友「紹介するよ。俺の婚約者」男「AV女優じゃねえか・・・」(37)

友「どうだ?すげえ可愛いだろ?」

男「お、おう・・・まあ・・・」

友「ほら、お前も挨拶しろって」

女「女です、よろしく・・・・・」

男「・・・・・・・・・・・・・・・」

男(神様、俺が何をしたって言うんだ・・)

友「ほら、なんか注文しようぜ」

女「わ、私カフェオレがいいな・・・・/////」

友「じゃあ俺も」

女「・・・・・・・」チラッ

友「・・・・・・・」チラッ

女・友 ニコニコニコニコ

男(うおおおおおおおおおおおおおおおお)

男(すっげえラブラブそうだし!!気まずい!!)

友「おっと・・・男は頼まないのか?」

男「お、おう・・・あ、アイスコーヒーで」

友「おっけー」

男(何なんだいったい・・・・ほ、ほんものだよな・・・)チラッ

女・友 ペチャクチャ

男(やっぱり本物だあああああああああああああ)

男(え!?なに!?あいつ知ってるのこのこと!?)

友「おい、どうしたんだよ男。顔色わりいぞ」

友「もしかして・・・俺らに嫉妬したのか!!」

男「お、おう・・・・まあそんなとこ・・・」

男(素直に嫉妬できねえええええええええええええええええ)

男(だってav女優だもの!!なんか素直に羨ましがれない俺!)

女「ちょっともうやだあなたったら~」

友「おおごめんごめん!!」

女・友ハハハハハハハハハ

男(バカップルだ!こいつらバカップルだ!!)

店員「コーヒーとカフェオレでーす」

友「おおきたきた」

女・友 ワイワイ

男(しかしよお・・・・・・)

男(この人って確か・・・・痴女とか淫乱で売り出してたよな・・?)

男(それがこんな清純そうな感じだとは・・・・・)

男(演技なのか素なのか・・・・)

男(・・・・・・・・・は!!!!)

男(もしかしてこの娘、友の財産目当てなのか!!??)
 
男(いやまさかとは思うが・・・・・)

男(しかし友は俺の親友だ・・・俺が確かめなくては!)

男「あ、あのさー、お話中悪いんだけど」

友「おう、どうした?」

男「お二人の馴れ初めっていうか・・・どこで出会ったの?」

女「その・・・パーティーで・・・////////////////」

男(お前じゃねえええええええええええええええええええ)

友「おう。パーティーで出会ったんだよ」

男(しかもなんだよav女優が参加するパーティーって!?)

男(乱○パーティーか!?そういうパーティーなのか!??)

男「・・・・・ゴホン」

男「その、パーティーというのはどういう・・・・・」

友「ああ、俺の会社がこの前軌道に乗ってるって話したろ?」

男「ああ、前に聞いた」

友「で、いろんな会社の結構なお偉いさんが出席するパーティーに呼んでもって」

友「そこでな・・・・・・」

女「・・・・・・・・」//////////////

友「・・・・・・・・・・・・」//////////////

男(だからその照れるのをやめろおおおおおおおおおお)

男「ち、ちなみにさ、アプローチってのはどっちから・・・・・」

友「それが、コイツから来てさ」

友「お互いに自己紹介したらグイグイ来てさ・・・」

女「だって、あなたが魅力的だったから・・・・・」

女・友/////////////////////////////

男「・・・・・・・・・・・・・・・」

男「友、ちなみにその自分の役職とかは言ったの?」

友「え?自己紹介だから当たり前だろ?」

男「そ、そうだよね、ごめん・・・・・・・・・・」

男(うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお)

男(財産目当て確定いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい)

男(なんだよ魅力的って!?金のことじゃねーか丸出しじゃねーか!!!)

男(しかもこの女軌道に乗り始めた会社に目を付けるなんて・・・)

男(私はあなたの苦労時代からついてきたじゃない!!的な)

男(そういうのを狙ってる!!!あざとい!!恐ろしい子!)

男(待て俺!!まだ確定したわけじゃない!いやさっき確定って言ったか)

男(いやそれは置いといて!!まだ確定じゃない!)

男「そ、そのー・・女さんはさ、友のどこが気に入ったの?」

女「なんていうんでしょう・・・・性格、ですかね・・・・」/////////////

友/////////////////////////

男(なにいってんだテメェはあああああああああああああああああああああああ)

男(なに清純派気取ってやがんだav女優のくせして!!)

男(お前は性活をしてただろ!俺うまっ!!!)

男(ていうか俺も悪いな!そら財産目当てですとかいうわけないもん!!!)

男(ちくしょお、どうすればいい・・・・・・・・・・)

女「あ、あの・・・お手洗い、行ってきていいですか?」

友「おう、いっといでー」

男(げ、元凶が消えた・・・・・・・・・・)

友「どうだよ!?かなりいいだろ!?」

男「お、おう・・・・・・・・・・・・・」

男「ちなみにお前は女さんのどこが好きなんだよ・・・?」

友「なんていうんだろうな・・・どことなくウブで・・・汚れを知らないとこかな」

男「おう、そっか・・・・・」

男(騙されてるうううううううううううううううううううううううううううううううううううう)

男(しかもやっぱり友は知らないっぽい!!)

男(まだ俺の中でav女優というのを受け入れた結果という選択肢もなくはなかったのに!)

男(友!お前騙されてる!!金狙われてるぞ!!!!!!!)

男(そうと決まったら!!友を止めなくては!!!)

男「な、なあ友・・・・・」

友「ん?どうした?」

男「じ、実はな・・・」

男(いや、待てよ)

男(俺はここで、教えてしまってもいいのだろうか?)

男(友は何も知らない・・・・・いや)

男(むしろあの女のことを愛してる・・・)

男(ここで俺が何か言って、この二人をめちゃくちゃにしてもいいのか?)

男(・・・・・・・・・そうだ。知らぬが仏って言うじゃないか)

男(そう。俺は何も知らないことにしよう。これからも・・・・・・・・)

友「おい、なんだよ」

男「ああ、えっと・・・・・・特に何でもないわwwwwwwww」

友「なんだよお前!www」

男(そうだ、これでよかったんだ、これで・・・・・)

男(平和だ・・・・)

しかし、男は知らなかった。
このあと、更なる試練が彼を待ち構えていることに・・・・・

男(なんかほっとしたらおしっこしたいな・・・・)

男「友、俺もトイレ行っていいか?」

友「おう、いってきな」

男「わるいわるい」スタコラ

ガチャ

男「・・・・・・・・ん」

女「あ・・・どうも」

男「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

男(そうだ、こいつには聞いておかないと・・・・)

男(それに、他人の空似って可能性もあるからな)

男「あの、女さん、ちょっといい?」

女「は、はあ・・・・・・なんでしょうか?」

男「そ、そのさ・・・・・・・・・・・」

男「あの・・・・なんというかその・・・・・・・・・」

女「は、はい・・・・・・・・・・・・」

男(・・・・・・・・・・・・よし!)

男「あのさ、女さんってav女優やってなかった!?」

女「え・・・・・・・・・・・・・・・・・」

男(俺言っちまったああああああああああああああああああああああ)

女「・・・・・・・・・・・・・はあ」

女「やっぱバレたか」

男「・・・・・・・・・・・・え?」

女「やっぱねー、いずれこうなるとは思ってたけど」

女「まさかこんなに早いとはねー」

女「そう。あなたの言うとおり、av女優やってましたよ」

女「それで?何か文句ある?」

男(ひ・・・・・・・・人が変わった!!)

女「なに?もしかしてそれをネタにヤろうとしてんの!?」

女「あー、そういう撮影もあったな~」

女「でも別に、バラしたきゃバラせば?」

女「あのぼっちゃん私にベタ惚れだからさー、どうってことないと思うよ~」

男「べ、別におれはそんなこと言ってない」

男「俺はさぁ」

男「お前が友と結婚するのは金目当てなのか、それが知りたい」

女「ふん、そんなの金に決まってるじゃない」
 
男(うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお)

女「逆に世の男って金以外になんの魅力があるのかしら?」

女「ちょっと誘惑したら馬鹿みたいにホイホイ腰振ってさ」

女「金がなかったら相手しないわ、そんなの」

男「お、お前なぁ・・・・・・!!」

女「あら?間違ってたかしら」

男「ふざけたこと言ってんじゃねえぞ!!今すぐ謝れ!!」

男「av女優のくせに、俺の親友踏みにじりやがって!!」

女「av女優のくせに、か・・・・・・」

女「あんたの親友は、そのav女優と結婚するのよ?」

男「う!!」

女「ふん、短絡的ね」

女「だから男って嫌いだわ」

女「普通に顔割れしてるだけでこんなにガミガミガミガミ・・・」

男「・・・・そ、そもそもav女優なんてやらなきゃよかったじゃないか!」

女「ああ・・・・」

女「金よ、金」

女「結構高い金貰えたからね~、やめらんないわよ」

女「まあ当時の私は将来苦労するとも考えてなかったけどね」

男「さ、さっきから金金金金って・・・・・」

男「お前は!友を人として見てないのか!?金としか見てないのか!?」

女「ふん・・・・・・・・・」

女「あんたさぁ、私の苦労考えたことあんの?」

男「はあ!?」

女「av女優なんてそう長く続けられる仕事じゃないわ」

女「引退になったら、どう生活するの?」

女「旦那。それ以外ありえないじゃない!」

男「お前・・・・」

男「どうせ友を落としたのも、汚く誘惑したんだろ!」

女「ええ、もちろん」

男「お前なあ・・・・!!!」

女「それの何が悪いの?」

女「私はただ、私の利点を全て使っただけ」

女「ルックス、性格、家事・・・色々ある中、私にはこれしかなかったの!」

女「あんたが軽蔑する、av女優っていう職業のおかげでね!」

女「でもま、あんな若社長落とせたから万々歳だわ」

女「avも悪くなかったってことかしら」

友「え、av・・・・・・・・・・!?」

男・女「!!!!!!!!!」

男「と、友・・・!!」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年03月04日 (火) 23:42:18   ID: 9zcqiGtn

つ、続きは

2 :  SS好きの774さん   2015年01月12日 (月) 12:23:26   ID: -m9NZgGE

おい!!!!!!!続き!!

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom