ミンフィリア「もしもし、私よ……ミンフィリアよ」 (104)
FF14の小ネタ短編的なのをやりたいと思って。
今すぐ砂の家に来て頂戴。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1409682619
【予想通り】
──ウルダハ
ミンフィリア「何度来てもすごい街ね……」
サンクレッド「そうだなぁ」
ミンフィリア「こんな巨大な街だと、はぐれたら大変ね、ふふ」
サンクレッド「はは、勘弁してくれよな!」
──十分後。サファイアアベニュー国際市場
サンクレッド「……案の定だよ」
プルルッ
サンクレッド「……もしもし」
ミンフィリア『もしもし? 私よ、ミンフィリアよ』
サンクレッド「……おう」
ミンフィリア『今すぐクイックサンドへ来て頂戴!』
サンクレッド「……わかった」
【理由】
──酒場『クイックサンド』
モモディ「あら、ラウバーン局長。珍しいわね」
ザワザワ
ラウバーン「久しいな、モモディ殿」
モモディ「どういう風の吹き回しかしら?」
ミンフィリア「」ヒョコッ
ラウバーン「……『いつもの』だ」
モモディ「……ぁー」
ミンフィリア「」テヘペロッ
ラウバーン「……では、吾輩は職務に戻るので、これで」
モモディ「ええ、お疲れ様……」
ミンフィリア「ありがとうございます、局長」
モモディ「アナタね、そろそろ道覚えなさいよ……」
ミンフィリア「難しいのよ……」
モモディ「だからいつもライトを呼び出すのね」
ミンフィリア「……バ、バレてた」
【原因?】
モモディ「全く、あなたお嫁に行き遅れても知らないわよ!」
ミンフィリア「キィーッ、モモディさんまでそんなこというのっ!?」
サンクレッド「みんな思ってるから安心しろよ、っと」
ミンフィリア「あ、サンクレッド」
サンクレッド「なんでこう、一緒にいたハズが迷子になるかな」
ミンフィリア「……怒ってる?」ウルッ
サンクレッド「うっ……、いや……怒ってるってワケでは……」
ミンフィリア「よかった!」
モモディ(……いつまでもお転婆の原因、この色男じゃないでしょうね……)
【一方の】
──ティノルカ地方、東森林
シルフ「あ、タルタルでふっち」ノシ
パパリモ「ちょ、それ違う!」
イダ「たるたるー」ノシ
パパリモ「やめろって!」
シルフ「たるたるふっち」ノシ
パパリモ「挨拶になってる!?」
【古代語】
──シルフの仮宿
イダ「だーかーらー、タルタルなんて知らないってば!」
パパリモ「嘘だ! 答えてよっ、なんで君が古代アラグ文明の文献に載ってた言葉を──」
シルフ「あ、イダっち、ヴァナディールでふっち」ノシ
イダ「おー、ヴァナディール!」ノシ
パパリモ「だ! か! らぁーー!!」
【お前もか】
パパリモ「……『ヴァナディール』が『久しぶり』、『タルタル』が『おはよう』……」
イダ「うん」
パパリモ「あ、ありえないよぉ……」
イダ「まぁガンバレ」ポン
パパリモ「何をどう……」
イダ「撤回活動?」
パパリモ「シルフ族にしか流行ってないからその心配はいらないかなーって」
プルプルッ
パパリモ「あ、もしもし」
ミンフィリア『パパリモ、タルタル! 私よ、ミンフィリアよ』
パパリモ「」フラッ
イダ「あ、パパリモが倒れた」
もしもし、私よ、>>1よ。
こんな感じでのんびりゆるく書いていこうと思うの。
良かったらまた砂の家に遊びに来て頂戴。
……あ、ヤ・シュトラとウリエンジェさんも出るわよ?
だからそんな部屋の隅で小さくならないで……。
それと、ここでは光の戦士こと冒険者はライトという名前のヒューラン族の戦士よ。
見た目はNQひろしよ。さすがにひろしにしなかっただけありがたく思って欲しいわ。
じゃあ、また。
【テレポ】
ミンフィリア『私よ、ミンフィリアよ。今すぐ砂の家に来て頂戴』
ライト「ミンフィリア、テレポ代が馬鹿にならないんだけど」
ミンフィリア『……い、今すぐ砂の家に』
ライト「いや、テレポ代くらい支給してよ」
ミンフィリア『……ぁ、暁だって資金難なのよぉ!!』
ライト(知ってるけども)
ライト「わかった、今から行くよ」
ミンフィリア『! うんっ』
ライト(まぁ今日のところは勘弁しておこう)
【罪悪感】
──砂の家
ガチャッ
ミンフィリア「あ、来たわね。待っていt──」
ライト「お待たせ」ボロッ
ミンフィリア「って、傷だらけじゃないっ!?」
ライト「戦ってすぐに来たからね。気にしないで」
ミンフィリア「ぁ……ご、ごめんなさい」グスッ
ライト「えっ」
ミンフィリア「私は安全な場所にいるだけで、あなたはいつも戦ってる……」グスッ
ライト「し、しかたないよ」オロオロ
ミンフィリア「うう、ごめんなさい……私にも戦う力があれば、あなたに頼りきりになることもないのに……」グスッ
ライト(何この罪悪感)
【海猫】
──海都リムサ・ロミンサ
ヤシュトラ「ぅにゃー……んっ」セノビ
ガチャッ
メルヴィン「」
ヤシュトラ「!?」
ヤシュトラ「いやあの、提督、これは」
メルヴィン「……はっ……失礼、私も疲れているようだ」
ヤシュトラ「聞いてっ!!」
【癖】
メルヴィン「ほう、種族特有の」
ヤシュトラ「そんなところ。普段はヒューランと同じように喋ってるつもりでも、言葉尻やナ行に自然と癖が出る場合があるの」
メルヴィン「そんなものか。思ったよりミコッテは大変らしい」
ヤシュトラ「……まぁ、私は完璧なつもりだったから……ダメージはあるけど」
メルヴィン「欠伸や背伸びは隠せないさ。気にすることじゃないさ、な?」
ヤシュトラ「よりにもよって、あなたに見られたのがショックなんですけどね?」
【呼び出し】
プルプル
ヤシュトラ「あ、失礼」
メルヴィン「ああ」
ヤシュトラ「はい?」
ミンフィリア『私よ、ミンフィリアよ。いくら男前だからって、提督(女性)とイチャイチャしていないで今すぐ砂の家に来t──』
ブツッ
ヤシュトラ「」ビキビキ
メルヴィン「……!?」
【激おこにゃんにゃん丸①】
──砂の家
ドガッチャーン!
でっすーー!?
ガチャーン!
パリーン!
私のむーたんがー!
ドーーン!
ズバァーン!
ミンフィリア「!? 帝国の襲撃!?」
ライト「俺が見てくる!」
ガチャッ
タタル「」
ライト「し、しんでる」
ライト「一体誰シュトラがこんなことを……はっ」
ヤシュトラ「」ゴゴゴゴゴゴ
ライト「……あっ……(どうせミンフィリアが怒らせたんだろうなー)」
ヤシュトラ「通してくれるかしら?」ニッコリ
ライト「どうぞどうぞ」スッ
【激おこにゃんにゃん丸②】
ミンフィリア「」
ヤシュトラ「だからあなたは──! 盟主として──! 自覚が──!」
ライト(その盟主が正座で説教されている光景)
タタル(アホらしいでっすね)
ライト(その言い方はよくないよ……)
サンクレッド(まぁそろそろお灸を据える必要はあったよな)
イダ(たはは、私も笑ってられないかも)
パパリモ(まったくだ)
ウリエンジェ(わたし達も気をつけましょうか)
ヤシュトラ「あ な た た ち も!!!」
ライト「!?」
タタル「!?」
サンクレッド「!?」
イダ「!?」
パパリモ「!?」
ウリエンジェ「!?」
全員(こ、こっちにも飛び火したぁー!?)
ライト(あれ? 俺怒られる筋合いなくね?)
ヤシュトラ「あなたたちは! 救世詩盟を母体とするっ、この暁の血盟の代表メンバーなのよ!? そんな腑抜けててどうするの!!」
ウリエンジェ「ですがヤシュトr──」
ヤシュトラ「ユリオンジャーさんは黙って!」
ウリエンジェ「」
サンクレッド(ウリエンジェ……名前すら……)
ライト(合掌)
タタル(戦隊モノみたいでっすね)
【ケアれ!えっだちゃん】
──森都グリダニア、カーマインカフェ
ライト(お、あれは)
アヴィール「おいエッダ!」
エッダ「なあに、アヴィール?(はぁと)」
アヴィール「いや、(はぁと)じゃねえし。ケアルしろよ。お前それでもヒーラーか?」
エッダ「えっ……ごめんなさい、足りなかったよね……」
アヴィール「当たり前だろ。俺何本ポーション飲んだと思ってんの?」
エッダ「12本」
アヴィール「……せ、正解だが。俺の状態をちゃんと見て、回復してくれよな」
エッダ「わたし、アヴィールのことぜんぶみてるから──安心して?」ニッコリィ
アヴィール「……」ゾワッ
ライト(……後のタムタラ事件に繋がるのである)
【仄暗い墓の中にて。①】
──タムタラ墓所
エッダ「ひぃ……」ガクガク
リアヴィヌ「いいから回復っ! お願いだから! 死んじゃうっ」
パイヨレイヨ「くそっ! ケアル!」
エッダ「け、け、けあ……」
アヴィール「クソ、使えねえなホントに!! 鈍間女め!」
エッダ「……ケアルガ」
フォ-ン
アヴィール「えっ」
リアヴィヌ「えっ」
パイヨレイヨ「えっ」
エッダ「これで、いーい?」ニッコリィィ
アヴィール「……あ、はい」
【仄暗い墓の中にて。②】
絶対王ガルヴァンス「ぐはははーイカくさいだろう!!」
リアヴィヌ「うぐぐ……くさい……」
パイヨレイヨ「も、もうだめだ、くさすぎる……」
アヴィール「諦めんな! エッダ、プロテスくれ!」
エッダ「は、はいっ。プロテ──」
ガルヴァンス「遅いな」ゴゴゴ
スパンッ
アヴィール「え──」
エッダ「ア、ア、アヴィール!!!!!!!!!!」
リアヴィヌ「リーダー!?」
パイヨレイヨ「や、やべぇよ……逃げるぞ!」
エッダ「……アヴィール……」
リアヴィヌ「生首なんて抱きしめてる場合かっ! 逃げるのよ!」
エッダ「アヴィールアヴィールアヴィールアヴィールアヴィールアヴィールアヴィールアヴィールアヴィールアヴィールアヴィールアヴィール……」
リアヴィヌ「ああもうっ!」
ガルヴァンス「逃がさぬぞーぐはは!」
リアヴィヌ「……パパ……ママ……!」
【仄暗い墓の中にて。③】
ライト「なんちゃって勇者アタック」
スパーン!
ガルヴァンス「せっかく黄泉返ったのにぃー!」
ドカーン!
テテテテーテーテーテッテテー♪
ライト「大丈夫かい?」
リアヴィヌ「ありがとう。あなた、確かミューヌさんが話をしていた……」
ライト「ライトだ。ひろしとか言うなよ」
リアヴィヌ「?」
エッダ「アヴィールアヴィールアヴィールアヴィールアヴィールアヴィールアヴィールアヴィールアヴィールアヴィールアヴィールアヴィールアヴィールアヴィールアヴィールアヴィールアヴィールアヴィールアヴィールアヴィールアヴィールアヴィール」
ライト「……ところでこの子大丈夫?」
リアヴィヌ「……ホント、気持ち悪い……」
ライト「……」
【仄暗い墓の中にて。④】
──グリダニア、カーラインカフェ
ミューヌ「……そう、そんなことが……」
ライト「うん、少し間に合わなかった。すまない」
ミューヌ「……ボクに謝らないでよ、ライト」
リアヴィヌ「あんたいつまでその生首大事に抱えてるつもり!?」
パイヨレイヨ「気持ち悪いんだよ、いい加減!」
エッダ「……」
リアヴィヌ「チッ……大体、パイヨレイヨ! アンタも何さっさとトンズラしてんのよ!」
パイヨレイヨ「君が逃げ遅れたのがいけないんだろっ!?」
リアヴィヌ「とにかく! 私はパーティを抜けさせてもらうわ」
パイヨレイヨ「同じく! もう懲り懲りだ、二度と会うこともないだろう!」
エッダ「……あっ……ごめんね……みんな……ごめんね……アヴィール……」
ミューヌ「……」
ライト「……」
【生首ちゃん】
──1週間後、ウルダハ・酒場クイックサンド
モモディ「あら、ライト」
ライト「久しぶり。いつもの」
モモディ「はい、どうぞ」
ライト「……って、あれ? エッダ……?」
モモディ「知り合い?」
ライト「ええ、まぁ」
エッダ「あ、ライトさん」
ライト「久しぶり。その後、どう?」
エッダ「はい、これから故郷に帰ってやり直そうと思ってます。あなたを見てると勇気が出てきて……」
ライト「……そっか、元気になったようでよかった。頑張ってね」
エッダ「はいっ」
モモディ「……なんか、臭うわね……腐臭?」
ライト「……彼女、婚約者の生首持ち歩いてるんだよね……」
モモディ「えっ」
ライト「亡くなったのは一週間前だから、今……すごい具合なんじゃないかな……」
モモディ「……」ゾワッ
ライト「最初見たとき、元気になったんだなーと思ったら、全く変わってなくて驚いた」
モモディ「……何か事件にならないといいけど……」
【リアヴィヌ再始動】
──砂の家
ガチャッ
ライト「ウリエンジェさーん。こんなもの拾ったんだけど」
ウリエンジェ「ふむ? おぉ、これは古代アラグ文明の遺産のようですね……」
ライト「俺はあまり興味ないけど、ウリエンジェさんならうまく使うでしょ?」
ウリエンジェ「ふふ、ありがとうございます」
リアヴィヌ「あ、ウリエンジェ様。これを──」
ウリエンジェ「? ──あぁ、どうもありがとうございます。ミンフィリアからですね」
リアヴィヌ「……って、ライト様!!!?」
ウリエンジェ「ファッ!?」
ライト「!?」
ウリエンジェ「ゴホンゴホン」
リアヴィヌ「私よ、リアヴィヌ!」
ライト「!? ……あっ、タムタラの時の」
リアヴィヌ「そう。あの時はありがとう……あなた、ここの冒険者だったのね」
ライト「まぁ。一応」
リアヴィヌ「私はここで下働きとして、一からやり直すつもり。良かったら今度食事でもしましょ?」
ライト「是非。じゃあ、ウリエンジェさん、リアヴィヌ、俺はこれで」
リアヴィヌ「ええ。またね、ライト様!」
ウリエンジェ「ええ、また」
【手紙】
──1ヶ月後、砂の家
リアヴィヌ「あ、ライト様……」
ライト「リアヴィヌ、どうかした?」
リアヴィヌ「その、実は相談が……」
ライト「……エッダから、手紙が?」
リアヴィヌ「えぇ。……その、貴方にも読んでもらいたいの」スッ
リアヴィヌはNq Hiroshiに手紙をわたした。
ライト「……『拝啓、リアヴィヌ様。お久しぶりです。私は今、懐かしきグリダニアの森で静穏の暮らしを送っています。さて本題ですが、この度、私エッダとアヴィールは結婚することとなりました。そこで、以前お世話になったあなたにも式に御出席頂ければと思います。日時は──』……これって……」
リアヴィヌ「そう、今夜。……あまりに唐突だから、あなたに相談を。死んだアヴィールと結婚だなんて、おかしいわ」
ライト「そうだな……俺が行く。君はここにいてくれ、わざわざ危険に首を突っ込むことは──」
リアヴィヌ「私だって当事者よ! パイヨレイヨには既にモグレターを送ったから、グリダニアで合流しましょう。詳しいことはミューヌさんに伝えてあるそうよ」
ライト「……わかった」
【手記①】
あれから、何日が過ぎただろう。
今日、ウルダハのクイックサンドで、あの冒険者と会った。
わたしの最愛の人が気にかけていた冒険者だ。
わたしは、冒険者に思いの丈を伝えた。
そして自分に、前を向いて生きようと誓った。
エッダ「……よし、っと。待っててね、アヴィール。故郷にお墓を作るからね」
【手記②】
わたしとあの人が育った故郷に帰ってきた。
子どもの頃には広く感じた村も、
今では何だか、とても狭く感じる。
わたしが世界の広さを知ってしまったからだろう。
そう、わたしとあの人は、ともに夢見た。
広い世界での胸躍るような冒険を。
やっぱり、この狭苦しい村は、あの人に相応しくない。
冒険に出よう。
もう一度、あの人といっしょに。
エッダ「こんな狭い世界にはいられないよね……ウフフ……行こう、アヴィール……」
アヴィール「そうだね、エッダ」
エッダ「……えっ……?」
アヴィール「行こうよ。君が歩いてくれないと、僕は歩けないんだ」
エッダ「……そう、だね、そうだよね。行こう!」
【手記③】
──銀泪湖
エッダ「遠くまで、来たね」
アヴィール「そうだね。君が歩いてくれたから」
エッダ「あなたのためなら……どこへでも……」
アヴィール「……もうじき、日暮れだね」
エッダ「……うん。湖が綺麗。わたしたちを歓迎してるみたい」
アヴィール「エッダ……」
エッダ「アヴィール……」
アヴィール「これからも、ずっと一緒だよ」
初めてのモードゥナ。
クリスタルに満ちた銀泪湖は美しく輝き、
まるで、わたしたちの訪れを祝福しているよう。
湖のほとりで、あの人と見つめ合う幸せな一時。
日が暮れるまで、ふたりきりの時間を過ごした。
これからもずっと一緒だ……あの人の言葉が嬉しかった。
エッダ「……ずっと、一緒……」
【手記④】
最近なんだか、あの人の顔色が悪い。
やっぱり、ザナラーンに来たのが悪かったんだ。
あの人は熱いのが苦手だから。
凍てつくように寒いクルザスに行こう。
そうすれば、きっとあの人だって元気になる。
そうすれば、耳元で囁くこともやめてくれるはず。
エッダ「……」
アヴィール「ずっと一緒、ずっと一緒だ、ずっとずっとずっとずっと……」ブゥ-ン……
【手記⑤】
うん、わかってる。
わかってるよ、自由に動ける身体がいるよね。
うんうん、わかってる。
そんなに毎日毎日毎日、囁かないでもいいんだよ。
何も言わなくたって、あなたが言いたいことはわかるの。
だって、わたしはあなたのお嫁さんになるんだから。
だからもう、囁き続けるのはやめて。
あなたにふさわしい身体を見つけるから。
アヴィール「エッダエッダエッダエッダエッダエッダ」
アヴィール「エッダエッダエッダエッダエッダエッダ」
アヴィール「エッダエッダエッダエッダエッダエッダ」
エッダ「……」ニッコリ
【手記⑥】
──深夜・暴雨、ザナラーン、キャンプドライボーン墓地
エッダ「……これも、だめ」グチャッ
エッダ「これは? ……だめね……」ズチャッ
エッダ「雨が、鬱陶しいなぁ……」
ごめんね、なかなか、あなたに合う身体が見つからないの。
あなたは、エオルゼアに名を馳せる冒険者になるのだから、
中途半端な身体じゃダメ。
それに、わたしわかってきたの。
身体だけあってもダメだって。
立派な冒険者には、立派な魂が必要なんだって。
強い身体には、強い魂がいる。
弱い魂しか見つからないなら、たくさんの魂が。
もう少しの辛抱だからね、待っててね、あなた。
エッダ「……そうだ、あの冒険者なら……ウフフフ、待っててね、アヴィール……ウフフフフフ」
アヴィール「……エッダエッダエッダエッダエッダ……」プゥ-ン……
【手記⑦】
──タムタラ墓所
ここには、からだがいっぱいあるの。
いっぱいいっぱいいっぱいっぱいあるの。
だから、きっとあなたもげんきになるわ。
そうしたら、けっこんしきをあげようね。
わたしたちは、あたらしいせかいにたびだつの。
けっこんしきには、みんなもよぼうね。
きっとぱーてぃのみんなも、しゅくふくしてくれるよ。
あんなになかがよかったんだもの、
おくりものをもってかけつけてくれるよ。
きっと、たましいだってくれるはずよ。
ギィ……
純白のエッダ「……ほら、きたよ」ニッコリ
勇壮のアヴィール「ホントダ……来タネ……」
純白のエッダ「さ、はじめましょう、式を……」
【仄暗い墓の底から①】
──タムタラ墓所
パイヨレイヨ「本当に入るのか……?」
リアヴィヌ「アンタ本当に腰抜けね……」
ライト「嫌ならここで待っててくれ。俺達は中に入る」
パイヨレイヨ「ひ、1人で待ってろって言うのか!?」
リアヴィヌ「嫌なら着いてきなさいよ意気地なし!」
ガチャ……ギィ……
ライト「……この扉、こんなに傷んでたか……?」
──はじめましょう、式を──
パイヨレイヨ「ひいいいっ!?」
リアヴィヌ「っ!?」
ライト「三名様ご招待、だ……」
【仄暗い墓の底から。②】
ライト「……へぇ、これは中々……」
純白のエッダ「ふふふ、わたしたちの結婚式にようこそ。あなた……来てくれたわよ、あの時の冒険者……」
勇壮のアヴィール「ホントダ……来タネ……」
純白のエッダ「最高の肉体を、贈り物に持ってきてくれたんだわ……」
ライト(あぁ、最初から俺を釣り出すつもりだったのか……)
リアヴィヌ「あれは……ヴォイド……?」
純白のエッダ「違うっ!!!!」
パイヨレイヨ「うひぃ!?」
純白のエッダ「彼はアヴィールよ、あなたたちのリーダーの。見てわからないの?」
リアヴィヌ(冗談じゃないわッ! あれが、あのアーリマンもどきがアヴィールですって!?)
純白のエッダ「病める時も健やかなる時も、わたしたち二人はいつだって一緒── 永 遠 に」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……
【仄暗い墓の底から。③】
ライト「最初からクライマックス勇者アタック!」
ズドォンッ!
パイヨレイヨ「くっ……ファイガ!!」
ドカァンッ!
勇壮のアヴィール「ギャアアアアッ!!」
ライト「追撃勇者アタック!」
ドゴォンッ!
リアヴィヌ「ミザリー……エンド!!」
バシュッ!!
勇壮のアヴィール「アアアアッ!!!」
純白のエッダ「いやあああああっ、アヴィールをいじめないで!!!」
純白のエッダ の レッドウェディング
リアヴィヌ「くううっ!?」
パイヨレイヨ「うわーもうやだー!」
リアヴィヌ「あんの腰抜けっ!」
【仄暗い墓の底から。④】
ライト「これで……とどめだ! マーシー勇者アタック!」
ズッドーン!
勇壮のアヴィール「ギャァァ…………」ドサッ
ライト「……」
リアヴィヌ「……やった……の?」
ライト「……あぁ。あの生首にヴォイドが取り憑いていたらしい。ガルヴァンスが首を刈った時に植え付けたんだろう……」
リアヴィヌ「……アヴィール……」
純白のエッダ「あ、あぁ……ぁぁぁ……アヴィール……」
純白のエッダ「そんな、嘘よ……」ギュッ
リアヴィヌ(エッダ……また、アヴィールの生首を抱えて……)
純白のエッダ「……嘘よ、そんな……わたしたちは、幸せに……」フラフラッ
リアヴィヌ「あ、危ないっ!」
純白のエッダ「あ」グラッ
純白のエッダ「ずっと、一緒だよ──みんな」ニッコリ
リアヴィヌ「……死んだ……のかな……」
ライト「わからない。安らかに眠ってくれることを祈るが……」
【仄暗い墓の底から。⑤】
──墓所入口
ライト「……幻術士ギルドに、ここのお祓いをお願いしよう。あまりに悪意が溜まりすぎてる」
リアヴィヌ「そうね……」
ガチャッ
パイヨレイヨ「うわっ……あ、二人とも!無事だったのか!」
リアヴィヌ「アンタねェ……」
ゴゴゴゴゴゴゴ……
パイヨレイヨ「……ん?」
リアヴィヌ「なに?」
パイヨレイヨ「いや、何か見えたような……」グシグシ
http://i.imgur.com/Y6RUApQ.gif
パイヨレイヨ「!?!?!?!?!?!?」
リアヴィヌ「ちょ、どうしたのよ……」
パイヨレイヨ「お、おれがわるかった……だから、ゆるしてくれ……」ガタガタガタガタ
リアヴィヌ「何もそんな怒ってないわよ……」
パイヨレイヨ「ゆ、許してくれぇええええええええ!!!」ダッ
リアヴィヌ「ちょ──待ちなさいって!!」ダッ
ライト(……アイツ、悪霊に捕まったかもな……)
テテテテーテーテーテッテテー♪
もしもし、私よ、>>1よ。
なんとなくエッダちゃんを出したかったのだけれど、こうなってしまったわ。
エッダちゃんは妖異に取り憑かれてしまった可哀想な女の子よ。
妖異は心の弱みにつけ込んでくるわ、みんなも心を強く持って頂戴ね。
あ、リアヴィヌさんを死なせてしまうのは時系列的にどうかと思ったから、生還させてもらったわ。
彼女もまたこの事件の被害者だものね。
ちなみにこのSSは、帝国軍が砂の家に攻めいる少し前のつもりよ。
じゃあ、また。
【不満】
──サスタシャ浸食洞
サハギン「ギョギョーッ!」
テテテテーテーテーテッテテー♪
ライト「やれやれだぜ」
プルプルッ
ライト「はい」
ミンフィリア『もしもし? 私よ、ミンフィリアよ。今すぐ砂の家に──』
ライト「あのさ」
ミンフィリア『きてちょうだ──な、なに?』
ライト「テレポ代出せ、とはもう言わないよ」
ミンフィリア『う、うん』
ライト「せめてさ、エーテライトの近くに設営してよ」
ミンフィリア『でも、エーテライトの近くだと、敵がテレポを利用して乗り込んでくる可能性が──』
ライト「なら敵の要塞からチョコボで数分の地点に本拠地作ったのはどうなん」
ミンフィリア『う……えっと……そのォ……』
ライト「どうなん」
ミンフィリア『ふぇぇ……ライトがいじめる!』
プツッ
ライト「……何だろうこの罪悪感」
【案の定】
ライト「……なんか嫌な予感が!」テレポ
──砂の家
タタル「るんるんる~ん♪ ドゴォンッ、ズギャァンッ♪」
ヒュラ「失礼。こちらが暁の血盟の本部かしら?」
タタル「んんっ? 入団希望でっすかー?」
ヒュラ「いえ。……壊滅希望かしら」
タタル「!?」
リウィア「我が名はリウィア・サス・ユニウス! 貴様らの希望の灯火、潰えさせてやろう!」
タタル「あわわわわわわわわわ!?」
???「ちょぉーーーーーっと待ったぁぁぁーーーーっ!!!」
リウィア「何者ッ!?」
ライト「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン!」オバパ
ズドォーーーーンッ!
帝国兵1「ひでぶっ!?」
帝国兵2「たわばっ!?」
帝国兵3「あべしっ!?」
リウィア「……倒すの早すぎんだろ……」
ライト「って、案の定じゃないか……」
リウィア「チッ……」
【平和的解決(物理)】
ライト「ヨウリョウガー!」
ドカーン
ライト「ヨシダー!」
ドカーン
リウィア「なんなのコイツ……」
ライト「冒険者です」ドヤァ
リウィア「あー。全軍撤退するわよ」
ライト「やったぜ」
タタル「さっすがライトさんでっす!」
ライト「平和的解決、だな」
ヤシュトラ「平和的、の意味を辞書引いてきなさい」
もしもし、私よ。>>1よ。
エッダちゃんのせいでゆるさがなくなってたから、ちょっと緩く砂の家襲われたわよ。
誰も死んでないみたい(帝国兵を除く)だし、平和的解決だったわね(帝国兵を除く)!
緩~く続けていくつもりだから、砂の家に来t──これからも見守ってくれると嬉しいわ!
ヨシダさん、新生一周年おめでとうね!
忘れてたけれど。
【お前は!】
──砂の家
?????「ノックしてもしもお~~~し」コンコン
ミンフィリア「どうぞ?」
ガチャッ
アルフィノ「やぁ、ミンフィリア」
ミンフィリア「あら、アルフィノ!」
ライト「あっ!!!!」ガタッ
アルフィノ「うぇっ!? ……あっ!」
ライト・アルフィノ「お前は!!」
ライト・アルフィノ「あの時の!」
アルフィノ「新米冒険者!!」
ライト「無愛想なペアルック双子の片割れ!!」ド-ン
アルフィノ「……流石にもうちょっと言い方あるだろう……」ズ-ン
ライト「すまん」
【七光り的な】
アルフィノ「君もここに加わっていたのか!」
ライト「ああ、アンタが何者かはよくわからんが、敵じゃないんだろ?」
アルフィノ「勿論。僕はアルフィノ、ここの顧問だ」
ミンフィリア「暁の血盟の原点である、救世詩盟の創設者・ルイゾワ導師のお孫さんよ」
アルフィノ「……と、まぁ、そんなわけだよ」
ライト「えーっと、根性版の話ですね」
アルフィノ・ミンフィリア「メタな言い方しないっ!!」
ライト「ははっ」
【図星】
アルフィノ「私は妹のアリゼーと共に、エオルゼアの救済に力を貸したい、とここへやってきたのだ」
ミンフィリア「でも最近姿を見なかったわ?」
アルフィノ「……それはまぁ、事情が」
ライト「!」ドクン
ライト(超えてみた)
ミンフィリア「……ライト? 大丈夫?」
ライト「妹と兄妹喧嘩したのか!!!」
アルフィノ「!!!?!??!」
ミンフィリア「……アルフィノ?」
アルフィノ「ちち、ちちち、ち、ちっげーし。ぜぜぜ、全然アリゼーと方向性の違いで喧嘩なんてしてねーし?」
ミンフィリア(ド図星かよ)
【クチ軽過ぎ】
──数日後、東ザナラーン・アマルジャ軍営
サンクレッド「おいライト、イフリート召喚の証拠を集めよう」
アルフィノ「私も手伝おう」
ライト「ありがてえ」
アマルジャ「あ」
アルフィノ「あ」
ライト「勇者スラッシュ」
ズバン!
アマルジャ「あべしっ!」
サンクレッド「ノックしてもしもお~~~し」グリグリ
アマルジャ「おっぱァアアーッ」
ライト「ここで何をしているのか、吐け」チャキッ
アマルジャ「他言無用ッ! 我ら砂漠の民、いづれは朽ち果てる豪華絢爛の都を討ち滅ぼす為に炎神を呼んでなど!」
ライト「はいどうも、自供ありがとうございます」
アマルジャ「しまった!」
【炎神】
──炎神の舞台
アルフィノ(この2人は敵に回したらヤバそう)
ライト「! アレか」
サンクレッド「そのようだな」
アマルジャ司祭「ムニャムニャホリャホリャ……」
商人「おい、離せよっ! 俺はアンタらに生贄を提供していただろ!」
アマルジャ兵士「言語道断! 貴様自身も身を捧げる慶びを知るがよい!」
アマルジャ司祭「この現し世へ、炎神よ!」
ドッパァーーン!!
イフリート「我が名は、炎神イフリート!」
ライト「オーバー勇者パワーァァッ!!!」
ズッドーーーーーーーーーンッ!!!!!
イフリート「たわばっ!!」
テテテテーテーテーテッテテー♪
アマルジャ「イフリートさまぁああああああ!!!!?」
アルフィノ(速いィィーーーーーッ!?)ガビ-ン
【いじめ】
不滅隊士「……えーっと、サンクレッド殿、この状況は……」
ライト「オラオラ、てめぇデケェナリしてよわっちぃなオイ?」
イフリート「や、やめてください、すいません、やめてください……」
サンクレッド「ライトがイフリートをイジm……躾ている」
不滅隊士「し、しつけ……」
ライト「よし、もう悪さしないな?」
イフリート「はい」
ライト「ふむ。俺の舎弟になれ!」
イフリート「! はいッス!!」
アルフィノ(こいつヤバイ)
【というわけで】
──砂の家
ライト「ただいま」
ミンフィリア「おかえ──ってそれ何!?」
ライト「え? 俺の舎弟」
ヤシュトラ「ありえないわ……」
イダ「さすがライトっち、やるじゃん」
パパリモ「……非常識だらけで胃が痛む」
ウリエンジェ「蛮神イフリートを……」
ミンフィリア「舎弟にするなんて……」
イフリート・エギ「どうも、よろしくオナシャス! ライトさんの舎弟になりました、イフリートっていうッス!」
全員(ライトが一番危険な気がする)
【お次は】
──高地ラノシア
ヤシュトラ「あれが蛮族のエーテライトね」
ライト「ヤシュトラちゃん、これ使えるかな」
ヤシュトラ「えっ、アナタ、ど真ん中に飛び込むつもり?」
ライト「? うん」
ヤシュトラ「流石のアナタでも危険よ」
ライト「いやぁ、大丈夫っしょ」
ヤシュトラ(……まぁ大丈夫か)
ほわわーん
ヤシュトラ「はい、どうぞ」
ライト「話が早くて助かるぜ!」
ヤシュトラ(また舎弟増えるのかなー。イフリートくん最近可愛くなってきたしまぁいいか)
【岩神】
──オ・ゴモロ火口
コボルド「タイタンさーま、タイタンさーま」
コボルド「最近地盤緩くて地震怖いーよ、タイタンさーま」
コボルド「固め直してほしいーよ」
ライト(えっ、そういう祈りの場?)
ゴゴゴゴゴ……
タイタン「呼んだであるか」
コボルド「わーーーい、タイタンさーまー!」
タイタン「うむ、タイタンである」
ライト(超仲良しじゃん……)
【岩神の温情】
タイタン「おい」
ライト「っ!」
タイタン「そこの岩陰におる、ヒトの子よ」
ライト「……見つかってたか」
コボルド「うーわー、ヒトだー、ニンゲンだー」
コボルド「おっきーな斧持ってーるよー。こわーいよー」
タイタン「お主は、なぜここにおる」
ライト「コボルドら、蛮族……いや獣人族が召喚する神が、ハイデリンの命を喰っていると聞いたのだ」
タイタン「ほう、それで、我を討つか」
ライト「……いや、アンタはコボルドとヒトの街を侵略したりはしないだろう?」
タイタン「うむ、そのような愚かな真似はせん」
ライト「ならば、ハイデリンの命だけは喰わないでほしいんだ」
タイタン「……無茶を」
ライト「なーに、簡単な話さ──」
タイタン「……なに……?」
【かくかくしかじか】
──砂の家
ライト「はいただいまー」ガチャ
ミンフィリア「おかえりー……って、また?」
たいたん「たいたんである!」フンス
アルフィノ(か、かわいい)
イダ「きゃー、かわいいーっ!」ムギュ-
たいたん「で、であるか……」
パパリモ「今度は舎弟じゃないんだね?」
ライト「うん、俺と共に来い! って感じ」
サンクレッド「ははは、お前なら何でもできそうだな」
ライト「まぁね」
ウリエンジェ「……タイタンまで……」
たいたん「……」
─なーに、簡単な話さ。俺のエーテルを喰えばいい! ─
たいたん(この男……何者であるか……)
【雪国】
──クルザス高地・ドラゴンヘッド
ライト「さむい」
サンクレッド「さむい」
アルフィノ「さむい」
ライト「そりゃ、脇腹隠せばええんちゃうかな」
サンクレッド「それな」
アルフィノ「ごもっともだ」
【シド】
ライト(東ザナラーンの教会にいた記憶喪失の男、マルケスがシドだと判明した)
ライト(そこで俺たちは、シドの飛行船エンタープライズを戦力に加えようと、最後に目撃されたこのクルザスまできたのである)
シド「あーーーっ!!」
ライト「!?」
シド「シスターとの食事の約束忘れてた……」
サンクレッド「クソ野郎、女性との約束も守れねぇなら誘うんじゃねえぞ」ビキビキ
ライト「お前はキレる方向がナナメ上だね」
【イイ】
ライト「ノックしてもしもお~~~し」コンコンッ
???????「入れッ」
ライト「どうも、勇者です」ガチャ
サンクレッド「色男です」
シド「メカマンです」
アルフィノ「えっ、あっ、……七光りです……」
オルシュファン「イイッ!! 実にイイぞその挨拶ッ!!」
アルフィノ(まーーためんどくさそうなのが増えた)
【イイッ!】
オルシュファン「……冒険者」
ライト「はい?」
オルシュファン「すまんが、その鎧脱いでもらえないか」
ライト「え……」
オルシュファン「このとおりだ」ペコリ
ライト「……仕方ないな」
ガシャガシャッ
アルフィノ(あれ、鎧一瞬で脱い……あれっ?)
オルシュファン「イイッ!!!!!!」
オルシュファン「その剛健な斧を振るうことで育まれた強靱な肉体美……イイッ」
オルシュファン「端正な顔立ちに似合わぬ屈強な肉体……イイッ」
オルシュファン「なにより、エモノが斧……イイッ!」
サンクレッド(変態のツボを抑えていたらしい)
アルフィノ(ほらやっぱめんどくさかった)
シド(俺も肉体には自信あるんだけどなー)
【要塞】
──ストーンヴィジル
─オルシュファン「実は飛空艇は要塞ストーンヴィジルに係留していたのだが、そこがドラゴンに攻め落とされてしまってな……」
ライト「そんなわけでストーンヴィジル制圧完了!」
アルフィノ「端折り過ぎだろう」
【青い翼】
サンクレッド「どうだ、シド?」
シド「うーむ、動くは動くようだが……」
アルフィノ「ふむ……」
シド「もう一人くらい職人がいれば──」
ガシャキーン
ライト(甲冑師)「これでいい?」
シド「……最高だぜお前」
【DIY】
シド「ライト、そっち頼む!」
ライト「こうか?」ググッ
シド「上等だ!」
カキーン、コキーン、ガリガリ……ゴゴゴ……
シド「……これで……」
シド・ライト「よっしゃ!」ハイタッチ
アルフィノ「! 直ったかい?」
ライト「応急処置だけどね」
シド「ライトがたくさん資材持ってて助かったぜ」
ライト「ははは、商売道具だから」
シド「しかし、お前のカバンって──」
ライト「シャラップ。それはこの世界の闇だ」
サンクレッド「闇は深い……」
もしもし、私よ、>>1よ。
たまにはメインクエストすすめなさいね、みんな。
ところでこのスレには暴言のようなレスしかつかないのだけど、どういうことかしら?
もっと何か言うことはないのかしらね?
ふふっ、なーんて。
言いたいことは超える力でお見通しですからね!
ちなみに>>1はナイトと漁師以外全くあげていないわ。
バハムートも行ってないライトユーザーよ。
じゃあ、また。
【超えてみた】
──砂の家
ライト「……あれ?」
リアヴィヌ「どうしたの、ライト様?」
ライト「あのシルフ族って……」
ノラクシア「たるたるふっちー!」
パパリモ「んもぉーーっ!んもぉっ!!」
ノラクシア「怒ってるでふっち? パパリモ面白いでふっちね」
パパリモ「くっ……」
リアヴィヌ「ああ、ノラクシア。シルフの里からこっちに友好の証としてね」
ライト「へぇー。親善大使ってことか」
リアヴィヌ「そんなところかしら」
ミンフィリア「ノラクシアはよく働いてくれてるのよ、ライト」
ライト「おぉ、ミンフィリア。なるほどなぁ……」
リアヴィヌ「あ、ミンフィリア様、おはようございます」
ミンフィリア「ええ、おはようございます、リアヴィヌさん」
ライト「……ハッ!」ドクンッ
ライト「キタキタキタキタ……超えましたッ!」
リアヴィヌ「ら、ライト様!?」
ミンフィリア「ライト?」
ライト「……あれ? リアヴィヌとノラクシアって死んでるハズだったのかー」
ミンフィリア「!!?」
リアヴィヌ「えッ!?」
ミンフィリア「な、なにいってるのアナタ、きっと疲れてるのよ!」
ライト「えー? ……うーん。釈然としないなぁー」
リアヴィヌ・ミンフィリア(それはこっちのセリフよ!!)
【新生祭】
──リムサロミンサ、アフトカースル
ヒュー、ドンッ!ドンッ!
ライト「……もう一年、か」
ヤシュトラ「あら、やけに感傷的じゃない。座って花火を眺めているだなんて」
ライト「! ヤシュトラちゃんか」
ヤシュトラ「あら、ミンフィリアがよかったかしら?」
ライト「そういうわけじゃないけどさ」
ヤシュトラ「わかってる。あまりに多くが死に過ぎた……そう、言いたいのね」
ヒュルル……ドンッ!ドドンッ!
ライト「うん。僕たちは早くこの戦いを終わらせないと──」
ヒュルルルル……ドンドンッ!ドーンッ!
ヨシダ「ラララー♪ララララー♪」ポロロ-ン
ライト「歌ってねえで早く2.4アップデートしやがれヨシダァー!!」ダッ
ヤシュトラ「落ち着いて! 彼にねずみ花火投げ付けるのは流石に八つ当たりというものよっ!!」ダッ
【帝国の三バカトリオとその保護者】
──魔導城カストルム・メリディウム
ガイウス「フーム……」
リウィア「どうなさったのです、閣下?」
ガイウス「……いや、例の冒険者をどうしたものか、とな」ハァ
リウィア「……ああ……」
リットアティン「! 彼奴はこのリットアティンにお任せを」
ネロ「いやいや、このネロに任せてもらいたいなァ」
リウィア「いえ、今度こそ私が!」
ガイウス「……!」ティン
ガイウス「……みんなで行けば怖くないんじゃね?」
三人「!」
三人「さすがガイウス閣下!」
帝国兵(コイツら馬鹿なんじゃねーかな)
【と、いうわけで。】
──モードゥナ、銀泪湖畔
ガイウス「冒険者ァ!」
ライト「はい」
ガイウス「我ら、帝国軍第XII師団が貴様を討つ!!」
ゾロゾロ……ゾロゾロ……
ガイウス「いくぞォーー!!」
\ \ \ おー! / / /
ライト「いやいやいや」
【疲れる】
リットアティン「なんだ、こわいのか?」
ライト「いやいやいやいやいや。おかしくねー?」
リウィア「なにがよ」
ライト「何がおかしいのかわかんねーヤツらにさ」
ネロ「お前バカじゃねえのか?ww」
ライト「煽られたくはないよね」イラッ
ガイウス「なんだというのだ!」
ライト「こいつらと話すの疲れるわ!!!!」
【ご】
ガイウス「ええい、埒があかん!」
ライト(こっちのセリフや)イラッ
ガイウス「全員!突撃ィーーー!!!!」
\ \ \ おぉーー! / / /
ライト「オーバーパワーーー(零式)ッ!!!!」
イフリート・エギ「光輝の円柱!!!!」
たいたん「ランドスライドである!!」
\ ウワ- /
\ ギャ- /
\ ワ- /
\ ム-タンガ- /
ガイウス「な、何と……蛮神まで手懐けておるとは……」
ズガンッ
ガイウス「ヒエッ」
ライト「ちわーっす、冒険者でーす」
ガイウス「な、なんでしょうか」
ライト「何か言うべきことがあるんじゃないかなァ……? 『ご……』とかさァ……」ゴゴゴゴゴ
リットアティン「ご……ゴッサマー?」
ネロ「バカ、ゴントランに決まってンだろ!」
リウィア「私はゴシェナイトイヤリングかと……いやでも閣下から頂けるならなんでも……うふふ……えへへ……もー閣下ったらぁ……」
ライト「そんな夢で髪の毛食う幻獣でもカーラインカフェの常連でもないし、テメエの妄想とか知らんわ!!!!!ってかやけに詳しいな!!!」
ガイウス「あ! 御用邸か?」
リウィア「なるほど、さすが閣下!」
ライト「あーもうっ!!あーもうっ!!」
ガイウス「なんなのだ、言われないとわからんぞ」
リウィア「やれやれですね閣下!」
リットアティン「全くだな」
ネロ「これだからゆとりはwwwwww」
ライト「」ビキッ
ドカッ!
ネロ「たわばッ!?」
ライト「『ごめんなさい』は?」ニッコォォリ
三人「「「ごめんなさい!!!!」」」
ネロ「……ご、ごめんなひゃい……」
【kwsk】
ライト「で?」
ガイウス「いやあの、リウィアたん1人だとちょっと歯が立たなかったし、それなら全員で戦えばイケんじゃねーかなーって思ってー」
ライト「ふぅん?」
ガイウス「ところがどっこい! 無理でした☆」
ライト「ほぉ……?」
ガイウス「……え、えっと、あの、冒険者さんお強いんスね!アハハ!」
ライト「誤魔化すなよ」
ガイウス「……ウィッス」
ライト「あとどれほどの戦力がある? なぜエオルゼアを侵略する?答えろ」
ガイウス「えっ、えっと、あと数百人で、えっと、エオルゼアは自然がたくさんでいいと思います!」
ライト「コナミ感」
ガイウス「ハハハ、こやつめ」
ジャキッ
ガイウス「ごめんなさい」ガタガタ
ライト「よろしい」
【主に忘れられてた人達】
ライト「ぶっちゃけさ」
ガイウス「はい」
ライト「僕だって戦うのメンドいんすよ」
ガイウス「はい」
ライト「手を引け」
ガイウス「サーイエッサー」
ライト「いい返事だ」
ナレーション『こうして、混沌の時代……第七霊災は幕を閉じた』
ライト「ふひー、長い戦いだったなー」
ナレーション『そして、時代は新たなステージへ』
ライト「なんか1人くらい忘れてる気がするけどなー」
ナレーション『第七星暦へ!!』
ガルーダ「アアアアー! わらわを忘れるとは良い度胸だ!!!! さみしいよー!」
ナナモ「わらわも忘れられておる……」
ガルーダ「仲間がヒトの王とはな……皮肉なもn──」
ライト「ナナモちゃん最近会ってないな。様子見に行こう」
ナナモ(よしっ)
ガルーダ「!!? ……アアアアアー……」
もしもし、私よ。>>1よ。
とりあえず第七霊災は終わらせたわ。
死んでない人達も多いわね。
じゃあ、また砂の家で会いましょう。
あっ! まだまだ続くと思う……わ……。
皆さんどうも!今回紹介するオススメのSSはこちらです!!
闇条さんとフレンダさん☆3巻再構成
闇条さんとフレンダさん☆3巻再構成 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409244833/)
文句がありましたら上記のスレの>>1へどうぞ!!
皆さんのこと、お待ちしております!!
闇条「待ってるぜ!」
フレンダ「待ってるって訳よ!」
それではまた会いましょう!
【>>1「ごめん、マジで存在を忘れてたわ」】
──不語仙の座卓
カヌ・エ「はぁ……ライトさまったら、全く会いに来てくれませんね……」
ラヤ・オ「姉さまの存在感が薄いからじゃ?」
ア・ルン「ちょ、ちっさい姉さま!?」
カヌ・エ「よいのです、ア・ルン……本当の……グスッ……ことですから……エグッ……」
ラヤ・オ「な、泣かないでよ姉さま……いい歳なんだから……」アワアワ
ア・ルン「あっ……」
カヌ・エ「!! だ、誰が行き遅れですか誰がぁ!!!! うわぁーーーんっ!!」ダッ
ア・ルン「やっぱりそう曲解した! おっきい姉さまーーーっ!!」
ラヤ・オ「や、やっちゃった……こうなった姉さま面倒なんだよなー……」
ライト「ちわーっす……って、相変わらずだなカヌ・エちゃん……」
ラヤ・オ「あ、ライトさま。おひさー」
ライト「おひさー」
【会いたくて会いたくて大地が震えるくらい風を起こしてる神様がいるらしい】
──イクサル族の領域
ビュォオオオオッ!!
イクサル戦士「おいッィ! なんだこの暴風はッァ!?」
イクサル司祭「ガルーダ様が荒ぶっておるのだッァ!」
イクサル戦士「何だとッォ!? どうするのだッァ!」
イクサル司祭「どうするもこうするも、鎮まっていただくしかあるまいッィ……!」
ライト「ちわーっす」
イクサル戦士「なんだ貴様ッァ! ハネナシは立ち去れッェ!!」
ビュォォ……
イクサル司祭「!? ガルーダ様はそのハネナシをお待ちだったと言うのかッァ……?」
ライト「お前らんトコの神さんに話があるんでなァ……邪魔するぜ、ハネ付きども!」バッ
イクサル「「「どうぞどうぞ」」」
ライト「あれぇーっ!?」ズコ-ッ
【嵐神たん】
アアーアアアアーアアアアアー
ガルーダ「わらわじゃ」
ライト「ガルーダ!!」
ガルーダ「何じゃ、申せ」
ライト「俺のモノになれッ!」ドンッ
ガルーダ「!!? ……は、はいっ!!!////」
ライト「はいエギゲットーちょろいぜ」ニヤリ
ガルーダ・エギ「しまったァー!」
ゼズル(くだらねッェ……飛空艇造りに戻るとするかッァ……)
【肩に載せたい女子ナンバーワン①】
──ウルダハ、サンシルク
サンクレッド「お? ライトじゃないか」
ライト「ん、サンクレッド。何してんの?」
サンクレッド「美しき乙女に愛を囁きに、ね」ウィンク
\ キャ-カッコイイ /
ライト「ナンパかよ……」ハァ
サンクレッド「身も蓋もない言い方するなよ。お前こそ、なんでここに?」
ライト「ナナモ様に挨拶に。何か贈り物でも、ってね」
サンクレッド「お前、意外と律儀だよな」
ライト「やかましいわい!」
ルガ男「おい、聞いたか? ウルダハ1肩に載せたい乙女投票の話」
ヒュラ男「あー、聞いた聞いた。またあの人なんだろ?」
ルガ男「やっぱ根強い人気があるわな」
ララ男「俺なんかじゃ到底無理だけどなー」
ヒュラ男「ハハハ、違いねぇ」
サンクレッド「……初耳、だな」
ライト「そうだな……って、お前もなのね」
サンクレッド「お恥ずかしながら。……最近戦ってばかりだったしな」
ライト「俺がね。俺だけがね」
【肩に載せたい女子ナンバーワン②】
ララ男「今日は出かけてるらしいって聞いたなー」
ヒュラ男「へぇ。今日は何処へ行くんだろうな?」
ルガ男「話で聞いたところによると、コロセウムで大会を観戦するらしいぜ」
ララ男「あー、ラウバーンの引退試合とかいう」
ルガ男「それだろうな」
サンクレッド「聞いたか」
ライト「ああ。多分ナナモ様のことだよな?」
サンクレッド「多分な。宮廷までいくより楽だろ、行こうぜ」
ライト「お前の目当ては女中だろ」
サンクレッド「うっ、バレてたか」
【肩に載せたい女子ナンバーワン③】
──コロセウム、観客席
???????「やーーーんっ!!」
サンクレッド「」
ライト「」
イエロームーン「また肩に載せたい女子ナンバーワンに選ばれてるだなんて、イエロームーン、困っちゃム~ンっ!」
親衛隊「イエロームーンちゅわぁぁーんっ!今日も素敵だよぉぉぉーーーっ!!」
イエロームーン「あーんっ、嬉しいーっ!」
サンクレッド「……」
ライト「おい」
サンクレッド「はい」
ライト「俺は王宮にいってくる」
サンクレッド「……お気を付けて……」ゲンナリ
【肩乗りララフェル】
──ロイヤルプロムナード
ライト「ちーっす!」
バーソロミュー「ム? 許可なき者はお引き取りいただこ……あっ、ライト殿!」
ライト「久しぶり。ナナモ殿下は御在所か?」
バーソロミュー「暫くお待ちを。確認をとらせます」
ライト「あいよ」
─五分後
ラウバーン「おお、ライト。ナナモ様が会いたがっていたぞ」
ナナモ「こ、これ、ラウバーンっ! あらぬことを申すでない!////」
ライト「ははは。姫様は相変わらずお美しいし、相変わらず牛親父の肩の上なんですな」
ナナモ「……お、おかしいか?」
ライト「いいえ。お可愛らしいと思いますよ」
ナナモ「か、かわい……い……」
ラウバーン「……貴様が可愛いなんて言ってからずっとこの調子なのだが?」
ライト「……いや、正直すまなかった。本当に可愛いと思ってるけどまさかこうなるとは……」
ナナモ「……ライト殿が可愛いって……可愛いって言ってくれた……えへへへ……えへへへへ……」
ライト(これはこれで可愛い)
ラウバーン(これはこれで可愛い)
もしもし。私よ、>>1よ。
とりあえず忘れてた主要キャラ組を消化しておいたわ。
ガルーダは『ちょろいアラサー女』くらいに変換してあげて頂戴。
センナ姉弟はこんなゆるい姉弟でも可愛いと思うわ。
ナナモ様は……うん、通常運転だわね。
じゃあ、そろそろ石の家で会いましょう。
【ナナモ様は21歳。これ豆な】
──ロイヤルプロムナード
貴族「おや、これはこれは」
商人「おお、貴族殿。お久しぶりですな」
貴族「商人殿こそ。もうじきナナモ様の生誕祭がございますなぁ……」
商人「おお、もうそんな時期ですか……はて、ナナモ様は今年でおいくつだったか……」
ニョキッ
ライト「姫さんは今年で22歳。これ豆な」
商人「ヒィッ!」
貴族「ウヒィ!」
ライト「以上、光の戦士☆ライトの豆知識!」
ラウバーン「あやつは何をやってるんだ……」
ナナモ「えへへ……ライト殿ったら、わらわの誕生日覚えてくれてたんだ……えへへ……」
ラウバーン(もういっそのこと、さっさと誰かとくっついてくれないかなーアイツ)
【許されざる組織票】
──高級衣料店 サンシルク
イエロームーン「ぁーーんっ☆彡 どのコも可愛過ぎてーーっ、イエロームーン、困っちゃむ~~~んっ☆彡」
親衛隊「「「うおおーっ、イエロームーンちゃんはどんな服を着ても世界一可愛いよーーーっ!!!!!」」」
イエロームーン「ぁーーーんっ☆彡 みんなぁりがとぉ☆彡☆彡」
サンクレッド「虫酸ダッシュ」ビキビキ
ライト「どうどう」
イエロームーン「ぅーんっ? なにこれーっ☆彡」
親衛隊「「「なになにーっ!!!?」」」
イエロームーン「これ見てぇーっ☆彡 『ウルダハいちドリームチュニックを着てもらいたい女子投票』だってぇーーーーっ☆彡☆彡」
親衛隊「「「なんだってーーーっ!!!」」」
イエロームーン「みんなゎー、だれが一番なのぉーーーっ??☆彡☆彡」
親衛隊「「「もちろん、イエロームーンちゅゎぁぁーーーんっ!!!!」」」
イエロームーン「ゃーーーんっ、ぅれしぃーーーー☆彡☆彡」
ライト「いい加減にしやがれよコラァァァーーーーッ!!!!」
サンクレッド「ちょ、落ち着け!!! 気持ちはわかるけど! 落ち着けって!! メテオはマズイって!! っつーかお前戦士だろそんな技使ったらマズイって!!!!!!」
【再誕】
──南ザナラーン
????「───……ハッ!!」
ズボォッ!
ゾンビ「!!!?!?」
ゾンビ「ナ、ナンダ……? 足?」
????「ぬおっ……!」
ズボォォッ!!
ゾンビ「ヒイッ!!?」
????「……ここは……ザナラーン?……私は、だぁれ?」
もしもし、私よ、>>1よ。
今回は短いけどチラッと投下したわ。
ライトがどんどん強くなってて、アディショナルスキルだけで世界を獲れそうになってきたわね。
じゃあ、また会いましょう。
【(´・ω・`)くそげ】
──ラベンダーベッド
「ああああああああーーーーっっ!!!」
イダ「い、今の声、ライトじゃない!?」
パパリモ「行こう! 何か事件かも──」
ライト「(´・ω・`)ん? ……やぁ、らんらんだよ」
イダ「」
パパリモ「」
ライト「(´・ω・`)ねぇねぇ」
イダ「……な、なに?」
ライト「(´・ω・`)アップデートされたじゃない?」
パパリモ「そ、そうだね」
ライト「(´・ω・`)個人ハウジング実装されたじゃない?」
イダ(あっ……(察し))
ライト「(´・ω・`)土地共有とかさ?」
パパリモ「ラ、ライト……落ち着いて」
ライト「(´・ω・`)くそげ」
イダ「ライト……まさか、個人ハウジングを……」
ライト「(´・ω・`)一生懸命お仕事して貯めてさ、リテイナーちゃんに預けてたお金引き落としてきて、おっほぉ♪ってなりそうなの我慢してテレポしたら、これよ?」
パパリモ「もういいっ……休めっ……」
ライト「(´・ω・`)なんなん?マジなんなん?」
イダ「……よ、よしだーー!」
パパリモ「ヨシダァァ!」
ライト「(´;ω;`)河豚ァァァ!!!」
パパリモ「そういえばそっちだったね」
【ねくさす】
──ハーストミル
ライト「よう、ゲロルト」
ゲロルト「ライトか。久しぶりじゃねえか。俺が鍛えたブラビューラは調子どうだい?」
ライト「ああ、さっきネクサスにしてもらったところさ」
げろると「……ねくさす?」
ライト「え? うん」
げろると「……あの、ねくさすって……?」
ライト「え? 魂の定着度が高いと、それだけ鍛えられるんだよ。知らなかった?」
げろると「し、しってたし」
ライト「本当に?」
げろると「……し、しってるし」
ライト「嘘はいかんよ」
ゲロルト「はい」
【ネクサス】
ゲロルト「しかし、ネクサスかー」
ライト「うん?」
ゲロルト「いやー、遺物が天頂に達したと思ったら……」
ライト「れ、レリックがゼニスになったな」
ゲロルト「魂になり、女性の中の男性面が出てきて、新しくなって、結びつきを見出したか」
ライト「……アートマになってアニムスになって、ノウスになって、ネクサスになったね、うん」
ゲロルト「いやー、オッサンには難しいわ」
ライト「豆知識披露してんじゃねえ!」
ドレイク「ちなみに、Relicは英語で『遺物』、Zenithは同じく英語で『頂点』や『天頂』を意味してまッス」
ドレイク「Atmaはラテン語で『魂』。サンスクリット語のアトマ『最も内側』が語源だとされていまッス」
ドレイク「Animusは心理学用語で『女性の中の男性的存在』を意味し、英語では『敵愾心』・『憎悪』や『生命力』・『意志』なんて意味だそうで、原語のラテン語では『魂』や『怒り』──」
ドレイク「──Novusはラテン語で『新しい』、Nexusは英語で『関連』や『結びつき』という意味で、ラテン語のネクト(necto)『結合』からきていると言われていまッスよ!」
ゲロルト「ほぉー、お前さん、実は物知りだったんだな……」
ドレイク「へへへ」
ライト「必死こいてググってたよ」
ドレイク「言わないで!!」
もしもし、私よ、>>1よ。
今日はアップデートネタにしたわ。
またちらほらこういうネタを投下するから、少しだけ楽しみにしていてもらえると嬉しいわ。
それじゃあ、また。
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