P「オムニバス765」 (104)
短い話をぱらぱらと
全部で6話、一応全キャラ出てくる予定
基本的にキャラ崩壊、苦手な人はブラウザバック推奨
ここでスレ立てするのは初めてだから、何かミスがあれば教えてくれると嬉しい
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1407933977
それではここから
P「春香の手作りお菓子」
とある日の朝
春香「プロデューサーさん、おはようございます!」
P「おはよう春香、今日も朝から元気だなぁ」
春香「ぴちぴちの17歳ですから!プロデューサーさんは…お疲れのご様子ですね?」
P「仕事がたまっててね…嬉しい悲鳴ってやつだ、はは」
春香「ふふふ、そんなプロデューサーさんのためにこの天海春香!お菓子を作ってまいりました!」
P「おっ、ありがとう春香!朝飯食ってなくてちょうど腹減ってたんだ」
春香「いえいえ、いつも私たちのためにご苦労様です。ちょっと待っててくださいね」ゴソゴソ
春香「はい、プロデューサーさん!クッキーですよ、クッキー!」
P「3つ入りか、1つ1つのサイズは大きめだな」
春香「とあるお菓子を参考にして作ってみました!さあさあがぶっと」
P「それでは早速1つ、いただきます」パクッ
P「!!ほんのり爽やかな酸味が…これは、レモンを使ってるのか」
春香「はい!レモンは疲れに効くと聞いたので、入れてみました!」
P「春香…俺の体を気遣ってくれたんだな…」ウルッ
春香「えへへっ、少しでもプロデューサーさんが元気になってくれたら嬉しいなぁって」
P「ありがとう、すごく嬉しいよ…どれ、2つめもいただこう」パクッ
P「おお、こっちのは皮が入ってる。さっきのよりもレモンの風味が強く感じられるぞ」
春香「レモンピールを入れてみました!マーマレードとか嫌いな人もいるのでどうしようかなって思ったんですけど…」
P「いや、すごくおいしいよ!甘さの中に混じる少しの苦味がアクセントになっていくらでも食べられそうだ」
春香「よかったぁ、まずいって言われたら泣いちゃうところでしたよ!」イェイ!
P「ハハハ、春香が作ったお菓子がまずいわけないじゃないか。さて、名残惜しいが最後の1つをいただこうかな」
P「そういえばあるお菓子を参考にしたって言ってたけど、なんてやつなんだ?」パクッ
春香「はい!すっぱいレモンにご用心、って名前なんですけど、知ってますか?」
春香「最後の1つには、ポッカレモン3本を濃縮して入れてみました!イェイ!」
ウオオオオオオオオオオオオオオ………
その日の朝、悲鳴を聞きつけて駆け込んだ音無小鳥(2X)の目に映ったものは、
涎を滝のように流して倒れるPと泣きながら117をコールする春香さんだったとさ
おヴぁり
次
あずさ亜美「伊織ちゃん(いおりん)ほめる」
お昼前、事務所にて
あずさ「亜美ちゃん、亜美ちゃん」
亜美「何-Dai?あずさお姉ちゃん」
あずさ「今日は伊織ちゃんをほめるDayにしましょう」
亜美「いいですな~」
伊織「何言ってるのあんたたち…」
あずさ「あら伊織ちゃん、おはようございます。今日もすっごく可愛いわね」
亜美「おっはよーいおりん!めっちゃぷりち→っしょ!」
伊織「はいはいおはよう。まったく、さっきのやりとりを聞いてなかったら、素直に喜べたのに…」
あずさ「あらあら~、気にしないでいいのよ」
亜美「そうだよいおりん、亜美たちウソついてるわけじゃないんだし!」
伊織「そ、そうなの?」
あずさ「もちろんよ~。伊織ちゃんのことはいつも可愛いと思ってるわ~」
亜美「んっふっふ~、亜美に負けないぐらいせくち→でもあるYO!」
伊織「あ、ありがと…あんたたちも、まあいいセンいってるんじゃない?」
亜美「あずさ隊長!今のいおりん語を翻訳するとどうなるでありますか!」
あずさ「『二人共とっても可愛い!大好き!(*´∀`*)』ね~」
伊織「なっ…!そこまでは言ってないわよ!!」///
亜美「まったくいおりんは素直じゃないですな~」ニヨニヨ
あずさ「そこもまた可愛いのよね~」ニコニコ
伊織「もう、なんなの今日は……」///
伊織(ちょっと待って。ここで恥ずかしがってたら敵(?)の思うつぼ、じゃないかしら?ここはいっそ逆に…)
伊織「ううん、分かったわ、こうなりゃヤケよ!何とでも言いなさい!」
亜美「おお、ふっきれいおりんだ」
ふっきれいおりんかわいい!
