【安価】花陽「いつどこで誰がどうした、で責任取ってもらいます!」 (168)

とある所のネタが面白かったのでリスペクトです。
ルールは特にないですが、このスレの終わりは唐突に訪れるかもです。
良ければお付き合いください。


花陽「ワタシノゴハンヲタベチャッタノハダレデスカッ? 3合も炊いてたのに……」

凛「ち、違うよ?」

穂乃果「私だってー」

にこ「こっち見ないでよ」

希「さすが3人はすぐに疑われてしまうな」

絵里「ごめんなさい、花陽。実は、放課後にみんなお腹空いたっていうことで適当に食糧を探していたら、湯気の立つ炊飯器を見つけてしまったの……」

花陽「そ、それで食べちゃったんですか!?」

絵里「おにぎり9人分にして食べてしまったわ」

花陽「9? な、なら残り1つは」

穂乃果「私が食べました」

花陽「ほ、穂乃果ちゃん……」ドシャ

絵里「全く、穂乃果は食いしん坊ね」

花陽「……」

絵里「とりあえずカピカピになった炊飯器洗いましょうか?」

花陽「いいです……み、みなさんが全く反省されてないのは分かりました」

穂乃果「花陽ちゃん、ファイトだよ!」

花陽「……ッ」キッ

穂乃果「ひえッ!?」

花陽「いいです! いつどこで誰がどうした、で責任取ってもらいますから!」

凛「か、かよちん?」

花陽「まずはいつから>>3






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今ここで

>>3
それどこでも入ってるじゃないか

花陽「今ここで!」

にこ「ちょ、ちょっとちょっと一体何を始めようって言うのよ」

希「まあ、仕方ないんじゃない? 花陽ちゃんのお米食べたのはうちらやし」

絵里「そうねえ。何があっても文句は言えないかもね」

凛「みんな、反省も後悔もしてないにゃー」

花陽「うう……ひどいです」

穂乃果「ほら、花陽ちゃん続けていいんだよ?」

花陽「……こうなったら、次はどこで!>>5

初っ端から安価ミスった。

>>3
今、だけ借ります



次の安価は

花陽「……こうなったら、次はどこで!>>11

校門前

花陽「校門前で!」

にこ「え、外に行かなきゃならないの? だるいわ」

花陽「ううッ……」ぐす

希「こらこら、真面目に取り合ってあげんと。無理難題が飛び出てもしらんで?」

にこ「花陽が? まさか」

穂乃果「花陽ちゃん、ファイトだよ!」

絵里「花陽、頑張ってね」

花陽「み、みんな私をバカにしないでください……ッ。次は、誰がですからね!? >>15

真姫

花陽「ま、真姫ちゃんが!」

にこ「真姫ちゃん? さっき、トイレに行ったけど」

穂乃果「私、呼んでくるよ!」

凛「凛も行くー!」

バタバタ――



トイレにて

真姫「っくしゅん」

バタバタ――

凛「あ、真姫ちゃん」

真姫「凛? どうしたの?」

穂乃果「あ、いたいた」

真姫「穂乃果も。練習始まるの?」

穂乃果「真姫ちゃん、ファイトだよ!」

凛「だよ!」

真姫「はあ?」



部室にて――

希「二人が連れてくる間に、決めちゃったらええんやない?」

花陽「は、はい……次は、何を!>>19

にこにガチ告白

花陽「にこちゃんにガチ告白を!」

絵里「あら」

希「ほお、興味深いなあ」

バタン――

凛「ただいまー!」

穂乃果「真姫ちゃん捕獲しました!」ニコ

絵里(まるで、自分には関係のないかのような表情ね)

