ノノハ「安価で百合」 (143)
ファイブレ百合スレ
後悔と反省を生かしてもっと×2百合のパズル
キャラ崩壊注意
攻略するキャラ(女性なら誰でも)
>>2
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1411656978
エレナ
把握
最終的な目標(達成できたら攻略完了と見なして次のキャラへ)
>>4
女子の中にアナ・グラムは含まれますか?
レズセクロス
とりあえずオルペウスの腕輪を隙みてカイトから盗み装着
>>7把握
書いてきます
カイト宅
ノノハ「夕飯のカレー多く作りすぎちゃったからおすそ分けするね」
カイト「サンキューノノハ!」
ノノハ「美味しい?」
カイト「ああ!」パクパクー
カイト「美味い……ぜ……」ガクッ
ノノハ「カイト?」
カイト「…………」zzz
ノノハ「ちゃんと効いたようね」コソッ
ノノハ「持っててよかった万能工具」サッ
ノノハ「これを」カイトの腕輪を部品ごとに分解して
ノノハ「こうして」外して
ノノハ「こう」部品ごとに組み立てて装着
ノノハ「……」キュイーン
ノノハ「…………見えた」
ノノハ「エレナさんと>>5するためには>>10すればいいのね!」
捕まえて監禁
どうしてこんなことになってしまったんだろう。
私は後悔する。
したところで両腕を縛られた状態でベッドに押し倒されている状況が覆るわけではないけれど。
「私の家に遊びに来ない?」と、ノノハに誘ってもらえてうれしかった。
だから収録の予定が入っていないことを確認して、更には急な仕事が入っても断るようにマネージャーに言いつけてまでノノハについていったのに――今ではそれが裏目に出ている。
誰かの助けが入る可能性を自分で潰してしまった。
「ね、ノノハ……さん」
「なあに? 別にノノハでいいのに」
「これ、外してくれないかしら?」
「ダーメ。エレナさんは今、捕まえられた女王様なんだから」
ああ、本当にどうしてこんなことに……。
私はこれまでのことを回想する。
話の種が尽きて、出されたお菓子をつまむのにも飽きて、何かゲームでもしようかということになった。
そこまでは普通だったのに……。
王様ゲームというものがある。そこから連想してじゃあせっかくだから女王様ゲームをしよう、という話になって、けれどそのままだとひねりがないから女王様ごっこをするのはどうだという流れになった。
「配役はどうするの?」
「やっぱりここはエレナさんが女王様ということで」
「ま、当然ね」
「じゃ、あなたは下僕……」と言いかける。
「私が敵国の兵隊ね!」
「えっ?」
一瞬、ノノハが何を言い出すのか理解できずに私は固まった。
「はい、そういうわけで女王様は囚われの身になりましたー」
「なんでよ! 私は女王様よ!?」
「だから敵国の兵隊に見つかったら捕まえられちゃうでしょう?」
「じ、自国の兵隊に守らせるわ!」
「でもここには私しかいませーん」
ノノハは手をわきわきとさせながら私に近づいてくる。
「何をするつもり……?」
「そりゃ、敵国の女王を捕まえた兵隊がすることなんて一つでしょ。拷問ですよ女王様」
「ごっ、拷問……!?」
一体何をされるのか、力では敵わない、実は仲間たちを命の危険にさらしたことを恨んでいたのか――。
様々な思考が頭の中を駆け巡り、思わずぎゅっと目を瞑ると。
「それっ、こちょこちょこちょこちょー!」
「あっ、ひぁっ、あぁははや、やだぁー!」
ノノハが私に仕掛けてきたのはくすぐりだった。
「ちょ、やめっ、ぁあ無理っ! 無理ぃぁはははっ、っんく、待って待ってタ、タンマ」
「やめません! 女王様が素直になってくれるまで続けまーす」
「素直にって何っ何すればいいのっするから、何でもするからっ」
くすぐり地獄に耐えられずそう言うと、ノノハは手をぴたっと止めて、「何でもする……何でも」と呟いた。
私はというと、一瞬の強い緊張の後にそれを崩されて強制的に笑わされまくったのでとても疲れていて、ノノハの台詞の意味にまで気が回らない。
「もぉ……いきなりびっくりするじゃない……あ、駄目、すっごい疲れた……」
「ベッドで休みたい?」
本当は横になりたいしノノハの使っているベッドがどんな感触かということにも関心が沸かないことはなかったが。
「……別に、」
「素直になってくれないなら無理にでも運ぶぞー」
拒むならまた、と言うようにノノハは手をわさわさと目の前で見えるように動かす。
ああ、そういう遊びなのだ、と私は理解した。
「くっ、離しなさいこの無礼者!」
「はいはい抵抗しても無駄だー」
しょうがないので付き合ってあげよう。
そのくらいの考えだった。
ベッドまで姫抱きで運ばれて寝かされた、そこまでは、ノノハのベッドっていい匂いがするな、くらいに思っていたのだ。
それがあれよあれよと言う間に気付けば両手を縛られ、身動きの取れないように体重をかけて伸し掛かられている。
おかしい。さっきまで、拷問だなんて恐ろしげな言葉を使って、けれど内実は他愛無いごっこ遊びの雰囲気だったのに。
なんだか急に怖くなった。ノノハは何をするつもりなんだろう。
「ノノハさん……何するつもり?」
「え?」
>>5だけど、とノノハは信じられないような言葉を放った。
寝ます
させたいプレイとか言わせたいこととか何やかんやがあったら以下に
グロとかは無理ですがそれ以外ならできるだけがんばります
特にレスつかなかったら普通に進めます
前戯で
ノノハが跪いてエレナの足を舐めまくってイカせる
女王様といえばやはりこれを
ひたすら焦らす焦らす焦らす
エレナが自ら欲しいと言うまでイカせず焦らす
エレナ様ぺろぺろ焦らしプレイ把握
たぶんバイト終わって午後10時以降に投下します
予告した時間からだいぶ遅れましたが投下します
希望に添えてなかったらごめんなさい
>>5をすると言い放ってからのノノハの行動は迅速だった。
ノノハ「騒げば口も塞ぐことになるからあまり大声で叫ばないでね、あ、良すぎて声が大きくなっちゃったってのは許すけど」
などと思い出しても怒りが沸く台詞を吐いたかと思えば、
ノノハ「ちなみに隣の部屋も階の上下の部屋もというかこのマンションのフロア全体今日は誰もいないから」
さらっと恐ろしいことを言った。
エレナ「どういうこと!?」
ノノハ「ここのマンションにも町内会があるんだけど、昨日から二泊三日のバス旅行なのよねー」
「いやータイミングいいわよね最高!」とノノハは楽しそうに笑う。
エレナ「タイミング狙ったんでしょ!」
ノノハ「はー、アイドルの鉄壁のスカート、鉄壁のストッキング、鉄壁のパンツか……君の体内へーと侵入ーなーんちゃってなんちゃってえへへ」
ふざけたことを抜かしながらもノノハがスカートの中をまさぐる手の動きをやめることはない。
エレナ「いっそ好きにしてよ……」
諦めの心境に至って泣き言を言う。
ノノハ「そう? じゃ、好きにさせてもらうね」
そう言ったその声が。
いつものノノハと全く違った気がしてぱっと顔を見上げると。
ノノハ「? どうしたの?」
いつもと全く同じ笑顔でノノハが声をかけてくる。
エレナ「…………」
ノノハ「?」
嫌な予感がした。
いや、もっと早くしてなさいよバカ。
この場合は私がそのバカなわけで非常に頭が痛かった。
ノノハ「はーい女王様脱ぎ脱ぎしましょうねーお母さんと一緒ですよー^^」
エレナ「やめてくれないそのネタ」
ノノハは頓着せずにぽつりぽつりと私の着ていたブラウスのボタンを外していく。
エレナ「なんで胸のボタン外すのよ」
ノノハ「暑いでしょ?」
エレナ「別に私は平気だもの」
ノノハ「まあまあそのうちからだが火照って仕方なくなるから」
エレナ「そういうこと言うのやめて!」
半脱ぎ状態になったブラウスを縛られた腕の周りにぐるぐるに巻きつけて結ばれる。
これで一層抵抗がしにくくなってしまった。
エレナ「舌打ちをしたい気分だわ……」
ノノハ「舌鼓を打ち合いたい? 二人でセッション奏でる?」
エレナ「だからいい加減にしなさいよ! 条例違反よこれ!」
ノノハ「直接触らないからセフセフ」
エレナ「……触らないの?」
ノノハ「最終的に和姦でwinwinしたいから触ってほしくなるまで触らないけど?」
エレナ「何よそれ嘘言わないでよ! 触ってほしくなんてならないから!」
ノノハ「本当? 絶対? 嘘じゃない?」
エレナ「本当! 絶対! 嘘じゃない!」
ノノハ「……ふーん」
ノノハ「じゃ、実験してみよっか。嘘だったら私の勝ちね」
エレナ「は? 何勝手なこと言って……」
ノノハ「でも女王様の負けが決まってる勝負だからねー」
エレナ「何ですって!? 分かったやるわよ見てなさいよ!」
勝ち負けを出されたとたんにかちんと何かのスイッチが入った。
私は負けるわけにはいかないのだ。そう、それが何の勝負であろうとも。
この勝負、最後まで触ってほしくならなかったら私の勝ちだ。
当然、私の勝利はここで確定した。
私が快楽に負けるはずない!!
絶対に、触ってほしくなんかなったりしない!!
絶対に、触ってほしくなんかなったりしない!!
と、思っていた頃もありました……。
エレナ「ノノハ……もう、私が間違ってたから、こんなのもう駄目、ちょ、直接……っ」
ノノハ「えー? もうギブアップなの? あーでもストッキングが邪魔でこれ以上奥に入らないなー」
そう言いながらノノハはストッキングと下着越しに指を中へ潜らせて私を苛む。
もうずっとからだ中を高まらせられて、けれど決定的な所には決して触れてくれないものだから、あんなにも強固に打ち立てたはずの『負けたくない』とか『負けられない』なんて意志はとっくの昔に失われていた。
エレナ「そんな……だったら……や……から……」
ノノハ「や?」
エレナ「や……って……いい、から……!」
ノノハ「え?」
恥ずかしくて大きな声で言えずにいると、絶対聞こえているはずなのにわざとらしく聞き返される。
その間もずっと指は上下に動いて私から冷静な思考を奪っていく。
二枚の布に阻まれて奥へと入り込むことは決してないのに、いっそどこまでも奥に突っ込んでほしいと血迷うくらいに切なくされて、ついに私はプライドを捨てて懇願した。
エレナ「破っていいから……! だからお願い……!」
ノノハ「いいの?」
エレナ「うん」
ノノハ「そっかあ、素直でいい子だねー」イイコイイコ
ノノハは手の動きを一旦やめて、足の付け根のあたりを優しく撫で回した。
エレナ「ふぁあ……」トローン
反応したくないのにからだが勝手に快楽を拾って弛緩する。
ノノハ「引っ張ったら破れるかなー?」
ノノハは特に濡れてしまった部分のストッキングをつまんで引っ張る。
薄い生地だから女の力でも簡単に破ける素材なはずだ、と私は考えて、だから早く、と思う。
エレナ「早くしてよぉ……」ドキドキ
ノノハ「あっ、ここだけすごい湿ってるね。場所が場所だからしょうがないけど」
エレナ「言わないでよそういうこと!」///
ノノハ「やだうっかり手が滑っちゃったー」パッ
ノノハはわざとらしく言い放ってぱっとつまんでいたストッキングを離した。
当然引き延ばされた生地は元に戻ろうとして収縮し、私のそこにパチン!と軽い音を立てて張り付く。
エレナ「ひぅ……!」ゾクゾクゥ
下着越しとはいえ、やっと与えられた刺激に意識が飛びかける。
ノノハ「ごめん大丈夫? 痛かった?」サワサワ
エレナ「撫でなくていいから……痛くなかったし……」
エレナ(強く当たった瞬間、き、気持ちよかった……けどまだイけない……)
太股をすりあわせたくなって閉じると、「こーらダメでしょ」とノノハに足を開かれる。
あられもない姿を晒すことになって固まっていると、これ幸いとばかりに開脚した状態で固定された。
ノノハ「あ、ここほつれてる。ここから糸を噛みちぎれば破れるかな?」ベー チョンチョン
ノノハは舌を出して糸がほつれているらしいところを突っつく。
わずかに押されるだけの感覚でもたまらなくて目を閉じた。
エレナ「いいからさっさとやりなさいよ……!」
ノノハ「んじゃあ女王様のご命令通りに。はぐ……む……」モグモク
再び口でくわえたのか、吐息と共にストッキングの生地が引っ張られる感触がする。゙
エレナ(唇の感触が……ていうか息が当たって……息が熱くて……それとも私のが熱くなってるの……? 分からない……じんじんする……)
ノノハ「ほほはいひはら? はぁふはっれひっはふえ(ここがいいかな? 歯ぁ使って引っ張るね)」
エレナ「何でもいいから…! 早く…!」
ノノハ「おおえのああい(仰せのままに)」
くぐもった声と共にピリピリと確かに糸がほつれて切れる音が聞こえる。まるで救いの鐘の音のようだった。安心して詰めていた息を吐く。
エレナ(早く破れて早く破れて早く…!)ソワソワ
ノノハ「あっそう言えばさ」パッ
……バチン!
先程よりも引き延ばされ、当然その分大きくなった衝撃が私を襲った。
エレナ「あああッ!?」ビリビリッ
エレナ(mgぴえあh、b;t~~~!??)
ノノハ「さっきのってキスの一種かな?」
エレナ「……ッ!? …………ッ!!」パクパク
あまりの刺激の大きさに息をうまく吸えなくて声が出ない。
さすがにノノハも心配したのか「わー大丈夫?」と様子を聞いてくる。
エレナ「だ……大丈夫……」ハァハァ
ノノハ「……この子誰がこんな目に合わせてるのか理解してるのかな……」ボソッ
ノノハが何か言っているけれど、私は自分の頭の中で考えるだけで精一杯で全然聞いていなかった。
そんなことより何を考えていたかというと。
エレナ(さっきより当たったときの衝撃が強かった……でも……)
エレナ(でも……足りない……!)
エレナ(もう少しなのに……イけない……)ジワァ
それが今の私にとって何よりも重要なことだった。
ノノハ「で、さっきのキス云々が何かというと」
エレナ「……上の口と下の口でとかそんな下ネタどうでもいいわよぉ!」グスッ
さっきのひどい仕打ちの理由があまりにくだらなくて思わず本気で泣きそうになると、ノノハは「涙目のエレナさんかわいー」と呑気なコメントをしつつ、「あんまり焦らしても可哀想だからこの辺でハサミを使います」と文明の利器を取り出した。
今までのは何だったのよ!
あまりの怒りに血管が切れそうになる。
エレナ「最初から使いなさいよ! このバカ!」
ノノハ「ごめんねー」チョキチョキ
適当な謝罪をしながらノノハはハサミを動かして、中心線に沿って前から後ろまでを切り裂いていく。
ノノハ「にしても普通はハサミでこんなところを切らないよねー」チョキチョキ
エレナ「ううううう…! 下僕は黙ってて!」
ノノハ「はーい」
いつの間にか敵国の兵から下僕に成り下がったわけだけど、ノノハは特に反論することもなく私の指示に従った。
エレナ「あれ、なんで言うこと聞くの……?」
ノノハ「女王様の美貌に参って敵すらもあなた様への愛の下僕になってしまいましたというオチ」
エレナ「じゃあこれ外して」
ノノハ「それはダメ」
両腕でバッテンを作って拒否を示される。
けれど正直言って、ここで外されても行き場のない衝動を発散するのに困るわけだから、内心では私はむしろ助かったとさえ思っていた。
ノノハ「というわけでストッキングをハサミで二分割しました。これでニーハイを脱がすがごとくストッキングを脱がせられるわ!」ヤッタネ
エレナ「たかが布一枚にどれだけ時間かけてるのよ」
辛辣に吐き捨てつつも、私の内心は期待でいっぱいだった。
エレナ(やっと直接触れてもらえる……)ドキドキ
ノノハ「じゃあ脱がすね」
エレナ「えっ?」
ノノハは私の太股の内側に唇を寄せる。
あ、あれ?
