波平「馬鹿モン!!一般人に念を使いおって!!」 (292)

カツオ「だ、だって!早く寝たかったんだよ?」

波平「問答無用じゃ!!お前は当分念の使用を禁止じゃ!!」

カツオ「ヒッ!!」

カツオは強制絶状態になった

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1413125745

サザエ「父さん。少しカツオに厳しいんじゃありません」

波平「カツオは将来この家の当主になるんじゃ!!念はもちろん、体術も完璧にならなければいけん!!」

マスオ「さすが伝説の殺し屋一族の当主。
ご立派です」

サザエ「もう~あなたまで」

フネ「まあまあ、サザエ。それほど、父さんがカツオに期待していることなんだから、いいじゃないの」

サザエ「そうね」

カツオ「はあ~」

ワカメ「どうしたの?お兄ちゃん。
また、強制絶?」

タラオ「情けないです」

カツオ「早く寝たかったんだよ!」

ワカメ「お父さんいつもいってるでしょ?
一般人をやるのは体術の訓練だって」

タラオ「僕なら念を使わなくてもすぐ終わるです」

ワカメ「それに家訓でも決まってるでしょ?」

タラオ「カツオ兄ちゃんはバカです」

カツオ「………わかってる。ちょっと中島んちにいってくるよ」

ワカメ「いってらっしゃい」

中島の家

カツオ「中島~~!!」

中島「どうした?磯野?また除念かい?」

カツオ「頼むよ~」

中島「待っててすぐ準備するから」

       イソノエスケープ
中島の能力『磯野野球しようぜ!』

他人に取り憑いた念を中島が作った念人形に移すことができる
あくまで移すだけなので、除念されたら分かるようにしても認知できない。
能力を使われた者は自分の意思で、取り憑いた念を自分か念人形に移動できる
しかし、この能力は中島本人に使用はできない。また、厳密には除念をしていないので、取り憑いた念は解除されない

カツオ「悪いな中島。僕のためにこんな能力にしてしまって」

中島「何言ってんだよ!友達じゃないか!
それに除念士なんてかなり珍しいから
かなり儲かってんだぜ」

カツオ「中島………」

中島「ほら、除念終わったよ。野球しようぜ!」

カツオ「おう!!」

磯野家

カツオ「ただいま~~」

波平「カツオ!来なさい!」

カツオ「はい」

波平「わが家の家訓を言いなさい」

カツオ「はい!!」

カツオ「その一。身内で能力をきくのは
禁止」

波平「さよう!どうしてだと思う?」

カツオ「能力がバレることは死を意味する
たとえ、身内でもいつ敵になるかわからないからです」

波平「この家訓は、わしより遥か昔の者が
作った掟じゃ。その者は自分の命を引き換えにしてこの鉄の掟を作った。もうひとは?」

カツオ「当主は、自分が当主の間だけ、
その期間のみに適用される掟を一つ作ることができる」

波平「さよう!して、その掟は?」

カツオ「仕事の標的が念の使えない一般人相手のとき、戦闘中、念で攻撃してはいけない」

波平「さようじゃ。この掟を破った者は2週間強制絶じゃ。まあ、最初の掟を破った者の罰則は知らんがな」

波平「カツオ……お前は次期当主にならんと
いけん。もう少し気を引き締めないといかんぞ」

カツオ「はい……反省してます」

波平「話はそれだけじゃ」

次の日

カツオは、何気なく帰宅をしていた

カツオ(………いる!?)

カツオは癖で円を使いながら、歩いてしまう

その半径おおよそ500メートル!

そして、カツオは、円と隠を同時に使える!

ゆえに相手が気づかなかったのは必然!

カツオ(強いな………ここじゃまずい進路を変えよう!)

ちょうど同じ頃

甚六「あっ!磯野さん!」

波平「奇遇じゃな甚六君」

甚六「ちょうどよかった磯野さんに
見てほしいものがあるんですよ」

波平「わしにか?」

甚六「ええ……」

突如として甚六のオーラが膨れ上がった

       ガクリョクチョウダイ
甚六の能力『浪人生の怒り!』

浪人すればするほど強くなる!!

波平「………」

波平は冷静だった
なぜなら、わずかにもれていた殺気!
それを見逃すわけがなかった

甚六「どうですか!?このオーラ!
あなたより遙かに上ですよ!!」

波平「さよう」グチャ

甚六「えっ?」

甚六の心臓が貫かれた


伊佐坂「さすが磯野さん」

波平「やはり、あなたでしたか、さっきから
わしたちを見ていたのは」

伊佐坂「ええ。あなたの能力を見れたらよかったのですが……」

伊佐坂から、莫大なオーラが溢れ出した

伊佐坂から放たれる強力なパンチ!!

伊佐坂(さあ、どうする?)

波平「反作用!」バン

伊佐坂の右腕は波平に触れた途端吹き飛んだ

伊佐坂「!!?」

伊佐坂(なるほど。作用反作用を操る能力といったところですか。しかし、それほど強力な能力ならいくつか発動条件があるはず。
おそらく、声を発することがその一つ。)

波平(あのオーラの量。何かをすればオーラを溜めることができる能力じゃな。
先生の仕事を考えると文字を書くあるいは原稿を書くあたりじゃろう)

波平「ハッ!」

波平の速く鋭いラッシュ!!

伊佐坂「くっ!!」

伊佐坂は避けるのに精一杯だった

伊佐坂「さすが磯野さん。体術も素晴らしい」

波平「先生こそ。よく、わしのラッシュに
ついてこられましたなぁ」

伊佐坂「まあ、かなりオーラを使いましたから。しかし、磯野さん。
どうやらその能力。自分を基準に置いてるようですね」

波平「さようじゃ!よくぞお気づきで」

伊佐坂「私の凝でも捉えることができましたから」

      ストーンアンドライトニング
波平の能力『頑固親父の雷』

作用反作用を操る能力

ライトニング
作用…………波平が攻撃するとき波平にくる反作用も作用に加えることができる(波平は反動0)
ただし、使う部位が硬になっていなくてはいけない

ストーン
反作用……波平にくる作用を相手の反作用に加えることができる(波平はダメージ0)
ただし、動いていない物体には適用されない。
例えば、人は地面との摩擦力の反作用で走るが、波平から向かっていくので適用されない。

また、二つとも使うときには声を発してから数秒間しか使えない
どちらか使ったら、能力を使うまでに間が必要
。そして、同じものを連続して使えない

        ライターストレス
伊佐坂の能力『締め切り間近』

原稿を書くために使ったオーラを
溜めて使うことができる。
ただし執筆中のものは無効

伊佐坂が感じた疑問は的を得ていた

伊佐坂(完璧に操ることができるなら、
高速を超えた移動……つまり、目で追えない
移動ができるはず)

伊佐坂「どうやら止まっているものには
能力は適用されないみたいですな」

伊佐坂は思わず口に出てしまった

波平「さようじゃ!」

伊佐坂「これはご親切に」

波平「なに、ご近所のよしみですよ」

伊佐坂「そうですか」ヒュン

波平「!?」

伊佐坂は、持てるオーラをフルに使い高速移動をした。

伊佐坂(この男相手に出し惜しみは死を意味する。残りは、当主が消えたことによる混乱に乗じて…)

その判断は間違ってなかった

伊佐坂(後ろをとった!)

波平「作用!」ヒュン

しかし!伊佐坂の
顔面に波平の拳がせまってた!!

波平は、伊佐坂の僅かな殺気とオーラの気配を見逃さなかった!!

伊佐坂(!!?あ、あなたって人は!!)

伊佐坂は、波平の拳が触れてから、命が終わる
数秒間に波平の能力の秘密に気づいた

しかし、時すでに遅し!伊佐坂の命は尽きていた

波平が伊佐坂先生と戦っていたころ

マスオ「アナゴ君。こんなとこに呼び出して何かようかい?」

アナゴ「フグ田く~~ん」

マスオ「!?」

突如、アナゴがマスオにキスを迫った!
しかし!マスオは、それを躱した

その結果アナゴは壁とキスしてしまった

ドゴオオン!!

アナゴとキスした壁が爆発した

アナゴ「避けるなんてひどいじゃないか!フ~グ~田く~~~ん」

       ファンシーボム
アナゴの能力『魅力的な唇』

アナゴが唇を触れたものを爆発できる

マスオ「」

マスオは戦闘モードになった

アナゴ「フ~~~グ~~田~く~ん」ガシ

マスオ「」

マスオは、抵抗しなかった

アナゴ「」ブチュ

ドゴオオン!!

マスオの頭が吹き飛んだ!!

