電「司令官はよく釣りするのです」【艦これ】 (143)
電「それも趣味というよりかなり立派な竿なのです」
電「鎮守府の周りは危険海域なので、結構危険なのですが…」
電「隣の鎮守府の勢力に圧倒されている今、食事は司令官の釣った魚くらいなのです」
電「さらに司令官は料理も上手で、すてきなお嫁さんになれるはずなのです!」
電「…そんなわけで司令官にあまり強くは言えないのです」
電「…司令官、早く帰ってこないかなぁ」
・初艦これSSです
・女性提督が出ます
・ほのぼのする予定です
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提督「電、今日は大漁よ!」
電「司令官、お帰りなさいなのです!」
提督「すぐ作るから、この子をよろしく頼むわ」
電「はいなのです!…この子?」
??「…」大破
提督「釣り針に引っかかったのよ。おかげで針が壊れちゃったわ」
電「とりあえず、入渠させるのです。」よいしょっ
電「妖精さん、よろしくなのです」
パタン
電「本当に司令官には驚かされるのです」
電「艦娘を釣る人間は聞いたことがないのです」
電「やっと電以外にも艦娘が来たのです」
電「どんな人なのか楽しみなのです!」
電「…司令官、まだ料理中なのです」チラ
電「今のうちにお風呂を沸かしてくるのです!」
トトトト…
提督「…電がいたのかしら?」
提督「それにしてもこの味付け…どう考えても私が一番ね!」
提督「さて、盛りつけますか」
ードック内部ー
??「ん…」パチリ
??「うちのドックではないみたいね」
??「あいたた…何これ、釣り針?」
??「私、どんな引き上げ方されたのかしら」
??「逃げても逃げてもまた鎮守府、不幸だわ…」
ー鎮守府・食堂ー
提督「今日はかなり豪華よ」
電「わぁ、お刺身なのです!」
提督「ご飯は鯛飯にして中央の土鍋に入れてあるわ」
電「司令官の料理は美味しいのです!」もぐもぐ
提督「食べながら喋らないの。…ありがとう」
電「そういえば、ドックにいる子の分はどうしますか?」
提督「そうね…ちょっとバケツかけてくるわ」
電「はいなのです!」
電「きっとご飯はたくさんで食べた方が美味しいのです」
提督「ようやくバケツを使う日が来たわ」
提督「よいっ…しょ」ざばー
??「ふぅー…って冷たい!」バタンッ!
提督「あ、出てきた」
??「…あなたがここの提督ですか?」
提督「えぇそうよ、私は提督。当鎮守府へようこそ」
提督「山城さん」
山城「助けていただきありがとうございました。それで…」
提督「とりあえず、ご飯を食べましょ?」
山城「ご飯…ですか」ぐぅ
とりあえずここまで
この後だして欲しい艦娘などいましたら書いてくださると嬉しいです
ありがとうございます!
少しずつでも出していけるようにしたいと思います
それでは始めていきます
ー食堂ー
電「…」そわそわ
山城「…」
提督「電、こちらは山城さんよ」
電「よ、よろしくなのです!」
山城「よろしく…」
山城(畳にちゃぶ台…確かに食堂って書いてあったわよね?)
提督「まぁ、座って頂戴。料理が冷めてしまうわ」
電「山城さん、隣にどうぞなのです」
山城「あ、はい…」座り
提督「それじゃあ」パンッ!
提督・電「「いただきます!」」
山城「い、いただきます…」
提督「さぁ、どうぞ?」
山城「あ、はい。いただきます」パクッ
山城「!!」
電「どうですか?」
山城「美味しい…こんな料理姉様のお弁当以来だわ」
提督「よかったわたくさん食べて頂戴」
………
電「お姉さんが居るのですか?」
山城「えぇ、優しくて可憐で世界の何よりも素晴らしい扶桑という姉が居るわ」
電「それはすてきなお姉さんなのです!」
山城「えぇ、いつか会わせてあげるわ!」
山城「…電にも、そっくりな姉が居たりしない?少し明るい髪の」
電「きっとそれは雷お姉ちゃんなのです!電にはお姉ちゃんが三人居るのです」
提督「山城、雷を見たの?」
山城「見たというか、前の鎮守府ですれ違ったというか…」
提督「そう…あら、思ったよりも時間が過ぎていたわね」
電「お風呂に入っておやすみなさいなの…です」スヤァ…
山城「あ、ちょっと」
提督「電は私が部屋に連れていくわ、お風呂は廊下を出て右よ。着替えもあるわ」
山城「はぁ…わかりました」
山城(…行っちゃったわ。艦娘は私と電だけみたいね)
山城「私も、疲れたわ…」
提督「…あら、食堂で寝なくてもいいのに」
提督「隣の鎮守府のやり方から何かは流れてくると思ったけど」
山城「ムニャ…ねえさまぁ…」
提督「まさかレベル90の山城・改が流れてくるなんてね…」
提督「さてと、明日から三人分かぁ。今から追加で釣りに行かないと」
提督「ライト持っていけば烏賊も釣れる…はずよね?」
提督(山城以外にも流れてくる気がするのよね…)
ー次の日ー
電「司令官、おはようなのです」
提督「おはよう、本日はお日柄もよく。ね!」
電「はいなのです!」
山城「おはようございます…」
提督「おはよう、山城さん」
山城「あの、山城でいいですから」
提督「そう?わかったわ」
電「山城さん!今日はご指導よろしくなのです!」
山城「へ?なんのことかしら」
提督「今日の訓練、二人で回ってきてくれる?」
提督「私はカレーについていなくちゃ」
電「司令官のカレーは美味しいんですよ!」
山城「…わかりました」
山城(出来ればゆっくりしたかった…不幸だわ)
夜にまた来ます
提督については後々語られる…はず
ー鎮守府内運動場ー
山城(鎮守府が見える…思ったよりも逃げられていなかったのね)
電「ジャージに着替えたのです!」
山城「そうね、まずは体を暖める意味も含めてラジオ体操ね!」
電「それなら電にも出来るのです!夏休みに通ったのです」
山城「第1ならともかく、第2はしっかりやればそれなりの運動になるわ」
電「はいなのです!」
山城「こうなったらヤケよ!気合い入れなさい!」
電「なのです!!」
ワーワー
キャーキャー
…
提督「うん。美味しい」
提督「そう言えば地獄榛名に鬼金剛、羅刹霧島、夜叉比叡…」
山城「ほら、もっと肘を伸ばして!踵は地面に付けないのよ!」
提督「…乗るな山城鬼より怖い」
電「キツいのです…」グテー
山城「そうね、もうお昼だし食堂に行きましょうか」
電「しばらくはラジオ体操をしたくないのです…」よろよろ
山城「あれはあくまでも基本よ?さ、抱えてあげるから」よいしょ
山城(私も明日は筋肉痛かしら…不幸だわ)
山城「ねぇ、ここの提督ってどんな人なの?」
電「どう…とは?」
山城「経歴とか、戦績とか性格とか」
電「元海兵さんだったそうなのです偉い人にわざわざ出戻る必要はないって言われていたのです」
山城(一般的な出戻りだとすれば、既婚者だったのかしら)
電「あとは初めて会ったときはお姉ちゃんって呼んでと言われたのです」
山城(ロリコン?!まさかそれが原因で…)
電「あとは、釣りと料理が好きな優しい司令官なのです」
山城「そう…いい提督ね」
電「はいなのです!」
山城(特に情報も得られなかったけど、悪い人ではなさそうね)
電「ただいまなのです」
山城「ただいま戻りました」
提督「やっぱりきつかったか。カレーは今暖め直すわ」
