったのに。
リゼ「ぎゃあああああ!! あッ、いいいいいいい!!」
失血量。傷の深さ。意識は徐々に朦朧としてきてる。
この状態で、リゼさんの内臓を自分の腹の中に埋める。しかも自分の手で。
両手で無理やり腹部の傷を広げる。
体がネジで巻かれるような激痛。ああ、すごい。正気じゃいらんない。
カネキ「やれやれ」
数日後、あいてぃく
店長「トーカちゃん、今日バイトの面接を受けにくるコがいるからよろしくね」
トーカ「え、バイトですか?」
店長「私は外せない用事があるからトーカちゃん、面接頼めるかな?」
トーカ「面接って、無理ですよ私。コマさんかイルミさんに…」
店長「お店のほうはそっちの二人に頼んでてね」
店長「…ちゃんとバイト代、色つけるから」
トーカ「…わかりましたよ。落としても後で文句言わないでくださいね」
トーカ「はあ…。まぁ来るのは喰種だろーし、べつにいいけど」
トーカ「はじめてできる後輩かぁ。こき使ってやろ」
トーカ「……つーか遅せえ。五分前キホンだろ。私を待たせるとかムカつく」イライラ
トーカ「暇だから勉強でもして…」
コンコン ガチャ
カネキ(白髪マスク)「失礼します。面接にきたカネキです」
トーカ「なんだおまえ…!?」ガタッ
カネキ(白髪マスク)「ああ、気にしないでいいですよ。さ、座ってください」
トーカ「どう見ても不審者だろ…! なんで髪白ぇーんだよッ」
トーカ「しかもキメェマスクしやがって! あんた面接受かる気あんの!?」
カネキ(白髪マスク)「このマスク、ウタさんってマスク屋さんに作ってもらったんだけど」
カネキ(白髪マスク)「キメェんだ……悲しいなあ」
トーカ「え」
カネキ(白髪マスク)「それでは失礼します。ウタさんには、あんてぃくの目隠れバイトがキメェって全否定してましたって伝えときます」
トーカ「ちょっ…待てコラ眼帯!」アタフタ
カネキ(白髪マスク)「トーカちゃんはその口の悪さを直そうね。接客業だからっていうか女の子として」
カネキ(白髪マスク)「それと髪型。隠れ目ってさ、飲食店なんだからもっと清潔感をね?」
カネキ(白髪マスク)「あと、カプチーノの猫かくの下手だよ。今度やり方教えてあげるね?」
トーカ(なんで新人バイトに私が説教くらってんのよ…)
カネキ(白髪マスク)「そういえばよくスタッフルームで勉強してるけど。ケアレスミス多いよ。暗記物苦手っぽいし」
カネキ(白髪マスク)「食事の振りもイマイチ。この前…僕に見本みせようとして失敗して吐いちゃったし」
カネキ(白髪マスク)「実はドジっ子だよねトーカちゃん」
トーカ「」イラッ
トーカ「ニャーニャーうっさいんだよッ!(泣) もぉ帰るッ!」ダッ
カネキ(白髪マスク)「反応が処女なんだよなあ(恍惚)」
また後日、あんてぃく
トーカ「……客こねえ」
トーカ「あーーー。暇ぁ~」
カネキ「トーカちゃん、カウンターの上に腰掛けないで」
トーカ「うっせぇな。パパかよテメェ」
トーカ「…なぁカネキ、退屈だからなんか話してよ」
カネキ「あ、僕、そういう体育会系のノリとか受け付けないから」シュボッ スパー
トーカ「アンタも仕事中にタバコ吸うなよ…」
トーカ「てか前から聞きたかったんだけど。その髪、謎過ぎ。なにがあったわけ?」
カネキ「総白髪のことかい?」
トーカ「他にもいろいろあるけど。そもそもアンタ、リゼに狙われてたから食われたと思ってたのに…」
カネキ「この白髪はたいした理由じゃないよ」
