ソーニャ「最近やすなが構ってくれない」あぎり「あらあら」(36)

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 ( `・ω・) ようこそ、ID腹筋スレへ!
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 しー-J

ここはsageずに書き込み、出たIDの数字の回数だけ腹筋をするという、
硬派なトレーニングスレです。

例1 ID:wwh4KMp2 の場合 42なので42回頑張りましょう。
例2 ID:bicycle. の場合 数字がないので今回はお休み

さあ、存分に腹筋するがよい。↓

かいちゃえ

ソーニャ「以前はソーニャちゃんソーニャちゃんってうるさかった」

あぎり「はいはい」

ソーニャ「正直凄くうっとおしかったし、めんどくさかった」

あぎり「ふふふ」

ソーニャ「しかし近頃はむしろ逆だ。あまり話しかけてもこない」

あぎり「おやまあ」

ソーニャ「わたしが話しかけても生返事か、反応無し」
    
あぎり「ふむむ~」

ソーニャ「かえりみちもいっしょじゃないこともおおい」
    
あぎり「ほおほお」

ソーニャ「おかしい。ぜったいおかしい」

ソーニャ「もしかしてなにか病気になったんじゃないか?」
    「あいつバカだから変なもの拾い食いして……」

あぎり「そうですか~」

ソーニャ「……まあ、わたしには関係の無い話だけどな」

あぎり「そうですか~」

ソーニャ「いやくだらない話だった。じゃあな」
すたすた

あぎり「……どうしちゃったんですかねぇ」

やすな「♪~♪~~」ふら~りふら~り

あぎり「うわさをすれば~ホンニンが~♪」

やすな「あ!」
   「その声はあぎりさん! 聞いてくださいよ! ソーニャちゃんが」

あぎり「そーにゃが?」

やすな「最近かまってくれないんです!」

あぎり「??」

やすな「話しかけても生返事か無視するんです!」
   「あっいやそれはいつもですけど、なんていうかこうマジのやつなんです!」

あぎり「あっれ~?」

やすな「それにかえりみちも最近いっしょじゃなくて……」

あぎり「う~ん……」

やすな「あれですかね!もしかしてクラゲ型の宇宙人に頭をやられたんでしょうか?」

あぎり「それは変ですねぇ……(発想が)」

やすな「そうでしょう!変なんです!」

あぎり(それにしてもふたり揃って自分が嫌われたとは思わないんですねーうふふ)

やすな「強く頭を叩いたりしたらなおると思うんですが……」

あぎり「冗談でいってるのか本気なのかわかんなーい」

あぎり「さておき~たぶんわたしの推測ではー」

やすな「推測では……?」

あぎり「きのせいじゃないですかね~」

やすな「えー……」

あぎり「では~」すすす

やすな「あっまたなんの解決にもならないまま去っていった!」

やすな「う~んやっぱりきのせいなのかな~」

つぎのひ

ソーニャ「……」すたすた

あぎり「おこまりですか~?」

ソーニャ「……?」チラッ

あぎり「なかなおりしたんですか~?」

ソーニャ「……」プイッ
すたすた

あぎり「あっれ~?」

やすな「……」すたすた

あぎり「あっどうも~」にゅ!

やすな「?」

あぎり「どうでしたか~ソーニャはー?」

やすな「……」プイッ
すたすた


あぎり「あれあれ~??」

またつぎのひ

ソーニャ「×××!××!××××!」ワーワー

やすな「○○!○○○!○○○○!」ギャーギャー

あぎり「おんやぁ~?どうしました~?」

ソーニャ「いやこいつが!」
やすな 「いやソーニャちゃんが!」

やすニャ「「おかしい!」」

あぎり「そうですねえ(いつも)」

やすな「そんな事いって~!」
   「いきなり無視したり冷たくするなんてひどい!」

ソーニャ「それはこっちのセリフだ!」
    「いったいどういうつもりなんだ!」

やすな 「え?」
ソーニャ「お??」
あぎり 「んー???」

あぎり「あっれ~おかしいですねー」

あぎり「話しかけてー無視されたからー怒るんであって~」

ソーニャ「お互い無視されたと感じるのはおかしいな」

あぎり「そうですよねえ」

やすな「????」

ソーニャ「いやだから無視してたら一方的に無視されたって思うのはおかしいだろって……」

やすな「?????」

あぎり「つまり~無視してきたソーニャは~偽者の可能性が大きいんですー」

やすな「おお!偽ソーニャちゃん!アンドわたし!」

ソーニャ「また偽者か……しかしこんな仲違いさせるような真似してなんの意味が……」

やすな「わかってないな~ソーニャちゃんは!」
   「わたしに嫌われたと思って落ち込んだところをサクっとやるつもりなんだよ~」
   「ふふっこの寂しがりやさんめ!」

