エイラ「ゲームセンターウィッチーズ・501基地店?」 (44)




昼 501基地 廊下

芳佳「そうなんですよ!! まぁ、正確にはココの近くの町に出来たみたいですけどね」

エイラ「で、それはどういうところナンダ?」

芳佳「んー、この時代では、おっといけないいけない……そうですね、遊技場ってところですか」

エイラ「遊ぶところかぁ。でもあんまり変な場所にサーニャを連れて行きたくはないゾ」

芳佳「大丈夫ですよ。昔と違って治安も良くなりましたし、何より……」

エイラ「何より?」

芳佳「いえ、何でも」

エイラ「引っかかるナァ」

芳佳「まぁまぁ。それでエイラさん、早速行ってみませんか?」

エイラ「ワタシもサーニャも今日は非番だからサーニャが起きたらナ」

芳佳「じゃあ私はリーネちゃんを呼んでおきますね」

エイラ「オゥ! ま、最近町に出ることも無かったからナー、たまにはいいだろう」

芳佳「そうですね。あっ、大体……えーと扶桑のお金で換算して2000円くらい持っていくといいですよ」

エイラ「分かった、じゃあ昼飯食べたら集合するゾ」



前スレ:エイラ「あのナ、サーニャの誕生パーティーを開きたいんダナ」
エイラ「あのナ、サーニャの誕生パーティーを開きたいんダナ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1408363244/)

前スレと関係あるかは尻ません。





SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1409317381




3ヵ月後

ミーナ 執務室

美緒「ここのところ、エイラとサーニャ、宮藤にリーネは休みになると町に行くそうだが、何かあるのか?」

ミーナ「遊技場があるみたいよ。あの子達もまだまだ子供だから、きっと楽しいのね」

美緒「おぃおぃ、何を言ってる。私たちも未熟なもんだろう」

ミーナ「フフッ、そうね」

美緒「しかし、いくら非番だからと行って4人欠けるとなると、緊急事態に対処出来るだろうか」

ミーナ「そろそろ少しは注意しておくべきかしら」

美緒「何かあってからでは遅いからな。町で何をやっているかは知らないが、今日にでも話すべきだろう」

ミーナ「夕食の後に聞くことにするわ」

美緒「あぁ、頼んだぞ。……しかし遊技場か。私が子供だった頃はコマやメンコで遊んだものだが」

ミーナ「コマ? メンコ?」

美緒「そうだ。扶桑に伝わる遊びでな。コマというのは……」






夕食後 談話室

ミーナ「ねぇ宮藤さん」

芳佳「はい、どうしたんですかぁ?」

ミーナ「最近町によく出ているようだけど、非番の日でも基地から出るのは多くても二人までにして頂戴」

エイラ「エ゛ッ!!」

芳佳「で、でも……」

美緒「何かあってからでは困るからな。非番でも戦いの中にいることを忘れるな」

エイラ「そんなぁ~……」

バルクホルン「私たちは軍人だぞ! そんな遊戯に現を抜かしているといざというときに……」ガミガミ

芳佳(そうだ、皆に興味を持ってもらえれば外出許可がいっぱいが出るかもしれない……!!)

芳佳「じゃあ明日、皆さんで行きませんか? 明日は予報でネウロイ出ないらしいじゃないですか」

サーニャ(えっ)

芳佳「日々の疲れを癒し、戦いに赴く。それってずっと基地に篭るよりいいことだと思うんです」






ミーナ「そうねぇ……。最近ここに篭りっぱなしではさすがに滅入ってしまうものね。どう思う? 美緒」

美緒「いくら出ないからといってだな……まぁ、昔馴染んだコマやメンコに触れるのもまた一興か」

ペリーヌ「少佐が(ry」

シャーリー「私は賛成だ」

ウジュー!「ルッキーニ」

バルクホルン「私は反対だ。遊戯など必要ないからな。休むならここで十分休める」

エーリカ「だってここから徒歩5分くらいなんでしょ? スクランブルあっても平気だよ」

バルクホルン「その5分が命にかかわる場合だって……」ガミガミ

芳佳「じゃあバルクホルンさん以外で行きましょうか」

バルクホルン「えっ」

オー ワー タノシミー ウジュー!





バルクホルン「ま、まぁ私は別に、一人で留守番でも、かっ……かまわないぞ」

エーリカ「じゃ、そういうことで。そうだ、ミヤフジー。そこにはどんなのがあるのー?」

シャーリー「おっ、私も興味あるな。一体何があるんだい?」

芳佳「えーっとですねぇ~」チラッ

バルクホルン「……」シュン

芳佳「あーでも、もし町でヘンな人たちに絡まれたら怖いなぁー力強い人が傍に居てくれたら安心するんだけどなぁー」チラチラ

バルクホルン「……!!  宮藤は仕方ないな。いいだろう、私が行こう」シャキン

エイラ「え、あれ? 大尉さっき、えっ」

ミーナ「決まりね。では明朝9時に談話室へ集合しましょう」

一同「了解!」

ミーナ「解散!!」

ワーワー タノシミダナー ウジュー!