あずさ「ほんとに可愛いわ~、天使みたいね」
伊織「あら、この伊織ちゃんがただの天使どまりなの?」
あずさ亜美「「伊織ちゃん(いおりん)の可愛さマジ熾天使級」」
伊織「当然ね、もっと崇めなさい♪」ニヒヒッ
あずさ「いおりんマジウィツィロポチトリ」
亜美「いおりんマジトカプチュプカムイ」
伊織「よく分からないけど、けなされてる気がするわ」
あずさ「あらあら~、滅相もないわ~」
亜美「ルー!!ラー!!」
あずさ「あっ、そういえば伊織ちゃん」
伊織「なによ」
あずさ「今日は伊織ちゃんにきっと似合うと思って、これ持ってきたの」つ猫耳、猫ひげ
伊織「はぁ!?」
亜美「いおりん、いおりん」
伊織「もう、今度はなによ!?」
亜美「亜美もいおりんに似合うと思って、こんなの持ってきたんだ」つ猫手袋、猫しっぽ
伊織「あんたたちバカじゃないの!!?」
あずさ亜美「……」ジーッ
伊織「そ、そんな目で見ても着けないんだからっ!!」
あずさ亜美「………」ジジーッ
伊織「うう…何とか言いなさいよぉ…」
あずさ亜美「…………」ジジジーッ
伊織「……ああもうっ!!仕方ないわね、少しの間だけよ!?」
あずさ亜美「いおりんマジちょろかわ」
猫伊織「はあ…どうして私こんな格好を…」
あずさ「あらあらまあまあ伊織ちゃん、とーーっても似合ってるわ~!!」
亜美「いおりんをめぐって軽く犯罪がおきそうなぐらいぷりち→だYO!!!」
猫伊織「ふふ…一応ありがとうと言っておくわ…」
あずさ「さて、そんな可愛い伊織ちゃんに、今から一曲踊ってもらいたいと思います~」
猫伊織「え?」
亜美「曲は竜宮小町で『SMOKY THRILL』ゥ!!」
猫伊織「ほ、本気で言ってるの?」
あずさ「それじゃあ」
亜美「ミュージック、スタ→ト!!!」カチッ
猫伊織「ちょっとまっ…!」
~♪ ~♪
シッラヌガー ホトケ ホーオットッケナーイ クーチビル ポーカーフェーイス
猫伊織「!!鬼軍曹の特訓のせいで、体が反射的に…!」スッスッ
あずさ「きゃー、尻尾がぴょこぴょこ揺れてかわいいわ~!!」
亜美「おっきなにーちゃん達が見たら鼻血ブー間違いなしだYO!!」
猫伊織「ああもうホントに仕方ないわね!!こうなったら伊織ちゃんの名にかけて、完璧に踊りきってやるわ!!!」キレッキレ
~~~~~~~~~~~~~~~
~♪
チャッ チャッ チャッ!!
