P「Take my hand」 (234)
SS初投稿です
生暖かい目で見守って下さい
誤字脱字は少ないように頑張ります
では!
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小鳥「ふふふ…やはりゆきまここそ至高ピヨ…あっ鼻血が。」
P「小鳥さんまた妄想ですか…律子たちが帰ってくる前に顔とその雑誌を何とかしてくださいよ。あと、アイドルの前では
絶対出さないでくださいね。」
小鳥「ピへへ…プロデューサーさん直球ですね…さすがにそこら辺の常識はわきまえてますよ!」
P「常識人は職場で妄想を口にはしないんですけどねぇ。」
小鳥「芸能界なんてところは多少変わってた方がちょうどいいんですよ。」
P「一理ありますが…小鳥さん事務員じゃないですか。」
小鳥「それでもです!プロデューサーさんが普通すぎるんですよ!」
P「常識人と言ってください。」
小鳥「春香ちゃん達から聞きましたよ!優秀で愛情ある人なんだけど、芸能界で飯を食ってるにしては良くも悪くも普通
だって。現場の人達は言ってるって。」
P「小鳥さん、確かに芸能界で生きていくには独特な感覚は必要です。しかし市場はあくまで一般人が多数です、普通の感
覚を持っていなければ彼らが何を面白いと感じるのかわかりません。」
小鳥「はぁ…」
P「ニーズがわからなければよいものを供給しても無駄になります。要はバランス感覚です、みんなに普通と思われている
ぐらいが裏方としては丁度いいんですよ。」
小鳥「…よく考えてるんですね…驚きました…」
P「最初は業界の人の独特な視点に苦労しましたけどね…だてにトップアイドルを九人もプロデュースしてませんよ。」
小鳥「その言い方だと最初はふつうだったみたいに聞こえるんですが。」
P「それは…まあ…社長に声かけられるまではしがない公務員でしたので…」
小鳥「この業界とは真逆の世界ですね…なんでおs律子「戻りましたー」あっ、お疲れ様で-す」
P「まぁこの話はまた今度というk亜美「亜美アタ→ックル」げふぅ!!!」
亜美「ホラホラ→敵はいつエンカウンターするかわからんのだよ→」
P「げふぅ…拠点ともいえる…事務所で遭遇してたまるか…あとエンカウントな…」
律子「あーみー!!」
亜美「ひゃあ!!りっちゃん軍曹がしつげん!!逃げろ→」
律子「誰が軍曹じゃ!まてー!」
P「全く…りつこー俺営業行ってくるから、美希の迎えお願いなー」
伊織「ちょっと!!!この伊織ちゃんgP「はいはいこれあげるから」あら気が利くじゃない。」
P「だろ?行ってきまーす」
伊織「て、これ甘酒じゃない!!…もういないし…」
あずさ「あらあら~伊織ちゃんよかったわねぇ~」
伊織「よかないわよぉ…甘酒なんて飲んだことないのに…ちょっと小鳥ー甘酒あげるわー。」
小鳥「あらありがとう。甘酒なんて久しぶりねぇ。」
伊織「そういえばあいつとなんか喋ってたみたいだけど。」
小鳥「あぁ…プロデューサーさんが普通っていう話と愛情ある人って話よ。」
あずさ「確かに普通の方ですよねぇ、でもそこがいいかも…うふふ…」
伊織「まぁ、普通よね。なんていうか昼行燈って感じね」
亜美「ひるうどん?」ニョキ
伊織「昼行灯よ、普段はダメだけどいざというときはすごいって意味…て、あんたはどこから生えてきたのよ…」
亜美「うあうあ~生えてきたなんてひどいっしょ→いおり~ん」
伊織「てかあんた…良く律子から逃げられたわね…」
亜美「なんかでんわ来たんだYO!」
伊織「そう…で、愛情ある人って何よ。」
小鳥「そのままの意味よ、愛情深いってこと。」
伊織「単なる下心じゃないの?まぁこのスーパーアイドルの伊織ちゃんはそんな心も受け入れる度量があるけどね!」
あずさ「うふふ…伊織ちゃんたら。でも、わかる気がします…プロデューサーさんが美希ちゃんや千早ちゃん、もちろんみんなもだけど、向ける
目線がすごく優しいんですもの。」
亜美「そいえば、兄ちゃんにいたずらしても怒られたことないね→」
あずさ「伊織ちゃんも事務所に帰ったらいつもきょろきょろして、プロデューサーさんを探してるものね~。」
伊織「なっ!探してないわよ!あれは…やよいいないかしらって。」
律子「そんな赤い顔で言っても説得力無いわよ、伊織。」
伊織「律子まで!」
あずさ「律子さんもわかりますか?」
律子「プロデューサーの件ですよね、彼の評判は良く耳にしますよ。現場の人からの人気もそれが直結してるのではないでしょうか。たとえば…」
Case1 天海春香
春香「おはようございまーす!てっわっほい!」ドンガラシソウダヨ
P「春香!下にゴキブリが!」
春香「えっ!ちぃえすとー!」ドンガラカイヒダヨ
小鳥「あれは…示現流!?」
P「あっはっはっ!芸人みたい!」
春香「もう!プロデューサーさん酷いですよ!」
P「春香が転ばないなんて…やればできるじゃないか!」
春香「それにしてもゴキブリなんて…ほんとに驚いたんですよ!!」
P「春香に怪我なんてされたら困っちゃうぞ!俺」
春香「……!!!!プ、プロデューサーさん!!それはいったい…」
P「鞄の中のクッキーが割れちゃうからな!ははは!」
春香「……………………………」ビシュ ビシュ
P「あぁ…やめろ春香!クッキーを投げるな!でもおいしい!さすが春香だ!!」
律子(すごい…口でキャッチしながら褒めてる…)
春香「もうプロデューサーさんなんて知りません!」プンスコ!
P「はは、すねるなよ春香!ホラ!!巷で噂のプロデューサーガムだ。」
春香「ガム程度で私の気を引こうだなんて甘いです!私のクッキーより甘いです!でも…いただいておきます……」パチーン
春香「」
春香「プロデューサーさん!!!」
P「なははは!!!社長直伝!ぱっちんガムだ!!!よっしゃー営業行くぞ春香ー!!」
春香「んの!!愚民が!!!転がしてやる!」
End
小鳥「あの時の春香ちゃんイキイキしてたわねー」
亜美「いいな→はる閣下見たかった→」
伊織「あの映画以来、コアなファンがついたものね…あれも春香の素なのかしら…ちょっと心配だわ…」
律子「他にはー」
Case2 如月千早
カメラマン「んー…いっかい休憩しよっか!」
千早「はい…すみません…」
カメラマン「なんもなんもよ~楽屋でコーヒー飲んどいで。」
千早「はい…」
~楽屋移動~
千早「ふぅ…」
P「力が入っているな、千早。」ガチャ
千早「あっ…プロデューサー…お疲れ様です。」
P「ファッション誌の撮影は気が乗らないか?」
千早「そういうわけではないんですが、こういったことには無頓着で…」
P「そっか…」
千早「……………」
P「…………」
千早「………あの……」
P「ん?」
千早「怒らないんですか?」
P「…怒って欲しいの?」
千早「違います!!ただ…満足のいく仕事が…」
P「俺はな、千早が可愛い服着て、カメラの前に立ってくれてるだけでうれしいんだ。」
千早「かわいっ…」
P「以前は歌にしか興味がなかった千早が、広い視点で歌に取り組んでいる。それだけでも大きな進歩なのに、歌以外の仕事にも手を抜かない…
そんな千早を誰が責められるっていうんだ?」
千早「…………」グスッ
P「あぁ、泣くな泣くな。可愛い顔が台無しだ」ホッペムニュー
千早「あお…ふろひゅーさー…ほっへ…」
P「お!柔らかいな!なははは!」タテタテヨコヨコ
千早「ふろひゅーさー!!はらひへくらはい!!」
P「元気が出てきたな!怒った顔も可愛いぞ!!」
千早「からかわないでください!!それにいくらプロデューサーが言ってくれても私が納得できません!!」
P「本物は簡単には掴めないよ、それに俺の答えはお前の答えにならない。」
千早「プロデューサー……わっ!」アタマクシャー
P「千早の歩幅で歩け…歌も仕事も…」
千早「………はい!」
小鳥「千早ちゃん…本当によかった…」
あずさ「あの時の千早ちゃんは本当に心配でした…春香ちゃんがいなかったら…」
律子「でも、あのことがあったからこそ今の千早があるんですよね。そう考えると、乗り越える壁を打ち壊した千早には頭が下がる思いです
ね…」
伊織「もう過ぎた事よ…千早も、私たちも成長した。それでいいじゃない。
律子「そうね…じゃあ楽しい話をしましょう!」
伊織「にひひっ!それじゃあこの伊織ちゃんに任せなさい!あいつ関連で、やよいの話になるんだけど…」
亜美「じゃあその次は亜美と真美の、兄ちゃんとのあいぞーうずまくにくよくせいかつを話すね→」
律子「亜美、愛憎のくだりは誰に聞いたの。」
亜美「ピヨちゃん」
小鳥「」ビクッ!
律子「小鳥さん、あとでお話が…」
書留全部吐きました
アイス食べてから再開します
昼行灯に+になるような意味はなくね?
>>14
ひる あんどん [3] 【昼行灯▽】
(日中にともっている行灯のように)ぼんやりとしている人。また,役に立たない人。
すみませんその通りでした。どうしても忠臣蔵のイメージが強くて…
適切な言葉に書き換えます。
>>4に言葉の誤使用があったので訂正します
>>伊織「昼行灯よ、普段はダメだけどいざというときはすごいって意味…て、あんたはどこから生えてきたのよ…」
ひる あんどん [3] 【昼行灯▽】
(日中にともっている行灯のように)ぼんやりとしている人。また,役に立たない人。
下記が修正版です
伊織「ちょっと!!!この伊織ちゃんgP「はいはいこれあげるから」あら気が利くじゃない。」
P「だろ?行ってきまーす」
伊織「て、これ甘酒じゃない!!…もういないし…」
あずさ「あらあら~伊織ちゃんよかったわねぇ~」
伊織「よかないわよぉ…甘酒なんて飲んだことないのに…ちょっと小鳥ー甘酒あげるわー。」
小鳥「あらありがとう。甘酒なんて久しぶりねぇ。」
伊織「そういえばあいつとなんか喋ってたみたいだけど。」
小鳥「あぁ…プロデューサーさんが普通っていう話と愛情ある人って話よ。」
あずさ「確かに普通の方ですよねぇ、でもそこがいいかも…うふふ…」
伊織「まぁ、普通よね。なんていうか外柔内剛って感じね」
小鳥「が、害獣?」
伊織「外柔内剛!一見優しそうだけどその意思は強そうってことよ。あんた大人ならこれくらい教養よ?」
小鳥「」
あずさ「あらあら~…でも伊織ちゃんはずいぶんとプロデューサーさんの事を評価してるのね?」
伊織「べ、別にそういうわけじゃないわよ!なんか嘘くさいのよ!パパに群がる奴ら…は言い過ぎね…とにかくこの伊織
ちゃんからから見たら、まだまだ昼行燈よ!」
亜美「ひるうどん?」ニョキ
伊織「昼行灯よ、普段からダメってこと!…て、あんたはどこから生えてきたのよ…」
(ただ、赤穂浪士の大石内蔵助を指す際は若干受け取り方が違うのよね…でも言ってなんかあげないんだから!にひひ!)
亜美「うあうあ~生えてきたなんてひどいっしょ→いおり~ん」
伊織「てかあんた…良く律子から逃げられたわね…」
亜美「なんかでんわ来たんだYO!」
>>14
指摘あざす
また言葉の誤解があったら教えてください
Case3 高槻やよい
やよい「それではー今週のお料理さししゅしぇそは終了でーす!またみてくださーい」
D「OKでーす、やよいちゃんお疲れ様でしたー」
やよい「うっうーお疲れ様でしたー」
P「よーしやよい!お疲れ様!今日はこれで上がりだ!」
やよい「…………」
P「やよい?」
やよい「はわっ!!す、すいません!ぼーっとしてました!!」
P「ほう、ぼーっとな。今日の晩御飯か?」
やよい「えーと…今日の晩御飯はもう作ってあるかなーって」
P「ふむ、ならこの敏腕プロデューサーの横顔の惚れたか。いけない!いけないぞやよい!」
やよい「………」
P「!!!!!!!」
P(図星…だと…落ち着け…Be cool…765のPは慌てない…)「えーとやよい?」
やよい「プロデューサーはカッコよくてお仕事もできて…比べたら私全然ダメだなって…」
P「…なんでそう思ったんだ?」
やよい「今日の収録でも噛んじゃって…私が舌足らずだから…現場の皆さんに気を遣わせてしまって…」
やよい「だから……えへへ…ごめんなさい、こんなこと言って…」
P「やよい、車に乗りながら話そうか。」
車内
P「まずな、やよいと俺を比較するのは間違いだよ」
やよい「???でもプロデューサーが噛んだとこ見たことないです」
P「前提が違うんだ。俺は輝かせる人、やよいは輝く人。役割が違うんだ。」
P「やよいの番組の視聴率は当初から高いまんまだ、これはお前が輝いてる何よりの証拠だ。」
やよい「私が噛んだことは失敗じゃないんですか?」
P「やよいの仕事では失敗していないが、俺の仕事では失敗かな。ミスは少ないほうがいい」
やよい「うー…プロデューサーの話は難しいです…」
P「いつか分かるようになるさ、確かなことは、ファンの人たちも、事務所のみんなも、もちろん俺もやよいの噛んじゃったところを見て失敗だなんて思わないってことだ」
P「ためしに今度噛んだことを俺に怒られたって伊織に言ってみろ、あいつは俺を蹴る」
やよい「はわわ!!!蹴ったりしちゃダメです!!!」
P「ははは冗談…かな…。まぁみんなやよいが大好きだぞ!」
やよい「…プロデューサーもですか?」ウワメヅカイ
P「あぁ!大好きだ!!!」
やよい「えへへ…うっうー!!明日からもお仕事頑張りまーす!!!」テンジョウニアタマゴン
やよい「いらいです…」
P「はっはっはっ!!それはロケでやってくれ!!!」
Case4 双海真美
真美「ねぇ兄ちゃん…真美も双海なのになんで亜美が竜宮小町に選ばれたのかな…」
P「ん?律子の説明だけじゃ不服か?」
真美「そういうわけじゃ……兄ちゃんの意見を聞きたいの!りっちゃんのじゃなくて…兄ちゃんの…」
P「…あくまで俺の意見だということ、そしてこれからちょっと大人の話になるけどいいのか?」
真美「…………」
P「大人の世界じゃ沈黙は肯定だ。まずh真美「待って!!」」
真美「まって…………いいよ………」
P「事は単純だ、亜美のほうが予想がつかない。」
真美「!!!……うん…」
P「ライブのMCや歌番組ユニットで出演した時あずささんと伊織と組んで映えるのは亜美だ。間違いなく。」
真美「……うん……」
P「抜けてるところはあるけど、大人なあずささん。背伸びしてるけどそれを感じさせないほどしっかりした伊織。まだまだ子供っぽさが抜けな
い亜美。現状うちでユニットを組むのはこれが最適だ。幅広い層に受けるからな。」
真美「…………う…ん…」
P「比べて真美は中途半端だ」
真美「……………」
P「子供っぽさが抜けず、かといって大人にもなりきれず、にも関わらずそれを隠せない」
P「だから竜宮小町には亜美なんだよ」
P「真美は半端なんだよ。竜宮小町に入れるには」
真美「…わか…たぁ…に…いちゃもういい……」
P「テレビを見る人はオチを予想する。現段階では真美がしゃべりそうなことは予想でk真美「もういい!!!!」」
真美「もう…ヒグ……いいエッ……エホエホ……ヒッ」
P「真美は半端なんだ。」
真美「もう……やめてよぉ………」
P「…れ……い……」
真美「グスッグスッ……?」
P「だがそれがいい!!真美の魅力はそこなんだあああぁぁあぁ!!!!」
真美「ひゃああ!!」
P「子供が大人になりたくて時折見せる背伸びした発言!!!!」
P「でも大人になりきれないからおろおろしちゃうところ!!!」
P「ごまかしたいんだけど引っ込みつかなくなった時に見せる意地っ張り」
P「俺は………俺はロリコンになったって構わなーーーーーーーーーーーい!!!」
P「はぁはぁはぁ…」
真美「…へ?」(呆然)
P「よし、泣き止んだな」
真美「い、意外すぎっしょ…泣いてたのに…」
P「つまりだ、真美はいろんな魅力が同じようにあるから、今手を出したくないんだ」
真美「………」
P「もう少しいろんな真美を見せてくれ。必ずトップまで俺が手を引いてやるから」
真美「……前半必要ないよね……」
P「ん?いや、これからの活動に引きずられてm真美「真美が泣くほどいう必要ないよね」えぇまぁはい…」
真美「んもおおお!!!真美恐かったんだからねええ!!!」ポカポカポカ
P「うわああ痛い痛い、悪かった、言い過ぎたよ!でも泣き顔も可愛いぞ!!!その調子だ!!!」
真美「んやゃぁあああ!!真美怒ってんだよ!兄ちゃん!!!」ドスドス
P「いいぞ…いいぞ…怒った顔もいいもっとだ!!!!」
真美「へんたーい!!!責任とれー乙女の涙は安くないんだYO!!き~てんのかー!!!」
P「あっはっはっは!!!楽しいな!!!真美!!!」
真美「んなあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
End
Case5 双海亜美
亜美「…………」ズンチャ ズンチャ ズンチャ ズンチャ
P「…………」
亜美「わん!つー!すりー!ふぉー」
虐めてくれたなうちの姉! まぶたに残るは赤い痕!
妹気づいたピンときた! 事務所にいたのはお前だke!
お涙ちょうだいいらないze! 真実だけを述べてくre! Hey!
P「…………」ズンチャ ズンチャ ズンチャ ズンチャ
亜美「…………」
P「One two three four」
真実だけを?どういうこった? お前は何にもわかってねえ!
仕事の証拠はしっかりあるぜ? 嘘だというならみてみろYo
ついでにおひとつ言っとくぜ! 律子が後ろで待ってるぜ!yeah!
律子「…………」ズンチャ ズンチャ ズンチャ ズンチャ
P「……………」
亜美「…………」
律子「…………」ズンチャ ズンチャ ズンチャ ズンチャ
律子「One two three four」
P「!!!」
亜美「!!!」
あっつい外から帰ってきたら! いったいなんだい!ラップの嵐!
魔法をかけてと歌ったからか! 言葉の魔法が止まらない!
さえずることを禁じた小鳥よ! 言葉の空にはばたいて!
