【僕のヒーローアカデミア】安価とコンマで楽しい学園生活 vol.2 (683)

前スレ:【僕のヒーローアカデミア】安価とコンマで楽しい学園生活
【僕のヒーローアカデミア】安価とコンマで楽しい学園生活 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1415268552/)

世界人口の約八割が何らかの“特異体質”を持つ超人社会となった現代!
そこでは、生まれ持った特殊な力“個性”を悪事に使う敵(ヴィラン)と!
同じく“個性”をもってそれに対抗するヒーローとの戦いが、日夜繰り広げられていた!

そんな世界で、ある一人の学生が今、己が夢に向け歩き始めようとしていた!!



というわけで、安価とコンマで作成したオリキャラ達で、ヒロアカ世界の学園生活を満喫しようというスレです
作成済みキャラ名簿も追々投下していきます


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1417017046

▽作成済みキャラクター一覧


○主人公:山田・英雄(やまだ・ひでお)

特徴:
頭の出来は少々残念だが、身体能力はバカみたいに高い!
安価とコンマの導きにより推薦入試で雄英高校ヒーロー科に合格、1‐Uの生徒となった。
ヒーローを目指した動機はホモだかr……もとい、「ウルトラマンに憧れて」。
あとは意外とムッツリでもあるが、正直者で誠実でもある。まあぶっちゃけその辺は安価次第だ!

“個性”:『吸出自在』
エネルギーの吸収と放出が行える“個性”!
手のひらという狭い範囲からしか吸収・放出ができないため、 広範囲攻撃を受けると危険だ!
また、純粋な物理攻撃に対しては無力だぞ!
だが、汎用性は高いため、身体能力の高さと組み合わせれば強力に使いこなすことも可能なはずだ!
要は工夫次第だ! 足りない知恵を絞って頑張れ!

所持技能:
《身体能力補正》君は非常に優れた身体能力を持っている。基本修正値-10
《“個性”補正》一部のエネルギー操作系“個性”を無効化できる他、吸収したエネルギーを放出して様々に利用できる



▽1-Uクラス名簿

○担任:嵐山・風華(あらしやま・ふうか)/“飛翔ヒーロー”ブラストウィンド

特徴:
腰まで届く真紅の髪が特徴的な女性教諭。身長は普通でスタイルはそこそこ良い。
軍服軍靴を完璧に着こなしている勇ましい女性で、ヒーローとしての活動も、敵鎮圧等の戦闘系に特化している。
そのせいか、女性でありながら二つ名が『飛翔“ヒーロー”』となっており、本人も少なからずそこを気にしている様子。

“個性”:???



○飯田・のどか(いいだ・‐)

特徴:
深みのある紺色の髪をさっぱりとショートカットにした、長身かつ巨乳のスタイルのいい女子。
関西弁で喋り、よく(-ω-)←のAAそのままの顔でのんびりお菓子をつまんでいる。
基本的にはマイペースながら、戦闘時は圧倒的なパワーと耐久力でごり押しするパワーファイター。


“個性”:『パンダ』
パンダに変身する“個性”! 力は強く、毛皮はモフモフ、おまけに笹が食える!
水を被ることでパンダに変身し、お湯を被ることで元に戻るぞ! なに、掲載誌が違う? HAHAHA!!
なお、「肉体が変異する」というより「毛皮を纏う」という表現の方が近い変身の仕方なので、
変身による体格の変化は着衣に影響しないぞ! 残念だったな青少年諸君!!
一応、水を被ってもオナラを我慢する時のようにぐっと堪えていれば変身せずにいられるらしい。



○音無・響(おとなし・ひびき)

特徴:
藍色の髪の男子。真面目で大人しそうな雰囲気だが、集団の先頭に立って積極的に行動できる優等生タイプ。
語尾に「~っス」がつく、体育会系っぽい喋り方をする。
ただ、立ち姿がどうやってバランスを保てているのか謎なくらい一種独特(いわゆるジョ○ョ立ち)。一人だけ画風が違うとか言ってはいけない。

“個性”:『擬音唱写』
任意の擬音の効果を現実に具現化する“個性”!
例えば、『ジュゥゥ』を具現化すれば熱が発生し、『ドヒュゥゥン』を具現化すれば風が起こる!
ちなみに“個性”使用中は、“個性”を持つ者にしか見えない、尻尾を持った人型の生物か何かのヴィジョンが浮かんで見える!
どこかで見たような気がしても、けしてact2とか言ってはいけないぞ! お兄さんとの約束だ!



○影崎・忍(かげさき・しのぶ)

特徴:
濡れ羽色の綺麗な黒髪をセンター分けのショートカットにした、理知的な女子。太眉。
かなり長いマフラーをいつも巻いているが、これは耐熱性や防刃性などに優れた繊維で作られた特注品であり、戦闘時にはこれを利用する。
“個性”による偵察・攪乱・陽動・捨て駒戦術など対応力は非常に高く、その頭脳と“個性”と体術と道具を最大限生かして戦うオールラウンダー。
明奈とは、学校違いの友人。

“個性”:『分身』
文字通り、自分の分身を作り出して操ることのできる“個性”! ジャパニーズニンジャ!
その神髄は、幾度でも分身を作り出し続けることができるすさまじいタフネスだ!
一応、同時に出して操れるのは三人ぐらいが限界らしい!

○風波・一震(かざなみ・いっしん)

特徴:
背の低い赤毛の男子。ピアスやシルバーアクセサリなどを身に着け、どことなくチャラい雰囲気がある。
よく言えばフレンドリー、悪く言えば馴れ馴れしい。また、暇な時間はよくケータイを弄っている。モ○ストの重課金者。
“個性”は強力なのだが、おつむの方が少々残念であまり使いこなせていない。派手な攻撃が好きなヒャッハー型。

“個性”:『超震動』
振動を操る“個性”! 震えるぞハート! 燃え尽きるほどヒート!
強力な震動波を全身から発生させられる! 全方位に隙がないぞ!



○真壁・金嗣(まかべ・きんじ)

特徴:
根元に黒の地毛が見えつつある茶髪は前髪が長く、左目を隠している。男子としては非常に小柄。
基本的に無口かつ無表情で、滅多に喋らないため感情が読みづらい。
だが、立ち居振る舞いを見るに、実直で誠実なタイプのようだ。
非常に優れた防御能力を生かして、耐えに耐えつつカウンターを狙うタンク型。

“個性”:『バリア』
透明な障壁を作り出す“個性”! 用途は防御だけではない、使い方次第だ!
ただ、盾くらいのサイズのものしか出せないため、防御範囲はやや狭い! 気合でカバーだ!
今の実力では、約三枚までなら同時に出せるらしいぞ!




▽その他の生徒

○園城・明奈(えんじょう・あきな)

特徴:
銀髪姫カットのサラサラヘアー+アホ毛を持つ、非常に小柄な少女。
よく言えば陽気で明るい性格、悪く言えば非常に子供っぽい性格をしている。端的に言えばアホの子。
自身の“個性”で炎を操るにもかかわらず、暑さへの耐性がかなり低いため、ペットボトルの水をいつも持ち歩いている。
雄英の推薦入試の会場で知り合った忍とは友人同士。が、残念ながら、雄英には推薦でも一般でも落ちてしまった。


“個性”:『火炎操作』
炎を自在に操る“個性”! 見たまんまだ! 主人公っぽいぞ!
ただし本人が暑さに弱いため、あまり派手に使うと自分が使っている炎の熱でバテる!

突然ですが、宣伝です!




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なんと!つまらないと今話題のこのSSスレが…

とうとう宣伝用のスレになってしまったぁ!





文句があればこのスレまで

P「俺が…タイムスリップ?」
P「俺が…タイムスリップ?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1367720550/)

さあ、ついに学園生活の始まりですよー!
それでは今夜も楽しくコンマの神様に振り回されていきましょう

▽前期スケジュール

○四月
>第一週:祝・入学
 第二週
 第三週
 第四週
○五月
 第一週:ゴールデンウィーク
 第二週
 第三週
 第四週
○六月
 第一週:中間テスト
 第二週
 第三週
 第四週
○七月
 第一週:社会科見学
 第二週
 第三週
 第四週
○八月
 第一週:学期末実力テスト
 第二週:終業式


実力を積んで、学期末テストで上位を目指そう!

▽学園生活パート説明

主人公・英雄君がどんな出来事に遭遇するか、その内容を安価(コンマ)で決定し、適宜安価を取りながらイベントを進行。
【勉学】【戦闘】【交友】の三種類のイベントをこなすことで一週間とし、次の週に移ります。
なお時期によっては、発生するイベント内容が固定されていることも。
イベントの種類やその結果に応じて、ステータスが強化されたり、交友関係が広がったり色々あります。
出来る限り実力を伸ばして、前期ラストに控えている実力テストで上位に入ることを目指しましょう!

◇四月・第一週:祝・入学◇


▽【勉学】イベント

⇒固定イベント発生


……


キーンコーンカーンコーン...


風華「――ではLHRを始める。本日の議題は、このクラスの学級委員についてだ」

風華「各クラス毎に男女一名ずつ、学級委員を選出せねばならん。学級委員長の役職やその重要性については今更語る必要もあるまい。では、立候補者は挙手」

嵐山教官がそう言った途端、クラス中から我先にと一斉に手が上がった。
普通の学校であれば、雑用係と変わらない認識で敬遠されがちなクラス委員だが、ここ雄英では違う。
集団の先頭にたって全体を引っ張っていける能力というのは、ヒーローとしても重要な資質だからだ。

そんな中、英雄は……>>↓1
1.当然、自分も立候補する!
2.なれたらいいな……程度で、一応立候補はする
3.別の誰かを推薦する
4.別に興味はない。静観する

自分に務まるかどうか自信はないけれど、内心にも大きく影響する役職には違いない。
なれたらいいな……程度の積極性ではあるが、英雄も周囲の皆と同じように挙手した。

風華「ああ、まあこうなるだろうとは思っていたが――静粛に! これでは収拾がつかん、何らかの方法で男女各一名ずつを選出しろ」

「教官、何らかの方法って具体的に何ですか!?」

風華「諸君の自主性に任せる。とりあえず――そうだな、では推薦合格の二名! 暫定の司会として、学級委員の選出会議を取りまとめたまえ」

忍「わかりました」ガタッ

英雄「……えっ俺?」

言うだけ言って教壇を離れ、教室の角で傍観体勢に入った嵐山教官に代わり、このクラスの推薦合格者――すなわち忍と英雄が前に出、教壇に立つ。

忍「それでは、学級委員の選出ですが……自薦では決まらないので、何かそれ以外の方法で決めようと思います。選出方法について何かアイデアのある人は居ますか?」

「ここは民主主義に則って投票で……」「皆自分に投票したら結局決まらなくね?」「じゃあ一番腕っぷしが強い奴に任せるとか……」ザワザワ

英雄「……あ、そうだ、推薦合格の二人がちょうど男女二人組だから、もういっそこのペアをそのまま学級委員にしてしまうというのは……」

「「「却下で」」」

英雄(ちぇー)

などと議会が踊りに踊った結果、学級委員の選出方法として選ばれたのは……>>↓1
1.公平にくじ引き
2.民主的に投票
3.バトルロイヤル
4.その他自由安価
5.コンマ※

※判定表
00~33:1
34~66:2
67~99:3


ああだこうだと混沌とした話し合いの結果、一体誰が言い出したのか、「クラスで一番実力のある人間がするなら誰も文句はないだろう」というもっともらしい意見が採用されてしまった。

忍「……というわけで嵐山先せ……ゴホン、嵐山教官、立候補者同士の模擬戦によって学級委員を選出する、ということに決まりました」

風華「ふむ。まあ、それが諸君の出した結論ならば私は一向に構わん」

忍「つきましては、このLHRの時間中に選出を行うのは困難なので……次のヒーロー基礎学の授業時間を、学級委員選出のための模擬戦に充てていただきたいのですが」

風華「良かろう。どうせヒーロー基礎学では定期的に戦闘訓練を行っている。次の訓練内容を、学級委員選出戦に適したものに微調整しておこう」

忍「ありがとうございます」


キーンコーンカーンコーン...


風華「ふむ、時間だな。ではLHRはここまで! 次のヒーロー基礎学の授業にて、学級委員選抜模擬戦を行うものとする! 以上だ、日直、号令!」

<キリーツ、レーイ、チャクセキー...


かくして、学級委員の選出は次の授業に持ち越されることになった……。

◇四月・第一週:祝・入学◇


▽【戦闘】イベント

⇒固定イベント発生


……



キーンコーンカーンコーン...


風華「では、本日のヒーロー基礎学の授業は、先だって通達した通り学級委員選出のための模擬戦を行う!」

風華「なお、本来の予定ならば、本格的な戦闘訓練を行うのはもう少し先であったこともあり、一部生徒の戦闘服(コスチューム)がまだ届いていない。よって全員の条件を等しくするため、今回の模擬戦はジャージで行うものとする」

風華「さて……今回私は監督役として公平な立場で模擬戦の審判を務めるが、具体的にどのような試合を行うのかは諸君の自主性の範疇だ。LHRで決まった、模擬戦のレギュレーションを教えてもらおうか?」

忍「はい、今回の模擬戦は……」


>>↓1
1.立候補者全員のバトルロイヤルで、最後まで勝ち残った者が学級委員
2.トーナメント形式で模擬戦を行い、最後まで勝ち残った者が学級委員
3.コンマ(奇数:1/偶数:2)




忍「トーナメント形式で模擬戦を行い、最後まで勝ち残った者が学級委員になります」

風華「なるほど。では試合会場は?」

忍「授業時間中に決着をつけるため、通常のリングで、一対一で向き合った状態から開始とします。有効打二本先取、もしくは五分経過時により多く有効打を取っていた側の勝利とします」

風華「よろしい。模擬戦に挑む諸君は可能な限り寸止めを意識しろ、『本当に攻撃を行っていたら当たっていた』と判断できる状況ならそれで一本と認める。無論、危険行為には介入させてもらう」

忍「よろしくお願いします。それでは皆さん、男女に分かれて模擬戦の準備をしてください!」

忍の指示に従って、皆がぞろぞろと移動を開始する。
英雄も同じように会場へと移動を開始した……。

ちなみにこのクラスの女子の人数は……>>↓1コンマ
一の位と十の位の大きい方の数字を採用。なお0は10とする。11のような矛盾した数字の場合はさらに安価下

このクラスは男子13人、女子7人。
英雄が参加する男子側トーナメントでは、シードも含めて4回勝ち抜けば優勝ということになる。
くじ引きで決まったトーナメント表の位置からすると、残念ながら英雄はどうやってもシード権を得られない場所なので、学級委員を目指すなら4回連続で勝つほかない。

英雄(まあ、ほどほどに頑張ろう……さて、俺の試合の相手は、っと)

くじ引きで決まった対戦順に従い、リングにやってきた英雄と対峙したのは……>>↓1
1.金嗣
2.一震
3.響
4.知らない人だ(新キャラ作成)
5.コンマ※

判定表:
00~24:1
25~49:2
50~74:3
75~99:4

響「っス! 音無・響っス! よろしくお願いしぁーっス!!」

英雄「あっ、えっと、山田・英雄です。よろしく」

相手は、いかにも委員長キャラといった雰囲気の響だった。
実際本人もかなり積極的な様子で、瞳の中にやる気の炎が燃えているのが見えるようだ。

英雄(これはいきなり負けたかもしれない……いやいや、やる前から諦めてちゃ駄目だな)

意識を切り替え、響と共にリングに入る英雄。
舞台は、(英雄自身は使わなかったため直に見てはいないが)推薦入試の際に使われていたのと同じマット敷きのリングだ。

風華「双方、準備はいいな? それでは――試合開始!」

響「行くっスよ!!」ズ...!

審判である嵐山教官の号令がかかった瞬間、響の背後にあの不可思議なヴィジョンが浮かび上がる!

そのヴィジョンがこねくり回している文字は――>>↓1コンマ
00~19:『ギュン』
20~39:『ヒュッ』
40~59:『パッ』
60~79:『ガオン』
80~99:読み取れなかった……


響の背後に立つヴィジョンがこねくり回している文字は、どうやら『ギュン』と読める。
と思った瞬間、その擬音そのままの急加速で、響が眼前に迫っていた!

英雄(しまっ――!)

なれればいいや、などと緩い気持ちでいたことで完全に先手を取られた。
深く体勢を沈めたところから、響の掌底が来る――!

《響の攻撃判定》
>>↓1コンマで判定値
 《“個性”補正》速度が乗った打撃だ:-5
 《“個性”補正》命中時に特殊効果付与

《響の判定値:68-5=63》

その時、英雄は――

《英雄の回避判定》
英雄はどうする?>>↓1 コンマで判定値
1.防御:判定値‐20、成功時も被弾するがダメージ軽減、《身体能力補正》-5
2.回避:《身体能力補正》-5
3.カウンター:成功時、回避して確定反撃、不意を突かれている:+5

《響の判定値:63》
《英雄の判定値:62+5=67》回避失敗!


響の急接近に対し、咄嗟にカウンターを見舞おうとした英雄だったが――

風華「――そこまで! 音無に一本だ」

響「っス!」

英雄「ぐ……!」

英雄が反射的に繰り出したカウンターは、響の肩口を浅く打ってはいた。
だが、響が寸止めした掌底の中には、『ドゴォ』の文字があった。
もしも響が寸止めせず、それをそのまま打ち込んでいたら、英雄はカウンターの打撃を放つ前に吹っ飛ばされていただろう、と、そういう判断での一本なのだろう。

英雄(駄目だ駄目だ、こんな腑抜けた状態じゃ……!)

響は既に初期位置へと戻っている。
残り一本取られればその時点で終わりだが、いくらなんでもこのまま負けるわけにはいかない。

英雄(二本目はこうはいかないぞ……! そうだな、次は……)


二本目、作戦はどうする?>>↓1
1.こちらから先手を取って仕掛けよう
2.冷静に相手の動きを見極めて、今度こそカウンターを決めよう
3.“個性”で蛍光灯の光をチャージして、目くらましを狙おう
4.その他自由安価

二本目はこうはいかない。こちらから先手を取って仕掛ける!

風華「それでは――二本目、始め!」

英雄「!!」ダッ!

響「!」

嵐山教官の号令がかかった瞬間、今度は英雄から一気に突っ込んだ。
迎え撃つ響は、背後にあのヴィジョンを浮かばせながら身構える。


《英雄の攻撃判定》
ここは……>>↓1
1.スピードを乗せた打撃! →《身体能力補正》-10、速度が乗った打撃:命中時ダメージ増
2.掴んで投げる! →《身体能力補正》-10、一部防御補正を無効
3.フェイントをかけて…… →成功時、続く本命攻撃の判定にボーナス、《身体能力補正》-5

《英雄の判定値:88‐10=78》

英雄は素早く接近し、響の腕と襟を取った。
対する響は一瞬予想を外されたような表情を浮かべたが、すぐさまふんばって耐える体勢に入り、背後のヴィジョンもまた、こねていた『ガキン』の文字を改めてこね直す。
このまま投げられるか――!?


《響の防御判定》
>>↓1コンマで判定値
 《“個性”補正》-10

《英雄の判定値:78》
《響の判定値:10-10=00・クリティカル!!》 攻撃失敗!


英雄が投げ飛ばそうと力を込めた瞬間――

『ズシッ...!!』

英雄「重っ……!?」

響「ギリギリ……間に合ったっスね!」ニッ

見れば響の体に、『ズシッ』という書き文字が張り付いている。“個性”によって、自身の重量を増やしたのだ。

響「こっちらからもお返しっスよ!」グッ

英雄「まっず……!」

投げ損なった英雄を掴んで、響が投げ技を仕掛けてくる――これは避けられない!


《響の攻撃判定》
>>↓1コンマで判定値
 《“個性”補正》-10
 カウンター攻撃:-5

《響の判定値:98-10-5=83》

投げ飛ばされる直前、英雄は自分の体に書き文字が貼り付けられるのを見た。
曰く、『フワリ』と読める。
それを読み取った次の瞬間、その文字通りに英雄の体がフワリと持ち上げられ、投げ飛ばされる……!

英雄「なんのっ……!」

投げ飛ばされはしたものの、英雄の身体能力は猫並だ。
空中で体勢を整え、上手く受け身を取ろうとするが……?


《英雄の防御判定》
>>↓1コンマで判定値
 《身体能力補正》-10

《響の判定値:83》
《英雄の判定値:32-10=22》回避成功!


相手の“個性”によって体重を軽くされ、派手に投げ飛ばされた英雄だったが、むしろ逆に、そうして滞空時間が伸びたことで余裕が生まれた。
空中で体をひねり、体勢を整えた英雄は、両手足を使ってしっかりと着地。
投げられはしたものの、完全にノーダメージで済ませることに成功した!

