提督「塊状」 (116)

ちっさい金剛型一番艦
ちっさい金剛型一番艦 - SSまとめ速報
(ttp://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1408/14084/1408413778.html)
からのパラレルです

キャラ崩壊、メタネタ、言葉の暴力が御座いますので苦手な方はご注意下さい

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1409823155


『今日は何の日?』


提督「てんーごーくじゃーなくてもー♪」

子日「らくーえーんじゃーなくてもー♪」

子日「あなーt――」

提督「ねのーひにあーえた しあーわーせっ♪」

子日「え?」

<ガチャ

熊野「かんじてぇー♪」

提督・熊野「「風にー なりー たいー♪」」

子日「えっ?えっ?」

鈴谷(仕事してくんないかな……)ドドンドドンドンドンドドン

雪風「♪」ピーピーピピー


生まれてきた事を 幸せに感じる

カッコ悪くたっていい あなたと風になりたい


『今日は何の日?』おしまい


『見た見た?どうよ?』


伊勢「迷うなぁ♪セックシーなの キュートなの どっちが好きなの♪」

提督「……」

伊勢「迷うわぁ♪すっこしでも 気を引っきたい 純情な乙女ごっころ♪」

伊勢「純情な乙女ごっころ♪」

提督「……あぁ――」

提督「今日は伊勢の……」


伊勢「いなくなったみたいな雰囲気出すのやめてくんない?」

提督「バレたか」ハッハッハ

伊勢「もうっ……私が着任した日に『戦艦様だー』って大慌てで腰抜かしてたの、忘れてないからね?」

提督「出来れば忘れて貰いたいなぁ……あぁ、そうだ」

伊勢「?」


――誕生日おめでとう

――遅い


『見た見た?どうよ?』おしまい


『改までお預け』


提督「……」

白露「……」イチバンノポーズ

提督「……」

白露「……」イチバンノポーズ

提督「……」

白露「……」イチバンノポーズ


提督「喋れよ!」

白露「……」イチバンノポーズ!!


『改までお預け』おしまい


『佐世保の時雨』


時雨「地獄の榛名」

時雨「鬼の金剛」

時雨「羅刹の霧島」

時雨「夜叉の比叡」

時雨「……」


時雨「カッコいいと思わないかい?」

提督「いいか初春、あれが中二病患者だ」

提督「余命一年だ」

初春「なっ、なんとかならんのか!?」

時雨「提督、初春に嘘を教えるのはやめるんだ」


『佐世保の時雨』おしまい


『佐世保の時雨:2』


時雨「ごめんなさい……」

提督「いや、反省しているならいいんだ」

提督「ただ、今度やる時は俺も呼んでくれ」

提督「お前は一人じゃないんだからな」

時雨「……うん」


長良「司令官、随分怒ってたね」

名取「時雨ちゃん、何をしたんだろう……?」

五十鈴「……これよ」スッ

由良「動画サイト……?」


【艦娘が】恋の2‐4‐11【打ってみた】


長良「わぁ……」

名取「良い笑顔で踊ってるね……楽しそう……♪」

由良「……」

五十鈴「……どうしたの?」

由良(……今度のライブ誘ってみよう)


