姫川友紀「鍋したい!」 (29)

モバマスSSです

書き溜めあります

一応下記の続編ですが、続編要素はほとんどないです

新田美波「大人になります」(新田美波「美波、大人になります!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1406452325/))

微エロ(?)アリ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1407649237



姫川友紀「鍋したい」

新田美波「はい?」

友紀「だーかーらー、鍋し~た~い~」

美波「あの、友紀さん、夏の暑さにとうとうやられてしまったんですか」

友紀「なっ、いつになく手厳しいね美波ちゃん!」

美波「だって今日真夏日ですよ?」

友紀「大丈夫大丈夫! 部屋締め切ってエアコンかければ冷えるから!」

美波「な、何を言ってるんですか。それにこの前もつ鍋食べたじゃないですか」

友紀「お店で食べるのは違うんだよ! 鍋パ! 鍋パーティーしよ!

冬に鍋パやり損ねちゃったしさ。冬は美波ちゃん未成年でアウトだったし」

美波「そ、そうでしたけど…」

友紀「ね? ね? いいでしょ?」

美波(カワイイ)キュン

美波「ふふっ、しかたないですね。じゃあ、やりましょうか」


荒木比奈「で、なんでアタシの家なんスか……」

友紀「オフの日にエアコンガンガンかけて部屋でゴロゴロしてそうだったから!」

比奈「突然の訪問な上に、めっちゃ失礼ッスね」

友紀「で、実際のところは?」

比奈「もはやノーブラでごろごろしてました」

友紀「ね? やっぱり比奈ちゃんの家がアタシたちのホームグラウンドなんだよ」

美波「あ、あの、一応私は止めましたよ?」

比奈「止めて止まる人じゃないって知ってるんで大丈夫ッスよ、美波ちゃん」

友紀「ふっふっふ、これがアタシたちの信頼関係だよ!」

美波(ドヤ顔するとこじゃない気が……)

友紀「ちなみに美波ちゃんも途中からノリノリだったよ!