山城「カレーにつきっきりでは無かったんですか?」
提督「思いのほか早く完成したから少し釣ってきたのよ」ドサッ
電「ちょっとに見えないのです…」
提督「少し変わったのが釣れたからこのお魚達お願いできるかしら?」
電「はいなのです」
山城「電は疲れているんだから私が運ぶわ。道を教えてくれる?」
電「こっちなのです」
提督「いったい何処の誰なのかしら」
提督「こんなにかわいい子達を雑に扱う鎮守府…はっ!」
ざばー
??「冷てぇっ!」バタン
??「あれ、もしかしてお前あ…」
提督「天龍、私は何処にでもいるただのレディーよ。職業は提督」
天龍「お、おう…なんか、変わったな」
提督「私もまた天龍に会えるとは思っていなかったわ」
天龍・提督「「不思議だな(ね)」」
ー隣の鎮守府ー
男提督「おかしい」
男提督「帰投数と報告人数が合っていないぞ」
龍田「提督が沈めちゃったんじゃないですかぁ。」
大井「ホントです。私の北上さん(三)を返してください!」
男提督「仕事をこなさない方が悪いんだ。あと大井は自重してくれ」
雷「大丈夫よ!私がいない子の分まで頑張るんだから!」
金剛「その通りデース!私たちが頑張れば問題ないネー!」
大井「…話になりませんし、自分で探してきます」
龍田「天龍ちゃん、轟沈していないかしら…」
今回は短いですがここまで
隣の鎮守府が出てきました
昨日は更新できずにすみません…
夜に書く予定です
電「23時半頃から続きを投下する予定なのです」
更新遅れてすみません…
天龍「他にも天龍は居るのによく俺を引いたな」
提督「正しくは釣っただけどね」
天龍「ほんと、あそこの鎮守府は人使いが荒いんだよ」
提督「そうね…積もる話もあるけど、二人を待たせているわ。行きましょう?」
天龍「この匂い…フフ、カレーか?」
提督「当たりよ」
ー鎮守府内・倉庫ー
ポチャーン
山城「…生け簀?」
電「たくさん釣ったお魚さんはお魚屋さんに売ったりして資材にするのです!」
山城「ちょっと、資材は定期的に送られてくるでしょ?」
電「送られ…?」
山城(どうなっているのよこの鎮守府は!)
山城(資材がない、艦娘もすくない、開発資材も少ない、それなのにバケツと装備は大量って…」
電「山城さん…?」
山城(どうして装備を戻さないのかしら、何を考えているかわからないなんて不幸だわ…」
電(どうしよう…こわいのです)
ー食堂ー
提督「お帰りなさ…山城?」
山城「不幸だわ…ふふふ」
電「お魚さんの説明をしたらずってこの状態で…」
提督「とりあえず座らせて、カレーを食べさせましょう少し頭もすっきりするかも」
天龍「カレーで頭スッキリするか…?」
電「司令官、隣の方は?」
提督「あぁ、この子は」
天龍「天龍だ。フフ、怖いか?」
電「怖い…のです?」
天龍「安心しろ、取って食ったりとかはしないからな」
提督(電が珍しく反応に困っているわ…)
電「そうこう言っている間にカレーがあるのです!」
提督「全部気がついたら山城がよそっていたわ」
山城「あっ………まっ!」
山城「少し甘過ぎじゃないですか!?」
電「ほうへふはー?」もぐもぐ
天龍「デカくなっているから少しは成長したのかと思ったんだけど、まだまだお子様だな」
提督「お子様ゆーな!いいでしょ、辛いの苦手なのよ」
電「電もこの位の辛さが良いのです」
山城「提督と電に海軍カレーを食べさせてみたいわ」
天龍「止めといた方が良いぞ…」
カタカタ…
提督「…何か居るのかしら」
電「ちょっと見てくるのです!」
トテテテ…
天龍「鎮守府に予告も無しに人が来るか?」
提督「まだ来たことはないわね…」
山城「姉様が現れたりしないかしら…」
天龍「それは難しいと思うぞ」
トタタタ…
バタン
電「き、急に言われても困るのですー!」
提督「何なの、お客さんなの?」
山城「姉様ね!」
天龍「…よく今まで平気だったなこの鎮守府」
今回はここまでです
次回
↓3が登場します