アナゴ「ぐふ!?」グチャ

アナゴの心臓が貫かれた

マスオ「油断しすぎだよ。アナゴ君」

アナゴ「な…………なぜ!?」

       セケンノゴカイ
マスオの能力『偽りの婿養子』

相手のマスオの認識を変えることができる。
例えば、先ほどマスオは、アナゴが壁をマスオと認識するようにした。
もちろん、熟練した凝の使い手は見破ることができる。マスオ曰く『僕は隠してるつもりはない』とのこと

マスオ「やれやれうちがピンチのようだ」

マスオは家へと向かった

その頃の磯野家

うらのおじいちゃん「サザエさん」

サザエ「あっ!うらのおじいちゃん」

うら「今日は、いつぞやの復讐にきましたよ」

サザエ「!?」

うらのおじいちゃんと波平は、かつて戦った。
結果は、波平の勝ち!
うらのおじいちゃんは、波平の復讐のため裏にすむことにより機会を伺っていた
波平は、特に気にしてなかった

サザエ(父さんへの手土産のために
私からやろうってのね。確か能力は………)

うら「こっちですよ」シュン

サザエ「クッ!」

サザエは紙一重で躱した

サザエ(そうだ……相手の背後にテレポートする能力)

うら「いきますよ」ヒュン

サザエ「たあ!!」

サザエは背後へ回し蹴りを放った!!

うら「あまい!!」ドシュ!
サザエの背中が手刀で切りつけられた

うら「ほほう。何とか致命傷だけは避けますか」

サザエ(なるほど…出てくるタイミングも
操れるのね!!)

その後は一方的な攻撃だった

サザエの攻撃は、当たらず。サザエは
致命傷を避けるのに精一杯だった

サザエ「はぁ……はぁ…」

サザエは膝をついた

うら「ほっほっほっほっ。トドメです」ヒュン

うら「!?」ヒュン

うらのおじいちゃんがサザエの背後に
出てきたとき、うらのおじいちゃんの
体は蜂の巣にされていた

サザエ「」ニヤ

うら「ど、どうして………?」

        ヘアーマシンガン
サザエの能力『私の髪はマシンガン』
サザエの謎のパーマから強力な念弾を飛ばすことができる
髪から発射されるので方向は前後問わない

うら「どうして…今まで能力を使わなかった?」

サザエ「理由は二つ。あなたが一番油断しているときにつかわないと勝てないから。もう一つは、あなたのテレポートをしている時間を測るためよ。」

うら「そうです……か……」バタ

すみません
休憩します

波平と伊佐坂先生の決着がついた頃

カツオ(これ以上は無理か……)

カツオの円で捉えた相手を避けようと
したが、これ以上回り道をすると相手に
警戒心を与えると判断

先生「磯野!こんなところで何やってんだ?」

カツオ「中島と野球しようと約束してまして」

先生「ちゃんと一回帰宅しなさい」

カツオ「ハイ……」

カツオが先生の説教で下を向いたとき

先生「」シュ

先生は、カツオの首に手刀を振り下ろした

カツオ「……でも、先生。いきなりの暴力は、いけませんよ」グサ

しかし!それより先にカツオの拳が先生の心臓を貫いていた

先生「ば、………馬鹿な………」

 



カツオ(やはりか)

カツオは、気づいていた。
このタイミングで自分を襲うことは
今自分が絶状態と知っている者!
つまり!

タラオ「さすがカツオ兄ちゃんです」

カツオ「タラちゃん……君だったのか」

タラオ「!?気づいていたんですか」

これは、カツオの身内にスパイがいること
を意味していた!

カツオ「まあね」


タラオ「」ボウ

タラオから突然どす黒いオーラが溢れ出した!

カツオ(そういえば見たことある!タラちゃんがやった百人殺し!!)

        ウザイタラオ
タラオの能力『ボクも殺るdeath!』

タラオが死体を見ることで発動する能力
これはタラオが相手をやるためだけに動く
バーサカーになることができる
この状態のタラオはオーラが跳ね上がる

カツオ(マズイ!!)

タラオのラッシュ!!
カツオは避けれないと判断!

カツオ「くっ!!」

カツオは、攻防力の移動により硬で全て
のラッシュを防いだ


カツオ「はぁ…はぁ……」

タラオ「さすがカツオ兄ちゃんです」

カツオ「タラちゃんこそ」

タラオ「褒めても手加減しないです」

カツオ(強い能力。だけど弱点はわかった。
さっきの攻撃は、いうなれば教科書通りの
攻撃!僕なら先を読める!)

タラオ「いきますよ~」


タラオの攻撃!

カツオ(この攻撃は!!)

タラオが攻撃したことによりできる僅かな隙
カツオは的確についた!

タラオ「甘いです!」

しかし!タラオは読んでいた!

攻撃するために移動したカツオをめがけて
放たれる強力な突き!

タラオ「!!?」

しかし、タラオの攻撃したところにカツオは
いなかった

カツオ「こっちだよ」

タラオ「!?」

タラオが反応したときには、すでにカツオは、
タラオの首と胴体を切断していた

       キャンセル
カツオの能力『戻り鰹』

自分の行動を数秒前に戻す!

つまり、今の攻撃は、もしタラオが反応しなかったそのまま攻撃するという二段構えの攻撃だった!

カツオ「とりあえず、みんなと合流しなきゃな」

少し休憩します

花沢さんの能力が気になる

カツオとタラオとの決着がついたしばらく後

波平「ノリスケか………」

ノリスケ「やあ、おじさん」

磯野家の分家ノリスケが立ちふさがった

ノリスケは、分家も含めて最弱の男といわれている

波平「どかんか!ノリスケ」

ノリスケ「急ぐ必要ないでしょう………急がなくてもあの世は、すぐそこですよ」

波平「言うようになったわい!青二才が」

波平「作用!」

波平の手加減無しの一撃!!

ノリスケ「…………」


結果は、右腕が吹き飛んだ!!


波平の右腕が

波平「!!?」

驚きにより一瞬硬直したが、
すぐさまノリスケとの距離をとった

波平「フン!!」

筋肉による止血を行い冷静になり考えた

波平(何をした?いや……わしは、見ておる

確かノリスケは、わしの拳が硬になった

瞬間、無防備になった右腕を手刀で切り裂きお

った。そして、わしの攻撃を防いだとともに攻

撃を行ったか)

波平のオーラの移動は一瞬!

刹那にも満たない時間である!

波平もこの方法で破れるのはわかっていた!

しかし、現実問題不可能であることもわかっていた。事実できた者は今までいなかった

波平(あのような達人の技はノリスケには不可

能。十中八九やつの能力じゃな。)

        ライターズスレイブ 
ノリスケの能力『作家の奴隷』

ノリスケがあらかじめ指定した動作のみを行う。
ノリスケは、指定したもの以外は使えない
という制約をつけることで、達人以上の精密動作ができるようになった

             ストーカーズアイ
ノリスケのもう一つの能力『ブンヤの目』

ノリスケが新聞を渡した相手の見た情報を
ノリスケも見ることができる
なお、新聞は、ノリスケが書いたものじゃなくてもよく、ノリスケのものでなくてもよい
他人の家にある他人の新聞を渡すだけでも発動できる

ノリスケは、この能力を使い、伊佐坂、甚六

などさらに、波平のターゲットに先回りして

今まで波平の能力を見て、波平の腕が絶になる

タイミングをつかんだ!

ノリスケ「いきますよ!!」

ノリスケも磯野家の体術をある程度習得

している。無論、作家の奴隷にもこの動きを

入れている

波平「反作用!!」

ノリスケ「甘い!!」

波平「ぐわっ!!」

ノリスケは、波平が反作用といった瞬間に

攻撃をとめ、すぐさま、別の攻撃をいれる

ように指定していた

結果は

波平を完封である!!

波平(よ、予想以上に強い能力じゃ………)

波平は、地べたによこたわっていた

ノリスケ(ふむ、やはり、反作用の効果は

ほんの一瞬か)

ノリスケは、反作用の効果が適用される時間

がわからなかった

ゆえに、最初は手加減するときめていた

波平が生きているのがその証拠である

ノリスケ(おじさんを倒せば磯野家は混乱す

る。残りは混乱に乗じて倒せば……)

波平「」スッ

波平は静かに立ち上がった

ノリスケ「おや?まだ立ちますか?さすがおじさん!!」

ノリスケと波平の相性は最悪

磯野家では、同じ相手と何度も戦うことを

想定していない。なぜなら、逃すと能力が知れ

わたり、死につながると知っているからだ

ゆえに、見逃すことは基本的にしない

波平(ノリスケは、能力でわしの能力を見ていた。

じゃから、あのような動きができる)

波平「」スッ

波平は静かに片足を上げた

ノリスケ「?」

波平「作用!」ドン

そして、力いっぱい踏み込んだ!!

ノリスケ「!!」

辺りに地震がおこる!!

ノリスケ「う!!」

ノリスケは、驚きと揺れにより硬直した

ノリスケ「ハッ!?」

波平からそらしていた目線を再び戻したが

波平は、いなかった

波平「こっちじゃ!!」

ノリスケ「ぐ!!」

波平のラッシュ!

