モバP「壁ドン・・・?」凛「うん」 (72)
渋谷凛
http://i.imgur.com/JYWvFdD.jpg
http://i.imgur.com/zjgK1ul.jpg
凛「最近、私の学校でも話題になっていてね」
凛「プロデューサーは知ってる?壁ドン」
モバP(以下P)「そりゃ知ってるけど・・・」
P(壁ドンってあれだよな?隣に住んでいる人からされるやつだよな・・・)
P(今時の子って、高校生の頃から親元を離れて一人暮らしでもしているのだろうか・・・)
P(そういえばウチの女子寮にもそんな子たちは多いよな・・・)
P「で、その壁ドンがどんな風に話題になってるんだ?」
凛「憧れのシチュエーションのひとつなんだってさ。」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1410181100
参考画像
http://i.imgur.com/BNHtb0u.jpg
P「憧れ!?」
P(やられて気分がよくなる行為ではないはずなのだが・・・)
P(分からん・・・最近の女子の流行が分からん・・・)
P(仮にも芸能界関係者だというのに、これはマズイぞ・・・)
P「う~ん・・・」
凛「・・・」ジー
凛(もしプロデューサーに壁ドンされたら、どんな感じなんだろう)ポワポワ
凛『お疲れ様。それじゃ、私帰るから』
P『ちょっと待てよ、凛!』ドンッ
凛『・・・何?早く帰って明日の予習しないといけないんだけど』
P『最近、ふたりっきりで過ごす時間が減ったと思わないか?昔はもっと・・・』
凛『はぁ・・・』
凛『仕事が増えて忙しくなってきたのはプロデューサーも知ってるよね?』
凛『それに、何、この手は?逃がさないって意思表示のつもり?』
P『ぐっ・・・』
凛『・・・・・・安心して、プロデューサー』
P『えっ』
凛『私は童話のシンデレラみたいにプロデューサーのところから逃げ出したりなんてしないから』
凛『ずっと一緒にいるから・・・ね///』
P『凛・・・』ジーン
進路妨害型:相手の進路を塞ぎ、自分に意識を向けさせる。
ワイルドさと、男の独占欲が感じられる壁ドン。
凛「///」ポワワ
凛(逃がさないって束縛感・・・抱き合うよりもはっきりと見える相手の顔・・・)
凛(これは・・・憧れるっていう人の気持ちも分かる・・・かも///)
ガチャ
奈緒「おはよ・・・ってどうしたんだ、二人とも?」
P「うーん・・・」ムムム
凛「おはよう、奈緒」
神谷奈緒
http://i.imgur.com/WUqSvly.jpg
http://i.imgur.com/PyG5oZz.jpg
奈緒「Pさんは腕組んで悩んでるみたいだし、凛はニヤニヤして・・・」
凛「ちょっと壁ドンについて話していてね」
奈緒「壁ドン?・・・あぁ、アレか」
凛「知ってるんだ」
奈緒「まぁな」
凛「ふーん・・・で、奈緒はどんなシチュエーションで想像した?」
奈緒「はぁ!?な、なんだよ、シチュエーションって!」
凛「人気のないところで二人っきりとか、他にもおでこくっつけたバージョンだったりさ。色々あるよね」
奈緒「お、おでこ・・・」ポワポワ
P『奈緒っ!』ドンッ
奈緒『な、なんだよ、いきなりっ!』
P『奈緒を見ていたら、つい手が・・・』
奈緒『へ、へぇ~。そうかよ///』ドキドキ
P『・・・』ジー
奈緒『な、何見てんだよ・・・』ドキドキ
P『いや、もっと近くで奈緒の顔を見たいと思ってな』
奈緒『えっ!?ちょっと待っ・・・・・・』
P『』コツン
奈緒(うわぁ~~~!!Pさんのおでことあたしのおでこがくっついて・・・)
奈緒(は、恥ずかしぃー!ていうか近い近い近い、顔が近い!!!!)カァー
P『・・・ん?なんだか熱っぽいな。もしかして、風邪でもひいてるのか!』
奈緒『だ、大丈夫!大丈夫だから///』
一部接触型:一点だけ触れ合うことにより、相手との共有感が生まれる。
もどかしさと温もりを感じる壁ドン。
奈緒「///」ポワワ
奈緒(なんつー想像してんだ!あたしはっ!)
奈緒「でも・・・体温を感じるくらい近くにいるのに、触れ合っている場所が一箇所だけってのが余計に意識するっていうか・・・」ボソボソ
凛「ふーん」ニヤニヤ
奈緒「はっ!?」
凛「なんだか幸せそうだったから、黙って見守っていたんだけど・・・ごめんね」
奈緒「あー!わー!!忘れろおおおお!!!」ジタバタ
ガチャ
比奈「おはよーございまスって、なんだか賑やかっスねー」
P「ん・・・あぁ、比奈か。おはよう。」
荒木比奈
http://i.imgur.com/QmeM5VT.jpg
http://i.imgur.com/70UFqbM.jpg
比奈「なんかあったんスか?」
P「え・・・あれ?いつの間に奈緒が来たんだ」
比奈「私に聞かれましても」
P「そうだ、比奈。壁ドンって知ってるか?」
比奈「あー。あれをされると心臓に悪いっスよね。」
P「経験者だったか」
比奈「恥ずかしながら昔、一度だけ・・・」
比奈「夜中に音楽かけながらの執筆中にお隣さんから、ドンッ!!っと」
P「びっくりして、その後迷惑かけて申し訳ない気持ちになるんだよなぁ」
比奈「そうっスねー。で、どうしてそんな話題に?」
P「どうも今、その壁ドンが女の子の憧れらしいぞ」
比奈「そんな馬鹿な・・・・・・ん?」
比奈(もしかして、某CMでやってた方の壁ドンでは・・・)
比奈(んー。たしかにそっちの壁ドンなら、女の子には人気が出そうっスね)
比奈(ちょっと想像して見るっスかね)ポワポワ
P『比奈っ』ドンッ
比奈『な、なんスか・・・』
P『こんなボサボサの髪をして・・・アイドルなんだからもっと気を使わないとダメだろ』
比奈『いやー、つい面倒で・・・』
比奈『適当になおしてもらえまスか?プロデューサー』
P『まったく、仕方がないなぁ、比奈は』ナデナデ
比奈『んふふ。くすぐったいっスよ///』
P『ん・・・肌もちょっと荒れているな・・・また夜ふかしか?』ナデナデ
比奈『さ、流石に顔は触られると恥ずかしいっスね、あはは///』
P『これからは、もっと厳しく俺が管理しないとダメだな。分かったか?』
比奈『はい。よろしくお願いしまス///』
可愛がり型: 壁をついていない方の手で、相手に触れることが出来る。
相手側は退路を失い、なすがままに受け入れるしかない壁ドン。
比奈「///」ポワワ
P「どうした?急に黙り込んで?」
比奈「いやぁ・・・ちょっと考え事を///」
比奈「たしかにいいモンっスね。壁ドン」
P「比奈までそんなことを言うとは・・・ますます理解ができん・・・」
比奈「えへへ~♪そりゃ、私も女の子っスからねぇ」
P「もう少し考えてみるか。人気の理由はどこかにあるはずだ!」
ガチャ
文香「お・・・おはようございます」
鷺沢文香
http://i.imgur.com/rrnGlNh.jpg
http://i.imgur.com/ZL80NAj.jpg
比奈「おはよーございまス」
文香「・・・プロデューサーさんが・・・難しい顔をして出て行かれましたが・・・何かあったのですか・・・?」
比奈「壁ドンについて話していただけっスよ」
文香「・・・壁ドン?」
文香(壁ドン・・・最近読んだ本に・・・出てきたような・・・)
文香(たしか・・・こんな感じで・・・)ポワポワ
P『大丈夫か、文香?』ドンッ
文香『・・・はい。すみません・・・人前に出るのは緊張して・・・』
P『落ち着くまでこうしているからさ』
文香『ありがとう・・・ございます。・・・・・あの』
P『ん?どうした』
文香『・・・その・・・もう少し・・・そちらに寄っても・・・いいですか?』
P『あぁ。文香の好きなようにするといいよ』
文香『・・・んっ。・・・・・・はぁ。』コツン
文香『・・・こうしていると・・・・・・プロデューサーさんと・・・世界に二人きりに・・・なったみたい・・・です///』
P『珍しいな。そんなこと言うなんて』
文香『だって・・・』
文香『誰にも・・・聞かれませんからね///』
女性密着型: 壁と腕と体によってカタカナのコの字のような空間で男性の体側に寄りかかるタイプ。
狭い空間に安心感を覚える人や、人の視線が気になるがイチャつきたい人向けの壁ドン。
文香「///」ポワワ
比奈「大丈夫っスか?耳まで真っ赤になってるっスけど・・・」
文香「え・・・・・・あ・・・はい・・・///」
比奈(なんというか・・・分かりやすい反応っスねー。顔に出やすいというか)
ガチャ
小梅「お、おはよう・・・ございます」
白坂小梅
http://i.imgur.com/X0JrXzn.jpg
http://i.imgur.com/aIrx5QS.jpg
文香「///」カァー
小梅「文香・・・さん?」
比奈「しばらくそっとしておいてあげて欲しいっス。」
小梅「どうか・・・したの・・・?」
比奈「いやぁー、ちょっと壁ドンのお話をしてただけっス」
小梅「壁ドン・・・?」
比奈「えーっと、本来の意味としては壁をドンと叩いたり叩かれたりと、
相手に注意するためにする行為のことなんスけど・・・」
小梅(壁・・・叩く音・・・)ポワポワ
P『あれは、ある夜のことでした』
P『その日、私は自宅である賃貸マンションの一室で仕事をしていました』
P『日付が変わって2時間ほどたった時でしょうか・・・不意に部屋の壁から ドン! と音が聞こえたのです』
P『いきなりのことで驚きましたが、気にせず仕事を続けていると再び壁を叩く音がするんです』
P『それも一度ではなく、何度も何度も・・・』
P『あまりにしつこいので、抗議をするために隣の部屋に行ったのですが、インターフォンを押しても扉を叩いても反応がありませんでした』
P『隣人の理不尽な行為に腹を立てながらも、朝になったら管理人に相談しようと思い、その日は眠りました』
P『朝になり管理人に昨夜のことを言うと、きょとんとした顔でこう言われたんです・・・』
P『隣の部屋には誰も住んでいない、と・・・』
ラップ音:誰もいないはずのところから聞こえる音。
叩く音の他にも枝を折ったような音、氷が割れたような音などいろいろな種類がある。
心霊現象や妖怪の仕業だと言われることもあるが、屋内と屋外の温度差や建物の老朽化が原因とも考えられている。
壁ドンとは関係ありません。
小梅「ふ、ふふふ」ポワワ
比奈「最近では・・・実際に見てもらったほうが分かりやすそうっスね」
比奈「たしか、向こうに少女漫画雑誌があったはず・・・」スタスタ
比奈「あったっス。このイラストみたいなシチュエーションのことを指すんスよ。」
小梅「・・・え。そう、なんだ」
小梅(私だと・・・背が低いから・・・こう、なるのかな・・・)ポワポワ
P『スマン、待ったか?』ハァハァ
小梅『う、ううん。私も・・・今、来たところだから・・・』
P『よかった。・・・ふぅ。走ってきたせいで息が・・・少し休ませてくれ』ハァハァ
小梅『う、うん』
P『あー、壁に手を付いたほうが楽だな、こりゃ』ドンッ
P『んー』ジー
小梅『どう、したの・・・?』
P『あぁ、この位置だと、小梅の頭の頂辺しか見えなくてな。今、どんな顔をしているのか気になって』ヒョイ
小梅『あんまり近くで見られると・・・その、恥ずかしい、かも・・・///』
覆いかぶさり型:身長差がある男女で行われる壁ドン。
男性側が覗き込むように視線を落とすため、相手の視線を意識しやすい。
小梅「///」ポワワ
ガチャ
留美「おはよう」
茄子「ございます~♪」
楓「楽しそうな雰囲気・・・なにかあったのですか?」
比奈「実は・・・かくかくしかじかで・・・」
ー説明中ー
留美「壁ドンねぇ」
留美(そうね。私だったら・・・)ポワポワ
和久井留美
http://i.imgur.com/5iRjpJR.jpg
http://i.imgur.com/NdNPuhf.jpg
P『和久井さん』ドンッ
留美『ダメよ・・・Pさん。仕事場でこんなことしちゃ』
P『誰もいないから問題ありませんよ。もし、だれかが来ても俺の背中しか見えませんから』
留美『まったく。そんなに私の側がいいのかしら?』
P『和久井さんが魅力的過ぎるのがいけないんですよ』
留美『・・・こうして近くでみると・・・Pさんも男の人なんだなって思わされるわね』
P『今は和久井さんだけのものですよ』
留美『あら。自分の発言には責任を持たないといけないわよ。本気にするんだから、私』
男性密着型:満員電車の扉側でよく見かける姿勢を真似たアレ。
何もせずに立っているだけなのに、一方的に与えられる圧迫感が特徴。
男性側は肘から手までを壁につけるとやりやすい。
留美「悪くないわね///」ポワワ
楓「・・・この漫画に出てくる・・・これも壁ドンですか?」チョンチョン
比奈「そっちは床ドンっスねー」
床ドン:壁が床に変わっただけ。
かと思いきや、女性側はかなりの行動を制限されるので、
相手のことを受け入れていないと抵抗を感じる。
信頼関係がないと成り立たない。
楓「床ドン・・・」
楓「最近の子達は新しい言葉をどんどん思いつくものですね。壁ドンだけに・・・・・・ふふっ」
楓(そういえば、この前・・・)ポワポワ
高垣楓
http://i.imgur.com/Rv6C1fk.jpg
http://i.imgur.com/Cgencch.jpg
楓『ふぅ・・・・・・少し酔ってしまったようです』
P『俺のことは気にしないで、楽な姿勢をとってもらって構いませんよ』
楓『・・・では、お言葉に甘えて横にならせてもらいますね』ゴロン
楓『はぁ・・・』
P『本当に大丈夫ですか?ちょっと隣、失礼しますね』トンッ
楓(あ・・・プロデューサーの顔が・・・すぐ近くに・・・)
P『んー、顔色は問題なさそうですけど、気分が悪いのなら言ってくださいよ』ジロジロ
楓(プロデューサーのお顔・・・ちょっと赤いですね・・・)ジー
楓(寝ているのに、プロデューサーの顔が見えるのって・・・なんだか不思議・・・)
楓(あっ・・・首の付け根に・・・ほくろ発見・・・)
P『聞いてますか?楓さーん』
楓『あ・・・何かおっしゃいましたか?ふふふ』
覗き込み型:寝そべっている女性の様子を伺うためにする床ドン、というか床トン。
そのまま隣に寝れば、添い寝へと移行することが可能。
楓(あれも床ドンだったのでしょうか?)ポワワ
留美「しかし、色んな種類があるのね」パラパラ
楓「基本的に、恋人同士でするのが一般的なのですか?」
文香「いえ・・・・・・他にも・・・恋人同士とではなく・・・・・・突発的にそのような状況になるのも・・・あるようです・・・」
比奈「おっ。落ち着いたみたいっスね」
文香「その・・・・・・それがきっかけで・・・・・・こ、恋が生まれることも・・・///」
比奈「食パン咥えて走って、曲がり角でドーンってやつっスね」
茄子(突発的・・・・・・このような感じでしょうか・・・)ポワポワ
鷹富士茄子
http://i.imgur.com/09lVsh2.jpg
http://i.imgur.com/OQF9kyM.jpg
茄子『♪~』スタスタ
P『あっ、茄子さん。そこの床、滑りやすくなっているんで、気をつけてくださ・・・』
茄子『えっ?・・・きゃっ』ズルッ
P『危ない!』ガバッ
___ズドンッ!
P『イテテ・・・大丈夫ですか?』ドンッ
茄子『はい。倒れた時、プロデューサーの体がクッションになったようで・・・すみません、っと』
茄子(あら?プロデューサーの体が覆いかぶさっていて、起き上がれませんねー)
P『どこか、痛いところとかありませんか?』
茄子『大丈夫だとは思うんですけど・・・あのー』
P『どうしました!やっぱりどこか怪我を・・・』
茄子『いえ。私としては、もうしばらくこのままでも、構いませんけど・・・♪』
P『え・・・あっ!ごめんなさい!すぐにどきますから!』バッ
茄子『うふふ♪』
不慮の事故型:いわゆるラッキースケベ。床ではなく女性側の体に手が触れてしまうことも。
床に手をつく理由が、体制を崩さないようにするためではあるが、
予想外の出来事で急接近を許すことになるので、とても刺激的。
茄子(なーんて♪起きないですよね、そんなこと)ポワワ
ガチャ
美優「本当によかったのでしょうか・・・」
あい「Pくんも言っていただろう。アイドルにさせることではない、と。だから気にすることはないさ」
茄子「なにかあったんですか?」
あい「あぁ、なんでも料理番組のオファーが来た時の練習用にと、Pくんが準備をしていたらしいのだが・・・」
美優「油を床にこぼしてしまったらしく、そのお掃除をされていたんです」
あい「一部滑りやすくなっている所があるかもしれないから、用心するに越したことはないな」
茄子「・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい♪」ニッコリ
茄子「ちょっと用事を思い出しましたので、失礼させてもらいますねー」サーッ
>>50 微訂正
美優「本当によかったのでしょうか、お手伝いしなくても・・・」
あい「Pくんも言っていただろう。アイドルにさせることではない、と。だから気にすることはないさ」
茄子「なにかあったんですか?」
あい「あぁ、なんでも料理番組のオファーが来た時の練習用にと、Pくんが準備をしていたらしいのだが・・・」
美優「油を床にこぼしてしまったらしく、そのお掃除をされていたんです」
あい「一部滑りやすくなっている所があるかもしれないから、用心するに越したことはないな」
茄子「・・・・・・・・・・・・はい♪」ニッコリ
茄子「ちょっと用事を思い出しましたので、失礼させてもらいますねー」サーッ
三船美優
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https://i.imgur.com/hcg8YK8.jpg
東郷あい
https://i.imgur.com/R1GllNS.jpg
https://i.imgur.com/mS6Ivjo.jpg
美優「最近の少女漫画って・・・過激な内容な物もあるのですね///」パラパラ
あい「ふむ。そのようだね」
美優「このシーンなんて・・・・・・押し倒されて・・・その・・・見ているこちらが恥ずかしくなります///」
美優(もし、私がこんな状況になったら・・・)ポワポワ
あい(私の場合は・・・どのようになるのだろうな・・・)ポワポワ
P『美優さん』トサッ
美優『あっ・・・プロデューサーさん・・・』
美優(そっと・・・壊れ物を扱うかのようにゆっくりと押し倒された私・・・)
美優(目の前にはプロデューサーさんのお顔・・・私に覆い被さらないように床に突き立てられた腕・・・)
美優(そして・・・私の足の間には・・・・・・プロデューサーさんの・・・あ、足が・・・///)モジモジ
P『・・・・・・いいですか?』
美優『・・・はい。こういう時、どうすればいいのかわからないのですが・・・』
美優『その・・・や、優しく・・・お願いします///』
P『善処します』
床+股ドン型:床ドンだけではなく、相手の股の間に足を入れる複合技。
他の床ドンでは唯一自由に動かせる下半身の自由すら奪う。
この後のことは、場の流れに身を任せることが多い。
P『あいさんっ!』ガバッ
あい『おっと・・・押し倒すだなんて・・・・・・今日の君はやけに積極的だね』
P『俺だってやるときはやるんですよ』ドンッ
あい(右を向いても左を向いてもPくんの腕か・・・逃がすつもりはないということだね)
あい『本気・・・というわけだね、フフッ。それで、このあとはどうするつもりだい?』
P『・・・』
あい『まさか、見ているだけで満足というわけでもないだろう?』
P『・・・・・・最後まで冷静でいられる自信がありません。あいさんのことを滅茶苦茶にしてしまうかも・・・』
あい『・・・覚悟は・・・出来ているよ』
あい『一つだけ、お願いを聞いてもらってもいいだろうか?』
P『なんですか?』
あい『さん付けではなく・・・こう呼んでくれないか。“あい”と・・・』
両手でドン型;両腕で相手を挟み込み、絶対に逃がさないという意思の表れの床ドン。
強気に攻めたいときにおすすめ。
勢いだけでやると、その後の展開に困ることもあるので、やるときは覚悟を決めよう。
美優「///」ポワワ
あい(ふむ、悪くはないかな///)ポワワ
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
P「イテテ・・・まさか目の前で茄子さんが転ぶなんてな」
P「とっさに庇えたから良かったものの、本当に怪我はなかっただろうか・・・」
ちひろ「プロデューサーさーん」スタスタ
P「ちひろさん。何か用ですか?」
ちひろ「はい。今度のオーストラリア行きの飛行機の予約が取れたので、その報告に来ました」
P「ありがとうございます。すみませんね、ちひろさんに任せてしまって」
ちひろ「アシスタントですから。これくらい当然のことです」
ちひろ「それでですね・・・少しお話がありまして」ドンッ
P「?」
ちひろ「一緒にお仕事をするアイドルの子のため、ケーキをご用意させて頂いたのですけど・・・いかがです?」ズィ
P「・・・・・・」
ちひろ「いまならお値打ち価格で、とってもお買い得ですから!」ズィ
P「・・・・・・」
ちひろ「向こうでの激務に備えて、ドリンクも各種用意してありますよ!」ズィー
P「・・・・・・はぁー。分かりましたよ。いくらですか?」
ちひろ「お買い上げありがとうございます!えっとですね・・・」ニコニコ
P「ちゃんと向こうに持っていけるんでしょうね?税関で没収とか、洒落にならないですよ」
ちひろ「そのあたりはご心配なく。私が保証します!」
カツアゲ型:相手に威圧感を与え、逃がさないという意思を示す壁ドン。手ではなく足ですることも。
決め台詞は「今いくら持ってる?」や「ちょっと財布がピンチでさ」等。
P「今月も生活費が厳しくなりそうだな、こりゃ」
P「毎度思うのだが、ドリンク代って経費で落ちてくれると助かるんだがなぁ」
P「気を付けないと、給料日前にまた一日カップ麺一個なんて侘しい生活になってしまう・・・」
P「ん?カップ麺・・・・・・?」
P「カップ麺・・・・・・CM・・・・・・・・・壁ドン・・・・・・・・・・・・あっ!?」
おしまい
没案
>>1 本文6行目からの続き
P(もしかして、うちの女子寮でも壁ドンをしている子がいたりするのか?)
P「なぁ、凛」
凛「なに?」
P「うちにいるアイドルで・・・その・・・壁ドンをやっていそうな人とか・・・いるのかな?」
凛「?」(プロデューサー以外に男の人っていないよね・・・女同士でってこと?)
凛「いないと思うけど。でも、似合いそうな人なら心当たりがあるかも」
P「似合いそうな人!?」(俺が知らないだけで、私生活では荒れている人がいるのか!)
凛「うん。木場さんとか、あいさんとか。」(格好いいからね)
P「えっ!!」(いやいや、ありえない名前が聞こえたぞ)
最後まで読んでくれた方へ ありがとうございました。
実際にやるとK察のお世話になるかもしれないので、注意してください。
~型の名前は適当に考えてつけたもので、正式名称は知りません。
あと、書いてる途中、他の誰かに間違えられてるのがちょっと気になりました。
「壁ドンは威嚇 床ドンは召喚」 やっぱりこっちの認識の方が自分的にはしっくりきます。
では、依頼出してきます
このSSまとめへのコメント
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