あずさ「すごい、今までのダンスに1フレームのズレもないわ!」
亜美「亜美は今、世紀の瞬間を見てるのかもしれないYO…!」
伊織「にひひっ、当然よ!!」バッバッバッ
~♪ ~♪
アーマークーミタラバー マッサカサマファーラウェーイ
伊織「私を誰だと思ってるの!!!」サッサッ
~♪
カーラーマールスリル チャァジー
伊織「あの、伝説の!!」ウニョウニョ
~♪
ヨーフーカーシノー ネーコーマー(ガチャッ
伊織「スーパーアイドル!! 水瀬伊織ちゃ、ん……よ………」ニャンニャ…
P 「ただいまー。いやーほんと外あっつい、な……あ………」
P「」
夜更しの猫惑わすポーズねこりん「」 ドワッスー
伊織「…」プルプル
P「ま、待て、落ち着け伊織」
伊織「あ、あんた…」プルプル
P「そうだ、これは不幸な事故だったんだ」
伊織「こ、この…」
P「俺は何も見ていない。今日は何もない平和な一日だった。そういう事にしようじゃないか、な?」
伊織「この、へ…」
P「あ、話聞いてねえこれ駄目なパターンだわ」
ぷるぷるいおりん
ヘンタイ!ドヘンタイ!!ヘンタイターレンンンンンンンン!!!……………
その日の昼過ぎ、昼食から戻ってきた音無小鳥(2X)の目に映ったものは、
ふくれっ面の伊織とそしらぬ顔で口笛を吹くあずさと亜美、そして両ほほを紅葉で染めたPだったとさ
おわりん
見てるから頑張ってね
豆腐がどうやって折れるんだよ(マジレス)
それにしてもP不憫すぎぃ!!ww
次
美希「たかね、たかね」貴音「何でしょう」
美希「さっきお昼ご飯買いにコンビニ行ったんだけど…」ゴソゴソ
美希「じゃーん!!これを見てほしいの!!」
貴音「はて…豚骨らぁめんおにぎり、ですか」
美希「なの!たかねの好きならーめんと、美希の好きなおにぎりが両方そなわり最強に見えるの!!」
貴音「それは真、喜ばしいですね…ふふ」
美希「たかねの分も買ってきたから、一緒に食べよっ♪」
貴音「ありがとうございます、美希。それでは、わたくしはお茶を淹れてまいりましょう」
美希「ミキも一緒にいく!」
貴音「ふふ、それでは共に参りましょうか」テクテク
美希「はいなのー♪」テクテク
お茶が入りましたよぉ
_
'´ ヽ
i ノノハ)i |
ヽ (l゚ ヮ゚ノリ
( つ旦O
と_)_)
美希「それじゃあ」
貴音「両手を合わせて」
美希・貴音「「いただきます(なの)」」パクッ
貴音「これは…」
美希「ひとくち食べると、口の中に豚骨スープの風味がわっ、て広がるの!」
貴音「それを押し上げるように、細切れちゃあしゅうが力強きあぴーるを」
美希「ごはんだから、添えてある海苔との相性もバツグンなの!」
貴音「他に具材として入っている葱、めんまの食感も心地よいですね」
美希「じつにめんよーな味なの!」
貴音「おや、わたくし決めぜりふを取られてしまいました」
美希「ふっふっふー、ミキは常に成長しつづける女のコなの!たかねのイイトコロも取っちゃうの♪」
貴音「ふふっ、真、頼もしいですね」ナデナデ
美希「わっ、もーたかねー、急になでられたらびっくりするの!」
貴音「嫌でしたか?」ナデナデ
美希「……嫌なわけないの。ムテーコーなので察してほしいな」ボソッ
貴音「それは失礼しました。ふふ、やはり美希はとても可愛らしいです」ナデナデ
美希「そーゆーコトを正面からハッキリ言ってくるのは、ずるいって思うな」
貴音「秘すれば花なり、という言葉もありますが、時には思いの丈を隠さず伝えることも大切なのです」ナデナデ
美希「あはっ、それならミキ得意なのっ!」
貴音「ふふっ…これからもその心を忘れずにいれば、美希は誰からも知られ愛される存在になれるでしょう」スッ
美希「あっ…もうなでるの終わっちゃうの?」
貴音「………そうですね、仕事まで時間がありますので、これより少し午睡をとろうかと考えているのですが」
貴音「わたくし、抱きまくらを撫でながらでないと快く眠ることができないのです。これは困りました」ニコッ
美希「!! もう、たかねはお姉さんなのに困ったさんなの!」
美希「しかたないから、ミキが抱きまくらのかわりになってあげるの!!」ニコニコ
貴音「ありがとうございます、美希。それでは仮眠室に参りましょう」ギュッ
美希「れっつごー、なの!」ギュッ
貴音「そんなに急がずとも、仮眠室は逃げませんよ。ふふ」
美希「いっしょにお昼寝する時間は逃げちゃうの!」
面白いので支援なの
でもsagaってなんなのなの
美希「あはっ、たかね、たかねっ♪」
貴音「はい、何でしょう」
美希「だーいすき、だよっ!!」
アフゥ………………………
その日の夕方、仕事の時間になった二人を呼ぶため仮眠室に入った音無小鳥(2X)の目に映ったものは、
とても幸せそうな寝顔をたたえた美希と、彼女を愛おしそうに抱き眠る貴音だったとさ
おしり
>>36
ありがとなの!
