男「安価で卵からハーピーを育成する」(121)

男「ハーピーの卵を拾ってしまったわけだけど」

男「ここら辺はハーピーが出没して旅人が餌食になるという噂だったな」

男「まるで信じてなかった」

男「このでかい卵……木からおちたのか?」

男「ちょっとヒビはいってるな」

男「とりあえず持って帰ろうか」

男「これじゃハーピーも生まれないだろうし……卵なんて滅多にお目にかかれない」

ピィィィィィ……

バサッ バサッ

男「っ……親が近づいてきたか?」

男「食われるのはごめんだ……早めにずらかるとしよう」

男「卵はふところであたためながら……っと」

たたたっ

――【一日目】――


男「……」

卵「」

男「……」コンコン

卵「」

男「反応無し……耳あててみるか」

卵「」

男「まあ……反応なしだろうけど」

卵「っ」コン

男「!?」

男「うおっ!」ガタッ

男「い、いま……うごいた……? 中で」

男「……まだいきてるのか」

男「ど、どうしよう」

男「卵ってどうすりゃ赤ちゃんがうまれる」

男「いや待て……でも」

男「ハーピーといったらとにかく凶暴で恐ろしい種族だときく」

男「捨てた……ほうが」

男「……」

卵「」

男「……」コンコン

卵「」

男「……」

卵「っ」コン

男「……ちゃんといきてる」

男「っ……」

男「……命があるのに無駄に死なせたくはない」

男「……」

男「よしっ」

男「そうと決まれば孵化させてみよう」

男「生まれた時にもし噂にきくような凶暴な怪物だったら」

男「まあ……その時はその時として」

男「でも今は目の前の命が先決だ」

男「さて……」

男「卵を孵化させるにはどうするかな」

男「とりあえず>>5をしてみよう」

毛布と湯たんぽであたためる

男「よっこらせ」

卵「」

男「とりあえず毛布……」マキマキ

卵「」

男「……これだけじゃ不安すぎる」

男「そうだ……えと」ゴソゴソ

男「じゃじゃん! 湯たんぽだ!」

男「こいつを毛布のなかにいれて」

男「……」モゾモゾ

卵「」

男「これで十分だろ」

男「大丈夫だろうか……まあ不安になっていても仕方ないや」

男「しばらく待とう」

男「……夕飯つくってるか」

カチャカチャ

男「……」ジー

卵「」

トントン

男「……」ジー

卵「」

ジュゥジュゥ

男「……」ジー

卵「」

男(だ、だめだ……気になって集中できない!)

男(こんな早く産まれるわけがないだろうに)

男(待つしかないか……)

男「あちっ! 油とんだっ!」

卵「っ」モゾ

――【二日目】――

男「……」

卵「」

男「全く変化がない」

卵「」

男「とりあえず湯たんぽあっためないと」ゴソゴソ

卵「」

男「はあ……やっぱ無理だったのかなあ」

卵「」

男「なんとか言ってくれよ」コンコン

卵「っ」ピシィッ

男「!?」

男「あっちょ、やべっ」

男「ヒビいれちゃった……どうすればっ!」

卵「っ」ピキピキッ

男「ん……?」

ピシピシ パキキッ

男「あ……れ」

卵「っ」バキキッ

男「これ……まさか産まれ……」

卵「っ」ビキ

ビキビキ パキョキョ

男「が、がんばれ……がんばれっ」

パキンッ

ハーピー「ぴぃっ!」パキッ

男「っ……」

ハーピー「ぴっ……」ポタポタ

男「産まれ……た」

ハーピー「くぅ……」キョロキョロ

男「まじかよ……あ、あはは」

男(首から胸までは普通の人間の女の子……でも)

男(腕に当たる部分が翼になってて……)

男(下半身は鳥みたいで)

男(……すげえ)

男「きれいだ……」

ハーピー「きゅっ?」ジッ

男「あっ」

ハーピー「……」ジィィィ

男「あっ、え、えっと」

男(めっちゃ見られてる!)

男(どうしよう……えっと、まずいのか、これっ)

男(もし……おそわれたらっ!)