小鳥「It's my trun!」ズンチャ ズンチャ ズンチャ ズンチャ
P「……………」
亜美「…………」
律子「…………」
小鳥「Ein zwei drei vier」
P「ドイツ語…だと…」
亜美「???」
律子「ブラフか…自信か…」
小鳥「Look up to the sky of our. Cloud is not clear even now.
Because there is no power of us it.
But the light that idle. shines a beautiful light on someday.」
P「Beautifull…」
亜美「I have look the new world.」
律子「Oh my god…」
貴音「面妖な…」ブルブルガタガタ
MENYOUEnd
反省してます。眠たいんで一回寝ます。
亜美のは別にまた書きます。本当にすいません。
音無「やよいちゃんと真美ちゃんはそんなことがあったのね…こういっては二人に失礼ですけど、可愛いですね…」
律子「正直なところ真美が元気に仕事に来てくれてることはホッとしてます…当初は結構後ろめたさがありましたからねぇ…」
あずさ「いつも一緒だった二人が、お仕事とはいえ離れちゃうことは寂しかったでしょうね…伊織ちゃんも亜美ちゃんも、
何かあったら遠慮せずわたしに言ってねぇ~」
律子「あずささんもですよ!…てか亜美はどうしたの…考え込んで…」
亜美「亜美のめんよ→えんどがなかったことにされてるYO!!」
伊織「あんた…あれ本気で言ってんの?」
亜美「あったらいいなーって」
伊織「まったく…あいつはともかく、律子がやるわけないでしょ…」
律子「結局、伊織はやよいの話を知ってるってことは、やよいから話は聞いたのよね?プロデューサー殿蹴ったの?」
伊織「蹴ったわ!やよいを不安にさせただけでも有罪よ!」
あずさ「あらあら~」
音無「あはは…でもわかる気がします。やよいちゃんの気持ちもプロデューサーさんの気持ちも、表舞台に立つ人と、裏方
に求められる力は全く違いますからね…」
律子「やよいの噛み芸は武器ですからね…もちろんわざとやっているというわけではないんでしょうけど…」
亜美「いおり→ん!亜美もかみかみだよ→ぷりち→?」ムネニトビコミー
伊織「あら、案外かわいいとこもあるのね。そうね…ベクトルはちが…てちょっと!!くすぐったいわよ!!どこ触ってん
のよ…ちょ…脇は……こんの!!!」
亜美「んっふっふ→いおりんの脇プニプ二だ→!」ヒットアンドアウェイ!
伊織「失礼しちゃうわね!!まちなさーい!!」ダッシュ
律子「ケガすんじゃないわよー…それじゃ小鳥さん、美希を迎えに行ってきます。」
小鳥「はい、お気をつけてー」
あずさ「いってらっしゃ~い…そういえば小鳥さん、プロデューサーさんは今どこに?」
小鳥「そうですね…この時間だと○×テレビの番組の打ち合わせだったと思いますけど…たまに所在不明になるんですよ」
あずさ「???迷子ってことですか?」
小鳥「そういうわけじゃないんですけど…まぁ基本高スペックな方なんで特に心配はしてないんですけどね。」
あずさ「いえいえ、あら、そろそろ帰らないと…」
小鳥「用事ですか?」
あずさ「………友達のノロケ話が主の飲み会です……」
小鳥「あぁ…頑張ってください」
あずさ「…………」
小鳥「…………」
―二日後―
P「よし!みんなそろっているな!!」
「「「「「「はーい」」」」」」
P「今日は次の定例ライブをどんなふうにするか考えてもらう!一日使ってな!」
美希「まずはみんなでお昼寝すればいいと思うな…はにー…ミキ眠いの…」
P「ほら、起きて起きて」アタマグワングワン
美希「やーん…ミキの頭つかんじゃ嫌なのー」
春香「えと…どんなふうって…MCの話題とかですか?」
P「いんや、全部だ」
伊織「好きなようにやれってこと?」
P「おう、理解が速くて助かるよ。」
響「じゃあじゃあ!自分家族とでtP「ダメ、」うがぁーまだ最後まで言ってないぞー!!!」
P「基本的に出演はお前たちだけだ!その中で…例えば…いやそれも全部考えろ!」
貴音「あなた様…少々無理が過ぎるのではないでしょうか…ここにいる皆全員がそうやすやすと集まれるわけではないのですから。」
真「そうですよ!また春香に無理させちゃうかもしれないじゃないですか!」
春香「まこと…」
真「はるか…」
音無(まこ…はる…だと……)
P「いや、考えてもらうのは今日だけだ、どんなことをやりたいかをまとめてくれれば、俺と律子でまとめるからな」
雪歩「プロデューサーお茶ですぅ」
P「ん、ありがとう。毎回俺らが考えていたらマンネリするからな、みんなの新鮮な意見が欲しいんだ。」
千早「なるほど…プロデューサーの言ってることも一理ありますね。」
真美「じゃあじゃあ真美千早おねーちゃんと亜美とやよいっちでキラメキラリやりたーい!!!」
千早「えっ!」
亜美「いいね→おもしろそ→」
やよい「うっうー!楽しそうです→」
千早「もう…しょうがないわね…」ホホエミ
P「うむ、そんな感じの意見をバンバンじゃりじゃり出してくれ!」
P「じゃあ俺は外回りに行ってくるから、律子、あとは頼んだぞ」
律子「はい、気を付けてください」
あずさ「あっ…ちょっと待って下さい…」
P「ん?どうしましたか?」
あずさ「ネクタイが…うん…プロデューサーさん、素敵です」
P「///イッテキマス」
あずさ「はい!いってらっしゃーい」テヲフリフリ
「「「「「「………………………」」」」」」」
美希「むぅううう!あずさ!ハニーをゆーわくしちゃダメなの!!!」
春香「そうですよ!!プロデューサーさん鼻の下伸びてましたよ!!」
あずさ「あらあら~」
やよい「でもでもあずささんおかーさんみたいでした!!!」
あずさ「」
伊織(あっ…固まった)
貴音(純粋故にその刃は真に鋭いのですね…)
雪歩(きっと夫婦の朝の日常の事言ってるんだろうな…でもだまっておこう…プロデューサーとの朝かぁ…)ホワンホワン
―――――
―――
――
P「それじゃあ雪歩行ってくるよ」キラーン
雪歩「行ってらっしゃいあなた…あの…」
P「ん?どうしたんだい?」キラキラーン
雪歩「んっ……」ウワメデ
P「ははは、仕方ない子だなほら…目をつぶって…」ユキホノアゴクイッ
雪歩「ぷろ……でゅ…さ…」
――
―――
―――――
雪歩「穴掘って埋まってますーーーーーー!!!!!!!!!!!」
真「ヴェエ!!雪歩!!!いきなり!!!」
伊織「ちょっと!!誰よ雪歩刺激したの!!」
音無「まこゆき…刺激…」ブハァ
亜美真美「うわうわ→ぴよちゃんの鼻から血が―」
千早「先が思いやられるわ……」
春香「ははは…」
今日はここまで
ピヨのラップのどこが韻を踏んでるのかわからないお
律子「さて、みんな落ち着いたところで。定例ライブ!どんなことやりたい?順番に意見を言っていって!」
律子「ちなみに、さっきの真美の案は一応候補としておくわ!」
春香「私は…感謝の意も込めてお菓子でも作りたいなぁ…」
千早「皆で特別な歌を作ったらどうかしら、そのライブ限りの…」
美希「律子にまかs律子「あ゙っ?」ぐ、グッズ配ればいいと思います。」
真「一緒に踊りましょう!抽選で決めた方と!」
雪歩「春香ちゃんと似てるけど…私の特性ブレンド茶のレシピとお茶の淹れ方をこうひょうしますぅ!」
貴音「ではわたくしは隠れ家的らあめん店の情報を提供いたしましょう」
響「自分は…自分は…う、歌を!うちなーぐちで歌うぞ!」
伊織「真美じゃないけど、今回のライブ限りのユニットは面白そうね!」
あずさ「うふふ…律子さんとのデュオも楽しそうね」
やよい「うっうーとにかく元気いっぱい!頑張りまーす!!」
真美「やよいっちのは意見じゃないYo!!」
亜美「でもでも!いおりんのやつチョ→面白そうっしょ!!」
律子「……………」
>>37
小鳥さんのとこは韻踏んでないお
考えてる時にアニマスのバーで歌ってるところが思い浮かんできて、それらしい英文書いただけだお
誤解させてすまんお
春香「…?律子さん?どうしたんですか?」
律子「あ…あぁごめん、まさかみんなからこんなにすらすらと意見が出てくるとは思わなくて…面喰ってたわ…」
亜美「も→リっちゃんひどいっしょ→!!」
真美「真美たちちょ→真剣なんだかんね→!」
貴音「亜美たちの言うとおりです。律子嬢…わたくし達も、常日頃からふぁんの方々の事は考えているのですよ。」
伊織「それに私たちの意見を聞いて一から一緒に作りたいなんて…あいつも可愛いとこあるじゃない!にひひ!」
千早「それにプロデューサーが期待してくれてるのに…裏切るわけにはいきません!」
真「ん?千早は随分やる気なんだね?こういったことには消極的だと思ったけど…」
千早「別に積極的というわけでもないけど…塞ぎ込んでた私に手を差し伸べてくれたみんなや…何よりプロデューサーを裏
切ることだけは絶対にしたくないの…」
伊織「本物は簡単には掴めない…か。もう本物じゃない…」コゴエデ
律子「皆の意見はわかったわ!現段階では何をやるのかを決めることはできないけど…とにかく気合いを入れていきましょ
う!」
「「「「「「おーーーーー!!!!!」」」」」」
春香「…………」
千早「…………」
美希「zzz…」
「「「「「「…………………」」」」」」
春香「あれ…終わりですか…?」
律子「そうね、まさかこんなに早く終わるとは思ってなかったわ…」
あずさ「それじゃあ、みんなでお話でもしましょうか~」
雪歩「それじゃあお茶を入れてきますぅ~」トトト
大学行ってきます
18時ごろにまた来ます
あずさ「それじゃあ前のお話の続きでもしましょうか~」
やよい「???前っていつですか~?」
伊織「ちょっとあずさ!」
あずさ「うふふ~いいじゃない♪」
春香「どんなお話をしてたんですか?」
律子「プロデューサー殿があんたらを大事にしているって話よ。前は…春香と千早とやよいと真美の話をしたんだっけ。ガ
ムパッチンとか」
春香「」
律子「あとは悩み相談なんかの話を聞いたわ。音無さんから。」
ちはまみ「…音無…」
小鳥「ピヨっ!!殺気が…」
響「あっ、ピヨ子起きた。大丈夫かー?」
貴音「面妖な…」
やよい「じゃあじゃあ、私が見た伊織ちゃんとプロデューサーのお話をしますー!」
伊織「ちょ!!!やよい!!!」
亜美「おっと→やよいっちはやらせんZE!!いおりん!!」イオリニダキツキー
伊織「あっ!!この!!」
やよい「あれはー…」
Case5 水瀬伊織
やよい「zzz……」イオリンノオヒザセンリョウ
伊織「…ねぇあんた…」
P「んー?」
伊織「なんで律子は私を竜宮のリーダーにしたのかしらね…」
P「どうした急に?自信でもなくしたか」
伊織「そういうわけじゃないわ…伊織ちゃんはスーパーアイドルだから何でもできちゃうんだけど、時たま疑問に思うのよ
なんで私なのかなって…」
P「おいおいらしくないじゃないか、失敗でもしたのか?」
伊織「そんなんじゃないわよ…物事は常に多角的視点で捉えられるべきだわ…私の主観だけでは捉えきれない事もあるわ」
伊織「だからあんたに聞いてんのよ…」
伊織「なんで律子は…私にリーダーを任せたの?」
P「…………」
P「…………………」
P「わかんね」
伊織「………は?」
P「だって俺は律子じゃないもん」
伊織「んなことわかってるわよ!でも律子からなんか聞いてんじゃないの!」
P「そうだな、聞いてるよ。」
伊織「じゃあ!!」
P「だがどうする?それを聞いて?」
伊織「えっ?」
P「それを聞いて今のお前は納得するのか?」
伊織「………」
P「芸人さんにいじられたんだって?子供がリーダーなんてできるわけないって、あずささんの方がいいって」
伊織「なんで知ってんのよ…」
P「やよいが教えてくれた、それで元気がないことも。」
P「だからまぁ聞いてくるだろうなとは思ってたけど…律子の話をする必要はないと思ってる」
伊織「…………」
P「落ち着いて考えろとは言わないぞ…本来伊織はそれができるからな。解をわざわざいう必要はないと思ってる。」
伊織「……随分高く私をかってるのね…私はまだ15歳よ…」
P「伊織だからな…理屈じゃないんだよ…」
伊織「なにそれ?カッコつけてるつもり?」
P「ライブの時の春香を見てるようなもんだ、何とかなるって感じる。それとおんなじ」
伊織「春香は楽天的すぎるのよ」
P「お前は考えすぎるよ」
伊織「考えることは悪いことじゃないわ!もっとよくなりたいって思って何が悪いのよ!」
P「それで首を絞めていては本末転倒じゃないか、今の自分をなんで肯定してやれないんだ?」
伊織「現状維持は退化と同義よ!少しでも私は前に進みたいの!」
P「誰がそれを望んだ?」
伊織「私よ!私が望んだのよ!」
P「それにしてはつまんないことを気にするんだな、リーダーとか視点とか。」
伊織「あんた、さっきから何が言いたいのよ!!はっきり言いなさいよ!!」
P「伊織は言ったな、前に進むことを私が望んでるって。」
伊織「えぇ言ったわよ!!それが何よ!!」
P「それでいいんじゃん」
伊織「はぁ?」
P「つまんないこと気にすんなって…あほなこと言う奴は力で捻じ伏せろ。力こそパワーなんだぞ!!」
伊織「…馬鹿みたい……」
P「オフゥ…結構良いこと言ったつもりなんだけどな…」
伊織「そっちじゃないわよ…あんたの言うとおりつまんないことで悩んでたわ…」
P「………」
伊織「…あんたもしかしてわざと煽ってたの?」
P「こういう時はガス抜きが必要かなって思ってな。」
伊織「癪だわ…なんかあんたも悩みぶちまけなさい!」
P「ヤダ」
伊織「なによ!!この伊織ちゃんの命令が聞けないっていうの!!」
P「だって伊織が勝手に話し始めたんじゃん」
伊織「くっ…その通りだから何も言えないのが尚更腹立つ…」
P「ははは!まぁ何かあったら相談乗ってくれよ!!」
伊織「まぁいいわ……ねぇ……」
P「んー?」
伊織「…もし私が解を出せなかったら……手伝ってくれる……?」
P「もちろん全力でな」
伊織「………アリガト………」
P「デレた?」
伊織「この!! 変態!ド変態!!der変態!!!やよいが起きたら覚えてなさいよ!!」
P「やーいいおりんのでこっぱちー」
伊織「…ピッ……新堂?ちょっと消したい人間がいrP「すいませんごめんなさい失礼しました」フンッ!!」
やよい(…伊織ちゃんよかったね……)クンクン
neru
やよい「あの時の伊織ちゃんはとっても可愛かったですー!!!」
伊織「やよい…あんた起きてたのね…」
あずさ「ごめんなさいね伊織ちゃん…私が頼りないばかりに」ムギュ
伊織「ちょっとあずさ…苦しいわよ…」
美希「あはっ!デコちゃん照れてるの!」
伊織「デコちゃんいうな!」
真「それじゃあ僕が雪歩の嬉し恥ずかしなエピソードを…」
雪歩「まことちゃん!!もしかしてもしかしてだけどあの時の…」
真「そう!!あれはね…」
雪歩「だだだ、ダメですぅ―!!恥ずかしすぎますぅ!!!」
春香「まぁまぁ雪歩♪」ガシッ
響「そうだぞ!聞くだけなんて許されないぞ!」ガシッ
真「それじゃぁ気を取り直して…」
雪歩「まことちゃ~ん…」
Case6 萩原雪歩
真「テレビの前の皆さんこんにちは!菊池真です!今日はなんと!あの富士アイランドへやってきました!」
雪歩「みなさんこんにちわ、萩原雪歩です。今回は真ちゃんとこの富士アイランドの魅力をたっぷりお伝えしたいと思いま
す!」
AD「はいOKでーす。次はアトラクションを回っていきまーす」
真「うー!!今から楽しみだなぁ!!ねぇ雪歩!!」
雪歩「そうだね真ちゃん!!でも…ジェットコースターとかは怖いかも…」
真「慣れだよ!慣れ!ね、プロデューサー!」
P「おう!そうだな。なれるためにもジャンジャン乗って、素晴らしいレポートをしてくれよ!!!」
まこゆき「はい!!!」
~アトラクション体験中~
真「」
雪歩「」
P「お疲れさん…まぁなんだ……いいレポートだったと思うぞ」
真「うぅ~まさかこんなに広いとは思わなかったよ…」
雪歩「クルクルマワッテマス…アナホラナキャ…ア・・・オソラキレイ・・・・・ウプッ・・・・・・」
P「ははは!まぁ次で最後だから、頑張ろう」
真「・・・・次はなんですか」
P「戦慄シリーズ第三弾・呪われた病棟だって」
真「」
雪歩「アナノナカクラクテキモチイイナァ・・・・オソラガトオイイナ・・・・アッ・・・・モグラサンコンニチワ・・・・」
今日はこれで終わり、インスピレーションが働かない
ちなみに見てる人っているの?(いなくても書くけどな)ドン
ここにいるぞ
乙です
>>51
毎日少しづつ進めるから、また見てね。
P「おぉ・・・これはなかなか・・・」
真「あわわわわ…これはまずいですって!冗談じゃないですよ!!ねっ!雪歩」
雪歩「サイキンノツチハソンナカンジナンデスカ・・・・デモガンバt真「雪歩!!戻ってきて!!」はっ!!私は何を。」
雪歩「て・・・真ちゃん・・・・あれは何・・・・・・?」
真「これから僕たち、あそこに入るんだって・・・」
雪歩「ヒッ・・・無理です!無理ですぅ!!死んじゃいますよ~」
P「安全面の事なら心配ない、いわくつきとは聞いてるけどそこら中のお化けは皆さんここの人だと思うから。」
真「思うって!なんですかそれ!なんで断定じゃないんですか!!」
P「まぁ・・・そこはねぇ・・・」
雪歩「あ、穴掘って・・・P「没収~」やあぁぁ~返してくださぁ~い・・・・」ユキピョンピョン
P「穴掘って倒壊なんてしたら洒落にならんからな!さぁ!二名様ごあんな~い。あっ真!これカメラな」
真「えぇ!プロデューサー来てくれないんですか!」
P「行くわけないだろ・・・俺は出口で待ってるからな」タッタッタッ
雪歩「真ちゃん・・・」
真「行くしかないよ雪歩・・・僕から絶対離れないで・・・」
ー病院内ー
真「お、お前ら近づいてきたら、か、覚悟しろよ!!凄いんだからな!僕の正拳突きは!」
お化けの皆さん(真王子ポンコツ可愛い・・・)
真「雪歩、心配しないで・・・ぼ、僕が守るから!」
・・・・・・・・・
真「雪歩?あれ?雪歩・・・どこ行ったの?ゆーきほー!!」プルプル
ゆーきほー!