見えない攻撃は、急所を最優先で守ることにし

ていたため、ノリスケには、防御できなかった

波平「ほうれ!!」

波平はノリスケを上空へと高く蹴り上げた

波平「」スッ

波平は、ノリスケの落下地点へいき左腕を上げた

ノリスケ「マ、マズイ!!」


波平「反作用!!」

ノリスケ「ぐぶぉ!!」

空中では、何もできなく、ただただ波平の左腕へと落下した

波平「フゥ~。ノリスケのやつめ。手こずらせおって」

しかし!!

ノリスケの作家の奴隷が死してなお強力な念と

なり、ノリスケを操り波平に襲いかかろうと

していた

一閃!!

作家の奴隷は、バラバラに斬り刻まれていた

波平「見事なり……ノリスケ」

波平の左手には、オーラでできた剣があった

          イッポンゲ
波平もう一つの能力『最後の神』

波平の頭に立っている一本毛を抜くことで発動する能力

一本毛にオーラを纏い剣にすることができる

なお、発動中は、頑固親父の雷は発動できない。

また、このときの波平は、特質系から強化系へと変わる

一本毛が立っていないときは発動できない。

少し休憩します

フネ「まあ、父さんったら派手にやられて」

波平「お、母さんか。カツオは無事か?」

フネ「ええ、また中島君に除念を頼んでたわ」

波平「そうか………母さん頼む」

フネ「はいはい。」

フネは、波平に手をかざすと、波平の怪我、髪

の毛、オーラがみるみると回復した

波平「ありがとう、母さん」

フネ「いえいえ、いつものことですよ。サザ

エがいま家にいるわ。回復しておいたけど、

応援お願いします」

波平「うむ」

波平は家へと向かった

      カアサンノアンシンカン
フネの能力『助け船』

自分以外を回復できる。オーラも回復でき、

肉体損傷も損傷部位があれば元に戻せる


ただし、損傷部位が紛失したり、灰になった

り、原形を保っていない場合は不可能

波平が見えなくなった頃

ズドン!!

フネ「くっ!!」

かろうじて急所をはずしたが、フネの

胸から血が流れていた

タイコ「あらあら、無理して避けなければ

楽に死ねたのに」

フネ「タ、タイコさん!」

タイコ「おばさま、私自分の手を汚すのが

嫌いなんです。」

フネ「?」

タイコ「ですから、おばさまの相手は………」

フネ「!?」

フネの目の前には、手練であろう
 
念能力者が1000人ほどいた

       タイコノタツジン
タイコの能力『狂気のタイコ』

タイコが叩くタイコを聴いた者を操れる

操られた者は、全身のリミッターを解除して

戦う。

ただし、操るためには、一曲聴かせる必要がある

また、聴かせるということは、相手の目の前で

演奏する必要がある

タイコは、己の美貌を使い能力者達を誘惑し

自分の操作対象とした

フネ「………おやまあ、だったらこの重り

外さないとね」ゴロン

タイコ「!?イクラ!!」

フネの胸元から、血を流したイクラが

落ちてきた

フネ「自分で撃っておいて叫ばなくても」

タイコが、イクラへ目をやり、フネから

目線をそらしたのは一瞬だった

タイコ「な、なんですって!?」

その一瞬でフネは、手練達を肉片に変えた

フネ「イクラちゃん。私を殺そうとしたから

おしおきしておいたよ」

タイコ「いつから!?いつから私たちが

狙っていることを!?」

フネ「最初からですよ」

タイコ「!?」

フネ「私の円の半径は13キロよ」

タイコ「そ、そんな……」

タイコは、思い出した。

かつて、伝説の磯野家へ嫁入りする条件

として、両親とその婚約者と3対1の勝負に

勝つことを条件として、自ら提案し、勝利

した女性の伝説を!

タイコは、都市伝説の類としてしか受け止めていなかった

タイコ(お、おばさまが伝説の…………)


タイコは、タラオからの情報でフネは、

回復系能力の後方支援だろうと聞いていた

フネが自らの能力を回復にしてなおかつ

対象に自分を外しているのは、自分は

能力無しで相手に勝て、かすり傷1つつかせな

いという圧倒的な王者の自信!!

なお、フネが波平以上の達人と知っているのは

磯野家では、波平、カツオのみで磯野家の

トップシークレットとされている

フネ「じゃあね」

タイコは静かに息を引き取った

一旦休憩します

レスありがとうございます

とても励みになります

少しコメント返しをします

といっても出ていないキャラに関しては控えます

〉〉27
そうですwwwwww

ぶっちゃけ書く前から能力決めてたのは、波平

だけです

〉〉48
カツオは、当初『カツオの叩き』というカウン

ター系能力でしたが、主人公にしてはショボい

のでボツにしました

》37
まあ、能力者バトルなんで、多少はね

》50

》51のいう通り、始まる前のターゲットが

一般人ということです

》47
タラオは、強キャラ系の雑魚みたいな

印象があったので、そうしました

ついでにいうと安価は>>な

それから、数々のお褒めのコメントありがとうございます

>>85

こうですか?

>>85
できました。ありがとうございます

波平の戦いが終わった頃の磯野家

マスオ「サザエ~!無事かい?」

サザエ「あっ!あなた!!大丈夫よ。

さっき母さんがきて回復してもらったわ」

マスオ「そうか。ならよかった」

「おーい!!サザエ!!」

サザエ「あっ!!父さんの声!!」

マスオ「これで安心だね」

サザエ「はーい!!」タタタ

玄関に向かうサザエ

サザエ「あっ!父さん!!」

「馬鹿モン!!」

サザエ「い、いえ………あ、あなたは

………海平おじさん!?」

海平「作用!!」

サザエに向かってくる海平の拳

マスオ「危ない!!サザエ!!」

サザエを守るために盾となるマスオ


サザエ「あなたーー!!!」

しかし、粉々になったのはマスオではなく

枕だった

マスオ「大丈夫だったかい?サザエ」

サザエ「ええ。おかげさまで」

マスオは、偽りの婿養子で枕を自分と

認識させた

海平「マスオ君か。やりおるわい」

マスオ「おじさんこそ、よく直前で能力を

解除しましたね」

あのときマスオは、枕を自分と認識させてる間

自分は海平に近づき攻撃を行った

直前で海平が気づき能力を解除して防御を行った

マスオ(サザエ!援護を頼む)

サザエ(わかったわ!)

マスオ(お義父さんが作用を使うとき

常に攻撃するところが硬だった。

もし、それが発動条件だとしたら、

先ほどは、何故バレたか分からないが

距離を取れば気づかれない。)

海平(ふむ。二人か。面倒じゃな。

一気に片付けるか。いや、波平が来るまで

しばらくかかる少し遊ぶかのぅ)

サザエ(確か父さんには反作用っていう能力

があったわ。あたしの能力では返されるわ。

でも………)

海平「」タッ

マスオに向かって突っ込む海平!

海平は、もちろんサザエにも警戒を怠らない

マスオ「くっ!!」

なんとか防御するマスオ!!


マスオ(強い!!さ、さすが磯野家歴代最強

とうたわれた人だ。おそらく、まだ本気

じゃない!!)

マスオ「びゃああああ!!!!」

吹き飛ばされるマスオ

サザエ「あなた!!」

サザエ「私の髪はマシンガン!!」バババ

海平に向けて能力を使うサザエ!

海平「無駄じゃ!!反作用!!」

反作用で防御をする海平


海平「ぐわっ!!」

しかし、念弾は、海平に直撃する!

マスオ「」ニヤ

            サザエノセイハフグタ 
マスオのもう一つの能力『世間の思い込み』

マスオの偽りの婿養子をサザエにも適用できる

マスオは、この能力を使ったことで、海平に

気づかれないようにサザエが移動できるように

した。そのため、反作用の適用外の方向だった

ため、海平は、念弾をくらってしまった

海平にダメージを与えることに成功

したが、反作用は作用と違って硬にする必要が

ないため、海平に致命傷を負わせられなかった

海平「夫婦の連携見事じゃ」

マスオ&サザエ「!?」

海平「褒美として……」ブチブチ

海平の両手には剣が握られていた

スパッ!!

何かを斬る音がした  

海平のいる辺り一面は、斬り刻まれていた

海平「痛みを感じさせない死を与えよう」

マスオ&サザエ「」バタ

また深夜に来ます

急に読みづらくなったな

変な改行で読みづらくなった

なら見なければいい

こんなゴミのような意見しか言えないゴミはゴミでいい ついでにわざわざ煽る>>106もゴミ

サザエとマスオが海平と戦っていた頃

カツオは、逃げていた。

憶病風に吹かれたのか

否!!カツオは、ある結論に達していた

カツオ(まずいぞ!!タラちゃんが敵だったな

んて!!)

