アリサ「当麻君、大好き。」(25)

だれかかいてくれ

安価じゃなくてふつうにかいてもらいたい

上条「俺、御坂のことが好きなんだ…」

アリサ「そんな……」

インドネシア「うそ……」

上条(何か一人増えてね?)



こんな感じでよろしいでしょうか?

アリサ「どうして……?私、消えちゃったはずなのに……?」

☆「なに、君にはいいものを見せてもらったからね。そのお礼だと思ってくれたまえ」

アリサ「……お礼?」

☆(際どい舞台衣装ハァハァ)

結標「話は終わったかしら」

☆「ああ。彼女を外に連れて行ってあげたまえ」

結標「分かったわ。貴女、ちょっと失礼」タシッ ヒュン

アリサ「え?」ヒュン

☆「行ったか……。あ、彼女の住居を用意するの忘れた」

結標「貴女、統括理事長とはどういう関係なの?土御門とも違う感じだし……」

アリサ「関係、って言われても……私、気が付いたらあそこにいたんです」

結標「ふうん……まあいいわ」

アリサ「……」

結標「それじゃあね」ヒュン!

アリサ「あ、ちょっと!!!」

アリサ(行っちゃった……これから私、どうすればいいんだろう……?)

トコトコ

アリサ(うう……もう日が暮れちゃうよ。……そうだ!当麻君に会いに行こう!)

アリサ「当麻君のお家ってどこだったかな」テクテク

■■(あの子は。確か。路上ライブで有名な鳴護アリサ。上条君と知り合い?)

上条「さーて、インデックス!飯にするか!」

インデックス「やっとご飯なんだよ。もうテレビは見飽きたかも」

上条「ごめんな。上条さん馬鹿だから、いっつも補習で遅くなってばかりだもんな」ナデナデ

インデックス「!……わ、私の寛大な御心で、許してあげないこともないんだよ///」ナデラレ

上条「そうだ!今度の日曜日は久々の休みだから、一緒にどこか遊びに行かないか?」

インデックス「うん!どこか自然の多いところがいいかも!公園に行きたい気分なんだよ!」

上条「ああ。考えとくよ」

インデックス「約束なんだよ!」

上条「インデックスが忘れてなければな」ハハハ

インデックス「失礼な!私は完全記憶能力者だから、忘れるなんてありえないんだよ!」

上条「そういやそうだったな」ハハハ

インデックス「……それよりお腹が減ったんだよ」キュゥ

上条「おっと!飯が冷めちまう前に食べようぜ」

インデックス「いただきます、なんだよ」

上条「いただきまーす」

ピンポーン

上条「モグモグ……ん?」

インデックス「こんな時間に、誰かな?」

カモ上「また御坂妹かな?」トコトコ ガチャ

アリサ「ひ、久しぶり!当麻君」

上条「」

インデックス「とうまー!そんなところで固まって、どうし……」

アリサ「あ、インデックスちゃんだ!久しぶり!」フリフリ

インデックス「」

アリサ「あ、あれ?どうしたの二人とも」

上条「あ、アリサ……なんだよな?本当に?」

インデックス「正真正銘本当の、アリサ、なんだよ……」

アリサ「そうだよ?エンデュミオンで当麻君とインデックスちゃんに助けてもらった、鳴護アリサです」

上条「……会えてよかった。アリサ」

インデックス「グスン」

アリサ「ちょっと二人とも!どうしちゃったの?『昨日』あったばかりじゃ……」

上条「なあ、今何月何日だと思う?」

アリサ「9月、14日……」

上条「なあアリサ。驚かないでよく聞いてくれ。今はな」

アリサ「……?」

上条「――――12月3日。あれから、3か月近く経ってるんだ」

アリサ「嘘……」

アリサ「そんな……嘘、だよね?」

上条「本当だよ」

アリサ「インデックスちゃん?」

インデックス「……本当のことなんだよ」

アリサ「……そうなんだ。だから二人とも、あんなに……くちゅん」ブルッ

上条「あ、いつまでも玄関先じゃ寒いだろう?ちょっと入ってくか?」

アリサ「じゃ、じゃあお邪魔します……」

インデックス「そうやってとうまは、フラグを立てていくんだね」

上条「フラグ?」

アリサ「フラグ?」

土御門「カミやんは旗男だからにゃー」

上条「!?」

土御門「おおっといけない。こっそり見てるつもりでうっかり声を出しちまったぜい」

上条「……ちょうどいい。土御門に聞きたいこともあるんだ」

土御門「なにかにゃー。路上ライブのアイドルを落とす方法でも聞きたいのかにゃー?」

上条「そういうことじゃないが……まあいいや。後でそっち行くわ」

土御門「10時までなら空いてるぜよ。それ以降は義妹とのいちゃラブタイムだから駄目にゃー」

インデックス「つちみかど、変態さん?」

土御門「変態とは心外だにゃー」

アリサ(話についていけない……)

土御門「じゃあまた後でな、カミやん」

上条「ああ」



上条「待たせたなアリサ、上がってくれ」

アリサ「お邪魔します」

上条「ひゃー、寒い寒い」

インデックス「ご飯冷めちゃったんだよ……」

上条「今温めなおすからちょっと待っててくれな」

アリサ(そういえば昼から何も食べてないな)