『本当にエアコン全開なんですかね?』『どんな部屋なんでしょう♪』『友紀さん! 夏はトマト使った夏野菜鍋がいいですよ!』って」

美波「ちょ、ちょっと友紀さん///」

比奈「美波ちゃん……」ジトー

美波「ご、ごめんなさい、比奈さん」

比奈「なんちゃって。気にしてないっスよ、美波ちゃん。やるからには楽しんじゃいましょう!」


友紀「この買い出しが醍醐味だよね!」

美波「そうですね♪ 何鍋にしましょうか」

比奈「せっかくなんで、おいしいお肉入れたいっスね」

友紀「ビーフ! ビーフ!」

美波「夏野菜もいろいろ買ってみましょうか」

比奈「トマトにナスに、あ、オクラやモロヘイヤなんかも入れると粘り気あって面白いかもッスね!」

友紀「ビール! ビール!」

美波「友紀さん、まずは具材から! 飲み物はその次ですよ♪」

比奈「友紀ちゃんはビールはどこ党スか?」

友紀「うーん、やっぱアタシはキ○ンビールかな! 老舗で強いとこがキャッツっぽいし♪」

比奈「予想通りっすね~ 美波ちゃんは、っていうほど飲んでないっすよね」

美波「そう、ですね。この前誕生日に飲んだのは、エ○スビールでした」

比奈「あー、それも間違いないですね」

友紀「じゃあさ、今日はいろんな銘柄買って、飲み比べみよっか♪」

比奈「いいっスね! 美波ちゃんもそれでお気に入りを見つけられますね」

美波「ふふっ 楽しみです♪」

「お会計、1万373円です」

友紀「……ぶっちゃけさ、アタシたち結構稼いでるよね?」

比奈「ま、まぁそうッスね」

美波「Pさんのおかげですね♪」

友紀「というわけで…やるしかないね」

比奈「ま、マジっすか。じゃあ負け払いで」

美波「あ…なるほど…」

友紀「せーのっ」

『最初はグー! じゃん、けん、ポンッ』

友紀「おかしい、こんなことは許されない」

比奈「ふふ、こういうのは言いだしっぺが負けるんス」

美波「ごちそうさまです♪」

友紀「やっぱ、ほら、勝った人にしよう! 男気! 男気じゃんけん!」

比奈「私たち女の子なんで、ね、美波ちゃん」

美波「はい♪」

友紀「この短時間でコンビ力高まりすぎでしょ! 比奈はアタシの第二捕手役じゃなかったのかー!」

比奈「出場機会を求めてFA宣言したッス!」

友紀「ぐぬぬ」

「おい、あれユッキじゃね?」

「一緒にいるのってまさか美波ちゃん!?」

「荒木先生までいるぞー! うぉぉぉぉぉぉ!」

比奈「あ、ほら友紀ちゃんが騒ぐからバレちゃったじゃないスか!」

美波「ど、どうしましょう」

友紀「大丈夫! アタシに任せて!」

比奈「おぉ!」

友紀「こういう時はねぇ……逃げる!」

比奈「えぇ!? ってもう走りだしてる! 美波ちゃ、え、美波ちゃんも!?」

バタバタバタバタ


比奈「ゼェハァゼェハァ」

友紀「いやー何とか撒けたね!」

美波「比奈さん、大丈夫ですか?」

比奈「だ、大丈夫、じゃ、ない…ッス。体育会系に…文化系…混ぜたら…ダメッス…」

友紀「たまにはいい運動も必要だよ! はー、走ったらなおさら暑くなってきた! 早く帰ろ!」

比奈「ハァハァ、この野球バカ、一回殴ってもいいッスか?」

美波「あ、あはは、私は止めませんよ?」


スパコーンッ



友紀「はぁ~涼しい! サイコーだねっ!」

美波「すみません、つけっぱなしで出かけさせてしまって」

比奈「いや、いいんスよ。それにつけっぱなしの方が、あったまったの冷やすより案外エコらしいっスから」

美波「へぇ~ 勉強になります♪」

友紀「早速ビール、と行きたいとこだけど、さすがに走って揺れたからなー。冷蔵庫に封印しなきゃ」

比奈「友紀ちゃん、ビールしまうついでに、コップも冷凍庫に入れといてほしいっス」

友紀「おぉ、ナイスプレーだよ、それ! キンキンに冷えたビールを飲めるね!」

美波「じゃ、私は調理の準備しますね」

比奈「アタシも手伝うッス」


美波「比奈さんのお家って、一人暮らしなのにいろいろ揃ってますね♪ コップもたくさんあったし」トントントン

比奈「あーそれはうちがたまり場になってるからッスね」

美波「たまり場?」

比奈「一人暮らしの大人たちがふらっとやってくるんスよ。友紀ちゃんは常連っすね。

あとは、楓さんとか、あ、美優さんもこないだ初めて来たッス」

美波「それでいろいろ揃ってるんですね」

比奈「アタシが揃えたわけじゃないんスけどね。みんな勝手に買って、置いて行くんスよ」

美波「あ、そうだったんですか…ごめんなさい、私手ぶらできちゃって……」

