提督「トリックオアトリート?」 (507)

           -===-
       /        \ 、   ,ヘ
     /        -=====- 、ヽ __
.     //      / : : : : : : : : : : : : : : :.     }
     { l     / : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ    |
    マ   /: : : : : : : : : : : : ∧ : : : : : : : :∧ /
       / : : ヘ : : : :> 1: /  \ : | : : : : :∨
      .: : : \/≠三ミ | /乍示℡ l : : : : : |

        l : : : :./ { 三 }  レ' {三三} 1: : : : : :l   
        !: : : : l  弋_タ  .   弋__タ } :γヽ: l  <間宮特製のお菓子です♡
      从: : : l  〃       〃 ∠_/   }: !
         .: : ト      ∨      /_ノ: :!
        ヾ|  ≧   __ o≦_| : : : : : l
            ,γx rξ l   l ξ__ゝ、: : : l
         l. ' /7 `vト=ァ,rイ f l l ∨: : : :l

          ≧o_ >´     .{     ノ: : : : l
          <  {        |~~~~~ヽ : : : l
          /  ゝ:::::::....  ...:::∨    l: : : /
           {     l`¨¨´ `¨¨|    ! : :/
         \__.>〉____> __/ /

                /  ̄ ̄ ̄ ̄   レ´
            /           丶
           /             \



・安価スレです。

・不定期更新、飽きるまで続ける予定。

・みんな提督Love勢の優しい世界。

・安価の内容次第で下にずらす可能性あり。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1414156371



─食堂─



提督「ごちそうさまでした。いつもおいしいご飯、有難うございます」

間宮「いえいえ、いつもおいしそうに食べてくださって、すごく嬉しいです」

提督「伊良湖さんもありがとね」

伊良湖「こちらこそ、有難うございます」

間宮「あ……提督、これをどうぞ」スッ

提督「……お菓子? このクッキー貰ってもいいの?」

間宮「はい。これから毎日、ひとつ差し上げちゃいます♪」

提督「毎日ひとつ?」

間宮「実は今日、ハロウィン一週間前なんです」

提督「ハロウィン?」

間宮「そうです。せっかくなので、何かお祭り騒ぎがしたいとの声がありまして」

間宮「艦娘たちで企画したのですが、提督に参加して頂けませんか?」

提督「はぁ。構いませんけど、具体的にはどう動けばいいのですか?」

間宮「私が一日一個、提督にこのおやつを差し上げます」

間宮「艦娘に会って、トリックオアトリートと言われたら、提督は差し上げたお菓子をあげてください」

間宮「もしあげたくないなら、イタズラされちゃってください」

提督「イタズラの程度にもよるなぁ……ケガ人が出るようなのは困る」

間宮「そこは大丈夫です。そんなに度の過ぎたことを言う子はいないでしょうし」

間宮「もしそんなこと言う子がいたら、叱ってあげてください」

提督「なら大丈夫か……」


間宮「それじゃあ提督、よろしくお願いしますね」

提督「でもこの、間宮さんの手作りと思しきクッキー……」

提督「別に市販の物でもいいと思うんだけど。手間かからない?」

間宮「大丈夫ですよ、これくらい朝飯前です」

間宮「それに、これじゃないとダメなんですよ♪」

提督「何がどうダメなの?」

間宮「特に深い意味はありませんよ」

提督「そう? まぁ市販品貰うくらいなら、間宮さんお手製のほうがいいしね」

提督「それじゃあよろしくな」

間宮「はい♪ 好評ならハロウィン終わっても続けて頂けたら幸いです」

提督「艦娘たちが続けたいって言うならな」

提督「で、間宮さんと伊良湖さんは?」

間宮「え?」

提督「二人は参加しないの?」

間宮「あら、私たちも参加していいのでしょうか……?」

伊良湖「艦娘と言われたらそうですけど……艤装ないですし……」

提督「参加したいなら、いいんじゃないかな? 誰も文句言わないよ」

伊良湖「……私、参加したいです」

間宮「……決まりね、じゃあお言葉に甘えて。トリックオアトリート?」

伊良湖(あ、先に言われた……)

間宮「お菓子くれないと、悪戯しちゃいますよ?」クスクス

間宮「って、自分で作ったお菓子なのに私ったら……」

提督「まぁ、そこはね……」

提督「もしあげなかったら、何するつもりなの?」

間宮「えっ? えっと、うーん……」

間宮「じゃあ……>>+2、しちゃいますよ?」


間宮「そっ、添い寝しちゃいます!」

提督(果たしてイタズラと言っていいのか、うーん。むしろご褒美)

間宮「ど、どうでしょうか……?」ドキドキ

伊良湖「」ドキドキ

提督「もしここで間宮さんにあげたら、もう今日は他の子にくれって言われても?」

間宮「提督がお菓子を持ってない時点で拒否しかできないので、悪戯はされません」

間宮「持ってて断る場合は、悪戯の言うことを聞かないといけませんが……」

間宮「たぶんですけど、一日に二人か三人くらいの子が言いにくると思います」

提督「わかるものなの?」

間宮「あまり提督に言い寄っても負担が大きいですし、朝昼晩の一日三回のチャンスがあって」

間宮「朝のタイミングで言った子が一人出たら、お昼までは無しという具合に決めました」

提督「結構詳しくルールを決めてるんだね……」

間宮「それはもう。皆さん本気ですから」

提督(何に本気なんだろう。そもそも誰が言ったとかどういう風に伝達してるんだ?)

提督(細かいこと気にしても仕方ないか)



あげる? あげない? >>+1


提督「じゃあ今晩……添い寝、お願いしてもいいですか?」

間宮「本当に良いのですか!?」

提督「添い寝だから、疚しいことは何もしないから大丈夫なはず!」

間宮(どうしよどうしよ! いきなりこんなこと言って変態かと思われたかと)ピョンピョン

間宮(抜け駆けみたいな形ですけど、やっぱり嬉しい!)

伊良湖「」ジトー…

提督「いや、その、ね?」

提督「間宮さんのお菓子ってね、唯一の癒しと言っていいくらい美味しいもので誰にもあげたくないっていうかね?」

提督「もちろん伊良湖さんのも同じくらい美味しいから!」

提督「それに、お菓子と添い寝を天秤に掛けたらそりゃ添い寝……あれ?」

伊良湖(これならまだチャンスはある……)ジトー…

間宮「えっと、それじゃあ今晩お伺いしますね……?」

提督「えーっと……よろしくお願いします?」

間宮「はい♪」

提督(なんかいきなり斜め上のお願いがきたというのか)

提督(……誰かと一緒に寝るなんて、久しぶりだなぁ)





……



提督「やはり間宮さんのような人と添い寝となると、妄想が捗る」

提督「駆逐艦だと純粋に添い寝をすることしか思い浮かばないが、うーん……」

提督「……」モンモン

提督「なんて考えてるうちに昼になってた」

提督「昼ってことは……」







言い寄ってくる艦娘は誰? いなければ無しで。

>>+1


鈴谷「チーッス!」ドアバン!

提督「こらノックをしなさいノックを」

鈴谷「こんこんー。提督はいますかー?」

提督「はいなんでしょうか」

鈴谷「トリックオアトリート! お菓子くれなきゃイタズラしちゃうぞ☆」

提督「はいはい。イタズラの内容を言ってください」

鈴谷「言うわけないじゃん?」

提督「ん?」

鈴谷「言ってから吟味されたら困るじゃん」

提督「……確かに」

鈴谷「で、くれるの? くれないの?」

鈴谷「それとも鈴谷にナニかされちゃいたいの? この変態♪」

提督「まだ何も言ってないだろうが」

鈴谷「大丈夫だって、痛くしないからさ?」

提督「むしろそんなことを口走ったらお前が痛い目にあうぞ」

鈴谷「大丈夫だって。こんな滅多にないチャンスをつまんないことでパーにしたくないもん」

鈴谷「それで、どっちよ?」



あげる? あげない? >>+1


提督「言えないなら、こいつはやれんな」

鈴谷(やりぃ。案外チョロいね)

提督「ここで断るより、この滑らかな舌触りの極上クッキーをあげるほうが後悔するだろう」

鈴谷「ふぅ~ん?」

提督「よし、何でもとは言わないが鈴谷の我侭に付き合うとしようか」

提督「あまり酷いと説教して追い出すからな」

鈴谷「もう、大丈夫だって。しかも追い出すって、そんなに鈴谷のこと嫌い?」

提督「どちらかといえば好きだけど」

鈴谷「えっ?」

提督「好きか嫌いかで言ったらな。ていうか皆好きだし」

鈴谷「きんもー……」

提督「ドン引きしないでくれ」

鈴谷「そんな提督には、>>+1だよ」


提督「耳かき?」

鈴谷「そ」

提督「いたずらというか、これまた……」

鈴谷「拒否権はないからね?」

提督「はいはい」ゴロン

鈴谷「……なにしてるの? 膝枕でするに決まってるじゃん」

提督「まじ?」

鈴谷「床じゃやりづらいもん」

鈴谷「それとも純粋な提督には、鈴谷の膝枕は刺激が強いかなー?」プークスクス

提督「いやいや、こんなご褒美……もとい悪戯とは驚いてな」

提督「カレーを作らされるとかそんなだと思ってた」

鈴谷「私に対する見方、ちょっと酷くない?」

提督「いい子なんだなーって今回ので少し見直した」

鈴谷「……ほら、ここ」ポンポン

提督「では失礼……」

鈴谷「んっ……」ピクッ

提督「変な声あげんな、真面目にやれ。耳は危ないぞ」

鈴谷「わかってるよぉ!」





……



鈴谷「……ね、痛くない?」カリカリ

提督「……気持ちよくて寝そう。それでよだれ垂れそう」

鈴谷「うわ。きんもー」カキカキ

鈴谷「でも、別に垂れちゃってもいいよ」ペリ…

提督「良くないだろ」

鈴谷「洗濯すればいいだけだし」カリカリ

提督「……しかしまた、どうして耳かき?」

鈴谷「……いつもお仕事頑張ってるじゃん」

鈴谷「少しでもリラックスして、疲れがとれたらって」

提督「……ごめん、さっきの言い直す」

提督「鈴谷ってすごく優しい、いい娘なんだな」

鈴谷「……でしょ? 今更気づいた?」コショコショ

鈴谷「それに、拾って欲しい声が全く聞こえてない提督は」スリスリ

鈴谷「耳になんか詰まってるのかなーって」

提督「……」zzZ

鈴谷「……寝てるし。まじで涎垂れてるし」

鈴谷「……ごちそうさま」





……



提督「ありがと鈴谷。すごいすっきりした」

鈴谷「あーあ、お菓子欲しかったなー」

提督「また今度言ってくれたら、あげようか?」

鈴谷「ん、別にいいよ」

提督「どっちだよ」

鈴谷「やりたいことも終わったし、またできたら来るよ」

提督「待て。膝のとこ涎で染みが出来てるじゃん」

鈴谷「誰かさんのせいで出来ちゃったねぇ」

提督「洗濯してから返すからよこせ」

鈴谷「……ここで脱げって言ってんの?」

提督「あ、いや……」

鈴谷「いいよ。自分でやるから」

鈴谷「じゃあ、またね」バイバイ


バッタン


提督「……なんだろう、善意で言ったつもりがとんだ変態発言に」

提督「鈴谷に耳かきしてもらってる間に、もう夜か」





夜です。艦娘指定(無しも可)

>>+1





……


─食堂─


提督「ちょっと早かったな、誰もいない……」

黒潮「あれ、司令はんや」

黒潮「! トリックオアトリート!」

不知火「!? ……まさか!」

陽炎「えっ? えっ?」

提督「お、三人揃って……今晩のMVPは黒潮か」

黒潮「やったわ! 司令はん、お菓子くれへんとイタズラしちゃうぞ?」

提督「うーん、どうしよっかなー」

不知火「またしても落ち度が……」

陽炎「陽炎型ネームシップの名が泣くわ……はぁ」

黒潮「決められへん?」

提督「うーん、迷う」

黒潮「しゃあないなあ、特別やで? うちのイタズラは、>>+1や!」


黒潮「頬にキス、しちゃうかもしれんなぁ」

提督「ふむ……なら残念だが、このお菓子はあげられないな」

黒潮「あーあ、残念やわ……」グイッ

提督「おっ、っと」グラッ


チュッ


黒潮「……しちゃった」ペロリ

不知火「あぁ……なんてこと……」ガクッ

陽炎「あと三秒、いや二秒早く前に出ていれば……」ガクッ

黒潮「まぁまぁ、まだ時間はあるんやから、な?」

提督「……黒潮の唇って見た目からは考えられないくらいぷにぷにしてんのな」

黒潮「お? 恥ずかしいやろ、感想なんかええって」

提督「なんか病みつきになりそう」

黒潮「──っ!///」カァァ

提督「でもよく一目でお菓子持ってるってわかったな」

提督「ポッケに隠れてるってのに」

黒潮「いやぁ、それは……その……」モジモジ

不知火「野暮な詮索は後にして、ご飯にしましょう」キリッ

陽炎「次は負けられないわね……!」キリッ





……



提督「ぐうたらしてたら消灯時間だ、寝よう」


コンコン



間宮「失礼します……」ソローリ

提督「寝巻き姿……いい……」

間宮「提督、約束の添い寝に参りました……」

提督「あ、はい」

間宮「……」ソワソワ

提督「……」

提督(なんだこの空気)

提督「……じゃあ、寝室に行きましょうか」

間宮「はい……」ギュ





……



提督(いつもと違ってなんかしおらしい間宮さんまじやばい)

提督(おまけにピンクのパジャマで色気がやばい)ムラムラ

間宮「……zzZ」

提督(背中にぴっとりくっついて、おまけに手は握られてて)ギンギン

提督(目が冴えまくりで寝られない……)ギンギン

間宮「ん……」ガシッ

提督(!?)

間宮「……」ギューッ

提督(おっぱいが……あぁ……)

提督(幸せ……)





……



チュンチュン…




提督(一睡も出来なかった)

提督(でも一晩中感触を堪能できた……)

間宮「ん……」モソモソ

提督「もう起床ですか?」

間宮「きゃ……! すみません、起こしてしまいました……?」

提督「いえ、たまたま目が覚めただけです」

間宮「そうなのですか?」

間宮「これから朝食の準備をしないといけないので……」

提督「大変ですね……いつも有難うございます」

間宮「提督や皆さんがおいしいって言ってくれるだけで、励む糧になりますので……」

間宮「今日の分のクッキー、机に置いておきますね」

提督「あぁ、すみません……」

間宮「我侭聞いてくださって有難うございました」

提督「いえいえ。また悪戯してくださってもいいのですよ?」

間宮「はい……機会があれば、よろしくお願いします」

間宮「では、また……」パタン

提督「……」

提督「トイレいって二度寝しよ」

今日はおしまい。
よろしいなら好きなときにお付き合い下さい。
システム的に気になることがあったら質問お願いします。
安価の連続取得はありで考えてます。


提督「もちろんクッキーはその日のうちに処理するというのがルールらしいが」

提督「食うの忘れてたから昨日のやつ食べなきゃ」ヒョイパク

提督「……」サクサク

提督「おぉ……」

提督「なんだか疲れが飛ぶような、元気になってきた」

提督「おいしいうえに体力まで回復するとは、成分が気になる」モチャモチャ

提督「きっと愛情たっぷりなんだろうなぁ……」ゴックン

提督「これはなおさら艦娘にはあげられない……」

提督「でも、皆も普段から頑張ってるし、あげたい気持ちもある……」

提督「元気になって逆に眠れそうにないし、仕事でもするか」

提督「まずは工廠行って、デイリー任務の消化から励もう!」




朝、工廠で会う娘(いないも可)

>>+1


コツ……コツ……




不知火(この足音は……!)

