クリスタ「女神なんかじゃないよ」 (118)
※ネタバレあり
恋愛要素はない
クリスタ「……」ドキドキ
教官「オイ、貴様は何者だ!!」
「ハッ!!なんたらなんたら出身、名無しの権兵衛です!!」バッ
教官「貴様は何をしにここに来た!!」
クリスタ(…も、もうすぐ私の番になっちゃう…)ゴク
クリスタ(……さっきから体の震えが止まらない)
クリスタ(怖気づいちゃダメ!こんなので怖がってちゃ、兵士になんかなれっこないよ…!)グッ
クリスタ(…………クリスタ・レンズ。クリスタ、クリスタ、クリスタ)
クリスタ(私の名前はクリスタ……うん、よし)ドキドキ
教官「貴様は、何者だ!?」
クリスタ「…ハ、…ハッ!××出身、クリスタ・レンズですっ!!」
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支援びっくりした ありがとうございます
あと書き忘れたけどねつ造過多なので注意
食堂
ワイワイ ガヤガヤ
クリスタ(兵団志願者ってもっと体が大きい男の子ばっかりかと思ってたんだけど、結構女の子もいて安心したな)
クリスタ(あそこの女の子は私と同じくらいの背だし…)
アニ「……」モグモグ
クリスタ(今日の「貴様は何者だ!」ってやつは怖かったけど、女の子がこれだけいれば私でもやってけるかな…?)
クリスタ(運動なんてからっきしダメなんだけど…。あ、運動といえば、さっきのお芋食べてた女の子のご飯……)
クリスタ(教官にばれたら、怒られるけど…!でも)コソコソ
女の子「ねえ、隣いいかな?」
クリスタ「えっ!! あ…はい!どうぞ!」
女の子「同じ年なんだから、敬語なんて使わないでよ!あはは」
クリスタ「あ…う、うん。えへへ…ごめんね///」
女の子「ねえねえ、名前はなんていうの?・・・・・・〜〜〜」ペラペラ
クリスタ(わ、わあ…。なんかいいなこういうの…ともだちって感じで…)
ユミル「…」
外
クリスタ「いるかな?あのお芋の子。あ、いた……ってきゃあああああああああ!?」ズオッ
サシャ「パァアアアアアアアアアアアアアン!?よっしゃああああああああああ」
クリスタ「あ、あの、水を先に飲んだ方が…」
サシャ「神はここにおわすったぁぁぁあああああ!!!!あざっす!!!」
ユミル「…おいなにやってんだよ、お前」
クリスタ「!? え、ええっと…この子はずっと今まで」
ユミル「芋女じゃねえ、お前だよ。『いいこと』しようとしてんだろ?」
ユミル「お前は本当にその芋女のためにやったのか?ただ単にお前の自己満足じゃねーの?」
クリスタ「……え… (そんなこと…考えたことなかった)」
クリスタ「私が…役に立つ人間だと、思われたいから…なのかな?」
ユミル「は!?知るかよ。とにかくこの女をベッドまで運ぶぞ」
クリスタ「?? あ、あの…あなたはなんで、『いいこと』をするの?」
ユミル「こいつの馬鹿さ加減には期待できるからな。ただそれだけだ」
クリスタ(……)
ドサッ
サシャ「んぐー……んぐー…」
クリスタ「はぁはぁ……。運び終えた、ね」
ユミル「みんな寝ちまってるな。私も寝る、じゃあな」
クリスタ「う、うん。あ、そういえば…名前」
ユミル「…」スッ
クリスタ(む、無視されちゃった)ガーン
仕方ないのでクリスタもベッドに潜り込んで目を閉じた
クリスタ(……さっきの子、なんで私にああ言ったのに、私とあの子を助けてくれたんだろう)
クリスタ(あんな面と向かってお前は偽善者だって言われたの、初めて)
クリスタ(…………無視はされるし、怖い目で見られるし…うう、あの子とこれから同室かぁ)
クリスタ(こ、こんなことでめげちゃだめ。明日から訓練も始まるし、もう考えるのやめやめ!眠ろう)
訓練初日
教官「貴様らにはこれから一か月みっちり基礎体力・筋力をつけてもらう」
教官「巨人討伐に不可欠な立体機動装置を駆使するには貧弱な体の者が多いようだからな」
教官「まずは腹筋200回、背筋200回、終わったら20km長距離走。準備しろ」
「「「ハッ」」」
クリスタ「!? (ふ、腹筋背筋200回…!それが終わっても20kmも走るの…!? できるかな)」
クリスタ(いや、やるしかないよね…!)グッ
20分後
クリスタ「はあ…ッ ううぅ! はあはあ… (く、苦しい)」
ミカサ「…エレン、アルミン、先に行ってる」スッ
エレン「く!ミカサの奴早いな…!」
アルミン「ぜぇぜぇ…はぁはぁ…………」
ライナー「長距離走か」スッ
アニ「…」スッ
クリスタ(あの人たち、早いなぁ。すごいや… 私と同じ女の子もいるのに)
クリスタ(…私も………がんばらないと……!!!)ハァハァ
さらに20分後
クリスタ「うううううぅぅぅ!」汗ダラダラ
アルミン「はぁはぁ…はぁはぁ…っぐうッ」汗ダラダラ
ユミル「……」
教官「貴様らそんな様ではすぐ巨人の餌になるぞ!!!やる気を見せろ!!!もうほとんどが長距離走に移っているぞ!!」
クリスタ「はぁ、はぁ!やっと…終わった!!」クラクラ
ユミル「……」スッ
クリスタ「……あ…あなたも…今…おわ、ったの?」
ユミル「まあな」
クリスタ「にじゅっきろ……がんばろうね…」ニコ
ユミル「…チッ」
クリスタ「…(し、舌打ちされた…)」ガーン
長距離走後
ユミル「っあー…はぁはぁ…さすがにきっついわ」
クリスタ「はぁ…はぁ…ゲホッ……はぁ……」
クリスタ(もう何がなんだか分からないくらい苦しい…死にそう…。どうしよう………吐きそう…っ)
男子「っう、おえぇ…!」ドサ
クリスタ「……!」
ユミル「あ?」
クリスタ「…だ、だいじょうぶ?立てる…?」背中サスサス
男子「う………うん、ごめん……」
クリスタ「お水、あっちで、飲めるよ」
男子「ありがとう……」
クリスタ「…」ヨロヨロ
茂み
クリスタ「っげほ…!!ぅ…ッ ごほっ」
クリスタ「はあ……はあ…」
ユミル「…」イライラ
夕飯
クリスタ「もう疲れすぎて食欲ないや…」グッタリ
サシャ「じゃあ神様!私が頂いてもいいですか!!」
クリスタ「か、神様?」
サシャ「神様です!あなたは私を救ってくれた神様です!」キラキラ
クリスタ「(まぶしい) 私ヒ…じゃなくて、クリスタっていうの。クリスタって呼んで」
サシャ「私は 「芋女、だろ?」 えええ!?違いますよ、なんですかあなた!」
ユミル「ふん」ニヤニヤ
サシャ「私にはサシャという名前があります!」
クリスタ「サシャ…よろしくね。あの、よければ私のご飯食べる?」
