阿笠「このシステムにプラモをセットすると、実際にガンプラを操作して戦わせることができる」
コナン「すげーな!!どうやって動いてるんだ?」
阿笠「とあるツテから新種の鉱物をもらってのう......」
阿笠「研究の結果、その鉱物からプラスチックを動かす粒子を発見したのじゃ」
コナン「ふむふむ」
阿笠「それで、この技術を何かに使えないかと思い......」
阿笠「ガンプラを使ったゲームを作ってみたのじゃ」
灰原「非常に胡散臭そうな技術だけど、面白そうね」
コナン「なあ博士、これやってみてもいいか?」
阿笠「うむ、新一にテストプレイを頼もうと思ってたところじゃ」
阿笠「少年探偵団のみんなも呼んで、やってみるとよいじゃろう」
コナン「それもそうだな」Prrrrrrrr
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ピンポーン
元太「博士、来たぜ!!!」ウナジュウ
光彦「新しいゲーム、早くやりたいです!」
歩美「歩美もー!!」
阿笠「ちょっと待つのじゃ」
阿笠「ガンプラバトルをやる前に、まずはガンプラを用意せねばのぅ」
コナン「自分達でつくるのか?」
阿笠「その通り!」
阿笠「ガンプラバトルでは、機体の性能はプラモの完成度に左右される」
阿笠「自分で作ったガンプラで戦うのがガンプラバトルの醍醐味でもあるのじゃ」
阿笠「倉庫にガンプラがあるから、好きなのを選ぶと良い」
元太、光彦、歩美「はーーーい!!!」
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歩美「できたーー!!」
阿笠「ふむ、歩美ちゃんがつくったのは『MSA-005 メタス』じゃな」
光彦「Zガンダムでファとレコアさんが乗っていた機体ですね!」
阿笠「光彦君は良く知っておるのぅ」
阿笠「可変機ではあるが、武装も少ないから使いやすいじゃろう」
元太「博士!俺もできたぞ!」ウナッ
阿笠「元太くんのは『GX-9900 ガンダムX』」
阿笠「機動新世紀ガンダムXの主役機じゃ」
阿笠「月面からのマイクロウェーブをチャージして放つ『サテライトキャノン』は非常に強力な武装じゃぞ」
コナン「歩美も元太も、初めての割にはなかなか良くできてるじゃないか」
歩美「初めてだったけど、頑張ったよ!」
光彦「コナン君は何を作ったんですか?」
コナン「俺はコレ」
コナン「『GNX-609T ジンクスIII』、ガンダムOOの機体みたいだな」
光彦「コナン君にしては、かなり地味な機体ですねー」
灰原「どうしてその機体にしたのかしら?」
コナン「.......何か他人の機体の気がしなくてさ」
コナン「そういう光彦は何にしたんだよ?」
光彦「ふふっ、僕ですかwww」
光彦「僕はこの『ZGMF-X20A ストライクフリーダムガンダム』です」
光彦(どうやらコナン君達はガンダムシリーズのことをよく知らないみたいです......)
光彦(1stからAGEまで全シリーズ視聴済みのこの僕が負けるはずがありませんwww)
光彦(灰原さんにいいところを見せるチャンスです!!!!!!!)
灰原「ちなみに私は『RX-78NT-1 ガンダムNT-1アレックス』にしたわ」
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プリーズ、セットユアーGPベース、プラフスキーパーティクルディスパーソゥ、フィールドトゥー、デザート、プリーズ、セットユアーガンプラ、バトルスタート
コナン「江戸川コナン、ジンクス、出る!」クジョー
光彦「円谷光彦、ストライクフリーダム、いきますよー!」ミッツー
元太「小嶋元太、GX、出るぜ!」ティファー
歩美「吉田歩美、メタス、行きます!」コナンクーン
灰原「アレックス、出るわ」
阿笠「試合形式はバトルロイヤルじゃからの」
阿笠「誰か一人になるか制限時間15分が過ぎたら終了じゃ」
阿笠「ちなみに.........」
阿笠「光彦君にだけは、撃墜された際の痛みが再現されるようになっておる」
光彦「えっ......」
歩美「いつもの展開きたああああああああああああああああああwwwwwww」
コナン「光彦を集中攻撃だ!!!!!!!!!!」GNランスビームバシー
歩美「殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ!!!!!!!!」ビームピストルパシュー
元太「うな重!」 灰原「仕方ないわね」
光彦「ちょ、ちょ、ちょっと待って下さいよ.......」フワステズサー
光彦「1対4なんて卑怯じゃないですかー!!」タテウケーバシー
阿笠「何も問題ないZOY☆」
コナン「何も問題ないな」 歩美「その通り!」 元太「うな!!」
灰原「むしろ当然の流れね」
光彦「そ、そんなぁーー」
光彦(お、おお、落ち着きましょう......)