響「す、すごい身体能力っスね!?」

英雄「いやぁ、別にそれほどでも……」

響「羨ましいっスね……いったい何食べたらそうなるんスか?」ジリジリ

英雄「ホウレンソウとかかなぁ」ジリジリ

互いに軽口を叩きながらも、油断なく間合いを計っている。
英雄が見せた身のこなしに、響の方はやや腰が引けているようだが……


英雄はどうする?>>↓1
1.まだまだ果敢に攻め立てる
2.ここは相手の攻撃を誘ってカウンターを狙う
3.“個性”を使って、蛍光灯の光で目くらましを狙う
4.その他自由安価

ここは相手の攻撃を誘って、カウンターを狙おう。
英雄はじりじりと距離を詰めながら、響の動きにいつでも即応して迎撃できるよう意識を研ぎ澄ませる。
対する響はといえば、こちらとの間合いを保ったまま、場外に出ないよう立ち回り続けている。
仕掛けてくる気はないのか……?


ここは……>>↓1
1.時間切れまで逃げ切る気かもしれない、一気に攻めよう
2.相手もカウンター狙いかもしれない、こちらから仕掛けると見せかけて、迎撃の動きにカウンターを仕掛けよう
3.迂闊に動くとかえって危険かもしれない、このままの戦術で様子を見よう
4.その他自由安価

待てよ、相手は既に一本取っている。もしかするとこのまま時間切れまで逃げ切る気かもしれない。
ここは一気に攻めよう!
ただ、先ほどの突撃にも対応されてしまった以上、攻撃方法は考えなければ……

どうする?>>↓1
1.先ほどよりも早く、対応しきれないほどのスピードで攻撃する
2.フェイントをかけて意識をずらし、その隙を突く
3.一か八か、相手の“個性”をこちらの“個性”で阻止できないか試す

今度は一か八か、相手の“個性”を自分の“個性”で阻止できないか試そう。
その上で、今度の狙いは……


《英雄の攻撃判定》
攻撃方法>>↓1 コンマで判定値
1.普通に打撃 →《身体能力補正》-15
2.もう一度投げ →《身体能力補正》-10、一部防御補正を無効
3.ここで関節技 →《身体能力補正》-5、一部防御補正を無効

《英雄の判定値:45-15=30》

相手の“個性”の発動を阻止するには、相手の背後に見えるあのヴィジョンに届くくらいまで距離を詰めなければならない。
間合いの計り合いから不意を突いて急接近し、先に頭突きをぶつけるくらいの勢いで打撃を放つ……!
対する響は、やはりあのヴィジョンを背後に発生させながら、防御の構えを取る。


《響の防御判定》
>>↓1コンマで判定値
 防御:-20、成功時も被弾するがダメージ軽減
 《“個性”補正》→英雄の策により無効化

《英雄の判定値:30》
《響の判定値:72-20=52》 攻撃成功!


響の背後に浮かんだヴィジョンが、こねくり回した文字を響に貼り付けようとした瞬間――そのタイミングを狙っていた英雄は、すかさず文字と響の間に空いている左手を突っ込んだ。

響「!?」

英雄(汎用性が高くて強力だけど……発動モーションがバレバレなのがその“個性”の弱点だ!)

狙い違わず、英雄の左手に貼り付けられる『ガキン』の書き文字。
“個性”を使っても吸収することはできなかったが、書き文字の効果を受けたのは響ではなく英雄の左手の方だった。
そのまま、突き出した左手で響を抱き寄せるようにして――ほぼ密着状態の至近距離から、右拳をボディへと叩き込む!

響「――ッ!」

英雄「……と、こういう感じでどうでしょうか、教官」

風華「ふむ……今の打撃ならば、防御の上からでもそれなりのダメージを与えられていただろう。山田、お前の一本として認めよう」

英雄「ありがとうございます!」

響「く、逃げ切り失敗っス……!」

風華「ふむ、といったところで時間だな」

英雄「この場合はどうなるんですか? お互い一本ずつで、本数は引き分けなんですが」

風華「その場合は、同じ一本でもどちらがより優勢だったかを鑑みて、私が勝敗を決定する。そうだな……山田はあまり積極性が感じられず、一本目を落としたのはそのせいのようなものだったし……」

英雄「ぎくっ」

風華「しかし音無も、“個性”に頼り過ぎた結果、その弱点を突かれて二本目を譲ることになった」

響「ぎくぎくっ」

風華「そうだな……ではこの試合、勝者は>>↓1とする」


>>↓1コンマ
00~39:英雄
40~99:響

風華「ではこの試合、勝者は山田とする」

響「無念っス……」

風華「個人的にはやる気のない者への評価は厳しくつけたいところだが……」ジロ

風華「『実力者を選出する』というこの模擬戦の趣旨からいうならば、最初は腑抜けていたにせよ、工夫を凝らして相手の“個性”に対応してみせた山田の方に軍配が上がる」

英雄「ほっ」

風華「では、これにて一回戦終了だな」

響「無念っスけど、仕方ないっスね。ありぁとあっした――っス!」ペコ

英雄「こ、こちらこそ、ありがとうございました」ペコ

風華「うむ。では次の試合だ、2人とも下がれ」

「「はーい」」

嵐山教官に指示されて、リングの外に出る。
と、

響「……英雄君、だったっスね。いい勝負だったっス。自分の代わりに、是非学級委員の座を掴んでほしいっス! 応援してるっスよ!」ギュ

英雄「は、はあ……う、うん、頑張るよ……?」

物凄く悔しそうな顔をしながら固く握手され、夢を託されてしまった……。
うーん、これは意識を改めて本気で学級委員を狙うべきだろうか……。
ともあれ、次の試合に備えよう。

↑うあーミスですー数字見間違えましたー

風華「ではこの試合、勝者は音無とする」

響「っス!」

風華「実力が拮抗しているとするなら、あとはやる気の問題だ。その点、みすみす一本目を譲った山田は相応しくないと私は考える」

英雄「うぐ……」

風華「よって勝者は音無だ。順番が来れば呼ぶ、次の試合に備えていろ」

響「っス! では、ありぁとあっした――っス!」ペコ

英雄「あ、ありがとうございました……」ペコ

嵐山教官に指示され、2人でリングの外に出る。
と、こちらに近付いてきた響から握手を求められた。

響「英雄君だったっスね。いい試合だったっス。自分も行けるところまで行くつもりっスが、学級委員になれてもなれなくても、今度ともよろしくっス!」

英雄「……うん。やっぱり俺より君が勝ち抜いて正解だったと思う。これからもよろしく!」

響「っス!」ニカッ

そこまで積極的でなかったせいで判定負けという結果に終わってしまったが、まあ、自業自得というやつだろう……。
せめて、自分に勝った響がどこまで勝ち上がれるかくらいは応援しよう。

というところで、ちょっと頭もボケてきてるようなので今回はここまでとしておきますー。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました~


【交友】イベントはコンマ次第では恋愛フラグもワンチャンあるかもですよ! お楽しみに!


ちょっと気になったんだけど熱エネルギーは0ケルビンまで吸収出来るのだろうか(チート臭

>>95
英雄(触れて熱エネルギー吸収中)

英雄「……これ、熱取られてるはずのそっちの感覚としてはどう?」

のどか「キミの手ぇってちょっち冷たいんやね」

英雄(その程度か……)


なお、よっぽど大量に蓄積しない限り、放出時も温かいものを手で保温できる程度の模様


というわけで今夜も楽しく行きましょう

……


のどか「ふっふっふ、ほな、ここらでちょっと推薦入試ん時の雪辱戦といかしてもらおかな」

忍「あら、意外と根に持つタイプなのね」

のどか「いや別に? せっかくやから、なんかそれっぽいこと言って気分盛り上げとこかなと」

忍「ああ、そういうタイプなのね」

のどか「そういうタイプやね。でも実際、マフラーなしでガチンコの今回は、前回みたいにはいかへんと思てるけどね」

忍「たしかにこの条件だと、私も違う戦い方を考えざるを得ないわ。まあ、結果はやってみればわかることね」

のどか「せやね」

審判「双方準備はいいですね? では――始め!」

のどか「ほな行くでー!」

忍「どこからでもどうぞ」

英雄「おお、やってるやってる」

学級委員選抜トーナメントは、男女共にそこそこ盛り上がっているようだ。
早々に脱落してしまった英雄は、気楽に見物……もとい見学して回っていた。

ちなみに、どうやら推薦入試の際に対戦していたらしいのどかと忍の再戦はというと……。

まず、開幕からパンダ化したのどかが真正面から突貫。
それを迎撃する忍は、分身体を三体くり出して打撃を叩き込むが、毛皮の防御力を抜けられていない(ノーダメージ)ということで一本にならず。のどかは分身sを薙ぎ払ってさらに前進。
再び三人増えた忍のうち、今度は一人がのどかの腕をかいくぐって顔面に飛びつき視界を塞ぎ、残る二人が膝裏狙いで打撃するも……のどかの体勢を崩しきれずやはり無効。
のどかは正面側の分身二人を打ち払い、残る一人は無視してそのまま前進、とうとう本体と思しき最奥の忍まで距離を詰めきり、躍りかかったのだが……

忍「残念ながら私は分身なのよね」ドロン

のどか「なんやて!?」ガーン

実は接近して膝裏狙いで打撃した二人の忍のうち、のどかに狙われにくい背後側まで回り込んでいた方が本体だったのだ。
徒手空拳では毛皮の防御力を貫通できないから無視して構わない……と、そう考えていたのどかの隙を見事についた形だ。
背後を取った忍は、分身と共に四人分の全力打撃をのどかの膝裏に叩き込み、今度こそ姿勢が崩れたその瞬間、揺らいだ上半身にすかさず集団で飛びついてそのまま引きずり倒し、床に叩き付けることで一本判定をもぎ取ったのだった。

忍「分身の操作にかかりきりになって、本体が棒立ちしたままになるなんて弱点はとっくに克服したわ」フ

のどか「くっ……やってくれるでホンマに!」

あとはもう、忍が分身と一緒にリング中を動き回って攪乱して、のどかに本体を特定させないまま時間切れまで逃げ切って一本勝ちだった。

のどか「っくぅぅぅ……かなわへんなぁホンマにもう!」

忍「逃げ回るこっちも、本物を特定されないかすごく冷や冷やしてたけどね」

英雄「うーん……流石だ」

などと、もはや完全に他人事として観戦している間に全試合が終了し、男子側からは響が、女子側からはやはり忍が、それぞれ勝ち抜いて学級委員を務めることが決定した。
実力で勝ち取った以上、誰も文句は言わないだろう。まあ問題は、戦闘能力だけではなくクラスをまとめる能力もちゃんとあるのかどうかなのだが……。

◇四月・第一週:祝・入学◇


▽【交友】イベント

>>↓1コンマで発生するイベント内容を決定

00~39:そうだ、そういえばあの子(前スレ>>108~あたりを参照)にお礼をしないと
40~64:クラスメートから声をかけられた
65~89:せっかくだから、誰かを遊びに誘ってみよう
90~99:特に何も起こらなかった……

英雄「……はぁ、気付けばもう週末か……早かったなぁ……」

入学直後、これまでとはがらりと変わった新しい環境についていくので必死になっているうちに、四月の一週目は終わってしまった……。
来週からはそろそろ環境にも慣れて、もう少し精神的な余裕も出てくるといいけれど……。



《四月の一週目が終了しました》

《前期スケジュール》

○四月
 第一週:祝・入学
⇒第二週 ティローン
 第三週
 第四週
○五月
 第一週:ゴールデンウィーク
 第二週
 第三週
 第四週
○六月
 第一週:中間テスト
 第二週
 第三週
 第四週
○七月
 第一週:社会科見学
 第二週
 第三週
 第四週
○八月
 第一週:学期末実力テスト
 第二週:終業式



◇四月・第二週◇


▽【勉学】イベント

コンマの一の位の数字でイベント内容を決定し、十の位の数字が一の位の数字にどのくらい近いかでその成功度を決定します
例えば一の位が、「1」で、イベント内容が「真面目に勉強に取り組んだ」の場合。
十の位に応じて、
1(ゾロ目):クリティカル
02:good
3489:normal
57:bad
6:ファンブル
という判定になります。もしコンマが「61」ならば「真面目に取り組んだがさっぱりわからなかった……」のようになります。


というわけで、今週の【勉学】イベントの内容は?>>↓1コンマ
一の位が、
01:真面目に勉強に取り組んだ
23:いきなり小テストだ……
45:苦手な科目を通じてクラスメートと親しくなれた
67:うっかり遅刻した(成功度が低いとペナルティ)
89:ついつい授業中に居眠りをしてしまった

へーい

9:ついつい授業中に居眠りをしてしまった
成功判定:7(-2)=normal


うーん……体を動かすのは得意だけど、やっぱり頭脳労働は苦手だ……!
ついつい授業中に居眠りしてしまい、先生から注意を受けてクラスメートに笑われてしまった。
もうちょっと真面目に勉強しなければ……。

◇四月・第二週◇


▽【戦闘】イベント

>>↓1コンマでイベント内容と成功度

一の位が、
01:体育の授業で体を鍛えた(身体能力強化)
23:戦闘訓練だ!(戦闘イベント発生)
45:“個性”の特訓に重点を置いた(“個性”強化)
67:クラスメートと喧嘩になってしまった……(イベント発生)
89:街で柄の悪い他校生に絡まれた……(イベント発生)

4:“個性”の特訓に重点を置いた
成功判定:1(-3)=normal


ヒーロー基礎学の授業などを通して、“個性”の強化に重点を置いた訓練を行った。
まだ実感はわかないが、少しずつ経験値を蓄積していきたい。


強化されたのは……>>↓1
1.エネルギーの吸収効率
2.吸収できるエネルギーの総量
3.エネルギーの放出テクニック
4.全体的な力の底上げ
5.コンマ

※判定表
00~29:1
30~59:2
60~89:3
90~99:4

65→3


“個性”に重点を置いた訓練の結果、吸収したエネルギーを放出する際の工夫が少し上手くなった……ような気がする。気のせいとか言うな。
“個性”が強くなればそれだけやれることも増えてくる。この調子で地道に頑張ろう。

◇四月・第二週◇


▽【交友】イベント

>>↓1コンマで発生するイベント内容を決定

00~19:そうだ、そういえばあの子(前スレ>>108~あたりを参照)にお礼をしないと
20~42:クラスメートから声をかけられた
43~65:体育の授業でクラスメートとペアを組むことになった
66~89:せっかくだから、誰かを遊びに誘ってみよう
90~99:特に何も起こらなかった……

これから一年一緒に過ごす仲間なわけだし、できればクラスメートとは親交を深めていきたい。
せっかくだから、誰かを遊びに誘ってみよう。


誰を誘う?>>↓1
1.一震
2.金嗣
3.響
4.他の男子(新規キャラ作成)
5.思い切って女子を……!
6.コンマ※

※判定表
00~29:1
30~49:2
50~69:3
70~89:4
90~99:5

ここは思い切って女子を誘ってみよう……! ちょっと緊張するな。

誰を誘おうか……?>>↓1
1.のどか(誘いやすそうだ)
2.忍(顔見知りではある)
3.他の女子(新規キャラ作成・難易度不明)
4.コンマ※

※判定表
00~39:1
40~79:2
80~99:3

顔見知りだし、親しみやすい雰囲気だし、ここはのどかを誘ってみよう。

英雄「あ、いたいた、飯田さーん」

のどか「ほん? なんやの英雄君」

英雄(またお菓子食べてる……)

英雄「えーっと、こう、せっかくクラスメートになったんだし親睦を深めたいなと思って。よかったらどこか遊びに行かない?」

のどか「ふーん? ええなぁそれ。ちなみに、他誰か誘ってるん?」

英雄「え? えーと……」


>>↓1
1.他にももう何人か誘うつもり
2.いや、今日のところは二人で

英雄「いや、他にも何人か誘うつもり」

のどか「あ、これからなんや。じゃあ、女の子にはウチの方から声かけとくから、英雄君は男子集めてくれる? やっぱりこういうのはみんなで賑やかにやりたいやん?」ニヘ(-ω-*

英雄「わかった、じゃあ、俺はまだ教室に残ってる人を適当に呼んでくるよ!」

のどか「ほな、昇降口に集合っちゅうことで~」

英雄「了解ー!」

ということで、とりあえずのどかとのどかが誘ってきてくれる女子数名は決まった。
あとは誰を誘うかだけど……

とりあえず、何人くらい誘ってみようか?>>↓1
1.一人でいいかな
2.せめて二人
3.三人ぐらい?
4.思い切って四人
5.いや、「ごめんもうみんな帰っちゃってて……」とか言って自分一人で行くという手も……

女子がのどかを含めて何人くらい来るかわからないが、とりあえず三人ぐらい誘ってみようか。
さてと、教室に残っているのは……


誰を誘う?>>↓1~3
1.一震
2.金嗣
3.響
4.他の男子(新規キャラ作成)

教室に残っていたのは一震と……あとは、まだあまりよく知らない男子だった。
せっかくだから、彼も誘ってみよう。


彼の髪の色
>>↓1
1.黒
2.緑
3.灰
4.朱
5.金
6.コンマ※

※判定表
00~19:1
20~39:2
40~59:3
60~79:4
80~99:5

48→3.灰

髪型は>>↓1
1.普通
2.ツンツン
3.やや長い
4.小さいポニテ
5.短髪
6.コンマ※

※判定表
00~19:1
20~39:2
40~59:3
60~79:4
80~99:5

4.小さいポニテ


では(英雄自身はまだ詳しく知らないが)彼の“個性”はどんなもの?>>↓1
(コンマで強さの尺度)

“個性”:『衝撃波』

自在に衝撃波を発生させられる“個性”!
射程に優れ、近~中距離に対応できるぞ!


ちなみに……>>↓1

1.発射の反動を利用して機動力も上げられる
2.有効射程内なら遠隔発動も可能
3.見た目が完全に波○拳
4.あまり連射できない
5.なお衝撃波は口から出る
6.コンマ※

※判定表
00~19:1
20~39:2
40~59:3
60~79:4
80~99:5

“個性”:『衝撃波』

自在に衝撃波を発生させられる“個性”!
射程に優れ、近~中距離に対応できるぞ!
なお、見た目は完全にどこかの格ゲーに出てくる236+Pのアレだが突っ込んではいけない!

↑ミス


“個性”:『衝撃波』

自在に衝撃波を発生させられる“個性”!
射程に優れ、近~中距離に対応できるぞ! さらには、有効射程内であれば遠隔発動も可能! 強力だ!

では彼の雰囲気は?>>↓1

1.一震と同じチャラいノリで、楽しそうに会話している
2.いつものテンションで絡んでくる一震を、クールにあしらっている
3.かなり柄が悪いようで、ヤンキーのように一震に絡んでいる
4.一人黙々と本を読んでいる
5.一震との会話の中で、女子がどうのグラビアがどうのという声が聞こえてくる
6.コンマ※

※判定表
00~19:1
20~39:2
40~59:3
60~79:4
80~99:5

67→4.一人黙々と本を読んでいる

読んでいる本はどうやら……>>↓1
1.参考書のようだ
2.何かの専門書のようだ
3.流行りの雑誌のようだ
4.漫画のようだ
5.ライトノベルのようだ
6.コンマ※

※判定表
00~19:1
20~39:2
40~59:3
60~79:4
80~99:5

57:3→流行りの雑誌のようだ


その他の彼の特徴は……>>↓1~3
1.眼鏡をかけている
2.泣き黒子がある
3.八重歯
4.身長は……(コンマが00低い~50平均的~99高い)
5.(コンマ奇数)引っ込み思案っぽい/(コンマ偶数)わりと社交的っぽい
6.たしか授業中は、[(コンマ奇数)体育が苦手/(コンマ偶数)勉強が苦手]のようだった
7.変わったブレスレットをつけている
8.騙されたり流されたりしやすそうな顔をしている
9.ポニテが感情表現している
10.その他自由安価

一震の他に教室に残っていたのは、かなり背の高い男子だった。灰色の髪を後ろで縛って、小さなポニーテールにしている。
何をしているのかと思えば、流行りの雑誌を一人黙々と読んでいるようだ。雑誌のページをめくるたび、ブレスレットがチカリと蛍光灯を反射する。
表情はあまり変わらないが、ポニテの揺れ方から何となく感情が読み取れるような気がした。
上手く話しかけるタイミングを見計らい……今だ!

英雄「あのー……これから何人かで集まって遊びに行こうって話をしてるんだけど、よかったら君もどう?」

それに対する相手の反応は、>>↓1
1.「…………」(雑誌に集中していてこちらに気付いていない)
2.「放っておいてくれ、今はこれを読むのに忙しい」
3.「ほう……たった今読んだばかりの『必見! 女子にモテるマル秘テクニック☆』を早速試す時が来たか……」
4.「女子も一緒なら(コンマ奇数)行ってもいい/(コンマ偶数)行かない」
5.「悪いけど先約があるんだ」
6.コンマ※

※判定表
00~19:1
20~39:2
40~59:3
60~79:4
80~99:5



???「放っておいてくれ、今はこれを読むのに忙しい」

英雄(うわあ予想以上にバッサリ断られた!)

うーん、どうしよう?>>↓1
1.諦めて一震だけ誘って昇降口へ
2.一度だけ食い下がってみる
3.とにかくしつこく食い下がる

英雄「そ、そんなこと言わずにさ! えっと、女子も何人かくるらしいし、せっかく同じクラスになったんだしさ! ……どう?」

英雄がそう食い下がってみると……>>↓1コンマ

00~19:「……そこまで言うなら仕方ないな」と言って立ち上がるが、今明らかに「女子」というワードに反応していた
20~39:「……そこまで言うなら仕方ないな」と言って渋々立ち上がるが、ポニテの尻尾はちょっと機嫌がよさそうだ
40~59:「……そこまで言うなら仕方ないな」と、嫌々ながらも立ち上がってくれた
60~79:「また今度、機会があったらな」と体よく断られた
80~99:無言で睨み返されてしまった……

???「…………」ジロ

英雄「う……わ、わかったよ、ごめんね、邪魔して」

無言で睨み返されてしまった……諦めて一震だけ誘い、昇降口に向かうことにした。
(ちなみに一震は二つ返事でオーケーだった、特に女子が来ると聞いた時の食いつきの良さときたら)

???「……ふん」


……



さて、待ち合わせ場所の昇降口に来たけれど、のどか達女子一行はまだ来ていないようだ。
一震が誰が来るのかとやたらそわそわしている……。
と、

のどか「あー、ごめんごめん、お待たせやー。まだ校内に残ってた子、引っ張ってきたでー」

そう言って手を振りながら、のどかがやってくる。
彼女が連れてきた相手とは……。

というところで、時間もあれなので今回はここまでにしたいと思いますー
果たして次回、甘酸っぱい青春ドラマは始まるのか否か!? 安価とコンマのあらぶりにご期待ください!

ではでは、お付き合いいただきありがとうございました~

ちょっと間が空いてしまいましたが、放課後交友パートの続きに参りますですよー

のどか「あー、ごめんごめん、お待たせやー。まだ校内に残ってた子、引っ張ってきたでー」

そう言って、のどかが手を振りながらやってくる。
彼女が連れてきたのは……>>↓1コンマ

00~19:忍
20~39:忍と響
40~59:忍と知らない女子(新規キャラ作成)
60~79:知らない女子(新規キャラ作成)
80~99:知らない女子が二人(新規キャラ作成×2)

忍「まったく、どうして私が……」

のどか「まあまあええやんええやん」グイグイ

響「そうっスよ。クラスメイト同士、親交を深めることも大事っス!」

英雄「あれ、音無君も?」

響「ん? ああ、ちょうど影崎さんと二人、クラス委員の仕事で残ってたところを誘われたんスよ」

英雄「なるほど」

一震「っしゃあ! んじゃ揃ったことだしちゃっちゃと遊びにこーぜ! どこ行くよ? よ?」

英雄「そうだなぁ……」


>>↓1
1.ここは定番のカラオケとか
2.近場のゲームセンターとか
3.ファストフード店でダベる
4.どこがいいと思う? と皆に聞く
5.あえて真面目に図書館とか
6.コンマ※

※判定表
00~19:1
20~39:2
40~59:3
60~79:4
80~89:5

英雄「近場のゲームセンターとかどうかな?」

一震「ッケー、んじゃ行こうぜー!」

忍「また低俗な……」

のどか「まあまあええやんええやん」グイグイ

響「いいっスね。でも、学生は条例で利用時間が決められてるっスから、帰る時間には気を付けないとダメっスよ!」

一震「うへぇ、石頭がいやがる……」

響「自分も、別に学校帰りに遊ぶくらいでとやかく言われたくはないっスが、こういうルールはきちんと守らないと、とやかく言われても仕方ないってことになっちゃうっスからねぇ」

英雄「まあ、それはそうか。じゃ、行こう!」

……


という感じに、皆で近場のゲームセンターに向かうことになった。
ゲームセンターでは……>>↓1コンマ

00~09:あるクラスメートと、特に仲良くなれた……ような気がする
10~59:皆と仲良くなれた気がする
60~89:あるクラスメートの意外な一面が見られた
90~99:トラブルがあり、あまり遊べなかった……

一震「っだぁーテメこの今のハメだろハメ!」

忍「他愛ないわね」フ

のどか「うわぁなんだかんだゆうてメッチャ上手いやんこの人」

忍「基本的な操作やキャラの動きが分かっていれば、あとは対戦相手との駆け引きでしょう?」

のどか「あー、なるほど、つまりCPU相手やと弱いパターンやねコレ」

英雄「よっし、じゃあ次は俺が相手だ」コイーン ヒアカムザニューチャレンジャー

一震「やっちまえ英雄! 俺のカタキを取ってくれ!」

忍「やれるものならどうぞ。……フフ、まさかこんな形で貴方の実力を見せてもらうことになるとはね」

英雄「えっ、何でそんなにノリノリなの」

響「ムムッ! そろそろ時間っスね、二人とも、それがラストプレイでお願いするっス!」

英雄「わかったー! じゃあ、できれば勝って終わりたいな……!」

忍「勝ちを譲る気はないわ」


 ラウーンワァン レディー ファイッ!
オラー!  ビシバシ ウボァー  ユールーズ...

………
……



そうやって、UFOキャッチャーで盛り上がったり、対戦ゲームの勝敗ひとつに一喜一憂したりして、店を出なければならない時間になるまで満喫した。
楽しく遊んで、皆との親交を深められた気がする。
でも次は負けない。



《四月の第二週が終了しました》

《前期スケジュール》

○四月
 第一週:祝・入学
 第二週
⇒第三週  ティローン
 第四週
○五月
 第一週:ゴールデンウィーク
 第二週
 第三週
 第四週
○六月
 第一週:中間テスト
 第二週
 第三週
 第四週
○七月
 第一週:社会科見学
 第二週
 第三週
 第四週
○八月
 第一週:学期末実力テスト
 第二週:終業式



◇四月・第三週◇

▽【勉学】イベント

>>↓1コンマ
一の位が
01:真面目に勉強に取り組んだ
23:抜き打ちテストだ!
45:厄介な課題を出されてしまったぞ……(イベント発生)
67:しっかりと予習復習に努めた
89:ついつい授業中に居眠りをしてしまった


なお本誌の方で出た学校行事については、コミックス派のネタバレ考慮と行事の詳細が分かるまでは採用保留ということで
とりあえずこの上記スケジュールで回します

5:厄介な課題を出されてしまったぞ……(イベント発生)

……


英雄「うーん……参ったな……」

ある日の昼休み。英雄は一人頭を抱えていた。
というのも、ある授業で、ちょっと厄介な課題を出されてしまったからだ。
その科目というのは……>>↓1

1.美術(実技)
2.社会科(レポート)
3.ヒーロー基礎学(レポート)
4.音楽(実技)
5.その他任意科目
6.コンマ※

※判定表
00~19:1
20~39:2
40~59:3
60~79:4
80~99:5

では課題を出された科目もしくは課題の内容>>↓1

哲学ヒーロー ディアメランコリア『――であるからして……「ヒーロー」という職業の成立にあたっては、まず抜本的な法整備が――』

英雄(ね、眠い……あと三分……あと三分……あと二分……)グググ

キーンコーンカーンコーン...

ディアメランコリア『――ふむ。では本日の課題……近代における「ヒーロー」と「敵」の対立構造を踏まえて、単純な善悪二元論の是非について自分なりの持論をまとめてきたまえ……レポート用紙で最低三枚』

< ゲェーッ

……


英雄「どう考えても入学したての新入生に出す課題じゃないぞこれ……!」

と、頭を悩ませている通り、課題の提出期限は近いがレポート用紙は未だに白紙である。
果たして、ここはどうしたものか……

英雄「……よし、こうなったら」
>>↓1
1.できる限り資料を集めて自力で何とかしよう!
2.誰かと協力して何とか形にしよう!
3.いっそもう課題の事はすっぱり忘れよう!!

英雄(駄目だ、これ一人では絶対に仕上がる気がしない。ここは誰かと協力して……)キョロキョロ

教室内で、誰か協力してくれそうな人を探して周囲を見回す英雄。
目に付いたのは……>>↓1

1.白紙のレポート用紙を前に轟沈している一震
2.日の丸弁当を食べてる響
3.頭良さそうな忍
4.これまであまり話したことのないクラスメート(新規作成)
5.灰髪ポニテの彼
6.……駄目だ、いい相手が見当たらない、別の場所で探そう

教室を見回して目に付いたのは、これまであまり話したことのないクラスメイトだった。

英雄「……よし。親しくなる機会にもなるし、ちょっと話しかけてみよう……」

意を決し、英雄はそのクラスメイトのところへ向かう……。



では相手の性別>>↓1
1.男子
2.女子
3.不明(異形型、13号のように顔を隠している等)
4.コンマ※

※判定表
00~39:男子
40~79:女子
80~99:不明

では性別が分からない理由>>↓1

1.異形型の“個性”のため
2.服装のせいで顔立ちや体型が分からない
3.こんなに可愛い子が○の子なわけがない的な意味でどちらか判別がつかない
4.コンマ

※判定表
00~33:1
34~66:2
67~99:3

ではどんな異形型?>>↓1

1.獣人系(獣頭人身)
2.魚人系(魚やイカタコ等、海洋生物類の特徴持ち)
3.鉱物系(ゴッツゴツの表皮)
4.不定形系(ガス状、スライム状など)
5.その他自由安価
6.コンマ

※判定表
00~24:1
25~49:2
50~74:3
75~99:4

14:1=獣人系

ずばりその動物とは!>>↓1
1.犬(狼)
2.猫(虎)
3.兎
4.牛
5.トカゲ(爬虫類)
6.鳥(猛禽)
7.鳥(普通)
8.狐
9.狸
10.羊
11.その他自由安価
12.コンマ

※判定表
00~09:1
以下X0~X9区切りで90~99:10まで

92:10=羊


“個性”:『羊』

湾曲した角、もこもこの毛皮、横たわる三日月形の目! それら羊の特徴が体に現れる“個性”だ!
特に……>>↓1

1.もこもこの毛皮は刈ってもすぐ再生する
2.頭突きの威力が極めて高い
3.かなりの健脚を誇る
4.コンマ※

※判定表
00~33:1
34~66:2
67~99:3

“個性”:『羊』

湾曲した角、もこもこの毛皮、横たわる三日月形の目! それら羊の特徴が体に現れる“個性”だ!
なお、このもこもこの毛皮は多少刈ってもすぐ再生するぞ! ワンダフル!

では髪、もとい毛の色>>↓1

1.純白
2.漆黒
3.淡い金色
4.薄いピンク
5.枯草色
6.その他自由安価
7.コンマ

※判定表
00~19:1
20~39:2
40~59:3
60~79:4
80~99:5

1.純白

では、協力者を探そうとして目に付いた理由は……>>↓1
1.毛並みと同じ真っ白なレポート用紙を前に沈黙していたから
2.レポート用紙に軽快にペンを走らせていたから
3.助けを求める目と目が合ってしまったから
4.うんうん唸りながら課題に取り組んでいたから
5.白紙のレポート用紙をバリバリ食べていたから
6.コンマ

※判定表
00~19:1
20~39:2
40~59:3
60~79:4
80~99:5

50:3.助けを求める目と目が合ってしまったから


その他の特徴>>↓1~3
1.泣きぼくろがある
2.着ているのは男子制服だ
3.アホの子っぽい
4.身長は……(コンマが00低い~50平均的~99高い)
5.体型は……(コンマが00:意外とスリム~50:もこもこ~99:もっこもこ)
6.(コンマが奇数)インドア派っぽい/(コンマが偶数)アウトドア派っぽい
7.実は気性が荒らそう
8.角カバーがオシャレ
9.ボクっ子
10.その他自由安価

教室内を見回した時、同じように教室を見回していた助けを求める視線とバッチリ目が合ってしまった英雄は、これも親しくなるきっかけだろうと、その相手の元へと向かった。
相手は動物の特徴が現れる“個性”のようで、もこもことした純白の毛皮を持つ羊人間だった。
緩く湾曲した角は、安全のためか、ちょっとおしゃれなカバーで覆われている。

英雄「えっと……君もさっきの社会科の課題で……?」

???「そ、そうなんだよ~……もうさっぱりで。こんなの、高校一年生に出す課題じゃないよねぇ~」

英雄「そうだ、多分ちゃんとした自己紹介まだだったよね。俺は山田・英雄」

未来「あっ、そうだっけ。ボクは祥洋寺・未来(しょうようじ・みらい)っていうんだ~、よろしく~」

英雄「よろしく。……えっと、ごめん、気を悪くしないでほしいんだけど、君って男子? 女子?」

未来「ほえ? ああ、気にしないで~、見た目がこれじゃわかんないだろうし、実際よく聞かれるしね~」

未来「ボクはね~……」>>↓1

1.こう見えても男だよ~
2.女だけど、気にしなくていいよ~
3.ふふふ、どっちでしょ~?
4.コンマ

※判定表
00~33:1
34~66:2
67~99:3
(なお3の場合、英雄はわからないままだが、真実は奇数:男子/偶数:女子とする)

未来「こう見えても男だよ~」

英雄(あ、よかった……よかった? え、悪かったのか? うーん? ……これ以上考えるのはよそう)

英雄「そっか、ありがと。改めてよろしく」

未来「よろしく~」ニヘー

英雄「で、この課題なんだけど……もしよかったら、協力して一緒にやらない?」

未来「え? いいの? 願ったり叶ったりだよ~」

英雄「まあ俺もどこから手を付けたらいいか全然わからないんだけどね……」

未来「あちゃ~……まあ、一人じゃできないことも二人なら何とかなるかもだよ~」

英雄「そうだといいけどなー……」

ともあれ、協力者は確保した。
早速彼と協力して、課題に取り組んでみる英雄だったが……?>>↓1コンマ

00~19:協力の甲斐あってか、何とかいい形にまとめることができた!
20~49:とりあえず、提出だけはできる程度の仕上がりになった
50~79:駄目だ、せめてもう一人くらい協力者を引き込もう……
80~99:ひでおは めのまえが まっくらになった ……

未来との協力の結果、あーだこーだとかなり難航しつつも、とりあえず提出だけはできる、という程度のレポートが仕上がった。
高得点は狙えないだろうが、これ以上はどうやっても無理である。

英雄「こ、こんなもの、かな……」グッタリ

未来「うひ~……これ以上はも~無理~……、……羊だけど『も~』無理~……」

英雄「…………」

未来「…………」

英雄「やっぱり言い直すとポイント下がるから、それを言う次のチャンスを待とうか」

未来「そうする~」

何はともあれ、こうして仕上げたレポートはつつがなく受理され、まあぼちぼちそれなりの点数を取ることができた。
というか一部の頭良い組を除いてはほぼ壊滅的な出来だったようで、英雄や未来のレポートの出来の悪さもそう目立たなかったようだ……。
だが、未来と親しくなれたことは、今回の大きな成果と言ってもいいかもしれない。

◇四月・第三週◇

▽【戦闘】イベント

>>↓1コンマ
一の位が、
01:体育の授業で体を鍛えた(身体能力強化)
23:自分の“個性”の使い方について……(平時の習慣設定)
45:“個性”の特訓に重点を置いた(“個性”強化)
67:学校内でのトラブルに巻き込まれた(イベント発生)
89:戦闘訓練だ!(イベント発生)

キーンコーンカーンコーン...

……


英雄(さて、今日はどこか寄って帰ろうか……な?)

< ...  ......! ...!

英雄(……? 気のせいかな? なんかこっちの方から声が……)

雄英高校は学校の敷地自体がべらぼうに広い分、普段の動線から少し外れるだけで、すぐに人気のない場所に出る。
放課後、たまたま課題の提出で普段と違うルートを辿っていた英雄は、どこからか聞こえてくる物音に気付いた。
少し気になってそちらへ足を向けてみると……

英雄(あっ、あれは……!)

普段あまり来ることのない建物の陰で、他科の生徒だろうか、見覚えのない生徒三人組が誰かを取り囲んで罵声を浴びせている。
その中心に居たのは……>>↓1

1.響
2.忍
3.灰髪ポニテの彼
4.未来
5.あまり話したことのないクラスメイト(新規作成)
6.コンマ※

※判定表
00~19:1
20~39:2
40~59:3
60~79:4
80~99:5

英雄(影崎さん!? なんでこんなところに……)

迂闊に出ていくこともできず、物陰からこっそりと様子を窺ってみると……

他科生A「っから謝れって言ってんでしょ!」

忍「……ハァ。しつこいわね。さっきから何度も謝ってるじゃない」

他科生B「誠意が足りねーんだよ誠意が!」

他科生A「『ごめーん』の一言で済んだらケーサツはいらないのよ!」

忍「……いい加減にしてくれないかしら。私も暇ではないのだけれど」

他科生B「っんだとコラ、スカシてんじゃねえぞてめえ!」

他科生A「ヒーロー科に合格したからって、エリート面して調子に乗ってるんじゃないわよ!」

忍「……ああ、なんだ、そういうこと。要するに貴方達、ヒーロー科に落ちて仕方なく他科で入ってきたのね」

他科生A「なっ……だったら何だっていうのよ!」

忍「嫉妬する気持ちもわかるけど、それでこういう行動に出るようじゃあ、落とされて当然だったとしか言えないわね」

他科生B「んだとゴラァ!!」

英雄(あちゃー……)

言い合いの内容を聞いて、大体の事情は分かった。
おそらくきっかけとなった出来事は、それこそ「肩がぶつかった」くらい些細なことなのだろう。
それを口実に言いがかりをつけて絡んで、こんなところまで連れてきたというわけだ。

英雄(どうしたもんかな……それこそ影崎さんなら一人で何とかしちゃいそうだけど)

英雄が判断に悩んでいるうちに、忍を取り囲んだ他科生はどんどんヒートアップしている。

英雄(あー……これはまずそうだな……!)

どうする?>>↓1
1.急いで誰か先生を呼びに行こう
2.「ちょっと待った!」と飛び出して止める
3.「先生ーこっちですー! こっちでケンカがー!」と大声を出す
4.他科生に奇襲をかけて、忍と共に逃げる

英雄「……よし、ここはひとつお決まりのアレで……」スゥ...


英雄「せんせーい! こっちでーす!! こっちで誰かケンカしてま――す!!」


他科生ズ「「「」」」ギクギクギクッ!

他科生A「ちょっ……どうすんのよ!?」ヒソヒソ

他科生B「どうするって……どうすんだよ!?」ワタワタ

他科生C「お、落ち着け、まずは素数をだな……」オロオロ

英雄(よし、動揺してる動揺してる。そのまま逃げてくれ……!)