サシャ「いいんですかありがとうございますクリスタ様いただきま」アーン
ユミル「ばーか」ヒョイ
サシャ「!?」ジワァ
ユミル「明日も今日と同じ訓練内容だぞ。ただでさえヒョロイんだから飯抜きなんてしたら死ぬぞ、お前」
クリスタ「え…あ、うん。ありがとう…?」
ユミル「チッ」スタスタ
クリスタ「不思議な人だなぁ」
サシャ「うぐぅ…」
一週間後
クリスタ「はぁ〜〜〜〜 もう毎日全身筋肉痛だよぉ」イタタ
サシャ「そうですかぁ?最初は私もなりましたけど、最近は全然ですよ!」
クリスタ「すごいねサシャ…」
クリスタ(毎日食べて腹筋背筋その他もろもろの筋トレして、走って、吐いて、疲れ果てて眠る生活)
クリスタ(入団した時は女の子多いし、ついてけるかなって思ってたけど…これは予想以上に……きついかも)ゲッソリ
サシャ「でも私よりすごい人があそこにいますよ。ミカサとアニです」
ミカサ「…?何?」
アニ「……あんたらもう少し静かにしゃべってくれる」
サシャ「あ すいません」
クリスタ「二人とも……成績すごくいいよね。どうしたら二人みたいになれるのかな…」
ミカサ「別に特別なことはなにもしてない」
クリスタ「そうなんだ。すごいなあ」
クリスタ「…すごいなぁ……」
訓練 長距離走
クリスタ「はっ…はっ…(あともうちょっと!)」ザッザッ
アルミン「はぁはぁ…あれ?」グラッ
クリスタ「あ! 危ないよっ!」グイ
アルミン「あっ……ありがとう、ちょっとめまいが」
クリスタ「ううん。もうちょっとだから一緒にがんばろ!」
アルミン「うん…!!」
アルミン「な、なんとか終わった…ゼエゼエ… 君、よく僕と順番いっしょになるよね?僕はアルミン・アルレルト」
クリスタ「お互い運動は得意じゃないみたいだね…。私はクリスタ・レンズ。よろしくね」
クリスタ(優しそうな男の子だなぁ。運動苦手な仲間がいてよかった…)
教官「何をくっちゃべっている!?貴様らが最後だ!口を動かす暇があるなら体力つけてこい馬鹿者!」
クリスタ「ひ…!すいません!」ビク
アルミン「申し訳ありません!」
夜 ベッドの中
サシャ「んぐううう…」zzz
ユミル「うるせーなこいつ」
クリスタ(今日も疲れたぁ……あの後また吐いちゃった…)
クリスタ(最近ちょっとずつ友達が増えて嬉しいけど、体力づくりの訓練は厳しいし)
クリスタ(教官には怒られちゃうし…あの人怖いよ……)ジワ
クリスタ(…………もう、やめたい………)
クリスタ(……)
クリスタ(でも……帰るところなんてないんだから)
クリスタ(なんとか頑張らなくちゃ。大丈夫、だんだん体力もついてきてる……気も、しなくもないもんね!)
クリスタ(大丈夫、大丈夫、大丈夫…!もう寝よう!明日のことは明日考えよう!)グググッ
——————・・・
———・・・
ひそひそ ひそひそ
———よくもまあ・・・おめおめと・・・
はじを さらして・・・いきてられるわね・・・
×××がいっそ死んでくれれば 都合がいいんだが・・・
いいえ いっそ生まれてこなければ・・・ねえ
まったくあいつはよけいなことを・・・してくれたもんだ・・・
クリスタ(……ここどこ?)
クリスタ(あれ…急に場面が変わって)
気がつくと目の前には、ひとつの墓標があった
<×××・××———人類の名誉のため戦い、仲間を庇って尊き死を遂げる———>
クリスタ「私の名前…」
「それではこれより被告人××の裁判を行う」
「被告人の生に意味はあったか?それとも無価値だったのだろうか?」
クリスタ「…?」
「××は私を庇って死にました!彼女のおかげで私は生き延びれた!」
「だから××の生に意味はありました!彼女は人類のために死にました!」
「まあ!なんてこと。以前あんなひどいことを言ったことを撤回するわ」
「すまない××!私たちの家に戻ってきてくれないか!」
××・・・・・・××・・・・・・・・××・・・!
……タ、……リ…タ…!
「クリスタ」
クリスタ「…ッ!」ビク
ユミル「ああ、やっと起きた。お前寝言がうるせーんだよ」
クリスタ「寝言……。あ、まだ夜なんだ…。私なんて言ってたの?」
ユミル「……さあな。よく聞き取れなかった。つーかなんで泣きながら笑ってんだよ」
クリスタ「あれ?…なんでだろ。でもすごく嬉しい夢だった気がする…」
ユミル「……」
クリスタ「あ、あの。うるさくしてごめんね。ありがとう」
ユミル「……お前見てるとイライラすんだけど」
クリスタ「えっ」ガーン
ユミル「なんでいっつも、他人を優先すんだよ?いっつもいっつも!自己犠牲してるアタクシ健気ーとか、そーいうつもりなわけ?」
クリスタ「べ、別にそういうつもりじゃないもん」
ユミル「ぁあん?」ギロ
クリスタ「うっ」ビク
クリスタ「……っ」キッ
ユミル(お?)
クリスタ「あなたこそ、どういうつもりなのっ?私を見ててイライラするなら…見なければいいのに」
クリスタ「訓練初日にサシャにあげようとしたご飯をちゃんと食えって言ったり、ほかにもいろいろからかってきたりっ」
クリスタ「無視したり、舌打ちしたりっ、あとギロッて睨むのやめてよっ」
ユミル「ば、馬鹿。ほかの奴起きるだろ、声のボリューム抑えろよ!」ヒソヒソ
クリスタ「…ごめんなさい」
ユミル「………ふん。でもお前も結構言うじゃん、見なおした」
ユミル「ユミルってんだ、私」
クリスタ「え?…ユミル…」
ユミル「そ。まあよろしくな、クリスタちゃん」ニヤ
クリスタ「…あ、うん。えっと、よろしく…?」
ユミル「じゃあとっとと寝ろよ、また明日ぁ」ゴロン
クリスタ(…よく分かんないけど……名前、教えてもらえた。笑って…もらえた)
クリスタ(………えへへ)
朝
ユミル「……zzz」
サシャ「んぐー…ふぁー……」スヤスヤ
クリスタ「…早く目が覚めちゃったな。あれ?ベッドがふたつ空いてる」
クリスタ「あそこは確かアニとミカサの…? ……ちょっと外に出てみようかな」
バシッ バシッ
クリスタ「この音なんだろう…。あっ」
アニ「……」バシッ
クリスタ「アニ!?」
アニ「……なんだ、あんたか」チラ
クリスタ「なにしてるの?」
アニ「筋トレばっかじゃ体なまっちゃうから、ちょっと運動してるだけ」バシッ
クリスタ(す、すごいキック…)
クリスタ(成績のいいアニが、朝早く起きて自主練習してたなんて、知らなかった)
クリスタ(…あ、あそこにいるのはミカサだ。ミカサも何かしてるのかな?)
