【ごちうさ】秘密の遊び【R-18】 (39)
※一部地の文つきの小説体になります。
※途中から十八禁だよ。
ある日の夜
ココア「もうこんな時間、早く寝ないとまたチノちゃんに怒られちゃうよ」
ギィ…
チノ「……ココアさん、起きてますか」
ココア「ひゃいっ!? ……なんだチノちゃんか、びっくりした~。どうしたの?」
チノ「あの……その……」モジモジ
ココア「? おトイレ?」
チノ「違います。……とりあえず、入っても良いですか」
ココア「うん。よくわからないけど、ゆっくり聞かせて」
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チノ「本当はいけないってわかってるんです。こんなこと頼んじゃダメだって…」
ココア「何のことかわからないけど、チノちゃんの頼みならなんだって聞いちゃうよ!」
チノ「ありがとうございます……でもあの、ココアさん。断っても良いので、私のこと嫌いにならないでくださいね」
ココア「私がチノちゃんのこと嫌いになるわけないよぉ。どうしたの?」
チノ「実は……」
チノ「…………////」プルプル
ココア「ごくっ……」
チノ「ココアさんに私の足を舐めてもらいたいんです!!」
ココア「…………えっ」
ココア「……足って、足だよね?」
チノ「はい。普段地面を歩くのに使い、靴下を履く部位であり、ボールを蹴る動作に用いる足です」
ココア「……チノちゃんの足を、私に舐めて欲しいと」
チノ「すいませんやっぱり気持ち悪いですよね私もう」
ココア「待って待って! 別に嫌とは言ってないよ!」
チノ「えっ、じゃあ……」
ココア「しても良いけど……理由をちゃんと知りたいな。何の理由も無いわけじゃないんでしょ?」
チノ「それは……」
チノ「昨日のことです。私は可愛い女の子のイラストがいっぱいあるサイトの絵をスマホで見ていました」
チノ「その中に、女の子が足を差し出し、別の女の子に舐めさせているイラストがあったんです」
ココア「……チノちゃん、携帯にフィルタリングはしたほうが良いよ…?」
チノ「しています。それでも見れたサイトがありまして」
チノ「なんというか、こんなの何が楽しいんだろうと最初は思ったんです。けど……」
ココア「けど?」
チノ「……その、気がついたらココアさんに舐めさせる瞬間を想像していて、ドキドキして、実際にしてみたくなって」
ココア「舐める側の想像はしてみたの?」
チノ「そっちは全然なんとも思わなかったです。他の人で想像してもいまいち……」
ココア(チノちゃんSなんだ…!)
チノ「ココアさん。こんなくだらない理由で、こんな酷いことお願いしてすいません」
チノ「勿論、断って構わないです。できれば忘れてくれたら――」
ココア「足を舐めれば良いんだよね?」
チノ「えっ。あの、ココアさん?」
ココア「ちょっと恥ずかしいけど…チノちゃんの足なら、良いよ。すごいすべすべだね……」ナデナデ
チノ「! じゃ、じゃあ……ココアさん、お願いします」
恐る恐る差し出されたチノの左足、その親指へ、ココアは舌先を這わせた。
「あっ……ん」
チノの体がびくっと震え、息が荒くなる。ココアを見下し、己の足を舐めさせることへの背徳感から、チノの中の興奮は留まることを知らず膨らんでいく。
ココアは舌先でちろちろと、転がすように指先を舐め続けた。足を舐めさせられているという事実に、不思議と鼓動がどんどん大きくなっていくような気がした。
やがてココアは、舐めていた親指と、その隣の人差し指を口に含んだ。
(ちょっとしょっぱい……お風呂入ってそんなに経ってないからか、良い匂いがする……)
グチュ、クチャ、と小さな音が、静かな部屋の中に響く。それ以外は二人の荒い呼吸の音しかしない。チノは時々、むずがるように右足を震わせた。ココアはそれに構わず、爪の間、間接部分、指の間と、丁寧に舐めていく。