ハーピー「ぴぃぃぃ!」ガバッ

男「うっわ!」

ヨロッ

ハーピー「はうっ!」ドチャッ

男「あ……」

ハーピー「きゅぅ……っ」ガクガク

男「まだ……うまく立てないのか」

男「と、とりあえず体中べたべたで、卵の殻だらけだから毛布でふいてやろう」

ハーピー「きゅ……」

男「よ、よし噛んだりすんなよ」ソー

ハーピー「ぴぃっ!」ガバッ

男「わっ!」

ぎゅっ

男「っ……え?」

ハーピー「きゅぅ……」スリスリ

男「えっと……そ、そのままでいてくれたら嬉しい」

フキフキ グシグシ

ハーピー「んきゅっ、んっ」

男「よし。さっぱりしたろ」

ハーピー「ぴぃー♪」

男(あれ、なついてる……? ひょっとしてすり込みって奴か……び、びびった)

ハーピー「くぅー?」

男「ハーピーって確か人語がしゃべれた筈だけど」

ハーピー「……」クンクン

男「まだ産まれたてだからそりゃ無理か……」

ハーピー「……」クンクン

男「ちょっ、く、くすぐったいからっ!」バッ

ハーピー「っ……」

男「う……」

ハーピー「きゅぅ……」

男「そんなに悲しそうな顔するなよ。ごめん」ナデナデ

ハーピー「ぴぃ!」パァァ

男「……」

ハーピー「……♪」クンクン

男(なんだ……可愛いじゃねえかよ)

ハーピー「ぴ……」グゥゥ

男「あ……お腹すいた?」

ハーピー「きゅう!」

男「そっか。じゃあとりあえずご飯の時間だ」スクッ

ハーピー「っ……ぴ、ぴぃっ!」パクッ

男「おわっ」

ハーピー「んぅ……!」グイィ

男「そんなズボンの裾かまなくても、どこにもいかねえから!」

ハーピー「……?」

男「じゃあ台所一緒にいこっか。だっこ失礼します」ギュッ

ハーピー「ぴっ」

男「軽いな……あはは」

ハーピー「ぴいっ……」スリスリ

男「飯だ飯だ!」


ふにゅ

男「っ!」

ハーピー「きゅぅぅ……」スリスリ

男「ちょ、胸があたってるから!」

ハーピー「?」キョトン

男「そういえば何も着てないから……人間の女の子と同じ胸の部分も丸見えじゃないか」

ハーピー「きゅ……」クンクン

ふにゅふにゅ

男「っ……ちょっタンマ」

ハーピー「きゅぅ?」

男「どうしよう……やっぱ上は服着せたほうがいいのかな」

ハーピー「ぴぃっぴぃっ」ニコニコ

男「よし」

>>16服着せるか全裸でいくか

きせる

男「じっとしてろよ」

ハーピー「きゅっ」

男「おらおら」キセキセ

ハーピー「んっ、んー! んー!」

男「ちょっ、あば、れんなって」

ハーピー「ぴー! ぴー!」ジタバタ

ゲシッ ゲシッ

男「いてっ! いってえ!」

スポンッ

ハーピー「ぷはっ!」

男「よ、よし……俺のシャツだからちょっとでかいけど」

ハーピー「……?」ダボダボ

男「着せれた。やっぱり一緒に生活するにあたって全裸は目にわるいからな」

ハーピー「きゅっ」ニコー

男「あーん」

ハーピー「……?」クンクン

男「ご飯だよ。雑食だってきいてるけど。ベーコンだ」

ハーピー「……はむっ」

男「お。よしよし、どんどんたべろー」

ハーピー「あぐあぐ……きゅっ」

男「ん?」

ハーピー「うぇっ!」

男「あっ、出しちゃダメじゃねえかよ!」

ハーピー「ぴぃっ」ニコニコ

男「何で笑顔なんだよ……よだれたれてるし」フキフキ

ハーピー「んーう」

男「腹へってないの?」

ハーピー「ぴぃっ」

男「そうか……あれか」

男「雛鳥で赤ちゃんだから、あんまり固いものだと噛めないのか」

男「そうなんだな」

ハーピー「?」

男「お前にきいても仕方ないよな」

男「でも離乳食なんてないし……うーん」

男「今はこれくらいしかご飯がないんだけど」

ハーピー「……」クンクン

男「どうやったら食べてもらえるだろうか」

男「そうだ。>>20をしよう」

口移しですね分かります

男「し、しかたない!」パクッ

ハーピー「くー?」

男「もぐもぐ……んぐ」

男(かんでほぐして、やわらかくして)

ハーピー「ぴぃ」

男「ほら。ハーピーこっち向いて」

ハーピー「……」クンクン

男(仕方ないんだ、これは赤ちゃんにご飯を与える行為だ!)

男(だから決してそういう意味ではないし!)

男(多分ファーストキスにもカウントされない! はずだ!)

男「口あけてくれ。こうやって」アーン

ハーピー「くぁ……あー」アーン

男「ん……」

ちゅむっ

ハーピー「んきゅっ」

男「んむ……んっ」クチュッ

ハーピー「んっ、んぅっ」

男「むぐ……むっんぅ」ピチャ

ハーピー「んぅぅ……んっ、んっ」

男「ぷはっ」

ハーピー「きゅ、んっ……」モグモグ

ごくんっ

男「……飲み込めたみたいだ」

ハーピー「ぴっ……」

男(し、舌とか唇とかすごいやわらかかった)

男(顔は普通の女の子だからなあ……ちょっと幼い感じだけど)

男(無駄にどきどきするけど、こいつは)

ハーピー「……♪」アーン

男「あ、あはは……気楽そうにしやがって」パクッ

男「……もぐもぐ」

ハーピー「ぁー」

男「……」チュッ

ハーピー「んっきゅ……んっ」

男(舌で噛み砕いた肉を、ハーピーの口の中におしこんで)

ピチャピチャ

ハーピー「んっ……」レロッ

男「んむっ!?」

ハーピー「きゅ、ん……んんっ」レロレロ

男(ちょっ、そ、そんなにがっつくなっ!)

ハーピー「あむっ……ちゅ、れろっ」

男「んむううっ! んんんっ!」

ちゅぱっ

男「ぷはっ!」

男「っ……」

男(ハーピーと俺の唇のあいだに糸ひいてる)

ハーピー「もぐもぐ」

男「……」

ハーピー「んっ」ゴクン

男「……」

ハーピー「きゅぅっ」ニコニコ

男「は、はは……無邪気だな」

ハーピー「ぁーっ」アーン

男「またか。まあ今のうちはどんどん食べたほうがいいか」

ハーピー「ぁー?」

男「待ってろ。いくぞ、平常心でいくぞ」モグッ

ハーピー「あー♪」

ちゅむっ

ハーピー「けぷっ」

男「腹ふくれたかな」

ハーピー「ぴぃ」

男「俺もなんか色々つかれたよ」

ハーピー「……」クンクン

男「よしよし」ナデナデ

ハーピー「きゅっ、んぅっ」スリスリ

男「ていうかこれから仕事とか行く時お前どうすればいいんだろうか」

ハーピー「ぴー!」ニコー

男「色々悩みはあるけど……まあ可愛いからいいか」

ハーピー「かっ」

男「えっ?」

ハーピー「か、かぅっ」パクパク

男「おっ、おっ……しゃ、しゃべれるのか?」

ハーピー「きゅぅ」

男「そうだな。よし、男といってみろ」

ハーピー「?」

男「男。お・と・こ」

ハーピー「おっ、ぉろ……くぁ」

男「い、いいぞっ! 俺の名前は男だ!」

ハーピー「おっとぁっあぁ」

男「男、男」

ハーピー「ぉきゅぁっ」

男「……ダメかなあ」

ハーピー「お、ぉきゅっ……」ブルッ

男「まだそんなに頑張らなくていいぞ」ナデナデ

ハーピー「きゅぅっ、きゅっ、きゅう!」

男「ん……え?」

ちょろっ

男「!?」

しょろろろ

ハーピー「あー……」ホッ

男「わっ、ちょっおまっ!」

ハーピー「んっ……」フルフル

男「こ、こらっ! どこでおしっこしてるんだ!」

ハーピー「ぴっ」ビクッ

男「うわっ……俺のズボンまでびしょ濡れっ」

ハーピー「……」

男「うぅ、あったかい……お前なあ」

ハーピー「……」ショボン

男「あ……いや……まあ、トイレとか何も知らないんだもんな」

男「……」フキフキ

ハーピー「……」

男「あんまり多い量じゃなくてよかった」フキフキ

ハーピー「……ぴぃ」

男「大丈夫だぞハーピー。これから色々覚えていけばいいんだから」

ハーピー「……?」

男「えっと……こうすれば伝わるか」ナデナデ

ハーピー「んっ」

男「怒ってないよ」

ハーピー「んっ、んぅっ」スリスリ

男「でも風呂にいれないと」

ハーピー「きゅー……」

男「お風呂。いいか、きれいにするとこだ。だっこ失礼しますよ」ギュッ

ハーピー「ぴっ」

じゃー

男「うむ。あったかい」

男「ハーピー、おいで」

ハーピー「……」

男「そんな隅っこの方にいかなくても」

ハーピー「ぴい」

男「シャワーあったかくて気持ちいいぞ! ほら!」ジャァァ

ハーピー「……」ジー

男「うーん……こわがってるか」

男「どうしよう」

男「お風呂はいらないと、おしっこのにおいとれないぞ」

ハーピー「……」ジー

男(俺から視線はそらさないけど。浴室の隅からこっちにきてくれない)