エイラ「やるじゃないかミヤフジ」ヒソヒソ

芳佳「ふふっ、どうせ皆もハマってしまいますよ、皆……ね……」ニヤリ

サーニャ「……」






午前10時 ゲームセンターウィッチーズ・501基地店 入り口

芳佳「皆さんちゃんといますね。開店の時間です」

ウィーン

ルッキーニ「ウジュー! なんかキラキラしてるーーー!!!」ウキャー

シャーリー「おっ、中は結構広いんだなぁ」

芳佳「他の所は小さいところもありますが、ココは結構大きい場所のようですよ」

バルクホルン「ところでミヤフジ、ここで私たちは何をすればいいんだ?」

芳佳「えーっと、じゃあまずは一通り見ていきましょうか。皆さんついてきて……」

エーリカ「ねぇねぇ、エイラとサーにゃんがいないみたいだけど」

芳佳「あ、エイラさん達は早速向かったみたいですね」

ペリーヌ「あら、そういえばリーネさんも……」

芳佳「それもあとで分かるかと。ではまずはこっちです」






SOUND VOLTEX II筐体前

♪~ ♪~ デッデッデッデッデケデケデケデケ

ミーナ「あら、エイラさんとサーニャさんが何かやっているわ」

シャーリー「おぉ! 機械の箱から音楽が流れて……なんだアレ!!」

芳佳「これは所謂音楽ゲームというヤツです。ボタン6つと左右にあるツマミのようなモノを操作するんです」

芳佳「まずは遊びたい音楽を選びます。まずは、これかな」ギュイーン!

芳佳「流れてくる白ボタンや、長い橙のボタン、それから赤と青の線の通りに左右のツマミを動かします」

芳佳「実際に見た方が早いでしょう、こんな感じです」

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm23924059 《ランカーの方の動画です》

シャーリー「へぇー、確かに疾走感あるな、このゲーム」

ペリーヌ「でも途中音が曇ったり、ノイズのようなモノが流れたり、かと思えば音を繰り返したり、何ですの?」

芳佳「それがこのゲームの醍醐味なんです。DJが使うようなエフェクトをかけて楽しむというコンセプトのゲームですから」

芳佳「基本的に橙ボタンの長押しと左右の赤青ツマミを動かしている時だけエフェクトがかかります」

芳佳「まぁそのエフェクトは決められていますが、譜面制作陣も毎回面白いエフェクトをかけさせてくれます」

芳佳「それで流れてくるボタンなどを上手く裁いて、右のゲージが曲終了時点で70%を超えればクリアです」

ミーナ「あの、ミヤフジさん。隣でプレイしているサーニャさんが、ちょっと怖いのだけれど……」

芳佳「あぁ、あれは仕方ありません」ヤレヤレ







サーニャ「あぁっ! もう!! また出来なかった……もう一回!!」ピュイーン

エイラ「さ、サーニャ、もうその辺で……」

サーニャ「静かにして!! 曲始まっちゃう!!」

エイラ「サーニャ……」シクシク

芳佳「サーニャちゃんはこのゲームのほとんどの楽曲をクリアしてますからね。小さなプライドがあるのでしょう」

美緒「そ、そうか……」

♪~ ♪~ テケテケタンタンタンッ シュゴー

芳佳「あっ……」

サーニャ「また……まただわ……どうしてツマミが外れるの……」ブツブツ

エイラ「あの、サーニャ……? 癒し曲でもやって心を落ち着けた方がいいと思うんだケド……」

サーニャ「……それもそうね。じゃあこの曲で心を落ち着かせるわ」

エイラ「それはこの間、癒し曲だって教えてくれたヤツだよな!!」

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm24236011 《ランカーの方の動画です》

♪~ ♪~ テケテテテテテ~テレレレレ~

ミーナ「無事クリアできたみたね」ホッ

芳佳「いえ、あれではダメです」

ミーナ「えっ」







エイラ「あ、あのサーニャ……」

サーニャ「どうしてスコアがあがらないのかしら。今のは完璧だったのに……判定が……」ブツブツ

芳佳「クリア出来たら、次からはなるべくミスが無いように何回も何回も挑戦してスコアを高くするんです」

ミーナ「へ、へぇ……」

芳佳「結局サーニャちゃんは前に出した高スコアを塗り替えられなかったみたいですね」

バルクホルン「静かな怒りが見えるが、大丈夫なのか?」

芳佳「間違っても台に当たることはありえません。出来ないのは自分のせいですからね」

エーリカ「でもさー、そんなに怒ってるならやめればいいのに」

芳佳「まぁそこは本人に任せましょう。でも楽しさ9割、残りは出来ない悔しさって言ってましたよ」

シャーリー「そんなもんかぁ。でも、結構楽しそうだなぁ、コレ!」

芳佳「そうですね、後でやってみるといいですよ」

サーニャ「さぁ、次はこのスコアに挑戦してみるわ」

エイラ「あ、あのサーニャ……休憩しよう、ジュース飲もう、なっ! サーニャ、サーニャ……」

芳佳「……」

芳佳「次に行きましょうか」

美緒(コマやメンコはいつ出てくるんだ……??)