ミカサ「……クリスタ、なにしてるの」
クリスタ「早く起きすぎちゃって。ミカサは?」
ミカサ「…」ジーッ
エレン「……」ザッ ザッ
ミカサ「エレンの朝練に付き合ってる」
クリスタ「あの人、いつも食堂で喧嘩してる人だよね。エレンっていうんだ」
ミカサ「そう。私の家族」
クリスタ「へえ〜、仲良しだね。いいなあ…。でも、あの男の子も確か訓練で成績良かったのに」
ミカサ「エレンは、頑張りやさんだから…」
クリスタ「……みんな、すごいなあ。訓練で疲れてるのは、みんな一緒のはずなのに」
エレン「……」ザッ ザッ
クリスタ「…よしっ!!」
サシャ「ふぁ〜眠いです。それはそうといつまで訓練は基礎体力作りなんですかねえ?」
アニ「さあね」
ユミル「ず〜〜〜っと筋トレとマラソンじゃ、芋女に賛成するわけじゃねえけど、飽きちまうよなぁ」
サシャ「だから芋じゃなくってサシャですって」
クリスタ「あの、ちょっと私、消灯の時間まで外でてくるね!」
サシャ「え?クリスタ、どこいくんですか?」
クリスタ「すぐ戻るよ!」
クリスタ(成績上位の人たちだって、きっと努力したからすごいんだ)
クリスタ(私だって…私だって、負けないんだから!私は、私は…立派な兵士になって…それから)
クリスタ(それから…えっと、どうしたいんだっけ…)
クリスタ「…はぁ…はぁ…はぁ…あと3周…っ」ザッ ザッ
ユミル「…」
クリスタ「はぁ…きっついなあ…でも、消灯の時間に間に合った。寮に戻らないと」
ユミル「おつかれ〜」ヌッ
クリスタ「ひぃ!? あ…ユミル。な、なんでいるの?」
ユミル「別に?たまたま。それより隠れて自主練なんてさすがいい子ちゃんだな」ハッ
クリスタ「……違うよ」
ユミル「まあ、どうしてもお前が一人で練習すんの寂しいってんなら、私が付き合ってやってもいいぜ?」
クリスタ「?? 別に寂しくはないけど…?」
ユミル「ああん!? 寂しいだろ!?寂しいよなぁッ!?」ガッ
クリスタ「わわ、なにっ……寂しいよ、寂しいから!離してよっ」
ユミル「ふん。仕方ねえなぁ。じゃあ明日から付き合ってやるよ。オラ、寮に戻るぞ」
クリスタ「も〜、わけ分かんないよ…」
教官「基礎体力は皆培われたようだな。今日より貴様らには座学、技巧術、兵站訓練、馬術、対人格闘術、そして…立体機動装置の訓練をうけてもらう」
教官「特に立体機動には多くの危険を伴う!その訓練でさえ死傷者がでなかった年はないほどだ!!」
教官「心して訓練に取り組むように!!」
「「「ハッ」」」
クリスタ(毎日走ったおかげで、大分体力がついてきた気がする。訓練で長距離走っても、吐くことはなくなったし!)
クリスタ(立体機動はちょっと恐いけれど、ほかの訓練も頑張らなくっちゃ)ドキドキ
座学
先生「巨人の肉体はペラペーラペラリーノうんたらかんたら…」
先生「……ここまでが巨人の知っておくべき基本的知識だな」
先生「これらを踏まえ、対巨人戦で有効な戦い方はどのようなものであるか、君たちで考えてみてくれたまえ。自由な発想をしてほしい」
シーン
アルミン「はい、先生。巨人が〜〜〜〜の性質をもっていてさらに〜〜〜〜であるならば、逆に現在の〜〜〜〜という方法ではなく
〜〜〜〜〜〜をした方が効率がよいのではないかと思います」
先生「ふむ。なかなかおもしろい。が、その際〜〜〜〜はどうするつもりかね」
アルミン「それは〜〜〜〜〜〜で、〜〜〜〜〜・・・」
クリスタ(ま、まったく言ってる意味が理解できないよ)ガーン
クリスタ「アルミン…体力のことで私の仲間だと思ってたけど…アルミンってすっごく頭がよかったんだね…」ズーン
アルミン「えっ、いやそんなことないよ」テレ
クリスタ「私もせめて勉強面はがんばろうと思ってたのに、内容が全然わかんなかった…」
ユミル「心配すんな、私もわかんなすぎて半分寝てた」
コニー「俺は分からなすぎてむしろ理解できたぜ!」
サシャ「奇遇ですね!私もです」
クリスタ(うう。これからは毎日予習と復習もやらなくっちゃ、ついてけないよ…)
技巧術
「これにこの部品を組み合わせる。するとここがこうなるからその間に今度はこれをうんたーらかんたーら」
「ほう!ブラウンとフーバーはなかなかうまいな!」
クリスタ「」
対人格闘術
クリスタ「はぁぁ!」
ユミル「なんだぁ?その鈍いパンチ」パシッ
クリスタ「うぅ…」
馬術
クリスタ「わ、お馬さんだ」
サシャ「村に残してきた私の馬元気ですかねぇ…」
ユミル「お前の馬も食い意地はってそうだな」
クリスタ「これからよろしくね」ナデナデ
馬「ヒヒーン」
ユミル「……」
パカラッ パカラッ
「おお、レンズはなかなか筋がいいじゃないか。馬と以心伝心のようだ」
クリスタ「えっ!私がですか!?」
「馬術は一見重要そうに見えないかもしれないが、壁外調査に必要不可欠なものだ、そのまま励むように」
クリスタ「は、はい!!(やった…褒められた!)」
なんだか最近クリスタが腐女子なssをよくみる希ガス
>>36
優等生タイプな頭の良さなのかも
筋道に沿った常識的な考え方はできても戦況をひっくり返すような型破りな考え方はできない、とか
投下の途中でちょっと外出してた
>>37
深夜でそーいうのこの前書いてました
正直申し訳ないことしたクリスタごめん(棒)
>>40
自分もそんなイメージ
アルミンは優等生+突飛で画期的な発想ができる感じかなと
クリスタ「…」ニコニコ
ユミル「おいクリスタ、さっきから何ニヤニヤしてんだよ」
クリスタ「だって初めて訓練で褒められたんだもん」ニコニコ
ユミル「どんだけ嬉しいんだっつの」グシャグシャ
クリスタ「わー!もうユミル!髪ぐしゃぐしゃしないでよ!」
ユミル「ぶふっ 爆発したみてぇ!」ゲラゲラ
エレン「あの小さい女の子、やるなぁ。調査兵団には高度な馬術が不可欠だからな…俺もがんばらねーと!」
夜 女子寮
サシャ「むにゃむにゃ…トイレ…… ふぇ?クリスタ、こんな時間まで灯りつけてなにしてるんです?」
クリスタ「あっ! ええと…」
サシャ「ひえええ、勉強ですか!?」
クリスタ「…うん。私は立体機動や体術がサシャやユミルたちほどうまくないし……せめてこれだけでも、がんばりたいの」
ユミル「ほどほどにしとけよ、明日寝坊しても起こさねーからな」
サシャ「とか言ってこの間ちゃんと起こしてあげてたくせに…」ボソ
ユミル「ぁあ!?」
サシャ「おトイレおトイレ〜」スタコラ
クリスタ「あはは…分かってるよ、もうすぐ寝るから」
ユミル「…灯り漏れてまぶしーだけだよ!」
———————・・・
座学
先生「ぺらぺらぺらりーのぺらりーぬうんぬんかんぬん、これは先週話した兵法理論を応用した技術であるが、その内容を誰か…ふむ、そうだな」
先生「レンズ訓練兵、説明してみなさい」
クリスタ「…はい」ドキ
隣の席のアルミン(クリスタ、大丈夫?)