比奈「いやいや、いいんスよ。来てくれただけで、うれしいッス

こうやって、みんなと一緒に楽しいことしてると、アイドルになってよかったって思うんスよね」

美波「比奈さん…」キュン

比奈「だから、美波ちゃんにはこれからもたくさん遊びに来てほしいッス!」

美波「はい、よろしくお願いします♪」

比奈「で、さっきから陰でニヤニヤしてる友紀さんもちょっとは手伝うッス」

友紀「ばれてた? ふっふっふーいい感じの雰囲気だったよーお二人さん♪」

比奈「まったくもう……」

美波「ふふっ」



美波「それではっ」

友紀・比奈・美波「かんぱ~い!」

友紀「くぅ~! おいしい!」

比奈「夏のビールは格別っスね~」

美波「私もだんだん良さがわかってきました♪」

友紀「ささ、鍋も食べよう!」

『いっただっきま~す』


友紀「牛肉、牛肉」

美波「お肉、お肉♪」

比奈「ちょ、二人とも! 肉にがっつきすぎッス!」

友紀「甘い!」

美波「そうですよ、比奈さん! 肉にキープはないって習いませんでしたか?」

友紀「美波ちゃん、立派になって」ウル

比奈「体育会系はよくわからないっス…でも肉は譲れないッス!」


友紀「ビールはね、喉で飲む! こうっ!」グビッグビッ

美波「やってみます!」グビッグビッ

比奈「おぉ~いい飲みっぷりッスね!」

美波「んっ……苦い…でも、濃い…ですね」ポー

比奈(エロい)

友紀「焼酎と言えば九州! 宮崎、黒霧島! 少しかき混ぜてロックでどうぞ!」グビッ

美波「飲んでみます!」ぐび

比奈「あ、アタシはお湯割りで…」

美波「のどに、直接…んっあつい……」ポーっ

比奈(エロい…黒霧おいしい)


友紀「わっはー! まだまだ飲めるよー!」

比奈「もうあとチューハイしか残ってないっス」

美波「」ポケー

比奈「あ、あれ、美波ちゃん?」

美波「」スック ヌギヌギ

比奈「ちょ! 何脱ぎ始めてるんスか!」パサッ

美波「比奈さん、アツいの」

友紀「わっはー! 脱げ脱げー!」

比奈「えぇぇ!?」

美波「おふろーおふろはいるぅ。走ったときの汗ながすぅ」

比奈「よ、酔っ払いに風呂は危ないッス! せめてシャワーで…」

美波「」コクン


比奈「美波ちゃん、大丈夫ッスかね」

友紀「だいじょーぶだいじょーぶ! ほら、比奈も飲みなさいっ」

比奈「あーい」グビッ

ガチャ

比奈「あ、おかえ…全裸!?」

美波「ひーなーさぁん、ふくぅ」ウルっ

比奈「あぁ! 着替えなかったんスね!ちょっと待っててほしいッス」

友紀「」ツンツン

美波「あうっ」

比奈「やめたげてほしいッス!」

友紀「いい肌してますな~」サワサワ

美波「んっ」

比奈「は、はい! 美波ちゃん! 下着!」

美波「」ハキハキツケツケ

比奈(ホッ)

美波「うー、みんなばっかりずるい」

比奈「えっ」

美波「私もみんなの見るーユッキぬげー!」

友紀「おきゃくさぁん、高くつくよ~」

美波「そうやって逃げるー一番小さいからってぇ」

友紀「むっ聞き捨てならない! いろつやはりじゃアタシが一番だしっ」スッポーン

美波「こ、これは」サワサワムニムニ

友紀「どやっ」

美波「だいきょうきん」

友紀「」

美波「私が柔らかくしてあげますぅ」ガバッ

友紀「あ、ちょっ、んんっ、み、美波ちゃ」ワッハー

比奈(ここここここれは大変なことになったッス…落ち着かなきゃ、落ち着かなきゃ)グビグビ

美波「ひ~な~さ~ん、お待たせしました~」

比奈「み、美波ちゃん、落ち着いて」

美波「逃げるなんて、穏やかじゃないですねぇ」ツカミメクリ

比奈「あ、あうぅ」

美波「悪い風にはしませんよ、ふふっ」

比奈(あ、もうどうにでもなれ)トローン

ヒナヒナー

pipipipipipipi

美波「あれ、朝……うぅ、頭いたーい…ここは…あ、比奈さんの家。

えっと、鍋始めて…えっと、あれ?」

友紀「」クカー

比奈「」

美波「もう、二人して服脱いで寝てるなんて…ふふっ

二人が寝てる間にお風呂借りちゃお。あれ、こんな下着つけてたかなぁ」



おしまい

ありがとうございました

元ネタ
おどろき戦隊モモノキファイブ 中村さんが日笠さんにゴミと言われちゃう回

もじゃ先輩とさくら君 洲崎さんが佐倉さん宅に遊びに行ったことを報告した回


前作から今作までの間に
ウエディングユッキを特訓
夏休みメダル比奈を2枚取り
スタドリ350個入手

美波をお迎えするか、新しいのを待つか…!!