「どう、チノちゃん? どんな感じ?」
ココアがチノの足から僅かに顔を離し、顔を見上げた時、チノは心臓がどくんと跳ねたように感じた。
その時チノは、下から見上げられたことによる優越感から、自分で思ってもいないほど邪悪な笑みを浮かべていた。上目遣いのココアの頭を踏んでみたい、とまで一瞬考えた。
そのことに自分で気づき、表情を無理やり引き締め、考えを振り払う。
「すごく……すごく良いです……」
「私もね、結構楽しいかもしれない……」
ココアは口の位置を少しずつずらしながら、チノの可愛らしい指を言われるまでも無く丁寧に舐めていく。チノが己の征服欲を満たしていく中で、ココアもまた、チノに支配されることに段々と心地よさを感じていた。
「はぁっ、はぁっ」
「ん……ちゅっ」
互いの荒い息の音と、湿った音が部屋の中に篭もる。どことなくいやらしいその雰囲気が、二人をより興奮させた。
(チノちゃんの足……舐めさせられて、屈辱的で……でもなんでだろう、それが凄く……気持ち良いよぉ……)
小指まで舐めたココアは、チノの足を口の奥までくわえこんだ。足にすがりつくようにし、ゆっくりと舌を動かす。丁寧に丁寧に、チノの足から汚れを落すように舌を這わせる。
気がつけばココアは、チノの足を惚けた顔で、一心不乱に味わっていた。チノもさすがに不安になり、ココアを止めようとする。
「ココアさん、もう良いです……そこまでしなくても」
「んちゅっ……舐めさせて」
「へ?」
足から口を離したココアは、蕩けた顔でそう言った。チノは数瞬、何を言っているのかわからなかった。
「チノちゃんの足を、舐めさせて……ください。お願いします」
「!!」
チノの背筋を、ぞくぞくと快楽が迸った。自分の足を舐めてココアが悦んでいることに、そしてそんなココアを見下し、どうにでもできる状態にあることに、震えるほどの快感を覚えたのだ。
「じゃあ、そんなに言うなら……良いですよ。舐めなさい」
あえて強い命令口調で言い、すっと再び白い足をチノは差し出す。それにココアは息を荒げ、我慢できないというようにむしゃぶりついた。
「あむっ、ちゅっ、ぐちゅっ…」
「ココアさん、犬みたいですね……そんな汚い音立てて悦んで舐めるなんて、変態じゃないですか」
「むちゅっ……そうなのかな……でも、ドキドキして、気持ち良いよ……」
恍惚の表情でそんなことを口にするココアを見て、チノの中にはさっき振り払った、頭を踏んでみたいという欲望が再び燃え上がっていた。
頭を踏みたい、踏んで、顔を地にこすり付けさせて、それでも私の足を舐めようとする無様なココアの姿が見たい。
そんな得体の知れない情欲に駆られ、実行しようとしたその時、階下からガタンという音がした。
「!? もうこんな時間ですか」
「ふぇっ? ……は、早く寝なきゃ明日起きられないよ!」
チノ「すいませんココアさん、こんな時間までつき合わせてしまって」
ココア「ううん、良いんだよ。私も、その……楽しかったし」
チノ「……よかったらまた、してもらって良いですか?」
ココア「うん!」
チノ「あ、当たり前ですが今日のことは秘密ですよ」
ココア「二人だけの秘密、だね。勿論わかってるよ」
チノ「それでは、おやすみなさいココアさん」
ココア「おやすみチノちゃん」
チノ(足がココアさんのよだれでべたべたです)
チノ(それにしても……凄かったです。ココアさんの、あの表情……)
チノ(いけない、興奮していては眠れません。何か他のことを考えましょう)
チノ(……次はもっと、すごいのを調べてしてもらいましょう)ドキドキ
ココア(チノちゃんの指、柔らかくて……)
ココア(チノちゃんはSみたいだけど、私ってひょっとしてMなのかな?)
