後輩「だいたい先輩はだらしなさすぎるんですよ。なんですかあの部屋は！汚いにも程があります！」

先輩「えへへ・・・」

後輩「何で照れてるんですか！褒めてません！」

後輩「とにかく！それを直すまでは同棲なんて考えられません」

先輩「zzz・・・」

後輩「ちゃんと聞いてください！」

先輩「後輩ちゃんに提案があります！」

後輩「なんですか先輩」

先輩「寒いから手をつなごう！」

後輩「いいですよ」

先輩「もうちょっとくっつこう！」

後輩「いいですよ」

先輩「一つになろう・・・？」

後輩「えっ・・・///」

先輩「ちょっと後輩ちゃん！ツッコミ！いつものパワフルツッコミはどうした！」

後輩「・・・私が・・・先輩に・・・あんなとこや・・・こんなとこを・・・」

先輩「ちょっ・・・後輩ちゃん！戻ってきてー！」

後輩「はっ！先輩！なんてこと言うんですか！」

先輩「ごめんごめん。まさかああなるとは思わなくて・・・」

後輩「・・・それはそうと、まだ手をつないでませんよね」

先輩・後輩「「つなごっか（ましょうか）」」

先輩「後輩ちゃんに提案があります！」

後輩「なんですか先輩」

先輩「カラオケに行こう！」

後輩「勘弁してください・・・」

先輩「あ、もしかして地雷？」

後輩「歌だけは・・・どうか見逃して・・・」

先輩「見逃すわけないだろぉ～？」

後輩「いやああああああ！」

カラオケ

後輩「先輩も下手じゃないですか！」

先輩「後輩ちゃん程じゃないよ！」

後輩「いや、先輩の方が下手です！」

先輩「いやいやいや、後輩ちゃんにはかなわないって」

先輩・後輩「「・・・・・・」」

先輩・後輩「「似た者同士だね（ですね）」」

先輩「後輩ちゃんに提案があります！」

後輩「なんですか先輩」

先輩「もっと恋人らしいことをしよう！」

後輩「賛成です」

後輩「で、具体的には何をするんですか？」

先輩「え、えーと、その手にもってるクリームパンを、その、あ、あーん、するとか？」

後輩「恋人っぽいですね」

先輩「早く早くー」

後輩「いきますよー。先輩、あーん」

先輩「あーん」ぱくっ

後輩「どうですか？」

先輩「幸せ！」

後輩「それはよかったです」

先輩「後輩ちゃんはどうだった？」

後輩「私ですか？うーん・・・なんだか私も幸せでした！」