ソーニャ「だれが寂しがりやさんだ!一番ないわ!」バキドカッゴキキッ

やすな「ぎゃふな!」

あぎり「うーんしかし冷静に考えてもあんまり意味があるようには……」

???「それはどうかな……?」

やすニャぎり「「「!」」」

ソーニャ「だれだ!」チャキ

刺客「フッフッフ!わたしの名はザ・サイエン……あぎり「えい」シュパ
   「あっちょっと物理攻撃はダメだってぐえっ!」ばたっ

ソやす「よわっ」

あぎり「なんか楽勝でしたねー」

刺客「それはどうかな……」

やすニャぎり「「「!」」」

刺客「ふふふわたしの科学力を持ってすれば、くない如きのダメージギリギリどうにか出来る……」ヨロヨロ

ソーニャ「ギリギリなのかよ」

やすな「なんかすごくいたそう」

刺客「今度はこっちからいかソーニャ「おそい!」シュッあぎり「えい!」シュパパパやすな「とうっ」ポイッ
  「あっナイフ、くない、ピコピコハンマー?ぐええっ!」ばたっ

あぎり「またうごなくなっちゃいましたね~」

ソーニャ「とりあえず縛っておこう……」

やすな「そうだね」ギュっギュ

刺客「……ま、まだだ」よろよろ

ソーニャ「もう頑張らないほうがいいんじゃないか?」

やすな「かわいそうになってきた」

刺客「ふふふ、そちらの攻撃が決定打にならない以上……以上……」ホロリ

やすな「あっ泣いた……」

あぎり「やっぱり痛いんですね~」

刺客「う、うるさい!ともかくそっちの攻撃効かないの!こっちはやりたい放題なの!」

ソーニャ「ほう、その縛られた状態でどうするつもりだ?」

刺客「えっあっ……」

刺客「……………………いいんだよ」

ソーニャ「またこのパターンかよ」

刺客「ふ、ふん! 別に縛られてもおまえらバカの集団位……」

やすな「あっバカっていったな!」ポカッ

ソーニャ「集団ってどういう意味だ!」ドカバキゴキ!

あぎり「えいや~」ドゴッドゴッ

刺客「やめろ!こら!ちょっ、ぐへえ!」
  「く、くそう!これでどうだ!」ブシュー

やすな「うわ!なんか吹きかけてきた」

ソーニャ「ど、毒霧!?」

あぎり「うつせみのじゅつ~」ふわり

刺客「ふっふっふ。どうだ。徐々に慣れさせる必要があるが、この薬は浴びせれば相手は無気力になる」
  「会話はおろかなにもする気がなくなり、他人に無関心かつなにをされても抵抗出来ないようになる」
  「もはやこいつらは唯の人形だ。どうだ!かった!わはは!」

やすな「……」ぼーっ

ソーニャ「……」ぼーっ

あぎり「二人が時々変になってたのこっそりその薬を飲まされていたからなんですねー」
   「でもそれならなんで毒にしなかったんですか~? 一発で済んだのに……」

刺客「ためしてみたくて……」

あぎり「ばかなんじゃないですかー?」

刺客「う、うるさい!とにかくこれでわたしの勝ち……あれなんでおまえ喋ってるんだ?」

あぎり「ばかなんじゃないですかー?」

刺客「……」

あぎり「ばかなんじゃないですかー?」

刺客「あ、避けられてたのか……それは想定がモガガガ

あぎり「忍法口封じのじゅつ~(布ガムテープ)」パチーン
   「アンドー眼暗ましの術~(布ガムテープ)」パチパチーン
   「あとみみせん~」スポポ

あぎり「あとは~連絡して~組織の人に連れてってもらいましょうね~」

あぎり「それにしても……」

やすな「……」ぽーっ

ソーニャ「……」ぽーっ

あぎり「ふだんにぎやかなふたりが静かだとさみしいですね~」

あぎり「……あとでどうしたら元に戻るかおしえてくださいね~」

刺客「モガガガッモガ!」

すうじかんご

やすな「いや~まさか薬であんなふうになるなんておもわなかったよ~」
   「さすがあぎりさん、だね~ソーニャちゃん!」

ソーニャ「おまえはいつもああだといいんだけどな」

やすな「え~そんな事いって~わたしが静かだから結構動揺したんじゃないの~?」

ソーニャ「そんなわけあるか。おまえがどうなろうがしったことか」

やすな「素直じゃないんだから~。あっそういえばあぎりさんは?」

ソーニャ「さあな。後片付けだろ」

やすな「(?)ふーん。ま、いいや」
    「でもほんとによかったーまたなかよしにもどれて」
    「じゃあ今日も元気良く一緒にかえろうー!」

ソーニャ「……ひとりでかえれ。わたしは用事がある」

やすな「えー!そんなの駄目だよ~」
   「今日は近所の川に小型ネッシーが出る噂を検証しようと思ってたのに~」

ソーニャ「ひとりでやれ。大体小型だったらネッシーでもなんでもないんじゃないのか?」

やすな「いやいや小型だろうとネッシーはネッシーだよっ!」
   「ほらもっと興味もって!まさかまだ薬のこってるの?熱はかったげる!」

ソーニャ「あーうるさい!」ゴキキ!

やすな「んぎゃあー!」

おしまい

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