カネキ「ついこないだまで監禁拷問調教うけててね……。それでちょっと、やっちゃいましてね」
トーカ「は?」
カネキ「お店どこだっけ…。確か、ニルギリとかって店だよ。14区の」
トーカ「ちょっと待て、かんきんごーもんちょーきょーってなに?」
カネキ「ホッケーマスクのお兄さんが僕のプレイの相方だった。でも彼、途中で自分も責められたいって言い出してさ」
カネキ「しょうがないから赫包食べ頃プレイしたら、お兄さん泣いちゃって(笑)」
カネキ「で、お店にクレームつけたら逆ギレられたんだ」
カネキ「僕ももぅ、いいかげんヘイト値たまってたから。ニルギリ潰しちゃった(はぁと)」
トーカ「まって。トーカよくわかんない…」
カネキ「まぁそのおかげで冷蔵庫パンパンになったから結果オーライかな」
カネキ「そうだ。トーカちゃんにも分けてあげようか、肉」
トーカ「肉…?」
カネキ「イチオシはタタラ肉かな。脂身控えめでサッパリした味わい」
カネキ「ジェイソン肉も霜降りでイケたんだけど、デザパ先輩との徹麻のつまみにしちゃったから…」ウーン
カネキ「リゼ肉だと食べ飽きてる感あるし。再生可能エネルギーだから、重宝するんだけどねえ」
トーカ「……」
トーカ(まさかこいつ…アオギリを一人で…?)
カネキ「オカマ肉は臭かったから速攻捨てたけど。若い品種も目白押しだよ、なんでも言ってみて」ニコリ
トーカ「…か、考えとく」ヒクッ
カランカランッ
トーカ「あ、いらっしゃい…」
リョーコ「こんにちは、トーカちゃん」
ヒナミ「こんにちは…」ペコリ
トーカ「リョーコさん! ヒナミも!」
カネキ「そちらは?」
トーカ「店長のお客。…アンタと違って、自分で人を襲えないから」
カネキ「人を襲えない? 喰種なのに?」
トーカ「…そういうひとたちもいるってこと! アンタが適応し過ぎなんだよ!」メンドクセーナ!
リョーコ「さ、ヒナミは2階に行ってて。先に食事すませといてね」
ヒナミ「はぁい…」
カネキ「……」
カネキ「熟しきった実と青い果実は最高だね」
トーカ「黙ってろ」
コマ「カネキくん。ヒナミちゃんにコーヒー運んでってあげて」
カネキ「わかりました。2階ですよね」
コマ「うん、よろしく頼むよ」
コマ「…それと女の子は特に、食事姿を見られるのは抵抗感あるコ多いから気をつけてね」
カネキ「任せてください」
コンッコンッ ガチャ
カネキ「ヒナミちゃん、入っていいかな?」
ヒナミ「ッ…!」
カネキ「おっと、食事中だったのかい? 邪魔しちゃった?」
ヒナミ「う、ううん…」
カネキ「こちらサービスのコーヒー。ゆっくりくつろいでね」ニコ
ヒナミ「……ぅ」サッ
カネキ(目を合わせようとしない。照れてるんだね)
ヒナミ(このひと、白髪マスクで怖い…)
カネキ「ん? この本……村上春樹?」
ヒナミ「あ、ヒナミの…」
カネキ「偉いね。自分で分からない言葉もメモしてるんだね」
ヒナミ「うん…」
カネキ「……僕が教えてあげようか?」
ヒナミ「いいのっ?」
カネキ「もちろん。どんな漢字が分からないの?」
ヒナミ「じゃあ、何度も出てきたやつ…」
ヒナミ「えっとね……これっ!」
カネキ「ああ。これはね…」
カネキ「――射精(しゃせい)、だ」
ヒナミ「しゃせぇ!」
カネキ「普通に読むと"しゃせい"でいいんだけどね」
カネキ「用法によって、"なかにだして"とも読むんだ」
カネキ「こっちの方が響きが綺麗じゃない?」ニコ
ヒナミ「……うんっ!」パァ!
ヒナミ「あっ、じゃあね! 他にも、これ教えてっ!」
カネキ「これはね。――自慰(じい)、だ……」
オニイチャンスゴーーイ!
テレルナァ
ワイワイ、キャイキャイ!……
リョーコ「ごめんね、ヒナミ。待たせて……あら?」
ヒナミ「あっ! お母さーん! お兄ちゃんがね、いっぱい知らない言葉教えてくれたの!」
リョーコ「まあ…。ヒナミの面倒見てくれたのね。ありがとうございます、カネキさん」
カネキ「構いませんよ。僕も愉しみましたので」
ヒナミ「えへへっ! お兄ちゃん、また今度教えてね!」
カネキ「うん。今度はもっといいことを教えてあげる(意味深)」
リョーコ「ヒナミったら。カネキさんにすごく懐いちゃったわね」ウフフ
ヒナミ「うんっ!」
リョーコ「それじゃカネキさん、失礼しますね」ペコ
カネキ「帰り道に気をつけてください」
その頃、20区路地裏…
モブ喰種「ぎゃあああああッ!」
真戸「おやおや。クズにふさわしい濁声で啼くじゃないか…」ククク
亜門「真戸さん! こちらでしたか」
真戸「おお、亜門くん。遅かったね」
真戸「…こんな雑魚に構っている場合じゃない。早く、番の女を見つけなくてはな」グシャ
亜門「ええ。20区の喰種どもは大人しいですが、我々本局の捜査官が入ったと聞けば警戒するでしょう」
真戸「行こう、亜門くん。怪しい奴には容赦するな」
亜門「はい!」
数日後、あんてぃく
店長「…そうですか。自分で餌を…」
リョーコ「ええ。いつまでもこのままにはできませんから」
リョーコ「ヒナミもカネキさんのおかげで元気になってきてますし、私がしっかりしなきゃ」
リョーコ「人を殺めるのは怖くてできませんけど、四方さんのようなやり方なら私にも…」
カネキ「………」
リョーコ「えっと…ヒナミは2階だったかしら」キョロキョロ
カネキ「リョーコさん。ちょっといいですか」
リョーコ「! あら、カネキさん…。どうしたの?」ニコ
カネキ「餌をご自分で獲ると聞いて…」
カネキ「だいじょうぶですか? ハトもきているそうです。危険じゃ…」
リョーコ「……」
リョーコ「それでも、夫に頼らないでヒナミを守らないといけませんから」
カネキ「ヒナミちゃんのために、ですか…」
カネキ「リョーコさん。僕の提案を聞いてくれますか?」
リョーコ「提案…?」
カネキ「はい。人を襲わず、ハトに怯えず、食欲を満たす方法です」
リョーコ「っ!」
リョーコ「そ、そんな都合のいい方法が…?」
カネキ「信じられないかもしれませんが、本当です」
リョーコ「…にわかには信じがたいけれど」
リョーコ「でも、本当にそんな方法があるのなら、私…」ギュッ
リョーコ「お願いカネキさん! どんな方法でも構わないわ。教えてください!」
カネキ「もちろんです」
カチャカチャ ポロン
リョーコ「え?」
カネキ「僕の一物です。これを今から、リョーコさんに咥えていただきます」
リョーコ「なっ、ななな何言ってるんですかっ」カァー
リョーコ「冗談はやめて! 早く仕舞ってください!」メカクシ
カネキ「リョーコさん、誤解しないで。僕は本心から言ってるんです」
リョーコ「なお悪いです!」
カネキ「まあ百聞は一見にしかずと言いますし。まずは一口」グイグイ
リョーコ「や、やぁ! 押しつけないで!」
カネキ「しゃぶれよ」
リョーコ「んむっ!? あぐううぅぅっ…!」ジュポジュポ
リョーコ「んんーーーっ! んっ、あふ…っ」ジュプジュプ
リョーコ「ふっ、むっ……あっ、すごっ…」
リョーコ(な、なに…この味…。こんなのはじめて…っ)
リョーコ(美味しい……。美味しいっ)
リョーコ(ぐ、喰種の肉も体液も……同種の私たちには美味しくないはずなのに!)
