末原恭子「宮守譚」 (150)
恭子「ここが岩手県の狐鈴音村(こりんねむら)か……」
恭子「全国が終わって宮守の大将……姉帯豊音と恋人同士になって3ヶ月。自分の村に招待されたのは驚いたわ」
恭子「ま、どうせ部活も引退して暇やったからいいけどな」
恭子「とりあえず豊音の家を村人に聞いとくか」
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恭子「あの……」
村人「ん?ここじゃ見ない顔だな」
恭子「えっと、姉帯豊音さんに呼ばれて来たんですけど……」
村人「豊音ちゃんの……?そうか……君が今回の……(ボソッ」
恭子「?」
村人「豊音ちゃんの家はここをまっすぐ行ったところにある蔵を左に行ったところだよ」
恭子「ありがとうございます」ペコ
村人「気をつけて行けよ。大切な……なんだから(ボソッ」
豊音「あ、末原さーん!」フリフリ
恭子「久しぶりやな豊音」
豊音「会いたかったよー」
恭子「私もや。岩手と大阪じゃ遠すぎた滅多に会えへんからな」
豊音「うん。だから今日はちょー楽しむよー」
とよねのおうち
恭子「でっかい家やなー」
豊音「この村の人たちは、畑や山や土地を沢山持ってるから、家がおっきいんだよ」
恭子(やからあんたもおっきいんやな。なんてつまらんボケ言ったら主将やったらはたいたくるな)
豊音「あ、でもごめんなさい末原さん。まだ準備できてないから、少し村を散歩して待っててね」
恭子「準備?なんの?」
豊音「末原さんを"おもてなし"する準備だよ」
.
恭子「なんや歓迎会でも開いてくれるんか。恥ずかしいな」
豊音「うん。村の人たちみんなでやるんだよ」
恭子「はー。やっぱこういう所は規模が違うな」
恭子「んじゃその辺散策してくるわ。こんな風景、大阪じゃ見れへんからな」
豊音「うん。いってらっしゃい。五時の鐘が鳴ったら帰ってきてね」
恭子「鐘ときたか……」
豊音「あ、それと」
恭子「ん?」
豊音「ここから北にある廃墟にはぜーったいに行かないでね?」
恭子「???まあ廃墟なんて危ないからな。わかったわ」
恭子「とは言われたけど、行くなって言われたら行きたくなるのが人のサガやな」
恭子「ここが廃墟か……。鹿金旅館?旅館やったんか」
恭子「ちょーっと中を覗いて帰るだけや。おじゃましまーす」ソロー
恭子「中は暗いな……。携帯のライトと。うわ、ここ圏外や」
恭子「うーん、ザ・廃墟って感じやな。ところどころ床が腐って抜けとるな」
恭子「でもカウンターに普通に色々物置いてあるし、生活感がまだ残っとるな。なんやろ、引っ越したというより、急に逃げ出して閉鎖したみたいな……」
バタン
恭子「!?風で玄関が閉まったんか?」
恭子「びっくりさせんで欲しいわ……。そろそろ出るか。危ないしな」
ガチャガチャ
恭子「!?あ、開かへん!さっきは普通に開いて入ってこれたのに!」
恭子「誰か!誰かー!」ドンドン
恭子「あかん……。こんな所に近づく人なんておるわけないわ……」
恭子「なんとか自力で脱出せんと。とりあえず管理人の部屋に行けばなんか方法が見つかるかもしれん」
管理人室
恭子「えーっと、管理人の部屋はここか……。まあ鍵くらいかかっとるわな」
恭子「さっきのロビーのカウンターになんかあるかもしれん」
ロビー
恭子「鍵見つけた!……って、管理人の部屋の鍵やないな。これは書庫と倉庫の鍵か」
恭子「あ、メモ翌用紙や。なになに……」
『女将さんへ。このような事態になって誠に残念です
子供がいる身なので、このような所にはいられません。一刻も早くここを出ます
とり急ぎの用としては管理人室のスペアキーを返したいと思います
いつもの方法で隠し場所を記しているので、そこに置いておきます
れいに気をつけてください』
恭子「れい……?礼をしろって事か?」
恭子「……まさか霊なんてこと……はは……」
恭子「ていうか隠し場所どこに記しとるねん!」
恭子「さーてどこに行こうか」
1 管理人室
2 書庫
3 倉庫
4 玄関
5 トイレ
6 ロビー
↓
書庫
恭子「なんかこの村や旅館の事がわかるかもしれんと思って書庫に来たけど、本が多すぎて調べる気にならんな」
カタン
恭子「ひ!?」
恭子「な、なんの音や……?」
恭子「本が一冊落ちとる……。どうして……」
恭子「なんか怖いけど……気になるなこの本」
恭子「はやりんの麻雀入門……。なんや麻雀の本やないかい!」
恭子「ん?なんかメモ翌用紙が挟まっとる」
ある教授のメモ1
6/15
私はこの狐鈴音村に伝わる神隠しの伝承について調べる為にこの地を訪れた
私がやってくると村人はすごく歓迎してくれた
旅館の宿泊料もタダ同然にしてもらえた。普段から外部の人間が来ないからだろうか?