不知火(やはり工廠で待ち伏せして正解でした)

不知火(今日が休みで本当に良かった……)

提督「妖精さーん、開発お願いしまーす」

不知火「司令!」

提督「妖精呼んだはずが不知火が出てきた」

不知火「トリックオアトリート、です。司令、お菓子をください」キラキラ

提督(なんかすっげえ生き生きしてる、あの不知火が……)

不知火「お菓子くれないと悪戯しちゃいますよ?」フフフ…

提督(この眼光でこの笑い方……ふふふ、怖い)

提督「不知火はどっちがいいの?」

提督「って、お菓子だよなぁ」

提督(不知火は駆逐艦だし、まだ子供だもんなぁ……)

不知火(悪戯がしたいなんて言えない……しかし間宮クッキーも捨てがたい)ウズウズ


あげる? あげない? >>+1


提督「よし、じゃああげる」

不知火「えっ」

提督「えっ?」

不知火「……いえ、ありがとうございます」ムスー…

提督(なんか不満げな顔してる……なんで)

不知火「……」モジモジ

提督「?」

不知火「その、司令!」

提督「なに?」

不知火「お礼に、司令にご奉仕させていただきます!」

提督「ご奉仕…………」モンモン

不知火「……」ジー…

提督(ダメだ、健全なほうしか出てこない)ウン

不知火「せっかくお菓子をくださったのですから、この不知火にできることがあれば是非!」

提督(断るのも可哀想だし……)

提督「じゃあ>>+1で」


不知火「膝枕、ですか?」

提督「うん。昨日鈴谷にやってもらったらすごい気持ちよくてさ」

不知火「鈴谷さんに……」

提督「ダメかな?」

不知火「遅れをとるわけにはいきません。早速執務室に行きましょう」

提督「今じゃなくていいよ。夜頼めるかな?」

不知火「夜に……」ハッ!

不知火「了解しました。相応の準備をして参ります」

提督「? おう、頼むな」

不知火「それではお菓子、ありがたく頂戴いたします」ササッ

提督「ん、またな」

続きは夜できたら
今更ですがキャラ崩壊前提でお願いします。




─夜─




提督「お仕事しゅーりょー……」ノビノビ

提督「そろそろ不知火呼ばないとか」


コンコン


不知火「失礼します、司令……」ソロリ

提督「お、ちょうど呼ぼうと思ってたんだ」

不知火「」ドキドキ

提督「もう寝るだけだし、寝室の布団でもいい?」

不知火「もう寝るだけ……!」

不知火(やはりこれは……!)

提督(やっぱ男臭い布団じゃ嫌だよなぁ)

不知火「司令……不知火を選んでくれるというのですね……?」ウルウル

提督「?」

不知火「床へ参りましょう。この不知火、司令のご期待に添えるよう頑張ります」




……



不知火「いかがでしょうか……?」

提督「不知火の膝枕も気持ちいーな」

提督(子供に膝枕されてる大人もどうかと思うが、これはアリだな)

提督「膝、痛くないか?」

不知火「いえ、もう痛いどころか……むしろ心地いいくらいです」

提督(あとで足痺れたりしないかな?)

不知火「……」ナデナデ

提督(眠くなってきた……)

不知火(緊張で手汗が、いけない、震えてきたわ……)

提督「ありがとな、飽きたりしたら戻っていいから……」ナデナデ

不知火「いえ、そんな……」

提督「……」

不知火「……」

不知火「……?」

提督「」zzZ

不知火(あれ……寝てる? でもこの後は……あれ、え?)

不知火「……」




……


チュンチュン…



提督「んあ……朝か……」

提督「あれ、頭がなんか……あれ?」

不知火「おはようございます、司令……」

提督「おはよう、って、え? あれ、なんで不知火……」

不知火「司令が満足するまで膝枕を……」プルプル

提督「夜からずっとこの状態!?」

不知火「はい……」プルプル

提督「寝てないの!?」

不知火「……」ウルウル

提督(涙目ですげー震えててかわいい、ていうか一晩中正座って足が……)

提督「満足したし、気持ちよかったからもう大丈夫!」

提督「不知火に落ち度なんてないから!な?!」

不知火「なら良かったです……」スッ

不知火「あっ……!?」コテン

提督(生まれたての小鹿みたいになってる……笑っちゃダメだ……)




……



提督「不知火は今日遠征の仕事があったが、急遽違う子に代わってもらった」

提督「寝てないし足がまともに動かせないから、今日一日ゆっくりしてもらう事に」

提督「なんか酷い事しちゃったなぁ……」

提督「朝飯食う前にトイレにでも寄るか」





朝、遭遇する艦娘(いないも可)

>>+1




……


提督(朝一の小便は気持ちいい……気がする)ジョロロ…

提督(……)




<ゴソッ…




提督「誰だ!?」

提督(って、いるわけねーよな)

球磨「うう、バレたかクマ……」ガチャ…

提督「」

球磨「ほお……なかなかの単装砲クマ……」ジー…

提督「なんでお前がここにいるんだよ!! ここ男子便所!」

球磨「説明しないと駄目クマ?」

提督「なんで当たり前のことを説明しないといけない、みたいな顔するんだ……」


球磨「男子は提督しかいないクマ」

提督「うん」

球磨「だから問題ないクマ」

提督「えぇ……」

球磨「それに提督が使ってるトイレなら、艦娘の小便臭いトイレよりこっち使うクマ」

提督「え?」

球磨「なんでもない、気にするなクマ」

球磨「たまたま我慢できそうにないところに、男子トイレがあったクマ」

提督「あぁ……なんか気が利かなくてごめんな」

球磨「気にしてないクマ。そんなことより、トリックオアトリート! だクマ」

球磨「お菓子くれないと悪戯しちゃうんだクマ?」

提督(トイレで二人きり、悪戯しちゃうなぁ……)モンモン

球磨「クマ?」

提督「……うん、ないな」

球磨「!?」

球磨「お菓子、くれないクマ?」


あげる? あげない? >>+1


提督「どんな理由でも男子便所にいてケロッとしてるのはどうかと思うからあげない」

球磨「ふっふっふー……なら大人しく悪戯されるクマ」

提督「はいはい」

球磨「球磨に我慢するくらいなら漏らせ、という変態提督には」

球磨「どんな悪戯がピッタリだクマァ?」

提督「そういう風に言ったんじゃなくて……あぁ、もう」

提督「わかった。次から居てもなんも言わないよ」

球磨「うむ。よろしいクマ」

球磨(それに男子便所の使用なんて球磨だけに限った話じゃないクマ)

提督「じゃあな……」

球磨「待つクマ! 悪戯がまだクマ!!」

提督(ッチ)

球磨「んー……どうするかクマ……」

球磨「決めた! >>+2!」

続きは夜できたら。お付き合い有難うございます。


球磨「決めた! 提督の単装砲に悪戯!」

提督「クマ抜けてんぞ」

球磨「クマ……そこに突っ込むクマ?」

提督「いやいや、もちろんイタズラなんてさせんぞ?」

球磨「でもお菓子くれないなら、言うことは絶対だクマ」

提督「イタズラの範疇を超えていると思います」

球磨「憲兵さァーん、クマ!」

憲兵「はい、なんでしょう」ヌッ

提督「どこから沸いてきた」

球磨「憲兵さん、提督の単装砲に悪戯したいクマ」

憲兵「どうぞお好きに、と言いたい所ではあります」

提督「おい」





今後下ネタを含むはアリかナシか

>>+1-3の多数決で。


球磨「なん……だと……クマ」

憲兵「最初に言っておくべきでありましたな」

提督「ほらね、これで悪戯されちゃったり手を出したら、もう提督はおしまいだったよ」

球磨「提督が提督じゃなくなるのは……困るクマ……」

提督「ここに居たことは見なかったことにするとして、お説教です」

球磨「くまぁ……」ションボリ

提督「しかしまた、どうしてこんな?」

球磨「だって提督、艦娘とそういう話を聞かないクマ」

球磨「ケッコンカッコカリですらしてない、秘書も置いてないクマ……」

提督「色んな鎮守府があると思うんだ」

球磨「あわよくば球磨が一番乗りになれるかと……」

提督「はぁ」

球磨「クマ……」

提督(思った以上に落ち込んでるなこれ……)

憲兵「健全すぎて大丈夫かと思ってしまいますな」

憲兵「また何かありましたら呼んでください。ではまた」




……



提督「あんな状態の球磨を怒ったら可哀想だし、駄目だよ程度で留めておいたが……」

提督「悪戯は……今度会って言われたら、また聞いてみよう」

提督「朝っぱらから困ったもんだ、まったく」

提督「溜まってるのかねぇ」








……






提督「……もう昼前か」

提督「ご飯行く前に散歩してこよ、天気いいし」

提督「今日は近くの海岸にいってみよ」ルンルン







昼、散歩先で会う艦娘(いないも可)

>>+1




……



提督「いい天気だなぁ……」ポケー…

舞風「……」

提督「おっ……」

提督「舞風ー」フリフリ

舞風「……提督?」

提督「どうした……こんなとこに、一人で?」

舞風「あたしは……提督こそ、どうして?」

提督「散歩だよ、散歩。元気ないな、どうした?」

提督「……今は鎮守府外だからな。上司とか関係なく、個人として」

提督「悩みとかあるなら相談して欲しいかな。無理にとは言わないけど、さ」

舞風「……怖いの」

提督「?」

舞風「怖くて仕方ないの。今はまだ、皆と楽しく過ごせてるけど」

舞風「いつかこの海に沈んで、一人寂しく死んでいくんだろうなぁ……って思うとね」チャプ…

提督「……らしくないな。暗い雰囲気は苦手だったんじゃないのか?」

舞風「そうだけど……」

提督「……大丈夫。誰かが死んだりする前に、戦争は終わるさ」

提督「その為に皆、頑張っているんだろう?」

提督「大丈夫だから、な? 俺も頑張るから……」

舞風「そうだね……うん、ちょっと滅入りすぎてたかも」

提督「そんなときもあるさ」

舞風「少し、元気出てきたかも」

提督「なら良かった」

舞風「提督、アレ……まだだよね?」

舞風「トリックオアトリート。お菓子くれなきゃイタズラしちゃうよ?」



あげる? あげない? >>+1


提督「……あげたら本調子に戻るか?」

舞風「……お菓子じゃ戻らないかも」

舞風「提督がずっと傍に居てくれたら、あるいは……」

提督「……ごめん、潮騒でよく聞こえなかった」

舞風「……」イラッ

舞風「提督にイタズラしたら、戻るかなーって言っただけです!」プンスカ

提督「そっか。なら遠慮なく言ってくれ」

提督「あんまり過激なのは駄目だけどな」

舞風「……>>+1」


舞風「……お菓子くれるまで抱き付きます」ギュー

提督「なんだ、やっぱりお菓子が欲しいんじゃないか」

舞風「欲しいけど、欲しくない……」

提督「……どっちだ」

舞風「……」ギュー…

提督「……困ったなぁ」

舞風「……このまま夜まで抱き付きます」

舞風「夜にまた、くれるかどうか訊くので、そのときくれたら離します」

提督「それルール違反じゃないのか?」

舞風「イタズラは絶対です……」ギュー

提督「……とりあえずご飯食べに行こうか」

提督「さすがにご飯とかトイレは離れてほしいな?」

舞風「……それは仕方ないです」

提督「移動時はおんぶでいい?」

舞風「うん、わかった」




……


─夜─





提督「もうすっかり暗いけど……まだ?」

舞風「ん……もうそんな時間?」

提督「おいおい」

舞風「あ……もう大丈夫だ。くれる気になりました?」

提督「もしここであげないって言ったらどうなる?」

舞風「イタズラは完了するまでは絶対ですから……」

舞風「あたしはずっとこのままでもいいんですけどね?」

提督「いやいや、困ってもらわないと」

提督「でも、昼のときより元気になってくれてよかった」ナデナデ

舞風「……ここで提督が断れば、提督がクッキーを食べたタイミングで艦娘の悪戯も失効になるので」

舞風「こうやって抱きついていられるのは、その時までなんですよね」

提督「てことは、今あげてもあげなくても同じなのか……」

舞風「そうなりますね……」ギュー

提督「これ、昼にクッキー食べちゃえばよかったんじゃ?」

提督「でもそれだったら、このイベント自体成り立たないよな」

舞風「ですね。全部を貰った時に食べられたら、艦娘一同で暴動が起こります」

提督「そんなにか……」


提督「なら半分こしないか?」

舞風「……くれるんですか?」

提督「だって、なぁ」

提督「くれなきゃ離さないってくらい欲しいんだろ?」

舞風「うーん……うん」

提督(なんか曖昧なんだよなぁ)

提督「よし、食後に紅茶でも淹れようか」

提督「きっと紅茶と良く合うと思うんだ」

舞風(……何気、執務室で提督とお茶できるって貴重な体験かも)

提督「まずはご飯だな。舞風はカツレツだろ?」

舞風「もちろんです!」

提督「よし、食堂いくぞー」

舞風「りょーかい!」






……





提督「うーん……」

提督(朝か……?)

提督(あれ、まだ暗いや)

提督(まだ寝てられる……)ゴロン

提督(……ん?)

提督(なんか暖かい……!?)






朝。隣で寝てた艦娘は誰?(いないも可)

>>+1



潮(……そろそろ起きちゃうかな?)

潮(もう出ないと……)モソモソ

潮「……おやすみなさい、提督」ボソ…

提督「いや多分おはようの間違いなんじゃないかな?」

潮「ひっ……あああああ!」

提督(大声出したいのは俺のほうだよ……)

潮「ごめんなさい、ごめんなさい!」

提督「怒ってない、怒ってないから」

潮「え、でも……」

提督「いや、とりあえず寝よう」

潮「寝る!?」

提督「一度自室に戻って寝なさい。まだ暗いでしょうが」

潮「あ……はい……」

提督「朝になったら執務室に出頭してください」

潮「はい……」

提督「……おやすみ」

潮「! おやすみなさい!」


バッタン


提督「……どうやって鍵を開けたんだ?」

提督「掛け忘れたかな……寝よ」ゴロン





……



提督「おはよう」

潮「おはようございます……」

提督「それで? どうして朝は?」

潮「今やってるハロウィンの……」

潮「提督にまだ言えてなくて、そのまま終わったらどうしようって」

提督「……それで朝一番を狙ったと」

潮「はい」

提督「さすがにあれはやりすぎなんじゃないかな?」

潮「……ごめんなさい。私みたいなのが隣に居たら……嫌ですよね」

提督「嫌じゃないけど、驚いただけ」

提督「むしろ居ること自体は嬉しかったかもしれない」

潮「本当ですか!?」

提督「でも、さすがに寝てるところはね……」

提督「間宮さんは悪戯内容に添い寝を所望したんだけど」

提督「悪戯の権限無しでそれ出来るって知ったら……知ったら……」

提督「……誰も俺みたいな野郎になんか添い寝したくないか」

提督(今回も、もしかしたら潮は嫌々布団に入り込んで……)

提督「ごめんな潮……」ウルウル

潮「えぇ……?」オロオロ

提督「それで、お菓子が欲しかったんだよな……?」



あげる? あげない? >>+1


提督「だがすまない、これはあげられないんだ」

潮「……そうなのですか?」

提督「欲しかったよな、本当にごめん」

潮「あの……別に貰えなくても……」

提督「舞風みたいに半分こ、なんてわけにもいかないし……」

潮「頭を上げてください、提督は何も悪くありませんから……」

潮「それじゃあ……悪戯、聞いてもらえますか?」

提督「もう、なんなりと……節度さえ弁えていれば」

潮「じゃあ……>>+1」


提督「司令の胸に突撃ラブハート?」

潮「は、はい……」

提督(普段の潮からは考えられないような発言が……)

提督「よくわからないけど、それを潮が俺にやるでいいの?」

潮「はい!」

提督「怪我しないならいいよ」

潮「じゃあ、失礼します……」ギュ…

提督(抱き付かれただけで……圧倒的おっぱい……)ドキドキ

潮(こう、擦り付けるように、押し付けて……)ギュッギュッ

潮(上下にも……)スリ…スリ…

提督(これは……わざとなのか?)