英雄「早く来てくださーい! もうケンカが始まりそうですー! せんせー!」

他科生A「あわわわわどうすんの、どうすんの」オロオロワタワタ

他科生B「ええっと、ええっと……」ウロウロオロオロ

他科生C「あああああ、ううううぅ……うん? ちょっと待て」ヒソヒソ

英雄(まだかなー……あいつら早くどっか行けよ……)

英雄「せんせー! せんせーい! えーと……こっちですよー! はーやーくー!」

他科生ズ「「「…………」」」

英雄「せんせーい! せぇーんーせぇーいぃー!! はぁーやぁーくぅー……」

他科生C「おいこら、お前、ちょっと待て」ガシ

英雄「えっ」

他科生C「(キョロキョロ)……で、どこに先生がいるって?」

英雄「…………えーっとぉ……あっちの方、とかぁ?」ダラダラ

他科生C「なぁるほどぉ……」ニコ


グイッ ゲシィ

英雄「ごふぅ!」ドサァ

他科生C「ハッタリだ。こいつしかいなかった」

他科生B「てっめ焦らせやがって! ざっけんなコラ!」ガッガッ

他科生A「よく見たらこいつもヒーロー科よ! ヒーロー科のくせに嘘ついてんじゃないわよこのヘタレ!」ゲシッゲシッ

英雄「うぼあぁぁぁ!」ズザァ

忍「……ハァ。貴方は一体何をやっているのかしら」

英雄「うう……こうすれば勝手に逃げてくれるかと思って……」

忍「それ、情報の真偽を疑わない程度に頭が悪くて、即座に撤退の判断を下せる程度に小物な相手にしか通じないわよ?」

忍「周りに流されずに冷静に判断を下せる相手や、今回みたいに、逃げる判断すらまともに下せない程度の相手にはこうやってバレるから、次からはそのあたりも考えた方が良いわ」

他科生B「おうコラ、てめぇ他人事みたいに言ってんじゃねえぞ!」

他科生A「次はあんたの番よ。今すぐ土下座して詫びるんなら許してあげるけど?」

忍「……パレートの法則、だったかしら。どこに行ってもこういう輩は居るものなのね」

他科生B「あぁ? ぱ、パレ……? あ、頭良さそうなこと言って誤魔化そうたってそうはいかねえぞオラァ!」

忍「もういいわ、面倒くさい。そっちから手を出したんだから、ここからは正当防衛よね?」

忍「まとめて畳んであげるから、全員一緒にかかってくるか、今すぐ回れ右して大人しく帰るか、好きな方を選びなさい」

他科生B「んなっ……!」

他科生A「このっ……生意気な!」

他科生C「もういい、まとめてやっちまえ!」

忍「そのまま伏せてなさい」

英雄「いや……できる範囲で加勢する!」

というわけで、ここからバトってると時間がアレそうなので本日はここまでとしますー

とりあえず、この他科生ズの“個性”安価>>↓1~5
書き込まれてた中からランダムに取って、次回戦闘パートから再開とします

ではでは、お付き合いいただきありがとうございました~

今日はこの安価スレへようこそー!!!
さあ再開していくぜエヴィバディセイヘイ!!!

制服の土ぼこりを払った英雄は、ちょうど忍と背中合わせになるように立ち上がって身構える。
左右は校舎と仕切りのフェンスで囲まれた、あまり広いとはいえない空間。英雄の正面には体格のいい男子生徒(他科生B)が拳を作っており、背後、忍の正面側には気の強そうな女子生徒(他科生A)と、その後方にメガネで底意地の悪そうな男子生徒(他科生C)が居るという位置関係だ。
人数的には不利だが、実力的にはどうだろうか。いやそれよりも問題は、

英雄(仮にも同じ学校の生徒なんだし、何も考えずにぶっ飛ばすわけにもいかな)

他科生B「死ねオラァァァ!!」ダッ!

英雄「ウワァァァ何も考えずに突っ込んできたぁ――!」

拳を振りかぶった他科生Bの筋肉が、制服越しにもわかるほど一気に膨れ上がる。
彼がボディビルダー並に鍛えているのでなければ、おそらくは筋力増強型の“個性”だ!


《他科生Bの攻撃判定》
>>↓1コンマ
 《“個性”補正》:判定値-10
 《単細胞》:+5

《他科生Bの判定値:00-10+5=00・クリティカル!!》


筋肉の張り詰めで、他科生Bの体格が一回り以上も大きくなる。袖はピッチピチになっているし、前のボタンは耐え切れずに千切れ飛んでいる。

他科生B「どぅるおあぁぁぁぁぁ!」バフォ...!

英雄(吐息の音が猛獣の域に達してるぞこれ! 吸収できるエネルギー系の“個性”じゃないし、手加減とか考える余裕はないぞ!?)

ただ、相手が同じ学校の生徒であることもだが、自分の背後に忍がいることも忘れてはならない。
迫りくる筋肉ダルマに対し、英雄は――

>>↓1&コンマで判定値
1.根性で受け止める:《身体能力補正》-10
2.カウンター攻撃で動きを止める:《身体能力補正》-5
3.忍と一緒に回避:《身体能力補正》-10

《他科生Bの判定値:00・クリティカル!!》
《英雄の判定値:95-10=85》回避失敗……


他科生B「ぶるぁぁぁぁぁ!!」グワッ!

英雄「影崎さん危ない! 避け――」バッ

英雄(あ、無理だこれ、間に合わ)

忍「邪魔よ」グイ

英雄「うわあ!」ベシャア

咄嗟に(他意なく)忍を抱えて飛び退ろうとした英雄だったが、それを果たす前に他科生Bの突進を避け切れないことを直感し、その直後に当の忍本人から引きずり倒されて再び地面に転がり込んだ。
低い視点から見上げたその目に映ったのは、

忍「猪突猛進の単細胞なら」シュ

他科生B「ブオ!?」キュ

忍「多少腕力があったところで私の敵ではないわ」グイ

他科生B「ブフォ――――!!」ドザァーッ

英雄「どわぁぁぁぁぁ!!」

英雄を飛び越えるようにして前に出た忍が、その長いマフラーを他科生Bの足に絡めて引きずり倒す光景だった。
筋肉の塊となった他科生Bの体が、突進の勢いのまま自分の上に倒れ込みそうになって慌てて退避した英雄は、

忍「たとえ分身でもスカートの中を覗いたら踏むから」

英雄「起きます」

素早く起き上がり、分身忍が派手に転んだ他科生Bの背中を踏んで押さえつけているのを確認してから、忍本体の戦いの方へと振り返ることにした。

忍「悪いけど」「そもそも、この程度の人数差なら」「私にとっては差にならないのよね」

他科生A「うっ、うわっ、増えた!? キモッ!?」

忍「「「」」」イラッ

忍「貴方はもう黙ってなさい」ヒュ

他科生A「モガぶっ」

流石というか、まったく相手になっていなかった。
本体と思しき忍の前に、もう二人の分身忍が出現し、それぞれのマフラーを他科生Aに巻き付けあっという間に拘束している。

忍「さて、あとは……」

他科生A「モゴムゴ!」バチィッ!

分身忍「っ!」ボフン

が、その巻きつけたマフラーを伝って紫電が走り、直撃を受けた二人の分身忍はマフラー諸共に消失してしまう。

忍「電撃を操る“個性”……!」

他科生A「……あら? もしかしてコレ相性イイってやつ!?」ニィ

忍「黙りなさいな」

調子づく他科生Aに対し、再び分身を繰り出す忍だったが、それらも電撃の餌食となりすぐさまかき消されてしまう。

他科生A「アッハ! もらったわ!!」バリバリバリッ...!

忍「チ……ッ」

英雄「危ない!」

忍めがけて放たれた電撃に対し、英雄は咄嗟に……>>↓1
1.忍を(合法的に)押し倒す
2.身代わりになって自分で食らう
3.自分の“個性”を使って受け止める

英雄「せい!」バシュゥ

咄嗟に忍の前に飛び出した英雄は、放たれた電撃の前に自分の手を付き出し――それを吸収することで無効化した。

他科生A「えっ、ウッソ何それ、かき消された!?」

英雄「いや、かき消したっていうか、正確には――」

忍「……隙を見せたわね?」シュル...

他科生A「あっ」

英雄「あっ」

次の瞬間には、英雄の影で密かに繰り出されていた新たな分身二人が他科生Aの手足にマフラーを巻きつけ、あっという間に拘束して、電撃を流して反撃される前に地面に転がしてしまっていた。

忍「これで残るは貴方だけだけど」

他科生C「ぐっ……こ、ここは……」ジリ...

英雄「ここは?」

他科生C「戦術的撤退っ!!」ダッ

英雄「あっ、逃げた!」

素早く回れ右して走り出した他科生Cは、数歩の助走から軽く跳躍し――着地の瞬間、まるで地面が水でできているかのように、するりとそこに沈みこんで姿を消してしまった。

忍「地面に潜る……いえ、わざわざ校舎の影が落ちている場所まで走って行ったという事は、『影に潜る』“個性”かしら」

英雄「どうする? 逃がさない方がいい?」

忍「捕まえられるならその方が良いけど?」

英雄「じゃあこれで……」

他科生Cが消えた校舎の影に近付いた英雄は、地面に落ちた影に右手を突く。
そこから、先ほど吸収したばかりの電撃を、

英雄「それ」バチィ

他科生C「ぎゃあ!?」バチィ

試しに放出してみると確かに手応えがあり、少し離れた地点の影の中から、他科生Cの体が気絶した魚のごとく浮かび上がってきた。

英雄「これで決着かな?」

忍「そのようね」


忍「さて……」

他科生ズ「「「ヒィ!」」」ズザァ

英雄(影崎さん、物凄くビビられてるなぁ……)

かくして、呆気なく制圧されてしまった他科生三人組は、マフラーの拘束は解かれたものの、腕を組んで仁王立ちする忍の前で地面に正座中である。
普段から教室でも見ている英雄からすれば、忍の表情は完全に平常心のそれなのだが、他科生ズからすると、そのクールさは冷徹さに見えているのかもしれない。

忍「電撃も大した威力では無くて、結果的にはお互い無事に終わったとはいえ、貴方達が問題を起こしたことは事実よね」

他科生C「は、はい、そうですすいません……」ガクガクブルブル

忍「その自覚があるなら結構なことだわ。それじゃあ……」

他科生A「ヒィッ!」ビクッ

忍「…………」

英雄(あ、あんまりビビられ過ぎて若干落ち込んでる)

忍「……それじゃあ、この件は先生に報告させてもらいます。異存はないわね?」

他科生B「うっ、そ、それは……はい……」ドヨン

英雄(“個性”使用中の姿が嘘のように小さくなっちゃってるなぁ……)

忍「どのような処分が下されるかは、先生が判断することでしょう。これでこの話は終わりね」

他科生ズ「「「…………」」」ドヨーン

英雄(うーん……)


英雄はどうする?>>↓1
1.トラブルを起こしたことは事実だし、先生に客観的に事実を報告する
2.反省してるようだし、今回は先生に報告せずに見逃す
3.今度何かやったら……わかってるな? と軽く脅して見逃す
4.その他自由安価


英雄「まあ、やったことはやったことだから仕方ないね」

他科生B「うう……」

忍「さあ、立って。この時間なら、まだ誰か先生が残っているはずよ」

他科生C「はい……」ショボン...

こうして、忍と二人で他科生三人組を生徒指導室まで連行し(まあ逃げる心配はなかったと思うが)、事のあらましを正確に報告(英雄は乱入者なので大半は忍が済ませたが)。
その後、三人組の処分は先生に任せ、英雄はようやく帰路に就くことになった。
と、その途中、

忍「ねえ」

英雄「うん?」

忍「あの時、どうしてわざわざケンカに割り込んできたの? 貴方に得はないし、実際ほとんど役に立たなかったのに」

英雄「うっ」グサ

英雄「うーん、なんでと言われても、そりゃあ……」


どう答える?>>↓1

英雄「困ってそうな人を助けたいと思うのは当然でしょ?」

忍「あの程度の相手に困ってそうに見えた?」

英雄「うっ」

英雄「う、うーん……いや、たしかにケンカになっても影崎さんの実力なら自力で何とかしてしまいそうだとは思ったけど、そういう事じゃなくてえっとその」ウーン

忍「……」フ

英雄「影崎さん?」

忍「いえ、何でもないわ。むしろ、ああいった場面を見過ごせないのは、ヒーロー科(ここ)にいる人間なら当然のことだわ、愚問だったわね」

英雄「いやぁ、まあ……そりゃあ、そりゃあね……」ヘヘ...

忍「あとはその行動に見合うだけの実力が付けばいいのだけどね」

英雄「うぐっ」

忍「ふふ……まあ、ありがとう、と言っておくわ。それじゃあ、また明日」

英雄「あ、うん、また明日っ!」

それだけ言うと、忍はマフラーの影に微笑を隠して、いつもと変わらぬ律動的な足取りで帰って行った。
このトラブルを通じて、忍とは以前よりも少しだけ親しくなれた……のだろうか? どうだろうか。頼りない所を見られて失望されただけのような気もしないでもないが……。
まあ何はともあれ、何事もなく終わってよかった。明日からはまた一層精進しよう。



◇四月・第三週◇


▽【交友】イベント

>>↓1コンマで発生するイベント内容を決定

00~09:そうだ、そういえばあの子(前スレ>>108~あたりを参照)にお礼をしないと(そろそろ忘れつつある)
10~29:誰かを遊びに誘ってみよう
30~49:クラスメートから声をかけられた
50~69:町でクラスメートを見かけた
70~89:体育の授業でペアを組むことになった
90~99:特に何も起こらなかった……

雄英高校ヒーロー科は、普通の高校と比べれば特殊なカリキュラムが組まれているが、普通の高校と同じような授業がないわけではない。
ヒーロー基礎学での様々な訓練とは別に、普通の「体育」の授業もちゃんと存在する。
さて、その体育の授業では現在……

何をやっている?>>↓1
1.テニス
2.バレー
3.剣道
4.柔道
5.陸上
6.その他自由安価
7.コンマ※

※判定表
00~19:1
20~39:2
40~59:3
60~79:4
80~99:5

英雄のクラスは、体育の授業はバレーをやっている。
とはいっても、“個性”豊かな超人社会となった現在では、それ以前の時代のような「普通のスポーツ」は年々人口縮小傾向にある。
それがここ雄英ともなれば、一口にバレーと言っても、

一震「食らえ超震動サァ――ブッッッ!!」ズバゴォ!

審判「アウトー」

「下っ手くそがー!」pgr

「お前それ実際強力なんだからちゃんとコート内狙え――!!」

一震「悪ぃ悪ぃ、次は入れてみせっから、もっかいチャンスくれ! な!」ニカッ

「サーブ権もう敵側だよ馬鹿野郎!」

と、この有様である。
“個性”使用有りということもあって、メンバーは二対二、いわゆるビーチバレーなどに近い形式となっている。
その授業で、英雄がペア(チーム)を組むことになったのは……>>↓1

1.一震
2.金嗣
3.響
4.灰髪ポニテの彼
5.未来
6.その他の男子(新規キャラ作成)
7.人数が奇数のため、女子とペア(誰とかは再度安価)
8.コンマ※

※判定表
00~14:1
15~29:2
30~44:3
45~59:4
60~74:5
75~89:6
90~99:7

英雄「えっと、それじゃあよろしく」

金嗣「……」コク

相変わらずまったく喋らない金嗣だが、コミュニケーション自体は問題なく成り立っている。
この日はサーブレシーブやトスの練習の後、クラスメート同士で何試合か実際にゲームを行うことになった。

体育教師「“個性”の使用は構わないが、危険行為は避けるようにー」

英雄「よーし。ただの体育の授業とはいえ、できれば負けたくはないよな」

金嗣「……」コクコク

英雄「よし、行こう!」


ピーッ!



さて、かくして試合に挑んだ二人だが、実際の試合の結果はというと……?
>>↓1コンマで英雄の活躍度合(00役立たず~50まあ悪くないプレー~99大・活・躍)
>>↓2コンマで金嗣の活躍度合(同上)

……


英雄「まあ、こんなものかなぁ」

金嗣「…………」

最終的に、二人の試合の成績は、全体順位でいうと中間あたりかややその上という結果に終わった。
英雄も身体能力をフルに発揮して奮闘したし、金嗣も小柄ながらコート内を縦横無尽に動き回り、特にバリアを利用したブロックはかなりの防御力を発揮したのだが、僅差で競り負けるというパターンも多かった。

英雄「やっぱり、汎用性の高い音無君の“個性”は強力だなぁ……。あとは、祥洋寺君のレシーブ力の高さも予想外だった……毛皮のクッション侮りがたし……」

金嗣「……」

英雄「まあ今日の授業で終わりじゃないし、次の授業ではもっと上を狙って頑張ろう!」

金嗣「……!」コク!

やっぱり喋らないし表情もあまり変わらないが、チームプレーを通して、金嗣と以前より親しくなれた気がする。
次の授業ではチームプレーに磨きをかけて、もっと上を狙おう!




《四月の第三週が終了しました》

では区切りのいいところまで来たので本日はここまでにしますー
次回は第四週、ゴールデンウィーク前の最後の授業からになります

ではでは、お付き合いいただきありがとうございました~

艦●れさえも異教の祭に飲み込まれた昨今ですが気にせず四月のイベントを進めていきますよー!
そう、頭の中は未だ春真っ盛りですよ!! お花畑!! 24日はただの平日!!!

○四月
 第一週:祝・入学
 第二週
 第三週
⇒第四週 ティローン
○五月
 第一週:ゴールデンウィーク
 第二週
 第三週
 第四週
○六月
 第一週:中間テスト
 第二週
 第三週
 第四週
○七月
 第一週:社会科見学
 第二週
 第三週
 第四週
○八月
 第一週:学期末実力テスト
 第二週:終業式



◇四月・第四週◇

▽【勉学】イベント

>>↓1コンマ
一の位が
01:真面目に勉強に取り組んだ
23:抜き打ちテストだ!
45:GW中の課題を出された……
67:新しい勉強方法を模索した
89:ついつい授業中に居眠りをしてしまった

34:ゴールデンウィーク中の課題を出されてしまった……

大型連休を前に全体に気分が浮かれているのを見透かされてしまったのか、大量の課題を出されてしまった……。
とはいえ、そんなものに屈してはいられない。今のうちにできるところから片付けてしまえばいい……!
他の課題や予習復習と同時進行で、少しずつ課題を進めておく……。



《イベントフラグが立ちました。GW期間中、『課題を片付けられるかどうか』の判定が発生します》

▽【戦闘】イベント

>>↓1コンマ
一の位が、
01:体育の授業で体を鍛えた(身体能力強化)
23:自分の“個性”の使い方について……(平時の習慣設定)
45:“個性”の特訓に重点を置いた(“個性”強化)
67:自分の“個性”に応じた道具について……(アイテム設定)
89:戦闘訓練だ!(イベント発生)

体育の授業でさらに身体能力を鍛えた……!

風華「……まあ、自分の長所を伸ばすことは悪いことではない。その調子で精進しろ」

英雄「はい!」

今回上がったのは……>>↓1

1.素早さ
2.スタミナ(持久力)
3.防御力
4.膂力(物理攻撃力)
5.全体的に地力アップ
6.コンマ※

※判定表
00~19:1
20~39:2
40~59:3
60~79:4
80~99:5

20→2.スタミナ

以前よりも、より粘り強さが身についてきた気がする……!
体は資本! この調子で頑張ろう!

◇四月・第四週◇


▽【交友】イベント

>>↓1コンマで発生するイベント内容を決定

00~09:そうだ、そういえばあの子(前スレ>>108~あたりを参照)にお礼をしないと(そろそろ忘れつつある)
10~29:クラスメートから声をかけられた
30~49:誰かと協力して、GW課題を片付けてしまおう
50~69:町でクラスメートを見かけた
70~89:誰かを遊びに誘ってみよう
90~99:特に何も起こらなかった……

14:クラスメートから声をかけられた


声をかけてきた相手は……>>↓1コンマ
00~14:一震
15~29:響
30~44:未来
45~54:金嗣
55~69:忍
70~84:のどか
85~99:その他のクラスメート(新規キャラ作成)

放課後、一震から声をかけられた。
その内容とは……>>↓1コンマ

00~19:ゴールデンウィーク、みんなでどっか遊びに行かね?
20~39:悪ぃんだけど、ちょっと課題手伝ってくんね……?
40~59:放課後暇ならどっか遊びに行こうぜ!
60~79:(クラスの女子)とお近づきになりたいんだけどよ、手伝ってくんね……?
80~99:ちょっと街にナンパしに行こうぜ!

