海未「私は、どうしたら…」暦「僕に任せろ!」 (57)

途中まで書き貯めてありますがパソコンが壊れたのでスマホからの投稿ですなので遅いです。
駄文でよければ読んで貰えると嬉しいです。

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ラブライブ×化物語?

僕は怪異を引き寄せる存在だ。そんな僕が教師になって大切な教え子達を怪異に引き合わせてしまった物語を語らせて貰おうと思う。

海未「…先生、少しお時間よろしいでしょうか?」

園田海未。成績優秀、スポーツ万能、貧乳属性と言う完璧超人だ。え?大きい方がいいんじゃないかって?
分かってない。分かってないよ。あぁ分かってない。
貧乳女子が貧乳であることを気にして恥ずかしがっている…萌えるじゃないか!
おっと、話が脱線したな。

これは、僕の可愛い教え子が、怪異に魅入られた物語だ。

>>2
そうです
化とラブライブのクロスが読みたかったのに無かったので

         海未ドッグ

暦「園田、その、いつからそんな体に?」

海未「それが、全く検討がつかなくて」

園田から相談を受けた時、僕は愕然とした。
僕が園田と出会わなければ、園田は怪異に行き合わなかったんじゃないんだろうか。
僕は、僕の可愛い教え子に何て事をしてしまったのだろう…

暦「園田、僕の言うことが信じられなくてもいい。出来るだけ落ち着いて聞いてくれ。」

海未「…分かりました」

暦「園田は吸血鬼とか、信じているか?」

海未「吸血鬼って、あの伝説上の生物のですか?」

暦「ああ、そうだ」

海未「信じていませんね。先生、ふざけているんですか?」

暦「ふざけてなんかいないさ。僕は伝説上の生物、吸血鬼の末裔なんだ」

海未「私は真面目に相談しているんです!あなたは最低です!」

僕のライフポイントがドカンと減った。
危なかった。教え子の前で泣いちゃう所だったよ。人間強度を高めていて、本当に良かった。

暦「そ、園田。僕は可愛い教え子に嘘はつかない。証拠を見せよう。」

胸ポケットからボールペンを取り出し、思いきり手の甲に突き立てる。
園田は目をそらしたが、再び僕の手を見た時には完全に傷が塞がっていた。

海未「し、信じられない…」

ここまでやったんだ。信じてくれよ。うみみ

暦「僕は高校生の時に鬼と遊び、鬼になった。まぁ本物の吸血鬼には遠く及ばない紛い物だけどな」

海未「…目の前であり得ない光景を見たんです。分かりました。先生を信じます…」

暦「園田、お前には僕と同じように特殊な物に憑かれているんだ」

海未「…先生の話を聞いて、何となくですが分かりました。その…股間に、だ、男性器が生えたのは特殊な物の仕業なのですね?」

モバマスで化物書いた人?
違っても期待する

暦「ああ、僕たちはそれを怪異と呼んでいる」

海未「怪異…ですか。では、私に取り憑いた怪異はなんと言う怪異なんですか?」

暦「もう大方目星はついてるよ。園田、最近どこかへ出掛けなかったか?例えば…動物園とか」

海未「!?ええ、確かにμ,sのみんなで動物園へ行きましたが…」

暦「園田、答えたくなければ答えなくていい。お前は、もしかして好きな同性の相手がいないか?」

海未「…先生、誰にも言いませんか?」

暦「もちろんだ。生徒の秘密は死んでも守るよ」

海未「…穂乃果です。先生も知っているでしょう?」

暦「高坂か。ああ、いつも元気で僕の大切な生徒の一人だ」

海未「やはり…おかしいことだと思いますか?」

暦「いや、全く思わないよ。そういうのは個人の自由だ。むしろ、同性が好きと言って差別されるような風潮は無くなればいいと思ってる位だ」

海未「やはり、先生は大人ですね。少し…楽になったような気がします」

暦「それは良かったよ。生徒の悩みを解決するのも教師の役目だ」

園田の話、想い、葛藤を聞いて、僕は確信した。

園田海未  彼女はハイエナに魅入られた

>>11
違います…
あの人のを読んでラブライブのを書きたくなりました

あまり期待せずにお願いしますw

暦「鬣犬。犬と呼ばれてはいるが学術的には猫に分類されている。
ハイエナは雌同士であっても性行為を行う哺乳類の中でも珍しい種だ。その中で、雌同士でしか快楽を得られなくなった色狂いのハイエナに…園田、お前は魅入られた」