友紀「うぅー頭いたーうえ」

美波「友紀さん、おはようございます」

友紀「あ、美波ちゃんおはよう! いい匂い…雑炊?」

美波「そうです♪ 昨夜の残りで作っちゃいました」

友紀「ありがと! いやー、記憶飛ぶまで飲んだの、久しぶりだよ~」

美波「友紀さんも忘れちゃいました? 私も忘れちゃって」

友紀「美波ちゃんも? でもそのくらい飲むときは飲んじゃったほうがいいよね♪」

美波「そう、なんですかね? 楽しかったなーってのはぼんやり覚えてます」

友紀「うんうん、そんなもんでいいんだよ」

ガタッ

美波「今音が…比奈さんかな?」

友紀「だろうね、家主起こそうか!」

美波「じゃあ私行ってきますね」

美波「比奈さーん! 朝ですよー!」

比奈「ヒッ あ、みみ、美波ちゃん、おはよっす……」

美波「? どうしたんですか? あ、雑炊作ったんで、食べましょう♪」

比奈「は、はいっす…」



友紀「おはよう、家主さん」

比奈「お、おはよっス…友紀ちゃんは昨夜のこと…?」

友紀「いやー、それがさ、すっかり忘れちゃって」

比奈「じゃ、じゃあ大丈夫ッス…(あの様子じゃ美波ちゃんも忘れちゃってるみたいッスね…)」

美波「三人そろったので、食べましょう♪ いただきます」

比奈「」ビクッ

美波「? 比奈さん、大丈夫?」

比奈「だ、大丈夫ッス」

比奈(な、なわけないッス…昨日…)

美波『う~ん、やわらかぁい』

比奈『うにゃー』

美波『引きこもりっていってたのにぃ なんでこんなしまってるんですかぁ』サワサワ

比奈『あ、ちょ、おなかは、くすぐったい』

美波『ふともももぉ、運動しないほうが、あんがい細くてやわらかいのかなぁ』モミモミ

比奈『あうぅっ』

美波『でもやっぱここが一番やわらかぁい』モミモミ

比奈『んんっ』

美波『比奈さぁん、私、ほてってきちゃったぁ』

比奈『えっ、あうっ』

美波『ね、いいでしょ?』

比奈『……は、はいぃぃ』

美波『ふふっ』

比奈『』メギュッ


比奈『…………』


比奈『…………?』



美波『』クカー



比奈『あ、あれ、美波ちゃん…』ションボリ

比奈『はっ、なんでションボリしてるんスかアタシは』





比奈『うぅ…目が冴えて眠れないッス…』

↑訂正
美波『ふふっ』→美波『ふふっ、いただきます』

比奈(思い出したら火照ってきたッス)

美波「比奈さん、昨日、もしすごい失礼なことしちゃってたら、ごめんなさい。

昨日のこと、私、忘れちゃって…もしかして、怒ってますか?」

比奈「え、あ、いや、全然そんなことないッス!」

友紀「そうそう、お酒の席では無礼講だっ」

美波「でも…」

比奈「ホントに失礼なこととか何もなかったッス!」

美波「よかったぁ…ほっとしました」ニコ

比奈「」キュン

比奈(はっ、なにときめいてんスか、アタシ)

比奈「美波ちゃん」

美波「はい?」

比奈「また、お酒飲みましょ」

美波「はい、ぜひ♪」ニッコリ

比奈(ま、また今度、た、確かめるっす)

友紀「ささ、食べよー!おなかぺこぺこだー!」




おまけ終わり

※美波は先月の誕生日で20歳になってる設定です。

完結報告してきます。ありがとうございました

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