脱がすって下着じゃないの?
ノノハ「ちょっとくすぐったいけど我慢してね」
エレナ「あっ、んん……ノノハ……?」
そのままノノハは鋏で切ったところを口でくわえてストッキングを引き下ろしていく。
自分の足のラインに沿って頭を動かすノノハを見ていると、とてもいやらしいことをさせているようで頭がぐらぐらしてきた。
違う、されているのは私の方だ。しっかりしないと……。
「さすがアイドルの足。むしゃぶりつきたいくらい素晴らしいわ」
などと言いながらノノハは私の両足からストッキングを取り除き終える。
ノノハ「さて、やっとこれで……」
エレナ(やっとこれで……!)
ノノハ「やっとこれで女王様のおみ足をぺろぺろできるわ!」キラキラ
エレナ「」
エレナ「そんなのより、もっとすることがあるでしょ……!?」
ノノハ「何言ってるの? 女王様のおみ足よ? 舐めるでしょ! 山があれば登るように!」
エレナ「だから意味が分からないわ……!」
ノノハ「ああ……大丈夫よ。もちろん分かってるから」
その言葉に本当か、と期待を膨らませられ。
ノノハ「『跪け!』と仰ってください!」
エレナ「」
予想外の台詞に一瞬頭が真っ白になるのだった。
エレナ「嫌よ! なんでそんなこと言わなくちゃいけないの」ソンナコトヨリソノダカラハヤクアノ
ノノハ「お約束の台詞って言ってもらいたいものよね」
エレナ「私に何の得もないじゃない!」
ノノハ「言ってくれたらエレナさんのお願い聞いてあげる」
エレナ「……え?」
ノノハ「跪いておみ足を舐めさせてもらった後でね!」
エレナ「……ふざけないで!」
ノノハ「結構いい提案だと思うけどなー」
確かに、願ってもない提案だった。ただ足を舐めさせるだけでこの状況から解放されるかもしれない。
エレナ「ひ…………」
言い掛けて口ごもる。
何かおかしくないか。
罠が仕掛けられているのでは。
……何を迷っているのだ。
私は栄光と破滅を司るパズルクイーン・エレナ。
これは女王様ごっこ。私が女王様然としなくてどうするのだ。
考えようによってはこれは紛うことなきチャンスだ。
何が狙いか知らないが、これをうまく使えば私の言うことも聞かせられてこの手の戒めも取ってもらえるしずっと放置されっぱなしのそこだってsb;ぴぇ5pjhr今のなし!
とにかく乗るしかない! と私は考える。
私はずっと勝ってきた! ミスすることなく! だから私の判断にミスはないッ!!
ただ跪かせて足を舐めさせる! それだけで勝利が転がり込む! 何の問題もないッ!!
エレナ「…………跪きなさい!」
ノノハ「ありがとうございますッ! では女王様! さっそくですがおみ足に触れさせていただきますね!!」シュバッ
エレナ「……」
エレナ(これ自らフラグ立てたようなものじゃない?)アレー
結論から言うと。
やっぱりノノハには勝てなかったよ。
ノノハは私の足先を捧げ持つようにして両手でそっと包んで優しく撫でる。
まるで神聖なものにそうするようにそっとキスをされた。
いやらしさなんて微塵も感じない行為。
けれど儀式のようなそれはすぐに性質を変えて私を翻弄し始める。
指の一つ一つの爪と肉の間に舌を差し込まれ、未知の感覚に背筋をおかしな痺れが走る。
エレナ「足なんて……舐めて何が楽しいのよ……」
指の裏、足の平と指の付け根をまるで食べ物のように執拗に責められる。
塩の味でもするのだろう。
汗をかいてしまっていたから。
埃があまりついていなければいいのだけど……。
思考がだんだん変な方向に逸れてくる。
エレナ「ゴ、ゴミがついてたら汚いじゃない。やめ、なさいよ……」
ノノハ「ゴミなんてついてないよ。足の裏まですべすべで柔らかいんだから」
ノノハはそう言って私の足へ舌を這わせ続ける。
土踏まずの曲線に沿って、踵までをつーっと唾液の橋が通る。
くすぐったさに混じって明らかな快楽が存在していることを私は無視できなかった。
いつしか私はノノハに足を舐められているという事態の異常さよりも、この先に何があるのかということしか気にすることができないようになっていた。
足の甲にふーっと息を吹きかけられると、くすぐったさよりも焦れったい快感が勝った。
ちろちろと舌を這わせられると、普段よりも数倍、いや数十倍に敏感になった感覚がまるでそこに火を当てられたかのようにのように反応する。
足の先からじんじんとした熱が生まれてからだの中心へ上っていく。
もう私はおかしくなってしまった。
足を舐められて気持ちよくなっちゃう変態なんだ。
そう思うと、タガが外れたように快感の度合いが強くなった。
エレナ「……あ、ノノ、ハぁ……」
踵から今度は指先まで土踏まずを経由して舐めあげられたと思ったら、つま先全体をぱくりと口の中に含まれる。
エレナ「ん、ぁ、あぁ、っん……、は、ぅ……っ」
もう限界だ、と不意に思った。
我慢なんかもうしてられない。このままずっと寸止めを続けられては頭がおかしくなってしまう。
いや、もうおかしくなっている?
だって、ノノハの舌がどんな風に私の足の表面を滑るのか、すごく細かい部分まで分かって、いちいち敏感に反応しちゃって、期待してこんなに息も荒くなって……。
ああそっか。
エレナ「…………あははっ!」
私、おかしくなっちゃったんだ。
エレナ「お願い、ノノハ…………」
ノノハ「はあい?(なあに?)」
口の中に私のつま先を含んだままもごもごとノノハが喋る。
それだけで真っ白になりそうになる。
あくまでもなりそうになるだけで、決してその壁を飛び越えられないけれど。
それがとても苦しい。
何も考えられなくなりたい。
もう何も考えたくない。
だからそう、もっと強く。
ノノハ。お願い。
エレナ「…………ほ、しい、の…………」
口から指を引き抜くとじゅぽっと水音が響く。
てらてら光るほどに唾液で濡れた私の足を解放してノノハが尋ねる。
ノノハ「どうしてほしいの?」
エレナ「イかせてほしいの……もう私耐えられない」
ノノハ「…………お願い、それでいいの?」
エレナ「いいから! さっきからずっとそう言ってるじゃない!」
ノノハはしばらく押し黙った後、こう言った。
ノノハ「じゃあ、私のものになって?」
エレナ「なるっ!! なるからっ!! だからノノハ!!!!」
即答だった。
今更だ、もうこんなことになってこんなことをお願いしている時点でもう、『そう』なのだ。
ノノハの反応を伺う余裕もなく、私はただただ必死に懇願した。
エレナ「お願いノノハ……もう意地悪しないで。お願い……!」
そして、体感では頭がおかしくなりそうなほど長い時間が過ぎた後。
ノノハ「…………分かったわ」
言うなりノノハはばくりと私の足を喉奥までくわえる。
そしてそのまま本当に潰して食べるつもりなのかというほど強く指の一本一本を口の中でしごかれ、生み出された熱がからだ中を巡りまわってぶつかり合い、追い立てられた神経がぞわぞわと今にも飛びそうになった瞬間。
がりっと強く歯を立てられ。
エレナ「…………ーーーーーっ!!」
今度こそ訪れた絶頂に、私はからだを大きく仰け反らせた。
エレナとの今後の関係
>>41
他のキャラも攻略していくならハーレムの一人とか?
