貴音「県庁所在地?」 (39)

アイマス765プロ貴音メインのSSです。季節は冬です。
短めです。書きためてあるのですぐ終わります。
特にオチとかはないです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1409300871

小鳥「県庁所在地へロケ、ですか」

P 「ええ、ローカル番組なんですけどね。人選を任されまして」

小鳥「どんな内容なんですか?」

P 「毎週各県の県庁所在地へ行って、名産品とか観光名所を紹介するんですよ」

律子「ああ、あの企画、本格的に始まるんですか」

P 「全国とは言っても47都道府県全部ってわけにはいかないので12ヵ所ですけどね」

小鳥「へ~、面白そうですねぇ」

P 「1月からスタートして、12週ですから1クールですね」

律子「最初は春香を予定してたんですけど、春香がほら、ミュージカル決まっちゃって」

小鳥「あ~、それで誰か別の人を考えてるんですか」

P 「そうなんですよ。スケジュール的にも年齢的にも中学生組は厳しいので……」

律子「そうですね、遠くだと泊まりになりますし……」

律子「コホン、……あずささんなんかどうですか?」

律子「あずささんなら年齢的にもお酒の紹介もできますし」

P 「律子……あずささんなら一緒について行けるかも知れないとか思ってるだろう」

律子「……」////

小鳥(否定できないりっちゃんカワイイ!)

小鳥「じゃぁ貴音ちゃんはどうです? 他の子だと学校をお休みしなきゃだめですし」

P 「貴音だとほら……食レポメインになっちゃいそうで」

小鳥「あぁ……難しいですね」

小鳥「具体的にはどこへ行くんですか?」

P 「最初は北海道ですね。」

   ガチャッ

   貴音「ただいま戻りました」

   響 「ただいまだぞ~」

小鳥「ということは札幌ですか。時計台とか紹介するんでしょうか」

小鳥「あ、お帰りなさい、響ちゃん、貴音ちゃん」

貴音(札幌?)

P 「どうでしょうね、札幌の時計台というとガッカリ名所とも言われてますし」

P 「春香にクラーク像の前で『乙女よ大志を抱け!!』を歌ってもらおうと思ってたんですが」

律子「ベタすぎやしませんか?」

P 「いやいや、ありそうでなかったコラボだろう?」

小鳥「あと札幌というとラーメn

小鳥「あっ……」



貴音「あなた様、今のお話、詳しく聞かせていただけませんでしょうか」<●><●>

律子(あっちゃ~、貴音が帰ってきた時点で止めるべきだったわ)

P (アカン……やってもうた)

小鳥(ご、ごめんなさいぃ~)



P 「ど、どうした、貴音。仕事の方は無事終わったのか?」

響 「もちろんだぞー! 今日も完璧にこなしてスタッフさんにも褒められたんだぞー!」

貴音「そんなことより先程のお話、詳しくお聞かせください! 札幌らぁめんのお話を!」

P 「いや、ラーメンの話じゃなくて北海道ロケの話な」


(説明中)


響 「へ~、面白そうだな!」

貴音「札幌らぁめんろけですか」

P 「いや、だから北海道ロケな」

貴音「して、それはいつからでしょうか。響、早々に準備をせねばなりませんね」

響 「え? 自分も行くのか?」

P 「いやいや待て待て、まだ貴音にすると決まってないからな?」

貴音「……なんと!? わたくしではダメだとおっしゃるのですか!?」

貴音「あなた様はわたくしを札幌らぁめんろけに連れて行っていただけないのでしょうか!?」

律子「あ~あ、もうこれはダメね」

小鳥「すみません、ラーメンの話を出しちゃった私の責任ですね」

P 「いえいえ、音無さんのせいではないですよ」

P 「仕方ない、わかったよ貴音、この企画は貴音メインでいこう」

貴音「感謝致します、あなた様。この四条貴音、らぁめんろけを見事こなして見せましょう」

P 「いや、だから北海道ロケだから。ラーメンじゃないものも紹介するから」

(翌週)

P 「いよいよ来週から、各県の県庁所在地ロケが始まるぞ」

P 「最初は北海道、これは貴音と響。その次の週は岩手県だな」

響 「岩手の県庁所在地というと盛岡だな!」

P 「おっ、よく知ってるな」

響 「当たり前だぞ! 自分、完璧だからな!」

律子「盛岡も響ですか?」

P 「ああ、とりあえずこの2ヵ所は貴音と響で行く」

小鳥「盛岡は盛岡城跡公園、盛岡八幡宮、わんこそばの紹介だそうです」

貴音「……わんこ…そば? それはどのような?」<●><●>ズイッ

小鳥「ちょっ、貴音ちゃん、近い近い!」

(翌月)