一震「あのよぉ、こう、お前をダチと見込んで頼みがあんだけどさぁ……」ヒソヒソソワソワ

英雄「? とりあえず聞くだけなら」

一震「そか。おい、いいな、誰にも言うなよ? その……な? ……気になってる女子がいるんだけどよ」ヒソヒソ

英雄「へえ」

一震「手伝ってくんね?」

英雄「えっ?」

一震「手伝ってくんね!?」

英雄「何を!?」

一震「頼むってよー仲良くなりてぇけど一人じゃちょっち厳しそうな相手なんだってばよーなあ助けると思ってさぁほらな! な!?」

英雄「えええええええええ」

まさかいきなりそんな頼みごとをされるとは思わなかった……。
ちなみに、その相手というのはなんと……>>↓1コンマ

00~29:忍
30~59:のどか
60~99:その他のクラスメート(新規キャラ作成)

英雄「飯田さんか……」

一震「頼むってー! マジお前以外に頼める奴いねえんだって!」

英雄「へえ、意外といえば意外……ちなみにどこに惹かれたの?」

一震「デカいだろ? 何とは言わねぇけど」

英雄(女子から嫌われそうな理由ランキングでも上位に入りそうなひどい理由を聞いてしまった……)

英雄「そうはいっても飯田さんだろ? 気さくな子だし、普通にアタックかけたらいいんじゃないの?」

一震「違ぇんだよ……こう、お近づきになりたくてアプローチするじゃん? 話すネタ探して軽く喋ったりするじゃん? したらなんかいつの間にか向こうのペースに飲まれちまってんだよ……」

英雄「あー……わかるようなわからないような」

一震「っつーわけで頼む! なんかいい知恵貸してくり!」

英雄「うーん……そうだなぁ……」

どうアドバイスする?>>↓1
1.もうストレートに告白しちゃいなよ
2.GW中に遊びに誘うとか
3.お菓子、お菓子で釣る
4.皆で遊びに行って、上手く二人きりになるチャンスを……
5.課題を一緒にやることで親密度を……
6.もう素直に諦めたら?
7.コンマ※

※判定表
00~09:1
10~29:2
30~49:3
50~69:4
70~89:5
90~99:6

英雄「……お菓子」

一震「お菓子?」

英雄「お菓子、お菓子で釣る。これだ。飯田さんよくお菓子つまんでるし、たしか胃袋を掴めば勝ちって何かで言ってた」

一震「なるほどな! ……でもどうやって釣りゃいいんだ?」

英雄「たとえば……建前上は『自分が食べる用』として持ってきて、『食べきれなさそうだからよかったら』とか、あ、どうせなら飯田さんが食べてるのを『美味そうだなちょっとくれよ』からの『お返しにこっちからも出すからさ』とか」

一震「おお! いいな! ……でもどういうお菓子が良いんだろな?」

英雄「そのくらい自分でリサーチしてこい」

一震「っし! じゃあ早速やってみるわ! あんがとな!」ダダダ

英雄(……あまり深く考えずにアドバイスしてしまったけど大丈夫だろうか……)


……



その翌々日(翌日はどうやらリサーチに費やしたようだ)、英雄は一震がアタックを仕掛ける気配を察知した。

英雄(あっ、何かお菓子の袋持ってる。行く気か!)

いつものように持ち込んだお菓子をつまんでいるのどかの元へ、やや緊張した面持ちで近付いていく一震。
英雄は邪魔しないよう、その場から動かずに遠巻きに二人の様子を窺う……。

英雄(……どうだ!?)ドキドキ

果たして、その結果は、>>↓1コンマ

コンマ一の桁:0(他意なし)~9(恋愛感情)
コンマ十の桁:0(バッドコミュニケーション)~9(パーフェクトコミュニケーション)

< ...? ......! ... ......!!

ワイワイ

英雄(あ、どうやらお菓子交換作戦で行ったみたいだな)

英雄(……作戦自体は滞りなく成功、と)

英雄(おお、そのままお菓子つまんで談笑コースに突入した! 盛り上がってる、のかなこれは!?)

英雄(会話の内容はよく聞こえないけど、結構悪くない雰囲気なんじゃ……あ)

英雄(あっ……駄目だ一震、それは駄目だ! お菓子を……飯田さんのお菓子を取り過ぎちゃ……あっ……)

英雄(あーっやっぱり若干不機嫌になってきてる! やめろ、やめるんだ一震! 険悪になりつつある空気を何とかしたいからって、『飯田の菓子うめーな!』ってそれ逆効果だから! 一震ー!)

英雄(自分からももっとお菓子を提供してバランスを……あの一袋しか用意してなかったのか一震! そこ準備を怠っちゃ駄目だろー!)

英雄(あーっ、あっ、あー……)

英雄(…………)

一震「…………」トボトボ

英雄「…………今日はどっか遊びに行こうか」ポム

一震「おう……」


かくして一震の挑戦は失敗に終わった……まあお近づきになろうとした動機を知られたらその時点で失敗しそうではあったけど……。
その日は珍しくテンションの低い一震を慰めるべく、他の男子も(理由は言わずに)誘って遊びに出かけた。男同士の友情が深まった気がする……。





《四月の第四週が終了しました》

前期スケジュール
●四月
 第一週:祝・入学
 第二週
 第三週
 第四週
○五月
⇒第一週:ゴールデンウィーク ティロリロリーン!
 第二週
 第三週
 第四週
○六月
 第一週:中間テスト
 第二週
 第三週
 第四週
○七月
 第一週:社会科見学
 第二週
 第三週
 第四週
○八月
 第一週:学期末実力テスト
 第二週:終業式


……


風華「――では、大型連休だからと言って羽目を外し過ぎないように。レジャーに出かけること自体は構わんが、いついかなる時も、自分が雄英の生徒であるという自覚を持ち、責任ある行動を取るよう心掛けるように」

風華「以上、解散!」

< ワー!



▽特殊イベント週

普段【勉学】【戦闘】【交友】の三種類ワンセットで固定のイベントですが、
大型連休の今週は、どのように過ごすか、三つのイベント内容を任意に選択できます!



と、いうわけで連休だ。
ただ、問題はこの連休向けに出された大量の課題で……。


▽《固定イベント発生》

英雄が学校から出された大量の課題を何とかできているかいないかを判定します。
失敗した場合、GW期間中に一回以上【勉学】イベントを選択して課題を片付ける必要があります(課題放棄は可)

英雄の課題は……>>↓1コンマで判定値

00~09:既にバッチリ仕上がっているぜ!(【勉学】選択の必要なし)
10~39:ほぼ終わっているのでちょこちょこやってれば終わるだろう(【勉学】選択の必要なし)
40~89:実はまだかなり残っている……(要【勉学】イベント選択)
90~99:終 わ る 気 が し な い(要【勉学】イベント選択二回)

実は、課題はまだかなり残っている……GW期間用だけあって流石に量が多すぎて、授業や普通の宿題と並行作業で終わる量ではなかった。
これは連休中のどこかで本腰を入れて片付けなければならないだろう……サボる? え、いや、いやいやいや……うーん……


まあ、嫌な案件はひとつあるが、いよいよゴールデンウィークだ!
さて、連休をどう過ごそうか(イベント選択1/3回目)>>↓1
1.【勉学】(課題を片付けよう)
2.【戦闘】(連休を利用して体を鍛えよう)
3.【交友】(遊びに行く絶好のチャンスだ)

課題なんてものはさっさと片付けてしまうに限る。
そして課題から解放された晴れ晴れとした気分で連休の残りを楽しむんだ……。

さて。>>↓1

1.家にこもって集中して、一気に片付けてしまおう
2.難しい課題も、図書館にでも行けば多少は捗るだろう
3.学校の自習室は空いているだろうか
4.折角だから誰かを誘って勉強会とか。……あ、遊ばないぞ!
5.その他自由安価

自宅では遊んでしまいそうな気がしたので、学校の自習室を借りることにした。

風華「む? ああ、課題をやるつもりか。構わんぞ、好きに使え。ただし、他の生徒、たとえば上級生や他科生も使う場所だ。くれぐれも騒ぐなよ」

英雄「ありがとうございます」ペコ

というわけで許可も下りたので、課題一式を抱えて自習室に向かうことにした。
雄英は敷地が広い分設備も充実している。
自習室もいくつかあるが……どこにしようか?>>↓1

1.ヒーロー科の校舎内にある自習室(他科の生徒は居なさそうだ)
2.図書室の隣にある自習室(色々と調べ物がしやすそうだ)
3.食堂の近くにある自習室(ちなみに連休中だが食堂は開いている)

※どこに誰がいるかは酉

調べ物に便利そうだし、図書室横にある自習室を使うことにした。

英雄「…………」

そろそろと扉を開いて中に入る。
室内には、普通の横長のテーブルの他に、前と左右を衝立のようなもので区切られてブース状になった席がいくつも並んでいる。
奥には直接図書室へ通じている扉も有り、時折、本を手にそこを出入りしている人も見かけられた。
さて課題を……おや?


その時英雄が見つけたのは……>>↓1コンマ
00~17:響
18~35:忍
36~53:灰髪ポニテの彼
54~71:どこか見覚えがある、クラスメートのようだ(新規キャラ作成)
72~89:あれは他科の生徒だろうか(新規キャラ作成)
90~99:気のせいだった……

あの姿はどこか見覚えがある……これまであまり話したことのなかったクラスメートのようだ。



相手の性別>>↓1
1.男子
2.女子
3.不明
4.コンマ※

※判定表
00~44:男子
45~79:女子
80~99:不明

2.女子


彼女の髪色は>>↓1
1.黒髪
2.茶髪
3.水色
4.紫
5.緑
6.その他自由安価
7.コンマ※

※判定表
00~19:1
20~39:2
40~59:3
60~79:4
80~99:5

61→4.紫


髪型は>>↓1
1.ゆるふわウェーブのロング
2.とげとげした印象のショート
3.肩口で切りそろえられたストレートボブ
4.ボリュームのあるポニテ
5.ボサボサ無造作ヘア(コンマ一の桁で0ショート~9ロング)
6.その他自由安価
7.コンマ※

※判定表
00~19:1
20~39:2
40~59:3
60~79:4
80~99:5

7

>>372採用でいきます)

93→5.ボサボサ無造作ヘア(ショート)


ではずばり彼女の“個性”は!?>>↓1


“個性”:『ネオンライト』

限定的な気体の生成・操作能力と、同じく限定的な放電能力の複合型“個性”!
原子番号10番『ネオン』のガスを放出・操作し、自身が生成したネオンに通電して発光させる!
ちなみに……>>↓1

1.多少の風には流されない
2.イオンは口から出る
3.常に静電気に悩まされる
4.エネルギー消費が激しい(すぐ腹が減る)
5.何故か化合物無しで自由に色が変えられる
6.コンマ※

※判定表
00~19:1
20~39:2
40~59:3
60~79:4
80~99:5

“個性”:『ネオンライト』

限定的な気体の生成・操作能力と、同じく限定的な放電能力の複合型“個性”!
原子番号10番『ネオン』のガスを放出・操作し、自身が生成したネオンに通電して発光させる!
ちなみに、本来のネオンライトは様々な添加物を加えることで光の色を変えるのだが、
この“個性”は添加物なしに自由に色を変えられるぞ!!

では彼女の行動(戦闘)タイプ>>↓1コンマ
十の桁が、
0(実戦タイプ)~9(頭脳労働タイプ)

一の桁が、
0(身体能力メイン)~9(“個性”メイン)

82→頭脳労働型、身体能力メイン


彼女の性格は……>>↓1
1.両手に本を抱えて図書室へ向かう人のために、扉を開けて支えてあげている。細かく気配りできる性格のようだ
2.抱えた本の束の中には、参考書の類の他に明らかに自習と無関係な本が混ざっている。かなり大雑把な性格のようだ
3.扉の所でぶつかりかけてもニコッと微笑んですれ違った後、舌打ちせんばかりの鋭い視線を相手の背中に向けていた。どうやら猫を被っているようだ……
4.本のページとページの間に顔を突っ込むようにして読みながら歩いては、グフフ系の笑い声をあげている。ぶ、不気味だ……
5.何もない所で滑って転んだ挙句別の人にけつまづかれて追い打ちを食らっている。かなり運が悪い……。(コンマ奇数)だがめげていない/(コンマ偶数)ダメージでぐったりしている……
6.コンマ※

※判定表
00~19:1
20~39:2
40~59:3
60~79:4
80~99:5

62→4.本のページとページの間に顔を突っ込むようにして読みながら歩いては、グフフ系の笑い声をあげている。ぶ、不気味だ……


その他の特徴>>↓1~3
1.ジャージ姿だ
2.黒手袋をしている
3.メガネ(デザインは自由、なければ丸メガネ)
4.身長は……(コンマが00:低い~50:平均的~99:高い)
5.スタイルは……(コンマが00:絶壁~50:平均的~99:豊満)
6.アホ毛が猛っている
7.受けがどうとか攻めがどうとか呟いているのが聞こえる
8.スタイル(または身長)にコンプレックスを持っている
9.泣きぼくろがある(コンマ奇数:右目/偶数:左目の目元)
10.その他自由安価

では、8.スタイル(または身長)にコンプレックスを持っている
に対して、スタイルの指標が66(平均よりやや上程度)なので、コンプレックスの詳細>>↓1

1.もっと大きい方がよかった……
2.もっと小さい方がよかった……
3.どちらでもいいからもっと極端な方がキャラ付けになったのに
4.高身長のため相対的に貧乳に見えるのが悩み
5.低身長のため相対的に巨乳に見えるのが悩み
6.問題は見た目どうこうじゃなく脇腹や二の腕のぷにぷになんですよぉぉぉ
7.コンマ※

※判定表
00~16:1
17~33:2
34~49:3
50~66:4
67~83:5
84~99:6

4.高身長のため相対的に貧乳に見えるのが悩み

では、そんな彼女を発見した英雄は……>>↓1
1.話しかけずにこっそり席へ
2.課題を協力してやらないか打診してみる
3.……別の知り合いを探そう
4.行動を起こす前に相手に捕捉された!
5.行動を起こす前に相手に捕捉された! ……が、スルーされた


英雄が自習室で見つけたのは、クラスメートの女子の一人だった。
紫色のショートヘアは、ろくにセットというものをしていないボサボサの無造作ヘア。
黒手袋を着けた手で開いた本を、ページの間に顔を突っ込むようにして読みながら、グフフ系の笑い声をあげて歩き回っている……。
一応周囲には気を配っているようで、読みながらでも他人や物にぶつかることはないが、近付かれた自習室の利用者は一様にぎょっとした反応をしている。

英雄(あれはたしか、クラスメートの……ええと、そう、たしか燈月・子音(とうづき・しおん)さんだ)

英雄(何をやってるんだろうか……うーん、話しかけるべきか、それとも――)

子音「!」グルッ

英雄「!」トゥルーン!(例のSE)

子音「…………」チョイチョイ

英雄(にやぁ系の笑顔で手招きされてる……これ暗い夜道とかで見たら子供泣くんじゃないだろうか)

子音(何か失礼なことを考えられてる気がするわぁ)ジロ

英雄(うっ。まあ目も合っちゃったし……他の人に迷惑かけても何だし、挨拶くらいはね……)トボトボ

と、少なからず不安を抱えながらも、英雄は子音の元へと向かうことにしたのだった……。

というわけで三時も回ってしまうので本日はここまでにしておきまするー
なんか濃いキャラが生まれてしまいましたが果たして英雄はどうなってしまうのか。グフフ笑いしているけれどスタイルへのコンプレックスで乙女ポイントを挽回できるのか!?
という感じで次回。ではでは、こんな時間までお付き合いいただきありがとうございました~

わーたーしーがー!

内心の不安は押し隠し、子音に手招きされるままそちらへ近づく英雄。
周囲で自習している他の生徒の邪魔にならないよう、小声で挨拶する。

英雄「えーと、こんにちは?」

子音「山田君だったわね……ちょうどいいところに来たわぁ」ニィ

英雄「な、何の用……? 俺もGW課題を片付けに来てるんだけど……」

子音「別に大したことじゃぁないわよぉ」

>>↓1
1.あたしも課題中だから手伝っていきなさい
2.あたしが課題を見てあげるわぁ
3.ちょっとこっちの課題(※GW課題とは無関係)を手伝っていきなさいなぁ
4.ちょっと聞きたいことがあるだけよぉ
5.今までちゃんと話してなかったからぁ……仲良くなりたいなぁって
6.その他自由安価
7.コンマ※

※判定表
00~19:1
20~39:2
40~59:3
60~79:4
80~99:5

子音「あたしが課題を見てあげるわぁ」ニコォ

英雄「……要求は何?」

子音「その短絡思考、嫌いじゃないわぁ」

英雄「ごめん、じゃあ言い方を変える。……お返しは何が良いですか?」

子音「最初からそう言えばいいのに……まあ、いいけどねぇ……」

子音「要求って言っても簡単なことよぉ……」ニコォ

英雄(グフフ笑いといい、なんでこう一々不気味なんだろう……)

子音「>>↓1」

1.今度昼ご飯を奢りなさい
2.ちょっと実験台になってくれる?
3.ところでGW中は……どこか遊びに行く予定とかあるのかしらぁ……?
4.この貸しを忘れずにいてくれれば十分よぉ
5.あたしと……友達になってくれる……?
6.その他自由安価
7.コンマ※

※判定表
00~19:1
20~39:2
40~59:3
60~79:4
80~99:5


子音「……と……に……れ……?」ボソボソ

英雄「え? ごめんなんて?」

子音「だ、だからぁ……あたしと……友達になってくれる……?」キョドキョド

英雄「…………」ポカーン

子音「……やっぱり何でもないわぁ……」

英雄「あっごめんちょっと待って! えっと……」

>>↓1

1.俺でよければ……
2.喜んで!
3.どうしようかなー(反応を窺う)
4.え、えー……
5.ごめんなさい

英雄「俺でよければ……」

子音「!」

英雄(目が爛々と輝きだした!)

子音「そ、そう……フフフ……ええと、じゃあ、よ、よろしく、ね……?」

英雄「う、うん、よろしく……」

子音「~♪」ウフフフフフフフ...

英雄(「グフフ」じゃないだけまだいい方かなぁ)

子音「あっ、そうそう、課題だったわね……じゃあ、こっち。わからないところは教えてあげるわぁ……と、友達、なんだし……?」

英雄「う、うん、お願いします」

子音「フフフ、お安い御用ってやつよ……」

子音「フフフフフフフフフフフ……」

英雄(……悪い子ではないんだろうなぁ)

かくして、英雄は子音と友達になり、彼女の助けにより無事に課題を片付けることに成功したのだった。
言動が不穏であることを除けば、本当に悪い子ではないらしいが……ないようなのだが……
まあ、何はともあれ、仲良くして行こう。

さて、課題も片付けてしまったし、休みはまだまだ残っている!
何をして過ごそうか(イベント選択2/3回目)>>↓1

1.【勉学】(しっかりじっくり勉強に打ち込もう)
2.【戦闘】(連休を利用して体を鍛えよう)
3.【交友】(遊びに行く絶好のチャンスだ)

学生が連休に遊びに行かないなんてありえない。
たっぷり羽を伸ばして英気を養おう!
さて……>>↓1

1.まず何をするか決めよう
2.まず誘う相手を決めよう

それじゃあまずは誰を誘おうか……>>↓1

1.一震
2.子音
3.金嗣
4.響
5.未来
6.忍
7.のどか
8.やっぱり一人で遊びに出かける

よし、友達になったばかりだし、もう少し親交を深めるために子音を誘ってみよう。

英雄「電話に出てくれるかな?」
ポチポチ ピッ

トゥルルルル...
>>↓1コンマで判定値
00~94:成功
95~99:失敗

ピッ

トゥルルr
子音『あたしよ』

英雄(早っ)

英雄「あー、もしもし、燈月さん? GWだしよかったらどこか遊びに行k」

子音『行くわ! いやぁちょうど暇だったのよねぇ』ウフフフフフ

英雄(……そんなに人間関係に飢えてるんだろうか……)

子音『じゃ、じゃあ、どこに行くかとか、あと……ほ、他に誰が来るかとか……決まってるの……?』

英雄「いや、場所はまだ未定。他の人は……」

>>↓1
1.もう何人か誘ってみるつもり
2.よかったら二人で

英雄「うーん、よかったら二人でどこか行かない?」

子音『えっ』

英雄「えっ」

英雄「あっ、何か都合が悪かったら別に……」

子音『ああいえ別にそういうわけじゃぁないんだけどね? べ、別にかまわない、わよ?』

英雄「良かった。じゃあどこがいいかなぁ……」

>>↓1
1.いつぞやのようにゲーセンとか
2.定番のカラオケとか
3.ちょっとお洒落にダーツとか
4.ファストフード店でダベろう
5.ちょっと真面目に図書館とか
6.子音にどこがいいか聞いてみる
7.その他自由安価

英雄「じゃあ、○○にあるゲームセンターにでも遊びに行こう」

子音『い、いいんじゃないかしら……わかったわぁ。……フフフ、GWに友達と遊びに出かける……いいものねぇ……』グフフフフ

英雄(電話の向こうから笑い声が聞こえる……)

英雄「それじゃあ、あとで」

子音『じゃあねぇ』
ピッ

英雄「よーし、出かけるかー!」


……



待ち合わせ場所で子音と合流し、ゲームセンターに向かった。
ゲーセンでは……>>↓1コンマ

00~09:子音とより仲良くなれた気がする
10~29:楽しく休日を満喫した
30~49:クラスメートを発見した
50~69:クラスメートに発見された
70~89:嵐山教官とエンカウントした
90~99:ガラの悪い連中に絡まれた……

子音「これがゲームセンター……実際に来るのは初めてだわぁ……」

英雄「普段こういうところで遊ばないの?」

子音「休日は、本を読んでいることが多かったから……騒々しいけど、悪くないわぁ」

英雄「そっか。まあ、せっかく来たんだし色々遊んでいこう――おや?」

休みだからか人が多いゲーセン内に、見覚えのある人影がある。
あれは……>>↓1

1.一震だ
2.忍だ
3.のどかだ
4.響だ
5.いつかの、灰髪ポニテの彼だ
6.コンマ※

※判定表
00~19:1
20~39:2
40~59:3
60~79:4
80~99:5

あれは……忍だ。
その傍には、>>↓1コンマ

※判定表
00~19:1
20~39:2
40~59:3
60~79:4
80~99:5

1.明奈もいる
2.のどかもいる
3.明奈とのどかがいる
4.一震がいる
5.一震や響の姿もある

あれは……忍だ。その傍には明奈もいる。
どうやら二人で遊びに来ているらしい。
英雄はどうする?>>↓1

1.声をかける
2.気にせず子音と遊ぶ
3.陰からこっそり二人の様子を窺う
4.見つからないよう場所を変えようかな……
5.気付かれないように乱入対戦を挑む

英雄「あっ、影崎さんと……えーと、隣にいるのは確か推薦入試の時に見た……」

子音「? 誰か、知り合いでもいたのかしらぁ?」

英雄「ほらあそこ、クラスメートの影崎さん。もう一人は……一応顔見知りかな?」

子音「へぇ……」

英雄「どうしようかな。せっかく見かけたんだし、声をかけてみようか」

子音「え? ん~……」

子音(はっ! もしかしてこれは、山田君を介して友達を増やすチャンス……?)

子音「……そ、そうねぇ、いいんじゃない? こうして偶然友達に会えることなんて、そうそうないんだし……ね」フフ...

英雄(どことなく表情に影が落ちて見えるのは気のせいだろうか……)


英雄「それじゃ、……おーい、影崎さーん」

忍「? あら、奇遇ね。こんにちは、山田君。それに、燈月さんも」

子音「」ビクッ

子音「こ、こんにちはぁ……顔を覚えられてたなんて、意外だわぁ」

忍「クラスメートなんだし、別にそのくらい普通じゃないかしら?」

英雄「えーっと、そっちは……」

明奈「あれっ? そういえばちゃんと自己紹介してなかったっけ? そっちの人ははじめましてだし、それじゃ改めて、園城・明奈でーっす! よろしくね!」

子音「よ、よろしく……燈月・子音よ……」

英雄「山田・英雄です。よろしく。推薦の会場ぶりだね。あれ、でも学校では見た覚えが……」

明奈「」ピシッ

忍「……山田君」ニコッ

英雄(それ以上言ったらどうなるかわかっているわね系の冷気を感じる……! 居ないってことはそういうことだもんなごめんよこの話題はここまでにしておこう……!)

英雄「え、えーっと、きょっ、今日は二人で遊びに来てるの? 仲良いんだね!」

忍「べ、別にそんなことは……」

明奈「そうだよっ! 普段はなかなか遊べないから、連休中くらいはぱーっとね!」ガッシ

忍「ちょっと、あまりくっつかないで」

明奈「えー、べつにいいじゃない減るもんじゃなしー」

忍「私の体力が減るの」

明奈「べつにいいじゃないなくなるもんじゃなしー」

忍「今度から貴方の相手は全部分身でしようかしら」

明奈「分身で来たってすぐわかるもん!」

忍(……実際バレるのよね……どうしてわかるのかしら……)

英雄(仲良いなぁ)

子音(笑顔がまぶしいわぁ……)

英雄「で、ここで会ったのも何かの縁だし、よかったら一緒に遊ばない?」

忍「あら、デートの方はいいのかしら」

英雄「別にそんなんじゃなぼほっ」ゲフンゲフン

子音「とっ、友達と一緒に遊びに来てれぅだげほげほ」ゴホンゴホン

忍「冗談よ」シレッ

明奈「いいよいいよー、一緒に遊ぼう! 遊ぶのは人数多い方が楽しいしね!」ニコー

英雄「園城さんは素直だなぁ……」

忍「内容には同意するけど間接的に私の事を性格悪いと揶揄するような感想はやめてもらえるかしら」

英雄「別に他意はないよ。ありません」

忍「へぇ……」

英雄「含みを持たせた目線はやめてくれないかな!?」

明奈「それじゃあ何する!? 格ゲー? レースゲー? STG? ガンシュー? それともUFOキャッチャー? あっ向こうにはクイズゲームとかもあるよ!」

子音「く、詳しいのね……」

忍「こと遊びに関してはプロよ」

英雄「そこまでか」

子音「って言われても、あたしはあんまり詳しくないから……」

明奈「んー、じゃ端から色々見てこう! ごーごー!」ダッ

子音「わっ、わわっ……」

英雄「一気ににぎやかになったなぁ……やっぱり声をかけてよかったかな」


……


こうして、二人と合流した英雄は……>>↓1コンマ

00~09:子音とより親しくなれた気がする
10~29:三人で楽しく遊び、休日を満喫した
30~39:忍とより親しくなれた気がする
40~59:三人で楽しく遊び、休日を満喫した
60~69明奈と親しくなれた気がする
70~99:休日は満喫したが、後日その様子を目撃していたらしい一震から恨みの電話が来た

明奈「もうちょっと、もうちょっと……そこストップ!」

子音「こっ、ここっ! ……こ、今度こそ…………あ、と、取れた……取れたわぁ!」

明奈「おおーついにゲット! やったね子音ちゃん! いっえーい!」ハイターッチ

子音「い、いえーい……」ハイターッチ

忍「あちらも盛り上がっているようね」

英雄「そうだね。それはそうとして対戦中によそ見してるとは余裕だね?」

忍「実際余裕だもの」ガッ ゴッ ドゴォ K.O.!

英雄「ぐぬぬぬぬぬぬぬ」


……


こうして三人と楽しく遊び、休日を満喫した。
でも次こそは負けない。

いよいよ連休も終わりに近づいている……けれどまだ終わりじゃない!
連休最後の日は、何をして過ごそうか(イベント選択3/3回目)>>↓1

1.【勉学】(しっかりじっくり勉強に打ち込もう)
2.【戦闘】(連休を利用して体を鍛えよう)
3.【交友】(遊びに行く絶好のチャンスだ)

普段は宿題や戦闘訓練の疲れでそんなに遊べないから、徹底的に遊び倒すぞ……!
さて、それじゃあ最後の外出は……>>↓1

1.まず何をするか決めよう
2.まず誘う相手を決めよう

誰かを誘うにしろ誘わないにしろ、その前に、まずは何をするか決めておこう。
そうだなぁ、あまり遠出はできないから……>>↓1

1.安定択のゲーセン
2.たまにはカラオケ
3.ボーリングとか
4.映画でも見に行こうか
5.買い物、もといショッピングにでも
6.その他自由安価
7.コンマ※

※判定表
00~19:1
20~39:2
40~59:3
60~79:4
80~99:5

英雄「たまには映画を見に行くのもいいかもしれないなぁ。劇場で見る迫力は、やっぱりレンタルとかじゃ勝てないものがあるし」

というわけで上映スケジュールを確認してみる。
これから見に行けそうなのは……>>↓1

1.海外の有名なSF映画
2.評判の高いアクション映画
3.某国民的人気アニメの劇場版
4.某人気アニメ(萌え系)の劇場版
5.青春恋愛モノの人気映画
6.その他自由安価
7.コンマ※

※判定表
00~19:1
20~39:2
40~59:3
60~79:4
80~99:5

……某人気アニメ(深夜帯にやってる萌え系)の劇場版、か……ふむ……。
ま、まあ、上映スケジュールとタイミング的にこれしか見に行けるものがないなら仕方ないよねー、こう、ほら、あれだよ? 別に来場者特典が欲しいとかそういうあれでは断じてないよ? うん、もらえるものはもらうけど。
さて、見るものが決まったらあとは……>>↓1

1.誰かを誘う
2.一人で見に行く

まあ、無理に他人を付き合わせるのもあれだし一人で見に行くことにしよう。
というわけで映画館へやってきた英雄だが……>>↓1コンマ

※判定表
00~19:1
20~39:2
40~59:3
60~79:4
80~99:5

1.心置きなく映画を楽しんだ
2.隣の席に知り合いが居た
3.別の映画を見に来ていた知り合いに発見された
4.来場者特典は既に品切れだった……
5.残念ながらあまりいい出来ではなかった……

英雄「チケットよーし、ポップコーンよーし、パンフレットよーし(ネタバレ回避のためにまだ読まない)、あとは……」ワクワク

係員「申し訳ございません、来場者特典は既に品切れになっております」

英雄「なん……だと……」

英雄「くっ、この連休で全てはけてしまったという事か……最終日に来たのが間違いだったか……!」ダンッ

英雄「仕方ない、せめて映画はじっくり楽しませてもらおう……」

係員「それでは開場しまーす」

……


英雄「いい映画だった……DVD出たら買おう」

来場者特典は残念だったが、映画はたっぷりと満喫した……。
さて、たっぷり遊んだ連休ももう終わりだ。週明けからはまた頑張らないといけないな。




《五月の第一週が終了しました》

いい時間なので今回はここまでにしますー
英雄のリア充感が段々すごいことになってきた気がする。子音ちゃんが新たなヒロインポジションに無事収まれそうで何よりです

それでは、次回は五月の二週目からスタートです。
お付き合いいただきありがとうございましたー

日付変更線を跨いで出勤するようなお仕事はいやだー!
などと嘆きつつ再開しますですよー

前期スケジュール
○四月
 第一週:祝・入学
 第二週
 第三週
 第四週
○五月
 第一週:ゴールデンウィーク
⇒第二週 ティローン
 第三週
 第四週
○六月
 第一週:中間テスト
 第二週
 第三週
 第四週
○七月
 第一週:社会科見学
 第二週
 第三週
 第四週
○八月
 第一週:学期末実力テスト
 第二週:終業式


◇五月・第二週◇

▽【勉学】イベント

>>↓1
コンマ一の位が
01:連休明けのテストだ
23:真面目に勉強に取り組んだ
45:連休明けのテストだ
67:連休疲れで居眠りしていた
89:連休明けのテストだ

2:真面目に勉強に取り組んだ
成功判定:3(誤差+1):good!


意識をしっかり切り替えて、真面目に勉強に取り組んだ。
連休中にしっかりリフレッシュしたおかげだろうか。学力がちょっとはマシになったような気がする。

◇五月・第二週◇

▽【戦闘】イベント

>>↓1コンマ
一の桁が、
0:“個性”の使い方をよく考えてみる……(習慣設定orアイテム常備化)
12:体育の授業で、身体能力をさらに鍛えた(身体能力強化)
3456:戦闘訓練だ!(イベント発生)
78:ヒーロー基礎学の授業で“個性”を磨いた(“個性”強化)
9:街で敵と遭遇した(イベント発生)

……


風華「――では、本日のヒーロー基礎学の授業では戦闘訓練を行う!」

「ついにか……」「というか遅くね?」ザワザワ

風華「やかましい。未熟者に下手に実戦訓練などさせて、リカバリーガールの世話を受けさせるわけにもいかんからな」フン

「別に気にしないのに……」「というか過保護……?」ヒソヒソ

風華「やかましいぞ。では各自、自分の戦闘服を受け取れ。個性届と要望を元に作られた一点物だ、大切に扱うように」ピッ

ウィィィーン...

ザワザワ...!

風華「では着替えたら、グラウンド・αに集合!」

「「「はい!!」」」



いよいよ戦闘訓練だ。
ちなみに、英雄が出した戦闘服への要望は……>>↓1~2
1.バランス重視
2.機動力を重視
3.防御力を重視
4.ナックルガード等で打撃力強化
5.捕縛武器が欲しい
6.手で持って使う武器が欲しい
7.センサー類で情報収集力を上げたい
8.酸素マスク等で激しい運動を継続できるように
9.格好よさ重視
10.その他自由安価

英雄が出した要望は、「機動力の重視」と「手に持って使う武器が欲しい」の二つだ。
武器については……

どんな系統?>>↓1
1.短剣、手斧などのリーチの短い武器
2.刀剣、警棒などある程度のリーチのある武器
3.棍棒、槍などの長柄武器
4.鞭、鎖鎌などの特殊な中距離武器
5.スタンガンなどの特殊武器
6.その他自由安価

4.鞭、鎖鎌などの特殊な中距離武器

では具体的にどのような武器?>>↓1

1.鞭 … 某ジョ○ンズのような長い鞭
2.鎖鎌 … 分銅、鎖、鎌が一体になった特殊武器
3.流星錘 … 長い紐の先に錘が付いた暗器の一種
4.モーニングスター … 鎖の先に棘の生えた鉄球の付いた凶悪な武器。重い
5.ワイヤーフック … 鋼線の先にフックが取り付けられた道具。補助具の側面が強い
6.ワイヤー … 頑丈な鋼線。巻き付けて切断できるほどではない
7.その他自由安価

ワイヤーフック。丈夫な鋼線の先にフックが取り付けられた道具だ。ワイヤーの巻き取り機もセットで付いている。
上手く手足を絡め取れば相手の拘束にも使えるだろうし、体重を預けられるだけの十分な強度があるので、立体的な機動力も増しそうだ。
その他の使い方も工夫次第、というところか。ただ、上手く扱うにはそれだけ練習も必要そうだが。
そんなに嵩張るものではないが、どこに装備しておこうか?>>↓1

1.とりあえず腰
2.手に近い方が便利そうなので前腕の裏
3.「こいつが銃弾を防いでくれた」的幸運に期待して胸ポケット
4.その他自由安価

とりあえず、これは腰に下げておこう。
さて、いよいよ戦闘服初お披露目の戦闘訓練だ……!

……


グラウンドに集合した英雄達クラス一同を出迎え、嵐山教官は仰々しく頷いた。

風華「良し。ではこれより戦闘訓練を執り行う」

風華「本日のメニューは――>>↓1」

1.二対二のタッグ戦だ(原作準拠)
2.三対三のチーム戦だ
3.バトルロイヤル形式の遭遇戦だ
4.私が相手だ
5.コンマ※

※判定表
00~29:1
30~59:2
60~89:3
90~99:4

風華「本日のメニューは、二対二のタッグ戦だ」

風華「一方を『ヒーローチーム』、もう一方を『敵(ヴィラン)チーム』とし、『敵を捕縛するためヒーローが来た』という想定で行う」

風華「ヒーローチームになった者は当然だが、敵チーム役になった者も、本当に敵になったつもりで行動するように。敵側の心理を知るというのも重要だ」

風華「では具体的なシチュエーションは……そうだな……」フム

>>↓1
1.核兵器を持ってビルに立てこもった敵の制圧戦
2.逃走する敵グループの追撃戦
3.人質を取って立てこもった敵グループの制圧戦
4.街中での突発的な遭遇戦
5.コンマ※

※判定表
00~24:1
25~49:2
50~74:3
75~99:4

風華「では、街中での突発的な遭遇戦としよう。敵チームになった者は適当な犯罪行為を申請しろ。ヒーローチームはその現場に偶然居合わせ阻止に入った、という想定で交戦してもらう」

風華「詳細は追って説明しよう。まずはこちらにチーム分けのためのくじを用意した。全員順番に引いていけ」

< ハーイ

というわけで、まずはくじ引きだ。
抽選の結果、英雄のパートナーとなったのは、>>↓1コンマ

00~10:金嗣
11~21:一震
22~32:響
33~43:灰髪ポニテの彼
44~54:未来
55~65:のどか
66~76:忍
77~87:子音
88~99:その他のクラスメート(新規作成)


どうでもいいですが、キャラ名は既に設定してるのにその後全然接触する機会がないものだからずっと「灰髪ポニテの彼」って呼称のままというのが何とも

英雄「えっと、Fチームの俺の相方は……おっ、燈月さんか」

子音「よ、よろしく……ね。フ、フフ……と、友達とペアになれるだなんて、ついてるわぁ……」

英雄「ヒーロー側になるか敵側になるかはわからないけど、頑張ろう!」グッ

子音「え、ええ……!」グッ

風華「よし、チーム分けは終わったようだな。では次に、最初に戦闘訓練を行う組み合わせを選出する。まずは――(>>↓1)側、Fチーム!」

英雄「っていきなりか!」


>>↓1コンマ
奇数:ヒーローチーム
偶数:敵チーム

風華「まずは――ヒーロー側、Fチーム!」

英雄「っていきなりか!」

子音「ヒーロー側になれたわね……ついてるわぁ」

風華「次に敵側は――Iチーム!」

英雄「相手は誰だろう……?」キョロキョロ


対戦相手2人>>↓1~2コンマ

00~12:一震
13~24:金嗣
25~36:響
37~49:灰髪ポニテの彼
50~61:未来
62~73:のどか
74~86:忍
87~99:その他のクラスメート(新規作成)

新規作成以外が重複した場合は順次安価下

相手チームの一人は金嗣。もう一人は、これまであまり話したことのなかった相手だ。

相手の性別>>↓1
1.男子
2.女子
3.不明
4.コンマ

※判定表
00~49:1
50~79:2
80~99:3

36→1.男子


彼の“個性”はずばり>>↓1

摩擦係数の制御

あっ失礼、コンマと勘違いしてました!

えーと、ではちょっと巻き戻して性別不明の理由から>>↓1
1.異形型の“個性”のため
2.服装のせいで顔立ちや体型が分からない
3.こんなに可愛い子が○の子なわけがない的な意味でどちらか判別がつかない
4.コンマ

※判定表
00~33:1
34~66:2
67~99:3

49→2.服装のせいで顔立ちや体型が分からない

異形型“個性”を引いて矛盾しなかったので、この子の“個性”は>>507をそのまま採用します

では彼(または彼女)の本当の性別は……>>↓1

1.男子
2.女子
3.不明
4.コンマ

00~32:1
33~65:2
66~99:3
※「不明」の場合はコンマの奇/偶数で男/女を決定するが、英雄にはそれがわからないままとする

90→不明(偶数:女子)


“個性”:『摩擦制御』

対象物の摩擦係数を自在に操作できる“個性”!
ゼロに近づけて非常に滑りやすくすることも、逆に張り付いて微動だにしないくらい高めることも可能だ!
ちなみに……>>↓1

1.自身の体液(汗、唾液等)を塗った場所に発動する
2.触れているものに対してのみ発動できる
3.一度使用すると、離れた場所からでも摩擦係数を変更し直せる
4.(任意の体の部位)で触れた場所にのみ発動する
5.(コンマ奇数)生物には無効/(コンマ偶数)生物にも有効
6.コンマ※

※判定表
00~19:1
20~39:2
40~59:3
60~79:4
80~99:5

“個性”:『摩擦制御』

対象物の摩擦係数を自在に操作できる“個性”!
ゼロに近づけて非常に滑りやすくすることも、逆に張り付いて微動だにしないくらい高めることも可能だ!
また、生物無生物問わず効果を発揮するぞ!

では彼女の髪の色>>↓1

1.黒
2.茶髪
3.緑
4.金髪
5.部分的に色違い
6.その他自由安価
7.コンマ※

※判定表
00~19:1
20~39:2
40~59:3
60~79:4
80~99:5

50→緑

髪型は……>>↓1
1.ベリーショート
2.ショートカット
3.編み上げ
4.ポニーテール
5.毛先近くで結んだロングヘア
6.その他自由安価
7.コンマ※

※判定表
00~19:1
20~39:2
40~59:3
60~79:4
80~99:5

62→ポニーテール

彼女の性格は……>>↓1
1.おっぱいの付いたイケメン
2.情報通で抜け目がない
3.豪放磊落で男勝り
4.男主人公張りの熱血馬鹿
5.お調子者でノリがいい
6.その他自由安価
7.コンマ※

※判定表
00~19:1
20~39:2
40~59:3
60~79:4
80~99:5

54→3.豪放磊落で男勝り


その他の特徴>>↓1~3
1.顔に傷跡がある
2.チョーカーを着けている
3.やたら口が悪い
4.身長は……(コンマが00:低い~50:平均的~99:高い)
5.スタイルは……(コンマが00:絶壁~50:平均的~99:豊満)
6.実はくすぐりに弱い
7.野生の獣じみた勘の鋭さ
8.オレっ子
9.オヤジギャグが好き
10.その他自由安価

詳細安価把握ですー。

では本日はここまでとしておきます
新キャラ子さんの名前を考えて、次回戦闘開始という感じで。

ではでは、お付き合いいただきありがとうございました~

ではでは本日は、いくつか設定補完の安価を取ってから戦闘開始と行きたいと思いますよー

ではまずは、摩擦子ちゃんの顔の傷跡、その位置は>>↓1

1.鼻筋に横一文字
2.目の上を横切るように斜め一閃
3.頬に十字傷
4.額に×字傷
5.目の真下に横一文字
6.その他自由安価
7.コンマ※

※判定表
00~19:1
20~39:2
40~59:3
60~79:4
80~99:5

顔の右半分が醜くグシャグシャ

1と5にの違いがイメージできない…orz

>>536
一応女の子なんだから手加減してあげて!

>>537
1→武装錬金の斗貴子さん
5→ルフィ
鼻の上を横切っているか、鼻筋を越えず左右どちらかの目の真下の範囲内にあるか、の違いという感じで

コンマの結果は03→1なので斗貴子さん的な感じでいきます

○英雄's戦闘服

機動力重視の軽量型。
装甲はほとんどないため防御力はそれほど高くないが、代わりに体の動きを一切妨げない。
移動や戦闘の補助具として、ワイヤーフックを備える。
全体のイメージとしては>>↓1

1.ライダー
2.レンジャー
3.光の巨人
4.その他自由安価

○英雄's戦闘服

機動力重視の軽量型。
装甲はほとんどないため防御力はそれほど高くないが、代わりに体の動きを一切妨げない。
移動や戦闘の補助具として、ワイヤーフックを備える。
全体のイメージとしては、日曜朝に活躍している戦隊ヒーローのアレ。
ちなみに装甲が無いとはいっても、素材は相応のものを使っているため普通の衣服よりははるかに高い防御力を持つ。

風華「――では一試合目、ヒーロー側のFチームは、山田・英雄と燈月・子音!」

風華「対する敵側、Iチームは、真壁・一震と摩藤・大雅(まとう・たいが)の組で対戦を行うものとする!」

風華「敵チームは想定する悪事の内容を申請、準備が完了次第両チームとも配置に着け!」

英雄「俺達の対戦相手は……またえらく背の低いコンビだね……」

子音「……どっちがどっちなのかしらぁ」

英雄だけでなく、皆それぞれの戦闘服を身に着けている。
対戦相手として進み出た二人はどちらもフルフェイス型の戦闘服でしかも背格好がほぼ同じのため、初見では中身が想像できない。
が、

大雅「フハハ! 初戦とは腕が鳴るな! 行くぞ真壁! 我らの実力を見せてやろう!!」

金嗣「…………」コクリ

英雄「……あっちが金嗣で向こうが摩藤さんだね」

子音「……なるほど、わかりやすいわぁ……」

言動を見ていれば一発だった。

金嗣の戦闘服はフルフェイスというよりフルプレートといった方が近い、全身装甲型だ。
両腕にはそれぞれ長方形の盾を装着しており、先端は拳の位置よりせり出しているため、そのまま打撃武器としても使えそうだ。
いかにも防御力が高そうな半面、重さもかなりあるように見えるが、少なくとも金嗣の足取りからは鈍さは感じられない。

もう一方、大雅の戦闘服も、金嗣と比べれば軽量だが、曲面装甲を持った防御寄りの意匠に見える。
胸回りを始め要所要所をしっかり固めているため、体型が分からない。男子……? それとも女子……?
ただ、それとは別で少し気になるのは……>>↓1

1.……水掻き?
2.……羽?
3.……マント?
4.コンマ※

※判定表
00~32:1
33~65:2
66~99:3

あれは……マント? 非常に格好良くはためかせている。
それに注目していると、視線に気づいたらしい大雅が振り返り、

大雅「格好良いだろう!?」

英雄「えっ」

大雅「格好良いだろう!!?」

英雄「えっ、あっ、うん」

大雅「そうだろうそうだろう! フフフ、やはりヒーローたるもの、戦闘服にもこういう意匠がなければな! では少年、また戦場で会おう!」バサァ!

英雄「……何だろう、立ち居振る舞いがいかにもヒーローっぽいのになぜか見ていると遠近感が狂うようなこの感覚」

子音「素直に背が低いって言っちゃいなさいよ」

大雅「小さくなどない! 平均身長だ!!」

子音「嘘おっしゃいな」

英雄(金嗣とどっこいで平均を主張するってことは、中の人は女子?)

大雅「へ、平均よりやや低い程度だ!!」

子音「あら、上げ底……」

大雅「ええい黙れ黙れぇい!!」

風華「やかましいぞさっさと行け」

「「「はいすいませんでした」」」

……


風華「――ではレギュレーションを説明する。諸君には、この市街地を模した演習場で模擬戦を行ってもらう」

風華「先に説明した通り、『二人組の敵が悪事を働いている場面に遭遇し、それを捕縛するため交戦に入った』という想定で行う。敵チーム、具体的にどのような悪事を行ったことにするかは決めたか?」

大雅「この私が演習とはいえ悪に身をやつすことになるとは甚だ不本意だが、そうと決まった以上は誠心誠意取り組ませてもらう! 我々の犯した悪事とは……これだ!」ビシィ!

風華「ふむ……?」ペラッ


悪事の内容>>↓1
1.破壊行為(テロ)
2.傷害
3.盗難(強盗)
4.その他自由安価
5.コンマ

※判定表
00~32:1
33~65:2
66~99:3

風華「破壊行為か」

大雅「より大きく、ここはテロと言わせていただきたい」

風華「よろしい。ではどちらか一人、このアタッシュケースを持て」

金嗣「…………」スッ ガシ

大雅「ふむ、教官殿、これは?」

風華「テロに用いる『爆弾』だ。筋書きはこうしよう。真壁、摩藤両名は高性能爆薬によるテロ行為を慣行。しかしそこに居合わせたヒーロー、山田、燈月両名に発見され逃走に入る」

英雄「ふむふむ」

風華「ヒーローチームの山田と燈月の勝利条件は、テロリストである真壁と摩藤の捕縛、ないし、両名が所持している高性能爆薬の確保だ。前者が理想だが、犯人を取り逃しても危険物を確保できれば及第点とする」

風華「逆に敵チームの真壁、摩藤側の勝利条件は、ヒーロー二名を返り討ちにするか、次のテロに用いるためのこの『爆弾』を守り抜き、戦闘区域外へと逃走するか、の二つだ」

風華「演習場の一定区画を今回の模擬戦のフィールドとして設定する。敵チームは、『爆弾』を持ってこの区域外に脱出できれば逃走に成功したものとする」

風華「なお制限時間内に決着がつかなかった場合は両者敗北で引き分けだ。ヒーローが敵を早期に鎮圧できなければそれだけ被害が拡大することになる。また敵側も、時間をかければ応援のヒーローが駆けつけて不利になるからな」

風華「では両チーム、捕縛テープを受け取れ。このテープを相手の体に巻き付ければ捕縛成立とする。その他の生徒はモニター室へ移動し、両チームの戦闘を見学。一分後に試合開始とする!」

< ハーイ

………


○子音's戦闘服

格闘戦を意識した、やや軽量のバランス型。
最大の特徴は、両腕に沿うように装着された大型の真空管で、ここに発生させたネオンガスを溜めて発光させたり、ガスに通した電気を拳側の先端部から放出してスタンガンとして利用したり、ガス圧を利用して一気に噴射・散布させたりすることができる。
これは、ガスの生成と展開に時間がかかる、生成したガスを長時間保持できないなどの弱点を補うためのもの。
その他、腰や背中にもネオンガス貯蓄用のボンベが備えられており、全体としては、近未来的なダイバーのような雰囲気となっている。


………

………

※補足
ちなみに体のラインは割と出ている。

………

というわけで、ごくわずかながら、演習場で配置につくまでの作戦タイムだ。

子音「それで、ど、どうするのぉ……? あの二人を倒すか、アタッシュケースを確保すればいい、ってことだけど……」

英雄「そうだなぁ……>>↓1」


1.ここは倒して捕縛狙いで行こう
2.ケースだけは確実に確保しに行こう
3.相手の動きに応じて……(追加選択)
4.燈月さんは何か作戦はある?
5.その他自由安価
6.コンマ※

00~24:1
25~49:2
50~74:3
75~99:4



英雄「…………燈月さんは何か作戦はある?」

英雄(うーん、我ながら頭悪い発言だ……! でも実際頭悪いしなぁ……)

子音(えっ、あ、あたし今友達から頼られてる……!? これは頑張らなくちゃ駄目よねぇ……!)メラメラ

子音「そうねぇ……ちょっとだけ待ってねぇ……(思考の回転速度が上がる音)」

英雄(おお、すごく気合入ってるなぁ。やっぱり真面目なんだなぁ)

子音「……そうね、たしか、ゃ……山田君、の“個性”は、エネルギーの吸収と放出、だったわよね?」

英雄「そうだよ」

子音「だとしたら……その、べ、別に他意はないんだけど、あの……あたし達、かなり相性が良いと思うのよね」

英雄「というと?」

子音「つまり……」ゴニョゴニョ

英雄「ふむふむ……」ヒソヒソ

……

……


子音「……という風に初手を打てば、相手が迎撃・逃走のどちらに動いたとしても、先手を取りやすくなるんじゃないかしらぁ」

英雄「なるほど。いいね、そのアイデア! それに、このワイヤーフックもそういう使い方ができるとは思ってなかったよ」

子音「それ、鋼線でしょう? なら、あたしと組んでる時以外も、電線なんかを狙えば似たような事ができると思うわぁ」

英雄「わかった、ありがとう! いやー、俺一人じゃこういう活用方法は思いつかなかったと思うよ」

子音「そ、そんな……別に、あたしは思いついたことを言っただけよ……」ウフフ

子音「そ、それよりも、もうすぐ戦闘区域に来てるんじゃないかしらぁ?」

英雄「あっ、そういえば、そう……だ、ね……?」

子音「? 何かおかしなことでもあっ……た……?」



大雅「ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」ゴロゴロゴロゴロ



英雄・子音((……………………))

英雄(あの戦闘服は……摩藤さんか? 摩藤さんが、道路上で思い切り転がりまわってる……)

子音「な、何をやってるのかしらぁ……?」

英雄「さ、さあ……?」

大雅「ムッ、来たかヒーローめ! 頃合いだ真壁、行くぞ!!」スクッ



ド―――ン!!!



英雄「うわぁっ!?」

大雅がそう呼びかけた瞬間、横合いにあったビルの二階の窓から轟音と白煙が上がり、同時に一階の扉からアタッシュケースを抱えた金嗣が飛び出してきた。

英雄「……あっ、これテロの演出か! びっくりした!」

子音「そ、そこの二人、この騒動の関係者ね? 話を聞かせてもらおうかしらぁ……?」

英雄(おお、役への切り替えが早い。見習わないと)

大雅「クックック、だとしたら……どうする?」ニヤァ

英雄(あっちもノリノリだなぁ)

子音「抵抗するなら、こちらも相応の対処を取らせてもらうわぁ……」

英雄「一応先に聞いておくけど、大人しく投降する気は?」

大雅「無い!! 真壁よ!!」

金嗣「…………!」コクッ

子音「させないわぁ、行くわよ山田君!」サッ

英雄「応ッ! ここは作戦通りに!!」バッ



《英雄&子音の協力判定》
>>↓1コンマの十の桁(英雄)と一の桁(子音)を比較
数字の差が
±0:クリティカル!
±1:グッド!
±2~3:ノーマル
±4:バッド
±5:ファンブル

《英雄の判定値:7》
《子音の判定値:2》
→±5:ファンブル……


……


子音『あたしの“個性”は『ネオンライト』。ネオンのガスを発生させて、そこに電気を通して発光させることができるわぁ』

子音『まあ、気体操作って言えるほども強力じゃないから、風が強いとすぐ吹き散らされるし、自分で生成したガスに通す形でしか放電できないとか、欠点も多いんだけどねぇ……』

子音『ええと、肝心なのは、つまり、あたしの“個性”なら……『光』と『電気』の二種類のエネルギーを、山田君に提供できるってことよ』

英雄『たしかに。俺の“個性”ならどっちも吸収して自分で利用できるよ』

子音『でしょう? それを踏まえて最初の手は――』


……


英雄(――相手との距離が多少あっても関係ない……強烈な発行による目くらまし!)

子音「食らいなさいなぁ!」カッ

子音が自分の体を抱くようにして、両腕の真空管を正面に向ける。
と同時、すかさずそこに通電して、強力な光を発する!

大雅「むぅっ!?」

金嗣「…………!」

英雄(そしてそれを、俺は目をかばった手から吸収! 相手が燈月さんの一発目を防いだとしても、俺が放出した二発目で確実に相手の視界を……)

子音「……う」

英雄「う?」

子音「……目が、目がぁぁぁっ!」

英雄「えええええええええええええ」

子音「こ、この服の機能を使うの初めてだったからぁ、自分で思ってる以上の光が出ちゃったのよぉ……」オロオロ

英雄「えええええええええええええ」

大雅「むむ? 何だか知らんが好機と見た! 作戦通り、逃げるぞ真壁!」

金嗣「…………!」コクッ

英雄「くっ、フルフェイス型だからあまり効いてなかったのか!? 待て――ってうおわ!?」ズルゥ

英雄「何だこの地面……無茶苦茶滑る!?」

大雅「フハハハハ! 既に細工は流々よ!! 摩擦ゼロの路面、立つこともままなるまい!?」

英雄「金嗣の“個性”はバリアだから……摩藤さんの“個性”か!? さっき地面を盛大に転がりまわってたのはこのためか!!」

大雅「フン、この私が何の意味もなくあんな真似をするとでも思ったか!?」

英雄「え? なんか楽しそうだったから遊んでたのかと」

大雅「えっ」

英雄「えっ」

大雅「………………お前らはそこで好きなだけゴロゴロしているがいいわ――――!!」

英雄「キレられた!?」

子音「ううううう目が、目がぁぁぁぁ」オロオロ

英雄「でもまずい! このまま逃げられたら……摩擦ゼロになってる範囲もわからないし、俺の身体能力でも飛び越えられるかどうか……!」

大雅「フン、何を言っているのやら。おい真壁、お前の“盾”を出せ」

金嗣「…………」コク スッ

大雅「うむ、では……これで良し」

英雄(よく見えないけど……あれは、金嗣のバリアの表面を撫でた、のか?)

子音「や、やっと見えてきたわ……山田君、相手は何を……?」

英雄「ええっとよくわからないけどかくかくしかじか」

子音「何ですって? まさか……」

大雅「察したか? そう! 表面の摩擦をゼロにしたバリアをボード代わりにして滑れば、短足だろうと鈍足だろうと機動力は飛躍的に上がる。そしてぇ!」カッ

大雅「滑る地面で足腰の立たぬヒーロー二名は、ここで私が引き受ける! 真壁、その間にお前が戦闘区域を抜けてしまえば我々の勝利よ!!」

英雄「相手も思った以上に連携が取れてる!?」

大雅「さあ行け真壁!! ここは私が引き受けたぁ!!!」

英雄「二回言った! さっきも言った事もう一回言ったぞ!」

大雅「格好いいことを二度言って何か悪いか!?」

英雄「羨ましいな!」

大雅「フハハハハハハハハ!」

英雄(とか言ってる場合じゃない、金嗣が逃げる!)


ここは……>>↓1
1.一か八か、幅跳びで突破を試みる
2.ワイヤーフックで電線にぶら下がり、足を付かずに滑る路面を超える
3.子音が何かアイデアがあるらしい?

英雄(とりあえず、まずは既に吸収しちゃってるこの『光』を捨てる!)カッ!

大雅「むうっ!? 今度はそちらが閃光攻撃だと!?」

英雄(隙さえ作れればあとは……!)

すかさず引き出したワイヤーフックを、頭上を走る電線目がけて投じる英雄。
自爆してしまった子音同様、英雄も実際に使うのはこれが初めてだが、上手く行くか……!?


《英雄の投擲判定》
>>↓1コンマで判定値
00~70で成功
 《身体能力補正》-5

《英雄の達成値:06‐5=01・クリティカル!》判定成功!


投じたワイヤーフックは狙い違わず電線を噛む。
何の防備もなくそんな真似をすれば、鋼線を伝って感電のリスクがあるが、

英雄(流れてくる電気エネルギーは吸収!!)バリバリィッ!

ワイヤーを掴んでおけば、英雄は自分の“個性”によって感電リスクを利点へと転化できる。

英雄「これでちょっと巻き上げれば……行ける! 燈月さん! 手!」

子音「えっ、あっ!」バッ

英雄「良し!」ガシッ

大雅「何とっ!!?」

そのまま自身の体を吊り上げ、ついでに子音の手も取って、二人セットのターザンで摩擦係数を操作された路面を飛び越える。
正面、自分のバリアをスケートボード代わりに滑走を始めようとした金嗣の姿はまだあるが、

英雄「ここは――>>↓1」

1.自分が金嗣を追い、子音には大雅の相手を頼む
2.自分が大雅の相手をし、子音には金嗣の追跡を頼む
3.大雅を振り切って二人で金嗣を追う
4.その他自由安価



金嗣「!」バッ

英雄「! 逃げられる! 燈月さん、俺がケースを追うから摩藤さんの相手をお願いしても!?」

子音「任せて頂戴!」

英雄「任せた!!」パチッ

電線からフックを外して回収し、滑走を始めた金嗣の背中を追走する英雄。

金嗣「…………!」ダンッ ダンッ

英雄「逃がすかぁぁぁっ!!」ダダッ!

路面を蹴り、加速して逃げる金嗣だが、英雄の身体能力の高さならば、走って追いつくことも不可能ではないはずだ。
一方、その場に残った子音は大雅の前に立ちふさがり、

子音「さぁて、友達に頼まれたことだもの……さっきの汚名返上も込みで、約束は果たさせてもらうわぁ……!」

大雅「ふむ、何だか知らんがその意気や良し!」

大雅「……フフ、かくいう私も、『ここは私が引き受けた』などと格好つけた直後にむざむざ通してしまい、このままでは面目が立たんのでな。『ヒーロー一名を返り討ち』くらいの武功は上げて帰りたいものだ!」

子音「……つくづく態度の大きいおチビさんだわぁ……」

大雅「ええいやかましい、多少背は低くとも健康体だ! そういう貴様は、背ばかり伸びてもあまり発育が良いようには見えんぞ!」

子音「(ビキッ)……今、なんて言ったのかしらぁ……?」ズゴゴゴゴ...!

大雅「……む? 何を怒っている? やせ気味であまり健康的には見えんと……ああ、別に発育とは胸の事を指して言ったわけではないのだが、気に障ったならあやま」

子音「それ以上喋らなくていいわよぉ……!!」バリバリバリィッ

大雅「ぬおおっ! ふ、フハハ! 面白い! 面白いぞ! その調子でかかって来るがいい燈月・子音!」

子音「キィィィィィッ!!」


――かくして、戦況は二方向へと分化してさらに加熱していくのだった。

というわけでいったん本日はここまでに。
戦闘服の機能やらパートナーとの連携やら組み込むと、戦闘時の選択肢の数とか判定安価の出し方とか一気に複雑化してもう何ともこれから試行錯誤といった感じですが、まあ広い心でお付き合いいただければと……
こちらでも“個性”や道具の活用方法は色々考えたり工夫したりしていくつもりですが、あれがしたいこれがしたい、こういう工夫ができるんじゃね等々のご意見があれば適当に書き込んでいってくださると非常に助かります

果たして模擬戦の行方は。英雄は『友達』に格好いいところを見せられるのか!?
というところでまた次回。ではでは、この時間までお付き合いいただきありがとうございました

あの子(前スレ>>108~あたりを参照)にお礼はしたい

>>592
五月に入ってしまってそろそろ英雄君の頭から忘れ去られつつあります

さて、今日は都合により二三時間ほどになりますが始めますですよー

……


大雅の“個性”で摩擦をゼロにしたバリア(透明なので見えないが)をボード代わりに、街路を滑走する金嗣とそれを走って追う英雄。
要は単なるソリに過ぎず、コーナリング制御などが難しいためか、金嗣は一直線にひたすら加速を続けている。
が、見通しの良い大通りはかなり先の方までまっすぐ続いており、このまま曲がらず突き進むだけでも戦闘区域の外へ『逃走』してしまう事も可能そうだ。
ここは……>>↓1

1.さらなる猛ダッシュで追いあげる
2.ワイヤーフックを投げつけ、ひっかけて止められないか試す
3.周囲に、何か追跡に利用できそうなものはないか探す
4.その他自由安価

英雄「待ぁてぇぇぇぇぇ!!」ダッ!

英雄はさらに両足に力を籠め、猛ダッシュで金嗣を追い上げる。
軽く常人離れしたこの身体能力なら、追いつくことは不可能ではない……!
対する金嗣はというと、

金嗣「…………」

滑走するバリア上でこちらを振り返ると、何かを追い散らすように、あるいは振り払うように、さもなくば投げつけるかのように軽く手を振ってきた。
あれは一体――?


