俺はパワプロ。プロ選手を目指す大学生。
甲子園にも行ったんだ。一回戦負けだったけどね。
そのお陰で今の大学に入学することが出来た。
でも今、野球よりも熱中している事がある。



それは、首都高を攻める事だ。



俺は今、あかつき大の猪狩が率いる[NO LOSER]に入っている。
チームリーダーである猪狩はこう言っていた。


首都高最速、そして孤高のチームになると。

PM11:00 大黒PA



バタン。



パワプロ「来るの早かったかな」

俺はクルマから降りた。
まだメンバーは誰一人来ていない。

ここは首都高速湾岸線、大黒PAだ。
大黒PAは、沢山の人やチューニングカーで溢れ返っていた場所だ。
今はその面影も無いけどね。
たまに伝説のS30Zが現れるとか現れないとか。

ウオァァァーーーーーン



オァァーーーン オァッ



パワプロ「あ、来た」


直4ターボ独特の音がした。猪狩だ。



バン。



猪狩「やあ、パワプロ。早いな」

ライトブルーのランエボから降りて来たのは[NO LOSER]リーダーの猪狩 守だ。
猪狩はあかつき大のエースでこのチームの二代目。
某走り屋マンガのナイトキッズのような以前のガラの悪いチームから、チームイメージを変えたのも猪狩だ。
現在では結構な人気のチームらしい。


信じられん。

パワプロ「よう」

猪狩「おう」

猪狩「キミのスープラ調子良さそうだな。集会までまだ時間あるし、ボクのエボとやるか？」



あ、いい忘れてた。俺のマシンは、スープラだ。
SZ-R(NA)だけどね。
30万で買った(小声)
こいつはセルシオのV8エンジンに積み替えてある。
結構速い。フロントヘビーになったけどね。


～～～～～キリトリ～～～～～

スープラのスペック
487ps/5600rpm
54.8kg-m/4200rpm
(エンジンLv7マフラーLvSそのほか全てLv3)

ランエボのスペック
570ps/8000rpm
72.0kg-m/7000rpm
(エンジンLv9そのほか全てS)

～～～～～キリトリ～～～～～


パワプロ「いいね。それじゃ行くか」

クオァーーーーーーァァン
　　　　　クオァーーーーーーー



スープラのコックピットにNAの甲高い音が響く。

パワプロ「ウホッ！いい音・・・」



ガォアーーーーーーーーァ パシュン



猪狩「じゃ。お先に」

パワプロ「あっ！抜かれた」

パワプロ「踏めぇぇぇフラットアウトォォォォォ」


カォアーーーーーーーーーン


パワプロ「お、追いつかない。何Km出しているんだよアイツは」ﾒｰﾀｰﾁﾗｯ


295Km/h

PM11:30 再び大黒PA

猪狩「どうしたんだ？キミのスープラはもっと速かったはずだよな？」

パワプロ「うるせー！おまえのエボが速いんだよっ！」

パワプロ「ところで、何キロ出てたんだ？」



猪狩「メーター読みで334Km/h」



パワプロ「な阪関無」

猪狩「バカか？キミは。それこそ阪神関係ないだろ」

パワプロ「はは、冗談だよ、冗談」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


猪狩「ボクよりもっと速い奴だって居るんだ。空港中央の[迅帝]とか」

パワプロ「ま、あれは別格だけどね」

猪狩「他には、有明の[十二時過ぎのシンデレラ]とか、隣の横浜の[ハードウエポン]とかな」

パワプロ「あと、銀座の[パープルメテオ]とかな」

Days1 羽田




パワプロ「今日はどこ行く？」

猪狩「羽田あたりに行くか」

パワプロ「羽田って何処のチームが仕切っているんだっけ？」

猪狩「<NEO LIMITED>だな。ま、レベルはそこそこだ」

～～～～～～～～～～

<NEO LIMITED>

有明エリアのチームから分裂したチーム。
チームリーダーはパワプロと同じくスープラに乗っている。
チームとしてのレベルは高くなく、マシンもバラバラ。
チーム全体の走りは、良くもなく悪くともなく、と言ったところだ。

～～～～～～～～～～

猪狩「じゃ、行くか」



羽田

すいません。>>7の後ろにコレを足してください。



猪狩「一度でも会いたいモンだよ」

パワプロ「まぁ、瞬殺だろうけどな」

猪狩「テメッ、殺すっ！」

パワプロ(やっぱプライド高いなぁコイツ)

続きです


パワプロ(猪狩が暫くしたら呼ぶ、って言ってたけど暇だなー)

パワプロ「じゃ、暫く流すかー」

クアァァァーーーーーン
　　　　　　　　クオァーーーーーーァァア



パワプロ「横羽ってぇこんなにコーナーきつかったっけ」

～～～～～～～～～～

横羽線

首都高速1号線羽田線のこと。横浜～羽田を走っていることから横羽線と呼ばれている。
コースは両側２車線だが、狭い。
長いストレートの後に急なコーナーがある結構危ないコースだ。
路面が結構荒れてる。

～～～～～～～～～～



ギャアァァァァァア



？？？「あ、スープラだ」

？？？「バトル、仕掛けてみるかな」

ガォァーーーーーーァ
　　　　　　　　パシュン



パワプロ「後ろから、何かくる？」

パワプロ「S15(シルビア)!?」

パワプロ「パッシングしてきた。バトルか!?」

パワプロ「今日は譲る気分じゃないよなぁ、行くかぁ!!」

パワプロ(並んで・・・)


　　　　　3

　　　　　2

　　　　　1

　　　　 GO!



ガオァァーーーーーーァ
　　　　　　　クオァーーーーーーァァア



二つのエギゾーストノートが真夜中の横羽線にこだまする。



２台の差、420M



パワプロ「何だ、あのS15。速すぎる」

パワプロ「クソッ、追いつけない」

パワプロ「完全にちぎられた・・・ﾜﾛﾀwwwﾜﾛﾀ・・・」



ガォァーーーーーァア



???「あれぇ？見えなくなった」

???(PAにでも入るかな)

パワプロ(まだ連絡来ないし、そこのPAにでも入るか・・・)



クァァーーーーーン



キィッ



バタン



パワプロ「・・・ふぅ」

パワプロ「飲み物でも買うか・・・」


ピッ


ゴトッ


パワプロ「ん?」

パワプロ(ボンネットに赤い翼のペイント、あれってさっきのS15じゃん)

パワプロ「行ってみるか」

???「あ、誰か来た」




コンコン



ウィィーーーー(パワーウインドウの音)



???「どうしたの？」


パワプロ「えっと、さっきコレ(S15)で走ってましたよね？」

パワプロ(えっ、女の子？結構かわいいぃぃぃ)



???「そうだよ。あっ、キミってさっきのスープラの人？」

パワプロ「あ、うん」

パワプロ「あ、キ、キミ、な、名前はなんて言うの？」

雅「ボク？ボクは小山 雅って言うんだ」

パワプロ(ボクっ娘ｷﾀｰｰｰｰｰ(ﾟ∀)ｰｰｰｰｰ!!)

パワプロ「あ、俺はパワプロ。よろしく」

パワプロ「コレ、俺の(スープラ)よりもメチャクチャ速いけど、どんなチューンしてるの？」


雅「えっとね、タービン換えて、ブースト上げて、NOS入れて、ミッション換えて、(以下略)。これくらいかな」


雅「キミのスープラは？」

パワプロ「俺のは、V8エンジンに換えて、(以下略)かな」

雅「へー。それってターボじゃないんだ」

パワプロ「うん。RZじゃなくてSZ-R」

雅「何でターボ買わなかったの？」

パワプロ「燃費悪いし、重いし、RZ高いし」

パワプロ「まぁ、今の方が燃費悪いけど。財布もガソリンもスッカラカン」

雅「面白いねー、キミって」

パワプロ「そお？」



♪ｲﾏｺｿﾀﾁｱｯｶ"ｰﾚ

パワプロ「ん、電話。ちょっとごめん」

雅(GONG・・・何か痛いな・・・)

ピッ



猪狩「<NEO LIMITED>とバトルだ。PAに来い」

パワプロ「いや、いるぞ。PAに」


猪狩「えっ？」


パワプロ「正確に言えば、白いS15のとこ」

猪狩「白い？もしかして、ボンネットに羽のペイントがある奴か？」

パワプロ「んだけど？」

猪狩「」



猪狩「そいつは、[ユウウツな天使]。十三鬼将の一人だ」

パワプロ「何それ」

猪狩「十三鬼将ってのはな・・・


～～～～～～～～～～

十三鬼将とは

首都高の大黒埠頭、空港中央エリア以外に存在するLv41以上のワンダラーのこと。
そのドライバーに勝ったチームリーダーの所にしか属さないらしい。
十三鬼将たちのマシンは他のマシンとはひと味違うものになり、
十三鬼将一人に勝つと、そのドライバーのマシンがショップで買えるらしい。(色や細部はちがう)
十三鬼将ではない迅帝(空港中央)？？？(大黒)については謎に包まれている。