だが3年前にこの村を訪れた友人の話では、これほど熱い歓迎を受けてはいなかった筈だ
ひとまずこの村のルーツを調べてみることにする
恭子「ここでページが途切れとる……。なんやろうな」
恭子「あと調べるものは……ん?なんかあの机に数字が彫ってある」
恭子「本棚が倒れてて椅子の方に回り込めんな……。反対側からやと携帯の明かりじゃ遠くて暗くてよう見えんな」
恭子「さーてどこに行こうか」
1 管理人室
2 書庫
3 倉庫
4 玄関
5 トイレ
6 ロビー
↓
倉庫
恭子「ガチャリと。ここは倉庫か。なんか使えそうなもんがあるかな」
恭子「お、懐中電灯や。携帯もバッテリーが不安やったからありがたいわ」
恭子「あとはハンマーと毛布か。荷物が増えたら嫌やし、どっち持ってこ」
1 ハンマー
2 毛布
↓
恭子「ハンマーにしとくか」
恭子「さーてどこに行こうか」
1 管理人室
2 書庫
3 倉庫
4 玄関
5 トイレ
6 ロビー
↓
トイレ
恭子「さっきのメモ翌用紙によると、女子トイレが怪しいな」
恭子「お、鏡の上にあった。洗面台に足をかけて……よっこいしょ」
恭子「よし、これで届く……」
ドスッ
恭子「……あ?」カハッ
恭子「なんでや……なんで鏡から腕が伸びてきて、私の腹に突き刺さっとるんや……?」
恭子「あかん……目眩が……し、て……寒……」ドサッ
DEAD END
コンティニュー
恭子「さーてどこに行こうか」
1 管理人室
2 書庫
3 倉庫
4 玄関
5 トイレ
6 ロビー
↓
恭子「管理人室は相変わらず鍵がかかったままやな」
恭子「さーてどこに行こうか」
1 管理人室
2 書庫
3 倉庫
4 玄関
5 トイレ
6 ロビー
↓
ロビー
恭子「ん?さっきのメモ翌用紙、裏にもなんか書いてあるわ」
恭子「えーっと」
『カガミニウツッテルトキニメヲハナスナ』
恭子「……?」
恭子「鏡に写ってる時に目を離すな……?」
恭子「さーてどこに行こうか」
1 管理人室
2 書庫
3 倉庫
4 玄関
5 トイレ
6 ロビー
↓
書庫
恭子「あと調べるものは……ん?なんかあの机に数字が彫ってある」
恭子「本棚が倒れてて椅子の方に回り込めんな……。反対側からやと携帯の明かりじゃ遠くて暗くてよう見えん」
恭子「さっき見つけた懐中電灯で照らすか」
『9165』
恭子「……?」
恭子「さーてどこに行こうか」
1 管理人室
2 書庫
3 倉庫
4 玄関
5 トイレ
6 ロビー
↓
ロビー
恭子「ロビーにはなんもないな」
恭子「鏡に写ってる時に目を離すな、か……鏡に写ったままにしたらあかんのなかな」
恭子「さーてどこに行こうか」
1 管理人室
2 書庫
3 倉庫
4 玄関
5 トイレ
6 ロビー
↓
トイレ
恭子「さっきのメモ翌用紙によると、女子トイレが怪しいな」
恭子「お、鏡の上にあった。けど、さっきのメモ。鏡に映ってる時に目を離すな。か」
恭子「せやったらこのハンマーで鏡をぶっ壊しとこ」
恭子「ごめんな」ガシャン
恭子「さて、洗面台に足をかけて……よっこいしょ」
恭子「よし、これで届く……!?」
恭子「か、身体が……動かん……」
目線だけ動かした恭子の目に入ったものは、砕け散った鏡の破片からこちらを覗く大量の目だった
その目に見られている自分の身体は金縛りに遭ったように動かず、そのままバランスをとれずに落ちていく自分の身体の下にあるのは、大量の鏡のはへーーーーーー
DEAD END
バッドエンド全て果たしたのでオートで進めます
倉庫
恭子「ここは倉庫か。なんか使えそうなもんがあるかな」
恭子「あとはハンマーと毛布か。荷物が増えたら嫌やし、どっち持ってこ」
恭子「毛布にするか」
トイレ
恭子「さっきのメモ翌用紙によると、女子トイレが怪しいな」
恭子「お、鏡の上にあった。けど、さっきのメモ。鏡に映ってる時に目を離すな。か」
恭子「せやったらさっきの毛布を鏡にかけとこ。これなら鏡に映らんやろ」
恭子「洗面台に足をかけて、よっこいしょっと」
恭子「よっしゃ!管理人室の鍵をゲットや!」
管理人室
恭子「さっき拾った鍵でガチャリとな」
恭子「ロビーと同じように急に出てったって感じの部屋やな」
恭子「なんか小箱があるな……。あかん、ダイヤル錠で開かんわ」
恭子「どんな数字入れよう」
↓
ちなみに四桁です
恭子「9165……さっきの書庫にあった数字をポチッとな」
恭子「……あれ、開かん」
恭子「他に数字のヒントは無かったし、この四桁の筈なんやけどな」
恭子) 「どんな数字を入れよう」
↓
怜ちゃん「枕神怜ちゃんのアドバイスや」
怜ちゃん「実は暗くて見えんっていう理由で誤魔化されたけど、この数字を見るときにちょっとした問題があったんやな」
怜ちゃん「それがヒントや。書庫の数字で問題ないで」
怜ちゃん「ほななー」
恭子「5619……これもダメか」
恭子「この数字ってどんな向きで見たっけな」
恭子「どんな数字入れよう」
↓
恭子「せやった。さっきの数字は椅子の方向にまわれんかったから逆から見とったんや。この数字は探さんにして見んといかん」
恭子「5916と」
恭子「開いたな。中にあるのは日記か」
恭子「とりあえず日記を読むか」
女将の日記
もうだめ。あの日以来心霊現象が止まらない
夜中に子供の泣き声がするしラップ音もする
勤めていた従業員も出て行った。けれど私はこの旅館から出ることができない
あの一族である私をきっとみんな恨んでる
あいつのせいだ。あいつが無駄な好奇心を燃やすから
すぐそばまでアイツが迫ってきてる。もう逃げられない
もしこれを読んでいる人がいたら、一刻も早くここを抜け出してください
私のように玄関から出れなくても、地下室から外に続くルートがあります
この旅館の地図と地下室の鍵を置いておくので、早く脱出してください
そして、今後一切誰も近づけないでください
恭子「なんやこれ……ほんまに幽霊がでるんかい」カタカタ
恭子「はやくここから出んと。地図によると、地下室はここから北東の談話室に行って、その部屋を出たところやな」
恭子「はよいこ」
談話室
恭子「ここの部屋から東にいけば二階に続く階段、北にいけば地下室にいく部屋か」
恭子「まあ二階には用は無いし、とっとと地下室に行こうか」ガララ
1階廊下
恭子「この先の部屋の向こうに地下室にいく道があるんやな」
恭子「ん?なんやこの張り紙」
『廊下を走るな』
恭子「なんやこれ」
恭子「とりあえずこの部屋の向こうか」
談話室
恭子「ここの部屋から東にいけば二階に続く階段、北にいけば地下室にいく部屋か」
恭子「まあ二階には用は無いし、とっとと地下室に行こうか」ガララ
地下室への部屋
恭子「この階段を降りれば地下室か……」
ボ……タ……セ……
恭子「!!」
恭子「なんや……地下室への階段からなんか声がする」
ア…ボ……ミ…タ……カ…セ……
アソボ……ミツケタ……カエセ……
恭子「ひいぃぃ!!」
みーつけた
子供の霊「あはっ」
恭子「いやぁぁぁ!!」ドタドタ
談話室
恭子「は、早く逃げんと!」
恭子「廊下に出れば一階の地図は覚えてるからもし追っかけてきたら逃げやすい……でも他の脱出ルートは知らん」
恭子「二階にいけば他の道があるかもしれんけど、無かったらもう一階に戻るのが難しくなる」
恭子「どっちや!」
1.廊下に出る
2.階段をあがる
3.コタツの中に隠れる
↓
恭子「さっきの廊下を走るなの文字……不気味やった。走らな逃げれんけど、走ったら何があるかわからん」
恭子「二階や!」
二階 和室
恭子「追ってこんな……。なんやさっきの。この旅館はあんなのがうろうろしとんのか?」
恭子「はよここから出んと……ん?」
恭子「なんやこの紙切れ」
ある教授のメモ2
6/17
この村の事がわかった。どうやらこの狐鈴音村は、昔は魂輪廻村と呼ばれていたらしい
魂を廻らせる事で、天と地に豊なる恵みを与える
では魂を廻らせるとはどういう事か。私は恐ろしい想像をしてしまった
その想像が当たっているか否か。それを確かめるためにも、この旅館の事を探っていこうと思う
恭子「魂輪廻村……魂を廻らせるって事は……」
恭子「……変な想像はやめよう。豊音みたいなええ子が、そんな事に関わっとるはずない」
恭子「さて、地下室に行けなくなったな。どうしようか……」
クスクス
恭子「ひっ……!」
そんなに怖がらないで
恭子「だ、誰や!」
そこの棚にいるよ
恭子「棚……?」
和服の人形「こんにちは。おねえさん」
.
子「に、日本人形が喋っとる!」
桜模様の和服の人形「そんなに驚かないでよ」
菊模様の和服の人形「私達はおねえさんを虐めたりしないから」
恭子「ほ、ほんまか……?」
百合模様の和服の人形「むしろ、おねえさんがここから出れるように手伝ってあげる」
恭子「ほんまか!教えてや!」
桜人形「けれど条件があるよ」
恭子「条件?」
菊人形「私達は四姉妹なの」
百合人形「けれど末っ子が遊びに行って帰ってこないの」
桜人形「この屋敷の二階のどこかにいるから、ここまで連れてきて」
恭子「人形が一人で遊びに行くってようわからんけど、ま、探して来るわ」
菊人形「ありがとう」
百合人形「末っ子は曼珠沙華の模様の和服を着てるよ」
恭子「なんやその花。まあ花の着物を着た子を探せばええんやろ。任しとき」
恭子「さて、この二階には客室が6個。うち3つは戸が壊れてて入れんな」
恭子「物理的に入れんとこには行けへんから……行けへんよな?残りの3つのどれかか」
恭子「さて、どこを探そう」
1.客室A
2.客室B
3.客室C
↓
客室C
恭子「ここには日本人形は無いな」
恭子「ん?なんやこの紙」
『もにかなのいかち』
恭子「……?」
恭子「さて、どこを探そう」
1.客室A
2.客室B
3.客室C
↓
客室B
恭子「なんもないな」
恭子「ん?これは日記帳か」
子供の日記
きょうはたかしくんのかぞくと、まさとくんのかぞくといっしょにりょかんにきた
まさとくんはおにんぎょうさんをかってにもちだして、じぶんのたからばこにとじこめてた
まさとくんはそのたからばこをあけることばを、ぼくとたかしくんにおしえてくれた
そういえばたかしくんは、おとうさんにぱそこんをかってもらったっていってじまんしていた
恭子「残るは客室Aか」
客室A
客室A
恭子「人形は無いな……ん?」
ガタガタ
恭子「なんやこの物音?……ていうか物音じゃ動じんくなってきたな……」
恭子「この箱から聞こえるな」
箱「ここからだしてー!」
恭子「なんや、自分箱に閉じ込められとるんか?」
箱「意地悪な子供に閉じ込めらたんだよー!」
恭子「あらま可哀想に。ていうか自分和服人形か?」
箱「そうだよー」
恭子「んー。ならここから出さんと私も困るな」
恭子「ぐぬぬ……開かん!なんやこれ、パスワードロックがある」
箱「私を閉じ込めた子供は、他の部屋の子とよく遊んでたよ。もしかしたらこの部屋か他の部屋に手がかりがあるかもしれないよ」
恭子「なるほど」
恭子「なんて入力しよう」
平仮名四文字
ヒントは全部出たのでテンポあげるために、安価形式じゃなくて答えが出た瞬間に正解とします
恭子「お、これで開いた」ガバ
牡丹模様の和服の人形「ありがとう」
彼岸花模様の和服の人形「やっと出られたよ」
蓮華模様の和服の人形「窮屈だった」
恭子「さ、三体もおるーっ!」
恭子「しかもどれも花の模様や……一体どいつを連れてけばええんや」
1.牡丹模様の和服の人形
2.彼岸花模様の和服の人形
3.蓮華模様の和服の人形
↓
恭子「そいや由子が、彼岸花の別名は曼珠沙華って言っとったな」
恭子「お姉ちゃんとこ帰ろうか彼岸花の子」
彼岸花人形「あいあーい」
和室
彼岸花人形「おねーちゃーん」
桜人形「まったく心配させて」
菊人形「よかったよかった」
百合人形「ありがとうおねえさん」
恭子「姉妹ってええなあ。私も早く帰って主将と絹ちゃんに会いたいわ」
恭子「それで、ここから出れる道を教えてくれるんやろ?」
桜人形「うん」
菊人形「この廊下の突き当たりの扉を開けると、遊戯部屋があるよ」
百合人形「その部屋を抜けると一階に行ける道があるよ」
彼岸花人形「降りたすぐに地下室に行ける階段があるよ」
桜人形「遊戯室部屋の鍵はそこの畳の下にあるよ」
恭子「お、ほんまや!そなおおきに」
バタン
桜人形「それにしても、彼岸花ちゃんどこに行ってたの?」
彼岸花人形「ニンゲンがまだいた時に、子供に閉じ込められちゃった」
菊人形「かわいそう」
百合人形「でもその子たちも、幽霊に殺されて死んじゃって地縛霊になってるんだよね」
彼岸花人形「そういえば最後は遊戯室に遊びに行くって言ってたよ」
桜人形「へー」
桜菊百合「「「ん?」」」
遊戯室
恭子「ガチャリとな」
かーごーめーかーごーめー
恭子「ひっ」
誰か来た
女の子だ
一緒に遊ぼう
遊ぼう
あそぼう
アソボウ
アソボウ
アソボウ
アソボウ
恭子「な、なんやこれ……」
たかし「ねえお姉ちゃん遊ぼう?」
まさと「僕たちと遊ぼう?」
ゆうや「お願いお姉ちゃん」
恭子「なんやこの子ら……不気味やけど、さっきの人形達みたいに手は出してこんみたいやな」
恭子「どうしようか」
1.遊んであげる
2.遊ばない
↓
恭子「ごめんな、お姉ちゃん今急いどるんや。また今度な」
まさと「ちえー」
ゆうや「しょうがないか」
たかし「ばいばいお姉ちゃん」
恭子「あっさり帰してくれたな」
階段
恭子「この螺旋階段を降りて行ったら一階、そして地下室に着くんやな」
恭子「さーて、さっさといくか」
……
恭子「あれ……全然一階に着かんやん」
恭子「どんなけ降りるんねん」
……
恭子「おかしいやろ……もう一時間は階段降りとるで」
……
恭子「降りるんや……いつかは下に着くはずや……」
……
恭子「降りる……」
……
恭子「降り……」
……
恭子「……」
……
いつからこの螺旋階段を降りているのだろう
ここでは何故か疲れないし、眠くもならない
私はひたすら下に降りている
どこに着くかもわからない。それでも降り続ける
呪いのように、ひたすら降り続ける
THE END
コンティニュー
恭子(ここで幽霊になって孤独に遊んどるんか……なんか可哀想になってきたわ)
恭子「ええよ。何して遊ぶ?」
たかし「わーい!」
ゆうや「それじゃあね」
まさと「なぞなぞ!」
恭子「なぞなぞかー。ええよ」
たかし「僕たちがなぞなぞを出すから、お姉ちゃんが答えたね」
たかし「第1問!」
たかし「サッカー選手の旦那とバレリーナの妻が交通事故に遭いました。先に死んだのはどっちでしょう!」
安価形式じゃなくて正解が出るまで
理由もつけて答えてください
てす
落ちてなかった奇跡
最後まで頑張るか……
怜ちゃん「枕神怜ちゃんのアドバイスや」
怜ちゃん「このなぞなぞの答えは奥さんやな。だから理由を答えてな」
怜ちゃん「バレリーナから、理由を考えてや。ちなみにただのダジャレやで」
怜ちゃん「このパートは全部で6問のなぞなぞに答えなあかん。でももう少しで脱出や」
怜ちゃん「頑張って末原さんを外に出してあげてな」
怜ちゃん「ほななー」
引き延ばすほど答えのくだらなさにブーイングが起きそうだか次に行こう
まさと「第2問!」
まさと「◻︎に入る文字を選んでね!」
1 8 1 0 1 0 1 1 0 1 ◻︎ 1
まさと「ぶっぶー!」
恭子「あー、間違えてもうたか」
まさと「それじゃあ罰として」
「ずぅーっとここで僕たちと一緒に遊んでもらうね」
恭子「え」
ドスッ
恭子「あ……あ……」コヒューコヒュー
……
桜人形「前々から子供たちが遊んでる声がしたよね」
彼岸花人形「うん」
桜人形「なんだか、ちょっと前から声が一人増えた気がするんだよね」
菊人形「あ、私もそんな気がしてた」
百合人形「誰か死んじゃったのかな」
DEAD END
怜ちゃん「答えが出るまで進まん方式やったけど、それやと折角用意したバッドエンドがでんからな。ここで使わせて貰ったで」
怜ちゃん「このなぞなぞのヒントは……そうやな。この問題を4回出したら、1回は二番目の数字が8やなくて9になるな」
怜ちゃん「あと今後は不正解が出るたびにヒントが1個づつ増えてくでー」
怜「身内にみせてみたらさっぱりわからんって言われた……」
怜「ヒントはそうやな、実は全部ある二桁の数字の下一桁なんや」
怜ちゃん「実は12/29日にHTML依頼出しとるんや。いつ落ちるかわからん」
怜ちゃん「やからもう一時間経ったら問題飛ばすことにするわ」
ゆうや「第3問!」
ゆうや「あるなしクイズだよ!」
ある:秋 柿 脳 鈴
なし:夏 苺 頭 笛
たかし「第4問!」
たかし「ロウソクが10本あって、風が吹いて2本火が消えました。そのあと戸を開けたらさらに1本火が消えました」
たかし「その後ロウソクの火は消えなかったとして、最後まで残っていたロウソクは何本でしょう」
不正解
不正解
怜ちゃん「まあ、これは引っ掛け問題に近いな」
怜ちゃん「最後まで残ってる、の意味をよく考えてみてや」
3
怜ちゃん「不正解や」
怜ちゃん「まあ、最後まで残る、の解釈次第やからな……問題が悪かったわ」
怜ちゃん「もう次行くわ」
>>92
正解
恭子「これは引っ掛けクイズやな。火がついとったロウソクは燃え尽きるから、残っとるのは火が消えた3本!」
たかし「ピンポーン!」
まさし「第5問!」
まさし「◻︎に入る文字を選んでね!」
R C T R D S H ◻︎ M B D WB
怜ちゃん「流石にこの問題は難しすぎるから、しょっぱなからヒントをいくつかやるわ」
怜ちゃん「まずはこれや」つhttp://i.imgur.com/qS8Ot3j.jpg
怜ちゃん「あと、今23歳の人はピンとくるかもな」
怜ちゃん「んで残りのヒントは……玄関の前でも見や。もう手遅れかもしれんけど」
s、m?
>>96
正解
恭子「これは……干支の動物を英語にした頭文字や」
恭子「□に入るのは羊……SheepのS!もしくはMerryのM!」
まさし「ピンポーン!」
ゆうや「第6問!」
ゆうや「あるなしクイズだよ!」
ある:親子 天 鰻 牛
なし:兄弟 地 蛇 鶏
恭子「あるの方には最後に「丼」をつけれる!」
ゆうや「ピンポーン!」
たかし「すごーい!」
まさと「全問正解だ!」
末原「どや?流石やろ」
ゆうや「うん!」
たかし「あー楽しかった!」
まさと「ありがとうお姉ちゃん!」
ゆうや「ばいばい!」
恭子「消えてったか……。あの子たちは成仏できんと、ここを彷徨うんやろうなぁ……」
恭子「……私にできることはないわ。先に行こう」
彼岸花人形「ちなみに答え合わせだよ」
桜人形「第1問の答えは、バレリーナだけに、爪先立ち(妻先立ち)だよ」
菊人形「第2問の答えは、各月の最終日の下一桁だよ」
百合人形「第3問の答えは、各漢字に曜日の漢字が入ってるよ」
一階 地下室前
恭子「この部屋の奥に、地下室にがあるんやな」
キーキーガヤガヤ
恭子「ん?なんやこの声は」
あんたでしょ!
ちがいます!
おれじゃない!
恭子「なんや……六人の人影が見えるやん」
夫人霊「なんですのアナタ。そうだわ、私の話を聞いてくれませんこと?」
恭子(聞かないって言ったらデッドエンドになりそうやな)
夫人霊「誰かが私を殺して、私の大切なネックレスを奪ったんですの」
夫人霊「けれど死んでからみんなの話を聞いても、辻褄が合いませんわ。きっと犯人は嘘をついるんですの」
旦那霊「私が悲鳴をあげて殺されてからすぐに人が集まったから、逃げる隙は無かったはずですわ。最初にこの部屋にいた人が犯人ですわ」
旦那霊「あなた、犯人を探してくれませんこと?」
恭子「はー仕方ないですね」
息子霊「娘は犯人じゃないよ。他のところで見たんだ」
娘霊「私が来た時には息子も執事もいなかったわ」
メイド霊「私が部屋に着いたら娘さんしかいませんでした」
執事霊「夫人の悲鳴の後に男性の声が最初に聞こえました。犯人は男の方です」
乳母霊「私は執事さんと一緒にきました。執事さんは男だから足が速くて、疲れました」
旦那霊「犯人がわかったか?」
末原「はい。犯人は」
1.息子霊
2.娘霊
3.メイド霊
4.執事霊
5.乳母霊
※回答は最初に「A.」をつけたレスを拾います
相談フェイズとの区別の為です
間違った答えも拾ってバッドエンドに行きます
怜ちゃん「ちなみにこの答えもイジワルでな……まあ、先入観を捨ててや」
旦那やない夫人や
作ってる途中で変えたんやった
夫人霊「誰かが私を殺して、私の大切なネックレスを奪ったんですの」
夫人霊「けれど死んでからみんなの話を聞いても、辻褄が合いませんわ。きっと犯人は嘘をついるんですの」
夫人霊「私が悲鳴をあげて殺されてからすぐに人が集まったから、逃げる隙は無かったはずですわ。最初にこの部屋にいた人が犯人ですわ」
夫人霊「あなた、犯人を探してくれませんこと?」
恭子「はー仕方ないですね」
息子霊「娘は犯人じゃないよ。他のところで見たんだ」
娘霊「私が来た時には息子も執事もいなかったわ」
メイド霊「私が部屋に着いたら娘さんしかいませんでした」
執事霊「夫人の悲鳴の後に男性の声が最初に聞こえました。犯人は男の方です」
乳母霊「私は執事さんと一緒にきました。執事さんは男だから足が速くて、疲れました」
夫人霊「犯人がわかったか?」
末原「はい。犯人は」
1.息子霊
2.娘霊
3.メイド霊
4.執事霊
5.乳母霊
※回答は最初に「A.」をつけたレスを拾います
相談フェイズとの区別の為です
間違った答えも拾ってバッドエンドに行きます
怜ちゃん「ちなみに回答時間は23時までや」
怜ちゃん「これを超えたらあとはすぐエンディングやで」
恭子「犯人は……あんたや!夫人霊!」
夫人霊「わ、私を疑いますの!?」
恭子「犯人がついた嘘……それは、あんたの、誰かが私を殺したって事や!つまりあんたのマッチポンプや!」
執事霊「でも確かに夫人の悲鳴のあとに男性の声を聞きましたよ?」
恭子「えっ」
娘霊「私が着いた時は、息子さんも執事さんもいなかったよ?」
恭子「えっ」
夫人霊「そう……あなたが嘘をついたのね」
恭子「……え?」
娘霊「嘘つきが犯人だからね」
息子霊「殺さないとね」
恭子「い、いや……ちが……」
サ
ヨ
ナ
ラ
DEAD END
コンティニュー
1.息子霊
2.娘霊
3.メイド霊
4.執事霊
5.乳母霊
怜ちゃん「色々考えても、どうしても辻褄が合わんやろ」
怜ちゃん「それは先入観のせいや」
怜ちゃん「実はある人物だけ、ある情報が明かされとらんのや」
恭子「犯人は息子さん……あんたや!」
娘霊「でも私が来た時、息子はいなかったよ?」
恭子(そ、そうやった!)
夫人霊「そう……あなたが嘘をついたのね」
恭子「え?」
娘霊「嘘つきが犯人だからね」
息子霊「殺さないとね」
恭子「い、いや……ちが……」
サ
ヨ
ナ
ラ
DEAD END
おっと、A.がついてないのに勝手に進めちまった……
怜ちゃん「証言を整理しよか」
怜ちゃん「まず、嘘をついてるのは犯人や」
怜ちゃん「んでBAD ENDにいったから息子さんは犯人やない」
怜ちゃん「つまり息子さんは嘘をついてないって事は、目撃情報のある娘さんも犯人やない」
怜ちゃん「んで娘さんが犯人やないなら、言ってることは正しい。つまり彼女が来た時、息子さんと執事さんはおらんかったから犯人やない」
怜ちゃん「そして執事さんがおらんなら犯人やないから、執事さんの証言は正しい。つまり犯人は男や」
怜ちゃん「あれ、ウチおかしなこと言ってへん?」
A.犯人はメイド。
メイドガイだったんだよ!
>>116
正解
恭子「犯人は……メイド!あんたや!」
メイド霊「そ、そんな……でも執事さんが、犯人は男だって……」
恭子「とぼけるな……乳母と娘は名前的に女や」
恭子「やから犯人はあんたなんや。ヒゲ面ですね毛のあるダミ声の女装メイド!」
メイド霊「くっ……!」
夫人霊「あなたが私を殺したんですの……地獄へ落ちなさい!」
メイド「うううぁぁぁ!!」
恭子(メイド霊が消えた……)
夫人霊「あなた、ありがとう。無念が晴れたわ」パァァァ
恭子「消えた……ほんまなんなんやこの旅館」
恭子「さてと、この先が地下室……ん?この紙は」
ある教授のメモ
6/20
どうやらこの村では魂を輪廻させるために、5年に一度、輪廻の儀をするらしい
その儀とは、生贄を[ピーーー]事
しかし村人を殺しては、ただでさえ小さなこの村が、過疎化してしまう
そこで魂輪廻村の人々は、外からやってきた人を生贄にし[ピーーー]ことにした
その為の場所がこの旅館である
この旅館に旅人を停め、旅人が寝静まった頃に鍵を開けて、身動きを封じて生贄にし、[ピーーー]
恐らく私が歓迎されたのも、生贄が来たと喜んだのだろう
どうやらこの旅館にはまだ秘密がありそうだ
私は地下室を探ることにする
恭子「やっぱり……輪廻の儀は人を[ピーーー]ことやったんや」
恭子「そしてこの手帳は5年前のもの……つまり、今回の生贄は……」カタカタ
恭子「はやくここを出て、この村から出んと!」
恭子「と、懐中電灯の電池が切れた。真っ暗はかなわんな」
恭子「携帯を点けてと」パカッ
夫人霊「あ、そうそう」
恭子「うぉぉ!!まだおったんかい!嫌なタイミングででてこんといてや!」
夫人霊「この先の地下室から外に出たいんでしょう?」
恭子「まあそうやけど」
夫人霊「地下道には一つ開かない扉がありますの」
恭子「開かない……?また鍵でも探さんといかんのか?」
夫人霊「いいえ。なんか十個のボタンから一つ当たりを押さないといけないみたいですわ」
夫人霊「そのボタンは、『4の下』らしいの」
恭子「4の下……?どういうことや?」
夫人霊「さあ?手元でも見れば?それではごきげんよう」
恭子「なんやったんや……」
地下室
恭子「ここを進んでいけば外に出れる道があるんやな」
恭子「ん?なんやこの扉は。お札が貼られとったみたいやけど……破れとる」
恭子「これは……」
ある教授のメモ4
-/-
軽い気持ちで開くのではなかった
この旅館の地下では、ここで生贄に差し出された人達が供養されていた
しかし私がそこの封印を破ってしまった
どんどん亡者が溢れ出てきている。私はもう逃げられないのだろう
亡者はこの旅館のあらゆる場所にいる
恭子「な……ここの幽霊はそのせいやったんか……」
恭子「ん?続きがある」
い
ま
も
あ
な
た
の
う
し
ろ
に
恭子「……!!」
みーつけた
恭子「ひぃっ……!さっき地下室の入り口におった!」
ふふふ
あはは
恭子「そ、外まで逃げんと!」
……
ふふふ
あはは
恭子「どこまでもおってくる……いったいいつになったら地上に出られるんや!」
恭子「(ガコンガコン)くっ……この扉、開かん!」
恭子「ん……?なんやこの扉の横のボタン。エレベーターみたいに縦に0から9まで並んどる」
恭子「さっきの幽霊が言っとった扉か。ええいどれが当たりの数字なんや!」
どの数字のボタンを押す?↓
恭子「ボタンはエレベーターの並び順……このボタンの4の下は3になっとる」
恭子「3が正解や!」ポチッ
恭子「……あかん!扉が開かん!」
恭子「他の数字を押して……」
ふふふ
あはは
恭子「……!追いつかれ」
DEAD END
怜ちゃん「あーあ。これが最後の謎解きなのに死んでもうた」
怜ちゃん「ウチから言うヒントはもう無いで。既に優しい幽霊がヒントを出してくれとるからな」
コンティニュー
どの数字のボタンを押す?↓