《英雄の感知判定》
>>↓1コンマで達成値
00~09:クリティカル!
10~39:グッド!
40~69:ノーマル
70~89:バッド
90~99:ファンブル

補正:
 相手の“個性”を既知である:-10
 全力疾走中である:+5

《英雄の達成値:07-10+5=02・クリティカル!》


金嗣の手振りに伴って、何か変わった事が起きたわけではなかった。
それはあくまで手振りだけで、実際に何かを投げつけてきたわけではない。特に“変わったものは何も見えない”。
だが、既に金嗣と一度対戦し、その“個性”を知っている英雄は直感的に相手の意図を理解した。

英雄(バリアか!)

おそらくは、こちらの前方に不可視の障害物として配置された。
だが彼のバリアは面積が小さい。こちらの行く手を完全に遮る『壁』ではなく、あくまで『障害物』になる程度だ。
であれば、全力疾走中のこちらを確実に足止めできる位置は――

英雄「っせぇい!!」バッ

金嗣「…………!」

思考の結論というよりむしろ反射に近い判断で、英雄は跳躍。
ハードル走と走り幅跳びの中間くらいの高さ・飛距離を意識して跳ぶと、目に見えないが、たしかに何かがつま先をかすめる感触があった。

英雄(――避けた!)


改めて考えてみると、バリアの配置は胴体正面や顔面直撃コースという可能性もあったはずだが……「つまづいて転ぶ」のと比べると、それらは激突転倒時の危険性が大きく上がる。
だからこそ、不意打ちで転んでも咄嗟に受け身が取りやすい足元を狙ったのだろう、と後付で金嗣の狙いを推測しつつも着地、加速。
前方、金嗣が先ほどと同じ手振りをしてくるのが見えるが、

英雄「今度は確実に!」

英雄は走る腕のスイングを利用し、腰から引き伸ばしたワイヤーを前方へ投じる。
投じられたワイヤーが、見えない障害物にぶつかって形を変える様子からバリアの位置を察知し、

英雄「抜けたぁ!」

金嗣「…………!!」

二枚目、腹の高さに配置されたものを、横にずれることでかわす。
距離は大きく詰まった。このまま一気に……>>↓1

1.ラストスパートをかけて引っ掴む
2.ラストスパートをかけてその勢いのまま打撃
3.ワイヤーフックを引っ掛けて捕縛、引き止める
4.その他自由安価

ここがチャンスと、ラストスパートで一気に距離を詰める英雄。

英雄「ボード代わりに一枚、障害物で二枚――バリアの在庫はまだあるか!?」

金嗣「…………!」

金嗣側からすれば、妨害にかまけて加速を怠ってしまったのが仇となった。
金嗣が障害物代わりに使ってしまったバリアを解除する前に、英雄の手がついに金嗣の肩口を掴む!
電撃を恐れてかそれをすぐさま振り払った金嗣だったが、もはやそのまま滑走を続けるには体勢が崩れ過ぎていた。
あえて自分から路面に倒れ込み、受け身を取りつつ転がって距離を開け、すぐさま戦闘体勢を整える金嗣。
英雄もスピードを落とし、全力疾走直後の息を整えながら対峙する。
ここからはガチンコ勝負だ。条件は色々と違うが、いつかの推薦入試の模擬戦を思い出す。
あの時は時間切れで引き分けに終わったが、今回は果たして……?

さて、ではここから英雄が狙うのは、>>↓1
1.あくまで金嗣のKO(捕縛)による勝利
2.金嗣の持つアタッシュケースだけでも確実に確保する
3.戦闘区域の端が近い、絶対に逃がさない事を第一優先とする
4.状況と相手の出方に応じて臨機応変に
5.その他自由安価

前回の戦いで、金嗣の防御能力が非常に高いことはわかっている。まして今回は戦闘服も装備しているのだ。
KOや捕縛にこだわると時間切れになる可能性が高い、まずは狙いを金嗣が持つアタッシュケース一本に絞ろう。
が、その意図を読まれたわけではないだろうが、金嗣はアタッシュケースを自分の背後に置き、フリーにした両腕をこちらに向けて構えた。
両腕に装備された大盾(金嗣自身との比較であり実際のサイズはそれほどではないのだが)もあって、少々攻めづらい印象だが……>>↓1

1.ここは相手の出方を窺う
2.身体能力で回り込んでケースを狙う
3.上手く隙を作って、ワイヤーフックでケースを狙う
4.やっぱりどつき倒して撃破(捕縛)勝利を狙う
5.その他自由安価

ここは上手く隙を作って、ワイヤーフックでケースを狙おう。
とはいえ使い慣れていないのでフック作戦が上手く行くかどうかは一発勝負だが……まずはこちらの意図を読まれないよう、金嗣の意識を別に逸らす。
そのために……>>↓1

1.KO勝利狙いと見せかけるため、こちらから格闘戦を仕掛ける
2.逃走を警戒していると見せかけるため、戦闘区域の外縁側へじりじりと回り込む
3.はっとした顔で突如明後日の方向を指さし「あ――――っ!!」と叫んでみる
4.相手をケースから離れさせるために、かかってこいよ、と身振り手振りで挑発
5.その他自由安価

金嗣には、KO勝利を狙っていると思わせておくために、こちらから格闘戦を仕掛ける!
とはいえ、手を抜いてかかれば意図を見抜かれる以前にカウンターでやられかねないので割と本気だ。
また、フックの存在を気にされると作戦が成立しにくくなるので、できる限り使わない方が賢明ではあるだろう……。

まずは……

《英雄の攻撃判定》
>>↓1選択肢&コンマで判定値
1.パンチで攻撃  《身体能力補正》+10
2.キックで攻撃  《身体能力補正》+15、パンチより威力も隙も大きい
3.投げ技で攻撃  《身体能力補正》+10、一部防御補正を無効
4.触れて電撃放出  《“個性”補正》エネルギー攻撃、一部防御補正を無効
5.ワイヤーで搦め手  《身体能力補正》+5、一部防御補正を無効、成功で判定有利

《英雄の判定値:02-10=00・クリティカル!》


《金嗣の防御判定》
>>↓1コンマで判定値
 防御専念:-20
 戦闘服の防御効果:ダメージ軽減《中~大》
 《“個性”補正》-10

《英雄の達成値:00・クリティカル!》
《金嗣の判定値:80-20-10=50》 無 理


狙いがケースの方だと見破られないためにも、返り討ちに遭わないためにも、格闘戦を挑むなら割と本気でかからねばならない。
そう、割と本気で……割と、割と本気で……割と――ほ ん き で


行 く ぞ


英雄「――っどりゃあぁぁぁっ!!!」ダッ

金嗣「!!」

その気迫に反射的に防御態勢を取る金嗣に、構わず英雄は突っ込んだ。
繰り出すのは拳による猛連打だ。
フェイントを織り交ぜ、隙あらばガードをかいくぐり、あるいは打撃によってガードをこじ開けて、顔や胴への直撃打を幾つも叩き込む。
頑丈な戦闘服の防御力に阻まれ、当たってもなかなか大きなダメージにはならないが、それでも攻撃を当て続ければペースは握れる。
不可視の障壁に拳を弾かれもするが、バリア一つ一つの防御範囲が広くないことはわかっているので、左右のステップで適宜立ち位置をずらしてしまえば無視できる。
瞬間瞬間に、次に打ち込む場所やステップの左右、フェイントのかけ方などを高速で判断し続け、そのまま一方的に攻勢を保ちながらふと思うのは、

>>↓1
1.このまま押し切って勝ってしまおう
2.反撃を誘うため、ちょっと緩急の緩を入れよう
3.打撃で押し込めているから、このまま直接ケースを奪ってしまおう
4.その他自由安価

条件が違うのは金嗣の側だけでなく、英雄もここ雄英で鍛えられて実力は上がっているのだ。
この調子ならば、このまま押し切って勝つこともできるかもしれない――!
ならば、

《英雄の攻撃判定》
>>↓1選択肢&コンマで判定値
1.パンチで痛打を狙う  《身体能力補正》-10
2.キックで痛打を狙う  《身体能力補正》-15、パンチより威力も隙も大きい
3.投げ技で痛打を狙う  《身体能力補正》-10、一部防御補正を無効
4.電撃放出による痛打を狙う  《“個性”補正》エネルギー攻撃、一部防御補正を無効
5.掴んで絞め技、抑え込みを狙う  《身体能力補正》-5、一部防御補正を無効、成功で判定有利
 状況有利:どの選択肢を選んでも追加補正-5

《英雄の判定値:25-10-5=10》

猛打で意識を打撃に向けさせてから……不意を突いて投げる!
それに対する金嗣の反応は――


《金嗣の防御判定》
>>↓1コンマで判定値
 戦闘服の防御効果:ダメージ軽減《中~大》
 《“個性”補正》-10
 《???補正》-20

《英雄の判定値:10》
《金嗣の判定値:30-10-20=00・クリティカル!》


打撃と見せかけて突き込んだ拳を開いて金嗣の腕に沿わせ、掴んで投げ飛ばしを狙う英雄。
その時、自分の手に感じる金嗣の腕の輪郭が目に見えるそれよりも太いことから、腕にバリアを沿わせている事に気が付いた英雄だったが、構わずそのままバリアごと掴んで投げ飛ばそうとする。
いや、投げ飛ばそうとした。
その瞬間、

英雄「――――っ!?」ツルッ

掴む手が、滑った。

英雄(まさかこれ――滑走に使ってた摩擦ゼロのバリア!? 消さずにずっと手元に保持して――あっだから連打に対する防御がやけに甘かっ)

などと高速で思考は巡るが、投げようとした腕が滑ってすっぽ抜けた結果、体勢は大きく崩れてしまっていた。
そこに、まさにこの瞬間を狙っていたのであろう金嗣の反撃が来る!


《金嗣の攻撃判定》
>>↓1コンマで判定値
 《“個性”補正》命中時ダメージ増
 戦闘服補正:打撃力強化《中》

《金嗣の達成値:86》

《英雄のダメージ判定》
>>↓1コンマで判定値
 《身体能力補正》-5
金嗣の判定値との差に応じてダメージの度合いを判定

《金嗣の達成値:86》
《英雄の達成値:26-5=21》


金嗣の戦闘服に備えられた盾と、それに添えられたバリアの縁が脇腹に食い込む感触と共に、後方へと吹っ飛ばされる英雄。
が、体のバネを生かして咄嗟に打撃と同じ方向へ飛び退くことで、ピンポイントにかなり鈍い痛みを植え付けられはしたものの、戦闘続行不能になるほどのダメージは負わずに済んだ。
痛みで少なからず集中は乱されるだろうが、この程度で済んだことは幸運と言わざるを得ないだろう。
残り時間は不明だが、模擬戦は続いている。挽回のチャンスはまだあるはずだ……。

というわけでいいところですが予定の時間が来てしまったので本日はここまでです
次回は英雄vs金嗣の決着と、可能なら子音vs大雅側の戦闘にも入りたいですねえ
しかしほんと要所要所でいいコンマ引いてくるなこの子たち……

ではでは、お付き合いいただきありがとうございました~

新年あけましておめでとうございます





私は今日が新年休みです









さあ再開しますよ行くぜオラァ――――!!!

英雄&子音チーム(ヒーロー役)vs金嗣&大雅(ヴィラン役)での実戦訓練。
二手に分かれて金嗣と対峙していた英雄は、優勢を取ったという油断から思わぬ痛打を受けることになってしまったが……

英雄(ま、まだいける!)

少なからず痛みは残っているが、戦えないほどではない。
戦えないほどではない、が、鈍い痛みが少なからず残っているのも確かだ。

ここは……>>↓1
1.痛みに耐えてすぐに戦闘態勢を整え直す
2.すぐには動けないくらいのダメージを受けたふりをして油断を誘う
3.完全にKOされたフリをして油断を誘う
4.その他自由安価

英雄「ま、まだまだぁ……!」グググ

金嗣「…………」ジリジリ...

痛みに耐えて立ち上がり、改めて身構える英雄。
対する金嗣は慎重というか堅実というか、無理に追撃してくるつもりはないらしい。
トランクケースから距離を開けず、こちらの出方を窺っている。
『ケースを持って戦闘区域から逃走する』という役目を忠実に果たすつもりなら、隙を見せたら即座に逃走されそうだ。

英雄(あの『滑るバリア』もまだキープしてそうだしなぁ……)

どう攻めようか>>↓1
1.身体能力を頼りに
2.“個性”(吸収した電撃)を使う
3.ワイヤーフックを活用して
4.上記1~3から任意の二つ
5.トークで挑発などの精神攻撃
6.その他自由安価

ワイヤーフックに使われているのは鋼線なので、今なら“個性”でチャージしている電撃と組み合わせて使うこともできる。
これらをうまく使えば一矢報いるくらいはできるはずだ。

ではそれらを使って何を狙うかだが……>>↓1
1.改めてケース狙いに集中する
2.ここはもう捕縛KOに専念する

……ただ、ひとつ忘れてはいけないのが、あのケースは一応『敵がテロのために用意していた爆弾』という設定であることだ。
つまり、あのケースを確保する上で、誤爆を誘うようなあんまり無茶なことをするわけにはいかない、という事になる。

英雄(ワイヤーと電撃のコンボで狙うなら、ケースより金嗣の方、それなら……!)

ワイヤーを引き出し、軽く振り回して遠心力を乗せてから金嗣目がけて投じる!
狙いは彼の背後、サブターゲットのアタッシュケースだ。


《英雄の投擲判定》
>>↓1コンマで判定値
 《身体能力補正》-5
 《被ダメージ補正》痛みで集中力が削がれる:+3

《英雄の達成値:58-5+3=56》

ケースを取れればよし、金嗣に阻止されるならワイヤー伝いに電撃放出も狙える二択。
対する金嗣の反応は――

《金嗣の迎撃判定》
>>↓1コンマで判定値
 《“個性”補正》-10

判定値の差で、金嗣が完全防御成功~ワイヤーを掴んで阻止~ケースに命中等段階的に変化

《英雄の達成値:56》
《金嗣の達成値:74-10=64》

金嗣「…………!」

ケース狙いのワイヤーフックに、金嗣も機敏に反応する。
(英雄には見えないが)バリアを掲げてフック自体を弾こうとするその動きに、

英雄(今だ!)

金嗣「!」

狙い通りとばかり、英雄はワイヤーをさらに引き延ばす。
それによって軌道がずれ、先端のフックを弾くはずだったバリアはワイヤー部分を受け止めてしまう。
結果、乗せられた遠心力によって、ワイヤーフックはバリアに引っかかった部分を支点に振り回され、バリアの内側にあった金嗣の右腕へと巻き付いた!
英雄はすかさず、ワイヤーを通して保持していた電撃を放出する!

《英雄の攻撃判定》
>>↓1コンマで判定値

《金嗣の防御判定》
>>↓1コンマで判定値
 戦闘服の防御効果:-5
コンマの大小でダメージ度合を判定

《英雄の達成値:09・クリティカル!》
《金嗣の達成値:79-5=74》

腕に絡んだワイヤーを咄嗟に振り払おうとした金嗣だったが、それよりも電撃がワイヤーを伝う方が早かった。
頑強そうな戦闘服だったが感電までは防ぎきれず、麻痺でがくりと膝をつく金嗣。
そうして、金嗣が身動きを取れずにいるうちに、

英雄「確保――!」グイ ギュ

金嗣「…………!!」

ワイヤーで引き寄せてテープを巻き付け、捕縛判定成立。ついでに金嗣を無力化できたのでケースも確保成功となる。

金嗣「……ぐ、おみご、と……!」

英雄「よし、勝利! あとは燈月さんの方だけど、あっちはどうなったかな……」

勝利の余韻もそこそこに、英雄は支給されていた通信機でパートナーである子音に連絡を取る……。

……

では子音vs大雅側はどうしましょうか>>↓1
超簡略化でコンマ2個取って勝敗判定orちゃんと勝負の行方を見る(安価る)

ではコンマで
>>↓1コンマで子音の活躍度
>>↓2コンマで大雅の活躍度

数値の大小とその差に応じて勝敗判定

書き忘れましたが判定値ではなく活躍度なので大きいほど優勢判定です


《子音の活躍度:12》大敗
《大雅の活躍度:62》大勝


……


英雄「もしもし、燈月さん聞こえる? こっちは金嗣を捕まえて決着がついたよ! そっちはどう?」

子音『…………』

英雄「……? 燈月さん?」

子音『……ごめ……なさ……やられ……ゃった、わぁ……気を付けて……そっちに、向かっ……』

英雄「えっ、燈月さん!? 大丈夫!? 燈月さん!」


その時――

《大雅の奇襲判定》
>>↓1コンマで判定値
 死角からの攻撃:-15
 移動音が発生している:+5

《大雅の達成値:59-15+5=49》


《英雄の感知判定》
>>↓1コンマで判定値
大雅の達成値がちょうど中間値なので……
クリティカル:カウンターすら可
10~29:優れた身体能力と反応速度で回避成功
30~49:間一髪で察知して軽いダメージに留める
50~69:奇襲には気付くが回避し切れない
70~89:被弾
ファンブル:直★撃

その時――英雄の耳がある不自然な音を捉えた。
シャー……という、スケートのような鋭い滑走音。
聞こえるのは背後から、と思った瞬間音は途絶えたが、子音の言葉と繋げて理解し、

英雄「まさか――」

そちらへ振り返った瞬間視界に入ったのは、マントを格好よくはためかせ、空中から飛び蹴り体勢で突っ込んでくる大雅の靴底だった。

大雅「チェストぉ――――ッ!!」バッ

英雄「うおわ!!」ドガァ!

咄嗟に両腕でガード体勢を取ったが、その上からまともに蹴り飛ばされて仰向けにひっくり返る英雄。
痺れる腕をさすりながら慌てて立ち上がると、着地した大雅はまさにスケートのように地面を滑り、マントを格好よくひるがえしながらターンして英雄に向き直ると、

大雅「うむ、やはり無言で襲うのは性に合わん。直前とはいえ気付いてくれたおかげで気合の掛け声を叫べた! 感謝するぞ!」

英雄「奇襲かましたあとの第一声がそれか!」

大雅「格好良さは重要だろう! ヒーローにとっても、そして敵にとっても!!」

英雄「拳作って力説されてもね!?」

等といい合いつつも、英雄も内心では今の攻撃を分析している。
蹴られる瞬間に見えた靴底にはローラーも何も付いていなかったが、おそらくは靴底の摩擦係数を操作することであのスケートのような挙動を可能にしているのだろう。
ただ、単純にゼロにしてしまってはあのようにターンもできないはずなので、滑りやすさにムラを作るなどの工夫もしているはずだ。

英雄「君がここにいるってことは、燈月さんはやっぱり……!」

大雅「フ、兵は神速を貴ぶ! 戦いを制するのは速度なのだ! 燈月ならば、私の機動力に対応できずにいるうちに全身の摩擦係数を奪われ、まともに立つことすらできなくなってすってんころりんと無様に転がりまわっておるわ!」

英雄「ひ、卑劣な!」

大雅「フフフ、おかげで取り押さえたり捕縛テープ巻き付けたりしようとしても滑りまくるのでどうしようかと思ったがな!」

英雄「馬鹿だ――!!」

大雅「まあそれも解決したのでこうして追ってきたわけだが……よくも我が同志をやってくれたな。覚悟するがいいヒーローめ……!」ククク...

英雄(多分だけどこれ敵の演技っていうより大部分素だよなぁ……)

あれこれしょうもないことを言いながらも臨戦態勢に入った大雅に対し、改めて身構える英雄だったが、

風華『――双方そこまで! 時間切れにより、第一試合終了だ!』

大雅「む、時間切れか。折角我が滑擦自在陣を披露してやろうと思っていたのに……」

英雄「なんかすごい技名が聞こえる……」

大雅「まあ、完全決着とはならなかったがよい勝負であった! 改めて、摩藤大雅だ、今後ともよろしく頼むぞ!」ス

英雄「え? あっ、山田英雄です。よろしく」ギュ

大雅「うむ! では各々相方を回収して戻るとしよう! 講評だ!」

英雄「うん。……何というかすごい子だなぁ……」


かくして、英雄の実戦訓練はひとまず幕を下ろしたのだった。


というところで本日はここまでにしておきたいと思います。
ひとつ言っておくことがあるとしたら、サービス業の「業」は「ぎょう=おしごとの意」ではなく「ごう=カルマの意」だってことですかね……
ともあれ年末年始の繁忙が終わったので、更新ペースは再開できるかと思いますので今後ともよろしくお願いします

ではでは、お付き合いいただきありがとうございました~!

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