璃正「えー、突然ですが聖杯戦争のルールが変更になりました」 (43)

璃正「第4次魔術師大激突チキチキ聖杯戦争!」

璃正「こんばんわ、皆様。司会の言峰璃正です」

弟子0号「押忍!弟子0号っす!!」

璃正「いよいよ始まりました第4次聖杯戦争」

璃正「今回はここ冬木市市民体育館特設スタジオからお送りしています」

璃正「さて、60年ぶりに出現した聖杯。その行方がいよいよ今夜決定するのです」

0号「見事聖杯を手にし、願いを叶えるのは誰か!」



注意事項

・CPパロ(流れもほぼ同じ)
・テンション高め

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1415628201

~ランサー陣営~

ディルムッド「聖杯を手中に収めるのは我が主だ!」

ケイネス「そう騒ぐなランサー、それは当然のことだ」

ケイネス「何故ならそう、この日のために色々と用意をしてきたのだからな!」

ケイネス「結界二十四層、魔翌力炉三基、猟犬替わりの悪霊、魍r「キャー!!ランサー!!こっち見てえええええええええ!!!」

ディルムッド「ソ、ソラウ殿……っ」

ソラウ「ランサー、貴方なら必ず聖杯を手に入れれるはずよ!そうしたら私たち二人で――――」

ケイネス「ソ、ソラウ、進行の方が困っているからその辺にしようじゃないか……っ」

ソラウ「あー、ケイネス居たの。これ録画してるから出来るだけランサーと被らないでね」

ソラウ「それじゃあランサー頑張ってー!!!」

ディルムッド「ソラウ殿、私より主を……」

ケイネス「……ランサー、まだ自害はしなくていいぞ?」ピキピキ

ディルムッド「」



大潮「夜伽なんてどうかなっ!」


朝潮「夜伽?寝ずにつきっきりの看病だったらついこの前までしていたけど……」


大潮「やだなぁ清純ぶっちゃてぇ!S◯Xだよぉ◯EX!!」


朝潮「せっ◯す…性別?んんっ、ますますわけが解らないわ!」


大潮「荒潮め…ここまで純粋培養していたか……」


朝潮「?」


あ、マジでごめんなさい誤爆しました

アサシン陣営

ハサン1「聖杯は我らがアサシン陣営に在りでごさいます!!」

ハサン2「我らは群にして個、出来ぬことなどありませぬぞ!!」

ハサン3「さぁ我らが恐ろしさ、特とその目に「痛い痛い痛いッ!!もう少しそっちにいけないの!?」

ハサン4「いや、無理だって!」

ハサン5「ちょっと誰だよ足踏んでるの!」

ハサン6「うっわ、お前汗くっさ!!」

弟子0号「すみません、参加者は代表の方お一人でよろしくするっす」

ハサンズ「「「「「「「「えっ!?」」」」」」」」

綺礼(衛宮切嗣はどこだ衛宮切嗣はどこだ衛宮切嗣はどこだ衛宮切嗣はどこだ衛宮切嗣は)