恭子「1を……」
恭子「って開かんやないか!1は4の上やった!」
ふふふ
あはは
DEAD END
怜ちゃん「この場合の手元、はみんなじゃない」
怜ちゃん「末原ちゃんの手元や」
コンティニュー
どの数字のボタンを押す?↓
7
>>132
正解
恭子「手元を見ろ……さっき夫人霊が出てきた時に丁度起動してた、この携帯か!」
恭子「携帯のボタンで4の下は、7や!」ポチッ
恭子「よし開いた!階段や!このまま脱出するで!」
地上
恭子「はあ……はあ……なんとか村まで戻ってこれた……」
恭子「そうや!はやくこのまま逃げ出さんと!」
ガシッ
豊音「末原さん、みーつけた」
恭子「と、豊音!」
豊音「おもてなしの準備ができたら、私の家に行くよー」
恭子「い、いやちょっと急用を思い出して……あかん、豊音握力強すぎや!」
とよねのおうち
豊音「さあ、この先で末原さんのおもてなしをするよー」
恭子(あかん……ここままやと生贄に出される……)
ガララ
恭子「ひっ……ん?」
恭子「これはご馳走……?」
村人「おめでとうお二人とも!」
村人「おめでとう!」
村人「幸せにな!」
恭子「な、なんやこれは?」
豊音「えっとこれはね……」
豊音「私と末原さんの、結婚祝いだよ」
恭子「……は?」
狐鈴音村では、かつての魂を輪廻させるために生贄に捧げる儀式は、百年前に無くなった
その代わりに、新たな魂を生み出すという輪廻のために、5年ごとに結婚の祝杯祭をする事になった
恭子「な、なんや……そういうことやったんか」
豊音「えへへ……。ねえ末原さん」
恭子「ん?」
豊音「私達、ずーっと幸せになろうね!」
恭子「ああ……。任せや」
HARRY END
これで終わりです
ホラーアドベンチャー的なものをやりたかったけれど、スレタイに安価をつけてなかったり上手い進行ができなかったり謎解きの答えが捻くれすぎたりと、終始グダグタですいませんでした
それに付き合ってもらえてありがとうございました
一度諦めたけれど、終わらせることができたのもみなさんのおかげです
実はガチで生贄にされそうになって豊音村からの脱出編に突入しようと思ったけど、流石にくど過ぎると思った
ホラーアドベンチャーの舞台は一つにしておくべきってのが俺の感がえ
あとは、最後の最後はハッピーエンド厨だから
1.廊下に出る
恭子「二階は何があるかわからん!廊下にでるで!」バタン
まってよ
ぼくたちとあそんでよ
恭子「あかん、はよ逃げんと追いつかれる!」ドタドタ
ろ う か は
恭子「!?」
は し っ て は い け ま せ ん よ
恭子「ひっ……!」
「悪い子には、おしおきをしないとね」
恭子「あっ……が……息が、でき……」
DEAD END
3.コタツの中に隠れる
恭子「とにかくどこかに隠れてやり過ごす!」
恭子「このコタツが丁度良さそうや。ここに隠れるで!」もぐりこみ
あれー
いないねー
あっちかなー
……
恭子「やり過ごしたみたいやな」
恭子「さて、コタツから出てはよ地下室から脱出を……」
恭子「あれ?布団が全然動かん……?」
恭子「ん……なんや……?どんどん暑くなってきて……」
恭子「熱!コタツん中ありえんくらい熱くなってきとる!」
恭子「だ、誰か!誰か助けて!焼け……死……」
DEAD END
落ちるまでのネタ
次回予告!
とよねのおうち
末原「うー、この村は街灯が少ないならトイレに行くのも怖いわぁ」
末原「ここがトイレやな」ガチャ
夫人霊「ねえあなた」
末原「うわぁぁぁ!!」
夫人霊「そんな驚かなくてもいいのではなくて?見知った仲ではありませんこと」
末原「あんたついてきたんかい……」
夫人霊「ええ。実はお願いがあってやってきたんですの」
末原「お願い……?」
夫人霊「鹿金旅館……流石にあんなに霊がウロウロしてるのは問題だし、私も成仏できないの」
夫人霊「けれど地下の部屋に霊を封じた神主はもう亡くなったし……だから、改めて供養して、成仏させてくれませんこと?」
末原「私はそんな事はできんで?」
夫人霊「わかってますわ。あなたには霊を供養できる人を探して欲しいんですの。幸い心当たりはありますわ」
末原「ふーん。じゃあその心当たりを教えてや。私にできることならしてやるから」
末原「ええ。その方は大天狗様。いる場所はーーーーーー」
マ ヨ ヒ ガ
白望「ダル……」
マヨヒガで待ち受けるは大量の妖怪たち!
妖怪に見つからないように末原さんは脱出できるのか!?
せや。普通にミスった
今度は山ん中探検してマヨイガを目指す感じにしようと思う
自分でも色々反省点多かったけど、次作る際のアドバイスがあれば、お願いしたいです
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