フリーザ「その情報はどこで？」

ザーボン「今まで黙っておりましたが、かつて
私の住んでいた惑星に西の界王神という者が来ました。
ちなみに界王神というのは神の上の界王のそのまた
上の大界王のさらに上におられる偉大な方とされています」

フリーザ「…ややこしいですね」

フリーザ「ところで？その方と魔人ブゥとの関係は？」

ザーボン「かつて東西南北の界王神たちは宇宙で暴れまわる
魔人ブゥと戦っておりました。しかし魔人ブゥは強いのです」

フリーザ「宇宙で暴れ回る程の者ですし強いでしょうね」

ザーボン「…えぇ。しかし界王神たちも全員
かなり高い戦闘力です。一番弱い者でも私が今まで
見てきた者よりは強少なくともいと言われています。
もちろんそれにはフリーザ様。貴方も含めています」

フリーザ「・・・」

ザーボン「しかし、それだけの強さでも魔人ブゥには
手も足も出なかったと言われております。しかしながら
最終的に封印という形でその戦いを終わらせました」

フリーザ(封印・・？)

フリーザ「それで、その封印が近々解けるとかですか？」

ザーボン「というよりは、封印を解こうとしている
連中がいるというのを聞きました。バビディとか」

フリーザ「それで私にその連中を倒せと？」

ザーボン「い、いえ決して！そ、その…」ｱﾀﾌﾀ

フリーザ「ザーボンさん！！」

ザーボン「は、はいっ！」

フリーザ「我々は正義の味方ではないのですよ？」

ザーボン「ええ」

フリーザ「いいですか？仮にもそのような強者の
封印が解かれるというのならば、その者をどうにか
利用出来ないか。それを第一に考えなさい。
あなたの話を聞いたところ、その魔人とやらは
頭はあんまりよくないようですからね。封印されるとは」

ザーボン「・・・」(やはりこの方に恐怖心はないか…)

フリーザ(そういえば父コルドの書斎にありましたね。
魔人ブゥというのが。今度詳しく見てみましょうか)

【同時刻】惑星ベジータ ～王の間～

ベジータ王「何？あのフリーザを倒せるだと？」ｷﾞﾛｯ

ターレス「あぁ…そうだ。知りてぇか？」

ベジータ王「ほぅ…？」

護衛a「おい貴様！ベジータ王に向かってなんという
口の聞き方をしているのだ！自分の身分をわきまえろ！」

ターレス「あぁっ！？」ガッ

ベジータ王「……ふむ…」

護衛a「や、やめろ…離せ…下級戦士めが…」

ターレス「ククッ…おい貴様…」ｸﾞｸﾞｯ

護衛a「な、なんだ？」

ターレス「俺やバーダックのような下級戦士のうち
何人かは戦闘力10000を越えてきているのは知ってるか？」

ベジータ王「！？」

護衛a「そ、そんなバカな…」

ターレス「まぁ…俺たちは毎日、どっかの星へと
戦闘に行かされてるからな。お前らみたいに
のんきに玉座にいるような奴とは鍛え方も違うからなぁ」

ベジータ王「……」

ターレス「サイヤ人ってのは実戦の回数で強さが
決まるもんだ。いくら生まれつき強くても
戦闘の回数が少ないなら、すぐに抜かれていく」

護衛a「……くっ」

ターレス「まぁ、そんなことを言いに来たんじゃねえ。
あのフリーザをぶっ倒せるかもしれないんだ」

カチッ

ベジータ王(待て・・・)

ターレス「？」

ベジータ王(実は定期的にフリーザに監視されてるのだ)

ターレス(なんだと・・？)

ベジータ王(この話は後日だ・・・)

ターレス(わかった・・・)ﾀﾞｯ

～惑星フリーザ～

コンコン

フリーザ「パパ。僕だよ」

コルド「おぉ。フリーザか…入れ」

ガチャッ

フリーザ「……」ｽﾀｽﾀ

コルド「何用じゃ？まさか、サイヤ人が反逆でも起こしたか？」

フリーザ「いや…大したことじゃないんだけどね」

フリーザ「パパ。魔人ブゥって知ってるよね？」

コルド「ハッハッハッ！！なんだ…そんなことか。
あんなのは、言い伝えのようなものだ。ワッハッハッ！」

フリーザ「いや…それが実際に存在していたらしいんだ…」

コルド「何？」

フリーザ「部下のザーボンが言うには僕でも敵わないって…」

コルド「……うむ…」ｺﾄｯ

コルド「確かに…実際にいれば…わしら一族総勢でも勝てんだろうな」

フリーザ「！？」ﾅｯ

コルド「お前は知らんじゃろうがな。神の上の…

フリーザ「その話ならザーボンから聞いたよ」

コルド「おぉそうか…。実はわしは、そのうちの
西の界王神というのとお会いしたことがあるのだ。
端麗な肌の方でな。一夜を共にしたこともあるのじゃが
意外にも豊満なバｧストゥと綺麗な脚でな。もうな…//」

フリーザ「……」

コルド「さすがは神の上の(ryな方だと思ったよ。
体も柔らかいしな。顔も良いしな。ｸﾝﾆした時もあの…

フリーザ「パパ！！」ﾋﾞｯ