おんねん

幼女「えーやだ」

おっさん「...プリキュアもおるねん」

幼女「！？」


続きお願いします

僕の下半身の妖怪も退治してほちい

おっさん「すぐ来てくれたら妖怪に会えるかもなぁ…」

幼女「でもママに知らない人について行っちゃダメって…」

引き継ぎ頼む

おっさん「妖怪は子供にしか見えないんだよ」

幼女「じゃあなんでおじさんにはわかったの？」

おっさん「そ、それは…」

幼女「おじさん怪しい」

バッドエンド

おっさん「ついたで。ここや」

幼女「楽しみー。早くはいろ！」

おっさん「……ええか？開けるで？」

ｶﾞﾗｯ

「グルォアアアアアアアア！！」

幼女「キャアアアアア！！」

おっさん「チィッ！さっそく出よったな……お嬢ちゃん下がりい！」

幼女「なにあれ！なにあれ！」

おっさん「牛鬼や！」

【牛鬼】
西日本に伝わる妖怪
主に海岸に現れ、浜辺を歩く人間を襲うとされている
性格は極めて狂暴

牛鬼「ゴアアアアアアアア！！」

おっさん「うおおおお！」

幼女「おじさん！」

幼女「やれやれ」

おっさん「！？」

幼女「安倍晴明の血を引く私を舐めてもらっちゃ困る」ｺﾞｺﾞｺﾞ
牛鬼「ガァァァァ」
幼女「悪霊退散！」っ破魔パンツ

牛鬼「ロリｻｲｺｰ！」ｼｭｩｩｩｩ

ｶﾞｯｼｨｨｨｨｨ!!

おじさん「ぐっ……おおお！」

幼女「おじさん！」

おじさん「おらああああ！！」ﾌﾞﾝｯ

牛鬼「ガアアアアアア！！」

ﾄﾞｶﾞｼｬｰﾝ!

幼女「すごい！やっつけた！」

おじさん「いや、まだや……」

牛鬼「オゴ、オガアアアアアア！！」

幼女「そんな！」

おじさん「奴は妖怪のなかでもかなり強力な部類やねん……こんなもんじゃ死なん……」

幼女「そんな！どうすれば……」

おじさん「……お嬢ちゃん、ごめんな」

幼女「……え？」

おじさん「……っ」ｸﾞｯ

幼女「う！？お、おじさん……なんで首絞めるの……？苦しいよ……あがっ！」

おじさん「堪忍やで、お嬢ちゃん……」

幼女「かはっ……あ……」

牛鬼「ゴアアアアアアアア！！」

おじさん「……！(来た！)」

幼女「やめ、て……」

牛鬼「ジャアアアアッ！！」

ﾄﾞｶﾞｧｧｱｯ!!

おじさん「ぐああああっ！！」

ｶﾞｼｬｰﾝ

幼女「……！っはぁ、っはぁ……おじさん……？」

牛鬼「グ、グ、グァ……ゴアアアアアアアア！！」ﾌﾞｼｭｳｳｳｳ

幼女「え！？なに！？牛鬼が……」

おじさん「がはっ、はぁっ、はぁっ……やったで、お嬢ちゃん……」

牛鬼「アアアアアアアアア！！」ﾌﾞｼｭｳｳｳｳ

幼女「牛鬼が、溶けてる……？」

牛鬼「ゴアアッ！アアアアア！」ﾌﾞｼｭｳｳｳｳ

おじさん「……牛鬼はな、恐ろしく強い妖怪や。だけど１個だけ弱点があんねん

幼女「弱点？」

おじさん「牛鬼はな、人を助けたら溶けて死んでしまうねん」

幼女「！……そうか、だからおじさんは私を」

おじさん「ああ。ワシをぶっ飛ばすことで牛鬼は結果的にお嬢ちゃんを助けたことになる。堪忍やで、お嬢ちゃん……」

牛鬼「ァ……ァォ……」ｼｭｳｳｳｳ

幼女「……消えちゃった」

おじさん「っふぃー。これでやっと一匹や……」

【牛鬼にまつわるエピソード】
ある日青年が川の淵で空腹の女性に出会う
その女性は牛鬼が人間に化けた姿だった
不憫におもった青年は自身の弁当を女性に分け与える
二ヶ月後、青年の住まいを洪水が襲う
流された青年を助けたのは、二ヶ月前に青年が弁当を分け与えた牛鬼だった
しかし牛鬼には「人を助けると身代わりにこの世を去る」という掟があり、結果全身から血を流し溶けてしまったという

有難う御座います！すごく興奮しました