真姫「ちょ、ちょっと引っ張らないでよ痛いじゃない」

にこ「……」

希「にこっち、うちらの分まで楽しんで来てな?」

にこ「お、おほほ、おほほほ!」

真姫「きもッ。どうしたのよにこちゃん」

絵里「花陽、次は?」

花陽「え、えーっと、じゃ、じゃあどのように、です!>>24

にこ「花陽?」

花陽「……や、やめ、顎を捕まらないでくらはい?!」

後ろから抱きつきながら甘い声で

花陽「……うッ、天啓が降りて来ました」

にこ「何よ……」

花陽「後ろから抱き付きながら甘い声で、お願いします」

にこ「なな、なななな……?!」

絵里「それじゃあ、まとめると『今、校門前で、真姫が、にこにガチ告白を、後ろから抱き付きながら甘い声で、する』ね」

希「ぷはッ……お腹痛いッ……ッ」プルプル

真姫「?」

絵里「というわけだから、真姫」

真姫「は?」

にこ「あんた、おにぎり1個食べたわね?」

真姫「食べたけど……」

にこ「い、行くわよ……今のをしに」

真姫「ちょ、イミワカンナイ」

穂乃果「あのね、花陽ちゃんがご飯勝手に食べたから怒っちゃったんだよ。だから、私たちその罪滅ぼしをしなくちゃいけないんだ」

花陽「いいんですッ……どうせ、私のお米なんて西野木家に比べたら、象とアリ、フォアグラと米……」

絵里「もお、後輩にここまで言わせるの?」

希「そうやでッ……ぷッ……ッ」

にこ「っ……良いわよ! やったるわよ! 真姫ちゃん! 女なら潔く罪を償うのよ!」

真姫「……ええ? ちょ、ま、ええ?!」


にこは校門まで、真姫を引きずっていく。


花陽「……言ってみるものですね」

希「さあ、見物に行くでえ」

絵里「趣味悪いわねえ」

穂乃果「とか言って、絵里ちゃんもしっかり来てるんだから」

校門前――

にこ「……さあ、いつでもかまんでえ」

真姫「なぜ、関西弁なのよ」

凛「さっさとするにゃー」

にこ「野次はだまらっしゃい!」

花陽「ああ……私のお米、お金には変えられないの……」

真姫「たかが、おにぎり1個じゃない」

希「あ、それは言ったらあかんで」

花陽「……」

真姫「ひいッ?!」

にこ「は、花陽……どう、どう! ほ、ほら真姫ちゃん! 花陽に炊飯器で炊き殺されるのと、私にガチ告白するのどっちにするのよ?! こちとら命がかかってんのよ!」

凛「……アホだにゃあ」

真姫「そ、そんな馬鹿みたいな死に方は嫌……だけど。にこちゃんに告白するのだって嫌よ!」

にこ「なんでよ!」

真姫「なんでって、わかるでしょ!?」

にこ「知んないわよ!? こんなにキュートなにこにーにガチ告白できないなんてどう言う領分なわけ!?」

希「痴話げんか……?」

穂乃果「……微笑ましいねえ」

真姫「だ、だいたいにこちゃん、私のことそんな軽い女だと思ってたの?! 信じらんないんですけど……!」

にこ「そんなことないけど……だって、真姫ちゃん本当のこと素直に言ってくれないじゃん!」

真姫「そんなのにこちゃんの方でしょ?!」



にこ「わ、私はいつだって本気だし……ッ」

真姫「だって、いつもはぐらかすじゃん……何考えてるのよ……」

にこ「……それは」

真姫「なによ」

にこ「うッ……」

凛「まるで3流の昼ドラにゃー」

穂乃果「しッ。今いいとこだよッ」

希「流されてるなあ」

真姫「……喧嘩したいわけじゃないのよ」

にこ「にこだって……」

真姫「ふうッ……そうね、うん。こんなことでもない限り、この先素直に言えないと思うから……しょうがないから、言うわ、ここで」

にこ「え……あ、真姫ちゃん」

真姫は、にこを後ろに振り向かせた。

真姫「恥ずかしいから、一度しか言わないわ……」

にこ「ま、待って……やっぱりまだ。心の準備が……」

真姫「何よ、意気地なし……」

真姫は少し躊躇しつつ、しかし、後ろから両手をにこの身体の前に重ねた。
唇をにこの耳元に近づける。

真姫「愛してる……ほら、これでいいでしょ」

絵里「へえ……」

希「まさか……」

穂乃果「……す、すごいね」

凛「かよちん?」

花陽「……は!? 意識が……」

希「にこっち、ひざがむっちゃがくがくしてる」

絵里「青春ねえ」

にこ「……きゅうッ」

真姫「にこちゃん!?」

凛「にこちゃんがダウンした!」

絵里「図らずとも、これが復讐になり得るということかしら」

花陽「す、素晴らしいッ……じゃ、なかった……つ、次はいつにしようかなッ>>30

希「お米の恨みは恐ろしいなあ」

30分後

花陽「30分後にします!」

真姫「花陽……すごく生き生きしてる」

凛「ゲスいかよちんでも、凛はずっと友達だよ」

希「今日だけは、花陽ちゃんの天下やしな」

穂乃果「次はどこにいくの?」

花陽「次のどこでは>>34です!」

絵里「可愛らしいものね」

にこ「……うッ」

真姫「にこちゃん?」

にこ「うきゅッ!?」バタ

穂乃果「にこちゃんが顔真っ赤にしてまた倒れちゃった」

希「ほっときほっとき」

屋上で

花陽「みんなの想いが詰まった……屋上で!」

凛「ダンスでも踊らされるの?」

花陽「ふ、ふふふッ……もっと良いことだよぉ?」ニコ

穂乃果「……花陽ちゃんが怖い」

絵里「よしよし、穂乃果、大丈夫怖くないわ」

希「うち、ちょっとそこのコンビニまでおつまみ買ってくるな」

凛「凛も凛もー!」

真姫「観客?」

花陽「笑ってられるのも今のうちです……次は、誰が!>>38

凛の人気の高さよ……

眠いのでいったんここまで、また明日の晩にでもあいましょう

花陽「凛ちゃんが!」

絵里「ついに親友に手をかけるか……」

真姫「この私があんな恥ずかしい目にあったんだから、全員等しく受けてもらわないとね」