ハーピー「きゅ……」ソロー

ぎゅっ

男「おっ」

ハーピー「ぴぃっ」

男「きてくれた! よしよし、いい子だ!」ナデナデ

ハーピー「きゅっ」

男「じゃあ足からシャワーかけてくぞ。あったかいぞー」

シャワワワワ

ハーピー「んっぅ……」

男「ぬるすぎないかな。まあ熱すぎるよりはいいだろ」

ハーピー「きゅー……」

男「きもちいいか?」

ハーピー「ぴいっ」ニコー

男「あはは。けっこう意思の疎通ができるよなお前は」ジャァァァ

ハーピー「んぅー」

産まれたばかりかつ、卵は懐で抱えられる程度の大きさなんだよな?
と言う事は大きさは精々人間の赤ちゃんくらいだよな?
…男のシャツとかブカブカってレベルじゃねぇんじゃ

何て言ってみたけど続きに期待

>>40
しまった

ふきふき

男「じっとしてろよ」

ハーピー「きゅー」

男「けっこうな範囲羽毛だから念入りにふかないと」

ハーピー「きゅっ」

男「よし。これくらいでいいだろ」

ハーピー「くぁぁ……」

男「もう夜遅くなってきたな。眠い?」

ハーピー「……」スリスリ

男「じゃあ寝室にいくぞ。よっと」ダキッ

ハーピー「ぴー……」

すたすた

男「それにしてもどうするか……同じ布団で寝てもお前ならせまくないだろうけど」

ハーピー「くぅ?」

男「寝返りとかで下敷きにしちゃいそうで怖い」

ハーピー「きゅう」

男「床に毛布しいて……よいしょ」

ハーピー「……」ジー

男「お前の寝床はここだ」

ハーピー「……?」

男「ここでねるの」ポンポン

ハーピー「ぴぃ」モフッ

男「とびこんだ。物分りがいいな」

ハーピー「ぴー」

男「じゃあ俺はベッドいくよ。おやすみ」スタスタ

ハーピー「っ!」ムクッ

てててっ

ハーピー「ぴぃ!」ギュッ

男「わっ」

ハーピー「きゅぅ」

男「お、お前はそっちで寝るんだって」グイッ

ハーピー「んぅっ」

男「わかったか? 毛布あったかいだろ?」

ハーピー「ぴぃっ」ギュッ

男「……」

ハーピー「ん……」スリスリ

男「こまった。離れようとしてくれない」

ハーピー「きゅう、きゅう」ニコー

男「仕方ない……一緒に寝るか」ナデナデ

ハーピー「……♪」

もぞもぞ

男「おやすみ」

ハーピー「ぴぃ」ギュゥ

男「あ、あんまりくっつくと窮屈にならないか」

ハーピー「きゅぅ?」

男「……」

ハーピー「……?」ニコニコ

男「……こういうのもいいか」

男「今までずっと一人で暮らしてきたしな」

男「そうやって笑ってるの見ると、昨日卵を拾ってよかったって気するよ」

ハーピー「くぁー」

男「よし、もう寝よう。大事な幼年期の成長に響いたらおおごとだ!」

男「ハーピー。おやすみ」

ハーピー「お……おぁぅみ?」

男「そう。おやすみ」

ハーピー「おやうみ」ニコニコ

男「うん」

ハーピー「おやうみ、おやうみ」スリスリ

男「……」

ハーピー「おやうみー♪」モゾモゾ

男「……も、もう寝ていいかな?」

ハーピー「おぁ、おやうみっ! おやうみっ♪」

男「うん。おやすみ……おやすみ」

オヤゥミー♪……ウン。ワカッタワカッタ……オヤゥミー♪……ワカッタカラ……オヤゥミ!オヤゥミ!……ウン……

男「よし!もう寝よう!…大事な部分(おっぱい)の成長に響いたらおおごとだ…」ハァハァ…

ハーピー「おっぱいせいじん?」

男「!?」

――【三日目】――


ちゅんちゅん

ハーピー「……」ピクッ

ハーピー「きゅ……」

ハーピー「……くぁぁ」ノビ

男「すぅ……すぅ」

ハーピー「……」ギュッ

男「んぅ……」

ハーピー「ぴぃ……」スリスリ

男「すぅ……すぅ」

ハーピー「……」クンクン

男「むにゃ……くすぐったひ」

ハーピー「……」クンクン

男「あ……ハーピー、おきてたのか」

ハーピー「くぁー♪」

男「ふわあ……さむい……布団から、でたくない」

ハーピー「ぴぃ……」モゾ

男「あったか……」

ハーピー「んー?」

男「……」ギュゥ

ハーピー「きゅっ」

男「あと……五分」

ハーピー「ぴいっ」スリスリ

男「むにゃ……」

――――

男「二度寝してた!」ガバッ

ハーピー「きゅぅ」

男「えっと、ハーピー! 急いでご飯たべなきゃ!」

ハーピー「おあぅみ?」

男「おやすみじゃないんだって! 仕事遅刻だから!!」

ハーピー「あー♪」

男「もうこの子はっ、ほら居間いくぞ!」ダキッ

ハーピー「ぴっ」

タタタッ

男「くそうっ、きっとこの子の羽毛があったかすぎたからに違いないっ!」

ハーピー「きゅうっ、きゅっ」ニコニコ

男「とりあえずパンと目玉焼きくらいしかないけど……」

ハーピー「……」ジー

男「まあ朝だし……もぐっ」モグモグ

ハーピー「んぁー」アーン

ちゅっ

男「んっ、んぅ」

ハーピー「きゅっ……んっ」ピチャ

男「……ぷぁっ」

ハーピー「……ぁむあむ」

男「食べれるか?」

ごくん

ハーピー「あーっ♪」

男「よし、次だ。急いでご飯すませちゃうよ!」モグモグ

男(しかしたった二回で、女の子への口移しに慣れてしまったのがなんか恐ろしいわ! まあ今はどきどきしてる時間もないし!)

ハーピー「けぷっ」

男「ごちそうさま?」

ハーピー「ぴー」ギュッ

男「もうよさそうだな。自分のぶん食う暇ねえし朝はぬきでいいか」

男「もうそろそろ出ないと」

男「ハーピー、ちょっと離れて」グイ

ハーピー「きゅ」

男「ちょっと俺は出かけてくるけど、昼にはご飯あげに帰ってくるから」

ハーピー「……?」

男「いなくなっても大人しくしててくれよ。あんまり変な事しちゃだめだぞ」ナデナデ

ハーピー「ぴぃっ!」ニコー

男「よ、よし! じゃあいってきます!」ダッ

ハーピー「ぴー! ぴー!」トテトテ

男「つ、ついて来ちゃ駄目だって!」

ハーピー「んっ♪」ギュッ

男「駄目、お前はここでお留守番」グイ

ハーピー「あうっ」

男「大丈夫だ、ちゃんと帰ってくるから」

ハーピー「っ」ギュッ

男「だ、だめだってば!」グイ

ハーピー「……ぁ」

男「いいか。街に仕事にいってくるだけだからな?」

ハーピー「きゅ……」

男「よしっ、いい子だ。すぐ帰ってくるから。じゃあな」ナデナデ

ハーピー「んぅ……」

男「いってきます!」ガチャッ

バタン

ハーピー「……」ポツン

ハーピー「……きゅぅ」

ハーピー「……」トテトテ

ハーピー「ぴぃっ、ぴぃ」カリカリ

ドア「」

ハーピー「ぴぃっ……ぴっ、ぴぃ!」カリカリ

ドア「」

ハーピー「ぴっ……」

ハーピー「……」

ハーピー「っ……」ジワ

ハーピー「くぁあ……っ」ポロ

ハーピー「ぴぃぃぃっ、ぴいいいいっ!」ポロポロ

女「男くん?」

男「……女さん、お疲れ様です」

女「今日は上司にたっぷり叱られてたね」

男「まあ……クビにならずに済んでよかったとしか」

女「寝不足だったの?」

男「そんな感じかな」

女「社会人たるものしっかり睡眠はとらなきゃだよ」

男「返す言葉もないです」

女「……ねえ」

男「はい」

女「今日もお昼飲みにいかない?」

男「あー……」

女「先輩が慰めてあげよう!」

男「すいません……今日は、ちょっと」

女「えー。用事?」

男「用事っていうか……なんていうか」

女「あ……」

女(普段真面目な男くんが寝不足……それに急に身が固くなったようなこの感じ)