パワプロが出会った[ユウウツな天使](雅)も、十三鬼将の一人。

wikiより(嘘)

～～～～～～～～～～

・・・だ」

パワプロ「長文乙だな、猪狩君」

猪狩「調子に乗るなよ？パワプロ」

パワプロ「お、おう」

猪狩「前にも言ったような・・・」ﾌ"ﾂﾌ"ﾂ

パワプロ(なに呟いてんだよあいつ)



パワプロ「じゃ、雅ちゃんまたね」

雅「なんかあったら連絡してね」

パワプロ「うん。またね～」



猪狩(なんでアイツ簡単に電話番号ゲットしてるんだ・・・？)

AM2:40 羽田


～～～～～～～～～～

チームバトル

チーム同士の5対5で行われる勝ち抜きバトルのこと。
チームリーダーは一番最後に走ることになっている。
チームリーダーが一人で走る事も可能。だが、リスクは高い。
当たり前だが、勝ったチームがそのエリアを支配することができる。
チームバトルは一日一回しか出来ない。

～～～～～～～～～～



猪狩「パワプロ、お前トップな」

パワプロ「ファッ!?」

今日は終わり。短くてスマソ

2、3日したら投下します。

乙
首都高バトル懐かしい……
0と01はやってたし、0はステージアをフルチューンして遊んでたw

弾道が上がった！
http://youtu.be/Ow3rxq7U1mA

少し投下します

スタート地点



猪狩「じゃ、頑張ってくれ」

パワプロ「くっそー！猪狩、お前雅ちゃんから電話番号貰ったの根に持ってるだろー!!!」


猪狩(くっ・・・痛い所を・・・)


猪狩「ま、頑張れ」(ゲス顔)

パワプロ「行けば良いんだろ、行けば」ﾌ"ﾂﾌ"ﾂ


モブ「じゃ、カウントいくぞーーー」

　　　　　3

　　　　　2

　　　　　1

　　　　 GO!


　　　　　　　　　プスン・・・









猪狩「ファッ！？」

パワプロ「うわああああああああああああああぁぁぁぁぁぁあエンストこいたああああああああぁぁぁあああ」



その夜、横羽線に響いたのは車のエギゾーストノートではなく、パワプロの叫び声だった訳でwwwww
その後、案の定チームバトルには負け、[NO LOSER]は[YES LOSER]と言われバカにされるのだった・・・


猪狩「アホかぁぁぁーーーーーー！」

パワプロ「すいませんすいませんすいませんすいませんすいませんすいません」

猪狩「バカヤローーーー！オートマにでも乗ってろ、ドアホーーーーーーー!!!!!」

パワプロ「え、いいの？怒りくん？」

猪狩「開きなおんなーーーーー!!!ボクは怒りじゃねーーーー!!!!!」

1時間後・・・



パワプロ「ゴメン猪狩、次から気をつけるから」

猪狩「なんかボクも悪かったな。スマン」

猪狩「それよりキミのスープラ、オートバックスかどっかに持っていった方がいい」

パワプロ「どして？」

猪狩「エンストって事は、クラッチか駆動系のどっかがおかしくなってる事があるからかな」


一週間後・・・

猪狩「どうだった？」

パワプロ「死んだ」

パワプロ「直す位なら新しいの買えって言われたwwwwwww」

猪狩「で、直すの直さないのどっち？」

パワプロ「直す」

パワプロ「だけど金は猪狩持ち」


猪狩「はああぁぁぁぁぁあ？」


結果、猪狩がスープラを直す事に決定。


良いじゃないですか。猪狩は金持ちなんですから。皆さんもそう思うでしょう？(パワプロ談)

修理費、247万5000円


DAYS1 終わり。

今日は終わり。

次エリア

13号地、台場、みなとみらいのどれか安価2つ下


次はまともです(多分)

