キリト「シリカ、好きだ」 (38)

シリカとキリトがイチャつきます。
付き合っていただければ嬉しいです。


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シリカ「へっ!?なんですかいきなり!」

キリト「だから、好きだ」

シリカ「き、キリトさんがおかしくなっちゃった!」

キリト「おかしくなんかないぞ?」

シリカ「ほ、本当にですか…?いたずらだったら酷いですよ…?」

キリト「いたずらなんかじゃないよ。本当に好きだ、いや、大好きだ」

シリカ「す、好きってどういう…」

キリト「もちろん、女性としてだ」

シリカ「あぅ…」

キリト「シリカは?」

シリカ「へっ?」

キリト「だから、シリカは俺のこと、どうなの?」

シリカ「ど、どうって…」

キリト「嫌いか?」

シリカ「そっ、そんなとんでもない!」

シリカ「す、好きです、よ…?」カァァァァ

キリト「本当か?」

シリカ「本当です…」///

シリカ(うぅ、恥ずかしすぎるよぉ・・・。キリトさん、どうしちゃったのかな…)

キリト「じゃあさ、キスして」

シリカ「は、はぃぃぃぃ!?」///

シリカ(き、キスって、今日のキリトさん、絶対変だよ…)

シリカ(で、でももしかして、これってチャンスなんじゃ…)

キリト「おーい?生きてるか~?」

シリカ「はっ!生きてますっ!」

キリト「じゃ、キスしてよ」

シリカ「なんでそうなるんですか!」

キリト「ダメなのか?」

シリカ「だ、ダメというか、そういうのはまだ早いと思うんですよ…」

キリト「好きなのに早いとか遅いって関係あるのか?」

シリカ「そ、それは…」

キリト「それは?」

シリカ「も、もう知りません!」

キリト「あは、ごめんごめん、冗談だよ」

シリカ「えっ…」

シリカ(そっか、そうだよね…、キリトさんが、あたしなんかの事…)

キリト「そーんじゃ、明日も早い時間からレベ上げ行くんだし、そろそろ寝るか~」

シリカ「そ、そうですね・・・」

キリト「あれ、どうした?急に元気なくなって」

シリカ「え!あ!ちょっと眠くって!あはは」

キリト「そっかそっか、じゃ、寝ようぜ~」

シリカ「そですね!おやすみなさいっ!」

シリカ(期待なんかしたあたしが馬鹿だった…うぅ)

キリト(さすがに急すぎたよな、また今度改めて、告白、するかな)

シリカ(あそこでキスしちゃえばよかったなぁ)

キリト「zzz」

シリカ「もう寝ちゃってるよ…、あたしも寝よう」

~夜中~

シリカ(うう、寝れない…。当然だよね)

???「むにゃ、すきだぁ、しりかぁ」

シリカ(!?!?)

シリカ(き、キリトさん!?今なんて!)

キリト「しりかぁ、すきだぁ」

シリカ(ね、寝言!?どんな夢見てるんだろう…)

シリカ(でも、あたしの事好きって…)

シリカ(なんでだろう、でもさっきは冗談って言ってたし…)

キリト「zzz」

シリカ(また寝ちゃったよ…)

シリカ(でも、あたしの事好きって、好きって~!///)ジタバタ

シリカ(あ~もう!何一人で照れてるんだろう!もう寝る!)

~朝~

シリカ「ふぁ~、もう朝かぁ」

キリト「zzz」

シリカ「キリトさん、まだ寝てるよ…」

シリカ「起~き~て~く~だ~さ~い」

キリト「あ、ああ~、朝か?」

シリカ「そうですよ、もう起きて早く準備してください」

キリト「お~、あー眠」

シリカ「先に朝ごはん作ってますね」

キリト「ありがとう」

~20分後~

キリト「いや~シリカのご飯は相変わらず美味しいなあ」

シリカ「えへへっ、ありがとうございますっ」

シリカ(キリトさんが褒めてくれたぁ、幸せ)

キリト「それじゃ、早く食べて行きますか!」

シリカ「はいっ!」

シリカ(昨日はあんなことがあったけど、元通りになってよかった)

{47層}

シリカ「ここって、初めてキリトさんと攻略したダンジョンですねっ」

キリト「そうだな…、ってあれ、そういえばピナはどうしたんだ?」

シリカ「ピナですかっ?ピナはしばらく1層の教会に預けてるんですよ」

キリト「そ、そうなのか、なんで預けてるんだ?」

シリカ「最近、使い魔殺しっていうのが出没するらしいんです。今、圏外に連れて行くのが不安で…」

キリト「使い魔殺し?そういえば聞いたことがあるな。今40層から60層にかけて出没するっていうあれか?」

シリカ「そうです!」

キリト「そんな最低な行為をする奴がいるなんてな」

シリカ「でもでも!キリトさんならやっつけられるんじゃないですか!?」

キリト「あはは、そんなことないよ」

シリカ「余裕じゃないですか?タイタンズハンドを懲らしめた時みたいに!」

キリト「あの時はたまたま相手のレベルが低かっただけだよ」

シリカ「カッコ良かったな~」

キリト「何がだ?」

シリカ「言っとくが俺はソロだ。一日二日オレンジになrキリト「やめてええええぇぇぇぇぇ!」」

シリカ「ええっ!?」

キリト「やめてくれ…それだけは、あぁ思い出すだけで死にたくなる。恥ずかしい…」

シリカ「き、キリトさんが嫌って言うなら辞めますけど…」

キリト「そうしてくれ…」

???「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

キリト「何だっ!?」

シリカ「分からないです!向こうの方から聞こえました!行ってみましょう!」

キリト「ああ!」

キリト(なんだ、この嫌な予感は・・・)

飯食ってきます

キリト「大丈夫ですか!」

男性「やめろ!やめてくれ!」

目の前で見た光景に絶句する。

切り刻まれる小型のドラゴン。

絶望を受けた顔をする男性。

ポリゴン状に霧散するそれは、おそらく男性の使い魔なのであろうか。

キリト「お前、何をした!」

フード男「何って、はっはっは!見てわからねえか!コイツの使い魔を殺してやったんだよ!」

シリカ「あなたまさか!」

フード男「そうだよ。俺が今騒がれてる。使い魔殺しの”クァンツ”だ!」

キリト「お前、何故人の使い魔を[ピーーー]!」

クァンツ「何故?理由なんてない。殺したいから[ピーーー]んだよ!ハーッハッハ!」

シリカ「あなた、最ッ低!許せない!」

キリト「シリカ、落ち着け!」

シリカ「せやああぁぁぁぁぁぁ」

クァンツ「フン」

ほんの一瞬の出来事だった。

キリト自身、何が起きたかわからない。

キリト「一瞬で、シリカのHPゲージがレッドだと…!」

シリカ「くっ…」

キリト(あんなソードスキル、見たことない。まさか。まさかコイツは…!)

キリト「まずい!シリカ!早く離れろ!」

キリト「おそらくそいつは…そいつは…」

キリト「ユニークスキル使いだ!」

クァンツ「ハッ、鋭いじゃねえか!そう、俺はエクストラスキル、”マサクールナイフ”使いだ」

キリト「マサクール、ナイフ…」

シリカ「ま、マサクールって、どういう意味なんですか?」

キリト「英語で…、大虐殺…」

シリカ「!そんな…」

クァンツ「おやおやぁ!賢いねえそこのガキは!」

キリト「大虐殺というくらいだ。与えられる条件なんか予想できる」

クァンツ「そう、このマサクールナイフを得る条件。それは」

シリカ「…」

クァンツ「全プレイヤーで最も早く使い魔を5匹[ピーーー]ことだ」

規制がかかってしまいました
再投下します

キリト「大丈夫ですか!」

男性「やめろ!やめてくれ!」

目の前で見た光景に絶句する。

切り刻まれる小型のドラゴン。

絶望を受けた顔をする男性。

ポリゴン状に霧散するそれは、おそらく男性の使い魔なのであろうか。

キリト「お前、何をした!」

フード男「何って、はっはっは!見てわからねえか!コイツの使い魔を殺してやったんだよ!」

シリカ「あなたまさか!」

フード男「そうだよ。俺が今騒がれてる。使い魔殺しの”クァンツ”だ!」

キリト「お前、何故人の使い魔を殺す!」

クァンツ「何故?理由なんてない。殺したいから殺すんだよ!ハーッハッハ!」

シリカ「あなた、最ッ低!許せない!」

キリト「シリカ、落ち着け!」

シリカ「せやああぁぁぁぁぁぁ」

クァンツ「フン」

ほんの一瞬の出来事だった。

キリト自身、何が起きたかわからない。

キリト「一瞬で、シリカのHPゲージがレッドだと…!」

シリカ「くっ…」

キリト(あんなソードスキル、見たことない。まさか。まさかコイツは…!)

キリト「まずい!シリカ!早く離れろ!」

キリト「おそらくそいつは…そいつは…」

キリト「ユニークスキル使いだ!」

クァンツ「ハッ、鋭いじゃねえか!そう、俺はエクストラスキル、”マサクールナイフ”使いだ」

キリト「マサクール、ナイフ…」

シリカ「ま、マサクールって、どういう意味なんですか?」

キリト「英語で…、大虐殺…」

シリカ「!そんな…」

クァンツ「おやおやぁ!賢いねえそこのガキは!」

キリト「大虐殺というくらいだ。与えられる条件なんか予想できる」

クァンツ「そう、このマサクールナイフを得る条件。それは」

シリカ「…」

クァンツ「全プレイヤーで最も早く使い魔を、5匹殺すことだ」

テイムの確率めっちゃ低いから使い魔持ってる人は少ないしその中でもこれまた珍しいピナと同じドラゴンタイプなのは無理があるな

>>17
俺も思ってました
そこは、ある程度目を瞑っていただいて・・・(笑)

キリト「使い魔を、5体だと…?」

シリカ「このSAOの世界で使い魔を持っているプレイヤーなんてごく僅かなはず!」

クァンツ「だから主にこの47層を基点に活動してんだろうがよぉ」

キリト「確かにここは使い魔を連れているプレイヤーが来る可能性は高い。それでも、5体も殺せるものなのか?」

男性「そいつは、俺のビーストテイマー繋がりの知り合いの使い魔も殺しやがった…」

キリト「何だと…!」

シリカ「許せない!」

クァンツ「ヘッ、お前らに許しを請うつもりはねーよ!じゃあな」

キリト「待て…」

クァンツ「あ?何だ?なんか用か?」

キリト「お前は、使い魔が死んでしまう悲しみを知ってるか」

シリカ「!」

クァンツ「はぁ?そんなもん、知るかよ」

キリト「だろうな、じゃなきゃ、人の使い魔を殺すなんて真似できる訳ないよな…」

クァンツ「お前、何が言いたいんだ?」

キリト「使い魔が死んで、悲しむ人を見たことがないのかって言ってんだよ!!」

シリカ「キリトさん!落ち着いてください!」

キリト「シリカ、HPを回復しておいてくれ。巻き添えを食らわせる訳にはいかない」

シリカ「…戦う、つもりなの?」

キリト「ああ、あいつは、絶対に許す訳にはいかない」

クァンツ「お前が俺に勝てるとでも?笑わせてくれる!」

クァンツ「いいだろう!お前との勝負、受けてやる!」

キリト「少し、時間をくれ、準備する」

クァンツ「わかった、とっとと終わらせろ」

キリト「…」

シリカ(キリトさん、真剣にモニターを操作してる…。装備を整えてるのかな)

クァンツ「まだかよオイ。あんま待たせないでくんねーかなぁ?」

キリト「待たせたな、こっちの準備は終わった」

クァンツ「ハハッ、お前に言っとく、俺は、使い魔殺しであると同時に」

クァンツ「プレイヤーキラーだ」

シリカ「な、なんですって!」

シリカはとっさにクァンツのカーソルを見る。

シリカ「そんな、オレンジ…」

キリト「人殺しまでしてるとはな、絶対に許さないからな、覚悟しろよ」

クァンツ「へいへーい、あーコワコワ、とっとと片付けるか」

キリト「行くぞ!うおおおぉぉぁぁぁぁ!!」

クァンツ「来いよ!ヒャッハハッハ!!」

シリカ「キリトさん!辞めてください!危険すぎます!見たこともないソードスキルを使う相手となんて!」

男性「ひっ、助けてくれ!助けてくれえ!」

クァンツ「ほー!お前もエクストラスキル持ってんのか!見たところ、二刀流か?面白い!ブッ殺してやるよ!」

キリト「速攻で決めてやる!」

キリト「スターバースト・ストリーム!」

超速の16連撃が放たれる。

白光の散るその流れる剣技は、クァンツを完璧に仕留めていた、はずだった。

シリカ「キリトさん!後ろです!」

クァンツ「お前、どこ斬ってんだ?」

キリト「なにっ!」

振り返った時にはもう遅い

キリトが見たのは勝利を確信するクァンツの顔だった。

クァンツ「アサシン・ストライク」

クァンツの持つナイフから放たれたソードスキルは、目にも留まらぬ早さでキリトの首を斬りつけた。

キリト「がはっ!」

キリトのHPゲージが一気にイエローまで減少する。

シリカ「キリトさん!大丈夫ですか!?キリトさん!」

キリト「はぁ、はぁ、やるじゃないか」

クァンツ「ケッ、そりゃどーも」

クァンツ「今の一撃を耐えたのはお前が初めてだ、褒めてやろう」

キリト「はっ、そりゃどーも」

クァンツ「今度はこっちから行くぜぇ!!」

クァンツ「アサシン!ストライク!」

キリト「うおおおぉぉ!!」

ガキン!

一発の接触音

クァンツ「ほう、やるじゃねえか」

キリトは相手がソードスキルを放つ直前、飛翔した。

自分が空中にいれば、相手は下から攻撃せざるを得ない。

どこから放ってくるか分かる攻撃なら、キリトの反射神経で相殺することも不可能ではなかった。

キリト「お前を甘く見すぎていたようだ。次は本気でいかせてもらう」

クァンツ「ケッ、かかってこいよ」

シリカ(あんなキリトさん見たことない…。本気で怒ってる)

キリト「かかってこい?だと?ふん、お前から来い」

クァンツ「んだと!いきなり余裕こきやがって!死ね!」

クァンツがキリトに相当なスピードで接近する。

交錯する間際、クァンツが笑った気がした。

ほんの一瞬で、勝負はついた。

キリトの全力の一斬りで、クァンツのHPは一瞬で危険域まで落ちる。

後は軽い一撃で尽きてしまうほど僅かなHP。

キリトは容赦なく葬り去った。

~自宅~

キリト「今日はいろいろあったなぁ」

シリカ「ホント!まさか使い魔殺しに遭遇して、キリトさんが倒しちゃうなんて思いもしませんでした!」

キリト「シリカ、お前、死にかけただろ」

シリカ「う…。覚えてたんですか」

キリト「当たり前だ、めちゃくちゃ焦った」

シリカ「ホントにごめんなさい!」

キリト「いいっていいって、無事だったんだから。それより」

シリカ「それより、なんですか?」

キリト「好きだ」

シリカ「また、冗談ですか…。そうやってまたバカにするんですか…」

キリト「そんなことない!昨日はその、すまなかったと思ってる」

シリカ「ホントですか?」

キリト「あぁ、ホントだ」

シリカ「なら、キスしてください」

キリト「へっ…?」

シリカ「できないんですか?」

キリト「で、できるよ!なら早く目閉じろ!」

シリカ「はぁい」

シリカは目を閉じる。

ダダダッ

シリカ「ん~、キリトさん、まだですか?目、開けちゃいますよ?」

シリカ「もう!開けますよ!って!キリトさん!?」

キリトの姿がない。

シリカ(まさか、さっきのまだ気にして…!)

シリカ「キリトさん!」

とっさに部屋を飛び出す。

シリカ「キリトさん!どこにいるんですか!キリトさん!」

シリカ(キリトさんはさっき、怒りに任せていたとはいえ人を殺したって言ってた。好きだ、なんて言ってくれたのだって、どうせ別れの言葉のつもりだったんだ。キリトさん。死ぬつもりだ…!)

シリカ(させない!そうだ!友達リストから追跡すれば…!)