女「まさかっ」

男「はい?」

女「か、彼女ができたんだね!」

男「……いや」

女「ひどいよ男くん! 私というものがありながらっ!」

男「だ、だから彼女とかじゃないですって!」

女「ほんとに?」

男「当たり前ですよ、そもそも出会いがないし」

女「嘘っぽいなぁー」

男「嘘じゃないですけど……」

女「そういえば男くんの家って北の森近くだったよね」

男(話題かわった)ホッ

女「気をつけたほうがいいよー」

男「なんですかー」

女「北の森はハーピーが多く生息してるみたいだからさ」

男「……知ってます」

女「最近人が襲われる事件もあったらしいし」

男「……」

女「こわいよね。引っ越したら?」

男「気に入ってるんで」

女「もー、心配してあげてるのにそんなどうでもよさそうにして」

男「早めに仕事終わらせなきゃいけないんで、急いで頑張ってるんですよ」

女「ちぇっ、いいもんいいもん」

男(うちのハーピーはあんな感じなのにな。やっぱり産まれた瞬間からの環境がでかいのか)

スタスタ

男「ふぅ、さむい、さむい」

男(仕事いったん切り上げて、ハーピー用に噛まずに食える食料も買ったし)

男(ちっちゃい服と、他にもボールとか)

男(……)

男(ハーピーが玉遊びに興味を示すのか?)

男(犬じゃあるまいし……ま、まあでもいいだろ、買うだけ買っても)

男(あいつどうしてるかな)

男(ちゃんと大人しくしててくれたらいいけど)

ガチャッ

男「ただいまハーピー」


男「……あれ?」

男「なっ……」

男「な、なんだ、これ」

男(かけてあった服とか、寝室の毛布がそこら中に散乱している)

男(なんて散らかり方だ!)

男(行く前はこんなにぐちゃぐちゃじゃなかったはず!)

男「まさか空き巣っ……?」

男「鍵はかけてあったのに、いや、それよりっ」

男「ハーピー! ハーピー!?」ダッ

男「無事か、おい!」

ぴくっ

男「っ……あ?」

男「なんだあれ」

男(部屋の隅の方に、なんか)

男(服とか毛布が何枚も重なって、もっさりしてる物体がある)

男(まるで鳥の巣みたいに……)

男(……)

男「……」チラ

ハーピー「きゅぅ……きゅ」フルフル

男(あ……)

ハーピー「っ……」ギュゥゥ

男(ハーピー……良かった)

男(無事だった)

男(でも、何枚かのシャツにめちゃくちゃしがみついてる)

ハーピー「う……ゅ」クンクン

男「……」

ハーピー「ぐすっ……うぅぅ」ギュゥッ

男「ハーピー」

ハーピー「!!」

男「これお前がやったのか……こんなに散らかして」

ハーピー「きゅっ……!」ムクッ

男「寂しかったから俺の服かき集めて、その匂いでしのいでたのか」

ハーピー「あっ……ぁ」ジワ

男「ご、ごめんな。まさかこんなに」

ハーピー「あぁぁぁーっ!」ガバッ

ギュゥッ

男「うぉっ!」

ハーピー「きゅうっ! きゅぅぅっ!!」ギュゥゥッ

男「悪かった、もう大丈夫だから」

ハーピー「ぐすっ、きゅぅっ……きゅぅ」ポロポロ

男「ごめん、さびしかったな」ナデナデ

男「……」

ハーピー「ぐすっ……」ギュゥゥ

男「……落ち着いてきたっぽい」

ハーピー「……」ギュゥゥ

男「でも抱きつく力が一向に弱まらない」

男「しかもずっと俺のシャツをくわえてるから」

男「鼻水と涙とヨダレで服がびちょびちょだよ、ハーピー」

ハーピー「……」ギュゥゥ

男「あの……俺はどこにもいかないぞ?」

ハーピー「……」ギュゥゥ

男「いや、仕事には行かなきゃならないけど……ていうかお前に飯食わせてからまた仕事いくけど」

ハーピー「……」ギュゥゥ

男「でも帰ってくるし、大丈夫だから……機嫌なおしてくれ、というか」

男「拗ねてるのか怒ってるのか……わからないけど」

男「……これじゃ埒があかない気がする」

ハーピー「きゅ……」ギュゥゥ

男「ああ……体液がしみてきて冷たい」

男「ハーピー?」

ハーピー「……」ギュゥゥ

男「……」

男「うーん……どうしよう」

男「そうだな……」

男「とりあえず>>78をしよう」

電子レンジでチン

男「機嫌をとるためにご飯を食わせよう」スクッ

ハーピー「……」ギュゥゥ

男「ハーピー、お前のために離乳食をかってきたからな」ナデ

ハーピー「……?」

男「レンジでチンしてくる」スタスタ

ハーピー「……」ギュゥゥ

男(コアラみたいにひっついてきてる)

男(よくおちないな)

男(ハーピーの存在を気にせず飯の準備をはじめよう)ゴソゴソ

男(スイッチおして)ピッ

ブイイイイイイン

男「うむ」

ハーピー「きゅ……」クンクン

男「いい匂いしてきたろ」

ハーピー「きゅぅ……」

男「機嫌をとるためにご飯を食わせよう」スクッ

ハーピー「……」ギュゥゥ

男「ハーピー、お前のために離乳食をかってきたからな」ナデ

ハーピー「……?」

男「レンジでチンしてくる」スタスタ

ハーピー「……」ギュゥゥ

男(コアラみたいにひっついてきてる)

男(よくおちないな)

男(ハーピーの存在を気にせず飯の準備をはじめよう)ゴソゴソ

男(スイッチおして)ピッ

ブイイイイイイン

男「うむ」

ハーピー「きゅ……」クンクン

男「いい匂いしてきたろ」

ハーピー「きゅぅ……」

チーン

男「よっと」ガタッ

ほかほか

男「出来上がり」

ハーピー「かぅっ」

男「食卓にいくぞハーピー」スタスタ

ハーピー「ぴぃっ」ギュゥゥ

男(ちょっと機嫌なおってきた?)

男「あついからな、ちょい待って」フーフー

ハーピー「……」クンクン

男「よし。スプーンですくって、と。あーん」

ハーピー「くぁー」

もぐっ

男「おおっ」

ハーピー「んぐ……んっ」モムモム

男「食えるか? 味は俺にはわからないけど」

ハーピー「ん……きゅっ!」ゴキュン

男「どうだ?」ナデ

ハーピー「っ……きゅぅ」ニコー

男「お、おう。そうか、どんどん食え!」

ハーピー「あー♪」パクッ

男「もうごちそうさまか」

ハーピー「けぷー……」

男「さて……」

男「これからどうしよう」

男「仕事いかなきゃならないんだけど……でもなあ」

ハーピー「ぴーっ!」

男「こいつが心配だし、うーん」

男「休むか……仕方ない」

男「なんか流行りの病気にかかったとか言って」

男「そうしよう」

ハーピー「きゅう?」

男「今日は一緒にいるからな」ポン

ハーピー「んぁー!」


男「さて」

男「このハーピーであるが」

男「人間の子供というには動物的だけど、ペットにしては女の子っぽい」

男「あと人の赤ちゃんよりは知能や運動能力がありそうだが」

男「そもそも子供を育てた経験なんてないしなあ」

男「でもなんかこう、遊びとかさせて知識を育ませたほうがいいんじゃなかろうか」

男「お前は何かしたいことあるか?」

ハーピー「?」ギュッ

男「……」ナデナデ

ハーピー「ぴいっ」ニコニコ

男「まあいいか。時間はたっぷりあるからな」

ハーピー「きゅう!」

男「まずは>>93をして遊んでみよう」

お医者さんごっこ

ハーピーのサイズ俺も曖昧になっているので
幼稚園児くらいとか小学生高学年くらいとかでサイズ決めてくれ
安価↓

男「お医者さんごっこをしよう!」

ハーピー「ぴ?」

男「ハーピーと人間の体の違いをしっておく意味でも重要だ、やましい意味はないぞ、うむ」

ハーピー「かぅ」

男「お医者さんだぞー。とりあえずソファーにコロンしなさい」

ハーピー「きゅうっ」コテン

男「ごほん。今から診察をはじめる!」

ハーピー「あー♪」ニコー

男「なんも分かってないだろうけど既に喜んでる」

男「でもこうして見ると」

男「顔は幼いけど可愛いのに、半身が鳥ですごいな、なんか」

ハーピー「きゅうっ」

男「とりあえず触診をはじめます!」

男「おお……おおお」モフモフ

ハーピー「きゅ?」

男「羽毛ふわふわすぎるだろ、ふわふわなのにさらさらだ」

ハーピー「ぴぃっ」

男「翼のとこには爪っぽいのがついてる」

ハーピー「♪」キュッ

男「触ったらちっちゃい爪で指をつかんでくる習性があるようだ」

男「うまれて二日目で既に爪がちょっと発達してるとなると、歯もすぐにはえてきそうだな」

男「ハーピー、可愛いが恐ろしい種族だ」