潮「提督のこと、」

誤送信すみません。ただいま処理中です。

>>115は没です。




提督「司令の胸に突撃ラブハート?」

潮「は、はい……」

提督(普段の潮からは考えられないような発言が……)

提督「よくわからないけど、それを潮が俺にやるでいいの?」

潮「はい!」

提督「怪我しないならいいよ」

潮「じゃあ、失礼します……」ギュ…

提督(抱き付かれただけで……圧倒的おっぱい……)ドキドキ

潮(こう、擦り付けるように、押し付けて……)ギュッギュッ

潮(上下にも……)スリ…スリ…

提督(これは……わざとなのか?)

潮「提督のこと、お慕いしております……♡」ギュー♡

提督(朝からまたなんて強烈な……)

潮「……」パッ

提督「も、もういいのか……?」

潮「はい! 有難うございました!」


バッタン


提督「……トイレいこ」





……



提督「ふぅ……まったく……」

提督「いったいなんなんだ、司令に突撃ラブハートとは……」

提督「きっと誰かが純真な潮に間違った知識を刷り込んだに違いない」

提督「まったくもってけしからん!」

提督(……またやってほしいな)

提督「右手が忙しい間に、もうこんな時間が過ぎてた」

提督「さっと仕事やって、ひと段落ついたら休憩挟もう」






昼。会う艦娘は誰?(いないも可)

>>+1






……



提督(臭くないかな……?)スンスン

提督(最近は自慰後にそのままだと臭いでバレるだとかなんだとか雑誌で見たんだよな……)

提督(おっと、執務の一環で見かけただけだからね? ちゃんと仕事してるよ?)

提督「まあシャワー浴びたし大丈夫だろう」

提督「さーて、そろそろお昼休憩かなー」ガチャリ

赤城「あ」

加賀「あ」

提督「お?」

「「トリックオアトリート!!」」

提督「」ビクッ

赤城「……私のほうが先にいいましたよね、提督?」

加賀「たとえ赤城さんであっても、ここは譲れません」

加賀「私のほうが先、ですよね? 提督……?」ニコッ

提督(加賀さん笑ってるところ初めて見た……)

提督「えっと……どっちも先に言ったんじゃないかな?」


加賀「そうね……」

赤城「えぇ……そういうことにしましょう」

提督「あれ、そしたらこれってどっちが──」

加賀「どっちも、でしょう?」

赤城「お菓子貰えたら半分に分けましょう、加賀さん」

加賀「いいですね、賛成です」

提督(明日頼むときは飴玉みたいな分けられないお菓子頼もうかな)

赤城「提督、お菓子をくださいな♪」

加賀「頂けないのであれば、赤城さんと私に悪戯されてください」

提督(加賀さんが誰かに悪戯をするなんて……)ジー…

加賀「私の顔に、何かついていて?」

提督(ないよな、ないない)

提督「いや、べっぴんさんだよなーって」

加賀「……そう」ホッコリ

提督(なんか嬉しそう)

赤城「そうやって加賀さんばっかり……」

赤城「それで、くれるのですか?」

提督「二人だからね……悪戯の内容を聞いてから考えるよ」

赤城「わかりました。私は>>+1」

加賀「私は>>+2です」


赤城「私は壁ドンをお願いします」

加賀「私は提督のおごりでディナーを一緒に」

提督「加賀さんのは、快諾しよう。加賀さんの戦力にはだいぶお世話になってるからね」

加賀「やりました」コロンビア

赤城「ええと、私のは……?」

提督「壁ドンって、どっちの壁ドンやればいいの?」

赤城「どっちって……えぇ?」

提督(あ、この反応は……うるさいぞ里中のほうじゃなくて……)

提督「赤城」ガシッ

赤城「きゃっ!?」


ドンッ!


赤城「っあの、提督……!?」ドキドキ

提督「……」ジー…

赤城「あ、う……そんなに見つめられたら……///」バックンバックン

提督(赤城も加賀さんに負けず美人だよなぁ……)ジー

赤城「も、もう大丈夫です……」ヘナヘナ…

赤城「あらやだ、腰が抜けちゃって……」ペタン

提督「ごめん、やりすぎたかな?」ギュ

赤城「いえ、見苦しい姿をお見せしてしまい申し訳ありません……」

加賀「赤城さんのほうはおしまいですね。では提督、夜はお願いします」

提督「夜飯時になったら執務室きてくれると助かるな」

加賀「わかりました。赤城さん、いきましょう?」

赤城「えぇ……」トロン…





……


─夕方─



提督「壁ドンってもしかして、俺がされるほうだったのかな」

提督「シチュ的には男が女にしてるような感じもするんだけど、どうなんだろ」

提督「それともまさか、本当の壁ドンをしたかったとか……?」

提督(もしかして、赤城は全力で壁ドンをしてみたかった?)

提督(だとしたら鎮守府崩壊待ったなし、アレでよかったのかもしれん)


コンコン


提督「どうぞー」

加賀「失礼します」ペコリ

提督「待ってたよ」

加賀「では参りましょう」

提督「ディナーって言っても、どんなとこ行くのか予定とかある?」

加賀「>>+1で夕飯を食べましょう」





……



提督「……どうでしょうか」

加賀「まぁ……提督にしては及第点ですね」モキュモキュ

提督(よかった、のかな?)

加賀「高級レストランと、抽象的な表現をして」

加賀「提督に任せますと匙を投げたのは私なのに」

加賀「その、夜景とかとても綺麗で、すごく良いと思います」

提督「満足してもらえるなら、何でもいいんだけどね」

加賀「その。提督はどうですか?」

提督「加賀さんとこういうとこ来れて良かったなーって」

提督(こんな美味しそうに嬉しそうに食べてくれるなら、連れてきた甲斐があるし)

加賀(提督……きっと、特別な目で見てくれているに違いないわ……)

提督「これ以上いいところは予約制みたいでさ、間に合わなかったんだけど」

提督「喜んでくれてよかった」

加賀「……」

加賀(それなりに期待はしていたけれど……期待以上でした……)

提督「またこれたらきてみようか?」

加賀「……私でよろしければ、ぜひお願いします」





……



提督「あーうまかった」

提督「量が少ないのは……まぁ、量が売りじゃないしな」

提督「きっと加賀さんは高揚が三重くらい掛かってるんじゃないかな?」

提督「今後の戦果が楽しみだ」

提督(……今気がついた)

提督(二人の悪戯の内容は聞いたけど、あげるあげないに関して聞いてなかった……)ヤベ…

提督「間宮クッキー……無意識のうちにあげたくないと思わせるほどか、なんと恐ろしい」ゴン

提督「って、もう部屋か」イテテ…

提督「ただいまー」ガチャリ





夜。執務室にいたのは誰?(いないも可)

>>+1


浜風(ないなぁ……提督の下着……)キョロキョロ

提督「ただいまー」ガチャリ

浜風「え!?」

提督「ん?」

提督「……何してるのかな?」

浜風(まずい……何か言い訳を……)

浜風「……いた」

提督「なにが?」

浜風「トリックオアトリートです、提督」

浜風「お菓子を貰いにやってきたのですが、留守でしたので」

浜風「今出て行こうと思った矢先でした」

提督「なんだ、そういうことか」

提督「でも勝手に部屋に入っちゃ駄目だぞ?」

浜風「失礼しました……」

浜風(ふぅ……)

提督「どうすっかなー」


あげる? あげない? >>+1


提督「……いいよ、あげる」

浜風「え!?」

提督「どうした?」

浜風(言い訳紛れに言っただけなのに……まさか本当に貰えるなんて!)

浜風「有難く頂戴致します!」

提督「味は誰もが保障する極上の味、ぜひご堪能あれ」

浜風「……」

提督(このパターンは……)

浜風「提督! 私に何かお礼をさせてください!」

提督(やっぱり)

提督「無理はしなくていいぞ? 気まぐれであげただけだしな?」

浜風「それでも、です」

浜風「遠慮はなさらないでください」

浜風「私の兵装に興味は……ありませんか……?」

提督(ありまくりだけど手が出せないんだよちくしょう)

提督「こらこら、度が過ぎるのはいけないぞ」

提督「そうだな……>>+1」


提督「超あります」

浜風「やっぱり!」

提督「でもね、手を出したらそこでいろんな意味で終わってしまうわけなのですよ」

提督「って、球磨にも朝説教垂れたんだけどさ……」

浜風「別にイタズラの内容でそういうことを言ってるわけではありませんから」

浜風「提督ご自身の決断でそうなったらなら、自己責任ですよ?」

提督「うん、一時の判断に身を委ねて自滅してしまうのはあまりにも得策ではない」

浜風「困りましたね……」

提督「だから健全なお願いしか出来ないんだ」

浜風「どうにかできないのですか?」

提督「うん……」

提督「まぁ、大丈夫でしょ」

提督「そもそも俺がお礼を断るって手もあるんだし」

浜風「それだと申し訳ないです……」



何かお願いする? (しないも可)

>>+1


提督「パフパフしてもらいたい」

浜風「パフパフ、ですか?」

提督「多分健全な部類に入ると思うんだ」

提督「こんな提督ですまない……」

浜風「いえ、むしろ嬉しいくらいです」

浜風「提督から全然色恋沙汰の話を聞きませんから、女性に興味がないものかと」

浜風「おっぱいに興味があると知れただけでも良かったです」

浜風「それに要するに、パフパフも抱きしめるような感じですもんね」

浜風「膝枕に比べたら健全なのではないでしょうか?」

提督「どうだろう、見る人それぞれだね」

浜風「提督のお願いが同意の上でなら、憲兵も文句を言いませんよ……」ギュ

提督「そっか……」パフッ

浜風「どう、ですか……」パフパフ

提督「天国……」

提督(愛宕や高雄でも……雲龍だったら正直間違い起こしちゃいそうだ)

浜風「満足するまでして差し上げます♪」パフパフ

提督「寝るまで頼みます……」

浜風「わかりました。どうぞ、身体の力を抜いてごゆっくり……」パフパフ

提督(天使だ……朝になったら憲兵きてたとかないよね?)





……



チュンチュン…




提督「っは!? 憲兵は?!」


シーン…


提督「いない……勝った、勝ったぞ!(?)」

提督「お、書置きが……」ピラッ


『いつもお疲れ様です。またされたくなったらいつでも言ってくださいね。寝顔ご馳走様でした』


提督「涙出てきた」ホロリ

提督「昨日の浜風……ノーブラだったな……」

提督「こう、しこりのようなものが鼻先や頬に……」

提督「……」ムラッ

提督「……トイレ行くか」





……



提督「うっ、ふぅ……」

提督「戻ったらまたシャワー浴びないと……今何日目だろ」ガチャ…



朝。出会う艦娘(いないも可)

>>+3

ここまで。お付き合い有難うございます。
誤送信及び赤城加賀さんのあげるあげないの安価忘れ申し訳ありませんでした。
一週間の節目でリセットするか検討してます。


提督「あ」

武蔵「ん……?」

武蔵「おや? 提督ではないか」

提督「お、おう……」

提督(トイレを出たら、紫色のとんがり帽を被った武蔵が目の前に待ち構えていた……)

武蔵「どこを見て……あぁ、これか?」

武蔵「どうだ? 魔女みたいだろう?」フフン

提督「帽子だけ被ってて魔女みたいって言われてもなぁ」

提督(胸はいつものサラシだし、これじゃむしろ痴女だよ……)

武蔵「提督よ。例のお菓子をくれる気はないか?」

武蔵「今日の朝の分はまだだろう?」

提督「おばあさん、今日はもう朝ごはん食べたでしょ、って?」

武蔵「」

提督「あ、いや……ごめん、ふざけた」

武蔵「そうだな。菓子なんぞいらんから、提督に悪戯でもさせて頂こうか……」

提督「ごめんなさい!」ペコペコ

武蔵「そこまで真面目には、気にしてはないが……」

武蔵「私はどちらでもいいぞ? ああは言ったが、間宮の菓子も捨てがたい」



あげる? あげない? >>+1


提督「どっちでもいいならあげない」

武蔵「構わんぞ? 三時になったら間宮にカステラをお願いするからな」ニタァ

提督「ずるくない?」

武蔵「ずるくない」

提督「そっか……」

武蔵「あぁ……」

提督「クッキー、いらない?」

武蔵「男に二言はないだろ、相棒?」

武蔵「何をしてもらおうか、何をしてあげようか……」

提督「痛いのとえっちなのは駄目だからな?」

武蔵「むう……」

提督(悩むんかい、黙っててお説教コースにすればよかった)

武蔵「しかしパフパフまでは大丈夫なんだよなぁ」

提督(あぁ、知ってるのね)

武蔵「痛いのはまぁ、誰も得をしないしな」

武蔵「それなら>>+1だ」





……


─執務室─



提督「本当に痛くない?」

武蔵「本気でやるわけないだろう」

提督「へぇー……」

提督(ってことは、武蔵の太ももとか、足が密着するって考えたら……)

提督(またトイレに行かなきゃいけないのか……短い賢者タイムだった)

提督「さぁいつでもこい!」ゴロン

武蔵「それじゃ、遠慮なく」ガッ

提督「おっ、おっ」フニッ

武蔵「んっ……どうだ、提督よ?」

提督「すごく……なんだろう、文面からじゃ伝えられない武蔵の太ももの肉圧が」ムニュ…

提督「スカートに頭突っ込んでて視界が遮られてるのも興奮する……」

武蔵「そうだろう? ほら、ほらっ♡」スリッスリッ

提督「ああっ! ダメ、これ以上は──」

武蔵「知るか、気の済むまでさせてもらうぞ♡」

提督「このままだと単装砲が暴発して──」

武蔵「この武蔵から逃げられるとでも?」ガシッ

提督「アッー!」





……



武蔵「はぁ、はぁ……もし続きがしたければ、凱旋の跡で、な?」

武蔵「それでは失礼した。また遊んでくれよ?」ガチャ


バッタン


提督「……いったいこの鎮守府の風紀はどうなっているんだ、まったく首が幸せだ」

提督「毎日がほぼご褒美で、まるでこの一週間の為に生まれてきたかのような充実感……」ビクッ

提督「うっ、ふぅ……トイレにいくのも億劫になってきた」

提督「さーて、仕事すっかな」








昼。お仕事中にやってきた艦娘は?(いないも可)