『佐世保の時雨:2』おしまい


『放置ボイス』


提督「……」

子日「……」

提督「……」

子日「……」

提督「……」

子日「……」


子日「子日じゃな」

提督「初春ボイスはやめて下さい」


『放置ボイス』おしまい


『任務』


大淀「まずは装備を開発してみましょう。失敗もOKですよ♪」

提督「はいはい」

大淀「次は艦娘を一隻建造してみましょう」

提督「はいはい」

大淀「それが終わったら艦娘を三隻建造して――」

提督「はいはい」

大淀「開発を三回行ったら――」

提督「はいはい」

大淀「二隻解体するんですよ!!」ウキウキ

提督「なんで急にテンション上がってるんですか」

大淀「だって艦娘がただの女の子に戻るんですよ?その絶望した顔ときたらもう……!!」

提督「それを聞いてさらに嫌になりました」

大淀「あ、初めての解体もずっと残ってるじゃないですか♪早く消化しちゃいましょうよ♪」

提督「嫌だって言ってるじゃないですか聞けよこの駄メガネ」


大淀「未達成のサブクエが残ってるのって気になりませんか?」

提督「その気持ちはよく解りますが内容が内容ですので……」

大淀「近代化改修はするクセにっ!」バンッ

提督「戦力強化に必要ですからね」

提督「艤装の持ち主だった娘さんは元気にしてますよ」

提督「ちょうどその娘さんからリンゴが届いてるんですが食べますか?」

大淀「後で頂きます。先に軍縮ですよ軍縮」

提督「十隻も居ないのに何が軍縮ですか。大体ですねぇ――」

曙「帰ったわよクソ提督」ガチャ

提督「軍縮だろうが何だろうが、ウチの娘達を解体なんてしませんからね」

曙「えっ……」

提督「あ、おかえり曙。悪いけど今取り込み中だから――」

曙「あ、ありがとうこのクソ提督っ!」ダッ

提督「感謝するか貶すかどっちかにしてくんないかなぁ」

大淀「お茶が入りましたよ」コトッ

提督「耐性訓練で嗅ぎ慣れた香りですね。頂きます」


『任務』おしまい


『スラング』


提督「漣はネットスラングを使うと聞いて初期艦に選んでみたが……」

漣「んんwwwww提督殿、どうされたで御座るかwwwデュフッwwwwwwwwww」

提督「何か違う」

提督「漣くん、君は私の知ってる綾波型九番艦と違うようだが……?」

漣「オウフwwwwwww所謂ストレートな質問キタコレですねwwwwwwwwww」

漣「あいや拙者キタコレなどと言っておりますがネットなど見た事御座いませぬwwwww御座いませぬぞwwwwww」

漣「拙者が他の漣殿と違うと言うのは所謂一つの個体差というモノで御座るよwwwwwwwwwww」

提督「個体差か……面白い。改めて、これからよろしく頼むよ」

漣「んんwwwwwwwwここっこちらこそwwwwwwwよろしく頼むで御座るよwwwwwwフォカヌポゥwwwwwwww」


『スラング』おしまい


『次は書類』


明石「……ドック拡張キーを購入した後」

明石「アイテム屋に入った事が無い人は手を挙げて下さい」


明石「入って来て一言目が『あ、間違えた』でそのまま出て行くとかヒドいぞアホてーとくー」ゴッキュゴッキュ

大淀「必要な物置かないからじゃないですか。あ、お冷もう一本お願いします」

明石「何さ必要な物ってー?あ、こっちもビールお願いしまーす」ゴトッ

ちひろ「大淀さんが開発資材や高速建造材をサービスしちゃうのが悪いんですよ?もっと絞らないと」

大淀「例えば出撃許可証とか、ドック使用許可証とか……」

明石「待って、誰だ今の」

大淀「あぁ、あとエロh――」

明石「 stop it ! (やめて下さい)」


『次は書類』おしまい


『もっと便利になりたいの』


千歳「新開発の二座水上偵察機が自慢なの!」索敵フェイズ

千歳「新開発の二座水上偵察機が自慢なの!」航空戦フェイズ

千歳「新開発の二座水上偵察機が自慢なの!」開幕雷撃

千歳「新開発の二座水上偵察機が自慢なの!」砲撃戦フェイズ1

千歳「新開発の二座水上偵察機が自慢なの!」砲撃戦フェイズ2

千歳「新開発の二座水上偵察機が自慢なの!」雷撃戦フェイズ


千歳「♪」エッヘン

村雨「何で噛まないんだろうね」

夕立「ぽい?」

加古「寝てる時も頭に残っからやめてくんねぇかなぁ……」グッタリ

提督「すまん。航になるまで付き合ってやってくれ……」


『もっと便利になりたいの』おしまい


『鳴き声?』


吹雪「……」

球磨「クマー」

多摩「……にゃ」

北上「大井っちー」

大井「北上さーん」

吹雪「……」

木曾「……なんだよ」

吹雪「鳴かないんですか?」

木曾「はぁ?」


『鳴き声?』おしまい


『放置ボイス:2』


提督「……」

初春「……」

提督「……」

初春「……」

提督「……」

初春「……」


初春「もやし」(裏声)

提督「子日ボイスはやめて下さい」


『放置ボイス:2』おしまい


『ホントよ?』


扶桑「アイスを食べればお腹を下す。でもそんなの関係ねぇ」

山城「乗り物に乗れば必ず酔う。でもそんなの関係ねぇ」

扶桑「そんなの関係ねぇ」

山城「そんなの関係ねぇ」

扶桑・山城「「今日も 空は 青い」」


初春「扶桑型のお二人は、なんぞ変わった髪飾りをしておるのう」

提督「知らなかったのか初春」

提督「あの艦橋、ロボットに変形するんだぞ」

初春「誠か!?」

時雨「提督、初春に嘘を教えるのはやめるんだ」


『ホントよ?』おしまい


『観艦式』


提督「遠征ご苦労……おや、失敗とは珍しいな」

提督「やはり観艦式となると戦艦や空母が必要なのか……」

天龍「あー……それなんだけどよ……」

提督「む?」

天龍「観客席からの『軽巡かよ駆逐ちゃん出せよ』って声で龍田がキレてな……」

提督「……あのロリコンどもめ……」

天龍「オマケに他所の神通までキレてな……」

提督「あちゃー……」


『観艦式』おしまい


『溜め』


提督「……」

時津風「……」

提督「……」

時津風「しれぇー!」

提督「……」

時津風「しれぇー!!」

提督「……」

時津風「……」ピタッ

提督「!?」

時津風「……」ジーッ


提督(どうした!?何故溜めるんだ時津風!?)ドキドキ


『溜め』おしまい


『イメージと違った』


不知火「不知火です。ご指導ご鞭撻、よr――」

提督「うわ君声低いなー」

不知火「!?」


不知火「ヒック……グスッ……」

陽炎「気にしないで!あれでも不知火に会えるの楽しみにしてたんだから!」

黒潮「そやでー。ほら、トンカツ一切れあげるから元気だしてなー」

不知火「グスッ……ありがとうございます……」


後日、秘書艦に任命されました


『イメージと違った』おしまい


『逆襲』


提督「……」

時津風「……」

提督「……」

時津風「しれぇー!」

提督「……」

時津風「しれぇー!!」

提督「……」

時津風「しr――」

提督「ときつかぜえええええええええええええええあああああああああああああああああああああああ」

時津風「ヒッ」ビクッ


『逆襲』おしまい


『秘書艦』


朧「いためーよーぉー ミーンーチー♪」

曙「しーおー こしょーおでー♪」

潮「混ぜたーなーらー ポーテートー♪」

漣「まるーくーにーぎーれー♪」

曙「小麦粉 たーまーごにー♪」

潮「パン粉ーをー まーぶーしてー♪」

朧「揚げれーば コロッケだーよ♪」

赤城「キャベツーは どーおーしたー♪」

漣「あ、忘れてたのね……ありがとうございます赤城さん」



曙「ご飯持って来てあげたわよ!このクソ提督!」

提督「ありがとうよこのクソガキオラァ!コッチ来やがれオラァ!」

曙「何よ!変な事したらタダじゃすまないわよ!」トコトコ

提督「頑張ってくれたお礼に金平糖だオラァ!テメェらで食えオラァ!」ナデナデ

曙「感謝してやるわよ!このクソ提督!」

提督「赤城に見つかんじゃねぇぞオラァ!」


『秘書艦』おしまい

今日はここまで


『青空の先』


曙「あたしが修理なんて……ったく、ありえないわ!」

提督「あんだとオラァ!テメェら第二艦隊に編入だオラァ!」

曙「なっ!あんな遠征部隊に編入だなんてフザケんじゃないわよ!このクソ提督!」

提督「喧しいわオラァ!上官に逆らうかオラァ!」

提督「修理が終わったら即出発だオラァ!」


――

提督「……すまないな、二人とも」

加古「いんだよ水くせーなぁ……こういうのは、アタシら老朽艦の役目だろ?」

古鷹「お供しますよ、提督」

提督「ホントは、オマエらにも逃げて欲しかったんだがな」

古鷹「あれだけの水槽を持ち出すのはコトですから」クスッ

加古「ここ以上に落ち着いて寝られる場所もねーしなぁ」

提督「ふん……来るぞ」

古鷹「……っ」

加古「……オッサン、指示頼むぜ」

提督「……第一艦隊!抜錨!」

提督「深海棲艦の上陸を!全力で阻止だオラァ!!」


――

遠征から帰って来たら、あたし達の家は無くなっていた

宿舎も

ドックも

全部

鉄屑の山で


「クソ提督」


地面に転がる折れた軍刀

ポツリと呟いた言葉は

嗚咽に変わり

ただただ青い空の下

あたしは子供のように泣いた


――

時雨「――っていうのはどうかな。前にボクが見た夢なんだけど」

秋雲「いい!すっごくいい!!」サラサラ

曙「やめなさいよ!やめてったら!」ポカッポカッ

漣「デュフフフフwwwwwwwwwwwww曙殿の涙目頂きましたぞwwwwwwwwwwコポォwwwwwwwwww」


『青空の先』おしまい


『テンパってた』


飛鷹「自己紹介の時に間違えたせいで未だに『出雲丸』って呼ばれるのよ!!」プンスカ

隼鷹「そりゃ間違えたオメーが悪いだろ」ゴク

飛鷹「もう終戦して!結婚(ガチ)もして!それでもまだ呼ぶのよあの人!!」

隼鷹(爆発しねぇかなぁ)ゴクゴク

飛鷹「ねぇ聞いてる!?」

隼鷹「聞こえてる聞こえてる」ハハハ


『テンパってた』おしまい


『カラオケ』


時雨「♪」トコトコ

時雨「……?」


扶桑「君がーいない 夜をー超えて やがて辿りついたエーデンは♪」

扶桑「虹がー見える 景色ーなのに なぜかー 悲しくて♪」


<ガチャ


由良「アーユレディー アイムレーディ 歌をうったっおー♪」

時雨「……向こうの部屋に扶桑達がいたよ」

名取「えぇっ!?あ、挨拶に行った方がいいのかなぁ……」


『カラオケ』おしまい


『絶対大丈夫』


翔鶴「はい、今日のおやつはおせんべいよー」コトッ

雪風「ありがとうございます♪」ワーイ

時津風「ありがとー!!」ワーイ

雪風「……」パリパリ

時津風「……」ポリポリ

翔鶴「どうしよう瑞鶴あの子達超可愛い……」ウフフ

瑞鶴「ホント可愛いよねぇ」ポリポリ

雪風「……」スッ

時津風「……」スッ

翔鶴「……」スッ

瑞鶴「あ、最後の一枚?ジャンケンでもしたら?」

雪風「……いいんですか?」

雪風「幸運の女神のキスを感じさせちゃいますよ?」


雪風「♪」ポリポリ

時津風「うぅむぅ~……」

翔鶴「勝てなかったわ」フッ

瑞鶴「勝てる訳ないじゃない」


『絶対大丈夫』おしまい


『カラオケ:2』


日向「一番最近帰った道を 歩いてみてくれないかぁ♪」

山城「……」ピッピッ

日向「一番最近慕った人を 頼ってみてくれないかぁ♪」

山城「……」ピピッ


『幸福論/椎名林檎』


日向「私は 迷って しまったんですぅ~♪」

山城「……」

山城(やっぱり別の曲にしよう)ピッ

日向「一番さいき……ん?なんで曲止めたんだ?」

山城「違うんですわざとじゃないんです」

扶桑「ナイスカットよ山城」

山城「違うんです日向さんごめんなさい日向さん」

日向(中島みゆきはマズかっただろうか)ショボン

伊勢(――っていう顔してるわね)ニヤニヤ


『カラオケ:2』おしまい


『風評被害』


赤城です

私が着任した鎮守府で初めて食事した時の話なんですが

何も言ってないのにご飯もおかずも大盛りで出されました

残すのも悪いので何とか食べきったのはいいのですが

それ以降ずっと同じ量を出されてもう限界です


『風評被害』おしまい


『カラオケ:3』


球磨「それからず~っと仲良しで♪」

不知火「……」

球磨「いつも いっしょに 眠ってた♪」

木曾「……」

球磨「だけど 今日からボクなしで♪」

球磨「ひとりで 眠れる~♪」

不知火「……」プルプル

木曾「……」プルプル

球磨「少し淋しくて ちょっと悲しくて♪」

球磨「とても うれしいよ~♪」


球磨「ボクは クマのぬいぐるみ♪」

球磨「笑え ないし しゃべれない♪」

球磨「だけど ずっと友達さ♪」

球磨「淋しい時はママがわり~♪」

陽炎「球磨ちょっと止めて!二人がガチ泣きしてる!!」

不知火「ヒック……グスッ……」

木曾「……」ポロポロ

球磨「クマ?」

多摩「停止するにゃ」ピッ

黒潮「コレ天龍はんも泣いてたなー」


『カラオケ:3』おしまい

本日はここまで


『レディの嗜みの一つ』


熊野「手作りのおむすびランチ 中身はきっとロシアンルーレット♪」ジャカジャカ

熊野「もう一つ 食べたいわ もう一つ 食べたいわ♪」

熊野「女は優しく強くよ 乾杯に花咲かせましょ♪」

熊野「もう一杯 飲みたいわ もう一杯 飲みたーいなー♪」

提督「♪」ボンボンボンボン

熊野「いろいろとエネルギーが必要 緑で補給して♪」

熊野「幸せ黄色の絆は ありがとう と ごめんなさーい♪」

雪風「♪」シャカシャカターン シャカシャカターン

「「何かに 迷ったら 思うようにして♪」」

熊野「いつだって君の 味方でいるよ♪」

「「どんなストーリーも ありえる世界で♪」」

熊野「いつだって君を 受け止めてあげる♪」

子日「さん!にー!いち!ハイ!」

<ガチャ

鈴谷「……」

鈴谷「仕事して下さい」


『レディの嗜みの一つ』おしまい


『着任』


霧島「マイク音量大丈夫?…………よし」

霧島「初めまして、私、霧島です」

霧島「……はい?司令と顔を合わせるのは初めてですが……?」

霧島「どうされました?顔色が優れないようですが……あの?」

霧島「えぇ、大本営から新任の司令がいらっしゃると聞いております」

霧島「……あの、何か手違いが……?」

霧島「え?えぇ、コチラにありますよ。***司令が来ると……失礼ですが、身分証を拝見しても?」

霧島「なんだ、電文の通りじゃないですか。これからよろしくお願いしますね、***司令」

霧島「……あの、本当に大丈夫ですか?」

霧島「……やっぱり心配ですので、少し医務室で横になられて下さい。御案内しますので」

<ガチャ

<バタン


『着任』おしまい


『黒毛和牛上塩タン』


龍田「は~いこんごーちゃん、ふーふーして?」

こんごう「っ!」フーフー

龍田「はい、あ~ん♪」

こんごう「美味しいデース!」モグモグ

龍田「うふふ♪」

金剛「ヘイたっつぁん!!」アーン

龍田「……」スッ

金剛「」ジュッ


金剛「あっつぁ!!あっつぁあああ!!」

龍田「いい?マナーが悪い子はオシオキよ?」ニコニコ

こんごう「ハーイ!!」


『黒毛和牛上塩タン』おしまい


『やりました』


提督「加賀ー」タッタッタ

加賀「なんでしょう?」

提督「ん、ちょっと失礼」ゴソゴソ

加賀「格納庫に何か御用……?」

提督「あったあった。おーい卯月、間宮アイス券だぞ」

加賀「」

卯月「わぁ~い!司令官今日は一段とステキ~!!」キャッキャッ

提督「十枚あるから皆で食べに――」

加賀「……」クイクイ

提督「――行っておいで」

加賀「提督」グググ

卯月「加賀さんも行きたいの?」


提督「もう券は無いから自腹になってもらうけど……」

加賀「大丈夫よ」スッ

提督「その手は何かな?」

加賀「私の格納庫を勝手に使っていたでしょう。使用料よ」

提督「しょうがないな。『かがりんこ』って言ったらな」

卯月「司令官は意地悪だぴょ――」

加賀「かがりんこっ☆」ビシッ

提督「……」

卯月「……」

加賀「やりました」

提督「あぁ、はい」スッ

加賀「……?提督、これは一人分には多いですが」

提督「赤城でも誰でも誘って行ってきなさい」

加賀「ありがとうございます」

卯月「……」

加賀「卯月」

卯月「はい」

加賀「やりました」グッ

卯月「おめでとうございます」


『やりました』おしまい

本日はここまで


『例のセリフ:古鷹』


古鷹「加古は大丈夫!?」

五月雨「加古さん!損傷軽微!」

古鷹「そう……」

五月雨「加古さん!被害甚大!」

古鷹「加古は大丈夫!?」


『例のセリフ:古鷹』


『編成』


霧島「マイク音量大丈夫?…………よし」

霧島「初めまして、私、霧島です」

霧島「あの……何か?」

霧島「はい!これからよろしくお願い致します!」

霧島「はい、編成ですね。コチラが我が戦力です」

霧島「私、ですか……?お手元の資料にありますように、錬度は高いと自負しております」

霧島「どこで訓練を積んだかだなんて……?」

霧島「あれ……?ま、待って下さい、すぐに思い出しますから……」

霧島「え……この指輪ですか?……これは……誰から……?」

霧島「……どういう事ですか!何かご存知なんですね!?」

霧島「教えて下さい!」


『編成』おしまい


『まぁ、こうなるな』


千代田「……ちとせねぇ~……」ムニャムニャ

加古「んが……」スピースピー

川内「くー……くー……」zzz

初雪「……」カチカチ

望月「……」カチカチ


提督「……ようこそ我が艦隊へ」

日向「まぁ、悪くない」

初雪「新しい仲間……?」

望月「あいよろしくー」カチカチ


『まぁ、こうなるな』おしまい

本日はここまで


『新しい遊び』


曙「こっち見んなこのクソ提督!!」

提督「……」( ゚Д゚)

曙「ドコ見てんのよこのクソ提督!!」

提督「……」(゚Д゚)

曙「こっち見んなこのクソ提督!!」

提督「……」(゚Д゚ )

曙「ドコ見てんのよこのクソ提督!!」


利根「なんじゃ、アレは?」

三隈「新しい遊びだそうですわ」

利根「ほぉー……」


曙「こっち見んなこのクソ提督!!」

提督「……」( ゚Д゚)

曙「ドコ見てんのよこのクソ提督!!」

提督「……」(゚Д゚)

曙「こっち見んなこのクソ提督!!」

提督「……」(゚Д゚)

曙「こっち見んなこのクソ提督!!」

曙「こっち来んなこのクソ提督!!」

曙「顔近付けんな……んっ……」

曙「きゅ、急にキスすんじゃないわよぉ……クソ提督……」


利根「解せぬ」

三隈「解せぬ」


『新しい遊び』おしまい


『任務:2』


提督「――っていう夢を見たんですけどね」カリカリ

大淀「頭おかしいんじゃないですか?」カリカリ

提督「辛辣ですね」トントン

提督「ところで、なんで任務娘のアナタが秘書艦の仕事をしてらっしゃるんですかねぇ?」ペラ

大淀「え?だって提督さんの秘書艦って電ちゃんじゃないですか」

提督「そうですよ」

大淀「あんな幼気な子に手を出されたらコッチも困りますからね」

提督「出しませんからね?」

大淀「嘘ですね。初期艦で駆逐艦を選んだ時点で何か下心があったんでしょう?」

提督「最初は駆逐艦しか与えられませんからね?」

大淀「でも迫られたら負けちゃうんでしょう?」

提督「……出しませんって」

大淀「何ですか今いやらしい目で私を見てましたね?」


提督「見てませんよ」

大淀「嘘はつかないで下さい。私のような品行方正、容姿端麗な艦娘をいやらしい目で見ていましたね?」

提督「艦娘って、艤装付けられないポンコツさんが何を仰いますか」

大淀「今それ言いますか!!私だってねぇ!好きでポンコツな訳じゃないんですよ!!」

提督「普通に大淀のコスプレした人ですもんね」

大淀「ん゛ー!!」バンッバンッ

大淀「もう怒りましたよ!艦娘電話相談室に電話してやります!!」ポパピプペ

提督「どうぞどうぞ」

大淀「あ、もしもし?お世話になります**鎮守府の任務娘を務めている大淀で御座います」

大淀「え?任務娘は管轄外って……ちょっと!どういう事ですかちょっと!切られた!!」

大淀「くそぅ。何笑ってるんですか!そんなに面白いですか!!」バンッバンッ


提督「いやいや言い過ぎました。申し訳ありません」

大淀「今更謝ったって遅いんです!」

大淀「任務受注の度にワンクリでどかされて!」

大淀「嫌になって秘書艦になったらセクハラ上司にねっとり視姦されて!」

提督「若い娘さんが視姦とか言うんじゃありません。んで誰がセクハラ上司って?」

大淀「提督以外に誰がいるんですか」

提督「何だとコイツめ」

大淀「電ちゃんの代わりに私で欲を満たそうとしたってそうはいきませんからね!!」

提督「無いから落ち着けポンコツ」

大淀「キーッ!!またポンコツって言いましたね童貞!!」

提督「若い娘さんが童貞とか言うんじゃありません」


大淀「うぅ……そんなドウ提督に襲われてしまうなんて……」

大淀「でもいいの……電ちゃんが無事なら私はそれで……」

提督「いや、だから襲わないから」

大淀「何でですか!やっぱり電ちゃんの方がいいんですか!」

提督「今のアナタと比べたら当たり前じゃないですか」

大淀「やっぱり襲う気だったんですねこのドウ提督!!」

大淀「エロ同人みたいに!」

大淀「エロ同人みたいに!!」

提督「あ、もしもし鎮守府電話相談室ですか?えぇ、ウチの任務娘の大淀さんなんですが――」

大淀「提督!通信妨害です!!」スポッ

提督「電話線抜いちゃうかぁ」


大淀「そろそろハッキリさせましょう」

大淀「ドウ提督は電ちゃんに手を出したくて仕方ないんですね?」

提督「出さないって言ってるでしょう」

大淀「そういう事にしておいてあげましょう」

提督「任務娘さんでもメンテ引き受けてくれるかなぁ」

大淀「じゃあもし、もし仮に万が一、電ちゃんの方から」

大淀「あ、あの、ドウ提督さん……褒めて……ほしいのです」

大淀「って言われても手を出さないんですね?」

提督「なんでそんな声真似似てるんですか」

大淀「答えて下さい」

提督「そりゃ褒めて欲しいって言われたら、頭を撫でるくらいはしますよ」

大淀「あ、もしもし艦娘電話相談室ですか?ウチのドウ提督が電ちゃんを撫で繰り回したいと……えぇ……」

提督「なるほど、ちょっと大袈裟に話すのがポイントか」


大淀「……よかったですねドウ提督。駆逐艦の頭を撫でたいのは正常だと判断されましたよ」

提督「そうですか。所でそろそろそちらの書類を回して欲しいのですが」

大淀「もう少し御待ち下さい。すぐに終わらせますので」カリカリ


――廊下・執務室前


暁(うぅ……レディにはなりたいけどよしよしもされたい……)

雷(もっと私に頼っていいのに)

電(私の事を撫でたいだなんて……えへへ……でもドウ提督って何だろう?)

響(提督が童貞かどうか……確かめなければならない!!)


『任務:2』おしまい


『例のセリフ:千代田』


千代田「提督!千代田よ?忘れちゃったの?」

千代田「本当に?何も覚えてないの?」

千代田「千歳お姉とお酒飲んだ事も?」

千代田「私達とご飯食べに行ったり、買い物に行ったりした事も?」

千代田「千歳お姉に……膝枕した事も?」

千代田「……千歳お姉に……っ……告白されたっ……事も?」

千代田「……うっ……私をっ……膝枕してくれたっ事もっ?」

千代田「……お姉よりっ!私を選んでっ、くれたっ、事もっ」

千代田「全部っ、ぜんぶっ……」

千歳「……」

提督「……」


提督(千歳ぇえええええ!早くドッキリ大成功の札出してええええええ!!)チラッチラッ

千歳(もうちょっと提督の困り顔見てたいなぁ♪)ニコニコ


――

千代田「――ばかあああああああ!!」

提督「いや、その、ホント、ゴメン……」

千歳「ごめんねー?」

千代田「ホントにっ……ホントに全部っ……忘れちゃったかって……」

提督「……ごめんな」ギュッ

千代田「……グスッ」

提督「俺がバカだった……許してくれ……」ナデナデ

千代田「う、うぅ~……そ、その、恥ずかしくて、最近話せてなかったのは、謝るけど……」

千代田「だからってこんな事しなくてもいいじゃない……」

提督「あぁ……」ナデナデ

千歳「……」


提督(結果オーライ……かなぁ?)

千歳(まだ私は諦めてないからね、千代田♪)


『例のセリフ:千代田』おしまい


『マイクチェック』


霧島「――と、最近読んだ本に書いてあるのが気になって……」

比叡「どういう意味?」

金剛「んー……つまり、私達の見る dream は parallel worlds での出来事って事ネー?」

霧島「えぇ、もしそうなら……その……最近私が見てる夢も……」

榛名「……大丈夫よ、霧島」ギュッ

霧島「は、榛名?」

榛名「夢の中の提督がおかしくなっていても、今執務室に居らっしゃる提督は元気でしょう?」

比叡「そうそう、よくわかんないけど夢は夢、現実は現実だよ?」

霧島「……」ポカーン

比叡「……何さ」

霧島「……いえ、その通りですわ比叡姉様」クス

金剛「 that's right !! 霧島は本ばっか読んでて考えすぎるから変な夢も見るデース!!」

金剛「たまには頭カラッポにするデス!!」


霧島「そ、そう言われても……」

金剛「ソーネー……」ンー

金剛「オーケー!!カラオケ行くデース!!」

比叡「あ!私も行きたいです姉さま!!」

榛名「榛名も、お供しますね」クス

霧島「か、カラオケって行った事無いんですけど……」

金剛「ノーウプロブレム!!テートクも誘うデース!!」

霧島「ま、待って下さい金剛姉様、こ、心の準備が!!」

比叡「姉さま、何時間行きますか!?」

金剛「ソウネー、久し振りだからイッパイ歌いたいヨー♪」

<ガチャ

<バタン


『マイクチェック』おしまい

本日はここまで


『出撃』


霧島「これでっ……トドメッ!!」

霧島「着弾確認!!ル級撃破!!」

霧島(姉様達は――!?)

霧島「……姉様?」

霧島「姉様!?」

霧島(レーダーにも反応が無い……そんな!?)


――テ


霧島「……姉様?」


――ケテ


霧島「……そんな……いや……いや……」


――スケテ


霧島「私が撃ったのは――!!」


**「タスケテ」


――

霧島「っ!!!」ガバッ

霧島「……ん~……?」

提督「ん……どうした霧島?」

霧島「あ……いえ、変な夢を見ていました……」

提督「ほう?」

霧島「旅館のような場所で色んな人にレッドカードを出す、という夢なのですが……」

提督「なんじゃそりゃ」


『出撃』おしまい


ttp://i.imgur.com/rJrLf16.jpg


『カラオケ:4』


時雨「せーかいじゅーをボークらのー 涙で 埋め尽くして♪」

時雨「やりきれない こんな思いが 今日のーあーめーをー降らせても♪」

時雨「あーたらしいこのー朝がー いつーものよに始まる♪」


長良「時雨も好きだったんだ~嬉しいなぁ!」

由良「五十鈴姉さんも好きでしたね」

五十鈴「わっ、私は姉さんに無理矢理付き合わされてるだけで……」

名取「で、でも一緒に見てたって事は、好きなんだよね?」

五十鈴「うぐ……」


『カラオケ:4』おしまい


『んなバカな』


提督「……」

時津風「しれぇー!」

提督「……」

時津風「しれぇー!!」

提督「……」

時津風「しr誰だオマエ!!!」

加賀「バレました」バリッ


『んなバカな』おしまい


『任務:3』


大淀「提督!新システムですよ新システム!!」バーン

提督「何ですか騒々しい」

大淀「任務一覧から『初めての解体』が消えない提督の為に、新しいシステムを考えました!」

提督「何です?」

大淀「その名も『解体カッコカリ』!!」

提督「よし、そこに正座して下さい」

大淀「嫌ですよ脚の形悪くなっちゃうじゃないですか」スッ

提督「娘をモデルにしたい母親みたいな事言わないで下さい」


大淀「何ですか!睡眠時間を三十分削って頑張って考えたんですよ!」

大淀「話くらい聞いてくれてもいいじゃないですか!」

提督「分かりましたよ。ところで睡眠時間は?」

大淀「七時間三十分です」

提督「健康的で何よりです」

大淀「ありがとうございます。それでこの『解体カッコカリ』というのはですね」

大淀「いつまでもウジウジして『初めての解体』を達成できない玉無し提督の為のシステムです」

提督「謝れ!全国の提督に謝れ!!」

大淀「アナタにだけは絶対に謝りませんからね!」

提督「後で覚えておいて下さいね」

大淀「内容は少し複雑でして、まず解体したい艦娘達を第二以降の艦隊に編入します」

大淀「そして適当な海域に遠征させる、という流れですね」

提督「おい」


大淀「これで遠征に出た艦娘達は母港に居る事はありませんし、数時間後には資源も手に入ります」

提督「おい」

大淀「んもう、何ですか?まだ途中ですよ?」

提督「それ普通の遠征と何が違うんですか」

大淀「提督が解体したいと思った艦娘で編成された窓際艦隊って所がポイントです」

提督「鬼かお前。誰がやるかそんなもん」

大淀「ゲームメーカーがやってたじゃないですか。セg――」

提督「やめなさい」

大淀「それにほら、世の中には五十鈴ぼk――」

提督「それ以上いけない」

大淀「オリョクルとかも似たようなもんじゃないですか」

提督「そんな心無い提督はいない。いいね?」

大淀「アッハイ」


大淀「うーん……そうだ!じゃあこれはどうですか!『建造カッコカリ』!!」

提督「もう聞く前から嫌な予感しかしないんですが一応聞いてあげましょう」

大淀「上から目線マジムカつくんでやめて下さい」

提督「仮にも上司ですよ」

大淀「上司カッコカリ(笑)」

提督「あ、もしもし鎮守府電話相談室ですか?」

大淀「提督!通信妨害です!!」スポッ

提督「分かったから話を進めて下さい」

大淀「はい。こちら建造したい艦娘を日夜思い浮かべる事によって実在しない艦娘を実在しているように――」

提督「もうそれ色々とダメなんじゃないかなぁ」


大淀「何でですか?島風も雪風も好きなだけ入手できるんですよ?しかも資材消費無しで」

提督「エアですよね?」

大淀「エアですよ。ホラ龍田さんとかそんな感じじゃないですか」

提督「謝れ!龍田に謝れ!」

提督「それに、エアじゃ海域攻略出来ませんよね?」

大淀「それもエアでいいじゃないですか」

大淀「命中判定も自由に出来ますよ?『加賀に九発命中は多すぎる』って」

提督「やめろお前それはマジでやめろ」

大淀「えー」

提督「えーじゃないよ。周りからしたら誰もいないのに話したりするんでしょそれ」

提督「実行したら呉に隔離されちゃうよ?」

大淀「えー」

提督「えーじゃないよ」


大淀「じゃあ次『開発カッコカリ』」

提督「エア?」

大淀「エア」

大淀「ほらあれだけ苦労した電探が稲穂のようにガッポガッポ」

提督「ガッポガッポじゃないよ。うずしおは誤魔化せないよ」

大淀「しまった」

<コンコン

提督「入っていいぞー」

大淀「あ、こんにちは龍田さん今少し取り込み中なので後に、あ、引きずらないで下さい歩きますから」ズルズルズル

<バタン


『任務:3』おしまい

本日はここまで


『任務:4』


提督「あ、この資料を扶桑の所に届けて下さい」

大淀「えー」

龍田「……」コンコン

大淀「はい!すぐに行ってきます!」

<バタン

提督「いやぁ、助かるよ龍田」

龍田「いーのよぉ、提督の為ですもの♪」

龍田「ちょーっとだけ秘書官のお仕事、手伝いますねぇ♪」

提督「ありがとう、頼む」


――扶桑の部屋


大淀「扶桑さーん。扶桑さーん」ドンドンドンドン

扶桑「……何?」キィ

大淀「あ、資料のお届けです。ついでにお茶でも飲ませて貰えませんか?」

扶桑「資料だけ置いて……帰って頂戴……」キィ

大淀「いいじゃないですかちょこっとくらい!ね!ね!」グググググ

扶桑「そう言ってまた……私の仏像アクションフィギュアに……変な事するつもりでしょう」グググググ

扶桑「千手観音の手を……全部ピースサインにした事は……絶対に許さないわ」ググググググ

扶桑「何よ……あのタイトル……『悟り顔サウザンドピース』って」グググググググ

大淀「ンフッ」

扶桑「……」グイッ

<バタン

大淀「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

大淀「指!指挟まってますから!!ちょっと開けて下さいコレちょっとシャレにならないですから!!扶桑さーん!?」

扶桑「入渠すればすぐ治るから……大丈夫よ……しばらくそこで……反省なさい」


――ドック


大淀「いたたたた……うわ指が全部バラバラの方向いちゃってるわ……」

大淀(もうさっさと治して……いやでも龍田さん横にいるしなぁ……ちょっとサボろうかしら……)ガラッ

伊58「いらっしゃいませえええええええええええ」ザバァ

伊19「久々のお客様なのおおおおおおおおおおおおお」ザバァ

大淀「ヒッ」

伊58「なかなか登場しないからって油断したね!さぁコッチでち!」グイッ

大淀「アアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

大淀「ちょ、今指はやめて下さいほんとやめて下さいお願いします」

伊19「わぁスゴイの!指が全部違う方向いてるの!」キャッキャッ

伊58「スゴイでち!ねぇねぇ痛い?痛い?」キャッキャッ


大淀「あの、もう、ほんと無理なんで静かに入渠させて下さい」

伊58「大丈夫!ゴーヤ達がマッサージすればすぐに治るでち!」グイグイ

伊19「イクのテクニックでイカせてあげるの!」グイグイ

大淀「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

伊19「こんな指になるまでヤっちゃうハードプレイヤーでも満足させられるの!」

大淀「……」

大淀「えっ」

伊58「おっきな魚雷……好き?」

大淀「えっ、違っ、ちょ」


――執務室


提督「遅いなー大淀のヤツ」

龍田「提督?手が止まってますよぉ?」ムッ

提督「悪い悪い。龍田は甘えん坊だなぁ」ナデナデ

龍田「んっ……そうよぉ、もっと甘えさせてくれないとぉ♪」


――執務室前廊下


暁(レディーでもよしよしはやってもらえるのね!)グッ

雷(もっと私を頼っていいのに)

電(はわわわわ……司令官さんに膝枕されるだなんて羨ましいのです……)

響(あれは非童貞だな。しかし龍田の方は……)


『任務:4』おしまい


『開錠』


霧島「漣、いるかしら?」コンコン

霧島「……いないのかしら?」

潮「あ、あの~……?」

霧島「あ、なにかしら、潮ちゃん?」

潮「ぁ、ぇっと、漣ちゃんなら、し、商店街の方にお使いに、行きましたよ?」

霧島「あ、今日の買い出し当番だったっけ……」

霧島(参ったわ……コッチももうすぐ出るから入れ違いになっちゃうし……)ンー

潮「さ、漣ちゃんに、何か、御用ですか?」

霧島「んー……そうだ潮ちゃん、これ漣に返しておいて貰えるかしら?」

潮「ほ、本ですか?……わ、わかりました!」

霧島「えぇ、それじゃ、お願いね?」


潮「……あ、あれ?」

潮(この本、タイトルも何も書いてない……何だろう?)ペラ

潮「……平行世界……?」ペラ

潮「……ぇっと、ノートと鉛筆は……」ゴソゴソ


――まず最初に描いた点は、地球が生まれた日か、宇宙が生まれた日か

――そうですね、世界が生まれた日、にしましょうか

――そしてそこから伸びる線は、今までの世界の時間

――線の終点は、現在


『開錠』


『コタツ組』


初雪「……」カチカチ

望月「ん……」カチカチ

阿武隈「……っ」カチカチ


阿武隈「ひぇ!や、やられちゃったぁ!」

初雪「もっちー、回復用意しといて……」カチカチ

望月「おう、リンクバーストいる?」カチカチ

初雪「ん……助かる……」カチカチ

提督「君ら自室でやりなさい自室で」


『コタツ組』おしまい


『#1AC3』


――そして隣接した線どうし……つまり、最も近い平行世界どうしでは

――人の魂が行き来してるんです

――夢で見た事ありませんか?

――自分の性別が違う

――言語が違う

――風景が違う

――生き物が違う

――食べ物が違う

――それらは全て

――自分の魂の

――平行世界での記憶


漣「……」パタン

漣(頭がこんがらがってきちゃいますなぁ……ううむ)

漣(ってぇー事はですよ、最低でも約十三万のパラレルワールドが存在してて)

漣(それぞれの世界の自分は魂一つで動いてるって)

漣(こりゃまた荒唐無稽な話ですなぁ……いやはや)ペラ

漣「ありゃ?」

漣(これ、さっきと何か違うような……なんだろ?)

