神様「うん、中々いい思いつきだ」
神様「最近の人間たちは科学的だなんだと我の存在を否定するという愚劣極まる行いをしているしな」
神様「神罰代わりには丁度いいな、何より暇だし」
神様「さて、どんな能力がよいだろうか」
神様「うむむ……1つ目は……」
・1つ目の能力
>>3 能力名
>>5 能力の効果
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1412602171
楽園崩壊(パラダイス・ロスト)
ハーレム物の漫画をこの世から消し去る
周囲1kmから幸せを消し去る
神様「能力名『楽園崩壊(パラダイス・ロスト)』、その力は周囲1kmから幸せを消し去るというものだ」
神様「ふむ、これは1つ目から面白い能力を考えたぞ」
神様「幸せを消し去るということは不運を呼びこむということと同意義」
神様「使い方次第ではどんな窮地からでも逆転出来るスペックがあるな」
神様「何よりも幸せを失った人間の表情は心地よいものよ」
神様「では続いて2つ目の能力といこうか」
>>10 能力名
>>12 能力の効果
約束された勝利の拳(エクスカリグー)
殴ったものをなんでも分解する
殴ったものに勝つ
神様「能力名『約束された勝利の拳(エクスカリグー)』、その効果は殴ったものをなんでも分解するというものだ」
神様「やはり我は神だな。次々と面白い能力を思いつく」
神様「能力を発動するにはゼロ距離まで接近して近接戦闘を挑むしかないという危険性はあるが」
神様「それを補って余るほどの強力な能力だ」
神様「分解の定義は……原子分解など、あまり強くしすぎてもつまらんからな……結合しているものを分解するというものにしよう」
神様「例えば人を殴れば骨の結合が分解したり肉離れが起きたり、車を殴ればパーツごとに分解されるなどだな」
神様「おおう、何たる脳筋能力よ」
神様「よし、次だ」
>>17 能力名
>>19 能力の効果
無限からあげ
狂気の果物(マッドフルーツ)
セイレーンの歌声
焦がれる世界(ディープラヴァー)
海老フライが無限に手の平から出てくる
視界内のものを何でも無限に一瞬でからあげにできる
最安価
能力名『無限からあげ』
>>24 効果
ポケットを叩くと唐翌揚げが出てくる
22
からあげが美味しい
美味しそう
かゆ
神様「能力名『無限からあげ』、その力はポケットを叩くと唐翌揚げが出てくるというものだ」
神様「一見、まるで殺し合いに不向きだと思うであろう――?」
神様「うむ、不向きだ」
神様「やはりハズレ能力がないと面白くないしな」
神様「あまりにも可哀想だから、生み出せるからあげの温度、味、種類その他もろもろは自由に出来るおまけをやろう」
神様「これを与えられて殺し合いをさせられる人間のことを思うと愉悦で仕方ない」
神様「次だ」
>>34 能力名
>>38 能力の効果
バアルのような者(フライスレイヤー)
鏡の迷宮(スペクラムラビリンス)
カニを美味しく茹でられる
対象の内部からバールを突き破らせる
多すぎるから序盤で減らすためだろう(擁護)
でもよくかんがえたら毒入りからあげを食べさせるという方法が・・・
神様「能力名『バアルのような者(フライスレイヤー)』、その力はカニを美味しく茹でられるというものだ」
神様「略してフライヤーである」キリッ
神様「これもハズレ能力だが、可哀想だからポケットを叩くと好きなカニが生み出せるおまけをやろう」
神様「ちなみにどうでもいいが我は越前ガニが一番好きだ。雌の卵のぷちぷちとした弾力がたまらんの」
神様「よし、調子が出てきたぞ。次々いこうか」
>>48 能力名
>>52 能力の効果
地球磁石(アースマインド)
道化師の七ツ道具
>>43
油断させてか。
唐翌揚げは割と頭脳プレイヤー向きだな。
バアル神になぜカニ属性が…
好きなアイテムを出せる
マジック道具一式呼び出す
神様「能力名『道化師の七ツ道具』、その力は好きなアイテムを出せるというものだ」
神様「ふむ、これは実に能力らしい能力だ」
神様「まさしく超常現象足りうるな」
神様「ただしこれも強すぎるとつまらんので、出せるアイテムはポケットから取り出せる大きさで、空想上のアイテムは禁止」
神様「あくまで人間界に実在するものとする」
神様「まっ、この程度の誓約を差し引いても凄まじく強力な能力だ」
神様「優勝候補に近いかもな」
神様「次、6つ目」
>>57 能力名
>>62 能力の効果
嘘八百万
バ・ベル
指定した相手は嘘しかつけなくなる。
筆談等も不可。
ただし一度に一人しか対象に出来ない
神様「能力名『バ・ベル』、その力は指定した相手は嘘しかつけなくなるというものだ」
神様「筆談などの抜け道も無い代わりに、対象は一人しか指定出来ない」
神様「これも中々面白い能力よ」
神様「直接戦闘向きではないが、嘘しかつけなくなるという状況を活かす頭脳があれば強敵をも打討できよう」
神様「誰にも本当のことを言えない、嘘しかつけない。そしていつしか誰にも信じて貰えない――」
神様「そんな気分を味わう人間の顔は実に美しかろうよ」
神様「では、次はラッキー7だ」
>>67 能力名
>>69 能力の効果
Δ零式