~キャスター陣営~

龍ノ介「聖杯だかなんだか知らないが俺は青髭の旦那についてくぜ!!」

ジルドレェ「その意気ですよ龍ノ介、ですがご安心を!!」

ジルドレェ「何故なら聖杯は既に我が陣営が手に入れました!!」

ジルドレェ「あそこに我が願いである聖処女が在られるのですからそれが何よりの証拠!!!」

セイバー「人違いだと何度言えば分かる!!」

ジルドレェ「ジャンヌうううううううううううううううううう!!!!!」

ジルドレェ「神はジャンヌから記憶までも奪い去ったというのか……ッ」

ジルドレェ「これでは贄が足りないというのか!龍ノ介、もっと神への冒涜を!!」

~ライダー陣営~

イスカンダル「聖杯があるというなら略奪するまで、それが征服王たる余の流儀よ!!」

イスカンダル「それで聖杯はスタジオのどこにあるというのだ?」

イスカンダル「場所が分かればこと足に関してはライダーである余にアドバンテージがある」

イスカンダル「誰よりもいち早く手に入れようではないか!」

ウェイバー「あのなぁ……これにはルールがあるんだよ。それを守らなかったら反則になるだろうが!!」

イスカンダル「それはちと回りくどいが、まぁ坊主は安心して構えておれ。余が聖杯を手に入れる!」

ウェイバー「安心できないからこうして色々言ってるんだよ、バカ!!」

イスカンダル「大丈夫だ、余は現代のテレビゲームも中々のものだぞ?」

ウェイバー「はぁ……帰りたい……」

~バーサーカー陣営~

ランスロット「雁夜の魔翌力量が正直ショボイですが私は円卓最強ですので聖杯は手に入れたいと思います」

ランスロット「ね、雁夜?」

■■「おおいッ!!何で俺だけモザイクが掛かってんだよ!!」

璃正「いや、一応これ全国放送だから君はちょっとビジュアル的にそのまま映すかどうか番組側で話し合ってだね」

璃正「それでBPOとか色々考えて放送倫理的によくないって判断が下ってこうなってしまった」

璃正「まぁスタジオ出禁じゃないだけ我々の温情措置が合ったと考えて頑張りたまえ」

■■「何で連続児童誘拐殺人犯がモザイクなしで幼気な女の子の味方の俺がモザイクなんだよ!!」

ランスロット「ロリコンも十分犯罪者です雁夜。ガウェインと共に檻の中へどうぞ」

■■「黙れッ、バーサーカー!!」

■■「それより今すぐ最終判断下した奴連れてこい!そいつとはちょっと話し合いが必要だ!!」

臓硯「ああ、それなら儂じゃが」

■■「このックソジジイいいいいいいい!!!」

~セイバー陣営~

アイリ「セイバー、私たちで必ず聖杯を手に入れましょうね!」

セイバー「はい、それは分かりましたがアイリスフィール、今日はやけに張り切っていますね」

アイリ「当たり前じゃない、こんな楽おもしろそうなこt、聖杯は私と切嗣の悲願だもの!」

アイリ「ぜったいに手に入れなかきゃ!!」

セイバー「今不穏当な発言をしそうになりましたよね?本当に大丈夫ですか?」

セイバー(しかしキリツグは今どこに居るのでしょうか)

セイバー(今朝も特に会話もなく、というかガン無視してどこかにふらっと消えましたが……)

セイバー(というか態とではないとはいえぶつかった時ぐらい何か一言あってもいいのでは?)

セイバー(というか食事中に自分の嫌いな食べ物を2倍速で私の皿に移すのはやめてもらいたい)

セイバー(別に全ておいしくいただきますが気分的に良いものではないですし……)

セイバー(というか色々思い出したらイラついてきた……このイラつきをどうすればよいか……)ゴゴゴ

~アーチャー陣営~

時臣「聖杯は始まりの御三家である遠坂家の当主、遠坂時臣が手に入れたいと思います」

時臣「皆様ぜひ、応援のほどをよろしくお願いします」

ギルガメッシュ「相変わらずつまらない男だな」

ギルガメッシュ「少しは面白味のあることでも言ったらどうなのだ、時臣?」

時臣「いえ、滅相もございません。王の眼下で臣下である私が周りの者に侮られるような発言など……」

ギルガメッシュ「我は今、興じさせよと言ったのだ。その意味が分かるか?」

時臣「……申し訳ございません英雄王」

時臣(常に余裕を以って優雅たれ。英雄王が興味を持つ何かをすれば機嫌を損ねることはないのだ……)

時臣(確か英雄王は現代に興味がある。そうだ、この前現代の流行をアサシンの調査で耳に入れたな。そうだ、それをやろう!)

時臣「では英雄王いきます」スゥゥ

時臣「鼻くその秘密をそっとはなくそぉ!」ユウガッ

ギルガメッシュ「何か言ったか?」イラッ

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ニニニニニニ/ニニ二′v:i:i:i:i≧ュ.   }//:i:i:i:i:i:i:i/ |ニニニニ∧ニニニニニニ===--