beatmania〈ビーマニ〉SPADA筐体前

芳佳「こちらも先ほどのように音楽ゲームと呼ばれるものです。まぁ、音ゲーの元祖と言ってもいいでしょう」

芳佳「このゲームははっきり言ってとても難しいので最初はオススメできません」

美緒「難しい、とは?」

芳佳「他の音ゲーは画面をタッチしたりするものが多いですから、最初は直感的なプレイで何とかなるんです」

芳佳「しかしこのゲームはボタン7個にターンテーブルが1個ついていて、なおかつボタンはプレイ中見れません」

芳佳「画面に視線が固定されてしまうので、今どんな場所に指を配置しているかを認識するのが最初は難しいんです」

ペリーヌ「ピアノのようね」

芳佳「そうですね、ピアノのような配置になっています。キーボードでいうなら……」

芳佳「ZSXDCFVが鍵盤部分です。左から1鍵、2鍵と呼びます。これも音楽を選ぶとボタンが降ってきて、それを押します」

芳佳「1357鍵は白、246鍵は青、ターンテーブルは赤に別れていて、上手く裁かないとあっという間にゲージが減ります」

芳佳「このゲームは下のゲージが80%以上でクリアになります。じゃあ手本を……あ、ちょうどいいところに」

エイラ「あの、サーニャ……そろそろ別の遊びを……」

サーニャ「大丈夫よ。SDVXの調子が悪い時はコレに限るわ」テクテクテク

芳佳「来ましたね。まぁちょうどいいでしょう」

バルクホルン「大丈夫なのか……?」

エーリカ「さっきこじってたもんね……」






芳佳「サーニャちゃんは最近初めてもう7段まで上り詰めました」

バルクホルン「それはすごいのか?」

芳佳「すごさで言えば中の下でしょう。このゲーム……ビーマニはこのくらいのレベルの人が一番多くいます」

芳佳「まぁ他の音ゲーをやっていましたし、かなりつぎ込んでましたから、納得の早さでしょう」

♪~ ♪~ シャランラー

ルッキーニ「わぁ! サーニャかっこいい!!」

芳佳「先ほどのゲームよりDJっぽいのは、ターンテーブル……スクラッチがあるからですね」

シャーリー「サーニャはピアノをやっていたからなぁー。なるほど、上手いはずだ」






サーニャ「ふぅ……じゃあ最後はこれね」ギュイーン

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm22252201 《別の方の動画です》

芳佳「おっ……頑張って、サーニャちゃん」

バルクホルン「どうかしたのか?」

芳佳「いえ、あの曲は今のサーニャちゃんが目標にしている曲です」

ミーナ「ということはかなり難しいのね」

芳佳「まぁ、サーニャちゃんのレベルでは、ですね。この曲はレベル10の中でもかなり上位に食い込んでくる難しさです」

芳佳「あっ!! ブレイク前の連皿からの高速階段!!」

筐体 ギュピピピピピ!!  How do you like that?

芳佳「あー、またゲージが2%になっていますね……」

エイラ「……」

ミーナ「あの、またサーニャさん怒って……」

芳佳「大丈夫でしょう。このゲームに関していえば、サーニャちゃんはまだあまりやっていませんからね」

芳佳「小さなプライドも何もまだないでしょう」







エーリカ「しっかしこの音楽ゲームっていうの面白そうだね! 心臓がドキドキするよぉ~」

バルクホルン「難しいようだがな……」

ミーナ「音楽はここまで進化したのね~」

ペリーヌ「……」ジーッ

芳佳「どうしたんですか、ペリーヌさん」

ペリーヌ「む、ムービーからユーモアのセンスが感じられますわね。曲も良かったですし……」ソワソワ

芳佳「……やってみたくなりました?」

ペリーヌ「いえ、別に……」

芳佳「やってみたいからやってみる。本当にやりたいことって、そんなところから始まると思うんです」希エエヤン!

ペリーヌ「でも……やっぱり、恥ずかしいというか……」

芳佳「大丈夫です。最初はみんな下手っぴなんですから。もし誰かがバカにしても気にしないように」

ペリーヌ「……そうですわね、では1回だけ……」






1時間後

ペリーヌ「あと1回だけ、あと1回だけ……!!」

芳佳「はぁ……じゃあまた後で戻ってきますから、やっていていいですよ」

ペリーヌ「了解ですわ!!」チャリーン

芳佳「音ゲーにハマるとこうなります」

ミーナ「は、はぁ……」

芳佳「帰り間際の最後のプレイが思い通りに行くまで基本的に帰れません」

シャーリー「物騒だな……」

芳佳「気の済むまでやれば、まぁ帰る気にはなるでしょう。ただそれが時間かかるというだけです」

ミーナ「メンタル面も左右しそうなゲームね……」

美緒(もしかして私の遊びって時代遅れってヤツなのか……いや、さすがに……)