雪歩(ま、まこ・・・ヤダッ・・・声が出ない・・・)ガクガク
変態A「まさかこんなところで雪歩ちゃんに会えるなんて・・・運がいいぜ」ニタァ
変態B「イヤーって叫んでもいいぜ・・・だーれも助けになんかこねぇから・・・」ニヤニヤ
雪歩「ヒッ・・・ヤメ・・・・」ブルブル
変態A「さて・・・さっさとやることやっちまおうぜ・・・」
変態B「おう・・・・・・」スッ
雪歩(助けて・・・真ちゃん・・・・・・プロデューサー・・・・・・)カクッ
変態B「あれ?とんじゃった?まぁ好都合か・・・」
?「・・・・・・・・・・・」
名前つけんの忘れたぜ
いつからだろう・・・私が男の人を苦手になったのは・・・
私よりも大きくて・・・力が強くて・・・・私をからかうのはいつも男の人だった・・・
お父さんも・・・家のお弟子さんも・・・ほんとは怖くてたまらない・・・
それが申し訳なくてたまらない・・・いつも私は守られてばかり・・・
だから私は私を変えたい・・・弱い私は消えないけれど・・・そんな私を許してあげられるくらい強く・・・
見ててね・・・お父さん・・・家のみんな・・・765プロのみんな・・・真ちゃん・・・
・・・ぷろでゅーさー・・・・・・
・・・・・・き・・・・ほ・・・
・・・ゆ・・・・き・・・・・・ほ・・・・・・
P「雪歩!!」ペチペチ
雪歩「・・・プロデューサー・・・・・・・?」
P「あぁ、お前のプロデューサーだ。気分はどうだ?」
雪歩「・・・どうしてここに・・・・・?」
P「あの後俺も入ってみたくなってな、二人の後に並んで入ったんだ。」
雪歩「そうですか・・・・」Pノムネニギュッ
P「ゆ、雪歩?・・・」
雪歩「・・・嫌な夢を見ました・・・・・・男の人が・・・私に・・・」グスッ
P「・・・うん・・・・・・」ユキホノアタマナデナデ
雪歩「わたじ・・・ごわぐで・・・・・たずけでって・・・・」グスッグスッ
P「うん・・・・怖い夢だったな・・・・大丈夫だから、大丈夫だから。」ユキホナデナデ
雪歩「・・・あ゙い・・・・・」ヒグッ
P「でもそれは間違いなく夢だよ・・・雪歩は俺の目の前でお化けに驚いて気絶したんだよ・・・間違いない」ユキホスゴクナデナデ
雪歩「あ゙い・・・・あ゙い・・・」
P「それでな・・・雪歩・・・そろそろ離してくれないか?」
雪歩「・・・嫌ですぅ・・・」ギュウウウウウウ
P「そっかぁ・・・いやかぁ・・・・」ポンポンナデナデ
雪歩「・・・・・・」ギュウウウウウウウウウウウゥゥゥゥ
P「・・・・・・」ナデナデポンポコポン
真「・・・・・・・・」
P「あっ」
雪歩「・・・・・・」ギュウウウウゥゥゥゥゥゥゥッゥ
P「」
真「まったく、プロデューサーってば!!暗闇だからって!!!何してるんですか!!!」
雪歩「あ、あのね!真ちゃん・・・・プロデューサーはね・・・」
真「いいから!!いこっ!!雪歩!」スタスタ
雪歩「あっ・・・」テヲヒカレ
P「イイヨ・・・イッテラッシャイ・・・・」
雪歩(プロデューサーの胸の中・・・・・暖かかったな・・・・・)
真「雪歩どうしたの?」
雪歩「ううん、なんでもないよ真ちゃん・・・・・」
雪歩(またいつか・・・・・いいですよね・・・・・プロデューサー・・・・だって・・・・・)
(穴の中より・・・・・落ち着くんです・・・・・)
P「・・・・・・」
P「・・・・・・・」
P「・・・・・・・」ムクリピッピッピッ
P「・・・・・・」プルルル・・・プルルル・・・
P「あっ・・・・・・さん・・・・P・・・す・・・・・・・・・たり・・・・・つ・・・・・・・さい」
P「えぇ・・・・・です・・・・・・す・・・・・」ピッ
P「・・・・・・・」
P「・・・・・・・・・」ズルズルズルズル
P「・・・・suffer or die・・・・・・・なんてな・・・・・・」
今日はここまでにします
春香「・・・・・」プクー
美希「・・・・・」ムスー
真美「・・・・・」ブスー
雪歩「・・・・・」プシュー
亜美「ゆきぴょん・・・もういい・・・・休め・・・・・」
響「三人ともなんでむくれてるんだ?」
真「まぁ多少は端折ったけどこんなことがあったんだ。律子からもなんか言ってやってよ!プロデューサーに!」
律子「あぁ・・・うん、そうね。今度言っておくわ。」
(ものの見事にふくれっ面ね、春香と美希は。真美は・・・なんでだろう?・・・・まぁいいわ。大火事になる前に話題の転換を・・・)
貴音「ふふふ・・・・あの方はやはりお優しいのですね・・・・わたくしもいざという時にはお助けしていただきたいものです。」リッチャン「タカネナイス!!」
やよい「貴音さんは、ユーレイさんが出てきてもばばーってしちゃいそうです~」
あずさ「破っぁ!!」
伊織「うぇぁ!!!」
あずさ「っていうのですね~」
伊織「あずさ・・・・あんたほんとは寺生まれとかじゃないの・・・・なんかリアルだったわよ」
あずさ「うふふ~どうかしらね~」
やよい「貴音さんはユーレイさんへいきですか~?
貴音「わ、わ、わわ、わたくしほどになるとゆーれいは寄ってこないのですよ!やよい!」
やよい「うわぁーすごいです~秘訣とかあるんですかー?」
貴音「心を静め・・・・闇といったいn響「嘘つくなよ貴音・・・」ひ、響?よすのです!」オロオロ
響「嘘ついちゃダメなんだぞ貴音ー!自分知ってるんだからなー!!!」
亜美「ひびき→んいっちゃえ→」
真美「お姫ちんの秘密をあばくのだ→」
貴音「響!よすのです!その話は悲しみと争いしか生まぬのです!!」
千早(プロデューサーの胸か・・・・頼めば・・・・私も・・・でもまずは高槻さんを抱きたいわ!」
やよい「???私をどうするんだろう??」
響「あれは去年の台風の時の話だぞ!!」
貴音「あぁ・・・・」
Case7 四条貴音
ゴロゴロピシャーン ガタガタガタガタガタガタ
響「なープロデューサー雨やまないぞー」
P「おかしいな・・・夕方までには弱くなるって言ってたんだけどな・・・・ニュースのお姉さん・・・そういえばおまえんちの家族は大丈夫なのか?」
響「一応大丈夫だと思う・・・みんな賢いし、ハム蔵もいるから。」
貴音「いずれやみましょう・・・・天の機嫌ばかりは誰もとれぬのです・・・・」
響「それもそうだな!自分、二人のためにコーヒー入れてくるぞ!」
P「お、気が利くなぁ。俺はブラックで。」
貴音「わたくしはかふぇおれなるものを」ヒビキ「ワカッタゾー」
P「カフェオレなんて知ってるのか。」
貴音「わたくしも日々勉強しているのですよ、あなた様。」
ゴゴゴッゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
P「うぉ!!地震か!!!」
貴音「響!!!すぐに火を消すのです!!」ヒビキ「ワカッタゾーコイツハケッコウデカイゾ!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・
P「と、止まったか・・・・響!!そっちは大丈夫か!」
響「何とか大丈夫だけど・・・・ティーカップが割れちゃったから掃除するぞ・・・」
P「わかった!!気をつけろよ!貴音!お前も大丈夫か!!」
貴音「はい・・・・高いところにモノのあるような場にいなかったのが幸いしました・・・」
フッ
P「ん?停電か?電線がやられたのかな。響!ティーカップに触るなよ!!危ないから」
ピューガタガタガタ
貴音「!!!!!」ビクゥ!・・・・キョロキョロ
響「うん、でも塵取りとるためにこっちに来たから触りたくても触れないぞ。」
カンカンカンカン
貴音「!!!!!!!!」オロオロ
P「そっか、それもそうだな」
ガッガッガタガタ!!
貴音「!!!!!!!!!!!」プルプルプルプル
響「うん」
ドッドッドッ
貴音「・・・・・・・・・」
貴音「・・・・・・・」
貴音「・・・グスッ」
貴音「あ・・・あなたさまぁ・・・・ひびきぃ・・・・・ど、どこにおられるのですか・・・・」
貴音「あぁ・・・・暗いです・・・先ほどから変な音が・・・・どこに・・・・机「オウ、ジョウチャン」いたっ!!!」ヒザキョウダ
響「た、貴音!だいじょぶか!!今そっちに行くから、動いちゃだめだぞ!」
貴音「ひ、響・・・・どこに・・・・・どこにおられるのですか・・・きゃっ!!!」ドタ
P「た、貴音!!」
貴音「うぅ・・・・あなたさまぁ・・・・ひびきぃ・・・・」
ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタ
貴音「!!!!!!ううぅぅぅ・・・・・」プルプル
貴音「スンスン・・・・ヒグッ・・・・クスン・・・・・」
響「」
P「」
今宵の宴は終焉が近い(もう眠いです)
月の満ち欠けを決める時の定刻の終わりに我はこの歩を大きく進めん(土日になったら大量に更新できます)
我が眷属よその時をしばし待て(見てる人、堪忍どぇす。)
P「貴音!いまそっち行くから泣くんじゃない!!あぁもう、イス邪魔!!ほら響も早く!!!」
響「あぁ・・・貴音!!今そっちに行くぞ!!」
貴音「グシュ・・・グシュ・・・・」
ガチャ
春香「お疲れ様でーす。雨と地震と停電が重なるなんてすごい偶然ですね!!うわわ!!」
, ィ r─┐
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\ / く /\ \ / ̄\ / /
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\___/ ̄ヽ/ / //\ __
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゙ソ ., . . . .¨  ̄)、 ゝ.,.=-j
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.,^¨ ̄ , ’_ .、’ . ..’ . .l
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|i .j} .{l // `=^ヽ-、 / 7 _ ,ヘ
_/ヽ, {-┐_」j // `^У `フ-ァ /\ ./ \ ,ヘ ,ヘ、
/ j」 _`=-ミ、 _ ィ /´ / _r-┐ .j ヽヘ_7 // \ ∠、 `=ミ_ ,ヘ、
r' _ _,_ .ハ _ . } ̄| ,、 ̄ .L 7__フ _/ .〈 j┌く // /7、 \_ .7 」\
| _ ノ ` .} 」| .ij`ー' ./ヽ、_/ /_,-与 .┌ーヘ_j └/ /`ヾ-'^j └'ア // 〉./\_ .7 { 7 /
l r' ^ /´ `ヽ'ーァ,ヘ \ .「く ,=、 jl ./j _L ] _/ / r-┐ _// 7 `ー='´ ト┴v'
レ´_,=''"´ __,,,_〉 ./ / Vヘj_,ィ_/、 \フ ∠,\/ { ._j ├イ´ ./´ { { | 7 /´ `ーv-=ミ_/\__
| ̄ _,==≦ミ、__  ̄ __ ̄> ._j ,ヘl | .j l 7 / .`7 く ア.{ /\ /ゝ_ \ } .,ヘ、
j/\/ / .└ァ く `´/| .} く、_L_j .|__} `ヽ´ ./ j く \{ \/ / >ー'´ \
/V /^レ-ァ / / __,ヘ .`ー´_j .{ /\/ > /\ `ー=´ /カ ,ヘ〉\ く/ヽ, / _/ ̄
./ く_/ /-ア _r' _/ .」 ./7 j ij`7`ー{_l`´ / \ .く_j^´/\ //\ ..{ /\\_ノ
.\ / / / ̄j'T7' __r'' r'^ / .L /\{{ . く、`ーァ_/\ .ハ \__/ ./\ \ \ / /'く__/
../rァ .〉イ_ノ_/ヾ_j/┌┘ / / / / ./-ァ ィ く´__/ / .j _,,/ / /{ /`7、` ̄\ ┌-┐
_/./j .`T´∠ └ァ j _/∠ ̄^ ∠_/ / /ヘ `ヘ _,、_/`´ ./ | __/ __/`__/  ̄ く7`ヽ、\ } .}
../ ]「 」 ./ .r'´ \_j  ̄7 ,、レ7./ .} ∨` ,_/ヽ'´ `二´ _ノ イ` /´ー=┐ ,ヘ_\ \ |_リ _,ヘ
..ヽ__」〉 { |/|_j .j j./ {_^´_,=ヘ、 レ' ./\ /´ \_/ /´ └==ヘ、{ // / \ \ / 〉
`ー´ / 7 ./\ { .{ 〉 .{ ヽ-'^く く、 / \ `ー-´\∠_ /\__/ /ヽ}_/ ..| ̄j \// /
 ̄>レ' _/ `=´`7/ .j _}\__ `7 _ ┌''´` _| 〉 }┌-ー┤_| / /
/ j ´ \/` `ヽ´_/ \ \/ ̄´ `ー==´ └ー┐{ <>\_/
\_/´ _/´ ̄ .イ く ̄´/ r-=ヘ
\ / ̄´  ̄ \__/
\/
P「」
響「」
貴音「!!!!!!!!!!!!!!うええぇえぇぇぇえぇぇ・・・・・・・」
P「あぁ・・・・クソッ・・・」
響「この馬鹿リボン!!!!ッどうして今日に限ってすごいんさー!!」
春香「」
P「ほら貴音!もう大丈夫!!!俺来たから!!!」
貴音「うえええっぇえぇ・・・・・スンスン・・・あ・・・あな・・・ぅぅぅ・・・・・ふぇぇぇぇぇ・・・・・・」ギュ
P「あぁ、安心しちゃったんだな。大丈夫、ほら響もいるよ」ナデナデ
響「そうだぞ貴音!!春香なんて怖くないぞ!!!自分がいればなんくるないさー!!!」
春香「」
貴音「ひびきぃ・・・・」グシュ
パッ
P「お、電気回復したか!よーしよーしもう大丈夫。ほら飴食べるか?」
貴音「・・・・・・はい・・・・・」フスン
響「自分なんか飲み物もってくるぞ!」
P「おう頼んだ」
春香「えっ・・・・・・」
春香「えっ?私のせい?」
突然だけど安価SSは難しいな
Pが美希になったりタニシになったりホモになったりして楽しかったけど大変だったぜ
まぁまた立てるけどな(ドン)もちろんこっちも進めるぜ
ただ今日は次のアイドルへのフラグ経ったら終わります
響「というわけで貴音がユーレイ苦手なのは間違いないぞ!」
貴音「・・・・・」ゴゴゴゴゴゴゴ
雪歩「!」ビクゥ
貴音「響・・・少々お話が・・・」
響「えっ?ちょ・・・貴音・・・・顔が怖いぞ?ま、待って話せばわかるさ!!!」
貴音「えぇ・・・・話しましょう・・・・響の今後の頭の形について・・・・たっぷりと・・・・」ズルズル
響「あぁ!貴音!引っ張らないで・・・・誰か助けて・・・・」
「「「「「「・・・・・・・・・・」」」」」」
響「」
貴音「さぁ、参りましょう・・・・ウフフ・・・・ウフフフフ・・・・」ズルズルバタン
律子「まぁ気を取り直して・・・・さぁ次は誰が話すの?」
亜美「りっちゃんはそ→ゆ→話無いの?」
律子「私?ないない。そんな甘い雰囲気になるわけないじゃない。」
千早「でも・・・・よく二人で残業してるわよね?」
律子「それは仕事だからでしょ?」
美希「むー怪しいの!だって二人でよく話してるところ見るの!!これは怪しいって思うな!」
律子「あんたたちのスケジュールの確認してんのよ。」
伊織「取りつく島もないわね・・・・」
律子「そりゃそうでしょ・・・まぁあんたらとスキャンダル起こされるぐらいなら、私が貰っていくけどね♪」
春香「律子さん!それは横暴ですよ!!横暴!!」ウガー
美希「そうなの!!!そんなのってないの!!!」プンスカ
真美「そ→だよりっちゃん!!兄ちゃんはロリコンなんだから!!!」
やよい「ロリコン?」
真「やよいは知らなくていいことだよ。」
やよい「そうなんですか?でもみんな楽しそうで嬉しいです!!」
あずさ「ふふっ、やよいちゃんは無邪気ね」
???「フフフフ・・・・・」
小鳥「律子さん・・・・私知ってるんですよ・・・・・」
律子「うわぁ!小鳥さん・・・起きてたんですか?」
春香「いいですよ小鳥さん!言っちゃってください!!告発ですよ!告発!」
律子「ちょっと!春香煽らないの・・・・」
小鳥「任せて春香ちゃん・・・・あれは去年の765プロクリスマスパーティーの後の事だった・・・・」
律子「あああああああああああ!!!!!!!!!!!!あああああああああああああああああ!!!!!!