シリカ「参加者の名前の書いてある石碑だ、ここ」

シリカ(あ!キリトさん!って、誰かと話してるのかな)

キリト「クァンツ、本当にこれでよかったのか?」

キリト「元ラフィン・コフィンのお前が反逆者として追われていて、何故俺に殺させたんだ」

キリト「本来なら生きて償って欲しかった。お前の罪を俺が裁く必要なんてあったのか?」

キリト「確かにお前はラフコフにいた当時、俺の仲間を殺した。お前はどうしても俺に裁いて欲しいといった」

キリト「ラフコフに殺されるくらいなら俺に殺してほしいと。あそこまで言われたら、従わざるを得ないよな」

キリト「あの時の怒ってる演技だって、簡単じゃなかった」

キリト「お前がどうしてもと言うから殺したものの、本当にそれでよかったのか?」

キリト「俺は、俺自身を許さない、お前を殺したという十字架を背負って生きていく」

キリト「じゃあな、また来るよ…」


シリカ「キリトさん」

キリト「シリカ、いつからいたんだ?」

シリカ「今、やっと追いついたところです」

キリト「なぁ、シリカ」

シリカ「なんですか?」

キリト「コンビ、解消し、んぐっ」

シリカ「ん・・・」

キリトは何が起きているかとっさには分からなかった。

それが自分の唇とシリカの唇が重なっている、というのに気づくのに5秒はかかった。

キリト「んぐっ!ぷは!はぁ、はぁ。な、何するんだよ」

シリカ「嫌です!キリトさんとお別れだなんて、絶対嫌です!」

キリト「でも俺は人を殺してシリカ「そんなの関係ないです!」」

シリカ「キリトさんがあそこで戦ってくれてなかったら私が死んでました!私は感謝してます!」

シリカ「きっと使い魔を殺された人も、キリトさんに感謝してるはずです!」

キリト「…俺は、俺は……」

シリカ「死ぬつもりですよね」

キリト「なっ!」

シリカ「帰りのあんな様子見てたらだれでも気づきます」

キリト「くっ!」

シリカ「キリトさんが死んだら、あたしも死にます。キリトさんがあの人を殺したのを間違いだと思うなら、あたしはあそこで死んでるはずです」

キリト「俺は、生きててもいいのか…?人を殺したんだぞ?」

シリカ「当たり前です。キリトさんがいなくなっちゃったら、このゲームがクリアできなくて、それこそみんな死んじゃいます」

キリト「そうか…」

シリカ「はい!元気だしてください!キリトさんは沢山の人を救ったんですよ!」

キリト「シリカ」

シリカ「はい?…!」

キリトはシリカを抱きしめた。

もう離れないんじゃないかと思ってしまうほど強く。

キリト「シリカ、可愛いな、よく見ると」

シリカ「え、えぇっ!?どうしたんですかいきなり!」

キリト「シリカ、可愛い、シリカ、好きだ、大好きだ」

そう言ってキリトはシリカにキスをする。

長い間、30秒ほどのキスを終えると。

シリカ「あ、あああああたしだってキリトさんのこと好きですよ!キリトさんあたしを好きなのよりもっと好きです!」

キリト「いや、俺のほうが好きだ。シリカの寝顔見て一晩起きてたこともある」

シリカ「なっ、なにしてるんですか!///」

キリト「シリカってば寝顔がすげー可愛くってさぁ」

シリカ「やめてください!怒りますよ!」

キリト「怒ったらキスして落ち着かせようか?」

シリカ「へっ?」

キリト「あっ、今怒ったほうがいいかもとか思った?単純だなあシリカは」

シリカ「もう怒りました!家まで手繋いで帰ってもらいます!」

キリト「転移結晶使うからすぐじゃ…」

シリカ「う、うるさいです!早く帰りますよ!もう!」

~家~

キリト「なぁ、シリカ」

シリカ「なんですか~?」

キリト「結婚しよう」

シリカ「いいですよ~ってええ!?」

キリト「いいのか!嬉しいな」

シリカ「喜んでくれて嬉しいです!」

キリト「じゃあ、無事生還したら、向こうでも、結婚、いや、恋人になってくれるか?」

シリカ「あたしで良ければ、ていうか、ぜひ!お願いします!」

キリト「絶対、生き残らなきゃな」

キリト(クァンツ、お前の分も、生き延びてやるよ…!)

シリカ「じゃあさっそく!明日からまたレベル上げですね!」

キリト「そうだな、じゃ、もう寝るか~」

シリカ「そうですねっ!」

キリト「んじゃ、おやすみな~」

シリカ「おっと、その前に」

キリト「?」

チュッ

シリカ「大大大好きですよ。キリトっ」


fin

長々と申し訳ありませんでした汗
読んでくださった方、本当にありがとうございました!
こんな駄文に付き合っていただき、ありがとうございました!

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