>>+1



コンコン



飛鷹「作戦完了で、戦果報告に上がったわよー」

提督「おう、お疲れ様。ゆっくり休んでくれ」

飛鷹「そうしたいのは山々なんだけど、私は被弾してないのよねー」

提督「なら入渠時間分が自由になるからいいじゃん」

飛鷹「そうなんだけどねー、やっぱり出撃したら念のため整備はしたいじゃない?」

提督「帰宅したら、手洗いうがいをするようなもんか?」

飛鷹「うーん……まぁ、そんな感じ?」

提督「んー……補給ついでに見てもらったら?」

飛鷹「うん、そーする。その後はお風呂かな」

提督「いってらっしゃい。俺は昼飯行くかなー」

飛鷹「もうそんな時間?」

飛鷹「あら。提督、トリックオアトリートよ」

飛鷹「ちょうど目の前に提督がいて助かったわ」

提督「飛鷹も狙ってたのか?」

飛鷹「当然よ。もう五日目だし、少し焦ってたのよ?」

提督「もうそんなに経つのか」

飛鷹「くれないと悪戯しちゃうわよ?」ワクワク



あげる? あげない? >>+1


提督「ほい、いつもありがとな」ポン

飛鷹「え、くれるの?」

提督「もちろん。飛鷹も疲れてるだろうし、食って元気だしてくれ」

飛鷹「えー……そしたらイタズラできないじゃない」

提督「あのなぁ……」

飛鷹「じゃあ──」

提督「お礼なんていらないぞ。早く休んで、次に備えてくれ」

飛鷹「な、なによ! 今まで他の子には如何わしい事お願いしてきたのに私だと嫌だっていうの!?」

提督(一人を容認するとこうなっちゃうんだよなぁ)

提督「嫌じゃないけど、無理やりさせてるようで嫌なんだよ」

飛鷹「誰も嫌なんて言ってないわよ。ほら、何でも聞いてあげるわ」

提督「うーん……」


何かお願いする?(しないも可)

>>+1


提督「じゃあお願いするかなー」

飛鷹「まっかせて!」

提督「……なんでそんな乗り気なの?」

飛鷹「なんで、って……」

飛鷹「普段から仕事してばっかり、執務室に篭りきったままで心配だからよ」

飛鷹「適度に休みを入れて仕事したほうが、全てうまくいくのに……」

提督(やることだけやったら、あとはごろごろしてるとか言えない)

飛鷹「少しでも提督の力になりたいから、ね?」

提督「こんな部下に恵まれているのに俺ときたら……」

飛鷹「提督から個人としてのお願いなんて、そうそうないもの」

飛鷹「だから何でもって言ってるの」

提督「じゃあ>>+1、頼む」





……



提督「あーきもちいー」

飛鷹「数日前に、鈴谷さんにやってもらったんじゃないの?」カリカリ

飛鷹「耳綺麗よ? やりすぎも傷つけちゃいそうで怖いわね」

提督「飛鷹にやってもらいたかったんだよー……」

飛鷹「それは卑怯よね……」

提督「食後だし陽気いいしで眠くなってきた……」

飛鷹「寝ても大丈夫よ、ゆっくりして?」

提督「んー……」

飛鷹(しかし本当に綺麗でやることないわね……)

飛鷹(綿棒なら大丈夫かしら?)コショコショ

提督「あっ……」ピクン

飛鷹(やだ……変な声で喘いじゃって、もう)

提督「……」zzZ





……


─夜─




提督「本日の営業は終了しました」

提督「寝よ。飛鷹に膝枕されながら寝たいなぁ」

提督「おやすみ……」ノソノソ

提督「この時期は布団が冷た……くないぞ」

提督「生ぬるい……誰だ!?」バッ




夜、布団に潜り込んでたのは?(いないも可)

>>+1


金剛「金剛デース♪」

提督「あぁ、金剛か……」

金剛「なんで少しがっかりしてるのデース……」

提督「がっかりじゃなくて、納得しただけ」

金剛「?」

提督「あんだけ好き好き言ってればな。好きな相手の布団に入るのはわからなくもない」

提督「ほらほら、出なさい。部屋に戻って寝ておくれ」

金剛「せっかく布団を温めておいたのに、追い出すのデスカ?」

提督「それは嬉しいけど、一緒に寝る理由にはならん」

金剛「どうしたら一緒に寝てくれるの?」

提督「どうしたら、ねぇ」

金剛「間宮さんとはもう一緒に寝たって聞いて……私、負けたくないデス……」

提督「金剛……」

金剛「提督のハートを掴むのは、私なんだからネ……?」

金剛「あ……提督、トリックオアトリートデース!」

提督「もう飛鷹にあげたから、今日はおしまいのはずなんだが……」

金剛(はっ! そういえばそうデシタ……)

提督「あと残り二日かな? 間に合うように頑張ってな」

金剛「Nooooooooooo!」

今日はここまで。
夜安価取ったのは完全にミスでした、申し訳ないです。
というわけで、翌朝安価は金剛で始めます。
一度安価踏んだ艦娘でも、何度でも大丈夫です。
お付き合い有難うございました。





……


─朝─




金剛「ヘイ! テートクゥ!」ドアバン!

提督「おはよう金剛」

金剛「あ……おはようございマス……」ペコ

金剛「昨晩のリベンジデース!」

提督「だと思った」

金剛「お菓子はいらないから悪戯させてもらうネー!」

提督「それはどうかと思うが……」

提督「内容聞いてから決めるかぁ……」

金剛「提督にしたいイタズラは>>+1デース!」


金剛「ことあるごとに耳を甘噛みするデース!」

提督「えぇー……」

金剛「仕事中にはみはみして、ランチも食堂で他の娘に見せつけるようにペロペロして」

金剛「今日一日、間宮クッキーがなくなるまでずーっと甘噛みし続けマス♪」

提督「金剛ってこんな変態だったっけ?」

金剛「変態じゃないデス、提督だからなんだからネ?」

金剛「そのお菓子を大層大事にされていると聞いたらもう」

金剛「手放したくないなら、大人しく耳をしゃぶらせて?」

提督「今日一日耳がすごいことになりそうだ……」

提督「ていうか自分は時間と場所を弁えろって言うのにそりゃ酷いんじゃ?」

金剛「別に弁える必要のないものデース♪」

提督「まったく……せめてお昼までにしない? 他の子の悪戯の邪魔になるかもしれないし」

金剛「むー……仕方ないデスね……」


あげる? あげない? >>+1


提督「って考えたけど、さすがに耳甘噛みは嫌だな」

金剛「え」

提督「そういうのは、ねぇ?」

提督「耳敏感だし、そういうのは、ねぇ?」

金剛「テートク! いい機会です、この際ケッコンカッコカリして──」

提督「これあげるから、大人しく引き下がってな」ポンポン

金剛「ノオオオオオオオオオオオファアアアアーーック!!」

提督「女の子がそんなこと言っちゃいけません」

金剛「提督の馬鹿あぁぁぁー!!」ダッ


バタンッ!


提督「朝っぱらから刺激が強すぎるんだよなぁ……」

提督「クッキーもったいなかったけど、今日はおあずけかな……」

提督「平和な一日を選ぶか、クッキーを選ぶか……」

提督「どっちも捨てがたいよね」ウーン




……


─夜─



提督「さーて寝るかなー」モソモソ

提督「あれ……また誰か……」

金剛「て、てーとくぅ……」

提督「また金剛か……で?」

金剛「えっと、朝はクッキーありがと……って」

金剛「すごく美味しかったデスし、あんな無茶言えば提督も断るのは当然デスよね」

提督「あれはさすがにな。お菓子の感想は間宮さんに言ってくれ」

金剛「ハイ……えっと、それで」

金剛「せっかく提督がくださったのデスから、何かお礼をと……」

提督「お菓子を貰ったらお礼をしないといけない決まりとかあるのか?」

金剛「ないケド……提督の為に何か出来たらって」

金剛「あと……朝は馬鹿って言ってゴメンナサイ……」

提督(ずっと気にしてたのかな? こいつは気にしなくていいところで気を遣って……)ハァ

金剛(うまくいけば提督に、お礼と称してあんなコトやこんなコトしてもらえるかも……フフッ)

提督「お礼、お礼なぁ。そういわれても……」

金剛「何でもいいのデース! 心に秘めたその欲望をぶちまけてくだサーイ!!」

提督(テンションがなんかおかしい)



何を頼む?(なしも可)

>>+1


提督「……寝よ」

金剛「え?」

提督「……」モソモソ

金剛「提督?」

提督「ふわぁぁぁ……」ノビノビ

提督「……」

金剛「え? あの……」

金剛「……」

提督「」zzZ

金剛「提督、目を離しちゃノー、なんだからね!?」ユサユサ

提督「ん~……」ゴロン

金剛「ねーねー……」ユサ…

提督「」zzZ

金剛「うぅ……」スクッ

金剛「失礼しました……」カチャリ


バッタン


提督「……お礼って言うより悪戯っぽくなっちゃった」

提督「一応、明日会ったら弁明しておくか……」





……



提督「今日で七日目かー、意外と早かったな」

提督「一応今日で最終日だし、終わったら間宮さんとこに行くかな」

提督「デイリーこなすかな。明石の改修工廠なんて面倒なのも出てきちゃったし」

提督「まずは……たまには演習の様子でも見に行くか」






朝。会う艦娘は誰?(いないも可)

>>+1





……



提督「お、おはよう名取」

名取「あ、提督……おはようございます!」

提督「演習ご苦労様。朝から気合入ってるね?」

名取「は、はい!」

提督「うんうん、いいことだ」

名取「はい、頑張ります。では、私はこれで……」

提督「おう、頑張ってなー」

名取「……じゃなくて、えっと」

名取「提督さん、今お時間大丈夫ですか?」

提督「名取から呼び止めるなんて珍しい」

提督「それに俺が邪魔してるんだしな。なに?」

名取「トリックオアトリート、です」

名取「お菓子……もらえませんか? じゃないと悪戯しちゃいますよ?」

提督(名取が悪戯するところも想像できないんだよなぁ……)


あげる? あげない? >>+1


提督(どんな悪戯するのか見てみたいし)

提督「あげないから悪戯してもいいぞ」

名取「えぇっ!?」

名取「どうしよう……」アタフタ

提督(うろたえてて可愛い)

名取「それじゃあ……>>+1でもいいですか……?」

ちゅー


名取「ちゅー、してもいいですか?」

提督「どこに?」

名取「もちろん唇です!」グッ

提督「」

名取「う、動かないでくださいね……」ソーッ…

名取「んん……っ」プルプル

提督(近い近い近い近い!)

名取「!」チュ…

名取「はむ──」ガシッ

提督(ちょっ)

名取「んぅぅー……」ギュー…

提督(長いし強いし鼻がこすれて息が出来ない)ジタバタ

名取「ぷあっ──」パッ

提督「はっ、はっ……」ゼーハー

名取「えへへ……悪戯、しちゃった……///」ペロッ

名取「あ……あの、私はこれで!」

提督「あぁ、うん……」ポケー

提督(舌入れられてたら危なかった……)





……



提督(名取の顔が脳裏をチラついてばっかで、仕事にならん)

提督「程よいおっぱいに、控えめなところとかすげー可愛いよなぁ」

提督「すぐ帰りたがるけど、やるときはやるってところは好感が持てるし……」

提督(あれが悪戯とかじゃなくて好意でやってる、っていうのであれば……)

提督「……」モンモン

提督「あーもー仕事にならん、少し昼寝でもして気分を入れ替えるか……」

提督「作戦会議室とか使ってないだろうし、そこで寝るかな。あそこ日当たりいいし」





昼。会う艦娘は誰?(いないも可)

>>+1





今日はここまで。
お付き合い有難うございました。





……


カチャリ…



提督「お、昼寝にはもってこいだな……」

霞「昼寝? 今なんて言ったのかしら、クズ司令官?」

霞「こんなとこにまで来て昼寝だなんて、相当お暇なようで」

提督「霞か、こんなところでどうした?」

霞「ゴミ司令官とは違って、あたしは勉強の為にここにいるの」

提督「……海戦術指南書? 」

霞「そうよ。カス司令官がのんきに寝てる間にも、こうして勉強している人はいるんだから」

提督(真面目にそんなことしてるの霞しか見たことないんだけどな)

提督「そっか、頑張ってるんだな」

提督「今度の作戦で、成果の程を見せてもらおうかな」

霞「フン。駆逐艦なんかまともに運用しないくせに、よくそんなこと言えたわね」

提督「まぁまぁ、霞たちには潜水艦相手にはお世話になってるからな」

提督「いつも勉強とかしてて疲れないか? ちゃんと休んでる?」

霞「一人で執務抱え込んでるような人間に心配されたくないわね、人の心配してる余裕なんてあるんだ?」

提督「その様子だとあんまり休んでないな?」

霞「人の話を聞きなさい!」

提督「そんなかりかりしないでよ。そうだ、昼のやつがまだだったな」

霞「はぁ?」

提督「いつも頑張る霞には、間宮謹製のお菓子をあげるか、俺に悪戯をするか、どちらか選ばせてあげよう」

霞「……呆れたわ」

提督「な、どっちがいい?」



もらう? もらわない? >>+1


霞「間宮さんのお菓子、非常に魅力的だけどいらないわ」

霞「あたしなんかより、もらって喜ぶ人のほうにあげなさい」

提督「やっぱり霞って優しい子だと思うんだよなぁ」

霞「その気でもないのに、そうやって色んな人に言う質の悪いクズ司令官に悪戯をするほうが大事だわ」

提督「ん? どういうこと?」

霞「本当にだらしないったら!」

提督(なんか言ったっけ? まぁいっか)

提督「霞は俺に何をするつもりなのかな?」

霞「そんなの決まっているでしょ?」

霞「あなたみたいなクズには>>+1がお似合いよ」


提督「ディナーをご馳走しろと」

霞「艦娘を労うのも立派な仕事のうちよ」

提督(その言い分なら悪戯にはならないんじゃないかな?)

霞「何よ、文句あるの?」

霞「……あぁ。きっと給料が雀の涙より少なくて奢るお金もないのね」

提督「一応上官だからお前さんたちよりは貰ってる気がする」

提督「わかったよ。夜ご飯奢るだけでいいんだな?」

霞「物分りの悪いグズね、さっきからそう言ってるじゃない」

霞「場所は任せるわ。夜になったら執務室に寄るから」

提督「おう。じゃあ俺は寝るから」ゴロン

霞「……勉強の邪魔よ、出ていきなさい」

提督「いいじゃん、ちょっと寝るだけだし」

霞「もう、気が散るのよ!」

提督「へいへい、別のとこいきますかな」ソソクサ

提督「霞も程ほどになー」バッタン

霞「本当に馬鹿なんだから……」



夜どんな店に連れて行こう? >>+1




……



提督「好きなものを頼んでくれ。値段なんか気にしないでな」

霞「もとよりそのつもりよ」

提督「あとカウンターでごめんな」

霞「その醜い顔を見ながらだと箸が進まないからちょうどいいわ」

提督「こりゃ手厳しい」

霞「お薦め、なにかあるの?」

提督「ここのは魚料理、特に刺身がうまいぞ。鮮度がそこらとじゃ段違いだ」

提督「酒もつけたら文句無しだが、霞じゃまだ飲めないしな」

霞「ふーん……」

提督「一品ごとの量は多くないから、興味があったらどんどん食べてな」

霞「わかってるわよ。それじゃ遠慮なく頼むわよ」





……



霞「……」モキュモキュ

提督「どう?」

霞「……」モッキュモッキュ

提督「あれ、つま食べないの? いらないなら貰うよ?」

霞「勝手に人様の触るんじゃない! このクズ!」

提督「ひええ……てっきり好き嫌いしてるのかと」

霞「好き嫌いなんてしないわよ! 食事中に喋るし、行儀悪いったらないわ!」

提督「ごめんごめん」

霞「……」モシャモシャ

提督「でも、まさかお気に入りのこの店に霞と二人でくるなんてなぁ。思いもしなかったよ」

霞「……」モニュモニュ

提督「霞とこうやって肩を並べてご飯食べるなんて、夢みたいだ」

霞「……」

提督「また今度、これたらいいな」

提督「そのときは酒でも飲めたら、また一味違うだろうから」

霞「……」

提督「約束な?」

霞「……勝手にしなさい」





……



提督「二人きりの静かなお食事会だったけど、満足してくれたかな?」

提督「また行ってくれるって事はやっぱり味が良かったに違いない」

提督「もう風呂入って寝るくらいかな」

提督「過ぎてみれば楽しい一週間だったな……」






夜。誰と会う?(いないも可)

>>+1





……


ガラララ…


提督「命の洗濯~」アービバノン

間宮「あっ……」

提督「」

提督「女湯と間違えたかな?」

提督「すみません、出ますね」

間宮「待って、ここ男湯ですから!」

提督「せっかくとぼけたふりして出ようとしたのに、呼び止めないで!」

提督「お部屋で待ってますから!」ガラララッ

間宮「一緒に入っ……」


バタンッ!