矢矧了解です
次回からはまた毎日更新できると思います
>>61
少しずつ出していくつもりです
名前が出た子はできるだけ全員出してあげたいと思っています
矢矧を出そうとすればまるゆが出て
デイリーで運だめししたら島風が出て
今日は矢矧無理だなと言うことで更新します
山城「何?お客さんなの?」おかわり
天龍「どうせうちの所だろ」
山城「そういえばあなたも釣られたそうね」
天龍「あなたもって、あいつ航空戦艦釣ったのかよ!」
山城「えぇ、釣られたわよって…うちの天龍だわ」
天龍「なんだよその顔は」
山城「来るならやっぱり姉様じゃないと」
天龍「その姉様話はよく聞くけど、そもそもうちに扶桑は居ないだろ」
山城「そう、ね…」
ー鎮守府・玄関ー
電「そんな、急に言われても困るのです!」
??「無理でも何でもお願いします!」
提督「電、誰が来ているの?」
??「こちらの提督ですか?私、矢矧と申します!」
矢矧「本日は提督の代わりにデイリー任務をこなすべく演習をお願いしに来ました!」
提督「デイリー任務って…毎日あなたが?」
矢矧「そうですが?」
提督「電、隣がブラックすぎてつらいわ」
電「さらにブラックに気づいていない人が居るのもつらいのです」
矢矧「…?」
提督「とは言われても、うちの鎮守府にはこの子しか居ないのよ」
電「なのです」
矢矧「駆逐艦一隻だけですか?」
提督「えぇ、そうよ」
北上(1)「矢矧、まだなのー?」
伊58「言った通りでち。やっぱりうちはブラックなのでち」
初春「そうじゃな。薄々感じておったが…」
阿武隈(提督はどうして北上さんと一緒の隊に入れたのかな…)
提督(後ろにたくさん居た)
電「さすがに一人で相手は難しいのです」
天龍(矢矧隊かよ…)
山城(いい子頑張りやなんだけど、少しすぎるのよね)
天龍(毎回思うけど何で北上と阿武隈を一緒の隊に入れるんだ?)
山城(あの北上さんって、いつもと違うわよね?)
天龍(どこら辺が?それで(1)か(2)かどうかわかんだろ)
山城((2)の方がだるそうだそうよ。大井さんが言っていたわ)
天龍(基準が分からないからなんとも言えねぇな…どれどれ)
山城(押さないでよ。あぁ、もう倒れ)
ドサッ
天龍「ヤバいぞ、これ」
山城「だから言ったじゃない…不幸だわ」
矢矧「なんだ、他にもいるじゃない!」
矢矧「それでは早速…」
提督「待って。二人の疲労度はマッハなの」
提督「明日にしましょう?」
矢矧「…やるなら生々堂々の方が良いですし、わかりました」
矢矧「さぁ、引き返しますよ!明日の任務のためにです!」パンッ!
ザワザワ…
電「疲労回復にはバケツが一番なのです」
提督「電、黙っていればやり過ごせることもたくさんあるのよ?」
今回はここまでです
寝落ちすみません
わざとかなーとも思ったんだけど、一応突っ込ませてね?
×生々堂々 → ○正々堂々
矢矧ったら、ずいぶん大胆ね? と思っちゃったから。
たぶん「せいせいどうどう」では前者は出ないと思うんだけど……。
>>74
矢矧「私がそんな卑猥なこと言うわけないじゃない」
そんなわけで完全なる誤字です
なぜか「せいせい」だと「生々」か「清々」が出てきます
「せいせいどうどう」だと「正々堂々」になるようです
そんな感じで15分後くらいに投下始めます
ー鎮守府内・指令室ー
提督「とにかく作戦会議よ!」
電「相手は旗艦矢矧。それに続いて北上、伊58、初春、阿武隈となっているのです!」
提督「電、資料音読ありがとう」
電「ようやく秘書艦らしいことをしたのです!」ふんす
提督「元々同じ鎮守府だったのだし、山城とか、天龍は何か知ってるかしら」
山城「いえ、実は…」
天龍「さっぱりわからねぇ…」
提督「」
山城「…と、いうわけでして」
天龍「要約すると矢矧隊は遠征メインでなかなか顔を出さないんだよ」
天龍「さらにうちは艦娘の数も多いから、いちいち違いなんてわからないってこと」
電「天龍さんがいっぱいですか…?」
山城「えぇ。それなのに姉様は居ないのはなぜなのかしら…」ため息
提督「山城はそのレベルならそんなことも無いんじゃないかしら」
山城「そんなことがあるから逃げられるんです。最近は大体倉庫でしたので」
提督「まさか、釣ったとき装備が無かったのって…」
山城「他の子に取られたんでしょうね。おかげで軽かったでしょ?」
電「何というブラックなのです!」
山城「そんなに高速戦艦って魅力的なのかしらね…」
提督(地雷を踏んだようね)
提督「電、魚を売ったお金で今日は間宮さんの所に寄りましょう?」
電「アイスですか?!」
提督「そうじゃないと、山城の精神的疲労は直らなさそうなのよ」
天龍「これで本当に明日大丈夫なのか…」
ー商店街ー
魚屋「いやー姉ちゃん毎回いい魚釣ってくるね!はい、お代ね」チャリン
提督「こんなに貰っていいんですか?」
魚屋「ほら、娘さんにアイス買ってやるんだろ?おまけだよ」
魚屋「お嬢ちゃんも、釣りの上手なお母さんで良かったなぁ!」
電「あ、あははなのです…」
提督(私ってそんなに老けているかしら…)
天龍「普通は間宮って鎮守府の食堂にいないか?」
提督「出稼ぎよ。商店街の復興にもなるしね」
山城「間宮さんの料理はみんなに食べてほしい味よね」
電「あそこです!あのお店なのです!」
提督「今日はお母さんがみんなまとめて奢ってあげるわよ!」スタスタ
天龍「あいつまだ根に持ってやがる…」
ー商店街・甘味処「間宮」ー
間宮「いらっしゃいま…提督!お久しぶりです」
提督「えぇ。アイスクリーム二つと…二人は何がいい?」
天龍「俺もアイスクリームかな。山城は?」
山城「それじゃあ、最中を…」
間宮「かしこまりました。特別にドリンクはサービスさせていただきますね」
提督「いつも悪いわね」
間宮「いえ、うちの鎮守府の経済状況がヤバいのはわかっていますので」
提督「いつも仕送りさせて本当にごめんなさい」
間宮「それでは少々お待ち下さい」
天龍「艦娘を増やせば、その分上からお金が来るんじゃなかったか?」
提督「そういうお金や資材って、地域ごとにまとめて割り振られるって知っているかしら?」
山城「資材も、ですか?」
提督「えぇ。配給されている物資は全部」
天龍「それをうちの鎮守府が全部持って行っているって事か?」
山城「ブラック通り越してもはやダークですね」
提督「だからこっちは必死に毎日自炊して少ない資材を切り詰めてやっているのよ」
天龍「厳しいことは十分にわかったからとりあえずフォークをテーブルに置け、な?」
電「司令官、楽しくないですか?」
提督「そんなことないわよ?どうしてそう思ったのかしら?」
電「天龍さんより怖い顔しているのです…」
提督「やだ、そんなに怖かった?」
山城「天龍よりは怖かったわね」
天龍「せっかくのレディも怒っていたら台無しだろ」
提督「疲れていたのは私かもしれないわね…ごめんなさいね、電」
電「疲れたときは間宮さんのアイスなのです!甘い物は元気になるのです!」
間宮「まぁ、嬉しいですね。はい、お待たせしましたアイスクリームと最中と羊羹です」
電「わぁ!早く食べましょう司令官!」
提督「そうね!」
天龍「丸くなったよなぁ。前は疲れた訳じゃないんだからって言っていたのに」
提督「…うるさい!羊羹も食べちゃうわよ?」
今回はここまでです
ー鎮守府ー
提督「天龍が奢ってくれて助かったわ」
天龍「奢らされたんだけどな…」
山城「なんかやる気も出てきたし、とりあえず明日は頑張れそうね」
提督「あと、心配する点としては装備が弱い事よね」
電「貰ったお金で全員分開発するには少し足りなかったのです」
山城「とりあえず私はもう寝させていただきます」
提督「時間も時間ね。電も歯を磨いて寝なさい」
電「はいなのです」
提督「ねぇ天龍、ちょっと飲まない?」
天龍「いいけど…お前酒飲めるのか?」
提督「私も立派なレディよ?お酒くらいどうって事ないわ」
天龍「そうか?というかそんなの買うんなら他の事に使えよ!」
提督「その…ちょっと飲みたい気分だったのよ」
~数時間後~
提督「お母さんって何よ…私そんなに老けて見える?」
天龍「見えたとしても、23くらいだな。今いくつなんだ?」
提督「じゅう、きゅうさい…ぐぅ」パタン
天龍「寝たか…っておい!未成年じゃねぇか!」
提督「くぅ…て、いとく…」
天龍「…!」
提督「まっ…すぅ」
天龍「…ま?」
天龍「部屋まで連れてくか。こいつ明日二日酔いとかにならないよな…」
ここまでです
戦闘シーンの筆が進まないです
更新できずごめんなさい
夜に少し投下する予定ですので…
~鎮守府・食堂~
電「司令官、前から飲んだら駄目って言っていたのに…」
提督「ごめんなさい…山城、そこにある梅干しとってくれる?」
山城「わかりましたけど…こんな大切な日の前に飲むことなかったですよね?」
天龍「知らずに付き合った俺も悪いな、すまん」
電「司令官の二日酔いが早く直るといいのですが…」
コンコンッ
矢矧「提督さーん、よろしいでしょうか!」
天龍「今は11時か…」
山城「時間通り、任務を終える時間ね」
電「司令官、いけますか?」
提督「当たり前よ…私はレデ、うぅ」口押さえ
電「洗面器持ってくるのです!」
~鎮守府外・海~
矢矧「正々堂々…本当に平気なの?」
提督「海ならいくら戻しても撒き餌のようなものよ!」
伊58「海の中に戻すのはやめて欲しいでち」
阿武隈「正々堂々なら、私たちも三隻にした方がいいんじゃない?」
矢矧「そうね、それじゃあ阿武隈と北上は横で見ていてくれる?」
阿武隈「ひぃ…」
天龍(矢矧はわかっているのか、ド天然なのか…)
山城(わかるのは阿武隈が不幸って事くらいね)
電「ゴム弾を使うのは初めてなのです!」
提督「さて…そろそろ始めましょう?」
矢矧「そうですね。矢矧隊抜錨します!」
電「電達の本気を見るのです!」
書いていた文が飛んでしまったのでここまでです
待たすこし時間がかかりそうですが気長に付き合っていただければ幸いです
山城「提督、資源の方は平気ですか?」
提督「えっと…そうね、平気よ。搭載機を飛ばしても問題ないわ」
山城「わかりました、それでは出させていただきます」
制空権確保!
天龍「電、指示はどうなっているんだ?」
電「えっと…天龍さんは初春さん、山城さんは矢矧さんをお願いするのです」
山城「わかったわ。主砲、よく狙って!てぇーい!」
矢矧「っ…?!数発の被弾で私が沈むはずないじゃない!」
山城「やっぱり旗艦はそれなりね。何で私がその相手なのかしら、不幸だわ…」
矢矧(強い?!艦隊もまともに組めていない鎮守府にもこんなレベルが居るというの?)
矢矧「だからといって、負けないわよ。阿賀野型を軽巡と侮らないで!」
山城(相手がやる気なのが余計よね…本当に不幸だわ)
天龍「あー、何だ。横に龍田がいねぇと落ち着かねぇな」
天龍「何はともあれ、天龍様の攻撃だ!」
初春「どこを見ておる、それは残像じゃ」
天龍「なにっ…クソがっ!」小破!
初春「申し遅れたのう、初春じゃ」
天龍(残像と見せかけて普通に攻撃してきただと?こいつ…できる!)
天龍「小破くらいでは沈まねぇな、この天龍様は!」
初春「その攻撃もわらわには見えて…」
どかーん!
天龍「普通に当たってんじゃねーか!」
初春「ま、まだまだ…この程度では沈まぬぞ!」
天龍「おもいっきり涙目じゃねぇか」
初春「ええい、うるさいのじゃうるさいのじゃ!」
天龍(凄い、やりづらいな…)
電「…」ドキドキ
伊58(今日も演習…確実にレベルが上がり始めているでち)
伊58(このまま上がり続ければいずれはゴーヤもオリョクルに行かされるでち…)
電「…?」
伊58(しかも相手は演習初心者!確実に倒せそうでち!でもオリョクルはいやでち…)
伊58(そうだ、初心者だからこそ使える手があるでち。これで合法的にレベルを上げにくくするでち!)