P 「各県の県庁所在地ロケの3ヵ所目が決まったぞ!」

律子「次はどこですか?」

P 「宮城県だ」

律子「県庁所在地は……仙台ですか」

P 「今週から響が写真集の撮影に入るから今週は貴音と真でいく」

真 「やーりぃっ! ロケの仕事とかあんまり来ないから嬉しいです!」

響 「……それはどうかな……」

真 「どういうこと?」

響 「わんこそばの公式記録を軽々抜きそうになったのを店の人に止められたんだ」

真 「あ~……」

響 「ここだと正式な記録として認められないから、って言われちゃって」

P 「そのまま正式に認められる場所へ移動しようとするのを止めるのが大変でな……」

小鳥「あ、あはは……」

P 「というわけで今週は仙台だ、頼むぞ真」

真 「はい、わかりました! ……仙台か~、伊達政宗の騎馬像とかあるんですよね?」

小鳥「そうよ~、歴女なら一度は行きたい所よね~」

あずさ「仙台というと笹かまが美味しかったわね~」

律子「あっ、あずささんダメ!」

貴音「笹かま……? はて、美味しかったということは食べ物なのでしょうか」<●><●>ズイッ

あずさ「あっ……」(ご、ごめんなさいぃ~)



(検索中)



貴音「なるほど、笹かまぼこですか。伊達政宗、あっぱれなり!」

真 「いや、宮城ロケもちゃんとしようよ」

貴音「真、さっそく支度を。いざ、仙台!」

(翌週)

P 「今週のロケ地が決まったぞ! 栃木県だ」

小鳥「ということは宇都宮ですね」

律子(こ、これはまずい……餃z)

貴音「ぎょうざロケでございますね!?」<●><●>

律子(あっちゃ~)




P 「……貴音、今回は餃子はなしだ」

貴音「なんと!?」ガーン!

貴音「なんとおっしゃいましたか、あなた様……」オロオロ

P 「餃子はなしだ。そう、餃子はなしなんだ!」

小鳥(二度言った……)

律子(死刑宣告ね)

貴音「……」 orz

亜美「あっ、お姫ち→ん、次のロケ決まったの→?」

真美「どこどこ→? 来週もお土産期待してるよ→?」

貴音「亜美、真美、今回はお土産はないのですよ……」ヨヨヨ

亜美「え→!? なんでなんで→!?」

真美「また美味しいお土産食べられると思ったのに→!」

貴音「今回は、ぎょうざはなしだと……」

亜美「餃子?」

真美「ということは宇都宮だね」

お姫ちんは食いしん坊かわいい!

亜美・真美(!)ピコーン!

亜美「お姫ち→ん、ちょっとお耳を」

真美「拝借いたしますぞ」

貴音「なんでしょうか……」


(ごにょごにょ)


貴音「しもつかれ……なんと! そのようなものが!?」<●><●>

亜美「禁止されたの餃子だけっしょ→?」

真美「別のもの食べればいいじゃ→ん」

貴音「亜美、真美、大変感謝致します」

(翌週)

亜美「しもつかれ超おいち→ね!」

真美「お姫ちんありがとね→!」

P 「……亜美真美の入れ知恵だったのか……」orz

小鳥「終わってしまったものは仕方ありませんね」

律子「貴音に名産品を食べさせないようにすること自体、ムリなのかも知れませんねぇ」

P 「気を取り直して次だ、次! 次は山梨県!」

律子「県庁所在地は甲府市ですね」

小鳥「甲府と言えば信玄公! 歴女なら一度は行きたい甲府城!」

P 「……で、今回のパートナーなんだが……うーん」

小鳥・律子「?」

P 「……律子、竜宮のライブ明け休めですまないがなんとか頼めないか」

律子「えっ、私ですか!?」

P 「ああ、他に誰もスケジュール空いてないんだよ」

律子「ん~、どうしてもというなら……仕方ないですけど……」

律子「でもでも、テレビには映りませんよ!?」

P 「いやいや、そこを何とか! 頼む!」

律子「えぇ~!?」

P 「……秋月律子さん秋月律子さん、ちょいとこちらへ」ボソボソ

律子「なんですか、小声で」ボソボソ

P 「甲府といえば」ボソボソ

律子「甲府といえば?」ボソボソ

P 「甲府温泉」ボソッ

律子「!?」

P 「信玄公の隠し湯として知られる湯村温泉郷」ボソボソ

律子「!!??」

P 「信玄公が産湯をつかったと伝えられている積翠寺温泉」ボソボソ

律子「!!!???」

P 「などがございまして」ボソボソ



貴音「小鳥嬢、甲府の名物などをねっとで検索してみたいのですが……」

小鳥「あ、はいはーい」

律子「……わかりました、行きましょう!」

P 「行ってくれるか」

律子「不肖、元アイドル秋月律子、地方ロケを見事こなして見せましょう!」

小鳥(温泉に釣られちゃうりっちゃんカワイイ!)


