恭子「末原ジオ?」 (117)
郁乃「そう、国麻前の特別番組ってことでな、末原ちゃんにオファーが来てるんよ~」
恭子「辞退します」
郁乃「ええ~」
洋榎「いやいや、これ断ったら大阪の恥やろ」
恭子「主将!?」
洋榎「しかしなんで恭子なんやろな。しゃべりやったらうちの方が恭子の倍はおもろいのに」
郁乃「何でも相手役のスーパーアナウンサーが、イジリがいのある人がええゆうてて~」
恭子(スーパーアナウンサー?)
郁乃「とにかくもうOK出してもうたから頑張ってや~」
恭子「んなアホな…」
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恒子「ふくよかじゃないスーパーアナウンサー福与恒子と!」
恭子「末永くない末原恭子の」
恭子・恒子「末原ジオ!!」
恭子「ってなんですかこの私の自己紹介?私すぐ死んでまうみたいやないですか?」
恒子「いや~他にいいフレーズが思いつかなくてさ~」
恭子「え?これ福与さんが考えたんですか?」
恒子「けっこういいと思ったんだけどな~」
恭子「それは、すいませんでした」
恒子「まあすこやんとのラジオのパロディだから文句があるんなら私じゃなくてそっちの挨拶考えた人に言ってよ」
恭子「別に文句はないですけど、まあ冷静に考えたらふくよかじゃない福与恒子もまあまあヒドイですよね」
恒子「そうそう!すこやかじゃない小鍛治健夜とかすこやんはいっつも不健康なのかよ!」
恭子「ちなみにそれ誰が考えたんですか?」
恒子「私だよ?」
恭子「じゃあ全部福与さんのせいじゃないですか!」
恭子(さて、オープニングは無事やりきったけど問題はここからやな)
恭子(ここからはお便りコーナー、今日のスパッツ、大喜利企画、お悩み相談とやってくって聞いてるけど、どれも何が起こるかわからへん。特に今日のスパッツが不気味や)
恭子(まあここに座ってもうた以上は最後までやりきるしかないけどな)
恒子「それではふつおたのコーナーです!」
最初のお便りの内容 >>5
エラい格好して走ってるすこやんを追いかけるこーこちゃんを見た、という目撃情報
恒子「まずはラジオネームスパッツ大好きさんからのお便り」
恒子「こーこちゃん末原さんこんにちは。いつも楽しく聞いてます。ありがとうございます」
恭子「いやこれ単発番組やろ」
恒子「それでは本題です。この間町を歩いていたらどこかで聞いたことがある元気な声。気になって見てみるとそこにはえらいかっこうをして走ってるすこやんとそれを追いかけるこーこちゃんの姿が!」
恒子「これはいったいどういうことなんでしょうかとのことなんですが…、恭子ちゃんはどう思う?」
恭子「いや知りませんよ!わたしが小鍛治プロと福与さんのプライベート知ってるはずないじゃないですか!」
恒子「えらい格好…、いったいどんな格好なんだろうね」
恭子「さあ、スクール水着に猫耳とかちゃいます?」
恒子「確かにすこやんと言えばスク水と猫耳が似合うアラサーで有名だもんね。ちなみに恭子ちゃんは何が似合うピチピチ女子高生なの?」
恭子「何ですかその質問、今日日ピチピチて。まああえて言うならスパッツとかが似あっとると思うんですけど…」
恒子「そう?思ったより無難だね」
恭子「無難、ですかね」
恒子「恭子ちゃんには適当に振っとけば面白くボケてくれるって主将や監督の人から聞いてたんだけど」
恭子「あの人ら何吹き込んでくれてんねん…」
恭子「っていうかこのお便り、ふくよかすこやかの方に持ってった方が良かったんとちゃいます?」
恒子「いや~思ったよりこの番組にメールが来なくてさ~」
恭子「流用したんですか!?」
恒子「もう少し来るもんだと思ってたんだよ。隠れ末原ファンは多いって聞いてたし。ひょっとしてまだ隠れてるのかな?」
恭子「きっと私のファンなんて最初からいなかったんですよ…」
恒子「いやいや!放送中に出そうとしてる人が多いだけだから!ほら、そう言ってるうちに次のお便りが来たよ!」
次のお便りの内容>>9 (咲キャラが出したとかでもいいです)
最近になって妹が友達のナースと付き合い始めました、少し寂しいです。お菓子大好きより
恒子「はい、次のお便り。ラジオネームお菓子大好きさんからですね」
恭子(お菓子大好き…、そういや宮永照はお菓子好きって聞いたことあるな)
恒子「最近になって妹が友達のナースと付き合い始めました。本当は喜ぶべきことなのですが少し寂しいです。こんな私は姉としてどうなのですか?とのことなのですが、恭子ちゃんはどう思う?」
恭子「別に、姉としては普通の感情なんじゃないですか?」
恒子「確かに自分より年下のカップルって素直に応援できないよね!」
恭子「そういうこと違います!単純に妹の姉離れって寂しいだろうなって」
恒子「恭子ちゃんはもし、自分を慕ってくれる後輩とかに恋人ができたらどうする?」
恭子「う~ん、難しい問題ですね」
恒子「そんなことより私は友達にナースってのが気になります!」
恭子「ちょっ!?振っといて無視せんといてください!」
恒子「でもナースとかまじスゲーじゃん!私の友達なんて実家暮らしのアラフォーだよ?」
恭子「福与さんは小鍛治プロを過小評価しすぎです!」
恒子「うーん、さっきからその福与さんってよそよそしいよ」
恭子「と、言われましても」
恒子「こーこちゃんって読んでよ!友達なんだからさ!」
恭子「友達になった覚えはないです」
恒子「あと小鍛治プロのこともすこやんでいいよ」
恭子「なんであなたがその許可をだせるんですか…」
恒子「まあお菓子大好きちゃんにするアドバイスとしては、早くいい人を見つけて妹とダブルデートしちゃえ!って感じかな?」
恭子「なるほど、こーこちゃんもええこというんですね」
恒子「お!さっそくこーこちゃんって呼んでくれました!さすが名門姫松の大将!」
恭子「そんな褒めることでもないでしょう」
恒子「実際そう呼ばれるとこーこときょーこで正直ややこしいです!」
恭子「うちの扱いひどすぎるやろ。これが番組終了まで続くんか…」
恒子「それでは最後のふつおたです!」
最後のお便りの内容 >>16
ペンネームSSS
生意気な後輩に惚れてしまった…
どうすれは…
恒子「ラジオネームSSSさんからのおたよりです」
恭子「SSS、えらい言いづらいな」
恒子(作った声で)「生意気な後輩に惚れてしまった…、どうすれば…」
恭子「なんかえらい悲壮感のある読み方ですけど、実際はただの恋バナですよね」
恒子「でも文面見た感じだとすごく真剣に悩んでるみたいだよ?」
恭子「じゃあ私じゃ荷が重いんでこーこちゃんアドバイスお願いします」
恒子「いや~私はどっちかっていうと生意気な後輩タイプだから!」
恭子「自覚あったんですね」
恒子「そういうわけで恭子ちゃんからのアドバイスを聞きたいだけど、恭子ちゃんは生意気な後輩とかいる?」
恭子「う~ん、みんなけっこう素直にうちの言うこと聞いてくれますね」
恭子「逆にもう少しフランクでもいいのにな、とか思ってます」
恒子「つまり壁を作られていると」
恭子「えらい嫌な言い方しますね」
恒子「逆に言うとその生意気な後輩の子はSSSちゃんに壁を感じてないってことだから、これは脈ありなんじゃない?告っちゃいなよ!」
恭子「そんな無責任なこと言っていいんですか?」
恒子「でも告白しなきゃ恋は実らないでしょ?」
恭子「でももし告ってフラれてもうたら、今後その後輩と気まずくなってまうんやないですか?」
恒子「恭子ちゃん、ラジオに悩みを相談する人って言うのは自分の背中を押してほしいんだよ」
恒子「もし行動する気がないんだったらわざわざたくさんの人に聞かれるラジオなんかに悩みを相談しない」
恒子「行動したくてしょうがないけどほんの少し勇気の足りない人を助ける、それがラジオパーソナリティって仕事なんじゃないかなって」
恒子「そんな感じのことを昨日お風呂で考えたんだけどどう思う?」
恭子「ノーコメントでお願いします」
恒子「じゃあ恭子ちゃんはSSSちゃんにどうアドバイスする?」
恭子「うーん、まずは食事でもに誘って様子を見たらええんやないですか?
恒子「なるほど、恭子ちゃんは今までそうやって意中の子を落としてきたんだね」
恭子「それは…」
恒子「で、様子を見るって一体どうやって?どうやって脈アリかどうかチェックするの?」
恭子「ん~、頬が赤くなったら脈アリなんちゃいます?」
恒子「それは…、ちょっとテキトーすぎない?」
恭子「え?うちなんかおかしなこといいました?」
恒子「とりあえず曲いきましょー!!」
恒子「続いてのコーナーは今日のスパッツです!」
恭子「それ、いったいどういうコーナーなんですか?」
恒子「このコーナーはスパッツ大好きでおなじみの末原恭子ちゃんに、番組が用意したスパッツをはいてもらおうという企画です!」
恭子「恐ろしくラジオに向いてないですね」
恒子「今回は有名な外国のメーカーの最高級スパッツを用意しました!」
恭子「じゃあ更衣室に行ってきますね」
恒子「いやいや、ここで」
恭子「…………は!?」
恒子「恭子ちゃん、タメ作りすぎ。ラジオは5秒無音が続いたら放送事故なんだよ?」
恭子「素で言葉失ってただけなんですけど…、本気ですか?」
恒子「本気だよ?あんまり時間ないから早く着替えちゃって」
恭子「メゲるわ…」ヌギヌギ
恒子「……」
恭子「なんでそこでこーこちゃんが黙るんですか?」
恒子「恭子ちゃんの生着替えの音をリスナーにお届けしてるんだよ」
恭子「どっちが放送事故やねん!!」
恒子「これ、スポンサーからクレームくるかな?」
恭子「それ以外のところからもたくさん来るとおもいますよ。はい、着替え終わりました」
恒子「おお!スパッツソムリエの恭子ちゃんからみてこのスパッツはどう?」
恭子「まあ確かにはきごごちいいですね」
恒子「じゃあそのスパッツは恭子ちゃんにプレゼントするね」
恭子「ホンマですか?ありがとうございます!」
恒子「その代わり恭子ちゃんが脱いだスパッツをリスナーにプレゼントだ!」
恭子「これはもう事故やない。放送計画犯罪や!!」
恒子「続いては大喜利企画、こんな麻雀部はメゲるわです!」
恭子「こーこちゃんが答えを読んで、面白かったら私がメゲるわ…って言うコーナーですね」
恒子「見事メゲるわを言わせた方には恭子ちゃんのスパッツ…、ではなくてサイン色紙をプレゼントします!」
恭子「スパッツじゃなくて本当によかったです」
恒子「それでは最初の回答をどうぞ!」
>>25 回答とラジオネーム
転校してきた恋人の命を同級生が四六時中狙ってる ラジオネーム、キュフフ
恒子「ラジオネーム、キュフフさんのこんな麻雀部はメゲるわ!」
恒子「転校してきた恋人の命を同級生が四六時中狙ってる」
恭子「メゲるわ…」
恒子「はい、初メゲるわいただきましたー!」
恭子「いきなりサスペンスな回答が飛び出してきましたね。これ元のネタとかあるんでしょうか?」
恒子「さあ、まあ実話ではないでしょう」
恭子「転校で思い出したけど、三箇牧の荒川憩が長野に転校したらしいです。同じ関西の雀士からすると少し寂しいものがありますね」
恒子「新天地での活躍に期待しましょう!!」
次の回答 >>26
>>28でお願いします…
部長と同級生が毎日のように身体中に鎖や縄の痕を付けていていてすばらくない
ラジオネームすばらっ
恒子「ラジオネームすばらっさんのこんな麻雀部はメゲるわ!」
恒子「部長と同級生が毎日のように身体中に鎖や縄の痕を付けていていてすばらくない」
恭子「…メゲるわ」
恒子「2発目メゲるわいただきましたー!」
恭子「これはメゲざるを得ないですよ。いろいろと怖すぎますもん」
恒子「その割にはメゲるまでに少し間があったように感じましたが」
恭子「いや、すばらくないってなんなのかって思いまして」
恒子「あー」
恒子「普通に考えたらすばらしくないってことですよね」
恭子「でもこんなこわい現象すばらしくないで片付けられます?ちょっとメンタル強すぎませんか?」
恒子「むしろもう心が壊れてしまってるとか」
恭子「怖いこと言わんといてくださいよ」
恒子「でもそういう恭子ちゃんも後輩のオデコに落書きしてるんでしょ?」
