提督「・・・さみぃな」 (25)


天龍「何だよ、随分と藪から棒に言うじゃねぇか」

提督「いや、ついこの前まで残暑が残って過ごしやすかったじゃないか。それがどうだ、今は腰を丸めてコタツに篭る始末・・・」

天龍「・・・確かにな」

提督「あー、くっそ・・・。なんだよ冬って、要るのかよ冬って・・・」

天龍「・・・・・・おい、見ろよ提督。」

提督「あぁん?」

天龍「島風のやつ、あの格好で外走り回ってるぞ」

提督「・・・まじかよ、あいつ。もはや「すげぇな」感を飛び越して「何やってんだ」感になっちまってるよ」

天龍「つまるところ、ドン引きだな」

提督「冷静に考えてみると、あの格好でそもそも出回るのがおかしいよな」

天龍「・・・言ってやるなって、他にもその言葉が突き刺さる連中は多いんだからよ・・・。(コンコン)おい、提督お客さんだぜ」

提督「あー・・・天龍、開けてきてくれよ」

天龍「何言ってんだ、ここは提督の部屋なんだから提督が行ってこいよ・・・」

提督「・・・ジャンケン、ホイ!」

天龍「ちょっ!・・・ポイ!」




提督「・・・はいはいはーい、どちら様でー・・・」

金剛「うぅぅ・・・廊下寒いデース・・・なんでもっと早くいれてくれなかったんですカー・・・」

提督「スマンスマン、ほれコタツ出したから入っていけよ」

金剛「oh my god......これがジャパニーズコターツですか!ようやく、巡り合えましタ!」

天龍「ゴッドってお前・・・、っと詰めなきゃな・・・ほい、こっち空いたぜ」



金剛「......Holy shi 提督「やめんか」 あうち!でも、これがコタツの魔力・・・ついつい饒舌になってしまいマース・・・はふぅ・・・」

提督「そして、余寒が続く限りしまえなくなる重力も備えている・・・出してしまったが最後、もう抜け出せないのさ」

天龍「そこはビシッっと言ってくれる人がいねぇと、なかなかしまえないわな」

提督「・・・きっと鳳翔さんが、鳳翔さんなら言ってくれるはず・・・」




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1レス完結型で、特にオチもない思いついたままのネタで書いていきます。

