とある民宿
春香「あー、ご飯美味しかったー♪」ポスン
真「今日は遊んだねー。久々に皆で集まれたからはしゃいじゃったよ!」ボスッ
雪歩「久し振りの合宿、すごく楽しかったですぅ…♪」スリスリ
真美「ま、ピヨちゃんはまたお留守番だけどね→」ゴロゴロ
亜美「事務所は任せた!」ビシッ
ーーーーーーーーーーーーー
小鳥「もう一杯!今日はとことん飲むわあ!うええん!」ダンッ
ーーーーーーーーーーーーー
やよい「お土産、いっぱい買って帰りましょーね!」
響「やよいはいい子だなあ」ナデナデ
貴音「真、よい心掛けです」ナデナデ
やよい「えへへー」ホワホワ
千早「そう言えばプロデューサーは何処に?」
伊織「少し散歩してくるって言ってたわよ」
あずさ「あらあら、私も行こうかしら~?」
美希「はにー…」ムニャムニャ
律子「皆ー、そろそろ寝なさーい」ガラ
一同「「「はーい」」」
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~数分後~
亜美真美「…んっふっふ~」パチ
亜美「みんな寝た?」ヒソヒソ
真美「寝たっぽいよ→」ヒソヒソ
亜美「やっぱり」
真美「合宿の夜は」
亜美真美「「イタズラだよね→!!」」コゴエ
真美「何やる?やっぱりここはラクガキ?」
亜美「おっと真美殿?この亜美を甘く見てもらっちゃ困りますぜ?」
真美「ほうほう、何やらアイデアがあるようですなあ亜美殿?何か持ってきたの?」
亜美「…じゃーん」バッ
真美「…えっと…首輪と手枷?」
亜美「足枷もあるYO!」バーン
真美「ほうほう…これで皆を縛っちゃおうって魂胆ですな?」
亜美「YES I AM!」チッチッチッ
真美「これピヨちゃんの?」
亜美「そうだよー、十四人分あるから全部借りてくれていいってさ!」
真美「お主もワルよのう」フッフッフ
亜美「いやいや、真美殿ほどでは」クックック
真美「さて!」
亜美「うん!」
亜美真美「「レッツパ→リィイイイイイ!!」」コゴエ
ーーーーーーーーーーーー
ガラッ
P「ただいまー」バタン
P(やっぱダメだよなあ…最近溜まってたから外で抜けないか歩いてたけど、
大自然に対する冒涜だよなあ…)ハア
P「帰ったら久々に1日休みとるか…ん?」チラ
「……」キラーン
「覚悟っ!」バッ
P「どわあっ!?」スカッ
「ちっ!不意討ち失敗か!」ギャリッ
P「あ、亜美!?お前まだ起きてたのか!?っていうか何持ってるんだ?」
亜美「んっふっふ~、これはだね兄ちゃん、ピヨちゃんから借りてきたコーソクセットだYO!パクったわけじゃないからね!」バーン
真美「うあうあ~!真美まで縛るなんて、このウラギリ者→!」ガチャガチャズリズリ
亜美「マヌケがあ!頂点に立つのは常に1人!この亜美に気を許した時点で、お前は敗北ムードって奴だったんだYO!」
真美「くっ、皆縛り終わって一息ついた瞬間に転ばされてその隙に縛られるなんて!」ガチャガチャ
P「分かりやすい状況説明ありがとう。亜美も縛って良かったよな?」ギチッ
真美「ナイス兄ちゃん!」
亜美「兄ちゃんを縛ろうと思ったら、縛られていたのは亜美だったァー!? うわあああん! イタズラするのは亜美なのに、亜美が縛られてどうすんのさ→!」ジタバタ
真美「先に裏切った亜美が悪いんだからね!」ベー
P「あとでほどいてやるから…とりあえず騒ぐなお前ら」ヤレヤレ
「…うあうあ~!」「…北ムードって奴だった…」
美希(うるさいの…)
千早(あの二人、どこからあんな元気が出るのかしら…)
やよい(なんだろ、手足に違和感が…)
響(…えっ。ちょっと待って。何これ?)
雪歩(手足が動かせない…?)
真(なんか足に付いてるんだけど)
あずさ(あ、あらあらー…)
貴音(…随分とあの二人に心を許していたみたいですね…まさか、こうなるまで気付くことが出来なかったとは)
律子(ちょっと待って。嘘でしょ? 私まで?)