ガンシューティング筐体前

芳佳「次はリーネちゃんのところに行きましょうか」テクテクテク

ミーナ「あぁ、そういえばリーネがいなかったな」

芳佳「ここです!!」

バルクホルン「ガン……シューティング?」

リーネ「あっ、皆さん!」

芳佳「ちょうど1ステージが終わったみたいですね」

スコアリザルトっ 命中率99・75 救出……

シャーリー「99・75ってすごいんじゃないか!? さっすがリーネだな!!」

リーネ「あー、また1発だけ外しちゃったなー……」

シャーリー「え、でも充分すごいんじゃないのか?」

リーネ「ダメなんです!! 全国TOPは100%の上に全部ヘッドショットで……」ブツブツ

芳佳「私にはよく分かりませんが、これも上を目指すとキリが無いみたいですね」






エーリカ「でもさー、銃なんか私たち毎日触ってるから飽きるんじゃ……」

リーネ「甘いですよ、ハルトマンさん」

エーリカ「?」

リーネ「銃で人を撃ったことって、ありますか?」黒目

エーリカ「えっ……ないけど……」ゾワッ

リーネ「私もありません。 ……でも」

リーネ「撃たれた方はあんな感じに苦しみ倒れるんでしょうね……えへへ」ウットリ

エーリカ「そ、そうだね……」

芳佳「実際、リーネちゃんがこのシューティングゲームにハマってからは、ネウロイの撃墜数も増えました」

シャーリー「えっ、そうなのか!? すげーな!」

バルクホルン(でも動機が不純なような……ま、まぁいいか……)

美緒(ここでも出てこないか……コマやメンコはいつ紹介されるんだ……? 私の知ってる遊びは……)






バルクホルン「ところでミヤフジ、あっちに筐体というのがひしめき合ってるが……」

芳佳「あれは格闘ゲームコーナーです。専門外なので、説明すると1対1でキャラクター同士が戦うんです」

バルクホルン「なるほど。それで?」

芳佳「各キャラにあるHPを減らせば勝ちです」

シャーリー「適当すぎないか……?」

芳佳「私はやらないもので……えへへ」

芳佳「さてさて、ここらへんで休憩しましょうか。ちょうど自販機があるようですし」

ミーナ「あら、サンプルがいっぱいあるわね」

芳佳「皆さんにオススメなのは、このドクターペッパーです。飲むとゲームが上手くなります」

エーリカ「ほんとぉー?」

芳佳「サーニャちゃんはここへ来ると1本は飲んでますね。まぁ好き嫌いがはっきり別れると思いますが」

シャーリー「コーラのようで……なんか甘くてヘンな味だな……」






休憩所兼卓球広場

美緒「ふむ、まぁ飲めなくはないが……おぉ!! これは見たことがあるぞ!」

ミーナ「どうしたの、美緒」

美緒「卓球だ。昔やったことがあるんだ」

芳佳「これはカラダを使うスポーツですね。扶桑の学校でも、このクラブがありました。私は所属してませんが」

美緒「よし。宮藤、やってみるか」

芳佳「はいっ!」

カコーンカコーン

ミーナ「へぇ、テニスに似ているのね」

芳佳「お上手です、坂本さん!」

美緒「ふっ、この手のスポーツなら任せろ。ほら、いくぞ宮藤!」

スパーンッ!!

バルクホルン「なっ……」

エーリカ「早っ!」






芳佳「ふふっ……良い球ですけど、踏み込みが甘いですよ!」

カコーン!