ココア(チノちゃんに全てを委ねて、私がみんなチノちゃんのものになっていく気がして)ドキドキ
ココア(……いけない。興奮しちゃ眠れないよ。他の事考えなきゃ……)
ココア(……次はいつ、してくれるのかなあ)
翌日
千夜「ココアちゃん、良いことあったの?」
ココア「えっ!? そ、そんなことないよ?」
千夜「そう? なんかぼーっとして、時々によによ笑ってるから、ついに変になっちゃったのかと」
ココア「ついにって……まぁ、良いことはあったかな」
千夜「あら、なになに?」
ココア「うーん……秘密♪ そう約束しちゃったからね」
千夜「ふぅん」
千夜(チノちゃんと進展でもしたのかしら……♪)
マヤ「チノ、今日はなんか元気だな!」
チノ「そうですか? そんなことありませんよ」
メグ「でもなんか、いつもよりちょっと楽しそう~」
チノ「……まぁ、今は色々楽しいことを考えてるので」
マヤ「おっ、なになに?」
メグ「教えて~」
チノ「秘密です。そう約束しましたから」
マヤ「ちぇー」
メグ「残念~」
マヤ(これはひょっとしてココアと……)
メグ(そっとしといてあげようね、マヤちゃん)
ココア「…………」チラチラ
チノ「…………」チラチラ
リゼ「……? お前らどうした? また喧嘩でもしたのか?」
ココア「ううん、なんでもないよ?」
チノ「ええ、なんでもありません」
ココア「……」チラチラ
チノ「……」チラチラ
リゼ(チノはココアの顔ばかり見てるし、ココアはチノの足ばかり見てる)
リゼ(一体どうしたって言うんだ…?)
数日後・夜
チノ「ココアさん、起きてますか…?」
ココア「ん、起きてるよ……ひょっとして、また?」
チノ「いえ、今度は足を舐めて欲しいわけではありません」
チノ「あれから色々と調べてみて、ごくごく簡単なしてみたいことがいくつかあったので、それをしてみようかと」
チノ「もちろん、ココアさんが良いと言うなら、ですが」
ココア「どんなことするの?」
チノ「以前千夜さんから『チノちゃんにもいつか必要になると思うの』と言って手渡されたこの手錠と」
チノ「大きめの布で作ったアイマスク、これをココアさんに身につけていただこうかと」
ココア(後で千夜ちゃん〆とこう)
ココア「それだけで良いの?」
チノ「後は……その、ココアさんを踏ませて欲しいです」
ココア「踏みたいの? うん、それくらいなら良いよ」
チノ「それから……ココアさんって、Mですよね?」
ココア「チノちゃん? そんな言葉どこで知ったの?」
チノ「ネットの海で知りました。もしそうなら、…ココアさんのこと、ちょっといじめてみたいです」
ココア「チノちゃん、本当にSなんだね…」
チノ「みたいです。……ココアさんが嫌がったらすぐにやめますから、良いでしょうか」
ココア「うん、いいよ……私も、本当にMみたいだから」
チノ「ありがとうございます。それでは早速」
カチャカチャ、と手錠を後ろ手に装着させ、足にもつける。鍵はココアの机の上に置いた。ココアが手を動かすと、上下や内側に多少は動くが、それ以外にはどうにも動かせない。
「チノちゃんに動けなくされてると思うと、ちょっとドキドキしてきたよ」
「私は、これからのことを思うとドキドキしっぱなしです」
「チノちゃんにどんなことされちゃうのかな?」
期待と冗談が半々に混ざった笑顔をチノに向ける。
「すぐにわかりますよ……目を瞑ってください」
チノはココアにアイマスクをつけた。
「どうですココアさん? 見ようとしても見えない、動こうにも動けない状態は」
「んっ……なんか、ちょっと怖いよ」
手を動かしどうにか視界を確保しようとするが、手錠の音ばかりが虚しく聞こえるだけだった。
「ココアさん。踏みますから、ちょっと横になってもらって良いですか」
そう言われ、ココアは足を小刻みに動かし、ベッドの位置を探そうとする。それを嘲るように、チノは言った。
「何してるんですか。床でだって横になれますよ?」
「う……は、はい」
ココアの胸に、以前と同じ高鳴りが訪れた。チノに支配されることに体が悦びを感じているのがわかる。年下の女の子に踏まれようとして興奮している、そんな変態的事実にも快感を感じていることを、ココアは認めざるを得なかった。
そんなココアの背中に、チノの小さな足が乗った。ぐいっ、ぐいっと、チノの足がココアの背中を押す。痛いほどではなく、むしろマッサージに近い。だが、ココアの精神を縛るには充分だった。
視界を塞がれたまま、絶対的な優位を奪われているこの状況に、ココアは蕩けるような心地よさを感じていた。
「どうですココアさん。こういうのも気持ち良いですか?」
「うん……チノちゃんの足、感じるよぉ…」
はぁはぁ、とココアは息を荒げ、おねだりするように体を反らした。その姿に、チノは言いようの無い感情の昂ぶりを感じた。
「ココアさん、踏まれて悦ぶマゾのド変態なんですね。可愛い。気持ち悪い変態のココアさん、可愛いです」
チノの発する一語一語に心を縛り上げられ、思考を奪われていくような気がした。もっと、もっと縛られたい、チノに罵られたい、ココアの頭をそんな考えがよぎった。
「そんな変態さんなら、ココアさんのこと、もっと悦ばせてあげなきゃいけませんね……」
チノは背徳感と期待、なにより征服感から、思わずにやりと笑った。ココアからは絶対に見えないために、抑えることなく感情を表に出した。
そしてチノは、ココアの頭に足を押し付けた。
「ほらココアさん。私の足で顔を踏んで欲しかったら、横を向いてください」
「はぁ、はぁ……ふわぁい…」
ココアは素直に横を向き、チノの足にその柔らかな頬を差し出した。チノはその顔を、容赦なく、しかし優しく踏みつける。ココアは嬉しそうに顔を上気させ、口元を緩めるた。
「変態、踏まれるのがそんなに良いんですか。顔を赤らめて、犬みたいにだらしなく口を開けて……情けないお姉ちゃんです」
「!!」
ココアの体に、電流のように快楽が走った。
「お姉ちゃん。妹に踏んづけられて気持ち良くなって、やらしい顔晒しちゃうココアお姉ちゃん。可愛いです、変態のお姉ちゃん。可愛い。すごく、すごく……ね、お姉ちゃんなのに、情けないですね…」
「はぁ……う、あぁ……」
「ねえ、ほら。言ってみてくださいよ。私は妹に踏まれて悦ぶ変態ですって。もっと踏んでくださいって」
「う……」
お姉ちゃん、と呼ばれて罵られ、ココアは強烈な気持ちよさを感じた。しかし同時に、そんな恥ずかしいこと妹の前で言えない、という自尊心が僅かに蘇って来ていた。
「ねぇ、ほら。足……また、舐めたいんじゃないですか」
しかしその言葉にびくっと反応し、ココアは舌を出し、息を荒げた。
「そんなに舐めたかったんですか。おねだりの仕方は教えましたよね? ちゃんとおねだりできたら、舐めさせてあげますよ……?」
それを聞いたココアの心はもはや、ちっぽけな自尊心も砕かれ、抵抗しようという気は微塵も起きなくなった。ただ、チノに踏まれたい、チノの足を舐めたい、服従したい、そんな気持ちで頭がいっぱいになった。
「私……私は、妹に踏まれて悦ぶ変態です! もっと踏んで、足を舐めさせて、ください……!!」
チノは心の中で、征服欲が一瞬で大きく満たされていくのをはっきりと感じた。目の前でココアが、舐めさせて欲しいとおねだりをしてきたのだ。
日頃共に暮らしている人間のそんなあられもない姿に、全身が震えるほどの興奮を覚えた。
「そんなに、舐めたいんですか? そんなに踏まれたいんですか? 威厳なんてみんな捨てちゃってまで。……変態。お姉ちゃんの、変態! でも、良いですよ。ちゃんとおねだりできましたから。よくできました、良い子良い子」
足でココアの頭を撫でると、ココアは嬉しそうに口を開け、犬のように息を吐いた。
