怜「昼マクドでチキンマクドナゲット食べるで!」 (58)

怜「竜華~竜華~っ!」

竜華「なんや怜?どないしたん?」

怜「昼マクド行かへん?」

竜華「昼マクド?」


※このSSはフィクションです。実在の人物、団体、事件とは一切関係ありません。


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怜「せや!昼マクドってのが今あんねん」

竜華「朝マクドとはちゃうん?」

怜「全然ちゃうで!昼マクドはセットが安く食べられるんや!」

怜「たとえば照り焼きマクドバーガーとマクド揚げたお芋さんとドリンクが450円なんやで!」

竜華「うわっ、安いんちゃう?」

怜「しかもな、しかもな?」

竜華「どないしたん?」

怜「今ならチキンマクドナゲットもタダで食べられるらしいんやぁああああああ!!!」

竜華「どっひゃあ!」ドンガラガッシャーン!

竜華「タダ!?タダてホンマなん!?」

怜「せや!見てみ、このクーポン券!」バッ

怜「無料て書いてあるやろ!?」

竜華「ホッ、ホンマやーーっ!!」ガタッ

怜「これで照り焼きマクドバーガーとマクド揚げたお芋さんとチキンマクドナゲットとコーラが450円や!」

怜「めっちゃ安ない!?」

竜華「めっちゃ安いなぁ!」

竜華「よっしゃ!うちも昼マクド行くわ!ダブルチーズマクド食べたい!」

怜「ほんなら行こか!昼マクド食べに!」


【マクドバーガー千里山店】

店員「まいどおおきにー」

怜「昼マクドください!照り焼きマクドバーガーで!」

竜華「うちダブルチーズマクドバーガーで!」

店員「まいどどうもー」

怜「あ、あとチキンマクドナゲットもください。こっちはクーポン使います」

店員「はい、グリーンチキンマクドナゲットでよろしいですか?」

怜「ぐ、グリーンチキンマクドナゲット??」

店員「そちらのクーポンで無料になるのは、この新商品の『グリーンチキンマクドナゲット』なんですわ」さっ

ぐりーん

怜「ち、ち・・・っ!チキンマクドナゲットが・・・!!」

怜「緑色やぁあああああああああ!!!」ドンガラガッシャーン!


※このSSはフィクションです。実在の人物、団体、事件とは一切関係ありません。

竜華「緑て!?これどないなってんの!?」

怜「えらいこっちゃで!ごっつい緑色やん!!」

店員「何故か緑色になりまして。謎ですわ」

竜華「そうですか・・・謎なら仕方ないですね」

怜「気になるけど謎なら仕方ないなぁ」

怜「まあタダならなんでもええわ。昼マクドとグリーンチキンマクドナゲットください」

店員「まいどおおきにー」

怜「まさかチキンマクドナゲットが緑色しとるなんてな」

竜華「びっくりやな。えらいこっちゃで!」

怜「ホンマやで!」

店員「お待ちどう様ですー」

怜「おおきに!」

怜「竜華、出来たみたいやで!」

竜華「そんなら食べよか」

もぐもぐ

怜「ホンマうまいなぁ!マクド揚げたお芋さん!」もぐもぐ

竜華「ホンマやな!最近食べてへんかったからな」ぱくぱく

怜「さて、それじゃあ・・・」

竜華「・・・いこか?」

怜・竜華「グリーンチキンマクドナゲットっ!!」

怜「どんな味やねん!」

パカッ

怜「うわっ!ごっつ緑色や!!」

竜華「すさまじい色しとるな・・・」

怜「正直、だいぶきっついで?」

竜華「どないする?残して帰ろか?」

怜「いや、私・・・この緑のチキンマクドナゲット・・・!」

怜「チキンマクドナゲット食べるでぇえええええ!!!!」

竜華「どっひゃあ!」ドンガラガッシャーン!

竜華「怜ホンマに食べるん!?やめた方がええんやない!?」

怜「いやいや!だって気になるやん!!」

怜「緑色のチキンマクドナゲットどんな味か気になるやないかぁーーっ!!」

竜華「どっひゃあ!」

怜「せやから!私は食べたるでーっ!!」

怜「グリーンチキンマクドナゲット食べたるでーっ!!」

怜「どっひゃあああああああ!!!」ぱくぱくもぐもぐぱくぱくもぐもぐ

竜華「怜ぃーーっ!!」

怜「うわぁあああああああ!!!」ビビクン!

竜華「どないしたんや怜!?大丈夫なん!?」

怜「こっ、このっ!緑のチキンマクドナゲット・・・っっ!!」

怜「めっちゃうまいでぇえええええええええ!!!」ドンガラガッシャーン!

竜華「どっひゃあーーーーっ!」ドンガラガッシャーン!