レス返しです
>>26
ありがとうございます。
>>27
・・・ふぅ

ちょっと投下。

Days2 台場に入る前に。

前回。
パワプロがエンストをこきチームバトルに負けた挙げ句、マシンを壊し猪狩に修理代を払わせました。


猪狩「次は絶っっっっ対に壊すなよ」

パワプロ「お、おう」

猪狩「あとスープラの仕様、大幅に変えといたから」

パワプロ「どんな風にだ？」

猪狩「エンジン変えて、エアロをGTのスープラっぽくして、カーボンフレームにして、(以下略)」

猪狩「パーツ代だけで1000万越え」

パワプロ「」

パワプロ「247万じゃ無かったのか？」

猪狩「最初はそうだったけど、ボク好みにしたらこうなった」

パワプロのスープラは、まんまGT500のスープラと一緒の姿になっていた。


猪狩「まあ、乗ってみてくれ」


バン


キュルルルルルーーーゥ



ヴォアァァァアァーーーーン


パワプロ「何か、音ちがわないか？」

猪狩「言っただろ？エンジン変えたって」

猪狩「3S-GTに」

～～～～～～～～～～
3S-GT

トヨタのDOHC16バルブターボエンジンの事(NAの3S-Gもある)。
主にトヨタのスポーツカーに搭載されていた。
高回転までよく回るエンジン。日産で言うSR系のエンジン。
代表的なのは、MR2(SW20型)、セリカGT-FOUR、アルテッツア(3S-G)。
意外なのは、カルディナといったワゴン車にも使われている事だ。
(ちなみに>>1は二代目カルディナGT-FOURに乗っている)
GT500のスープラもこのエンジンを搭載していた。

猪狩はこれを再現したかったらしい。

～～～～～～～～～～

パワプロ「↑ホントか？」

猪狩「まあ、な」

猪狩「取りあえず攻めて見てくれ」

パワプロ「レイブリのとこからか？」
※レインボーブリッジ

猪狩「ああ。キミの走り、見せてくれ」

ガオアァァアーーーーーォオ
　　　　　　　　　　ウオァーーー


　　　　　　　クオァーーーー
　　　　　パシュン



パワプロ「な、何だコレ。イイ、良すぎる」

猪狩「そりゃそうだ。前が軽くなった上に200kgチョイ落としたからなぁ」
※V8→直4ターボ、1470kg→1265kg

パワプロ「コーナーでも安定して踏んでいける」

パワプロ「負ける気がしない!!」

猪狩「じゃ、やるか？」

パワプロ「よっしゃ！どんとこい！」

結果・・・




３３－４




パワプロ「」

猪狩「調子にのるなよ？」(威圧感)

パワプロ「は、はい」


台場編書き貯めてます。暫くお待ちを。

スモーキー｢ウチにそのスープラ持って来てくれたらRBかV12積んであげるよ｣

>>49
吹いたwww
そう言うのありましたね。
センチュリーのエンジン積んだスープラのエアロのデザインが印象に残ってますね。

>>49
吹いたwww
そう言うのありましたね。
センチュリーのエンジン積んだスープラのエアロのデザインが印象に残ってますね。


遅れてすいません。少し投下します。

>>49
吹いたwww
そう言うのありましたね。
センチュリーのエンジン積んだスープラのエアロのデザインが印象に残ってますね。


遅れてすいません。少し投下します。

>>49
吹いたwww
そう言うのありましたね。
センチュリーのエンジン積んだスープラのエアロのデザインが印象に残ってますね。


遅れてすいません。少し投下します。

な、何が起こったんだ？

投下します。

DAYS2 台場

パワプロ「やっぱココの道はいいねぇ～」

猪狩「だな、結構スピード乗るし」

～～～～～～～～～～
首都高速11号線(台場線)

湾岸線から横羽線、C1(環状線)につながる道路。
道の途中にはレインボーブリッジが架かっており、走ってて飽きないコース。
コースは猪狩が言った通り、ハイスピードコース。
250キロ級のコーナーから100キロ級のコーナーまである。結構危険なコース。
(クルマに乗っている以上は何処でも危険です。気をつけて下さいね)

～～～～～～～～～～

猪狩「今日はチームバトルは無いぞ」

猪狩「ココのエリアはもうボク達の所だから」

パワプロ「な、何で？」

猪狩「勝ったから」(チームバトルに)