「私は変態です……もっと踏んで、いじめてください……」
はっはっはっ、と荒く息を吐きながら、ココアが待ちきれないように言う。
「全く……ほら、たっぷり舐めなさい」
チノはココアの頭を右足で力強く踏み、その口元へ左足を運んだ。すぐさま、ココアはチノの足へ舌を突き出す。
「ぺろ……んちゅっ」
「すごく……すごく無様ですよ、お姉ちゃん。最高です。可愛いです。せっかくですし写真も撮っておきますね」
カシャリ、カシャリと携帯のシャッター音が鳴り響く。自分のこんな姿がチノの携帯に残る……誰かに晒されるかもしれないという考えが、よりココアに大きな悦びをもたらした。
「ココアさん、大好きです。もっともっと、可愛くて無様な姿、見せて……」
その時、階下で聞き覚えのあるガタッという音がした。はっとして、二人が時計を見ると、時間は深夜一時を回っている。
「いけません、もうこんな時間。ココアさん……」
もう寝ないと、と言おうとした。しかしチノは、自分に踏まれながら嬉しそうな顔で足を舐め続けるココアを見て、もう少しだけ、そう思った。
チノはココアの頭から足を離し、目隠しと手錠を外した。
「チノちゃん……?」
もの欲しそうな顔でココアがチノを見上げる。その顔に、チノは右手の指を差し出した。
「ココアさんは、逃げたければ逃げられます。体の自由はいくらでも利きます。私は命令しません。自分の意思で、この指を舐めたければ舐めてください」
ココアの胸がどくん、と一際大きく高鳴った。やめようと思えばやめられる。この状況で指を舐めるのはまるで、チノに隷属を誓うようなものだろう。
まるで待てを命じられた犬のように、ココアはしばらくぼうっと白く可愛らしい指を眺めていた。
しかし自分でしたその想像に、やがてココアはたまらずチノの指へとむしゃぶりついた。柔らかな指先を、硬い関節部分を、幸せそうに舐めてゆく。自分がチノのものになる感覚に、ココアは絶頂にも似たものを感じた。
そして、指から伝わるくすぐったさと、完全に服従させた悦びから、チノもまた何も考えられないほどの悦びを味わっていた。
「変態のお姉ちゃん。大好きです、ココアお姉ちゃん……」
よしよし、と褒めるように左手でココアの頭を撫でた。ぼーっとした顔で、ココアは一心不乱に指を舐め続けた。
さすがに時間が無くなり、指を引き抜く。ココアはなおも物足りなそうにしていたが、やがて諦めたのか、それとも疲れが出たのか、眠そうに目を擦った。
チノ「……ごめんなさい。ココアさん」
ココア「? どうしてチノちゃんが謝るの?」
チノ「私はココアさんのこと……その、本当に、す、素敵なお姉ちゃんだと思っています」
チノ「なのでその、今日は言い過ぎました。これからもお姉ちゃんでいてくれたら、嬉しいです」
ココア「チノちゃん……大丈夫だよ。私はチノちゃんのお姉ちゃんだよ」ナデナデ
チノ「ん……」
ココア「それに、言われて結構気持ちよかったし」
チノ「もう、しょうがないお姉ちゃんですね」
チノ「随分遅くなってしまいましたね……おやすみなさい、ココアさん」
ココア「おやすみチノちゃん」
ココア「……ね、ねえ」
チノ「? なんです?」
ココア「えっと……チノちゃん、さっき私のこと、大好きって言ってくれたよね」
チノ「そ、それは、その場の勢いと言うか、なんというか」ワタワタ
ココア「でも、私以外の人とこういうことしたいとは思わないんでしょ?」
チノ「……はい」
ココア「あのね……私も、その……チノちゃんのこと……好き」
チノ「!!」
ココア「足舐めて興奮するなんて、私がただの変態なんだって思ったけど、チノちゃん以外の人のなんて舐めたくないの」
ココア「チノちゃんのこと大好き。このことは言い出すきっかけになったけど、本当はもっとずっと前から……好きだったよ」