穂乃果「にこちゃーん?」ぺちぺち

にこ「……」

花陽「にこちゃんがこんなに純情だったなんて……いい!」

絵里「にこは許されたの?」

花陽「え?」

絵里「え?」

花陽「何言ってるんですか、お米の一粒一粒の恨み、こんなことで晴れるとでも?」

穂乃果「一体、何粒あったんだろうね……えーと」

真姫「穂乃果、考えるだけ無駄よ」

コンビニ――

凛「希ちゃん、これ、これ買ってー」

希「はいはい。お財布忘れるなんてうっかりさんやなあ」

凛「ごめんなさい」

希「ええよ。うちは、ポップコーン醤油バター味にしよかな」

ブーブー

凛「あ、ラインが……」



穂乃果<凛ちゃん、ファイトだよ!>

真姫<さっさと罪を償いなさいよ>

絵里<楽しみにしてるわ>

花陽<……凛ちゃん早く帰ってきてね>



凛「……」

希「……お米の恨みは恐ろしいなあ」

部室にて――


凛「ただいま……」

花陽「凛ちゃん……」

凛「かよちん……」

花陽「ごめんね、でも」

凛「……かよちん、1週間かよちんにご飯炊き続けるから許して欲しいにゃ」

穂乃果「なるほど、その手があったね!」

真姫「いやいや」

花陽「……」

希「どうでる?」

絵里「どうするの花陽?」

花陽「………凛ちゃん」

凛「……かよちん」

花陽は目を閉じて、ゆっくりと両腕を上げ、緩やかに交差させながらペケを形作った。

凛「にゃーん……」

花陽「もう15分くらい経ちましたね。さて、次は、何をです!>>50

ペットになる

花陽「神のお告げが来ました……ペットになる!」

凛「?!」

絵里「猫だけに?」

凛「り、凛は人間だにゃ!?」

花陽「ホントに? ホントにそう思ってる?」

凛「か、かよちん?」

花陽「魚を食べたくなったり、にゃーにゃー言っちゃったり、気まぐれだったり、そっけなかったり……しない?」

希「それ、いつもの凛ちゃんやん」

花陽「いつから、自分が人間だと?」

凛「り、凛は凛は……に、にんげん」

花陽「ホントに?」

凛「う、うう……凛は?」

真姫「遊んでないで、夜になっちゃうわよ」

花陽「あ、そうだね……それじゃあ、次はどのように! >>55

凛「凛は……?」

穂乃果「大丈夫、凛ちゃんは凛ちゃんだよ」

希「ええこと言うやんな」

>>51
凛ちゃん魚苦手だよ

安価した

ねこみみ尻尾装備

>>53
うっかりしてた

花陽「ねこみみ尻尾装備!」

絵里「ええっと、まとめると『30分後、屋上で、凛が、ペットになる、ねこみみ尻尾装備して』ね」

希「可愛い罰やんな」

穂乃果「確か、ねこみみと尻尾がこの辺りの段ボールに……にこちゃんは、まだ起きないね」

真姫「時間、あと10分くらいよ」

凛「だ、誰のペットになるの?」

花陽「凛ちゃんは誰のものなの?」

凛「り、凛は」

花陽「絵里ちゃんの?」

凛「ううん……」

花陽「穂乃果ちゃんの?」

凛「……違う」

花陽「真姫ちゃんの?」

凛「……」ブンブン

花陽「分かってるよね? 凛ちゃんは誰のもの?」

凛「凛は、かよちんのペット……」

花陽「そうだよ……賢い賢い」

穂乃果「あ、ねこみみ尻尾あったよ! 良かったね、凛ちゃん」

花陽「はい、つけてね」

凛「でも、凛には似合わないよ……」

花陽「ううん、凛ちゃん以外いないよ。凛ちゃんは可愛いよ」

凛「かよちん……」

花陽は穂乃果からねこみみ尻尾を受け取り、凛に装着した。

花陽「ほら、こんなにも可愛いよ。じゃあ、屋上に行こう? 可愛い凛ちゃん」

凛「そ、そんなに可愛い可愛い言わないで欲しいにゃ……」

花陽「照れてるの?」

凛「だってかよちん、みんなも見てるし」

花陽「凛ちゃんが可愛いから見てるんだよ。自信もって」

凛「……う、うん!」

花陽と凛が屋上へ向かう。

希「やり込められ取るな」

絵里「尻にしかれてるようにも見えるわね」

屋上――

花陽「じゃあ、今までやりたくてもできなかったことこの際だからやるね」

凛「なにかな……」

希「外、暑いなあ。日陰に退散や」ポリポリ

穂乃果「希ちゃん、ポップコーンもらっていい?」

希「好きなだけとっていき」

真姫「私もいい?」

希「ええけど、庶民の味やで」

真姫「これくらい私だって食べるわよッ」

絵里「ほら、みんな始まるわよ」

花陽「まずは、お手」

凛「にゃッ」サッ

花陽「うッ……えらい! えらいよ凛ちゃん」ナデナデ

凛「えへへ……」

絵里「まんざらでもなさそうね」

花陽「じゃあね、次はおすわり」

凛「にゃにゃッ!」

希「誰も猫語で喋ってなんて言ってないのにこの順応性の高さ……」ポリ

穂乃果「ポップコーンもらうね」ポリポリ

花陽「凛ちゃん可愛いよお……」スリスリ

凛「ちょ、ちょっとかよちん……」

花陽「このまま、ずっと私のペットになろ……? ね?」

凛「ずっと……?」

花陽「うん……おはようからお休みまで……私の家でずっと」

絵里「軽い軟禁?」

希「えりちも食べる?」

絵里「あ、頂くわ」ポリ

凛「で、でも学校とか」

花陽「ペットは学校なんていかないでいいんだよ。だって、飼い主に愛されるのがお仕事だもん」

凛「……で、でも」

花陽「優しくするよ……」

真姫「……なにを?」ポリ

穂乃果「しッ。今、いいとこ」

凛「かよちんに飽きられて捨てられることになったら……生きていけないよ」

花陽「そんなことしない……絶対しないよ」

凛「かよちん……」

花陽「凛ちゃん」


しばし見つめ合う二人。
花陽は凛の頭を優しく撫でてやった。

凛「にゃーん……」

希「凛ちゃんが花陽ちゃんに陥落した」

花陽「記念すべきペット第一号ですッ! あとで、首輪も買ってあげるからね、凛ちゃん」

絵里「二人の絆は底知れないわね」

穂乃果「すごいなあ」

真姫「凛がいいなら、別にいいけど」

希「凛ちゃんが喜んだら、バツにならんな」

花陽「はッ……凛ちゃんが可愛くて、つい……次の誰は>>64

絵理

花陽「絵里ちゃんです!」

絵里「私?」

希「えりち、頑張ってな」

絵里「他人事ねえ」

花陽「余裕ぶっていられるのも今の内です!」

絵里「あら、何されちゃうのかしら」

穂乃果「花陽ちゃん、あんまり絵里ちゃんを苛めないであげてね」

花陽「うう……反省の色が全く見えません!」

真姫「……ねえ、花陽」

花陽「なにッ?」

真姫「私、暇だからご飯炊き直してくるわね」

花陽「ま、まきちゃん……」

凛「にゃー」

真姫「べ、別に暇だからよ。それに、勝手に食べちゃったし……悪かったわね」

花陽「……真姫ちゃん、うん、いいんだよ。ありがとう、お願いね」

希「真姫ちゃん……そんないとも簡単に株をあげるとはなかなかやん」

穂乃果「私たち……もしかして素直に謝罪すればいいんじゃ」

花陽「上級生のみなさん! みなさんには、お米に対する誠意が微塵も感じられません! 次はどこで>>68

校庭

花陽「校庭で!」

希「野外か……」

絵里「外に行くのね。いいわよ」

凛「にゃーん」

穂乃果「はい、凛ちゃんごろごろー」

凛「くすぐったいにゃ!」

穂乃果「ワシワシッ!」

凛「ぬふうッ」

希「眼福やんな」

花陽「凛ちゃん可愛い……はッ、次は何をです! >>72

絵里「ねえ、花陽。一つだけいいかしら」

花陽「なんですか?」

絵里「私、主食パンだから。あまりお米のことは理解してあげられないの」

花陽「……>>72!」

希「余計に怒りを買ったな」

絵里「なんでかしら」

希とキス

花陽「希ちゃんとキス!」

希「……」

絵里「……」

花陽「さくっとどのようにも決めてしまいます! >>77

穂乃果「大人の階段のーぼるー」

凛「君はまだシンデレラさー」



その頃――
部室にて

真姫「ねえ、にこちゃん邪魔なんだけど」

にこ「んッ……」

真姫「キスしたら起きるかしら……」

にこ「ふが……」

にこの鼻を掴む。

真姫「このまま口を塞ぐと人工呼吸になっちゃうわね」

永遠の愛を誓って

すいません、寝落ちしてました。
また夜に

花陽「永遠の愛を誓いつつ!」

絵里「そんなことでいいの?」

希「もっとすごいのがくるんかと思った」

絵里「私も」

花陽「え?」

凛「ガチ百合勢かにゃ?」

穂乃果「百合?」

花陽「お二人は……まさか」

希「まさか? 何のこと?」

絵里「早く済ませましょう、希」

穂乃果「百合って花のだよね?」

希「そやな。ちょっと校庭行ってくる」

花陽「あ……」

絵里と希は互いに指を絡ませて、屋上を後にする。

凛「かよちん」

花陽「はッ……予想外のけしからん展開だったので思考がストップしちゃった……二人を見届ける義務があるよね!」

凛「あ、かよちん待って! 凛も行く!」

穂乃果「ねー、白い花だよねー?」

凛「そうにゃーそうにゃー」



その頃部室――

真姫「にこちゃん顔ちっちゃ」

にこ「すー」

真姫「っと、炊飯器洗わないと」

ジャー
ゴシゴシ

真姫「っしょ」

にこ「んッ」

真姫「ッ」ビク

にこ「すー」

真姫「な、何よ。にこちゃんのくせに驚かさないでよ」

にこ「ま、まって……! 心の準備が!」

真姫「きゃッ!?」

にこ「すー」

真姫「寝言……」

ゴシゴシ

真姫「そんなにショックだった……?」

にこ「……」

真姫「……ごめんなさい」

にこ「……そんなんじゃないわよ」

真姫「え?」

にこ「ぐー」

真姫「起きてるの?」

にこ「にこにーは寝てます」

真姫「……」

真姫はにこを少し見つめた後、洗い終えた炊飯器にお米を入れる。

真姫「何合ぐらい炊いたらいいんだろ」

にこ「3合……ぐー」

真姫「……」

にこ「ぐー」

真姫「先にお水に浸しておいた方がいいの?」

にこ「そうね……ぐー」

真姫「バカみたい」

にこ「なんですって!」ガバっ

真姫「寝たふりの意味ないじゃない」

にこ「顔合わせずらいから、寝たふりして質問に答えてたのに!」

真姫「私を見てよ……」

にこ「うッ」

真姫「今度は倒れないでね?」

にこ「ちょ、ま、あ」

その頃、校庭――


希「……この辺りでええんやない」

絵里「そうね」

花陽「ごくり……」

凛「二人とも場数を踏んだ傭兵のように落ち着いてて、逆に怖いにゃ」

穂乃果「みんな、大人なんだねえ」ポリポリ

絵里「希……、好き」

希「……えりち」

絵里「希が好きよ……希の胸が好き。絞りたての甘いミルクのような匂いのする胸が好き。甘いミルクが溢れんばかりの豊満な胸が好き。」

絵里は希に一度口づける。

希「んッ……」

絵里「希の髪が好き。月光に照らされて輝きを放つ水面のような髪が好き」

絵里は希の顎を掴み、下唇を舐める。

希「ひゃッ」

絵里「希の唇が好き。ふっくらと包み込む口づけをくれる、下腹部を切なく締め付ける吐息を聴かせてくれる、唇が好き。希の声が好き。高くて甘い、心に染みこむ、無邪気な声が好き」

絵里は希の唇を舌でこじ開ける。そして、希の舌に吸い付いた。

希「え、えりひィッ……んッく」

絵里「希の身体が好き。抱き締めると折れてしまいそうな華奢な腰が、胸とのアンバランスさが、主張する乳首が、私を熱して冷まさない熱い膣が好き。

絵里は希の口内をじゅるじゅると吸い上げた。

絵里「でも、一番好きなのは希の心。臆病で、一歩引いてしまう、でも、自分の欲望に鈍感で人のために身を削るその美しい魂が。好きよ。大好き。希の全てが愛おしくてたまらないの」