>>41把握
そんな感じです
キャラ指定→ゴール設定→初めに何をするか
以下流れに任せて安価できたらしたりしつつ目標達成したら次へ
みたいな感じで進めていきたいと思ってます
最初からこうしておけばよかったんや
というわけで次のキャラ攻略に移る前に事後会話投下
(前戯の後いろいろされました)
(本編は省略されました)
事が終わって、指一本も動かせないほどくたくたに疲れた私のからだをノノハは甲斐甲斐しくタオルで拭ってきれいにする。
元々の私の服は着れたものではなくなってしまったので、ノノハはそれを紙袋に入れて自分の服を差し出してきた。
ノノハ「はいどうぞ。下着は新品だから安心してね?」
エレナ「聞いて……ないし……でも……ありがと」
ノノハの服を貸してもらい、どうにか身支度を整える。
ノノハはふらつく私のからだを支え起こそうと後ろから手を貸してくれる。
私は正直な所立ち上がるのも億劫なので、そのままノノハに椅子に座るようにもたれかかった。
ノノハ「お風呂入ってく?」
エレナ「……いい。かえる」プイッ
ノノハ「遠慮しなくていいのに」クスクス
エレナ「バカじゃないの」ツーン
ノノハ「また遊びましょうね」
エレナ「私はあんたと違って忙しいの。遊んでばっかられるほど暇じゃないのよ……」
ノノハ「まあまあ、貸した服返しに来るついでとでも思って」
エレナ(で、そのときに着てた服をまた汚して着替えを貸してもらって返しに来ての無限ループ突入じゃない?)
毒づきながらも、私はぼんやりと脳裏にスケジュールを描いて次の暇な日を探しているのだった。
ノノハ「……で? 帰らないの?」
エレナ「…………今すっごく疲れてるんだから、体力回復するまで私の椅子になってなさい!」
仰せのままに、とノノハは恭順する。
その後も「喉が渇いたわ」と言っては飲み物を出させ、「ずっと固定されてたから肩が凝っちゃったわ」と言ってはマッサージをさせ。
なんだかんだでこき使ってやったけれど、ノノハは文句も言わずに従った。
いい心がけだわ。
女王様の命令は絶対なんだから!
……だから。
良くできた下僕にはご褒美をあげなくっちゃいけないし、だからもしかしたらあるいはたぶんだけれど。
また「遊びに来て」と誘われたら、ついていってあげないこともないっていうかむしろついていってあげるべきそうすべき。
別にすごく気持ちよかったとか絆されたとかそういうわけでは決して絶対ないんだからね!
お付き合いいただきありがとうございました
次回攻略するキャラ
>>47
マドカ
とりあえず犯す
シックスナインで2人とも絶頂
メランコリィはまた次の機会に
ところでメランコリィは乗り物いっぱい持ってるけどカーセクの飛行機版とか潜水艦版って何ていうんだろう
いや別に安価次第ですけどね
>>51把握
>>52もできたら反映したい
ノノハ「……見えた」
ノノハ「>>47さんを>>51するためには>>55すればいいのね!」
拉致監禁
ノノハ「マドカ先生!お家に遊びに行っていいですか?」
マドカ「いいわよ」
ノノハ「わーいありがとうございます!」
マドカ「最近忙しいからノノハちゃんとゆっくりできるなんてうれしいわ」
ノノハ「イギリスの友人から美味しい紅茶をもらったので持って行きますね!」
マドカ宅
ノノハ「これがそのお茶(ry」
マドカ「ありがとう美味しい……」
マドカ「……zzz」パタッ
ノノハ「……」
ノノハ「戸締りを確認してー」ガチャガチャ
マドカ「」
ノノハ「マドカ先生の服を脱がしてー」ヌガセヌガセ
マドカ「」
ノノハ「ガムテープで拘束してー」テキパキ
マドカ「」
マドカ「ん……うん……」パチ
ノノハ「私立幼稚園の保母さんと淫らな昼下がり…か…」
マドカ「ノノハ……ちゃん……はっ!?」バッ
ノノハ「お目覚めですかマドカ先生?」
マドカ「な、何なのこれ!?なんで私裸で縛られてるの!?」ジタバタ
ノノハ「今日は先生に日頃のストレスを解消していただきたくて
手っ取り早くご奉仕させてもらおうかと」
マドカ「な…何するつもりなの…!?」
ノノハ「んですよ」
マドカ「」
× ノノハ「んですよ」
??ノノハ「>>51んですよ」
ミスと最初のsage忘れすみません
マドカ「ダメよノノハちゃん!こんなのいけないわ!」
ノノハ「なんでですか?」
マドカ「えっ」
ノノハ「どうしてマドカ先生をしていけないんですか?」
マドカ「…>>66」
ああああああもう
誤字脱字に注意しようとした矢先にこれかよ鳥頭か!?
すみません
安価この一つ下で
そういえば拉致してない ごめん
出会い頭にボディに決めて気絶させて連れ去ったとでも補完オネシャス
安価把握です
投下再開
ノノハ「どうしてマドカさんを>>51してはいけないんですか」
マドカ「…女同士だからよ」
ノノハ「女同士でメイクラブするのは間違ってるって言うんですか」
ノノハ「愛を育むのは正しくないって言うんですか!」
ノノハ「好きって思いを否定するなんて、どうしちゃったのよマドカ先生は!」
マドカ「そ、そういうわけじゃないけど」
マドカ「監禁してこんな風に無理矢理致すのはダメよ」正論
マドカ「異性愛でも同性愛でもちゃんと手順を踏まなきゃ」
マドカ「私は大人として先生としてノノハちゃんを誤った道に進ませるわけには行かないわ」キリッ
ノノハ「…」
マドカ「若い頃は過ちを犯してしまうものよ」
マドカ「でも大丈夫、まだ間に合うわ、解放してくれれば怒らな…」
ノノハ「そうですね」
ノノハ「若者は過ちを犯してしまうものですよね」
マドカ「そ、そうよ、だから…怒らないわ…大人としてちゃんと真正面からノノハちゃんの気持ちを受け止める、だから!」
ノノハ「大人として真正面からその体一つでマドカさん犯したいって気持ちを受け止めてくれる、そういうことですね!」
マドカ「」
そう言うなり、Nは剥き出しの私の胸にむしゃぶりついてきたのです。
「ああっ……ダメ、Nちゃん……」
Nは聞き耳を持たず私の胸を片手で揉み、乳首を口に含んで舐め転がしました。ジュパジュパジュパジュパ!と恥ずかしい音が響いて私は羞恥と混乱に真っ赤になりました。
「M先生……Mさん、赤くなってる。可愛い……」
赤面したことを言われているのかと思ったら、Nは吸われて赤くなった胸のあちこちのことを指して言っているのでした。
「やめて……こんなのいけないわ……」
「そうですね、これだけだとイけませんよね」
「そういうことじゃ……ああ!」
Nは私の発言をいいように受け取ると、私の股間に顔を埋めてクンニリングスを仕掛けてきました。
「あああああ……Nちゃあん……!」
舌で割り開かれて秘所に進入される感覚が敏感に伝わります。しかもそれを行っているのは昔から近所同士で仲良くしていた少女なのです。頭がおかしくなりそうでした。私は首を振って必死に正気を保とうとしましたが、陰核を吸って引きずり出されて軽く歯を立てられると、背中に電流が走ったような心地がして仰け反りました。
目の前が明滅し、恐らく私は意識を失っていたのでしょう。気づくとNが目の前で息を荒げて自らを慰めていました。
「はあ、はあ…M先生……Mさん……」
Nはまだ私が目覚めたことに気がついてないようです。気絶しているうちに縛られていた手は解放されており、今なら逃げ出せるのではないかと私は思いつきました。
けれど熱に浮かされたように私の名前を呼びながら行為に耽っているNを見つめているうちに、私の心境に変化が現れました。
こんなにも一途に自分のことを思ってくれている少女から逃げていいのか。
私は幼稚園の先生です。幼稚園の先生といえど、純真無垢な子供の教育のためには大人がその身をもって正しい振る舞いを示さなければならないことを日々痛感していました。
ここで我が身可愛さに逃げることが大人として、教師として正しい振る舞いでしょうか。そんな疑問が頭に浮かびました。
彼女、Nはまだ未熟な子供です。だから一方的に気持ちをぶつけてしまいました。ですが、そんな彼女を頑なに否定するだけでは彼女の心をずたずたにしてしまいます。
大人から間違えたときにどうすればいいのかを習うことができないまま成長した子供は一生真の意味で大人にはなれません。
