男「いや、お前のこと」
女「ピュアメン……って、あたし男じゃないし!」
男「いやいやメンズじゃないから、メンドクサイだから」
女「なによ、あたしがピュアでメンドクサイってこと!?」
男「そーだよ、だからピュアメン、略称ですけどなにか?」
女「どーゆー意味よ!理由を言いなさいよね」
男「いや、だってさ」
男「お前彼氏欲しいんだろ?」
女「うん」
男「じゃあ、もっかい好みの条件っーか、タイプを述べてくれ」
女「まず、イケメンなのは絶対でしょ」
男「うん、面食いだな」
女「んで、頭よくて身長高くて運動できて優しくて」
男「高スペックですな、中々居ないぜ?そんな男」
女「うっさいなぁ、あたしの勝手でしょ?」
男「はいはい、そーですね」
女「そして、エロくない人かな」
男「……んまぁ、そこはなんとか」
女「てか、エロいのとか無いし、sexなんてマジキモイ」
男「…うん、まぁ、抵抗のある人も居るしな」
女「それに、キスもやだわー」
男「…………………はい?」
男「キスもやだって………え?………女の子は誰しもキスしたいんじゃないの?」
女「いやいや、キモいでしょ不潔でしょあり得ないでしょ」
男「………そ、そっか……で、でも手を繋ぐとかなら」
女「うわないわー、マジないわー、男の手なんて不気味なもん触ってるじゃん、ないわぁー」
男「」絶句
男「そ、そんな生身の男がいやなら二次元とか、間接球体人形とかは?」
女「二次元とかヲタクだしwwありえなw何間接なんちゃらってwキモー」
男「………」
男「彼氏は欲しいと」
女「そりゃあ」
男「でもチューや手を握るなどの行為はしたくない」
女「そうね」
男「女に興味があるって訳でもない」
女「はぁ?殺されたいの?」
男「百合でもないと……(ちっ、百合ならこのスレも伸びたかも知れんのに)」
女「で、なによ」
男「んー、いやもぅ結構結構……お前が超ピュアメンだってことは分かった」
女「なにがどーゆーことでピュアメンだってのよ!」
男「いやもぅ面倒臭いだろぉぉぉおおお前ぇぇえ」
男「えっ、じゃぁお前、sex一生したくない訳?一生バージンな訳?妖精になる訳?」
女「あー………一回くらいはしてもいいかも」
男「……おー…そうっすか、……え?子作り目的で?快楽目的で?」
女「んなの分かんないよ!…でも一回くらいは……と」
男「なぜ一回限り?」
女「いや、痛いらしいじゃん、それで無理かなぁーと…」
男「だろうなぁ……じゃあさ、これ聞いたことないか?『イ、イタイのは最初だけだから……次第に気持ち良くなるから…デュフ』って」
女「はじめて聞いたわ、てかデュフとか意味不ぅ」
女「あとさー、聞きたいことあるんだけどさ」
男「なんぞ」
女「そんなにsexって気持ちーもんなの?」
男「……人によるけど気持ちがいい人もいりゃぁ、そーでもない人も要るんじゃなねーの?」
女「ふぅーん………」ジトー
男「…なんだよ」
女「あんたさ、自分でしたこととかあるの?気持ちいーの?」ジー
男「はぁっ!?俺!?………俺は(それってオナニーの事だよな……)」
女「…………」ジー
男「……したことあるし…気持ちいい………と思う(うわぁぁあ何言ちゃってんの俺ぇぇえ)」カァァア
女「ふぅーん、そーなんだ…キモ」
男「お前が言わせようとしたんじゃねーかよ!言った俺もどうかしてるが!」
女「……いやぁ、マジ理解不能だわ…」
男「……下劣な質問で本当に申し訳ないが……お前、自分でしたことないのか?」
女「ないに決まってるでしょ」