リョーコ(フェラなんて……夫にも、してあげなかったのに…)
カネキ「美味しそうに舐めますね、リョーコさん」
リョーコ「は、はい……」レロレロ
リョーコ「か、カネキさんの……いいのぉ…」トロン
リョーコ(すごい匂い…。頭クラクラしちゃうぅ)
カネキ「ああっ、いいですよリョーコさん……」
リョーコ「んっ、んぶっ! ンッ!」グプグプ
カネキ「出すぞ。飲めっ、リョーコ!」ガシッ
リョーコ「ん!? んぐーーーっ」
リョーコ(ダメぇ! 喰種同士で、精飲なんてムリよぉ!)
カネキ「うっ」ドッピュ
リョーコ「ぐぶっ!? うぶうぅぅーーーっ」ビクンッ
リョーコ(喉奥でッ……ダメ…飲んじゃう…)
ゴクン…
リョーコ(……え?)
リョーコ(美味し……。なにこれぇ……すごい美味しいのぉ!)
リョーコ(人間のお肉より美味しいなんて……こんなのムリぃ!)
リョーコ「ぁッ、ふあッ…」ゴクゴク
リョーコ「もっと…もっとぉ…」
カネキ「尿道の奥までがっついて。最高だよ、リョーコ」
カネキ「これで分かったろ、リョーコ」
カネキ「僕の精子を飲めば栄養には充分。喰種ならね」
カネキ「肉ほど腹持ちしないから、毎日飲む必要はあるけど」
カネキ「何の危険もない。あるのは妊娠の危険くらいかな」ビュルル
リョーコ「あんっ、出たぁッ!」ジュポジュポ
ヒナミ「お母さんずるいよ! ヒナミも!」
リョーコ「ふふっ…じゃあ、お母さんと半分コにしましょうか?」
ヒナミ「うんっ! ちょうだい!」チューー ジュルル
リョーコ「母子揃って精飲中毒にさせるなんて……カネキさんたら、悪いひと♪」ウフフ
ヒナミ「お兄ちゃん、ヒナミもう我慢できないよ…」
ヒナミ「きて」クパァ
カネキ「挿れるよ、ヒナミちゃん」ズンッ
ヒナミ「あんッ、すごぉいッ!」
リョーコ「ヒナミったら、いつからこんな関係になってたのかしら?」
ヒナミ「お兄ちゃんにッ、"正常位"ってなにって聞いたらッ、教えてくれたぁッ!」
カネキ「騎乗位も対面座位もたっぷり教えたけどね」パンパンパン
リョーコ「あらあら」ウフフ
ヒナミ「お兄ちゃんっ! お兄ちゃん! ヒナミの膣イイ…!?」
カネキ「ロリマン最高だよヒナミ!」バコバコバコ
ヒナミ「あッあッ、イクッ! ヒナミ、イクゥゥゥ!!」
カネキ「射精すぞ! ヒナミぃッ!」ドッピュ
ヒナミ「あーーーーッ…」ビクンッ
リョーコ「ヒナミ、気持ちよさそう…。とっても良かったのね」
リョーコ「…カネキさん。私も…」クパァ
カネキ「乾く暇もないな。やれやれ」
亜門「…真戸さんとの待ち合わせまで大分あるな。少し休んでいくか」
亜門「せっかくだ。喰種がいないか観察しながらがいいだろう」
亜門「20区にきて日も浅い。土地勘を得るためにもなる」
亜門「喫茶店でもあればいいんだが…」キョロキョロ
亜門「……あんてぃく。ここにするか」
カランカランッ
リョーコ「アーーーーイクーーーー! イクーーーーーッ!」
ヒナミ「お兄ちゃんッ、もっとしてぇ! ヒナミのこと孕ませてぇッ!」
リョーコ「すごいのぉ! 夫よりいいのぉ! んおーーーッ」
ヒナミ「射精してッ! 1×歳マンコ溺死させてぇ!!」
カネキ「母子丼キタコレッ!!」パンパンパンッ ビュルルルーーッ
亜門「」
僕は村上春樹の有名な小説『ノルウェイの森』を読んで、その衝撃が頭から離れなくなってしまった。
村上春樹のせいで学校を休んだこともある。そうやって斜めに構えていればモテると思ったんだ。
クラスメイトの女の子がやってきて僕に理由をきいて、あなたは一生童貞よと言った。
僕は言った。
僕は童貞かもしれないし或いは非童貞かもしれない。
でもそんなことは正直どうだっていいんだ。
世間にはロリに手を出すロリコンが大勢いるし、何処かの国では女子高生はセックスシンボルで、
たくさんの処女が今この瞬間にもイケメンの手にかかって処女膜を破られている。
それにうちのヒデも帰ってこない。
僕が童貞だなんて、いったい誰が気にする?
