P「ごめん。俺、好きな人が居るんだ」 (6)

美希「なんで?」

美希「なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで!?!?」

P「…………」

美希「なんで春香なの!?どうしてミキじゃ駄目なの!?」

美希「はるk……あんな奴よりッ!!ミキの方が歌だってダンスだってずっと上手いのに!!」

美希「顔だってミキの方が可愛いのに!!オシャレのセンスだってミキの方がずっと良いんだから、あんな雑魚に勝ち目なんか無いのっ!!」

P「…………」

美希「ミキの方が全てにおいてずっと才能があるのっ!!」

美希「春香に出来てミキに出来ないことなんか一個も無い!!」

美希「苦手なことだって何だって!!死にもの狂いで努力して成し遂げてやるの!!――成し遂げて来たのっ!!!」

美希「……なのに…!!なのになんで……」



    「私は春香に勝てないの…?」


  

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P「…………」

美希「もしかして逆なの…?ミキに才能があったから…?だから負けたの………?」

美希「そんなのってないの……」

美希「ねぇハニー……教えてよ。前に言ってたよね?」

美希「自分より才能がある人間に勝ちたかったら、そいつより頑張ればいいだけの話だ」

美希「そうやって足掻き続けてる奴が俺は好きだって」

P「……………」

美希「じゃあ」

美希「ミキはどうすればよかったの?」

美希「生まれつきの天才は、どうやったら凡人に勝てるって言うの…っ!!!」

  


 ガバッ!!!

P「…………夢か」



    

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