男「ですかー……(男に対してトラウマかなんかあんのか?……いやでもそんなもんあったら鼻から男に興味なんて持たないか……)」
女「あ、そうだ…聞いてよ、こないだね」
男「んぉ?おう」
女「あたしのクラスの子がね、あたしに『女ちゃん、コンドームいらない?』って聞いてきて、いや、もちろん断ったよ?したら『てか、女ちゃん相手居ないかwwごめんねwなんかw』って …」
女「なんなのあの女!ちょっと自分経験あります的なアピール!?マジムカつくし気分害するんですけど!?なんであんな女居るのかな!?何で生きてるのかな!?」
男「あー…ビッチかぁ……」
女「なに?あーゆー女のことビッチって言うの?…まったく、ビッチ死ね!」キィー
男「…はは」
男(俺の中でピュアの定義があやふやになってきている……口調や外見、好みが今時で少々アッチの事も知ってて、男との接触を頑なに拒んで処女だとピュアと言えるのだろうか)
男(……こんなにメンドクサイ奴…俺はこれからどのように対処してけばいいんだ……よし、安価だ)
1.何もしない(このss終了)
2.女が男とまともに相手ができるよう手を貸す
3.女にアッチの話を入念に教えてあげて
すごい変態っ娘に育て上げる
*16
男(…よし、女が男をまともに相手できるよう俺がプロデュースしてやるかっ」キリッ
女「漏れてる漏れてる」
男「まず、お前のその男に対しての変な潔癖性をどーにかしないとな」
女「潔癖性って…」
男「まず、キスがしたくなるようになろう!」
女「うげぇ…生理的にムリ」
男「キスが嫌い……お前は唇で愛を確かめあう手段をこうも毛嫌いするとか……お前の中で大事なプロセスが抜け落ちてるに違いない」
女「うわ、なんか失礼じゃない?」
男「いや、別にお前自信を攻めてる訳じゃぁない、お前は被害者なんだ」
女「……被害者?」
男「あぁ、お前は何かしらの形で、キスの大事さを学ばなかったんだ」
女「………?」
男「よし、まず男性の唇に馴れるんだ女!男の唇に触れろ!」
女「いやいやいやいやいやいやいやいやいやないないないないないない」ブンブンブンブンブン
男「なら俺がお前の唇に触れるぞ」スッ
女「ヒィイイ!!!」ガタガタブルブル
男「なら俺の唇に」カモーン
女「そ、それは決定事項なの…?」ビクビク
男「お前のピュアメンドクサイに付き合う俺の身にもなれ!」クワッ
女「うぅ~……仕方ない…瞬間だから」ソォ~
男「……」ムッ
女「……」ビクビク
ピト
男女『あっ』ドキッ
女「っ!やっぱ気持ち悪いっ!」ッパーンッ
男「ふがっ!?…痛ってぇな!」
男「……でも、お前一瞬ドキッとしたろ」
女「ドキッとしたけど、不整脈のドキッだったわ気持ち悪いっ!」
男「…やっぱいきなり唇はハードル高すぎたか…」
女「あたり前田のクラッカァーだっ!」キィー
男「ジェネレーションギャップを感じた…」
男「んー、次どうするか…」
女「ハードル高くしないでよ…」ビクビク
男「……じゃぁ、握手」
女「無理絶対無理汚い触れたら手が腐る」
男「なんかもうひでぇよ!多少はアレだけど小まめに手は洗ってるよ!」
女「……消毒して手袋越しなら大丈夫かも」
男「っ……わかったよ…手ぇ洗ってくるから……お前は手袋用意しとけよ」
女「ん、わかった」
~数分後
男「よし、握手だ」スッ
女「わ、わかった……」ソォ~
男「なーに、心配することはない、手と手が間接的に触れるだけなんだ」
女「わかってる……わかってるけど……いざ意識すると……気持ち悪いくて身の毛が……」ブルブル
男「大丈夫だって!」カモン
女「ぅぅ~……」ソォ~
ギュ
男「よしっ」ギュゥ!
女「ふぎゃぁぁあ!?!?ちょ、あんたっ、なに握りかえ……ヒィィ」ゾクゾクゾク
~数分後
男「……ぅぐっ……痛ってぇ……また叩い…ってかお前!男と接触するのが嫌な癖に男叩けるってどーゆうことだよ!」
女「い、いやそれは……正当防衛といいますか…」
男「お前の場合過剰防衛じゃねぇのか!?ッ、イテテ」
女「……ごめん、ちょっとやり過ぎたかも」
男「……まぁいいさ、次第に良くなっていけば何の文句もないからな…」
男「…んじゃあ、他に男と接触しつつ女の過剰な男潔癖症を和らげる方法は……」うーん
男(よしっ、>>30で女を男潔癖性を和らげるぞっ)安価でスマン、ピュアじゃなくてスマン
男の最も汚い部分を体験させ、他のを薄れさせる
男(ふむ…男の汚い部分を体験させるか……)チラッ
女「……」ビクッ
男(俺の心の汚い部分を見せたところで女が俺に対して不信感を抱くだけだし……ましてや他の男の………うーん……)
男(……確か、野菜嫌いな子に野菜を食べさせるには、本人に野菜を育てさせればいいと聞いたな…)
男(………よしっ)
男「女っ」
女「は、はいっ!?」ビクゥ
男「…………俺を」
男「面倒見ろ」キリッ
女「………………はい?」
男「だから、俺の面倒を、見ろ」
女「え……?ちょちょちょちよ……どゆこと?」
男「お前が、俺の面倒を、するんだ」
女「……は?意味わかんないというか…あんた頭大丈夫?」
男「多分正気だ!」
男(……つまるところ、女に野菜を育て……男(俺)の育児、面倒をさせれば、次第に愛着?が沸いてきて男に対する潔癖症は薄れていく………のが理想っ)
男(簡単に云えば赤ちゃんプレイだな)
女「うぇぅぅぇい……」困惑中
~男の自宅~
男「んじゃぁ、まず飯を作ってくれ」
女「……なんで私が……」トボトボ
男「あー、材料は適当に使ってくれ」
女「分かった……てかあんた自炊してるんだね」
男「まぁな…ちなみにカフェでバイト1年居酒屋でバイト2年してるから多少腕には自信ある」ドヤ
女「ふぅーん……(意外と…)」
女(いやいや何考えてんだろ…)カチャカチャ
数時間後~
女「できた」カチャ
男「おぉ~、うまそぉ~……………じゃないな…なんだこのダークマターは」
女「オムライスなんだけど」
男「オムライス……の原型は留めてないけど…まぁいいや、頂きます」パチン
男「……」ムッシャムッシャ…
男「…美味しいな」
女「えっ、本当?」
男「うん、美味しい…見た目はダークマターだけど、味は中々……」ムッシャムッシャ
女「そう……(初めて美味しいって言われた…)」
男「次は風呂だな…女、俺の体を洗うんだ」
女「はぁ!?いやいやいや…なんであたしがあんたの体を洗わなきゃ…」
男「……お前の家族は親父さんしか居ないんだろ?……唯一の大切な家族なんだろ?」
女「……それがなんだっていうのよ……」
男「将来お前が親父さんを介護することになったらどうするんだ?いざって時困るだろ?」
女「そんなの…あたしがすることじゃないし……それに介護施設に入れるしか…」
男「お前が赤ん坊の時風呂に入れてくれたのは誰だ!なるべく親戚に預けないで自分が女をちゃんと育てるって、死んだお前のお袋の分、お前を必ず愛すって、大事にするって、お前をここまでお前の親父さんの思い、お前は知ってるんだろ!」
女「ッ……」
男「……俺の体を洗うんだ」
~風呂場
男「……んじゃぁ、脱ぐから」
女「……」コクッ
…パサァ……ザッ……パサァ
女「……ッ(意外と…鍛えてあるんだ……)」ジッ
男「……下、脱ぐぞ」
女「…」ギュッ
……ポト……パサァ…
女「」
男「………」
男「風呂、入るぞ」ガラララ
女「」
女(……男の…男の…)
男「ほら、はやくしろよ」
女「う、うん」
男「じゃあ、頭洗って」
女「ど、どやって」アタフタ
男「頭を濡らしてから、シャンプーで洗えばいいんだよ…」
女「あ、うん、だよね…」キュ…シャァー