間宮「やっちゃった……」ブクブク





……



提督「一応健全が売りの鎮守府ですからね?」

間宮「……知りませんでした」シレッ

間宮「別に、一緒に入ってくれるくらい、いいじゃないですか……」

提督「それはまた別の鎮守府にお願いしてください」

提督「まったく、いくらなんでも困りますよ」

間宮「ダメなんですか?」

提督「こんな野郎が女湯にいたらどうします?」

間宮(そんな場面に出くわしたら……)ゴクリ

提督「前に男子便所を利用している艦娘もいましたけど、それと同じくらい酷いですよ」

間宮(そっちもバレてる!?)

提督「まったく……間宮さんにまで厳重注意をするなんて」

間宮「ご迷惑おかけしました……」

提督「いや、迷惑じゃないんだけどね、うん」

提督(瞼に焼きついた裸体がもうね。この後トイレ直行ですよ)

提督「今後見かけたら憲兵さんを呼ばざるを得ないです」

間宮「はい……」


提督「今回は何も見ませんでした」

間宮「有難うございます……」

提督「それじゃあ俺はお風呂に入るかな」

間宮「提督、そういえば今日で一週間ですよね?」

提督「あぁ、ハロウィンですよね?」

提督「今日でおしまい、なのかなぁ」

間宮「提督、今晩はまだでしたよね?」

提督「そうですけど……」

間宮「最後、頂いちゃってもいいですか?」

提督「始まりも間宮さんで、締めも間宮さんとは驚いた」

間宮「いいですよね? 回数制限なんてありませんから」

提督「もちろん。大丈夫です」

間宮「それじゃあ……」




あげる? あげない? >>+1


提督「この悪戯を耐えればお菓子が貰えるからね」

提督「悪いけどあげられないかな」

間宮「ふふ、何を仰るのですか?」

間宮「これを作っているのは私なんですから」

提督(言われてみりゃそうじゃん。損じゃん)

提督(あれ、でも得してるよね? 添い寝とか……)

間宮「それに、そんなに欲しいなら提督専属の給糧艦になりますのに……」

提督「え?」

間宮「なんでもないですよ♪ 今はまだ……」

提督(なんだろう、一瞬目のハイライトが消えてたな)ゾクッ

間宮「それではまた、悪戯されてくださいね?」

提督「お手柔らかにお願いします」

間宮「悪戯内容は……>>+1」


提督「ランランルー☆、ですかランランルー☆」

間宮「うふふっ、早速つけてますねランランルー☆」

提督「間宮さんまでつけて何してるんですかランランルー☆」

間宮「提督の真似をしているだけですランランルー☆」

提督「いつまでつけてればいいんですかランランルー☆」

間宮「提督が続ける気があるのであれば、明日の朝に私がお菓子を渡すまでの間ですね」

提督「そうですか……ランランルー☆」

間宮「」プクク…

提督「笑わないでくださいランランルー☆」

提督「あぁもうランランルー☆がゲシュタルト崩壊してるランランルー☆」

間宮「ルランランルー☆ってなんですか」アッハッハ

間宮「逆から読んでもルラン……ルンランラルですか、なんだかランバラルみたいですね」アッハッハ

提督「もういいです、寝ますランランルー☆」

間宮「そうですか……」

提督「はいランランルー☆……」

間宮「嬉しくなると?」

提督「ついやっちゃうんだランランルー☆」

間宮「録画していいですか?」●REC

提督「ダメランランルー☆ こら、カメラ禁止ランランルー☆」




※ここからは本編とは関係があまりありません。※



提督「朝です」

間宮「もうつけないのですか?」

提督「続けるとは言ってないからね」

間宮「そうですか……じゃあやめちゃうんですか?」

提督「どうしようか迷ってる」

提督「続けるのとやめるのって、どう変わりが?」

間宮「続けるならまた健全なまま一週間です。今後のやりとりが過去あったことを考慮して話が進みますね」

間宮「続けるかやめるかの他に、リセットしてやることもできますよ」

提督「リセット?」

間宮「全部あったことなくして、提督の仰る健全が売りの鎮守府ではない状態で始めることもできます」

提督「既に健全じゃない子もいたよね」

間宮「そうですね、鈴谷さんなんてスカートのある部分だけずっと舐ってたって熊野さんが仰ってましたし」

提督「スカートを……? なんかしたっけ?」

間宮「身に覚えがないのであれば仕方がないです」

間宮「私と混浴してそのまま……とかそういった描写が増えることもあるかもしれません」

間宮「リセットしてもまた多数決で健全か非健全かとりますけどね、持て余す身としては非健全が」

提督「露骨なR-18推しをする間宮さんはエロいけど、健全が一番だね。あと今更だけど、すごいメタい話だね」

間宮「安価スレですし」

提督「それ言っちゃう?」

伊良湖「ぜひリセットして私とまぐわってください」

提督「何か聞こえた気がする」

間宮「聞いてはいけません」

提督「このスレの終わりは?」

間宮「まだ投げる気はないみたいですよ?」

提督「ふーん?」

間宮「どうするんですか、提督?」

我、夜戦(意味深)ニ突入ス


伊良湖「私ヒロインなのに全然出てきてない」

間宮「私は唯一二回も出れたので満足はせずとも優越感がありますね」

提督「どーすっかな」

鈴谷「今度は直接唾液くれるの?」

霞「あたしはデレないわよ」

加賀「ヤりました」

赤城「やってないでしょ、加賀さん」

舞風「なんであたしだけ若干重かったの?」

武蔵「凱旋の後だぞ、提督よ。まだか?」

浜風「おしゃぶり昆布」




リセットする? しない?

>>+1-3


名取「決まりッ! 第一部、艦ッ!」

提督「意見が必ず割れる中、申し訳ないがそういう方向でいこう」

金剛「覚えてろよ……次こそは……(股間に)食らいついたら離さないネー……」

飛鷹「なになに、今度は私のまろい尻で尻枕するって?」

赤城「真の壁ドンをお見せします」

潮「詳細がわからない内容だと好き勝手やっちゃうかもしれません……」

球磨「ヴォー!」

不知火「一通りの説明も終わりましたね」

提督「ではまた」

今日はここまで、お付き合い有難うございました。
健全かどうかはまた明日、頃合になったら多数決で決めようと思います。
次のお話もお付き合いお願いします。

夜戦()だけは得意な名取……






……



大淀「疲れ様です」

提督「大淀さん、いつもお疲れ様」

提督「今日の任務を消化しに。いつも通りでお願いします」

大淀「了解です。それと、本日より新しい任務を期間限定で受けられますよ」

提督「今日から?」

大淀「はい。任務名は、『ハロウィン大作戦』です」

提督「なんだそりゃ……」

大淀「ええと……『鎮守府にて一週間ハロウィンパーティーを実施、艦隊の士気の向上に努めろ』とあります」

提督「要するに慰安しろと。さすがに皆、戦いばっかりじゃ疲れるもんな……」

提督「よし、それも受けておくか……遂行中、っと」

大淀「ちなみに本作戦は、一度受けたら完遂するまで終了になりません」

提督「え?」

大淀「参加した艦娘が満足して、初めて終了となります。ご了承ください」

提督「えっ、ちょっと待って、今更じゃない!?」

大淀「何を言っても、もうやり遂げるまでは終わりませんからね」ニコニコ

提督「これじゃあ五個しか受けられないうちの一枠潰しちゃったようなもんじゃないの!?」

提督「四枠で一週間、うまく回さないとか……」ブツブツ

大淀「あぁ……仕事熱心な提督も素敵です……♡」


大淀「他所の鎮守府では、既に終えているところもあるそうです」

提督「どんなことをすればいいのかな」

大淀「艦娘にパフパフされたり、キスしたりといった過激なことをしていたようです」

提督「慰安って言ってもそっちか……」

大淀(健全なほうについては提督が決断されるまでは、黙っておいたほうが良さそうですね)

大淀「みたいですね。艦娘も兵具であり、同時に人間でもありますからね。欲求くらいはあるものです」

提督「大淀さんも? って、失言だった。セクハラだよね」

大淀「人並みにはありますよ」サラリ

提督「えっ、あっ、なんかごめんね?」

大淀「提督はないのですか? 少し、気になってます」

大淀(むしろとても気になります)

提督「そりゃあるけどさ。皆可愛いし……」

提督「でもそれが原因で、せっかくうまくいってるのにギスギスしだしたら嫌じゃん?」

大淀「心配しすぎですよ、もう……そんなことで今まで誰とも致さなかったのですか」

提督「やっぱり、そっち方面も手を出さないとダメなのかな?」

大淀「任務でなくても、他所は積極的に取り組んでいる傾向にはあるそうですが……」

大淀(全艦娘の為、何より私の為にもこれは……)

大淀「えーとですね、それについても本営より通達がありまして……」



健全?  不(非)健全も含む?(健全安価も適用されます)

>>+1-3の多いほう


大淀「提督個人に便りがありました」

提督「えぇ……なんかやらかした?」

大淀「艦娘に実施したアンケート調査の結果、非常に不満が出ているとのことで」

提督「うまくいってたのは表面上だったのか……提督失格だな」

大淀「早とちりしてうろたえる提督も可愛……」デレッ

大淀「ではなく話を聞いてください」キリッ

大淀「本営が目をつけたのは、提督がお一人で仕事をこなされていることと」

大淀「艦娘の誰ともケッコンカッコカリをしていないところでした」

提督「そろそろしないとなーって思ってたしね、いい機会かな……」

大淀「本妻を選び、秘書に据えることが一つ」

大淀「ケッコンカッコカリに積極的に取り組み、艦娘、ひいては艦隊の強化をしてくださいと」

大淀「この二点です」

提督「……確かにね、仕事量も一人じゃ捌けそうにないし、お手伝いがいたら」

大淀「要望があれば夜戦にも積極的に取り組み、欲求不満の解消にも努めてくださいとのことです」


提督「夜戦ってなんだろ?」

大淀「とぼけちゃダメ、ですよ?」スッ

大淀「わからないなら、知ってる私がお教えしてもよろしいのですよ……?」ササヤキ

提督「ちょっと大淀さん、冗談が過ぎます……よ……」

大淀「……本気なのに」

提督「え?」

大淀「私も、艦娘の皆さんも本気です」

提督「あの……」

大淀「私からの説明は以上です。詳しい話は間宮さんから聞いてください」

大淀「私は失礼します」ペコリ

提督「え、ちょっ……」


バッタン


提督「行っちゃった……」

提督「間宮さんのとこに行けって言ってたけど……いくしかないか」





……



間宮「なるほど……」

提督「ケッコンカッコカリをしろって言われても、何人とすればいいのかーとか知ってますか?」

間宮「提督は以前、任務で指輪一式を一つ貰いましたよね?」

提督「はい。あのときは第一艦隊で戦争が起きまして、お蔵入りと……」

間宮「ここに六つの指輪一式があります」

提督「これは……いったいどうやって?」

間宮「実は、提督とケッコンしたいっていう子たちがお金を出し合って買ったものなのです」

間宮「それくらい、参加される方は本気みたいです。もちろんそうでない子もいるかもしれませんが」

間宮「……認めてあげられないでしょうか?」

提督「いや、まさかこんなにモテてたなんて、なんていうか」

提督「正直な話、もったいないことしてたなーって」

間宮「本営の話では、秘書に一つ」

提督「残りの六つは……」

間宮「艦隊強化ということで六隻分なのかもしれませんね」

間宮「お金を出し合って買えた分も、ちょうど六つ分みたいですし」

提督「これお金出したのにケッコンできない子が出てきたら泣きそう」

間宮「なら提督ご自身が指輪を買えばよろしい話ですね」

提督「うーん、ちょっとハロウィン期間中は六人が限度かなぁ」


提督「わかった。俺に出来ることは限られてるかもしれないけど、やれるだけ頑張ってみる」

伊良湖「それなら、これから提督に向けられる好意を素直に受け止めてあげてくださいね」

提督「伊良湖さん……うん、約束するよ」

間宮(はい言質頂きましたー♪)

伊良湖「差し当たっては、こちらを……」スッ

提督「これって……お菓子? あぁ、ハロウィンの!」

伊良湖「そうなのですが、ただのお菓子ではありません」

提督「?」

間宮「催淫薬が入っています」

提督「」

伊良湖「もし提督がケッコンしたいと思う子にトリックオアトリートと言われたら、これをあげてください」

提督「……それ艦娘一同は知ってるの?」

間宮「夜戦の合図だと承知の上です」

間宮「これを貰った子は指輪も貰い、提督と夜戦をすることになっています」

提督「なんか今更だけど嵌められた気がする、ていうか夜戦前提なんだね」

伊良湖「ケッコンしてるのに一回も夜戦しない夫婦って、なんか違う気がするのですと皆さんは仰りますね」

間宮(提督は嵌められてるというか、ハメられるというか……)

提督(今晩セックスしてくださいって言ってるようなもんか……なんかすげえ光景……)


間宮「逆にしたくない、あげたくない場合は悪戯をされちゃってください」

提督「悪戯で夜戦しようって言われたら元も子もないよね?」

間宮「その……挿入以外ならアリとの声が上がっています」

提督「も、もちろん普通のお願いもあるんだよね!?」

間宮「もちろんです。ピンク一色ではないみたいですね」

提督「それが聞けただけで安心した」ホッ

伊良湖「計七人とのケッコンを済ませて、満足させてあげてください」

間宮「提督を尋ねるタイミングは朝昼晩の一日三回です」

間宮「お菓子がなくなった時点で、その日の任務は終了となります」

提督「言っちゃ悪い話なんだけどさ」

提督「もしその日の三回のうちに、ケッコンしたくないなーって子しかいなかったら」

間宮「どうなるか、ですか? お菓子は原則一日のうちに処理することになってます」

間宮「そのときは、今後付き添う秘書の子にあげてくださいね」

間宮「秘書の子は本妻で、結婚も視野に入れると思います。存分に愛してあげて下さい」

提督「……まぁ、お見合い結婚と比べたら仲の良い誰かと一生を添い遂げるのもありだよね……」

提督「同じ子にあたった場合は?」

間宮「既にケッコン済みなら、悪戯されちゃって下さい」

間宮「されてないなら、ケッコンするか悪戯されるかですね」

提督「そっか……」

間宮「それじゃあお菓子と指輪一式、お渡ししますね」

伊良湖「頑張ってください♡」






……



提督「最初に選んだ娘が秘書で、後の嫁になるってことだよな……」

提督「結婚願望があるのに断ったら可哀想だし、かといって……」

提督「でも皆かわいいしなぁ。皆違って皆いいみたいな」

提督「なんて考えてるうちに中庭にきちゃった」

提督「なんだろ、誰もいないはずなのに、物凄い見られてる気がするような」

提督「あんな話の後だからかね?」

提督(仮にいたとして、出てこないって事はまだ時間になってないってことかな)

提督(ちょっとベンチ座ってぼーっとしてよ)ボケー




朝。一番乗りの艦娘は誰?(いないも可)

0時10分に一番コンマの近いキャラ


陽炎「悪いわね、もらったわっ!」バッ

提督「色んなところから一気に出てきたな……」ポカーン…

提督「一番は陽炎っぽいな」

陽炎「やりぃっ!」ピョンピョン

陽炎「ちょっとまってね……すぅー……はぁー……」

陽炎「司令、お嫁さんにしてくれないと悪戯しちゃうよ!」

提督「こりゃまたダイレクトだなー」

陽炎「ずっと狙ってたんだから当然よ!」

提督「ずっと、なぁ……」

陽炎「……私ってまだ子供だし、やっぱりダメ、かな?」

提督(俺は……)




あげる? あげない? >>+1


提督「そんなことないよ。ちょっと驚いてただけだから」

提督「こんな俺でいいなら、よろしくお願いしたい」

陽炎「えっ!? うそ、本当に……!?」

提督「なんだ、冗談だった?」

陽炎「だって、てっきり断られるかと思ってて! ごめんね、嬉しすぎて涙出てきた……」

提督「手、出してくれるか?」

陽炎「あ、はい……」スッ



<ロリコーン!