漣(ん~……内容が違う訳でも無いのに何かが違うような……)ジーッ

<ガチャ

鬼怒「漣ちゃ~ん!ご飯出来たよ!!」

漣「オウフwwwwwwwwかたじけのうござるwwwwwwwwwwwwかたじけのうござるwwwwwwwwwww」

<バタン


『#1AC3』おしまい

本日はここまで


『カラオケ:5』


時雨「ありがとうも おはようも ごめんなさいも全部♪」

時雨「懐かしい 言葉になる 日が来るの♪」

時雨「14歳も 40歳も 踊ろう らったったった♪」

時雨「誰か 誰か 皆を助けて♪」


『カラオケ:5』おしまい


『70』


――


霧島「いやっ!!!」ガバッ

霧島「はっ……はっ……はっ……はっ……」

霧島(夢……?)ハァ

<コンコン

比叡「霧島?どうしたの?大丈夫?」

霧島「比叡姉様……?あ、だ、大丈夫です」

比叡「そう?……ね、入っていい?心配だしさ」

霧島「はい、今開けますね」


比叡「――怖い夢?」

霧島「はい……倒した深海棲艦が、御姉様達だった、という夢です……」

比叡「……そっか……それは……嫌な夢だったね」ナデナデ

霧島「ん……はい……」

比叡「……」ナデナデ

霧島「……」

比叡「落ち着いた?」

霧島「……はい、ありがとうございます……っ!?」


**「ドウシタノ?」


――


時雨「仲間になったらハッピーエンド?」


時雨「仲間外れはどこへ行こう?」


時雨「血塗れになったパスポート」


時雨「選択の瞬間は すぐ すぐ すぐそばに」


ttp://i.imgur.com/sikXjFN.jpg


――


霧島「来ないでっ!来ないでぇっ!」


――逃ゲラレナイ


霧島「これは夢……これは夢……これは夢!」


――陸デハ君ハ逃ゲラレナイ


霧島「覚めて!」


――君ガ沈メテキタノハ


霧島「来ないで!来るなぁっ!!」


――本当ニ深海棲艦?


――


霧島「あ、お、おはようございます、司令」

霧島「う……あ、当たり前じゃないですか……せっかく貰ったんですから……」

霧島「えぇ……私もですよ……」

霧島「わ、わざわざ言わせないで下さいよ、もう……意地悪ですね……」

霧島「……私も、愛していますよ、司令」


――


時津風「しれぇー!」

時津風「もぉぉー!聞こえてないのぉー!?」グイッ

時津風「ありゃ……腕もげちゃった……」

時津風「まいっか。お風呂入ったら治るよ!ねぇー?」

時津風「おっふろ♪おっふろ♪」


――


曙「……」

天龍「……オラ行くぞ、曙」

曙「……いやよ」

朧「曙、困らせないで」

曙「行くなら行きなさいよ」

曙「あたしは……提督が帰ってくるのを待つから」


――


提督「さーんぽすっすんで にっほさっがるー♪」

大淀「提督……その、濫りに解体するのは……」

提督「艤装も付けられないポンコツは黙っててくれる?」

大淀「……っ!」

提督「あ、そろそろ潜水艦邪魔だなぁ」


――


時雨「――っていうのはどうかな。前にボクが見た夢なんだけど」


『70』おしまい


提督「塊状」おしまい


――


霧島「っ!!!」ガバッ

霧島「!?」キョロキョロ

「目が覚めたみたいね」

霧島「っ!」バッ

霧島「誰ですか!?それに、ココは……」

「私はココの番人。ココは世界の狭間」

霧島「……?」

「アナタ、あの本を読んだでしょう?」

霧島「あの本って……」

「私からすればアナタが」

「アナタからすれば私が」

「平行世界の人間なの。あの本に書いてあったでしょう?」

「……まぁいいわ。立ち話も何だし座りましょう」

「何か飲む?」


霧島「……」

「警戒するのも無理ないわね」

「でも、今のアナタに何が出来るのかしら?」

霧島(……!?)

霧島(艤装が展開できない!?)

「アナタの魂を基に身体だけ復元させてもらったわ」

「……アナタも造られた魂なのね」

霧島「……何を言ってるんです?」

「……アナタを勝手に生き返らせた事は謝るわ。でも……」

「アナタは生きたがっていた。死にたくないと叫んでいた」

「その声を無視する事なんて、私には出来なかったの」


「私も造られた魂だから。アナタと同じか、少し違うだけ」


霧島「……」ストン

「あら、お話してくれる気になった?」

霧島「今は……よく解りませんから……」

「それでいいわ」

「ココに来る前の事は思い出せるかしら?」

霧島「えぇと……」


――

「着弾確認!!ル級撃破!!」

――


霧島「っ!?」ズキ

「……無理に思い出さなくていいわ」


霧島「いえ、大丈夫です……」

霧島「深海棲艦と戦闘になって、それで……」

霧島「私は、御姉様を庇って……」

「……紅茶でよかったかしら?」コトッ

霧島「……」

霧島「……ありがとうございます」

「そしてやられてしまったアナタの魂を私が見つけた」

「変ね……別の世界で深海棲艦を殲滅したのに」

霧島「……はい?」

「一つの世界で起こった事は他の世界へと影響を及ぼすものだけど」

「それでもアナタの世界の深海棲艦は、未だ猛威を振るっている」


霧島「……アレと……」

霧島「深海棲艦と、戦って来たんですか?」

「厳密には違うけど、そうね。私達はいつもあの化物と戦って来た」

霧島「……」

「だから、アナタの世界の深海棲艦も駆除できる」

霧島「……大した自信ですね」

「私が言った事は絶対よ。そういう力があるの」

「……協力させてくれるかしら?」


霧島「……助けて、くれますか?」


「えぇ、喜んで」


――


「――皆の者、よろしく頼むぞ」

「えぇと、扱いはどうします?」

「魔法使いにしといて下さい。あともう一人来るはずなんですが……」

「そうなんですか?」

「えぇ。戦艦の付喪神だそうですよ」


『開錠』おしまい

お粗末様でした。楽しんで頂けたなら幸いです
ではまた、機会があれば

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