カツオは、敵が自分達の能力と相性の良い相手

を送り込んでいる可能性を危惧していた

戦いは相性が重要。幼い頃、波平やフネに何度

も言われていたことだ

磯野家は、複数で任務をこなすことがある。

鉄の掟により、詳細は聞けないが、大まかな

情報でも十分危険だった。

カツオの場合は、波平とフネの指示で任務で能

力を使えなかったため、この危険は無いが、他

の者にはある。

カツオは、まず家に集まり作戦を立てることが

最優先と判断していた

カツオ(ダメだ!!逃げながら、なんとか家

に近づいてきたけど、これ以上は無理だ!!

ここで奴を倒す!!)

カツオは、構えた!!

サブ「い~~~~~っやっっっっほーーーー

ーーーーーーーーーー!!!!!!!!」

サブが原付に乗りながら突っ込んできた

カツオ「サブちゃん!!!!」

      チワ~ミカワヤデ~ス
三郎の能力『原付暴走族』

具現化した原付で相手に突っ込む能力

原付の動きは、三次元的な動きもでき、さら

に、細かい動きもできる

カツオ「硬!!」

カツオは、原付ごと三郎を破壊しようと思った


カツオ「………ダメだ!!」

だが、カツオは、原付の速度を見て考えを改めた

カツオ「くっ!!」

カツオは、なんとか躱した

サブ「はっ!!良い判断じゃねえか!!ベイビ

ー!!だが!!甘い!!」グルン

カツオ「なっ!!?」

三郎の原付は、すぐさまカツオの躱した方へ方

向変換した

カツオ(あの速度で!?)

三郎の原付は、300キロ出ている

カツオ「なら!」バッ

カツオは、空高くジャンプした

サブ「甘え!甘え!甘え!甘え!甘え!甘

え!甘えんだよ!!そんなんじゃ俺を止めらん

ねえぜ!!!」

三郎の原付は、空へ走ってきた!!

カツオ(ダメだ!!空中ではこちらが不利!)

サブ「ヒャッハーーーーーーー!!!」

カツオ「戻り鰹!!」

カツオは、なんとか地上へ戻った

サブ「いいねぇ!!いいねぇ!!行くぜ!!

オラァ!!」ブン

三郎は、落下の加速度もプラスされて、とてつ

もない速度でカツオに突っ込んだ

カツオ「くそっ!!」バッ!

ドゴォン!!!

カツオは、三郎の攻撃を躱した。しかし!

完全に躱しきれず、左腕にかすりカツオの腕は

折れてしまった。

三郎は、勢いあまり、地面に突っ込んでしまい

突っ込んだ場所に大穴があいた

カツオ「はぁ………はぁ……」

カツオ(左腕………折れてるな……奴は……)

カツオは、円を使い探った

カツオ「真下!!!」バッ

サブ「大当たり!!!!」

なんとか躱したカツオ!!

カツオ(やはり、奴を倒すには原付から下ろ

す必要があるみたいだ!!)

一瞬

たった一瞬だった

カツオは、三郎から目を離してしまった

カツオ(しまった………)

一瞬の不注意………

サブ「オラァ!!」ドン

カツオ「ぐっ!!!」バギィ!

カツオは、念でガードしたが、骨が折れたのが

わかった

カツオ(どうすればいいんだよ………父さん……

……母さん…………)








数年前、某所

波平とフネによるカツオの修業中

カツオ「いて!!」

波平「馬鹿モン!!躱すときは『静』の動き

と教えたじゃろ!!」

カツオ「『静』の動きって何さ!?」

波平「そ、それはじゃな………」

フネ「フフフ……カツオは、父さんに似て

『静』の動きが苦手みたいね」

波平「か、母さん!!そ、そういうのは言わ

んでくれ!」

カツオ「父さんも苦手なの!?」

波平「馬鹿モン!!お前は、余計なことを考

えないで修業に集中せんか!!」

カツオ「はい………」

静動轟一

流水制空圏かな?

フネ「フフフ……カツオや、円の半径はどれくら

いだい?」

カツオ「今?150メートルぐらいかな」

フネ「その年でそれなら大したもんだねぇ。

カツオ、円をしている時の感想は?」

カツオ「え~と。遠くのものも感じれて便利

だよ。」

フネ「『静』の動きはその逆ですよ」

カツオ「逆?」

フネ「そう。自分を極限まで静めて周りのみ

に集中しなさい。」

カツオ「そうすれば何か良いことあるの?」

フネ「どれ、実戦してみようかね。父さん、カ

ツオ!今から二人がかりで私に攻撃しなさい」

カツオ「あ、危ないよ!!」

波平「お前は、心配せんでいい。もし母さん

に一発でも当てられたら、今晩すき焼きじゃ」

カツオ「本当!!?」

しかし、結果は、フネに全て躱され最終的に、

フネが躱した波平の拳をカツオがくらうという

結末だった

現在

カツオ(『静』の動きだ!!)

サブ「ヒャッハーー!!!!!!!」

三郎が突っ込んできた

カツオ(落ち着け………全神経を集中させろ)

サブ「オラァ!!」

カツオ()スッ

サブ「もう一発いくぜ!!!!」

カツオ()スッ

三郎のこは、当たらなかった

カツオ(これが『静』の動き!?)

カツオが躱しながら思ったことは、先ほどまで

自分は、なんて無駄な動きが多かったんだとい

うことと、三郎の隙がハッキリ見えることの驚

きである。

サブ「オラァ!!!!!」

カツオ()スッ………ドゴォ!!!

カツオは、躱したと同時に三郎の頬に強烈な一

撃をおみまいして!!!

すみません
 
>>134の最後誤字です

おみまいして→おみまいした

に訂正お願いします

サブ「ぐっ!!!」

しかし、三郎はもちこたえた!!

サブ「テメェ!!!何しやがった!!!?」

カツオ「磯野家『静』の動きの奥義『鰹節』」

サブ「な、なめやがって!!!

いいぜ!!!全速力でいってやる!!!

久々のスピード違反だぜ!!!」ブォン

三郎の速度は、2000キロをこえた

しかし!

カツオ()スッ…ドゴォン!!!

サブ「ブッ!!」

三郎は、原付から吹き飛ばされた!!

ドォン!!!

カツオは、三郎の原付を破壊した

サブ「くっ………」

カツオ「ようやく追い詰めたぜ!………サブ」


サブ「い………磯野………カツオ………」

二人は戦闘体勢になった。

しかし、能力に頼りきりのサブと身体能力も鍛

えているカツオ

サブ「オラァ!!!!」

カツオ「タァ!!!!!」

サブ「グハッ!!!」

結果は、明らかだった

カツオ「うっ!!」バタ

カツオは倒れた

カツオ(や…やばい……ダメージ受けすぎた……

は、早く家へ帰らないと………)

一旦休憩します

コメント返しは、次します

次回予告は『神と神』です

具現化したバイクなら壊れてもすぐ作り直せそうだが
スペックが高い分難しいのかね

具現化してる間にぶん殴られて終了じゃね

三次元に自由自在なら操作系でもよかったかもな
具現化系でここまでできるのってかなりすごい

ゴレイヌさんも念獣が破壊された時に即座に再具現化しなかったから、高度な具現化品は破壊されたら再具現化は難しいんじゃないの?

最後、カツオが倒れたことになっているけど誤植?

>>143

サブ死亡でカツオ重傷です

>>140>>141>>142

私もゴレイヌさんの念獣みたいな解釈しました

が、細かいことはご都合主義でお願いします

>>131>>132

それらを意識して書いたわけではありません。

よく漫画とかで、静は、動より強いみたいな風潮を

真似ただけです

>>99

できればどの変が読みづらくなったか教えて

ください。>>108のいうように改行なら直し

ます

続きは、また深夜です

原因がわかりました。
どうやら、私がスマホで投稿していることが、原因みたいです。
私からみるともうこの行に書けないので、改行していたのですが、実際には、まだ余裕があるみたいです。
なので行間を詰めて書きます
こちらの方が見にくい場合は、多い方に合わせます。
更新はもうしばらくかかります

>>160
もしmate使ってるんだったら長押しでAA編集モード使えるからそれ使え

海平がサザエとマスオにトドメをさしてから数分後

海平「………来たか………波平」

波平「海平兄さん………」

波平は、サザエとマスオの死体を見たが、落ち着いていた。
なぜなら、目の前の男は、心を乱して勝てる相手でないと知っていたからだ。
だが、怒りが無いわけで無い。
波平の心の奥深くには、海平への怒りで満ちていた

海平「わしに勝つ気か?」

波平「左様」

海平「無理じゃな」

波平「ほう」

海平「貴様は、所詮海の上を揺らいでいる波にすぎない。
波ごときに海の深さなど分からんじゃろう」

波平「ハハハハハ」

海平「?」

波平「確かに波には海の深さはわかりませんな。
じゃが、波のおかげで人は海を渡り、人は、世界を知った。
そして、人は、今は無理じゃが。いずれ海の底を見るじゃろう。」

海平「何が言いたい?」

波平「波は、波だけでは海に勝てないが、波は、他と協力すれば海にも勝てるんじゃよ」

海平「ほう」

波平「兄さんにはわしの力が分からんじゃろう」

海平「力だと?」

波平「家族の絆じゃよ。
家族の絆こそわしの力じゃ!!」

波平は、最後の神を発動させた!!