そしてそれは、その子供ではなく教えられなかった大人に責があるのです。
ですから私は、逃げるのでも過ちを糾弾するのでもなく、Nに正しい振る舞いを示す必要があると思いました。
それが大人として、教育者の一人としての義務であり責任だと考えたのです。
「N……ちゃん……」
「Mさん、起きたんですか」
恐る恐る声をかけると、Nは飄々とした様子で答えました。私が抵抗するとでも思ったのか、私が眠っている間に何枚か写真を撮ったので、職場にばらされたくなければ……という旨のことを口にしました。けれど私は毅然とした態度で首を振りました。
「そんなことしなくても、私は……」
言い掛けて、本当にこれでいいのかといった迷いが生まれましたが、それを振り払うほどの義務感が私の体の中に満ちていました。そのときの私を突き動かしていたのは、一人の教育者としての熱意でした。気持ちよくなりたいだとかそういった欲望ではなく、純粋にNという一人の少女を子供という存在を大人として導いてやりたかったのです。
「私が……私も、してあげるわ」
お互いに相手を愛することが大切だという私の主張はNを納得させました。やっぱり分かってくれた、Nはいい子だ、という感情が沸きました。
その感情の名を言い表すならば、愛しさというものだったと思います。
「M先生……」
「Nちゃん……」
私たちはシックスナインの体勢になりました。体重の差を考慮して、私が下、Nが上です。Nとは幼い頃からの付き合いなので、私とNの間にあるだろう体格差を予想して上手く行くだろうかと内心では不安だったのですが、その心配は無用のものでした。
女性のそこに触れるのは、自分を除いてはこれが初めてのことでしたし、もちろん口で慰めるなんてことは一度もありませんでした。正直に言って、未知の事柄に対する不安はあったのですが、Nはしてくれたのだから、と己を奮い立たせて、太股の内側に優しくキスをしてからそっとそこに触れました。
「あ……M、さあん……先生……」
ぴくり、と内股を引きつらせて反応するNに思った以上に気分がよくなり、抵抗感もなく私は舌を使ってNへの奉仕を始めることができました。
ぬらぬらと舌を動かせば如実に反応するのが分かり、支配されるのではなく支配する喜びを感じました。もちろん一方的にするばかりではなく、Nもされた分を仕返してきます。さらにNは勘と物覚えがよく、私が弱いところばかりを責めるのでした。
お互いを牽制しながら高め合い、それによって押さえようとしても出てしまう声の振動と吐息によって相手もまた高まります。もう夢中になって一心不乱に秘所に舌を差し入れて内壁をノックするうちに、まるで行為を通して一つになったような錯覚に襲われました。
「あ……ああっ、あああああっNちゃん、Nちゃあん!!」
「ふうう……! あああっ先生、M先生!!」
私たちはほぼ同時に登りつめ、達しました。
脱力して私にもたれかかるNの肌がじっとりと汗ばんでいるのを感じながら、私は心地よい倦怠感に浸りました…。
(R学園付属幼稚園教諭 M)
ノノハ「この後も濃厚なレズセックスでした。お疲れさまでした」
ノノハ「にしてもマドカさんの主観だからしょうがありませんが、言動といい心情といい自分のこと大分美化してません?」
ノノハ「『あ、わたひぃっ、きょ、きょーいくひゃらからぁっ♡、らからこれはきょーいくれきしどおなのぉっ♡、おとなとひてのぎむなのぉっ♡♡』」
ノノハ「ってどう考えてもノリノリで喘いでたじゃないですか」
マドカ「読者体験告白風に振り返って匿名掲示板に書き込めと言ったのはノノハちゃんじゃない///」
ノノハ「別に細部まで詳しく描写しろとは言ってないんですがそれは」
マドカ「…!! そんな……だって……! か、書き込みってどうしたら消せるの!?」
ノノハ「ネットって怖いですね。でも名前伏せてますから大丈夫ですよ」ニコ
マドカ「そ、そうよね……」ホッ
ノノハ(実際の所大丈夫じゃないけどね)
ノノハ「というわけでここまでの書き込み含めてプレイでした。お付き合いいただきありがとうございました」
安価ありがとうございました&閲覧ありがとうございます
マドカとの今後の関係
>>77
レズセフレ
>>77把握
マドカ「セ、セフレって…ノノハちゃん///」
ノノハ「深く考える必要はありません。私たち元から仲良しじゃないですか」
ノノハ「今度からもっと仲良くする行為が加わるだけですよ」シレッ
マドカ(ダメよ、ノノハちゃんとこんなこと…ここはきちんと拒否を……)
マドカ(……でも、ここで突き放したらノノハちゃんを正しく導いてあげることができないわ)
マドカ(決して絶対さっきの行為の虜になったとか……そういうわけじゃないわ……)
ノノハ「まあとりあえずもう一度試してみてから決めましょうか。満足できなかったらナシということで」ガバー
マドカ「あっ、そんな待ってまだ、んぁぁぁぁあっ」ビクビクー
マドカ「セフレに……なります……///」
ノノハ「やったね」
安価協力&乙ありがとうございました
エロ書くの初めてなので色々試行錯誤してます
体験告白風はあんまりエロくならないなって書いてて思いました
次回攻略するキャラ>>83
ミゼルカ
ミゼルカ把握
最終的な目標>>85
依存するくらい惚れさせレズ奴隷にする
先ずメランコリィをおとしてストレスから解放してあげる
妹(同じく依存させる)
>>91把握
メランコリィ攻略してからのミゼルカ攻略となります
ノノハ「ミゼルカを依存するくらい惚れさせレズ奴隷にする」
ノノハ「そのためにまずはメランコリィを私に依存させて妹にするわ」
続きはまた後日
大学始まったので更新ゆっくりになるかもです
ではまた
メランコリィ攻略編投下します
ところでメランコリィの方がノノハより年上だった
けどメラがベタ甘妹になっちゃう解釈で進めます
じいや「ゴホッゴホッ……お、お嬢様……お茶でゴホォオッ!」
ばあや「ヒュー…ヒュー…今日の…お召し物は…ゼエゼエ…」
メランコリィ(以下メラ)「……」
メラ「暇を出しますわ」
メラ「そういうわけだからお医者様にでもかかって入院してきなさいな」
じいや「お嬢様、申し訳ございません」
ばあや「本当にお一人で大丈夫ですか?」
メラ「もう!しつこいですわ二人とも!」
メラ「私は大丈夫ですわ!いいから行ってらっしゃいな!」
じいや・ばあや「「お嬢様がそう仰るのでしたら…」」
メラ「……」
メラ「一人だとこの屋敷の広さが身に沁みますわ…」
メラ「お姉様でも呼んで遊んでさしあげましょう」
メラ「」ピポパ トゥルルル トゥルルル…ピッ
ミゼルカ『はいもしも…』ガガッ
ガガガガガザーーーーザザザザ
メラ「(電波の調子が悪いのかしら?)もしもし?お姉様?」
ザザザ ガガガガガガ…ピッ
?『……もしもし?』
メラ「やっと通じましたわ!急ですけれどお家に来てもらえるかしら。じいやとばあやに暇を出したので諸々のお手伝いが必要なの」
?『分かったわ。住所を教えてもらえる?』
メラ「XXXのYYY-ZZZですわ。できるだけ早くお願いしますわ!」ピッ
?「……」
?「計画スタートっ」
ピンポーン
メラ「やっと来たようね」ガチャリ
メラ「ごきげんよう!お姉さ…ま…?」
ノノハ「ハロー!」ヤア
メラ「なんであなたが!?」
ノノハ「ロンドンハウスキーパーご奉仕メイドサービスのご利用ありがとうございます」オデンワデノゴイライウケタマワリマシター
メラ「私はお姉様を呼んだはずでしてよ!?」
ノノハ「でもこっちに電話かかってきたわよ?」
メラ「電話番号のかけ間違い?(でも最初確かにお姉様が出たような…)」
メラ「そもそもなんでイギリスに日本人のあなたがいますの?」
ノノハ「たまたまよ。諸事情でイギリスにいるんだけど、バイト先で知り合いに会うなんてすごい偶然だわ」シレッ
メラ「何らかの作意を感じますわね…」
ノノハ「だーかーらー偶然だってー!」
ノノハ「掃除洗濯家事炊事何でもお任せよろしくね!」
メラ「それだけど、今言ったように勘違いだから申し訳ないけど御引き取り…」