光彦(コナン君達の機体はジンクス、メタス、ガンダムXにアレックス......)
光彦(遠距離を狙える兵装はないはずです.......)
光彦(ストライクフリーダムの性能なら遠くから撃っていれば、負けません!!)ニヤリッ
光彦「まずはっ!!!」ブースト、ガンニゲー
歩美「光彦が逃げたぞ!殺せ!」ピストルレンシャー
元太「うなじゅ!」パシュン、パシュン
光彦「そんなビーム当たりませんよwww」サッサッ
コナン「あの機体......速いっ!!」
光彦「今度はコチラからです......」
光彦「ドラグーン!!!!!!」カチャン、ピシューン
灰原「あれは......ファンネル!?」
光彦「いけっ!!!!」ドラグーーン
ピシューン、スゥッ、ピシュピシューン、ズキューン
歩美「ちっこい塵屑がちょこまかと!」
光彦「ドラグーンに気を取られ過ぎですwwwwwwww」カリドゥスビーッム
コナン「歩美、後ろだっ!」
歩美「ぐわああああああああああああああ!!!!!」ミギカタヒダンー
元太「くそっ、よくも歩美をっ!!!」タテウケー
歩美「ちくしょおおおおおおぉぉおぉおおお!!!!あのゴミ彦があああああああああ!!!」
灰原「吉田さんは一旦下がって、、、っくぅっ!!」チョバムヒダーン
歩美「殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる殺してやる」イチジテッタイ
光彦「のがしましたか......まあ良いwww」
光彦「次は誰の番ですかねぇwwwwww」
光彦(勝てるwwwこれは勝てますよぅwwwwwwwwww)
コナン「クソッ!」ヨケッ
コナン「遠距離からじゃ、こっちの攻撃は光彦に当たらねェ」ライフルトドカネー
元太「うなっ、うなっ」ヒョイ、ヒョイイ
コナン「チィッ、どうすれば......」バーロー
灰原「工藤君」スゥ
灰原「私が囮になるから、その間に小嶋君と二人で円谷君を倒す策を考えて」アヤナミー
コナン「灰原.....けどよ」
灰原「もう他に方法はないわ、気づかれる前に仕留めるのよ」トッカンシマース
コナン「くそっ!」カッテニー
コナン「こっちにも遠距離武器があれば.........」
テコリンッ!!
コナン「そうだっ!」ウナジュゥ
コナン「あるじゃねーか、こっちにも!」アトハ......
コナン「よし、元太!やるぞ!!!」
元太「うな重!」
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光彦「灰原さんが突っ込んできましたね.........」
光彦「今のところはチョバムアーマーで直撃はまぬがれているようですがwww」
光彦「いつまでもちますかねぇwwwwwwwww」ビームライフル、レールガンバシー
灰原「クッ!」チョバムヒダーン
灰原「外部装甲はもう......でもっ!!」パージツッコミー
灰原「この距離ならガトリングでっ!!!!!!!!」カチャッ
光彦「おもった通りですよwwwwwwwww」マチカマエー
灰原「何っ!?誘い込まれていたというの!」
光彦「フルバースト!!!いけっ!!!!!!!!」ハイマットフルバーストゥッ!!
灰原「きゃああああああああぁぁああああああああああぁ!!!!!!」ドガーーン!
光彦「コクピットは外しておきましたよwwwwwwwwww」フサツー
光彦「まあ、それではもう動けないとは思いますがwwwwwwwwww」ジュンショー
光彦「さて、あと10分ですか.........」
光彦「残りはコナン君と元太君、まあ楽勝でしょうwww」
光彦「さっさと殲滅して大勝利といきましょうかwwww」
光彦「心なしか日が落ちてきましたね........」
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コナン「チィィィッッ!!」シュイン、シュイン
光彦「いつまでドラグーンの猛攻に耐えきれますかねwwwwwww」ピッピカチュウ
コナン「元太っ!まだかっ!」
元太「チャージ完了だ!いつでも行けるぜ!!!」ウナチャージ!