怜「うわぁああ!うまい!これめっちゃうまいで竜華!!」もぐもぐ

竜華「ホンマに!?」

怜「ホンマもホンマや!美味しすぎて手が止まらへんわ!!」もぐもぐもぐもぐ

怜「・・・うっ!!」ドクンッ

竜華「怜・・・?」

怜「アカン・・・っ!緑色のチキンマクドナゲットがっ・・・!美味しすぎて・・・!」

怜「私、もうアカンみたいや・・・!」ふらっ

バタッ

竜華「怜・・・?」

怜「」

竜華「う、うわぁああ!怜がっ、怜がぁ!!」

竜華「怜が緑色のチキンマクドナゲットが美味しすぎて死んでもうたぁーー!!」うわぁーん

怜「」


※あくまでナゲットが美味し過ぎて死にました

昼マクド食ってくる

【千里山高校】


竜華「セーラぁ!セーラ大変や!!」

セーラ「んー?どないしたんや竜華?」

竜華「それが・・・それが怜が・・・」ぐすっ

竜華「チキンマクドナゲットを食べたら死んでもうたんやぁあああああ!!!」

セーラ「どっひゃあ!」ドンガラガッシャーン!

セーラ「どういうこっちゃ!?」

竜華「怜と昼マクドに行って、チキンマクドナゲットを食べたんや!そしたら、そしたら・・・」

竜華「チキンマクドナゲットおいしすぎて怜は死んだんやぁーー!!」

セーラ「どっひゃあ!」

竜華「しかもそのチキンマクドナゲットは!!緑色なんやぁあああああああ!!!」

セーラ「どっひゃあああああああ!!!」ドンガラガッシャーン!

セーラ「緑色て!?緑色てどういうこっちゃ!?」

竜華「これや!これがマクドの新商品、グリーンチキンマクドナゲットや!!」

ぱかっ
ぐりーん

セーラ「緑色やああああああああ!!」ドンガラガッシャーン!

セーラ「ものごっつい色しとるでぇえええええええ!!!」

セーラ「緑色てどないなっとんねん!?えらいこっちゃで!」

セーラ「泉ぃ!泉ーーっ!出てこーい!!」

泉「どうしましたか先輩?」ひょこっ

セーラ「それが・・・それが・・・マクドの新商品がな・・・」

セーラ「緑色のチキンマクドナゲットやねぇえええええん!!」

泉「どっひゃあ!」ドンガラガッシャーン!

泉「み、み、みっ、緑色て!?どういうことですか先輩!?」

セーラ「どないもこないもない!これを見てみ!」

ぱかっ
ぐりーん

泉「緑色やぁあああああああああ!!!」ドンガラガッシャーン!

セーラ「緑色やろぉ!?」

泉「ものっそい緑色してるやないですかあ!?!?」

泉「これどないして緑色なってもうたんですかーー!!?」

セーラ「新商品やぁあああ!!!」

セーラ「マクドの!マクドの新商品やぁあああああああああ!!!」

泉「どっひゃあああああ!」ドンガラガッシャーン!

竜華「しかもや泉、このグリーンチキンマクドナゲットを食べた怜が、怜が・・・」

セーラ「ううっ、怜・・・!」ぐすっ

泉「えっ!?園城寺先輩に何かあったんですか!?」

竜華「緑になったチキンマクドナゲット食べて死んでしもたんやぁあああああああああ!!!!」

泉「どっひゃあ!」ドンガラガッシャーン!

セーラ「うわぁーん!怜ぃいいいいい!!」びぇーん
泉「園城寺先ぱぁあああい!」わーん
竜華「怜ぃーーっ!!」うわぁああ

セーラ「くそぉ!こんなもん!こんな緑色のチキンマクドナゲットなんかに怜は・・・」

ぱくっ

セーラ「!!?」ビビクン

竜華「どないしたんセーラ!?」

セーラ「こ、こ・・・このグリーンチキンマクドナゲット・・・っ!!」

セーラ「うまぁああああああああいいいいい!!!」ぱくぱくもぐもぐ

竜華「どっひゃあ!」ドンガラガッシャーン!

セーラ「めっちゃうまいでこの緑色のチキンマクドナゲット!!」もぐもぐ

竜華「そうなんや!怜も・・・怜もチキンマクドナゲットがおいしすぎて・・・」ぐすっ

泉「そんなら先輩も食べ過ぎたらあきませんよ!」

セーラ「でもめっちゃうまいねん!泉も食うてみ!!」ぱくぱく

泉「え?あ、はい」ぱくっ

泉「う、うまぁああああああい!!!」ドンガラガッシャーン!

セーラ「めちゃくちゃうまいやろぉ!?」

泉「めっちゃおいしいですぅ!!」

泉「この!緑色の!!チキンマクドナゲット!!!」

泉「めっちゃおいしいですぅうううううう!!!」ドンガラガッシャーン!

セーラ「せや!!見た目ごっつ緑やのに!!!」

セーラ「食うたらうまいんやぁあああああああ!!!」ドンガラガッシャーン!