希「えりちィ……んあッ」

希の膝がかくんと折れる。絵里は上から覗き込む。そして、最後にこう付け加えた。

絵里「愛しい希、永遠に愛することを誓うわ」

希「……うちも」










花陽「やりすぎです!」

凛「……」モジ

花陽「り、凛ちゃん大丈夫?」

凛「凛は平気だけど、穂乃果ちゃんが」

穂乃果「……」ピシッ

花陽「ポップコーンを持ったまま固まってしまってます」

絵里「お子様には刺激が強すぎたようね」

希「あらあら」

花陽「まさか、ここまでのものを見せつけられるとは思いませんでした」

絵里「もう終わりでいいの?」

花陽「もう勘弁してください」

希「……えりち」モジモジ

絵里「やだ、希夜まで我慢して」

希「えりちがあんなにいじるせいやん……」

凛「砂糖吐きそうだにゃ」

穂乃果「……」ピシ

絵里「ほのかー? ほのかー? ダメね」

希「純情やなあ」

凛「……フウッ」

絵里「あら、凛」

凛「な、なんで顎をさするの?」

希「ここ、すごいことになってるけど?」

凛「む、胸を触らないで欲しいにゃ!」

絵里・希「ヨシヨシ」

凛「ふ、二人で頭をなでないで! た、助けてかよちん!」

花陽「ふ、二人とも凛ちゃんから離れてください!」

絵里「まとめて可愛がってあげてもいいだけどね」

花陽「ひい……さくさくさくっと次の誰を決めちゃいます!>>91

ことり

花陽「次はことりちゃんです! って、ことりちゃんは?」

絵里「ことりなら、海未と一緒に生徒会室にいるわ」

希「次の総会の資料がなんたらって言よったな」

花陽「ことりちゃんは、なんでおにぎり食べちゃったのぉ?」

凛「穂乃果ちゃんが食べるなら、私も、って言ういつものワンパで食べてたにゃ」

花陽「ことりちゃんのばかぁ……ぐすん」

絵里「外は暑いし、中に入りましょうか。もう用はないでしょ」

希「ほーら、穂乃果ちゃん行くで?」

穂乃果「はッ……あ、え、うん」

花陽「この二人は危険だよぉッ……次は、どこにしよう……>>96

教室

花陽「無難に教室で……」

凛「じゃあ、凛がことりちゃんを呼んでくるね」

花陽「うん、お願い」

絵里「ペットというか」

希「小間使い?」

穂乃果「……次は、ことりちゃんなんだ」ぽー

絵里「穂乃果、これ指何本?」

穂乃果「二本」

絵里「うん、正解」

希「熱中症? お水飲んどく?」

花陽「自覚がないんですね……気を取り直して、次は、何を! >>100

アネモネハート、性的な意味で

花陽「海未ちゃんにセクハラしていただきます……無邪気さも罪!」

穂乃果「あの、ことりちゃんも海未ちゃんも悪くないんだよ。私が、オーケーサインだしちゃって、しぶしぶ付き合ってくれただけなの」

花陽「知ってて食べたなら同罪です。お米の神様も、一人はみんなのためにみんなは一人のために。等しく罰しろと仰ってます」

穂乃果「うう、ごめんね。ことりちゃん、海未ちゃん」

絵里「あの二人のことだから、穂乃果だけ怒られるくらいなら、なんて考えていそうね」

希「優しいもんな」

絵里「穂乃果にはいい薬かもしれないじゃない」

希「結果的に、穂乃果ちゃんのためにもなるんやね」

花陽「お二人とももっと反省してください! 次は、どのようにです! >>115


失禁するまでくすぐる

花陽「むむッ……米神様からのお言葉は……失禁するまでくすぐれとのことです」

穂乃果「そ、そんな」

絵里「海未はくすぐられるの弱そうね」

希「えりち、雑巾何枚か持っていっとこうか」

絵里「海未がおもらししちゃうなんて考えられないけど、そうね」

希「もらしちゃった時のフォローは、穂乃果ちゃんがしてあげるんやで」

穂乃果「うん、うんッ」

ガチャ―

凛「ことりちゃん呼んできたよー。ついでに海未ちゃんも」

花陽「あ、凛ちゃん。そう言えば、何をの前に出て行っちゃったんだったね。大丈夫だよ。海未ちゃんも一緒で」

ことり「あの、花陽ちゃん、ごめんね?」

可愛らしく首を傾げてことりが言った。

海未「だから、穂乃果を甘やかすだけではいけないと言ってるんです」

ことり「まあまあ、海未ちゃん」

穂乃果「ごめんねえッ……ごめんねッ……うええッ」

海未「な、何も泣くことないじゃないですか」

ことり「そうだよ、穂乃果ちゃん。海未ちゃんは、嫌いだから言ってるわけじゃないんだから」

海未「ことり、ちょっと…‥ッ」

ことり「ね?」

海未「もお……」

穂乃果「でも、でも……ことりちゃんは、海未ちゃんがおもらしするまでくすぐらないといけないんだよッ」

ことり「……え」

海未「は?」

花陽「では、教室へ移動しましょう」

花陽はことりの腕をひっぱり、凛が海未の腕を引っ張った。
穂乃果の言われたことを、何も理解できないまま二人は教室へ連行された。



教室――

海未「ど、どういうことですか?!」

ことり「まさか、本当にやらないとけないのかな……?」

絵里「海未、ことり。みんな辿ってきた道なのよ」

凛「つべこべ言わずにさっさとやるにゃ」

花陽「まさか、お二人だけやらないなんて仰られませんよね?」

ことり「……」

海未「で、ですが、そんなこと……ことり?」

ことり「花陽ちゃんにとってはそれくらいのことを私たちはやっちゃったんだね」

花陽「ことりちゃんなら、そう言ってくれると思っていました」

海未「待つのですことり! ことりはくすぐる側だからいいでしょうが、私は……!」

ことり「……そうだよね、海未ちゃんは何もしないでいいから」

海未「いえいえいえ! 全力で抵抗しますッ」

絵里「……さて」

希「海未ちゃんの気持ちは痛いほどわかるんやけどね」

海未「な、なんで手足を抑えるんですか!?」

絵里「まあ、食べてしまったものはしょうがないから」

希「大人しく償おうっか」

海未「お、おもらしなんて……絶対に嫌です!!」

穂乃果「うみちゃあああん!!」

海未「ほのかあああ!!」

凛「にゃあああ!!」

ことり「……おもらししたのは誰にも言わないから」

海未「誰もするなんてッ…」

花陽「時間が惜しいので、始めてください。凛ちゃん、教室の鍵をかけて」

凛「了解!」

海未「だ、誰かッ」

穂乃果「……や、やっぱりダメだよ!! こんなこと!」

海未「ほ、ほのかッ」

ことり「穂乃果ちゃん……私だって嫌だよ、でも」

花陽「じゃあ、穂乃果ちゃん……代わりに、海未ちゃんの代わりなる?」