上条「アリサもなんか食うか?って言っても親子丼のあまりしかないんだけど」

アリサ「ううん、そんな。悪いよ」グゥー

上条「遠慮すんなって。腹減ってるだろ?」

アリサ「///」

インデックス「……とうま?『でりかしー』が足りないかも」

上条「?これがインデックスの分な」ドン

上条「さて食うか」

アリサ「……当麻君って、料理上手なんだね」

上条「んー?ずっと一人暮らしだったからなー」

アリサ「ちょっと、憧れちゃうな///」

インデックス「むぅ」

上条「……どうしたインデックス?美味しくなかったか?」

インデックス「そういうことじゃないんだよ。そういうことじゃないんだけど……」

上条「上条さんにはよく分かりませんのことよー」ナデナデ

インデックス「ふにゅう」ナデラレ

アリサ(あ、いいな。私も撫でて欲し……いやいや、何考えてるの)ポッ

アリサ「ご馳走様でした」

インデックス「美味しかったんだよとうま!」

上条「お粗末様。じゃあちょっと俺は土御門のとこに行ってくるから、留守番頼んだぞインデックス」

インデックス「うん!」

上条「あー、風呂は使っていいからな。寒いだろうし」

インデックス「そうやって、とうまはまたラッキースケベを狙う気なんだね」ジト

上条「はぁ?何をおっしゃってやがりますかこの銀髪シスターさんは。上条さんにそんな気はさらさらないでございますよ」

インデックス「それが一番タチ悪いんだよ」

上条「とにかく、そういうことだから。それじゃ」ガチャ



アリサ「行っちゃったね」

インデックス「アリサ……」

アリサ「なあに、インデックスちゃん」

インデックス「本当に、会いたかったんだよ!」ダキッ

アリサ「……うん。私も会いたかった。会えてよかったよぅ……」

上条「それで、土御門。あれは一体どういうことだ?」

土御門「鳴護アリサのことかにゃー?」

上条「それ以外に何があるんだよ」

土御門「彼女可愛いからにゃー。カミやんが入れ込むのも無理ないぜよ」

上条「なんでアリサが、ここに来れたんだ?アリサは、あの時……」

土御門「カミやん。カミやんは、アリサに会えて嬉しくないのかにゃー?」

上条「そりゃあ嬉しいに決まってる。でも……」

土御門「ならそれでいいぜよ。考えるのは俺っちにおまかせにゃー」

上条「それは上条さんが考えられないお馬鹿ということでせうか」

土御門「別にそこまで言ってないぜよ」

上条「そこまで!?じゃあちょっとは考えてたんだな!?」

土御門「誰彼かまわず助けるためにいろんなトラブルに首突っ込んでんのはどこのだれかにゃー?」

上条「半分くらいはお前が原因だろうが!」

土御門「半分は言い過ぎぜよ」

上条「じゃあ、今回は本当に何もないんだな?アリサはもう事件に巻き込まれないんだな?」

土御門「今のところは、だぜい。イレギュラーが起こった以上、警戒するに越したことはないがにゃー」

上条「……ああ。気を付けてはおくよ」

土御門「まあ、何も起こらないと思うぜよ」

上条「そうだといいんだがな」

土御門「さて、そろそろ舞夏が来る時間だにゃー。ほらカミやん、帰った帰った」

上条「ほどほどにしろよこのシスコン陰陽師。喘ぎ声とか聞こえてきたら容赦なく壁ドンするからな」

土御門「ななななな何を言ってるにゃー!俺は義妹に(性的な意味で)手を出すほど腐っちゃいないぜよ!」

上条「はいはい、じゃあな」ガチャ



土御門(しかしアレイスター、貴様は一体何を考えている?『彼女』は……」



☆(悩め悩め。私はただ、舞台衣装に着替えたアリサたんが見たいだけなのだから。障害は排除するがそれ以上のことはしないさ)

上条「さて、俺は今自室の前に立っているわけだが……」

上条「上条さんは前回と同じ轍は踏みませんのことよ」

上条「ということで」ピンポーン

「はーい。空いてるんだよ、とうま」

上条「風呂から上がったか?服は着たか?」

「もうアリサも私もお風呂から上がって、テレビを見てたんだよ」

上条「それじゃ問題ないな。入るぞ」ガチャ

アリサ「お帰り、当麻君」

上条「そういえばアリサ、今日は泊まっていくのか?」

アリサ「……いいの?」

上条「ああ」

アリサ「……ありがとう、当麻君///」

上条「遠慮するなよ、『友達』だろ?」

アリサ「『友達』か……」ボソッ

上条「ん?なんか言ったか?」

アリサ「ううん、なんでも!それじゃ今日は、お世話になります」

上条「何にもないけど、くつろいでってくれな」

次回予告

ステイル「上条当麻、君は『グレゴリオの聖歌隊』を憶えているかい?」

神裂「端的に言います。彼女……『鳴護アリサ』は単体でそれに匹敵します」

土御門「彼女は科学側(こっち)とも魔術側(あっち)とも言えない、微妙な立ち位置にいるんだ」

?「お前と、『禁書目録』の知識が揃えば……長かったぞ」

インデックス「アリサをもう、巻き込まないで!私の大切な、『友達』なんだよ!」

アリサ「歌はね、人の心を繋ぐんだ。もしそれで、皆が幸せになれるのなら、私……」



上条「皆が幸せになるために、誰かが救われるためにアリサが利用される、傷つく」

上条「それでも仕方ない、なんていうつもりなら」

上条「俺は、その醜く腐った幻想を『ぶち壊す』」

※嘘です

アリサ「どうして……私……」

☆「ん?どうかしたかね」

アリサ「どうして私、こんなにちっちゃいの!?」

☆「手乗りアイドル、可愛いじゃないか」



上条「……どちら様?」

結標「私じゃないわ。用があるのはこっち」

ちびアリサ「当麻君!会いたかったよ」チョコン

上条「アリサ!久しぶりだな」

ちびアリサ「うん!本当に、久しぶりだね」チョコン

上条「ところでさあ」

ちびアリサ「なあに?」

上条「どうしてそんなにちっちゃくなっちゃんたんでせうか?」

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