前置きが遅くなりましたが、よろしくお願いします。


提督「この時期になると、ミカンが大量に出回るよな」

赤城「ほぅでふね・・・」

提督「・・・お前、ミカン丸呑みにするのやめろよ」

赤城「・・・ん、だって一粒一粒食べてたら時間かかってしまうじゃないですか!だから一個一個食べていくんです」

提督「・・・・・・で、大量に出回るけどいつから冬といえばミカンっていう風になったんだろうな」

赤城「なんでですかね、すっかりイメージで定着しちゃいましたけど・・・。」

提督「旬の時期なのかね、あとはお手軽だし。・・・お手軽に丸呑みするなって言ってるだろ」

赤城「つまり、美味しいものは一番美味しい時期に食べるのが一番ってことですねっ」



龍田「はぁ、お外寒かったぁ・・・えいっ」

天龍「うぉおおああっ!!やめろよ、龍田!コタツに入ってるときの上半身と顔は非常に寒さ耐性が落ちてるんだから!」

提督「うぉっ・・・!!!!!!!!っ」

龍田「ふふふっ、ごめんねー・・・あら?提督、どうしたの?」

提督「・・・はぁっ、天龍の声にびっくりしたと・・・同時に天龍の足が俺の・・・」

龍田「俺の・・・なぁに?」

提督「・・・アソコに・・・・・・ッ」

龍田「・・・我々の業界では?」

提督「ご褒美です・・・ッ、な訳あるか!!痛いもんは痛いんだよ!」

天龍「お、俺は悪くねぇ!俺は悪くねぇからな!」

提督「っはー・・・二次災害も引き起こす、冬の魔の冷えた手はやめとけよ」

龍田「はーい、ふふっ・・・」



提督「この時期になると、少しの油断が命取りになるんだよなぁ」

扶桑「・・・と、言いますと?」

提督「いや、この前ストーブをたき忘れて、しかも窓が少し開いた状態で寝てしまってて」

扶桑「考えただけでも寒いですね・・・」

提督「で、朝起きてみたらどうだ。窓際においておいた飲みかけの水がグラスごと凍っちゃってるじゃねぇかよ」

扶桑「・・・海辺ですし、吹き込む風も一層冷たいですから。」

提督「前に居たところでは経験しなかった厳寒の片鱗を垣間見た気がするよ」

扶桑「そうでしたか・・・」



提督「扶桑はそういう経験ないか?」

扶桑「ん・・・そうですね・・・あっ」

提督「何か?」

扶桑「・・・この前、というほど最近の出来事ではないのですが・・・」

提督「おう」

扶桑「朝、目が覚めて窓を開けようと思って窓際に近寄った時に、足元からパリッという音が聞こえたんです」

提督「・・・」

扶桑「そして足元を見ると、ガラスの破片が落ちてるじゃないですか」

提督「ガ、ガラスが・・・」

扶桑「その時は山城と「不幸だわ・・・」って話をしていたのですが、後から色々と聞いてみたら中と外の気温差で窓ガラスが割れることがあるらしいみたいで」

提督「あー、なんか聞いたことあるなぁ・・・」

扶桑「もしかしたら、私達が不幸だと思っているものも、知らない知識の内の一つってだけなのかもしれませんね」



提督「でも、開幕で中破するのは」

扶桑「・・・不幸、ですね」


提督「ババンババンバンバンバン……っハーッ!!ビバノンノン!!っと」

天龍「うっせーぞ、提督!!隣湯まで聞こえてんだよ!!」

榛名「あはは……榛名は好きですけどー」

提督「温泉ったらこれ歌わなきゃダメだろ!他に誰も居ないし、貸し切り状態だ」

天龍「そりゃ、他に誰か居たらマズいだろ…」

提督「っはー、あとは背中流してれる美女さえ居れば大満足なんだがなぁ」

榛名「は、榛名でよろしければ!!」

提督「ははっ冗談だよ、じょーだ…」

ガラガラガラ

???「oh…テートク、奇遇ですネ!お背中でも流しましょうカー!」

提督「き、きゃああああああ!た、助けて!やめろ金剛!!そこに手をかけるな!!タオルは!タオルだけはやめてっ!!」

金剛「アッハッハー、これが良いではないカ!良いではないかってやつですネ!」




天龍「…あれ、いつの間に金剛あっち行ったんだ?」

榛名「背中流しての辺りから、一目散でした…って、提督ー!大丈夫ですか!?」

提督「て、提督は大丈夫です!…やっとる場合か!榛名!天龍と一緒に金剛連れ出しておいてくれ、俺はあがるから」

榛名「はーい!」




榛名「し、失礼しまーす…あっ」

天龍「あ、あの風呂桶の山の中に?」

榛名「お、お姉様ー?」

金剛「うーん……提督はシャイボーイでーす……」


提督「ババンババンバンバンバン……っハーッ!!ビバノンノン!!っと」

天龍「うっせーぞ、提督!!隣湯まで聞こえてんだよ!!」

榛名「あはは……榛名は好きですけどー」

提督「温泉ったらこれ歌わなきゃダメだろ!他に誰も居ないし、貸し切り状態だ」

天龍「そりゃ、他に誰か居たらマズいだろ…」

提督「っはー、あとは背中流してれる美女さえ居れば大満足なんだがなぁ」

榛名「は、榛名でよろしければ!!」

提督「ははっ冗談だよ、じょーだ…」

ガラガラガラ

???「oh…テートク、奇遇ですネ!お背中でも流しましょうカー!」

提督「き、きゃああああああ!た、助けて!やめろ金剛!!そこに手をかけるな!!タオルは!タオルだけはやめてっ!!」

金剛「アッハッハー、これが良いではないカ!良いではないかってやつですネ!」




天龍「…あれ、いつの間に金剛あっち行ったんだ?」

榛名「背中流しての辺りから、一目散でした…って、提督ー!大丈夫ですか!?」

提督「て、提督は大丈夫です!…やっとる場合か!榛名!天龍と一緒に金剛連れ出しておいてくれ、俺はあがるから」

榛名「はーい!」




榛名「し、失礼しまーす…あっ」

天龍「あ、あの風呂桶の山の中に?」

榛名「お、お姉様ー?」

金剛「うーん……提督はシャイボーイでーす……」


提督「ババンババンバンバンバン……っハーッ!!ビバノンノン!!っと」

天龍「うっせーぞ、提督!!隣湯まで聞こえてんだよ!!」

榛名「あはは……榛名は好きですけどー」

提督「温泉ったらこれ歌わなきゃダメだろ!他に誰も居ないし、貸し切り状態だ」

天龍「そりゃ、他に誰か居たらマズいだろ…」

提督「っはー、あとは背中流してれる美女さえ居れば大満足なんだがなぁ」

榛名「は、榛名でよろしければ!!」

提督「ははっ冗談だよ、じょーだ…」

ガラガラガラ

???「oh…テートク、奇遇ですネ!お背中でも流しましょうカー!」

提督「き、きゃああああああ!た、助けて!やめろ金剛!!そこに手をかけるな!!タオルは!タオルだけはやめてっ!!」

金剛「アッハッハー、これが良いではないカ!良いではないかってやつですネ!」




天龍「…あれ、いつの間に金剛あっち行ったんだ?」

榛名「背中流しての辺りから、一目散でした…って、提督ー!大丈夫ですか!?」

提督「て、提督は大丈夫です!…やっとる場合か!榛名!天龍と一緒に金剛連れ出しておいてくれ、俺はあがるから」

榛名「はーい!」




榛名「し、失礼しまーす…あっ」

天龍「あ、あの風呂桶の山の中に?」

榛名「お、お姉様ー?」

金剛「うーん……提督はシャイボーイでーす……」

なんだこれは…(絶望)

やっぱり携帯から投稿するもんじゃなかった…


提督「なぁ・・・加賀ってさ、餅は何で食べる?」

加賀「・・・そうですね・・・あえて挙げるなら、磯部焼きでしょうか」

提督「だよなぁ、俺も好きよ磯部焼き・・・」

加賀「・・・なぜ、お汁粉を食べている最中にその話を振るんです?」

提督「いや、餅って何にしても美味いじゃん?このおしるこ然り、きなこと黒蜜でオヤツにもなるし、大根おろしとネギ乗っけてポン酢なんかかけて食っても主食に早代わりだ。」