穂乃果「なる、なるよ! 元は私が悪いんだもん! 海未ちゃんが恥ずかしい目に会うことないよ!」

花陽「だって、海未ちゃんどうする?」

海未「……ほ、のか」

穂乃果「ごめんね、どうかしてた。私が自分で償わないといけなかったのに」

ことり「穂乃果ちゃん……」

穂乃果「海未ちゃん、ことりちゃん……ごめんね」

海未「……穂乃果、あなたときたら」

ことり「海未ちゃん……」

海未とことりが目を合わせ、頷く。

海未「いいえ、ノーチェンジです」

穂乃果「な、なんでッ」

海未「聞かないでください。さあ、ことり」

ことり「うん」

穂乃果「私が、『ちょっとくらい大丈夫ばれないばれない』なんて言わなければこんなことにならなかったんだよ!?」

海未「そんなの……今さらですよ」

ことり「そうだよ。穂乃果ちゃんだから、私たち花陽ちゃんのお米だって分かってても一緒に食べたんだから」

穂乃果「二人とも、どうしてそこまで……」

海未「さあ、何でなんでしょうね」

ことり「不思議だねぇ」

ことりは海未の脇腹に両腕をそっと挟み込む。

海未「不思議ですね……ッ」

ことりの手が縦横無尽に海未の脇腹を駆け巡っていく。

海未「……ッ……んッ」

ことり「海未ちゃん……声、出していいんだよ」

穂乃果「海未ちゃんッ!」

海未「いえ、まだまだッ……ッ」

海未はことりの指が脇腹に触れる度に、腰をくねらせた。

海未「ッ……ヒッ………ッフフフフ!」

海未が急に、堰を切ったように声を上げた。ことりは無言で脇腹をくすぐり続ける。

穂乃果「こんなの、こんなのって……」

希「それだけ愛されてるんやん、むしろ誇りに思うべきかも」

絵里「海未、あなたは立派よ。これが武士道なのね」

花陽「……」

凛「気にすることないよ。かよちんは当然のことをしてるだけなんだから」

花陽「うん、今さら後には引けないよ」

凛「その意気にゃ」

ことり「海未ちゃん、脇の方に移動するね」

海未はその言葉に、肩を震わした。

海未「ヒアッ……ヒヒヒヒヒヒッ!?」

四肢が弾ける。

希「ッ……さすが、弓道部。力強いなあッ」

絵里「頑張って、希」

海未「ウエッ……ウエヒイイッ……ヒヒホオオッ……エホッゲホッ……ハアッ」

ことり「長引くと辛いだけだよね……」

ことりは体を海未の足元へと移動させた。

ことり「足の裏と足首、いくね」

海未「あッ……そ、そこはあああん!?」

ことり「こちょこちょこちょッ」

海未「やめッ……うひゃヒイイッ……アハハハハッアハハハハッ!?」

ことりは人差し指で土踏まずのへりを辿りつつ、爪を立てて雀のように突いては海未の足裏を責めたてた。
しっとりと汗ばんできた足裏を、ことりは蹂躙する。

それから足首を掴む。

海未「ふあああッ!?」

ことり「ごめん、ごめんね海未ちゃん」

左手で足を攻め、右手で上半身をくすぐる。

穂乃果「ああッ……海未ちゃん」

海未「アハハハッッハハハアハアアハハ!? もおッ!? …アハハッ……らめッ??!」

ことり「……限界? もうちょっと、我慢してね……」

見ているだけでかゆくなる光景だった。
穂乃果は知らず、自分の体を抱きしめるように掻く。

花陽「もう時間の問題ですね……」

ことり「……」

海未「はあッ……ヒヤアッ……ハハッハ……ヒイヒヒイイッ……」

ことり「我慢しないでッ……いいんだよ?」

ことりが海未の耳元で囁く。

海未「やめッ……」

ことり「……ッもう、見てられないよ。あむッ」

そして、海未の耳を一かじりした。

海未「ふあッ?!」

彼女は一度大きくのけ反った。
そして、糸の切れたように、くてんをしな垂れた。

ことり「う、海未ちゃん……?」

絵里「……穂乃果」

穂乃果「は、はい!」

絵里「海未をトイレに連れて行ってあげて」

穂乃果「い、イエッサ!」

ことり「……海未ちゃん!」

息を乱しつつ、ことりは海未の肩を担ぐ。

海未「……うッ」

穂乃果「だ、大丈夫?」

海未「これくらい……平気です」

ことり「ごめんね、ごめんね!」

涙を流してことりは海未を抱きしめる。

海未「……ふふ……あったかい」



3人が出て行って、教室に静けさが戻った。

花陽「……これで、終わったんですね」

希「受け攻めは異なるけど、全員が一応参加したことになるんかな」

絵里「どう? 復讐の炎は静まったかしら?」

花陽「怒りは収まることはないですけど、そうですね。気が晴れました。少しだけ」

希「今、真姫ちゃんからラインきたで」

絵里「どうしたの?」

希「お米炊けたって」

花陽「ホントですか!?」

絵里「良かったわね、花陽」

希「あれ、にこっちからも。おにぎりにする? って」

花陽「にこちゃんと真姫ちゃんが握るおにぎり……いいかもしれないです」

絵里「よーし、じゃあ部室に戻りましょうか」

希「せやな」

花陽「うん、凛ちゃん戻ろうか」

凛「かよちん」

花陽「なあに?」

凛「穂乃果ちゃんがまだにゃ」

花陽「あ」

絵里「あ、忘れてたわね」

希「どうするん?」

花陽「……米神様に聞いてみますね。穂乃果ちゃんへの罰は執行するべきですか? >>126

縺吶k

花陽「再安価です。 穂乃果ちゃんへの罰はしっこうするべきですか? >>131

するべなか

穂乃果「っくしゅん」

ことり「どうしたの、穂乃果ちゃん?」

穂乃果「いや、今なんだか寒気が」

海未「……二人とも、もう、大丈夫ですよ」

ことり「でも、替えの下着どうしようか」

海未「部室に行けばジャージがありますから」

穂乃果「私、取ってくるよ!」

海未「いえ、大丈夫です……部室まですぐでから。できれば二人とも私のそばを離れないでくださいね」

ことり「うん」

穂乃果「海未ちゃん……」

海未「このことは他のみんなには絶対に言わないでください」

ことり「言わないよ。安心して」

穂乃果「言うわけないよ!」

海未「ありがとう、二人とも……部室に戻りましょう」

部室――

真姫「あつッ……」

にこ「大丈夫? ちょっと、見せなさい」

真姫「だ、だいじょ」

にこ「おにぎりとか普段握らないんでしょ」

真姫「……まあ」

にこ「ふーふー」

真姫「別に冷ましてくれなくても」

にこ「はいはい。いい、見てなさい、こうすんの」ニギニギ

真姫「……」

にこ「ほら、完成。ずっと握るから熱いのよ。回しながら、こう」

真姫(にこちゃんの作ったおにぎりは、分かるようにしておこ)

にこ「こら、聞いてるの?」

真姫「き、聞いてるってばッ」

ガチャ――

穂乃果「あー、良い匂い!」

にこ「あら、おかえり」

真姫「穂乃果、花陽の許可が下りるまで食べたらダメだから」

穂乃果「もちろんだよ!」

ガチャ――

凛「あ、穂乃果ちゃんいたにゃ」

絵里「探したわよ」

穂乃果「え?」

花陽「みんな、揃った所で、米神様からのお告げを発表します。穂乃果ちゃんも、等しく罰せよとのことです」

穂乃果「あ?!」

にこ「あれ、あんたまだだったの?」

穂乃果「私だけ、まだだったんだよね……忘れてたよ」

海未「花陽、穂乃果を許してあげれませんか?」

ことり「私からも、お願いするよ」

花陽「ごめんね……でも、米神様の言うことは絶対だから……それに、やっぱり、穂乃果ちゃんだけ見逃すことは、お米に対して失礼だと思うから……だから、次のどこでを決めます! >>138

講堂

花陽「講堂へ行きましょう!」

穂乃果「わ、わわ……」

花陽「逃げることは適いませんよ?」

穂乃果「分かってるよッ」

ことり「穂乃果ちゃん……」

穂乃果「私が悪いんだよ。パンばかり食べてるから、お米の恨みを買ったんだね」

海未「私も、行きます」

穂乃果「ありがとう」

ことり「海未ちゃん……先にパンツ履こうか」

希「うちらも見に行こうか」

絵里「そうね、私たちも見に行く義務があるわ」

真姫「にこちゃん、こんな感じでいい?」

にこ「ああ、上手いじゃない。そうそう」

花陽「おおおおお、おにぎりがあんなに……早く食べたいです。よーし、次は何を! >>142


>>139

花陽「むむ、出ました! 一口食べる毎に誰でもいいからほっぺにキス ただし、一週するまで同じ人ははいけない」

絵里「えらく具体的ね」

希「食べるっていうのはおにぎりのことかな?」

花陽「おにぎりが減ってしまうのは悲しいですが、しょうがありません。おにぎりを持って講堂へ行きましょう!」

真姫「え、これって全員なの?」

にこ「みたいね」

穂乃果「こ、これくらいなら大丈夫だよ!」

花陽「米神様、他に、つけ加えるどのようにはありますか? >>146

穂乃果「えッ……まだあるのッ」

キスするときは胸をもまれながら

花陽「キスするときは胸を揉まれながら!」

絵里「それって、キスする側が揉まれるってこと?」

穂乃果「ただのキスじゃないの!?」

希「うちは一向に構わんで」

にこ「そりゃ、あんたはね」

凛「にこちゃんは支障ないにゃ」

にこ「猫耳噛み千切るわよ」

海未「……穂乃果」

ことり「穂乃果ちゃん」

穂乃果「私は、私は全然大丈夫だよッ それより、みんなこそ平気?」

絵里「女の子同士だもの、問題ないわ」

ことり「穂乃果ちゃんだもん、構わないよ」

希「うちも」

凛「凛もだいじょーぶ!」

にこ「ま、これで終わりって言うならね」

真姫「にこちゃんがいいなら、別に……」

海未「……穂乃果、キスなんてとは言いますが」

穂乃果「挨拶みたいなものだしねッ」

花陽「それでは、出発です!」

講堂――

花陽「はい、それでは穂乃果ちゃん、あーん」

穂乃果「はむッ……」モグモグ

花陽「さあ、誰からいきますか?」

穂乃果「えっと、じゃあ凛ちゃんから」

凛「えッ」

穂乃果「動かないでね」

凛「ちょ、ま、穂乃果ちゃん……ッ」

穂乃果「ちゅッ……」

凛「頬っぺた‥…そ、そうだった」

希「凛ちゃん、胸、忘れてる」

凛「あ……えい」

モミッ

穂乃果「ひゃッ……くすぐったいよぉ」

凛(……意外と大きい)モミモミ

穂乃果「り、凛ちゃん……そ、そんなに……やめッ」

凛「……あ、ごめ」ゾクゾクッ

穂乃果「?」

凛(ふ、不思議な感情が芽生えかけたにゃ)

穂乃果「普段胸なんてあんまり触られないから、変な感じだよ」

ことりちゃん「はい、穂乃果ちゃんおにぎり」

穂乃果「うんッ」

海未「なぜか、穂乃果へのご褒美になっているような」

穂乃果「ほお?」もぐもぐ

凛「凛はかよちんのペット凛はかよちんのペット凛は(ry」

にこ「あんた何ぶつぶつ言ってんのよ」

花陽「あと、7人だね。次は真姫ちゃん」

真姫「え? 私?」

花陽「とりあえず下から順にいこうと思うの」

真姫「に、にこちゃん」

にこ「ま、さくっとされてきなさい」

真姫「むッ……わかったわよ」

穂乃果「ご、ごめんね。真姫ちゃん」

真姫「ホントに……でも同罪よ私も」

穂乃果「横向いてくれる?」

真姫「はい」スッ

希「真姫ちゃん、手止まってるで」

真姫「あ……たくッ」

穂乃果「ちゅッ……」

真姫「……」もみもみ

穂乃果「ッふん……あッ」

真姫「ちょ、耳元で変な声ださ」

穂乃果「はぁッ……くすぐったいや」ニコ

真姫「……ッ」もみィ!

穂乃果「ッ…ま、真姫ちゃッ……強いよッいたッ」

真姫「あ、ご、ごめん」

真姫(な、何この変なもやもや)ドキドキ



希「ほお」

絵里「純粋ね……」

穂乃果「おにぎり美味しいよ。真姫ちゃん」

真姫「そお、それにこちゃんのやつよ」

穂乃果「あ、そうなんだ」

真姫「……ええ」

花陽「はい、じゃあ次はことりちゃんだね」

ことり「はーい」

花陽「嬉しそうにしないでください」

ことり「そういうわけじゃないよぉ」

希「はい、穂乃果ちゃんおにぎり」

穂乃果「うんッ……あむあむ」もぐ

凛「……」ドキドキ

真姫「……」ドキドキ

穂乃果「二人ともどおしたの?」

凛「な、なんでも」

真姫「ないし……」

ことり「……穂乃果ちゃんどうぞ~」

穂乃果「はーい、ちゅ」

ことり「えい」モミ

穂乃果「わッ……くすぐったいな、やっぱり」

ことり「穂乃果ちゃんて、敏感だよね」

穂乃果「そうかな?」

ことり「うん」

コリッ

穂乃果「はうんッ…‥こ、ことりちゃん、手が」

ことり「あ、うん。ごめんね」

穂乃果「ごめんねって、あ、あのそんなに胸の先端ぐりぐりしないで欲しいな……」

ことり「うん」グリッ

穂乃果「ッひィ……んッ……こ、ことりちゃ」

海未「カットカット!!??」




ことり「海未ちゃん?」

海未「こ、ことり?」

穂乃果「た、助かったよ……」

海未「ことり、1年生の前で暴走してはいけません」

ことり「私は特にそんなつもりはなかったんだけど……穂乃果ちゃんが可愛すぎて」

海未「もう馬鹿やってないで、しっかりしてください」

花陽「終わったね。次は海未ちゃん」

海未「はあッ」

絵里「ほら、穂乃果。あーん」

穂乃果「あむッ……」もぐもぐ

海未「さっさとこんなこと終わらせましょう」

穂乃果「うんッ」

海未「はい、どうぞ」

穂乃果「ちゅッ……」

海未(甘い匂い……は、触らないと)ソロ

穂乃果「んくッ」

海未(え、触るだけでいいのでしたっけ)ボソボソ

穂乃果(うんん、海未ちゃん揉んで……)ニコッ

海未「……」ゾクッ

海未「……」もみもみ

穂乃果「んッ……ふ」

海未「……」ぞく

ことり「海未ちゃん……?」ニコッ

海未「はッ、ことり」

ことり「ことりは別に構わないけど」

海未「こ、これは、ご、ごめんなさい」

ことり「気にしてないよ」

穂乃果「だ、大丈夫だよ。私、平気だから」

ことり・海未「穂乃果(ちゃん)……」

にこ「いかがわしい雰囲気出してんじゃないわよ」

花陽「次はにこちゃんね」

にこ「はいはい」

テクテク

穂乃果「……もぐもぐ」

にこ「ほら、早くしなさい」

穂乃果「ま、まっへ」ゴクッ

ことり「はい、お茶」

穂乃果「ありがとッ」ゴクゴクッ

穂乃果「ちゅッ……」

にこ「んッ」もみもみ

穂乃果「あ」

にこ「なによ」

穂乃果「くすぐったくない」

にこ「はあ?」

穂乃果「よかった、これ以上はなんだか変な気分になる所だったから」

希「それって、にこっちの揉み方が下手くそっていうことやんな」

にこ「ちょっと、こんなの上手い下手あるわけ?」

希「あるで」

にこ「じゃあ、次あんたやってみなさいよ」

希「いいけど、花陽ちゃん」

花陽「かまいません」

希「それじゃあ、穂乃果ちゃんおいでー」

穂乃果「あ、うん……」モグモグ

穂乃果(少し苦しくなってきた……)ケプツ

希「……まずは」

穂乃果「あ」

希「優しく、抱きしめてあげるやろ?」ぎゅう

穂乃果「……わ」

希「で、後ろから抱きしめるようにして、胸の上の方をゆっくり撫でて」

穂乃果「ふんくッ」

希「ちょっと、相手表情を確認。いけそうやったら、そのまま下乳に下りていって……ええか、いきなり刺激を与えるんは無粋なんや。もちろんワシワシは友達同士なら問題ないけどな」

穂乃果「……ッ」カア

希「どうしたん?」

穂乃果「だ、だってみんなに見られてる」

希「穂乃果ちゃん、可愛いからやんな」

穂乃果「ええッ?」

希「それで、円を描くように先端の周りを撫でて」

穂乃果「ッぅ……胸が変、切ないッ」

希「相手の反応が良さげなら、次に包み込むように揉むべし」

絵里「ちょっと希それくらいにしておかないと穂乃果が」

希「え?」

穂乃果「ふにゃッ……」くてん

絵里「もお、何やってるのよ」

希「つい熱くなってしまった」

穂乃果「……のぞみちゃん」

希「うん?」

穂乃果「ちゅッ」

希「あら、ごちそうさま」

穂乃果「えへへ……」

希「どや、にこっち」ニコ

にこ「恐らく使うことはないわ」

希「えー」

絵里「希」

希「なん?」

絵里「あんまり寂しくさせないでよ」

希「あ……うん。ごめんな」

絵里「いいの、分かってくれたなら」

花陽「最後は、絵里ちゃんだね」

絵里「そうね」



海未「はい、穂乃果」

穂乃果「あむッ」モグモグ

海未「これでやっと終わるんですね」

穂乃果「うんッ」

絵里「穂乃果、こっちよ」

穂乃果「絵里ちゃん」

絵里「大丈夫?」

穂乃果「ちょっと、腰が抜けそうだったけど持ち直したから」

絵里「私も頬っぺたにキスしてくれる?」

穂乃果「はいッ……ちゅ」

絵里「……」モミモミ

穂乃果「ふうんッ……」

絵里「穂乃果」

穂乃果「なあに?」

絵里「誰のが一番気持ち良かった?」

穂乃果「え、ええッ」

ここまで
またよるに

穂乃果「気持ちが良いかって言われても良くわかんないッ」

希「穂乃果ちゃんその割にはよがってたけどな」

絵里「自覚のないのも困りものね」

凛(危うく行けない道に迷い込む所だったにゃ)

真姫(私には、にこちゃんがいるのに……意味わかんない)

海未(みんなの穂乃果を見る目が先ほどと違うような?)

ことり(……ちゅん)

にこ「何よ、急にみんな黙りこくって?」

花陽「……さて」

凛「かよちん?」

花陽「これで穂乃果ちゃんも一人一人に胸を揉んでもらって、罪を償ってもらうことができました」

穂乃果「お米の恨みは恐ろしいんだね」

花陽「ふふッ、それを、分かってもらえて良かったです」

穂乃果「これで、私たち許されたの?」

花陽「……」

凛「かよちん……」

花陽「失ったものは大きいですが、新しく生み出されたものもまた大きいです。みんなで一緒に、おにぎりを食べましょうか!」

一同「はーい!」





終わり

アホssに付き合ってくれてありがとう!

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