クリスタ(…うん!)
クリスタ「えっと、〜〜が〜〜年に考えだした理論で、まず〜〜〜を〜〜〜にして〜〜〜〜とすることで効果を発揮するものです」
先生「よく復習してあるな。では…***の状況下ではその技術は有効であるか無効であるか、君はどう考える?」
クリスタ「………え、と」ゴクリ
クリスタ「無効だと…思います。なぜなら〜〜〜〜だから、です」
先生「…よろしい。きちんと学習したことを整理できているな。皆、レンズを見習うように」
クリスタ「…!」
アルミン(すごいよ、クリスタ)ニコ
クリスタ(ありがとう…えへへ///)テレテレ
ユミル「……」グシャグシャ
クリスタ(ちょっと、だからやめてって///)
朝 食堂
ユミル「席空いてねぇな」
クリスタ「あ……あそこ空いてるよ。ミカサ、アルミン、ここ大丈夫かな?」
ミカサ「…うん、かまわない」
アルミン「おはよう二人とも」
エレン「あ。馬術のときの。なんだ、二人とも知り合いだったのか」
クリスタ「あ。えっと、エレン…くん?だよね」
エレン「エレンでいいって。俺の名前知ってるとは思わなかった」
クリスタ「うん、ミカサから聞いたのと、あといつも食堂で喧嘩してるから…………ハッ!ごごごごめん!そんなつもりじゃ…」アワアワ
ユミル「あっはははは!確かにあんたの名前は有名だな、エレン・イェーガー。あのジャンとセットでさ」
エレン「んだと? ちぇっ、あいつとセットなんて死んでもいやだね。お前の名前は?」
ユミル「なんで私の名前をお前に 「こっちはユミルだよ!」……おい」
クリスタ「私はクリスタ。よろしくね エレン」
エレン「ああ。よろしくな」
クリスタ(いっつもジャンって人と喧嘩してるから、恐い人かと思ったけど全然そんなことなかった…)
クリスタ(そうだよね、アルミンとミカサの友達だもん)
クリスタ(ユミルも最初はすごく恐かったけど、最近はそうでもないって分かってきたし……)
アルミン「最近クリスタすごい頑張ってるよね。座学や技巧術もそうだけど、ほかもいろいろ。教官も気にしてたよ」
クリスタ「えっ そうかな。アルミンの方がすごいよ…」
エレン「俺も馬術の時すげぇなって思ったよ」
ユミル「当然だろ?私のクリスタなんだからさ」ハッ
ミカサ「クリスタもすごいけど、私のエレンもすごい」
ユミル「あ?」
アルミン「二人とも、よくわからない張り合いはやめようよ…」
クリスタ「あはは。そういえば、もうすぐ最初の総合成績発表がでるよね」
エレン「おう、そうだったな。なんか緊張するよな。ミカサにもジャンにも負けたくねぇ…」ジロ
ミカサ「……!(エレンが目で「お前よりいい成績とれたら結婚してくれ」と言っている…!)」
ミカサ「わ、私は構わない…エレン…」
エレン「いや、なんのことだよ」
ユミル「ヤンデレこえー」
続きはまた明日書きます
思ったよりレスあってびっくりした 嬉しかったです
ではまた
萌えた
クリスタ結婚してくれ
ブス込でいいから
教官「今日は個々人のこれまでの総合成績表を渡す。名を呼ばれた者は前へ」
教官「なお成績上位者の名を掲示板に張り出しておくので、各自確認するように」
クリスタ「…」ドキドキ
ユミル「よっ、クリスタどーだった?」パッ
クリスタ「ああ、ユミル勝手に見ないでよー!」
ユミル「ふんふん。馬術はかなりいい感じだな。座学と技巧も結構いい感じじゃん」
ジャン「ん?」
サシャ「立体機動はちょっと苦手みたいですけど、格闘とかもあともうちょっとで平均くらいじゃないですか!クリスタ体ちっちゃいのにすごいですよ!」
ユミル「やるじゃん、クリスタ」ニヤ
ジャン「ん?」
クリスタ「も〜!二人のも見せてよね」サッ
サシャ「あ」
クリスタ「っええ!?ユミル、すごい成績いいじゃないっ」
ユミル「そーかぁ?」
クリスタ「サシャも、座学以外は成績いいし」
サシャ「えっへへ〜。でも馬術は負けますよ」
クリスタ「うう…二人に負けないもんね!」ダッ
ユミル「おい!どこ行くんだよ?」
クリスタ「掲示板見に行こ!」
ザワザワ ザワ
クリスタ「みんな成績上位者を見に来てるみたいね」
エレン「くっそ!!ミカサがトップかよ!負けたー!」
ミカサ「……くっ!(手を抜けばよかった…エレンのプロポーズが…)」
アルミン「なんで勝ったミカサが悔しがってるんだい?」
ライナー「まあ、俺たちも健闘した方か」
ベルトルト「ミカサには負けちゃったけどね」
マルコ「僕は入ってないか…。あ!ジャン、君の名前がのってるよ!」
ジャン「おっ!本当だ」
ジャン「おいエレン、残念だなぁ………俺にもミカサにも負けて?人間に負けるくらいなのに、そんなんで巨人駆逐とかできんのか?」プスス
エレン「う、うぜえ…!!!」
クリスタ「ミカサが一位!?すごいよミカサ、女の子なのに…」
ミカサ「女とか男とか関係ない。私はエレンを守るために強くなる」
ジャン「……エレン、一発殴っていいか?」ギリギリ
エレン「いいですよとでも言うと思ったか?」ギリギリ
クリスタ(うわあ、アニも名前が載ってる!私と体格同じくらいなのに)
クリスタ(……ううん、女の子だとか体格なんて関係ないんだ…)
クリスタ(もっともっと私も頑張らなくちゃ)
クリスタ(…もっと)
——————・・・・
————・・・
「じゃまだなあ」「じゃまね」「いなければよかったのに…」
ため息
張り付いた笑顔
嘘つき
(ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい)
(どうしたらみとめてもらえますか?)
(だれもいないところでしずかにしてればいいですか)
「『いいこと』しようとしてんだろ?」
(……)
(………だってだれかに、いい子だねって)
(言われたいんだもの)
————・・・
——————・・・・
クリスタ「……」パチ
クリスタ「なんか変な夢見た気がする…なんだったっけ? まあ、いいや」
クリスタ「着替えしちゃおっと!」
クリスタ「今日は暑いねー」
ユミル「だな。あ、水筒もってくるの忘れた」
クリスタ「ここで待ってるから、とってきた方がいいよ。日差し強いし」
ユミル「じゃあちょっと行ってくっから。いい子で待ってろよ」バシッ
クリスタ「いたっ! 子どもじゃないんだから…」
クリスタ(………暇だな)
クリスタ(ん? なんかあそこの兵舎の陰から人の声が聞こえる……こんなところで何してるんだろ)
「いいもんもってんな!よこせよ」
「…で、でもそれは……母さんが送ってくれたもので…」
「は?お前訓練で散々俺たちの足ひっぱっといてそんなこと言えるんだ?」
「……うぅ……」
クリスタ「!?」
クリスタ(あれはダズ……と、あとの二人はしゃべったことないから分からないや)
クリスタ(3人でなにして…って、そんなこと分かり切ってるよね……)
クリスタ(止めなきゃ!!……で、でも。いじめてる2人はすごく身体がおっきい。わ、私で止められるの?)ドキドキ
クリスタ(ユミルが来るの待った方がいいんじゃ……!)
「お願いです…それだけは……母さんが、母さんが…」
「チッ うっせえなぁ」ドカッ
「うぐっ」
クリスタ「…………ッ」
クリスタ(お母さん…)ギュッ
ざっ
クリスタ「……こっ、こらぁ!!なにしてるの!?人の物とっちゃだめなんだよ!!!」ブルブル
ダズ「!?」
男1「……あ?なんだよチビ」
男2「つーか俺たち、こいつの友達だから。コレもこいつがくれたもんだし」
男1「そうそう。な?ダズ。訓練での失態のお詫びだよな?」
ダズ「えっ…………あぅ…」
男1「そーだよなぁー?」ゲシッ
ダズ「!!げほっ おええ」
クリスタ「! やめてよ…!!」
男2「女を殴る趣味はないが……お前も騒げばあいつと同じ目にあっちゃうよ?」スタスタ
クリスタ(こっちに来る…!ど、どどうしよう。この体格差じゃ勝てないよ……逃げる?)ブルブル
クリスタ(…………そんなこと、できない。何のために訓練を頑張ってきたの、クリスタ)
クリスタ(私はもう、部屋の隅に縮こまってた臆病な子どもじゃない…!!)
クリスタ「…えいっ!」ブンッ
男1「っごぱぁ!!!??」ビックーン
クリスタ(いやぁぁぁあ!なんかぐにゃっとしてたぁぁあぁ)グスン
男2「て、てめぇこのチビスケ!そりゃ反則だろうが!」
ガシッ
クリスタ「あっ!離してよ!触らないでったら!」ブンブン
男1「オマエェェェェエ……ユルサンゾォ……」
「ほー」
「誰を許さないって…?」
ごごごごごご…
ライナー「教えてほしいもんだな」←185cm 95kg
ベルトルト「こういうのいけないと思うな…」←192cm 82kg
ユミル「どこから削ごうかなぁ………悩むなあ……」←超硬質ブレード装備
男1「」
男2「」
ダズ「僕被害者です」
クリスタ「ユミル…!」
ちょっと短いですがここまでで
絶対訓練兵にこんなDQNいないだろって自分でも思いましたが
エレンのパンツで許して下さい つパンツ
——————・・・・
————・・・
男「「まことに申し訳ありませんでした」」ドゲザ
ベルトルト「ちょっとやりすぎじゃ…」
ユミル「いや、これでも勘弁した方だろ」
ライナー「大丈夫か、クリスタ、ダズ」
ダズ「うぅっ、どうもありがとう…みんな……」グスグス
クリスタ「本当にありがとう。…どうして私の名前を知ってるの?」
ライナー「今日この後の訓練で俺ら一緒の班だろ?名簿で見たんだ」
クリスタ「そうだったんだ。二人は成績上位のライナーと、ベル…ベルベ…ベルベルトだよね。よろしく!あ、この子はユミルだよ!」ニコッ
ユミル「勝手に紹介しないどくれよ」
ベルトルト(やばい、満面の笑顔で言われてしまうと訂正できない)
ライナー「あ、あー…悪いな、こいつの名前は覚えづらいと思うんだが、本当は…」
クリスタ「え!?ご、ごめんね、間違ってた!?」アセアセ
ベルトルト「いや、ベルベルトであってるよ」キリッ
ユミル(ベルベルさん…)ジーン
ライナー(漢だな、ベルベル…)
ユミル「っつーか、お前はなにやってんだよ!」ゴツン
クリスタ「きゃっ」
ユミル「なんで私が戻るの待たなかったんだ。馬ー鹿ーかーおー前ーはー?」グリグリ
クリスタ「いたいいたいいたい!やめてって、ばぁ!」ゴツン
ユミル「ごふっ」
クリスタ「私だって訓練をうけてきた兵士なんだから。あんなこと、見過ごせないよ!」
ライナー「…ほう。なかなか骨のある奴だな。次の訓練でも期待してるぜクリスタ!それからさっき圧倒的な戦闘力を見せつけたユミル!」
ベルベル「がんばろうね」
クリスタ「うん!がんばろっ!」
ライナー「ああ、結婚式はいつにしようか。(さあ、そろそろ時間だ。教官にどやされる前に行こうぜ)」
クリスタ「!?」
ユミル「えーっと、さっきの刃確かここに残してたよなぁ…おお、あったあった……」ジャキ
立体機動訓練
ジャン「お前らおせーよ。待ちくたびれた」
ユミル「あん?あんたも一緒の班だっけ」
ジャン「そーーだよ!!なんだお前喧嘩売ってんのか?ソバカス女」
ライナー「悪い悪い、ジャン。ちょっとあってな」
ジャン「え…その返り血だれのだよ…」
クリスタ「あ……。私クリスタ、こっちはユミル。今日はよろしくね」
クリスタ(いつもエレンと喧嘩してる人だ…確か憲兵団志望の)
クリスタ(!? 今気づいたけどこの班、成績いい人ばっかり!私立体機動一番苦手なのに…!)
クリスタ(が、がんばろう)
ジャン「おう、俺はジャンだ。よろしく」
ベルベル「僕はベルベル。改めてよろしく」
ジャン「は?」
ライナー「今日は5人1組で立体機動の練習か。
ジャン「つってもまだ初歩だから、班で連携をとるっていうよりは、お互いの癖を見極めて補助しあうってのが本命みてぇだな」
ベルベル「ほーん、で?」
ユミル「ベルベルさん今日どうした…?まあ、とにかくやるか」
クリスタ「えっと4人はもうアンカー挿して飛ぶことできるんだっけ。私はまだアンカーがうまく挿せなくて…」
ユミル「私は飛んでる最中の姿勢制御がな…」
ジャン「そうか。とりあえずじゃあユミルとクリスタ飛んでみろよ。俺たち見てっから」
ユミル「いくぜー」
ジャン「おう。この木の上まで飛んでみてくれ」
ユミル「おう」バシュッ
ユミル「…っとと…。どうだった?」スタッ
ベルベル「うーん。ちょっと上体をそらしすぎかもしれない」
ジャン「もうちっとこんな風にしたらいいと思うぜ」
ユミル「ふーん、なるほどね」
ライナー「なかなかうまいな。じゃあ次はクリスタ、まずアンカーをあそこの木に刺してみてくれ」
クリスタ「うん」バシュッ
ライナー「ああ、少しだけ角度が悪いな。こうした方がアンカーはよく刺さる」
クリスタ「え、あ…。あ、ほんとだ!ライナーすごい!」ドスッ
ライナー「…」
ユミル「…」スッ
ジャン「ユミル、アンカーを人に向けて刺すのはよした方がいいぜ。ライナーの心情がだだ漏れとはいえ」
ユミル「おい。そろそろ飛んでこいよ。立体機動の訓練だろ?」
クリスタ「えっ 飛ぶの…」
ユミル「飛ぶだろそりゃ」
ジャン「よし来い!」
クリスタ(実はちょっとまだ高いところに飛んでくのが怖かったり…)ゴク
クリスタ(でもみんなが教えてくれてるんだから。頑張ろう)
ライナー「? おいなんか顔色悪いぞ」
クリスタ「だだだ大丈夫だよ!よよよよよーしじゃあ行くよ!!」ビュン
びゅううううううう
クリスタ(ひゃぁぁぁぁぁぁ……!!!速い速い速い速い!!高い!)