律子「なんで!!!!!!なんで知ってr伊織「ちょっと!聞こえないじゃない!にひひ!」クチオサエ
亜美真美「そ→だ→りっちゃんうるさいYO」リョウテロック
あずさ「うふふ~すみませんね~」コシロック
千早「ふふ・・・・・律子も大変ね・・・」イスニスワラセ
律子「!!!、!!!!!!」
やよい「うっうー!たのしそうですー」オヒザニピョン
小鳥「皆を送った後に片づけるために、プロデューサーさんと律子さんと私が事務所にいたの」
小鳥「私はうたた寝しちゃってたんだけど・・・・途中で起きて二人がお話してるもんだからこっそり聞いてたのよ・・・」
小鳥「そしたら・・・」
Case8 秋月律子
律子「ふぅー・・・こんなものですかね・・・」
P「そうだな・・・しかし、よくもまぁあんなにも騒げたもんだな。ライブ後だっていうのに」
律子「あら?そんなこと言ってるとおじさんになっちゃいますよ。」
P「いやいや、まだまだ若いもんには負けてられないよ!」
律子「まぁいつか私が追い抜きますけどね!覚悟してください!」
P「・・・」
律子「何か言ってくださいよ、私がバカみたいじゃないですか」
P「いや追い抜くだろうなって・・・案外近い未来で・・・」
律子「もっと余裕ぶっこいてくれた方が私としてはやりがいがあるんですが・・・」
P「俺は無敵超人じゃないんだから、自分の限界ぐらいこの年になると見えてくるんだよ」
律子「プロデューサー何歳でしたっけ?」
P「24」
律子「まだまだ若いじゃないですか・・・」
P「まぁ歳こそ若いけど気持ちが萎えてるんだろうな」
>>83
ミスった、コウカ
Case8 秋月律子
律子「ふぅー・・・こんなものですかね・・・」
P「そうだな・・・しかし、よくもまぁあんなにも騒げたもんだな。ライブ後だっていうのに」
律子「あら?そんなこと言ってるとおじさんになっちゃいますよ。」
P「いやいや、まだまだ若いもんには負けてられないよ!」
律子「まぁいつか私が追い抜きますけどね!覚悟してください!」
P「・・・」
律子「何か言ってくださいよ、私がバカみたいじゃないですか」
P「いや追い抜くだろうなって・・・案外近い未来で・・・」
律子「もっと余裕ぶっこいてくれた方が私としてはやりがいがあるんですが・・・」
P「俺は無敵超人じゃないんだから、自分の限界ぐらいこの年になると見えてくるんだよ」
律子「プロデューサー何歳でしたっけ?」
P「24」
律子「まだまだ若いじゃないですか・・・」
P「まぁ歳こそ若いけど気持ちが萎えてるんだろうな」
律子「萎える?どういうことですか?」
P「あの子たちは最初こそ磨き甲斐のある子たちだったけど、今じゃもうある程度完成してきたし営業もセルフで行けるだろ?だからかな。」
律子「・・・」
P「もう俺の手から離れちゃった子供の様な気がして・・・嫁に出す父親の気持ちってこんな感じなのかな?」
律子「・・・前言撤回ですね、あなたはもう抜いています。私の敵じゃありません。」
P「ほう・・・その心は?」
律子「あなた自身が、私に教えてくれたことと矛盾しており、今のあなたはそれを実行していません。」
律子「対して私は、いつもそれを心がけて今に至ります。今でもその心は忘れていません。」
律子「贋作がオリジナルを越えられないのは美術作品だけです、受け継がれるものには差が生まれます。」
律子「つまり、それを忘れたあなたと実行している私じゃ天と地ほどの差があります。」
律子「故に、私は今のあなたに負けることは絶対ありません。」
P「・・・・俺そんな大切なこと言ったっけ?」
律子「『対人業務は人の心がわからずとも察することが重要だ。誰に対しても、この人は何を求めているのだろうと考えろ』」
律子「忘れたとは言わせませんよ」
P「・・・・アイドルから転身した時に最初に言った言葉だな・・・」
律子「今のあなたは実行していますか?こうだろうで動いてませんか?」
P「・・・・・」
律子「少なくとも、あの子たちはまだあなたの助けを必要としていますよ・・・成長したからと言ってもまだ子供なんですから。」
P「俺にはまだ、彼女たちに対してやるべきことがあるということか・・・・」
律子「アリアリです!しっかりしてください!」
P「律子に教わるとはな・・・・俺はお前を過小評価していたのかもしれないな・・・」
律子「そうですよ!もっと評価してください!いつまでも小娘だと思ってたら足元すくわれますよ!」
律子「それに・・・悔しいですが企画力、事務処理、人脈などまだまだ劣る部分が私にはあります・・・」
P「・・・・」
律子「アイドルを完成させたというならば見ててください!私があなたを越える姿を!」
P「・・・・」
律子「私の為にも、まだまだ高い壁でいてください!」
律子「そうでなければ!契約不履行で責任とらせますよ!!!」
律子「あの時の約束を・・・しっかり果たしてください!!このすっとこどっこい!」
P「・・・・」
律子「・・・・何か言ってください」
P「ふふふ・・・・」
律子「なっ!何がおかしいんですか!」
P「いや・・・久々に律子とこんな話したなって・・・」
律子「えっ・・・」
P「なんかここ最近の話はずっと仕事のことばかりだったからなぁ・・・なんか嬉しくて・・・」
律子「は、話を逸らさないでください!」
P「いやいや、そらしてないし約束も覚えているよ。」
律子「ちゃんと口に出して確認してください。大事なことです。」
P「『お前を一人前のプロデューサーにしてやる』・・・だろ?」
律子「覚えてるならそれらしく振舞ってください、心配になるじゃないですか」
P「忘れるわけないだろ!お前も大事な妹みたいなもんなんだから」カミクシャクシャ
律子「な///ちょっとやめてください///髪・・・崩れちゃう・・・」
P「昔からだよな!口では否定しつつってやつ!律子もツンデレなんじゃないか?」クシャクシャ-
律子「うるさいです・・・・テイウカイモウトジャ・・・ケッコン・・・・」
P「ん?なんか言ったか?」
律子「な////なんでもないですよ!」
P「そういえばさっき責任って言ったけど・・・・」
律子(しまった!勢いでつい・・・)
P「具体的にどうすればいいんだ?」
律子「あぁ・・・・えぇと・・・・忘れてください・・・」
P「ん?そうか?」
律子(私が一人前になった時に言えるよね・・・けど妹じゃダメなんだ・・・・もっと・・・・アピールしなきゃ・・・」
律子「覚悟してくださいね!プロデューサー殿!」
律子「これからの私は、今まで以上にガンガン行きますよ!」
P「・・・おう!望むところだ!」
飯食べてくる
まこちんとひびきんとあずささんの展開をまだ考えてないのだが要望とかある?
ぶっ飛んでない限り書くからなんか希望があったら書いて
Pの立ち位置は見守るお兄ちゃん的な感じで考えてくれるとありがたい
>>91
把握
律子「」セキメンリッチャン
小鳥「責任」ニヤニヤ
あずさ「あらあらまぁ」ニマニマ
千早「律子も可愛いとこがあるのね・・・」ニマニマ
貴音「ふふ・・・律子嬢の知られざる一面ですね」ニコニコ
伊織「責任///」
響「セキニン・・・律子は大胆だぞ///」
春香「責任ですか・・・・責任//」テレテレ
美希「責任・・・とらせるわけにはいかないの!」プンスカ
雪歩「プロデューサートケッコン///アナ・・・ホラナキャ・・・・」プシュー
真美「セキニン///ニイチャント///アウゥ/////」プシュー
亜美「ゆきぴょん?まみ→?ふたりともどちたの?」
真「責任ってあれですね!結婚ですね!」
やよい「えぇー!律子さん!プロデューサーと結婚するんですかぁ!」
P「へぇ・・・俺は律子と結婚するのか。」
「「「「「「・・・・・・・・・・・・・・」」」」」」
P「ん?どうした?続けていいぞ?」
「「「「「「えええぇぇぇぇぇ!!!!」」」」」」
律子「終わった・・・何もかも・・・・」
真「プロデューサー!盗み聞きなんて趣味が悪すぎますよ!」
真美「そうだよ///兄ちゃんの変態・・・」
P「む、失礼なこと言うな、俺はちゃんとただいまって言って入ってきたぞ。」
千早「礼儀の問題ではありません!どこから聞いてたんですか」
P「ほう・・・そんなに話していたのか・・・案は出たんだろうな・・・」ゴゴゴゴゴ
春香「もう!ちゃんと出しましたって!」
春香「それより千早ちゃんの質問に答えてください!」
P「まぁそんな怒るなよ・・・・やよいの結婚発言しか聞いてないよ。」
やよい「そうだ!プリデューサーは律子さんと結婚するんですか?」
P「そうだな・・・りt美希「言わせないのー」ブフォォ!!」
美希「なんなのなの!はにー!!美希とは遊びだったの!?こんなのってないの!!」ウマノリシテクビガクガク
P「ワッフルワッフル」ガクンガクン
春香「ちょっと美希!真も響ちゃんも手伝って!」
真「ほら美希、プロデューサー苦しそうだから」ミキハガイジメ
響「そうだぞ!プロデューサーの顔が青いぞ!」
美希「ハニー!話はまだ終わってないの!律子に盗られるぐらいなら!ハニーを殺してミキも死ぬの!!」ジタバタ
伊織「お・・・重いわね・・・」
貴音「情が深き故に、その想いもまた深いのですね・・・」
美希「そうだ・・・はにーは律子に騙されてるの・・・・それをミキがかいほーするの・・・・なんにも悪いことじゃないの・・・・ふふふふふ・・・・」
響「二人とも冷静になってないで手伝ってよー!!」
伊織「嫌よ。」
美希「はにー・・・来世では・・・ミキと・・・・ね・・・ふふ・・・・フフフフフフフフフ・・・・」
亜美「み、みきみきこわいよぅ・・・」
真美「パターン青・・・あれは・・・やみきみき!」
P「」ブクブク
春香「プロデューサーさん!!ほら起きて!」ユラシユラシ
やよい「プロデューサーしっかりしてください!」セナカサスサス
P「オウフ・・・今日の美希はいつも以上に激しいな・・・」
やよい「はい・・・お水です・・・」サシダシ
P「おうありがとう」ゴクゴク
美希「はにー・・・いっしょに・・・いこっ・・・?」ニコニコ
P「美希・・・俺は結婚するつもりはないぞ。」
美希「・・・えっ?」キョトン
P「そもそも俺はしっかりとした手順を踏んでだな・・・」
美希「ハニー美希は信じてたの!!」ガバァ
P「よーしよしよし、よーしよしよし!」ワシャワシャワシャワシャ
美希「♪」
響「いぬ美みたいだぞ・・・」
千早「それはともかくとして・・・プロデューサーは今日一日外回りじゃなかったんですか?」
P「あぁそれな、律子を呼びに来たんだよ。」ミキヲワシャワシャ
律子「うええぇ!」
春香「どういうことですか!」
P「あぁ新規開拓したとこにあいさつに行くんだよ、いずれ竜宮も世話になるだろうから・・・」
春香「そういうことですか・・・」
ここまで
また今日の昼にでも書き始めます
約束やぶってすまんな
も少し待っててください
P「そういうことだ。さぁ律子、呆けてないで行くぞ。」
律子「あ、はい・・・」
美希「ミキも行くの!!」
P「イチゴババロア買ってくるから待ってなさい。」
美希「はいなの!」
P「よしよし」ワシャワシャ
P「それでは小鳥さん、よろしくお願いします!」
小鳥「あっ・・・はい」
美希「♪」
真「美希は犬みたいだな・・・」
響「そうか?中身は猫だぞ?」
あずさ「ふふ・・・プロデューサーさんが大好きなのね」
伊織「なによ・・・私だって」
亜美「え?いおりんなんかいった?」
伊織「なんでもないわよ!」
春香「美希と言えばってなんかある?」
千早「そうね・・・」
雪歩「毎回の事だけど・・・」
Case9 星井美希
美希「はにー!!」バッ
P「おー美希!元気だな今日もおにぎりいっぱい食べたか!」ガシッ
美希「うん!今日は梅と昆布と鮭を食べたの!」
P「収録頑張れるか?」ワシャワシャ
美希「ハニーのおにぎりも食べたいな!」
P「収録が終わってからな・・・ほら!頑張ってこい!」
美希「うん!ミキがキラキラするとこちゃんと見ててね!!」
P「おう!!」
美希「ハニー?」
P「どうしたんだ?美希?」
美希「何やってるのかなって。」
P「美希たちの今度のコンサートの構成を練ってるんだよ。」
美希「大変?」
P「楽しいよ、みんなの構成ねるのは想像するだけでわくわくする。」
美希「疲れた?」
P「んー今日はそこまで仕事が無かったからな・・・疲れは無いかな。」
美希「・・・」ホッペプクー
P「!」
P「・・・」
P「実はちょっと疲れててな美希の前だから見栄張っちゃったよ。」
美希「!そういうことは素直に言うの!」アスナロダキ
P「ひと肌より暖かいものは無いな・・・」
美希「?」
P「美希はすごく暖かいなぁってこと。」
美希「ハニーは甘えん坊さんなの!もっと素直になったほうがいいと思うな!」ギュッー
P「そうだな・・・またあっためてくれるか?」
美希「喜んでなの!」ギュッ
美希「ハニー・・・」
P「美希か・・・元気ないな?何かあったか?」
美希「カントクさんにすっごく怒られたの・・・」
P「・・・」
美希「今日ちょっと寝不足でね・・・集中できなかったの・・・」
美希「だから失敗しちゃって・・・」
P「・・・うん」
美希「どうしても眠いから・・・楽屋でうとうとしてたらね・・・」グスッ
美希「そんなんだからしっぱいするんだって・・・」グズッ
美希「どうせ・・・おまえの・・・ぷろでゅーさも・・・ろくでなし・・」グズュ
美希「なんだろって・・・」
美希「ミキね・・・ミギね゙・・・」
P「美希・・・おいで・・・」
美希「・・・」ギュ
P「よしよし、悔しかったんだな・・・頑張ったんだよな・・・」ナデナデ
美希「・・・うん」ギュ
P「うたた寝しちゃったのもわざとじゃないもんな・・・」ヨシヨシ
美希「ゔん゙・・・」ギュー
P「美希は何にも悪くないよ・・・いっしょにいてやれなくてごめんな・・・」ナデナデ
美希「そんなことない・・・ハニーいそがじいの知ってる・・・」アタマヨコニフリフリ
P「いっぱい泣いたら謝りに行こうな・・・」ナデナデ
美希「ゔん゙・・・」コクッ
P「誰もいないから今はいっぱい泣いていいからな・・・」ナデナデ
美希「ゔん゙・・・ゔん゙・・・」コクッコクッ
P「・・・いっぱい泣いたら、また笑顔見せてな・・・」
美希「やぐぞくなの・・・」ギューーー
P「うん・・・約束な・・・」ナデナデ
美希「・・・」ニコニコ
P「・・・」カタカタ
美希「・・・」ニコニコ
P「・・・」コーヒーススリ
小鳥「美希ちゃんはどうしてプロデューサーさんの横でずっと笑ってるの?
美希「約束なの!」ニコニコ
小鳥「どういうことですか?」
P「約束ですから」
小鳥「???」
美希「今日はずっとミキの笑顔を見せてあげるね!」ニコニコ
貴音「微笑ましいですね・・・私も居合わせたかったものです。」
真美「ミキミキずっと笑ってたの?」
美希「当然なの!約束なの!」
あずさ「美希ちゃん、抱きしめてもいいかしら?」
美希「あは!あずさも甘えん坊さんなの!」バッ
あずさ「うふふ~捕まえた~」ギュッ
美希「捕まったの!」
春香「美希!次は私ね!私のところ!」
美希「もう!今日のみんなは甘えん坊さんなの!」
やよい「みんな幸せそうですー!」
響「こうしていればちゃんと年下なんだけど・・・」
真「響は小さいからね・・・」
響「うるさいぞ・・・」
千早「甘えん坊と言えばこの前の亜美もなかなかだったわね・・・」
亜美「!!」
雪歩「亜美ちゃんもまだ甘えたい盛りなのかな?」ニコニコ
亜美「ち、ちがうYO→!千早お姉ちゃんだめだよ!!」
真美「亜美ももちかちて・・・」
千早「この前亜美だけ仕事で温泉旅行に行けないってあったじゃない」
亜美「うあうあ~///千早お姉ちゃーん!!」
千早「そこでね・・・」
Case10 双海亜美
亜美「・・・」
千早「・・・」ペラ
P「・・・」カタカタ
P「今日は静かだな、亜美」
亜美「そんなこと・・・あるけど・・・」
千早「何かあったの?」
亜美「別に・・・」
P「そうか・・・なんかあったら言えよ」カチカチ
千早「・・・」
千早「!」プルプル
千早(プロデュサーからだ、『もう少し事務所にいてくれ』どういう事かしら?)
千早(まぁいいのだけれど・・・)
亜美「兄ちゃん・・・」
P「ん?」
亜美「今日と明日ね、家に誰もいないんだ・・・」
千早「えっ?」
亜美「みんなで温泉だって・・・亜美はお仕事で行けなかったけど・・・」
千早「・・・」
P「・・・」
亜美「別にさみちいわけじゃないけど・・・」
P「よし!」
千早「?」
亜美「?」
P「明日三人で遊園地に行こう!」
亜美「えっ?」
千早「はっ?」
P「俺明日休む。遊園地に行きたい!」
亜美「兄ちゃん・・・」
千早「プロデューサー!そんないきなり・・・しかも私もですか!」
P「嫌か?」
千早「嫌じゃないですけど・・・行動が短絡的だと・・・」
亜美「千早お姉ちゃん・・・」ジー
P「ちーちゃん・・・」
千早「!!!」
千早「・・・」
千早「わかりました・・・行きましょう・・・」
P亜美「やったー!」
P「じゃあ亜美は千早の家に泊まりな。」
千早「な!!」
亜美「やったー!!」
千早「プロデューサー!!勝手に決めないでください!!
亜美「ダメ?」ウルウル
P「遅刻したら困るしな・・・その点千早は安心だからな」
千早「・・・わかりました・・・これは貸しですよ・・・」
P「おう借りたぞ」
亜美「やった→!千早お姉ちゃんのいえでお泊りだ→」
千早「もう・・・帰りに夕食の材料買っていくから手伝うのよ?」
亜美「はーい!!」
また明日か明後日
P「来たぞー!!」
亜美「お→!!」
千早「二人とも元気ですね・・・」
千早「しかし・・・この遊園地には乗り物がたくさんあるみたいですね・・・」
P「最初に乗るのは・・・」
亜美「乗るのは・・・」
P亜美「「ジェットコースター!!」」
P亜美「「いえーーい!!」」パチーン
千早「」
亜美「うきゃー!!!」
P「あっはっはっは!!」
千早「」
P亜美「「お化け屋敷!!」」パチーン
千早「」
亜美「きゃ→♪」
P「うはあああぁあぁぁぁ!!!」
千早「んあああああぁぁっぁぁぁぁ!!!!!!」
P亜美「「ゴーカート!!」」パチーン
P「仕掛けるポイントは・・・この先の五連続ヘアピンカーブだ!!」
亜美「溝落としだと!!」
P「!!!!!!!!」ガガガガ
亜美「あっ・・・」
千早<ガミガミガミ
Pシュン 亜美シュン
カァカァ
P「そろそろ帰ろうか・・・」
亜美「えーもっと遊びたいYO!!」
千早「亜美、わがまま言わないの。もう日も暮れてきてるでしょ?」
亜美「・・・」
P「また今度こような・・・」ポンポン
亜美「約束だよ・・・」
亜美「千早お姉ちゃんも・・・」
千早「えぇ・・・」
亜美「・・・」
P「・・・」
千早「・・・」
P「よし!みんなで手をつないで帰ろう!!!」
亜美「えっ・・・」
千早「もう・・・しょうがないですね・・・」
P「ほら亜美」サシダシ
千早「亜美が真ん中よ・・・ほら・・・」サシダシ
亜美「うん!!!」
亜美「んっふっふ~両手に穴ですな~」
P「花な・・・」
亜美「兄ちゃん!!」
P「ん?」
亜美「千早お姉ちゃん!!」
千早「?」
亜美「ありがとう!!」ニコッ
また明日
亜美「んっふっふ~両手に(風)穴ですな~」
P千早「うわあああああ」キュポン
春香「ん?普通にいい話じゃないの?」
千早「ここからなのよ春香・・・」
千早「亜美ったら私と一緒に寝たり、お風呂に入りた言って駄々を亜美「うぎゃあああぁぁ!!」
亜美「千早お姉ちゃんのばかーー!」
亜美「いいもん!!こうなったらひびきんを道ずれにしてやる-!」
響「えっ?なんで自分なの・・・」
Case11 我那覇響
P「ふぅ・・・あそこのディレクター苦手なんだよな」ガチャ
響「・・・い・・・こ・・・・・ぞ」
P(ん?響がいるのか・・・何を話してるんだ?)