ノノハ「あー!そうなると知り合いの少ない異国で一人きり!せっかくのバイトも今のでなかったことに!住み込みでの仕事になるから食費諸々浮くはずだったのに…どうしよう…行き倒れちゃうよ…困るなー」チラッチラッ
メラ「……」
ノノハ「どのみちじいやさんもばあやさんもしばらくいないんでしょう?ミゼルカさんも忙しい身だろうし、私なら知り合いだから割引サービス使えて格安価格でお受けできるんだけどなー」ジーッ
メラ「……ちなみにどれくらいのお値段ですの?」
ノノハ「あのねー」コショコショ
メラ「あら…」ホントウニオヤスイ
メラ(考えてみればいいかもしれない)
メラ(仕事ということなら雑用は全部任せて私は優雅に過ごせますし)
メラ(一種の人助けですわ)
ノノハ「そんなわけで…どうでしょう!?」
メラ「どうしてもと言うなら雇ってやってもよくってよ」
ノノハ「やったぁ!ありがとうメランコリィ…ううん、お嬢様!」
ノノハ「しばらくの間よろしくね」
>>100
1 メランコリィ「(なんかしっくりきませんわ)名前でよくってよ」
(1の場合は メランコリィ メランコリィさん メラ様 などノノハによるメランコリィの呼び方指定もありです
何もなしorあまりにも無理安価だとメランコリィになります)
2 メランコリィ「(お嬢様と呼ばれるのも悪くありませんわね)よろしくね、ノノハ」
1コリィたん
>>100把握
メラ「(なんかしっくりきませんわ)名前でよくってよ」
ノノハ「じゃ、コリィたんで!」
メラ「コ、コリィ……!? ちょっと! 何ですのその呼び方! 私の名前はメ・ラ・ン・コ・リ・ィ!」
ノノハ「えっかわいいじゃないコリィたん」
メラ「かわ……」
メラ「……ひ、人前ではちゃんとした呼び方をすることね!」
ノノハ「了解でーすコリィたん」
メラ「ちょっとここの窓枠……埃が……ないですわね」ピカピカ
ノノハ「掃除しておきましたコリィたん」
メラ(言われる前にやるとは……)
メラ「おやつはまだですの?」
ノノハ「ノノハスイーツで英国式ティータイムです!」
メラ(……あら、美味しそうじゃありませんの)ハムハム
メラ「ご飯」
ノノハ「今日の夕飯はこちらでーす」
メラ(美味しい……)モグモグ
メラ「お風呂」
ノノハ「できてますよコリィたん!」
メラ(いい湯加減……)ホカホカ
メラ「ふん、まあまあですわね(やるじゃない)」
ノノハ「えへへコリィたんに褒められたー」
メラ「あと五分……ですわぁ……」ウトウト
ノノハ「はい万歳して腕上げて袖通してくださいねーボタン閉めますよー」テキパキ
メラ「肩が凝りましたわー」チラッ
ノノハ「マッサージいたします」モミモミ
メラ「はー気持ちいい……」
メラ「何か忘れ物してるような……」
ノノハ「こちらでは?」スッ
メラ「それでしたわ!」
メラ「ところでじいやとばあやはそろそろ戻ってきませんの?」
ノノハ「何言ってるの。体調はよくなったようだけど、せっかくだから普段からの慰労のためにと私が日本への温泉旅行を勧めたらコリィたんも頷いたじゃない」
メラ「そう言われるとそうだったかもしれない気がしてきましたわ」
ノノハ「全ての手配は私がしたわ」
メラ「お礼を言っておくべきかしらね」
ノノハ「いえいえお気になさらず」
トゥルルル…トゥルルル…
ピッ
ノノハ「はいもしもし」
ばあや『もしもし、ノノハ様ですか?』
ノノハ「そうです」
ばあや『お嬢様の近況を』
ノノハ「かくかくしかじか」
ばあや『お嬢様が寂しがってなければよいのですが…』
ノノハ「私がそばについて行るので大丈夫ですよ」
じいや『お嬢様はお元気でいらっしゃるでしょうか?』
ノノハ「とても元気ですよ」
ノノハ「むしろもっとゆっくりしてきてほしい、だそうです」
ノノハ「箱根の次は熱海なんてどうかしら?って。お土産期待しているそうですよ」
じいや・ばあや「「お嬢様……なんてお優しい」」
ノノハ「手配はしているので、どうぞごゆっくり」
ノノハ「……これで当分邪魔は入らない」
メモ帳のコピペの順番間違えました
>>106→>>107の順です
メラ「ねえノノハぁ、一人じゃ寝れませんの……」ギュッ
ノノハ「じゃあ一緒に寝ようか」
メラ「……」
ノノハ「どうしたの?」
メラ「私……ワガママすぎじゃありませんこと?」
ノノハ「そんなことないわ。そもそも私メイドなわけだし」
メラ「そうですわね……(仕事ですもの。……じいやとばあやのように……)」
ノノハ「それに結構一緒に過ごしたし、もう家族みたいなものじゃない?」
メラ「えっ?」
ノノハ「じいやさんだってばあやさんだってお仕事だけどそんなこと関係なくコリィたん……もとい、メランコリィのこと好きだと思う。私と同じ気持ちでメランコリィのそばにいたと思うよ」
メラ(家族って……そうね、じいやもばあやも、そうだもの……)
メラ(……ノノハも…………同じ気持ち?)
ノノハ「だからコリィたん、もっと私に甘えていいからね」
ノノハ「私が甘やかしたいんだから」
メラ「そこまで言うなら……こき使ってやりますわ」プイ
メラ(最初はこれを機会に自立しようと思っていたのに……)
メラ(自立どころか……)
メラ(じいやのしてくれたこともばあやのしてくれたことも両方してくれて、ずっとそばにいてお姉様のように私の相手をしてくれる)
メラ(もう私、ノノハがいないと……)
メラ「……」
ノノハ「寝ちゃった?」
メラ「……」Zzz
ノノハ「……おやすみ」
ノノハ「はい、あーん」
メラ「あーん」オイシー
ノノハ「目をつむってねーシャンプー流すよー」
メラ「んー……」ジャバー
ノノハ「パジャマでおーじゃーまー」
メラ「何ですのその歌(ばあやでもここまで甘やかしませんでしたわ)」ヌギヌギ
ノノハ「寝る前には歯磨きしようね」シャカシャカ
メラ(私赤ちゃんみたい……///)アー
メラ「ねーノノハー」
ノノハ「何ー?」
メラ「何でもありませんわー」
ノノハ「もーコリィたんたらー」
メラ「えへへー」
メラ(もう……どろどろに理性が溶けちゃいますわ……)トロー
メラ(それが私の……幸せならもうそれで……)
ノノハ(そろそろかな……)
ノノハ「言ってみて。あなたの家族、あなたの『お姉様』は?」
メラ「ミ……」
ノノハ「こーら、違うでしょ」コツン
メラ「ふぁぁ……ノノハですわぁ」ポヤーン
ノノハ「私の方が一個下なのに『お姉様』って」クスクス
メラ「だってぇ、私がノノハに頼りまくりなんですものぉ」
ノノハ「そうね、『お姉様』って呼ばれるよりも呼びたい、甘えさせるよりも甘えたいのよね?」
メラ「そうなのぉ……『妹』がいいのぉ」ギュッ
ノノハ「しょうがないわね。『妹』にしてあげる」ナデナデ
メラ「えへへ……ノノハ『お姉様』ぁ、大好きぃ……」
ノノハ「ということで、これからはコリィたんは私の妹なんだから、もうミゼルカに迷惑かけちゃダメよ? お姉さんとの約束だぞ☆」
メラ「はぁーい♡ 約束しますわぁ♡」
HAPPY♡END
ノノハ「メランコリィもといコリィたん攻略完了」
ノノハ「これでミゼルカさんもストレスから解放されるし私の妹が増えたし一石二鳥」
ノノハ「なんかミゼルカさんから寝取ったみたいになってしまったけどキニシナイ」
ノノハ「次はミゼルカさんよ!」
その前にメランコリィとの今後の関係>>113
あとミゼルカ「さん」ですよね
誤字すみません
ガチレズ義理姉妹
>>113把握
メラ「お姉様、お姉様ぁ」
ノノハ「はーい」ギュー
メラ「えへへへへ…」
ノノハ「ごめんね、そろそろ行かないと」
メラ「えー? 一人は嫌ですわぁ!」
ノノハ「明日にはじいやさんとばあやさんも帰ってくるわ。呼んでくれたらまたいつでも来るからね。ね?」
メラ「……」
ノノハ「我慢できるいい子よね?」
メラ「…………うう、分かりましたわ」
ノノハ「私以外の人にあそこまで甘えちゃダメよ?」
メラ「分かってますわ!」
ノノハ「じゃ、またね」
メラ「私、お姉様が来てくれるのをいつでも待っていますわ」
メラ「いつまでも……」
ノノハ「会いに行くわ。必ずね」
メラ「約束ですわ!」
こっそり持ってきたメランコリィのレプリカリングを餌に呼び出す
>>117把握
メランコリィのつけてたレプリカリング(真オルペウスリング)を餌にするってことでいいのかな?