僕がそう言い終わる前に、女の子は興味をなくしてオナニーホールを手渡してくれた。
僕はオナニーホールをとうとう使用しなかった。
だって、そうじゃないか。
これを使ったら負けな気がする。
たまに負けでもいいから使いたくなる瞬間もある。
でも、僕の部屋をいくら探してもオナニーホールは出てこなかった。
あのオナニーホールはいったいどこに行ったのだろう。
カネキ「我々はどこに向かっているのだろうか、ところで?」
亜門「警察署だ」
この世界は間違っている。
完
終わりです
読んでくださった方、ありがとうございました
トーカのエロって需要ある?
了解
あとちょい続ける
ダダダダダッ
刑事A「容疑者が逃げたぞ! 追えーっ」
刑事B「白昼にロリと人妻を襲ってた危険人物だ! 絶対逃がすな!」
ワーワーザワザワ…
カネキ「……」フゥ
カネキ「帰ろう。あんてぃくに…」
その頃、あんてぃく…
ヒナミ「ひっく……ぐすっ」
トーカ「ヒナミ…」
トーカ「かわいそうに。よっぽど怖い目にあったんだね」ダキシメ
ヒナミ「グス……お、お兄ちゃんが…」
トーカ「カネキ……あの腰抜けヤロー。ヒナミに手を出すなんて」ギリッ
ヒナミ「ち、違うの…お兄ちゃんは悪くないの…私が悪いの」
トーカ「そんなこと…」
ヒナミ「お兄ちゃんの子供できてればよかったのっ!」
トーカ「」
ヒナミ「そ、そしたら"きせいじじつ"でケッコンできるって言ってたもんっ!」ウエーン
トーカ「ぶっ殺すぞカネキ」
リョーコ「うっ、ううっ…」
トーカ「リョーコさんもつらいのは分かりますけど泣いてないで……」
リョーコ「うんっ…んっ(悩ましげ)」クチュクチュ
トーカ「なにこの状況でオナってんだアンタッ!」
リョーコ「……」ビタッ
トーカ「と、止まった…?」
リョーコ「うわああああああああんっ!」ビエー!