補足ですが、波平は、フネの能力で、頭の1本毛も回復しています

海平は、ニホンゲを発動しています

波平と海平の剣戟!!

海平「う、腕を上げたな。波平」キンキン

波平「まだまだ本気じゃないですよ!!」キンキン

波平は、一刀流に対して、海平は、二刀流!
数のうえでは海平が有利だが、今は明らかに波平が押していた。

海平「くっ!!」バッ!

海平は、波平から距離をとった

海平「つ、強くなったな、波平。じゃが、わしはまだ六割の力じゃ」

波平「なるほど。じゃが、わしは、五割じゃ」

海平「な、なめやがって!!!」

再び二人の剣戟!!

波平(ふむ。さすが海平兄さん。
たった一度の剣戟でわしに合わせてきよる)キンキン

海平(今、力と速度は、波平が上。じゃが、剣術では、わしが上じゃ)キンキン

波平(この勝負長引くとわしが不利)バッ!

今度は、波平が距離をとった

海平(くるか………)

波平(出し惜しみなしじゃ!!)カッ!!

波平「全力でいかせてもらうぞ!!兄さん!!」バッ!

三度の剣戟!!

海平(無理か………)

即座に自分との力の差を感じた海平は、攻撃は無理と判断。防御に徹することにした。

海平(わしから、攻めれば確実にやられる。じゃが、受けに徹すれば、受けきれない攻撃じゃない。
幸い波平の剣術は、わしからみればまだまだ荒い。必ず隙が生じるはず。
それを見せた時、波平、貴様の負けじゃ)キンキン

しかし、波平の攻撃から隙が生まれることは、なかった

波平(すごい………)キンキン

波平の心に生まれた高揚感

波平(わしの剣術がどんどん洗練されてゆく)キンキン

海平と剣を交えることで、波平の身体は、自然に海平の剣術を吸収していった
そのため、波平のレベルがみるみる上がっていった

波平「うおおお!!!!」グサッ!!!

波平「?」

波平の胸から、血が出ていた

海平「未熟者め………」

波平「」バタッ

海平の剣は、もはや、剣の形をしていなかった。
複雑に曲がり、波平の剣を避けるように波平の胸を貫いていた

海平「貴様は、この状態のとき、強化系のようじゃが、わしは、変化系じゃ。双子じゃからと自分と同じと思いこんだようじゃな」

            ニホンゲ
海平のもう一つの能力『創造神と破壊神』

波平の最後の神とほとんど同じだが、違いは、この時、海平は、特質系から変化系に変わること。
そのため、剣の形状を変えたり、大きさや長さをある程度変えることができる。
しかし、変化系であるため、基礎戦闘力は、波平に劣る

いったん休憩します。

更新は、また深夜です
 
予告は、『最強vs最強』です

コメント返しです
>>163
違うみたいなので使えなかったです。
アドバイスありがとうございます。

>>174

凄い見やすくなったのでこのスタイルで書いて下さい

波平が倒れた直後

海平「遅かったな………フネさん」

フネ「………父さん……」

フネ(悔しいでしょう………カツオが成長した姿をみれなくて………安心してください………私達のカツオは立派に成長しましたよ)

海平「我々の勝負がまだでしたな」

フネ「ええ……」

海平は、歴代最強という名に不満があった。
なぜなら、最強の女戦士フネをまだ倒していなかったからだ。
フネを倒してこそ真に最強を名乗れると海平は、思っている。

海平「わしが波平ごときに手こずっていた理由をお分かりかね?」

フネ「いいえ」

海平「あなたと対等に戦うためですよ」

フネ「対等ですか?あなたの方が消耗しているじゃありませんか?」

海平「左様!それでこそ丁度良い。それでこそ、わしがあなたを倒したら最強を名乗れますから」

フネ「最強ですか?そんな趣味の悪いものに執着を」

海平「これも戦士の性ですから」

フネ「それは、ただの自己満足です。それに、私が最強の女戦士と言われてたのは、何十年も昔の話ですよ。」

海平「ほう」

フネ「それに今は私やあなたより遙かに強い戦士がいますよ」

海平「そうですか。なら、あなたを倒してそいつも倒しましょう」ヒュン

フネ「死人には無理ですよ。」ヒュン

二人の高速の攻防が始まった!!

海平(さすがフネさん。わしの攻撃を最小限の動きで躱しておる。)

フネ(伊達に歴代最強とは言われてませんね。私の構えの中で一番防御の薄いところを確実に攻撃してくる)

序盤こそ、海平の攻撃、フネの受けだった。
しかし、受けこそフネの最も得意とする戦法だった。

海平「くっ!!」ブン

フネの攻撃が海平の頬をかすめた

海平(これが、噂にきく『静』の動きか。じゃが、本来これは、感覚を極限まで研ぎ澄ますもの。つまり、自ら動きながら行うことはできんはず。なるほど、最強たる所以の技か)

フネ(今のは決まったと思ったのにねぇ。)

次第に、フネの『静』の動きによる躱してからのカウンターや、攻防一体の攻撃で、守りながら攻め始めた。

一方の海平も、剣を変化させた不規則な攻撃によってフネの守りを崩したり、フネが攻撃をする前に起点を崩すといった、攻めながら守り始めた。

そして互いの攻防が、数千を超えた頃………

フネ「くっ!!」スパッ!

フネの右腕が切り落とされた

フネ(迂闊………!!!)

現役を退いて数十年のブランク!!

たった一度のミス!

フネは、海平の攻めに次第に反応が僅かにだが遅れていった。そのため、フネは、海平の攻めに反応や反射で判断するのではなく、自分の一番防御の薄いところを攻めてくるという思いこみで判断してしまった。

それをみた海平は、即座に攻撃を変えフネの右腕を切り落とした。

海平「さあ、これで勝負は見えましたな」

フネ「まだわかりませんよ」

再びの攻防!!

しかし、先ほどよりも海平は、攻めきれずにいた。
なぜなら、フネは、攻撃をやめ完全に防御に専念していたからだ

その頃のカツオ

カツオ「はぁ………はぁ………は、はやく家に帰らないと………」

カツオは、僅かな体力を振り絞りながら、家へ向かっていた

カツオ「ダ、ダメだ……も、もう………」

花沢「イ″ゾノ″ぐーん″!!」

カツオ「は、花沢さん!?」

花沢「どうしたの!?そんな怪我で!?」

カツオ「ちょ、ちょっと急いで家へ帰らないといけないんだ」

花沢「いいわ!!私の能力で送ってあげるわ」

カツオ「は、花沢さんも能力者なの!?」

花沢「もちろんよ!!磯野君を守るためにね」

カツオ「ハハハ………た、頼もしいよ」


        イソノフドウサン
花沢さんの能力『花沢不動産』

花沢さんが住んでいる町内を瞬間移動できる。
ただし、この能力で瞬間移動できるのは、使用者かカツオのみである。

花沢さんは、この能力で磯野家の脱衣所からカツオのパンツを拝借していた。

花沢「いくわよ!花沢不動産!!」

カツオ「い、いま何かいやな感じがしたんだけど……」

花沢「つべこべ言わない!!さあ、この光の中をくぐれば磯野家に瞬間移動できるわ!!」

カツオ「ありがとう。花沢さん!」ヒュン

花沢「頑張ってきなさい。磯野君」

カツオは、磯野家の玄関前へ瞬間移動した。

カツオ「!!」

カツオが見た光景は

海平に斬られた母の姿だった!!!

カツオ「かあさーーーーん!!!!!!!!」

一旦休憩します

次回も深夜に更新します

    ナミヘイトフネ
予告は『“最強”を継ぐ者その名はカツオ!』です

コメント返しです

>>52
当初、花沢さんは出す予定は、無かったですが、やはり、ヒロイン(?)として出しました

          カツオトハナコノハネムーン
能力名は候補として『魅惑の新婚旅行』がありましたが、純情乙女が使うならさりげない恋心をアピールした花沢不動産にしました。

>>178
では、以降このスタイルでいきます

フネ「カ、カツオ………」

海平「ほう、急所を避けたか」

カツオ「かあさん!!」

フネ「カツオや………ボロボロじゃないか………」

カツオ「かあさんに比べたら大したことないよ!!」

フネ「カツオ…かあさん………いつも言ってるでしょう………強い者と戦う時は万全の状態でたたかいなさいって……」

カツオ「かあさん………」

フネ「さあ………カツオ……かあさん最後の念だよ。」

カツオ「そ、そんな!?」

フネ「ワカメを頼むわね……」

カツオ「………うん………」

カツオは全回復した

カツオ「海平!!!!!!!!」

カツオから溢れんばかりのオーラが出てきた!!!

