進撃の昔話(13)

昔々あるところに1匹のカニが居ました

蟹エレン「あ、こんな所におむすびが落ちてるぞ!」

蟹エレン「いただきまーす」つおむすび

そこに1匹の猿がやってきました

猿ジャン「お、エレンじゃねぇか」

蟹エレン「あ?なんだよ馬面。あ、今は馬猿か」

猿ジャン「んだとテメェ!!!」がしっ

蟹エレン「やめろよ!腕取れちゃうだろ!」

猿ジャン「どれが腕でどれが脚なんだよ!!気持ち悪りぃな!!!」

猿と蟹は喧嘩になりました

蟹エレン「くそぉ……駆逐してやる……」ボロッ

猿ジャン「2度と馬面とか言うんじゃねぇぞ!後おむすびは俺が貰っていく!お前は柿の種でも食ってろ!」

蟹は猿にボコボコにされておむすびを奪われてしまいました

蟹ミカサ「エレン…大丈夫?」

蟹エレン「ミカサ……ここは?」

蟹ミカサ「私達の家。ボロボロで倒れてたけど…何があったの?」

蟹エレン「じつは……」

蟹は家族の蟹に猿のことを有る事無い事話しました。



蟹ミカサ「ということで集まってもらった……」ゴゴゴゴゴゴ

臼ライナー「うむ、許せんなジャンのヤツは」

栗コニー「元々アイツ嫌いだったけどもっと嫌いになったぜ」

馬糞マルコ「ジャン……」

蜂アルミン「えーっと、話をまとめると『おむすびを拾ったエレンにジャンが背後から殴りつけておむすびを奪って柿ピーのピーナッツだけ投げつけて罵詈雑言をエレンに浴びせて帰って行った』だよね?」

蟹ミカサ「そう、あの馬猿には然るべき報いを……」ゴゴゴゴゴゴ

馬糞マルコ「ジャンを懲らしめるって具体的にどうやって懲らしめるんだ?」

蜂アルミン「僕に良い考えが…

蟹ミカサ「そんなの簡単。猿をよってたかってリンチすればいい」

臼ライナー「それだとミカサだけで十分だろう。俺たちを呼んだ意味がない」

栗コニー「アルミンの良い考えってなんだ?」

蜂アルミン「え、コニーが囲炉裏に隠れて最初に体当たり。それで僕が水瓶から出てジャンを刺しまくる。あわてて外に出たジャンがマルコを踏んで滑って転倒。ライナーが屋根から飛び降りてのしかかる。ミカサがトドメのクラブハンマーをするんだ」

蟹ミカサ「それはいい!特にウンコを踏んでライナーと私に嬲り殺しにされる所がすごくいい!」

馬糞マルコ「確かにそうなんだけど僕のことウンコって言うのやめてくれよ」

臼ライナー「それだとジャンが死なないか?さすがに危険だろ」

蟹ミカサ「猿が1匹死んだくらいで騒ぐ人は居ない」

蜂アルミン「いやいや!さすがに殺しちゃダメだよ!加減して微妙に怪我させて終わりだよ」

栗コニー「なんだかよくわかんねぇけど俺はとにかく囲炉裏に隠れてりゃいいんだな?」

アルミン「うん、体当たりするの忘れちゃダメだよ?」

栗コニー「おう、任せろ!」

蟹ミカサ「じゃあ猿を殺しに行こう」

臼ライナー「殺すなって言ったはずだが?」

こうして一行は猿の家に向かいました

猿の家

蜂アルミン「じゃあコニーは囲炉裏に…僕は水瓶に隠れるからライナーは入り口の屋根、マルコは草むらに隠れてジャンが入ったら入り口に」

ガラッ

猿ジャン「ん?」

蜂アルミン「あ」

栗コニー「あ」

馬糞マルコ「あ」

臼ライナー「あ」

猿ジャン「お前ら人ん家で何してんだ?」

蟹ミカサ「」がしっ コニー

栗コニー「うわっ!」

皆が唖然とする中、蟹は栗を手に取り猛烈な右ストレートを猿の顔面に叩き込んだ

猿ジャン「ぐはぁ…」ばたっ

猿ジャン「いきなり何しやが…

猿が反応する前に猿の顔に馬糞がぶつけられた

猿ジャン「ぐわぁぁぁぁぁ!!!!ぺっぺっぺっ…口に入った…ぺっ…」

蟹ミカサ「ふん!!!」つ蜂ミン

グサッ!!!

猿ジャン「ぐあっ…」

グサッグサッグサッ!!!!

猿は蜂の針で滅多刺しにされました

猿ジャン「痛た……おいミカサ!!いきなり何……!?」

臼ライナー「ミカサ!!!よせ!!本当に死ぬぞ!!!」

蟹ミカサ「」つ臼ライナー

猿ジャン「あぁぁぁぁぁ!!!!!よせぇぇぇ!!!!」

蟹は猿に臼を勢い良く振り下ろし全治10ヶ月の怪我を負わせましたとさ
めでたし めでたし

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