阿笠「出来たぞ新一!腕時計型麻酔銃、麻酔薬抜きじゃ!」 (19)

阿笠「薬を抜いた分、コストダウンできたので連射が可能じゃ!」

コナン「よくわかんねー理屈だけどサンキュー、博士!」

阿笠「くれぐれも悪用するんじゃないぞー!」



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数日後…


目暮「毛利君、犯人の目星はついたかね?」

小五郎「ふぅむ……」


コナン「(コテリン!…そうか、わかったぞ!だからあの時あの人あの場所であんな事を……!
     ようし、待ってろおっちゃん
     いま、この麻酔薬抜き麻酔銃で……)」プシュッ


小五郎「いてっ?!な、なんだ…?後頭部に痛みが……」

目暮「毛利君?」

コナン「(よしっ『百会』に命中、このままいくぜ!)」プシュップシュップシュップシュップシュップシュップシュッ

小五郎「っ!いてっ!いたっ!つっ!いってぇぇぇーー!!」

目暮「もっ、毛利君!?」



コナン「(首の裏側の『安眠』!背中の『隔兪』!耳介部の『神門』!

     膝の外側『三里』!くるぶしの上側『三陰光』!その下の『太谿』!

     足の親指と人差し指の間『行間』!かかとの裏『失眠』!手首の中央『内関』!



     全部、不眠症にきくツボだぜ!!)」




小五郎「い、いつもより来るのがおそ…い……はにゃ…ふにゃ……」ドス…

目暮「大丈夫かね毛利君!」

コナン(小五郎声)「あー、大丈夫であります警部殿……今回は少しばかり悩んだ事件でしたが、もうわかりました

          犯人はアンタだよ!!」


犯人「なにぃっ!?な、なぜ俺だと!!」


コナン(小五郎声)「アンタ以外、みんな死んで誰も残ってないからなぁ!!」


犯人「くそっ!!」ダッ


目暮「いかん!逃げるぞ!追えっ!!」

コナン「(それも俺に任せときな!この麻酔薬抜き麻酔銃の連射機能を生かせば!!)」ププププププシュッ


犯人「あっ…がっ……がっ……!?」



コナン「(お前の喉元を狙った…

     着弾した一発目を押し込むように二発目、三発目、四発目…と全て同じ点に命中させれば、
     それらは喉を突き破る事ができる!!)」




犯人「がはっ…」ドッサァー…

目暮「犯人が突然倒れた…?」




警官「け、警部!」

目暮「どうした!?」



警官「…死んでいます!」

コナン「なにぃっ!?」

目暮「し、死んだぁ!?」

,









コナン「光彦めええぇぇぇえぇぇぇえええーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」








,

翌日



元太「おっすコナン!」

歩美「おはようコナンくん!」

光彦「いい天気ですねコナンくん!」

哀「どうしたの?暗い顔ね」


コナン「………」プシュッ

光彦「いたっ…なんだか今チクっとしましたよ…?」


コナン「………」プシュプシュプシュプシュプシュプシュプシュプシュプシュプシュプシュプシュプシュプシュプシュプシュプシュプシュプシュプシュッ


光彦「いたっ、たっ、な、なんですか!コナン君が針か何かを撃ちこんでいるんですか!?」



コナン「………」プシュプシュプシュプシュプシュプシュプシュプシュ…

光彦「いたたた……お、終わりましたか…?」


コナン「…お前はもう死んでいる」


光彦「なにぃ!?」




ピキィィーーーン





光彦「ほぉわがっ!ざこびっ!ひでぶぅっ!!」バシュウッ!!


バット「あ、あわわわ…あ、あいつは一体…!!」

老人「その昔、中国より伝わった幻の暗殺拳がある聞く…肉体の経絡秘孔を突き、
   表面の破壊よりもむしろ内部の破壊を極意とした一撃必殺の拳法…!

   それがいまここに……!!」


リン「コナーン!」





コナン「俺の墓標に名はいらぬ」ザッ ザッ






       死すならば戦いの荒野で!! 






完!!

復讐をしても何一ついい事はありません…
それをこの作品で伝えたかったんです…
では、依頼を出してきます

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