<ペドヤロー!



提督「なんかうるさいけど、気にしないでな?」

陽炎「司令がロリコンでよかったぁ……」ウルウル

提督「ロリコンじゃなくて陽炎が好きだから、な? そこ大事だと思う」

陽炎「司令……」ギューッ

提督「皆好きだったけど……これから陽炎は特別だな」

陽炎「とく、べつ……」

提督「とりあえず……今日から秘書、お願いな?」

陽炎「うん、まかせてね!」





……



─夜─



提督「今日は大変だったな」

提督「急に熱出して寝込む子があんなに出るなんて」

陽炎(ごめんね、私のせいだわ……)

提督「陽炎にも看病手伝ってもらってごめんな、せっかくの一日が潰れちゃった」

陽炎「いいのよ、司令の仕事は今日からは私の仕事でもあるんだから」

陽炎「水臭い遠慮なんてしないのよ?」

提督「それもそっか。悪かったな」

陽炎「いいのよ、謝らないで?」

陽炎「謝るくらいなら……褒めて欲しいな?」

提督「ん、えらいえらい。ありがとな」ナデナデ

陽炎「ん──きもちぃ……」トロン

陽炎「ね、アレ食べよっか……?」

提督「陽炎がいいなら……」

陽炎「ん……決まりね……」チュ…

提督「寝室いこう?」

陽炎「うん……優しくして頂戴ね……?」





……



チュンチュン…



陽炎「ん、ふぁ……」

提督「おはよう、陽炎……」

陽炎「おはよう……!?」

陽炎(そっか、私……司令と……)

提督「リボン解いて、髪下ろしたとこ初めて見たな」

提督「いつもと違って新鮮だな、こっちもすげー可愛い」

陽炎「も、もう! 照れるってば……」バフッ

提督(照れてるところも可愛い、破壊力が凄まじい……)

提督「そんな陽炎と昨日は……」

陽炎「言わないで!? 恥ずかしいじゃない!」

提督(やっぱり可愛い)





……



提督「誰かにご飯を出すのは久しぶりなんだけど、どう?」

陽炎「なによ、うまいじゃないの……」モグモグ

提督「口に合ってなによりだ」

陽炎「食堂に行けば作らなくていいのに、わざわざ作ってくれたの?」

提督「動くの怠いだろうし、ここで二人で食べたほうがゆっくりできるかなって」

陽炎「……うん、そうね」

陽炎「優しいのね。さんきゅ、司令」モグモグ

提督「はい、あーん」ヒョイ

陽炎「あっ、あーん……」パクッ

提督(目閉じてあーんしてる姿がなんか……こう……)

陽炎「私もしてあげる!」

提督「お、じゃあ……」アーン

提督「……陽炎の箸を経由したほうがうまく感じる」モッチャモッチャ

陽炎「私もそう思う!」

陽炎「ふふっ、二人して朝から何してるんだろうね?」

提督「いいじゃないか、今くらいこうしてても。すごく楽しいし」





……



提督「仲良く朝ごはんも食べたことだし、お仕事しないと」

提督「書類関係はわかる範囲でやってくれるっていうし、お願いしたけど」

提督(他の女を抱きにいくから仕事頼むなって言ってるようでなぁ)

陽炎『司令のそれは、必要なことだから。私は今満足してるから、他の子も満足させてあげて? 頑張ってね!』

提督「なんて言われたらなぁ……陽炎に申し訳ない」

提督「せっかく頑張ってって言ってくれてるんだし、やるか」

提督(あくまで結婚を視野に入れてるってだけで)

提督(そのうち幻滅して離れていくこともあるんだろうなーって思ったら涙が……)

提督「そういえば、一日三回断った場合のお菓子は陽炎のところにいくけど」

提督「指輪はどうすればいいんだろうな……」




朝。誰か艦娘と会った?(いないも可)

>>+1

今日はここまで。
エロは苦手なんです、後で陽炎の書くので下手でも許してください
毎度ですが長いお時間のお付き合い有難うございます。

空けていて更新できませんでした
明日からできたらやります


大淀「……提督?」ヒョコ

提督「あれ、大淀さん……」

大淀「おはようございます、提督」

提督「ああ、おはよう。そうだ、せっかくだし任務の手続きいいかな」

大淀「ええ、もちろんです」

提督「それと……昨日はごめん」

大淀「え?」

提督「なんていうかさ……」ポリポリ

大淀「そのことなら気にしてませんよ」クスクス

大淀「それより、早速秘書を置くなんて流石ですね」

大淀「前から陽炎さんのこと、狙ってたんですか?」

提督「うーん、まぁ……」

大淀「……」

大淀「それはそうと、私もいいですか?」

提督「え?」

大淀「ふふ、悪戯されたくなかったら……お菓子を頂けませんか?」

提督「それって……」ゴクリ



あげる? あげない? >>+1


提督「その、じゃあお願いします」スッ

大淀「え……本当にいいのですか?」

大淀「私より強化を優先する子がいるはずでは……」

提督「だったら陽炎を真っ先に選んだりしないよ」

提督「次に大淀さんを選んだのも……」

大淀「……」ドキドキ

提督「とにかく、指輪とお菓子を受け取ってください」

大淀「その先が大事なのに、聞かせてください!」ガシッ

提督「わかるだろ、察してよ!」グイグイ

大淀「提督の口から聞くまではわかりませんから、ぜひ仰って下さい!」スリスリ

大淀「言ってくれるまでは離しませんから!」~♡

提督「言う、言うから離して!」ジタバタ

大淀「やった♪」ルンルン





……


─夜─




大淀「お待ちしておりました、提督」

提督「うん……」

大淀「どうかしました?」

提督「どうしてもその、しないとダメなのかなって」

提督「やらなくていいなら避ける方法も……」

大淀「真面目に考えすぎなのですよ。適当に……とは言いませんが」

大淀「雰囲気や流れでやっちゃっても損はないのではないですか?」

提督「大淀さんからそんな言葉が出てくるなんて意外かも……」

大淀「して頂かないと私が納得いきませんから」ニコリ

提督「え?」

大淀「きっと提督は疲れてらっしゃるのです」

大淀「布団に横になって貰えますか? マッサージをして差し上げます」

提督「ん、いいの?」

大淀「どうぞ♪」

提督「それじゃお願いしようかな……」ゴロン


大淀「それに、ケッコンカッコカリのシステム上、やらないと効果がないことをご存知でした?」ヨイショ…

提督「そうなの? ……って、乗る必要ある?」

大淀「指輪を通しただけで、強い絆を結べると思えますか?」

提督「そうなの? って、聞いてる……?」

大淀「だから、どの道避けては通れないのです」

大淀「どうせするなら、つまらないことは忘れて没頭したほうが楽しくないですか?」シュル…

提督「そうだったのか……仕方がないのか」

大淀「大丈夫ですよ、艦娘の皆さんもご存知ですから」

大淀「提督の気にされてる、関係を持った他の子に悪いという罪悪感も感じる必要はないのですよ」

大淀「だから、このお菓子を提督も食べてください」グイグイ

提督「えっ? ングーーッ!??」モガモガ

大淀「艦娘じゃなくても、ちゃあんと効果があるんですよ、これ?」モグモグ

大淀「即効性で、一晩は効果が保持して、副作用がなくて……素敵ですよね」ハァ…

提督「ちょっ、大淀さん……?」

大淀「私、ずっと見ていたんですよ。気づいてました?」トロン…

大淀「初期艦の子よりも、誰よりも早く、最初に、ずっとずっと……」

大淀「それなのに提督ったら、私のときはすっとぼけて陽炎さんを選んで」

大淀「かと思えば私に気があるみたいに仰って……振り回されるほうにもなって下さいね?」

提督「おお、よど……さん……?」ビクビク

大淀「もう離しませんからね? 私、実はお昼に艤装の解体をしたんです」

大淀「この状態なら、提督の子供を儲ける事も夢ではありません……」ペロリ…

提督「なに言ってるんだ……?」

大淀「たくさん……楽しみましょうね♡」ガバッ

提督「ッ──!?」




……


チュンチュン…



大淀「これが朝チュンですか……朝日が眩しいですね」

提督「……」

大淀「もう、そんなに睨まないで下さい」

提督「……本気で怒るぞ」

大淀「最初は全く動かなかった提督も、諦めたのか途端にケダモノみたいに盛るあの姿はとても良かったです」

提督「あのなぁ……」

大淀「……艤装の解体については、嘘を吐きました」

大淀「これは本当です。申し訳ありません」

提督「え?」

大淀「……ぷっ」クスッ

提督「笑ってないで説明してよ」

大淀「ああ言えば、提督はどんな顔をするかなぁとか、行為中にどう変わっていくのか」

大淀「単に興味があっただけです。先ほど言ったように、とても素敵なものでした」

提督「……」


大淀「……それに、ちょっと悪戯がしたかっただけです」

提督「?」

大淀「提督に対しての気持ちは昨晩言った通りです。気持ちでは誰にも負けている気がしません」

大淀「ですが、提督は私を一番には選んでくださらなかった」

大淀「選んでもらえても、皮肉なことに二番でした」

提督「……」

大淀「妬いてるんです。だから、嘘なんか吐いてまで提督に演じてもらいました」

大淀「私のものになってる提督を、提督のものになってる私を。私が一番でしか出来ないことを、なんとかやりたくて」

大淀「……醜いですよね。嫌いになりましたか?」

提督「いや……俺にはわからない気持ちだから否定もできないし、批判する気もないけど」

提督「変わらず大淀さんのことが好きだし、その程度のことで嫌いになんてなれないし」

提督「少なくとも、戦争が終わるまでは大事な嫁さんなんだからさ」

大淀「……そうですか」

提督「大淀さんが満足できるなら、行き過ぎてなければいい、かな」

大淀「満足……」

提督「してないとか言わないでね?」

大淀「そうですね、種明かししてお互いすっきりしたところで最後にもう一度だけ……」

提督「もうこりごりです」

大淀「……そ、それではせめて一緒にお風呂に入るのは」

大淀「お背中流しますよ?」

提督「それくらいなら……」


なんだかんだでこの後もう一回いちゃいちゃした。

今日はここまで、二日目終了。
今回のヒロインは大淀さんです(だからといってどうということもない)
これ終わったらおまけ書いて畳むので、それまでお付き合いください。
有難うございました。





……



提督「もう三日目か、早いな」

提督「ほとんどが朝で済んでる気がするけど、皆好きだし仕方がない」

提督「ハロウィンも過ぎてるし、この任務もなくなってたりしないのかな?」

提督「大淀さんのとこ寄って、デイリー消化しないとな……」





朝出会う艦娘は誰?(いないも可)

>>+1





……


提督「へぇ、これが明石さん専用の工廠ねぇ……」

明石「っていっても、工廠の隅っこの一部をお借りしただけですが」

提督「それでもすごいよ。今後お世話になるからよろしくね」

明石「任せてください!」

提督「明石さんが艦隊に加わってから、すごい頼りになるよ」

明石「そんな……」

明石「提督、その……もう過ぎちゃってますけど」

明石「トリックオアトリートです、提督。お菓子を頂けませんか?」

提督「もしもだけど、嫌だって言ったらどうする?」

明石「すごいヘコみます。それで、提督にメンテか悪戯のどちらかをしちゃいます」

提督「そのときはメンテをお願いしようかなぁ、肩の凝りとか……」

明石「一週間は猫吊るしが」

提督「やっぱり悪戯にしてください」

明石「うふふ、わかりました♪」

明石「んー……と、それでどっちでしょうか……?」


あげる? あげない? >>+1


提督「……思えば明石さんも、大淀さんと一緒に出迎えてくれたんだっけ」

明石「懐かしいなぁ……」

提督「そうだね、うん。明石さん、貰ってくれるかな?」

提督「最初期からお世話になってる明石さんにも、貰って欲しいんだ」

明石「……言ってみるものですね」

明石「はぁ……ありがとうございます。いつまでも大事にします」

提督「なくしちゃっても、また買えばいいんじゃない?」

明石「んもう、そういうこと言わないで下さい」

提督「ごめんごめん」

明石「せっかく貰えたのですから、大事に……ね」

明石「それじゃあお仕事終わったら……」

提督「その、頼むな?」

明石「はい……一緒に提督のメンテナンスもして差し上げます」

提督「ごめん、それ大丈夫なの?」

明石「失礼ですね、日頃の感謝を込めてマッサージとかするだけです」

提督(そう言って大淀さんは昨日……)

明石「それと提督にも、私のメンテをお願いしたいですから」

明石「クレーンとか……もっと危ないところを……」

明石「楽しみですね?」ニコ

提督(楽しみだけど不安ばかりだ)