伊織(あいつら…やりやがったわね…!間違いないわ…)
春香(私たち、眠ってる間に…)
「「「ーーー縛られてるっ!?」」」
P(協力者であろう真美が縛られていたことからなんとなく予想はついていたが、
今回合宿に来た、俺を除く13人のアイドル達は、皆一様に手足を拘束されていた)
P(亜美が持ってきた拘束具は、金属製の手枷と足枷。
手枷は両腕を互いの肘と手の甲が付く組み方で後ろ手に嵌めて、首輪と繋がった太いチェーンによりぶら下げられている。
手首だけを括る手錠よりも、ずっと自由が制限されるタイプの拘束具だ)
P(足枷は、拳ほどの幅のブレスレットを足首に嵌めて、左右それぞれから飛び出たフックにより互いが繋がっている。)
P(金属製な上に手足の隙間がすごく狭いため、無理やり切り離すことは不可能。下手に大きな刃物で切ろうとすれば、アイドルの身体に傷をつける可能性がある。亜美が持ってきたのは、そんな拘束具だった)
ーーーーーーーーーーーー
亜美真美「「すみませんでした」」ジンジン
律子「あー…頭突きだとこっちにもダメージ来るわ…」ジンジン
やよい「亜美!真美!みんな寝てるんだから、イタズラしちゃダメだよ!」メッ
真美「うえーい…」
亜美「スミマセン…」
伊織「小鳥の許可は得てるって話だったわよね…帰ったら覚えてなさいよ」
春香「それにしても、小鳥さんすごいの持ってるね…全然自力で解ける気がしないよ」
真「引っ張って壊せるような物でもないしね」ギシギシ
美希「このままだと寝返りうてないから、早くほどいてほしいな…あふぅ」
あずさ「すみませんプロデューサーさん、そろそろほどいてもらえますか~?」
P「ああ…そうですね。亜美、真美。これの鍵何処だ?」
亜美「……あっ……確認するの忘れてた……」
「「「えっ…」」」
P「…質問を変えよう。その手枷足枷が入ってた鞄、何処にある?」
亜美「そ、それなら亜美の荷物のすぐ隣にあるよ!おっきくて黒井バッグ!」
P「ちょっと待て、コレだな…ん?中に何も無いぞ!?」
「「「ええっ!?」」」
真美「ちょっと待って!真美ちらっとだけど見たよ!?持つとこが長いカギだったもん!」
P「…これか?」スッ
真美「そう!それ!」
P「……これか…これはだな……」┣"┣"┣"┣"┣"
P「…『ドライバー』だ……!」┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"
亜美「」
真美「」
ーーーーーーーーーーーー
とぉるるるるるるる
小鳥「あーもしもし?ピヨちゃんですよー」ガチャ
小鳥「鍵ぃー?あたしが持っれまるよー」チャリン
小鳥「んあ?拘束プレイ?良かったれすねプロりゅーサーさぁん、夢の連縛監禁れすよー」
小鳥「おやすみー」ブツッ
ーーーーーーーーーーーー
P「……」ピッ
P「…みんな聞いてくれ。鍵は小鳥さんが持ってた」
春香「」
千早「」
やよい「はわわ…」
伊織「じゃ、じゃあ、小鳥に持ってきてもらえばいいじゃない!」
P「…小鳥さんな…あれ、明日の朝まで使えそうにねえわ……予想以上に拗ねたな…」
雪歩「」
真「」
美希「なの…」zzz
響「そ、それならさ!社長に持ってきてもらえば…」
P「年寄りの早寝っぷりナメんなよ。出ねえ」
あずさ「あ、あらあら…」
貴音「……」
律子「ちょっ…それってつまり…!」
P「皆さんは……明日の朝まで、縛られたままです」
「「「ーーーーええええええええっ!?」」」
P「こうなったら俺が出る!ちょっとあのクソ鳥の所まで行ってきます!」バッ
律子「ま、待ってください!行かないで!」
伊織「そうよ!今動けるのはあんた1人よ!?あんたが出てる間に何か起こったらどうすんのよ!」
響「こ、こんなところ、誰かに見られても、自分たち何も出来ないぞ…!」
P「うっ…そ、そうだったな。すまん…」
P「…まじか…夜が明けるまでこの状況だと…?」
P(…今、皆は横向きで寝ているか、体育座りのような体制でいる。
身体は凝るだろうが、明日の朝までなら特に身体に不調は出ずにすむだろう。そこは問題ない)
P「な、なあ…皆、その状態で眠れるか?」
美希「寝たいけど、仰向けだと手枷が腰にごつごつ当たるし横向きだと手が痛いしうつ伏せだと手枷が重いの…足枷もうっとうしいの…」
伊織「美希でこれだし、一度寝た分目が冴えちゃってるのよね…」
雪歩「多分、朝まで起きてると思いますぅ…」
P(…と言った所だが、一晩だけならそう大した問題じゃあ無いだろう。
寝る前にトイレもちゃんと行ったようだし、喉が乾いたら水を持っていってやるくらいだろうな、俺の仕事は)
P(…そう。問題はそこじゃない)
P(問題は俺自身の事だ。ここで改めて今の状況を説明しておくと…)
P(まず、ここは海沿いの民宿だが、その主は現在夫婦共に外に出ている。知人の家に泊まると言っていた。
俺達とは顔馴染みの夫婦だから、信用して家を空けられたのだろう。俺達もこの家については割りとよく知っていたので、今日1日は困ることも無かった)
P(…そんな家に、俺とアイドル達13人。計14人のみが居座っているのだ)
P(そして、今の彼女達の格好は、風呂上がりの浴衣姿である。中にシャツこそ来ているが、『つけている』かは分からない。
そして、ある程度拭いたとはいえ風呂上がり。髪はしっとりとして頭や首筋に張り付いているわ、ボディライン、特にバスト……いや、72も他意は無い、がハッキリと浮かび上がっているわ、表情も少し上気しているわ…
ハッキリ言って、扇情的なのだ)
P(全員手足を完全に拘束されている今、春香達は『何かされても抵抗できない』。
地震や衝突事故などの『突発的な災害』にも、
何処からか情報を聞き付けてあらぬ写真を撮ろうとする『パパラッチ』にも、
性欲が爆発した『いきすぎたファン』にも。
そして………………………『俺』にも)
P(俺自身から以外にも守ってやらなくてはいけないから、外で発散することも出来ない。ここでするなど問題外だ。亜美真美やよいには確実にトラウマになる)
P(…八百万の神々よ。冒涜を躊躇った私にこのような仕打ち、失望しました。マリア様のファンになります)
春香「ん…」
千早「く…」
美希「…むー」
雪歩「はう…」
やよい「う、うう~…」
伊織「~~っ!」
真「はぁー…」
響「あうう…」
貴音「…ふふ」
亜美真美「「うあうあ~…」」
あずさ「…んっ…」
律子「……っ」
P(…13人の、縛られた、とてつもなくエロいアイドルたち)
P(今…俺の理性が試される)
今日はここまで。
あと1日で終わるような内容ですが、シチュエーションに何かリクエストがあれば、
波長が合い次第、採用させていただきます。
ただし、スレ主はR-15までしか書けません。十八禁とか無理です。
ジュピターも縛られたりして
>>32
野郎縛っても何も得しないんですよ
今週の暗殺教室はそこが残念だった。渚以外。
つい反応してしまったので折角なので連絡
9時くらいに続き投下しますー
何かさ…ハム蔵を暴走させた結果、なんかすごい事になったわ。これ今晩じゃ終わらねえ
一時間早いけど投下します。
P(一つ伝え忘れた事がある。縛られたアイドル達の下半身がどうなっているかだ)
P(さっきも言った通り、風呂上がりなので、全員が浴衣を着ている。浴衣、則ち和製のスカート。
多分中には『履いている』だろうが、靴下もズボンも誰の足にも纏われていない)
P(…細く、それでいて付くべき肉が付いている13対の『生足』が、浴衣の裾から奥ゆかしげに覗いているのだ。
真や伊織なんかは、太ももまでチラリと見えてしまっているのをなおすことも出来ないまま、恥ずかしそうにせめて足を閉じて、
そして何とか裾を被せられないかともじもじしている。俺がやればいい?アホウか)
真「ぷ、プロデューサー…///」モジ
伊織「あ、あんまり見るんじゃないわよ…!///」カアアア
P(…胸の小さい女って、足が綺麗なやつ多いよな)
ハム蔵「ヂュイ」ヒョコ
P(! ハム蔵! そうだ、ハム蔵がいたんじゃないか!)
ハム蔵「ヂュ?」
P(ハム蔵って確か、響を助けるために電車にまで乗って事務所まで走ってきた事があるんだよな。
よし!頼むハム蔵!同じオス同士、この俺の目が何を言いたいのかわかる筈だ!)ジッ
ハム蔵「……ヂュ」ジー
P(よし!あの目は『俺に事務所まで拘束具の鍵を取りに行って欲しいのか?』と聞き返している目だ!ちゃんと伝わっているぞ!)
P≪そうだ!電車こそ終電で止まっているが、765プロの近くまで直通の夜行バスがあるんだ!
頼む、協力してくれ!お前の主を守る為だ!≫ジッ
ハム蔵≪…ルートさえ整っているなら、俺に行けない所はないな≫
P≪! そうか!≫
ハム蔵≪俺の主…響を守るため…そうだな。男の性欲と言うものは時に如何なる感情をも侵し脳味噌を犯す、食欲にも似た本能の獣だ。
そう言った獣から主を守る、その使命のみの元に最善を尽くす。それがペットの美学かもな≫
P≪そうだろう!? そこまで理解してくれるなら、今俺の頼みを聞くのが最善だと理解してくれる筈だ!≫
ハム蔵≪ああ…理解(わか)っている。理解(わか)っているとも≫
ハム蔵≪ーーーだが断る≫
P≪ナニッ!≫
ハム蔵≪この我那覇ハム蔵の最も好きなことの1つは、
自分の欲望を必死に押さえ込んでいる偉い奴に『NO』と言ってやる事だ。
やりたくてやりたくて仕方ないんだろう? やればいいじゃあないか≫
P≪ば……馬鹿なっ!響がどうなってもいいのか!?
抵抗も出来ないまま為すがまま、されるがままに蹂躙され!好き放題に慰み物にされるお前の主を!
お前は黙って見ていられるとでも言うのか!?≫
ハム蔵≪おいおい、性欲は生物の三大欲求の1つだぞ? 何故否定されなければならないんだ≫
ハム蔵≪誰かに遠慮してろくに眠ろうとしない馬鹿をお前は正しいと思うのか?≫
ハム蔵≪弟や妹の事を第一に考えて、食い物を与え続けて、自分はグウグウと悲鳴を上げる腹の虫を殺し続ける…≫
ハム蔵≪…そう、かつての高槻やよいのような哀れな生き方を!≫
ハム蔵≪お前はその苦汁も辛酸も肯定して!≫
ハム蔵≪『これからも頑張れよ、辛いだろうが、お前は正しいんだ、我慢をするお前の姿こそ、尊く、清く、美しいんだ!』≫
ハム蔵≪などと宣(のたま)う事が正しいと?≫
ハム蔵≪今の正直になった高槻やよいの!≫
ハム蔵≪自分を大切にするようになった!≫
ハム蔵≪『ボロボロの天使』などではない!≫
ハム蔵≪『幸せに笑う1人の人間』としての!≫
ハム蔵≪そんな高槻やよいの素直な思いを!≫
ハム蔵≪…お前は『汚いもの』として、残酷にも切り捨てると言うのか?≫
P≪!≫バッ
やよい「…?」キョトン
ハム蔵≪…どうだ?ここまで言っても、まだ『本能』を殺し続けるのか?