sagaって入れとくと勝手に文字が変換されるのを防げる…らしい
次
雪歩「健全な」真美「にちじょー!」
ある日の夕方
ガチャッ バーン
真美「真美さまのおかえりだーい!!ものども、であえであえー!!」
雪歩「ひうっ!……なんだ真美ちゃんかぁ、びっくりしたよぉ」
真美「おうおうビックリさせちゃってすまんNEゆきぴょん!そしてただいまであります!」
雪歩「ふふ、おかえりなさい真美ちゃん」
真美「あれあれ~?ゆきぴょんしかいないの?」キョロキョロ
雪歩「うん、プロデューサーは営業に、音無さんは備品が切れちゃったから買出しに行ってるよ」
真美「なるほどねい!…ト、いうことはぁ~」ススス
真美「今は真美とゆきぴょんの2人っきりってことだNE!と→う!!」ガバッ
雪歩「わわっ、急に飛びついてきたらあぶないよぉ」アワアワ
真美「よいではないかー!! んっふっふ~、ゆきぴょんはふわふわで抱きごこち◎ですなー♪」スリスリ
雪歩「そんな、私なんてひんそーでひんにゅーでちんちくりんだし…」
真美「そんな事ないYO!めっちゃふかふかしてて女の子っぽいYO!」
雪歩「ありがとう真美ちゃん…けどやっぱりだめだめだよぉ…」
真美「むむむ、そんな弱気なゆきぴょんはぁ~…くすぐりの刑じゃ→い!」コチョコチョ
雪歩「!! あはっ、だ、ダメ真美、うふっ、真美ちゃん!!」
真美「ほれほれ~ここか?ここがええのんか?」コチョコチョニヤニヤ
雪歩「私っ、くすぐったいの、ほんっ、あっ、とによわくてえぇっ」
真美「んっふっふ~、いい声で鳴きますなぁ~」ツツーッ
雪歩「だm…あ、ああんっ!」
真美「!?」サワサワ
雪歩「はっ、はっ…うぅ、あうっ!」
真美「ゆ、ゆきぴょん…」ドキドキ
なんだろう、この気持ちは? ちょっとしたイタズラのハズだったのに、自分でも気づかないうちに、体中に力が篭り関節が軋む。
いつもは雪のように真っ白な肌をうっすらと朱に染め、荒い吐息を零す彼女を見ていると、心臓の鼓動が早くなる。
ドクン、ドクンと、早鐘のごとく全身を打つ脈動は、すぐそばにいる彼女にも聞こえてしまいそうで、そう考えると口の中に唾液がじんわりと滲み出す。
ゴクリ。溢れそうになった唾液を嚥下すると、意識が集中しているせいか喉は平時よりも大きく動き、粘ついた音を立てた。
「……」
「ひっ、ん、はあっ」
彼女の潤んだ瞳。それが自分の行為を肯定、それどころか催促しているようにさえ感じてしまう。
今、この名状しがたい感情の波にさらわれているのは自分だけなのだろうか。
もし、彼女も自分と同じ状況に陥っているのであれば……
ふと少しだけ目線を下げると、彼女の瑞々しい唇が目にとまる。
剥きたての白桃のようなその二つの果実はとても蠱惑的で、自分の中に残っているマトモな部分をぞりぞりと削ぎ落としていく。
――キスしたい。この清らかな少女の大事なトコロを思うがままに貪りたい。
「ねえ、ゆきぴょん……キ、スしても…ッッ!!」
気付けばその思考をありのままに、自分の口は言葉を発していた。
しまった! そう思いとっさに言葉を切ったが、ここまで言ってしまっては誤魔化すこともできないだろう。
どうしよう、きらわれちゃう、いやだ。まとまりのない考えがぐるぐると回り続ける。
彼女がどんな表情を浮かべているのか、もし蔑んだ目で見られてしまったら、そんな恐怖にとらわれ見ることができない。
「んっ…いい、よ、真美ちゃん」
「え…?」
予想外の反応に、顔を上げ反射的に聞き返す。視線を逸らせながら恥ずかしそうにコクリ、と彼女は頷いた。
よかった、嫌われなかった。安堵が嘆息と共に全身を巡る。
それにより幾分か落ち着いた頭は今のやりとりを正確に把握し、再び大きく揺さぶられる。
今から彼女とキスをする。
認識すると同時に、火が出そうなほど赤面するのを感じた。そして、これまでにないほどの興奮も。
「じゃ、じゃあ、いくよ…」
「ん…」
そっと手を握り、顔を近づけていく。
二人の間の距離が縮まるにつれ、自分の意志とは関係なく、全身が緊張と興奮でがくがくと震える。