ココア「あんなことした直後に言うのもどうかと思うけど……私と、付き合ってください!」
チノ「……ココアさん。私も、ココアさんのこと大好きです。ずっとずっと好きでした。これからもよろしくお願いします」
ココア「うん、よろしくね。チノちゃん」
ココア「……今度はもっと、恋人っぽい遊びもしてみようね」
チノ「/// もう、ココアさんは本当に変態なんだから。……楽しみにしていてください」
ココア「今日は一緒の布団で寝ようねー」
チノ「はい、ココアさん」
続き 少し 待つ 私 直す
またある日の夜 ※ここからほんとに十八禁だよ。もうなんかただのエロだよ。
千夜「シャロちゃーん。起きてる? 今日も良いかしら?」
シャロ「またするの? あんた本当に好きね」
千夜「だって……我慢できないわ。あんな快楽知っちゃったら」
シャロ「もう、しょうがないわね」
千夜「ごめんね、今日したらしばらくは我慢するから」
シャロ「そうね。できればもうしないでほしいけど」
チャリ チャリ
シャロ「全く、あんたもとんだ変態よね。服着てるとはいえ、首輪に犬耳、お尻に尻尾まで挿して、目隠しで夜中に近所を散歩するなんて」
千夜「リードを持って連れて行ってくれるシャロちゃんも、うっかり見つかったら変態仲間ね♪」
シャロ「私にそんな趣味ないわよ。全く、恋人とはいえ幼馴染のこんな姿見ることになるなんて……」
千夜「だって……こんなえっちな格好で、普段歩いているところを歩いて、もしかしたら誰かに見つかるかもしれない」
千夜「なにより、何も見えない状況で大好きなシャロちゃんに全てを任せ切っていることにぞくぞくするわ」
シャロ「はいはい。全く、人に見られる前に帰――」
??「こういうお散歩も中々楽しいですね」
??「本当にワンちゃんになった気分だよ……ドキドキするね~」
シャロ「!? 聞き覚えのある人の声!? 千夜、どっかに隠れるわよ、早く!!」
千夜「なに、どうしたのシャロちゃん!?」
チノ「!!」
シャロ「!!」
ココア「?」
チノ「こ……こんばんは」
シャロ「こんばんは……何してるの?」
チノ「ココアさんと……散歩です」
シャロ「そう。私は千夜と……散歩よ」
ココア「え、なに、シャロちゃんと千夜ちゃんがいるの?」
千夜「ココアちゃんとチノちゃんがいるのかしら?」
チノ「……見なかったことに」
シャロ「そうしてくれると助かるわ」
チノ(尻尾……そういうのもアリですね。でもあれ、どこにつけてるんでしょう…?)
ココア(何が起きてるのか目隠ししててよくわからないよぉ)
シャロ(…………)
千夜(シャロちゃんが怒ってるのが見なくてもわかるわ……)
シャロ宅
シャロ「もう、あんたのせいで私まで変態と思われるじゃない! そもそも付き合ってることさえ隠してたのに!」
千夜「ま、まあまあ、落ち着いて。向こうだって同じ状況だったんだから、知られても特に問題は」
シャロ「あんたと外に出なければ、友達のあんな姿も見なくて済んだのよ!」
シャロ「……もういいわ」
千夜「し、シャロちゃん……?」
ドンッ
ガバッ
千夜「ちょっ、シャロちゃん何を」
シャロ「千夜、最近よく私を調教してって言ってたわよね……?」
シャロ「良いわ。たっぷりしてあげようじゃない。普段から、もうちょっと従順になるように」
千夜「シャロちゃん……」ドキドキ
押し倒した千夜の唇へと、シャロはゆっくりと口付けた。そのままじっくりと千夜の口の中を舐っていく。
「んっ……」
口内を犯され、抵抗もせず、千夜はシャロにされるがままになっていた。そのまま、シャロは口内を隅から隅まで舐め尽し、口を離す。
「……なんか、つまらないわね」
「えっ?」
「普通にしたんじゃ、大して抵抗せずに受け入れそうだし……あ、お仕置きなんだし、前部屋で見つけた手錠つけて放置プレイで良いかしら?」