海平「!?」

フネ(カツオのオーラが荒々しく静かだわ……本来、矛盾する二つが重なり合っている。
カツオ…ついに父さんや私が長年目指していた境地に辿り着いたんだね。……これで思い残すことはないわ………)

フネは静かに息を引き取った

海平(な、なんじゃ!?奴のオーラ!?こ、このわしが恐怖を!恐怖を抱いているとは!!)

海平は、創造神と破壊神を解除した!
本来この能力は切り札!!
現に、海平や波平(波平は最後の神)はこの能力を数えるほどしか使っていない!
未知なる真の強敵には、使い慣れた頑固親父の雷で迎え撃つことにした!!

海平「作用!!」

カツオ「うおおおおおおおお!!!!」

両者の拳の激突!!!!

海平「ぐはっ!!!」

海平の右腕の骨が粉砕した!!

海平(あ………あやつめ………)

カツオが拳に込めたオーラは、海平の作用の力を上回っていた!!

海平(し……信じられんわい!!)

実は、海平と波平は、この能力にある制約と誓約をかけていた

それは、自分の能力について質問されたら、正しく相手に答えなくてはいけない
破ったら、能力を無くすというものだった

能力を知られることは、命取り。しかし、二人は、それを相手にやるハンデとして楽しんでいた。
先の波平と伊佐坂の戦いで伊佐坂が敗れる瞬間に波平が質問に素直に答えたこととオーラの量と威力の矛盾に気づき、この制約と誓約に気づいた。

つまり、頑固親父の雷の作用は、ただ2倍の攻撃ではなく、それ以上に威力は、跳ね上がっていたのだ!

海平(ノリスケに教えた攻略法ならまだ理解できるが、まさか正面から打ち砕くとは………)

実は、ノリスケの使っていた波平攻略法は、海平が教えたものだった

カツオ「まだまだこんなんじゃないだろ!?」

海平「あ、当たり前じゃ!!」

カツオ「いくぞ!!!」ブン

海平「反作用!!」

海平の反作用!!

海平「ぐほっ!!!」グシャ

カツオは、反作用を破った!!

海平(あ、あいつ……)

カツオは、反作用の衝撃波が来る前により強い衝撃を与えることで、全ての衝撃を海平にぶつけた!!

海平「せ、せめて、全快なら………いや、今のカツオは、全快でも勝てん……」

カツオ「………」

海平「認めよう!お主は強い!!」

カツオ「……」

海平「じゃが!!最強はわしじゃ!!!」

カツオ「!?」

突如として海平のオーラが、膨れ上がった!!

海平「気づいたようじゃな!!!わしは、この戦いが終わったら例え、勝っても死ぬ!!
じゃが!敗北よりは良い!!最強の名のために全てを捨てた馬鹿!大いに結構!!さあ!こい!カツオ!!今!!この時のために!!全てを捧げよう!!」

海平は、命を捨てることで、全能力を解放した。
これにより、海平の怪我は全快し、両手には創造神と破壊神が握られていた!!
もちろん、頑固親父の雷も使える!!

海平の肉体は、全盛期の頃に若返っていた!!


海平「どうした!?カツオ!!避けてばかりじゃ勝てんぞ!!」

海平の全盛期の体力に、数十年かけて洗練された剣術。おまけに変化させた不規則な動き。
カツオは、避けるのに精一杯だった

カツオ(くっ………せ、せめてこっちにも武器があれば………)チラ

カツオが、何気なく波平の死体に目をやった。

カッ!!

突如、波平の最後の神が光だした!

カツオ(あ、あれは父さんの!?)

最後の神が死してなお強力な念になったのか、カツオのオーラに波平の残っていた意思が反応したかわからない

カツオ(あれなら)バッ

カツオ「力を借りるよ。父さん」

カツオは、最後の神を握りしめた

海平「ほう」


そして

ズバッ!!

海平「!?」

海平の両腕が斬り落とされた

カツオ「覚悟しろ!!!海平!!!!」

カツオは、最後の神を左手に持ち替え、右手に全オーラをため、海平の顔面に叩きこんだ!!

海平(あ、あれは!?)

数十年前

波平「兄さん……僕、結婚するんだ」

海平「ほう。相手は?」

波平「あのフネさんです」

海平「!?波平……僕にフネさんを譲ってくれないか?」

波平「なっ!?」

海平「あのフネさんと、この海平の子だ。きっと、最強の子が生まれる。磯野家的にもそれがいいだろう」

波平「だ、だめです!!」

海平「だったら………貴様を殺して奪うまで!」

波平「兄さん!!」ドゴォ!!

波平の拳は、海平の頬に命中した!

海平「ハハハハハ。冗談だよ。波平」

波平「じょ、冗談でしたか。これは失礼!」

海平「なに。こっちこそ悪かった。結婚おめでとう」

当時、実力が天と地ほどにもあったが、先ほど波平の拳に海平は、反応できなかった

海平は、そのとき、数十年後に全ての決着をつけると決意し、当主を波平に譲り自らは、修羅の国での修行にあけくれた

現在
 
海平(あの拳は、あの時の波平の拳にそっくりじゃ!)

カツオの拳が当たる直前、海平は、かつて自分の顔面に拳を入れた波平の姿に今のカツオの姿が重なることを感じた


波平『家族の絆こそわしの力じゃ!!』

海平(確かに………波平の魂はカツオに受け継がれておる。
見事じゃ!!!お主こそ最強の名にふさわしい!!)

海平は、カツオに敗れた!!

一旦休憩します

更新は深夜の予定です

戻り鰹って何系になるんだ?

>>217
カツオは基本特質です。
ただし、波平や海平みたいに磯野家の体質を受け継いでいるのである条件をみたすと変わります。
カツオの場合は、ブチ切れると強化系 です。
ちなみに他は私のイメージですが

波平…特質、強化

フネ……強化

サザエ……放出

マスオ……特質

カツオ……特質、強化

タラオ……強化

ノリスケ……操作

タイコ……操作

裏のおじいちゃん……放出

伊佐坂……強化

甚六……強化

サブ……具現化

中島……具現化

アナゴ……変化

花沢……放出

海平……特質、変化

ワカメとかまだ出していなかったり、先生やイクラなど使わずにやられたやつの能力も一応考えてあります。

接続が安定したので更新します

接続が安定したので更新します

海平との決着がついた後、カツオは、ある違和感を感じた

カツオ「な、なんだ!?と、父さんと母さんの死体が無い!!」

カツオは、二人の死体がないことに気づいた


カツオ「円を使うか」カッ

覚醒したカツオの円は、よゆ

安定しとらんではないか

海平との決着がついた後カツオは、ある違和感に気づいた

カツオ「な、何だ!?と、父さんと母さんの死体が無い!!」

カツオが気づいた違和感の正体は、先ほどまであったはずの、波平とフネの死体が無くなってることだった

カツオ「円を使うか」

覚醒したカツオの円は、余裕で町内を包み込んだ

カツオ「あった!!………!?」

何かに気づいたカツオ
今は、二人の死体がある場所へ向かうことにした

>>226
ミスです。間違えて書き込み押してしまいました

>>227
更新されてなかったので二回書き込みしてしまいました

カツオは、とある家に来ていた。

その家にある地下室へいった
今まで分からなかったのは、その者の能力のせいか?
そんな疑問を抱きながら、地下室への扉を開けた

カツオ「ワカメ!!」

ワカメ「お兄ちゃん!!」

カツオは、家にいないワカメがここにいることを先ほどの円で知った
そして、ワカメが、生きていることに安堵した

カツオ「待ってろ!!すぐほどいてやる」

ワカメ「ありがとう。お兄ちゃん」

とらわれていたワカメを解放したカツオ

堀川「ようこそ。お兄さん」

カツオ「君は……堀川君」

堀川「お兄さんが探しているのは、そこにありますよ」

カツオ「!!」

堀川が指さした方向には、培養液に保存された波平とフネの死体だった

ワカメ「ひ、ひどい……」

カツオ「な、なんでこんなことを!?」

堀川「ワカメちゃんですよ」

カツオ&ワカメ「?」

堀川「二人の遺伝子があればいろんなワカメちゃんに会える。お兄さんの性格のワカメちゃん、意地悪なワカメちゃん、泣き虫のワカメちゃん、サザエさんみたいなワカメちゃん……」

ワカメ「だ、だったら、あたしだけでいいじゃない!」

堀川「ワカメちゃんだけの遺伝子じゃ、ワカメちゃんみたいなワカメちゃんしかできないよ。まあ、性格とか後天的なものはいじれるけど、ワカメちゃんをとらえたのは、ワカメちゃんの遺伝子のサンプルが欲しかったからだよ」