クリスタ(でももうすぐ木っ!木だから着地!しないと!………あれ!?ななななんで止まらないのかな!)
ユミル「クリスタ!あぶな———」
クリスタ(ぶ、ぶつか………っ!!)ギュッ
がしっ
ジャン「馬鹿野郎!! 目瞑ったら何も対処できねえだろうが!!」
クリスタ「!? ジャ…ジャン?」
ライナー「おいおい間に合ってよかったな…ひやっとしたぜ」スタッ
ベルベル「大丈夫?」スタッ
ユミル「はぁーーー…」スタッ
クリスタ「ご、ごめんなさい……本当に……」ショボン
ジャン「…ああいや、俺も怒鳴っちまって悪かった」
クリスタ「ううん。助けてくれてありがとう…」ショボン
ジャン「……」
ユミル「…」(テメェなんかフォローしろやという目)
ライナー「…」(馬鹿野郎とか…言い方あるだろジャンという目)
ジャン「……」ダラダラ
ジャン「……わ、」
教官「訓練終了!こっちに集合しろ!!」
夜 女子寮
クリスタ「…」ショボン...
女子「「「「……」」」」
サシャ「……な…なにがあったんですか。いつもにこにこしてるクリスタが…」
ミカサ「体育座りで微動だにしない」
アニ「……不気味だね」
ユミル「ああ〜…。今日の立体機動で失敗しちゃってさ。んであの馬面が『馬鹿野郎!死にてぇのか!!』ってな感じで」
サシャ「ジャンは思ったことすぐ口に出ますからね」
ミカサ「そのせいでエレンとよく喧嘩してる」
アニ「はぁ…あんたさっさと慰めてきなよ」シッシッ
ユミル「……言われなくったっていくさ」スクッ
クリスタ「…」ショボボン...
ユミル「クーリースータっ」コツン
クリスタ「…」
ユミル「(無反応だと…!?)お前なぁ〜にジャンに馬鹿って言われたくらいで凹んでんだよ!繊細でちゅねーークリスタちゃんは?」ケラケラ
クリスタ「…」
ユミル「……ジャ、ジャンの言うことなんか気にすんなって!な?あいつ馬面だから!要するに馬面は馬で、脳みそも馬並なんじゃねぇの!?」
クリスタ「…」
ユミル「………!……!」チラチラ
サシャ(……あの、ユミルがすっげえかっこつけてクリスタのところに行ったくせに、今めちゃくちゃ「助けて!」って感じにこっち見てくるんですけど)
アニ(私は気付かないフリをしておく)
ユミル(ちょ、なにお前ら無視決め込んでんだよ!!ぶっ飛ばすぞゴラァ!!)
クリスタ「……大丈夫だよ、ユミル。心配しないで」
ユミル「!!」
クリスタ「ごめんね。ジャンに言われたからじゃなくて、自分の出来なさに落ち込んだだけだから。もう寝るね。おやすみなさい」モゾモゾ
ユミル「あっ おい……」
ユミル(チッ………〜〜〜〜〜〜っめんどくせえなぁあ〜〜〜)ソワソワ
サシャ「あの、貧乏ゆすりと10秒ごとにクリスタのベッドチラチラ見るのやめてもらえますか。うっとうしいんで」
アニ「あんたもう寝なよ」
ユミル(うっせええええええええよばーーーか!!!)ソワソワ
朝
クリスタ「……」パチ
クリスタ(あんまり眠れなかったな……別に立体機動が苦手だったのは、昨日に始まったことじゃないのに)
クリスタ(なんでこんなに気分が沈んだんだろう……鉛を飲み込んだみたい)
クリスタ(今日は訓練がない日だし、ユミルに立体機動の練習に付き合ってもらおうかなぁ)
クリスタ(まだ今は誰も起きてない時間だけど……あれ。またアニがいない)
クリスタ(外かな…? 行ってみようかな)
バシッ・・・バシッ・・・
クリスタ「やっぱりいた」
アニ「……? なにしてんのあんた。こんな朝早く」
クリスタ「うーん、散歩だよ。ここで見ててもいい?」
アニ「はぁ…?」
クリスタ「よいしょっと」トス
アニ「ねえ、まだ私は何も言ってないんだけど」
アニ(…まぁいいか…)バシッ
アニ「あんたそういえば機嫌なおったの?昨日ユミルがすごいおもしろいことになってたけど」
クリスタ「……自分でもよく分かんない」
アニ「……」
クリスタ「なんだかすごく落ち込んでるんだけど、なんでそうなってるのか自分でもよく分からないの」
アニ「ふーん」バシッ
クリスタ「…」
クリスタ「アニのキックってかっこいいね」
アニ「なに、いきなり」バシッ
クリスタ「………アニはいいなぁ」ボソ
アニ「は?」
クリスタ「あ…えっと、当然ごめんね」
クリスタ「アニは…身長が私と同じくらいで、小柄な方で、女の子なのに」
クリスタ「立体機動も格闘術もすごくて…頭だっていいし」
クリスタ「私と似てるのに、私と全然違うから……いいなって」
アニ「………」
アニ「そりゃこっちの台詞だよ」
クリスタ「え?」
アニ「あんたが裏で、一部の間でなんて言われてるか知ってる?」バシッ
アニ「天使とか女神とか……つまりそういうこと」
アニ「あんたに求められてるのは強さじゃない。にこにこして優しさ振りまいとけばそれでいいんじゃないの」
クリスタ「て、天使?女神?な…なにそれ?」
クリスタ「私は、そんなんじゃないよ。そんなに高潔じゃないし…強くないよ」
アニ「…」
クリスタ「私…ダズをいじめてる人に一人で立ち向かった時、本当はすごく逃げ出したかった」
クリスタ「兵士になろうとしてるくせに、一瞬でも逃げようとしちゃったの」
クリスタ「それにね、ユミルやみんなにひどいこと思っちゃったりしたの」
アニ「ん?」
クリスタ「みんなとっても運動神経いいじゃない?アニもそうだね。アルミンは頭がとってもいいし、マルコはみんなのリーダーだよね」
クリスタ「みんな、それぞれきっと努力したのか、それかもともと才能があったんだと思うけど」
クリスタ「私は…『私だっていっぱい努力してるのに、なんでみんな私よりすごいんだろう』って考えちゃったの」
クリスタ「はは…ダメだよね。こんなんじゃ」
クリスタ「だから絶対天使とか女神とか、あり得ないよ。私は……悪い子なんだよ。生まれた時から」
アニ「………私は慰めるのとか、苦手なんだけど」
クリスタ「えっ いや別にそういうつもりじゃないよ!」
アニ「…でもさ、別に。逃げたいとか、他人なんかより自分の方が、って思うの普通だと思うけど。ていうか思ったことのない人間の方が不気味」
クリスタ「…そう、かな」
アニ「そう。で、あんたは逃げたいって思ったけど、結局逃げなかったんだろ。あいつらが天使とか女神とか騒ぐのは、そういうところじゃないの」
アニ「私は自分が良ければ周りなんてどうだっていい。そういう底辺の人間が大多数だ。でもあんたとか………ほかの連中はそうじゃないんだろ」
アニ「あんた真面目に考えすぎ」バシッ
クリスタ「………」
クリスタ「…ありがとう、アニ。………アニって優しいね」ニコ
アニ「………どういたしまして」バシッ
次回はクリスタが、コニーと>>56にキレるの巻です
どうぞよろしく
クリスタ「でもアニが、自分が良ければ周りなんてどうだっていいっていう風には見えないけどな」
アニ「じゃああんたの目が節穴なんでしょ」
クリスタ(なんだかアニって、身長だけじゃなくて内面も私に似てるかも……なんとなく、自分に自信がなさそうなところとか)
クリスタ(気のせいかな?)