ミゼルカ編はまた後日
見ていてくれた方ありがとうございました
もちろん3pだよね
>>119
「リングを返してほしかったら一日奴隷になれ」って脅してからの甘々エスコートでおとして自分から奴隷になります宣言させて終了と考えていたんですけどそれもいいですね
その後の展開で3pコース行けたらいってみます
>>83を>>85する編 投下開始
今更だけど時系列の辻褄合わせは放棄してます すみません
このSSとは関係ないけどクラブ「オルペウス・オーダー」とか何かで素人S女として働き始めてMに必要とされるのにはまっちゃって女王様になるミゼルカってSS誰かください
ミゼルカはメランコリィの姉のような存在であると自負している。
我が儘でこちらの都合を斟酌しない『妹』だが、ミゼルカにとっては必要な存在だった。
振り回される一方でも『彼女の我が儘を聞いてやる自分』は『誰かに必要とされている自分』だと認識できる。
そういった自認を彼女は必要としていた。
それでも、いくら尽くしても顧みられない一方ではストレスが蓄積されていく。
知らず知らずのうちに疲れを溜めこんでいたミゼルカにとって、最近メランコリィからの呼び出しが少なくなったことは歓迎すべきことだった。
ミゼルカ(以下ミゼ)「とは言っても、全くないというのもなんだか収まりが悪いけど」
元来他人を気遣う性質であるが故に、もし具合を悪くでもしているのなら見舞いにでも行こうかと思案し始めたときだった。
ミゼルカの携帯端末がメールの受信を知らせて振動する。
ミゼ「噂をすればメランコリィからかしら?」
ミゼ「…………何ですって!?」
送信者と文面をチェックし、ミゼルカは混乱の局地に叩き落とされた。
添付されていた写真には見覚えのある金属製のリング。
ミゼ「井藤ノノハ……なぜ私のアドレスを……いえそれよりも」
ミゼ「メランコリィのリングを無傷で返して欲しければ今日一日奴隷になれ……ですって……!?」
待ち合わせの場所は現在ミゼルカがいる地点からさほど遠くない所だった。
しかし時計を見れば待ち合わせの時刻まで一刻の猶予もない。
メランコリィ本人に事情を聞こうと電話をしてもメールをしても返事はなしのつぶてなのが更なる不安を煽る。
まさか彼女まで捕まっているというのだろうか。
ミゼ「どういうつもりか知らないけどあなたの好きにはさせないわ」
ミゼ「待っててね、メランコリィ……!」
ミゼルカは苦悩に顔を歪め、やがて待ち合わせの場所へと走り出した。
悲壮な決意を抱えてーー。
ミゼ「待ち合わせ場所はここのはずだけど」
ミゼルカが辿りついたのはロンドンの某駅から数分の距離にあるショッピングモール二階にあるブティックの前だった。
店内は行きかう人の群れでごった返しており、ノノハの姿を探してもなかなか見つからない。
ミゼ「呼び出しておいて来ないつもり? なんて勝手なの」
もしやからかわれたのではないかと思い、いっそ帰ってしまおうかと踵を返しかけたときだった。
ノノハ「ハローミゼルカさん!」
ミゼ「井藤ノノハ!」
背後から声をかけられ一瞬驚くが、すぐに向き直って睨みつける。
突然の大声に周囲の人間の視線が集まっていることを頭の片隅で意識しつつも声のボリュームを押さえられない。
ミゼ「よくもメランコリィのリングを――!」
ノノハ「ストップストーップ。冷静になって」
対するノノハは普段通りの声量でまるで他人事のように飄々とした態度。
どうどう、と馬を宥めるような態度を取られて激高しかけるが、
ノノハ「こんなところで大声でリングについて話してもいいの?」
というノノハの台詞に叫びかけた声を呑み込む。
ミゼ「……あなたに言われなくても分かってる」
落ち着け、頭を冷やせ、と心の中で唱える。
メランコリィ(のリング)が彼女の脅迫の材料になっている以上、下手にノノハの反感を買うような行動は控えるべきだ。
ミゼルカは一度深呼吸してから鋭い声で詰問した。
ミゼ「狙いは何?」
ノノハ「言ったとおり。ミゼルカさんに奴隷になってもらうこと」
奴隷、という単語にかっとなりかけるが押さえる。
先を促して視線を向けると、ノノハは敵意も悪意もないような完璧な笑顔で条件を出した。
ノノハ「私の言うことを聞いてくれればちゃんとリングは無傷で返すわ」
ノノハ「ちなみに、リングは私しか知らない場所に隠してあって規定の時間までに決まった手順で回収しないと破壊されるから」
ノノハ「もちろんミゼルカさんが私に乱暴しなければ今の話はただの無駄話だけど」
ミゼルカは隙を見て振り上げようとしていた腕をそっと片方の手で押さえた。
いっそこちらから反撃に転じようという思考すら先読みされている。
ミゼ「……選択の余地はないようね」
葛藤の果てに苦々しい思いで選び取った結論を口にする。
ミゼ「好きにすればいいわ」
ミゼルカの返答に、ありがとう!と喜びの感情を表したノノハの片方の瞳が一瞬見覚えのある赤に染まった気がした。
ミゼ「……!?」
ノノハ「どうしたの?」
気がしただけで、改まって見つめればノノハの瞳は両眼共に見慣れた明るい茶色だった。
照明の都合で錯覚しただけだったのだろうか。
ノノハ「瞳と瞳で見つめ合いなんて照れるなー」
ミゼ「いえ、今……ううん、私の勘違いね。というかそれよりも!そんなつもりは毛頭ないわ!」
まーまー怒らないで、それじゃあさっそく、とノノハが要求を口にしようとする。
ノノハ「うーん、何してもらおうかな。まずは……ええっと」
一体何を命令されるのかと身を竦めて待つが、
ノノハ「とりあえずその服だといい加減見慣れたから違う服を買いましょう!」
ミゼ「……は?」
初めての命令は予想よりも肩すかしなものだった。
ノノハ「何を着てもらおうかなー。ミゼルカさんスタイルいいから何でも似合いそう」
ノノハは店内に陳列されている服を手にとってはミゼルカのからだに当てて感想を言ったり聞いたりする。
落ち着いたシンプルなワンピースや普段着ているようなパンツはともかく、なぜゴスロリだの水着だのまであるのだろうか。
普通の薔薇やリボンのついたお洒落なカチューシャに混じって猫耳まである。日本でもないのに。
ノノハ「ここは秋葉原にも系列の店を出してるらしいわよ。そっちのブランドとも交流してるんだって」
ミゼ「どうでもいいし聞いてないわよ」
何気ない会話をいつのまにか楽しんでしまっている。
気を緩めてはいけないのに。
ノノハ「これなんかどう? かわいいと思うけど」
ミゼ「それは私に似合わないから……ってそうじゃないわ、何よこのお遊びは。こんなことに付き合ってられるものですか」
ノノハ「帰るの? いいけど……リングがどうなってもいいのね」
ミゼ「……」
メランコリィの身の安全を聞いてもはぐらかされた思い出が甦る。
リングがどうなってもという台詞はメランコリィがどうなってもいいということと同じ意味ではないか?