ああ、今の自分の唇は乾ききっていて、彼女を不快にさせてしまうだろうか。そんな思いが一瞬だけ脳裏をよぎった。
ちゅっ。
「ん、ふうっ!」
「むっ…あんっ…!」
触れ合うだけの、時間にすれば一秒もないような短いキス。
それだけでも、彼女の柔らかな唇の感触、清潔感のある甘い匂い、淫靡に歪んだ美貌が脳裏に焼き付いている。
そして、女の子同士のキスという倒錯的な行為が、快感をさらに増幅させる。
震えが止まらない。全身が痺れそうなほど気持ちいい。もう一度、もう一度したい。
「う、ああっ…!!無理っしょこんなの、我慢するとか…!!」
互いに、箍が外れたように、唇を求めあう。
ついばむようなキスから、舌を絡ませ奪い合うようなキスへ。より深く、より乱暴なものへと変わっていく。
苦しくなれば少しだけ離れ酸素を取り込み、すぐさま息が続く限り愛し続ける。
「はあっ、はあっ」
誰かの喘ぎが耳につく。この獣のような呼気は彼女と自分どちらが発しているのだろう。
それすらも分からなくなるほどお互いの呼吸は混ざり合い、溶け合い、場の空気を犯し蕩かせていく。
熱狂するコロッセオのような色のついた潮流が脳を支配し、まともな思考はもはや成り立たない。
もっと触れたい。もっと感じたい。もっと狂いたい――― 頭の中は本能的な行動原理に埋め尽くされ、理性など一茎の藁ほども残っていないだろう。
そして手はしだいに下へ、下へと求めるように伸びていく―――
「ゆきぴょんっ…!もう真美、真美っ…!!」
「あっ…!真、美ちゃん、き…てっ……んんっ!!!」
アッ……………………
その日の夜、備品の買出しから戻ってきた音無小鳥(2X)の目に映ったものは、
顔を真っ赤にしてソファを拭いている真美と、床にあいた大きな穴だったとさ
おまみ
いやあ、健全だったなあ
…健全にするのってとても難しいと思った
今日はここまでなの、残りの2つはまた明日の夜10時から投稿するの
乙です
>>1なの
予定通り10時から投稿再開するの
律子「私って可愛いわよね」真「はあ」
律子「ま、昔はアイドルやってたしそこは当然よね」
真「まあそうだね」
律子「なら取材陣がここに押し寄せてこないのはなんでかしら?」
真「えっと、その考えに至るまでの経緯を教えてくれないとボクにも答えようがないかな」
律子「はあーーーーー……… 仕方ないわねぇ、一回しか言わないから耳の穴かっぽじってよーっく聞いときなさいよ」
真「うわあすっごくウz…」
律子「シャラップ!! わかったら返事をしなさい!!! 口でクソを垂れる前に言葉の前後にサーをつけなさい!!!」
真「サー、女の子がクソなんて言ったらダメだよサー」
律子「なんてこと… 真が女の子みたいなことを言うなんて、明日は天変地異かしら?」
真「さすがにおこるよ?」
律子「ごみんwwwwwww」
真「よーし抑えろ、我慢だボクそうだまこりんはやれば出来る子」
律子「ねえねえマッコマッコリーンwwwなりよ、って何なの? 武士なの? 現代に生きるSAMURAIなの?wwwww」
律子「シャンシャンプリプリwwww斬新なオノマトペっすねwwwwwwwww」
真「シャオラッ!!」
律子「グスン……グスン………」
真「まいったな、あれから4時間たつけどまだ泣き止まないや…」
律子「痛かった…りっちゃんすっごく痛かったの……グスングスン」
真「ごめんってば、どうしても我慢できなかったんだよ…どうしたら泣き止んでくれるかなぁ」
真「あ、そうださっきの話! 取材陣がどうこうってボク今すっごく興味あるなぁ! 律子先生ぜひお話していただけないでしょうか!」
律子「えー、どうしよっかなー…? さっきは真面目に聞いてくれなかったしなー…?」ピクッ
真「心を入れ替えて拝聴させていただきますので、是非ともよろしくお願い致します先生」
律子「うーん、それなら聞かせてあげてもいいけどぉー」ピクピク
真(口の端がピクピクしてる、もうすこしだな)
真「お願い律子! もし聞けなかったら気になりすぎてボク不眠症になっちゃうかも」