響「最近みんなが冷たいぞ・・・」
響「最近自分のご飯食べないで・・・缶詰とかの出来合いのものばっかで・・・」
P(悩みか・・・しかし変だな・・・響は料理が上手だったはずだが?)
響「なんだろ・・・最近味付け変えたからかな・・・」
P(味付けだけでそんなに変わるものだろうか・・・)
響「夏バテ防止にクエン酸入れただけなのに・・・」
P「」
もうだめだ・・・
寝る、イメージが浮かばない
P「クエン酸って・・・そんなもんいれたら食わないに決まってるだろ・・・」
響「ぷ、プロデューサー!!聞いてたの!」
P「すまんな・・・偶然な・・・」
響「・・・いいよ、自分は完璧だから・・・」
P(だいぶ落ち込んでるな・・・)
P「響、飯食いに行こうか!たるき亭に!」
響「ごめん・・・今そんな気分じゃ・・・」
P「ダメ、強制だから。俺が帰ってきたら行くからな!」タタタタタ
響「・・・」
響「お節介だぞ・・・ばか・・・」
P「さぁ響!俺のおごりだ!なんでも頼んでいいぞ!」
響「じゃあ・・・から揚げ定食・・・」
P「俺も同じので!」
アイヨー
響「プロデューサーどこ行ってたの?」
P「ん?ちょっと買い物にな。」
響「そうか・・・」
P「・・・」
響「・・・」
オマチ!
響「じゃぁ・・・いただきP「ちょい待ち。」
P「響、これをご飯にかけて食べてみろ」
響「これ・・・クエン酸・・・」
P「食ってみろ」
響「うん・・・」サラサラパク
響「!!!!!」
響「ペッ!これは・・・とても食べられるもんじゃないぞ!!」
響「!!自分は家族にこんなものを・・・」
P「原因・・・わかっただろ?」
P「どんなに体にいいものも、過剰摂取は毒だ。」
P「何よりクエン酸は飯に混ぜるモノじゃない、飲料水に混ぜるモノだ・・・」
響「・・・」
P「お前の家族が、再びお前のご飯を食べてくれるようになるまで時間はかかるだろうけど・・・」
P「一緒に信頼取り戻そうぜ!」
響「一緒に・・・いいのか?」
P「当たり前だ、いちいちそんなこと聞くな。」
響「・・・ありがとう」
P「ほら、冷めねえうちに食うぞ。」
響「うん!」
それから・・・
響「こらーハム蔵!今日はちゃんと作ったから、それはダメだぞ!!」
P「響!強く言ったら余計逃げるぞ!」
ハム蔵「お前の臭い飯なんぞ要らん!」
響「ハム蔵・・・」
P「ヘビ香・・・くび・・・しまってる・・・」
ヘビ香「プロデューサーさんのおかげでしょ?ありがとう」
響「あぁープロデューサー!ヘビ香のご飯減ってるぞ!!やった!」
P「」
響「ブタ太・・・おかわりか!」
ブタ太「そうやで、響ちゃんの飯美味いんや」
響「ブタ太・・・今までごめんな!!」ギュ
ブタ太「ええんやで、響ちゃん。飯はよ。」
P「だいぶ動物たちの信頼が取り戻せてきたか・・・」
イヌ美「ありがとうね、響ちゃんが元気になったのはあなたのおかげだわ」ペロペロ
P「」
響「みんな・・・今までごめんな・・・自分が悪かったぞ!」
ハム蔵「やりゃあできるじゃねえか・・」
響「ハム蔵・・・」
へび香「うふふ、あんな暴挙はもうごめんよ♪」
響「自分・・・味見は忘れないぞ!」
シマ男「気にすんなよ!いつもありがとうな!」
響「シマ男・・・こちらこそだぞ!」
オウ助「迷い悩み成長する・・・今後の糧とせよ!」
響「オウ助の言葉・・・胸に刻むぞ!」
うさ江「これで響ちゃんも元通りだね」
響「心配かけてごめんなうさ江」
ねこ吉「カリカリはもう勘弁よ・・・」
響「自分頑張るぞ!」
ワニ子「俺は基本生肉だけどな」
響「く、工夫するぞ・・・」
ブタ太「これからも美味い飯頼むで」
響「任せろ!!」
モモ次郎「しゅんとした響ちゃんも可愛かったけどな!」
響「もう///モモ次郎ったら・・・」
イヌ美「他者の気持ちを考えることが一番大事よ、「自分が完ぺき」じゃなくて「周りはどうだろう?」そう考えてこそ本当の完璧なの」
響「いぬ美・・・」
イヌ美「それを教えたのはあの人よ・・・あんないい男ほかにいないんだから早く捕まえちゃいなさい!」
響「///」
飯の時間だ!!
響「プロデューサー・・・」
P「ん?響か、どうした」
響「うん・・・あのね・・・」
P「?」
響「動物たちのご飯・・・手伝ってくれて・・・その・・・」
P「うん?よく聞こえないぞ・・・」チカズキ
響「アリガト・・・」
P「」
響「って!近いぞ!!!」
P「響・・・」
響「なにさ・・・」
P「可愛いなぁお前は!!!」ギュウ
響「ひゃ・・・」
P「いいんだぞ!いいんだぞ!お前が笑ってくれるなら!俺はなんでもするぞぉ!!!」ギュウ アタマワシャワシャワシャワシャ
響「もう!!にぃにぃ!はちこーさん!!」
P「はっはっは!・・・ん?」クシャクシャクシャクシャ
響「にぃにぃ・・・どぅぐるいってば・・・」
P「響?」ピタ
響「にぃにぃ・・・やめてなんていってないぞ・・・」
P「にぃにぃ?」
響「どうしたんだにぃ・・・」ハッ
響「ぅぅぅ・・・」ギュウ
響「皆には・・・言わないで欲しいぞ・・・」ボソッ
P「突然だけど・・・」
P「響・・・誕生日おめでとう・・・」ファサ
響「えっ・・・」
P「お前は髪をおろした方が可愛いな」
P「太陽の様に笑う響には、ひまわりの髪留めが似合うと思ってな・・・できた」ムスビ
P「うん、よく似合うよ」
響「///」
響「ぷろでゅーさー・・・ひまわりの花言葉・・・知ってるの?」
P「知らんな・・・なんて言うの」
響「耳・・・かして・・・」
響「あなただけを見つめる・・・だぞ・・・」ホッペニチュッ
P「」
亜美「」
響「へへ///」
響「自分だけ見ててよね!プロデューサー!!」
響「もし目移りしたら・・・」
P「したら・・・」
響「自分・・・目移りした子のの家族を・・・埋めちゃうかも・・・」
P「」ゾクッ
亜美「」ゾワッ
響「自分をこんなにした責任とってよね!!」
響「かなさんどー!!ぷろでゅーさー!!」
今日はここまで
響はヤンデレがいい・・・太陽のような笑顔を奪いたい・・・
寂しくて死にそうになる響にあらゆる苦痛を少しづつ与えて死んだ魚のような眼をした響をただただ抱きしめたい
「あったかい・・・」とかつぶやいた響にフレンチなキスすんの・・・共依存こそが最高の愛の形に違いない・・・
ウッ・・・フウ・・・
私は普通です(白目)
亜美「はずかち→よね!!にぃにぃだよ!にぃにぃ!!」
響「こら///あんまり言いふらさないでほしいぞ!!」
亜美「にぃにぃ!!にぃにぃ!!」
響「あ~み~!!!」
亜美「きゃ→ひびきんが怒った→」
春香「」ゾクッ
千早「一人暮らしだから・・・・いやしかし・・・」
美希「」ゾクッ
やよい「あ・・・ははは・・・」
伊織「もはや病気ね・・・」
真美「亜美が・・・埋まる・・・」
あずさ「ちょっと・・・重いわね・・・」
真「いや、ちょっとの範疇超えてますよ・・・」
雪歩「埋められる前に埋める・・・」ジャキ
貴音「雪歩!そのすこっぷを収めるのです!」
小鳥「響ちゃんは・・・ヤンデレか・・・悪くない!!」
貴音「小鳥嬢!!」
東京某所
P「それじゃあこれからもよろしくお願いします!!」ペコリ
律子「お願いします」ペコリ
偉い人「高木さんとこなら安心だ、困ったことがあったら頼ってくれたまえ!」
P「はい!!失礼します!!」
律子「失礼します!」
律子「豊富な資金力・・・理解ある社長・・・いったいどこから開拓したんですか?」
P「トップシークレットでございます。」
律子「はぐらかさないで下さいよ!」
P「ははは・・・お互いの武器は隠すもんだぜ・・・」
律子「もう・・・」
P「・・・・」
P「!」
P「律子、先に車に戻っていてくれ。」
律子「どこかよるんですか?私も付き合いますよ?」
P「いや、いい。なんなら先に帰ってていいぞ。」
律子「・・・待ってますよ。別に用事もないですから。」
P「そうか・・・お礼にコーヒーでも買ってくるよ。」
律子「早く帰ってくることが何よりのお礼ですよ。」
P「はは・・・善処するよ・・・」
P「・・・」スタスタ
?「コーヒーでもいかがかな?」
P「日本にいるなんて随分暇なんですね。」
?「そうだなぁ・・・君がいなくなってからは随分と忙しくなったよ・・・」
?「私の部下には実にカスが多い・・・」
?「その中でも君はカスなりに目をかけていたのだが・・・」
P「それはどうもありがとうございます。」
P「ところで・・・ここで会ったのは”偶然”ですか?
佐藤二等陸佐殿・・・」
佐藤「”必然”だろう・・・私は君に会いに来たのだ・・・・
赤羽根二等空尉。」
佐藤「随分と優男が板についてるじゃないか・・・」
P「優男ですので・・・」
P「後、私はもう空・・佐藤「次の任務では!」
佐藤「我が隊の次の任務では優秀な戦闘機乗りが必要だ・・・」
佐藤「君がいればきっと死傷者は少ないだろうな・・・」
佐藤「赤羽根二等空尉、命令だ、俺と一緒に来い。」
P「・・・」
P「申し訳ない。」
P「俺はあなたの部下ではない。」
P「では・・・仕事があるので・・・」
佐藤「贖罪のつもりか?」
P「そんなつもりはない。」
佐藤「誰に尽くそうがお前の手は随分と血生臭いぞ?」
P「あなたもそう変わらない。」
佐藤「それは違う。」
佐藤「お前は根っからの人殺しだ、目的のために人が殺せる」
佐藤「人殺しがそう安々と安寧を享受できると思うなよ・・・」
P「持続させますよ・・・どんな手を使ってでも・・・」スタスタ
P(そう・・・持続させてみせる・・・)
P(あの子たちの笑顔のために)
P(俺は・・・)
もう二人消した
今日はここまでかな
響「ガルルルル・・・」ジタバタ
真「ほら響!亜美ももう反省してるから!」
亜美「ウェ・・・グスン・・・ひびきん怖すぎるよ・・・」
千早「ほら・・・泣かないの、ちーんして・・・」
亜美「・・・・」チーン
真美「亜美隊員・・・仇は・・・必ず・・・」
雪歩「亜美ちゃんはいきてるよぉ・・・」
春香「しかし重いなぁ・・・」
美希「生きた心地がしないの・・・」
貴音「重いと言えば・・・」
あずさ「言えば?」
貴音「いつだかのあの方と真の組み手も・・・心身共に熱くなりました・・・」
貴音「拳に宿った互いの誇りは・・・時を経つごとに重みを増すといいましょうか・・・」
伊織「二人ともムキになっておさまりがつかなくなったってことね。野蛮だわ。」
真「なんだと!伊織!もう一度言ってみろ!!」
伊織「野蛮だって言ってるのよ!」
真「このでこっぱち!」
伊織「失礼ね!おでこは関係ないでしょ!」
春香「また始まった・・・」
雪歩「ま、まことちゃ~ん・・・」トトト
やよい「伊織ちゃん!そんなこと言っちゃだめだよ」テテテ
千早「まったく・・・真もこどm伊織「なによ!事務所一の貧乳のくせに!!」真「千早よりあるよ!!」真。私は関係ないでしょ!!!」ヅカヅカ
ギャースカ ギャースカ
あずさ「あらあら~」
美希「ほっときゃ収まるの。貴音さん続き。」
貴音「そうですね・・・あれは・・・」
Case12 菊池真
真「てやっ!」セイケンヅキ
P「よいしょ!」ウケトメ
真「やあっ!」ローキック
P「ほい」アシアゲカイヒ
真「でやぁ!!」ウシロマワシゲリ
P「さぁ」シャガミ
真「かかったぁ!」カカトオトシ
P「まだまだ」カタデフトモモウケテ
真「うわっ!」バランスクズレ
P「これで終わり」ヤサシククツキダオシ
真「あた・・・」ポスン
P「はい、一本」
真「ぐぬぬ・・・」
真「プロデューサー!もう一回です!」
P「何度やっても変わらんて・・・」
真「勝つまでやりますよ!空手には自信あったのに!」
P「いやお前は強いよ!空手の腕は中々のもんだと思う」
真「本当ですか!」パァ
P「俺の方が強いけどなwww」
真「・・・」ハイキック
P「まぁ落ち着け」ウデガード
P「どんなに強くても真は女だ、男の俺に真っ向勝負で勝てるわけがない」
真「じゃあどうしろっていうんですか!!」
P「なんでお前はわざわざ自分から俺の間合いの正面に突っ込んでくるの?」
真「だって来いっていうから!」
P「バカ正直に受け取るなよ・・・」
真「馬鹿じゃないです!」
P「いいか?リーチも体格も負けてるお前が」
P「こっちの間合いに自分から突っ込んでくれて、一撃必殺の様な技しか使わない。」
P「そんな相手にこっちも攻めると思うか?普通はいなしながら隙をうかがうぞ?」
P「まぁそこそこの相手ならそれで圧倒できるかもしれんが・・・俺には通じない。」
真「・・・」
P「だk真「わかりました、もう一回です」
真「次は必ず沈めます・・・」
P「まぁいいけど…」
(なんか目がもうね・・・)
P「よし来い!!」
真「・・・・」
P(様子見かな?だけど・・・さっきよりはいいかな・・・)
真「・・・・」ヒュ
P(まっすぐ!それじゃあ変わんないって)コシオトシ
一瞬、Pの目線から彼女が消えた
先ほどと同じ、突進からの猛攻撃と決めてかかったPの視角は狭かった
彼女が行ったのは、突進からの攻撃ではなく
突進からの小刻みな移動とステップによる位置取りであった
小柄な彼女がさらに小さくなることでPはそれをとらえることができなかった
それに気付いた時、彼女はPの横脇腹深く、潜り込んでいた
P(移動か!)
真「へやぁ!」セイケンヅキ
P(あ)
ドス
P「ん・・・ぐ・・・」
P(油断した・・・・まともに受けた・・・距離を・・・・)バッ
真(距離が開く!逃がさない!」ダッ
P(!!!速い・・・もう正面に!!)
P(襟を掴んで・・・このまま巴投げに・・・)エリツカミ
真「わわ!!」
P(よし!これn)アシツッカカリ
P(あ・・・もうだめだこりゃ)
ドスーン!!!
