凛「かよちん、今日も学校きてないにゃ……」 (34)

担任「出席とるぞー」


凛「(かよちん、あの日以来学校きてないにゃ……)」


担任「小泉は……今日も欠席か。星空、なにか聞いてないか?」


凛「え、あ、何も聞いてないです」


担任「西木野は?」


真姫「いえ、私も何も」


担任「そうか、星空、西木野は後で職員室に来てくれ。それじゃあ出席続けるぞー」


凛「(かよちん、まだライブのこと引きずってるのかな)」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1412508477

~数ヶ月前のライブ~



穂乃果「いい?みんな!今日は仮想ラブライブと言ってもいいくらいのライブだよ!がんばろう!」


にこ「ここで優勝して、ラブライブに弾みをつけましょ!」


海未「とはいえ、まだ3日間連続ライブの初日ですから、張り切り過ぎないように!」


ことり「でも、全力でがんばろ!」


希「………」


絵里「希?緊張してるの?」


希「え?あ、あぁ、そやね、緊張してるのかも」


絵里「ラブライブはもっと大きなステージなんだから、こんなところで緊張してたらダメよ?」


希「うん、ごめんな、えりち!」


希「(控え室で占ったとき、μ'sの運勢は塔の逆位置。気のせいならええんやけど、不吉やね)」


穂乃果「よーし!ミューズ!ミュージック!」


みんな「「「「「「「「「スタート!」」」」」」」」」

凛「(このターンの後、かよちんとハイタッチにゃ!)」クルッ


ドサッ!


凛「(あれ?かよちんがいない……)あ!かよちん!」


花陽「…っ!」


真姫「花陽!大丈夫!?」


穂乃果「花陽ちゃん!」


ザワザワ ナニーアクシンデント? ヒトリコケテルー マジー?ウケルー


凛「かよちん、立てる?」


花陽「だ、だいじょ…っ!」ガクッ


真姫「足、挫いたのね。続けるのは無理そう……」


花陽「そ、そんな!まだ大丈夫だよ!できるよ!」グググ


真姫「足、震えてるじゃない」


絵里「無理させちゃいけないわ。……仕方が無いけど、今日のライブは中断にしましょう」

絵里「皆様、申し訳ありません!メンバーにトラブルが発生してしまったため、今日のライブは中止させていただきます!」


エー! ザンネンダワー モットレンシュウシテカラコイヨー! アライズノホウニイキマショー ソウダネー


花陽「……みんな、ご、ごめっ、ごめんなさいっ」ポロポロ


凛「かよちんが気にすることじゃないよ!今日はたまたまだよ!」


真姫「そうよ花陽、落ち込んでる暇があったら、練習して次のライブで挽回してよね」


花陽「うん……でも、でも!」グスッ


にこ「3日間の連続ライブはできないわ。まぁ、しかたないわね」


花陽「………」

凛「(あれから、かよちんの怪我は治ったけど、ちっちゃいライブでもよく失敗するようになった)」


凛「(練習では完璧だったのに、ライブだと失敗しちゃって)」


凛「(いつからか、練習はおろか学校にすらこなくなっちゃった)」


凛「かよちん………」


真姫「凛、職員室行くわよ」


凛「あ、うん!」


真姫「………凛が一人で悩んでも仕方ないわ、これはμ's皆で考える問題よ」


凛「真姫ちゃん……!ありがとにゃ!」


真姫「ベ、ベツニ…///」

花陽「…………」カチカチ


花陽「私、何でこんなことしてるんだろ」


花陽「ライブで失敗ばかりして、みんなに迷惑かけて」


花陽「学校にも行ってなくて………私、わた、し」ポロポロ


花陽「…………」カチカチ


花陽「A-RISE、やっぱりすごいなぁ」カチカチ


花陽「でも、私のいないμ'sなら勝てるんじゃないかな」


花陽「………グスッ」


花陽「………?なに、これ?」カチカチ


花陽「こ、これ……!?」

凛「今日もかよちんのお部屋に行ったけど、おしゃべりしてくれなかったにゃ」


凛「メールも、電話も………」


凛「凛、かよちんがいないと寂しいにゃ」


凛「それに最近、μ'sの練習もなんだか捗らないにゃ」


凛「やっぱり、μ'sは9人じゃないとだめにゃ!」


凛「かよちんには、早く戻ってきてもらわないと!」


凛「よーし!これから毎日かよちんのところにいくにゃ!」

~次の日~


凛「かーよちん!中に入れてにゃ!」


凛「かよちんがいないと、練習が捗らないんだにゃ!」


凛「やっぱり、μ'sは9人じゃないとだめなんだよ!」


凛「ライブでの失敗も、きっと時間が解決してくれるにゃ!」


凛「だから、一緒にがんばろ?かよちん!」


「」


凛「………かよちん」


凛「これ、凛が握ったおにぎりなんだ。ココに置いとくね」


凛「………また、明日来るからね」

~次の日~


凛「かよちーん!また来たにゃー!」


凛「いい加減学校来ないと、凛が成績追い越しちゃうにゃー!」


凛「そうしたら、凛がかよちんに勉強教えることになっちゃうにゃ!」


凛「あ、でも英語は真姫ちゃんに教わってね!凛、英語はどうしてもだめなんだにゃ!」


凛「あと、今日、学校で配ってたプリント、置いとくね!」


「」


凛「き、昨日のおにぎり、食べてくれた?」


凛「今日も握ってきたから、よかったら食べて欲しいにゃ!」


凛「……凛、そろそろ帰るね」


凛「また、明日」


凛「………」


凛「おにぎり、残ってたにゃ」


凛「次はもっとおいしいおにぎり握って、かよちんを引きずり出してやるにゃ!」

~数日後 学校~


真姫「凛、お昼に屋上にみんな集合だって」


凛「?わ、わかったにゃ」


真姫「それで、花陽の様子は?」


凛「ぜんぜんだにゃ………おにぎりでもだめだったにゃ」


真姫「重症ね……とりあえず、今日は私も行くわ」


凛「わかった!とりあえず、お昼休みに屋上に行くにゃ!」


真姫「ええ」

~昼休み 屋上~


凛「しばらくμ'sの練習中止!?」


絵里「ええ、こうも8人の状態が続くとダンスの全体練習もボイストレーニングも偏ってしまうわ。何より皆のやる気があまり感じられないの」


希「それならいっそ、花陽ちゃんを戻すのに専念して、戻ってからみんなで練習したほうがええかな、って」


にこ「まぁ、私はどっちでもよかったんだけど!絵里と希がどーしてもっていうからしかたなくね!」


穂乃果「μ'sは9人でμ'sだもん。誰かが立ち止まってたら、他の皆が引っ張ってあげないとダメだよ!」


海未「穂乃果の言う通りです。花陽に早く戻ってきて欲しい気持ちは、私達も一緒です!」


ことり「それに~……ね!海未ちゃん、真姫ちゃん!」


真姫「ええ、次は花陽ソロが入るんだもの」


凛「えぇ!?そうなの!?」


海未「はい!ですので、花陽にはよりいっそうがんばってもらわないと!」


絵里「凛、花陽を戻すのは、あなたにかかってるわ!よろしく頼むわよ!」