アニ「……そろそろ終わりにしようかな」
クリスタ「お疲れさま。はい、タオル」サッ
アニ「……え、ああ。どうも…」
クリスタ「こっちこそ、ありがとう。アニと話したおかげで、なんか吹っ切れたよ」
クリスタ「よし!今日は立体機動の練習するぞー!!」
アニ「…まあ、がんばんな」
クリスタ「こんな感じ?」
ユミル「そうそう。んで、これがこう……」
タッタッタッタ・・・
ジャン「おーい、二人とも。ここにいたのか」
マルコ「やあ。休日にまで訓練してるなんて、精がでるね」
ジャン「…あのよ、その……。昨日は、…悪かった。言いすぎた」
クリスタ「え?」
クリスタ「なんのこと?」キョトン
ジャン「はあ!?」
ユミル「ブッハwwww」
ジャン「いや、昨日の訓練で、俺が馬鹿野郎って怒鳴っちまって、それで凹んでただろ!?」
クリスタ「ああ、そのことかぁ…でもジャンは何も悪くないじゃない。むしろ私がごめんなさい」ペコ
クリスタ「いま、もうあんなことがないように練習してるの」
ジャン「なんだよ……昨日あれから寮でどんな扱いを受けたと思って……」ゲッソリ
ユミル「ざまぁ」
マルコ「…まあ、よかったじゃないかジャン。クリスタ、ジャンにも悪気はなかったんだ。ただ異常に正直者ってだけで」アハハ
ジャン「おい、マルコ」
クリスタ「ううん、多少ならユミルで慣れてるから大丈夫だよ」アハハ
ユミル「おい、クリスタ」
クリスタ「それに……うわべだけの言葉じゃなくて、正直な気持ちでしゃべってくれる方がずっといい、と思う」
クリスタ「だから、もう全然気にしないでね」
ジャン「………今日は休日まる一日立体機動の練習に使うつもりか?」
ユミル「らしーよ」
ジャン「…俺は立体機動得意だぜ。どうせ用事もねえから手伝ってやるよ」
マルコ「僕にも手伝わせてよ。人に教えると自分の悪い癖も発見できるしね」
クリスタ「ほ、ほんと?いいの?せっかくの休みなのに……」
ジャン「いいって。さっそく始めようぜ!」
——————・・・・
—————・・・
クリスタ「あれから、立体機動も頑張ったおかげで、ちょっとだけ苦手意識なくなったかも」モグモグ
ユミル「まだ飛んでるとき顔がビビりまくってるけどなー」
クリスタ「そんなことないよ!」
ユミル「いーや、なってるね。こーんな顔」
向かいのサシャ「もぐもぐもgブッハァー!!!!ユミル食事中にやめてくらはいよ!」
隣のコニー「おいこの芋女ァーーー!!きったねえなクソが!!」ガタンッ
後ろのエレン「うわっ コニーいきなり立ち上がるな…こぼれた」ボタボタ
その向かいのミカサ(エレンのシャツが濡れそぼったことにより素肌が透けてみえる可能性は何%!?)ギンッ
クリスタ「私そんな顔してないったら!馬鹿!!///」
ワッハハハハ!!
なんか賑やかだなあのテーブル?
ガヤガヤ コニーウルセエヨ
クリスタ「全く!全く…!///」モグモグ
コニー「あああ卸したてのシャツが…汚ねぇ…。おいこら芋女もそうだが、ユミル!」
コニー「テメーが醜い面をさらに醜く歪めたから、こんなことになっちまっただろーが!!」イライラ
ユミル「そりゃどうもすませんした〜〜〜(笑)」
コニー「こっ…このブス!!」
クリスタ(……!?)
コニー「ブースブース!!世界で一番ブース!隣のクリスタに可愛げ分けてもらえよ!!」
ユミル「お前こそそこのミカサに髪の毛分けてもらえば」
クリスタ(………え!?)
クリスタ(い、いまコニーがユミルにブスって言った)
クリスタ(なんで、ユミル怒んないの?)
コニー「俺はわ・ざ・と!この髪型なんだよ!テメーこそ顔にゴマついてんぞサシャに食ってもらえ!!ブス!」
ユミル「ブスで悪うござんしたね」ペシペシ
コニー「ムキー!」
クリスタ(…………なんで、そんなブスって言われてるのに当然みたいな顔して)
クリスタ(ユミル全然そんなんじゃないのに)ムカムカ
クリスタ(……)
クリスタ(…私がもし、誰かにブスって言われたらすごい怒るくせに)
クリスタ(なにそれ。なにそれ!)ムカムカ
ユミル「だーから塩味の方が…」
コニー「いいや黙って人参を…」
ライナー「おいいいからお前ら静かに食…」
バンッッ!!!!
クリスタ「…」
シーーーーーーン
ユミル「…ク、クリスタ?どした、いきなりテーブル叩いて…」
コニー「?……?」ビクビク
クリスタ「……コニー」
コニー「!?!?」
エレン(ク…)
ミカサ(クリスタが)
ライナー(天使が)
ベルベル(女神が)
サシャ(怒った…!)
マルコ(ど、どうしたんだろ)
ジャン(コニーなにした…!)
アルミン「……コニー!」ヒソ
コニー「アアアアアアルミン…!!俺…なんかしたっけ!?」ガクガク
アルミン「落ち着くんだ!とりあえず……」
アルミン「兵舎裏来いよ…」ニゴォッ
コニー「」
コニー「ヒィィィィッ!!!」
エレン「あ、アルミン、お前はこっち来い…」ズルズル
ライナー(普段怒らない人物が今日は一気に2人もブチ切れるとは…何事だ?)