美緒「なにぃっ!」

芳佳「結構練習しましたからね。……そうだ、せっかくなんでミーナ隊長、どうぞ」

ミーナ「わ、私? 私はこういうの……」

美緒「勝負しなくても、ラリーを続けるだけでも充分楽しいぞ。ほら、やろう」

ミーナ「仕方ないわね……こ、こうかしら?」

芳佳「そうです。こう持って、手首じゃなくてカラダ全体で……」

シャーリー「へぇ、見た目に反して結構疲れそうなスポーツだなぁ。……ん? エイラとサーニャが来たぞ」





エイラ「まずはラリーからヤロウカ」

サーニャ「そうね」

カコーンカコーンカコーン

バルクホルン「向こうは結構続いてるな」

芳佳「あの二人も最近始めたんですよ。コツさえ掴めばあのくらいにはなります」

エイラ「じゃあ次は温泉卓球ダナ。そうダナ……ラブライブ!の曲名でいこう」

バルクホルン「なぁ、あの二人は何をやってるんだ?」

芳佳「あれは、お題に当てはまるモノを打つごとに言っていく遊び方ですね」

芳佳「ラリーだけでいいので、どんな弱い玉でも相手のコートに入れさえすればいいのですが……」

芳佳「問題は、そのお題です。簡単そうに見えて、打ちながら考えて言うのってかなり難しいんです」

サーニャ「あー、えーっと、えーっと……あぁ……」

芳佳「今のように簡単なお題でも、言えなければダメなんです」






エイラ「じゃあ次はしりとりでイクカ。んー……リンゴ!」カコーン

サーニャ「ゴリラ」カコーン

エイラ「ラッパ」カコーン

サーニャ「ぱぁせりっ!」カコーン

芳佳「今のはパセリと音ゲープレイ時にPASELI支払い許可の音声とかけているようですね」

エイラ「りーりー……理科!」

サーニャ「蚊!」

エイラ「んー、髪!」カコーン

サーニャ「み、み……えーっと……えーっと、あぁー……ミントヒヒ!!」カコーン

エイラ「は?」ポスンッ

サーニャ「ミントヒヒ、知らない?」

エイラ「いや、というかそれマントヒヒじゃ……」

サーニャ「ミントヒヒ! オラーシャに生息してるのよ。知らないの?」

エイラ「そ、ソウカ……悪かったヨ……じゃあ次は、グミ!」カコーン






サーニャ「ミントヒヒ!!」カコーン

エイラ「あれ、さっき言わなかったっけ……」

サーニャ「この間のルールの続きじゃないの? 再度言うのはOKだって……」

エイラ「お、オゥ……そうだったナ……ヨーシ、いくぞー……ライター!」カコーン

サーニャ「ターメリックライス!」カコーン

エイラ「スイカ!」カコーン!

サーニャ「か、か……か……亀」カコーン

エイラ「メダカ!!」カコーン

エイラ(ふふ、どーだ。連続で来ると焦るだろう、今回は貰ったゾ……!!)

サーニャ「か、か……ミントヒヒ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」カコーン!

エイラ「おぃ!! さすがにダメだろう、ソレ!! か、ダゾ! 何でミントヒヒが出てくるんだ!」

サーニャ「だから‌ミントヒヒはオラーシャに生息して、」

エイラ「分かった、分かったヨ! でもそれはしりとりじゃなくて言いたいだけダロ!!」

サーニャ「ダメ?」

エイラ「ダメダヨ! ダメダゾ! ダメナンダナー!!」・×・

サーニャ「……」シュン

エイラ「いや、やっぱOKにするカ……」

サーニャ「♪~」





バルクホルン「いいのか、あれは」

芳佳「温泉卓球ってお酒飲みながらやるらしいですからね。何か言えればいいんじゃないでしょうか」

エーリカ「おーい! こっちはこっちで結構続くようになったよー」

美緒「それっ」カコーン

ミーナ「こうっ!」カコーン

美緒「これはどうだ!」カコーン

ミーナ「はぁっ!」スパーンッ

芳佳「すごいですね、ミーナ隊長!」

ミーナ「そんなことないわ」テレテレ

美緒「そんなことあるぞ。私なんか昔はいつも……」

バルクホルン「さすが我が隊の隊長というべきか、ミーナ」

ミーナ「そんなに煽てても何も出ないわよ? はぁ……でも結構疲れるのね、少し休みたいわ」

芳佳「それなら少し静かな場所でまた遊びましょうか。皆さんこっちです」

ミントヒヒ! ダカラダメダッテバ! ミントヒヒ! サーニャァアアアアアアアアアアアア!! ミントヒヒ!ミントヒヒ!