着せ替わり(コーディネイト)
『ギムレットには早すぎる』
>>69
ごめん、安価下
神様「能力名『Δ零式』、その力は触った相手を下痢便まみれにするというものだ」
神様「こ れ は 酷 い」
神様「恵まれた名前から糞みたいな能力よな」
神様「おまけで下痢の種類は好きな生物のものにできることにしてやろう」
神様「しかし知っている人間も多いと思うが、糞にはバイキンやウイルスのオンパレードだ」
神様「傷口に糞が入ろうものならばたちまち痛風や病気になろう」
神様「これはこれで強い能力なのかもしれん」
神様「糞にまみれた人間の心地を考えるだけで、悟飯が進むな」
神様「次、8つ目だ」
>>75 能力名
>>80 能力の効果
白黒双刀・神斬蟲(カミキリムシ)
ピカドンを起こす
神様「能力名『白黒双刀・神斬蟲(カミキリムシ)』、その力はピカドンを起こすというものだ」
神様「……我が思いついておいてなんだが、ピカドンってなんだ……?」
神様「ググるか」
神様「……」カチカチ
神様「なるほど、原子爆弾が爆発した様子の擬音か」
神様「ふむ……さすがに原子爆弾を自在に操れるというのも一瞬で片付きすぎて面白くない……」
神様「ならばこの白黒の双刀を打合せた時、ある程度の爆発が起こる能力としよう」
神様「そのある程度はこの能力を与えられた者が調節出来るようにしておく」
神様「まさしく殺し合いに向いた能力よ」
神様「爆発は芸術よな」
神様「次だ」
>>85 能力名
>>89 能力の効果
メロメロウインク
反魂庭(リジットパンプキン)
無生物を自分に惚れさせる
神様「能力名『メロメロウィンク)』、その力は無生物を自分に惚れさせるというものだ」
神様「これは恐ろしい能力よ」
神様「人間界には惚れた弱みという言葉があるが、まさしくそれを体現した能力といえよう」
神様「例えば車を惚れさせれば女が股を開くようにドアをあけ、能力者の命令で自在に疾走るだろう」
神様「道具頼みの能力者の天敵、アイテムキラーといえるな」
神様「自分の大切な所有物が寝取られる気持ち……ねぇどんな気持ち、ねぇねぇ今どんな気持ち? と聞きたくなるな」
神様「よし、次だ。10つ目」
>>95 能力名
>>100 能力の効果
月は無慈悲な夜の女王
月の光を浴びるとなんかすっごいエロくなる
神様「能力名『月は無慈悲な夜の女王』、その力は月の光を浴びるとなんかすっごいエロくなる」
神様「くっくっく、近年はお色気がなければ物が売れん時代だと聞いているしな」
神様「殺し合いの中でも目の保養は必要であろう」
神様「おまけでエロくするのは月の光を浴びた人間に限り自由自在に出来るということにしておいてやる」
神様「まさにヤりたい放題だな」
神様「残りは2つ。楽しい戦いになりそうだ」
>>106 能力名
>>110 能力の効果
刻の神(クロノス)
第四の破壊(フォース・インパクト)
時間を計る
空間移動(場所は選べない)
神様「能力名『刻の神(クロノス)』、その力は空間移動……ただし場所は選べずランダムだ」
神様「移動できる対象は自分を含めた視界内のもの1つ」
神様「そして移動できる場所も視界内に限らせて貰う」
神様「運が絡むがこれも中々に強力」
神様「例えば相手を空間移動させて、天高い空や壁の中に入れてしまえば……あとはわかるな?」
神様「ではいよいよ最後だ」
神様「この戦いに相応しい能力で締めくくろうではないか」
>>116 能力名
>>120 能力の効果
偽・無能力者(デッドコピー・コレクション)
特殊力はないが最強の軍人
知恵の輪(コクマーリング)
これで12の能力が決まったな
唐翌揚げやカニはこの先生きのこれるのか
神様「能力名『偽・無能力者(デッドコピー・コレクション』、その力は最強の軍人クラスの武を得る」
神様「古来より人間は己の体躯を駆使して戦い抜いてきた」
神様「機械化が進む人間世界でも、戦争の主役はあくまで生身の人間だ」
神様「その中でも軍人は戦う為の職業」
神様「これほど殺し合いに相応しい能力はあるまいて」
神様「さて、能力は出揃った」
神様「いよいよこの能力を人間に与えるとしよう」
神様「どのような人間がよいかな」
神様「適当に人間界を覗いて最初に目に入った人間に与えるとするか」
神様「どれどれ……」
能力も遊戯王カードも使い方が重要なんだよ
一人目(とりあえずの主人公)
>>136 名前と年齢
>>139 性格と性別
>>143 与えられた能力
能力一覧
1 能力名『楽園崩壊(パラダイス・ロスト)』、その力は周囲1kmから幸せを消し去る
2 能力名『約束された勝利の拳(エクスカリグー)』、その効果は殴ったものをなんでも分解する
3 能力名『無限からあげ』、その力はポケットを叩くと唐翌揚げが出てくる
4 能力名『バアルのような者(フライスレイヤー)』、その力はカニを美味しく茹でられる
5 能力名『道化師の七ツ道具』、その力は好きなアイテムを出せる
6 能力名『バ・ベル』、その力は指定した相手は嘘しかつけなくなる
7 能力名『Δ零式』、その力は触った相手を下痢便まみれにする
8 能力名『白黒双刀・神斬蟲(カミキリムシ)』、その力はピカドンを起こす