ミゼルカにそれを確かめることはできない。
更に続ける台詞にミゼルカは硬直した。
ノノハ「それに……忘れたの? リングは通常外すことはできないのに私はメランコリィのリングを外せた。ミゼルカさんのリングも外せるとしたら……」
ミゼ「……!」
ノノハ「あなたは私に逆らうべきじゃないんじゃないかな」
普通の女の子同士の付き合いのような時間に、うっかりどうしてこうなったのかという理由と自分の立場を忘れていた。
簡単に気を許していた自分が情けないとミゼルカは眉間に皺を寄せる。
ノノハ「はい! とゆーわけで試着室の中に入って、どうぞ」
ぐいぐい背中を押されてカーテンで仕切られた試着室の中に押し込まれる。
そこにノノハからどさどさと服を放り込まれてどうしたらいいか分からず途方に暮れていると更に指示が与えられる。
ノノハ「この中から好きなの選んでいいわよ」
ノノハ「それ以外は許さないけどね」
ミゼ「……っ」
手に取って見てみると、往来で着るには問題ないがミゼルカの嗜好としてはいささか苦手なタイプのものが多い。
しかしノノハの命令に逆らうわけにはいかない。
ミゼ「しょうがないわ……どれを着ましょうか」
ミゼルカに着せたい服を以下に書いていってください
続き投下の際に反映させます
複数ある場合とりあえず全部試着はさせてから往来で歩けそうなのを購入して続きます
お久しぶりです
服装指定途中まで消化します
ミゼ「ええい、女は度胸よ! 適当に手に取ったこれをとりあえずは…………!?」
決意したような様子であったが、しばらく時間が経ってもミゼルカは動こうとしない。
痺れを切らしてノノハが声をかけた。
ノノハ「まだなの?」
ミゼ「ちょっと心の準備が……」
ミゼルカは手に持っている水着―服なのか布なのか分からない物体―を見つめる。
適当に掴んだものから処理していこうと意気込んだはいいが、初っ端から最難関にぶつかってしまったような気がしないでもない。
以前オルペウス・オーダーの面子で海に行ったことがあったが、そのときのオレンジの水着以上に食い込みが深く、背中もがら空きである。
ミゼ「というかこれ着て外行けないでしょう!?」
ノノハ「まあまあまあ」
ノノハ「着ろ」
ミゼ「……」
処理をしておいてよかったと思いつつ、粛々と服を脱いで、下着も脱いで、やたらと面積の少ない水着を身につける。
着るというよりも布をからだに当てているといったほうが正しいような気分だ。
ノノハ「終わった?」
ミゼ「!?」
試着室の入り口から顔を突っ込むノノハにびっくりしてミゼルカは肩をすくめた。
ノノハ「おおお……壮観って奴?」
ここのライン好きなのよねー、などと言いつつ大腿部のあたりをなぞられる。
ミゼ「ひぃっ」
ノノハ「ごめんごめん」
ミゼ「もういいでしょ、これ脱ぐから」
ノノハ「あ、うん。着せたかっただけだからもういいよ」
もういい、と言われた割にはミゼルカが動こうとしないのでノノハは首をかしげた。
ノノハ「別の服試着していいよ?」
ミゼ「あ……」
ノノハ「あ?」
ミゼ「あなたが見てたら着替えられないの!!」
ノノハ「ああ!」
やっと顔をひっこめてくれたノノハに溜息をつくミゼルカ。
しかし彼女が次に手に取った服もやはり悩みの種だった。
ミゼ「待ってノノハ。これ、子供用の服じゃない?」
ノノハ「そうよ。園児服」
ミゼ「そうよね。だから返してきて」
カーテンから園児服を突っ返し、棚に返してくるように頼む。
ノノハ「いや大丈夫だから。着て」
ミゼ「だってサイズが合わないでしょ……?」
サイズの問題どころではない気もするが。
ノノハ「大人用の園児服だから大丈夫よ」
ミゼ「!?」
混乱するミゼルカ。
タグを確かめると、サイズはF。
ノノハ「あ、ごめんね?特殊系のはフリーサイズしかなくて……もしかしてきつい?」
ミゼ「元からきついと思うのだけど」
ノノハ「そうじゃなくてサイズ」
ミゼ「サ、サイズは……」
身長も胸囲も、忌々しいことにミゼルカが着ることができるサイズだ。
ノノハ「大丈夫なら着てね!ほら早く」
ミゼ「なんで園児服なの……? なんで成人用のサイズなの……?」
日本人頭おかしい。
そう叫びたくなる気持ちをこらえつつ、ミゼルカは水色のスモックを着る。
やたらと子供らしいデザインのセーラー帽子を羞恥心を呑み込んで被る。
ひらひらとした幅広のリボンが揺れるのが何とも微妙だった。
ミゼ「…………」
鏡を見ると沈黙するしかない。
胸のボタンはどうにか留めることができたが、胸囲に生地が引っ張られて前の裾が大分ぎりぎりな位置まで上がってしまっている。
もちろん後ろもかなりぎりぎりだ。
ノノハ「着た?」
前置きもせずにノノハがカーテンを引く。
ミゼ「!?」ビクッ
ノノハ「…………」
ノノハの方へ向き直り、少しでも丈の短さを誤魔化そうと前の裾を下に引っ張っているミゼルカだが、背面の鏡に映っている自分の姿には、具体的に言えば、前へ生地を引っ張られた分引き上げられた後ろの裾とモロ見えの諸々には気づいていないのだろうか。
太ももの付け根ギリリギからすらりと伸びた白い素足が目の毒だ。
あ、これ靴下履かせよう、とノノハは思った。
とはいえ。最終的には往来を歩く服を選ぶ必要があるわけで。
ノノハ「端的に言えばエロいんだけど…………………きついわ」
ミゼ「あなたが着ろって言ったんでしょ!!!」
あんまりな言いように、ミゼルカは半泣きになって叫ぶのであった。
ミゼ「水着に園児服にメイド服って普通の服を着させる気ないでしょ?」
ノノハ「まあまあまあまあプレイの一環ということで」
ノノハが選んだメイド服はいわゆるフレンチメイドではなくヴィクトリアンメイド型のものだった。
踝までの丈の長い黒のドレスに白いエプロンを羽織り、鏡を見ればそれらしく見える。とはいえあくまでファッション用、メランコリィの屋敷にいる女性の世話役の仕事着に比べると、エプロンの肩紐や裾にあしらわれたフリルの量は段違いだ。普段付けているコサージュを外して、代わりに白いフリルとリボンの付いたカチューシャを装着する。
ミゼ「ああけれど、さっきの園児服に比べれば……ロングスカートなだけマシだわ」
死んだ目で呟くミゼルカ。
ここまでくれば慣れたもので、自らカーテンを開いてノノハにメイド姿を披露する。
ノノハ「イギリスだから真面目なの選んだけれど、ミゼルカさんの素質的にやっぱりミニスカメイドでもよかったかな……いや、それも似合うと思うわよ?」
ミゼ「何よそのフォローするような台詞は」
ノノハ「せっかくだからこっちも着てみましょうか」
ミゼ「ちょ、ちょっと、別にそっちも着たいわけじゃ……!」
強引に押し切られ、結局膝上丈のプリーツの入ったスカート、機能美を放り投げたような無駄にたっぷりのレースとリボン、ニーソックスの”いわゆる”フレンチメイドの恰好もさせられたのだった。
ノノハ「やっぱり外国人さんのメイドコスプレに勝るメイドコスプレはないわー」パシャパシャ
ミゼ「写真撮らないでくれるかしら」
ノノハ「ご奉仕します御主人様っ! って言ってみて」
ミゼ「誰が言うものですか」
ノノハ「^^」
ミゼ「」
プレッシャーに押し負けたミゼルカがどうしたのかは推して知るべし。
かくしてノノハの携帯のカメラ機能が火を噴いて、とあるビデオファイルがこの世に増えたのだった。
ミゼ「完全に遊ばれている気がする……」
ノノハ「気のせい気のせい」
残りはセーラー服とノノハと同じ服と下着ですね
続きはまた今度
ノノハと同じ服についてですが三期の緑でいいのかな?
指定してくれた人がいたらどのノノハの服が希望か教えてくれると幸いです
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