彼女のステップの速さはPの予想を超えていた
日々のレッスンと彼女の努力の賜物かと思うと、目が熱くなるが
ここでは痛手であり、明らかに彼女をなめていた結果だった
追撃を仕掛ける彼女は目の前に迫る
ここでやられてはメンツが丸つぶれである
Pは捨て身の巴投げに移行した
しかし蹴り上げる足が逆の足にひっかかった
結果、Pは勢いよく突っ込んできた彼女の下敷きとなる
ここで寝技という手もあるが
相手は女の子である
さすがにできない
そう判断したPは、畳の上に大の字に寝転がり
その上にPを追い詰めた彼女が馬乗りになるという形で
勝負は決した
真「はぁはぁはぁ・・・ボクの勝ちですね・・・」カオミオロシ
P「油断しなければ・・・」カオミアゲ
真「ふぅ・・・それでも・・・勝ちです・・・」
P「すごい速かったな・・・お前の動き・・・」
真「へへ・・・日々の成果です・・・ぷろでゅーさー仕込みですよ・・・」
P「俺が仕込んだわけか・・・」
真「はぁはぁ・・・はい・・・あの言葉も・・・中々きつかったですけど・・・」
真「ボクはなんか新たな境地に行けた気がします・・・」
P「真・・・そろそろ降りてくれないか・・・重いわけじゃないんだが・・・」
真「嫌ですよ・・・もう少しこの勝利の余韻に浸らせてください・・・」
P「この格好は・・・主に俺がまずい・・・」
真「ふふふ・・・こんな時にそんなこと考えるなんて・・・まだまだ余裕ですね・・・」
真「稽古はこれからですよ?プロデューサー・・・」
真「なんだ・・・貴音見てたんだ・・・」
貴音「まことによいものを見せていただきました・・・」
真美「なんかまこちんえっちいよ・・・」
亜美「まこちんえろえろだね」
美希「真君!真君!ミキになら馬乗りになってもいいけどハニーはダメなの!」
真「ミキもボクと組みてやる?」
美希「ヤ!」
春香「エロと言えばあずささん・・・この間のはほんとにわざとじゃないんですか?」
あずさ「春香ちゃん・・・それは・・・」
伊織「なに!あいつあずさに手を出したの!!」
あずさ「い、伊織ちゃん・・・違うのよ・・・」
春香「あれは・・・」
あずさ「もー!春香ちゃん!」
Case13 三浦あずさ
P「あずささん、今どこですか?」
あずさ『えっと・・・温泉がたくさんありますね・・・』
P「温泉街か・・・なんか地名とかわかりませんか?」
あずさ『べっぷ?』
P「りつこーあずささん大分だってー」
律子「私無理ですよ、プロデューサーがいってください」
P「おいおい・・・送り狼になっても知らんぞ」
律子「そんな勇気あるんですか?」
P「無いかな・・・あずささん、今行きますからそこから動かないでください」
あずさ『は~い、わかりました~』ピ
P「大分か・・・面倒だな・・・」
春香「プロデューサーさん!」ヒョコ
P「おぉ春香、帰ってたのか。」
春香「天海春香!ただいま帰還しました!」
P「ご苦労、して首尾は?」
春香「上場かと!」
P「ふむ、一部上場・・・我が765はまさに無敵だな」
P春香「「はっはっはっ!!」」
律子「何やってんだか・・・」
律子「早く行ってきてください・・・」
P「うん、骨休めしてくる」
春香「どこに行くんですか?」
P「温泉」
春香「誰と?」
P「あずささんと」
春香「ダメです♪」
P「嫌どす」
春香「じゃあ私も行きます」
P「駄目どす」
律子「いいんじゃないですか?」
春香「やた!変装してきます!」タタタタ
P「律子よ・・・いつから敵に・・・」
律子「春香はここのところ忙しかったし、明日も休みですから。」
律子「それと監視役としても・・・ね?」
P「ひどい!俺が食われてもいいのか!」
律子「さらりと避けるでしょ。」
プロデューサーサーンハヤクー
律子「ほら、呼んでますよ」
P「じゃああと頼むわ・・・」
律子「はいはい、ボンボヤージュ」
P「いいか!お前ら!絶対こっちくんなよ!!来たら噛むからな!!」
春香「行きませんて!」
(行くけど)
P(二人の浴衣姿はすげぇ扇情的だった・・・)
P(あずささんは言わずと知れたあのボディ)
P(春香も・・・すげぇ柔らかそう・・・)
P(あずささんは酔いつぶしたからいいとして・・・春香は危険だ・・・)
P(あれ?頑張ればさくらんぼ見えるんじゃね・・・)チラッ
春香「プロデューサーさん♪」
P「」ドキ
春香「そんな隠れてみないで・・・何ならそっちに・・・」ムナモトアケテ
P「」パリーン
P「し、ししし知らん!!さっさと寝ろ!!」
春香「恥ずかしがらなくていいんですよー」ハルルンカオマッカ
P「うるさい!寝ろ」
春香「見てきたのそっちなのに・・・」
P「グガーグガー」
春香「もう・・・」
トイレ行ってくる
P「zzz・・・」
春香(よく寝てるよく寝てる・・・)
春香「お邪魔しまーす」フトンアケ
あずさ「・・・んむ・・・うん・・・」
春香「」
春香「プロデューサーさん!!!!」ドスドス
P「!!!!」
P「いた!いたた!!」
P「ちょ!!春香どうした!!」
春香「そんなに大きい方がいいんですか!!!私だってそれなりにあります!!」
P「な、何のこと・・・」フニュ
あずさ「あ・・・は・・・」
P「」フニュヌフニュヌ
あずさ「ひゃん・・・・つよ・・・」
春香「!!・・・私だって・・・」
P「違う・・・春香誤解だ・・・」
春香「脱いだらすごいんですから・・・」ブワッ
P「落ち着け・・・話し合おう・・・なっ!」
春香「もう遅いです・・・」ユカタバッ」
P「!!!!」
P「あずささん起きて!!!ねぇったら!!」
春香「・・・」チカズキ
あずさ「zzz」
P「おいあず・・・起きろ三浦ぁ!!!!」
あずさ「やさしく・・・して・・・」
P「」
春香「さぁ・・・プロデューサーさん・・・」レイプ目
P「」
春香「あの時は私もトランスしてたな・・・」トオイメ
美希「春香・・・最近調子に乗りすぎなの・・・」ゴゴゴゴ
春香「何のこと?」
美希「しらばっくれるななの!!」プンスコ
真美「うわうわ~みんなえっちいよ///」
亜美「ギャー!!ひびきんが復活した!!」
響「ゆるさないぞ・・・あみ・・・」
伊織「あの変態大人・・・盛りのついた猫じゃないんだから・・・」プルプル
やよい「うぅ///聞かなきゃよかったかも/////」カオマッカ
あずさ「あらら~ほんとに寝てたんだけど・・・」
雪歩「新しいお茶が・・・どうしたの・・・これ・・・」
真「プロデューサーがあちこちに粉まいた結果かな・・・」
貴音「ふふ・・・みなあの方を好いておるのでしょう・・・皆にやさしい故、このようなことが起こるのでしょうね・・・」
小鳥(みんな可愛がってもらってるのね・・)
小鳥(そういえばプロデューサーさんの前の仕事のお話聞いてないや・・・今度聞かせてもらおう。)
プルル・・・プルル・・・
高木だ
高木さん、お久しぶりです
君は・・・佐藤君か・・・こんな老いぼれの所に何の用かね?
赤羽根について・・・お話が・・・
・・・・・
こちらも急ぎでして・・・
話だけ聞こう・・・
ありがとうございます
それでは失礼します
ガチャ
・・・・・
・・・・
喜び満ちたる時も・・・
やがて暗き日々が多く来ること忘るることなかれ・・・か・・・
乗り越えると信じておるよ
赤羽根君・・・
ほのぼのとした雰囲気で終わりたい人はここまでです
この後は少々シリアスもどきにはいります
読み続ける人は、これからもよろしくお願いします
てかところどころで伏線めいたもの張ってるから意味ないか
東京某高級料亭
高木「久しぶりじゃないか・・・佐藤二等陸佐」
佐藤「お久しぶりです・・・高木艦長」
高木「やめたまえ・・・今の私は芸能プロダクションの社長だ」
佐藤「それは失礼しました・・・高木社長。」
高木「先に言おう、私は聞くだけだ。」
佐藤「もちろんそれで結構です・・・しかし話を聞けばそうも言ってられなくなりますが・・・」
高木「なんだと?」
佐藤「最近の我が国はある国との関係が非常によろしくない・・・」
高木「・・・」
佐藤「お互いの国民感情も日を経つごとに感情的に悪い方向へ流れて行っているのが現状だ。」
佐藤「嘆かわしいことです・・・この国の防衛意識はとても低い・・・今ではたくさんの工作員がこの国に暮らしている・・・」
佐藤「そして、工作員とともに入ってきているモノがあります・・・麻薬、脱法ハーブ、そして・・・」
高木「武器・・・か・・・」
佐藤「ご明察・・・細かく部品化された拳銃、自動小銃、爆弾などがこの国には入ってきている。」
佐藤「ここ最近・・・その武器が大量に送られているという情報を我々は得た・・・」
高木「・・・・」
佐藤「黒幕はいまだ判明しておらず・・・今は日時と襲うであろう場所しかわかりません・・・」
高木「場所は?」
佐藤「国の運営に不可欠な機関をはじめ、重要人物の家・・・そして人が多く集まるであろう場所での無差別大量殺人が画策されているとか・・・」
高木「・・・」
佐藤「我々はこれに対し、各国に散らばる非正規部隊に緊急招集をかけ、不穏分子を事前に殲滅しようとしています。」
佐藤「人手が足りないんですよ・・・もしかしたら都民が犠牲になってしまうかもしれない・・・」
佐藤「赤羽根二尉には遊撃隊として我々の後方支援についていただきたい・・・」
高木「正規部隊はどうした?治安を守るのが彼らの仕事だろう・・・」
佐藤「上は公にしたくないんですよ・・・これ以上はあなたが相手でもさすがに言えない・・・」
高木「・・・」
佐藤「話はこれだけです・・・」
高木「そうか・・・」
佐藤「言伝として赤羽根に伝えてください・・・」
高木「・・・」
佐藤「お前の大事なものも傷つくかもな・・・と」
高木「貴様・・・」
佐藤「では・・・」スタスタ
高木「待て!!」
高木「日時は・・・」
佐藤「・・・」
佐藤「クリスマスイブです・・・」
佐藤「聖夜が血に染まらぬよう祈りましょうか・・・」スタスタ
高木「・・・」
高木「・・・」
高木は思案した
本当にこの情報を信じて良いものかと
佐藤という男は狡猾な男で、自らの手を汚さずに汚れ仕事を行う
策略を巡らせ幾多もの人間を闇に消してきた
そんな佐藤が自ら不利になるような情報をこちらに話すとも思えない
自分は今では一般人であり、そんな人間にあそこまで話したことが表沙汰になれば信用失墜行為にあたり奴は懲戒処分だろう
半分信用半分疑惑というところか・・・
高木「彼にも警戒を促そう・・・・奴の言葉通りになれば洒落にならない」
高木「佐藤の名刺は今しばらく私が管理しておくか・・・」
高木「佐藤・・・私の目が黒いうちは・・・彼の居場所を壊させやせんぞ・・・」
高木「彼は幸せにならねばならない・・・」
高木「老兵の力を・・・舐めるなよ・・・」
その背中は歴戦の猛者のそれであり
とても老いを感じさせるものでなかった
かつての行いを悔いているのか、はたまた別の感情であるのかは彼にしかわからない
杯に注がれた酒を喉に流し込むと共に彼の眼は獅子となった
輸送艦艦長兼非正規複合部隊指揮官
高木順二郎一等海佐
これが彼のかつての肩書きである
率いた部隊名は”桜花”
かつて死が美徳とされた時代
敵に特攻した部隊名と同じである
時を同じくして
別の場所でも一人の男が謀略を巡らせる
佐藤は考える
いったいどうすれば赤羽根をこちら側に引きずり込めるかと
赤羽根本人に接触しても、奴は決してこちらの思い通りには動かないだろうと佐藤は感じた
【あなたの部下ではありません】
この言葉にははっきりとした拒絶の意思が見えた
だが手が無いわけではない
奴には自分を犠牲にしてでも守りたいものができてしまった
確証はないが確信している
そして、これを使ったところでこちらに悪いことは起きない
使わない手は無い、これは神がくれたチャンスのようにさえ思えた
佐藤「問題はあのジジイだな・・・・」
高木順二郎
普段の挙動はただの老いぼれと相違ない
しかしひとたび戦場に立てば
冷静な判断そして指揮、自ら先頭に立ち銃を撃つその姿は鬼神と謳われた
荒々しい人物かと思いきや普段の行いはまさに模範
隊の中でも多くの人間に慕われ、数々のコネクションを持っている
自分とは正反対の人間である
佐藤「敵にしては厄介だな・・・」
体力は落ちただろうが、他の能力はいまだに衰えてはいないだろう
佐藤「砂漠の亡霊が・・・名の如く散ればよかったものの・・・」
佐藤「生かしはせんぞ赤羽根・・・季節外れの桜など・・・誰も必要としていないのだ・・・」
佐藤二等陸佐
数年前、高木率いる桜花隊をある場所に向かわせた張本人である
作戦名『SS』
桜花隊14名のうち、帰還者は2名。
作戦名の二つのSは、日本語をローマ字に直し二つ並べた時の頭文字である。
それはかつて
ある島の部隊が玉砕前に残した最後の電文である
こっから日付カウントしていくけど一日づつ進むわけじゃないから
16日から20日になったりするから
10月16日
クリスマスイブまであと69日
765プロ事務所内
ペリリューの戦い?
>>166
そやで
高木「ドームライブだと!!」
小鳥「は、はい・・・」
律子「実は・・・」
話はこうだ
クリスマスイブにあるアーティストが東京ドームでライブを予定していた
しかし、今日の午前に突然そのアーティストがライブの中止を申し出た
幸い設営やチケット販売はまだであったため損害は無かったが、ドームはクリスマスイブには誰も使わなくなった
そこで十分な収益を可能とする団体に抽選でドームの使用許可を与える
という旨が記されたFaxが765プロにも届いた
P「・・・」
律子「社長!これはチャンスです!参加すべきです!」
高木(佐藤か・・・いや手が速すぎる・・・しかし偶然にしては出来すぎている・・・)
律子「今のあの子たちならば十分な収益は可能です!!」
律子「定例ライブを中止にしてでも参加しましょう!!」
高木(もっと上か?どうしても私たちを消したい人間がいるのか・・・)
律子「社長!!」
P「律子、返事の期限は?」
律子「明日です。」
P「社長、私も参加すべきだと・・・」
高木「・・・」
小鳥「社長?」
高木「赤羽根」
P「はい」
高木「ついてこい・・・話がある・・・」ガタッ
P「・・・了解です」ガタッ
律子(あれ?いま赤羽根って・・・・」
小鳥(社長がプロデューサーさんの事苗字で呼ぶの初めてじゃないかしら・・・」
P「律子、小鳥さん、ちょっと出てきます・・・」
律子「あ、私も・・・」
P「いや・・・待っててくれ」
律子「ドームの事なら私にも聞く必要がある―P「いいから待ってろ!」
律子「!!」
P「ちゃんと話すから・・・待っててな?」
律子「・・・・」
律子「・・・わかりました」
彼は初めてもう一人のプロデューサーを怒鳴った。
アイドルだろうが、スタッフだろうが、どんなに失敗しても彼は怒鳴ることは無かったのだ、冷静に論理的に諭すのが今までの彼であった。
しかし今、怒鳴った。明らかな怒気を秘めていたと彼女は感じた。
彼には怒気などなかった、別の感情から出た言葉であった。しかし、そんな彼の胸中を察するには、秋月律子は幼すぎた。
プロデューサーとして手腕を振るっていても彼女はまだ19歳なのだ、故に彼女は感情的になった、怒鳴ることないじゃないかと。
この時、彼らの異変に気づいていれば物語はまた違った結末を迎えたかもしれない。
だが、時既に遅し。
秋月律子は、黙って彼等を見送った。
テス
必死
テス
[ピーーー]
[ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー]
[ピーーー]ヒャラ[ピーーー]ヒャラパッパパラパ
[ピーーー]ヒャラ[ピーーー]ヒャラ
回るチンチロリン
メール欄にsagaって入れるとフィルタが無くなるよ
>>173
ありがとう
トリガーとなる言葉の間に8203;を挟むと
[ピーーー]ヒャラ死ねヒャラみたいに混ぜて遊べるよ
そういえばこのスレはsage進行なの?
sageいれてるとスレは前に来ないでどんどん後ろに行って気づかれないよ
[ピーーー][ピーーー][たぬき]
>>175
ありがと
>>176
最初はsagaでやってた
けれども、いちいち寝る報告面倒、気楽に書きたい等の理由によりsage侵攻でやってた
なお、フィルターの存在を知り、sagaに戻る模様
>>179
どっちもいれられるやで
多村
>>180
お、なんJ民か?
ちなハムやけどCS六戦のさいてょには目ん玉飛び出たで
もうわからんな(白目)
saga侵攻で行くわ
更新は深夜やで、また来てな
え、さいてょ投げるん!?
>>182
フェニックスの内容次第やて
喜ばしいことや
奴の投球は少しづつ安定して来とる
ワンチャンあるで
東京某高級料亭の個室
高木は赤羽根に打ち明けた
佐藤が接触してきたこと、遊撃隊の事、無差別大量殺人の可能性の事について。
情報の共有は重要なことである、単独になっても共通の認識があれば、ある程度の行動の予想を可能とするからだ。
しかしそれは簡単なことではない、互いに戦場を駆け抜けたこの二人だからできる芸当である。
高木は伝えるべきだと感じた、赤羽根はそこらの兵士とはくぐった修羅場が違う。
情報さえあれば、どんな事態にも対処できると確信していた。
高木「君はどう見る?」
赤羽根「佐藤さんがかかわっている・・・と思いますが、主導しているのは別にいるのでは?」
高木「・・・」
赤羽根「佐藤さんは確かに力はある、しかしそれは裏の世界に限った話だ。」
高木「うむ・・・」
赤羽根「芸能事務所、協賛する会社、これらを動かす力は佐藤さんには無い・・・」
赤羽根「もっと上の人物・・・が手を引いてるのではないでしょうか・・・」
高木「目的は?」
赤羽根「我々の殲滅か佐藤さんの失脚・・・あるいはその両方・・・」
高木「もしくは・・・」
赤羽根「単なる工作員の支援という線も・・・」
高木「私も同じ意見だ・・・」
高木「ライブはどうする?」
赤羽根「予告の日より前に殲滅するというのなら・・・やるべきだ」
赤羽根「彼女達を輝かせるのが本来の俺の業務です。我々の事情のためにそれを阻害することはできない。」
高木「では、遊撃隊の話は?」
赤羽根「・・・・」
彼は迷っていた
仮に工作員との撃ち合いになったとして、生き残る自信が無いわけではなかった。
桜花隊として参加した作戦に比べれば、容易いものだとさえ感じた。
それほどの修羅場をくぐってきたのだ。
しかし、彼は迷う。
それほどに佐藤という男を信用できないのだ。
直感が警鐘を鳴らしていた。
佐藤が現場で率いるのは非正規部隊である、法や軍規の範疇を越えた連中である。
そのトップに疑惑がある以上、背中を撃たれるという可能性も捨てきれない。
ともすれば、工作員との戦闘と同時進行で非正規部隊の相手もしなくてはならなくなる。
甘い相手ではない、正真正銘の化物ぞろいである。
三つ巴になれば生き残る可能性は極端に下がる。
自分は生きなければならない、彼女たちの軌跡をまだ見ていたい。
彼女達の成長をこの目で見届けたい、笑顔が見たい。
何より、砂漠で死にぞこなって廃人となった自分に生きがいを与えてくれた社長にまだ恩を返していない。
しかし、ここでこのことを見逃せば情報が途絶える。
こんな危険なことがあの子たちの身の回りに起きる危険性がある以上無視できない。
佐藤も自分の部隊の人間をわざわざ無駄撃ちするような真似はしないだろう。
遊撃隊として参加すれば具体的な襲撃時間、襲撃場所などの最低限の情報と武器は手に入れられる。
そして、危険が迫った時に対処ができる。
生きるために戦う、今の自分は道具ではない。
この笑いに満ちた日常を守るために戦うのだ。
「引き受けましょう」
「誰かの思惑なんて関係ありません」
「彼女達を自分を守るために、戦います」
彼の目の色が一瞬だけ変わった
彼は再び銃を手に取る
桜花隊第三小隊隊長
赤羽根二等空尉
彼の狙撃が外れる所を見た者はいない
味方からは尊敬の念を込め
敵からは恐怖の象徴として
彼を【サジタリウス】と呼んだ
高木「そうか・・・」
赤羽根「また生きて帰りますよ・・・」
高木「これは佐藤の名刺だ、ここに連絡するといい。」
赤羽根「ありがとうございます・・・」
高木「事務所に帰ろう、音無君と律子君が待っている」
赤羽根「そういえば律子の事怒鳴っちゃったな・・・怒ってるだろうな・・・」
高木「謝るといい・・・許してもらえるまで、何度も・・・何度も・・・」
赤羽根「・・・・・はい」
彼らは、知っている。
今の日常がどれだけ幸せな事かを。
だから取り返しのつくうちは、何度でも繰り返す。
何度も何度も、必要であれば頭も下げる、ご機嫌もとる。
彼らは知っている。
取り返しのつかないことが、どれだけ辛いことなのかを。
「何故、すべての憂いを取り除けなかったのか」と。
10月19日
クリスマスイブまであと66日
某駅構内
佐藤に電話をすると、開口一番に用意は済ませてあると言われた。
はじめからこうなることが分かっていたといわんばかりの手際の良さは、昔から変わらない。
郵送された鍵を用いて、指定された駅の大型ロッカーを開けると大きめのミリタリーバッグが入っていた。
不意に銃口に手が触れた気がした。
間違いない、この中には武器が入っていると確信する。
武器のずしりとした感触は、命の重さと同義である。引き金は慎重に、躊躇わず引け。
社長がまだ鬼神と呼ばれていた時代の口癖である。
人殺しの道具が入ったバッグを背負い、自宅への道程を歩き出す。
今日は社長に言って全休をとった、武器の調達のためだ。
銃のほかにも用意したいものがある。
多ければいいというわけではないが、これからクリスマスイブまでの間に何かがあってはいけない。
そのための準備の為の休みだ。
あれから律子には会えていない、いまだ怒鳴ったことへの謝罪がまだなのだ。
電話での謝罪は個人的に好きじゃない、顔を合わせて謝りたい。
怒りから言ったわけではないが、律子はひどく驚いていた。
怒鳴ったのが初めてだったからだろう、罪悪感は日に日に募る。
遠くに春香と千早、それに響と貴音を見つけた。
彼女達も今日は休みのはずである。
事務所で聞いた話によると、今日は美味しいお店めぐりをすると言っていたな。
普段なら声をかけるが、視角から彼女達を消して隠れるように歩いた。
自分が今、持ち歩いているのは人を殺す道具なのだ。
悟られることは決してないだろう、しかしこんなものを彼女たちに近づけたくはない。
気分はさしづめ中世の騎士か、決して届かぬ天上に在らせられる姫には無粋な代物だ。
漫画のようなヒロイズムに囚われたような感覚は、平和を謳歌している何よりの証拠だろう。
ふと訪れるこんな感覚は、俺を人間だと再認識させる。
そして同時に、焦燥感に駆られる。
「これで本当にいいのか」と。
(今はただあの子たちを支える)
朝目が覚めるたびに心構えとして口にする言葉を思い出した。
背中のバッグを担ぎ直し、家路を急いだ。
春香「それでね!それでね!ここのパフェには白玉に抹茶が練ってあってね!」
千早「春香・・・はしゃぎすぎよ・・・」
響「そんなこといって~千早の顔がゆるんでるぞ!」
千早「もう!我那覇さんまで!」
貴音「まことに楽しみです・・・御膳パフェ・・・」ジュルリ
春香「そういえば聞いた?クリスマスライブの事。」
響「ドームでやるんだろ?律子が自分たちより燃えてたぞ。」
千早「ドームね・・・想像がつかないわ。」
春香「でも律子さん若干不機嫌じゃなかった?」
貴音「そうですね・・・珍しく昂っていたかと。」
千早「水瀬さんが言うには、ドームライブの件についての話し合いは社長とプロデューサーだけで行われたそうよ。」
響「じゃあそれが原因か?」
千早「たぶん・・・でもそれだけでそこまで怒るかしら?」
春香「う~ん・・・甘いもの食べながら考えよっか!」
千早「春香・・・」
貴音「・・・」
響「ん?貴音?立ち止まってどうしたんだ?」
貴音「いえ・・・今・・・あの方の気配が・・・」
響「そうか?自分は感じなかったぞ?」
(完璧だからわかるはず・・・)
春香「プロデューサーさんの気配なら私が感じないわけありません!!でも・・・今はどこにもいないみたい・・・」
(シックスセンスアイドル・・・個性ってよりも特技っぽいな・・・)
千早「プロデューサーも休日のはずです、出かけていたんじゃないかしら?」
(気配ってどう感じるんだろう・・・)
貴音「・・・」
響「そんなことよりお腹減ったぞ!早くいこ!」
春香「そうだね!貴音さん!」
貴音「・・・えぇ」
貴音(何でしょう・・・この・・・嫌な感じは・・・)
貴音(気のせい?なんにせよ・・・ご無理をなさらぬよう・・・)
貴音(あなた様・・・)
赤羽根宅
帰宅しバッグを開けると以下の物が入っていた。
ベレッタ92FS 弾倉3
P90 弾倉4
手榴弾 2
閃光手榴弾 3
敵対する人間の人数にもよるが、充分な装備である。
佐藤の思惑が読めない・・・奴はどういう理由でこの装備を寄越したのだ。
各銃には不具合は見られない、まるで新品のようだ。
うだうだと考えていても答えは出ない。
念のため押入れにそれらを隠すと、また買い物に出かけた。
おつ
おいらのメ欄みたいに設定して両方入れとけば
>>191
情報提供ありがとう
しかしsagaでいく、なんだかんだたくさんの人に見てもらいたいし
某テレビ局駐車場 車中
竜宮小町とそのプロデューサーである秋月律子は、事務所への帰路につこうとしていた。
秋月律子は助手席に座る双海亜美にバッグを預けると、エンジンをかけるためにキーを指した。
その際にふと漏れた溜息を、竜宮小町のリーダーの水瀬伊織は見逃さなかった。
律子「はぁ・・・」カチャ
(なんとなく気分が滅入る、あの人に怒鳴られたのがそんなに堪えたのかしら・・・)
伊織「ちょっと、律子!シャキッとしなさいよ!過ぎたことをいつまで気にしてんのよ!」
亜美「なんかりっちゃんらしくないよ?そんなにショックだったの?」
あずさ「少し休まれたらいかがですか?」
ここ最近の秋月律子は、だれの目にもわかるぐらいに精彩を欠いていた。
彼女は自分の担当アイドルに厳しい、そして自分にも厳しい。
自らが手本となることを意識しており、またその手腕も確かである。
その彼女の様子がおかしくなったのは、数日ほど前であった。
そして竜宮小町の面々はそれにいち早く気が付き、心配していた。
水瀬伊織はそんな現状に喝を入れるべく発言したのだ。
律子「そうね・・・もしかしたら休みが必要なのかもね・・・」
伊織「!」
亜美「!」
あずさ「まぁ!」
彼女の口から弱音が出るのは非常に珍しい。
若干19歳でプロデューサーになった時から、彼女は常に強気であった。
弱音も苦悩もいつも心に秘めていた。
だから竜宮小町の面々は驚いた。
伊織「律子・・・あんた本当に大丈夫なの?」
律子「別に・・・気にしてるわけじゃないわ・・・」
亜美「そうは見えないよ・・・りっちゃん」ギュウ
律子「大丈夫よ、どこか悪いってわけじゃないんだから」ナデナデ
あずさ「律子さん・・・」
律子「どんなことがあっても怒らなかった人が・・・なんであの時は怒ったんだろうって・・・」
律子「ずっと気になって仕方ないのよ・・・もしかしたら、何か意味があったんじゃないかって・・・」
伊織「イライラしてたんでしょ?そんな日もあるわよ、人間なんだから・・・」
律子「当たり前のように遠くのスーパーまでジュース買に行かされたり」
伊織「はっ?」
律子「夜中に県境またいだ人を、何の文句も言わずに探したり」
あずさ「あ、あはは・・・」
律子「仮眠してる時に、ガムテですね毛脱毛されたり」
亜美「えへへ・・・」
律子「そんな仕打ちを受けても怒らない人が、ついていくって言っただけで怒るなんて変じゃない・・・」
伊織「ま、まぁ・・・言われてみれば・・・」
あずさ「いつも笑って迎えに来てくれます・・・」
亜美「あの時も頭グワングワンされただけだったYO・・・」
律子「だから気になるのよ・・・あの時だけ・・・特別にならざるを得ない事情があったんじゃないかって・・・」
秋月律子の予想は的中していた、彼には決して話せない事情があった。
それ故に突き放した、突き放さざるを得なかった。
しかし秋月律子がそれに気づくことは無い。
今、彼を取り巻く環境は彼女の想像をはるかに超えた出来事なのだ。
伊織「そんなに気になるなら事務所で聞けばいいじゃない。」
律子「ずっと入れ違いなのよ・・・次に会うのは明後日よ・・・」
亜美「じゃあ兄ちゃんの家にいこ→よ!」
律子「カメラの恰好の的になるだけよ・・・」
あずさ「せめて電話ぐらいは・・・」
律子「そうね・・・」
スマートフォンのディスプレイに彼の電話番号が映る。
この電話番号の主は、自分が困った時にはいつも助けてくれた。
律子(そういえば・・・今日は全休だったわね・・・)
結局この時、彼女は電話をかけなかった。
また会えるのだから急ぐ必要もないだろうと。
そのままスマートフォンをカバンに突っ込むと車を発進させた。
外はいつの間にか土砂降りの雨であった。
まるで自分の心のようだ、彼女はそう感じつつ車を進める。
カバンに入れられたスマートフォンの光がすっと消える。
誰にも気づかれることなく、静かに消えた。
10月20日
クリスマスイブまであと65日
その日、赤羽根が事務所に現れることは無かった。
説明しよう(簡単に)
けん銃は片手でも扱える携帯性に優れた銃
多くのものは太く短い弾を使う
例、グロック、マカロフ、回転式拳銃
威力・貫通力はそれほど
自動小銃は銃身の長いいわゆる突撃銃のこと、軍隊の歩兵さんの主力武器
ライフル弾という細長い弾を使う
例、AK47、M1ガーランド、89式小銃
すごぃ強い
短機関銃(サブマシンガン)はけん銃の弾でより多くの装弾数を実現しつつ
携帯性・小型で連射機能を特徴とする
例、H&KMP7、H&KMP5
連射がすごい、ただ射程や威力は自動小銃に劣る
PDW(個人防衛兵器)割と新しいジャンル
短機関銃の射程でアサルトライフル並みの威力を発揮することを前提に作られた
弾はけん銃の弾と自動小銃の弾を足して2で割ったような奴と思ってればよろし
例、P90
大きさから考えると笑うくらいの装弾数と威力を実現した
P90の貫通力はソフトアーマーなら結構貫けるけど、防火扉は厳しいんじゃないかな・・・
やったことないから知らんけど
なお上記の説明はすごく簡単
弾にしてもフルメタルジャケット、ダムダム、散弾とかたくさんあって一概に上記のとおりとか言えない
けん銃にしても、デザートイーグルとか片手じゃそうそう扱えない
短機関銃とPDWの境界も製造会社とか軍人さん次第、P90をPDWと呼ぶ人もいれば短機関銃と呼ぶ人もいる
つまり、銃についてより深く知りたきゃ軍事板で聞いてきて!
ここで書いたことの裏取りもしないでその筋の人にひけらかして恥かいても責任はとらないんだからね!(低温ボイス)
10月22日
クリスマスイブまであと63日
765プロ事務所
こんにちは、天海春香です。
実は二日前から私たちのプロデューサーさんと連絡がつきません。
普段から私たちに報連相を徹底しているプロデューサーさんは、自分もそれをしっかりと実行していました。
そんなプロデューサーさんだから私たちは、すごく不思議でした。
そして同時にとても心配です・・・もしかしたら何かあったんじゃないかって。
中でも律子さんは相当心配していたようで、履歴書で住所を調べていきましょう!なんていうくらいでした。
私たちもそれに賛成したんですが・・・
高木「君たちが彼を心配する気持ちは痛いほどわかる。」
高木「住所も調べられる。」
高木「しかし個人情報を簡単に他人に教えるというのは、あまり良いことではないんだよ。経営者ならなおさらだ」
高木「君たちが相手でもね・・・なに・・・彼の事だ、ひょっこり帰ってくるさ!」
そういって、今日は帰ってしまわれました。なんでも約束があるとか。
それでも律子さんの心配は収まらず、なんだかアイドルのみんなも不安顔。
そこで、今日の夜に時間を作って、みんなで少し話そうという事になりました!
強制では無かったのですが、みんな残ってくれました!
家族思いのやよいも、話したいことがあるとかで残ってくれて・・・
仲間は本当に宝物です!
話してどうにかなることではないんですけど・・・不安は少しでも分かち合った方が楽になれるから・・・
たくさんの可愛い女の子を心配させて・・・
帰ってきたらお仕置きです!プロデューサーさん
でもでも、やっぱりみんなプロデューサーさんが大好きです!
ちなみに、話し合いの発案者は天海春香です、天海春香ですよ!
春香「えーみなさん、ほんじつはお―」
伊織「いいからさっさと始めるわよ。」
美希「でこちゃんの言う通りなの、やよい?話したいことがあるんでしょ?」
春香「・・・・・」
やよい「・・・・・」
真美「やよいっち・・・」
律子「お願い・・・何かあるんなら教えて、私も最近のプロデューサーはおかしいと思ってたの。」
貴音「律子嬢もですか・・・」
千早「四条さんもですか?」
貴音「えぇ・・・確証はありませんが・・・」
響「もしかして、あの時のこと?」
貴音「・・・はい」
あずさ「やっぱりあの時に電話しておくべきでしたね・・・」
律子「すいません・・・」
あずさ「いえ!律子さんを責めてるわけじゃないんですよ!」
真「とりあえず話を進めよう・・・やよい?大丈夫?」
やよい「・・・はい」
雪歩「やよいちゃん、お茶飲んで?落ち着いてから、ゆっくりでいいからね?」
やよい「はい・・・」クピッ
やよい「実は・・・プロデューサーがいなくなる前日に私・・・・」
やよい「正確には私と真美はプロデューサーに会ってるんです・・・」
「「「「「「!!!!!!」」」」」」
律子「やよい、詳しく教えて。」
やよい「・・・・・」
あの日はテレビ局で真美と収録がありました。
それが終わって、真美と一緒に節約のために歩いて帰ろうと道を歩いてました。
そしたら急に土砂降りが降ってきて、ニュースでは一日晴れだったのに。
だから傘なんてありませんでした。
真美と困っていると目の前に見覚えのある車が止まって、人が下りてきました。
プロデューサーです。
プロデューサーに事情を話すと車に乗せてくれました。
それで・・・車の中で話してた時・・・・・
P「しかしお前らも不幸だったな!」
真美「ほんとだよ→ニュウスのね→ちゃん訴える!」
P「バッカお前、ニュースの姉さんは俺の癒しなんだから!」
真美「真美たちがいるからいいじゃ→ん」
P「色気が無い」
真美「大器晩成なので」
P「あずささんぐらいまでなれるというのか?」
やよい(二人とも楽しそうだな・・・私は眠くて眠くて・・・)
P「やよい?眠いんならイス倒して寝てていいぞ~」
やよい「ふぁい・・・」
真美「んっふっふ~やよいっちは子供ですな~」
P「大人だから眠いんだよ」
私はそんな二人の会話を聞きながら、座席のイスを倒しました。
プロデューサーの車の一番後ろの席には荷物が置いてありました。
私にはそれが何かすぐにわかりました。
馬鹿な私にもわかります、そこにあったのは・・・
包丁よりも大きな刃物と弓矢でした・・・
これはなんですかって・・・なんでこんなもの持ってるんですかって・・・
喉まで出てきたのに・・・
私・・・恐くて聞けませんでした。
なんでかわからないんですが・・・
誰か、大人にこのこと伝えなくちゃっておもって。
おもむろに、下に落ちてた黒い塊を拾いました。
その日はそのまま車で家まで送ってもらいました。
やよい「プロデューサーに変なところはありませんでした・・・」グスッ
やよい「でもでも・・・普通そんなの持って・・・ないれすよね・・・」グジュ
雪歩「やよいちゃん・・・少しあっちで休もうか?」
やよい「あい・・・」グシュ
小鳥「・・・・・」
律子「これは・・・藪をつついたらヘビどころじゃないわね・・・」
千早「虎が顔出した気分です・・・」
伊織「やよいに聞きたいことがあるわ・・・」タタタ
あずさ「これは・・・」
美希「真君・・・ミキなんだかハニーが怖いの・・・」
真「美希だけじゃないよ・・・」
春香「律子さん・・・どう思いますか?」
律子「弓道が趣味だったのかしら・・・でも大きな刃物は何?」
貴音「狩猟・・・でしょうか・・・」
響「でも・・・狩りをするなら猪か鹿、クマとかだろ?弓でしかも一人で倒せるような獲物じゃないぞ・・・」
小鳥「響ちゃん、やったことあるの?」
響「ロケでマタギの人が言ってたぞ」
千早「たまたま載っていた・・・」
真「銃刀法違反で捕まるよ・・・」
春香「山帰りだった?」
貴音「真美、あの方の服装を覚えていますか?」
真美「・・・・・」
貴音「真美?」
あずさ「真美ちゃん?亜美ちゃん?大丈夫?」
亜美真美「・・・・」
あずさ「あっちでやよいちゃんと休みましょう・・・」
亜美真美「・・・・」コクコク
美希「ミキも行くの・・・」
律子「年少組には酷な事したわね・・・」
春香「誰もこんな話になると思いませんよ」
真「ボクも正直ビビってます・・・」
響「自分もだぞ・・・」
伊織「やよいからひとしきり聞いたわ・・・」
律子「伊織・・・」
伊織「山帰りの線はなさそうね・・・割と軽装だったらしいわ。」
律子「そう・・・」
伊織「あとやよいから抽象的だけど、物の特徴を聞いたわ」
貴音「大きな刃物と弓矢ですね・・・」
まず大きな刃物・・・これはきっと鉈あるいは剣鉈でしょうね・・・
まき割り・獲物の解体なんかに使われるわ。
それは、全体的に大きいサイズで鞘に入っている、包丁に鞘なんてあんまり見ないでしょう?
普通の鉈なら大体切っ先に刃はつかないわ、必要ないもの。
でもその刃物の鞘は切っ先に近づくほど細くなっていた・・・
これはもう剣鉈と断定してもいいかもね・・・
次に弓矢・・・まぁ洋弓だと思うわ・・・
玩具みたいな外見・・・失礼かもしれないけど、初めて見た人はこう思っても仕方ないわ。
透明の袋に包まれていたからやよいは玩具ですって否定してたけど・・・スタビライザーがついてる玩具は無いわ。
伊織「そして最後に・・・この黒い塊だけど・・・」
響「な、なんなのさ・・・」
春香「いおり~ためないでよ~」
伊織「私にもわからないわ、ただスコープの類だろうけど・・・」
律子「アーチェリーのスコープじゃないの?」
伊織「わからないわ・・・やったことないの・・・さっき新堂を呼んだわ、もうすぐ来るはず」
コンコン
律子「はい!どうぞ!」
新堂「失礼いたします、お呼びでしょうか?」
伊織「新堂、これが何かわかる?」サシダシ
新堂「拝見します・・・」
新堂「これは・・・どこでこれを?」
伊織「やよいがプロデューサーの車で拾ったの」
新堂「・・・」
伊織「わかったの?」
新堂「・・・」
新堂「おもちゃの照準器ですね、彼は中々マニアックなものを持っているのですね・・・」
伊織「そうよかったわ・・・」
新堂「もしよろしければ、何があったのかお話してくださいませんか?」
彼女たちは、水瀬伊織が絶大な信頼を寄せる水瀬家の執事にすべて話した。
最近の彼の様子がおかしかったこと。
大きな刃物と弓矢の事。
全てを聞いた執事は、ただ一言、お任せくださいと主に話す。
自分たちの人生の何倍も生きる執事の言葉にアイドルたちは安堵した。
救世主が現れたように感じた。
しかし覚えておいてほしい、彼は水瀬家の執事なのだ。
彼の守るべきは水瀬である。
決して誰の味方にもならない。
同日深夜
歓楽街から少し離れた場所に、見つけることが困難な小さな酒場がある。
その場所へ行くまでの道が酷く入り組んでいることや、看板を出していないことがその要因である。
そのような特徴から、ここは表裏を問わずに多くの人間の密会の場となる。
【Bar Salvare】
あるアイドル事務所で話題の人物がそこに向かっていた。
歓楽街から裏道に入り、静寂に包まれた暗い道を歩いていく。
周りが暗いと、気分まで暗くなりそうな気がする。
気分を変えようとガムを口に放り込むと、口いっぱいにミントの香りが広がる。
昔はよくガムを噛んでいた、ミントの香りがとても好きだった。
鼻につく硝煙や鉄の香りを忘れさせてくれる、いつでも切らす事の無かった長い付き合いの相棒だ。
しかし、平和な世界に飛び込むとそれらは必要なくなった、嫌いだったあの匂いはどこにもなかった。
それでもなぜか忘れられず、ポッケの中には噛まないミントガムがいつもあった。
時たま社長にも「まだ食べないガムを持っているのか」と聞かれる。
不思議だろうと自分でも思う、ガムだけは人にはあげたくないと思ってしまう。
でも自分でも食べないものだから、減るわけがない。
あるとき社長が、ジョークグッズのガムパッチンを俺にくれた。
いわく「私には必要が無いからな」と。
無論俺にも必要が無いが、ただ一度春香に使ったときは楽しかったというのを覚えている。
またガムを食べ始めたのは、三日前だ。
佐藤から電話が来た、なんでも俺の腕が落ちてないか確かめたいからテロリストを狩ってこいとか。
勿論、反論した。しかしやらなければ情報は与えず、今すぐ家の銃器の事を警察に通報すると脅された。
行くしかなかった。
765プロのアイドル達のそばにいられなくなるのは嫌だった。
俺は指定の場所へと向かった。
そこは府中米軍基地跡、何やらテロリストの幹部の密談があるらしい。
10月19日
府中米軍基地跡 南側
外は相変わらず強い雨が降っている。
やよいと真美を家に届けた後、佐藤から電話が来た。
テロリストの殺害依頼、否応なしであった。
殺害の依頼・・・そこが戦場であればさほど難しいものではなかった。
しかし場所が悪い、府中米軍基地跡の近くは市街地で、さらにここは日本だ。気を使わなければ気付かれてしまう。
消音機はバッグの中に入っていなかったので銃器の類は使えない、念のためけん銃は持ってきてはいるが・・・
消音機が無ければ気付かれてしまう、雨の音が多少の音を消してくれるかもしれないが万全を期したいのだ。
故に今回の主戦力は今日買ったアーチェリーと剣鉈だろう。
まさか念のために買ったものがいきなり役に立つとは思わなかった。
コンパクトボウ、世界で最も普及しているモノで、的中精度が高い。
カーゴパンツに黒いパーカー
太ももに拳銃
腰には剣鉈と矢入れ
手にコンパクトボウ
自分の装備と周りに人がいないことをを確認し、車から降りる。
雨が当たるのを嫌い、帽子を羽織る。
与えられた情報は敵の人数だけである。
府中米軍基地跡に潜む12人のテロリストの殲滅
これが彼に否応なしに与えられた任務である
実に3年ぶりの実戦である
設置されているフェンスを静かに登っていく。
雨の為に視界は悪いがむしろ好都合だろう、多少の足音は雨が消してくれる。
周りに気を使い、建物への侵入路を探す。
舗装された道ではないため、様々な大きさの石が転がっている。
道は土が水を吸い、泥沼と化しており、足がとられた。
10分ほど歩いていると、曲がり角から光が指している場所を見つけた。
即座に壁際に隠れ様子を探る。
赤羽根(ドアの前に人がいる・・・)
赤羽根から見て左斜めにあるドアの前にに一人、手に持つ小銃についたライトでしきりに周りを照らしている。
ドアに対して両側面に壁があるコの字型なのだから、前と上だけを警戒していればいいものの。
月も雨雲に隠れ、ここには明かりはほとんどない。奴も不安なのだろうというのがわかる。
赤羽根(近くの茂みに石を投げつけておびき出す・・・)
屋根に上り上から奇襲も考えたが飛び降りれる高さでは無かった。
弓を射る準備を進める。
左手で弓をしっかりと握り矢を二本抜く。一本を口にくわえ、もう一本を左手に持つ。
赤羽根の動きに無駄は無い、淡々と冷静に作業を進める。
準備は整った。
茂みに向かって大きめの石を拾い、強く投げつける。
赤羽根(・・・)ヒュッ
ガサガサ
敵1「!!!??????」
よく聞き取れないが日本語では無かった。
音を聞いた敵は恐る恐るといった感じで、確認するために少しづつ前に出てくる。
一歩
また一歩
敵はゆっくりと前に出る。
右手の矢を弓につがえ引き絞る。
狙いは頭部。
弓がキリキリと音を立てるが、その音は雨に消える。
敵との距離約7m
赤羽根(ここだ!)
敵の頭部めがけ矢を放つ
矢は付着した水滴を撒き散らしながら敵にめがけ飛ぶ。
すかさず追撃を加える
二射目を間髪入れず放つ、狙いは頭部付近、精密なものはいらない
闇の中を切り裂き、敵に二本の矢が向かう
ドシャ
敵は叫ぶことなく崩れ落ちる、矢は目と肩に命中していた。
赤羽根は確認の為に確認をする。
敵は痙攣しており、意識はもうない。
やがて完全に動きが止まった。
敵の死を完全に確認した彼の口角は上がっていた。
口は笑っているがその目は泥のように濁っていた。
かつてアイドル達とともに笑いあった赤羽根ははここにはもういない。
彼は自らの居場所と大事なものを守るため、再びサジタリウスとなった。
赤羽根「あと11人・・・」
赤羽根はゆっくりとドアへと歩き出す。
この先残酷描写あり
繰り返すこの先残酷描写あり
繰り返す、この先残酷描写あり
かつて異国の兵士が闊歩した道を、彼はゆらゆらと歩く。
歩くたびに体をわずかに左右に揺らし歩く彼の意図はわからない。
しかしその足取りは確かで、眼光は刺す様に周りを睨み付けている。
その顔と手は赤い血に濡れている。
赤羽根「もう少し・・・・」
赤羽根「あと五人・・・」
一人目を殺した後に、室内を散策した。
中は暗かった。
そのおかげで奴らの居場所はすぐにわかった、油断しきっているのか誰もがライトを消していなかった。
二人目は突き当りの曲がり角を曲がるときに首を鉈で抉った。
三人目は排泄をしているときに後ろから首を絞めて殺した。
四人目は間抜けにも居眠りをしていたので、うなじを鉈の背で叩いて首を折った。
五人目と六人目は一緒の部屋に隣り合っていたのでまとめて殺せた。
後ろから忍び寄り五人目の首を鉈で抉り、その勢いでもう一人を押し倒し、顔に鉈で叩き割り、首を引き裂き胸を深く抉り殺した。
六つ目の死体が何かを強く握りしめていた、鍵かと思い、指を切り落として強引にとった。
四つ折りの紙だったので開くと、家族の集合写真のようなものだった。
中央では隣の死体が幸せそうに笑っていた。
顔の皮膚が斜めに骨にめり込んだ隣の死体がこちらをジッと見つめていた気がした。
気の毒と思いまぶたを閉じてやろうとすると、閉じる途中で手に力が入ったからか、眼球が床に落ちた。
目を拾い再び穴の中に押し込んであげた。
そのまま口角を挙げると写真の顔の人物がいた。
顔の傷以外は。
まるで春香たちを見つめるファンの様に思えた。
顔の傷以外は。
赤羽根「これが終わったら・・・」
春香にクッキーをねだろう。
千早に歌を歌ってもらおう。
美希の頭を撫でてやろう。
雪歩にお茶を入れてもらおう。
真とまた組み手をしよう。
伊織にオレンジジュースを買ってあげよう。
あずささんを迎えに行こう。
亜美と真美にいたずらしてやろう。
貴音とラーメンを食べにいこう。
響をいじってやろう。
律子に謝ろう。
小鳥さんと昼食を食べよう。
社長と二人で酒を飲もう。
これが終わったら・・・
これが終わったら・・・
光の中に戻ろう・・・
平和な日常へ・・・
俺は光指す部屋に歩みを進める。
光が漏れる部屋の中から見えないように、壁に背を預ける。
外は相変わらずの土砂降りだ。
赤羽根(光の影からして・・・全員いる)
選択する武器は弓か鉈か。
赤羽根(できればみんなに心配をさせたくはない・・・傷を負わぬようにしなければ・・・)
彼は考察する、無傷で相手を始末するにはどうするか
殺した奴等は手榴弾を持っていたか?
別の入り口があるか?
二階があれば弓で射れるか?
わざと大きな音をたてて奴らをこの部屋から出すか?
数多の経験に基づいて、もっとも確実で傷を負わない選択肢を探す。
赤羽根(あぁ・・・)
一瞬、彼の思考が停止する。
彼は思った、とても面倒だと。
そして一つの結論にたどり着く。
それはあらゆる策より単純かつ強力なものであった。
彼の手は太ももにある一番強力な武器に伸びる。
彼は太もものけん銃を手に取り、セーフティーを解除するとともに行動に出る。
複雑なことではない、ただ狙いを定めて引き金を引くだけだ。
彼の正確な射撃は部屋の中にいた五人の頭を正確に打ち抜く。
敵は叫ぶこともなく頭がはじけ飛ぶ。
その間3秒。
反撃は無かった。
赤羽根(これで・・・終わり・・・)
発砲音は大きい、それを壁が吸収し雨が消しても、わずかに漏れたかもしれない。
住民が異変に気づき、警察を呼んだら非常に面倒だ。
早々に立ち去ろうと踵を返す。
しかし彼は失念していた。
殺さなければならないのは12人、彼がここまで数えた人数は11人。1人足りない。
しかし、彼はそのことに気づいていない。
それ故に先ほどの音を聞きつけた最後の一人が、反対の入り口で銃を構えているのに気づくのが遅れた。
外の雨音しかしない室内の空気を、複数の銃声が切り裂く。
赤羽根「あ―」
撃つ者と狙われたものの距離はおよそ10m。
体の中心を狙って打てば、初心者でもない限りは体のどこかにあたる。
事実、弾は赤羽根の右わき腹に命中していた。
銃弾が肉を抉ると共に体に伝わる衝撃により、彼は倒れる。
しかし彼は倒れる最中、後ろ側にいるであろう敵に向かって後ろ向きに発砲した。
知っているだろうか?
刑事ドラマなどでは、役者は銃をよく頭の横に構えて移動しているがあれは正しくは無い。
実際には、銃口を下に向けて移動する。
何故か。
それは敵に撃たれたときに、倒れながらでも敵に発砲するためである。
彼も移動する際に銃口を下に向けていた、そのため、反射的に発砲した。
敵のどこに着弾したかを確認する余裕は彼にない。
倒れた後、ただ敵がいるであろう方向に向かって引き金を引き続けた。
彼の眼前に生き物はいない、偶然にも弾は急所にあたった。
しかし彼はそれを認識できない。
銃に込められた弾をすべて撃ち果たしたことにも気づいていない。
この時、彼を包んだ感情は、死への恐怖のみであった。
彼がそのことに気付く数十秒間は、ただただ、撃鉄の音が部屋に響いていた。
10月22日
【Bar Salvare】扉前
あの後のことはあまり覚えていない。
弾を撃ち尽くした後に、撃ってきた奴の生死を確認した。
この扉の向こうにいるであろう人物に電話報告した後、すぐに基地から出て、車で家に急いで向かった。
家について真っ先に傷が気になった。
銃痕なんて医者に見せたら、絶対面倒になる。
だから自分で何とかしようと思った。
傷は右わき腹と左二の腕。
脇の方はかすった程度だったからすぐに済んだものの、問題は二の腕だった。
弾が貫通しなかったため、それを取り除かなければならないのだ。
・・・・・・思い出すのはもうやめよう。
幸い、大量出血とまではいかなかった。
日常生活にも支障は大きくは無い、今も多少痛むが動かせる。
赤羽根(こんなことにならなければ、ガムを噛むことも無かったんだけどな・・・)
もう取り返しのつかない現実に落胆しながらも、目の前の扉を開ける。
こじんまりとしたカウンター席だけの店内は、黒を基調とした装飾であった。
店内のコップや棚、イスには確かな高級感を感じられた。
「よう」
目的の人物は目の前で酒をあおっていた。俺は一つ席を開けたところに腰掛けた。
佐藤「なんだ、隣には座らないのか?」
赤羽根「要件はなんですか?」
佐藤「まぁそう焦るな・・・おごるぞ?」
赤羽根「・・・・」
佐藤「わかったよ、そう怒るな。」
佐藤「先日の件は見事だった、掃除屋の連中から聞いた話によると敵さんは中々むごい姿だったらしいじゃないか。」
赤羽根「・・・・」
佐藤「イチモツ晒して白目向いているやつもいれば、目ん玉飛び出た奴もいたとか?」
佐藤「まぁなんにせよ、お前の腕は信用できたよ。今後もよろしく頼む。以上だ。」
赤羽根「そうか」ガタッ
俺は椅子から立ち上がり店を出ようとしたところで、佐藤に止められた。
佐藤「一つ聞かせろ。」
赤羽根「・・・・手短にお願いします。」
佐藤「死体の一つの指が切り取られていて、そばには家族写真が落ちていた。わかるな?」
赤羽根「はい。」
佐藤「俺なら写真を握りしめたままにしとくがなぁ?かわいそうじゃねえか、異国の地で孤独に死ぬなんてなぁ?」
佐藤「お前は・・・心ってもんがねぇんじゃねえか?えぇ?」
赤羽根「・・・」
佐藤「もしかして正義の味方にでもなったつもりなんじゃねえのか?」
赤羽根「ご冗談を・・・すべて自分の為です・・・」
そういって俺は店を出た。
全て自分の為。
この言葉に嘘は無い、俺の行動原理の全ては自分の為。
彼女達を守ると言っても、それも結局は自分の為なのだ。
彼女達といる場所が暖かいから、眩しいから、そこにいたいから守るのだ。
他の誰でもない、自分がそこにいたいがため。
どんな言葉で飾ろうと、それが本質。
だから俺はどこまでも残酷になれる。
「彼女たちの為」でなく「自分の為」なのだから、殺された人間はすべて俺のために死んだのだ。
背負うべき重荷も業もすべて俺に降りかかるだろう。
なにも間違ったことじゃない、これは淘汰。
生き物が自然にやっていること、生きるために、死なないために。
俺はその「生きるために必要な事」がただ人の犠牲なくしては成し得ないものだったのだ。
何も悪いことじゃない、間違ったことでもない。
だから・・・きっとやろうと思えば俺はどこまでも堕ちて行ける。
彼女たちの笑顔が見られるならば。
ふと携帯を開くと、その彼女達からたくさんの着信とメールが来ていた。
何とも言えない幸福感に満たされる。
俺は帰ってきたのだ、陽の当たる場所へ。
また明日からいつもの日常が訪れる、そう思うと心が躍った。
佐藤「おい見たかマスター?あいつの目・・・」
佐藤「ありゃあ狂人の目だぜ・・・注意しねえと俺が刺されそうだ・・・」
佐藤「あんな奴にゃあ近づかねぇのが賢明だ・・・」
佐藤「俺も・・・部下もなぁ・・・」
彼は携帯を取り出し電話をする。
数コール後、相手は電話に出た。
佐藤「もしもし?ご苦労様です。えぇ来ましたよ、腕も鈍っていないし・・・使えますよ。」
佐藤「わかっています、殺すのは奴だけですよ・・・えぇ・・・」
佐藤「赤羽根には死を、高木には社会的な死を・・・」
佐藤「すべてあなたの思うままに進んでいますよ・・・黒井さん」
ただ部下の幸せを願う者
かつての汚点を消し去りたい者
自分を照らす光を守りたい者
己が幸せのために生きるこの世界で、彼女たちは希望を紡ぐ。
その穢れ無き歌声と無機質な銃声が大勢の耳に届くとき。
運命が彼を答えへと導く。
ここまで読んでくれた皆さん、お疲れ様でした。
そして本当にありがとうございます。
スレ立ててから一か月が経って、書き留めもなく書いたことに若干後悔しております。
パソコンの前で悩みながら書いていたので変な言葉遣いも多かったと思います。
大変申し訳ありませんでした。
突然ですが、ここで一回前編として切ります。
リアルが忙しいのと書留をしたいというのが理由です。
スレをたてたままでもいいとは思ったんですが、こんなSSでもコメントくださる人がいました。
スレがたったままだと更新がいつかあると思って開くと思います。(自分がそうなので)
更新無いのかとお待たせしたくはないのです。
以上の理由により、これを前編として切らせていただきます。
見てくれてた人、コメントくれた人、本当にありがとうございました。
二度とクソスレ立てんなって人、まぁゆっくりしていってください。
後編は現スレタイと同じで(後編)とつけます。
見かけたらまた見に来てください。
それでは失礼します。
このSSまとめへのコメント
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