※チームバトルはリーダーだけで出来ます。
　PSP版を持っている人はやってみてください。チームバトルに負けても責任は持てません。

パワプロ「で、一人でどうやったわけよ」

猪狩「それはな・・・」


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
　　　　　　　 ＿＿
　　　　　　／(ﾟДﾟ)＼
　　　　　　|（ ´∀｀ ）|
　　　　((　( ×つ ×ヽ　　　　　キング・クリムゾン！！

　　　　　　ヽ×とノ.×〉　))　　 説明が終わるまで時間をふっ飛ばす！！
　　　　　　 .〉 × ×./
　　　　　　/×/^i×|

　　　　　（＿ノ.　(＿)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


猪狩「・・・なわけだよ」

パワプロ「ほ、ほう」(わ、わかんねー)

猪狩「そんな訳で今日はトレーニングバトルだ」

～～～～～～～～～～
トレーニングバトル

自分の仕切っているエリア内で自分のチームのメンバーとバトルする事。
メンバー一人に勝つと、そのメンバーのチームに対する忠誠度が上がる。
忠誠度が下がると、他のチームにスカウトされるので注意。

～～～～～～～～～～

猪狩「てな訳で、台場線を貸し切った」
※実際にはできません

パワプロ「じゃあ・・・」
ﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯ

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙ

ﾋﾟｯ

パワプロ「あ、もしもし雅ちゃん？あ、うん。今からこっち来れる？え？うん。台場だよ。うん、OK。じゃあ11時に」

猪狩「」ｾｷﾒﾝ

パワプロ「ん？なに赤くなってるんだ？猪狩」

パワプロ「あーそっかあ。お前、雅ちゃん好きだったのかぁ」

猪狩「ち、ちがわい！」

11時。


ウァオーーーーーー
　　　ガウッ


バン

雅「来たよーパワプロ君」

パワプロ「あ、雅ちゃんごめんねー、呼び出して」

雅「あ、いいよ。暇だったし」


猪狩(パワプロもげろパワプロもげろパワプロもげろパワプロもげろ)


パワプロ「でね、雅ちゃん。今日はココ(台場線)を貸し切って走るんだけど、走り方とか教えてもらおうかなーと思って呼んだんだけど」

雅「OK。じゃあ隣に乗って」


バンッ

猪狩「くっそーー！こうしちゃおれんっ！」


バン


キュルルルルルルー
　　　　ヴォアアアーーーン


猪狩「行くぞオラァーーーッ!!」



モブ「壊れたのか？あいつ」


クァァア－－－－－

　　　 ﾀｰｹﾟｯﾄ
猪狩「標的発見!!トライーーーッ!!!」

S15車内。

パワプロ(これが女の子のクルマって奴か)

パワプロ(メッチャええニオイ)


雅「パワプロくん？」

パワプロ「ひゃ、ひゃい！」

雅「あのランエボ後ろからパッシングしてきてるケド、バトルだよね？」


パワプロ(ランエボ・・・？もしかして・・・)

パワプロ「」

パワプロ(猪狩じゃねーか!!な、何か怒ってるぞアイツ)

パワプロ「雅ちゃん振り切っていいよ。猪狩が怒りになってるだけだから」

雅「？」

雅「じゃあ、行くよ」


クアァァァアァーーーー
　　　ガシュゥーーー

パワプロ(なんだッこの加速は!)


猪狩「！」

猪狩「全開だーーッふめェーーーーーッ!!!」

ウォアァァァーーーーーーッ

猪狩「ボクはアンタ(雅)より速いんだーーーッ」


ガオァァアーーー


パワプロ「ぬ、抜かれた！？」


雅「負けるかァーーー!!コンチクショーーーーッ!!!」

パワプロ(フアッ!?)

パワプロ(この人誰!?)


クァァアーーーーァ


猪狩「ぬ、抜かれただとッ!?このボクが」

猪狩「しかたない。アレやるか」

猪狩(仕掛けるのはレインボーブリッジを抜けてからのS字コーナーだ!!)

雅(張り付いたまま離れない!?)

雅(アイツ・・・何か仕掛けて来る・・・!!)