……


─夜─


明石「それでは提督と明石の改修を始めたいと思います」

提督「なんでしょうか、それは」

明石「身体の相性って、とても大事だと思うんです」

明石「もし提督として、絶望的に合わなかったら嫌じゃないですか? 私は嫌です」

提督「確かに……」

明石「なので、相性判断をした後にその相性を改善できればしようと」

提督「具体的に改修ってどういうことをするのでしょうか」

明石「改修って言いましたけど、要するに気分や体位由来のデータ採りですかね」

明石「そのためには、まず挿入からの持続性と装填数の確認からしましょう!」

提督「……で、具体的には」

明石「まず服を脱ぎます」

提督「やっぱり?」

明石「このお菓子はまだ使いません。これに頼ってたら素で楽しめませんから」

提督「明石さん、痛かったらやめてもいいんだからね?」

明石「心配及びません、既に自分で色々してありますから」

明石「いざっていうときに、そんなことで躓いたら嫌じゃないですか?」

提督「そうなのかな、男だしわからないかも……」

明石「それに、提督のことを思ってしていたら止まらなくって……」

明石「じゃなくって! そんなことはいいですから!」

提督「お手柔らかにお願いします……」

明石「それは提督次第です♪」

今日はここまで。
なんか淡白というか、なんていうか。ss書くって難しいですね。
お付き合い有難うございました。






……


─朝─


陽炎「それじゃ、今日も頑張ってね?」

提督「頑張って、かぁ……」

陽炎「もう、司令がそんな調子でどうするの?」

陽炎「私は今日は遠征だから、お仕事手伝えないけど……」

提督「仕事は大丈夫だから、気をつけていってきてな」

陽炎「うん、ありがと」

陽炎「ねぇ、いってらっしゃいのチューして?」

提督「はいはい……いってらっしゃい」

陽炎「ん──いってくるね!」バイバイ


バタンー


提督「……たまには朝風呂浴びてから仕事するか」



朝。誰と出会った?(いないも可)

>>+1




……



提督「あーいいお湯だったー」ホカホカ

大鳳「あ……提督、おはようございます」ペコリ

提督「お、大鳳。おはよー」

大鳳「提督も筋トレ後のシャワーですか?」

提督「筋トレはしてないけどね。大鳳はこれから?」

大鳳「はい。でもその前に、提督を見かけたのでここでお待ちしてました」

提督「待ってた?」

大鳳「もうとっくに過ぎちゃってますけどね。トリックオアトリート、忘れてませんよ?」

提督「……その為に待ってた?」

大鳳「もちろんです」ニコ

提督(待っててくれたんだ、なんか久々にまともな娘に会ったような、気のせいか)

大鳳(提督の残り湯を頂くには慎重にならないと……)

提督「だいぶ待っただろ、長風呂だったから……」

大鳳「気にしてませんよ? それとも、一緒に入ってもよかった、とか?」

提督「それはそれで困るというか……で、お菓子だっけ」

提督(正直大鳳は戦力としては申し分ない娘なのだが、まだ錬度が最大になってなかったような)



あげる? あげない? >>+1


提督「ごめん。あげられないかな」

大鳳「……」

提督「……」

提督(気まずい)

大鳳「私じゃダメですか……なんでですか?」

提督「なんで……って言われたら」

大鳳「今まで朝一番をとった娘は提督と夜戦三昧と聞いて朝一番をとる為に寝ないでずっとずっと貴方だけを見ていたというのに一体何が私のどこがいけないのでしょう?」ガシッ…

大鳳「ねぇ、ねぇ提督?聞いていますか?答えていただけませんか?」ギリギリ…

提督(断ったらどうなるかとも思っていたが、これは……大鳳だからか? いやでもこれ怖い)

提督「いや、だって……大鳳、まだ錬度が……」

大鳳「錬度?」

提督「指輪を渡しても、意味がないんじゃないかなって」

大鳳「あぁ……そうですか…………」

大鳳「なら仕方ないですね♪」ケロリ

提督(何をどう納得したんだろうか)

大鳳「それじゃあこの大鳳の悪戯、聞いていただけますか?」

大鳳「そうですねぇ……>>+1なんかどうですか?」


大鳳「監禁なんかどうですか?」

提督「監禁の意味わかってる?」

大鳳「わかってないのに言うわけないじゃないですか、もう」クスクス

大鳳「……嫌でも閉じ込めますよ」

提督「それさすがにイタズラの範疇を超えてないかな?」

大鳳「大丈夫ですよ、今日中に私にお菓子と指輪一式をくれたら出して差し上げますから」

提督「だから錬度が」

大鳳「錬度錬度、錬度ってなんですか?」

大鳳「錬度が限界まで上がってたらくれたの?」

提督「それ、は」

大鳳「大丈夫、監禁って言っても執務室に閉じ込めるだけですから」

大鳳「今日は陽炎さんもいないんですよね? どんな仕事もお手伝いしますから」

提督「でもやっぱり」

大鳳「拒否権はありません」

提督「」

大鳳「もう、大人しく聞いてください。じゃないと私、何するかわかりません」

大鳳「じゃあ執務室にいきましょう?」

提督「風呂入らなくていいの?」

大鳳「……先に戻っててください。大事な湯を見す見すくれてやる訳にはいきませんから」

提督(大事な湯?)





……



提督「もうお昼だよ?」

大鳳「早く渡してくれませんか?」ニコ

提督「他の子だって狙ってるみたいだし、大鳳を優先するわけにもなぁ」

大鳳「早いもの勝ちということですか? でも私、早かったのに弾かれました」

提督(錬度が、って言ったら今度こそ何するかわからないしなぁ)

提督「気分っていうか、まだ時間もあるし他にもって思ったんだよ」

大鳳「じゃあ早く私を選んでくれる気分になって下さいね♡」

大鳳「そうだ、お昼は大鳳カレーにしましょう! 大井さんにいい調味料を教えて頂いたんですよ?」

提督「どんなの?」

大鳳「遠征先で仕入れたものとか、そこらじゃ手に入らない有用なものですよ……」

大鳳「後は愛情その他がたっぷり入ってます♪」

提督(なんか食べたくないと直感が)

大鳳「ちょっと待っててくださいね? 今持ってきますから……」


バッタン


提督「さすがにこの状況はよろしくない、どうしたものか……」

提督「助け呼んだら誰かくるかな?」

提督「おーい、誰か助けてくれー」



誰がきた?(こないも可)

>>+1


鳳翔「お呼びですか、提督?」パカッ

提督「誰かを呼んだのは確かだけど、どこから出てきたの」

鳳翔「川内さんが返し扉を前から設置してたそうで、活用させて頂きました」

提督「川内なにやってんの。それに呼んで即座にこれる鳳翔さんって」

鳳翔「そろそろお腹空いてるかなぁ、と思いまして」

鳳翔「お暇でしたのでご飯を作りにこようと来た矢先に提督が」

提督「はぁ……とりあえず助かったよ」

鳳翔「どうかされましたか?」

提督「大鳳がここから出してくれないって言うから」

鳳翔「それでどうにか出たい、と……」

提督「なんでか知らないけど、この部屋って外側からしか施錠と解錠が出来ないし」


ガチャッ


大鳳「提督、戻りま……」

提督「あっ」

大鳳「……何か御用ですか?」ギロ

鳳翔「……」


鳳翔「……」フッ

鳳翔「提督、例の任務のことです。本日はまだでしたよね?」

提督「え?」

大鳳「ちょっと」

鳳翔「この鳳翔を、カッコカリの一人に選んでいただけませんか?」

鳳翔「ふふ、お菓子くれないと悪戯しちゃいますよ?」

鳳翔「それともこのまま監禁されたいですか?」ボソボソ

提督(! そうか……ここで鳳翔さんを選べば、今日はもう終わり)

提督(でもそんな理由で鳳翔さんを選んでいいのか?)

提督(でも俺、鳳翔さんのこと……あれ、この気持ちは……)

大鳳「……」

鳳翔「ね、どうしたいですか……?」チラ

提督「えっと……」

鳳翔「錬度だって、心配することもありません」クスクス

大鳳「く……ぅ……」プルプル



あげる? あげない? >>+1


提督「……これ、受け取って下さい」スッ

鳳翔「あら、うふふ……」

鳳翔「感謝致します♪」チュ

大鳳「あ、ぁ……」フルフル

提督「大鳳、こんな俺みたいな男でもいいなら、また後日尋ねてくれ」

提督「そのときはその気持ちに応えたい」

鳳翔(応えるとは言ってないんですよね……)

鳳翔(さすがにこの状況を利用したのは酷だったでしょうか)

大鳳「……私は失礼します」

大鳳「覚えててくださいね?」ニコリ


バッタン


提督「鳳翔さん、助けてくれてありがとう」

鳳翔「そんな、私は……」

提督「でも、鳳翔さんを選んだのは決して大鳳のせいとかじゃなくて」

提督「……だらしないけど、鳳翔さんのことも好きだったから」

鳳翔「あ……」

鳳翔「もう、そんなこと言われたら冗談では済ましませんよ?」

提督「?」

鳳翔「お風呂にしますか? ご飯にしますか? それとも……私にしますか?」

提督「全部でお願いします」グゥゥ…

鳳翔「……まずはご飯からですね」ウフフ

今日はここまで。いつまでハロウィンネタ続けるのか……
最近休日は遠征に出ることが多いのでどうも日が開きがちです、すみません。
なるべく平日は更新できれば。
お付き合い有難うございました。





……



陽炎「私も鳳翔さんのご飯が食べたかったなー」

提督「今頼んでももう時間も遅いし……俺ので我慢してくれないか?」ジュージュー

陽炎「司令のご飯もおいしいからいいけど、たまに食べたくなるのよねぇ」

陽炎「ね、まだ?」

提督「はいはい、ただいま」

陽炎「……」スッ

提督「ん?」

陽炎「……」ギュゥ…

提督「どうしたの?」

陽炎「補給中……」ギュー

提督「……遠征お疲れ様。明日はゆっくり休んでな」

陽炎「ん……」

提督(ていうか、こういうシチュって普通逆じゃない?)

陽炎「ね、チューして……」

提督「ケッコンした途端急に甘えだしたよなぁ」

陽炎「悪い?」

提督「いいや。焦げちゃうから少しだけな」

陽炎「ん──」





……



提督「陽炎をペロペロしてたらいつの間にか朝になってた」

提督「眠いし散歩して目を覚ますかなー」ブーラブラ

提督(昨日は大鳳に悪いことしたな、会えたら謝っておこう)

提督「どっかで寝てサボるのもありかなぁ……」フワァ…




朝、誰かと出会った?(いないも可)

>>+1



提督(ダメだ、眠くて仕事にならん)フラフラ

提督「ねむ……」ポスッ

雲龍「あら、提督……大丈夫ですか?」ポンポン

提督「あっ、ごめん……雲龍か、今日は非番?」

雲龍「ええ。せっかくなので、提督を探していたの」

提督「俺?」

雲龍「はい。今流行りの、トリックオアトリート」

雲龍「艦載機くれないと、イタズラしちゃうわよ?」クスクス

提督「艦載機じゃなくてお菓子な」

雲龍「もう、どっちでも……」

雲龍「……今はお菓子のほうが大事ね。艦載機はもう十分なのを頂いてますし」

提督「雲龍も立派な戦力だからな」

雲龍「……そうだ。お菓子くれたら、色々してあげようかな?」

提督(どっちにしても色々されちゃう)

雲龍「どっちがいいですか?」


あげる? あげない? >>+1


提督「どうせ色々されるなら発情した雲龍に色々されたい」

雲龍「……」ジー…

提督(あっ、口に出てた)

雲龍「ふーん……?」

雲龍「だったら色々、しましょうか」ガシッ

提督(してくれるのか)

雲龍「まずは部屋に向かいましょう? そこで色々聞いてあげます」

提督「い、嫌だったらいいんだよ、別にしなくても?」

雲龍「嫌? 嫌なんかじゃないわ」

雲龍「指輪も貴方も大事にします、大切にしますから……!」

雲龍「生まれ変わった私を重宝してくださって……」

提督(燃費いいんだもん)

雲龍「改装にいち早く着手してくれた貴方に少しでも恩返しをさせて欲しいの」

提督(任務とかの都合だけど……)

雲龍「ふふっ、こんなに嬉しい気分は久しぶりだわ……」

雲龍「提督。二人で可愛い艦を建造しましょう?」

提督「それはちょっと行き過ぎかも」





……


チュンチュン…



雲龍「提督、活動開始のお時間ですよ」ユサユサ

提督「あと五分……」

雲龍「起きないと襲っちゃいますよー」

提督「それは勘弁!」ガバッ

雲龍「……そう」

提督「いや、気持ちは嬉しいんだが身体が持たないっていうか」

雲龍「……そうね、だいぶ無理させてしまったもの」

雲龍「でも、これなら出来たかも」ナデナデ

提督「またまたご冗談を……」

雲龍「この子はきっと潜水艦になるかもしれませんよ?」

雲龍「潜水艦は怖いけど……この子なら……ふふ」ウフフ

提督(なんか怖い)





……



提督「雲龍と真昼間から夜戦に勤しんだおかげでなんか知らんが」

提督「改でも改前の格好で中破姿をしてくれることになった」

提督「これは嬉しいことなんじゃないのかな、うん」

提督「朝も食べたし今日は眠くないし仕事するぞー」キリッ

提督(そういえばもう今日で六日目かな?)



朝。誰かと出会った?(いないも可)

>>+1



瑞鶴「てーとくさーん!」タッタッ

提督「あれ、瑞鶴? 今日は髪を下ろしてるのか?」

瑞鶴「留めようと思ったら提督さんを見つけたから急いできたのよ」ハァハァ

瑞鶴「……こっちのほうが、提督さんは好き?」

提督「んー、いつもの瑞鶴のほうが好きかな」

瑞鶴「そ、そう? ふーん?」ニヤニヤ

瑞鶴「これ、リボン。今日は提督さんが結んでくれない?」

提督「いいの? って言っても、こんなの初めてなんだが」

瑞鶴「初めて……」

提督「嫌だよな?」

瑞鶴「とんでもないわ。やってくれる?」

提督「うまく出来なかったらごめんな、指示してくれたらマシにはなると思う」

瑞鶴「わかったわ、よろしくお願いね?」





……



提督「どうかな?」

瑞鶴「……いいじゃない! 上出来よ!」

瑞鶴「さーんきゅっ、提督さん♪」

提督「よかった……」ホッ

瑞鶴「それで、本題よ」

提督「おお、忘れてた。アレかな?」

瑞鶴「わかってるじゃない。アレよ」

瑞鶴「くれないと爆撃しちゃうわよ?」

提督「爆撃は勘弁願いたい」

瑞鶴「冗談よ、さすがにそこまではしないけど……」

提督(どこまでならするんだろう)

瑞鶴「くれなかったら瑞鶴ふてくされちゃうかも」フスー

提督(かわいい)


あげる? あげない? >>+1


提督「……はい」スッ

瑞鶴「えっ、ウソ!?」

提督「本当だよ?」

瑞鶴「まさか本当にくれるなんて……やだ、にやけちゃう」ニヘラ

提督「……」

瑞鶴「提督さん、どうしたの、そんな真顔で? 瑞鶴の顔になんか付いてる?」

瑞鶴「……えっ? あっ、近い、近いですよ! 顔がっ!?」

提督「……」スッ

瑞鶴「……え?」

提督「すると思った?」

瑞鶴「……してくれないの?」ウルウル

提督(そんなこと言われたらもう)ズイッ

瑞鶴「あっ……あぁっ……あぁ──」

提督「──これからも前線で、よろしく頼むな?」

瑞鶴「……うん」





……



陽炎「六人目は瑞鶴さんにしたんだ?」

提督「うん。瑞鶴にもだいぶお世話になってきたしね」

提督「彼女がいなかったら超えられなかった場面もあると思う」

提督「ま、それは皆一緒なんだけどね。陽炎、お前さんもな」ギュー

陽炎「……でも、よかった」

提督「?」

陽炎「今まで胸のでかい人としかケッコンしてなかったから、小さいのは興味ないのかなって」

提督「だったらほぼ毎日陽炎とそのおっぱいを愛でたりはしないよ」

陽炎「……バカ」///

提督「それに鳳翔さんは大きいか小さいかといえば小さいほうだと思うぞ」

陽炎「あーそれ鳳翔さんに言っちゃお」

提督「じゃあ俺は陽炎が瑞鶴の胸小さいって言ってたって言うからな?」

陽炎「……ぷっ」クスッ

提督「何言ってんだろうな、俺たち」クスクス

陽炎「本当ね、まったく……」ギュ

提督「……ちょっとしたら寝ようか」

陽炎「うん……」

今日はここまで。
お付き合い有難うございました。
後でおまけ内容も安価で選ばせてもらうかもしれません。





……



提督「任務も今日で終わりかぁ」

提督(色んな子と色んなコトできたのはお得だったな)

提督(他所じゃこれが普通だっていうし多少はね? でも陽炎に悪いし他の子とはもうしなくていいかな)

提督(何より激しすぎて体がついていかないんだよなぁ。ムラムラしても一回抜けば十分だし)

提督「そろそろ渾作戦発令かぁ……」ボケー

提督「息抜きに中庭の掃除でもするか」





朝、誰かと出会った?(いないも可)

>>+1





……



提督「今日は一段と冷える」ブルリ

蒼龍「提督、何してるんですか?」ヒョコッ

提督「ん、黄葉とかが結構散っててな。掃除でもしようかと」

蒼龍「それ、提督のする仕事じゃないですよ?」クスッ

提督「いいのいいの。出来る人間がやればいい」

蒼龍「へーえ?」

提督「……何か言いたげだな」

蒼龍「提督にしかできないお仕事、頼んじゃおうかなーって」

提督「なんとなくわかった気がする」

蒼龍「でしょでしょ? ねぇ、私でいいかなぁ……?」

蒼龍「あ、ダメだったらダメで諦めます。でも、きっちり悪戯しますからね?」



あげる? あげない? >>+1


提督「そんな辛そうな顔で諦めますなんて言われてもな。ほら」スッ

蒼龍「そんなつもりじゃ……同情で決めたって言うなら断りますよ?」

提督「そんなつもりじゃないけど、そう思うなら……」ヒョイ

蒼龍「やだやだやだぁ! 貰います!」グワシ

提督「蒼龍も、最初の頃はお世話になってばっかだったし」

提督「二次改装でもっと運用しやすくなって、主力にする場面もあったからさ」ポリポリ

提督「……お前さんも、ちょっと特別なくらいには好きだよ」

蒼龍「……そうですか。一番じゃないのは残念だけど」

蒼龍「嬉しいなぁ。そんなこと言われたらもっと役に立ちたいって思っちゃうじゃないですか」

提督「無理しないようにな」

提督「今のままでも十分なくらい活躍してるんだし」

蒼龍「私より優秀な方もたくさんいますから、頑張らないと……」

蒼龍「でも良かったなぁ、最後の最後に提督に選んでもらえて」

提督(正直選びたい子が多かったから蒼龍とここで会ってなかったら……は皆同じか)

蒼龍「お掃除、私も手伝いますよ?」

提督「いいって」

蒼龍「早く終わらせて欲しいんです。終わらせて、余った時間は……」

蒼龍「最初はやっぱり、指輪を通して欲しいです」

提督「書類の処理があるんだけど……」

蒼龍「そんなの明日でいいじゃないですか、ね?」

提督「手伝ってくれるならいいよ?」

蒼龍「決まりです。ささ、早くやっちゃいましょう!」






……




蒼龍「私、明日はお休み頂いてもいいですか?」

提督「どうかした?」

蒼龍「提督に揺らされすぎて、発着艦に支障が出ちゃうと思うんです」

蒼龍「触る程度なら大丈夫なんですけど、ね? その、揉まれたり吸われたりしたら……」

提督「すまない……」

蒼龍「え、気にしないでください! そういう意味で言ったわけじゃありませんから」

蒼龍「それに入渠するときにも、この痣とかも残ってると思うから……」

蒼龍「ほら、恥ずかしいですし!」

提督「……わかった。明日はゆっくり休んで、次から出撃できるようにしてくれたら助かる」

提督「渾作戦も間近に控えているから、蒼龍がいないと困るかも」

蒼龍「うぅ、わかりました。その作戦は任せてください!」

提督「頼りにしてるからな」ポンポン

蒼龍「期待しててくださいね?」ギュ





……


─朝─



大淀「提督、お疲れ様でした」

提督「任務完了になってる?」

大淀「はい。提督にご尽力頂きまして、無事達成しました」

提督「そっか。満足してくれたみたいだな」

大淀「あくまで、ケッコンした艦娘が満足しているという話で」

大淀「むしろ不満で満ちていて、艦隊の指揮にも影響が出ています」

提督「この一週間は一体何の為に……? ていうか不満だらけで達成してるんだ」アラマァ

大淀「そのうち収まると思います。放っておけば大丈夫かと」

提督「大丈夫なの、か……?」

大淀「大丈夫です。いつまでもうるさい子がいたら……」

大淀「……提督。そういえば、今日はまだ二隻解体していないですね」

大淀「少し艦隊規模が大きくなりすぎてますし……どうでしょう?」

提督「いや、うん。それは実害が出てから、ね?」

大淀「提督がそう仰るなら……でも、危険とわかったら……」ニコニコ

提督(大淀さんのほうが危なそうな感じがって言ったらどうなるんだろ)


大淀「それに、不満を沈める方法ならいくらでもあります」

提督「ほんと?」

大淀「提督を好いてる艦娘とケッコンすればいい話です」

提督「……」

大淀「それか、都合の悪い子がいたら解体してしまうか……一番手っ取り早いですね」

提督「……大淀さんはどうしたい?」

大淀「私は……提督が、提督だけがいれば十分ですから」

提督「……そう」

大淀「それについてはゆっくり考えてくださっても問題ないかと思います」

大淀「近いうち発令される作戦のせいで、不満をぶつける余裕もないと思われます」

提督「そうだな、とりあえず様子見だな」

大淀「任務終了、お疲れ様でした」

提督「うん。大淀さんも協力有難う」

大淀「それでは失礼致しますね」ペコリ

終わりです。お疲れ様でした。
参加頂き有難うございました。

残り500レス以上あります。
畳むのも勿体無い、新しいスレ立てるネタもないので、意見頂こうかと思います。
最終的には安価で一つだけに絞りますが、現在候補として上がっているのがこちらです。


・1、他の艦娘とケッコン話
→今までみたいに適当に話して朝チュンの繰り返し。(今回の話の続編)


・2、ケッコンできなかった艦娘がケッコン組に陰湿な嫌がらせ(今回の話の続編)
→大鳳とか提督ラヴ勢がケッコン組に嫌がらせするお話
(加害者被害者及び嫌がらせ内容は安価で。靴にGの死骸詰め込むとかその程度の嫌がらせが基準?)
程度は様子見ながら変えていけたら


・3、青葉による盗撮上映会開催(今回の話の続編)
→ケッコン組との夜戦風景を内容スッカスカにして、稚拙な台詞だけの文でお送りします。(非常におすすめしません)


・4、完全に今までとは関係ないお話(内容未定、安価、エロ無しまったり)


他、これ見たいというようなものがありましたら意見下さい。
>>470くらいまでで、頂いたネタ含めて人気そうなネタで安価をとります。
それで残りは何を書くかを決めます(わかりづらい説明申し訳ない




後どれにも当てはまりますが、話書くのが下手糞なので途中で終わる可能性もあります(次スレはない

なんだか1が人気っぽいので再度集計とるまでもなくって感じですね。
1で埋めさせていただくことにします。他期待されてた方は申し訳ない(他作者様に期待

昨日にはイベントも終わって朝雲も拾えたのはいいけどレベリング……


提督「そういえば、任務報酬はなんだったんだろ」

大淀「そうですね、気になります。ぜひ確認してみてください」

提督「えーと、どれどれ……」ポチ


『燃料300 弾薬300 鋼材300 ボーキサイト300 書類一式&指輪』ピコリーン


提督「なんだ、一週間で頑張った割に任務報酬は普通……」

提督「普通……?」

大淀「提督、新しい任務が……」

提督「え?」

大淀「本日中に艦娘一人とケッコンカッコカリを済ませ、レベルキャップを開放せよ、だそうです」

提督「なんでこんな任務が……? しかも本日中ってデイリーなの、これ?」

大淀「そうみたいですね」

提督「どうしてまた……。レベル上限値で止まってる子はいっぱいいるけどさ」

大淀「本営に確認をとってみますね。とりあえず任務は受けておきます」ポチー

提督「あっ、ちょっ」

大淀「それでは今日も一日、頑張ってくださいね?」





……



提督「ただでケッコンセット、それも毎日一個はおかしいって」

提督「絶対に裏があるってこれ……」ブツクサ

陽炎「艦隊強化にもなるし、貰って置いて損はないんじゃない?」

提督「でもさ、どうよ? また毎日陽炎以外の子と……」

陽炎「んー……戦争を早く終わらせるには、やっぱり強いほうがいいだろうし」

陽炎「私は気にしないわ」キッパリ

陽炎「まだ私だけの司令っていうわけじゃないんだし、さ」

提督「そうなの?」

陽炎「だから、早く終わらせて二人で暮らすようにするのよ」

陽炎「そのときは浮気なんて許さないからね?」ニコ

提督「ハイ」

陽炎「……あのね、たまにでいいから構って欲しいかなって、ね?」

提督「喜んで!」

陽炎「ふふ、楽しみにしてる。これなら実際早く終わっちゃうかもね、戦争」

提督「?」

陽炎「最近大鳳さんを始めとする一部の艦娘が、近海の深海棲艦を殲滅してるみたいで」

陽炎「この辺一体は絶滅してるそうよ?」

提督「え、それは……」

陽炎「レベリングだって。血眼になって一方的に狩ってるみたい」

提督「」


陽炎「今朝も渾作戦って聞いて、出てっちゃったわよ」

陽炎「最高の狩場だって……」

提督「……その努力も認めてあげないとだな」

陽炎「陽炎の努力もたまには認めて欲しいでーす!」

陽炎「遠征だって大事なお仕事なのよ?」

提督「それはもう痛いくらいわかってるつもりだけど……すまんな、戦果に比べたら疎かになってた」

提督「いつも資材調達ありがとう。すごく助かってるよ」ナデナデ

陽炎「ん……すごくってどれくらい?」ギュー

提督「そりゃもう。すごく?」ギュー

陽炎「言葉じゃわからないわね……」スリスリ

提督「いないとダメなくらい?」ギュー

陽炎「……それでもわかりづらい」パッ

陽炎「ね、口じゃなくて別ので示して? 何してもいいから……」

提督「それって……」ゴクリ

陽炎「お願い……」

提督(据え膳食わぬはなんとやら)ダキッ

提督「布団で、な?」

陽炎「うん……♡」




……



提督「朝っぱらからハッスルしてしまった……」

提督「渾作戦についてどんなのか調べておかないとな」

提督「本営から何か来てたりしないかな、掲示板でも見に行くかー」




朝。誰か艦娘と出会った?(いないも可)

>>+1

今日はここまで。
基本的には今までと同じ朝昼晩で、拒否した場合は悪戯されるという流れを使わせて頂けたらと
ケッコン済み艦娘と当たった場合は話とかして次の艦娘に移ります。
あと今後はキャラ安価で出たコンマを依存度にして進めていけたらと思います。
お付き合い有難うございました。






……



提督「お、扶桑じゃないか」

扶桑「あら、提督……」

提督「扶桑も見にきたのか? 渾作戦の概要」

扶桑「はぁ……。渾作戦でしたら、もう終わっていますよ?」

提督「え?」

扶桑「先ほど帰還された方たちが、全部片付けてきたそうです」

提督「そうなの……? ちょっと早すぎない?」

扶桑「私もせっかく提督に改装して頂いて改二になれたというのに、発揮できないまま……はぁ」

提督「扶桑……」

扶桑「また、出遅れてしまいました……」ソラガアオーイ…

扶桑「いけない、こんな弱気じゃ伊勢や日向にも負けてしまいそう……」

提督「……」



指輪を渡す? 渡さない? >>+1


提督「元気出せって、大丈夫だから」

扶桑「それでも私、今度こそ提督のお役に立てたらって……今回の渾作戦だって、私が……」

提督「今回は扶桑が出るまでもなかったってだけだよ」

提督「それに、他のことで今まで沢山頑張ってくれたの、ちゃんと覚えてるつもりだよ?」

扶桑「それでも私、他の戦艦と比べると劣っていますし……」

提督「それも昔の話、今はとても強くなったじゃないか」

提督「最初にうちに来てくれた戦艦で愛着もあるし、真っ先に錬度上限になるくらい頑張ったんだから」

提督「そこまで卑下されると少し悲しいな」

扶桑「提督のおかげなのも知ってます。とても感謝しています」

扶桑「でも……装甲の薄さと耐久力にはちょっと自信がなくって」

扶桑「作戦のことは仕方がなかったで済ませられそうですけど……こればっかりは」

提督「……」

提督「扶桑、良かったらこれを貰ってくれないか」

扶桑「これ、って……」

提督「防御までは上がらないけど、耐久力は少し増して」

提督「きっと、今より自信を持てるようになると思うんだ」

扶桑「提督……」

提督「扶桑、ケッコンしてくれないか?」


提督「これから毎日ケッコンをして、艦隊強化を図るっていう任務の一環でもあるから軽くなるけど」

提督「扶桑に貰って欲しいなって。ダメかな?」

扶桑「……そのことも、皆さん知っています」

扶桑「それでも、喉から手が出るほどに欲しがる子もいる中で私を選んで頂くなんて……」

扶桑「よろしいのですか?」

提督「言ったら難だけど、遅かれ早かれって話だし」

扶桑「その遅かれ早かれの順序が大事なのですよ? わかって言ってます?」

提督「ん、まぁ……それなりには」

扶桑「はぁ……そうですか」

提督「扶桑はいいのか?」

扶桑「私、ですか?」

扶桑「喜んで……お受け致します」

扶桑「あることのなかった改装を施してくださり、今があるのも提督のおかげですから……」

提督「別に、変に気を遣わなくても嫌いだったら」

扶桑「ケッコンカッコカリに対して、能力上昇の為にと考えている艦娘も中にはいます」

扶桑「ですが、私の場合は少なからず提督のことをお慕い申しているからこそ、ですよ?」

提督「そ、そう? なんか面向かって言われると嬉し恥ずかしって感じだな……」テレル

扶桑「そこだけは、忘れないで欲しいです」

扶桑「……今晩、自室にてお待ちしておりますね」スッ

扶桑「それでは……」

提督(しょんぼりしてたけど、少しは元気出たみたいでよかった)マタナー

今日はここまで、少しですみません。
今回のイベント、羅針盤の画面のBGMを夏イベのときみたいにして欲しかった(イベントでアレが一番好きでした
お付き合い有難うございました。

思えば糞つまんねー話書いてるなって気がしてならないので依頼出してきます。
続けも出来ないのに続けようとして申し訳ない、お付き合い有難うございました。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年10月25日 (土) 16:01:31   ID: i8MjXt6x

いいね!

2 :  SS好きの774さん   2014年11月03日 (月) 07:49:23   ID: gV-NsZhm

こういうの大好き

3 :  神   2015年03月13日 (金) 13:18:18   ID: hrqXnjsk

崇めよ…

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