リョーコ「イけないっ! 自分の指じゃ全然イけないわ!」
リョーコ「オナニーでイけないなんて地獄よ! カネキくん帰ってきてーーー!」
トーカ「」
リョーコ「あんなに体の相性抜群だったのに! 飲みたい! カネキくんのお精子様飲ませてえっ」
リョーコ「寝取られアヘ堕ちした直後に逮捕でお預けだなんて! エロ漫画でもこんな残酷な展開ありませんっ!」
トーカ「マジでなに言ってんの」
リョーコ「トーカちゃんには分からないわよ! カネキくんの精子の味は!」
トーカ「分かりたくねぇよっ!」
ヒナミ「そうだよお母さんヒドいよっ!」
トーカ「ひ、ヒナミ…」ジーン
ヒナミ「処女のトーカちゃんに女の喜びなんてわかりっこないもん!」
リョーコ「そうよね処女のトーカちゃんには分からないわよね」
トーカ「しょしょしょ処女じゃねーしっ!」
寝ますーまた明日
ヒナミ「えっ……トーカおねえちゃん、処女じゃないの?」
トーカ「た、たりめーじゃん! 私チョー経験豊富だしっ! バッコバコだしっ!」
リョーコ「あらぁ? 意外…」
トーカ「い、イマドキの女子高生で処女なんかいねぇーっての!」
ヒナミ「トーカおねえちゃん超モテるんだ! すごーーい!」
トーカ「ま、まーね! モテるわーめっちゃモテるわー。うちのクラスの男子半分以上に告られたわー」
トーカ(や、やば…。なんか引き返せなくなってきた)
トーカ(これ以上変なこと言うと絶対墓穴掘る…。絶対やめたほうがいいのに)チラ
リョーコ「……」ニヤニヤ
トーカ(むっかつく! なんなのあの笑顔! んだよ処女で悪ぃかよっ!)
トーカ「ヤリまくりだよッ! ヤリまくり! もぉ週イチとか当然?」
トーカ「教室じゃ男子の視線集めすぎて女子の嫉妬買っちゃってさー!」
トーカ「男なんか……あ、脚を組み替えたりブラチラさせればイチコロだもん!///」(精一杯の知識)
ヒナミ「え?」キョトン
リョーコ「週イチ?」
トーカ「ふぇッ?」
ヒナミ「おねえちゃん…」ジト
リョーコ「クスッ…」
トーカ「な、なに…? なんかヘン?」
ヒナミ「ムリしなくていいんだよ?」
トーカ「むっ、ムリなんかしてないっ」アワアワ
リョーコ「あのね…トーカちゃんの言ってること、処女丸出しなの」
トーカ「えっ…」
ヒナミ「スカートの脚わざと組み替えて誘うとか、女子力としては初歩だよ」
リョーコ「たぶんクラスの女の子みんなやってるわ」ウフフ
トーカ「……」
トーカ(じゃ、じゃあ……依子にも『処女じゃねーしっ!』って言ったのウソってバレてる…?)ブルッ
リョーコ「そうね……トーカちゃんも経験してみればいいんだわ」
トーカ「は、はぁ?」グスン
リョーコ「フフッ。ヒナミ、私たちで教えてあげましょ…」
ヒナミ「お母さん……うんっ!」
トーカ「なっ、なにすんの! ちょっとやめて。服脱がさないで!」
カランカランッ
カネキ「……ただいま」
カネキ「リョーコさん、ヒナミちゃん……」
カネキ「帰ってきたよ。もういっかい、僕と(SEXを)やり直そう…」
カネキ「……いない。店の奥かな…」
リョーコ「ンッ、ぇろッ……チュパ…」
ヒナミ「おねえちゃん…おねえちゃん…」レロレロ
トーカ「あっあっあっ…! やめっ、やめてぇ!」
トーカ「ダメッ! ヒナミ、おっぱい吸っちゃ…!」カァァ
リョーコ「トーカちゃん可愛い……ンッ」ムチュウゥ
トーカ「あんっ! んあっ…///」
ヒナミ「あっ、お兄ちゃん!」
トーカ「カ、カネキ…!?」
カネキ「楽しそうだね。僕も混ぜてよ」ヌギヌギ
リョーコ「ウフフ…待ってたわ」
ヒナミ「お兄ちゃん! ヒナミ、もぅお預けガマンできないよぉっ…」
リョーコ「きて……カネキくんの精液ゴクゴクさせてぇ」
リョーコ「ンッ、ンッ、ンッ! んぐッ…んおぉっ」ジュポジュポジュポ
カネキ「綺麗だよトーカちゃん」ビュルル
トーカ「やっ…やだ! なに見てんだよッ」
トーカ「つーかリョーコさんにフェラさせて冷静に批評すんなバカっ!」
カネキ「トーカちゃんもすぐにイかせてあげるね。おいで」カモン
トーカ「ッ…」
ヒナミ「おねえちゃん、だいじょうぶだよ。お兄ちゃんとするとね、すっごく気持ちいいんだから…」ポー
トーカ「ヒナミ…」ゾク
リョーコ「あんっ…すごいいいっ! これぇ! これイイぃっ!」パコパコパコ
ヒナミ「お兄ちゃんの触手でヒナミのお口もマンコもいっぱいだよぉっ」グチュグチュグチュ
カネキ「オラ! イけッ! 僕の触手でイけオラァ!!」
リョーコ「アーーーッイク! すごいイクッ! イクーーーーーッ!」プッシャアアア
ヒナミ「ッアーーー…ッアーーーーー…」ビクンビクン
トーカ「……ムリ。触手プレイなんて高度すぎ…」
トーカ「に、逃げなきゃ…」ソローリ
カネキ「知らなかったの? 触手からは逃げられない」ニュルン
トーカ「ひっ…!」
トーカ「や、やあっ…!」
トーカ「やめてッ……やめろクソカネキっ!」
ガッガッ!