ダーツ&ビリヤード

シャーリー「おっ、これは私も少しやったことがあるぞ」

芳佳「それなら話が早いですね。ではダーツから始めましょうか」

美緒「ほぉ、矢を投擲するのか」

バルクホルン「いやに実戦向けな遊びだな……」

芳佳「じゃあシャーリーさん、二人でまずはお手本を見せましょうか」

シャーリー「おう!」

芳佳「基本的なカウントアップでもいいんですけど……ここはゼロワンにしますか」

シャーリー「よしこいっ!」

芳佳「せっかくなんで、501でやりましょう、501だけに」

バルクホルン「勝負と言ったが、これはどうすれば勝ちなんだ?」

芳佳「そうですね……どこかのSSまとめサイト様が画像を載せてくれると信じて、説明しますね」

エーリカ「あ、うん」





芳佳「まず1ラウンド1人3投できます。一番真ん中が50点です。ここはBULLと呼ばれています」

芳佳「それから各点数が決められている箇所がありますよね? BULLのちょうど真上が20点です」

芳佳「この20点の外枠の端はダブルです。ここに入ると点数が倍になります。20点のここに入ると、40点です」

芳佳「先ほどのダブルの場所とBULLのちょうど真ん中に位置するところはトリプルです」

芳佳「ここは3倍になるので、20点のこのトリプルに入ると1投で60点になるわけです」

芳佳「後は各点数に置き換えて計算できます。基本的にはBULLかこの20のトリプルを狙い続けます」

芳佳「さて、ゼロワンは決められたゲーム内で、決められた点数を先にちょうど減らせば勝ちです」

芳佳「今回は501点を15Rで終わらせます。初心者向けと言っていいでしょう」

芳佳「ちょうど、と言ったように残り19点の時に20点に当てると、次のラウンドまでお休みになります」

芳佳「こんなところでしょうか、かなり雑な説明でしたが、まぁやってみせるのが一番早いでしょう」

シャーリー「じゃあまずはあたしから」ヒュッ ヒュッ ヒュッ

13点 19点のトリプル BULL

ルッキーニ「わぁー!! シャーリーすごぉーい! 早速真ん中にあたったぁー!!」

芳佳「久しぶりでこの点数とは、さすがですね」

シャーリー「いやぁまぐれだよ、まぐれ」テレテレ

芳佳「では、次は私が……」ヒュッ ヒュッ ヒュッ






一同「……」

BULL BULL doubleBULL

芳佳「まぁ、久しぶりだからこんなもんかぁ……」

バルクホルン「す、すごいなミヤフジ……」

芳佳「いえいえ。昔は全部ど真ん中……doubleBULLに入ってたんですけどねぇ……」

シャーリー「あはは……これじゃあ勝負になんないなぁ」

芳佳「すみません……じゃあ私ルッキーニちゃんと代わりますね」

ルッキーニ「ウジュー!!」

シャーリー「おっ、やるかぁー!! コレは背丈は関係ないからなぁー。じゃ、まずはこう持ってだな……」

芳佳「さて、他の人は~」






ガスッガスッガスッ

エーリカ「トゥルーデ、次私の番なんだけど……」

バルクホルン「ええい! なぜ入らんのだ!! 投げ方はあっているはず……」

エーリカ「だーかーらーこんな感じだってばー」ヒュッ ヒュッ ヒュッ

BULL 13点トリプル BULL

芳佳「わぁ! ハルトマンさん、やっぱり何をやってもすごいですねぇ~」

エーリカ「まぁね~♪」

バルクホルン「ぐぬぬぬぬ……練習だ!! 狙いをつけて……そうだ、MG42と一緒だ……こうっ!」ヒュッ

BULL!!

バルクホルン「おぉ、これだな、この感覚だ……忘れないうちに……」ヒュッ

3点

バルクホルン「くっ、次こそ……」ヒュッ

14点

バルクホルン「なぜだああああああああああああああ!! ミヤフジ! 教えてくれ! なぜ入らんのだ!」

芳佳「こ、これは落ち着いてやるもので、そんな毎回真ん中に入るものじゃないですよ……」






エーリカ「じゃあなんでミヤフジはあんなに入るの?」

芳佳「え? それは……まぁ昔練習してたんですよ、昔に、ね……」クスッ

エーリカ「……!?」ゾクッ

バルクホルン「落ち着けー……落ち着けー……私は大尉なんだ……戦場では……」ブツブツ

オォー! スゴイゾー!

バルクホルン「ん?」

シャーリー「すごいぞルッキーニ! もう真ん中狙えるようになったのかー」

ルッキーニ「ウジュルァ~! かんたーん、たーのしー♪」

バルクホルン「……」チラッ

芳佳「坂本さんとミーナ隊長、中々熱い戦いをしていますね」

ミーナ「あと5点を1回あてれば……」ヒュッヒュッヒュッ

美緒「はっはっは! いいのか、私に順番を回して。仕留めるぞ、私は。……それっ」ヒュッ

12トリプル 36→0

ミーナ「あぁー、また負けたわ……」

美緒「確かにあがれる圏内に入るのはミーナが早かったが、ゼロワンは60点以下からが勝負のようだな、はっはっは」

バルクホルン「……」アセアセ






バルクホルン「このっこのこのこのっ!」

エーリカ「トゥルーデ、その辺で……」

シャーリー「おやおやぁ? 大尉殿、どうしましたぁ?」

バルクホルン「くっ……」

シャーリー「貸してみろ、こう……やるん……だっ!」ヒュッ

BULL!

シャーリー「へへっ」

エーリカ「ねぇねぇシャーリー、私と勝負しようよ!」

ルッキーニ「じゃああたし見てるー! ウジュー!」

バルクホルン「ふんっ、見てろ……いつか……このっこのっ」ヒュッヒュッ

芳佳「あの、だから力任せじゃ……もう少し丁寧に……はぁ……。あっ、エイラさんとサーニャちゃん」






サーニャ「今日は負けないわ」

エイラ「私も負けないゾ! じゃあ……ゼロワンを、んーまずは701からダナ」

シャーリー「ほぉ、701からか。やるじゃないか」

ヒュッ バスバスッ BULL! ヒュッ パリーンッ

数分後

エイラ「まずはワタシの勝ちダナ」

サーニャ「次は私の得意なクリケットを……」

トゥトゥトゥン! バンッバンッバンッ!

数分後

サーニャ「あ、あ……」

エイラ「ま、まぁこういうこともアルヨ、サーニャ」

サーニャ「……」ムスッ

エイラ「じゃ、じゃあ私とチームでオンラインやろう、ナッ! ナッ!」

サーニャ「あっ、そういえばこの間、私とエイラの二人チームでオンラインダーツやっていたの」

サーニャ「対戦相手の二人が、対戦後にカメラに向けて手でキツネを作ってコンコンやっていたわ」

エイラ「そういえばそうだったナ」

サーニャ「あの時はありがとうございました」

エイラ「ダナ!」





数十分後

芳佳「じゃあ最後にもう一つだけ……ビリヤードをやりましょうか」

芳佳「これは私は得意ってほどではないですね。大体4人くらいでやると面白いんですよ」

芳佳「じゃあ……私と坂本さん、バルクホルンさんにルッキーニちゃんにしましょう」

芳佳「シャーリーさんは知っているので、ハルトマンさんとミーナ隊長、合流したリーネちゃんですね」

美緒「エイラとサーニャは?」

芳佳「向こうでまだダーツやってます」

美緒「そうか……」

ナンデハイラナイノ! サ、サーニャオチツケ!

芳佳「では基本のナインボールから始めましょう」

芳佳「簡単に説明すると、この白い玉が自分の手玉です。それぞれ9つのボールに番号が書いてありますよね?」

芳佳「9番を落とせば勝ちです。ただ、最初から9番を狙うことは出来ません」

芳佳「まずは1番から順番に落としていくのがいいです。白い手玉を使って、キューをこう持ち……それっ」カコッ

ドンッ……コロコロコロ……ストンッ

芳佳「これで1番が無くなったので次に狙うのは2番です。玉をちゃんと落とせた人はもう一回打っていいので……」

ドンッ……コロコロ……ストンッ ドンッ……ストッ

芳佳「こうやってずっと1人で最後まで続けることも可能です」





芳佳「ちなみに自分の番で狙わなくてはいけない番号に当てられなかったり、手玉が入ってしまったらアウトです」

芳佳「強制的に次の人のターンなり、その際に好きな場所から手玉を打つことが出来ます」

芳佳「さて、残るのは6789番ですが、私はミスをしましたので次のシャーリーさんです」

美緒「んー……とぉっ」スカッ

美緒「あ、当たらない……」

芳佳「あー……最初はよくあります。まぁこの場合は身内ルールでもう一度やってもいいでしょう」

美緒「そうか、すまない。……それっ」カコッ

芳佳「いいですね、ちゃんと6番に当たりました。当てることさえ出来ればいいんです。さ、次はルッキーニちゃん

ルッキーニ「ウジュー! ウジュー!!」カコッ

ドンッ ゴロゴロ ゴロゴロ スポンッ スポンッ

芳佳「おぉー! 天才的なルッキーニちゃん! ここでも発揮しますか」

美緒「6番と9番が一緒に落ちてしまったが……」

芳佳「これはルッキーニちゃんの勝ちです。この9番を狙うには8番を落としてからじゃないといけませんが、」

芳佳「間接的に……例えば今みたいに白玉が6番にあたって、それが9番にあたったり」

芳佳「6番に当たったあとの白玉を9番にあててもいいんです」

芳佳「要するにコツコツ全部落としていくか、狙えそうなら他の玉を使って中盤から一気に9番を落とすか、ですね」

バルクホルン(まだ一回も打ってないんだが……)






芳佳「このビリヤードは2人でも出来ますが、3,4人いるともっと面白いでしょう」

芳佳「では今のおさらいをしつつ、また始めましょう。ブレイクは……ではバルクホルンさんから」

バルクホルン「私か」

芳佳「また1から9番を元の位置に戻したので、白玉を打ってあの玉の塊を散らばせてください」

バルクホルン「なるほど、はぁぁ~……とぉっ!」ゴンッ

ガコッ ガンッ ドンッ! スポスポスポッ!

美緒「9番が落ちてしまったが……」

芳佳「これはもうバルクホルンさんの勝ちです。最初のブレイク……玉を散らばせる際に9番を落としてもいいんです」

バルクホルン「ほぅ! なかなか面白いな!! 玉遊びかと思ったが、これは中々いいぞ!!」テレテレ

芳佳「気に入ったようですね。じゃあまたはじめから……今度のブレイクはルッキーニちゃんにしよう」

ルッキーニ「ウジュー!!」カンッ

美緒「ん~なかなか散らばらないな」

芳佳「ブレイクは力とコツが必要ですからね。次はバルクホルンさん」

バルクホルン「とぉっ!」カコッ スカッ





芳佳「あー、白玉が1番に当たりませんでしたね。次の私は好きな場所から打てるので……ここっ」カコッ

ゴンッ コロコロッ スポンッスポンッ

芳佳「1番と5番が落ちましたか。では次は2番で……それっ」カコッ

ゴンッ スポンッ

芳佳「2番が落ちたので次は3番を……ここかなぁ?」カコンッ

ゴンッ スポッ スポスポッ

芳佳「今3番4番7番が落ちて、5番は落ちてるから次は6番を……」カコッ

ゴンッ コロコロコロ……

芳佳「あー、少し角度がいけなかったなぁ……。次は坂本さんです」

美緒「それっ!」カコッ

ゴンッ スポスポッ

美緒「6番と8番が落ちたが……9番が壁についてるな」

芳佳「これは難しいでしょう、狙うならここを狙って……」

美緒「リスクがあるが……仕方ない!」カコッ

スカッ スポッ

美緒「くっ、9番に当たらず自分の玉が落ちてしまったか」





ルッキーニ「ウジュー! チャンスー!!」

美緒「そうか、次の9番は私がさっきミスしたから好きなところから打てるのか」

ルッキーニ「いっくよー! とりゃぁー!」カコッ

スカッ コロコロコロ……

ルッキーニ「あ……ウジュゥ……」

芳佳「バルクホルンさん、チャンスですよ! その近くのポケットに狙えるように白玉を置いて……」

バルクホルン「ふっ、チャンスは焦らぬことだ。冷静に……こうだ!!」カコッ

カンッ ゴロゴロ ポスッ

芳佳「お上手ですね、さすがです!」

バルクホルン「ふっ、ま、ままま、まぁこれくらいはどうということはない」

芳佳「皆さんルールはもう大丈夫のようですね、ではチーム入れ替えでやってみましょう!」

一同「おー!!」





午後13時 休憩所

芳佳「ふぅ~。少し疲れましたねー」

シャーリー「そうだなぁ。ダーツって意外と腕の力使うんだなぁ」

リーネ「そうだ、せっかくなので皆さんでこの近くのランチ食べに行きませんか?」

エーリカ「あー、いいねそれー! さんせーい」

芳佳「その後はまたここに戻ってきて、それぞれ楽しかったモノをまたプレイしましょう」

バルクホルン「ビリヤードも楽しかったが、やはりアイツに負けるのだけは……ダーツを練習する!!」

シャーリー「じゃあアタシは手加減してルッキーニにビリヤードを教えているよ」

ルッキーニ「うじゅー! やるぅー!!」

美緒「私たちはどうする?」

ミーナ「そうね、卓球と……あっちにカラオケがあったからそこに行きたいわ」

リーネ「ドクペも今日は3本飲んでるし、命中率100%いける、かな……」

エイラ「ワタシはもう少しダーツをやりたいんだけど……」

サーニャ「今日はちょっと調子が違うわ。まずはビーマニでテンションをあげてから……」

芳佳「それじゃあ皆でご飯を食べに……あ!! ペリーヌさんを忘れてました……」






その頃一方、ビーマニ筐体前 ペリーヌ

ペリーヌ(コツを掴みはじめることが出来ましたわ……)

ペリーヌ(しかも先ほど豆狸から、この曲……ペリーヌさんに合うので是非、とオススメされた楽曲が……)

graden

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm22248531 《別の方の動画です》
4分40秒~7分

ペリーヌ(こんなに良かっただなんて! 他にも素晴らしい楽曲があるようですし……ふふふ)

ペリーヌ(まだ皆は一通り終わってないのかしら。で、でも集合する前に後1回だけ、後1回だけ……)

ペリーヌ(そういえば、サーニャさんは8段に何度か挑戦してるようですし、私もそこを目指して……)

チャリーンッ

ペリーヌ「♪~ ♪~」カチャカチャ タンタンタンッ






1ヶ月後

ミーナ「今日は皆非番よ! ネウロイ、出ないわ! 予報では、出ないわ!!」

バルクホルン「本当か、ミーナ!」

美緒「よし、ではここら辺で休息を取るために……あくまで休息だぞ?」

シャーリー「ゲーセンいくぞー!!」

芳佳「……」

芳佳「あ、あのでも……最近全然ネウロイ出てませんし、そろそろ出てくるかも、なんて……」

ミーナ「大丈夫よ、ミヤフジさん。予報は絶対だもの。さぁ、皆を集めて。今日こそダーツでハットトリック出すわ!!」

美緒「私もミーナに負けていられないな!」

ルッキーニ「ウジュー! 今日は他の音ゲー触るーウジュウジュュ!!」

ペリーヌ(あの豆狸……ビーマニSP,DP共に皆伝でしたわ……おそるべし……私も早く7段を取らないと……)

リーネ「今日は気分を変えて、たまにはメダルゲームでも……」

サーニャ「今日こそスコアを詰めていくわ。AAA出すまで帰らない……」

エイラ「サーニャ……うん、大丈夫ダ、ワタシがついてるダロ……」

サーニャ「うん……。あ! そうだもうこんな時間」ポチポチ

芳佳「何してるの?」

サーニャ「タブレットで艦これ……E-6が何とか終わったから使った資材を戻さないと……」ブツブツ

芳佳「あぁ……」

芳佳(皆さん、ゲームも遊びもほどほどに……)






テテテテンッ デデデンッ!           つづく





オワリナンダナ
読んでくれた方、ありがとうございました。

書きたかっただけシリーズ。続きはありません。興味があったら是非ゲーセンへ。
なおサーニャの言動、腕前その他は全て私のモノを反映しました。

次回作戦開始予定:九月五日フタフタマルマル

某まとめサイト様、並びに各所でコメントくださる方、いつもありがとうございます。
それでは、また。

ストパンO.V.A.マデ5週連続デ投稿シ続ケルンダナ



このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年09月02日 (火) 15:03:24   ID: ERV0zZRq

面白くない評価低

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