伊58「演習は戦いの練習でち。あくまで練習でち」
電「しっているのです」
伊58「実は最近の演習は実際に戦わずにジャンケンで穏便に終わらせているでち」
電「そうなんですか?!」
伊58「そうでち。だからゴーヤ達もジャンケンで決めるでち。ゴーヤはパーを出そうかな!」
電(つまり山城さんはジャンケンに凄く強いのです?!)
伊58「いくでちよー。ジャンケン、ポン!」パー
電「えっ?はい!」グー
伊58「何で負けるでち?」
電「はわわ…はずかしいよぉ」
電(考えごとをしていて話を聞いていなかったなんて、恥ずかしくて言えないのです…)
ー鎮守府前ー
矢矧「今回は演習していただきありがとうございました!」
提督「こちらこそ、みんな良い刺激になったと思うわ」
矢矧「また機会があれば是非お願いします!それじゃあみんな帰るわよ!」
ぞろぞろ…
天龍「矢矧は負けても爽やかだな…」
山城「艦隊的にはあっちの勝利だもの爽やかで良いじゃない」
電「…」
提督「どうしたの?電」
電「山城さん…」
山城「何かしら?」
電「ジャンケン、ホイなのです」チョキ
山城「え?」パー
電「あれ、勝ったのです…?」
山城「なんなの?何故今ジャンケンなの…?」
天龍「何か変なことでも吹き込まれたか?」
今回はここまでです
きっと次回は伏線を回収します
ー鎮守府内・食堂ー
山城「雨、もう一週間続いてますね」
提督「海も荒れていて、釣りができないんだもの。暇に決まっているわ」
電「洗濯物も全部部屋干しでジメジメするのです…」
天龍「大掃除もやりきったしなぁ…」
提督「怪談でもしましょうか」
天龍「何でそうなるんだよ!」
電「かいだんって、何ですか?」
山城「怖い話のことよ」
提督「山城は何か知ってそうね、話してくれないかしら」
山城「怖いから嫌です」
天龍「でも、昼なのにこう暗いと出そうだよなほら、電の後ろに…」
電「ひぃっ…」ガタガタ
天龍「冗談だって、何処にもいないぞ?」
山城「ち、違うわよ天龍あなたの後ろ!」青ざめ
天龍「山城、俺を脅かそうとしても無駄だ…」
「…さ、?……さん?」
天龍「…!」ゾワッ
天龍「誰も居ないよな?おい!誰か何か言えよ!な?」
ヒタ…
天龍「ひっ…!助けてくれよ!」
「北上さんの香りがするわ!」
天龍「…は?」
提督「山城、お茶を持ってきて。電はタオルを」
山城「わかりました」
電「了解なのです!」
提督「天龍、よく見なさいな」
「この香り、間違いなく北上さん…じゃないわね」
天龍「…大井か!」
大井「なんだ、天龍さんじゃないですか」
天龍「…びしょ濡れだぞ?」
大井「海の上に三日三晩居ましたからね」
電「タオルなのです」
大井「ありがとうございます」
天龍(馴染むのはやすぎないか?)