9 能力名『メロメロウィンク)』、その力は無生物を自分に惚れさせる
10 能力名『月は無慈悲な夜の女王』、その力は月の光を浴びるとなんかすっごいエロくなる
11 能力名『刻の神(クロノス)』、その力は空間移動……ただし場所は選べずランダム
12 能力名『偽・無能力者(デッドコピー・コレクション』、その力は最強の軍人クラスの武を得る
参加者の名前が蟹沢 蟹夫とかならカニにもワンチャン
ユウマ 15歳
1
男
ミルクが好きな乳幼児
反骨精神の塊 男
7
10
リアル糞ったれ
神様「ふむ、このユウマという少年にしようか」
神様「さとり世代とも言われているらしいこの冷めた時代には珍しい反骨精神の塊のような男よ」
神様「我はこいつを気に入ったぞ」
神様「この者にはΔ零式を授けよう」ニッコリ
神様「勝ち抜くが良い、ユウマよ」
神様「では二人目だ……む、こいつがよいな」
2人目
>>151 名前と年齢
>>153 性格と性別
>>155 与えられた能力
能力一覧
1 能力名『楽園崩壊(パラダイス・ロスト)』、その力は周囲1kmから幸せを消し去る
2 能力名『約束された勝利の拳(エクスカリグー)』、その効果は殴ったものをなんでも分解する
3 能力名『無限からあげ』、その力はポケットを叩くと唐翌揚げが出てくる
4 能力名『バアルのような者(フライスレイヤー)』、その力はカニを美味しく茹でられる
5 能力名『道化師の七ツ道具』、その力は好きなアイテムを出せる
6 能力名『バ・ベル』、その力は指定した相手は嘘しかつけなくなる
8 能力名『白黒双刀・神斬蟲(カミキリムシ)』、その力はピカドンを起こす
9 能力名『メロメロウィンク』、その力は無生物を自分に惚れさせる
10 能力名『月は無慈悲な夜の女王』、その力は月の光を浴びるとなんかすっごいエロくなる
11 能力名『刻の神(クロノス)』、その力は空間移動……ただし場所は選べずランダム
12 能力名『偽・無能力者(デッドコピー・コレクション』、その力は最強の軍人クラスの武を得る
儀仗 由鶴(ぎじょう ゆずる)
18
女薬中
4
名前:カナ 年齢:13歳 性別:女 能力:10番
遠慮じゃなくてマナーやで…
神様「2人目はこいつ、儀仗由鶴という女性だ」
神様「人間社会に疲れはて、危ない薬に手をだしたヤク中」
神様「見よあの腐った眼、まるで切れたナイフではないか」
神様「可哀想に、この戦いに参加して憂さをはらすがよい」
神様「お前にはバアルのような者(フライスレイヤー)を授けよう」ニッコリ
神様「存分にカニを茹で上げるといい」
神様「続いて三人目っと」
>>165 名前と年齢
>>168 性格と性別
>>170 与えられた能力
能力一覧
1 能力名『楽園崩壊(パラダイス・ロスト)』、その力は周囲1kmから幸せを消し去る
2 能力名『約束された勝利の拳(エクスカリグー)』、その効果は殴ったものをなんでも分解する
3 能力名『無限からあげ』、その力はポケットを叩くと唐翌揚げが出てくる
5 能力名『道化師の七ツ道具』、その力は好きなアイテムを出せる
6 能力名『バ・ベル』、その力は指定した相手は嘘しかつけなくなる
8 能力名『白黒双刀・神斬蟲(カミキリムシ)』、その力はピカドンを起こす
9 能力名『メロメロウィンク』、その力は無生物を自分に惚れさせる
10 能力名『月は無慈悲な夜の女王』、その力は月の光を浴びるとなんかすっごいエロくなる
11 能力名『刻の神(クロノス)』、その力は空間移動……ただし場所は選べずランダム
12 能力名『偽・無能力者(デッドコピー・コレクション』、その力は最強の軍人クラスの武を得る
※今は別に連続で安価とっても大丈夫っす
夜も遅いし人も少ないだろうし
マリモ 19
男 病弱
2
1
病弱なやつにこれか・・・
よければ使ってくれ
名前:
年齢:
性別:
性格:
能力:
神様「三人目はマリモという病弱な男だ」
神様「生まれつき体が弱く、あまり運動は得意ではなさそうだ」
神様「そのせいでひっそりと大人しく生きてきたらしいな」
神様「うむ、我は優しいのでこの戦いで存分に暴れさせてやろうと思う」
神様「こいつには約束された勝利の拳(エクスカリグー)を授けよう」ニッコリ
神様「病弱さなどその拳で吹き飛ばしてしまえ」
神様「よし、4人めはどいつだ?」
>>180 名前と年齢
>>182 性格と性別
>>184 与えられた能力
能力一覧
1 能力名『楽園崩壊(パラダイス・ロスト)』、その力は周囲1kmから幸せを消し去る
3 能力名『無限からあげ』、その力はポケットを叩くと唐翌揚げが出てくる
5 能力名『道化師の七ツ道具』、その力は好きなアイテムを出せる
6 能力名『バ・ベル』、その力は指定した相手は嘘しかつけなくなる
8 能力名『白黒双刀・神斬蟲(カミキリムシ)』、その力はピカドンを起こす
9 能力名『メロメロウィンク』、その力は無生物を自分に惚れさせる
10 能力名『月は無慈悲な夜の女王』、その力は月の光を浴びるとなんかすっごいエロくなる
11 能力名『刻の神(クロノス)』、その力は空間移動……ただし場所は選べずランダム
12 能力名『偽・無能力者(デッドコピー・コレクション』、その力は最強の軍人クラスの武を得る
※>>177 アザス、使わして貰います
ゲイドリアン・ホモビッチ
28歳
サイコパス&殺人鬼 男
1
水面月夜 19歳
女 性格おしとやか 能力10
>>186
安価で決まるから、まとめて書いてもダメっすよー
ずれても大丈夫なようにしてるだけだろ
神様「4人めはこいつだな。ゲイドリアン・ホモビッチという男」
神様「その名前の通り性格が破綻しきったサイコパスにして殺人鬼」
神様「幸せな人間というだけで殺意が体中を行き渡るらしく、すでに何十人と犠牲になっている」
神様「あまりにも手口が残酷すぎて報道すら規制されている危険人物だ」
神様「くっくっく、まさしく殺し合いに相応しい男」
神様「お前には楽園崩壊(パラダイス・ロスト)を授けよう」
神様「これ以上に相応しい能力はあるまいて」
神様「して、5人目は誰だ?」
1人目(主人公)
名前:ユウマ
年齢:15
性別:男
性格:反骨精神の塊
能力:能力名『Δ零式』、その力は触った相手を下痢便まみれにする。
下痢の種類は好きな生物のものにできる。
2人目
名前:儀仗 由鶴(ぎじょう ゆずる)
年齢:18
性別:女
性格:薬物中毒
能力:能力名『バアルのような者(フライスレイヤー)』、その力はカニを美味しく茹でられる。
ポケットを叩くと好きなカニが生み出せる。
3人目
名前:ゲイドリアン・ホモビッチ
年齢:28
性別:男
性格:サイコパス&殺人鬼
能力:能力名『楽園崩壊(パラダイス・ロスト)』、その力は周囲1kmから幸せを消し去る。
>>191 名前と年齢
>>193 性格と性別
>>194 与えられた能力
能力一覧
3 能力名『無限からあげ』、その力はポケットを叩くと唐翌揚げが出てくる
5 能力名『道化師の七ツ道具』、その力は好きなアイテムを出せる
6 能力名『バ・ベル』、その力は指定した相手は嘘しかつけなくなる
8 能力名『白黒双刀・神斬蟲(カミキリムシ)』、その力はピカドンを起こす
9 能力名『メロメロウィンク』、その力は無生物を自分に惚れさせる
10 能力名『月は無慈悲な夜の女王』、その力は月の光を浴びるとなんかすっごいエロくなる
11 能力名『刻の神(クロノス)』、その力は空間移動……ただし場所は選べずランダム
12 能力名『偽・無能力者(デッドコピー・コレクション』、その力は最強の軍人クラスの武を得る
※複数書いても大丈夫です。ただ有効なのはその安価の内容だけですが
天宮 りお 8歳
女
ビッチの中のビッチ
ビッチ・オブ・ビッチ
ビッチが服着て歩いてるビッチ
何かもう語尾がビッチ
>>189
の言うようにズレても大丈夫なようにしたつもりだったんだけど、こういうやり方は
ダメなのか?
ああ、ロリビッチは駄目だったか…
複数かいていいのか騒がしてスマン
※安価下にさせて貰います。
神様「天宮りお、8歳の女の子だ」
神様「うむ、発育の良い子だな、腹が」
神様「親が金持ちで良い物をたらふく与えられた結果、年齢の割にはかなりのおデブだ」
神様「両親が大好きで性格もかなり良い子であるといえるが……」
神様「この戦いに参加して少しは痩せなさい」
神様「お前には『メロメロウィンク』を授けよう」
神様「あまり無機物にばかり働かせないようにな」
神様「次は6人目だ」
※先ほどミスしました
3人目
名前:マリモ
年齢:19
性別:男
性格:病弱
能力:能力名『約束された勝利の拳(エクスカリグー)』、その効果は殴ったものをなんでも分解する。
例として人を殴れば骨がハズレたり肉離れが起きたり、車を殴ればパーツごとに分解されるなど。
4人目
名前:ゲイドリアン・ホモビッチ
年齢:28
性別:男
性格:サイコパス&殺人鬼
能力:能力名『楽園崩壊(パラダイス・ロスト)』、その力は周囲1kmから幸せを消し去る。
5人目
名前:天宮りお
年齢:8
性別:女
性格:グルメなピザ
能力;能力名『メロメロウィンク)』、その力は無生物を自分に惚れさせる。
例として車を惚れさせれば自動でドアが開き、能力者の命令で自在に動く。
>>206 名前と年齢
>>207 性格と性別
>>210 与えられた能力
能力一覧
3 能力名『無限からあげ』、その力はポケットを叩くと唐翌揚げが出てくる
5 能力名『道化師の七ツ道具』、その力は好きなアイテムを出せる
6 能力名『バ・ベル』、その力は指定した相手は嘘しかつけなくなる
8 能力名『白黒双刀・神斬蟲(カミキリムシ)』、その力はピカドンを起こす
10 能力名『月は無慈悲な夜の女王』、その力は月の光を浴びるとなんかすっごいエロくなる
11 能力名『刻の神(クロノス)』、その力は空間移動……ただし場所は選べずランダム
12 能力名『偽・無能力者(デッドコピー・コレクション』、その力は最強の軍人クラスの武を得る
剣崎 乂(けんざき がい)
16
論理的思考&現実主義
名前:浅間 吾郎
年齢:47歳
性別:男
性格:ガンコ親父
能力:8
初めてマトモにまとまった気がする
性別最安価の↓で
神様「六人目は剣崎 乂(けんざき がい)」
神様「名前からして男のように思えるが、実はちゃんとした女性なのだな」
神様「性格は論理的で現実主義」
神様「合理的を信条とする人物のようだ」
