勇者「いてて…
さっきの、さまよう鎧に斬られた傷が、かなり深いみたいだ」
僧侶?「じっとしていて下さい
今、薬を塗るので…」ヌリヌリ
勇者「…」
勇者「なぁ、僧侶」
僧侶?「しみますか?」
勇者「いや…そうじゃなくて
回復呪文は?」
僧侶?「使えません」キッパリ
勇者「…え?」
僧侶?「使えません」
勇者「なんで?」
僧侶?「それは私が…」バッ!
「魔王だからだぁ!」
魔王「はっはっはぁ!ばかめぇ!旅に出て三日!この時を待っていたぞ!」
勇者「へ?」
魔王「ばらした時のお前の驚いた顔を見るために!」
勇者「えっ・・・俺に薬塗ってくれた女性が・・・魔王・・・?」
魔王「うむ」
勇者「昨日、初めて野宿で慣れてないけどって言いながらも頑張って夕食作ってくれた女性が・・・魔王・・・?」
魔王「うむ!!」
勇者「初日にこれからどう役立って見せるか、噛みながら抱負を語ってくれた女性が・・・魔王・・・?」
魔王「うむ!!!!」
勇者「なるほど。結婚してくれ」
魔王「うむ!?!?」
つづきはよ
つづきはよ
凶真「女よりも女らしい美少女…だが、男だ」
凶真「腰回りは王女よりも細い…だが、男だ」
ちくわ大明神
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