ハーピー「くぁー」

男「……」モフモフ

ハーピー「んっ、きゃはっ!」コロコロ

男「脇はくすぐったいようだ。触診を続ける」

男「お腹は普通だな。へそのあたりから羽毛になってる」

男「……」

ハーピー「ぴい、ぴい」

男「そういえば上着は買ってきた子供用の服着せてるからいいとして」

男「下ってなにも着せなくていいのか……」

男「まあ毛でもふもふだから、冷えることもないだろうし」

男「大事なところも見えないしいいか」

ハーピー「ぴぃ?」

男「ん?」

ハーピー「んっ、んぅ」グイグイ

男「なんだよ、服をひっぱって」ナデナデ

ハーピー「んっ……ぴい」ニコニコ

男「もっと触ってほしいようだ。頭を撫でると無邪気に喜んでいる」

男「もうちょっと遊んでやるか」 >>100を触診してみる



男「足……完全に鳥の足だな」ナデナデ

ハーピー「きゅぅ」

男「足の裏をくすぐったらやっぱりこそばゆいんだろうか」コショコショ

ハーピー「きゃっ、きゃっ!」ニコニコ

男「喜んでるけどくすぐったくはないのか」

男「ふとももがやわらかい……」モフモフ

ハーピー「きゅう?」

男「……」モフモフ

ハーピー「ぴゃっ!」ビクッ

男「っ!」

ハーピー「きゅ……」

男「ふ、ふれてはいけないところに触れたっぽい。ごめんなさい!」

ハーピー「……?」

男「もうお医者さんごっこも終わりでいいだろう」

男「起き上がろうか」ダキ

ハーピー「きゅう!」ギュッ

男「けっこうハーピーという生物の体もわかった、ような気もすることだし」

ハーピー「んー……」スリスリ

男「よしよし。次はどうしような」

ハーピー「おあぅみっ」

男「まだおやすみしないけどさ」

男「……いや待てよ?」

男「そういえば人語を教えるという義務があるじゃないか」

ハーピー「んー?」

男「ハーピー、とりあえず俺の名前を覚えよう! 男だ、おとこ!」

ハーピー「ぴいっ♪」ギュウッ

男「……うーん、どう伝えれば」

男「ハーピー、おやすみ」

ハーピー「ぴっ、おぁうみ?」

男「そうだ、おやすみだ」

ハーピー「おぁうみっ!」

男「その調子だ、次は……お・と・こ」

ハーピー「……?」

男「……」

ハーピー「おっ、おろ……くぁ?」

男「……まだ無理か、そうか」ナデナデ

ハーピー「きゅぅっ」

男「おやすみはけっこう言えてるし俺の名前もそのうち言えるだろ。パパは心配してないぞ」ナデナデ

ハーピー「ぱぱっ!」

男「!!」

男「い、いえた……!?」

ハーピー「んぁー」スリスリ

男「ハ、ハーピーちゃん! もう一回たのむ!」ナデナデ

ハーピー「ぴっ」

男「パパだ、パパだよ」

ハーピー「……パパー?」

男「そうだ! 俺がパパだ、すごいぞ!」ギュッ

ハーピー「ん……パパっ」

男「なんか一気に年とった感がしなくもないんだけどまあいい」

ハーピー「パパっ……パパー」スリスリ

男「じゃあその調子で男とも言ってみよう」

ハーピー「パパぁ♪」ニコー

男「わ……悪い気しないな、このままでいいかな」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年09月18日 (水) 20:56:46   ID: WTH-JRhj

中途半端な情けでハーピーのガキを育てる男の話か。

最終的には巨大な怪物に成長するんだから殺さなければならなくなる
変に情が移る前に卵を叩き割る等して殺すべきだったんだ。

2 :  SS好きの774さん   2015年04月02日 (木) 13:26:44   ID: vDKjADwk

冷静に考えてみるとハーピーを育てる理由が男のエゴでしかないって所がもったいないな

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