堀川「あ!良いこと思いついた!ワカメちゃんのクローンを作ってみんなで食べましょう」

カツオ「君はおかしい!!」

堀川「何でです?」

ワカメ「あ、あたしのクローンを食べるなんて……」

堀川「わかってないなぁ~。僕はね、ワカメちゃんの全てを愛してるんだよ。人は、地位やお金や顔だけを愛しますが、僕は、ワカメちゃんの容姿も内臓も性格も骨も肉も愛してるんですよ。例え、何かの事故でワカメちゃんが醜くなっても愛します。僕のどこがいかれてるんですか?」

カツオ「君は間違ってる!!」

ワカメ「そうよ!!」

カツオ「ワカメが好きなら素直にワカメに言えばいい!!」

堀川「違いますよ。僕は、ワカメちゃんは愛します。だから、地球の人間を全てワカメちゃんにしたいんですよ。」

ワカメ「どうやってそんなことを!?」

堀川「やろうと思えばすぐできますよ。」

カツオ&ワカメ「!?」

堀川「言ってませんでしたね。今回の磯野家襲撃の犯人は僕です。」

カツオ「!!?」

堀川「全ては、この状態を作るためにね」

数ヶ月前修羅の国

堀川「磯野海平さんですね?」

海平「何じゃ?貴様は」

堀川「堀川っていいます。フネさんとどちらが最強か決めたくありませんか?」

海平「!?」

堀川「僕についてくれば1対1の状況をつくれますよ」

海平「まことか!?」

堀川「ええ」

数ヶ月前とある公園

甚六「はぁ~」

堀川「その怒り力に変えてみませをんか?」

甚六「力?」

堀川「あなたを理解できない者達への天罰を行うだけですよ。」

甚六「………」

数ヶ月前海山商事付近

堀川「力で出世してみませんか?」

アナゴ「出世だとぉ?」

堀川「奥さんに尻に敷かれなくなりますよ」

アナゴ「ほぅ。」

数ヶ月前とある港

堀川「麻薬の売人ですか?」

サブ「誰だ!?」

堀川「フフフ……」

サブ「た、確か堀川君!?」

堀川「大方、気づかぬうちにやらされていたのでしょう」

サブ「そ、そうなんだ。でも、警察にいっても捕まるのは僕だって言われて……」

堀川「そいつらに復讐してやりましょう。力があればできますよ。」

サブ「!!」

数ヶ月前とある通り

堀川「先生!!」

先生「確か君は磯野の妹のクラスの堀川か」

堀川「はい!先生!先生のクラスの磯野は、あの伝説の殺し屋の磯野家の者です!」

先生「!?」

堀川「このままでは、教頭、校長の出世は、おろか、有名私立への異動もでぎせんよ!」

先生「ぐぬぬ……」

堀川「でも、大丈夫です。力があれば」

先生「力!?」

数ヶ月前とある戦場

堀川「やあ、タラちゃん」

タラオ「堀川君です」

堀川「君が欲しがってる磯野家当主の地位手に入る話があるんだけどどう?」

タラオ「本当ですか~?」

堀川「ああ、ある計画が成功すれば、君は磯野家の養子になれるんだよ。協力してくれる?」

タラオ「わかりました~」

数ヶ月前某マンション

堀川「さんざん馬鹿にされた磯野家への復讐してみませんか?」

ノリスケ「む、む、む、無理だよ!」

堀川「出来ますよ。僕が保証します」

ノリスケ「ぐっ……」

タイコ「あなた……危険よ」

堀川「だったら、奥さんもどうです?人を支配する力……素晴らしいですよ」

ノリスケ&タイコ「……」

数ヶ月前伊佐坂邸

堀川「大変です!!と、隣の家があの伝説の磯野家みたいですよ!!」

伊佐坂「な、なんじゃと!?」

堀川「守る力入りませんか?」

伊佐坂「頼む!!」

数ヶ月前とある山

堀川「修行ですか?」

裏爺「うむ」

堀川「波平さんに牙を折られても修行なんて御立派です」

裏爺「わしにケンカを売る気か?」

堀川「いいえ。仲間になってほしいんです」

裏爺「ほう……」

現在

堀川「みんな面白いように言うことを聞いてくれましたよ。そして、僕が望んだこの状況!!この世でまともな使い手が、ほとんどいない状況を作り上げた!!一般人の命など雑草に等しい。後でやるなど造作もありませんよ」

カツオ「雑草なんていう名前の草などない!!お前は、人を何だと思ってる!?」

堀川「伝説の殺し屋磯野家がそれを言いますか?」

ワカメ「磯野家が殺すのは、未来のためよ!」

堀川「ほう……」

カツオ「法で裁けない者への刑の執行が磯野家の使命!」

堀川「詭弁ですよ。そんなの」

ワカメ「詭弁かもしれない。ただ、あたしは、みんなが笑って暮らせる日が来てほしいだけよ!」

カツオ「己の欲しか満たそうとしない者と同じなわけがない!」

堀川「………」

カツオ「共に戦おう!ワカメ!!」

ワカメ「もちろんよ!お兄ちゃん!!」

一旦休憩します

磯野家の設定は、世間からは残忍ですが、本当は、黒執事のファントムファイブ家みたいなものです

カツオ「いくぞ!!堀川ぁ!!」カッ!

カツオの覚醒したオーラ!!

ワカメ(すごいわ。お兄ちゃん。何ていうオーラ……)

カツオ「うおおおおおおお!!!!!!」ダッ

堀川に向けて全力のパンチ!!

ギン!!!

カツオ「!?」

堀川「この程度ですか……」

堀川の顔面に確かに当たっている拳!!
しかし!
堀川は、ダメージを受けていなかった!!

堀川「パンチは……こう打つんですよ!」

ドゴォ!!

カツオ「ぐわぁ!!!」

カツオは、吹き飛ばされた!!

ワカメ「お兄ちゃん!!」


カツオ&ワカメ「!?」

二人は気づいた!
堀川から溢れ出る黒よりもどす黒く巨大なオーラを

堀川「フフフ……気づきましたか」

ワカメ「な、なんてオーラ………」

カツオ「でもおかしい!!そんなオーラ父さんや母さんが気づくはずだ!!!」

堀川「お兄さん……おかしいと思いませんか?」

カツオ「?」

堀川「この町には一般人も念能力を持ってることに」

カツオ&ワカメ「!?」

堀川「磯野家という特殊な環境ゆえに分からなかったみたいですね。理由は、僕の能力だからですよ」

      クレイジーサイコパス
堀川の能力『イカれた堀川』

他人と契約をすることで相手にオーラを貸すことができる。契約は、双方の合意のもと行われなければならない。
また、この能力で無能力者にオーラを貸すと念能力者になれる。

相手がオーラを貸しつけた状態で死ぬと、相手のオーラ全てが堀川のものになる(オーラの量は最大値)。この時、相手が何らかの能力を発現させていたら、その能力も得られる。
堀川が直接、または、間接的に契約者を殺すと無効。
契約を満了した場合は、貸していた分のみ戻ってくる。

堀川は、この能力を使い、戦場へ行くもの、死にかけの者、そして、今回、磯野家に襲撃をかけたもの全てと契約していた。

そして、全員が死んでしまったため、堀川のオーラは、爆発的に増えた

堀川「僕は、この能力で世界中のオーラを手に入れました。」

ワカメ「そ、そんな……」

堀川「二人とも、降伏してくれませんか?僕は、二人を傷つけたくありません。僕は、ワカメちゃんだけでなくお兄さんも好きですから」

カツオ「ワカメ!!弱気になるな!!」

ワカメ「そ、そうね!!」

堀川「その心意気素晴らしいです。それでこそ、僕が惚れた人達です。」

ワカメ「えい!!!」ピッ!

ワカメは、ナイフを投げた!!

堀川「こんな玩具……」

ワカメ「そうかしら?」

堀川「!?」

ナイフは、堀川に向かっている途中、突然無数に増えた!!

       ホワイトプラン
ワカメの能力『ふえるワカメ』

ワカメが触れた非生物を増やすことができる。
ただし、非生物でも空気など、見えないものは不可能。増やせる上限は、ワカメのパンチラしている部分がテレビに埋まるぐらい。

堀川「増えたところで変わりませんよ。」

堀川「ハッ!!」カッ!

堀川は、念弾を放出し防いだ!

カツオ「隙あり!!」ドゴォ!!

堀川「ぐっ!!」

ワカメ「あらあら、オーラは、多くてもオーラの移動みたいな基本は、素人のようね」

堀川「たかが、一発ぐらいでいい気に……」

ワカメ「一発?」

堀川「!?」グラッ

堀川(か、身体が痺れてる!?足にナイフがかすった傷が!?ま、まさか!?)

ワカメ「さっきのナイフ毒入りなのよ」

カツオ「オラァ!!」ドガガ……

カツオのラッシュ!!堀川は、反撃する間もなかった!!

堀川「やれやれ……僕の世界にあなた達は、いてもよかったのに……」

カツオ「!?」

突如、堀川のオーラが変わった!!

カツオ「ワカメ!逃げ……」

堀川「遅い!!」ドゴォ!!

ワカメ「キャ!!」

カツオ「ワカメ!!」

カツオ(違う!さっきまでの奴じゃない!動きがまるで違う!!)

実は、堀川は、タラオにもオーラを貸していた
。そして、波平とフネの死体を持ち込んだもう一つの理由は、もしワカメとカツオと戦うことになったらタラオの能力を発動させるためであった

カツオ「ワカメにはてをだすな!!僕が相手だ!!」

堀川「フフフ…」ヒュン

カツオ「!?」

堀川「こっちです!」ドゴォ!!

カツオ「ぐわぁ!!」

堀川は、カツオの背後にテレポートし、カツオに回し蹴りをくらわせた!!

カツオ「ぐぐ……」

堀川のオーラは、圧倒的!それは、堀川の攻撃を一撃でもまともにくらえば致命傷になることを意味していた。
初・は、硬で防御したカツオだったが、それでも大ダメージを受けた。
そして、今回は、硬で防御できなかった。

堀川「お兄さん。良いものを見せてあげますよ。ワカメちゃんの死体をね」

カツオ(ワ……カ……メ……)

堀川「フフフ……ワカメちゃんの皮で鞄を作りますか」グイッ

堀川は、ワカメを持ち上げた

一旦休憩します

カツオ(だ………ダメだ………力が………)


波平『馬鹿モン!!起き上がらんか!!カツオ!!』

カツオ(と………とうさん………?)

波平『わしと母さんは、そのぐらいの怪我で立てなくなるなんてやわな鍛え方した覚えはないぞ!』

カツオ(………)

フネ『カツオ………ワカメを守れるのは、お前だけなんだよ。しっかりなさい』

カツオ(かあさん………)

海平『カツオ…』

カツオ(海平…………おじさん………)

海平『お主がわしに勝った理由をしっとるか?絆の強さじゃよ。わしは、強くなるため全てを捨てた。それが、わしの弱さじゃ』

カツオ(………)

海平『もし立てんかったら、お主は、あの世行きじゃ。その時わしは、あの世で再び最強の座をお主から奪おう』

カツオ「待て!!!」

たち上がるカツオ

堀川「まだ立ちますか。お兄さん。そこで妹の死ぬところを見ていてください」

カツオ「やめろおおおおおおおおおお!!!!!!!!!」

堀川へ向かうカツオ!!

カツオ「ワカメエエエエエエエ!!!」グシャ

ワカメを掴んでいた腕を砕くカツオ!

堀川「!?ど、どこにそんな力が……!?」

しかし、すぐに再生する堀川

堀川「いいでしょう!!お兄さんから殺してあげますよ!!」ブォン

堀川の拳がカツオに迫る!!

カツオ「!?」

フネ『よく見なさい!!カツオ!『静』の動きで見切れない攻撃じゃないわよ!!』

カツオ「!!ここだ!!」グシャ!!

堀川の攻撃を紙一重でかわし、カウンターを仕掛けたカツオ!!

堀川「グフォ!!」



堀川「こざかしい!!!」ブォン!

再び攻撃を仕掛ける堀川!

カツオ「!?」

フネ『カツオ!相手は、『静』の動きに対応してきてるよ!』

カツオ(ここは………)ガン

カツオは、堀川の攻撃をモロに受けた!!

波平『そうじゃ!カツオ!!怒りは胸に沈めてはいけない!!両足に沈めて己を支える礎にせよ!!』

堀川「な、何!?」

カツオは、堀川の攻撃をこらえた!!

カツオ「うおおおお!!!!!!!」グシャ!

再びカツオの攻撃!!

堀川「ぐぉおおおおお!!!!!」

堀川は、吹き飛ばされた!!

堀川「フハハハハ!!!いいですよ!!いいですよ!!お兄さん!!」

カツオ「!?」

堀川「どうやら、僕は、ワカメちゃんより、お兄さんが好きみたいだ。喜んでください。お兄さんの死体は永久に僕の隣にあるようにしますよ。」

堀川の莫大なオーラが再びたちあがった!!

海平『カツオよ……お主の絆は、家族だけではないぞ。それを忘れるな……』


中島「おい!!磯野!!!」

カツオ「な、中島!!?」

中島「僕の最後の念だ!!!見ててくれ!!」カッ!

中島から、光が放たれると中島は、息絶えた

カツオ「中島!!」

カツオは、中島のもとへ駆けよった!

カツオ「おい!目を開けてくれよ!中島!」パサ

カツオは、中島から手紙が落ちたのに気づいた

カツオ「手紙?」

カツオは、手紙を読んだ

『磯野へ。
この手紙を読んでるなら、僕は、もう死んでるかな?僕の最後の念は、僕の命を全て使い念人形にかかっている念を相手に移すことができる。この力で僕は、磯野にかけられていた強制絶を相手に移す。
花沢さんから磯野がピンチと聞いたとき、僕は、世界の危機を予感し救うことができるのは、磯野だけとも予感した。
頼む!磯野!世界を守ってくれ!
中島』

カツオ「中島…………」

カツオは、涙を流した

堀川「あのクソ眼鏡が!!何をしやがった!?ち、力が!?」

かつ

>>263
ミスです

堀川「あのクソ眼鏡が!!何をしやがった!?ち、力が!?」

カツオ「中島が……中島が僕にチャンスをくれた!!お前を倒すチャンスをな!!!」

堀川「くっ!?」

カツオ「これで終わりだ!!!!!」

全オーラをこめたカツオの拳!!

堀川「こ、この僕が負ける!?うわああああ!!!!!」

堀川は、カツオに敗れた!!

……これもしかしてエア磯野家とか無くても中島のデバフだけでよかったんじゃないかな?

ワカメ「お……お兄ちゃん……」

気を失っていたワカメが目を覚ました

カツオ「ワカメ………」

ワカメ「勝ったの?」

カツオ「ああ………」

しかし!!

堀川「」カッ!

堀川の念が死してなお強力な念となった!

ワカメ「お兄ちゃん!!」

カツオ「大丈夫だよ。ワカメ」

ワカメ「え?」

堀川が死んだことにより、中島の強制絶がきれ、堀川の念は、再びカツオに向かった!

ワカメ「お兄ちゃん!」

カツオは、堀川の念を体で受け止め自分に取り込んだ

カツオ「こいつはな………寂しかったんだ。」

ワカメ「え?」

カツオ「人と違ったものを好み、人から拒まれてた。こいつは、受け入れてくれる奴がいなかったんだ。だから、僕が、堀川の居場所になるんだ」

堀川の念もカツオの気持ちを読み取ったのか、カツオに自ら吸収されていった

>>267

あそこでカツオがたたなたと、中島きても意味ないから(震え声)

カツオ「ワカメ……さよならだ」

ワカメ「!?」

カツオ「僕は、僕の能力で最後の敵を倒しにいく!」

ワカメ「最後の敵!?」

カツオ「念だよ」

ワカメ「念!?」

カツオ「僕は、わかったんだ。みんなを狂わせた不幸の原因が念であることに。だから、僕は、僕の能力で生命進化の過程まで戻り念というものを消してくる!」

ワカメ「無茶よ!」

カツオ「無茶じゃない!!みんながいるさ」

ワカメ「みんな?」

カツオ「堀川は、人のオーラを自分のものにしていた。だから、その持ち主の願いが分かったんだ。」

ワカメ「願い?」

カツオ「平和な世界に生きたかったという願いさ。」

ワカメ「!!」

カツオ「だから、僕は、行かなくちゃ。みんなも協力してくれるみたいだから。きっと上手くいくよ」

ワカメ「だめ!!お兄ちゃん!!」

カツオ「ごめん………ワカメ……戻り鰹」

カツオは、能力を使った

ワカメ「お兄ちゃん!!!」

改変世界

波平「馬鹿モン!!また0点をとりおって!!」

カツオ「ごめんなさい!!」

波平「お前は飯抜きじゃ!!!そして物置で反省しとれ!!」

カツオ「そ、そんな!?」

この世界では念能力は、存在しない。
かつてのカツオが願ったような平和な世界になった。しかし、代償のため時がループするが、別の時間を歩む世界だった

カツオ「はぁ~お腹すいたな」

コンコン

カツオ「だれ?」

ワカメ「あたしよ!」 

カツオ「ワカメ!!」

ワカメ「はい。お兄ちゃん。ご飯持ってきたわ」

カツオ「いいの!?ありがとうワカメ!!」

ワカメ「いいの。お礼だもん」

カツオ「お礼?何の?」

ワカメ「秘密!」

カツオ「教えてよ~」

ワカメ「ダメ~」

これで終わりです。

コメント返しはまた今度します

あとドラえもんは、おそらくやりません

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