恭子「あー、言われてみればそうですね」
恒子「だからこれも部長と同級生のスキンシップなんじゃない?」
恭子「いや、だとしても鎖や縄の痕はおかしいやろ」
恒子「すばらっちゃんがスキンシップに巻き込まれないことを祈りましょう」
最後の回答↓
恒子「ラジオネームふきゅさんのこんな麻雀部はメゲるわ」
恒子「幼なじみが最近、東京の金髪女と付き合ってる」
恭子「メゲ…たらあかん」
恒子「あら?ここに来てメゲたらあかんですか?」
恭子「全体的に最初のキュフフさんとかぶってましたからね」
恒子「まあキュフフを笑い声とするとふきゅは麻雀中に出る変な声って感じですね」
恭子「そんな声出すやつおらへんやろ…」
恭子「それに命を狙ってるとか鎖の跡とかボケた要素が一つも入ってないやん。大喜利やのうて近況報告やん」
恭子「後幼なじみに恋人ができたくらいでめげてたらふつおたで悩み相談してくれた二人に申し訳ない。お菓子大好きさんの爪の垢でも煎じて飲んでほしいです」
恒子「これは手厳しい意見!ちなみにそんな末原ちゃんは一体どんな麻雀部にメゲるの?」
恭子「え!?うちですか!?」
恒子「人の回答にこれだけきついこというん恭子ちゃんはすごく面白い答えが言えるはずだよね!」
恭子「そんなん無茶振りですやんか!」
恒子「恭子ちゃんのこんな麻雀部は嫌だ、3、2、1、どうぞ!」
恭子「えー、部員全員のおでこに龍の刺青が入ってる!」
恒子「これは、メゲたらアカン!」
恭子「そんな~」
恒子「最後のコーナーは電話お悩み相談でーす!」
恭子「まあぶっちゃけここまでの企画も結果的に悩み相談みたいになってましたけどね」
恒子「今回の相談企画に関しては私は最低限のサポートしかいたしませんので恭子ちゃんが自力で頑張ってください!」
恭子「これは、なかなか大変そうですね」
恒子「それでは最初の相談者と電話がつながっております!」
相談者のラジオネームと悩み↓
恭子「ラジオネームをお願いします」
憩「雀界のナイチンゲールですよーっ」
恭子「雀界のナイチンゲールさんは、一体どんな悩みを相談したいんですか」
憩「その前に一つ言わせてもらってええか?」
恭子「はい?」
憩「さっきからあんたもこの番組のリスナーも簡単にメゲすぎですよー」
恭子「そうですかね?」
憩「今私の置かれてる状況知ったらそんなことでメゲてられなくなりますよーっ」
恭子「それではお悩みをお願いします」
憩「彼女の姉が交際に口出してくるわ、自称元彼女が命狙ってくるわ、ウチこそメゲるんですよーっ」
恭子「これは、なかなかすごいお悩みですね」
憩「せや。どうしたらええかまったくわからんわ」
恭子「まずは彼女の姉の方から詳しく聞かせてください。あなたは彼女の姉に何か嫌がられるようなことをしましたか?」
憩「うーん、全くないとは言い切れんけど交際を反対されるようなことはしてへんはずやで」
恭子「お姉さんからは具体的にどんな口出しを受けているんですか?」
照からの口出し ↓1、2
憩「まずB以上は許さない言われてるわ」
恭子「Bって、女子高生のラジオになんてもん放り込んでくれてんねん」
恒子「ちなみにその彼女とはどこまでいったんですか?」
恭子「ちょ、いきなり割り込まんといてください」
憩「どこまでって言われたら手つないだとこまでやな」
恭子「あら、意外とプラトニックやな」
憩「これでも恋人は大事にしてるんですよーっ」
憩「あと、卒業後は3人で同棲っていわれてるわ」
恭子「うーん、確かにそれはめんどくさいけど、ただ妹が心配なだけなんちゃうか?」
憩「え?」
恭子「ここまでの話聞いた感じだと、そのお姉ちゃんは別れろ言うたり、露骨な嫌がらせをしてくるわけやないんやろ?」
憩「まあ…」
恭子「じゃあきっと大丈夫やろ。ナイチンゲールさんは恋人を大事にする人みたいやし、ちゃんとその子愛してるってことが伝わればきっと認めてくれると思うで」
恭子「むしろナイチンゲールさんがそのお姉さんのこと怖がりすぎてるのが問題なんちゃうか?」
憩(確かにチャンピオンの残酷な麻雀のイメージにうちは囚われてたかもしれへんな)
憩「ありがと。こっちの方は何とかなりそうや」
恭子「で、問題は命を狙ってくる奴のほうやな」
咲の自称元恋人から受けた攻撃 ↓1,2
憩「まずは胸でうちの顔をはさんで窒息させてきたわ」
恭子「それどんなおっぱいおばけや。まあでもそれはただのスキンシップ違います?」
憩「最初のうちはうちもそう思ってた。最初のうちはな」
恭子「というと?」
憩「こないだな、下駄箱にC4入っててん」
恭子「メゲるわ…」
恒子「なになに?C4って何?SSSみたいなもん?」
恭子「プラスチック爆弾の一種です」
恒子「マジで!?いろいろやべえ!!」
憩「うち、どうしたらええと思います?」
恭子「まあ確かにそれは辛いことやけど、恋愛に障害はつきものなんちゃうか?」
憩「末原さん…」
恭子「自分のやりたいようにやればええ。ナイチンゲールちゃんはきっと大丈夫や。うちが保障する」
恭子(まあこんな感じのこと言うとけばなんとかなるやろ)
憩「うち、末原さんの言葉聞いて元気出てきました」
憩「だから思い切って↓させてもらいますーっ」
恭子「え?」
憩「婚約とりつけてもうたらあの女も変なことできへんやろ」
恭子「でもそしたらお姉さんとの関係が…」
憩「大丈夫や。きっとあの人はなんやかんやいい人のはずやから」
憩(せやろ、照お姉ちゃん)
恭子「そっか、頑張りや」
憩「末原さんも国麻がんばってや~」
恭子「ありがと。それじゃさようなら~」
恒子「さすが名門姫松の大将!見事なお悩み解決でした!」
最後の相談者と悩み ↓
恭子「ラジオネームをお願いします」
和「のどっちと申します」
恭子「のどっちさんは、いったい何で悩まれているんですか?」
和「それが、最近好きな人に恋仲の人が出来まして、諦めきれなくて努力はしたんですがうまくいきません」
和「それで落ち込んでいたのですが昨日、山が好きな友人に告白されまして」
和「一応は断ったのですが何度も好きだと言われて少し嬉しいんです」
和「私はどうすればいいんでしょうか?」
恭子(これは、なかなか手強い悩みやな)
恭子「のどっちさんはその山好きな子のことはどう思ってるんや」
和「友人としては非常に大切に思っています。でも、恋愛対象としては今まで考えたことはないです」
恭子「なるほど」
和「それに私は咲さ…、好きだった人への未練を断ち切れていません」
恭子「なるほどな。ならなおさら山が好きな子と向き合うべきやと思うで」
和「え?」
恭子「前の子への未練を断ち切ろうとしたところで、人間の心はそうそう変わらへん」
恭子「思いきって山の子に、前好きだった子の話してみたらどや?そしたらその子はのどっちさんに対して何か言葉をかけてくれるはずや」
恭子「それを聞いてから考えればええと思うで」
和「なるほど…」
恭子「これでええか?」
和「お答えいただきありがとうございます。ただ、もうひとつ気がかりなことがあるんですよね」
恭子「ん?なんや?」
和「その山の女の子についてなのですが…」
和「その子、既に恋人がいるらしいんです」
恭子「な、なんやって!!」
恭子(この悩みに対してうちができるのは考えることや!さいころ回して頭も回すで!)
恭子「その山の子が誰かと付き合ってるってのは誰から聞いた話なんや!」
和「私と山の子の共通の知人からなんで多分間違ってはいないはずです」
恭子「その山の子の恋人はどういう人なんかわかるか?」
和「生意気な性格の金髪、東京在住らしいです」
恭子(えらい具体的な情報、まあまあ信頼度高いな)
恭子(なんかいろいろと複雑になってきとるな。ここはリスナーのみんなを高校生雀士に置き換えて考えてみるか)
恭子(まず原村和は宮永咲のことが好き。しかしその宮永咲は荒川憩と付きあっとる)
恭子(そこへ現れたのが高鴨穏乃。傷心中の原村に猛アプローチ)
恭子(原村は高鴨に心が傾きかけている。しかしそこへ新子憧からある情報が入る)
恭子(その情報によると高鴨は大星淡と交際しとるらしい。さて原村はどうしたらいいのでしょうか?)
恭子(とまあこんな感じか?)
恭子(ここでまず考えられるのは高鴨悪女説。二股をかけてる上に傷心中の相手を狙っとる。これが計算やとしたら相当な悪女や)
恭子(次に大星と高鴨の交際の部分に勘違いや誤解がある説。例えば高鴨はきっちり大星と別れていたけど新子がそれを知らずに原村に伝えてしまったとか)
恭子(この説やったとしたら素直に原村を応援できる。うちとしてはこれであって欲しいとこやな)
恭子(そして3つ目、高鴨の原村へのアプローチは宮永や荒川が噛んでいる説)
恭子(あの二人のどっちか、もしくは両方が自分たちの交際を安定させるため高鴨を原村にけしかけた)
恭子(…これは正直ちょっと考えすぎの感じもあるけどな)
恭子(まあ色々考えてはみたものの結局うちにどれが本当か調べる方法はあらへん)
恭子(うちにできるのは所詮アドバイスだけや。だから…)
恭子「のどっちさん。私が思うあなたがとるべき行動、それは↓2です」
和「え?」
恭子「山の子を信じるんや。恋愛対象として見たことはなかったとしてもあんたにとって大事な友人やったんやろ?」
恭子「なら、絶対あんたを幸せにしてくれるはずや」
和「…そうですね。ありがとうございました」
恭子「幸せになるんやで」
和「…はい」
恒子「さて、ここまでお送りしてきました末原ジオ!ついにお別れの時間がやってまいりました!」
恒子「恭子ちゃんは今日一日ラジオに挑戦してみてどうでした?」
恭子「最初はなんで私がって感じだったんですけど終わってみればいい経験になったなと、リスナーの方やスタッフに感謝ですね」
恒子「そんな末原ちゃんにもうひとつラジオの仕事が入りました!」
恭子「え!?」
恒子「まあ次回の企画は今みたいな軽いノリじゃなくてちゃんとした対談だから」
恭子「だからって勝手に決めないでくださいよ。ちなみに誰と対談させるつもりなんですか?」
恒子「対木もこちゃんと野依プロ!!」
恭子「メゲるわ…」
カン!
こーこちゃんに振り回される末原さんって面白いんじゃないかと思って建てたけどいざ書いてみたら和が主役だった
咲とか穏乃とかの後日談か違うキャラのラジオでも後日やろうかと思ってます
もしよろしければそちらもよろしくお願いします
後日談やります
穏乃「もしもし!和!」
和「穏乃、今時間いいですか?」
穏乃「ひょっとして、返事?うわー緊張するなー」
和「いえ、その前に一つ聞かせてください」
和「白糸台の大星さんとのこと…」
穏乃「ああ、そのことか。いいよ、全部話す」
穏乃「大星さんとのあれは、芝居だったんだよ」
和「芝居?」
穏乃「私、つい最近まで憧にセクハラされてたんだよね」
和「え!?玄さんじゃなくて憧に!?」
穏乃「玄さんはおもちのない人にはセクハラしないよ」
和「それもそうですね。でも憧がセクハラするなんて…」
穏乃「無理やり服を交換されたりして、相手が相手だから私も強く言えなくてさ」
穏乃「それで大星さんに相談したらこの話を持ちかけてくれたんだ」
穏乃「恋人からの注意ってことなら憧も聞いてくれると思ったんだよね。阿知賀の人じゃないから気まずくもならないし」
和「でも、それでは大星さんにメリットが無いように思えます」
穏乃「それが大星さん、部活の先輩に気になる人がいるらしくてさ」
穏乃「ついでにその人を揺さぶってやろうって、まあ大星さんからしたら私のセクハラ問題の方がついでなんだろうけど」
和「それで、上手くいったんですか?」
穏乃「大星さんの方は上手くいったんだけどこっちは微妙…」
和「と言う事はまだセクハラを?」
穏乃「いや、セクハラ自体は止まったんだけど、憧、放心状態になっちゃったんだよ」
和「それは…、大変でしたね」
穏乃「大星さんいわく失恋のショックだって。憧、大星さんのこと好きだったのかな?」
和「…そうかも知れませんね」
穏乃「まあそんな感じのことがあってさ、私も自分は誰が好きなんだろうって考えるようになったんだよね」
穏乃「そしたら、和の顔が浮かんだんだ」
