京太郎「安価で催眠術をかけてみる」 (1000)


京太郎「咲に付き合って入った図書室で見つけた、この“誰でもできる!催眠”」

京太郎「すんげー胡散臭いけど、やっぱり試してみたいよなぁ……」ウズウズ

京太郎「部室で一番先に来た人にかけてみるか」

>>3「あれ?」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1415017532

マホ


マホ「あれ?須賀先輩だけですかー?」

京太郎「ん?あぁマホか」

マホ「はい!ちょっと和先輩に会いに来たんですけど……」

京太郎「和達なら多分もう少ししたら来ると思うけど」

マホ「分かりました!じゃあ少し待たせてもらいますね!」

京太郎(マホか……純粋そうだし、催眠とかかかりやすそうだな)

京太郎(試すには丁度良いかも)

京太郎「なぁ、マホちょっと頼みが有るんだが……」



【数分後】



マホ「……なるほど、つまり須賀先輩はその本に書いてある事を試してみたいと」

京太郎「ああ。マホさえ良ければちょっと試させて欲しいんだが」

マホ「良いですよ!マホもちょっと気になります!」

京太郎「よし。じゃあまずはベタだが、このヒモに吊るした5円玉をよーく見て――」



>>6のコンマが10以上なら成功


マホ「……」

京太郎「おーい、マホ?」ペチペチ

マホ「……」

京太郎「マホさーん」プニプニ

マホ「……」

京太郎「……もしかしなくても本当にかかった?」

京太郎「すげー!本物じゃん!」

京太郎「やってみるもんだなー」

マホ「……」

京太郎「しかしかけたは良いものの、どうすれば良いんだ?」

京太郎「……とりあえず>>9してみるか」

チョンボしないように暗示


京太郎「……そう言えばマホは1日1回は何かしらチョンボするんだよな」

京太郎「流石に俺でも最近はあまり無くなったのに、俺より麻雀歴が長いはずのマホがチョンボするのははっきり言っておかしい」

京太郎「催眠術でチョンボしないように暗示をかけてみるか」

マホ「……」

京太郎「夢乃マホさん、貴方はチョンボしなくなーる。チョンボしなくなーる――」



【数十分後】



マホ「けじらみリーチ!」

マホ「カン!」

マホ「……ツモ。りんしゃんかいほ~です!」

優希「げぇっ!?またマホの和了りだじぇ……」

和「これでまた優希がトビですね」

優希「おかしいじぇ!東場でこの私がマホに負けるなんて!」

咲「……と言うか私より嶺上開花であがってるよ」

和「偶然極まりないですね」

優希「おまけにここまで四局してもチョンボなしで全部トップとか、ありえないじぇ!」

和「ようやくマホも成長したという事ですよ、ゆーき」

京太郎「……」ニヤニヤ

咲「?」

咲「どうしたの?京ちゃん、気持ち悪い笑いして」

京太郎「あ、いや何でもない」ニヤニヤ

優希「どうせ私が最下位なのを笑ってるんだじぇ!」

京太郎「ちげーよ……ま、ちょっとな」

マホ「さぁもう一局なのです!」




【翌日】



京太郎「あの後もマホが連戦連勝。部長も染谷先輩も全然適わなかったんだよなぁ」

京太郎「チョンボしないと言う暗示をかけただけで、まさかあそこまで強くなるとは……」

京太郎「催眠ってすげーな」

京太郎「こうなるともっと他の人にもかけたいと言う欲求が……」

京太郎「誰にかけようかな?」



>>15

自分自身


京太郎「……いや待てよ。あれだけ効果が有るなら自分自身にかけてもいけるんじゃ」

京太郎「物は試しでやってみるか」

京太郎「えっと内容は……>>21にするか」

自分の親の時に天和


京太郎「やっぱり麻雀強くなりたいな」

京太郎「それも派手な和了り方が良い!」

京太郎「つー訳で天和が出来るようになーる……」



>>27のコンマがぞろ目なら成功




【部活】



優希「それローンだじぇ!」

京太郎「げぇっ!?」

優希「これでまた京太郎が飛んで終了だじぇ!」

京太郎「くそーっ!またかよ!」

優希「昨日は何故かマホにやられたけど、京太郎相手なら楽勝だじぇ!」

和「須賀君……そんなみえみえの待ちにどうして振り込むんですか」

咲「確かに。今日の京ちゃんはちょっと強引過ぎるよ?」

京太郎「おっかしいなー。強くなったはずなんだが……」

京太郎「具体的には天和出来るくらい」

咲「それは無理だって」

和「……はぁ。天和が自由自在に出せたらそれはイカサマですよ?」

優希「ほら、もう一局やってやるから天和でもなんでもやってみるが良いじぇ!」

京太郎「言ったな?絶対和了ってやる!」




【翌日】



京太郎「ちくしょう。結局俺がずっと最下位のままだったぜ……」

京太郎「もちろん天和なんか一回も出なかったが」

京太郎「つーか、よくよく考えれば催眠術で一体どうすれば天和が出せるようになるんだ?」

京太郎「……成功に浮かれすぎてその辺り全然考えてなかった」

京太郎「やっぱり無茶な暗示は無理に決まってるよな」

京太郎「と言う訳で次は>>41だ!」

すえはらさんに催眠術


京太郎「要は催眠術でかかりやすいのはメンタル面に不安があったり、コンプレックスが有ったりするとかかりやすいと」フムフム

京太郎「だからチョンボを気にするマホはかかったんだな」

京太郎「……と言う事はそう言う人を探せば良い訳だ!」



【数時間後】



京太郎「――と言う訳で、インターハイで見かけた姫松の末原さんとかかかりやすそうなので探しに来たぞ!」

京太郎「しかし俺学校知らないんだよなぁ……」



>>44のコンマが40以上で発見

ところでVIPに建ててた例のあの人?

>>44
違うよー



恭子「はぁ……国麻に向けて頑張らんとアカンのやけど、インターハイ以来練習に身が入らへん」

恭子「それもこれも長野の宮永のせいや」カタカタ

恭子「あの子とまた戦う事になると思うと……」ブルッ

恭子「メンタル強化せななぁ……」

京太郎「あ、見つけた!」

京太郎「すみませんが、貴女末原恭子さんですよね?インターハイに出てた」

恭子「?」

恭子「……確かに末原恭子は私やけど」

恭子「なんなんアンタ。サインとかやったらお断りやで?」

京太郎「実は――」カクカクシカジカ


恭子「――つまりアンタはインターハイで対戦した清澄の男子部員やと」

京太郎「はい」

恭子「そして催眠術を身に付けたから試したいと思って、私に会いに来たと」

京太郎「はい」

恭子「……」

京太郎「ど、どうしました?」

恭子「いや、もうどっから突っ込んでええんか分からへんで頭痛いわ」

恭子「余計なお世話な上に怪し過ぎるし通報した方がええんやろか?」

京太郎「警察は勘弁してください!」ドゲザー

恭子「……まぁ生徒手帳見る限りアンタが清澄のモンや言うのはホンマや言うのは分かった」

恭子「でもさっさと帰ったほうがええ、と言うか帰れ」

京太郎「お願いします!ここまでやっとの思いで来たんです!」

京太郎「催眠術かけさせてください!」

恭子「……はぁ」



>>49のコンマが50以上でかけさせてくれる

ほい


恭子「嫌や」

京太郎「え~っ……」

恭子「何で私が今日有ったばかりの見ず知らずの男に催眠術かけられなアカンねん」

恭子「私はこう見えて忙しいんや。ほら、さっさと長野に帰った帰った」シッシッ




【翌日】



京太郎「やっぱりいきなり見ず知らずの人に催眠術かけさせてください!なんて言ったら引かれるよな」

京太郎「だが!1度会ったら兄弟で毎日会ったら兄弟だと言うことわざも有る」

京太郎「今度会ったらかけさせてくれるかもしれない!……多分」


どうする?
>>63

面識関係ならまあ咲かな


京太郎「まずは身近にかけて俺の技術を磨くか」

京太郎「本にも“術者と有る程度信頼関係が有ればかかりやすい”と書かれてるし」

京太郎「咲なら大丈夫……だよな?」

咲「何が大丈夫なの?」

京太郎「うおっ!?咲、居たのか?」

咲「うん。ついさっきだけど」

咲「で、何が大丈夫なの?」

京太郎「実は――」カクカクシカジカ

咲「これこれうまうま――と」

咲「とりあえず京ちゃん、その……馬鹿なの?」

京太郎「照れるなぁ///」

咲「褒めてないよっ!」

咲「それで身近からかけようと」

京太郎「そう言う事」

咲「はぁ……まぁそう言う事ならやってあげてもいいよ」

咲「どうせ暇だし」

京太郎「流石咲だぜ!」

咲(どうせ京ちゃんの催眠術なんてかかる訳無いしね)

京太郎「こほん。ではこのヒモに吊るした五円玉をよく見て――」



>>71のコンマが20以上で成功

カン


咲「……で、私はいつまでこうしていれば良いのかな?」

京太郎「おっかしいなー?マホの時はこれでかかったんだが……」

咲「ってマホちゃんにかけたの!?」

京太郎「おう。その時は成功したんだがなぁ」

咲「まさかえっちな暗示をかけたんじゃ……」ジトーッ

京太郎「し、失礼な!俺がかけたのはチョンボしないようにと言う暗示だけだ!」

咲「あーだからマホちゃんチョンボしなかったんだ」

京太郎「多分な。でもチョンボしないだけでまさかあれだけ強くなるとは思わなかったけど……」

咲「とりあえず私にはかからないみたいだし、もう良いよね?」

咲「京ちゃんも催眠術なんて早く諦めて真面目に麻雀しようよ、ね?」

京太郎「ううっ……」




【翌日】



京太郎「咲の奴、言いたい放題言いやがって……」

京太郎「でも咲がかからなかったのなら、他の人になんか無理な気がしてきたぞ」

京太郎「やっぱりマホはマグレだったんだろうか?」



どうする?
>>89

ハギヨシ


京太郎「女が駄目なら男で試す!」

京太郎「と言う訳でハギヨシさんかけさせてください!」

ハギヨシ「……はぁ。そんな理由で来られたのですか」

京太郎「もうハギヨシさんしか頼れる人が居ないんです!お願いします!」

ハギヨシ「分かりました。そう言う事でしたら協力はしましょう」

ハギヨシ「ですがかかるかどうかは須賀君次第ですからね?」

京太郎「ありがとうございます!」



>>96のコンマがぞろ目で成功。それ以外で60以上ならコツを教えてもらえる


京太郎「……どうでしょう?」

ハギヨシ「……全然駄目ですね」

京太郎「やっぱりですか……」

ハギヨシ「まぁ私は催眠術に対する知識も持ち合わせていますので、かかりにくいのですが」

京太郎「ってそれならそうと言ってくださいよ!」

ハギヨシ「申し訳有りません。ですが、今の須賀君ではそれを差し引いても他の人にかけるのは無理だと思います」

京太郎「どうしてでしょう?」

ハギヨシ「催眠術は、術者がかけようと必死になればなるほどかかりにくいものです」

ハギヨシ「催眠術はかけられる方をリラックスさせるのは当然ですが、術者もリラックスしなければいけません」

ハギヨシ「須賀君も余裕を持ってやれば、成功する確率は上がるはずですよ」

京太郎「なるほど……」




【翌日】



京太郎「余裕かぁ……確かにちょっと必死過ぎたかもしれん」

京太郎「リラックス、リラックス……」スーハースーハー



どうする?
>>107

すこやんにかける


京太郎「えーっとこれまで試したのは……マホ(年下)咲(同級生)ハギヨシさん(男)かぁ」

京太郎「出来れば今度も違う人にかけてかかり安さを試してみたいな」

健夜「えーっと……確か今日の仕事は国麻に向けて長野の高校の近況を伝える――って私、長野出身でも無いしタレントでも無いんだけどなぁ」

健夜「寝ぼけてはいはいって仕事引き受けるんじゃなかったよ……」トホホ

京太郎「あっ!!」

健夜「えっ!?」ビクッ

京太郎「もしかして小鍛治プロですか?」

健夜「そ、そうだけど君は?」

京太郎「清澄高校1年須賀京太郎です!」ペコリ

健夜「こ、これはご丁寧に。どうも」

京太郎「突然ですが、催眠術かけさせてください!」

健夜「うん……はい?」



>>114のコンマが40以上でかけさせてくれる


健夜「……つまり君は催眠術がどんな人がかかりやすいのか調べてると」

京太郎「はい」

健夜「勉強熱心なんだね」

京太郎「そ、それほどでも……」

健夜「分かった。良いよっ!」

京太郎「本当ですか!?」

健夜「うん。勉強熱心な子に協力するのは大人の義務だしね」

健夜(それにちょっとイケメンだし///)

京太郎「ありがとうございます!」ペコリ

京太郎「それじゃまずはこのヒモに吊るした5円玉をよーく見て――」



>>124のコンマが30以上で成功


健夜「……」ボーッ

京太郎「えーっと、小鍛治プロ?小鍛治健夜さん?」ペチペチ

健夜「……」

京太郎「……アラフォー」ボソッ

健夜「……ううっ」

京太郎「!」ビクッ

健夜「……」

京太郎「……大丈夫みたいだな」

京太郎「や、やった!かかったぞ!」

京太郎「正直無理だと諦めてたけど、いけるもんだな」

京太郎「しかしこれで初対面でもかけられることが判明したな。やっぱりハギヨシさんのアドバイスのおかげだろうか?」

京太郎「……しかしどうしようか?」


>>129

拷問好きにする


京太郎「……小鍛治プロって見た目は普通だけど、なんかこう精神的にSっぽい気がする」

京太郎「特に拷問とかで相手をじわじわ嬲るのが似合いそう」

京太郎「と言う訳で」

京太郎「貴女は拷問が好きになーる。拷問が好きになーる」



【後日】



晴絵「レジェンドツモ!」

晴絵「よっし!絶好調!!」

健夜「……」

晴絵「なんか大人しいですね?どうしたんですか?」

健夜「……ねぇ赤土さん」

晴絵「はい?」

健夜「このオーラスで私が逆転したら、貴女が私の言う事を聞くと言うのはどう?」

健夜「もちろん貴女が勝ったら私が聞くけど」

晴絵「賭け?ですか?まぁ良いですけど」

晴絵(ここまであの人ダンラスで僅か1000点。こっちは既に64000点……)

晴絵(負ける訳無いしね!)

健夜「そっか。ありがと」

健夜「じゃあ――これで終わりだね」ニィッ

晴絵「へっ?」

健夜「天和。16000オール」

健夜「私が49000点、赤土さんが48000点……」

健夜「私の勝ちだね」ニコッ

晴絵「!!」ガタガタ

健夜「……さぁて赤土さんはどんな声で鳴いてくれるのかな?」ニコニコ



晴絵「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!


その後小鍛治健夜は表舞台に返り咲き、次々と雀士達を潰していった
……その勝ち方は己の圧倒的な力量をまるで見せ付けるようなやり方で、何百人もの雀士が牌を握れなくなったという
やがて人々は彼女をこう呼んだ――


【血染めの覇者(ブラッドマスター)】と……



彼女は今宵も生贄を求め彷徨い、獲物を拷問にかけるのだろう



俺にはどうする事も出来ない。自ら生み出した怪物に恐れるしか出来ない俺には……
これを読んだ貴方。どうか麻雀だけは絶対にしてはならない
麻雀をやれば“アイツ”が現れる。そう……もしかしたら貴方の側に既に――



【すこやんモンスター化ED】

まさに『魔神が生まれた日』

とりあえず今日はこれで終わり。飽きるかこのスレが>>1000までいったら終了
あとかかりやすさの例は


宮永咲:難易度E 信頼関係があるためかかりやすい

片岡優希:難易度D それなりに信頼してるためかかりやすい

染谷まこ:難易度C かわいい後輩とは思ってる。普通

竹井久:難易度B 後輩でありそれ以上でもそれ以下でもない。かかりにくい

原村和:難易度A 同級生であり部員だがそれ以上でも(ry とてもかかりにくい


ただしかかりにくい人はかかった場合次回かかりやすくなる
あと無茶な暗示は抵抗されるが、暗示を成功すれば抵抗されなくなっていく
更に京太郎が催眠に成功すれば成功させやすくなる


京太郎「咲に付き合って入った図書室で見つけた、この“誰でもできる!催眠”」

京太郎「すんげー胡散臭いけど、やっぱり試してみたいよなぁ……」ウズウズ

京太郎「部室で一番先に来た人にかけてみるか」

京太郎「……と言う事を一度言ったような気がするんだが」

>>160「あれ?」


咲「あれ?京ちゃん早いね」

京太郎「おう。実は――」カクカクシカジカ

咲「……はぁ。早く来たと思ったらそんな事考えてたんだ」

京太郎「と言う訳で頼む!」

咲「分かったよ。どうせ京ちゃんの下手な催眠術なんてかからないだろうし」

京太郎「そんな口が聞けるのも今のうちだ。良いか?このヒモに吊るした5円玉を――」



>>164のコンマが20以上で成功

池田……


咲「……」ボーッ

京太郎「咲ー?」ペチペチ

咲「……」

京太郎「うーむ。割と簡単にかかったな」

京太郎「この本やっぱり本物か?」

京太郎「……ところでこの後どうしようか?」


>>169

ポンコツを治す


京太郎「う~ん、やっぱり咲のポンコツっぷりを直すのが一番だな」

京太郎「ポンコツさえ直せば、胸が足りない事を除けばそれなりに見れるし」

京太郎「と言う訳で、貴女はポンコツじゃなくなーる。貴女はポンコツじゃなくなーる」



【後日】



咲「――ツモ」

咲「これで私のトップで終了だね」

優希「うぅ……咲ちゃんが今日は更に強いじぇ……」

久「プラマイゼロも無いし、絶好調って感じねぇ」

優希「と言うか今日は麻雀だけじゃなくて全般的に凄いじぇ」

優希「体育ではマラソンでトップだし、授業では数学も英語もスラスラ答えるし……」

優希「何より部室まで全然迷わなかったじぇ!」

和「そう言うときも有ります」

咲「あはは……。あ、お茶入れるね」

まこ「ちょ、ちょっと待った!お前さんが入れると色々面倒な事に――」

咲「はい。どうぞ」

まこ「あれ?」

久「美味しいわ。上手くなったわね」

和「凄いです。咲さん」

咲「えへへ。何だか今なら何でも出来るような気がするんだ♪」

京太郎「……」

優希「どうした?京太郎変な顔して」

京太郎「……いや、何でもない」

京太郎(何事も完璧だ。完璧なんだが……何か物足りない気が)




【翌日】



京太郎「その後も咲は何事も完璧にこなしてる。積極的に他人と話すし、昼飯だってぼっちじゃない」

京太郎「……手がかからなくなった事は嬉しいんだが、なんだろうこの喪失感は」

京太郎「ま、それはそれとして催眠術を磨くか」


>>176

ゆーき


京太郎「かかりやすそうな人を探してかけるのが一番手っ取り早いな」

京太郎「優希辺りなんか良さそうだ」

優希「私がどうしたんだじぇ?」

京太郎「!?」ビクッ

京太郎「お前居たのかよ……」

優希「さっき来たばっかだけどな!」

優希「と言うかブツブツ言ってたけど、何を言ってたんだじぇ?」

京太郎「実は――」

優希「ほう。催眠術かー」

優希「京太郎。無駄なことは止めとくじぇ」

京太郎「何を!?言っておくが咲には成功してるんだからな?」

優希「……まさか咲ちゃんが急に明るくなって行動的になったのは」

京太郎「うむ。俺の催眠術のおかげだ」

優希「そ、それはちょっと見直したじぇ」

優希「……私も催眠術をかければ咲ちゃんみたいになれるのか?」

京太郎「まぁやり方次第だと思うけど」

優希「じゃあ早速やるじぇ!出来れば頭が良くなるとか、南場でも集中できるとかそう言うのが良いじぇ!」

京太郎「はぁ……・じゃあ、このヒモにぶら下げた5円玉をよく見てだな――」



>>184のコンマが25以上で成功


優希「……」ボーッ

京太郎「優希ー。優希ちゃーん」ペチペチ

優希「……」

京太郎「おお、俺ってもしかして催眠術の才能あるんじゃね?」

京太郎「さーて、どうしようかなー」


>>188

kskst

タコスを自分でつくる

あとは、部長のステータスについてる
プレッシャー ×
を、催眠術で消せば清澄は全力で戦える!


京太郎「まぁ頼まれたし、お望みどおりにしておくか」

京太郎「貴女は集中力が長く持ーつ、集中力が長くもーつ」



【部活】



優希「ツモ!」

優希「8000・4000でトップだじぇ!」

和「む。また優希がトップですか……」

久「ここまで10局やってトップが6局が咲、4局が優希ね」

咲「凄いよ!優希ちゃん!」

優希「へへーん。絶好調だじぇ!」

和「何より特筆すべきは南場まで集中力が持ってることですね」

まこ「そうじゃのう。普通ならこれだけやったらもう東場でも集中力が切れるんじゃが……」

優希「おい、京太郎。タコスはやく!」

京太郎「はいはい」

優希「うむ。タコスうまうま♪」

和「ちょっと優希、食べ過ぎじゃないですか?」

優希「そうかな?まだ20個目だじぇ?」

まこ「いや明らかに食べすぎじゃろ……」

久「集中力が続いてる原因はタコスの食べすぎかしら?」

久「それなら目一杯食べさせれば……」

まこ「……その前に優希がとてもじゃないが見られん姿になるぞ」

久「それはちょっと困るわね……」

和「ゆーき。今日はもうこれで終わりにしましょう」

優希「うぅ……分かったじぇ」

京太郎「……」ダラダラ

咲「どうしたの京ちゃん?変な汗かいて」

京太郎「い、いや何でもない……」




【翌日】



京太郎「確かに集中力は持続するようになったが、タコスの消費量がハンパねぇぞ!」

京太郎「とは言え強くなったのは確実だし……」

京太郎「ま、まぁあいつが望んだ事だし体形に付いては俺は管轄外だ、うん」


どうする?
>>203

むっきー


京太郎「他にかけやすそうな人……」

京太郎「県大会で見かけた、鶴賀の津山睦月って人はなかなか良さそうな気がする」

京太郎「よし!鶴賀行くか!」



【鶴賀】



京太郎「……やって来たはいい物の、名前と顔しか知らないからなぁ」



>>209のコンマが40以上ならむっきー発見。30以上ならモブに催眠をかけて聞き出す
ぞろ目なら警備員に捕まる

おまかせあれ!

京太郎「警備員よ、全力で見逃せ!」
って、頭に浮かんだ


警備員「おい!そこの君」

京太郎「へ?」キョロキョロ

京太郎「もしかして俺ですか?」

警備員「もしかしなくても君だ君!」

警備員「ここは女子校だぞ?君みたいな男が来て良い所じゃない」

京太郎「いや俺は怪しい者じゃなくてですね」

警備員「怪しいものはみんなそう言うんだ」

京太郎「うぐぅ……こうなったら――」



>>223のコンマが70以上なら催眠術で警備員に見逃してもらえる
もしくは50以上なら咲が引き取りに来る
30以上なら親が来る
30以下なら不法侵入で逮捕

それ

デデンデン! やらいでか!


咲「すみません。よーく言っておきますので」ペッコリン

警備員「頼むよ?今回は君を信用して見逃すけど」

咲「ありがとうございました」ペコペコ




咲「もう!京ちゃん、何で鶴賀なんかに来たの?」

京太郎「いやぁちょっとな……」

京太郎「と言うかおまえよく1人で来れたな」

咲「何言ってるの?一人で来れるに決まってるじゃない、子供じゃあるまいし」

京太郎「そ、そうだよな……」




【翌日】



京太郎「……咲がすっかりしっかり者に」ホロリ

京太郎「あのポンコツだった咲はもう居ないのか……」

京太郎「喜ばしい事なんだがなぁ」


どうする?
>>232


京太郎「そう言えば、一度催眠術をかけた人間にもう一度かけたらどうなるんだろうか?」

京太郎「ちょっと試してみるか……」

京太郎「おーい!咲!」

咲「なぁに?」

京太郎「実は――」



>>238のコンマが5以上で成功。ぞろ目なら催眠術が暴走して魔王化

えい


咲「……」ボーッ

京太郎「やっぱり一度かかるとかかりやすいようだ」

京太郎「それに俺の腕も確実に上がってるようだし……」

京太郎「しかし……かけたは良いもののどうしようか?」


>>243

元のかわいい咲に戻ってくれ


京太郎「……やっぱり元に戻そう」

京太郎「咲には悪いが、やっぱりこんなの咲じゃねぇし」

京太郎「ポンコツなのも含めて咲なんだよな……」

京太郎「と言う訳で、貴女は元のかわいい咲になーる。かわいい咲になーる――」



【後日】



咲「わっ!わっ!」ドンガラガッシャーン

優希「だ、大丈夫か?咲ちゃん」コポォ

咲「う、うん。あれー?おかしいなー」

久「なんだかすっかり元の咲ね」

まこ「やっぱりこっちの方が安心するのう」

和「どちらにしても咲さんはかわいいので問題ありません」

京太郎「……ふふっ」

咲「もう!京ちゃん笑わないでよ!」

京太郎「すまんすまん。いやーやっぱり咲はこっちの方が良いなって思ってさ」

咲「どういう意味?」

京太郎「そっちの方がかわいいって事だよ」

咲「へ?///」

京太郎「なーんて冗談だけどな!」

咲「もう!京ちゃん!」



――結局咲は元通りのポンコツに戻ったが、おれはやはりこっちの方が良いと思う
催眠術で性格や行動を変えても、それはやはり不自然で違和感が拭えないものだ
人は自然体で有れば良いのである
それを学んだ俺はあの本を図書館に返すことにした。願わくば使う人が現れない事を祈っている



優希「タコスうまうま♪」クチャクチャ



……何かを忘れてる気がするが、まぁ大した問題ではないだろう



【咲ちゃんかわいいED】

とりあえずオチたので今日は終わり。EDは適当な所で幕引きするのでフラグとか無いです
あと正直催眠術なんてエロい事するもんだと思ってた。ごめんなさい(ペッコリン並感)


京太郎「咲に付き合って入った図書室で見つけた、この“誰でもできる!催眠”」

京太郎「すんげー胡散臭いけど、やっぱり試してみたいよなぁ……」ウズウズ

京太郎「……なーんか既視感が有るけど」


どうする?
>>274

和にかける


京太郎「……催眠術なんてものを身に付けたからには、是非かけがいの有る人が良いよな!」

京太郎「部内だとやっぱり和だよなー」

京太郎「絶対かかりそうにないからあえてチャレンジしたくなるっつーか……」

和「私がどうかしましたか?」

京太郎「うおっ!?」

京太郎「和……何時の間に」

和「ついさっききた所ですが、何やら私の事を話してたようなので」

京太郎「あーえっとその……だな――」カクカクシカジカ



【数分後】



和「……なるほど。催眠術を身に付けたから私にかけたいと」

京太郎「そうそう。和は絶対かからなさそうだし、これでかかったら本物だなーと思って」

和「そう言う事ですか」

和「お断りします」

京太郎「ですよねー」

和「――と言いたい所ですが、良いですよ」

京太郎「へっ?」

和「私も催眠術がどう言う物か気になりますし」

和「……まぁ多分かからないでしょうけど」

京太郎「あはは……」

京太郎「じゃ、じゃあ、この紐に吊るされた5円玉をよーく見てくれ――」



>>278のコンマがぞろ目なら成功。80以上なら技術だけアップ


和「……全然かかりませんね」

京太郎「おかしいなー。やり方は合ってるはずなんだが……」

和「やはり催眠術なんてインチキでしたね。時間の無駄でした」

京太郎「ぐぬぬぬぬ……」



【翌日】



京太郎「あの後よく読むと、術者と信頼関係が無い場合や疑いを持つ者はかかりにくいらしい」

京太郎「……どっちも当てはまるから和にはかからなかったのか」

京太郎「いや、何となく想像できたけどさ」



どうする?
>>284


京太郎「……つまり信頼関係を作れば良いんだな!」

京太郎「よっしゃ!そうと決まれば和と信頼関係を作るぞ!」


――――……


京太郎「和、何か飲み物は要らないか?」

和「では紅茶を」

京太郎「和、ロールケーキを作ったんだがいらないか?」

和「頂きます」

京太郎「和、ネト麻で目が疲れるだろ?熱いおしぼりを持ってきたぞ」

和「ありがとうございます」

京太郎「和、エトペンの糸が解れてたから縫っておいたからな」

和「ど、どうも」

京太郎「和、咲の中学時代の写真が有るんだが――」

和「ください!!」

京太郎「和――」




【数日後】



京太郎「ここ数日頑張ったから和と信頼関係は作れたはず……」



>>292のコンマ分信頼度が増えて難易度が低下する


京太郎「……何かあまり上がってない気がする」

京太郎「やはり数日くらいじゃすぐに信頼関係は作れないよなぁ」


どうする?
>>300

>>283


京太郎「数日で無理ならもっと時間をかけないと!」



――――……



久「ごめーん、須賀君。ホッチキスの芯無くなったから買って来てくれるー?」

京太郎「今すぐに!」

優希「おーい、タコス切れたじぇ」

京太郎「ここにあるぞ」サッ

まこ「京太郎、牌譜はどこじゃったかの?」

京太郎「まとめて年月、地区、学校別に分けて有ります!」

咲「京ちゃーん。また迷子に……」

京太郎「すぐ行く!」

京太郎「ツモ!よっしゃ!初めて最下位脱出だ!」

和「SOA」




【数十日後】



京太郎「……はぁはぁ。雑用も麻雀もかなり頑張ったから和からの信頼は得られたはず」



>>307のコンマ分信頼度が増えて難易度が低下する

1


京太郎「最初から比べたら上がった気はするけど、それでも部長と同程度ぐらいしか信頼されてない気がする……」

京太郎「くそっ!やはり時々胸を見てたのがバレたのか!?」


どうする?
>>315

当たって砕ける


京太郎「だが微妙とは言え、信頼関係は出来たはずなら前よりかかりやすくなるはずだ!」

京太郎「当たって砕けてやる!」



和「――なるほど、最近頑張りすぎなくらい頑張ってたのはそう言う訳ですか」

京太郎「ああ、だからもう一度チャレンジさせてくれ」

和「……はぁ。まぁその無駄な頑張りに敬意を表してもう一度だけ付き合ってあげます」



>>321のコンマが63以上なら成功

1


和「……」ボーッ

京太郎「和ー。和さーん?」ペチペチ

和「……」

京太郎「…………」チョン

和「……」

京太郎「……胸を触っても反応なし」

京太郎「つまりこれはかかったと見て良いよな?」

京太郎「いよっしゃあ!!この数週間頑張ったかいがあったぜ!!」

京太郎「やはり信頼関係は重要なんだな」ウンウン

京太郎「……とは言えかけたは良いもののどうしようか?」



どうする?
>>327

すぐ解いてもっと信頼度高めて外堀埋めてこう


京太郎「まぁここは下手に何かするより解いておこう」

京太郎「……万が一エロい事してる時に解けたら言い訳できねーし」

京太郎「だが信頼度が上がればかかりやすくなる事は分かったし、もっと信頼関係を深めよう!」



――――……



京太郎「和、ネト麻教えてくれねーか?」

和「良いですよ」

京太郎「和、昼飯一緒に食べないか?」

和「まぁ構いませんが」

京太郎「和、一緒に帰ろうぜ!」

和「途中までなら……」

京太郎「和、レディースランチが食べたいんだけど……」

和「……仕方ないですね」




【数週間後】



京太郎「かなり頑張ったし、大分信頼は深まったはず……」



>>335のコンマ分信頼度が増えて難易度が低下する。63以上ならデレて、ぞろ目なら恋人に


京太郎「和、ここは何を切れば良いんだ?」

和「そこは幾つか考えられますが、私はここを切るべきかと」ムニュッ

京太郎「おお、なるほど。サンキュー和、愛してるぞー」

和「もう!冗談はやめて下さい///」

久「……最近良い感じよね。あの二人」

まこ「まぁ京太郎は基本的に真面目じゃし、和だって男嫌いっちゅう訳じゃ無いじゃろうしな」

久「私としては、あの二人がくっ付くのは別に構わないんだけど――」

優希「うぅ、親友としては和ちゃんを応援するべきなのか迷うじぇ……」

咲「……京ちゃん京ちゃん京ちゃん京ちゃん京ちゃん」ブツブツ

久「――明らかに部活に支障をきたしてるのよねぇ」


京太郎「ようやく、和からの信頼を実感できようになってきた」

京太郎「いやぁ長かった」


どうする?
>>341

自分にかけて潜在能力を限界以上に引き出す


京太郎「……すっかり和の信頼を得るために頑張ってたけど、元々は催眠術をかける為にやってたんだよな」

京太郎「この辺りで自分自身にかけてみるか」

京太郎「潜在能力を限界以上に引き出せれば麻雀だってもっと強くなれるはず!」



>>345のコンマが60以上で成功。ぞろ目なら催眠術が失敗して永眠

ずお


咲「……京ちゃんそれカン」

咲「リンシャンツモ。責任払いで36000だよ」

京太郎「げげっ!?またトビかよ!!」

優希「こ、これで10連続咲ちゃんの親で京太郎からの責任払いでトビ終了だじぇ……」カタカタ

和「SOA」

咲「麻雀って楽しいよね!一緒に楽しもうよ!」

京太郎「楽しめねーよ!」


京太郎「やっぱり自分自身にかけるって難しいな……」


どうする?
>>360

和に告白する


京太郎「……あのさ、和。実は俺お前の事が好きなんだ!」

和「私もです///」

京太郎「マジで!?」

和「はい。最初は須賀君の事はただのスケベな人くらいにしか思ってませんでしたが……」

京太郎「うぐっ」

和「でもこの数週間、私に催眠術を賭けるためとは言え本当に真面目に色んな事をやってましたよね」

和「……その頑張る姿を見て凄く好感が持てました」

和「だから私からもお願いします。私と付き合ってください」ペコリ

京太郎「こ、こちらこそ!」ペコリ



……こうして俺たちは付き合う事となった。正直最初はただ和に催眠術をかけたい為だけに頑張っただけだが、何時の間にか和を好きになっていたようだ
今から考えれば下らない事だが、そのおかげで付き合えたのだからそれもまた良い思い出だ
あの本は図書館に返しておいた。また誰かの手に渡るかもしれないが、その時はその人にも気付いて欲しい



――本当に欲しいものは何かによって得られるものではなく、自分の努力でしか得られないのだと



【和非催眠ハッピーED】

もう(これ催眠関係)ないじゃん……
やっぱり頼み込む所から始めないといけないから清澄に偏るよね。とりあえず、次回からもうちょっと強引にかけられるようにするか

元々1日で終わる予定だったから清澄スタートしか考えてなかった
とりあえずここまで来たら>>1000ぐらいまでやって終わろうと思うので、他校スタートも有りだと思う

エロ成分は知らない



何処スタートで始める?


>>400

阿知賀


京太郎「図書室の奥で見つけた、この“誰でもできる!催眠”」

京太郎「すんげー胡散臭いけど、やっぱり試してみたいよなぁ……」ウズウズ

京太郎「……ところで俺ってなんで阿知賀に通ってるんだっけ?」



どうする?
>>404

くろちゃ


京太郎「やっぱ、かかりやすそうなのは玄さんかなぁ」

京太郎「玄さんには悪いけど、疑う事を知らない所が有るし……」

玄「私がどうかしたのかな?」

京太郎「うおっ!?玄さん!?」

玄「何だか京太郎君がブツブツ言ってたから気になんてたんだけど……」

京太郎「あーその、実は――」カクカクシカジカ



【数分後】



玄「ふーむ。なるほどなるほど……」

玄「催眠術の本を読んでみたから試してみたいんだね」

京太郎「そう言う事なんですが……」

玄「良いよ!」

京太郎「本当ですか!?」

玄「何だか催眠術って興味有るし」

京太郎「じゃあ、早速。この紐に吊るした五円玉をよーく見てくださいね――」



>>409のコンマが30以上なら成功

おまかせあれ!


玄「……」ボーッ

京太郎「玄さーん?松実玄さーん」ペチペチ

玄「……」

京太郎「何と言うか予想通りと言うか、あっさりかかっちゃったと言うか……」

京太郎「逆にこっちが不安になるぞ」



どうする?
>>414

膝枕してもらう


京太郎「まぁここはかるーく、膝枕でもして貰おうかなー」

京太郎「貴女は膝枕したくなーる。貴女は膝枕したくなーる――」



【部活】



憧「はい、それロン!」

憧「私の逃げ切り勝ちね」

穏乃「うー……憧はやっぱ早いなー」

憧「そりゃ宥姉と灼さんが居ると、手作りしてたら大きなのもらっちゃうし……」

晴絵「まぁ憧は鳴きが上手いからね」

京太郎「頭も良いし、この中じゃ実力は一番じゃねーの?」

憧「そんな事ないわよ――ってアンタ達は何してんのよ!?」

京太郎「へ?」

玄「へ?」

憧「部活始まってからずーっと京太郎は玄に膝枕してもらってるだけじゃない!」

京太郎「羨ましいのか?」

憧「違うっての!」

憧「玄も玄よ。なんで大人しく膝枕させてるのよ!」

玄「うーん……よく分からないけど、こうしなきゃいけない気がして……」

憧「訳わかんないわよ!」

京太郎「そう怒るなよ」

京太郎「あ、もしかしてアレの日――」

憧「それ以上言ったらコロス」ギロッ

京太郎「ひいっ!?」

灼「流石にそれはデリカシーが無いと思……」

穏乃「ホント京太郎と憧は仲が良いよね」

京太郎&憧「「何処が(だよ)!?」」

宥「あったか~い」




【翌日】



京太郎「あの後、憧に無理矢理対局させられてボコボコにされたぜ……」

京太郎「でも玄さんの膝枕を堪能出来たし、良かった良かった」

京太郎「催眠術様々だぜ!」


どうする?
>>426

憧にかける


京太郎「昨日散々にやられたからな。憧にかけてやろう!」

京太郎「とは言え憧は疑り深いし、普通にかけてもかからない可能性が高い」

京太郎「だがプライドをちょっとくすぐればいける!……はず」



――――……



京太郎「憧、ちょっと話が有るんだが」

憧「何よ?」

京太郎「実は――」カクカクシカジカ

憧「――つまり、催眠術を身に付けたから実験台になってくれと」

京太郎「流石憧、話が早い」

憧「いやよ。何で私がそんな胡散臭い物の実験台にならないといけないのよ」

京太郎「ほう……まぁそうだよな。憧なんて催眠術かけたら即堕ちだもんなー」

京太郎「簡単過ぎてつまらないし、しずにでもかけるか」

憧「なっ!?誰が即堕ちよ!」

憧「良いわ。そこまで言うなら実験台にでも何でもなってあげる」

憧「その代わり、かからなかったらケーキ奢ってもらうからね?」

京太郎(……計画通り)ニヤリ

京太郎「分かった分かった。ケーキでも何でも奢ってやるよ」



>>430のコンマが40以上なら成功

少し素直になる踏み台


憧「……」ボーッ

京太郎「憧さーん。新子憧さーん」ペチペチ

憧「……」

京太郎「おお。正直憧にかかるかは半信半疑だったんだが、意外といけたな」

京太郎「本当に即堕ちだとは思わなかったが……」

京太郎「さーて、どうしようっかなー」


どうする?
>>436

ムラムラさせる


京太郎「ふーむ。昨日の事もあるしさっきも散々な言われようだったし、ちょっと悪戯してやろうか」ニヤッ

京太郎「貴女はムラムラすーる。貴女はムラムラすーる――」



【部活】



憧「……んっ」モゾッ

玄「憧ちゃん?次憧ちゃんだよ?」

憧「へっ?あ、ゴメン」

憧(うーん、何か落ち着かないのよね……)

憧(何かこう胸の辺りがモヤモヤするような、お腹の奥が熱いような……)

灼「憧、体調悪い?」

宥「も、もしかして私が暖房つけてるせい?」オロオロ

憧「えっ?あ、確かにちょっと暑いけど、それはもう慣れてるし」

京太郎「どれどれ」ペタッ

憧「ふきゅっ!?///」

憧「あ、アンタ何を――」

憧(あ、あれ?何だか京太郎から匂いが……)

憧(良い匂いとかそんなんじゃないけど、えも言われない……そう言うなれば“男の子”の匂い――)

京太郎「……あーちょっと熱いかもな」

京太郎「休んだ方が良いんじゃねーか?」

憧「へっ?そ、そう?」

京太郎「ああ。保健室まで連れて行ってやるよ」ヒョイ

憧「なっ!?///」

穏乃「流石京太郎。お姫様抱っこも楽々だね!」

京太郎「ちょっと我慢しろよ?」

憧「う、うん///」

憧(うぅ……京太郎の匂いがこんなに近くに)クンクン

憧(…………あうっ///)モンモン




【翌日】



京太郎「……どうやら催眠は成功したらしく、憧は終始落ち着かない様子だった」

京太郎「それにしてもムラムラしてる憧はエロかったなぁ……」


どうする?
>>444

玄にもう一度


京太郎「一回かかったし、玄さんにならもう一度簡単にかかるんじゃなかろうか?」

京太郎「そう。例えばちょっと指を鳴らす程度とか」

京太郎「今の俺なら出来るに違いない!」

京太郎「と言う訳で玄さん!」

玄「ん?」

京太郎「はい!」パチッ


>>450のコンマが10以上で成功。ぞろ目なら催眠術が暴走しておもちレイパーに


玄「……」ボーッ

京太郎「……まさか本当にかかるとは」

京太郎「俺ってもしかして催眠の才能があるんじゃ?」


どうする?
>>455

どんな内容だろうと目の前の男の言葉を無条件で信じてしまうように


京太郎「これだけかかりやすいなら、言う事全てを信じるようにも出来るんじゃ……」

京太郎「……試してみるか」

京太郎「貴女はどんな内容だろうと目の前の男の言葉を無条件で信じてしまうようになーる――」



>>471のコンマが40以上なら成功。60以上なら京太郎の事のみ信じる。ぞろ目なら騙されてAVデビュー


京太郎「玄さん、このキャラメルとっても甘いのであげます」

玄「ありがとう!」パクッ

玄「……あうぅ。まっず~い」

京太郎「ごめんなさい!間違えてジンギスカンキャラメルの方だったみたいです」

京太郎「こっちが本物です」

玄「美味しい!」

京太郎(……どうやら失敗したようだ)




【翌日】



京太郎「ちょっといきなり難しすぎたか」

京太郎「本にも、“その人の判断力を操るような暗示はかかりにくい”って書いてあるし」


どうする?
>>481

灼先輩にかける


京太郎「ある意味この部内で一番分からないのが灼さんだよな」

京太郎「かかりにくそうに見えて、案外かかりやすいのかもしれないし、その逆も有りうる」



京太郎「――と言う訳なんです」

灼「……もしかしなくても、私を呼んだ理由ってそれ?」

京太郎「はい」

灼「帰っていい?お店の手伝いしないといけないから……」

京太郎「そこを何とか!」

灼「……はぁ」

灼「ならうちで1回ゲームする事。それで手を打つ」

京太郎「ありがとうございます!」

京太郎「それではこの紐に吊るした五円玉をよーく見て――」



>>487のコンマが30以上なら成功

おまかせあれ!


灼「……」ボーッ

京太郎「灼さーん。鷺森灼さーん」ペチペチ

灼「……」

京太郎「これは完璧にかかってるな」

京太郎「灼さんさえかかるなら、もう部内でかからない人は居ないんじゃないだろうか?」

京太郎「で、この後はどうしよう?」



どうする?
>>494

タヌTを捨てさせてNAGANOスタイルにする


京太郎「……そういや灼さんって私服のセンスがなぁ」

京太郎「ちょっとその辺りを変えてみるか」

京太郎「どうせなら時代の最先端ファッションであるNAGANOスタイルを……」

京太郎「貴女はタヌTを捨ててNAGANOスタイルにしたくなーる――」



>>508のコンマが40以上なら成功。ぞろ目なら裸ネクタイに

ほい




【翌日】



憧「休みにピクニックに行こうだなんて、何時からアンタもしずと同じになった訳?」

京太郎「良いじゃん。たまにはさ」

京太郎「……憧は嫌か?」ズイッ

憧「うっ///」ジュン

憧「べ、別に構わないけど近づかないでよね!」

京太郎「ひでぇなー」

憧(うぅ……京太郎が側に居るだけでなんでこんなにムラムラするのよ///)

宥「後は灼ちゃんだけかな?」

玄「ちょっと遅いね。どうしたのかな?」

灼「……ゴメン、遅くなった」

穏乃「あ、灼さん。大丈夫ですよ――!?」

灼「ちょっと服を選んでたら遅くな……」

玄「あ、あの灼ちゃん?それは一体……」

灼「?」

灼「これ?もちろん買った」

玄「そ、そうなんだろうけど……」

憧「ちょ、ちょっと布面積少なすぎじゃ……」

灼「普通だと思……」

宥「さ、さむくないの?ガタガタ

灼「?」

灼「別に……」

宥「そ、そうなんだ……」

灼「早く行こ……」




【翌日】



京太郎「皆驚いていたけど、暫くしたら慣れたみたいだ」

京太郎「ただ灼さんは着たものの、何だか落ち着かなかった」

京太郎「……俺も何だか落ち着かなかった」

京太郎「いやまぁ何と言うか……ねぇ」



どうする?
>>520

くろちゃ


京太郎「玄さんにかけるか」

京太郎「ちなみに玄さんは催眠導入であればすぐに出来るようになった」パチン

玄「……」ボーッ

京太郎「我ながら完璧だな、うん」


どうする?
>>526 ただしコンマがぞろ目ならおもちレイパーに

ロンと言われるとイク


京太郎「……こうやって催眠はかかりやすくなった訳だが、問題はどこまで暗示が効くかだな」

京太郎「色々試してみるか」

京太郎「とりあえず、貴女はロンと言われるとイッてしまーう――」



>>532のコンマが30以上なら成功。ぞろ目ならおもちレイパーに

そい




【部活】



憧「玄、それ悪いけど“ロン”」

玄「!///」ビクッ

灼「……“ロン”」

玄「あうっ!///」ビクッ

宥「ごめんね。玄ちゃん、それ“ロン”だよ」

玄「はううぅぅぅぅぅっ!///」ビビクン

穏乃「く、玄さんどうしたんですか!?」

玄「だ、だいひょうぶだひょ……///」ビクビク

京太郎(ちょ、ちょっと効きすぎたか?)

京太郎「く、玄さん保健室行きましょう!」ヒョイ

憧「ちょっと京太郎、アンタ玄に変な事しないでよ?」

京太郎「もち“ろん”そんな事する訳無い――」

玄「んっっっっっ!!///」ギュッ

京太郎(しまっ!?)

京太郎「は、早く連れて行かないと!!」ダッ

憧「あっ!ちょっと」

宥「玄ちゃん大丈夫かな……」

穏乃「あれ?玄さんの所何だか濡れてる」

穏乃「やっぱり体調悪かったのかな?それにしては何だか汗じゃないような……」




【翌日】



京太郎「……あぶねー。もう少しでばれる所だった」

京太郎「それにしてもイッた玄さん、エロかったなぁ」ニヤニヤ



どうする?
>>541

クロチャ追撃


京太郎「こうなればいける所までいってやる!」

玄「……」ボーッ

京太郎「さーてどうしちゃおうかなー」ニヤニヤ


どうする?
>>548 ただしコンマがぞろ目なら玄催眠奴隷ED

あえて催眠解いて告白


京太郎「……駄目だ」

京太郎「こんな事をして玄さんを自由に出来たって虚しいだけだ」

京太郎「俺が好きなのは、いつも一所懸命で笑顔を絶やさない玄さんなんだから……」

京太郎「催眠を解こう。そして勇気を出して告白するんだ!」


結果
>>556のコンマが30以上なら告白成功 ぞろ目なら暗示をかけられた事を思い出して嫌われる

とー


京太郎「玄さん」

玄「なぁに?」

京太郎「いつも一生懸命で笑顔が素敵な貴女が好きです」

京太郎「付き合ってください!」

玄「は、はい///」



こうして俺達は付き合う事となった。とてもラブラブで周りから羨ましがられるくらいだ
やはり勇気を出して告白して良かったと思う。もし、催眠を続けて玄さんを好きにしたとしてもこんな幸福感を得られなかっただろうから
あの本は元に戻しておいた。誰かが見つけるのならばそれはそれででいいと思う



憧「あうっ……京太郎はもう玄のものなのにどうしてこんなに疼くのよ……///」クチュクチュ



……何だか時々憧の俺を見る目が発情してるように見えるのは、気のせいなのだろうか



【玄告白ED】

催眠スレっぽくなったと思ったら催眠を解いて終わった。何を言って(ry
あと落としどころ結構難しいので0時過ぎるとED安価が増えます




何処スタートで始める?
>>588

新道寺


京太郎「図書室の奥で見つけた、この“誰でもできる!催眠”」

京太郎「すんげー胡散臭いけど、やっぱり試してみたいよなぁ……」ウズウズ

京太郎「……しかし俺福岡になんて住んでたっけ?」



どうする?
>>592


哩「あれ?須賀一人と?」

京太郎「あ、部長。ええそうみたいです」

京太郎(丁度良いや、ちょっと部長に試してみるか……)

京太郎「すみません、部長。ちょっと頼みたい事が……」

哩「なんね?」

京太郎「実は――」カクカクシカジカ



【数分後】



哩「……はやか話が図書館で催眠術の本ば見つけたから、試してみたかと?」

京太郎「そう言う事なんです」

哩「……はぁ。そぎゃん事ばしとらんで麻雀の練習ばしんさい」

京太郎「……ごもっともです」

哩「まぁ、まだ部活も始まっとらんしやってもよかよ」

京太郎「本当ですか!?」

哩「ばってん、気が済んだらちゃんと練習ばしんしゃいよ?」

京太郎「ありがとうございます!」

京太郎「それじゃこの紐に吊るした五円玉をよーく見てください――」



>>597のコンマが40以上で成功


哩「……」ボーッ

京太郎「部長?白水哩さーん?」ペチペチ

哩「……」

京太郎「案外簡単にかかるもんなんだなーこれ」

京太郎「それとも俺に催眠術の才能が有ったりして……」

京太郎「……しかし、部長をどうしよう?」


どうする?
>>603

リザベーションに失敗した場合、翻数の罪無き人達が事故で死ぬという思い込ませる


京太郎「うーん、正直リザベーションを頻繁にやられると部活に集中できないんだよなぁ」

京太郎「なのでちょっとセーブして貰う為に暗示をかけるか……」

京太郎「貴女はリザベーションに失敗した場合、翻数の罪無き人達が事故で死ぬという思いこむ――」



>>610のコンマが60以上で成功。ぞろ目ならリザベの倍率が10倍になる

ほれ




【部活】



哩「リザベーション7!」

姫子「!///」ビビクン

美子「また大きいのはいったと」

煌「今日もお二人は絶好調みたいですね。すばら!」

仁美「……」チュー

京太郎(……う~ん、どうやら失敗したみたいだ)




【翌日】



京太郎「二人の絆はかなり強固みたいだから、それを壊すような暗示はききにくいみたいだな」

京太郎「……一体どうすればそんな絆が作れるんだ?」



どうする?
>>620

>>594


理沙「こんにちは!」プンスコ

京太郎「あ、野依プロ。こんにちは」

京太郎「今日は指導の日でしたっけ?」

理沙「みんな!」プンスコ

京太郎「あーまだみたいですね。俺が一番乗りみたいですし」

京太郎(あ、そうだ。野依プロとかどうだろう?)

京太郎「すみません。野依プロ、ちょっとお願いが……」

理沙「何?」プンスコ

京太郎「実は――」カクカクシカジカ



【数分後】



理沙「分かった!」プンスコ

京太郎「えっとそれじゃあ、この紐に吊るされた五円玉をよーく見て――」



>>626のコンマが30以上で成功

おまかせあれ!




【数分後】



理沙「?」

京太郎「あーどうやら無理みたいですね」

京太郎「すみません。お手数をおかけしました」

理沙「頑張って!」プンスコ




【翌日】



京太郎「野依プロはいけそうな気がしたんだけどなー」

京太郎「……意外と疑り深いのか?」


どうする?
>>632

姫子


京太郎「今度は鶴田先輩にかけてみるかな」

姫子「私に何か用と?」

京太郎「げぇっ!?鶴田先輩!?」

京太郎「……何時の間に」

姫子「ついさっきたい」

姫子「……一体何ば企んどーと?」ジィーッ

京太郎「実は――」カクカクシカジカ



【数分後】



姫子「……はぁ。催眠術なんて如何わしかもんにはまってるなんて」

京太郎「ちょっとした興味なんですって」

姫子「まぁ人の趣味にケチばつけるつもりは無いと」

姫子「ばってん、私も興味ば有るからかけてみんしゃい」

姫子「……どうせ、須賀の催眠術なんてかからなか」

京太郎「分かりました。そこまで言うならやってみせましょう!」



>>636のコンマが40以上で成功

即落ち2コマ!


姫子「……」ボーッ

京太郎「鶴田先輩?鶴田姫子さーん?」ペチペチ

姫子「……」

京太郎「……なんだろうこの既視感。自分はかからないと強気な人ほどかかる気が」


どうする?
>>641

京太郎を誰よりも好きになる


京太郎「う~ん……鶴田先輩、俺にキツイト所あるからなぁ」

京太郎「特に部長と話してるとあからさまに不機嫌になるし」

京太郎「と言う事で、貴女は俺を誰よりも好きになーる――」


>>648のコンマが50以上で成功。20以下ならより哩との絆が強固に。ぞろ目ならヤンデレ

kkk




【部活】



姫子「ぶちょー♪」ギュッ

哩「……はぁ。姫子離れんしゃい」

煌「今日もお二人は仲が良い様で。すばら!」

京太郎(……どうやら失敗したらしい)




【翌日】



京太郎「やっぱりあの二人の仲は催眠術くらいじゃどうこうできないのかもなー」

京太郎「催眠導入は上手くなったんだけど」


どうする?
>>656

初っ端から難易度高めな願いは駄目ぽい


京太郎「ここはあの二人は置いといて花田先輩にしよう」

京太郎「花田先輩!」

煌「どうしましたか?京太郎君」

京太郎「実は――」



【数分後】



煌「……なるほど。催眠術を勉強しているので実験台になって欲しいと」

京太郎「実験台と言う訳じゃないんですが、ちょっと試させて欲しいなーって」

煌「分かりました!可愛い後輩の為です」

煌「実験台まかされました!」スバラッ!

京太郎(……ある意味この人かかりにくそうな気が)


>>669のコンマが20以上で成功

やー


煌「……」ボーッ

京太郎「……と思ったけどかかっちゃったよ、おい」

京太郎「やっぱり催眠導入だけはうまくなってるみたいだな」

京太郎「さて、問題は暗示なんだが……」


どうする?
>>674

京太郎に触れるとイク


京太郎「うーん、どうせなら花田先輩のちょっとエロい所見たいなー」

京太郎「と言う訳で貴女は俺に触れるとイクようになーる」


>>681のコンマが40以上で成功。ぞろ目なら京太郎とリザベ

なー



【部活】



京太郎「花田せんぱーい」

煌「どうしましたか?」

京太郎「ここは何を切れば良いですかね?」

煌「そうですね……この場合は私なら――」ピトッ

煌「!?」ビクッ

京太郎「花田先輩?」

煌「な、何でも無いです」アセアセ」

煌(……今、一瞬何か電気が走ったような)

煌「ですから、これを――」ピトッ

煌「!?!?」ビビクン

煌「……はぁはぁ///」

京太郎「大丈夫ですか?体調が悪そうですけど」サワッ

煌「ん~~~~~~っ!!///」ビクビク

煌「す、すばらっ……///」バタン

京太郎「は、花田先輩!?」



【翌日】


京太郎「……ちょっと花田先輩には刺激が強すぎたらしい」

京太郎「だが暗示はかかったみたいだし、成功だな!」


どうする?
>>689

解いて謝る


京太郎「……よくよく考えれば、何て言うか罪悪感が半端無いぞ」

京太郎「あれ以来、花田先輩は俺を避けるようになったし……」

京太郎「やっぱり解いて謝ろう」



【数十分後】



京太郎「すみませんでした!!」ドゲザー

煌「……なるほど。おかしいとは思っていたのですが、まさかそんな暗示をかけられていたとは」

京太郎「謝っても許して貰えるとは思いませんが、本当にすみませんでした!!」

煌「……」



>>695のコンマが10以上で許してくれる。10未満なら嫌われる。ぞろ目なら煌ED

すばら!!


煌「……まぁ。実験台になると言ったのは私ですし、許します」

京太郎「本当ですか!?」

煌「はい。それにかかったという事は成功したという事ですから、それはすばらな事です!」

煌「よろしければ今後もお手伝いしましょう」

京太郎「……良いんですか?」

煌「ただし!次はその……えっちな事は止めてくださいね?///」

京太郎「わ、分かりました!」




【翌日】



京太郎「花田先輩が聖人で良かった……」

京太郎「おまけに今後も協力してくれるみたいだし」


どうする?
>>709

のよりん


理沙「こんにちは!」プンスコ

京太郎「あ、野依プロ。今日も指導ですね」

理沙「そう!」プンスコ

京太郎「……その前に是非ちょっとこの前と同じく協力して頂けませんか?」

理沙「分かった!」プンスコ



>>714のコンマが10以上で成功。ぞろ目なら煌に見つかり退部ED

はっ


理沙「?」

京太郎「……やっぱりかからないみたいですね」

京太郎(もしかして凄く抵抗力が高いのか?)

理沙「大丈夫?」

京太郎「あ、はい。ご協力ありがとうございました」

理沙「どう致しまして!」プンスコ




【翌日】



京太郎「うーん、部長達には失敗しないのに何故野依プロだと失敗するんだろうか……」

京太郎「……やっぱりプロだから?」


どうする?
>>724

すばら


煌「……」ボーッ

京太郎「やっぱり花田先輩にはあっさりかかるんだよなー」

京太郎「と言う事は俺のせいじゃないって事だ」

煌「……」

京太郎「さて、どうしようか?」


どうする?
>>731

ほんのりと甘えん坊になる(自覚あり)




【部活】



煌「それロンです!」

煌「逆転勝利すばらです!」

仁美「……なんもかんも政治が悪い」

京太郎「凄いですよ。花田先輩!」

煌「ふふっ。もっと褒めてくれても構いませんよ?」

煌「そ、その……できれば頭など撫でてくれると更に嬉しいのですが///」

京太郎「頑張りましたね」ナデナデ

煌「すばらっ///」

哩「二人共凄く仲がよかね」

姫子「ぶちょー。私達ももっと仲良くなりましょう♪」ギュッ




【翌日】



京太郎「……控えめに甘えてくる花田先輩は可愛かったなぁ」



どうする?
>>738

姫子


姫子「……」ボーッ

京太郎「最早鶴田先輩もこの通りあっさり堕ちました」

京太郎「だが、暗示は別なんだよなー」

京太郎「今日こそは成功させるぞ!」


どうする?
>>741

10分に1回、30秒くらい息ができなくなる


京太郎「ここは趣向を変えて、ちょっと成功したら分かりやすい暗示でもかけるか」

京太郎「貴女は10分に1回、30秒くらい息ができなくなーる――」



>>750のコンマが20以上で成功。ぞろ目なら息が出来なくなり姫子死亡ED

ここは低いの




【部活】



京太郎(……暗示をかけてからもうすぐ10分。そろそろかな?)

姫子「!」ヒッ

哩「どうしたと姫子?」

姫子「!!!」

煌「姫子?」

姫子「!!!!!!」トントン!