凛「せ、責任重大だけど、がんばるにゃー!」

~放課後 花陽宅~


凛「かよちーん!今日も来たにゃー!」


凛「なんと今日は真姫ちゃんも来てるんだよ!」


真姫「花陽、ドア越しでもいいから聞いて……次のライブね、花陽のソロを入れることにしたの」


「!?」


真姫「ライブの日にちは花陽が戻ってきてから決める。だから、曲だけでも聞いておいて、お願い」


凛「曲のCD、凛のおにぎりと一緒に置いておくにゃー!」


「い、いらない!」


凛「……え?」


「いらないから、帰って!」


真姫「花陽……」


「私なんかがμ'sにいたら………皆にまで迷惑がかかっちゃう、から」


凛「な、何言ってるにゃ!μ'sはかよちんも含めて、9人でμ'sにゃ!」


凛「それに、かよちんが戻るまで練習は中止してるにゃ!」


凛「だから、いつ戻ってきても一緒に初めから練習できるにゃ!」


「だめだよ凛ちゃん…。私なんかのために、練習やめちゃ…」


真姫「練習を中止してるのは凛だけじゃないわ。μ's全員が中止してる。これは花陽のためでもあり、μ's皆のためでもあるわ」


「そんな……」


凛「だからね、かよちん!一緒に戻ろう?」


「………」


「今日は、もう…帰って」


凛「かよちん………」


真姫「はぁ……とりあえず、曲だけでも聞いてね。凛いくわよ」


凛「うん……。かよちん、また明日ね!」

花陽「皆、どうして私なんかのために………」


花陽「しかもソロなんて……私には、無理だよ…」


花陽「それに、私といたらみんなが……」


花陽「まだ、大丈夫だよね…」カチカチ


花陽「………こういうの、一度見ちゃうと、気にしないほうが無理だよ」


花陽「………っ」

~次の日 学校~


凛「あー!しまったにゃー!」


真姫「どうしたの?忘れ物?」


凛「かよちんに渡すおにぎり忘れたちゃったー!」


真姫「今日、遅刻ギリギリに来ていたもんね」


凛「どうしよう………」


真姫「まぁいいんじゃない?一度家に帰って、握りたてのおにぎりを持ってくれば」


凛「なるほど!さすが真姫ちゃん、ナイスアイディアにゃ!」


真姫「デッショー。今日は私はいけないけど、にこちゃんと絵里と希が来てくれるらしいわ。がんばってね」


凛「わかったにゃ!そうと決まればまずは絵里ちゃん達に連絡にゃ!」

~お昼休み~


絵里「と、言うわけで、私達三人で先に花陽の家に向かうことになったわ」


希「まぁ、凛ちゃんのおにぎりが一番効果ありそうやしね」


にこ「まったく、このスーパープリティーアイドルにこにー様が、花陽の根性入れなおしてあげるんだから!」


絵里「ふふっ、頼もしいわね。あ、そうそう、話は変わるんだけど」


のぞにこ「?」


絵里「私もさっき先生から聞いたんだけどね、二人とも音ノ木坂学院の裏サイトって聞いたことある?」


希「裏サイト?」


にこ「あぁ、噂ぐらいは聞いたことあるわよ。掲示板にあることないこと書いてある場所でしょ?」


希「裏って言うぐらいやし、気持ちええ場所ではないやろうね」


絵里「ええ、先生も噂ぐらいしか聞いてなくて……もし見つけたら教えてくれるかしら?」


希「それはもちろんやけど……」


にこ「そう簡単に見つかるかしらね………」


絵里「今のところ裏サイトが関係している事件は発生してないけど、それを未然に防がないといけないわ」


希「せやね……穂乃果ちゃん達には言ったん?現生徒会長としては耳に入れておかないと」


絵里「先生がもう伝えてあるから大丈夫よ。凛達にも合流したら話すつもり」


にこ「そのほうがいいわね。……大丈夫かしら、花陽」

~放課後~


絵里「じゃあ凛、先に花陽の家に向かってるから」


希「おにぎり、しっかり持ってきてな!」


にこ「花陽もこんな友達がいるんだから、さっさと出てきなさいよね……」


凛「かよちんのこと、お願いするにゃ!後から必ず行くから、それまで待ってて!」


絵里「ええ!それじゃ、行きましょ」


凛「よーし!凛も早く家に帰って、おにぎりにぎるにゃー!」

~花陽宅~


絵里「ここが花陽の部屋ね………」コンコン


絵里「花陽、いる?」


絵里「凛は遅れてくるらしいから、先に私と希とにこの3人で来たわ」


「………」


希「花陽ちゃん、悩みがあるなら相談に乗ってあげるよ?」


にこ「仮にもにこ達は先輩なんだから、たまには頼ってもいいのよ?」


「……別に、悩みがあるわけじゃ」


絵里「練習が嫌になったとか?」


「っそんな!………そんな、ことは」


希「それなら、どうして学校にも来ないん?」


「……そ、それは」

コッチミテル?コッチミナイデ!ワナワナワナ、ワッナッナンダ~♪


にこ「?まきちゃんからだ。どうしたんだろう……はいもしもし!にこにーでーす♪」


にこ「………え?」


希「どしたん?にこっち、顔色悪いで?」


にこ「り、凛が交通事故にあって……病院に運ばれたって」


のぞえり「「!?」」


「!?」


にこ「うん、うん、わかった!今すぐそっちに向かうから!」Pi


希「ここにはウチがのこっとるから、二人は早く病院に」


絵里「ええ、わかったわ。花陽のこと、おねg……」


ガチャガチャ!バァン!