弟子0号「えー、ちなみに皆さん。宝具とかそういうの使うの禁止っす」

セイバー「なっ!?」

綺礼「怪獣とかジェット機とかこんな大騒ぎもうフォローできない。切嗣くんにも全然会えないし」

セイバー「どこがいいんですか、あんな男の!?」

アイリ「そうねぇ、以外と子供っぽいところかしら?」

セイバー「いえ、貴方には今聞いていません」

ウェイバー「それじゃあどうやって戦うんだよ?」

弟子0号「えーっと……対戦方法は……」

ウェイバー「ちょっと待て、何だよそのくじは!?」

かるた

璃正「マッチ一本火事の――――」

ギルガメッシュ「ふん」パシッ

セイバー「くっ……!」

ギルガメッシュ「王を宣う小娘ではこれが限界か?どうした、両手を地に着いて首を垂れるその様は見物だな!」

セイバー「これはかるたを見てるだけです!誰が貴方なんぞに頭を下げますか!」

ディルムッド「はッ!!」パシッ

イスカンダル「流石だなランサー、やはりお主も我が軍勢に加わったらどうだ?」

ウェイバー「何を悠長に勧誘してるんですか、この馬鹿はー!」

イスカンダル「いやはや、この素早いかるた捌きはぜひ我が軍勢に加えたいものだ」

ディルムッド「諄いぞライダー、俺が主と認めるのは今生にてケイネス殿ただ一人。断じて貴様などではないぞ!」

ディルムッド「どうですか主よ、俺の活躍見ててくれましたか?」



璃正「犬も歩けば棒――――」

ギルガメッシュ「ほらどうした、次の札は右だぞ?」

セイバー「何ッ!?」

ギルガメッシュ「左だ間抜け、敵の甘言を聞き入れてどうする?」パシッ

ギルガメッシュ「本当に貴様は最高の道化だな、その無様な姿は見てて飽きぬわ。ハッハッハ!!」

セイバー「ぐぬぬ……ッ」

ディルムッド「はッ!!」パシッ

イスカンダル「流石だなランサー、やはりお主も我が軍勢に加わったらどうだ?」

ウェイバー「何を悠長に勧誘してるんですか、この馬鹿はー!」

イスカンダル「いやはや、この素早いかるた捌きはぜひ我が軍勢に加えたいものだ」

ディルムッド「諄いぞライダー、俺が主と認めるのは今生にてケイネス殿ただ一人。断じて貴様などではないぞ!」

ディルムッド「どうですか主よ、俺の活躍見ててくれましたか?」

      |l   斗< 〃  ヽY  〃        /ハ       ヽ  ミト  ヘ
      |l / lトミ.  '八  乂__`トミ     ..::|  i|   / |}  ミ    ヘ
      |l       〉 {{ 入   |{ :::ム    l:l:|  |l...:<::ア.    ヾト 、 ヘ
      |    // |{ .ァ====-|トミ:::廴 }{ _ノ斗匕}:::--- ミ    V:::::\人
         x≦::::::/./|l/斗― ミト:::::::::::兆ト::::〃:::::/  (:::::ヽ \   V:::::::::>ァ
       /:〃::::::::/  〃 r':::ノ  〉/:::::/}  {::::ヾ:::::::> ` _/  .}::::::::::::/
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     〈::::::::::::/{ 〃 /   __/へ:::/リ _L    i i  \ \ヽ   {j
.      ヽ:::::r‐ミ:| / / =彳     /::::::/:::::::r ミト、  ヽ \  ヽ  /:::j {|
      Ⅵ  _ヽ  〃  |/     〉::::::<llj::::::ド=:::ハ  } 八  〉 j::::i  '
       ヽ {::トミ   〃    ./:へ 〃_::::::<_ }  乂.  〉 〈 /:::/ /
         } {::::八   /.{    〃 /ー――i―ヘ     〉八  j::::/
          乂 >:::ヘ / 八    l' /7三三三三三ム ∨/   〉/-'
            ヽ::::::::} / }ト.  | /三三ニニ=ミ三ム i    У
              >-tト、 〃   /三7´ __,....   -}j    . イ
               V::\    `ーr‐'::::::::::::{   }::} 八  /:::::!
               マ:::::ヾ::.. {/ 八:::::::::ー===ァ }::} ヾV::::::::|
                 マ:::::::::ヽ{{   〉::::::ー:::::く  |:}  У::::::::|
                 }ト:::::::::::::\ {:ij:::::::::::::::ハ 八/::::::::::::|