美子「も、もしかして息が出来ないんじゃ……」

姫子「!!!!」コクコク

哩「なっ!?ひ、姫子!?」

京太郎(……3、2、1――)

姫子「はぁっ!!」ハァハァ

煌「だ、大丈夫?姫子」

姫子「だ、大丈夫と。何故か息出来んようになっただけたい」ハァハァ

仁美「何かの病気と?」

姫子「そんなはずは無いんですが……」

哩「とにかく、保健室へ行ったほうが良い」

哩「須賀、頼む」

京太郎「分かりました!」




【翌日】



京太郎「鶴田先輩は保健室に連れて行った後も暗示のせいで息が出来なくなる為、最後はすっかり涙目になってた」

京太郎「その後は万が一俺の知らないところで死なれても困るので、暗示は解いておいたが」

京太郎「……でも涙目の鶴田先輩は可愛かったなぁ」ニヤニヤ


どうする?
>>764

すばら


煌「……」ボーッ

京太郎「でもやっぱり花田先輩だよな!」

京太郎「さてどうしようかなー」


どうする?
>>768 ただしコンマがぞろ目なら煌催眠ED

ビッチになる


……その後花田先輩、いや煌は俺の言う事ならなんでも聞く催眠人形となった
やらせろと言えば何処でもヤるし、誰かと寝ろと言われれば喜んで股を開く
まさに生殺与奪思いのままだ。彼女の言葉を借りるならこれ以上すばらな“モノ”は無い


――人間を思い通りに操ると言う事がこんなに面白い事だったとは


今は煌だけだが、そのうち部長や鶴田先輩、いや部員全てを操ってやる
……それまでは飽きるまでこの“人形”で遊んでやろう


煌「……ご主人様♪」



【煌催眠奴隷ED】

A:何故催眠奴隷ED?

Q:前回と今回の安価が鬼畜だったから

多分明日で>>1000行くと思うのでそうしたら終わりっす

QとAが逆じゃん……メゲるわー

正直スレを2つ持つのはしんどいし、こういうスレは勢いが大事なので次スレは無いっす
それから多人数にかけるのは可能だけど、それなりの腕が必要。とりあえずいの一番にやった場合はぞろ目が必要


何処スタートで始める?
>>811

千里山


京太郎「図書室の奥で見つけた、この“誰でもできる!催眠”」

京太郎「すんげー胡散臭いけど、やっぱり試してみたいよなぁ……」ウズウズ

京太郎「……ところで何かうっすら奈良に居たり福岡に居たような記憶が」


どうする?
>>815

怜にかける

今さらだけどここで内容も指定していいんですかね?