海未「…」

園田は黙って僕の話を聞いている。
何を想っているのだろうか。得体の知れない『何か』に憑かれ、自分の体に何故か男性器が生え、怯えているのだろうか?それともなぜ私が…と悲観しているのだろうか。
僕のこの体質のせいで、可愛い生徒が怪異に会ってしまったとしたら教師失格だな…と、心の底からそう思う。
だが、忍野も居ない今、園田を救えるのは僕だけだ。自己嫌悪は園田の解呪が成功すれば好きなだけすればいい

暦「園田、お前の体の変化は色鬣犬(しきたていぬ)という怪異が関係している。」

いきなり仕事が入ってしまったので今日の夜か、明日の夜にまた投下します。
では

ちょっと淡々と進み過ぎかな? 化ならしつこいくらいの地の文がほしいところ

>>18
見直してみたら地の文少なすぎましたね…
投下するときに書き貯めを地の文に直したりして投下していこうと思います。
ご指摘ありがとうございます

少し投下します

色鬣犬。
女性の同性愛者に好んでつく怪異。
怪異としての特徴は、まず、憑かれてから少し間をおいて男性器が生えてくる。女性にしてみれば恐怖でしかない。
そして、色鬣犬を宿した宿主は個人差はあるが、大体1ヶ月前後で自分の欲望を押さえられず、暴走する。
つまり、そういうことだ。
おそらく、園田が高坂に想いを寄せていたのを良いことに園田に憑いたのだろう。
かいつまんで園田に詳細を話す。
僕は教え子にレ○と言えるほど強心臓ではない。

海未「わ、私が穂乃果を…?」

園田は目に見えて罪悪感を露にしている。僕が怪異のせいだと言っても聞く耳を持たない。
冷静な園田がこれほど取り乱しているのははじめてみる。園田にとってはそれほどの事なのだ。

暦「大丈夫だ園田。僕に任せておけ。明日の夜には元通りの、男性器が無い綺麗なツルツルの女の子の体に戻ってるぞ」

園田を安心させるため僕は決め顔でそう言った。

遅くなりました。
スマホが壊れて、タブレットからの投稿になるのでID変わります。

頬が痛い。泣いちゃいそうだ。
いや、逆に考えるんだ。女子高生の全力ビンタなんてご褒美じゃないのか?ていうか、ご褒美以外考えられない。

海未「先生、ふざけるのなら警察を呼ぼうと思うのですが」

暦「園田、それだけはやめてくれ。この通りだ」

土下座。それは土下座をする人間の尊厳。誇り。その他諸々を全て捨て去って許しをこう行為。僕はそう思っている。
24才の教師が16才の女子高生に全力で土下座をする。
端から見れば異様な光景だろう。これでも許してもらえなかったら土下寝も辞さない。
何故なら女子高生にセクハラをはたらいたとなれば、法律により裁かれる。そして、ひたぎさんにより、裁かれる。
出来ることならそんな惨劇は御免だ。

海未「…本当に明日、怪異を払ってもらえたなら水に流します」

暦「任せてくれ。必ず明日、お前をこの悪夢から解放してやる」

さて、色鬣犬の解呪方法は2種類だ。
まずは1つ目。色鬣犬を心渡で切り捨てる。これが確実で手っ取り早い。
そして2つ目。園田が高坂に自分の思いを伝える。
僕は園田に色鬣犬の解呪方法を伝える。正直、園田は前者を選ぶと思っていた。だが、以外にも園田の決断は後者だった。
【自分の気持ちにけじめをつけます】
僕は1つ確信した。
園田海未。彼女は僕より男らしい。

園田には思いを伝えるだけと言ったが、思いを伝えるだけでは色鬣犬は園田の精神を蝕み続ける。
色鬣犬を園田から追い出すには園田自信が自分の気持ちを受け止め、帰ってきた答えも受け止める。
園田海未という人間ならば、それが出来ると僕は信じている。

「園田、自分に嘘をつくな。正直になれ」

ピピピ…と小気味いい音をたて、目覚まし時計が私を起こしてくれる。
いつもの朝ならば、意識が覚醒していくこの瞬間は好きな時間…いつもの朝ならば…
けれども今日は少なくともよい気分では無いですね…
もしかしたら、友達を失ってしまうかも知れない。けれど穂乃香はそんな人ではないはず。などという葛藤や、もし穂乃香と私が両想いなら、という妄想も時間がたてば全て分かってしまう。
時間が経てば全てが分かる。もう考えるのは辞めておきましょう。半日後には結果が出ているのですから。

早起きして良かった!