ディルムッド「主ッ!?」

ディルムッド「俺がかるたに夢中になっているうちに一体誰が……ッ」

イスカンダル「むッ、おいランサー、お主のマスターが何か血で文字を残しておるぞ!」

ディルムッド「それは本当か!ケイネス殿のことだ、おそらく下手人のヒントを残してくださったはずだ」

ディルムッド「一体何を書かれたのだ……?」

ケイネス【アイーン】

イスカンダル「アイーン……?つまり犯人は、志○けんかッ!!」

ウェイバー「そんなわけあるかー!!」

ディルムッド「違うのか!?聖杯から貰った知識によればアイーンは志○けんという英霊の宝具だと」

ウェイバー「英霊の座っていうのはどんだけ要らない情報を寄越すんだよッ!」

ウェイバー「あぁ……こんなのに優勝して本当に僕の評価が変わるか心配になってきた……」

セイバー(すまないランサー……)

スタッフ?(馬鹿ばかりで本当助かる……)

弟子0号「次の対戦は……」

~テニス~

ランスロット「雁夜、油断せずに行こう」

■■「お前のNTRファントムで対戦相手のボールを全てOUTにするんだ」

セイバー「露骨な中の人ネタやめませんか?」

ジルドレェ「さて、ジャンヌの前でお恥ずかしい姿は見せれません」

ジルドレェ「不肖ジルドレェ、仏国のテニスというものをお見せいたしましょう」

龍ノ介「旦那ー!俺にもっとCOOLな様を見せてくれー!」

ジルドレェ「お任せあれ、龍ノs――――」ドグシャアッ

アイリ「キャスターの顔に容赦のないサーブが……」

ランスロット「■■■■■■■■■■ッ!!!」ブンブン

■■「誰だ、バーサーカーに被り物を被せた奴は!?」

セイバー「すみません、「お前は円卓の柱になれ」キラッ、とか言われてついカッとなってしまい蹴り飛ばしたら何故かその先に圧力鍋が」

■■「あ、それはしょうがない」

ジルドレェ「う、うぅ……」

龍ノ介「旦那ぁ!顔面にボールがめり込んでるけど大丈夫!?」

ジルドレェ「えぇ……」ポロ

                 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\::::::::::::i::\
  ___     __,,.ノ::/´::::::::::::::::::::::`゙'':.、:::::::::::::::';::::::::::}:::::::ヽ
≦==-- 、  ヽ/i∠::::__彡ア::::>-==---==::≧ミ、:::::::::';:::::::ノ:::::::::::}
///////,`ヽ/__} .>i /::/i           `'' ー-- ::::::/:::;

/////////,′ !´ }/::// }___( ジャンヌナイト )     `'' i
/////////i  .}__彡::::::/⌒i:::::::::::::ィ" _`゛''ー- ,, ☆ (団長/

'//////// | ` !/:::::::::/  ,  ',:::/   __ ー- 、  `゛''ー- ,,{
,'//////∧.|  |イ:::::/ ` /  } `   マ{迩j` ー-、  ji  __ {
////////ハ}   !ノ{:::/  ∧ 〈   、   `¨     } Y iォァ- .八
-- ― -- .}==={ レ  /:::::', _}   ヽ      /  .| |`¨ /      大丈夫です☆ミ
    _ ノ===!_/  /:::::::::/            {  .| |   ′
  _ノ   ',      i:::::::::/  :.           ム._j j  /{
. /  ヽ   ',  ノ  }:::::::i   :ヽ    ヾー- __ ´ イ:::i
. i 、__ ヽ-―<⌒'' :.、!、:::{   i  \   `''  _V .イ::::ト:!
. {  }´ー<___     Vヾ:  |     \       /::/i:::;
. i  `ー-' ア  ヽ    /  \     \ __ // .j/
      .′      /   _\    /i:::ハ::::/ ヽ
      {      / ,x≦////,\  .イ  j/  ヾ

■■「誰だお前ッ!?」

アイリ「きっとテニスボールが顔面に直撃したことによってキャスターの飛び出しがちな目玉が引っ込んだのよ!」

セイバー「いえ、詳しい解説は誰も頼んでいません」

ランスロット「■■■■■■■■■■!!」

璃正「反則負け」ピピー

ランスロット「■■■■■■■■■■ッ!?」

~黒ひげ~

ハサン「て、何で私が黒ひげなのですかッ!?」

イスカンダル「いや、串刺しにされるといったらお主しかなかろう」

セイバー「2話で串刺しデビューして退場する時もライダーの兵士に串刺しにされて去りましたし」

ハサン「待ってください、串刺しというのなら時臣殿もある意味串刺しで退場なされたではございませんか!?」

ギルガメッシュ「時臣の奴なら楽屋で休んでいる。王たる我を差し置いて無礼な奴だ」

ウェイバー(かわいそうに……)

ギルガメッシュ「ということで楽になれ」

ハサン「ちょっと宝具とか禁止なんじゃ――――」

ギルガメッシュ「それは元ネタの方で既に言ったわ、うつけ」

ハサン「ぎゃあああああああああああああ」ザクザクザク

~王様ゲーム~

ギルガメッシュ「我は王だが?」

イスカンダル「余も王だ」

セイバー「私も王です」

ランスロット「では3番の王様は4番を叱るで」

セイバー「……」ゲシッゲシッゲシッ

「「終了ー!!」」

アイリ(セイバー、よほどストレスを溜めてたのね。お家に帰ったら私のご馳走振る舞ってあげようかしら?)

セイバー(私の直感:Aが何か底知れない脅威を感じ取っている……!?)

――――こうして第四次聖杯戦争は熾烈を極める

血で血を洗う激闘の末彼らが見たものとは――――



~一方その頃~

綺礼(衛宮切嗣、このスタジオに居るのは確かだが一体どこに居るんだ……?)

スタッフ「すみません、フィルムの交換に行くので少し通していただけないでしょうか?」

綺礼「おっと失礼、少々考え事をしておりました」

スタッフ「いえいえこの後も頑張ってください」

綺礼「はい、お気遣い痛み入ります。ん?そういえばその顔どこかで……」

スタッフ「……あ」

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 ` マ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:Ⅳ |:.:.:.:.:.∧ `寸=-____,:.:.:.:.:.:.:.:.:.l /  u.l\:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:.\
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         ,' }  `ヽ   Ⅵ   ',     , -= ´          .|三三三二=- _
        _} . l   ヘ   Ⅵ.  ',   ./ ∧          l三三三三三ニ}=- _
     _-=´=| . |     ',  .j    ',  . | / ヘ             i三三三三三三l三三ニ=- _
   _-=´二三:l         ', ∨      .l'    ヘ           |三三三三三ニ|三三三三三ニ=- _
_-=´二ニ三三| |    _/   ∨  _ -=|     ヘ        l三三三三三三l三三三三三三三三二=- _

ウェイバー「あれが……」

アイリ「聖杯……!」

セイバー「……それでも、私は聖杯を!」

切嗣「……くッ」

綺礼「衛宮切嗣、今の私にはお前が必要だ!(答えを知りたい的な意味で)」

セイバー「あれはキリツグと言峰綺礼!」

アイリ「切嗣が自分に必要ですって!?(腐ってる的な意味で)」

アイリ「やっぱり切嗣と言峰綺礼は互いに特別な思いを抱いていたのね」

切嗣「アイリ、それは意味を履き違えている!」

セイバー「それよりキリツグ、聖杯を――――」

綺礼「これのことか?」

切嗣「!」

セイバー(聖杯が言峰綺礼の手に……!)

セイバー「キリツグ!」

綺礼「衛宮切嗣、貴様は聖杯に願いがあるな?だったら私の――――」

切嗣「令呪を以って我が傀儡に命ず、セイバー、言峰綺礼ごと聖杯を破壊しろ」

セイバー「えっ、ちょっ、またこのオチですかーッ!?」エクスカリバー

聖杯「」パリン

ネコアルク「ニャー!!」

切嗣「アイリ、僕は言峰綺礼に追われて底知れない恐怖を感じた」

切嗣「そんなときに浮かんだのが君とイリヤの顔だったんだ」

切嗣「やっぱり僕に聖杯なんて不釣り合いだったんだ。こうやって愛する家族と一緒に居るのが一番だったんだよ」

切嗣「だからどこか平和なところで家族3人で幸せに暮らそう」

アイリ「貴方がそういうのなら私もついていきます。イリヤも迎えにいきましょう」

切嗣「あぁ、世界平和は無理でも家族の平和だけは守ってみせるさ」

セイバー「なんですかこれは!?私をどこへ連れて行くつもりだ!」

セイバー「誰でもいいから誰かこの謎の生物の大群をどうにかしてください!」

セイバー「キリツグ!アイリスフィール!」

セイバー「どこに行くんですかこれええええええええええええ」

セイバー(……たった三度の会話のみの関係で一体何が見抜けたというのか)

