第1世代勇者「温すぎ」第24世代勇者「え、えぇ…」(5)

長いから1勇者「」と24勇者「」にする
話の流れとしては魔族全盛期時代の勇者が、魔族が衰退し始めた世代に飛ばされてアレコレするお話にする”つもり”


1勇者「俺の世代に比べてモンスター弱すぎ」ズバッ

24勇者「そ、そんなぁ…。僕にとっては凄く強い敵なんですけどぉ…。」

1勇者「はぁ?俺の世代だったらスライムがこのレベルの弱さだぞ?」

24勇者「死霊の騎士とスライムが同レベルって…どんな時代だったんだ…。」

1勇者「しっかし驚くところがいっぱいだなー。」

24勇者「えっと…具体的にどこら辺がですか?」

1勇者「んー。例えば…呪文だな」

24勇者「呪文?…あ!イオグランテとか最近出来た魔法ですからね。知らないのも無理ないかと」

1勇者「いや、その呪文はババアのモンスターが使うイオラと同レベルの威力だったからそこまで」

24勇者「へ!?…い、イオラ?」

1勇者「どっちかっつーと氷の呪文とかが…ね」

24勇者「?威力は昔と変わらないと本に書いてましたが…」

1勇者「”威力”はな。追加効果だよ」

24勇者「あー、凍結ですか?」

1勇者「そそ。この世代では腕が凍ったら動かせなくなる程度だけど、俺の世代では腕ぶった斬らなきゃいけないからな」

24勇者「…ぶった斬る!?腕をですか!?」

1勇者「おう。凍結したら一瞬で壊死して更には凍った面積が広がっていくからな」

24勇者「と、ということは…。凍ったら終わりじゃないですか!」


1勇者「…はぁ?なんでだよ」

24勇者「だって失った体の部位は回復呪文でも治せな…。もしかして…?」

1勇者「治せたぞ?この右腕なんて数え切れない程斬ったし斬られたし。」

24勇者「な、なんて世代だったんだ…。」

また明日

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