コナン「了解!GN粒子完全開放ッ!!!!!」ユクゾッ、ジンクスッ
光彦「これは!!トランザム!!!?」
光彦「いやっ、ジンクスⅢにトランザムシステムは搭載されてないはず......」
光彦「まさか.......自壊覚悟でリミッターを解除したというんですか!?」ピカッ?
コナン「数秒もってくれるだけでいい!!!」ギジトランザムッ
コナン「光彦が油断した一瞬!今だ!!!!」コノシュンカンヲマッテイタンダー!!
光彦「クソッ!コナン君が!!」ガシィッッ!!!!
光彦「は、離して下さい!!!!!!」フリホドケマセン
コナン「バーロー......離さねぇよ」ガッチリ
コナン「今だ!元太!!!」
元太「おう、コナン!!」
光彦「な、何を!!!!」
元太「サテライトキャノン!行くぜえ!!!!!!!!!」アナタニチカラヲー
サテライトキャノン<ビィィィィィーーーーーーン
光彦「まさか!!サテライトキャノンは月が出ていなければ使えないはず......」
コナン「夕暮れどきでも、月は薄らと出ているんだぜ......」
コナン「それに気付かなかった、光彦......お前の負けだ」
コナン(本当は博士に頼んで月を出して貰ったんだけどwwww)
光彦「いっ、いやだ、、、死にたくない」アワワワワワワ
光彦「こんなところで死にたくないんだあああああああああああぁぁぁぁぁ..................................」ギャアアアアアアアアアアアアア
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光彦「うう......ここは?」
光彦「コクピットの中?」
光彦「もっ、もしや!?」
光彦「危険を察知して、コクピットブロックが腹部から胸部に移動し」
光彦「運よくコナン君の機体の影に隠れて、コクピットだけが助かった?」
光彦「奇跡のような話ですが、SEEDの機体ならあり得なくはないですね......」
光彦「SEEDの監督バンザイ!!脚本の嫁バンザイ!!」チョッパー
光彦「さて、これからどうしましょうか.........」
光彦「バトルはもう終わったんでしょうか?」
光彦「ん???」ナニカガチカヅイテクルーー
歩美「ミツヒコ、コロス」ガシャン、ガシャン
歩美「ミツヒコ、ミツケタ」ウィーーーン
歩美「コロス」キュリオスーーー
光彦「ちょ、ちょ待ってください、何でこんなことに.......」
阿笠「わしじゃよ」
光彦「」
阿笠「歩美君がどうしてもバトルに復帰したいと言ってのぅ」
阿笠「わしの作った『GN-003 ガンダムキュリオス』を貸したのじゃwww」
阿笠「ちなみに試合はまだ続いておる」
歩美「ミツヒコ、コロス」GNクローガシッ
光彦「歩美ちゃん、正気に戻ってください!!!!」
歩美「ミツヒコ、マップタツ」ハサンデギギギギギ
光彦「こ、コクピットが潰れて......」ギギギギギギgg
光彦「歩美ちゃん、た、す、け、て」ギギギギggggg
光彦「あがががががががggggggggggaaaaaaaa」ギギギギギギgggggg
光彦「ぎやぁぁあああaaaaaaaaaaaa」ギギギギギギギギggggggggg
バキン!
バトルエンディド
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数週間後........
元太「できたぞ!俺の新しい機体『ガンダムX UNA-JU』だ!」
阿笠「ほっほっ、元太君は本当にうな重が好きじゃのぅ」
歩美「歩美も改造したガンプラできたよー!!」
コナン「じゃあ、また4人でガンプラバトルしようぜ!!」
灰原「そうね」
歩美「さんせーーーーい!!」
阿笠(着々と商品化の話は進んでおるし、もしかしたら来年には子供達の間で大ヒットするかもしれないのぅ)
阿笠(そしたら、わしは億万長者じゃ!)グフフフフ
プリーズ、セットユアーガンプラ、バトルスタート!
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光彦「ふふふっ、僕が一番ガンプラを上手く使えるんですよ.......」グポーーン
第一話 完
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