雅「コッチも何か仕掛けないとね!!」


パワプロ(恐ぇ～恐いよ雅ちゃん)

～～～～～～～～～～
ここまでで、雅ちゃんの性格が大分変わっていますが、
その辺は実況パワフルプロ野球2011、2013とは関係ありません。
性格がなぜ変わったか知りたい時は、
PSP版首都高バトルのライバルリストの羽田エリア、
ユウウツな天使のプロフィールを見て下さい。
理由が分かります。
～～～～～～～～～～

変な書き込みすいません。
今日は終わりです。
次は少し長くするかも。

Days2 台場(2)

S字コーナー手前(もう少しで芝浦JCT)

カオァァアァ――――――
　　　　パシュゥ―――――


猪狩「さあ、勝負だッ!雅ッ!!」

雅「あんた(猪狩)には負けない――――」


270Km/h――――


パワプロ(270km/h!?こんなスピードで曲がれるのか!?)


280km/h――――


猪狩(乗るかそるかのワンゲーム。ゾクゾクする)

290km/h―――――


雅(まだだ、もっとためて―――――)


300km/h―――――


パワプロ(ココで大台乗せるのか!?)
※大台＝300km/h


308km/h―――――


雅「！」

猪狩「！」


フルブレーキング!!だが―――――

猪狩「甘いッ!!」


ギャアアアアァァ―――――――――


雅「何ッ!?」

パワプロ「な、何だァ!?ノーブレーキで突っ込んだだと!?」



猪狩(よし、ココでプレーキングだ――――)

スコッ

猪狩「！？」

猪狩「ブレーキが効かないだとっ!?」

パワプロ「あっ―――」

雅「」


グワッシャァァァアアアン



猪狩のランエボは300km/hを越える速度で壁に激突した。

パワプロにはその姿が自分の姿と重なって見えた。

明日にはあの様な姿になっているのではないかと――――――

バンッ


パワプロ「猪狩―――――ッ!!」

猪狩「お、おう。パワプロか・・・」

パワプロ「だ、大丈夫か？お前」

猪狩「まあ、なんとか」

猪狩「エボはダメになったけどな」

パワプロ「取りあえず病院いくぞ。来週(野球の)大会だろ？」

パワプロ「雅ちゃん、猪狩を近いとこの病院に連れてって」

雅「分かった。パワプロ君はどうするの？」

パワプロ「チームの誰かにスープラ持ってきてもらうよ」

パワプロ「じゃ、あとは任せたよ」

パワプロ(猪狩、後でなんか奢れよ)

猪狩(よくこの状況でそんな事言えるなお前・・・)

猪狩(つーか奢る気ないぞ)


パワプロ「あっ、雅ちゃん。猪狩が雅ちゃんの事すk・・・」


ボカッ


猪狩「な、何でもないよー」(震え声)

雅「？」

猪狩(戻って来たら覚えてろ、絶対殺す)

パワプロ(わかった、ゴメンゴメン)


雅「猪狩くん、行くよ～」

猪狩「う、うん」


バン


ゴァァアァアア―――――――


パワプロ「行ったか」

パワプロ(少し走るか・・・)

25:30 台場PA

パワプロ「ふぅ・・・」

パワプロ「結構走ったな」


ウォオオオァアア―――――――――


パワプロ「ん？誰だ？」

ウオォォォ―――――ゥ


パワプロ「でっ」

そこに入って来たのは戦車――――――

ではなく、みなとみらいの[ハードウエポン]だった。


～～～～～～～～～～

ハードウエポン

13鬼将の一人。みなとみらいに出没する。
戦車に見えるが、ベースになっているのはランエボ8。

バンッ


エボの中から出てきたのは―――――

パワプロ「進くん！」
※猪狩の弟

進「ご無沙汰してます、パワプロさん」

進「ここ(台場線)で走行会やるって兄さんから聞いたんですけど・・・」

進「兄さんどこですか？」

パワプロ「えーっと・・・」


パワプロ「事故った」


進「えっ・・・」

進「じ、事故ったんですか？」

パワプロ「うん。バトル中に」

パワプロ「そんなことは良いから走るか、進くん」


バン


キュルルルル―――――ゥ
　　　　　　ヴォア―――――――ン


進(イヤイヤイヤ、そこは病院行こうとかなるでしょパワプロさん)

パワプロ「進くーん、行くよー」

進「は、はい」

進(まぁ、でも(走りに)行っちゃうんですけどね)


走り屋なんてそんなもんだ

Days2 終わり