 \オイシイ!/ \オイシイ!/ \ホウトウイェー!/


P 「……貴音、何見てるんだ?」

貴音「あなた様、ほうとうとは一体……?」



P 「……律子、くれぐれも頼んだぞ」

律子「まっかせてください! 温泉リポート、完璧にこなして見せますよ!」

P (アカン)

(翌週)

真 「律子、なんだかお肌ツヤツヤだね」

美希「ミキも温泉行きたかったの」

P 「仕事な。仕事だから」

小鳥「で、今週はどこなんですか?」

P 「今週は神奈川県ですね、県庁所在地は横浜だな」

P 「今週は近いから日帰りできるし誰でも大丈夫だな」

あずさ「あっ、はいはいは~い! 私行きたいです~!」

P 「律子、竜宮小町のスケジュールの方はどうなってるんだ?」

律子「今週は大丈夫ですよ」

P 「じゃぁ今週は貴音とあずささんで」

P 「……貴音、今週はくれぐれも頼むぞ、あずささんが迷子にならないように」

貴音「はい、重々承知しております。中華街でございますね」<●><●>

P (……不安しかないんだが……)

(翌週)

亜美「シュ→マイおいちいね!」

真美「超デリシャスだね→!」

春香「ほんと美味しい~、貴音さんのロケのおかげで毎週美味しいものが食べられますね!」

P 「食レポロケじゃないんだが……」

小鳥「もう諦めた方がいいんじゃ……あはは……」

P 「気を取り直していくぞ! 今週は滋賀だ!」

律子「県庁所在地は大津ですね」

P 「今週は貴音と雪歩だ、くれぐれも頼むぞ、雪歩!」

雪歩「はっ、はい! 四条さんとお泊まりロケ……」////

しもつかれは他県の人に勧められるようなもんじゃないぞ……
見た目からしてアウトだしたいしてうまいもんでもないし

貴音「小鳥嬢」

小鳥「はいはい、おおつ、めいぶつ、っと」カタカタ

P 「ちょっ、音無さぁ~ん」

小鳥「近江牛、スヤキ、琵琶湖ワイン、ふな寿司……」

貴音「ふな寿司……はて」

小鳥「ちょっと臭みのある料理だけど、納豆が大丈夫なら問題ないと思うわよ」

貴音「先日回転寿司なるお店へ行ったのですがそれとはまた別物ですか?」

小鳥「そうね~、にぎり寿司とは全く別物ね」

貴音「そうなのですか」



律子「……お土産には買ってこないでね、事務所が臭くなるから」

(翌週)

亜美「くちゃ→い!」

真美「わっ、なにこれ→!?」

あずさ「美味しいわ~、お酒が欲しくなるわねぇ~」

律子「ちょっとあずささん、事務所で開けないでくださいよー!」

貴音「大変おいしゅうございました」



P 「ふぎのほけひがひまったどー!」

律子「鼻押さえながらだと何言ってるかわかりませんよ」

P 「今週は大阪だ。県庁所在地は大阪市だな」

貴音「たこやきろけですね、承知致しました」<●><●>

P 「……いや、大阪ロケだからな? 響、頼んだぞ」

響 「わかったぞー……でもあんまり期待しないでほしいさー……」

貴音「上方出身の方から聞き及んでおります」

P 「何をだ?」

貴音「たこやき・お好み焼きはしっかり店舗を構えた店で食べてはならないと」

律子「どういうこと?」

貴音「チェーン店や有名店などではなく、下町のおばちゃんの店を訪ねなさいと」

貴音「そういう店の方が本場の味がするそうです。値段も安く、たくさん食べられると」

小鳥「へぇ~、そうだったのね」

貴音「しっかりと店舗を構えたお店は旅行客向けの味付けになっていたり」

貴音「王道ではない変わり種メニューで勝負している店も多いそうです」

P 「なるほどなぁ」

(翌週)

亜美「あれっ!? お土産、たこやきじゃないの→!?」

真美「でもこれはこれでおいち→ね!」

貴音「大阪のお土産といえば551の蓬莱、ぶたまんが定番なのだそうです」

小鳥「コンビニの肉まんとは全然違いますねぇ」

貴音「たこやきは時間が経つとべちゃべちゃになってしまうので」

貴音「お土産には向かないそうなのです。お土産用のたこやきは冷凍物でした」

P 「本場のものは本場で喰えってことか」

貴音「はい、大変おいしゅうございました」

貴音「お店ごとに少しずつ異なる味付けでしたが女将の温かみが伝わってくる至高の料理でした」

響 「でも20件は廻りすぎだぞ……」

小鳥「次の県庁所在地ロケはどこなんですか?」

P 「今週は広島です。県庁所在地は広島市ですね」

律子「広島は観光地も多そうですねぇ」

P 「平和記念公園に原爆ドーム、広島城に厳島」

小鳥「貴音ちゃん的には広島風お好み焼きかしら?」

貴音「いいえ、小鳥嬢! 広島といえば生牡蠣!」<●><●>クワッ!