かつて高槻やよいを苦しませた、本当の意味での『枷』を、今度はお前が背負い続けるのか?≫
ハム蔵≪…そのような生き方を、誰が喜ぶと言うのだ≫
P≪…ふざけるな≫
ハム蔵≪ほう?≫
P≪やよいと俺を一緒にするな。
やよいは、幸せになるべき人間だ。
俺は汚い大人の男だ。皆をトップアイドルに導き、幸せにする義務や願いはあっても……≫
P≪俺がこいつらを苦しませてまで、欲を満たす事が…
一時の性欲のためにこいつらに苦痛を強いる事が、正しい望みであってたまるか…!≫ギロ
ハム蔵≪…ふむ。この程度じゃあ、まだ折れないか。予想はしていたがな≫
ハム蔵≪…それに…その方が俺も、色々と仕掛け甲斐があっていい≫ピョン
ハム蔵≪その『理性』…お前がいつ、その枷を解き放つのか…
俺自身の愉悦として、楽しませてもらおう≫スタッ
P≪…何をするつもりた…?≫
ハム蔵≪なに、大したことじゃあない。『本能』の素晴らしさを、ほんの少し教授(レクチャー)してやるだけ…
俺はダメな生徒の方が、教え甲斐があって好きだからな≫フッ
ハム蔵≪お前はまだ気付いていない…自分の『本能』に隠された…更なる『本質』にな≫トテトテ
P≪本能に隠された更なる本質…?≫
響(プロデューサー、何でさっきから黙ってハム蔵を睨んでるんだろ)
一旦飯食ってきます。
10時頃には戻ります
なんだこれ
P(くそっ…ハム蔵のやつ、好き勝手言いって…!)
P(やよいの生き方を馬鹿にするなよ…確かにやよいはもっと自分のために生きるべきとは思っていたが、
その心意気は馬鹿にされて良いものじゃないだろ…!)ギリ
P「……」チラ
やよい「うう…」フルフル
P「……」スタスタ
P「どうしたやよい? 不安か?」
やよい「プロデューサー…」フルフル
やよい「…はい…」コクリ
P「……」ギュ
やよい「はわわっ!? ぷ、プロデューサー!?」
P「いいんだぞやよいー、不安なら不安って言ってくれて。
やよいは家じゃ頼れるお姉ちゃんでないといけないかも知れないが、ここなら誰にだって甘えていいんだからなー」ナデナデ
やよい「プロデューサー…」ワシワシ
やよい「…あ、あの!」
P「ん?」ニコ
やよい「…手、繋いでもらってもいいですか?」
P「手?」
やよい「は、はい!…えっと…今、何も握れるものが無いのが、一番不安なんです…!」
P「手、って言うと…こんな感じか?」
P(今、俺は正面からやよいと向き合い、やよいの頭を俺の胸にもたれ掛からせるように抱き寄せている。
俺の左手をやよいの背中に通せば、拘束された右手と繋げる事が出来た)
やよい「あっ…えへへ…」ホワ
P(手を自由に動かせず、握っても開いても空をきるだけの状況は、やよいにとって凄く辛かったらしい。
俺の左手が触れているのに気付くと、しっかりと握って、それまでの緊張で固まった顔を綻ばせた。
…そうだよな。自力でどうにも出来ない状況って、すごく怖いよな)
P「大丈夫だぞ、やよい。今日一晩、俺がちゃんと守ってやるからな」ナデナデ
やよい「……!はいっ!」ポフン
P(左手でやよいの右手を握り、右手で頭を撫でる。やよいは甘えるように俺の身体に自分の身体をすり寄せる。
やよいは、右手から頭から全身から、俺の温もりを受け取って、心の底から幸せそうに笑っていた)
やよい「プロデューサー…」ニヘ
P「ここにいるぞー」
やよい「えへへ…」スリスリ
P(…拘束された女の子を襲うって事は、この笑顔を、信頼と安心を滅茶苦茶に壊してしまう事だ。
癒されるような幸せな思いを踏みにじる事だ)
P(そんな鬼畜外道を認めてたまるか。やよいの幸せと俺の汚い欲望を同じものとして見てたまるか)
P(守ってやる。みんなの尊厳と笑顔は、俺が守る)ギュウ
やよい「…♪」
ーーーーーーーーーーーー
ハム蔵(…美しいものだな。全くもって、人間の誇りと言うものは美しくてしょうがない)
ハム蔵(…だが…)
ハム蔵(そのような清くて美しい人間の誇りを何時でも覆い、潰し、飲み込んで掻き消してしまうのだから…欲望と言うものは恐ろしい)
ハム蔵(…そう。恐ろしく、また美しい)
ハム蔵(潰される誇りが、清ければ清いほど。尊ければ尊いほど、な)
今日はここまで。
ハム蔵とPの(視線による)対話のイメージはBGM込みでこの動画を参照しています
http://nicomoba.jp/watch/sm16483871?cp_in=watch_tg&guid=ON
P「……やよい、落ち着いたか?」
やよい「はい!ありがとうございまッ!」ガギンッ
やよい「う、うう~…!」ジンジン
P「大丈夫か?」
P(ガルーンしようとしてちょっと手を擦ったか。血は出てないな)ナデナデ
やよい「すみません…///」ボフッ
P(自分の不注意に照れるやよい可愛い)ナデナデ
ーーーーーーーーーーーー
ハム蔵(やっと終わったか……俺も動く時だな)ヨジヨジ
ハム蔵『ご主人、ご主人』コソコソ
響「ん?どうしたんだハム蔵?」
ハム蔵『ーーーって、やらなくていいんスかね?』コソコソ
響「えっ?」
響「亜美真美にお仕置き、って?」
一同「「「!」」」ピクッ
亜美「うええっ!?」
真美「律っちゃんに頭突きされたのにまだやるの!?」
ハム蔵『……』コソコソ
響「ふんふん…あー、そっか。亜美真美がやったのって、そう言う事だもんなー」ウンウン
春香「ハム蔵ちゃん、さっきから何を言っているの?」
響「それがな、
『縛られるってのは、実はすごく辛い事っス。何も出来なくて不安なのはみんな分かってくれてると思うっス。
亜美真美はそこんとこ軽く見てるみたいだから、ちょっと抵抗できない側の気持ちを分からせてやってもいいと思うんスよね』
って」
伊織「…そうかしら?」
雪歩「ちょ、ちょっと可哀想な気がしますぅ…」
ハム蔵『……』コソコソ
響「ふんふん……
『ま、お仕置きっつっても痛いのは無しっスね。くすぐっていぢめるくらいっスかね?』
だってさ」
真「…それならありかな?」
律子「ま、二人には良いお灸になるかもね」
伊織「にひひっ♪ ハム蔵ったら、良いこと考えるじゃない!」
春香「いいねそれ! ちょっとワクワクしてきちゃった!」
亜美「ちょっ!待って待って!何かオシオキ関係ない方に話流れてない!?」
真美「そうだYO!なんか皆、真美たちがくすぐられてるのを見たいだけに見えるよ!?」
春香「そ、そんなわけないよ!」のヮの;
亜美真美「「うあうあ~!! 顔に出まくってるじゃんか~!!」」
ーーーーーーーーーーーー
律子「と言うわけでプロデューサー殿、亜美真美のくすぐり、頼んでもいいですか?」
P「…えっ? やるの俺なのか?」
律子「だって私たち皆、この様ですし」ガチャガチャ
P「……だよな」
P(完全に亜美真美をオシオキする流れになっている……俺の名を敢えて出さないことで、セクハラの可能性に思い至るのを遅らせたか…
そして気付いた時にはもう流れが出来てしまっているからもう止めさせようがない…
春香たちの嗜虐心を罪悪感なく出させる手をとったのも流れを作る効果を高めている)
P≪…謀ったなハム蔵≫
ハム蔵≪何の事だろうな? ほら、尊厳とやらを守るんだろう?
断れる空気でもないんだ、ほら、嫌ならさっさと終わらせてしまえば良い≫ニヤニヤ
P≪言われなくてもそうするよ≫ガタッ
P「よーし、動くなよ二人ともー」ニジリニジリ
亜美「うわー! 来るなー!!」ジタバタ
真美「兄ちゃんのエッチ!セクハラ!チカンおとこ→!!」ジタバタ
春香「……」ワクワク
雪歩「……」ワクワク
あずさ「……」ワクワク
やよい「はわわ……」ジー
P「んじゃ、始めるか」ガシッ
P(浴衣来てるから脇の下は無理。だから……くすぐるなら足の裏だな)ワキワキ
P(それぞれ片足で固定(ホールド)してっと。
READY!!)スチャ
亜美真美「「ひいっ!?」」ゾクッ
P(START!!)グワッ
コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ
亜美「うひっ!? あっ、あははははははははは!!」ジタバタ
真美「やーっ! あーっ! う、うひははははははは!!」ジタバタ
P(利き足の都合上、どうしても片足の固定が甘くなってしまう。だから、亜美と真美では少し反応が違ってくる)
P(比較的しっかりと締められる右足を使った真美は、足を動かせない分激しく上半身を揺らしている)
P(少し緩めの拘束となった亜美は、少しの隙間の中で、暴れるようにその両足をよじらせていた)
真美「あはっ!あははははは!兄ちゃん!ストップ!すとっぷぅ!」ゲラゲラ
亜美「うひひひひひひひひ、やっ!むあー!」ゲラゲラ
P(届くわけ無いのに、ギチギチと縛られた両腕を必死に動かして、何とか俺から逃れようと、身体をくねらせている。
無駄とわかっていても、やってしまうもんだよなあ)ニヤニヤ
P(最初は足だけで終わらせてあげようと考えていたが……こう、顔から遠い所をくすぐるだけと言うのは少し退屈になってくるな)
P(…少し場所を変えるか)
P(次にくすぐるのは……うなじだ)
P「シュッ」ズサアッ
亜美真美「「ナニッ!?」」ビクッ
春香「ぷ、プロデューサーさんが!」
真「亜美真美に絡みつかせていた足をほどいたかと思うと、身体を180度回転させて!」
律子「手で押す力だけで自分の身体を亜美真美の間に入り込めるようスライドさせた!?」
雪歩「流れるような動作の連続ですぅ!」
伊織「あんたらノリノリね」
P「次はここだ」サワッ
亜美「うひゃっ!?」ビクッ
真美「ひいんっ!?」ビクッ
P(…想像通りだ。感度はどうだか知らないが、やはり顔同士を近付けてくすぐれると言うのは、対象の表情の変化を間近に感じられていい)
P(くすぐられて首もとを捩らせる際に浴衣と肌の境目が閉じたり広がったりで、その小さな肩や背中が少しだけ深く見えるようになるのは…)
P(…こう、何だかクるものがある)
P(…さらに、今の俺の視点はちょうど二人の頭を後ろから見下ろす位置にある。だから、くすぐられる度に亜美と真美が、許しを乞うように俺の顔をチラチラと、後ろを振り返って見ているのだ)
P(ちょっとした恥ずかしさが混じる、その僅かに紅潮した二つの顔は……誘っているような拒んでいるような、どうにもいぢめたくなる表情をしていた)
P「……」スッ
亜美「あはっ、はっ……に、兄ちゃん?」
真美「や……やっと終わった?」
P(うなじからゆっくりと手を引き抜くと、二人は安堵と……少し残念そうな色を混ぜた表情を見せた、何でそう、少し名残惜しそうにするかな……)
P(ーー期待されたら、止まらないじゃあないか)
P(セクハラになるかもと思って、やるつもりは無かったが……どうせ中にシャツを着ている。浴衣に手を突っ込んでくすぐっても、大して問題はないだろう)
P(ーーーーーーいざ、腋へ!!)ズボッ
亜美「うえっ!?」
真美「ーーーっ!?」
P「……」
P「!!!!?」
P(……えっ。何コレ)
P(何で…何でこいつら……)
P「ーーーなんでお前ら、浴衣にの下に何も着てないんだ!?」
一同「「「えっ」」」
亜美「だ、だって暑いんだもん! 亜美知ってるよ! ユカタだったら、下着つけなくてもいいんでしょ!?」プンスコ
P「そ、そうか…悪かった」アセアセ
亜美「もー! 兄ちゃんのスケベー! これは帰りにお土産百億万円ぶん買ってくれないと訴えるよ!」
P「分かった、悪かった。ちゃんと後で欲しいもの買ってやるから、これで許してくれ!な!」アセアセ
亜美「…んっふっふ~、ピッチピチのオトメのおっぱいは高いんだからね!」ニッ
P「ああ…真美もごめんな、いきなり触られて吃驚ーーーーーー」
P「……?」
ーーーーーーーーーーーー
伊織「ちょっと! 服の中に手を突っ込むのは流石にやり過ぎよ!」
P「……ああ」ボー
伊織「……ねえ、ちゃんと話聞いてる?」ジッ
P「えっ? あ、すまん。ボーっとしてた」ハッ
律子「伊織の言う通りですよ。あの子達もお年頃なんですから、そこは気をつかってあげてください」
P「ああ…流石に悪ノリし過ぎたわ。気を付ける」
律子「本当に、気を付けて下さいね? プロデューサーだから、もうこんな事はないと思いますけど…」
ーーーーーーーーーーーー
P「……」ボスッ
P(…さっき、亜美と真美、二人の服の中に手を突っ込んだ時……女性にとって大事であろう箇所に、無造作に乱暴に触れられた時……)
P(亜美は大して傷ついていなかった。自分の損害を即座に別の物で補填出来るくらいには、気に病むようなものではないといった感じだった)
P(だが真美は違った)
P(亜美になんとか許してもらい、次は真美に許しを乞おうとそっちを向いた。
その時、真美はーーーーーー)
ーーーーーーーーーーーー
真美『…ま、真美は気にしてないよ! んっふっふ~、兄ちゃんも男の子なんだから、しょうがないよね→!』
真美『あは、あはは…』
真美『……ねえ、兄ちゃん』
真美『今、真美の胸触ったのって、さ』
真美『……わざとじゃ……ないよね……?』
ーーーーーーーーーーーー
P(…顔は辛うじて笑みを浮かべていた)
P(だが身体は小刻みに震えていた。
膝を抱くような体勢で身体を縮こまらせていた。
俯いた状態から、遠慮がちに目だけを俺の方に向けていた。
近付こうとすると、僅かに俺から逃げるように、自由のきかない身体を酷使して後ずさった)
P(…俺の事を、少し怖がっていたようだった。また、いきなり大事な所を触られるのでは無いか。自分は兄ちゃんに『欲の対象』として見られているんじゃないか。
…そう言った怯え、不安、猜疑心などが、あの時の真美から僅かに感じられた)
P(自分の軽率さに嫌気がさした。無作法な自分の行動に怒りを覚えた。真美に対して怯えさせた事に、俺は確かに後悔を感じた筈だ)
P(だったら、一番に…あんな真美の姿を見た『いの一番』にーーー)
P(どうして俺は、そんな真美の様子を…
『可愛い』
…などと思ってしまったのだろう)
ハム蔵「……ヂュヂュ」ニヤリ
とりあえずここまで。
真美ってπタッチするとどうなるんだっけ
律子「ん…」モジモジ
真「律子?どうかしたの?」
律子「何でもないわよ。ただ、この体勢に疲れたってだけで」ガチャガチャ
ハム蔵「ヂュイ」ヒョコ
響「あっ…そっか。律子はプロデューサーだから、すごく肩も凝るよな。
今の状況、自分達よりも辛いんじゃないか?」
律子「そんなに気にするほどでもないってば。
…まあ…確かに誰かに揉んでもらったら、楽になるとは思うけどね。でも誰かさんのせいでこの状況だし」ギロッ
亜美「ゴメンナサーイ」
真美「…ごめんなさい」
真「それじゃあプロデューサーにやってもらえば良いんじゃないの?」チラ
P「えっ…」
P「…また俺?」
伊織「ちょっと、何言ってんのよ真! 次は律子をこの変態の餌食にするつもり!?」クワッ
P「おまっ…」
律子「…んー…それに関しては大丈夫じゃないかしら。さっきの件は本当に事故だったみたいだし。
大体、プロデューサー殿にそんな度胸あると思う?」
P「おい」
伊織「…それもそうね」
P「お前もそれで納得するのか!」
律子「あれ? プロデューサー、私を襲う気なんですか?」
P「…するわけないだろ」
律子「…ですよね! あ、あと耳貸してもらえますか?」
P「?」ススッ
律子「(…あの、さっきみたいに事故が起こると困るので、先に言っておきたいんですけど…)」ボソボソ
P「(何だ?)」
律子「(亜美真美と同じで……私も、中に何も着てないんです…)」
P「!?」
P「(何で!?)」ボソボソ
律子「(わ、私だって好きで浴衣1枚しか着てないんじゃないんですよ!?
…その、こっちに着いて荷物を確認したら、衣服の類が全部抜き取られていて…)」
ーーーーーーーーーーーー
犯人「うっへっへっへっへ、律っちゃんのブラジャーピヨー!」クンカクンカ
犯人「みんな浴衣1枚でププッピドゥ!しちゃえばいいんだわ!」ハミハミ
ーーーーーーーーーーーー
律子「(着てきた服も濡れちゃったので…乾き次第、買いに行くつもりだったんですよ…!)」
P「(そ、そうか…)」
律子「(あ、あの、プロデューサー殿…)」
律子「(…信用してますからね?)」カア
ここまで。
短くてすまんの
P「じゃ、じゃあ、始めるぞ…?」ススッ
律子「は、はい…」
P「……」ガシッ
律子「ッ!」ピクッ
P(今…律子は俗に言う『女の子座り』で背筋を伸ばし、俺はその後ろにしゃがみ律子の肩を掴んでいる。
正座するには、流石に足首の金具が痛いのだろう)
P「…どうだ?」ギッギッ
律子「あっ…そ、そこです」ピクッピクッ
P(さっきの律子の告白は、肩を揉んでいる時に浴衣が横や下にズレないようにして欲しい…そういう意図で言ったのだろう)
P(横に延ばすように手をスライドさせると、少しだけ見える肌色の面積が増す。するとその度に)
律子「…っ、…っ!」チラッチラッ
P(非難するような恥ずかしがるような、そんな目を何度も俺に向けるのだ)
P(…考えてみれば…今の俺、かなり重要な手綱を握ってるよな…)
P(何度も言うようだが、律子は後ろ手に縛られていて、足も拘束されている。
口元に手を持っていけば噛みつきは出来るだろうが、そこさえ気を付ければ律子が抵抗する方法など無いのだ)
P(例えば…ピンと張った胸は、浴衣1枚で隠されているだけ…引っ張って露出させるも、重ね合わせた布の隙間から手を突っ込んで、その曲線をいやらしく撫でるも、俺のさじ加減1つに委ねられているのだ)
P(もし俺がそんな事をしたとき…)
P(律子は一体どんな表情を見せてくれるのだろうか)
P「……」フウ
律子「うひゃあっ!?」ビクビクッ
P「…えっ? どうした律子!?」
律子「す、すみません…! ちょっとプロデューサーの息が首筋に当たって…変な声出してすみません…///」アセアセ
P「そ、そうか…悪かった」
P「……」
律子「……///」カアア
P「……」
P(律子は……俺の息を首筋に受けた直後の律子は、顔全体を赤く染め、ほんの少し肩を竦めながら、その肩に自分を隠そうとするように、小さく俯いていた)
P(お互い意図しなかったくすぐったさに反応したことが恥ずかしかったのだろう。
またはその快感自体に頬を染めているのかも知れない)
P(知ってしまった快感と、プロデューサーとしてしっかりしなければいけないと言うプライドの狭間で、
縛られた手足で必死にもがき、まともであろうと葛藤し、その身を捩らせる律子。
そんな健気で、また愚かにも見える、捕らわれた1人の女の子の姿は…
…こんなにも愛しいものだったのか)
P「…」ギュ
律子「ひゃっ!? ぷ、プロデューサー?」ビクッ
P(律子を抱くときは、後ろから手を回して抱きしめるのが一番いい、と俺は思う。
俺自身の顎から股にかけての胴体と両腕。やや斜め下から両足で。
五体を満遍なく使って律子を包み込み、その体温を全身で感じる)
P(後ろから覗き込むと、律子はもうこちらの方を見ていない。
首まで染まった真っ赤な顔を見られまいと、必死になって顔を見えないような方向に向けているのだ)
P(だから縛られてるんだから無駄だってのに)
律子「こ、こんな抱きかたするひつ、ひ、必要、ないでしょう!? 早く離してください!///」ヨジヨジ
P(俺の抱きつきから逃げようと、肩の辺りをもぞもぞ動かして、段々浴衣が下にずり落ちていく。
どうやら、浴衣の方を気にかける余裕がなくなっているようだ。
やばい可愛すぎる)
P「落ち着け、浴衣がはだけてきてるぞ」グイッ
P(このまま脱がしてもつまらないので、浴衣の襟を元の位置まで戻してあげた。
)
律子「え?あ、ありがとうございます…」
P(ただ、ずり落ちる前より、若干着崩れして、浴衣と肌の間のゆとりが広くなった。)
P(肩なんかは、浴衣による薄い陰と柔らかい肌色が程よく絡み合ってーーー
ーーーーーーやばい、もう我慢できない)
パクッ
律子「うひゃああっ!?」ビクビクビクッ
律子「プロデューサー殿!? もう肩揉み関係なくなってますよね!?
いいか…うあっ…! …っ、いい加減…、~~っ! おこっ、りっ、ますよ!」ハアッハアッ
P(その綺麗な首筋に緩くかぶりつくと、律子はこれまでに無いほど激しくその身を悶えさせた。
涙目、赤面、怒り顔。流石は律子だ。三拍子揃っている)
律子「…さっき!言っ、ううっ…ったじゃ、ないで、すか!は、あんっ…信、用、して、るって…!
こんな、所、で、皆の、前でっ…うあ…嫌で、す、よぉ…!」
P(こんな所じゃなきゃ良かったのか?)ハミハミ
律子「はあっ…はあっ…しかも…こんな…こんな、手足を縛られた状態、で…まともに抵抗できる訳ないんですからぁ…
私が嫌い、ヒック、だからって、ぐすっ、意地悪しない、で、下さいよお……!」ボロボロ
P(嫌い?)
P(…嫌いだと?)
律子「もう満足、しまし、たか?嫌なやつの情けなく泣くザマは、楽しめーーーんぷっ!?」
ズキュウウウン
P「……」プハッ
律子「…へ?い、今、キス……///」
P「嫌いなやつにキスとか抱きつきとか…出来ると思うか?」
律子「……?」
P(後ろからだと話し辛いな。律子の正面に回って、と……)
P「嫌いなわけがない。俺は可愛いと思ったやつにしか、こんな事はしない」ジー
律子「か、かわっ…!?///」
P「可愛いんだよ。
普段のキビキビとした真面目な律子も、
屈託のない笑顔を見せる律子も、
真面目だからこそ怒ってくれる律子も、
落ち込んでる律子も、
……年相応に恥ずかしがる律子も。」
P「本当に…いろんな顔を見せる律子が、可愛くて可愛くて仕方がないんだ」ナデ
律子「あ、あんまり可愛い可愛い言わないで下さい!」
律子「私は皆と違って可愛くなんて…!」
P「可愛いっての!」ガシッ
P(両側から律子の顔を固定…これで律子も俺を正面から見るしかない)
P「可愛いさ。律子が可愛いから…こんなにも苛めたくなるんだ」
律子「う、うう…!」プシュー
P「もっと怒って見せてくれ。もっと泣いて見せてくれ!
律子の色んな表情がもう、愛しくて愛しくて仕方がないんだ!」ギュム
律子「ぷろ、でゅーさー…」グスッ
P「色んな律子を、この目で見つめ続けていたいんだ…」ナデナデ
P「俺をお前の一番側に置かせてくれ」
律子「…こんな…」
律子「こんな場所で……こんなザマの私に、今言うことですか?」ハア
P「今だからこそ言うんだよ」ハハッ
律子「全くもう…伊織じゃないですけど…」
律子「……この変態」クス
P「ありがとうございます!」スリスリ
律子「寄るなー、この変態ー!」キャーキャー
P「好きだ律子ー!」ムニムニムニムニ
律子「かーおーいーじーるーなー!」ジタバタキャイキャイ
一旦ここで切ります。
お察しの方もいるでしょうが、次でエピローグになります。
また数時間後
ハム蔵(それから、プロデューサーと律子さんは更にいちゃいちゃした)
ハム蔵(律子さんを苛めに苛めて、ラブラブな拘束プレイを朝まで楽しんだ。
思う存分楽しんだ後に、伊織嬢が漏らしている事に気付いた。安心しろ、小だ)
ハム蔵(朝になって小鳥がやってきて、報復とばかりに余った1つで小鳥を縛ったが…
実は鍵を間違って持ってきていて、翌朝社長が来るまで今度は一日拘束され続けなければならなくなった。
が、それはまた別のお話。)
ハム蔵(ともかく、これで『本能』に隠された更なる『本質』がなんなのか、分かっていただけたと思う。そう…)
ハム蔵(『伏線放り投げEND』だ)
二人は幸せなキスをして終了
いつもの事ですが、書いてる余裕が無くなったのでここで終わらせます。
伏線放り投げENDはこうやって生まれるんですね、勉強になりました。
御愛読ありがとうございましたm(__)m
尚、こちらは同じ拘束モノで、雪歩が主役となります
雪歩「ご褒美に縛られて」
そしてこちらはハム蔵が守護神やってます
P「スリーピングひびきん」
…言葉の選び方が不味かったみたいなので、改めて説明します。
まずSprouTと竜宮についてなのですが、正確には「ちゃんと構成を考えて話を作る」余裕が無いという事でした。
ざわわん最終巻が本当に面白く感動したので、半ば衝動的にこの二作を書き始めました。当時は片手間で書ける余裕はあったので、まあ書き続ければいつかは終わらせられるだろうと思っていたのです。
しかしSprouTの方は結末を考えてはいたものの、他アイドルとの絡みを書いていくうちに話の主軸がブレてきたり、
キャラも「あれ?この子こんな事言う子だっけ?」って感じることが書き進める度に多くなっていきました。
竜宮に至ってはどれくらい仕事や普段の生活を書いていくか、全く決めてなくて、落としどころが見つからなくなっていきました。
このまま書き続けて終わらせても多分、全体を通してグダグダした話にしかならないな…と判断したので、
なら一度落として、まとまった時間が取れるであろう来年に、
改めてちゃんとストーリーを構成した上で書き直す事にしようと考えたんです。
…そして、休止宣言の後の二作についてなんですが…コレに関しては情けないことに「性欲に負けた」としか言いようがありません。
本当に短い息抜き程度のつもりだったんですが、エロを書く以上文章に力を入れすぎてしまいました。
最後に、コレの打ち切りエンドについて、一応ちゃんと結末を考えた上で書き始めました。
それがハム蔵がモノローグで言っていた小鳥を加えてもう一日エンドで、そこに至るまでの他アイドルとの絡みも考えた上で執筆に臨んだつもりでした。
しかし、ハム蔵をあんなキャラにして突入させてみると、急に細かい描写が増えてやっぱり予想以上に長くなってしまい…
書いているうちに「これは確実に8月中に終わらなくなるな…」と思ったので、せめて律子との絡みをしっかり書いた上で打ち切る事にしました。
個人的な事情です。すみません
色々と言い訳がましい事を言ってしまいましたが、要するに
「SprouTと竜宮はグダグダな終わりかたになりそうだったからちゃんと構成し直して書き直そうと思った」
「雪歩縛りとコレは性欲を抑えきれなくて書いた」
「この話を最後まで書く余裕が無くなった」
何より
「SSを書く際の計画性が足りなかった」
と言うことです。
こっちの無計画さと自己満足のせいで不満を抱かせてしまって申し訳ありません…
あと、SprouTと竜宮の話をここまで楽しみにしてくれてる人がいるとは思っていませんでした。ちょっと嬉しかったです。
最後に、今年度の最終作にする予定だったP「スリーピングちーちゃん」の後書きでも短く説明しましたが、
SprouTと竜宮、そして今回の連縛モノについては
前に話した通り時間と気持ちに余裕のある来年に改めて書き直したものを上げようと考えています。
自分勝手な事情でSSを楽しんで下さった皆さんに不満を抱かせてしまってすみませんでした。今年度はもう書けないと思います。…多分。
また来年、私の書いたSSを楽しんで頂ければ幸いですm(__)m
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