書き貯めが無くなったので、また今日の夜か明日の夜に書き貯めてから投下します

>>28
すいませんこれから仕事なので…
楽しみに待っていただけると幸いです。

>>27
穂乃香じゃなくて穂乃果

>>31
すいません誤変換です…

今日の夜にまた投下します

少しだけ投下します

穂乃果「海未ちゃんおっはよー」

海未「おはようございます。穂乃果」

いつもの朝のいつものやり取り。
いつもと違うのは私の心境。穂乃果にとっては寸分違わずいつもの日常なのでしょう。
ごめんなさい穂乃果。私が穂乃果を想わなければ、卒業するまでこの、いつもの日常が続いたのでしょうが。

穂乃果「どうしたの海未ちゃん?難しい顔して?」

海未「穂乃果。今日の放課後、一緒に阿良々木先生の所についてきてほしいのですが…」

穂乃果「うん!穂乃果は大丈夫だよ」

海未「ありがとうございます。では学校へ向かいましょうか」

うん、朝はいい。僕は朝が大好きだ。
いや、違うな。僕は音乃木坂の教員になって朝が好きになったと言うべきだろうか。
世の中の男が一度は夢見る女子高の先生。
確かにみんなが夢見るはずだ。このパラダイス度は羽川との二人乗りなみの破壊力を秘めていると、僕は思う。

海未「先生、おはようございます」

穂乃果「先生おっはよー」

僕が考え事()をしていると可愛い教え子たちに声をかけられる。
高坂はいつも通りの笑顔で僕を見つめる。
なんだなんだ?僕に見蕩れちゃったのか?
逆に園田は心ここに非ず。といった感じか。無理も無いだろう。
今日、これから何が起こるか。これまでに築いてきたものが、崩れ差ってしまうかも知れないのだから。

暦「大丈夫か園田?」

海未「大丈夫では無いですが、自分で決めたことなので…」

僕は高坂には聞こえないように園田に話しかける。

穂乃果「もう!浮気はダメだよ!海未ちゃん」

僕と園田が内緒話をしていて、仲間はずれにされたと思ったのだろう。
ていうか、なんだよ浮気って…多分高坂は思ったことをそのまま言っているのだろう。
園田は嬉しいような、嬉しい表情をしていた。
園田はよっぽど嬉しかったんだな。だが、すぐに顔から笑みを消し、真剣な表情になる。
全く、感情表現豊かだなぁ。


穂乃果が浮気と…つまり、もう私たちは両想いということでしょうか!?
…いや穂乃果のことです。何もあまり考えずに言っている事でしょう。
けれど、少しでもそう思ってくれているのなら、私にとってこれほど嬉しいことはありません。
穂乃果は私をどう思っているのか…それは穂乃果にしかわからない。
私がいくら都合のいい妄想で穂乃果と結ばれても、それは架空の物語の中の出来事で、現実ではありません。
現実で穂乃果と結ばれるには私の気持ちを伝え、穂乃果の気持ちを聞かないとわからない。だから私は今日、私が持っている穂乃果への想いを、私が持っているありったけの勇気で穂乃果に伝える。
そうしないと永遠に、想い人の気持ちを知ることが出来ないのですから…

続きは夜に投下する予定です。
では

すいません…
仕事がまだ続いてるので朝になるかもしれません…

すみません
大分遅くなりましたが投下します。

これは僕の主観だが、男性同士だとどうしても汚く見えてしまうが女性同士だと何故綺麗に見えてしまうのだろう。
あくまでも僕の主観なので気を悪くしないでほしい。
こうして、教え子達がゆりゆりしているのを見ていると本当に教師になって良かったと切に思う。
なんて事を思っていると我が教え子達が、ひたぎさんが僕を蔑む時の目をしているし…
どうやら園田と高坂を見てニヤニヤしていたのが不味かったのだろう。僕はニヒルに「参ったな…」と1人ごちる。
すると前方から…

「ニヤニヤした後に独り言とか気持ち悪いにゃー」

と聞こえてきた。
星空。お前はこの三年間、生物の成績は1だと思え。

海未「穂乃果。後少しで放課後ですが約束、覚えていますか?」

穂乃果「もう!いくら穂乃果が忘れっぽくてもそこまで酷くないよ!」

いや、信用なりません。
この前なんて、ウイダーインゼリーを頼んだらクーリッシュを買ってきた位だったし…
まぁ…覚えていたなら良しとしましょう。心のどこかで忘れていてくれたなら…と思ってしまう私は心が弱いのでしょうか。

海未「ならいいんです。私は先生の所に行ってきますから」


昼休み。社会人や学生は「仕事が終わったら何をしよう」などと考えていることだろう。大抵は友達を誘って遊びに行ったりするのだろうか?
僕?だから言っているだろう?友達を…おっと、僕の暗黒時代を掘り起こそうとするのはやめておかないか?目から汗が出てきそうだ。