トーカ(! 手足ぜんぶ触手で縛られッ…!)
カネキ「いくよトーカちゃん」ビキビキ
トーカ「やあぁッ! やだあああ!」
カネキ「ふんっ」ズボッ ブチブチ
トーカ「あッ!? いぃっ…!」
カネキ「オラ!オラ!」パンパンパンパン
トーカ「アッアッアッアッアッアッアッアッアッ!」
数時間後
カネキ「うっ」ドッピュ ビュビューーーッ
トーカ「あ゛ーーーーッイグーーーーッ!」ビビクンッ
トーカ「あっ、ふっ……あ゛~~~……(余韻)」
カネキ「フゥーーッ……ほらトーカ、チンポお掃除して」グイッ
トーカ「…んちゅ……チュパ…」
トーカ「……すき……これ好きぃ……カネキすきぃ…」チュパチュパ
カネキ「トーカはいいコだね」ナデナデ
トーカ「あっ…」
トーカ「……おとーさん……」ボソ
カネキ「ん?」
トーカ「んーん…。なんでもない…」
トーカ「ねえ…」
カネキ「なんだい?」
トーカ「その、さ……私もうカネキの女にされちゃったんだよね?」
カネキ「そうだよ」
トーカ「そっか…」
トーカ「……じゃあさ。今度…する時はさ…」
トーカ「…………オトーサンって呼んでいい……?」カアァ
カネキ「……」
トーカ「……な、なんか言ってよっ」
チュッ
トーカ「んぅ!?」
カネキ「トーカっ…」ネチョネチョ
カネキ「トーカが可愛いからっ……おとーさん、また子作りしたくなっちゃったよ…」
トーカ「ふあ…っ」トロン
トーカ「ンッ…チュッ……アッ、イイッ…」
トーカ「……きて…おとーさん……」クパァ
パンパンパンパンパンッ
アッアッアッ オトーサンイクッ! トーカイッチャウゥゥーーッ
イクーーーーッッ! ア゛ーーーッ!
カネキ「まったくJK制服ファックは最高だぜっ!」バコバコバコ ビュルルル
リョーコ「カネキくんっ! せっかく赫子パイズリしてるんだから私のことも見て!」プーッ
カネキ「ごめんリョーコさん。気持ちいいよ」ビュルルル
ヒナミ「お兄ちゃん! トーカおねえちゃんばっかじゃなくて、私たちも……して?」
トーカ「ッ……ダメぇ! おとーさんは私のなのぉ!」ズコズコ アンアンッ
ヒナミ「独り占めはだめだよぅ……アンッ」パコパコ
リョーコ「ふふっ…みんなでしましょ♪」
カネキ「……フッ」
カネキ「やれやれ」ビュルルルッ
トーカ+笛口親子のエロ終わりっすー
どうにかタイトル回収で終わらせられた……読んでくれた方ありがとー
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SEX