山城「人のこと言えないでしょ?みんな、お茶が入ったわよ」
短いですがここまで
日常パートのネタがほぼないのでこんなことやってほしいとかありましたら書いてくださるとうれしいです
電ちゃんドロップで思い出しました…
電「ネタの募集までしたのに申し訳ないのです」
ーとある日ー
提督「大井は結局残るのね」
大井「はい、あとは北上さん待ちです」
天龍「いや、なんかずっと一緒にいるのを見ていたからすぐに大井っちーって来そうだけどな」
山城「天龍こそ、龍田が心配しているんじゃない?」
天龍「どうだろうなー…、あいつに限ってないだろうけど」
電「姉妹かぁ…会ってみたいのです」
大井「会ったことないの?」
電「はい、私が起きた頃にはもうみんなほかの鎮守府に行った後だったのです」
大井「そうなの…」
天龍「同じ型が量産されることだってあるから、そのうち会えるだろうさ」
電「はい、ありがとうなのです!お姉ちゃんかぁ…」
提督「なんか難しい話しているわね」
天龍「電が姉に会いたいんだと」
山城「向こうに居ると言えばいますが…」
提督「秘書艦じゃなかなかね…直接コンタクトをとるのはちょっと難しいわ」
大井「私たちを匿っているのがバレる事を考えるとあまりいい事じゃないですね」
提督「そうね…それじゃあ、気晴らしに釣りに行かない?」
山城「え、今からですか?」
提督「そうね…夜にしましょう。煮魚が食べたい気分ね」
大井「結局趣味に付き合わされているだけではないですか?」
天龍「今釣りに行くともれなく食事が少し豪華になる」
大井「なんなのかしらこの鎮守府…」
ー鎮守府前・夜ー
提督「冬の夜釣りと言えばメバルよね!」
山城「釣り竿をみるといやな予感がするのは私だけかしら」
天龍「今日は釣る側なんだ。気楽に行こうぜ」
電「釣れるかな…」
大井「北上さんとか引っかかりませんかね…」
天龍「なんか掛かったな…あげてみるか」
天龍「…これはメバルではないな。提督、どうしたらいいんだ?」
提督「とりあえずそこのボックスに入れて頂戴」
天龍「わかった、さてとっ」
山城「天龍は早いわね…私も何か釣れるといいのだけど」
電「メバルなのです!」
山城「電は幸先がいいし…」
提督「よっ…またガシラね。釣り方間違えたかしら」
山城「提督もいつも通りね」
大井「北上さんが釣れないかしら…」
山城「大井は論外だとして…」
山城「冬の夜って釣れないと寒いし風も来るしつまらないしの三拍子よね…不幸だわ」
天龍「おい、山城すごい竿引いてるぞ!」
山城「え?うそ!重っ…ん、よいしょ!」ザバッ
<駆逐イ級があらわれた!>
山城「」
提督「たまにあるのよ、やっぱり居るのよね」
山城「私の幸せを返せっ!」ドーンッ
<駆逐イ級をたおした!>
山城「不幸だわ…」
提督「深海棲艦がでた以上、危険ね。戻りましょうか」
電「なのです」
提督「じゃあある分で早く作って夕飯に間に合わせましょうか」
天龍「そうだな」
大井「料理をたくさん作ると北上さんより赤城さんとかの方が来そうですよね」
山城「なんか本当に不幸だわ…」
ここまでです
少しずつ艦娘も消費できたらなと思います
提督「それじゃあ、早速作りましょうか」
山城「何で私たちもエプロン付けているんですか?」
天龍「俺達が居たらかえって邪魔だろ」
提督「私直伝のお料理講座よ?大切な人にはやっぱり手料理よね」
山城「…姉様に料理を作るのも悪くないわね」
天龍「で、つりの前に言っていた通り煮魚か?」
提督「えぇ。煮魚よ!このための鍋よね!」
山城「ねぇ、あんな鍋あったかしら?」
天龍「資材が少しずつ減っている理由がわかった気がする…」
ー鎮守府内・キッチンー
提督「煮物の味つけの基本は砂糖、醤油、みりん。そこに日本酒と、水ね」
山城「お酒入れても平気なんですか?」
提督「煮るとアルコールが飛ぶから大丈夫よ。お酒は結構いろんな料理に入っているわ」
天龍「魚の処理が終わったぞ」
提督「ありがとう。じゃあ付け合わせに葱とか切ってくれる?」
天龍「葱だな。他にも何か入れるか…」
山城「提督、魚も一緒に入れますか?」
提督「調味料を先に入れて煮て頂戴。その方が美味しかったはず」
山城「わかりました。天龍、具材は?」
天龍「今切り終わった」
提督「中が煮立ったら具材全部入れておとし蓋をしてね」
天龍「…本当に料理できたんだな」
提督「当たり前よ。レディーのたしなみなんだから!」
提督「そう、煮汁も一緒によそって」
電「司令官、運びます!」
提督「ありがとう。こぼさないようにするのよ?」
電「はいなのです!」
大井「美味しそうね…」
山城「私が煮つけたのよ」
天龍「下拵えは俺様だけどな」
提督「教えたのは全部私よ」
電「料理が作れるっていいなぁ」
提督「今度一緒に作りましょう?」
電「はいっ!」
お久しぶりでした
今回はここまでです
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