「そんな……嫌よ、つまらないわ。そんなの」
本気で悲しそうな顔をする千夜に、シャロはさすがに少し申し訳なくなった。
「うーん……そうだわ。それなら千夜、私の目の前で、自分で気持ちよくなってみてよ。勿論、見て欲しかったらおねだりしてね」
「!!」
シャロがにやりと意地悪く微笑むのを見て、千夜は電流が走るような衝撃を受けた。長い付き合いのあるこの少女が、こんな顔を自分に向けるのを始めて見たのだ。
自身に自覚は無かったが、シャロもまた、この状況を楽しみ始めていた。日頃自分のことを弄る千夜のことを、ここぞとばかりに弄り倒そうと思っていた。
千夜は恥ずかしそうに服を脱ぎ、するすると下着も脱いだ。女性として恵まれた肉体を露にした千夜は、あることに気づく。
「あ、尻尾つけっぱなし……」
「別に良いじゃない。むしろあんた変態なんだから、出し入れして気持ちよくなってみたら?」
千夜は体内に挿れたままの尻尾を取ろうと伸ばした手を引っ込めた。
「それにしても……すごい体よね」
シャロは千夜の目の前まで行き、ぶつかるギリギリまで顔を寄せて、まじまじと体を眺めた。ふっくらとした乳房、可愛らしい臍、既に湿り気を帯びている秘部……。隅から隅まで、舐めるようなシャロの視線に、千夜は興奮せずにはいられなかった。
そんな千夜に、シャロは耳元で囁く。
「見られただけで息荒くしちゃって……こんなえっちな体した、ドMの変態なんだから、下品で淫らなところ、早く私に見せなさいよ」
千夜はシャロに緊縛されたような気持ちになった。肉体的にではなく、少しずつ精神的に支配されてゆく。その感覚に、千夜は打ち震えた。
同時にシャロも、千夜が自分の言うとおりになり、酷いことを言われて悦んでいる姿に、これまでに感じたことの無いような胸の高鳴りを感じていた。
「わ、私……シャロちゃんの目の前で、ハァ、自分でいじっていっぱい気持ちよくなります……みっともないところ、見ててください…!」
千夜は左手で自身の陰部をいじり、右手で胸を揉みしだいた。くちゅくちゅと湿った音が狭い家の中に響く。悦びに満ちた顔で自身のそこをいじる千夜を、しかしシャロは、あえて冷たい目でつまらなそうに見ていた。
(私の命令であんな恥ずかしい格好してるのよね……私の命令で……)
千夜が痴態を晒す事に興奮していないわけではなかったが、それ以上にシャロは今、千夜のことをいじめていたかった。
シャロに見下されている。その氷のような目線が快楽となって、千夜の体を貫いた。
「もっと、もっと見て。シャロちゃん、シャロちゃん……!」
指先で秘部を見せびらかすように開き、陰核をいじくる。乳房に当てていた右手を尻尾にあてがい、菊門から奥まで入っていたそれを出し入れする。シャロに見られながらする自慰は、普段している何倍も気持ち良いものだった。
それを見てシャロは、にやりと笑い、楽しそうに言い放った。
「気持ち悪い」
「あっ…ん……ふあぁ」
シャロの言葉に体が敏感に反応し、さらに感度を上げる。そこから出る音は、ぐちゅぐちゅと水っぽい音に変わり、体液は床にこぼれだしていた。
「どうしようもない変態ね、そんなに見られたいなんて。うちの床こんなに汚しちゃって。ねえ、どこがどんな風に気持ち良いの? その口で私に教えてよ?」
千夜のあごをそっとつかみ、シャロが楽しそうに言う。シャロは自分がこの状況を楽しんでいることに既に気づいていた。千夜をいじめたい、もっと曝け出させたい、そう思った。
「私の、ここが……」
「どこ? ちゃんとその口で、わかるように説明しなさい」
「っ! ……私の、……」
口に出すのがさすがに恥ずかしいのか、顔を真っ赤に染めて千夜は口を閉ざしてしまった。それを見て、シャロは冷めた目つきでそっぽを向く。
「そう。じゃあ今日はここまでね」
「シャロちゃん待って! ……わ、私の、お汁だらだら垂らしてる変態お○○こ、見ててぇっ!」
