提督「ふぁ……眠ぃ、これでやっと今日のお勤め終了か。あぁ、クソ、日付も変わってやがんな……とりあえず、用を足しに行くか」
<男子トイレ前>
提督「ふぅ、すっきりした。今日はもうおせぇし眠ぃから執務室に泊まるとすっか。それにしても節電とはいえ、夜だから暗いな……ん?」
サササッ
提督「なんだ、今のは…………そこにいるのは誰だ?」
?「!?」
提督「あ、オイ、待て!」
?「あっ!?」
バタン!
提督「うわ、コケやがった……ったく、誰だか知らねぇが、こんな遅くにこんなとこで何を……あん?」
?「っ!?」
提督「……>>3? こんな時間に何やってんだお前は……それに、
なんで素っ裸なんだ?」
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榛名
榛名「て、提督、これは、その……深い事情がありまして……」
提督「ハァ、どんな事情があったら真夜中の鎮守府を素っ裸で歩くことになんだよ……ほれ、とりあえず俺の上着で悪ぃが羽織ってろ。ったく、そんなカッコしてたら風邪引くぞ、バカ」
榛名「す、すみません……はぅ……」
提督「もしかして、アレか? 罰ゲームか何かでこんなアホみたいなことしてたのか?」
榛名「ち、違います」
提督「だったらなんでこんなことしてたんだよ、お前は」
榛名「それは……」
提督「……まさかとは思うが、素っ裸で外をうろついて興奮する露出狂の変態だってわけじゃねぇよな?」
榛名「っ!」
提督「……オイオイ、まさかマジなのか?」
榛名「…………そう、です。ご、ごめんなさい!」
提督「……マジかよ」
榛名「うぅ……」
提督「まさか、お前が露出狂だったとはな」
榛名「……」
提督「まあ、なんだ。クソ真面目なお前がそういう性癖の持ち主だったのは意外だが、俺は他人の性癖に口出しする気はねぇし、このことを誰かに言うつもりもねぇから安心しろ」
榛名「よ、良いのですか?」
提督「そもそもこんなこと人に言えるわけねぇだろ、アホ。ったく、そういう性癖持ってるんなら、せめてもっと見つからないようにしてくれ。たまたま見つかったのが俺だったからいいとして、もしも他のやつらだったらどうすんだ、バカ」
榛名「すみません……」
提督「ハァ……もう、いい。風邪引く前にさっさと帰って寝ろ」
榛名「あの、これは……」
提督「上着なら明日返してくれりゃいい。それとも、また素っ裸になって帰る気か、この変態め」
榛名「っ、ありがとうございます! では、失礼します!」
提督「……ハァ」
<翌朝:執務室>
提督「ふぁ……眠ぃ。そういや、今日の秘書艦は……」
榛名「お、おはようございます、提督!」
提督「ああ、そうだ。お前だったな、榛名」
榛名「……あの、昨晩はお見苦しいところをお見せして申し訳ありませんでした」
提督「……昨晩俺はお前に会ってねぇし、何も見てねぇ……いいな?」
榛名「あ、はい……」
提督「それじゃ、仕事始めるぞ。とりあえず、そこの棚の上に置いてある箱を取ってくれないか?」
榛名「えっ!? ……あの、箱というのはあちらの箱でいいのでしょうか?」
提督「あん? そうだが、そこの椅子を使えばお前でも届くだろ?」
榛名「っ……わ、わかりました!」
提督「ああ、頼んだ」
榛名「……」
提督「……」
榛名「んっ……この箱でよろしいのですよね?」
提督「ん、ああ、そうだ……ん?」
榛名「……よい、しょ……お待たせしました、提督! どうぞ!」
提督「ああ、ありがとう…………なあ、榛名」
榛名「はい、なんでしょう?」
提督「お前、
なんでパンツ穿いてないんだ?」
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くっそきたないSS恥ずかしくないの?