貴音「広島風つけ麺も捨てがたいですがやはりここは本場の生牡蠣を食したいと思います!」

貴音「また殻付きのまま焼いて醤油やポン酢、レモン汁などをかけても良いですね」

貴音「座敷を設けて牡蠣料理を出す『かき船』なるものもあると聞き及んでおります」

貴音「それから……



P 「あ、今週もあずささんでお願いします」

あずさ「は~い、熱燗と焼き牡蠣、楽しみですぅ~」

P (完全に食レポになっとる)

(翌週)

あずさ「お土産は『川通り餅』と『吾作饅頭』よ~」

亜美「なにこれ→、ちっちゃくて食べやすいね」

真美「おいち→ね!」

P 「あ、これほんと美味しい。川通り餅、か」

律子「女性でも食べやすくていいですね、これ」

P 「よし、今週のロケ地を発表するぞ! 今週は山口県だ」

P 「都道府県は山口市だな……やべ、下関市だと思ってた」

律子「下関、有名ですもんね」

貴音「しものせき!」<●><●>クワッ!

貴音「その地名は聞いたことがあります。ふぐ刺しが有名だと!」

貴音「いざゆかん、下関!」



律子「もうこの企画、食レポにした方がいいんじゃないかしら……」

P 「ああ、俺もそう思ってたところだ……あ、今週もあずささんで」

あずさ「はぁ~い」

P 「貴音、下関市じゃなくて山口市だからな~」

(翌週)

P 「今週は愛媛だ! 県庁所在地を答えられた子がパートナーだ!」

雪歩「愛媛は松山ですぅ~」

P 「正解!」ピンポーン!

P 「スケジュール的にも雪歩で大丈夫だな、雪歩、いいか?」

雪歩「はい、もちろんですぅ~」

貴音「いよかん! いよかん!」(松山城、道後温泉などでしょうか)

P 「貴音、逆、逆」

雪歩「いよかんも美味しいですけど、坊ちゃん団子や薄墨羊羹も美味しいですぅ~」

亜美「坊ちゃん団子?」

雪歩「夏目漱石の『坊つちやん』に出てきたことでその名前が付いたお団子ですぅ~」

雪歩「小豆と卵と抹茶で色づけされた三色のお団子だよ」

真美「え→、超美味しそう!」

雪歩「薄墨羊羹も抹茶の香りがする羊羹で、全国的にも数々の賞を取ってる銘菓なんだ~」

P 「さすが、お茶が絡むと詳しいな」

雪歩「あとあと、タルトも有名ですぅ。柚風味で美味しいらしいです~」

(翌週)

P 「いよいよ県庁所在地ロケも最終回となった!」

P 「12回目のロケ地は大分県! 大分市だ」

P 「大分市だが湯布院のある由布市にも行くそうだぞ」

小鳥「温泉いいわね~」

響 「最終回のパートナーは自分なのか」

P 「ああ、頼むぞ響。貴音があの状態だからな……」

貴音「城下かれい……関あじ、関さば……」ハァハァ

響 「あー……わかったぞー」

貴音「さて、12週に渡る食れぽろけも終わってしまいましたがいかがでしたでしょうか」

貴音「県庁所在地という言葉にこだわった意味、ご理解いただけましたでしょうか」

貴音「勘の良い方やあの方のファンだった方の中にはお気づきになられた方もおられるやも知れませんね」

貴音「わたくしはこの歌でしもつかれ、ほうとう、城下かれいなるものを知りました」

貴音「このシリーズもまだ続けられそうでございます」

貴音「次回はどの歌をてぇまにしましょうか。うふふふ」

貴音「ろっくんろぉる県庁所在地♪」

ttps://www.youtube.com/watch?v=beXwKZiyBlY

END


今回は完全コメディ路線で。
また恋愛路線も書いてみたいなぁ。

>>13
お姫ちんは食べているときが一番かわいいですね

>>21
実はしもつかれ食べたことないんですよ(´・ω・`)
森高は何故このチョイスだったのかちょっと謎ではあります。

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