アンナ「遊馬の子供が欲しい」(16)

アンナ「孕ましてくれねえかな~」

ロビン「君は一体何を言っているんだい?」

アンナ「俺はもう生殖可能な身体で準備はすでに出来ているんだよ」

ロビン「いきなり呼び出されたと思ったらまさかこんな話をされるとは思わなかったよ。これでも僕、結構忙しいんだけど?」

アンナ「そんな事言わずに相談に乗ってくれよ。俺達はタッグを組んで黄色い風呂上りに殺された仲だろう?」

ロビン「間違ってないけど改めて言葉にすると凄くカオスな関係だね」

アンナ「今更かもしれないけどさ、俺遊馬の事が好きなんだよ」

ロビン「本当に今更だね。今更の大盤振る舞いだよ」

アンナ「だけど遊馬の奴、鈍過ぎるんだよな。俺がどんなにフライングランチャーでアプローチを仕掛けても全然気付いてくれない」

ロビン「遊馬が鈍いのは否定しないけど、君の中でのアプローチって砲撃なんだ」

アンナ「おまけに遊馬の近くには何時も小鳥が居る。正直あの2人、ただの友達以上の関係に見えるんだよ」

ロビン「むしろ絆という言葉が相応しい関係かもしれないね」

アンナ「だったらもう俺が遊馬を勝ち取るには既成事実を作るしかねえだろ」

ロビン「その結論に達するなんて最近の中学生って随分進んでるんだね」

アンナ「あ~さっさと抱いてくれねえかな~」

ロビン「いくら待っても遊馬は君を襲わないと思うけどね」

アンナ「いや、だけど遊馬だって健康な中学生男子だ。ムラムラする時もあるはずだ。満タンなエネルギーが行き場を無くして困る時だってあるはずなんだ」

アンナ「そんな時に俺みたいに二つの魅惑の果実をぶら下げた可愛い女の子が現れてみろ? 襲わないと男が廃るってもんだぜ」

ロビン「ムラムラしただけで女の子襲ってたらこの世は犯罪者の大盤振る舞いだよ」

アンナ「それとも俺って遊馬好みの容姿じゃないのかな?」

ロビン「それはさすがに何とも言えないけど……」

アンナ「多分遊馬は貧乳が好みなんだよ。思えば小鳥もぺったんぺったんつるぺったんだし」

ロビン「いや、中学生なんだからあれくらいが普通じゃないかな。むしろ君が大き過ぎるんだよ」

アンナ「あ~何で俺の胸はこんなに大きいんだろ? 乳なし板張りの小鳥がうらやましいぜ」

ロビン「うん、それ絶対に小鳥さん本人には言わない方が良いと思う」

アンナ「そんな訳でこんな俺が遊馬を振り向かせるにはもう犯して貰うしかねえんだよ」

ロビン「結局そういう犯罪的結論に達するんだね。もしかして君、暗黒帝王デッドマックスの手先?」

アンナ「お前もなんか意見くれよ。どうしたら遊馬の超弩級砲塔列車が俺のトンネルを通過出来るのかをよぉ」

ロビン「そんな事言われてもねぇ……もう直接本人に『抱いてくれ』って言えば良いんじゃない?」

アンナ「馬鹿、そんな恥ずかしい真似が出来る訳がねえだろ。お前、俺を痴女か何かと勘違いしてねえか?///」

ロビン「すまない、真っ昼間のファミレスで平然とこういう事を話すからてっきりそうなのかと」

アンナ「だが直接的に攻めるのは悪くないな」

ロビン「相手は遊馬だしね。回りくどいやり方は効果薄いと思うよ」

アンナ「じゃあこんなのはどうだ? 遊馬を体育倉庫に呼び出して、そこに裸にリボンを巻いた状態の俺が待っているとか」

ロビン「ベタベタの大盤振る舞いだね。だけど多分戸惑うだけで襲ってはくれないと思うよ」

アンナ「だったらむしろこっちから襲えば良いんじゃねえのか? よし、こうなったら夜中に家に忍び込んで寝ている遊馬を無理やり……」

ロビン「もしそれを実行したら僕は正義の味方として君を警察に突き出さないといけなくなるけど良いかな?」

アンナ「あ~もう、だったらどうすれば良いんだよぉ……」

ロビン「……君はさっきから犯して貰うとか孕ませて欲しいとか言うけれど、それはちゃんと好き同士になってからやるものだと僕は思う」

アンナ「なかなか好き同士になれないから強行的にやるしかないんだろうが」

ロビン「でもそんな事で結ばれてもそれは本当の意味で結ばれた事にはならないだろう?」

ロビン「遊馬と結ばれたいのなら既成事実とか何かを利用するんじゃなくて、もっと真っ当な方法で振り向かせるべきだ」

ロビン「その方が遊馬の為にも、何より君の為にもなると僕は思うよ」

アンナ「…………」

ロビン「今度ハートランドの遊園地で大きなお祭りがある。パレードもあるし、夜には花火の大盤振る舞いもある」

ロビン「ためしにそれに遊馬を誘ってみたらどうかな? 遊馬は鈍いから君との距離が縮まるかは分からないけど……」

ロビン「きっとやるならそれの方が良いと思うよ、僕は」

アンナ「お前……」






アンナ「成る程、そこで花火の代わりに俺の花びらを見せるんだな!」

ロビン「うん、全然分かってないよね、君」


…………

ロビン(思ったより時間が掛かっちゃったな。もう夕方だ)

ロビン(もうすぐ母さんが迎えに来る。それまで今度のドラマの台本でも読んでるか……ん?)

画伯「よしよし」

ロビン(あれは遊馬の友人のキャッシーさん、だったかな? ネコと遊んでる)

画伯「……はぁ」

ロビン(何だか表情が暗いな。困っている様だし声を掛けて……)

画伯「……やっぱり子供しかないのかにゃ~」

ロビン「…………」

画伯「遊馬を振り向かせるには……作るしかないのかにゃ~」

ロビン「…………」

ロビン(……さあ、台本を読もう)

<おわり>

読んでくれた人、ありがとうございました。今回は以前別作品を題材として書いたSSをゼアル用にリメイクしたものです。その為一部内容が類似していますのでご了承下さい。

遊馬先生の気苦労が絶えなさそうだ…
乙ー

乙でしたー!
時々狂気を吐き出さずにはいられない病気にでも懸かってるの?(真顔)

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