海未「先生。今日の放課後、改めてよろしくお願いいたします」

暦「おいおい園田、そんなにかしこまらなくても大丈夫だよ。必ずお前を悪夢から解放してやる」

海未「いえ、私は怪異に憑かれた時、もうこの体のまま人生を終えるものだと思っていました。それをダメで元々で先生へ相談し、解決していただけると聞いたとき、本当に救われた気になりました。」

先生には感謝してもしきれません。と園田は加えた。
まだ解決していないんだけどな…

それほどまでに信用されているとしたら、なんとしても救ってやりたいと、僕は思う。
もしそれが、吸血鬼もどきでは太刀打ち出来ないような、神話上の生物であっても、僕は命をかけてでも救える人は救いたい。
人は、そんな僕を馬鹿と言うだろう。馬鹿と言われても構わない。
僕は、人を救えない聡明な人間よりも、人を救える馬鹿でありたい。
そんな目標を、心構えを持っていたからこそ、大切な存在。忍、羽川、八九寺、神原、そして…戦場ヶ原ひたぎ。みんなに出会えた。
死にかけた事もあったけど、今となってはいい思い出だ。

暦「園田、お前は安心して自分のするべき事をやればいい。僕はただサポートするだけだ」

海未「分かりました。先生信用してますよ」

園田はそう言うと職員室を去っていった。
【信用】それは長い時間をかけて、やっと得られる物だが、失うときは一瞬で失ってしまうようなとても繊細な宝物。僕はそう思っている。
そんな信用を失わない為にも、やってやる。

穂乃果「海未ちゃん。早く先生のところに行こうよー」

穂乃果が急かす。
今日はμ'sの練習も無いので正直、心の準備がしたいのですが穂乃果には私の気持ちの都合など分かるわけありませんよね。

海未「穂乃果。申し訳ありませんが、先に先生と二人で話がしたいのですが」

穂乃果「もう…しょうがないなぁ」

何とか許可をもらえました。
私たちは職員室へと進んでいく。
【怖い】
覚悟を決めたとはいえやっぱり怖い。

暦「高坂はどうしたんだ?」

海未「今は外で待ってもらっています」

なるほど。決めたとはいえ、やっぱりまだ踏ん切りがつかないでいる。だがもう後へ引けない。そんなところか。
こんなとき、羽川なら気の効く台詞の1つでも言えるのだろうが僕は口下手だし、何より同姓の友達が居なかったから何を言えばいいか分からない。
…何で僕は自分の傷口えぐっているんだろう…

暦「園田、僕は同姓の友達が居なかったからなんと言えば分からない。だから偉そうなことは言えないけど、これだけは言える。もし高坂の返事がNoでも、絶対に疎遠にはならない。そして、それは高坂の同情などではない。高坂は本当に園田の事を親友だと思っているから。」

海未「…私も穂乃果は親友だと思っています。…そうですよね。私は今のままでも穂乃果の親友。もし答がNoでも、繋がりは消えない。そして、また穂乃果を振り向かせる為のチャンスがある。と、考えれば大分気が楽になりました」

「けれど、今から告白するのに答がNoでも…などと言うのは配慮が足りませんね」と園田。
確かにそうだ。
けれど、園田が初めて【安堵した笑顔】を見せてくれた。今の笑顔は僕の脳内フォルダに保存された。

穂乃果「もう!穂乃果待ちくたびれたー!」

物凄くいいタイミングで高坂が入ってきた。
園田もリラックスしているし、今ここで移動して園田の告白、解呪をするのも良いのだろうが、高坂にも話を聞きたいところだな。

暦「園田、今度は少し高坂と話をさせてくれないか?」

「ええ、分かりました」と快諾してくれた。
今度は園田が教室から出ていく。さて、高坂には聞きたいことがあったんだ。

暦「高坂、家族に兄弟や姉妹はいるか?」

穂乃果「うん!雪穂っていう妹がいるんだー」

暦「じゃあ真剣に考えてくれ。もし、その雪穂ちゃんが同姓の友達を好きだといったら高坂はどう思う?」

穂乃果「うーん…穂乃果は応援するよ!だって雪穂が好きになった人に穂乃果が口出しするのも違うって思うし」

高坂はその辺りの考えはしっかりしていた。僕よりもしっかりしてそうだ。
だが自分の事となるとどうだろう。
想像で、例え話で妹の好きな人が同姓。という現実味があまり感じられないであろう課程の話であればそう答えるのも分かるが、自分の事となるとどうだろう。
生物は自分の事を優先する。当然のことだ。そして人間も例外ではなく当てはまる。
高坂はどうなのだろう。その答えは、園田によって明かされる。

遅筆で申し訳ありません。
今度は最後まで書き貯めて投下しますのでお待ちください。

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