ぐちゃぐちゃとかき回すように指を動かし、蕩けた顔で千夜は叫んだ。床にびちゃびちゃと音を立てて愛液がこぼれる。そんな千夜を見て、シャロは優しく微笑んだ。
「ええ、見ててあげる。私の前で、気持ち良く果てちゃいなさい」
「あっ……んん――!!」
千夜の体がびくんと跳ねる。絶頂し、惚けた顔で小刻みに震える彼女を見て、シャロは服を脱ぎ始めた。
「シャロ……ちゃん?」
「千夜がメスの顔でイッちゃう姿見てたら、私も興奮してきちゃった……ねえ、ここ舐めてよ……」
「わかったわ。シャロちゃんのそこ、舐めれば良いのよね……」
ハァハァと吐息を荒げ、シャロの陰部にしゃぶりつこうとする千夜の頭を、シャロは押さえた。
「その前にほら、これつけてあげるわ」
千夜の頭にさっきまでつけていた首輪と目隠し、そして犬耳をつける。シャロはそんな千夜の頭を優しく撫でた。
「私にされるがままになってれば良いんだから、視界なんていらないでしょ。ねえ、ワンちゃん?」
あやすような声で言い、千夜の口へ自身の下の口へあてがった。千夜は待ちわびていたようにそこへ舌を伸ばす。シャロの陰部から滴る雫を一滴たりとも逃すまいとでもするように、一心不乱に舐め続けた。同時に、自身の陰部もいじり続ける。
シャロの体内に、千夜の舌から伝わる快楽が溢れていく。
「上手上手。胸を揺らして、犬みたいに舐めて……こうしたほうが嬉しいんでしょ、この変態」
シャロが千夜の頭を自分の体に押さえつけると、千夜はくぐもった声をあげながらも、さらに激しく舌を動かすのだった。
千夜はシャロの秘部をかきまわすように舐めながら、いまにもいきそうと言うように指を激しく動かしていた。
「イキそうなの千夜? 良いわ。私ももう……一滴も零さず、全部口で受け止めなさい!」
コクコク、と僅かに首を縦に振り、ジュルジュルと音を立ててシャロの陰部をむしゃぶる。そんな千夜の様子に、シャロは単純な性的快感と同時に、千夜を支配しているその征服感に酔いしれた。
「あっ、千夜、私もう――っ!!」
「んっ、んんー!!」
シャロは一際強く千夜の頭部を押さえつけ、絶頂の快感が収まるまで、二人はそのまま放心し続けていた。
千夜「はぁー…………はぁー……」ポヤー
シャロ「うわぁ……なんていうか……大丈夫?」
千夜「シャロちゃん……えへへぇ」ペロペロ
シャロ「ああ、こら。零したからって床舐めなくていいから」
千夜「はぁ……はぁ……」ポヤー
シャロ「……ダメだこりゃ。ほら、こっそりあんたんちのお風呂入りに行くわよ」
千夜「ふわぁい」テクテク
シャロ「服着ろ」
千夜「シャロちゃん、ありがとうね」
シャロ「何よ、藪から棒に」
千夜「私のこんな性癖に付き合ってもらっちゃったから。……気持ちよかった?」
シャロ「ん……まあ、悪くは無かったわ。普段が普段だから、千夜より上位になるっていうのも、中々」
千夜「そう。それなら良かった。シャロちゃんに無理は、させたくないから」
シャロ「別に性癖云々なくとも、夜中の散歩くらいなら、たまには付き合うわよ。……千夜のこと、好きだし」
千夜「私も、シャロちゃんのこと大好きよ」
千夜「だから次は、全裸で夜中の街を」
シャロ「却下」
おしまい
よく考えなくてもこれごちうさじゃ無くて良い。
シャロ千夜はなんか難しかったけど、乱れる千夜ちゃん書きたくてつい書いてしまいました。
リゼちゃんは全然絡んできませんでしたが、多分家で一人自縄自縛して遊んでたりすると思うんです。
文章力に自信はありませんが、楽しんでいただけたら幸いです。
個人的には リゼ⇒ドM 青山⇒ドS マヤ⇒M メグ⇒隠れドS タカヒロ⇒M だと思う。ティッピーはわからん。
ドン・ガバチョ……
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