赤城「私は、餅雑炊が好きですね!」

提督「居たのか」 赤城「居ましたよ!」

加賀「最近・・・かは、判りかねますがチーズなんかを合わせて食べる食べ方なんかもあるみたいですね」

提督「モチーズってやつだな、お好み焼きでよく見るけどあれもまた美味いよな」

赤城「お正月にはお雑煮として出ますけど、出来ることなら一年中食べたいですねぇ・・・」

提督「やっぱり餅って偉大だわ・・・」



加賀「・・・え、それだけですか?」

提督「それだけって?」

加賀「何か、因んだお話があるのでは?」

提督「ただの雑談だよ?」

加賀「・・・そうですか」


提督「おー・・・結構積もったな・・・」

比叡「あれ、司令?」

提督「ん?あぁ比叡か、おはようさん」

比叡「おはようございます。・・・どうしたんです?こんな朝早くに」

提督「いや、昨日結構雪降ってただろ?だから屋根とかが沈む前に少し雪を下ろしておこうと思ってな」

比叡「なるほど・・・お手伝いします」

提督「ん、すまんな。・・・ところで、比叡は何で外に?こんな雪も積もっていつもより冷え込むっていうのに・・・」

比叡「えっ!?あー・・・あー・・・」  提督「?」


比叡「えーっと・・・積もった雪でちょっと・・・」

提督「・・・あー、なるほどな。比叡は庭駆け回り~のほうだったか」

比叡「うぅ・・・」

提督「ははっ・・・となると、金剛あたりは布団で丸くなってそうだな」


榛名「そうですね、金剛姉さまはまだ布団にみのむしさん状態でした」

提督「おはよう、榛名」

榛名「おはようございます、提督」

比叡「あー・・・お姉さまはまだ寝ていらっしゃるのね・・・」

榛名「はい、比叡姉さん。ちなみに、目覚まし時計は大破轟沈でした・・・」

比叡「・・・そう。・・・・・・あぁ、そうだ榛名」

榛名「はい、なんでしょうか?」

比叡「今から私達、屋根から雪を下ろすから、何か暖かい飲み物を淹れてきてくれない?」

榛名「わかりました、あるものでよろしいですか?」

提督「俺はなんでも良いから大丈夫だ」 比叡「私も」

榛名「では、行ってまいりますね。」



提督「うーん、なんだか身が入るな。・・・ところで、金剛はみのむし、比叡と榛名は早起きとなると霧島は?」

比叡「き、霧島はですね・・・うーん・・・」

提督「ん?」

比叡「あの子は低血圧で、寝起きがすごく悪いので・・・」

提督「うん」

比叡「起こそうものなら、鬼のような形相でこちらを睨んでくるので・・・」

提督「あぁ・・・なるほど。・・・おっとつい話込んでしまったな。さぁ、雪下ろしサクっとやって冷えた手で金剛を起こしてやろうか」

比叡「えっ!だ、ダメですよ!金剛姉さまビックリしちゃって、ベッドから転げ落ちちゃいますよ・・・」

うーん、時期ネタはネタ考えるのも展開させるのも難しいなぁ・・・


加賀「・・・お腹が空きました」

提督「・・・は?」

加賀「ですから、お・・・ 提督「いや、聞こえてたよ」 ・・・そうですか」

提督「え、でもさっき食堂で見かけた時は皿のタワーが出来てたじゃねぇかよ」

加賀「あれは・・・」

提督「あれは?」

加賀「別腹です。」

提督「ねぇよ!!!そんな別腹!!!あの量が別腹って、いったい何個胃があったら別腹になるんだよ!!」

加賀「提督、うるさいです。」

提督「・・・」

加賀「とにかく、お腹が空きました。」

提督「お腹が空いたのはわかったよ。どうしたいんだよ・・・」

加賀「?・・・お腹が空きましたよ?」

提督「・・・えっ、俺にどうしろっていうの?」

加賀「・・・」

提督「・・・あの、加賀さん?」

加賀「女の子にこれ以上言わせないでください・・・。」

提督「あれだけで察しろっていうのは無理があるよ?」

加賀「甲斐性がないですね。」

提督「おかしい。」

加賀「・・・」



提督「・・・ったく、しょうがねぇな・・・たしかおでんの屋台が近くにあったはずだからそこ行くか」

加賀「!・・・準備してきます。」



提督「まったく俺も甘いよなぁ・・・」


天龍「オーッス、提督・・・は居ねぇか。・・・はーっさみぃさみぃ!コタツの電源入れてっと・・・ん?」

赤城「・・・」

天龍「・・・何やってんだ?あか・・・・・・!モガッ!」

赤城「(シーッ、天龍さん静かに・・・)」

天龍「ンーッ!ンンーッ!!・・・ぷはっ!・・・(何やってんだよッ!赤城!)」

赤城「(まぁまぁ、面白いものが見れますから・・・)」





加賀「失礼しま・・・あら、提督はまだ居ないのね・・・まぁいいわ。犬は元気に庭駆け回り~、猫はコタツで丸くなる・・・・・・ニャ~。・・・・・・ニャ?」

天龍「・・・ククッ・・・プフッ・・・」

赤城「・・・っ・・・ッ!」

加賀「・・・」

赤城「ニ、ニャー・・・」

天龍「ッ!!!ブハッ!!や、やめろよ赤城ィ!!」

加賀「なっ、なななっ・・・なんでこんな所にっ・・・」

天龍「お、俺はたまたま・・・」


ギャー!ギャー!


提督「んぉ?部屋が騒がしいな・・・どうしたぁ?・・・ど、どうしたぁ!!」



加賀「忘れたかしら?忘れたわよね?忘れなさい・・・」

赤城「ふ、ふぁい・・・」

天龍「なんで俺まで・・・」

提督「俺のコタツが・・・」

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