神様「お前には白黒双刀・神斬蟲(カミキリムシ)を授けよう」
神様「その論理と主義、貫き通せるかな?」
神様「次は栄えある7人目だ」
6人目
名前:剣崎 乂
年齢:16
性別:女
性格:論理的思考&現実主義
能力;能力名『白黒双刀・神斬蟲(カミキリムシ)』、その力はピカドンを起こす。
白黒の双刀を打合せた時、ある程度の爆発が起こる。そのある程度はこの能力を与えられた者が調節出来る。
>>222 名前と年齢
>>224 性格と性別
>>227 与えられた能力
能力一覧
3 能力名『無限からあげ』、その力はポケットを叩くと唐翌揚げが出てくる
5 能力名『道化師の七ツ道具』、その力は好きなアイテムを出せる
6 能力名『バ・ベル』、その力は指定した相手は嘘しかつけなくなる
10 能力名『月は無慈悲な夜の女王』、その力は月の光を浴びるとなんかすっごいエロくなる
11 能力名『刻の神(クロノス)』、その力は空間移動……ただし場所は選べずランダム
12 能力名『偽・無能力者(デッドコピー・コレクション』、その力は最強の軍人クラスの武を得る
※動物はなしです。人間限定で
ファイナル 28
男 ホモ
6
10
絶対に男に渡ってはいけない能力が・・・
神様「ファイナルという男がよいな」
神様「ホモだが」
神様「かなりのガチムチなアメリカンという風貌のこの男はいい男を求めて日夜彷徨っているようだ」
神様「お前には月は無慈悲な夜の女王を授けよう」ニッコリ
神様「存分にハッテンするがよい」
神様「次は8人目だ」
7人目
名前:ファイナル
年齢:28
性別:男
性格:ホモ
能力;能力名能力名『月は無慈悲な夜の女王』、その力は月の光を浴びるとなんかすっごいエロくなる。
>>233 名前と年齢
>>235 性格と性別
>>237 与えられた能力
能力一覧
3 能力名『無限からあげ』、その力はポケットを叩くと唐翌揚げが出てくる
5 能力名『道化師の七ツ道具』、その力は好きなアイテムを出せる
6 能力名『バ・ベル』、その力は指定した相手は嘘しかつけなくなる
11 能力名『刻の神(クロノス)』、その力は空間移動……ただし場所は選べずランダム
12 能力名『偽・無能力者(デッドコピー・コレクション』、その力は最強の軍人クラスの武を得る
城島晶
女 男嫌い
12
11
女であきらだとどうしてもある人物が頭に浮かぶ
神様「城島晶という少女にしよう」
神様「過去に男性と関わった為に起きた事故があり、男嫌いで通っているようだ」
神様「むしろ男は汚物と思っているレベルだな」
神様「だが容姿端麗で運動神経は良し、頭も悪くないことから、男女問わずもかなりモテているらしい」
神様「このような純粋な子供に殺し合いをさせる――全く、たまらないくらいに楽しみだ」
神様「お前には偽・無能力者(デッドコピー・コレクション)を授けよう」ニッコリ
神様「少女の皮をかぶった化物は、果たしてどのような戦いを巻き起こすのかな?」
神様「お次は9人目だ」
>>243 名前と年齢
>>245 性格と性別
>>247 与えられた能力
8人目
名前:城島晶
年齢:14
性別:女
性格:男嫌い
能力;能力名『偽・無能力者(デッドコピー・コレクション』、その力は最強の軍人クラスの武を得る
能力貼り忘れ
3 能力名『無限からあげ』、その力はポケットを叩くと唐翌揚げが出てくる
5 能力名『道化師の七ツ道具』、その力は好きなアイテムを出せる
6 能力名『バ・ベル』、その力は指定した相手は嘘しかつけなくなる
11 能力名『刻の神(クロノス)』、その力は空間移動……ただし場所は選べずランダム
逃げの一手 男
3
神様「こいつにするか。赤石日向という少年だ」
神様「性格は逃げの一手、これに尽きる」
神様「嫌なことから逃げ続けた結果、とてもじゃないが性格のいい人間とはいえない有り様だ」
神様「この戦いでその逃げ癖を治すがよい」
神様「お前には無限からあげを授けよう」ニッコリ
神様「味は保証付きだぞ」
神様「残りは3人。さて誰がよいやら」
>>250 名前と年齢
>>252 性格と性別
>>254 与えられた能力
5 能力名『道化師の七ツ道具』、その力は好きなアイテムを出せる
6 能力名『バ・ベル』、その力は指定した相手は嘘しかつけなくなる
11 能力名『刻の神(クロノス)』、その力は空間移動……ただし場所は選べずランダム
9人目
名前:赤石 日向
年齢:15
性別:男
性格:逃げの一手
能力;能力名『無限からあげ』、その力はポケットを叩くと唐翌揚げが出てくる
バツ 25
男 社畜
5
神様「バツという会社員がよいだろう」
神様「こやつの務める会社はまさに我も認める水木しげるを超えた真っ黒なブラック企業」
神様「その有り様はまさに社会の家畜といえるな」
神様「そのストレス、この戦いで発散せよ」
神様「お前には道化師の七ツ道具を授けよう」ニッコリ
神様「少しは睡眠をとるがよいぞ」
神様「残り2人、どいつにするか」
10人目
名前:バツ
年齢:25
性別:男
性格:社畜
能力;能力名『道化師の七ツ道具』、その力は好きなアイテムを出せる
>>256 名前と年齢
>>258 性格と性別
>>260 与えられた能力