のぞえりにこ「「「!?」」」」


ダダダダダ!


にこ「は、はな………よ?」


絵里「え、えぇ……確かに、ちょっとふくよかだったけど、今の花陽だと思うわ」


希「……!えりちこれ」


絵里「え?………こ、これは!」

~ちょっと前~


凛「今日のは最高傑作かもしれないにゃ!」


凛「具はもちろんなし!かよちんがお米好きになる気持ちもちょっとわかってきたかも!」


凛「でも、自分で握るおにぎりもいいけど、凛はやっぱりかよちんの握るおにぎりが一番にゃ!」


凛「今日はちゃんと食べてくれるといいなぁ……」


……ゥゥン!


凛「あ、絵里ちゃん達が先についてるんだっけ!早く行かなきゃ!」


ゥゥゥゥン!


凛「にゃー!赤信号にゃー!」


凛「青になれー…青になれー…」


ブゥゥゥゥゥン!


凛「………にゃ?」



キキィー!ドンッ!

~西木野病院~


真姫「絵里達、遅いわね……」イライラ


真姫「……ん?はな、よ?」


花陽「ハァ…ハァ…ハァ…」


真姫「花陽、よね?」


花陽「り、凛ちゃんは!?」


真姫「え、えぇ、こっちよ!(ずいぶん太ったわね……)」

花陽「りん、ちゃん……」


真姫「まだ手術中だけど、ここで待ってて」


花陽「………」グスッ


真姫「花陽……」


花陽「なんで、凛ちゃんが…なんで、私じゃないの…?」ポロポロ


真姫「……花陽、それ本気で言ってるの?」


花陽「だって!わた、私なんて!ドジで、鈍臭くて、ウジウジしてて!凛ちゃんじゃなくて、私が事故にあえば!」ポロポロ


バシッ


真姫「……いい加減にして」


花陽「………」


真姫「そんな自己満足、誰の得にもならないわ」


真姫「それに、凛が事故にあったら花陽が悲しむように、花陽が事故にあったら凛が悲しむ」


真姫「ううん、μ'sの誰かが傷ついたら、μ's皆が悲しむわ」


真姫「だから、もうそんなこと言わないで」


花陽「真姫、ちゃん……でも…私…」

にこ「ったくー、あることないこと書かれたぐらいでいじいじしてんじゃないわよ!」


花陽「にこちゃん!?」


絵里「そーよ、まったく。そんなこと気にしてたらキリがないわよ」


花陽「絵里、ちゃん……」


にこ「今、希が学校に伝えに向かってる。そのうちあんなサイトは閉鎖されるわ」


花陽「………」


絵里「それに、にこの言うとおり、あんな不特定多数が匿名で書き込める掲示板の誹謗中傷なんて一々気にしてたら埒が明かないわ」


絵里「それでも辛いなら、私達がちゃんと相談に乗ってあげる」


にこ「一人の悩みはみんなの悩み、もう一人で抱え込むんじゃないわよ!」


花陽「ご、ごめん、なさ……っ」ポロポロ


絵里「ええ」ヨシヨシ


にこ「……それにしても、太ったわねー花陽。ほら、お腹のお肉なんかタプタプよ」タプタプ


花陽「ピャア!?」


絵里「ふふっ、花陽、詳しい話は後で聞くわ。今は凛の無事を祈りましょ」


花陽「…うん」


数時間後~


凛母「先生!凛の容態は!?」


凛父「だ、大丈夫なんですか!?」


医者「命に別状はありません。頭を打っていますが、軽い脳震盪であと数時間で目は覚めます…ですが」


凛父「で、ですが?」


医者「右腕にひび、左足が骨折、打撲が数箇所と外傷が酷いです」


医者「特に左足の骨折、折れた骨が足の腱を切ってしまいました…たしか凛さんはスクールアイドルをしていると聞きますが」


凛母「は、はい……こちらがメンバーの皆さんです」


絵里「凛は、その……」


医者「……腱は完全に切断されていましたので、リハビリを含め、怪我の完治はおおよそ半年かかります」


花陽「は、半年……」


真姫「そ、それじゃあラブライブは…」


にこ「間に合わなくは無いかもしれないけど、多分ギリギリ……」


医者「……とりあえず、ご両親と皆さんは凛さんのお側に居てあげてください」


~凛の病室~


凛「……」


花陽「凛ちゃん………」ギュ


凛母「凛………」ギュ


花陽「凛ちゃん、ごめんね……」


花陽「私が…あんなことしてなければ……」ジワ


凛「………ん………」ピクッ


花陽「り、凛ちゃん!」


凛母「凛!」


凛「あ、れ……?ここ…おかあ、さん?」


凛母「ここは病院だよ、凛……」


凛父「せ、先生を呼んでくる!」


凛「あ、かよちん………」


花陽「りん、ちゃん……」ポロポロ

凛「かよちん、やっと、出てきてくれた……」


花陽「うん……うん、ごめんね、凛ちゃん」


凛「あのね、今日握った…おにぎりね、一番上手く、作れたんだけど…ダメになっちゃったにゃ……」


花陽「いいんだよ、凛ちゃんが無事なんだから。おにぎりは、また今度、一緒に作ろう?」


凛「ほんと?今なら、かよちんにも負けないぐらい上手く作れるにゃ……」


花陽「ほ、ほんと?」


凛「ほんとだよ、お母さんに聞けばわかるよ…」


花陽「楽しみだなぁ………あのね、凛ちゃん」


凛「なぁに?かよちん…」


花陽「……今まで、迷惑かけてごめんね。そして、毎日来てくれて、ありがとう…」


凛「なんだか照れるにゃー……」


花陽「ふふっ」


凛「あははっ」


「「あははははは!」」

翌日から、私は今まで遅れた分と、体型を戻すため


凛ちゃんは、リハビリのために、そして、みんなでラブライブに出場するために頑張りました。


途中、凛ちゃんや私は、また挫けそうになったけど、今度は皆が支えてくれました。


それが、とても嬉しくて、励みになって、私をより一層成長させてくれました。


裏サイトも、穂乃果ちゃん達のお陰で、なくなっていて


私の記憶からも、いつの間にかなくなっていました。




そして………。

ザワザワザワザワザワザワ


凛「かよちん、一番手のソロ頑張ってね!」


花陽「う、うん!がんばる!」


真姫「今回のライブが、花陽と凛の復帰後一番のライブなんだから、しっかりね!」


絵里「花陽、緊張しすぎよ。いつもどおり、練習どおりにやれば大丈夫」


穂乃果「そうだよ!ほら、深呼吸、深呼吸!」スーハー


花陽「う、うん!」スーハー


海未「花陽の次は凛ですから、今のうちに準備しておいてくださいね」


凛「わかったにゃー!」

コレヨリ、ミューズノライブヲカイサイイタシマス!マダゴチャクセキサレテナイ――


花陽「すー、はー……よし!」


穂乃果「よーし!今日は花陽ちゃんと凛ちゃんの復帰後初のライブ!絶対成功させよう!」


凛「ねぇ、かよちん」


花陽「なぁに?凛ちゃん」


穂乃果「ミューズ!ミュージック!」


凛「今日のライブ、最高の思い出にしようね」


花陽「もちろんだよ、凛ちゃん!」


「「「「「「「「「スタート!!!」」」」」」」」」



                             おわり

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年10月22日 (水) 15:38:22   ID: BtmHYqYs

凛ちゃんが事故に遭ったとき記憶消失になるパターンかと思ったけど…良かったぁ(*´ω`*)感動しました!

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom