兄「ブラコンすぎる妹を安価で兄離れさせる」 (62)

妹「兄さん、なにしてるんですか?」ギュッ

兄「んー? クラスメイトとメールしてるだけだよ。 後、近いからもうちょっと離れて」

妹「…そのクラスメイトさんの性別は?」スリスリ

兄「え? お、男友達だよ! 今度一緒に映画に行こうって約束しててな」

妹「ふーん…。兄さん、なんで男性とメールをしているのにそんなに携帯を見つめて待ってるんですか? しかも、とっても嬉しそう…。 兄さんって実はホモだったんですか?」スンスン

兄「こいつのメールが面白いからつい楽しくてな。 決してホモではない」

妹「へぇー。 このクラスメイトさん、凄く可愛い顔文字多用してますね。 ハートマークもいっぱい…」ジッ

兄「お、おい! 勝手に人の携帯のぞ―――」

妹「ま る で 女 み た い」ニッコリ

兄「」

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妹「兄さん、嘘をつきましたね?」

兄「いやいやいや? た、確かにこの友達ちょっと女々しいところがあってだな!」

妹「携帯を貸していただけますか?」

兄「ダメ!絶対ダメ!! 実はえっちな画像いっぱい入ってるから妹には見せられない!!!」

妹「ふぅーん…。 ◯◯さんね…。 すっごく女の子みたいな名前、気持ち悪い…。 とりあえず着信拒否して電話帳から消しておきますね」ピッ

兄「おいぃぃぃぃ!? いつの間に俺の手から携帯奪ったの!?」

妹「どうぞ、お返ししますね」

兄「あぁぁ…。 必死に手に入れた女の子のメールアドレス…」

妹「では、私は部屋で勉強をしているので」

兄「うぅぅ…」グスッ

兄(やはり俺の妹の兄依存っぷりは異常すぎる)

兄(好いてくれるのは普通に嬉しいんだが何事にも限度ってものがある)

兄(…というか俺も普通に恋愛がしたい)

兄(よし、この際だ。 多少荒療治でも妹を兄離れさせよう)

兄「そうと決まれば善は急げだな。 まずは手始めに…」

兄「>>5からだ」

利尿剤を飲ませたあとデートをしてあげる

何があってもトイレに行かせない

漏らしたら「この年でお漏らしなんてする汚いやつには近づいてほしくない」と罵倒する

兄「妹、入ってもいいか?」コンコン

< どうぞー

妹「どうしたんですか?」

兄「コーヒーを淹れてきたよ。 勉強がんばってる?」コトッ

妹「ありがとうございます。 頑張ってますよ、今回も兄さんの妹に恥じぬ成績を残したいですから」ズズ

兄(お、飲んだ飲んだ。 何故か手元にあった利尿剤を結構混ぜてみたけどどうかな?)

妹「というかなんで兄さんは勉強してないのにあんな点数が取れるんですか…」

兄「失礼な。 ちゃんと努力した結果だぞ」

兄「ところで妹、 ちょっと出かけないか?」

妹「今からですか? いいですよ、私も少し休憩したいと思っていたところです」

兄「お、この服良いな! これも試着してみてくれ」

< はーい

兄「後、これとこれとこれも」

< ふふ、兄さん欲張りすぎです

シャーッ

妹「ど、どうですか?」モジモジ

兄「おぉ!可愛い可愛い。 よく似合ってるよ」

妹「ところで兄さん。 なんで急にこんな…?」

兄「ん? もしかして嫌だったか? 勉強を頑張る妹にプレゼントでもしようかと思ったんだが」

妹「そんなわけないじゃないですか! 兄さんが連れていってくれるならどこへだって行きますよ」

兄「んー、次はどうしようかな」

妹「私は少しお手洗いへ…」

兄「このワンピースとか似合うんじゃないか?」

兄「ほらほら!早く試着してみてくれ」

妹「うぅ…。 に、兄さん私お手洗いに…」モジモジ

兄「カーテン締めるね。 いやぁ楽しみだなぁ」ニヤニヤ

妹「ちょっと待っ―――」

シャーッ

兄(少し心苦しいが…。 これの兄の勤めだ…)

兄(もうそろそろ漏らすのも時間の問題かな…。後は妹を罵倒して終わりか…)

ガシッ!グイッ!!

兄「うぉ!?」

妹「ふふ…」

兄「い、妹さん? なんで俺を試着室に引っぱりこんだんでしょうか?」

妹「兄さん…」

妹「薬 を 盛 り ま し た ね ?」ニッコリ

兄「く、薬? なななななななんのことだかさっぱり」

妹「おかしいと思ったんです。 今日の兄さんはいつになく優しすぎる上に本当に私が苦しんでいるときに優しくない…。 いつもの兄さんなら私が少し苦しい顔をすれば病院だなんだの騒ぐのに」

妹「兄さん、尿意に苦しむ妹の姿を見て興奮しましたか?」ボソッ

兄「ひぃぃ!? 耳元で囁かないでぇ!!」

妹「んっ…。 そろそろ限界…」

妹「兄さん…」

「口を開けてください」

兄「ま、まさか妹…。 無理!それだけは無理ぃ!!!」

妹「いいんですか? こんな密着した空間でお漏らしプレイなんてしたらどんな変態だと思われるか…」

妹「恐らくこの辺一帯は二度と歩けなくなりますよ?」

兄「う…」

妹「ふふ、私は兄さんと二人なら世間から切り離されても平気ですが。 そうですね、このまま漏らしてしまうのもいいかもしれません」

妹「では失礼して…」

兄「ちょ、ストップ!ストォーップ!! わかった、わかったから漏らすのは勘弁してくれ!!」

妹「なら兄さん、あーんしてください」ニコニコ

兄「う、うぉおおおおおお」アーン

ジョボボボボボボ…ゴクッゴクッ……

\ おぇええええええええ… /

妹「ふぅ…。 スッキリしました」ツヤツヤ

兄「」チーン

妹「ほら兄さん、そろそろ帰りますよ」

店員A(あ、あのカップル試着室でナニしてたんだ…)

店員B(俺は何も聞いていない。俺は何も聞いていない)

妹(ふふ、あれだけ大声を出していたらもちろん周りの人間は気づきますよね)

妹(これで世界に私と兄さんの二人だけの空間が出来る…)

妹(飲尿プレイカップルなんてレッテルは少し恥ずかしいですが、仕方ありません)

妹( 計 画 通 り )ニヤッ


【妹にお漏らしをさせて罵倒作戦。結果:惨敗】

>>26

どこからコンティニュー?
>>3から(初期)
>>23から(変態兄妹ステータス付き)

ksk
安価なら2

兄(昨日は酷い目にあった…。 もうお嫁にいけない…)

妹「おはようございます」

兄「うぉ!? お、おはよう」

妹「早くしないと遅刻してしまいますよ?」

兄「わかった(昨日あんなことがあったのに妹は普通だな…)」

妹(効いてる効いてる)

兄「妹、腕組むのはやめてくれ」

妹「なんでですか? 毎日こうするために同じ高校へ頑張って行ったんですよ?」ギュッ

兄「いやお前の目的なんか知らないから…。 ほら、周りから睨まれてるだろ俺…」

妹「羨ましがっているんですよ、兄さんは幸せ者ですね」

兄「はは、もうそれでいいです」

兄「だが残念ながらもうすぐ学校だぞ。 ほら、離れた離れた」パッパッ

妹「むぅ、 私は見せつけてやりたいところですが仕方ないですね」

妹「またお昼休みに会いましょう」

兄「たまには一人で飯が食べたいなーなんて…」

妹「ではお昼休みに迎えに行くので楽しみにしててくださいね」

兄「聞いてないんだよなぁ」

ガラッ

兄「みんなおはよう」

ザワ…ザワ……

\ ウワ…兄クンキチャッタ…アレホントウナノカナ…… /

兄「な、なんだよお前たち。 俺をゴミを見るような目で見て…」

兄「友、何かあったのか?」

友「え!? えっと…いやぁ他愛もない噂話だよ」

兄「へぇ、どんな?」

友「…聞いても怒るなよ? お前とお前の妹ちゃんが昨日服屋の試着室で変態プレイしてたなんて噂が流れてるんだよ」

兄「」

友「お前と妹ちゃん、めちゃくちゃ仲良いだろ? だからこんなアホみたいな噂でも信じちゃった人が結構いるみたいでな」

兄「」

友「だからって試着室でその…飲尿プレイなんてバカなこと兄がするはずないのにな」

兄「」

友「俺は兄を信じてるぜ。お前、妹がべたべたしすぎって悩んでたもんな」

兄「ア…ア…ソウデスネ…」

友「はぁー…。 こんな噂どこで流れたんだかな、そんな変態プレイマニアなんてこの学校にいるはずないだろ」

友「そんな奴いたらお目にかかってみたいぜ逆に」ハハ

友「な、お前もそう思うだろ?」

兄「ハイ…イキテテスミマセン…」

友「今日は1限なんだっけなー。 げっ、英語じゃんめんどくさ」

兄(終わった…。 俺の楽しかった学校生活はもう…)

友「ふぅぅぅ、やっと昼休みだな」

兄「そうだな(授業中、先生にまでジロジロ見られた…)」

ガラッ

妹「にいさーん!」

\ デター!妹サンキチャッター!! /

兄「!?」

友「お、今日はいつもより一層早いな」

妹「こんにちは、友さん」

友「おう、妹ちゃんは大丈夫だった? 今変な噂流れてるみたいだけど」

妹「えー、噂ですか?」チラッ

兄(や、やばい! こいつなら噂じゃないって大暴露しかねない!!)

兄「」ガクガクブルブル

妹「あんなの嘘に決まってるじゃないですか、ちょっと兄さんと仲良いだけでああいう噂は絶えないんですよ」ニコッ

友「(ちょっと…?) そうだよな、いちいち気にした俺がバカだったみたいだ」

\ ナーンダ、ヤッパリウソカー /

兄「い、妹?」

兄(こいつ何を企んで…)

妹「はい? なんですか兄さん?」

兄「…いや、なんでもない。 ご飯食べようか」

兄「屋上空いてるかな?」

妹「今日はここで食べませんか? 友さんもいますし」

友「お? 俺も一緒していいの?」

妹「たまには大勢で食べるのも良いと思いまして」

友「じゃあ一緒しちゃおうかな。 ほら、机くっつけようぜ」

兄「お、おう」

友「おぉー! 相変わらず妹ちゃんが作る弁当は美味そうだなぁ」

妹「ふふ、褒めてもらえて嬉しいです」

兄「美味し”そう”? 残念ながら美味しいんだなこれが」

友「羨ましいやつめ…。あーあ、俺も妹ちゃんみたいな兄妹が欲しかったぜ」

友「お、卵焼き一個くれよ」ヒョイ

兄「あぁいいよ」

妹「だ、だめ!!」

兄・友「」ビクッ

妹「あ…えっと…それはその、普通の人には少し汚いというか…」

友「は?汚い?」

妹「…////」

兄( ま さ か )

友「あ、あぁ…もしかして作ってる最中にちょっと落としちゃったとか? それとも虫でもついちゃった? いいよいいよ、俺そういうのあんまり気にしないから」

兄「そういうことかー、妹はちょっぴりドジなところもあるからなぁ(白目)」

妹「いえ、そういうわけじゃなくて…。 ちょっと特別な隠し味が入っているというか…」

友「まさかそれって―――――」

兄「ぬわあああああああああああああああああああああ!!!!!」

友「うぉ!? なにいきなり叫んでるんだよお前」

兄「パパスの真似」

妹「もう、くだらないことやってないで早く食べてくださいよ」

妹「せ、せっかく兄さんが好きなアレ入れたのに…////」

友「アレ…?」

兄「」

\ イマノキイタカ? ヤッパリアレホントウナンジャ… /

妹「昨日だって直接…」

友「直接ぅ!?」

友「妹ちゃん、何回も聞いて悪いんだけどさ…噂は嘘なんだよな?」

妹「え!? ええええええっと、もちろん嘘ですよ!!」アタフタ

友(この慌てっぷり…マジかよ兄ぃ…)

友「ごめん…食欲なくなっちゃったわ…。 後はお二人で好きにどうぞ…」

兄「は!? ちょ待って! 誤解だから!!! 誤解だからぁ!!!!!」

友「じゃあな…お前のこと…信じてたよ…」

兄「おいぃぃぃぃ!!」

妹「友さんどうしちゃったんでしょうね、具合でも悪いんでしょうか…」

兄「終わりだ…もう、なにもかも…」

妹(ふへへ、これで兄さんに寄ってくる害虫はこの学校にはいませんね)

兄(結果から言うと、俺は学校で孤立した)

兄(クラスメイトはおろか、大親友だった友も一切口をきいてくれなくなった)

兄(先生からはさりげなく噂の真意を確かめてくるようなことを言ってくる)

兄「…どうしてこうなった」

兄(だがまだ諦めるのは早い。 俺が妹から嫌われることが出来れば噂はきっと自然消滅してくれるはずだ)

兄(もう手段は選んでられないな…)

兄「>>43で俺は俺の青春を取り戻す」

友とホモセクロスしてるところを妹に見せる

友「忘れもの~♪」

ガラッ

兄「…」

友(うげっ…なんでこんな時間まで教室に残ってんだこいつ…)

友(とっとと忘れ物回収して逃げよう)ガサゴソ

兄「…なぁ」

友(ひぃぃ!? 話しかけてくんなよ変態!!)

兄「あの話、本当に信じてるのかよ。 お前は俺のこと信じてくれていたんじゃなかったのか?」

友「…」

兄「…」

友「信じてたよ…。 でもあんな妹ちゃんを見てしまったら信じようにも信じきれねえよ」

友「前々からちょっとは思ってたんだ、お前ら兄妹は度を超えて仲が良すぎるってな」

友「あの噂が嘘でも嘘じゃなくても関係ない。 お前ら兄妹は異常なんだよ」

兄「俺が近親相姦を喜んでするような変態だと?」

友「前はそんなことするはずないと思っていたが、今はもう…」

兄「そうか…」

友「じゃあな、もう話しかけないでくれ」

「なら、身体に直接教えるしかないみたいだな」

ガシッ

友「な!? 離せよ変態! 俺と殴り合いでもしようっていうのか!?」

兄「殴り合い? そんなものは必要ないよ、今から俺がすることはただの証明だ」

兄「 俺 が ホ モ だ と い う こ と の な 」

友「」

友「え? お前なに言って…」

兄「さあ、身体の力を抜けよ。 安心しろ、巷では『漢泣かせのピストンマシーン』なんて呼ばれるくらい有名なんだ」

友「おおおい、待て! 信じる!! お前が妹になんか欲情しない純粋で頭が良くてイケメンの好青年だって信じるからぁ!!!!」

友「うぎぎ、離せぇぇぇぇ!!」グイッ

兄「貧弱貧弱ゥ!!」

友(嘘だろ…ベンチプレス150kgの実力者の俺が何も出来ないなんて…)

友「ま、まってお願いぃぃぃぃぃ!」グスッ



\ アッー!! /

妹(兄さんはどこへ行ってしまったんでしょう…。 外靴はあったのでまだ学校にいるはずなんですが…)

妹(教室で何かしているんでしょうか)

妹「失礼します」ガラッ

むわっ

妹「え!? なにこれ汗くさい!!」

兄「フシュルルルル…」パンパンパンパン

友「んぎぃいっぃいいぃいぃぃいぃいぃいいいぃいぃぃい!!」

妹「」

  ○ < 妹よ、兄の姿を刮目せよ

(( (ヽヽ    
   >_| ̄|○

妹「え?え? にい…さん…?」

兄「どうだ? これが俺の真の姿だ」

兄「ちなみに後2回変身を残しているぞ」パパンパパン

友「もうらめええええええええええええ!!」

妹「なにを…言って…」

兄「まだ信じられないといった顔だな。 兄の第2形態を見せてやろう」ズルッ

友「ハァ…ハァ…お…おわった…?」ガクガク

兄「友よ、攻守交代だ」

友「は…?」ガシッ

  ○ < こ、腰が勝手にっ!!?

(( (ヽヽ    
   >_| ̄|○ < ふははは、お兄ちゃんだぞー。 これがお兄ちゃんだぞー

妹「(白目)」

教室に蔓延する汗と白濁液の臭いの中、妹はショックのあまり気絶してしまった
慌てた俺はすぐさま病院へ電話し、妹はそのまま救急車に運ばれていった

後日、病室のベッドの上で目を覚ました妹は、これまで積み上げてきた記憶の全てを失っていた
医者の話によるとショックによる記憶喪失らしい

どうしてこんなことになってしまったのか、俺はありのままの自分をLet it goしただけなのに…

自分の犯した罪に涙を流す日々の中で、友だけが俺を癒してくれた…

~ おわり ~

>>55

コンティニュー?

>>3から(初期)
>>40から (変態兄妹+孤立ステータス)
③ 後日談

2

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