男「ハーレムが欲しい…」天使「何言ってるんですか」(117)

後輩「友先輩、今日家に行ってもいいですか?」

友「部屋が片付いてないが、それでも構わないならいいぞ」

後輩「やったー! これで私と友先輩の仲が一層深まって…」

会長「後輩、友。仮にも生徒会長である私の前で不純異性交遊は許さないぞ」コホン

友「なら会長もくればいいじゃないか。」

会長「そ…そそそれもそうだな//// 勘違いしてもらっては困るがあくまで監視のために来るだけだからな////」

後輩「監視って先輩は来なくてもいいですよ? 私と友先輩は愛を育むだけであってそこに先輩の場所はありませんよ?」

会長「それが問題なんだ! とにかく、お前と友を一緒にしてはおけん!」

幼馴染「…友…遊んでばかりいないで宿題もしないと成績下がるよ…」

友「あーもー! 男、なんとかしてくれ!」

男「はぁ…」

男(羨ましいな、ホント)

友「とりあえず後輩も会長も俺の家に行くってことでいいよな?」

後輩「友先輩が言うんだったら会長先輩も来ても構いませんよ」

会長「何様だお前は」

友「幼馴染と男はどうする?」

幼馴染「…うん、行く」

幼馴染「男も一緒に友の家に来る?」

男「いや、今日は遠慮しておくよ」

男(なんか居づらいし)

幼馴染「…そう、残念…」

男「じゃ、また明日」

友「おい…って行っちまったか」

友「なんか最近あいつ付き合い悪いな」

後輩「別にいいんじゃないですか。あんな置物みたいな人」

会長「まあ、男は友と違ってパッとしないからな」

幼馴染(………残念)シュン

男(いいなぁ、友は顔も良くて人望もあって美少女達にモテモテで)

男(後輩に会長、幼馴染と俺の姉さんってよりどりみどり)

男(成績優秀で容姿端麗、先生達からの信頼も厚いから当然か)

男(一方俺は真面目ってだけが取り柄の普通の高校生)

男(才能とかdnaとか色々違うんだろうな)

男(ないものねだりってことは分かるけど俺も友みたいに)

男「ハーレム欲しいなぁ…」

???「何を言ってるんですか」

男「ん?」

???「どうも、天使です」

男「……どちら様ですか?」

自称天使「さっき天使って言ったじゃないですか」

男「」

自称天使「何言ってんだこいつみたいな顔をしないでください」

男「えっと…いい病院を紹介しましょうか?」

自称天使「失礼ですね、貴方。この恰好で天使って分からないんですか?」

男「冬に露出狂っぽいコスプレをしている人を天使って呼ぶのはちょっと…」

自称天使「可愛い顔をして結構酷いことを言うんですね貴方」

男「じゃあ用がないならこれで」スタスタ

自称天使「とりあえず話を聞いてください」トコトコ

男「お断りします」スタスタ

自称天使「話を…へぷしっ」

自称天使「寒い…」ズズ

男「……」

今日はここまで
このスレは
男「ハーレム欲しいなぁ…」
男「ハーレム欲しいなぁ…」 - SSまとめ速報
(http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1347288426/l50)
を参考に1から書いています


公園のベンチ

男「ほい」

自称天使「ありがとうございます」アチチ

自称天使「…ってお汁粉というチョイスはどうかと思いますよ」

男「いやなら飲まなくて良いんだぞ」ゴクゴク

自称天使「そういう貴方はコーンスープじゃないですか」

男「奢ってやったのに文句を言うなよ」

自称天使「ぐぬぬ」

自称天使「体が温まったところで話を聞いてもらいましょう」

男「宗教勧誘ならお断りだぞ露出狂」

露出狂「ぶっ殺しますよ男さん」

男「ん?俺名前言ったっけ?」

露出狂「そりゃ天使ですから人間1人の名前くらいすぐに分かります」

露出狂「どうです? これで少しは信じてもらえますか?」

男「いや、電波ってくらいしか分からん」

電波「ちくしょう」

自称天使「じゃあ一番分かりやすい証拠を見せます」

自称天使「この羽と頭の輪っか、本物なんですよ」

男「最近のコスプレって凝っているんだな」

自称天使「あくまで信じる気ねーなこいつ」

男「当たり前だ、電波」

自称天使「分かりました、そこまで言うんなら羽でそこのブランコを一回転させて見せましょう」

自称天使「男さん、吹き飛ばされないように私の後ろに回ってください」

男「分かった」

自称天使「それッ!」

ビュオッ

グルン

男「oh…」

自称天使「どうですか?」ドヤ

男「……どういうトリックなんだ?」

自称天使「トリックじゃありませんよ。実際に男さんも吹き飛ばされてみます?」

男「いや、遠慮しておくよ」

自称天使「これで信じてくれますか?」

男「取り敢えず信じるよ」

天使「ようやく理解しましたか下民」ドヤ

男(この中学生うぜえ)

男「で、その天使が俺に何の用なのさ」

天使「えーと…言いにくいんですが、男さんは現在欲求不満ですよね?」

男「もち」

天使「身近な女の子達に良からぬ妄想を抱いてるでしょ」

男「当然」

天使「変態」

天使「話を戻しますと、予言で男さんのその欲求が数年後に爆発してしまうと観測されました」

天使「そして貴方は老若男女問わず世界中の男性を殺害し、女性は孕ませて回るんです」

天使「指名手配されて最終的には貴方は処刑されますが天国はパンクしてしまうと予測されました」

男「なぜ目を逸らす」

天使「目を合わせたら妊娠させられるかもしれないじゃないですか変態」

男「酷い」

天使「ちなみに男さんは『ハーレムさいこぉぉぉ』って言って銃殺されます」

男「ひでぇ最期」

天使「そうならないように男さんの願いを叶えることになりました」

男「マジ?」

天使「マジです。ですが、ただで願いを叶えるわけにはいけません」

天使「そこでこれで男さんに善行を詰ませて更生させます」

男「何このでかい飯盒?」

天使「違います、これは貴方が善行を詰むことで徳が粒となって貯まる壺です」

天使「試しにそこに空き缶があるじゃないですか」

男「あれお前が飲んでたお汁粉の缶じゃね?」

天使「いいから捨ててください」

男「はいはい」

男「…で捨てたけどどうなるんだ?」

天使「壺を見てください」

天使「ほら、小さな粒があるでしょ」

男「米粒みたいだ」

天使「これが壺一杯分になったら男さんの願いが叶います」

天使「小さな善行じゃこんなものでしょ」

男(でも胡散臭いなぁ)

天使「ま、犯罪者になるか願いを叶えて幸せになるかは男さん次第ですよ」

天使「私も不本意ですがお手伝いは多少しますから」

男「……分かった。やればいいんだな」

天使「……敬語を使わないと取り上げますよ」

男「………………是非やらせていただきます、天使様」

天使「構わぬぞ男よ」

男(うぜぇ)

天使「では、用事がありますので上に戻りますね。また後でお会いしましょう」

男「おい……って消えた」

男「…………」

男「夢……じゃないよな、これ」

男「この飯盒、持って帰るか」

男「って重ッ…」

天使「…………」

天使「……………」

天使「………………」

天使「…………………」

天使「……………………しめしめ」

以上で今日は終わります
できるだけオリジナルを入れるつもりですがどうしても真似になってしまうのは許してください

友の家

友「……もうこんな時間か…」

後輩「そろそろ夕飯の時間ですね」

会長「お前の課題の手伝いをしていたらこんな時間になってしまったぞ、後輩」

後輩「でも先輩だって生徒会の仕事を持ち帰って私と友先輩に手伝わせていたじゃないですか」

幼馴染(今日の宿題なんとか終わらせることができた…)

友「どうせだから3人ともうちで夕飯食っていくか?」

後輩「いいんですか?」

会長「いいのか?」

友「……と言っても俺はあんまり料理はできないから期待はするなよ?」

後輩「私も手伝いますから一緒においしい夕飯にしましょう!」

友「ああ、頼りにしてるぞ、後輩」ニコ

後輩「……/////」

会長「ぐぐぐ…私だって料理の一つくらいできる……」

友「会長も頼む」ニコ

会長「もっ…もちろん頼りにしてくれ/////」

幼馴染「……ごめん、今日は用事があるから家に帰るね……」

友「明日に用事を済ませればいいじゃないか」

幼馴染「でも…」

後輩「友先輩、幼馴染さんが帰りたいって言ってるんだからいいじゃないですか」

後輩(ライバルが一人減るし)

会長「別に明日も学校で会えるから構わないだろう?」

会長(幼馴染より一歩リード出来るからな)

友「まあ、2人がそう言うんならいいか」

友「それに姉もそろそろ来ると思うしな」

後輩(友先輩がメールで誘ってたの忘れてた。あの巨乳大学生)

会長(こうなったら姉先輩が来る前に友にアピールしないとな)

男の家

男「ただいまー…って、あれ? 姉さんは?」

男「あ、メール来てる」

男「何々、『今日は友君の家で夕飯を食べるから適当に食べてね』」

男「一人寂しく夕飯か…」

男(最近一人飯が多いな)

男「冷蔵庫の中身は……と食材切れてるし」

男「仕方ない、買いに行くか」

男「じゃがいもと豚肉が安かったから肉じゃがにでもするか」

男(あんなところに焼き芋屋…)

男(そして見覚えがある人影が…って)

???「……男?」

男「幼馴染、友の家に夕飯を食いに行ったんじゃないのか?」

幼馴染「…ん」フルフル

男「じゃあなんでここに?」

幼馴染「……焼き芋」

男「いや、見れば分かるけど」

焼き芋屋「毎週この時間に紫芋の焼き芋をやってるんですよ坊ちゃん」

焼き芋屋「幼馴染ちゃんは毎回一番初めにたくさん買ってくれるウチの常連でね」

焼き芋屋「坊ちゃんは幼馴染ちゃんの友達のようですし、お一ついかがですかい?」

男「じゃあ一つなら…って高ッ!」

焼き芋屋「そりゃ紫芋は仕入れるのが大変ですから普通の焼き芋と同じじゃありやせんよ」

幼馴染「……」クイクイ

男「どうした?」

幼馴染「…おじさん、紫芋の焼き芋もう1つ」

焼き芋屋「はいよ」

幼馴染「……はい、男」

男「……いいのか?」

幼馴染「ん」コクン

焼き芋屋(甘酸っぱいなァ)

帰り道

男「……」ウマウマ

幼馴染「……」ホクホク

男「……幼馴染」ムグムグ

幼馴染「…あげないよ」ハムハム

男「いや…そうじゃなくて、ありがとな」

幼馴染「……ん」

幼馴染「…友や会長先輩達には教えないでね。これは口止め料」モキュモキュ

幼馴染「……あそこで一番最初に買うのは私だから」

男「…そっか」

男「でも、そんな穴場俺に教えて良かったのか?」

幼馴染「……男は早く来ても私に最初に譲ってくれると思うから。男は鈍臭いから私より早く来ることはないと思うけど」

男「酷い言われようだ」

幼馴染「…でも事実」

男「事実は時に人を傷つけるということを覚えておこうな、幼馴染さん」


男「じゃ、また明日」

幼馴染「……ばいばい」フリフリ




幼馴染「……」モクモク

幼馴染「………」ハフハフ

幼馴染「…………」ニヘ

男「そんな訳で今日の晩御飯は肉じゃがになりました」

天使「その割には量が多くないですか?」

男「夜食用に多めに作っておいたんだよ」

男「……いつからいた?」

天使「男さんが肉じゃがを作り始めたあたりから」

男「結構前からいたんだな」

天使「声をかけるタイミングを間違ってしまいました」

天使「味はもっと薄味のほうがいいですよ、男さん」

男「夕飯たかりに来た癖に文句まで言うなよ」

天使「失礼な、私はただ晩御飯を頂きに来ただけではありませんよ」

男「デザートのプリンまで食う奴がなにを言うか」

天使「渡し忘れたものがあったんです」ゴソゴソ

天使「あった、これです」

男「ゲームボーイっぽいな」

天使「阿呆、レーダーです」

天使「これはですね…徳を積むためには良い行いをしなければいけないことは分かりますよね?」

男「うん」

天使「このレーダーは貴方が行えるであろう善行を察知して教えてくれる道具です」

天使「つまり、近くに困ってる人や何らかのトラブルが起きていたら教えてくれる道具です」

天使「貴方は男子高校生ですから…行える善行はレベル3程度ですね」

男「善行のレベルってなんだよ」

天使「まあ、良い行いの危険度というか難易度みたいなものですよ」

天使「レベル1はゴミ拾い程度ですが、レベル5だと貴方の場合自分の命を犠牲にして他人を救う程危険になります」

天使「要はレベルが高いほど徳の粒が多くもらえるけど、面倒臭かったり危険だったりするわけです」

男「レベルが何かは分かったけど、このゲームボーイがどう教えてくれるんだよ」

天使「ゲームボーイ言うな。上では最新式の音と振動で教えてくれるレーダーなんですよ」

天使「状況によって音か振動どちらがいいか判断してくれる便利機能付きです」

天使「取り敢えず設定のためにスイッチを入れますね」カチ

男(ゲームボーイっぽいな)

天使「まずは貴方の出来そうな善行レベル3あたりまで察知できるように設定します」ポチポチ

天使「……できました。ではこれを差し上げますので効率よく徳を積んでくださいね」

男「分かった。ありがたく貰っておくよ」

天使「では、また会いましょう」

天使「今度はさっぱりしたものをお願いしますね」

男「消えた…。また夕飯を食っていく気かよあのjc」

男「……食器片付けた後、課題やって寝よ」

男「今日は勉強やらなくていいか」

すみません
急用が入って今日はもうできません

すみません、パソコンが故障して書き込みできませんでした
明日の夜に更新します

読むのが怖い('-'=)

でも待ち遠しい(*'-')

いっそのこと、この麺をあなた色に染めて下さい((=゚-゚)つ∬

次の日

姉「今日は夕方に友君が来るんだから掃除しっかりやっておいてね」

姉「あと洗濯もお願いね」

男「分かったよ、姉さん」

姉「じゃ、行ってきます」

バタン

男(昔は共同で家事をやっていたのになぁ……)

男(姉さんは最近、大学から帰ったら一直線に友のところに行くし)

男(あ、そういえば今日は創立記念日だったな)

男「久しぶりにゆっくりしますか……」

男「と、その前に掃除掃除っと…」

男「隅から隅まで掃除したら昼になってた」

男(洗濯も済ませたし、ゆっくりできるな)

男「さてと、作るの面倒くさいからコンビニで買ってくるか」

男「何か忘れてる気がするけど、まあいいか」

アリアト-シタ-

男(昨日何かあった気がするけど…何だっけ?)

男「ん?あれは…」


路地裏

dqn「今暇でしょ、君。ちょっと遊びに行かね?」

チャラ男「俺らが奢るからさー」

??「あの…その…困ります…」

dqn「いいじゃん、ちょっとだけだからさww」ガシッ

チャラ男「明日の朝頃には帰れると思うからwww」ヘラヘラ

dqn「それちょっとじゃねえじゃんwwwwww」ゲラゲラ

??「」ブルブル


男「おい待てお前ら」

dqn「なんd」ドゴ

チャラ男「てm」バキ

??「…あ……」

男「大丈夫ですか?」

??「は、はい。ありがとうございます…」

男「どうしてここに?」

??「▲▲3-12にある○○ってところに行こうとしたら迷ってしまって…」

??「そうしたら今倒れてるあの2人にここに連れ込まれて…」ブルブル

男「そうだったんですか…」


??「ご丁寧に道案内までしてくれてありがとうございます」

??「あの時貴方が来てくれなかったら大変なことになってました」

男「いえいえ、大した事じゃありません」

??「本当に助かりました」ペコペコ

??「このお礼はいつかさせて貰います」

男「あ、はい」

??「では、またいつか」



男(行っちゃった…)

男(あの娘金髪だったな…日本語も流暢だったし、ハーフなのかな)

男「可愛かったなあの人…」

男(俺には縁がなさそうだけど)

男「コンビニ弁当がぐちゃぐちゃになってる…」

男「仕方がない、家に帰って買い貯めしたカップ麺で我慢するか」

dqn「おい待てやコラ」ガシ

チャラ男「ふざけんなよテメェ」

男「あ…はは……」

dqn「ちょっとツラ貸せ」

男の家

男「痛た…ただいまー」

男(なんとか穏便に済ませることができた)

男「えーと、ペヤングはどこかな」

男(昼飯食ったら疲れたし昼寝しよ)



路地裏

dqn「糞…痛え…」ボロボロ

チャラ男「あの野郎…」ボロボロ

コッチが至高のうどんなら(゚-゚=)












アッチは究極のおうどん(=゚-゚)

のろ
なおったらかく

うどんだと思ったら(*゚o゚)








まかろにだった(,_,キ)

男「続きが欲しい…」
天使「何言ってるんですか」

のっとっていいかな。できたらだけど

以下 妄想レス


天使「男さんおかえりなさい…ってどうしたんですかその血」

男「ん…あぁちょっと」

天使「ちょっとで服に血が付く世界なんですかここは…?」

男「いや別に。ちょっと人を助けただけ」

天使「人を?」

男「うん」

天使「んんー…ちょっと待ってくださいね…」ピコーン

男(またゲームボーイか…)


天使「男さん。家において行ったでしょう。ちゃんと肌身離さず持っておいてください」

男「でもそれ、やけに大きいんだよね」

天使「文句言うな…っと出たかな?」

男「いったい何してるんだ?」

天使「おぉ!男さん、早速善行を積んだんですね!!」

男「お前は何を言ってるんだ。この頭からっぽガールめ」

天使「頭からっぽガール!?響きだけはなんかカッコいい!!」

男「昨日言ってた、善行のレベルとかの話?」


天使「そ、そうですよ。男さんのした善行レベルは…4ですね!」

男「女の子助けただけなのに」

天使「どこの主人公ですか…それ簡単にできることじゃありませんよ?」

男「?」

天使「まぁいいです。これからはこれ以上に男さんに善行を積んでもらって、徳の粒を集めてもらいますよ!」

男「あのさ、前から聞きたかったんだけど」

天使「なんです?」

男「その、徳の粒ってなんだ」

天使「……男さん、話全然聞いてないでしょ」

男「うん」


天使「はぁ…いいですか?徳の粒を集めると、ひとつだけ願いが叶うんです」

男「おぉ、すごい。ドラゴンの玉みたいだ」

天使「まぁ言っても粒ですから?沢山頑張らないと集まりませんけどね」

男「たくさんってどのくらいだよ」

天使「えっと…たくさん?」

男「答えになってないんだが」

天使「とにかく!男さんにはそういうギムがあるんです!」

男「…願いか。なににしようかな」

天使「男さん、なにか願い事でもあるんですか?」

男「ハーレムが欲しい…」

天使「何言ってるんですか」


学校にて


友「おう、男」

男「おはよう友。昨日はどうだった?」

友「いやー…大変だったわ。後輩ちゃんと会長が遊びに来たまではよかったんだが」

男「何かあったのか?」

友「妹が嫉妬して、途中から収集つかなくなってさ…」

男「お前の周りは、いつも友達が多くて羨ましいな」

友(俺のこと目の敵にする奴は腐るほどいるけど…男だけは俺に優しくしてくれるんだよな…)

男「はぁ…俺も友みたいに友達が欲しいよ」

友「心配スンナって。俺がいるじゃねぇか」

男「あぁありがとな友」


友「へへっ。別にいいってことよ」ドン

クラスメイト♀「きゃっ!!」

友「あ、ごめん。怪我ないかな…」

クラスメイト♀「あ、うん…大丈夫…///」

友「念のため、保健室に連れて行くよ。ほら、背中に乗って?運ぶから」

クラスメイト♀「そんな…本当に大丈夫だから…きゃっ」

友「ほら、これでもう行くしかない」

クラスメイト♀「う…うん///」

友「悪い男。後のこと任せた」

男「あぁわかった」




スタスタ

男「ふーむ。やっぱり友は優しいんだな。見習わなくては」

クラスメイト♂「チッ友の奴、調子乗りやがって…」

クラスメイト♂2「あいつばっかりモテやがって…」

男「?」


放課後

会長「すまん。男と友はいるか?」

友「あっ会長じゃないですか。どうかしましたか?」

会長「おっ…おぉ友。元気か」

友「何言ってるんですか会長。朝も一緒に登校してきたばっかりじゃないですか」

会長「うるさい!あれはたまたま一緒になっただけで…」

男「御用件はなんですか?会長」

会長「う・・うむ、そうだったな。書類の整理を手伝ってほしいのだ」

男「分かりました。生徒会室でいいですか?」


会長「ありがとう。書類はすでに部屋に置いてあるから勝手に作業は始めてくれていいぞ」

男「わかりました」

友「ご褒美とかあるんですか?」

会長「ま、まぁ考えてやらんこともないが」

友「じゃあ…会長とデート!」

会長「ででででででででデート!!!!????」

男「……」

友「いいでしょ?こいつと…」

会長「そ、そこまで言うなら仕方ないな。友、この仕事が終わったらででででデートに行こう」


友「えっ…俺じゃなくて男と…」

男「よかったな友。俺も会長が嬉しそうでよかったと思う」

会長「べべべ別に嬉しくなど…」カァ

友「男…お前…」

男 「じゃあ先に生徒会室に行ってるわ」

友「おい!ちょっと待てよ!」

会長「そそそそそれでどこに行くんだ?」

友「えっ会長…顔が近いですって!!」


男「……」

男(俺も、いつか友みたいになって、会長に好かれるように頑張らなくては…)

男(そのために、まずは友達をいっぱいつくるんだ…)

男(よし。がんばろう)


生徒会室


男「……」カリカリ

男「……」カリカリ

男「…ふぅ」

男「だいたい終ったな。これで大丈夫だろう」

ガラッ

後輩「とーもせーんぱーい!!!!!」

男「あ、後輩さん。こんにちわ」

後輩「あ…男先輩か…友先輩は来てないんですか?」

男「友なら、下のクラスの前で会長と話してるはずだけど」

後輩「なぬっ!!!先輩め…抜け駆けしやがってからに…」

ダダダダダダッ

男「行っちゃったな…」


ガラガラ

幼馴染「あら、男君」

男「幼馴染さん。こんにちわ」

幼馴染「ひとりなんだ。友は?」

男「えっと…会長さんと後輩さんと話してる…とおもうけど」

幼馴染「まったくもう…友ったらしょうがないわねぇ…」

男「幼馴染さん。友のこと信頼してるんだね」

幼馴染「えっ?」

男「いや、そんな感じしたから」

幼馴染「うん。まぁ子供のころからずっと一緒だからねぇ」
男「そっか。友と幼馴染さんお似合いだから羨ましいよ」
幼馴染「そ…そうかな」
男「そう思うよ」
幼馴染「えへへ…そうかなぁ…」
男「俺、残りの書類片づけるから。友は下のクラスの前だと思うよ」
幼馴染「うん。わかった行ってみるね。お仕事がんばって」
男「ありがとう」

ガラガラ
男(幼馴染さん優しいな…いつか友達になれるだろうか)



こうして、男は純粋な心を持ち、恋のキューピット役として周りの男たちにフラグを乱立させているのでした。

男の願望である、ハーレム(友達100人計画)はいずれ達成されるであろう。
男限定であるが。




以上妄想レス
勝手に書いてすまん。別に荒らしたいとかそういう訳じゃないんだ。


>>1が戻ってくることを祈る

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