律子「そこまで言われたら仕方ないわね!! ほんっとーにしょうがなくだけど説明してあげるわ!!」フンスフンス
真「ちょろいぜ」
律子「ん? 何か言った?」
真「いやなにも」
律子「さて、聖書に記された天使ガブリエルと私の類似点についての話だったわね」
真「開幕から脱線してるよ」
律子「あら、違った? なら私の一挙手一投足が世界経済に大きな影響を与える理由についての話だったかしら?」
真「うん、それも違うね」
真「もしかして忘れちゃったかな?」
律子「やーね、忘れてるわけないじゃない! 今のはほんの冗談、小粋なプロデューサージョークってやつよ!」
真「ウザいと思うよりも、そこまでボケてなくて安心してるボクがいることに自分でも驚きだよ」
律子「で、何故取材陣が来ないのかについてだけど… 最初にも言ったとおり、私ってすっごく可愛いじゃない?」
真「そうだね、いまだにファンもいるぐらいだし」
律子「その可愛さはアイドルランクで言えばSってところかしら。そんな私がプロデューサーやってるのよ?」
律子「なら『765プロに美人すぎるプロデューサーがいる!!!』ってことで、私目当てに取材陣 がわんさか押しよせ庭かけまわるのが当然じゃないの!!?」
真「ウチは普通のビルだから庭はないけどね」
律子「24時間たえず申し込まれる取材依頼!! 熱望されるアイドルカムバック!! 仕方なくそれに答えステージに立つ私!!」
真「ふんふん」
律子「ドームでソロライブのチケットは5分で完売!! 熱狂して昏倒するファン続出!! その後は海外からも取材とテレビ出演のオファーが!!」
P「ほうほう」
律子「そして世界中で巻き起こるりっちゃんムーブメント!! オリンピックはリツコリンピックに改名!! 新生児の名前の98%がRitukoに!!」
真「あ、プロデューサーいたんですか」 P「ん、ちょっと前からな」
律子「唯一現人神『秋月律子』を崇め奉る『律子教』に全霊長類が入信!! 私をトップとした全世界統一国家の誕生!! 公務は周りにまる投げして、左団扇で大勝利!!!」
律子「ま、ざっとこんなものよね」
P「なるほどなるほど」
律子「……あら? プロデューサー殿の幻覚が見えるわ。疲れ目かしら?」
P「おはよう律子」
律子「なんてこと、言葉も喋るなんて… もしかして新たな能力に目覚めてしまったかしら。りっちゃんの才能が怖い」
P「本物だぞー。いやーしかしそうか、律子はアイドルに戻りたかったんだな」
律子「ゑ? P殿は何ぞ宣ふか?」
P「そういうことなら早速。トレーナーさんに話をつけてみんなのレッスンに混ぜてもらおうなあ」ガシッ
律子「ちょ、ちょっちょま、マジでというか今からですか!!? ブランク!! ブランクあるから!!!」
P「大丈夫だよ、団結団結」ズルズル
律子「何ひとつ大丈夫な根拠になってないじゃないですか!! いやー!!! 出来心!! 出来心だったんですーーー!!!!」
デキゴコロダッタンデスウウウウウウウウウウウウウウウウウ………
その日の夜、帰ってきたPを出迎えた音無小鳥(2X)の目に映ったものは、
真っ白に燃え尽きた律子とそれを見て苦笑いする真、そして「インスピレーションが溢れてくるぞぉ」と呟く上機嫌なPだったとさ
おわりつこ
次が最後のSSになるYO
やよい「……」カリカリ 響千早(……)ジーッ
ある日の午後
千早(どうも、『孤高の歌姫』如月千早です。私は今、事務所にある本棚の裏に潜んでいます。なぜそんな所にいるのかというと…)
やよい「……」カリカリ
千早(みなさんご存知、『765の大天使』こと高槻やよいさんが学校の宿題をやっているからです)
千早(そんな所に隠れてないで堂々としてればいいじゃないか、という人もいるかもしれません)
千早(しかし、見てください)
やよい「……」カリカ… ピタッ
やよい「……うぅ~」フリフリ
千早(分からない問題にさしかかると、ペンを止め頭をふりふりするんです!! 高槻さん可愛い!!!)