田辺 拓也 14歳
女、溢れ出る狂気
6
神様「これまた男のような名前の女、田辺拓也がよかろう」
神様「その複雑な生い立ちを過ごした結果、溢れ出る狂気を抑えられない少女」
神様「見るがよいあの笑顔、まさに悪魔そのものだ」
神様「悪くない顔つきをしているというのにな」
神様「お前にはバ・ベルを授けよう」ニッコリ
神様「その狂気、余すこと無く開放するがよい」
神様「さて、最後の一人だ」
11人目
名前:田辺 拓也
年齢:14
性別:女
性格:溢れ出る狂気
能力;能力名『バ・ベル』、その力は指定した相手は嘘しかつけなくなる。
>>263 名前と年齢
>>265 性格と性別
一ノ瀬茜
自分を神様だと信じている 女
神様「最後はこいつだ。一ノ瀬茜」
神様「くっくっく。この女は面白い……この我が忘れ去られようとしている世界で23年の月日を得ても己を神様だと信じている」
神様「己は絶対であり、森羅万象であると」
神様「面白い、実に面白いぞ」
神様「本物の神がいかなるものか、その身を持って教えてくれよう」
神様「お前に授けるのは刻の神(クロノス)。本当にお前が神なのなら、運に頼らずとも使いこなせよう」
12人目
名前:一ノ瀬茜
年齢:23
性別:女
性格:自分を神様だと信じている
能力;能力名『刻の神(クロノス)』、その力は空間移動……ただし場所は選べずランダム
神様「ふむ、全員決まったな。一度見なおしてみるか」
1人目(主人公)
名前:ユウマ
年齢:15
性別:男
性格:反骨精神の塊
能力:能力名『Δ零式』、その力は触った相手を下痢便まみれにする。
下痢の種類は好きな生物のものにできる。
2人目
名前:儀仗 由鶴(ぎじょう ゆずる)
年齢:18
性別:女
性格:薬物中毒
能力:能力名『バアルのような者(フライスレイヤー)』、その力はカニを美味しく茹でられる。
ポケットを叩くと好きなカニが生み出せる。
3人目
名前:マリモ
年齢:19
性別:男
性格:病弱
能力:能力名『約束された勝利の拳(エクスカリグー)』、その効果は殴ったものをなんでも分解する。
例として人を殴れば骨がハズレたり肉離れが起きたり、車を殴ればパーツごとに分解されるなど。
4人目
名前:ゲイドリアン・ホモビッチ
年齢:28
性別:男
性格:サイコパス&殺人鬼
能力:能力名『楽園崩壊(パラダイス・ロスト)』、その力は周囲1kmから幸せを消し去る。
5人目
名前:天宮りお
年齢:8
性別:女
性格:グルメなピザ
能力;能力名『メロメロウィンク)』、その力は無生物を自分に惚れさせる。
例として車を惚れさせれば自動でドアが開き、能力者の命令で自在に動く。
6人目
名前:剣崎 乂
年齢:16
性別:女
性格:論理的思考&現実主義
能力;能力名『白黒双刀・神斬蟲(カミキリムシ)』、その力はピカドンを起こす。
白黒の双刀を打合せた時、ある程度の爆発が起こる。そのある程度はこの能力を与えられた者が調節出来る。
7人目
名前:ファイナル
年齢:28
性別:男
性格:ホモ
能力;能力名能力名『月は無慈悲な夜の女王』、その力は月の光を浴びるとなんかすっごいエロくなる。
8人目
名前:城島晶
年齢:14
性別:女
性格:男嫌い
能力;能力名『偽・無能力者(デッドコピー・コレクション』、その力は最強の軍人クラスの武を得る
9人目
名前:赤石 日向
年齢:15
性別:男
性格:逃げの一手
能力;能力名『無限からあげ』、その力はポケットを叩くと唐翌揚げが出てくる
10人目
名前:バツ
年齢:25
性別:男
性格:社畜
能力;能力名『道化師の七ツ道具』、その力は好きなアイテムを出せる
11人目
名前:田辺 拓也
年齢:14
性別:女
性格:溢れ出る狂気
能力;能力名『バ・ベル』、その力は指定した相手は嘘しかつけなくなる。
12人目
名前:一ノ瀬茜
年齢:23
性別:女
性格:自分を神様だと信じている
能力;能力名『刻の神(クロノス)』、その力は空間移動……ただし場所は選べずランダム
神様「おおぉ、適当に決めたとはいえ、さすが我だ。錚々たる顔ぶれではないか」
これはひどい
神様「では、選ばれたものには後々通達を送るとしよう」
神様「しかしただ戦えといっても、平和ボケした日本人が多いこのメンバーでは思うようには戦うまい」
神様「よって、勝者には特別になんでも1つ、好きな願いを叶える権利を与えるとする」
神様「我の力を持ってすれば叶わない願いはない」
神様「何なら、我の代わりに神の座に座るという願いでもよいのだぞ」
神様「さぁ人間共よ!」
神様「戦え!」
神様「戦え!!」
神様「戦えぃ!!!」
神様「脳髄を蕩かすような一心不乱の戦にて!」
神様「我を存分に楽しませよ!」
神様「ふあははははははははははははははははは!」
くぅ~疲れました以下略。
本日はこれで終了です、おつかれさまでした。
明日からは選ばれた人間達の戦いが繰り広げられると思いますが、ちょくちょく安価を挟んでいくつもりなのでよろしくお願いします。
からあげとかカニとか生き残れるんですかねこれww
乙、期待して待ってる!
ポケットを叩くとからあげが一つ
もう一回叩くとからあげが2つ
まだ読んでないけど超人の安価やってた人?
第一話『超能戦争勃発』 その①
――あいつは、反骨精神の塊のような男だ。
『ユウマ』という15歳の少年。そんな彼とほんの僅かでも触れ合ったことがある者ならば、10人が10人そんな感想が浮かぶだろう。
不正が許せず、悪しき風習には確固として立ち向かうその姿勢はまさに反骨精神そのもの。いっそ反骨精神が服を着ているといった方が正しいのかも知れない。
しかし、そんな彼が善人であるか? と問われれば、全員が首を横に振る。
確かにユウマは悪人ではない。かといって善人でもなかった。
例えば彼にはこんなエピソードがある。
彼が小学生の頃、クラスメイトの一人に臆病なイジメられっ子がいた。
イジメられっ子は物を捨てられたり殴る蹴るなどの悪質な暴行を受けても、黙って耐えてしまう性格だった。
抵抗しても逆襲が怖い、もっとイジメが酷くなるかも知れない。
このクラスに味方なんていない。先生なんて1人も信用出来ない。
……だったら、黙って耐えるしかないじゃないか。
そんな苦痛の日々が続く中、イジメられっ子に転記が訪れる。
違うクラスの生徒だったユウマが、偶然にもイジメの現場を目撃してしまったのだ。
ユウマ「……」
イジメっ子A「……? 誰だお前」
イジメっ子B「君、隣のクラスの……ユウマじゃなかったっけ?」
仏頂面で黙ってイジメっ子達に近づくユウマ。
そんな彼に対して、イジメの主犯格であろう少年が、一言。
イジメっ子C「お前もやるか? こいつ殴ったら亀みてーに丸まって面白――」
そう、告げた瞬間。
イジメっ子の顔面にユウマの拳がねじり込まれていた。
イジメっ子C「――ぶへっ」
拳が離れると同時に鼻から勢い良く鼻血が吹き出した。
さながら斬新な設計の噴水のように。
イジメっ子A「……は?」
その一瞬の光景に、何が起きたかわからないイジメっ子達。
呆気に取られているイジメっ子を尻目に、ユウマは動く。
他の1人に対しては、体が『く』の字にへし曲がるようなハイキックをぶち込み。
イジメっ子A「ごえっ!?」
流れるように最後の1人に向けて脳天を割るような踵落とし。
イジメっ子B「ぞばっ!?」
どさっ、どさっ、どさっ――と、まるで出来の悪い映画のような大根役者ぶりで、イジメられっ子達は大仰に倒れこむ。
その光景に、先程まではガヤガヤと喧騒にあふれていたクラスがその場に注目し、静まり返る。
ユウマ「……くだらねぇんだよ」
こめかみにうっすらと青筋が浮くほど、ユウマは怒っていた。
おそらくは多勢に無勢で、よってたかって1人をいじめていたことに怒っているのだろう。
少なくとも、うずくまりながらも、そっとその光景を眺めていたイジメられっ子はそう思った。
漫画に出てくるような、不正や悪事を見逃せないヒーローのような存在。それが彼なのだ、と。
イジメられっ子「あっ、あのっ。た、助けてくれたんだよね……? あ、ありが」
ユウマ「――おい、お前」
イジメられっ子「は、はいっ」
だが。
ユウマ「なんで、抵抗しなかった」
イジメられっ子「……え」
無論、ユウマはヒーローなどではない。
ヒーローならば、曲がり間違っても。
ユウマ「なんで抵抗しない!」
――助けた相手の顔に、全力でパンチを打ち込まないだろう。
イジメられっ子「ぎゃっ!?」
ユウマ「イラつくんだよ! てめぇにも! 大人数でいい気になってる奴も!」
イジメられっ子「ぐぉ、げぇっ!」
イジメられっ子に馬乗りになりながら拳を打ち込むその姿はまさに悪鬼。
あまりの容赦の無い暴行に、いつもイジメをスルーしていたクラスメイトですら顔を青くして止めに入るほどであった。
クラスメイトA「おいやめろって! 洒落にならねぇよそれ!?」
クラスメイトB「死ぬ! そいつ死んじまうよ!」
ユウマ「抵抗しろ! 反攻してみろ! どいつもこいつも! 冷めた振りして大人しくしてやがる!」
イジメられっ子「や、やべて……だ、誰が、たずけで……」
ユウマ「誰かに助けを求める前に自分でどうにかしろ! 馬鹿野郎がっ! そんなんだから虐められるんだよ!」
ユウマ「なんでどいつもこいつも戦わないんだ!? なんで傷つくのを怖がるんだ!」
ユウマ「少しは世の中に歯向かえよおおおおおおおおおおおおおおおおぉ!」
彼は不正が許せない。
悪しき風習には確固として立ち向かう。
その姿勢はまさに反骨精神そのものだ。
されど、彼は善人ではない。
彼にとって、ユウマにとって。
“俺には関係ないから”と見逃す輩も、“抵抗したって無駄だから”と諦めている輩も。
総じて、許せない『悪』としか判別出来ないのだから。
彼は善人でもない。悪人でもない。
ユウマという少年は、他者からみればただの――。
“気狂い”としか思われない、そんな人物であった。
ユウマ(……俺は間違っているかも知れない)
ユウマ(ただの気の狂ったガキなのかも知れない)
ユウマ(くだらない格好つけてる阿呆なのかも知れない)
ユウマ(だけど)
ユウマ(世の中の方はもっと間違ってる!)
そうとしか世の中というものを受け入れられないユウマ。
警察に厄介になったり、少年院にも打ち込まれたりと彼にとっては極々普通の日常を送っていた、そんなある日のこと……。
神様「では、全員揃ったようなので、ここで宣言させて貰うぞ」
神様「たった今より、1ヶ月後の同じ時刻を終了日とし」
神様「12人の選ばれし人間による殺し合い――『超能戦争』を開始する!」
ユウマは、おそらくこの世でもっとも歯向かい甲斐があるであろう存在。
“神様”と、出会った。
第一話『超能戦争勃発』 その②
ユウマ(……何が、どうなっているんだ?)
ユウマ(俺はついさっきまで、普通に道端を歩いていたはずだ……)
ユウマ(それなのに、いきなり目の前が真っ白になって)
ユウマ(見たこともない場所に……居る)
きょろきょろと辺りを見回しても、見えるのは地平線の彼方まで真っ白な空間だけだ。
いったい、何が起きればこうなる? こんな場所が地球上にあったのか?
まるで状況が把握できないユウマではあるが、2つの事だけは理解出来ていた。
ユウマ(……俺は今、目元が空いた仮面と……手錠をつけられている)
まるで罪人みたいだな、と多少の屈辱を感じながらユウマは何かに繋がれた手を振り払おうとするも、びくともしない。
顔には妙にフィットする何かが張り付いていて、少々息苦しい。穴が空いているので視界は問題ないのが救いだ。
ユウマ(拉致、か? 糞っ、糞っ。胸糞悪い……)
拉致など、この世でトップクラスの許せない悪行だ。
そう考えるだけでユウマの心中に憎しみが湧いてくる。
反骨精神が疼いて止まらない。この拉致犯は半殺しにしてから警察に叩き込んでやる……。
そんな風な計画を思考していると。
何の予兆もなく再び目の前で世界が変質した。
ユウマ(――!?)
ユウマの目の前には、円卓を囲むかのように集う11人の人影があった。
さすがに驚きを隠せないユウマではあったが、その11人の姿を確認するとすぐに彼らも自身と同じ境遇なのだといくことを理解した。
ユウマ(彼らも仮面と手錠をつけられているな。体型から見て男性半分、女性半分。年齢はまばら、子供もいるし、同年代もいれば、大人もいる)
ユウマ(同じ拉致被害者か? しかし、彼らの仮面に刻まれている文字……なんだ、あれ? 『 Ⅱ 』?)
真っ白な仮面に刻まれた黒い文字。
全員に違う種類の文字が刻まれているので、おそらくは己の仮面にも刻まれているのだろう。
ユウマ(……ローマ数字か。ⅡからXIIまで振り分けてあるんだ。だとすると、12人いるからには俺の仮面にはⅠが刻まれていることになる)
ユウマ(彼らは、誰なんだろうな……)
――しん、と12人という人数が居るにも関わらず、誰も言葉を発しようとはしない。
こんな状況で、こんなにも重苦しい雰囲気の最中。仕方がないことだろうが、それでは何も進展しないと思ったのか、『Ⅴ』と数字の振られた仮面をつけた、やけに体型が横に太い子供が絞りだすように声を上げた。
Ⅴ「こっ――ここはどこ、なんですか……? あなた方は、どちら様なのでしょうか……」
怯えたように震える甲高い声が、Ⅴという人物が幼い少女であるということを証明していた。
ユウマ「……さあな。俺も全くわからない」
Ⅹ「わ、わからないってなんだお前! 俺は仕事が山ほど残ってんだぞ! とっとと会社に戻らなきゃならないんだ! おい、誰かどうにかしろよ!?」
Ⅵ「落ち着け、喚くな、耳障りだ。状況を見ればわかるだろう。全員、何もわからずにこの場にいるんだよ。でなきゃ今まで黙っているものか」
Ⅱ「うひゃひゃひゃひゃひゃ! うぃひっ! うぃひひひ! あたち達、今からど~なるのでしょうかねぇ~!」
Ⅲ「ごほっ、ごほっ……サスペンス映画とかだと、何かのゲームに参加させられたりするんだろうけどね」
Ⅷ「あはっ、殺し合いをさせられたり? アホかっての。現実にそんなこと起こるわけないでしょ」
?「けけけけ、これが現実ねぇ」
緊張がとけたのか、ユウマに続くように次々と声を上げる12人。
あーだこーだと結論ので無い議論を続ける内に――。
「全員、揃ったようだな」
頭上から、まるで神々しさを感じるほどの重圧な声が響いた。
その声の持ち主は、声と同じくして神々しかった。
いや、神々しいというよりも、まるで絵に描いたように神様のような姿をしているのだ。
Ⅸ「――だ、誰だよ、お前……」
思わず、1人がそう尋ねると、神々しい姿をした存在は、呆れたような表情を浮かべながら――。
「我か? 決まっているだろう創造主の顔も知らぬ愚かな人間共よ」
「我は――」
神様「神だ」
きっぱりと、応える。
?「……あっは。最高のジョークね」
本日これまで。とりあえず導入部です。
一人目もとりあえずはメインで主人公ですが安価次第では普通に死ぬので途中で交代もあるかも知れません。
早く戦いが書きたいです。
>>281
やってないですよ。
あと5人目の無生物を操る能力ですが、定義の上では死んだ生物も無生物扱いなので惚れさせれば操れることになります。
それと
?「けけけけ、これが現実ねぇ」
?「……あっは。最高のジョークね」
はそれぞれ
ⅩⅠ「けけけけ、これが現実ねぇ」
ⅩⅡ「……あっは。最高のジョークね」
の台詞です。文字化けしました。
それではお疲れ様でした。
書き溜めてるからちょっと待ってね
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