和「それで、私に告白ですか?」
穏乃「うん。なんか止まんなくて」
和(改めて話を聞いてみるとなかなか身勝手な話ですね)
和(でもだからこそ嘘が無い、穏乃らしい感じがします)
穏乃「もう何回も言っちゃったことだけどもう一回言う。私は和のことが好き!」
穏乃「和、私と付き合ってくれないかな?」
穏乃「…やっぱりダメ?」
和「私、つい最近失恋したばかりなんです」
和「好きだった人が他の人と付き合うことになってしまって、正直まだ気持ちの整理がついていません」
穏乃「そっか…、ごめんな。私、和のこと好きとか言っておいて和のこと何も知らなかったんだ…」
和「そうですね。だから、これから知っていってもらいます」
穏乃「え?」
和「ふつつかものですがよろしくお願いします」
穏乃「和!!」
和(末原さん、本当にありがとうございました)
一方その頃
照「まだ高校生同士だというのに婚約、本気で言っているの?」
憩「うちらは本気や。な、咲ちゃん?」
咲「うん。それに婚約と言っても籍を入れるのは卒業してからのつもりだよ」
照「卒業したら二人は私と同棲する約束だったはず」
憩「せやから、うちら夫婦とお姉ちゃんで3人で仲良く暮らすんや」
照「お姉ちゃん?」
憩「うん。うちと咲ちゃんが結婚するんやからあんたはうちのお姉ちゃんやろ?」
憩「麻雀では色々お世話になったけど、これからは違う意味でもお世話になるで。お姉ちゃん?」
照「ふふっ」
咲「あ!お姉ちゃんが笑った!」
照「ごめんね、荒川さん。私、あなたのこと誤解してたみたい」
照「でも、お前にお姉ちゃんと呼ばれる筋合いはない!」
咲「お姉ちゃん!!そんな昭和のお父さんみたいなこと言わないでよ!」
憩「今どきそんなセリフ、コントでしか聞いたことないですよーっ」
照「でも、とりあえずBは許してあげる」
咲・憩「お姉ちゃん!!」
照(…荒川さんにお姉ちゃんって言われるの、正直悪くない)
照「それじゃ、これからも咲を大切にしてね」
咲「荒川さん!お姉ちゃん私たちのこと認めてくれたみたいだね!」
憩「いや、今までお姉ちゃんに壁作ってもうてたんはうちの方やったんや」
咲「え?」
憩「妹の姉離れが寂しいのは当たり前や。でも私は麻雀の因縁のせいで嫌がらせされてるなんて思うてしもうた」
憩「そんなんじゃ嫌われて当たり前や。好きな人の家族も大切にできない人が好きな人を幸せに出来るわけないわ」
咲「荒川さん…」
憩「まあそれに気づいたのはラジオに相談したからなんやけどな」
咲「ラジオ?荒川さんラジオ聞くんですか?」
憩「まあ、時々な」
咲「私も聞くんです!投稿コーナーとか大好きで…」
咲「昨日末原さんが出てたやつでメール読んでもらったんですよ!」
憩「え!?咲ちゃんもあのラジオ聞いとったん!?」
咲「…ひょっとして荒川さんも?」
憩「ああ、聞いとったで」(うちが雀界のナイチンゲールやってことは黙っといたことがよさそうやな)
咲「じゃあ今日のラジオもいっしょに聞きましょうよ!」
憩「それは楽しそうやね。確か今日の特別番組は阿知賀の子が出るんやったっけ?」
憩「それじゃ、二人でいっしょのコーナー応募しようや。それで読まれた方が勝ちな」
咲「いいですけど、私負けませんよ?」
憩「それじゃあもうすぐ始まることやし、おやつでも準備しとこか?」
照「もう準備してる」
咲「お姉ちゃん!?」
憩「それじゃスイッチいれるで!」
「阿知賀女子2年生の玄灼ジオー!!」
憩(ふふっ、今日は楽しくなりそうや)
カン!
とりあえずこれで話としてはまとまったと思います
このままこのスレで玄灼ジオまでやるのはさすがに蛇足すぎますかね?
このスレはここで終わって玄灼は新しくスレ建ててやることにします
次はガンダムっぽくないスレタイにしたいです
ここまで読んでくださってありがとうございました
このSSまとめへのコメント
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