>>817
指定しても良いけど、催眠導入と成功判定はそれぞれあります



京太郎「怜さんにかけてみよう!」

京太郎「病弱そうだから簡単にかかりそうだし」

怜「――とか思っとんやろ?」

京太郎「!?」ビクッ

京太郎「い、何時の間に……」

京太郎「まさか未来視を!?」

怜「そんなんせんでも、京太郎の顔見たら分かるもん」

怜「顔に出やすいでー?」

京太郎「マジっすか……」

怜「ま、面白そうやし実験台になってあげてもええよ」

怜「成功したらウチにも教えてな?」

京太郎「……どうするんですか?」

怜「それはもちろん、竜華が何処でも膝枕してくれるようにするねん!」

京太郎「それって今と変わらないような……」


>>821のコンマが40以上で成功

ほい


怜「……」ボーッ

京太郎「怜さーん?」ペチペチ

怜「……」

京太郎「すげぇ!マジでかかったぞ!」

京太郎「半信半疑だったけど、これ本物じゃね?」

京太郎「しかし、この後どうしよう?」


どうする?
>>824

怜の体調を快復させる


京太郎「うーん……催眠術でどうにかなるとは思えないけど、怜さんの体調良くしてみるか」

京太郎「貴女は体調が良くなーる――」


>>828のコンマが20以上でほんのり良くなる。40以上で健康体。90以上で北斗神拳を会得し、ぞろ目で死亡

プラシーボを信じろ



【部活】


怜「トリプル!三巡先や!」

怜「ほんでここでリーチで――」

怜「――一発ツモ!!」

竜華「ちょ、ちょっと怜!そんな無茶したらアカンって!」

怜「大丈夫やって竜華。何か凄い体調ええんやもん!」

怜「今やってトリプル使ったけど、全然大丈夫やし!」

セーラ「まぁ確かに。顔色もすげぇ良いよな」

怜「今やったらチャンピオンも倒せるで!!」

泉「い、いきなりどうしたんでしょう?園城寺先輩」

浩子「さぁ?でもこのまま体調がずっと良かったら、先輩は無敵やろなぁ」

怜「さぁもういっちょ行くでー!」




【翌日】



京太郎「結局その後も怜さんが連戦連勝。しかも一回も倒れなかったし」

京太郎「このまま行けば国麻はうちが勝つな!」


どうする?
>>838

竜華


京太郎「次は部長にしよう!」

京太郎「しかし催眠術かけさせて下さいと言ってかけさせてくれる相手じゃないだろうから――」


【数十分後】


竜華「なんなん?私に話って」

京太郎「実は怜さんの事で……」

竜華「と、怜がどないしたん!?」ブンブン

京太郎「ちょ、ちょっと落ち着いて下さい」

竜華「ご、ごめん……」

京太郎「実は――」カクカクシカジカ


【数分後】



竜華「――つまり怜が体調良くなったのは須賀君の催眠術のおかげやと」

京太郎「多分」

竜華「それで一応成功したんやけど、マグレかもしれへんから試させて欲しいと」

京太郎「はい」

竜華「……まぁホンマに催眠術で怜の体調が良くなったんやったら、ええけど」

京太郎「本当ですか!?」

竜華「ただし!怜に万が一の事があったら許せへんからな!?」ギロッ

京太郎「は、はい……」


>>844のコンマが50以上で成功

そろそろエロが欲しい


竜華「……全然アカンで?」

京太郎「おかしいなぁ。怜さんにはちゃんとかかったんですけど」

竜華「ホンマに?」ジロッ

京太郎「本当なんですって」

京太郎「ただ本によると、催眠にかかるかからないは人によって違うみたいですが」

竜華「……まぁ今まで全然良うならんかった怜の体調が良うなったんは事実やし、そこは信用したげる」

竜華「でもこれ以上怜に変な事したら許さへんよ?」ギロッ

京太郎「は、はい……」



【翌日】


京太郎「部長は普段は本当に良い人なんだけど、怜さんが関わると別人になるからなぁ……」

京太郎「……部長には見つからないようにしないと」


どうする?
>>855

セーラに催眠術


京太郎「ここはかかりやすそうな人を選んでもう一度試してみよう」

京太郎「……そう言う事だと、やっぱり部内じゃセーラ先輩かな?」

セーラ「俺がどうかしたんか?」

京太郎「うおっ!?何時の間に……」

セーラ「何時の間にも何もさっきやけど」

セーラ「で、俺に何か用やないんか?」

京太郎「実は――」カクカクシカジカ


【数分後】


セーラ「……なーるほど、催眠術を試させて欲しいと」

京太郎「はい」

セーラ「いやー、おかしい思ったんやいきなり怜が調子良うなるやなんて」

セーラ「まさか京太郎の催眠術のせいやったとはな!」アハハ

セーラ「よっしゃ!そう言う事やったらええで!」

京太郎「本当ですか!?」

セーラ「怜があんだけ良うなったんや、俺やったらどうなるか興味あるやん?」

セーラ「ムキムキのマッチョになったりしてな!」アハハ

京太郎「そ、それは流石に無いと思いますけど……」

セーラ「ま、いっちょやってみてーな」

京太郎「分かりました。それじゃあ、この紐に吊るされた五円玉をよーく見て下さい――」



>>860のコンマが20以上で成功

とりゃ


セーラ「……」ボーッ

京太郎「セーラせんぱーい?」ペチペチ

セーラ「……」

京太郎「よっしゃ!成功したみたいだな」

京太郎「しかし……何故部長にはかからなかったのだろうか?」

セーラ「……」

京太郎「……それにしても大人しいセーラ先輩って本当珍しいよな」

京太郎「黙ってると可愛いんだけどなぁ」


どうする?
>>866

おもちレイパー化


京太郎「でも本人はよく男になりたいと言ってるしなー」

京太郎「例えば男性的な性格をより高めたらどうなるのだろうか?」

京太郎「……試してみるか」


>>881のコンマがぞろ目でおもちレイパー化。80以上ならより男らしくなる。20以下なら逆に女性化





【部活】



怜「あれ?セーラはどないしたん?」

竜華「そう言えばおらへんなー。HRの時はおったんやけど……」

セーラ「ごめーん。ちょっと遅れてしもうたわ」

泉「あ、噂をしたら来はったみたいで――!?」

セーラ「あはは。制服探しとったらこんな時間になってしもうたわ///」テレッ

浩子「え、江口先輩ですか?」

セーラ「?」

セーラ「当たり前やろ?私以外に誰がおるん?」

浩子「わ、私って……」

怜「セ、セーラ?その格好はどうしたん?」

セーラ「???」

セーラ「何かおかしな格好しとる?」

竜華「い、いやセーラー服なんてスースーしていややっていつも言うてるやん」

セーラ「……何言うてるん竜華。私は女なんやからセーラー服着るんは当たり前やない」

セーラ「今までの私がおかしかったんや」

怜「……セ、セーラがおかしなった!!」

セーラ「失礼やな。私は正常です」

セーラ「な?京太郎君」

京太郎「そ、そうですね……」



【翌日】


京太郎「その後セーラ先輩を病院に連れて行ったりして部活は大混乱だった……」

京太郎「まぁ医者もいきなり女の子が女の子らしくなったからおかしい――なんて言われても困ったような顔してたけどな」

京太郎「しかし……まさか男性面を強くしようとしたら逆に女性面が強くなるとは」

京太郎「失敗……だよなぁ?」


どうする?
>>893

次スレを立てて続きを書く


竜華「腕が上がったからもう一度試させて欲しいやて?」

京太郎「はい!お願いします!」

竜華「まぁ怜の調子はずっとええみたいやし、催眠は本物みたいやな」

竜華「……分かったわ。付き合ったる」ハァ

京太郎「ありがとうございます!」


>>906のコンマが40以上で成功


竜華「……」ボーッ

京太郎「ぶちょーう?竜華さーん?」ペチペチ

竜華「……」

京太郎「やった!部長にもかかったぞ!」

京太郎「どうやら確実に腕は上がってきたな」ウンウン

京太郎「さて、どうしよっか?」


どうする?
>>912

標準語にする


京太郎「あんまり酷いのやると後が怖いし……」

京太郎「そうだなぁ。標準語で喋るようにとかどうだろう?」

京太郎「貴女は標準語で喋るようになーる――」



【部活】



怜「はいセーラ、それロンや」

セーラ「ううっ……また私が最下位やなんて」

泉「……何だかセーラ先輩が女性らしくなってから弱くなったような気しません?」

浩子「気がするやない。確実に弱くなっとる」

泉「ええっ!?大丈夫ですかね……」

竜華「ごめん。ちょっと遅れてしまったみたいだけど、皆部活に来てる?」

浩子「ああ清水谷部長。皆来てはります――ん?」

竜華「どうかしたの?浩子」

浩子「あ、いえ。何や違和感が……」

怜「あ、竜華。聞いてーな!セーラが弱くなってしもてん」

竜華「え?本当に?」

怜「ん?」

セーラ「いつも通り打ってるつもりなんやけどなぁ」

竜華「んーまぁセーラだって調子が悪い時が有るでしょ?そんなに気にしなくても良いよ」

怜「ちょ、ちょっと待った竜華!」

竜華「ん?どうしたの?怜」

怜「それやそれ!何で標準語なん?」

浩子「そ、そうです!何や違和感が有る思うたらその喋り方ですわ!」

竜華「もう二人共何言ってるの?昔から私はこの喋り方でしょ?」

竜華「変な事言うのね」クスクス

怜「りゅ、竜華が東京に魂売ってしもうたー!!」



【翌日】


京太郎「その後部長も病院に連れて行かれた」

京太郎「標準語喋るようになったからおかしいなんて、2日続けて変な患者が来るものだから医者も相当困ってたなぁ」

京太郎「ただ怜さんが、部長が喋る度に鳥肌立ってるのは気の毒だったけど」


どうする?
>>930 ただしコンマがぞろ目なら全員元に戻って退部ED


京太郎「こうなったら更に色んな人で試してみるか」

京太郎「つー訳で泉」

泉「何か用なん?須賀君」

京太郎「実は――」カクカクシカジカ



【数分後】



泉「……つまり園城寺先輩が元気になったり、江口先輩が女らしくなったり、部長が標準語になったんは催眠術のせいやって?」

京太郎「セーラ先輩は若干違うけど」

泉「ホンマやったらめっちゃ凄いけど……」

京太郎「本当なんだって」

京太郎「でもまだ半信半疑だから試させてくれないかなーって」

泉「……まぁええけど」

京太郎「本当に!?」

泉「ただし、もしホンマやったら暗示は私のメンタルが強くなるような暗示をかけて欲しいんやけど」

京太郎「あぁ……なるほど」

泉「ほ、本当やったらの話やからな!?」

京太郎「分かった。じゃあこの紐に吊るされた五円玉をよーく見て――」


>>936のコンマが10以上なら成功。ぞろ目ならメンタル弱体化し自殺ED




……結果を言えば催眠術は失敗した。彼女の精神面を強化しようとしたのだが、逆に弱くなってしまったようだ
催眠術をかけた翌日、彼女は首を吊って自殺した。遺書には――



[インターハイで失点しまい申し訳有りません。生きていてごめんなさい]



――と書かれていた。
もちろん部活の皆は泉の突然の死に泣きくれた。特に船久保先輩は可愛がっていただけにその落ち込みようは凄まじいものだった

俺はあれ以来催眠術を使っていない。今更ながらこの力は恐ろしいものだと気付いたからだ
本も図書館に返した。今後は泉の冥福を祈って生きるつもり――サクッ


浩子「――お前のせいで泉は死んだんや。死を持って償え」



【催眠死亡ED】

と言う訳でこれでこのスレは終わりっす。まさか最後にBADだなんてそんなん考慮しとらんよ……
最初に言った通り続きは立てません。並行して続けるのは無理っす

それではありがとうございました


京太郎「咲に付き合って入った図書室で見つけた、この“誰でもできる!催眠”」

京太郎「すんげー胡散臭いけど、やっぱり試してみたいよなぁ……」ウズウズ

京太郎「って言ってもまぁかける相手は決まってるんだけどな!」

京太郎「――と言う訳で咲、準備は良いな?」

咲「ほ、本当にやるの?京ちゃん」ビクビク

京太郎「おう!男に二言は無いからな!」

咲「で、でも失敗したら……」

京太郎「大丈夫大丈夫。俺を信頼しろって、な?」

咲「わ、分かったよ」

京太郎「それじゃこの紐に吊るした五円玉をよーく見て――」




【数分後】



咲「……ぐーるぐる」

京太郎「どうだ?かかったか?」

咲「ごめん。京ちゃん、何か酔ったみたい」オエッ

京太郎「ええっ!?ちょ、ちょっと待て!」

京太郎「な、何か袋!袋は!?」

咲「……ごめん京ちゃんもう無理」ウプッ

京太郎「お、おい!待て!もう少し!」

咲「おえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ」ゲロゲロ



【十数分後】



咲「……本当にごめんなさい」

京太郎「いや俺も悪かった」

京太郎「無理に付き合わせちまったんだからな」

京太郎「……ただまさか揺れる五円玉を見たぐらいで吐くとは思わなかったが」

咲「ううっ……自分でもまさかあれぐらいで酔うとは思わなかったし///」

京太郎「ぽんこつここに極まれりだな」ハァ

咲「悔しいけど言い返せないよ……」


咲「でもさ、京ちゃん」

京太郎「ん?何だ?」

咲「もし私が催眠術にかかったとして、どうするつもりだったの?」

京太郎「どうするってどういう意味だよ」

咲「そ、それはその……///」カァーッ

咲「……京ちゃんのえっち///」

京太郎「……言っておくがお前の想像したような事は一切するつもりはない」キッパリ

咲「ええっ!?」


咲「無防備な女の子が目の前にいるんだよ!?」

咲「それはもうエッロエロな事するんじゃないの!?」

京太郎「しねーよ!お前は一体俺をどう思ってるんだ!?」

咲「……煩悩の塊」

咲「私、知ってるんだよ?部活中に和ちゃんの胸をずっと見てたり、部長の足とかお尻を追いかけてる事」

京太郎「申し訳ありませんでしたー!」ドゲザー


京太郎「だが、安心してくれ!咲には一切そんな感情は湧かないから!」

咲「それ逆に凄くムカつくんだけど!?」

京太郎「せいぜいぽんこつ直そうと思っただけだ」

咲「うぐっ……でもそんなに簡単に直りませんから!」エッヘン

京太郎「無い胸張って何言ってるんだか……」

咲「!?」グサッ

咲「今のは凄く傷付いたよ!?具体的には慰謝料いちおくえん!」

京太郎「へいへい。はい、いちおくえん」

咲「わーい。ってこれ何?」

京太郎「何っていちおくえん――の包装をされたチョコレート」

京太郎「食おうと思ってたら食いそびれて、ずっとカバンの底で眠ってたんだよなぁ」

咲「……どうりで柔らかい訳だ」


京太郎「食べないのか?」

咲「食べる訳無いでしょ!」

京太郎「えー美味いのに」

咲「美味しくても一回溶けたものを人に食べさせないでよ」

京太郎「いやー咲なら大丈夫かなーって」

咲「……そんな信頼要らないよぉ」

京太郎「そうか?言っておくがこんな事するのお前だけだ」キリッ

咲「京ちゃん……///」

咲「――なーんて嬉しがると思った?」

咲「万が一私と和ちゃんの立場が変わったら?」

京太郎「俺が食べるに決まってるだろ」キリッ

咲「……だよねー」


咲「……どうせ私なんて可愛くないし、胸も無いし、ぽんこつだし、麻雀しか取り得が無いですよーだ!」ムスッ

京太郎「何拗ねてるんだよ」

咲「べっつにー」プイッ

京太郎「拗ねてんじゃん」

咲「拗ねてませーん」

京太郎「拗ねてる」

咲「拗ねてない」

京太郎「拗ねてる」

咲「拗ねてない」

京太郎「拗ねてる」

咲「拗ねてない」

京太郎「拗ねてない」

咲「拗ねてる――はっ!?」

京太郎「引っかかったな!」

咲「京ちゃんズルいよ!」

京太郎「はっはっは!勝てばよかろうなのだ!」

咲「うーっ……」


咲「はぁ……もう何だか馬鹿らしくなってきたよ」

京太郎「……偶然だな。俺もだ」

京太郎「よっしゃ!帰るか」

咲「そうしよっか」

京太郎「帰りに何か食って帰ろうぜ!」

咲「私ケーキが良いな」

咲「もちろん京ちゃんのおごりで!」

京太郎「ええっ!?」

咲「さっきの慰謝料代わりで勘弁してあげる」

京太郎「……とほほ。今月大丈夫かなぁ」

咲「ほら!さっさと歩く!」ギュッ

京太郎「へーい」



――そんなある日の二人



【幼馴染ED】


咲「あ、その前にその本ちゃんと返してね?」

京太郎「えー……明日じゃダメ?」

咲「ダメです!どうせ京ちゃん、本なんか読まないんだから返却期限過ぎるんだし」

京太郎「……ごもっとも」


泉「――ちゅう夢を見たんやけど」

京太郎「何それ。ってか誰だよ咲って」

泉「んー分からへんけど、妙にリアルやったんよなぁ――あっ!」

京太郎「ど、どうした!?」

泉「今、お腹の赤ちゃんが動いた」

京太郎「マ、マジで!?」

泉「ふふっ。元気やなーこの子は」

京太郎「そろそろ名前決めきゃなー」

泉「そうやなー……よし決めた。男の子やったらリチャード、女の子やったら咲や!」

京太郎「なんで外人!?ってか咲ってさっきの夢の子だろ!?」

泉「この子もそれがええ言うてるで」

京太郎「そんな馬鹿な……」

泉「ふふっ。冗談やって」

泉「元気に生まれてきてやー。待ってるでー」

京太郎「もう少し頑張れよー」

泉「……なぁ京太郎」

京太郎「ん?何だ?」

泉「私、とっても幸せやで」ニコッ



【泉GOODED】

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