千早(私が高槻さんの隣に座ってしまうと、おそらくこの姿を見せてくれなくなるでしょう)
千早(なので、まだ見ぬ可愛い高槻さんのしぐさを観察するためにも、私は息を潜め気配を殺し風景と一体化しているんです)
千早(……あら? 給湯室の入口から、ちらちらとポニーテールのような黒髪が見え隠れしているわ)
千早(あれはもしかして……)
響(はいさーい、自分、我那覇響だぞー……)
響(自分は今、給湯室のかげからやよいを観察してるんだー……)
響(なんでそんなコトしてr…え? もう大体わかったからいいって?)
響(よくわかんないけど、とりあえずあれを見てほしいさー!)
やよい「うぅ~………」フリフリ
やよい「……!!」ハッ カリカリ
やよい「うっうー!! 解けましたー!!!」ペカー
響(つまずいてた問題が解けて満面の笑みを浮かべるやよいすっごく可愛いぞー!!!!)
響(っっと、す、すこしだけ取り乱しちゃったぞ)///
響(そ、それで! あれだけ集中して勉強してるんだから、うろうろしてたら邪魔になっちゃうさー)
響(だからここで見守ってるってワケさー! ……別に他意は無いんだからなっ!!)
響(……ん? 向かいの本棚の陰から長い黒髪がちらちら見え隠れしてるぞ)
響(あれはもしかして……)
千早(我那覇さん、そんなところで何をしているのかしら)
響(!!?!?)
千早(あら、聞こえていない? もしもし我那覇さーん)
響「な、なんだ!? 急に千早の声が…っ!!」
(しまった!! やよいに気付かれちゃう!!)
やよい「う?」ピクッ
やよい「……」キョロキョロ
響(……)ドキドキ
やよい「???」コテン
千早響(声は聞こえたけど誰も見つからなくて小首をかしげる高槻さん(やよい)かわいいっ!!!!)
響(ってそうじゃなくて!! どこから千早の声が聞こえてきたんだ!?)
千早(さっきは危なかったわね、我那覇さん)
響「もしかして、そこの本棚から喋りかけてるのか……?」ボソッ
千早(ええそうよ)
響「何かヘッドホンしてるみたいに耳に直接響いてきてるぞ!? どうやってるんだよ!! こっちの声も聞こえてるみたいだし!!!」ボソボソッ
千早(それは日々のボイストレーニングとリスニングの賜物ね)
響「どんなトレーニングしてるんだ!? 人間業じゃないぞ!!」ボソソッ
千早(アイドルですから)ドヤッ
ノヘ,_
,へ_ _, ,-==し/:. 入
ノ"ミメ/".::::::::::::::::. ゙ヮ-‐ミ
// ̄ソ .::::::::::: lヾlヽ::ヽ:::::zU
|.:./:7(.:::::|:::|ヽ」lLH:_::::i::::: ゙l いぇい!
ノ:::|:::l{::.|」ム‐ ゛ ,,-、|::|:|:::: ノ 道端に生えてる草は食べられる草です!
,ゝ:冫 |:ハ、 <´ノ /ソ:::丿
ヽ(_ lt|゙'ゝ┬ イ (τ" ホント 貧乏は地獄です! うっう~~はいたーっち!!!
r⌒ヘ__>ト、
|: ヾ ゞ\ノヽ: __ . ri ri
彳 ゝMarl| r‐ヽ_|_⊂////;`ゞ--―─-r| | / |
ゞ \ | [,|゙゙''―ll_l,,l,|,iノ二二二二│`""""""""""""|二;;二二;;二二二i≡二三三l
/\ ゞ| | _|_ _High To
※以下、全て()表記でお送りします
千早(それで、最初の質問に戻りたいのだけど)
響(さっきのインパクトが強すぎて何聞かれたか覚えてないぞ……)
千早(はぁ、全く我那覇さんは仕方ないわね…そんなところで何をしているの、と聞いたのよ)
響(ああ、それは……やよいが勉強に集中してるから、邪魔にならないように隠れて見てたんさー)
千早(なるほど。ぶしつけにも物陰に隠れて、高槻さんをそのいやらしい目で舐め回すように視姦していたと)
響(言い方ひどいな!?)