セイバー(私はもっと身近に仕えてくれた者たちの心すら見通せなかったというのに)

セイバー(あぁ、これは全て人の気持ちが分からない王に課せられた罰だったのかもしれない)

~会話その1~

切嗣「今日はイリヤと何して遊ぼうかなー」

セイバー「イリヤスフィールは今朝方お城でかくれんぼをしたいと言っていました」

切嗣「……そうだ、イリヤは何をしたいのか本人に直接聞いてこよう」

セイバー「(´・ω・`)」

~会話その2~

切嗣「うーん、やはりアインツベルンの料理はお堅いな。もう少し雑な、そうだな久しぶりにハンバーガーとか食べたいな……」ボソッ

セイバー「手の凝った料理に何を文句を言ってるんですかキリツグ!こうして料理人が手間暇かけたものに――――」

アイリ「切嗣ー!私料理に挑戦してみたの!自信作だから食べてみて」

切嗣「ありがとうアイリ。あぁ、アイリ、初めての料理にしては上手じゃないか……!」ムシャムシャ

アイリ「そう!?手間暇かけて作った甲斐があったわ!切嗣、まだ他のメニューも作ったからたくさん食べてね!」バタン

切嗣「……」スッ

セイバー「私にも少し分けてくれるのですか?」

切嗣「……」

セイバー「ではありがたくいただきます」パクリ

セイバー「――――」バタン

切嗣(うぅぅ、あがぁ……ッアイリ、砂糖と塩の配分が滅茶苦茶だぁあ……ッ)ダラダラ


   ̄ヽ、   _ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     `'ー '´
      ○

       O

.      /    /                       、   `  、
     /    /   l     / ./  ,r'             `、  `、ヽ
      /    /  /.l    i  i  !   i         i   ヽ   ヽヽ
     i    i  //.!    ! l  l    ! i  i i i     !   ヽ    ヽ!
     !    ! // !    l l  i l  i ! l  l l  !   i l    !    ,!
.    !      /  l     l l  ! l   !. ! l  l l  .!   l l   i .l
    !    ,r-.,_ //!     ! l'i¨'l''ll-..,,!_l  l  l l   !   l l  ! l
.   !    / ,rヽ ` l     !i ! ! l !'! l l !ヽl  li !  l   !li   ! !
   l  i //、   〉 !      !ヽト、li,! ! l'i !l  !` li l  l   /!ll  ,!l,!      (とか思ったけど会話すら成立してなかったか……)
   !   ! ! 、 `ー〈 .!     !    ̄¨''‐l! ! .!l  l ! !l li  /レ'l ./
    !.  ! `、ヽ _  ! !    ト、 ヽヽヽ  ヽ!ヽ l ヽ!lヽ! /!  レ'
.   !  l   iヽ _ ! !    l !   ヽヽヽヽ   `  V/レ l
   l  l     !l  `! !   i ! !      ヽ i `ー‐/  !
.  !  !   l l   l l   l ! !        > ヽ /    !
  l  l     !.!    ! .!    ! ! !   `ー-   ´   /    !                      おしまい
  ! l    l l   l l   l l !      _,, -,‐'’    !
.  ! l    _,rl    l l   l l. l    _, -i"  l  i    !
  ! !   ヽ__ ̄¨''''''i l-!   l !ニー-<   !    !  !   l--.,,__
 l l    l:.:.:.! i¨'''''l !-!   ! l ┌‐i'’  l   _,l  l    i !:.:.:.:.:¨''‐-、
 ! l     !:.:.:! l:.:.:.:.:l !:.:!  ll,!! !:.:.l_,r.、_,l,,,r'´:.:_!   !   l l-.,,_:.:.:.:.:.:.:.`ヽ、
. ! ! ,r‐‐/:.:.:.l .!.:.:.:.:.l,!:.:.l  / ! !:.:.l__:.:.;r->''´ `、. l   l l.、 `ヽ、.:.:.:.:.:.:.:`ヽ、
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以上です
お読みいただきありがとうございました

雁夜のモザイクネタから筆が乗っただけなのと
初SSだったので完結させるのが目標だったため
後半及びオチが大分適当になってすいませんでした

数日したら過去ログ依頼出してきます

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