男「っ!?冷たっ!!…いきなり濡らさないでお湯にしてから濡らしてくれよっ」
女「あ、ぅ、ごめんっ」アタフタ
男(……ま、無理もないよな…)
~~~~~~
~~~
~
女「…………(……男の背中、広いな)」ゾクゾク
ワシャワシャワシャ…
男「……」
男「……もぅ、いい、流して」
女「う、うん…」シャァー…
男「………」
女「………」
男「次、あそこ洗って」
女「ヴェ!?」
女「………わ、かった」
女「………」
男「………」ギンギンッ
女「……あの」
男「…なんですか?」
女「……しゃっきと、か、かたち違くなぁい?(震え声」
男「……生理現象だ」
女「……これを、どう洗えと……?」ウルウル
男(……上目使いで面倒臭可愛い女に対して俺はスッポンポンで卍解したお稲荷さんを見せつけて……)
男(なにこのシチュ、一年間オカズに困らな……おいおい戻ってこい俺)ブンブン
男「ま、まず、素手で軽く握りなさい…」
女「ヴりだよぉ!!泣」ヒィィ
男「……やるんだっ!」
女「ヴヴゥ……」ソォ~
ギュッ
女「」ゾクゾクゾクゾクゾクゾクゾクゾクゾク
男「っぁ///!?」ゾクゾクゥ
男「そ、れで……ハァハァ……軽く上下にピストンするんだ……」ハァハァ
女「」シュコシュコ
男「っはぅ///………すると…」
女「 する、と ? 」
男「めっちゃ気持ちぃ(ゲス顔」
女「」
ッパァーン!
男「ヴぉぉぉぉお……ティンコぶっ叩くとかぁ………」ビクンビクンタケダ
女「」ハァハァ…
女「……そ、れで……次は…」
男(!それでもめげずに男に対して立ち向かおうとしている……女はちゃんと男に対して向き合うつもりだ……よぉし)
男「…次は…皮をめくって……指で汚れを落とすんだ…」
女「…」コクッ
ニュル
女「」ハァハァ…
ニチュ、ニチュ……
男「………ッ、ハァ//」
女「」ビクビクゾクゾク
~~~
ドピュッ…ピュッ……ピクピク
男「…っ……はぁ…はぁ///」
女(……何か…凄い………虚無感……)
男「……っ、女、どうだ?……男に対して…抵抗は…薄れたか?」
女「…さぁ……」
お稲荷『』フニャァ…
女(……ちっちゃくなった…)
女(……)ツンツン
お稲荷『ヤメテー、イマイッタバカリダカラビンカンナノー』フニュフニュ
女(…柔らかい……ちょっと、可愛くみえてきた)ツンツンフニュフニュ
男「///」ビクンビクン
女(……男性のこれ…昔は悪いイメージだったけど、改めて見ると……面白いなぁ……)ニギニギフニュフニュ……
男「……あの、女さん?」
女「…………」ニギニギフニュフニュニギニギ…
男「女さん!?女さん!?どったの!?いきなりヤバイ事したから可笑しくなっちゃ……」
女「……え?……ぁあ、うん、なに?」ニギニギフニュフニュ
男「…いや、何って言われても…どったのさ…その……お稲荷さん、ずっとニギニギして…」
女「……男性って………こんな柔らかい物拵えてたんだね…」ニギニギフニュフニュ
女(……ハマッたかも……)ニギニギフニュフニュ
男(それからと言うと、女は俺のお稲荷さんに凄い執着し、会うたび握らせろと強要してきた……)
男(その後、俺は女に軽く性知識を教え、新たな性癖を快諾してあげたら……次第に俺の他の部位にも興味を持ち始め……玉袋を揉みしだき……臍をなめ回し……指をしゃぶりつくし……鎖骨をアマガミして……頭皮の匂いをスーハースーハクンカクンカし……)
男(…どうやら俺は……とんでもない変態を生み出してしまったようだ……)
男(……初期のピュアメンが懐かしい……)
女「男ー、おじゃましまーす」ガチャリ
男「うぉ、来たのか」
女「そりゃーもちろん……」
女「…さぁーて男……今日も拡張がんばろっか!」
男「う、うん」
終わり
支援してくれた人サンクス
嬉しかった
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