響(そ、そういう千早は何してたんだ!!)
千早(私? 私はもしもの時のために高槻さんを見守っていたのよ)
響(やってる事同じじゃねーか!!! 何自分のときだけいい感じの言い方してるんだ!!!!)
千早(我那覇さん、落ち着いて。どうどう)
響(馬扱い!?)
やよい「~~♪」カリカリ
千早(困ったわね。何故かは分からないけれど我那覇さんが発狂してるわ)
響(千早のせいだぞ!!)
千早(ここはYah○o!知恵袋に質問を投稿して聞いてみましょう)
響(恥ずかしいからやめろーー!!!)
千早(『なんで我那覇さんが発狂しているのはどうして』と)
響(こいつやりやがった!! しかも日本語がおかしいぞ!!)
やよい「おわりましたー!!」ペカー
千早(我那覇さん、我那覇さん)
響(なんだよ!!)
千早(回答が返ってこないのだけど……)
響(あたりまえだろ!! そんなすぐ来るか!!!)
千早(【緊急です】【大至急お願いします】とつけておいたのだけど……)
響(どうしようもないほど地雷質問じゃねーか!! 誰が回答するんだよ!!)
やよい「んーっ」ノビー
千早(あら、回答がきたわ)
響(えー……絶対悪ふざけで適当に書いたやつだぞそれ……)
千早(ええと……プッ、ふふふっ! そんな見解もあるのね)
響(そんなに笑われると気になるぞ!! ちょっと見せてよ)
千早(だめよ。答えてくれたazatoiribbon0403さんとの約束により、沖縄出身で身長152cmの女性アイドルには見せられないことになってるの)
響(それ確実に春香だよな!!?)
やよい「片付けなきゃ…」ゴソゴソ
響(なおさら気になってきたぞ!! 約束なんていいから見せてよ!!!)
千早(いい?我那覇さん。一度交わした約束は、何があっても破ってはいけないのよ)
響(くそう、ムダに正論だから言い返せない……!)
千早(だって私たち、仲間だもんげ!)
響(う……うう………)プルプル
響「うがーーっ!!! いいから見せろォーーー!!!!」
やよい「はわっ!?」ビクッ
千早響「「あ」」
やよい「あれー? 千早さんと響さん、そんなところで何してるんですかー?」
千早「た、高槻さん、これはね……」
響「べ、べつに変なことしてたわけじゃ……」
やよい「あ!! 私、わかっちゃいましたーっ!」
千早響「「!!!」」
やよい「かくれんぼしてたんですねーっ!!」
千早響「「え?」」
やよい「もぅ、ふたりだけで遊ぶなんて、めっ、ですよ!! 私も仲間に入れてほしいかなーって♪」
千早「でも、高槻さん」
響「勉強しなくてもいいのか…?」
やよい「大丈夫ですー! さっき、ぱぱーって終わらせちゃいましたー!!」
響「そう、だったのか……」イツノマニ
千早「……それなら、高槻さんも一緒に遊びましょうか」
やよい「えへへっ、ありがとうございまーっす!」
やよい「うっうー! 嬉しくて私、めらめら~って燃えてきたかも!!」
やよい「千早さん、響さん♪ あれ、お願いしてもいいですか?」バッ
千早「ええ、あれ、ね」スッ
響「へへ、もちろんさー!」サッ
やよい「それじゃあ、いっきますよー!」
やよい千早響「「「ハイ、ターッチ!!!」」」
イェイ!!……………………
その日の夕暮れ、社長室から出てきた高木順二朗(56)の目に映ったものは、
ソファに3人仲良く寄りかかって眠るやよい、千早、響の姿だったとさ
おわれぅ
以上でおわりなの
少しでも楽しんでもらえたなら幸いなの
>>82
やよいは俺が養うから問題ないね
楽しかったの
ウザい律子が新鮮で可愛かったの
乙なの
もし見てくれた人がいたら、ありがとう
HTML依頼とやらを出してくる
>>94
ありがとなの!
キャラ崩壊させすぎてやばいんじゃないかと思ったけど、よかったの!
乙です
乙なの
面白かったの、新作も期待するの
>>97
昨日から見てくれてありがとう
レス嬉しかったよ!
>>98
うれしいの!
近いうちに小鳥さんでホラーものを書く…かも
そのときはよろしくなの!
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