セーラ「うわぁーん!怜を殺しよった仇やいいのに!!」

セーラ「この緑のチキンマクドナゲットめっちゃうまいでぇええええ!!!」うわぁーん

セーラ「どないしたらええんや!?」

セーラ「俺らは怜のために何をしたらええんやぁああ!!?」

竜華「うわぁーん怜ぃいい!!」

泉「園城寺せんぱぁーい!!」

うわぁーん

セーラ「せや!!」

セーラ「こんな時にはもうあいつしかおらへん!」

竜華「うん!うちもそう思とったところや!」

泉「やっぱりあの方しかおりませんね!」

セーラ「せや!!困った時の・・・」

竜華「フナQ頼みや!!」

ドンドンドンドン!

セーラ「浩子!おるか浩子!?」
竜華「出て来てやフナQ!大変なんや!!」

ドンドンドンドン!

ガチャ

フナQ「死因はなんですか?」

セーラ「マクドや!」

フナQ「マクド?それはまた・・・ずいぶんと久々にマクドで死にはりましたね、園城寺先輩は」

竜華「せやねん!新商品やねん!」ぐすっ

フナQ「ああなるほど。新商品でしたか」

フナQ「そんで、園城寺先輩は何を食べてお亡くなりなりましたん?」

竜華「これや!!昼マクドでこれを食べた怜は・・・死んでしもたんや!!」

ぱかっ
ぐりーん

竜華「このグリーンチキンマクドナゲットを食べた怜は!!チキンマクドナゲットがおいしすぎて・・・」

竜華「死んでもうたんやぁああああああ!!!」うわぁーん

セーラ「怜ぃいいいい!!」
泉「園城寺せんぱあああい!!」

フナQ「おいし過ぎてお亡くなりですか・・・これまた解決策のわからん死因ですわ」うーむ

竜華「どうにかならんかフナQ!?」

フナQ「そもそもなんでチキンマクドナゲットが緑色しとるんですかね?」

竜華「謎や!」

フナQ「謎ですか」

セーラ「どうにかしてや浩子!もうお前だけが頼りなんや!!」

フナQ「もうその点には疑問を持たない事にしますわ・・・」

フナQ「そうですね。おいし過ぎて死んだんなら、もう一回食べさせればショックで生き返るんちゃいますか?」

竜華・セーラ・泉「!!!」


>フナQ「死因はなんですか?」
>セーラ「マクドや!」

セーラ「そ・・・」

泉「そ、」

竜華「その手があったぁあああああああ!!!」

ドンガラガッシャーン!

セーラ「天才や!お前は天才やで浩子ぉ!!」

フナQ「はぁ」

竜華「やったー!!これで怜も生き返るでぇーー!!」

泉「園城寺せんぱぁあああい!!」

ドンガラガッシャーン!

【マクドバーガー】


怜「」

竜華「ううっ、怜・・・かわいそうに」ぐすっ

竜華「今助けたるからな!」

泉「買って来ました清水谷先輩!グリーンチキンマクドナゲットです!!」

竜華「ああ、おおきに泉。そんなら、食べさせるで怜?」

セーラ「頼む!生き返ってくれ・・・!!」

怜「」

竜華「えいっ」

ひょいっ

ぴとっ

怜「熱っ」むくり

竜華「怜ぃいいいいいいいいい!!!」ぎゅっ

セーラ「生き返ったぁあああ!!!」

泉「予定とは違ったけど!!園城寺先輩があつあつのチキンマクドナゲットのショックで生き返ったああああああ!!!」

セーラ「奇跡やぁあああああああああ!!!」


怜「」ばたっ


竜華「うわぁあああああ怜ぃいいいいいいい!!!」

竜華「怜が、怜がぁ!!」

竜華「あつあつのチキンマクドナゲットのショックで生き返ったのに!!!」

竜華「チキンマクドナゲットがあつあつ過ぎて死んでもうたぁああああああ!!!」

怜「」

竜華・セーラ・泉「どっひゃあ!!!」ドンガラガッシャーン!


※このSSはフィクションです。実在の人物、団体、事件、チキンナゲットとは一切関係ありません。


終わり

【シリーズ一覧】

怜「朝マクドでマクド揚げたお芋さんを食べるで!」
竜華「朝マクドでマクドバーガー食べるで!」穏乃「マクド?」
江口セーラ「腹へったな。冷蔵庫になんか無いか?」がぱっ
末原「お昼ごはんはお好み焼きですよ」
怜「ホテルにこもってるのも暇やな。テレビでも見よか」
竜華「怜、いっしょにたこ焼き食べようや!」
怜「竜華、いっしょに連れション行こうや」竜華「ええで」
洋榎「お、夏やのに豚まん売ってるで!」
怜・竜華「重ねあう心」
怜「昼マクドでチキンマクドナゲット食べるで!」

あくまでマクドバーガーという架空のハンバーガー屋さんのお話です
終わります

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