サシャ(この空気…ご飯食べるのやめるべきだとは理解してますが、いかんせん…)モグモグ
ユミル「おい、クリスタ。どーしたよ」
クリスタ「……に謝って」
コニー「へ…?」
クリスタ「ユミルに謝ってよぉ〜……!」ジワァ
ユミル「え?私?」キョトン
コニー「こいつに?なんで?」キョトン
クリスタ「ユミルにブスって言ったでしょぉーーーー!!!」ポロポロ
コニー「えっ」ビク
ユミル「えっ」
クリスタ「なんでユミルまでキョトンってしてるの!!」
クリスタ「ユミルはブスじゃないんだからぁ…!謝ってよぉぉ……!!」
ユミル「クリスタ…お前そんなことで怒って?」
クリスタ「そんなことって何よ!ていうかユミルが怒んないのが余計にムカつくの!!!」
クリスタ「だから早………、!」
ギィィィィ…
教官「先ほどのテーブルに何かをたたきつけたような音は一体何事だ…?」
クリスタ「!?」ビク
クリスタ「…………わっ、わた」
ライナー「お、俺が放屁した音です!!」
ジャン「俺も放屁した音です!」
ベルベル「さらに僕も放屁した音です」
マルコ「僕もです!」
サシャ「私もです!」
エレン「俺も」
ミカサ「私も」
ユミル「私も」
キース「」
キース「貴様らよくそんな空間で飯を食ってられるな……」ドンビキ
キース「暫く貴様らの顔も見たくないレベルだ」バタンッ
エレン「…何か大切なものを失った気がするな」
ライナー「ああ。誇りってやつをな」
クリスタ「……み、みんなごめん。なんか…カッとして、気がついたら怒ってた…」ドキドキ
コニー「……なんかその、すまん、ユミル」
ユミル「えっ いや…」
コニー「クリスタもごめん…」
クリスタ「ううん、私もごめん…いきなり怒鳴って…」
サシャ「…まあ〜、コニーの悪態はあれですよね!!ジャンがいっつもエレンにしてるような、遠回しの愛情表現てやつですよ!」
ジャン「ああ!?」
エレン「おいヤメロ」
マルコ「はは、確かに。ほらみんな、早くご飯食べないと時間なくなっちゃうよ?」
ざわざわ
ざわざわ
ビックリシタナー アノクリスタガ…
クリスタ(うわあ〜〜〜〜〜私なにしてんだろう…!)カァァ
翌日
馬小屋
馬「ヒヒーン」ブルルン
クリスタ「よしよし。……はぁ〜…」
ユミル「なにため息ついてんだよ」
クリスタ「昨日のこと思い出して…。私どうかしてた…あんな大勢の前で泣きながら怒鳴っちゃったりして…コニーにも悪いことしたし」
クリスタ「あんな気持ち初めてだったの。なんだろ、こう頭がカァーってなる感じっていうか、お腹が煮えくりかえるっていうか」
ユミル「……」
ユミル「それが、怒るってことだろ」
クリスタ「え……怒る…。そっか……」ヘラ
クリスタ「私初めてあんな怒っちゃった/// 初めて///」ニコニコ
ユミル「なんで嬉しそうなんだよ…意味わかんねえ」ハァ
クリスタ「あんな感じなんだね/// うふふ」
ユミル「……人のために怒ってばっかなんだな」
クリスタ「うん?」
ユミル「この間はダズのため、今度は私のため。お前は自分のために怒るってのしねーの?つまんねえ奴だな」プイ
クリスタ「……」
馬「ヒヒン」パッタパッタ
エレン「あ、クリスタにユミルじゃねーか。なに話してんだ?」ヒョコ
アルミン「あ……」
ミカサ「…」
ユミル「おう 別に雑談してるだけさ。お前らいつも3人一緒なんだな」
クリスタ「……」ウーン
クリスタ「ねえエレン!」
エレン「えっ なんだよ」ビク
クリスタ「エレンはさ、もしアルミンが悪口言われてたらどう思う?」
エレン「? そりゃあ…嫌だな。怒る。アルミンにそんなこと言うんじゃねえって」
クリスタ「……ミカサは?」
ミカサ「私もいじめてる奴をピーして、ピーーーにする。それからピーーーで締める」
アルミン「放送禁止用語はいっちゃったよ」
アルミン「なんか照れるなぁ。ありがとう二人とも///」ハハ
クリスタ「……それは、アルミンのため?自分のため?」
エレン「?? 今日のクリスタはなんか哲学的だな…、ええっと。そうだな…」
ミカサ「両方」
エレン「…ああ、両方だな。アルミンの気持ちを考えたら怒るっていうのもあるし、俺の大事な友達の悪口言いやがって!っていう気持ちもある」
ミカサ「…うん。私もそう」
アルミン「二人とも…///」ジーン
クリスタ「……そうだよね!私もそうなんだよ、ユミル」
ユミル「んあ?」
クリスタ「私はほかの誰でもなく、私の大事な友達のユミルが悪口言われてて、しかもユミルが全然怒らなかったから、初めて怒っちゃったの!」
クリスタ「そういうことなんだよ。えへへ」
ユミル「………馬鹿か」ハァー
エレン「…よくわからんが、お前ら仲いいな」
クリスタ「あはは。あ、でも私エレンたちが悪口言われてても、怒るよ!」
アルミン「僕だって、もうミカサやエレンに助けられてばかりじゃないからね。僕も怒る!」
エレン「お、おお。なんか、ありがとな??」
ミカサ「……」ジー
ユミル「…なんだよミカサ」
ミカサ「……」ジー
ユミル「……」
ミカサ「……」ジーーーーーーーーーーーーッ
ユミル「…チッ……私だって怒るっつの!お前らがなんか言われてたらな!これでいいかよ!?」
ミカサ「うん」
クリスタ「うふふ」ニコニコ
アルミン「そろそろ戻ろうか」
エレン「ああ、そうだな」
クリスタ「私たちも行こっか。じゃあね、お馬さん」ナデナデ
馬「ヒヒン…」
コニーニモ キノウノコト アヤマラナクチャー
アイツナラ アッチニ…
馬「…和むわあ」ヒヒン
———————・・・
—————・・・
クリスタ「ん〜〜〜…!今日の座学で、授業後に先生に質問しにいってたらこんな遅くなっちゃった」パタパタ
クリスタ「急いで寮に行かないと」
クリスタ(…………訓練兵団に入ってから、もうすぐ1年が経とうとしてる。あっという間だったなあ)
クリスタ(最初はどの訓練にも全然ついていけなくて…辛くて辛くて。なんだか変な夢ばっかり見たっけ)
クリスタ(でも今は、みんなみたいに完璧にとはいかないけど、自分なりに頑張っていけてると思う)
クリスタ(立体機動も……まあ、最初よりは。上達した!と…思う。うん!)
クリスタ(座学や馬術はかなりいい感じだし。うんうん)
クリスタ(訓練兵士のみんなとも。最初はみんな恐く見えてたけど…)
クリスタ(いい人ばっかりだった。仲好くなれて嬉しいな///)
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